桜川市では、高齢者が医療や介護が必要な状態になっても、住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けることができるよう、在宅医療を担う医療機関と介護サービス事業者などとの一体的な連携とサービス提供を推進することを目的に、さまざまな取り組みをおこなっています。
1.地域の医療・介護の資源の把握
2.在宅医療・介護連携の課題の抽出と対応策の検討
3.切れ目のない在宅医療と在宅介護の提供体制の構築
4.医療・介護関係者の情報共有の支援
5.医療・介護関係者に関する相談支援
6.医療・介護関係者の研修
7.地域住民への普及啓発
8.在宅医療・介護連携に関する関係市区町村の連携
在宅医療・介護連携推進協議会について
平成27年度より、医療・介護関係者の代表者による在宅医療・介護連携推進協議会を設置し、事業に取り組んでいます。
〇推進協議会の構成団体
真壁医師会桜川支部、桜川市歯科医師会、筑西薬剤師会、茨城県リハビリテーション専門職協会、桜川市高齢者クラブ連合会、桜川市民生委員児童委員協議会、桜川市ケアマネ会、桜川市社会福祉協議会、筑西広域市町村圏事務組合、筑西保健所
在宅医療・介護連携相談支援窓口について
桜川市では、地域の医療・介護関係者からの在宅医療・介護連携に関する相談等に対応する「在宅医療・介護連携相談支援窓口」を2か所の医療機関に設置しております。相談窓口には、在宅医療・介護連携に関する知識をもった相談員を配置し、次のような相談に応じますので、お気軽にご相談ください。
〇相談支援窓口
医療法人 隆仁会 さくらがわ地域医療センター 患者支援センター
TEL:0296-54-5100(代表)
FAX:0296-54-5108
〒309-1246 茨城県桜川市高森1000
社会医療法人 恒貴会 大和クリニック
TEL:0296-58-7788
FAX:0296-58-7997
〒309-1244 茨城県桜川市大国玉2513番地12
〇このようなご相談にお応えします
・在宅医療を希望している方の支援について相談したい。
・医療依存度の高い利用者の在宅療養には、どのような準備が必要か分からない。
・ケアマネジャーが1人だけの職場で、退院調整の関わりに不安がある。 等々
〇受付時間
月曜日~金曜日 午前9:00~午後5:00
(但し、年末年始・休日等で担当職員が不在の時は、後日対応になる場合があります。)
〇ご相談いただける方
桜川市にお住いの高齢者を支援している医療・介護関係者
医療と介護の情報共有について
医療や介護の情報が医療・介護関係者間で円滑に共有され、「入院から退院、在宅療養」と切れ目のない、より良い支援が提供できるよう手引きを作成しました。
下記「情報連携シート」や「退院前カンファレンスシート」を使用し、医療と介護のより一層の連携促進にぜひご活用ください。
1.情報共有ツール活用の手引き [PDF形式/979.48KB]
2.情報連携シート(手書き用) [PDF形式/444.61KB] 2.情報連携シートPC用 [EXCEL形式/137.74KB]
3.情報連携シート記入例 [PDF形式/424.35KB]システム案内チラシ(説明書) [PDF形式/501.53KB]
4.退院前カンファレンスについて [PDF形式/147.58KB]
5.退院前カンファレンスシート [EXCEL形式/12.58KB]
「在宅医療・介護連携のための情報共有システム(さくらネット※)」とは
医療・介護従事者がインターネットを介して患者(利用者)の支援に必要な情報を素早く共有し、在宅での生活を支援していく為のシステムです。医療や介護を必要とする方々が住み慣れた地域で安心して過ごしていけるように、医療従事者と介護従事者が連携を図り、患者(利用者)や家族に寄り添った医療・介護を提供していくことを目的としています。
※よりシステムに親しみをもっていただけるよう、令和4年12月システム登録者からの募集・投票により、システムの愛称を決定いたしました!!
システムの利用にあたって
システム利用手引書 [PDF形式/3.78MB]をご確認いただき、下記の申請様式を市へ提出してください。
【システム利用に係る申請様式】
1.システムを利用する機関(医療機関・介護事業所等)の新規登録申請【利用機関⇒市】
様式1-2 利用登録依頼書(医療機関用)又は 様式2-2A ID発行依頼書(介護事業所等用)
様式1-2(医療機関等用)情報共有システム登録依頼書 [PDF形式/371.12KB] 様式2-2A(介護事業所等用)情報連携システム利用事業所のID発行依頼書 [PDF形式/378.33KB]
様式5 個人情報の取扱いに関する誓約書(代表者用)
様式5.システム利用登録時(事業所誓約書) [PDF形式/218.91KB] 様式5.システム利用登録時(事業所誓約書) [WORD形式/16.96KB]
様式6 個人情報の取扱いに関する誓約書(従事者用) ※市へ写しを提出、原本は利用機関で保管
様式6.システム利用登録時(従業者誓約書) [PDF形式/173.06KB] 様式6.システム利用登録時(従業者誓約書) [WORD形式/15.11KB]
・受付後、発行処理を経て、従事者個人及び電子証明書のID・パスワードを利用機関へ送付いたします。 ・利用機関において、システムを利用する端末(利用機関のPC又はタブレット、スマートフォン)に電子証明書のインストールを行った後、利用を開始してください。 ※既に、「トリトラス」のID・パスワードをお持ちの方は、氏名を記入の上、備考欄にID・パスワード発行済である旨をご記入ください。 |
2.システムを利用する機関(医療機関・介護事業所等)の登録削除【利用機関⇒市】
様式3 ID停止依頼書
3.患者(利用者)部屋の作成依頼【ケアマネジャー又は主治医、訪問看護師⇒市】
様式8 情報共有同意書
様式8.情報共有システム情報共有同意書 [PDF形式/117.82KB] 様式8.情報共有システム情報共有同意書 [WORD形式/15.11KB]
様式9-1 患者(利用者)部屋作成依頼書
様式9-1.部屋作成依頼書 [PDF形式/176.11KB] 様式9-1.部屋作成依頼書 [WORD形式/16.08KB]
様式9-2 患者(利用者)部屋参加者設定依頼書
様式9-2.部屋参加者設定依頼書 [PDF形式/193.62KB] 様式9-2.部屋参加者設定依頼書 [WORD形式/17.64KB]
※同意をいただく際にご活用ください。⇒システム案内チラシ(説明書) [PDF形式/501.53KB]
・既に患者部屋があるかの確認は、市高齢福祉課へ問合せ下さい。 ・新規の場合は、ケアマネジャー又は主治医、訪問看護師が依頼書を作成してください。 |
4.患者(利用者)部屋の追加依頼【ケアマネジャー又は主治医、訪問看護師、参加する事業所等⇒市】
様式9-2 患者(利用者)部屋参加者設定依頼書
5.患者(利用者)部屋の終了【ケアマネジャー又は主治医、訪問看護師⇒市】
※提出書類不要※
患者(利用者)部屋を終了する場合、担当ケアマネジャー、主治医又は訪問看護師からのご連絡により部屋の終了を行います。
在宅医療・介護に関するアンケート調査結果について(令和6年1月)
医療・介護・福祉に携わる皆様が、在宅医療や介護について、どのようなお考えをお持ちであるかをお聞きすることで、今後の在宅医療と介護の連携推進の参考とさせていただくため、本アンケート調査を実施しました。
R5在宅医療・介護に関するアンケート調査(表紙・目次).pdf
多職種研修会について
地域の医療・介護関係者が、お互いの業務や役割を知ることや、顔の見える関係を構築することで、在宅医療と介護の連携を促進させるため、多職種研修会を開催しています。
市民講演会について
市民の皆様に在宅医療と介護の現状について広く知り、住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けることについて考えていただくため、在宅医療と介護に関する市民講演会を開催しています。
ご家族お助け(レスパイト)入院について
ご家族お助け(レスパイト )入院とは、在宅で療養されている方の介護者であるご家族等の休息(レスパイト)等を理由として、一時的に在宅での介護を受けることが困難になった場合に一定期間行う入院です。
主に、在宅療養中で医療依存度の高い方や介護保険施設への短期入所(ショートステイ)の利用が困難な方が利用できます。ご利用をご検討の際は、下記「ご家族お助け(レスパイト )入院をご存知ですか」をご覧いただき、事前に医療機関へご相談ください。
市の在宅医療・介護に関するご案内
住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、在宅医療・介護を支えるためのリーフレット『知ろう 桜川市の在宅医療・介護』を作成いたしました。
知ろう 桜川市の在宅医療・介護 [PDF形式/1.09MB]
救急医療情報キット(命のバトン)
「命のバトン」とは
本人の情報を容器に入れて、冷蔵庫に保管するものです。
救急時にかけつけた救急隊員や搬送先の病院に、身内の連絡先や病状が伝わらないケースが発生しています。
「命のバトン」に必要な情報を入れておくことで、迅速かつ適切な医療活動や緊急連絡先の確保に役立ちます。
Q.配布の対象者は?
(1)65歳以上のひとり暮らしの方
(2)65歳以上の高齢者世帯に属する方
(3)65歳以上の方で同居家族はいるが、日中おひとりで過ごされており、健康上の不安を有する方
(1) の方 地区民生委員へご相談ください。下記窓口への直接申請も可能です。
(2)(3) の方 ご本人またはご家族の方が下記窓口に申請してください。
申請窓口:高齢福祉課(岩瀬庁舎)
総合窓口課(真壁庁舎・大和庁舎)
※緊急連絡先になってくれる方を事前に確認しておきましょう。