事業の概要
茨城県では、地域住民の理解を得て、地域猫活動を実践する「地域猫活動グループ」に対して、以下の支援を行っています。
・技術的支援(説明会への参加、啓発資材の配布、猫の捕獲器の貸与など)
・不妊去勢手術の費用支援(手術補助券の交付)
申請は市を通じて県に行います。詳細は茨城県のホームページをご覧ください。
「地域猫活動」とは
「地域猫活動」とは、飼い主のいない猫による過剰繁殖や糞尿被害などの問題を防ぐため、地域住民等の活動者が主体となって行う取組です。
この活動は、以下の目的のもとに実施されます。
・地域住民と野良猫の共生を目指す
・望まれない命を増やさないよう、不妊去勢手術を実施する
・餌の適切な管理やトイレの設置により、環境美化を図る
・将来的に飼い主のいない猫をなくすことを目指す
参考資料
茨城県地域猫活動ガイドブック(概要版)
茨城県地域猫活動ガイドブック(冊子版)
事業の対象猫
地域に生息する飼い主のいない猫
※飼い猫は対象外です。
申請受付期間と交付予定枚数
申請受付期間 | 交付予定枚数 | |
---|---|---|
第1期 | 令和7年(2025年)4月14日 から 令和7年(2025年)4月30日 | 1,200枚 |
第2期 | 令和7年(2025年)7月1日 から 令和7年(2025年)7月31日 | 500枚 |
第3期 | 令和7年(2025年)11月4日 から 令和7年(2025年)11月28日 | 200枚 |
※各申請期間につき、各グループ1回まで申請可能。1回あたりの申請上限は20枚です。
※交付予定枚数を参考に按分され、交付枚数が決定されます。
事業実施主体
地域猫活動グループ
※以下の条件を満たす必要があります。
・2世帯以上の地域住民が入っていること
・グループの代表者が地域住民であること(地域住民にはその地域の学校や会社等に継続的に通う人を含む)
事業支援内容
1.技術的支援
・猫の捕獲器の貸与(各市町村から県へ依頼)
※本事業で認定された地域でのみ
・県生活衛生課または動物指導センター職員による助言
2.不妊去勢手術を行うための「手術補助券」の交付
手術補助券による補助金額
・雄猫:7,000円
・雌猫:10,000円
※手術費用が補助額を超える場合、差額は地域猫活動グループが負担
地域猫活動グループが行うこと
1.市(生活環境課)への相談
2.「地域猫活動事業計画書」の作成
・対象猫の頭数・現状の把握
・地域住民への周知
・グループ内での役割分担の明確化
・手術協力動物病院の事前選定
3.市へ「地域猫活動事業計画書」の提出
申請から実施までの流れ
地域猫活動グループ↓
市(生活環境課)へ地域猫活動事業計画書を提出
↓
市から県へ申請(活動認定申請書+地域猫活動事業計画書を一括提出)
↓
県による認定決定(手術補助券の交付決定)
※県の予算状況により、認定されない場合や申請した手術補助券が全て配布されない場合がございます。
↓
市から認定グループへ手術補助券を配布
↓
交付された手術補助券で協力動物病院にて不妊去勢手術を実施
↓
市へ「地域猫活動実績報告書」を提出(余った手術補助券は返納)
申請受付について
申請受付期間ごとに市が取りまとめ、県に一括して申請します。
計画書の作成など、事前に市生活環境課へご相談ください。
・提出書類:地域猫活動事業計画書 [WORD形式/19.9KB]
・同一活動地域で2回目以降の申請を行う場合は、地域猫活動実績報告書別紙 [WORD形式/13.11KBの提出が必要です。
※初回交付分の補助券の過半数が使用されていることが条件です。
手術補助券について
・有効期限(手術実施期限):令和8年(2026年)3月31日まで
・申請数を上限とし、交付予定枚数に基づき按分されます
・応募多数の場合、希望枚数に満たないことがありますのでご了承ください
・未使用の補助券は返納が必要です