• 【ID】P-495
  • 【更新日】2009年3月14日
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網代笈(あじろおい)

国指定文化財 工芸品

 網代笈
指定年月日 昭和32年2月19日
所在地 桜川市西小塙1677
管理者 月山寺
制作時期 室町時代

 箱型に三脚をつけた笈で、正面を三段に区切り、各段に観音開きの扉を設け、中央に一本の帖木を嵌める。枠木や帖木は桑材に黒漆を施している。扉には粗い布を貼り朱漆を塗り、そのうえに花形をかたどった皮製の文様を貼り黒漆を施している。
 上段および下框に金銅菊座楕円形紐通し金物をつけ、左右には鉄製提鐶をつけている。
 この笈は源義経のものである、という伝承が『新編常陸国誌』に見え、帖木の裏に武蔵坊弁慶の墨書銘がかすかに残っているが、様式、技法からみて年代は下るものである。

 

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施設:月山寺

平安時代初期、桓武天皇の時代に創建され、紅葉の美しい庭園があります。国や県指定の文化財が展示されています。

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