ブルガリア料理教室を開催
令和6年1月28日、ブルガリア出身のアントニオ・アンゲロフさんを講師として招き、同国の料理作りと文化紹介を行いました。
アントニオさんは日本在住歴10年で、講師や通訳、俳優、タレント業など幅広い分野で活躍されています。今年度ブルガリアのシリストラ市が桜川市を来訪した際は、通訳としてご協力いただきました。
文化紹介では同国が世界最大のバラの生産国となった歴史的背景や恵まれた気候風土であること。また、日本で馴染み深いヨーグルトや同国出身の相撲で活躍した琴欧州についての話など、写真や映像を交えて紹介されました。
料理教室では、「ワインステーキマッシュルーム添え」「ブルガリア風目玉焼き」バラのジャムを使った「水切りヨーグルトのデザート」の調理を行いました。
参加者からは、「簡単に作れておいしい」「また参加したい」などの声もあり有意義な時間が過ごせました。
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講師から料理を習う参加者の皆さん |
ブルガリアで食べられるフェタチーズを使った料理を作りました |
フィリピン料理教室を開催
令和5年10月15日、フィリピン出身の井上マリアさんを講師として招き、同国の料理作りと文化紹介を行いました。
井上さんは日本在住歴31年で、以前に4年間桜川市でALT(外国語指導助手)として勤務経験があり、現在は筑西市でカフェ経営と英会話講師をされています。
当日は17人が参加し、講師の指導の下、「バナナの春巻き」「春雨焼きそば」「鶏肉のスープ」の三種類の料理作りを体験しました。
参加者は、初めてのフィリピン料理作りや完成した料理の試食を楽しんでいました。また、講師からのフィリピン文化や習慣についての紹介では、質疑応答も交えて楽しい時間を過ごし、「島によって文化の違いがあり面白かった」との感想が聞かれました。
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食事をしながらフィリピン文化についての説明を受けました | フィリピンのお醤油やバナナを使って料理を作りました |
フィリピン共和国バコール市へ学用品を寄贈
令和5年12月12日から14日にかけて、関係団体の協力の下、桜川市内で寄付を募った学用品の寄付贈呈式に出席するためバコール市を訪問しました。
滞在初日は在フィリピン日本国大使公邸で越川特命全権大使を表敬訪問しました。大使からはフィリピンの産業や経済、教育文化、また日本との関わりについての説明を受けました。桜川市からはバコール市との交流について報告し、今後の交流についての意見交換を行いました。
滞在2日目はバコール市のバヤナン小学校を訪問し、桜川市とバコール市の英会話交流の様子を視察しました。両市の小学生がビデオ通話を使って英語で自己紹介をし、その後バヤナン小学校の児童による民族ダンスが披露されました。英会話だけでなく、お互いの学校の様子や文化を学ぶ児童の姿、良好な通信環境を確認することができました。
その後、バコール市役所にて執り行われた学用品寄付贈呈式に出席し、ストライクバコール市長に学用品の一部を直接寄贈しました。ストライク市長から今回の寄付についての謝辞が述べられ、バコール市の子供たちの教育に活用していくことが伝えられました。
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バコール市役所にて行われた贈呈式 |
桜川市とバコール市の英会話交流の様子を視察 |
ー学用品寄贈までー ※現在学用品の寄付は受け付けておりません。
平成31年から令和2年にかけて、桜川市内で学用品の寄付を募りました。寄付品はランドセル、ノート、筆記用具、楽器類で、桜川市市内で集められたものに加えて、県西地区女性ネットワーク委員会OG有志の皆さんが県西地区の小中学校PTAの方々より寄付を受けた学用品も含まれています。
新型コロナウイルスの影響で寄贈できない状態が続いていましたが、コロナ禍の終息を受け、今年度の7月に梱包作業を行い、11月に集荷、12月にフィリピンに到着しました。
寄付にご協力いただいた皆様、梱包・集荷にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
【寄付品の内容 :ランドセル428個、筆記具1545本、ノート759冊、マーチングドラム・ピアニカなどの楽器類706個、チョーク1100本、絵本612冊】
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寄付した学用品の一部 市国際交流協会の有志の方と梱包 県西地区女性ネットワーク委員会
OG有志の方と集荷
ブルガリア共和国シリストラ市を訪問
令和5年9月11日から16日にかけて、「シリストラの日」の式典への招待を受け、桜川市副市長をはじめとする5名の訪問団がシリストラ市を訪問しました。
滞在初日は在ブルガリア共和国日本国大使館の奈良平特命全権大使を訪問し、ブルガリアの産業や経済、教育文化、また日本との関わりについての説明を受け、今後の交流についての意見交換を行いました。
滞在2日目はシリストラ市役所にて行われた友好交流都市間の交流式典に参加しました。会場にはシリストラ市の友好交流都市であるキキンダ市(セルビア)、カララシ市(ルーマニア)、チェハヌフ市(ポーランド)の各市長や担当者が集まり、ナイデノフ市長の下、各市の紹介や交流状況、これからの互いの取り組みについての意見交換が行われました。また、市内の歴史遺産やドナウ川、ルーマニア国境を視察し、市の産業や文化について説明を受けました。
滞在3日目の9月14日は「シリストラの日」で、市内の教会で行われたミサや、同市議会による式典に参加。その後、中央広場にて桜川市副市長が会場に集まった市民に向けて挨拶をしました。会場には大勢の市民が集まり、盛大な歓迎を受けました。
最終日には市内の幼稚園と中等教育学校を視察。世界で導入が進む先進的な教育プログラムであるSTEM教育(※)に関する考えを学びました。最後に行われたナイデノフ市長との会談では、今後は子供たちなどとの市民間交流を検討していきたいとの考えが述べられました。
※STEM教育…科学・技術・工学・数学を横断的に学ぶことで、考える力や問題解決能力を養う教育。
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友好交流都市間交流式典 | シリストラの日の式典での副市長挨拶 |
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中等教育学校を訪問 | ボランティア等で活躍された市民を表彰する式典に参加 |
ブルガリア共和国シリストラ市訪問団が来訪
令和5年4月、4年ぶりにシリストラ市訪問団を本市に招待し、SAKURAフェスティバルや市内の視察等を通して互いの理解を深め、友好を再確認しました。
シリストラ市訪問団が桜川市を訪れるのは、今回が4年ぶり4回目です。訪問団はユリヤン・ナイデノフ市長をはじめとする6名で構成され、市内各所を視察しました。
訪問団は令和5年4月14日夜に到着。15日は交流のきっかけとなった岩瀬石彫展覧館(亀岡地区)の浅賀氏を訪問し、富谷地区の桜を鑑賞した後、歓迎レセプションに参加しました。歓迎レセプションでは真壁白井座による人形浄瑠璃が披露され、日本の伝統文化に触れました。
16日は、SAKURAフェスティバルや市内の空手道場訪問、そば打ち体験を通して市民と交流しました。また、市内酒造のひな飾り鑑賞や雨引山楽法寺での護摩祈祷に参加しました。
日本滞在最終日には、ブルガリア共和国特命全権大使のマリエタ・アラバジエヴァ氏を表敬訪問し、今回の桜川市訪問の報告や今後の両国の関係進展についての意見交換を行いました。
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交流のきっかけとなった浅賀氏を訪問 | 空手道場で子供たちと交流 |
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そば打ち体験 | SAKURAフェスティバルで出展を見学 |