• 【ID】P-561
  • 【更新日】2009年3月14日
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木造阿弥陀如来坐像(もくぞうあみだにょらいざぞう)

県指定文化財 彫刻

木造阿弥陀如来坐像
指定年月日 昭和35年3月28日
所在地 桜川市本木78
管理者 祥光寺
制作時期 平安時代末

 法衣を着け、両手は肘を曲げて膝前中央で弥陀定印に結び、右足を外にして結跏趺座し蓮華九重座に座し、光背は雲烟の透彫である。
  材質は桧材で、寄せ木造りし漆泊を施している。
  構造は頭体部は共木に彫りだし、首を三道下にて割首ほぞにして矧付けている。
 頭部は両耳後ろにて前後に割矧とし、体部は背面の襟より地付まで背板として別材を矧付け、内刳をほどこしている。

 本格的な都ぶりの作風を示す作品であり、制作年代は12世紀後半から末ごろと思われる。 

 

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