「リボーン・アートボール2020ワークショップ」を開催しました

令和3年12月4日(土)、真壁伝承館で「リボーン・アートボール2020ワークショップ」を開催しました。
リボーン・アートボールとは、使い古されて捨てられてしまうスポーツ用のボールをアートの力で再生させる「スポーツ」と「アート」と「リサイクル」を融合した取り組みで、東京オリンピック・パラリンピックの文化プログラムとして茨城県で始まりました。今回のワークショップには、市内の児童と保護者あわせて70名が参加し、この文化プログラムの企画提案者である筑波大学芸術系の太田圭教授と学生も来場されました。
参加者は、県内の学校や有名スポーツチームから提供されたボールから好きなものを選び、26色の絵具を使って、思い思いに色を塗ったり絵を描いたりしました。児童はご家族やお友達と一緒に熱心に取り組み、ボールが完成すると、「見て!」と嬉しそうに周りの人に見せたり、ボールと一緒に記念写真を撮ったりしていました。
参加者からは、「捨てられるボールがアートとして生まれ変わるのは素敵だと思う」、「親子で参加できて良かった」、「とても楽しかった、また参加したい」との声が聞かれました。
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お父さんと一緒に制作 | 皆さん真剣な表情で色を塗っていました |
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素敵な笑顔とアートボール | 小さい子も頑張りました | キャラクターが上手に描けました |
「モンゴルオンラインツアー」を開催しました
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辺り一面雪景色の遊牧民宅 | スフバートル広場 |
令和3年11月27日に、ウェブ会議アプリZoomを使用して「モンゴルオンラインツアー」を開催しました。
モンゴルの「草原でゲルに暮らす遊牧民宅」と、著しい経済発展を遂げている「首都ウランバートル中心部」を生中継で繋ぎ、現地のモンゴル人のツアーガイドが遊牧民の生活と首都の街並みを案内しました。
「草原でゲルに暮らす遊牧民宅」の案内では、伝統的な遊牧民の住居「ゲル」の造りや遊牧民の生活、食文化についてガイドより説明がありました。訪問したお宅では、電気やWifi環境が整っていることや、軽トラックで年に数回ゲルを移動させて移住しているなどの興味深い話を聞くことができました。
「首都ウランバートル中心部」では、ガイドからスフバートル広場の歴史やモンゴルの言葉、ウランバートルの交通事情などの説明があり、モンゴルの歴史と発展が感じられました。
参加者の皆さんから「人口の何%が遊牧民なのか?」や「ロシア語のキリル文字は理解できるのか?」「物価はどれくらいか?」などの質問があり、ガイドからの説明に関心が寄せられていました。
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遊牧民のお宅訪問 | ウランバートル市内中心部 | 遊牧民宅を案内 | 市内中心部を案内 |
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参加者の皆さん |
学校給食でモンゴルの食文化を体験

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会前の令和3年7月15日、市のホストタウン相手国であるモンゴル国への理解を深め、同国の選手たちへの関心を持って大会を観戦してもらうため、市内の小・中・義務教育学校にて同国の料理を給食で提供しました。
この日のメニューとして、肉や野菜を小麦粉の皮で包んだ「パオズ」「モンゴル風肉うどん」「ポテトサラダ」「乳飲料」が用意されました。
児童から「美味しかったので、またモンゴル料理を食べてみたい」「家族が射撃をやっているので、モンゴルの射撃選手にも頑張って欲しい」などの感想やエールが聞かれました。
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児童生徒がモンゴルとブルガリアの射撃選手へ応援メッセージ
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思いを込めて各校1枚の応援フラッグを制作 | 全校生徒のメッセージカードを添えたサクラのくす玉 |
令和3年5~6月に、市内の小・中・義務教育学校計13校の児童生徒約1,400名が、東京2020オリンピック競技大会に出場するブルガリア共和国とモンゴル国の射撃選手を応援するため、応援フラッグへの寄せ書きやメッセージカードを添えたサクラのくす玉制作を行いました。
小・義務教育学校前期課程では、高学年の代表クラスの児童らが、応援フレーズが紹介された資料を参考に、ブルガリア語やモンゴル語などで応援フラッグへ寄せ書きをしました。
児童からは「ブルガリアのことを調べて、新たな発見がありました。」「モンゴルの選手たちに、『頑張れ!!』という気持ちを込めて書きました。」などの感想が寄せられました。
中・義務教育学校後期課程では、生徒会や美術部などが代表して折り紙でサクラのくす玉を制作。そして、全校生徒が記入したメッセージカードをくす玉に下げました。
メッセージカードには、ブルガリア語やモンゴル語で「夢を目指して頑張れ」や「私たちも応援しています」など思い思いの激励の言葉が書かれました。「選手たちが勇気をもらってくれると嬉しい」と生徒たちは応援の気持ちを抱いていました。
児童生徒たちからブルガリア共和国とモンゴル国の射撃選手に贈られた応援フラッグとサクラのくす玉が、東京2020オリンピック競技大会において、選手たちの力となることを願っています。
その他の写真や先生生徒のコメントなど、詳細を下記に掲載しています。
- ブルガリア射撃選手へ応援メッセージ(詳細)
- モンゴル射撃選手へ応援メッセージ(詳細)
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応援フラッグに選手を応援するイラストも描きました | 完成した応援フラッグと集合写真 |
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みんなの思いが込められたサクラのくす玉 | キリル文字のメッセージに挑戦 |
聖火リレートーチを展示しました

5月31日、6月1日の2日間、東京2020オリンピック・パラリンピック聖火リレートーチを大和庁舎1階市民ホールに展示しました。
2つのリレートーチは、茨城県の44市町村で順番に展示されており、桜川市は結城市から受け取ったトーチを2日間展示した後、笠間市に受け渡しました。
短い展示期間ではありましたが、幅広い年齢層の方にお越し頂きました。
ご来場された方は、トーチの色や造形の美しさに魅了され、写真を撮ったり間近で鑑賞したりして楽しんでいました。
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トーチを鑑賞する来場者 | 茨城県で行われる聖火リレーについての展示 |
学校給食でブルガリア料理の給食を提供

5月19日に、市のホストタウン相手国であるブルガリア共和国の料理を学校給食で提供しました。市内の小・中・義務教育学校全13校で実施し、児童・生徒ら約2,800名が、同国の食文化に触れました。
メニューとして、棒状のハンバーグ「ケバプチェ」、チーズが盛り付けられた「ショプスカサラダ」、豆と野菜のスープ「ボブチョルバ」、デザートとして「ブルガリアヨーグルト」などが用意されました。
校内放送では、ブルガリアのホストタウンとなったきっかけや、ブルガリアのオリンピック注目競技、今日の給食メニューが紹介されました。
児童からは、「ブルガリア料理は珍しかったけれど、どの料理も美味しかった」や、「外国の料理に関心を持った」などの感想をいただきました。
次回7月には、もう1つのホストタウン相手国であるモンゴル国の給食を提供予定です。
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先生がブルガリアの説明をしてくれました | ブルガリア料理の給食 |
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楽しい給食の時間 | 一生懸命給食の準備をする1年生 |
モンゴル国青少年へ道着900着を寄贈しました

ダンバダルジャー・バッチジャルガル大使は予想を上回る寄贈に「なんと言ったらいいか分からないくらい嬉しく思っている。(道着は)モンゴルのスポーツ選手の手に渡り、将来のメダリストが生まれるかもしれない。次のオリンピックにつながると思う」と感激した様子でした。
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道着を入れた段ボールには、3市町連携の張り紙を添付 | 大使から感謝状が贈られました |
柔道着・空手着を寄贈いただき、ありがとうございました。また、本事業への寄付も寄せられ、梱包等の費用に役立たせていただきました。皆さまのご協力に大変感謝申し上げます。
「まかべ日和」にて馬頭琴コンサートが開催されました
4月3日・4日に下宿通りにて、まかべ日和の会主催で開催された「まかべ日和」のイベントの一つとして、モンゴル伝統音楽である馬頭琴コンサートが行われました。馬頭琴は、弦に馬尾の毛が用いられた弦楽器であり、棹の先端に馬の頭部の彫刻が施されています。
演奏者として、モンゴル国出身のトウグルドゥール・バイルサイハンさんが招かれ、馬頭琴の心地よい音色が町並みに響き渡り、多くの方が引き寄せられていました。
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馬頭琴の演奏 | 馬頭琴の説明を受ける観客の皆さん |
会場にはモンゴル射撃チームを応援するのぼり旗を設置させていただきました。また、モンゴルの文化紹介・射撃競技紹介の案内をお越しいただいた皆さまに配布いたしました。