特定外来生物「ハイイロゴケグモ」が茨城県内で確認されました
ハイイロゴケグモは、毒を持つクモです。
発見しても絶対に素手で触らないようにしてください。
生態等
側溝、溜め桝、壁のわれめ等の隙間、自販機の下等を好みます。
体長はメス約12~16ミリ、オス約6~8ミリ。白から黒まで体色には変異があります。
腹部の背面に縁取りのある赤褐色の斑紋、腹面に赤色の斑紋があります。
メスのみ毒を持ち、咬まれると局所の痛みや腫れが生じます。
現在は、17都府県で侵入が確認されています。
【参考】
リンク先:特定外来生物ハイイロゴケグモの確認について
駆除の方法
家庭用殺虫剤を用いるほか、熱湯をかける、靴で踏みつぶす等の方法で駆除してください。
もしかまれた場合
傷口を流水や石けん水で洗い、すみやかに医療機関を受診してください。
ハイイロゴケグモの毒での死亡例は報告されていませんが、咬まれると局所の疼痛、熱感、痒感、紅斑、硬結、区域リンパ節の腫張などの症状があらわれることがあります。
通常は数時間から数日で症状は軽減しますが、時に脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などの全身症状が数週間継続することがあり、重症化すると、進行性の筋肉麻痺が生じることがあります。
ハイイロゴケグモと疑わしいクモを発見した場合は
茨城県環境政策課生物多様性センター又は生活環境課へご連絡ください。
茨城県生物多様性センター029-301-2940