★貫通石について
貫通石とは、トンネル工事の貫通地点における岩石の一片で、安産の御守りとして重宝するならわしがあります。
また、近年では受験生が「難関突破・初志貫徹」の意味から、合格祈願の守護石として珍重されています。
●事業概要
・事業箇所 桜川市真壁町山尾~石岡市上曽
・全体延長 5.58km(桜川市2.63km , 石岡市2.95km)
・桜川市区間延長 2.63km(うちトンネル1,599m)
・幅員 トンネル,取付道路 8.0/6.5m
上曽峠を含む桜川市真壁町山尾から石岡市上曽までの道路については、幅員が狭く、線形不良かつ急勾配で
あることから大型車の多くが迂回を余儀なくされています。また、台風による倒木や積雪の影響で通行止めと
なるなど気象の影響を受ける交通の難所となっております。
トンネルを含めた道路整備が完成すると、日常生活の利便性が向上するほか、災害時における緊急輸送や両
市間の交流促進及び沿線地域の振興に寄与することが期待されています。
さらに、県南地域と県西地域が結ばれ、茨城空港までを東西に結ぶ基軸も形成されることから、県南・県西
地域間の連携強化が見込まれ、地元産業や物流・観光を支える路線としても期待されています。
●位置図
★貫通式について
貫通を記念して、7月4日(火)に関係者による貫通式が行われました。市教育委員会のYouTubeチャンネルにて、
貫通式の状況を動画配信しておりますので、ぜひご覧ください。