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  • 【更新日】2025年9月1日
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【イノシシ】鳥獣被害を防ぐために

近年、イノシシ等の有害鳥獣による農業被害が相次いでいます。

鳥獣被害を防ぐためには以下の3つの取り組みが必要です。

  1. 鳥獣を寄せ付けない
  2. 鳥獣を侵入させない
  3. 鳥獣を捕獲する

鳥獣被害は捕獲だけでは防ぎきることができません。市民の皆様のご協力をお願いいたします。

 

  • 鳥獣を寄せ付けない

鳥獣はエサを求めて田畑や住宅周辺に近づき、エサがあると学習した場所には何度もやってきます。鳥獣を寄せ付けないために、収穫残さ等のエサになるものを放置せず、近づきにくくすることが大切です。

  • 農作物は残さず収穫する
  • 農作物の収穫残さを適切に処理する
  • 水田は稲刈りが終わったらなるべく早く耕起する(二番穂を出さない)
  • 庭に生えている放任果樹(収穫しない柿の木など)は伐採するか果実を収穫する
  • 生ごみを屋外に放置しない

放置された食べ物は腐っていても鳥獣のエサになり、鳥獣をおびき寄せます。おびき寄せられた鳥獣はやがて収穫前の農作物を狙うようになります。収穫残さや放任果樹、生ごみ等は適切に処理しましょう。

  • 耕作放棄地を解消する
  • 藪の刈り払いをする
  • 山・森林と農地・住宅の間に草木を生い茂らせない

耕作放棄地や藪などは草木で身を隠せるため鳥獣がよく好みます。日中も山に帰らず田畑や住宅周辺の藪などに身を潜めていることがあります。草刈りを定期的に行い、草木が生い茂らないようにしてください。

 

  • 鳥獣を侵入させない

田畑にワイヤーメッシュ柵や電気柵を設置して、鳥獣を侵入させない工夫が必要です。

また、柵は設置して終わりではありません。近くに雑草が生い茂っていると柵を突破されやすくなるので、定期的に草刈りを行い、突破されている箇所は補修してください。

市では柵の設置を促進するため、資材購入費用の補助を行っています。詳しくは農林課にお問い合わせください。

補助対象事業 補助対象者 市補助率 市補助限度額 県上乗せ補助金 備考
侵入防止柵設置事業(個人) 本市の区域内に住所を有し、本市の農地で農作物を生産している者 50% 60,000円 市補助額と同額

農作物の被害を防止するという趣旨を外れるものは対象外です。

一度補助を受けた場所(地番で判断)は、5年間は補助対象にはなりません。

領収書の期限は半年です。年度につき一人一回の申請になります。

本市の区域内に住所を有し、家庭菜園で農作物を生産している者 100% 60,000円 なし
侵入防止柵設置事業(団体) 農業者等で組織する団体又は3名以上で共同設置を行う農業者 60% 300,000円 なし

 

  • 鳥獣を捕獲する

寄せ付けない・侵入させない対策をしても被害が発生する場合は捕獲が必要になります。被害を抑えられない場合は農林課にご相談ください。

また、市では捕獲の担い手を確保するために補助を行っています。狩猟免許の取得もご検討ください。

補助対象事業 補助対象者 補助率 補助限度額 備考
わな猟免許取得事業 新規でわな猟免許を取得した者 定額 20,000円 狩猟者登録のため猟友会桜川支部へ入会した方を対象とします。
箱わな購入事業 わな猟免許保持者 50% 50,000円 資材費のみを対象とします。

 

  • イノシシに出会ったら

イノシシは本来臆病でおとなしい性格であるため、人を出会ってもイノシシが逃げてくれます。

しかし、興奮してしまうと攻撃してくるおそれがあるので注意が必要です。

 

  • 落ち着いてゆっくり行動

静かにその場を離れましょう。急に走り出したりせず、なるべく背中を見せずにゆっくりとその場を後退しましょう。

  • 攻撃したり大きな声を出さない

攻撃したり威嚇したりするとイノシシが興奮して襲ってくる恐れがあり非常に危険です。絶対に棒を振り回したり、石を投げたりしないでください。大きな声を出すのも危険です。

  • うり坊にも近づかない

うり坊(イノシシの子ども)の近くには母イノシシがいる可能性が高いので近づかないでください。子どもを守ろうとして襲ってくる恐れがあります。出産前後の母イノシシは攻撃的になっていて非常に危険です。また、うり坊にエサを与えると、人がエサの供給源であると学習してしまう危険性があるので、絶対にエサを与えないでください。

  • どうしても逃げられない場合は

人がいる方向以外に逃げ道がない場合は、人に近づいてくる場合があります。イノシシが近づいてきたら、逃げ道を譲りつつ、建物の死角などイノシシから見えない場所や、立ち木や急斜面の上などの簡単に登れない高い場所に緊急避難して、イノシシがいなくなるのを静かに待ってください。

 

なお、アライグマやハクビシンなどの中型獣もイノシシと同様で、興奮していると人を襲う危険性があるので近づかないでください。

 

  • 通報

緊急避難してもイノシシがいなくならなかったり、田畑や住宅に近づいているのを目撃したら、警察に110番通報するか農林課(0296-55-1111)に連絡してください。

このページの内容に関するお問い合わせ先

農林課

〒300-4495 桜川市真壁町飯塚911番地 真壁庁舎 1階

電話番号:0296-55-1111(代表)

ファクス番号:0296-54-0417

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