• 【ID】P-5387
  • 【更新日】2023年11月22日
  • 【アクセス数】
  • 印刷する

病院再編統合の経緯

これまでの経緯 

 

 筑西・桜川地域においては、急性期医療を担える病院が極端に少なく、桜川市・筑西市による一部事務組合で運営されていた県西総合病院と、筑西市により運営されていた筑西市民病院の2病院が地域の中核的な役割を担っていました。
 しかし、新医師臨床研修制度の影響により医師不足が進み、医療機能が縮小、事実上急性期医療が担えない状態となり、多くの患者が、隣接するつくば保健医療圏や県外(栃木県)での治療を余儀なくされました。
 さらに東日本大震災による建物被害が重なり、一部休床により更なる医療機能縮小がありました。
 このことから、両市は、茨城県の域医療再生計画に基づき、筑西・桜川地域において二次救急医療までを完結できる医療提供体制の構築を目指し、再編統合を進めることとなりました。

 

年月 主な出来事
国・県の事項、桜川市・筑西市の事項)
参考資料
(新しいウインドウで
開きます)
H16.4    厚生労働省
 ホームページ
〇新医師臨床研修制度導入
 →研修先を選べることとなり、地方部での医師不足・偏在化が進んだ。
 →県西総合病院・筑西市民病院においても、医師派遣元である大学側の
  医師確保が難しくなったことから、派遣医師を引き上げるようになった。  
  そのため医師不足が深刻化し、診療体制が縮小、経営環境や医療提供
  体制の維持が困難な状況となった。
 
H19.12    公立病院改革
 ガイドライン
(平成19年12月)
〇『公立病院改革ガイドライン』策定(総務省)
 →経営効率化、再編・ネットワーク化、経営形態の見直し
 
H21.11    茨城県地域医療
 再生計画
(平成21年4月)
〇『茨城県地域医療再生計画』策定(茨城県 H21~H25年度)
 →筑西市民病院、県西総合病院の再編統合による新中核病院整備を位置づけ
 
H23.3    
〇『公立病院の再編・ネットワーク化構想』策定(茨城県)  
 →筑西市民病院、県西総合病院の再編統合の検討について言及される。  
×東日本大震災発生  
 →筑西市民病院:病棟が使用不能となり173床から50床に縮小した。  
 →県西総合病院:耐震補強や設備の老朽化対策が課題となる。  
   
H23.11    茨城県地域医療
 再生計画
(平成23年11月)
〇『茨城県地域医療再生計画』変更(茨城県。H23~H25年度)
 
H25.12    
●第1~3回新中核病院建設基本的事項調整代表者会議開催  
 →基本的事項5項目についての合意:(1)再編統合の枠組み
  (2)新中核病院の特徴 (3)経営形態 (4)公立2病院の再編統合後の形態
  (5)新中核病院の場所
 
   
H26.10~12    広報さくらがわ記事
(平成27年2月1日号)
〇県、筑西市、桜川市による民間病院を含む3病院の枠組みについての協議
 →公立病院の再編統合に伴う県西総合病院の廃院により桜川市の医療機能が  
  不足するため、予定していた新中核病院の機能の一部と山王病院(民間
  病院)の機能を合わせて、新たに「桜川市立病院」を整備
 →平成27年1月15日に桜川市・筑西市合同記者会見
 
H27.3    広報さくらがわ記事
(平成27年4月1日号)
●筑西・桜川市地域公立病院等再編整備推進協議会設置
 
H27.4~5    広報さくらがわ記事
(平成27年5月1日号)
(平成27年6月1日号)
●第1~3回桜川市立病院整備委員会
 →整備候補地検討結果:桜川市立病院の整備にあたっては、県西総合病院
  並びに山王病院における診療に悪影響を与えてはならないことなどから、
  長方・高森地区へ整備することが適当である。
 
H27.8    新中核病院・
 桜川市立病院
 再編整備基本構想
(平成27年8月)
●新中核病院・桜川市立病院再編整備基本構想策定
 →筑西・桜川地域での二次救急医療までを完結できる医療体制を目指す。
  桜川市立病院:経営形態は指定管理者制度方式が適当である。
  新中核病院:経営形態は独立行政法人方式が適当である。
 
H27.12    桜川市立病院整備
 基本計画(概要版)
●新中核病院整備基本計画・桜川市立病院整備基本計画策定
 
H28.4    広報さくらがわ記事
(平成28年6月1日号)
●公募により桜川市立病院の名称を『さくらがわ地域医療センター』に決定
 
H28.6  
 
●さくらがわ地域医療センター整備事業設計施工一括発注公募型プロポーザル
 優先交渉権者が『三井住友・鈴縫・伊藤喜三郎・飯島洋省特定建設工事共同
 企業体』に決定
 広報さくらがわ記事
(平成28年8月1日号)
   
   
H28.12    
●新中核病院起工式  
   
H29.5    
●公募により新中核病院の名称を『茨城県西部メディカルセンター』に決定  
   
H29.6    広報さくらがわ記事
(平成29年8月1日号)
●さくらがわ地域医療センター起工式
 
H29.8    広報さくらがわ記事
(平成29年10月1日号)
●医療法人隆仁会をさくらがわ地域医療センターの指定管理者に指定
 

 

H30.10 ●さくらがわ地域医療センター開院
●茨城県西部メディカルセンター開院
広報さくらがわ記事
(平成30年10月1日号)

 

再編統合した3病院の概要

3病院の概要
 

関連ファイルダウンロード

Get Adobe Acrobat Reader

PDFファイルをご覧いただくにはAdobe Acrobat Readerが必要です。
お持ちでない方は、左のボタンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロード(無料)してください。

このページの内容に関するお問い合わせ先

健康推進課

〒309-1292 桜川市岩瀬64番地2 岩瀬第2庁舎 1階

電話番号:0296-75-3159(直通)

ファクス番号:0296-75-4690

メールでお問い合わせをする