イノシシを見かけたら
桜川市内でイノシシの目撃情報・農作物の被害報告が多くなっています。
イノシシを見かけた場合には、威嚇したり、無理に追い払ったりせず、静かにそのまま立ち去りましょう。
イノシシ被害を防止するために
- イノシシのエサ場を作らない
家庭から出た生ごみや野菜くずなどを、田畑や山際に放置しないでください。
収穫しない野菜などの残渣は放置せず、ネットで囲むなど適切な処理をお願いします。 - 農地の保護管理
電気柵やワイヤーメッシュ等を設置して、イノシシの侵入に備えてください。
休耕地や耕作放棄地はイノシシの隠れ場となるため、草刈り等の適正な管理を行ってください。
イノシシの捕獲について
- 有害鳥獣捕獲期間
桜川市有害鳥獣捕獲隊と協力してイノシシを捕獲し、農作物被害の軽減に努めています。
毎年度の有害鳥獣捕獲期間は決定次第お知らせいたします。
期間中は、山麓にイノシシ捕獲用のワナが設置されています。
看板等も設置してありますが、わなを見かけた場合には、危険ですので近寄らないようにしてください。 - 狩猟期間
毎年11月15日から翌年3月31日までの狩猟期間(3月15日から3月31日まではわな猟のみ)におけるイノシシ捕獲について、捕獲者の減少や近年のイノシシ被害拡大をふまえ、捕獲報奨費を支給しています。
捕獲報奨費は、イノシシ成獣1頭につき10,000円、イノシシ幼獣(ウリ坊)1頭につき5,000円です。
捕獲報奨費は、茨城県猟友会桜川支部の会員が市内で捕獲したイノシシが対象となります。
有害鳥獣対策の補助金について
令和6年度に改正を行い、名称が桜川市有害鳥獣被害防止対策事業補助金となりました。
有害鳥獣被害防止対策のため、電気柵やワイヤーメッシュ等の侵入防止柵を設置した場合には補助金を交付します。また、新たにわな猟免許を取得した方や、箱わなを購入した方に対しても補助があります。
イノシシを対象とした対策のほか、アライグマやハクビシンなどのイノシシ以外の鳥獣を対象とした対策も補助対象です。
侵入防止柵設置事業(個人)について、茨城県の補助が上乗せされます。市補助と合わせて、最大12万円が補助されます。
補助対象事業 | 補助対象事業者 | 桜川市補助率 | 桜川市補助限度額 | 茨城県上乗せ補助限度額 | その他 |
侵入防止柵設置事業(個人) | 本市の区域内に住所を有し、本市の農地で農作物を生産している者 | 50% | 60,000円 | 市補助額と同額(60,000円) |
農作物の被害を防止するという趣旨を外れるものは対象外です。 一度補助を受けた場所(地番で判断)は、5年間は補助対象にはなりません。 領収書の期限は半年です。年度につき一人一回の申請になります。 |
本市の区域内に住所を有し、家庭菜園で農作物を生産している者 | 100% | 60,000円 | なし | ||
侵入防止柵設置事業(団体) | 農業者等で組織する団体又は3名以上で共同設置を行う農業者 | 60% | 300,000円 | なし | 同上 |
わな猟免許取得事業 | 新規でわな猟免許を取得した者 | 定額 | 20,000円 | なし | 狩猟者登録のため猟友会桜川支部へ入会した方を対象とします。 |
箱わな購入事業 | わな猟免許保持者 | 50% | 50,000円 | なし | 資材費のみを対象とします。 |
不明な点などは、桜川市役所農林課までお問い合わせください。