1 さくらがわ地域医療センター経営強化プラン策定について
さくらがわ地域医療センターでは、新公立病院改革ガイドライン及び地域医療構想を踏まえた、さくらがわ地域医療センター改革プラン(計画期間:平成30年度から令和2年度)を策定し、医療機関等との連携や役割分担、経営の効率化を図りつつ、持続可能な医療提供体制を確保に努めるよう経営してきました。
しかし、依然として、医師・看護師等 の不足、人口減少や少子高齢化の急速な進展に伴う医療需要の変化、医療の高度 化といった経営環境の急激な変化等を背景とする厳しい環境が続いており、持続可能な経営を確保しきれていない病院も多いことから、経営強化の取組により持続可能な地域医療提供体制を確保していく必要があるため、先般、総務省が「持続可能な地域医療提供体制を確保するための公立病院経営強化ガイドライン」を策定しました。
当該ガイドラインの趣旨を踏まえ、令和5年度から令和9年度までを計画期間として、さくらがわ地域医療センター経営強化プランを策定しましたので、お知らせします。詳細は関連データからご覧ください。
2 公立病院経営強化プラン策定に記載する主な事項
(1) 役割・機能の最適化と連携の強化
・ 地域医療構想等を踏まえた当該病院の果たすべき役割・機能
・ 地域包括ケアシステムの構築に向けて果たすべき役割・機能
・ 機能分化・連携強化
各公⽴病院の役割・機能を明確化・最適化し、連携を強化。
(2) 医師・看護師等の確保と働き⽅改⾰
・ 医師・看護師等の確保(特に、不採算地区病院等への医師派遣を強化)
・ 医師の働き⽅改⾰への対応
(3) 経営形態の⾒直し
(4) 新興感染症の感染拡⼤時等に備えた平時からの取組
(5) 施設・設備の最適化
・ 施設・設備の適正管理と整備費の抑制
・ デジタル化への対応
(6) 経営の効率化等
・ 経営指標に係る数値⽬標