はじめに
桜川市は、茨城県の中西部、東京から約70km圏内に位置し、最短90分ほどでアクセスすることができます。
北・東・南を 山々に囲まれ、平野部のほぼ中央を市名の由来にもなった「桜川」が流れるなど、豊かな自然環境に恵まれています。
山から採れるみかげ石を利用した石材業や、平野部の肥沃な土地を利用した農業など、地域資源を活用した地場産業が息づいています。
桜川市は豊かな歴史に彩られたまちとしても知られ、茨城県初となる国の重要伝統的建造物群保存地区の「真壁の町並み」をはじめ、安産子育ての霊場として広く知られる「雨引山楽法寺」など、数々の歴史的遺産や名所旧跡が現存しています。春には、古くから「西の吉野、東の桜川」と並び称される国指定の名勝「櫻川」や天然記念物「桜川のサクラ」をはじめ、市内の山々に多数自生しているヤマザクラが、萌黄色の新緑とあわさりパッチワーク模様のような眺望を見せます。
募集の経緯
桜川市は、美しい自然と温かい人々が魅力のまちです。しかしながら、少子高齢化と人口減少という全国的な課題は、私たちのまちにも影響を及ぼしています。特に、若者が高校卒業後に市外へ進学し、そのまま戻らないという構造的な問題に直面しており、地域の活力を維持するためには「人」と「仕事」を繋げる仕組みが急務です。
現在、桜川市では1名の地域おこし協力隊員(移住支援コンシェルジュ)が、移住相談対応や体験ツアーの運営、移住者コミュニティの形成に取り組んでいます。活動を進めるなか、移住希望者からの相談や現地案内の機会が増えてきており、桜川市に対する関心が着実に高まってきています。このような流れを逃さないために、移住支援体制のさらなる強化が必要と考えています。
移住希望者が抱える不安や疑問に丁寧に寄り添うこと、地域内外との信頼関係を築くことが、移住支援の基盤となります。よりきめ細やかで、持続可能な移住支援体制をつくることが今後も目標です。あなたの視点と行動が、移住希望者の第一歩を後押しし、地域の未来を支える力となります。
地域の事業者と連携し、移住者の就労を支援するとともに、移住後も安心して暮らせるコミュニティづくりに、私たちと一緒に挑戦してみませんか?
※詳細は募集要項をご確認ください。
説明会を開催します!
オンラインでの説明会や、実際に桜川市にお越しいただいての現地説明会を開催します。
ぜひご参加ください!
※参加に際し、事前のお申し込みをお願いします。こちらの申込フォームに必要事項を入力の上、送信ください。
オンライン説明会
- 日時:7月17日(木) 19:00~20:00
8月8日(金)19:00~20:00 - 参加費:無料(通信費はご負担ください。)
現地説明会
- 日時:8月17日(日)10:30~15:00
- 参加費:無料(桜川市までの往復に係る交通費はご負担ください。)
- プログラム:
10:30 桜川市役所大和庁舎 集合(お車でお越しの方)
(茨城県桜川市羽田1023番地)
11:00 JR岩瀬駅 集合(電車でお越しの方)
市内各所ご案内
地域おこし協力隊に関する説明
15:00 桜川市役所大和庁舎 解散
15:10 JR岩瀬駅 解散
活動概要
現在活動中の先輩隊員と連携し、以下の内容に取り組んでいただきます。
1.移住希望者の相談対応
あなた自身の移住経験を活かして、桜川市への移住を検討する方々の相談に応じます。移住希望者が抱える不安を丁寧に聞き取り、一人ひとりに寄り添ったアドバイスを提供します。
2.移住相談会や体験ツアーの企画・運営
移住希望者が桜川市を知る機会を増やすため、首都圏で開催される移住相談会や、現地での移住体験ツアーを企画し、運営に携わります。特に「仕事」や「暮らし」に焦点を当てた魅力的なプランを作り上げてください。
3.移住者コミュニティの構築
桜川市に移住した人たちが安心して暮らし、楽しめるよう、移住者同士のつながりを生むイベントや交流会を実施します。あなた自身がコミュニティの中心となり、温かい雰囲気づくりをリードしてください。
4.地域の雇用と移住のマッチング強化
地元事業者との連携を通じて、市内の雇用機会を掘り起こします。求人情報のまとめや、移住希望者と企業を繋ぐ場の創出、仕事をテーマにした体験ツアーの企画・実施を行い、移住後の生活基盤を支える取り組みを進めます。
5.地域課題の解決に向けた活動
市役所担当者や地域の方々と協力しながら、桜川市が抱える課題の解決に向けた活動を行います。あなたのアイデアや視点を活かして、新しい風を吹き込んでください。
募集人員
1名
応募要件
以下の要件すべてを満たす方とします。
1.都市地域等(条件不利地域以外)に在住し、地域おこし協力隊として任用後、桜川市に生活の拠点を移し、住民票を異動できる方
※ 地域おこし協力隊経験者(同一地域における活動2年以上、かつ解嘱1年以内)は、地域要件に関わらず、対象となります。
※ ご自身の居住地が該当となるか不明な方は、お問い合わせください。
2.地域おこし協力隊として任用開始後、桜川市に生活の拠点を移し、住民票を異動できる方
3.心身ともに健康で誠実に職務が遂行できる方
4.意欲と熱意があり、積極的に活動できる方
5.地方公務員法第16条に規定する欠格事項に該当しない方
6.普通自動車免許を有する方
7.パソコンの基本的な操作ができ、SNS等を積極的に活用できる方
活動地域
桜川市内を活動地域とします。
※ 各種研修への参加等、桜川市外で活動することがあります。
任用形態及び期間
1.任用形態
会計年度任用職員(パートタイム)として、桜川市長が任用します。
※ 桜川市との雇用関係を有します。
※ 社会保険等に加入します。
※ 副業等に関しては、活動に支障がない限り可能です。
2.任用期間
着任した日から令和8年3月31日まで
※着任する日は、任用決定後に相談の上決定します。
※活動に取り組む姿勢や事業成果を考慮し、面談等を実施した上で、任用の日から最長で3年まで延長することができます。
着任時期
任用決定者の希望を伺ったうえで、調整させていただきます。
勤務日数・勤務時間
1.活動日
原則として平日(月曜日~金曜日)
※イベント開催等により、土曜・日曜・祝日を勤務日とし、平日を振替休日とすることがあります。
2.活動時間
原則8時30分~17時00分
報酬
1.報酬
月額206,709円
2.期末手当及び勤勉手当(いわゆるボーナス)
6月及び12月に支給
3.通勤手当
自家用車使用のためなし
4.社会保険等(雇用保険、厚生年金、健康保険)に加入します。
※報酬やボーナスから、社会保険料等を控除します。
※時間外手当、退職手当等の各種手当の支給はありません。
※詳細やイメージは募集要項をご確認ください。
待遇及び福利厚生
1.任期中の住居に係る家賃及び駐車場代
月額60,000円を上限に、家賃及び駐車場代相当額を支給します。
2.通信機器使用料
パソコンやスマートフォン等の通信端末はご自身の機器を使用していただきます。(地域住民との連絡やSNS等の情報発信 等)
機器使用料(通信費を含む。)として月額5,000円を支給します。
3.自動車借上料
車両は、個人車両の持ち込みとし、車両使用料(燃料代含む。)月額20,000円を支給いたします。
※雇用開始までに車両の持ち込みが難しい場合はご相談ください。
4.移転に係る経費
地域おこし協力隊として採用され、桜川市に転居等する際に必要となる経費(引越費用や住居の敷金・礼金等)に対し、1回限り200,000円を補助します。
※詳細やイメージは募集要項をご確認ください。
応募・問い合わせ先
〒309-1293 茨城県桜川市羽田1023
桜川市総合戦略部ヤマザクラ課
TEL:0296-58-5111
E-mail:yamazakura_s@city.sakuragawa.lg.jp
その他
詳しくは、添付の「募集要項」をご覧ください。