櫻川磯部稲村神社(さくらがわいそべいなむらじんじゃ) 天照皇大神、木花佐久耶姫命、天手力雄命などの諸神を祀る神社です。 景行天皇の時代に東国平安の分霊を移して祀ったという伝説もあります。代々藩主の崇拝を受けたほか、徳川光圀の参詣も受けました。 木造の狛犬は県の文化財に指定されています。 この神社は、その参道や神社が鎮座する丘の斜面に多くの山桜が見られ、桜の名所として広く知られてきました。ここの山桜は東北地方に産する白山桜で、淡紅色の花ばかりでなく芽ぶきの時期の赤芽も見事で、学術的にも貴重な存在とされています。そばにある磯部桜川公園を含んだ周辺一帯は国の「名勝」に指定されており、また、神社及び公園にある桜が国の天然記念物に指定されています。 この地は、古来より桜の名所として知られていたことから、江戸時代には歴代将軍により隅田川堤、玉川上水など江戸の花見の名所を作る際に植樹されました。水戸市内を流れる桜川は、かの水戸光圀公が当地の桜を気に入り、桜の苗木を数百本移植したことを機に桜川と命名したものと伝えられています。 ✿桜の見ごろ 例年4月上旬~中旬 |
所在地 | 桜川市磯部779 |
アクセス | ○JR水戸線羽黒駅 JR水戸線岩瀬駅(タクシーで10分) ○桜川・筑西IC10分 |
TEL | 0296-75-2838 |
FAX | 0296-75-5967 |
駐車場 | 有(大型3台、普通30台) |
トイレ | 男:2(社務所内) 女:2(社務所内) |