令和６年第３回桜川市議会定例会議事日程（第２号）


　　　　　　　令和６年第３回桜川市議会定例会議事日程（第２号）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　令和６年９月４日（水）午前１０時開議
日程第　１　一般質問　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

〇出席議員（１６名）
　　１番　　　中　　田　　拓　　也　　君　　　　　２番　　　川　　股　　　　　隆　　君
　　３番　　　軽　　部　　　　　徹　　君　　　　　４番　　　飯　　島　　洋　　省　　君
　　５番　　　武　　井　　久　　司　　君　　　　　６番　　　榎　　戸　　和　　也　　君
　　７番　　　萩　　原　　剛　　志　　君　　　　　８番　　　鈴　　木　　裕　　一　　君
　　９番　　　仁　　平　　　　　実　　君　　　　１０番　　　菊　　池　　伸　　浩　　君
　１１番　　　風　　野　　和　　視　　君　　　　１２番　　　市　　村　　　　　香　　君
　１３番　　　小　　高　　友　　徳　　君　　　　１４番　　　小　　林　　正　　紀　　君
　１５番　　　潮　　田　　新　　正　　君　　　　１６番　　　林　　　　　悦　　子　　君

〇欠席議員（なし）

〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
　　　市　　　　　長　　大　塚　秀　喜　君
　　　副　　市　　長　　石　川　武　彦　君
　　　教　　育　　長　　稲　川　善　成　君
　　　市 長 公 室 長　　小　幡　　　康　君
　　　総　務　部　長　　藤　田　幹　夫　君
　　　総 合 戦略部長　　久見木　憲　一　君
　　　市 民 生活部長　　岩　渕　治　仁　君
　　　保 健 福祉部長　　髙　橋　靖　子　君
　　　経　済　部　長　　佐　伯　純　一　君
　　　建　設　部　長　　五十嵐　貴　裕　君
　　　上 下 水道部長　　島　田　晴　朗　君
　　　教　育　部　長　　佐　谷　　　智　君
　　　会 計 管 理 者　　大　畠　美智代　君

〇職務のため出席した者の職氏名
　　　議 会 事務局長　　増　渕　孝　明　君
　　　議会事務局書記　　田　谷　賢　一　君
　　　議会事務局書記　　廣　澤　裕　美　君
　　　議会事務局書記　　成　田　大　地　君

　　　　　　　　　　開　議　　（午前１０時０３分）
　　　　〇開議の宣告
〇議長（萩原剛志君）　皆さん、おはようございます。
　本日の出席議員は15名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立します。これより本日の会議を開きます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　〇一般質問
〇議長（萩原剛志君）　日程第１、一般質問を行います。
　質問においては、昨日に引き続き簡潔明瞭に行い、通告にない発言は差し控えるようお願いします。
　執行部の答弁も簡潔明瞭に行うよう議事運営にご協力をお願いします。
　なお、映像、音声配信を行いますので、発言には十分注意するようお願いします。
　それでは、12番、市村香君。
　　　　　　　　　　〔12番（市村　香君）登壇〕
〇12番（市村　香君）　12番、市村香でございます。通告によりまして質問をさせていただきます。
　今回は３点ご質問いたしますが、まず１つ目、市民プールサンパルの現状について質問をいたします。最近、サンパルを利用している生徒の父母から、生徒の水泳の利用状況に応じたフリーパスの発行についての要望がありました。桜川市の施設唯一のサンパルは、桜川市民の子供からお年寄りまで１年を通して健康維持になくてはならない水泳施設として利用されております。今回、視察をしたところ、施設の経年劣化が激しく、維持管理と併せて安全面の管理も大変な状況ではありますが、担当職員の皆さんが一同に気を引き締めながら、利用者の安全に対応してくださっていることに改めてて感謝をするところです。スポーツ振興の一環として、児童生徒の水泳教室は毎日開催され、水泳選手を目指すような夢を抱く生徒にとっても、この唯一の施設をなくすことはできないと改めて感じたところです。
　そこで、今回昨年まではコロナの影響もあったと思いますが、今年は本当に暑く、猛暑が続きましたので、市民の利用状況は特に多かったのではないかと思います。まずは、サンパルの利用状況と施設の現状を伺いたいので、答弁をお願いしたいと思います。
　次に、その上で、私も利用する中で感じたことは、チケットの販売機も古くなり、操作もよくないようですので、先ほど申しましたように、２つ目のスイミングスクールに定期的に通う児童生徒の利用状況に応じたフリーパスの発行については要望がありましたので、市の対応をお願いしたいと思います。
　次に、２番目の台風の影響や線状降水帯の影響による土砂災害について質問いたします。最近の気候変動により、桜川市も各地で災害が起きているのではないか。先月の宮崎県での震度６弱の揺れを観測したマグニチュード7.1の地震を受けて、南海トラフ地震情報の今後の想定予想なども発表されておりました。特に南海トラフ地震が発生すれば、関東地区、桜川市でも必ず何らかの影響は受けるのではないかと想定されます。最近では、私の近くなのですが、真壁地区でも地球温暖化の影響で、線状降水帯による雷を伴った激しい大雨で、火災が数件発生し、私の地域でも道路への土砂が流出する災害が発生しております。
　そこで、まず１つとして、最近の気候変動により、桜川市も各地で災害が起きているのではないかと思いますので、道路等の発生状況について分かる範囲でお願いをいたします。
　２つ目としてですが、今後の防災についてです。今後は先ほども申しましたように、突然起こる線状降水帯の現象や地震等、今までと違った、今までに想定できない災害が増えると思いますので、今後の対処方法について市の考えを伺いたいと思います。
　次に、３番目の桜川市で働く外国人就労者の住居について質問いたします。人手不足の時代になり、桜川市でも外国からの就労者が増えています。就労者の働く期間も短く、住宅事情も厳しいので、市の空き家対策の一環として住居の支援ができないかについて伺いたいと思います。本来、外国人の就労には、国への国際協力を目的とする技能実習生の場合には、住居は雇用主が提供する義務となっております。
　また、一定の専門性、技能を有し、戦力となる外国人である特定技能外国人についても、住居の確保だけに限らず、外国人材が業務や日常の生活をスムーズに行えるよう支援する義務が定められていることは私も承知はしております。ただ、今後のことを考えると、雇用会社が独自で住居施設を建設するのは負担が大きく、また短期の就労者の住宅をできるだけ会社は賃貸契約をして、経費の削減ができないかと私にも相談をされております。
　そこで、桜川市の空き家については、数百軒あると聞いておりますので、市内の空き家の状況を把握しているのか。もちろん把握しているとは思うのですが、せめて当事者間に情報等を空き家対策の一環として支援できるのか、対応を伺いたいと思います。
　以上、短いですが、３点を質問したいと思います。答弁によりましては質問いたしますので、よろしくお願いいたします。
〇議長（萩原剛志君）　市村香君の質問に対する答弁を願います。
　佐谷教育部長。
　　　　　　　　　　〔教育部長（佐谷　智君）登壇〕
〇教育部長（佐谷　智君）　市村議員１番目のご質問、サンパルの現状についてお答えいたします。
　初めに、１つ目のサンパルの利用状況についてご説明いたします。新型コロナウイルス感染症流行前の令和元年度の利用者数は１万9,138人でした。その後、感染症の拡大により、令和２年度は１万2,779人と大幅に人数が減少しましたが、令和５年度は新型コロナウイルス感染症が５類に移行されたことにより、利用者数は１万7,103人となり、以前のように戻りつつあります。また、今年の夏は連日の猛暑の影響もあり、利用者数も増加傾向になっております。
　岩瀬温水プールサンパルの懸念事項としましては、市村議員もご承知のとおり、施設の老朽化でございます。開館から30年以上経過したことによる経年劣化に加え、温水による湿気や塩素による建物の金属部分の腐食が見受けられます。毎年必要最低限の修繕を繰り返している状況で、運営には苦慮しているところでございます。こうした中で、サンパルを安全に安心して利用していただくために必要な事項を整理、検討しているところでございます。
　続きまして、２つ目の利用状況に応じたフリーパスの発行についてでございます。サンパルでは、現在複数回ご利用いただいております利用者には、11枚つづりの回数券を購入していただき、入場の際にお一人につき回数券１枚を窓口で渡すことで利用していただいております。これにより、確実にプールの利用者数を把握し、監視員と共有することで、利用者の安全を第一に心がけております。今後、フリーパスの需要の把握や料金、そして利用者の安全を最優先にした運用に努めるに当たり、先に述べさせていただきました施設の状況を踏まえて検討を重ねてまいりたいと考えております。
　以上でございます。
〇議長（萩原剛志君）　続いて、五十嵐建設部長。
　　　　　　　　　　〔建設部長（五十嵐貴裕君）登壇〕
〇建設部長（五十嵐貴裕君）　市村議員の２番目のご質問、台風の影響や線状降水帯等の影響による土砂災害の現状についてのうち、１点目のご質問、道路の災害についてお答えいたします。
　近年は、異常気象によるゲリラ豪雨などの局地的大雨、線状降水帯による集中豪雨、また台風の影響による風水害が多発しております。被害状況の把握につきましては、道路パトロールによる発見や、地区区長や市民の皆様方からの通報等により把握しております。
　従来、市道に及ぼす風水害の主な被害は、河川の氾濫時による道路破損や強風による倒木等が主な事案となっておりましたが、昨今は短時間当たりの降雨量がすさまじく、農地、特に畑からの表土流出も各所で発生しております。
　農地から市道へ流出した表土につきましては、堆積により通行に支障を及ぼしている場合は、道路管理者として通行の安全を確保するため、撤去しておりますが、個人所有地内の土や立木はあくまでも個人の所有物でございますので、それらが被害を及ぼした場合は、その所有者に責任が発生してまいります。
　日常の安全確保のため、市民の皆様方に対しては、普段から風水害に伴う農地からの表土流出防止対策や強風による倒木防止対策を行っていただくよう広報等で促し、安心安全なインフラの確保を働きかけてまいります。
　続きまして、３番目のご質問、桜川市で働く外国人就労者の住宅に、空き家対策の一環で住居の支援ができないかについてお答えいたします。まず、県労働局職業対策課に外国人就労者数を確認したところ、筑西市、結城市、本市を管轄しているハローワーク筑西では、事業者から届出されている令和５年10月31日現在の就労者は6,960名がいるとのことでございました。また、本市の住民基本台帳に登録された外国人で、単純作業では取得できない技能を実習によって取得するための活動である技能実習生が146人、人手不足が深刻とされる介護、農業などを含む12分野において人材確保を目的に外国人の就労を認めた特定技能外国人が119名となっております。
　外国人が日本国内で就労する上で、住まいの確保は欠かせないと思いますが、今後外国人就労者が増加すれば、その数だけ住宅が必要となります。外国人就労者の住居に関する問題として、外国人を理由に入居を断られたり、日本人の保証人がいないことなど、契約ができなかったというケースもあるようです。
　在留資格別では、技能実習生の場合には、住居は雇用主が提供する義務となっております。また、特定技能外国人につきましては、住居の確保だけに限らず、外国人材が業務や日常の生活をスムーズに行えるよう支援するという義務が定められており、雇用主の責任や負担は大きいものとなっております。
　このようにこの雇用主の責任や負担が大きい中、ご質問の空き家を外国人就労者のための住居として活用することは、低廉な価格で居住環境を整えることにつながり、空き家問題の解決にも効果があるとは考えられます。
　市では、空き家の有効活用を図るため、平成29年度に「市空家バンク」を設置し、地域社会の活性化を図ってまいりました。このところ市外所有者への周知や関係者へのＰＲを強化し、例年一、二件でありました登録件数は、令和５年度には14件の登録があり、10件が売買されております。「市空家バンク」は、空き家の売却や賃貸を希望する所有者と空き家の利用を希望する方に物件情報を提供することで、物件所有者と利用希望者をつなぐシステムで、市が直接売買や賃借に関し契約交渉を行うわけではございません。あくまでも空き家は個人の財産でございますので、市が直接介入していくことは難しいかとは考えますが、「市空家バンク」をご利用いただき、住環境を整えることは可能であると考えます。「市空家バンク」をご利用いただくことで、外国人就労者の雇用主、企業への支援にもつながり、あわせて空き家の利活用の推進になればと考えております。
　以上でございます。
〇議長（萩原剛志君）　続いて、藤田総務部長。
　　　　　　　　　　〔総務部長（藤田幹夫君）登壇〕
〇総務部長（藤田幹夫君）　市村議員２番目のご質問のうち、（２）の今後も増えると想定される災害への市の対応方法についてお答えをいたします。
　議員がおっしゃるとおり、近年では毎年のように全国各地で自然災害が頻発し、甚大な被害が発生しており、今後もこのような傾向が続くものと想定をしておるところでございます。本年も年初より能登半島で大規模な地震が発生し、また先月は宮崎で震度６の揺れを観測したマグニチュード7.1の地震が発生し、南海トラフ地震臨時情報が発表されるなど、災害への警戒は予断を許さないものと理解をしておるところです。本市におきましても、地震のほか、先月には台風７号の接近、また予測が難しい雷を伴った激しい雨の影響による火災への対応や、土砂災害、河川氾濫への警戒を強いられている状況でございます。
　このような中で、市といたしましては、各行政単位で組織されている防災組織等に対し、今まで以上に防災訓練の実施を積極的に推進しているところでございます。実施される各訓練等を通じて、自助、共助の大切さ、そして公助に対するご理解をいただいた上で、市民の皆様お一人お一人の防災意識の向上が図られ、災害が発生するおそれがある段階で、自らの命を守るための的確な行動を確実に取っていただけるよう事業を展開してまいりたいと考えております。
　また、市防災の基礎となる桜川市地域防災計画を令和６年、７年度の２か年で改訂する予定でございます。本市の現状を反映させる中で、防災力向上に寄与できる対策を講じ、実効性のある計画とするため、見直しを進めてまいります。
　以上でございます。
〇議長（萩原剛志君）　答弁が終わりました。
　再質問があれば質問願います。
　12番、市村香君。
〇12番（市村　香君）　まず１つ目のサンパルについて、今後の桜川市の考えについて伺いたいと思います。
　プールの整備は、本当に多額の費用がかかり、厳しいと思いますし、サンパルの現状の維持管理も結構かかっているとは思います。しかし、先ほども申しましたように、市のプールはサンパルしかありません。多分私はこれをなくすことはできないのではないかと考えております。また、今後小中学校の統廃合も進んでいく中で、岩瀬の方も進むと思いますので、新たなプールの整備も必要になってくるのではないかと考えます。そういうことで、市民の皆さんと統合した児童生徒の利用ができるように、シンプルに整備をして、プールのサンパルも含めたプールの施設は必要と思いますので、今後の桜川市の対応を伺いたいと思います。よろしくお願いします。
〇議長（萩原剛志君）　答弁願います。
　佐谷教育部長。
〇教育部長（佐谷　智君）　岩瀬温水プールサンパルの施設修繕費は、昨年度は延べ14件、198万円、令和４年度が延べ11件、264万円と、老朽化による施設修繕を行っております。施設は大規模な修繕が必要な時期に差しかかっていると考えており、目に見える傷みのほか、長年使用するボイラー、温水設備などの故障による施設利用の休止を大変懸念しております。今後、施設修繕に必要な事項を整理して検討を重ねてまいりますが、岩瀬地区小中学校６校のプールの状況も芳しくありません。室内温水プールの強みを生かして、社会体育施設としてのサービスの提供とともに、学校教育でも利活用できるよう、運用面も含めて検討してまいりたいと考えております。
　以上です。
〇議長（萩原剛志君）　再質問ありますか。
　12番、市村香君。
〇12番（市村　香君）　今、学校のほうも合わせたプールの利用ということで、サンパルの場合には室内プールですので、学校の利用などにもお天気のような支障は来さないと思いますので、大変かと思いますけれども、これからもサンパルの修理等を含めて、子供たちのためにも施設の管理をよろしくお願いして、要望として私の１番目の質問を終わりにしたいと思います。
　２つ目なのですが、災害につきましては、本当にこれから想定をしないような災害が起きてくるのではないかと思っております。実は先日にも私のほうの地域なのですが、これは残念ながら、市道を挟んではありますが、隣同士が民民でしたので、いろいろ対処のお声がかかっております。今日のご答弁の中で、民民に関しては自分たちで責任を持ってということなので、その辺のところをよくその当事者にも伝えたいと思いますが、これからさらに災害が増えると思いますので、それもまた要望でよろしくお願いいたします。６年、７年にかけて、今年と来年にかけて防災計画をまた見直すということですので、ぜひその辺の対応もよろしくお願いいたします。
　３番目なのですが、私は「空家バンク」は、今回のご答弁で、売買、売りたい登録と買いたい登録が30件ぐらいで進んでいるということで、それに関してはそれはそれでよかったのですが、「空家バンク」の対策として、賃貸のほうも情報のネットが出ているのかなと思ったら、そういうことはないようでしたので、これからちょっと答弁にもありましたが、賃貸のほうの情報の提供もできると、ぜひ会社のほうとしてもお借りできればいいということでお問合せがありますので、ぜひお願いしたいと思うのですが、そのことをもう一度ちょっと確認したいと思いますが、よろしくお願いいたします。
〇議長（萩原剛志君）　答弁願います。
　五十嵐建設部長。
〇建設部長（五十嵐貴裕君）　市村議員のご質問に答弁させていただきます。
　「空家バンク」につきましては、持ち主と、そのご利用いただく方のあくまでも関係性を構築させるシステムでございますので、売買に限らず、賃貸も含めてお互いで契約を結んでいただくような形でございますので、賃貸なら賃貸ということで話合いがまとまれば、それでご利用になれるのかと考えております。
　まず、空家バンクをご利用いただくということで、市内の空き家の解消にもつながりますし、そういった外人の就労もですが、居住問題も解決するかなと。そこで一括してご利用いただければと考えております。
　以上でございます。
〇議長（萩原剛志君）　再質問ありますか。
　12番、市村香君。
〇12番（市村　香君）　質問ということで、要望も入るのですが、先ほど一般就労が桜川市にも146人、特定で119人ということで、二百五、六十人、300人弱いらっしゃるということなので、ぜひ桜川市の「空家バンク」が利用できるように、これから情報の発信などしていただきますよう要望いたしまして、私の質問を終わりにします。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
〇議長（萩原剛志君）　これで市村香君の質問を終わります。
　続いて、１番、中田拓也君。
　　　　　　　　　　〔１番（中田拓也君）登壇〕
〇１番（中田拓也君）　おはようございます。１番、中田拓也です。それでは、一般質問通告書に基づき質問をさせていただきます。
　それでは、１番目、桜川市内における外国籍の居住者数と納税状況についてであります。昨日は、林議員のほうからも質問がありましたが、ちょっと視点を変えて質問をさせていただきたいと思います。昨今、桜川市において、人手不足ですとか、少子化ですとか、そういったことを背景として、外国人技能実習生をはじめ、特定技能、国際業務、永住者など、様々な外国籍の移住者が増加していると思われます。
　先日参加させていただいた納涼大会などのイベントでも、外国籍の住民が増えていることが肌で感じられるようになってまいりました。これは、市外の事例ですけれども、いきなり隣の空き家に外国人が住み始めたということを言われている知り合いもいるぐらいですので、そのぐらい外国人は増えているということが言えると思います。その外国人たちの背景として、しっかりと住民登録をしている人たちばかりではないということを心に留めておいていただいて、以降聞いていただければと思いますが、喫緊の問題として、国民健康保険料、これが市民生活を圧迫しないように、市の一般財源から資金を注入している状況があります。これは、料金の値上げが緩やかになるようにしなければならないという状況からでありますが、そのような中で令和６年の８月19日、永住資格のある外国人の住民税や国民健康保険料の滞納率が一部の自治体で日本人の三、四倍に上るということが政府の内部資料で分かったということで伝える産経ニュースの記事がございました。
　これある自治体では、令和５年11月末時点で、日本人世帯のうち国民健康保険料を滞納していたのは約９％だということなのですが、その一方で、外国人世帯では約28％、永住者世帯に限ると約29％が滞納していたということであります。同日時点の住民税の滞納率は、日本人が約４％だったのに対し、外国人が約20％、永住者が約18％だったということでございます。
　また、別の自治体では、国民健康保険料が金額ベースでどの程度納付されているかを調査しております。日本人は納付すべき額の約96％を納めておりましたが、外国人全体では約78％、永住者に限っても約83％しか納付されておりませんでした。一方、桜川市では、全体で約94％ほどの納付率となっておりますが、その状況についてお伺いをいたします。
　そこで、桜川市内の外国籍居住者数を正確に把握して、納税や国民健康保険料などの納付状況を捕捉できているか、伺いたいと思います。
　また、桜川市に住まう日本人が外国人よりも不当に貧窮する事態になってはならないし、それに相反して、桜川市に住まう外国人がちょっと言い方がきついかもしれませんが、インフラにただ乗りして不当な利益を得るような事態も、これはまたあってはならないというふうに考えておりますが、市の見解をお伺いいたします。
　ちなみに、外国籍の家族に生まれた子供たちが市内小学校などへ入学する場合も考えられると思います。その場合、どのような手続やルールがあるのか、これについても併せて伺います。
　２点目です。山林への不法投棄監視体制強化及び罰則付き条例制定についてであります。今年に入り、富谷区の林道富谷入野線だけで４回から５回にわたり建築廃材や古い畳など大量のごみが不法投棄され、その都度市に撤去対応をしていただいております。誠にお世話になっておりますが、その都度お金がかかっていると考えると、非常にゆゆしき問題だというふうに思っております。山林が多く、南北に長い桜川市の地理的特徴も影響していると考えられますが、山林への不法投棄を監視する体制を強化する必要があると考えております。また、罰則付きの条例を制定する必要があるのではないかというふうに愚考いたしますが、市の考えをお伺いいたします。
　３点目です。旧猿田小学校跡地の利活用に係る今後の進め方について、再びお伺いいたします。令和６年６月議会において私が質問した内容について再度ご質問させていただくものでございますが、地元住民との対話ではなく、まず利用を希望する企業を募集するというふうにお話を聞きました。どのような条件で利用を募っているのか、また時限措置として、例えば半年が経過したら地元住民との対話を進めるなど、こういった折衷案を採用できないか、お伺いをしたいと思います。
　４点目です。こちらも６月議会で私が質問した内容に再度質問するものですが、中学校教科書の選定事業についてでございます。現状は、４年ごとに５つの自治体が合同で教科書の選定を行っている状況でございます。桜川市を中心に、他の４つの自治体が責任者がいない状況とも言えなくもないというふうに考えております。これを改善できないものでしょうか。自治体における首長のように、しっかり責任者を選ぶ仕組みづくりができないものか、お伺いをしたいと思います。
　以上４点、私の質問でございます。答弁によっては再質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
〇議長（萩原剛志君）　中田拓也君の質問に対する答弁を願います。
　岩渕市民生活部長。
　　　　　　　　　　〔市民生活部長（岩渕治仁君）登壇〕
〇市民生活部長（岩渕治仁君）　中田議員の桜川市内における外国籍の居住者数と納付状況についてのご質問にお答えいたします。
　１つ目のご質問、外国籍の方の居住者数と税金の納付状況でございますが、初めに当市の住民基本台帳に登録された外国籍の人数でございますが、令和６年８月１日現在、男性410人、女性296人、合計706人となっております。また、直近３か年を見ても、毎年外国籍の人数は増加しております。
　次に、各種税目ごとに納付状況を把握しているのかについてお答えいたします。当市における外国人の方は、14種類の在留資格によって滞在しております。外国人全体の滞納状況について、令和５年度実績によりご説明いたします。
　初めに、住民税の滞納状況は、滞納者数487人、2,785万円のうち外国人滞納者は39名、約215万円で、全体に占める割合は滞納者数で８％、滞納額で7.7％を占めております。日本人の滞納状況は、義務者5,713人のうち、滞納者は448人で7.8％、滞納額2,571万円で4.8％となっております。外国人の滞納状況は、義務者113名のうち、滞納者は39名で34.5％、滞納額約215万円で31.1％になっております。
　次に、固定資産税の滞納状況は、滞納者数1,766人、約5,258万円のうち、外国人滞納者は５名、約12万円で、全体に占める割合は滞納者数で0.3％、滞納額で0.2％を占めております。日本人の滞納状況は、義務者１万8,954人のうち、滞納者は1,761人で9.3％、滞納額5,246万円で3.6％になっております。外国人の滞納状況は、義務者44人のうち、滞納者は５名で11.4％、滞納額約12万円で13.3％となっております。
　次に、軽自動車税の滞納状況は、滞納者数304人、約338万円のうち、外国人滞納者は５名、約６万円で、全体に占める割合は滞納者数で1.6％、滞納額で1.9％を占めております。日本人の滞納状況は、義務者１万1,759人のうち、滞納者は299人で、2.5％、滞納額約332万円で3.7％となっております。外国人の滞納状況は、義務者54人のうち、滞納者は５名で9.3％、滞納額約６万円で13.4％となっております。
　次に、国民健康保険についてお答えいたします。５月末現在の国民健康保険加入世帯は5,842世帯であり、内訳は日本人の国保加入世帯5,673世帯、外国人世帯82世帯となっており、外国人世帯は全体の1.4％となっております。また、滞納状況についてですが、令和５年度実績で全体では518世帯、約4,478万円のうち、外国人世帯は48世帯、約264万円となり、全体に占める割合は世帯数で9.3％、滞納額で5.9％を占めております。日本人世帯の状況につきましては、日本人世帯5,466世帯のうち、滞納世帯は470世帯で8.6％、滞納額4,214万円で5.7％となっております。さらに、外国人世帯での状況は、外国人世帯169世帯のうち、滞納世帯は48世帯で28.4％、滞納額264万円で34.17％となります。なお、外国人は日本語が通じないことから、督促状や催告書の効果が薄い傾向にあります。また、永住者以外の外国人は在留期限延長の手続きの時期にまとめて納付する傾向があることから、繰越し後に納付するケースも多くなっております。
　２つ目のご質問、外国人によるインフラの不当利得についてお答えいたします。市としましても、桜川市に住む日本人が外国人より不当に貧窮するような事態は避けなければならないと考えております。日本人、外国人によらず、滞納者への対応につきましては、督促状や催告書の送付、納税相談の機会を設けるなど自主納付を促し、自主納付が見込めない場合は、日本人、外国人問わず、差押えなどの滞納処分を行ってまいります。桜川市の住民が公共サービスの利益を阻害されることがないよう、適正な行政サービスを提供してまいりたいと考えております。
　続きまして、２番目のご質問、山林への不法投棄監視体制強化及び罰則付き条例制定についてお答えいたします。初めに、現在までの不法投棄の現状をご説明いたします。令和６年度に入り、５件の不法投棄が発生しております。特に議員のご質問にございました林道富谷入野線につきましては、６月に廃畳約150枚、７月に４トンダンプ１台程度の建築廃材等が２か所、さらには８月に林道の入野地区側入り口付近の民地、私有地に廃畳約200枚の不法投棄が発生しております。そのほか、堤の上、西飯岡地内の私有地、民地に家屋解体に伴う建築廃材等の不法投棄がございました。議員のご質問のとおり、山林など囲いや柵がなく、簡単に出入りができ、人や車の通りが少なく、人目につきにくい場所が狙われやすくなっているのが現状でございます。
　監視体制につきましては、日頃から定期的な監視パトロールを行い、茨城県、桜川警察署と共に情報の共有を行い、監視及び対策を随時検討協議しております。また、さらなる強化としまして、今回不法投棄された林道富谷入野線の富谷地区側と入野地区側の両入り口に、新たな不法投棄防止と行為者特定の証拠につながるように監視カメラを設置いたしました。なお、本定例会の議案である一般会計補正予算には、不法投棄防止の監視を強化するため、セキュリティカメラの購入費を計上しており、これまで以上に監視体制の強化に努めてまいります。
　次に、不法投棄に対する罰則付き条例の制定についてお答えいたします。不法投棄に関しては、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第16条で、「何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない」と規定され、不法投棄が禁止されており、第25条において、５年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金または併科に処せられることになります。また、法人の場合は、第32条において、３億円以下の罰金とあり、警察が検挙し、刑法によって処罰される極めて重いものとなっておりますので、市は上位法にのっとり警察へ提供するため、行為、状況、苦情聞き取りや防犯カメラ情報などを調べて県と連携し対応してまいります。近隣市町村の状況では、ポイ捨てなどに罰則があり、桜川市も桜川市を美しくする環境条例がありますが、抑止効果のため置かれているため、適用されたことはありません。
　市としましては、不法投棄者に対しては、法律による罰則規定の下対処されるものと考えておりますので、新たに罰則付きの条例を制定する考えはございませんが、今後も不法投棄を未然に防止するため、不法投棄をされないような監視体制を強化し、市民が安心安全に生活できるよう努めてまいります。
　以上でございます。
〇議長（萩原剛志君）　続いて、佐谷教育部長。
　　　　　　　　　　〔教育部長（佐谷　智君）登壇〕
〇教育部長（佐谷　智君）　中田議員、１番目のご質問のうち、外国籍の児童生徒の就学についてお答えいたします。
　就学義務につきましては、学校教育法第17条に規定されておりますが、これは日本国民に対し、日本国内で効力を有すると解されておりますので、外国籍の児童生徒の保護者にはこの規定は適用されません。しかし、公立の義務教育諸学校へ就学を希望する場合には、その子を日本人児童生徒と同様に就学の手続を経て受け入れております。現在、15名の児童生徒が市内の小中義務教育学校へ就学しております。うち、小学校及び義務教育学校前期課程の児童が12名、中学校及び義務教育学校後期課程の生徒が３名となっております。
　本市に住民登録のある外国籍の児童生徒に関する就学については、日本国籍の児童生徒と同様、小学校入学前に入学祝い品として贈呈するランドセルの色希望調査、就学時健康診断の実施、就学通知書の送付を通じて就学についてお知らせしております。
　なお、中学校への入学に関しましては、小学校に在籍している場合、中学校へも入学するものとして取り扱っており、中学校入学についての就学通知書を送付しております。また、学齢期に転入してきた児童生徒については、保護者の方に入学の意思確認を行った上で、入学手続を実施しております。
　以上でございます。
〇議長（萩原剛志君）　続いて、藤田総務部長。
　　　　　　　　　　〔総務部長（藤田幹夫君）登壇〕
〇総務部長（藤田幹夫君）　中田議員の３番目のご質問、旧猿田小学校跡地の利活用に係る今後の進め方についてにお答えをいたします。
　最初に、ご質問にございます利用する企業を募集しているのかにつきましては、現在も市の考えをご理解いただくため、地域の代表や有志の方々との意見交換をさせていただいているところですので、募集は行っておりません。
　また、地元の方々との対話の場としては、６月定例会での答弁のとおり、市長との意見交換の場も用意しているところでございます。
　跡地利用の流れといたしましては、本市事業などでの利用が見込めない場合は、民間募集を検討することとなり、その際、市有財産等利活用審議会を開き、さらに必要に応じて募集要件や募集内容について、意見聴取の組織として、有識者や市民代表で組織する市有財産跡地等利活用検討委員会を開く手続となっております。また、応募があった場合は、地元説明会も開くことを想定しており、それらを踏まえ、最終的に選定する運びとなります。
　関係者の方々との意見交換の際にもお伝えしているところですが、行政需要や市民ニーズ、地域への配慮、民間活用、財政の健全化の視点を踏まえ、現時点では民間活用を進めることが最も有効であると考えております。
　民間活用の利点としては、避難所利用やスポーツ利用、法規制などの最低限の条件はあるにせよ、市の経営負担や財政負担が抑えられ、継続した事業実施による施設の有効活用、地域活性化が期待されます。市内外の需要、消費動向、経済動向や経営に知見のある民間事業者から、跡地の活用策を広く募ることが有効であると考えております。また、近隣自治体においても、学校施設の統廃合が進んでおり、跡地利用の方策として、民間募集の取組が進んでいる状況です。他の自治体でも跡地物件が増える状況を考えますと、先々は募集をしても手が挙がらない状況になることも想定されます。当市としましても、まずは早期に跡地利用の有効策の一つである民間募集に向け検討を再開することが現実的な取組であると考えているところでございます。
　ご質問にございます民間募集に際し、応募がなかった場合の市の対応につきましては、現段階では申し上げることはできませんが、跡地利用に係る対話の場として、市長との意見交換の場は用意する考えでおりますので、ご理解をいただきますようお願いを申し上げます。
　以上でございます。
〇議長（萩原剛志君）　続いて、稲川教育長。
　　　　　　　　　　〔教育長（稲川善成君）登壇〕
〇教育長（稲川善成君）　中田議員の４つ目のご質問、中学校教科書の選定事業についてお答えいたします。
　令和７年度より使用となる教科書の選定結果ですが、６月議会の一般質問でありました歴史教科書につきましては、不採択でございました。教科書選定につきましては、義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律の定めにより、県教育委員会が採択地区を設定し、採択地区の市町村は協力して種目ごとに同一の教科書を採択することが求められています。
　本市は、筑西市、結城市、下妻市及び八千代町の５市町で構成される第10採択地区協議会に属し、共同で教科書選定を行っております。この協議会は、同法に基づき、各市町の教育委員会が協議して定めた規約に従い設立されております。協議会の運営体制につきましては、会長１名、副会長２名、監事２名が配置されており、これらの役職は輪番制により、各市町の教育長が務めることになっております。今回の地区協議会の事務局は、下妻市教育委員会が務めました。
　また、教科書選定における責任者を選ぶ仕組みにつきましては、教科書の採択権限は市町村教育委員会にあり、教育長の責任の下で適切に採択が行われることとなっております。本市では、７月18日に開催した定例教育委員会において、第10採択地区協議会での教科書選定結果及び選定理由書を基に審議し、採択の議決をしたところでございます。
　以上でございます。
〇議長（萩原剛志君）　答弁が終わりました。
　再質問があれば質問願います。
　１番、中田拓也君。
〇１番（中田拓也君）　それでは、最初の１番目の質問について再質問をさせていただきます。要望です。ごめんなさい。要望をさせていただきます。
　基本的には外国人、日本人にかかわらず、同じようにサービスをしなければならないというふうに考えておりますが、やはりそれには義務をしっかりと履行していただかなければいけないというふうに考えます。ですので、しっかりと外国人だということを頭に入れながら対応をしていただきたいというふうに思います。外国人の皆様に聞きますと、日本に来ると、ルールに従わなければいけないという遵法精神がある程度身につくようですが、母国に帰れば、彼らの母国では「正直者がばかを見る」ではないですけれども、ルールに従わないのが当たり前という感覚があるというふうに聞き及びます。日本に来たのですから、しっかり「郷に入っては郷に従え」ということで、ルールに従うことを伝えられればなというふうに考えておりますので、そちらを念頭に行政サービスを展開していただければというふうに考えております。
　引き続き、２番目の質問に対して、再質問というか、こちらも要望になってきますが、こちらについては、非常に重い過料があるにもかかわらず、この山林への不法投棄が行われているということを確認いたしました。実際に上位法として国が制定している法律においては、５年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金というのが併科されるということがあります。これを知らないでやっているということで、外国人も関与が疑われるということもお伺いいたしました。彼らに対してもしっかりと監視をする必要があるとは思いますが、早期に容疑者が検挙されることを祈念して、警察との連携、また行政としてしっかりと監視をしていくということをお願いしたいと思います。
　引き続きよろしいでしょうか、議長。
〇議長（萩原剛志君）　はい。
〇１番（中田拓也君）　３番目の質問に対する再質問でございます。私が40歳前のときに地元の笠間青年会議所という団体に参加しておりましたが、そちらで以前笠間市の元幼稚園を借りたという事例がございます。そちらでは、その施設を維持管理する、また草刈りですとか、そういったことでやっていくということで、自分の持ち出しでやるということを前提に話をした結果、借りられたということがありました。無償といっても、そういった義務が発生するということでございますが、地元住民が活用する場合において、賃借料を安価にできないか。また、利用者が維持管理すれば、維持管理料の削減が図られるということはないか。また、維持管理はする条件で安価に借りられないかというような話もお伺いしたいなというふうに思います。
　また、北部地域にある……
〇議長（萩原剛志君）　一問一答でお願いします。一問一答で。
〇１番（中田拓也君）　はい。旧北部保育所の件も耳にしております。ご答弁をお願いしたいと思います。
〇議長（萩原剛志君）　答弁願います。
　藤田総務部長。
〇総務部長（藤田幹夫君）　中田議員のただいまのご質問にお答えをいたします。
　地域の方々が主体的に、かつ具体的な事業を行いたいという申出がある場合には、各種法令の制限などの課題はございますが、初期投資や運営に関する全ての費用は利用者が負担するという原則ではございますが、協議により一定程度の支援を行うことは可能であると考えております。
　以上でございます。
〇議長（萩原剛志君）　再質問ありますか。
　１番、中田拓也君。
〇１番（中田拓也君）　それでは、４つ目の質問について再質問をさせていただきます。
　教科書の展示会というのが７月、選定期間中に行われたというふうに聞いております。こちらの閲覧者は何人くらいいらっしゃったでしょうか。
〇議長（萩原剛志君）　答弁願います。
　稲川教育長。
〇教育長（稲川善成君）　ただいまのご質問でございますけれども、展示会ですが、筑西合同庁舎で行われました。６月14日から７月３日までの14日間でございましたけれども、この一般公開で閲覧した人数は154名でございました。
〇議長（萩原剛志君）　再質問ありますか。
　１番、中田拓也君。
〇１番（中田拓也君）　それでは、その採択結果でございますが、こちらを公開する予定はありますか。こちらについてお答えいただければと思います。
〇議長（萩原剛志君）　答弁願います。
　稲川教育長。
〇教育長（稲川善成君）　教科書の選定結果の公表につきましてですが、開かれた採択というようなところで、この結果についてはホームページ等で公表することを検討してまいります。
〇議長（萩原剛志君）　再質問ありますか。
　１番、中田拓也君。
〇１番（中田拓也君）　以上です。
〇議長（萩原剛志君）　これで中田拓也君の一般質問を終わります。
　ここで休憩とします。
　　　　　　　　　　休　憩　　（午前１１時０１分）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　再　開　　（午前１１時１１分）
〇議長（萩原剛志君）　会議を再開します。
　続いて、２番、川股隆君。
　　　　　　　　　　〔２番（川股　隆君）登壇〕
〇２番（川股　隆君）　２番議員の川股です。通告に従いまして４点ほど質問させていただきます。
　まず、第１番目は、ヤマザクラ課などの支出命令票、これの取消し文書がありますので、これに関連した質問です。令和５年３月31日入力日の伝票の起票番号41、42番の支出命令票、それから支出負担行為決議票の取消し文書があります。具体的には、私がここに持っておりますけれども、７月５日に榎戸議員が情報公開請求をし、市のほうから開示された文書です。これにつきまして質問いたします。
　この中で、この開示された文書資料の中で金額が記入されております。297万5,600円というふうな形で297万6,000円と記入されております。この297万6,000円という金額は、６月の定例会でも議論になりましたし、桜川市のほうが５月30日に私たち議員にも配付しましたし、報道機関にも公表しましたクラセル桜川のいわゆる誤請求、新しく桜川に令和５年４月に赴任した職員が請求漏れを発見して、それを請求、中間業者アルパに請求をした。そのときに誤って請求してしまったという、そのときの金額、それが297万6,000円です。つまり両方の金額とも一致しております。
　まず、質問いたします。この金額が一致するのはどうしてなのでしょうかということです。偶然なのでしょうか。何か理由があって一致したのでしょうか。
　それから、当然先ほど文書の取消しということになっていますが、取消しを行うにしても、その支出負担行為決議票を作る、支出命令票を作るということになれば、当然にもクラセル桜川から金額が入った見積書が出てくる。それから、金額が入った請求書が出てくる。この金額を基にして、その伝票が起こされるわけです。そうするとこの金額の根拠になった見積書、請求書というのは、いつクラセル桜川から桜川市、具体的にはヤマザクラ課に来たのでしょうか。３月31日に入力しているわけですから、同日か、それより前に来たはずですけれども、いつ受付をしたのでしょうか。当然受付文書が、受付の記録があるわけですね。それを聞きたい。
　それから、３番目に、私はこの件については情報公開請求をしていましたところ、この見積書とか、請求書は文書が不存在だと、文書が存在していないという開示請求した結果の結論になっています。だけれども、前回の６月の議会でもって私が質問しましたように、桜川市のほうでもってこの見積書や請求書の文書がなくても、クラセル桜川には存在しているわけです。つまりあのとき６月の議会でもって私が質問したときに、請求書のつづりはあると、そういう書類があるのだということを総合戦略部長はちゃんと答弁していますし、昨日ですか、配られた議事録にも載っています。ということは、クラセル桜川からその請求書があるのですから、その請求書を取り寄せてくださいと、取り寄せて公表してくださいということが３番目です。
　それから、なぜその３月31日付で入力した、起票しておりながら、なぜ廃棄してしまったのか。何らかの理由があって廃棄したはずです。つまりこれは都合が悪いとか、これだと決裁を回したときに、会計課さんは通らないだろうとか、そういう幾つかの議論のあった部内でもって、総合戦略部ヤマザクラ課の中で議論があった結果として、廃棄したと。それで４月になったのだろうと。３月31日にやったということも非常に不思議な感じはするのですが、そういうことでもって、どういう理由で廃棄したのですか。廃棄したからには廃棄した理由があるはずです。文書管理の関係からしますと、廃棄したとしても本来は未処理文書として残っているはずですが、この未処理文書についても存在しないということですので、この場でもってなぜ廃棄したのかということをきちんとお答え願いたいと思います。これがまず１番目の（１）の質問になります。
　それから、次ですが、先ほどもちょっと申しましたように、３月の末にいわゆる誤請求の金額を公表したと。つまり３月31日の段階でもって誤請求の金額、297万6,000円というのと全く同じ金額を知っていたわけですね。ヤマザクラ課の少なくとも係長さんが入力しているとすれば、係長さんは知っていたし、当然にも部長さんや課長さんも小さな組織ですから、こういう請求金額は知っていたわけです。そうしますと、こういう金額を知って、部長さん以下が知っていたということになりますと、その事前にヤマザクラ課の中でもって「こういう金額でいくんだよね。これでいいんだよね」というふうに決めておいたわけですから、先ほど冒頭に申しましたように、４月３日にクラセル桜川に新しく赴任した職員が請求漏れを発見し、その結果として誤請求してしまったと。請求漏れを発見して、忙しい時期なので、ごたごたしていて誤請求してしまったというのが５月30日の私たちに配られた資料の説明です。それと誰がどう考えても矛盾するわけです。３月31日の段階でもってヤマザクラ課の中でこの297万6,000円という金額のものが少なくともどういう請求書があったのか、どういう見積書があったのかというのは分かりませんが、それは公開されませんので分かりませんが、少なくとも297万6,000円という金額そのもののものがあったがゆえに、３月31日に支出負担行為決議票と支出命令票が起票できたわけですから、少なくともヤマザクラ課さんはそういう数字を知っていたと、部長さん以下は知っていたということになるわけです。そうしますと、今までのその４月に赴任した新しい職員が請求漏れを発見したのだということと、誰が見ても、誰が見てもこれは矛盾しているのです。これが矛盾していないということなのかどうか分かりませんが、少なくとも普通に考えれば、これは矛盾したことです。この点についてどうしてこういうふうな矛盾が生じた説明を議会にも、それから報道機関にも行ったのでしょうかということをきちんと説明していただきたいと思います。
　それから、３番目です。この誤請求の件は、私はいろいろ情報公開等でもって情報をその文書を整理しますと、総合戦略部ヤマザクラ課と、それからクラセル桜川では共有されていたというふうに考えています。いわば、よい場合は、大変いい場合はそのお互いに２つのところがあって、いい場合は緊密な連携を取ってということなのですが、この場合は悪い場合ですので、悪い場合はいわば　　　　に両者はあるのだろうなと。つまり　　　　　　　　　　　　　　　をしたと。お互いに重々知りながら、情報交換をしながら、　　　　　　　　　　　　をしたと、こういうふうに捉えることが極めて自然だろうと思います。
　市は、一旦報道機関にも、議会にも説明したものですから、多分あくまでも請求漏れ、誤請求だというふうに主張するのだろうと思いますが、ぽんとそれでいくのでしょうか。これだけ客観的に見て、客観的に見て矛盾している。明らかに違っているという事実があったとしても、あくまでも請求漏れであり、誤請求であるというふうに主張していくのでしょうか。ここで、「いや、違います」とはっきり言ってしまったほうが僕は先々のためではないかなと思うのですが、この点についても質問をいたします。
　次に、大きな２番目のクラセル桜川の廃止についてです。これは、昨日も質問がありました。（１）番目の今まで幾らぐらいのお金を投入したのですかということについては、全員協議会の場でもっても説明がありましたので、省略いたします。全員協議会の場でもって説明があった中でもっては、地域おこし協力隊の活動経費、私が計算しますと800万円に、今年の、令和５年度の決算書を基にして計算しますと、800万円ほど入っていないのですが、それを加えたものが資料としても僕は作っておりますので、この（１）番目の質問は省略します。これは、削除します。
　それから、（２）番です。皆さんも実感していると思うのですが、この加波山市場ぐらい、言ってみれば市民の人も職員の人も市議会議員の人も多くの人が廃止を望んでいる。評判が悪い。こういう施設は正直言ってありません。あそこで働いている地域おこし協力隊の方々が非常に頑張っているということの評価は高く、そういう評価は受けておりますし、僕もその人たちが頑張っていることは評価いたしますが、その加波山市場そのものはちょっとどうしようもなく評判の悪いものです。早く廃止すべきだと思いますけれども、早期に廃止していただきたい。そして、年度内に結論を出しますよというような昨日の答えもありましたけれども、あそこに参加しているいろんな産物を出している方もいらっしゃいますので、できれば12月議会の冒頭ぐらいまでには廃止という方針を決めて、皆さん方に周知して廃止の準備をしていくべきだろうと思います。この点についてお伺いいたします。
　３番目です。これも市長の大方針というか、大きな政策だろうと思いますが、長方地区のベイシアの出店のことについてです。これは、いろいろな担当部局に聞きますと、公共施設管理者との協議は終了していると。開発行為の都市計画法29条の申請もすぐ出るのだという話を６月の議会でもってお聞きしました。
　では、具体的にお聞きします。公共施設の管理者との協議が終わっているならば、国道とか市道との協議でもって車の出入口はどういうふうになったのでしょうか。岩瀬側から来て左折する、新治側から来て信号で止まって、市道に入って、それからどういう形かで入っていく。こういうふうな形でもっての国道、それから市道との協議は終わっているはずです。具体的にどういうふうになったのでしょうか。１車線増えるとか、いろいろあるだろうと思いますから、具体的に教えていただきたいと思います。
　それから、私は茨城県の担当課と連絡を取ってといいますか、具体的にお聞きしていましたところ、ベイシアと、それから市の職員、あとコンサルが昨年の12月に１度挨拶に来ましたよと、県のほうにも挨拶に来ましたよと。それ以降は一切何の連絡もありませんというふうに答えています。私は、数日前もそのために確認の電話を入れました。「そのとおりです。一切その後の連絡はありません」ということです。大店法の手続につきましては、皆さんもよくよくご存じだと思います。大体大型店になりますと、県の中小企業課との関係でもっての届出ですが、１年半ぐらいの協議が必要となります。そうしますと、昨年の12月に挨拶には来ましたよ。だけれども、それ以降何の連絡もありませんよということになりますと、本当に公共施設の管理者との協議なんかやっているのでしょうかということが疑問になってきます。つまり大型店ができれば、交通量が増える。交通量が増えれば出入口をどうするかというのはいの一番は誰でも分かる話です。というふうに考えますと、本当にベイシアさん、やるのですかと。また同じように、最初は大和ハウス工業が出ますよと、もう10年前ぐらいですか、それから次は大和ハウスが駄目になったらドン・キホーテが来ますよとおっしゃいました、市長は。その後に　　　　　　　　　　、サンヨーホームさんが出ますよというのが四、五年前にありました。それが駄目になって、今回はベイシアだそうです。ベイシアも少なくても県の中小企業課さんに聞く限りにおいては、何の動きもありませんよという答えです。
　大型店計画は取りやめたのですか。少なくても大型店計画は取りやめて、もしかするとコンビニ程度の大型店を造るのだと、コンビニ程度の大型店を造るのだったら、大店法には適用されませんから、県との関係はありませんので、可能でしょうけれども、私たちは大型店という説明を受けてきたのです。コンビニだとは受けていません。そうしますと大型店舗はやめたのか、あるいは開発計画そのものをやめたのか。ちょっとこの時点ではっきりさせていただきたいと思います。　　　　というか、ベイシアさんとの市の協定そのものが２か年だったはずですから、もう既に１年経ちましたので、もうこの辺ではっきりさせたほうがよろしいのではないかなと思います。
　前回３つが駄目になったわけです。もういいかげんに大本営発表はやめたほうがいいと思うのです。少なくてももう昭和十五、六年ではないのだから、その頃は大本営発表すれば、市民の人は信じていたかもしれないけれども、今や大本営発表は誰も信じませんから、もうそろそろそういう大本営発表はやめたほうがいいというふうに思います。
　それから、４番目です。これは、私も非常に関係しているところなのですが、今、農業振興地域の見直しが行われています。あまり一般にはされていませんけれども、農業振興地域についての見直しが行われていまして、私も自分の勉強のためを含めて結構整理しましたので、皆さんにもお配りさせていただきました。農業振興地域は、ご存じのように、都市計画法との関係、大綱関係でもって農水省がまとめていまして、国の方針というか、制約が結構大きなところが持っています。だけれども、今、時代は大きく変わったわけです。農業振興地域法ができたのは、昭和44年ぐらいなわけですけれども、もう既にそれから60年以上経っています。言ってみれば、その段階、60年前は農地を拡大する、もしかしたら皆さんもご存じないかもしれないけれども、僕なんかの現役時代では、八郎潟の開拓でもって水田を増やすとか、あるいはこういう桜川市でもっても畑地であったところをかんがいにして、畑地を水田化する。耕地を増やしていく。農地を増やしていく。それから、現在行われているような米の生産調整なんかも行われていない時代です。農地を増やせ、増やせという時代だったわけです。しかし、今や全く逆のもう農地は減らしたほうがいいと、あるいは荒廃地にしている、休耕田や休耕地になってしまっている。もう農家の人も困っている方もいらっしゃるわけです。そういうことの中で、３つほど質問させていただきます。
　地元の方に対する縦覧とか、具体的な意見の申出とか、こういうものは法律でもって定まっています。私が聞くところは、では桜川市は12月ぐらいから説明しますよということですが、できるだけ早く、農家の方が米の収穫が終わった、終わる10月半ばぐらいからはその素案を公開して、それを農家の方に示して意見を述べる機会と、こういうものをぜひつくっていただきたいと思います。これが１点目です。
　それから、もう一点は、専業農家の方に、大規模農家の方に耕地が今、集約化されつつあるわけですが、ただ、いろいろ賃貸でやっていますから、それこそあちこちに分散しているわけです。非常に作業効率が悪くなっています。そういう意味で、ぜひこの計画の中ではこういう分散している耕地を交換分合などによってまとめてくる、集約化する、ある地域に何か所か集約する。そのことによって大規模農家、専業農家の方が効率化を図れるようになると、仕事の効率化が図れるようになるということの対策を入れていただきたいというふうに思っています。それが２番目です。
　３番目です。これがある意味では小さな農家というか、現実に困っている農家の声なのですが、その山裾のところとか、谷戸地とか、そういうところでもって、その一部を転用したいと考えている農家の方はたくさんいらっしゃるわけです。私たちの地区でも県道41号線の加波山側、雨引山側、そちらについては、ほとんどが耕作放棄地になっています。そういう耕作放棄地の中でも一部は、いわゆる農業をやるべきだというところになっている、青地になっているところがあります。白地ではなくて青地になっているところもあります。そういう意味では、なかなかそういうところは転用もできない。ここで、僕はやっぱり桜川市は大英断をするべきではないかなと思っていますのは、市が独自の区分でもってこの農用地のままでもいいから、例えば集団的調整地みたいな形にして、太陽光発電に転用するとか、あるいはもう山林というか、林地に戻すとか、特に谷戸田なんかは林地に戻すとか、こういうことを計画的、集団的に行うような農地転用の道を準備すべきではないかなと思います。このままにしておきますと、それこそ休耕田、休耕地になって、カヤが生え、ヨシが生え、イノシシの棲処になっていますし、それから冬になって、一旦火が出たら、周りの人家が全部火災になってしまうというような危険なところも正直言ってあると思います。これは、皆さんもよくご存じだろうと思います。そういうところにも道路があり、水路があり、そして水道が入っているわけです。そうしますと、今後そういうところをこのまま放置すると、公共施設の管理でもって金ばかりかかっていくような形になる。やっぱりそういうことを防止するためにも、それから農家の人たちがそう言ってみれば、不動産といっても、マイナスの不動産を何とか解消するということのためにも、今回その農振地域の見直しの中で、集団的調整地みたいなことを用意して、別に県に報告するときにそういうことを入れる必要はないわけで、あくまでも市の中でもってそういうことを共有しておいて、市民の、地権者の方に連絡しておけばいいわけですから、了解取っておけばいいわけですから、そういうものをしておいて、転用の道といいますか、効率的な今現在にふさわしいような用途に変えていく準備をするということをお願いしたいと思います。この農業振興地域の見直し、よろしくお願いしたいと思います。
　以上、私の質問です。再質問はあると思いますので、よろしくお願いいたします。
　以上です。
〇議長（萩原剛志君）　川股隆君の質問に対する答弁を願います。
　久見木総合戦略部長。
　　　　　　　　　　〔総合戦略部長（久見木憲一君）登壇〕
〇総合戦略部長（久見木憲一君）　川股議員１番目のご質問、ヤマザクラ課の支出命令票などの取消し文書についてのご質問にお答えいたします。
　まず、金額が297万6,000円の起票番号41、42の伝票について、令和５年３月31日入力日で起票され、それが取り消された記録はございました。また、この起票に関する見積書や請求書は、市に存在しないため、文書不存在となりました。
　その他のご質問につきましては、これら取消し文書を含め、誤請求事案につきましては、現在誤請求事案に係る再発防止検討委員会の調査対象となっておりますので、回答は控えさせていただきたいと思います。
　続きまして、２番目のご質問、クラセル桜川の廃止についてのご質問にお答えいたします。市民、職員、市議会議員の多くが廃止を望んでおり、廃止すべきではないかのご質問につきましては、桜川市が株式会社クラセル桜川に委託している、クラセル桜川の中核事業である実証店舗「加波山市場」の実証実験期間が今年度までとなっております。今後の方向性につきましては、加波山市場への出品者で、市民が多数を占める生産者協議会から継続意向があることなども踏まえ、店舗運営開始から現在までの効果検証結果を基に、お客様をはじめ関係者や誤請求事案に係る再発防止検討委員会の株式会社クラセル桜川の在り方の意見等も参考にして、年度内に今後の方向性の結論を出したいと考えております。
　続きまして、３番目のご質問、長方地区のベイシア出店についてのご質問にお答えいたします。１つ目、公共施設管理者との協議は終了したとのこと。国道、市道の協議で車の出入口は、岩瀬側、新治側からどのようになっているのか、具体的に教えていただきたいというご質問についてお答えいたします。
　長方地区ＳＣ開発につきましては、本市の事業ではなく、民間企業による開発事業でありますので、開発事業者からの聞き取りまたは本市で把握している範囲内であることを前提にお答えさせていただきます。
　まず、現在の進捗については、都市計画法32条の市道等の協議が令和６年４月25日に、国道50号線の管理者である国土交通省常陸河川国道事務所との協議が令和６年５月８日にそれぞれ同意が行われたと報告を受けております。また、開発許可につきましても、８月29日に申請がされております。
　ご質問のショッピングセンターへの車両出入口につきましては、岩瀬、いわゆる東側からは国道50号線から左折いただき、ショッピングセンターエリア内に進入していただけるようになっております。新治側（西側）からは、ショッピングセンター手前、国道50号交差点信号機を右折していただき、市道側からの進入になります。
　ショッピングセンターから出られる際につきましては、国道50号４車線化に合わせて中央分離帯が設置されますので、新治方面へ向かう方はショッピングセンター北側、国道50号を左折いただくか、ショッピングセンター西側、市道を経由し、国道50号交差点から出ていただくことができます。逆方面、岩瀬方面（東）に向かう方は、ショッピングセンター西側、市道を経由し、国道50号交差点を右折していただくことになります。
　次に、２つ目のご質問、大店法の手続には、１年半程度かかるという。県には昨年12月頃に挨拶に行ったが、その後、何の連絡もないとのことだと。開発計画はやめたのか、大型店舗計画はやめたのかについてお答えさせていただきます。桜川市、開発事業者、日計商事株式会社及び出店テナント連絡調整会議代表、株式会社ベイシア、３者において「長方ＳＣ地区開発の推進に関する協定書」を締結しており、市としましては、国道協議や県及び警察協議の際、円滑に進められるよう同行などをしてまいりました。
　茨城県産業戦略部中小企業課へは、開発事業者による大規模小売店舗立地法に基づく届出が必要でございますので、担当者の確認と事前挨拶ということで、昨年12月に開発事業者と市でお伺いさせていただきました。こちらの届出につきましては、今後の事業の進捗に応じて、適当な時期に提出する予定と伺ってございます。
　以上でございます。
〇議長（萩原剛志君）　続いて、佐伯経済部長。
　　　　　　　　　　〔経済部長（佐伯純一君）登壇〕
〇経済部長（佐伯純一君）　川股議員４番目のご質問、農振区域の見直しについてお答えいたします。
　初めに、桜川市の農業振興地域整備計画の総合見直しについては、平成23年度に実施してから10年以上が経過しており、本市を取り巻く情勢の変化等を踏まえて農業振興の方向性を再検討するため、令和５年度から６年度にかけて総合見直しを実施しているところでございます。
　農業振興地域整備計画では、国の基本指針と県の基本方針に基づき、農用地等として利用すべき土地の区域を定める農用地利用計画と、それ以外の諸計画により構成されております。総合見直しでは、基礎調査の結果、集団的農用地としての要件を欠くことになった農地の農用地区域からの除外や、新たに農業生産基盤整備事業の実施が予定されている土地の農用地区域への編入などを行う予定でおります。
　それでは、１つ目のご質問、素案がまとまった段階で、10月半ば頃から意見を述べる機会をつくれないかについてお答えいたします。農業振興地域整備計画の総合見直しについては、現在、茨城県において資料の確認作業を行っております。今後のスケジュールにつきましては、来月、10月中に桜川市農業振興地域整備促進協議会を開催し、承認を得た後、農業委員会総会において農業委員への説明、土地改良区及びＪＡ等の関係機関への意見聴取を経て、茨城県との事前協議を行う予定となります。議員の皆様には、12月の全員協議会でご説明を申し上げたいと考えております。公告縦覧については、12月末までには開始することとしており、その後の法定協議と公告を経て、３月に完了予定となります。そのようなスケジュールの中で、ご意見をいただく機会を新たに設けることについては難しいと考えており、30日間の公告縦覧において市民の皆様に広く周知することで、貴重なご意見をいただく機会にしたいと考えております。ご理解いただけますようお願いいたします。
　続きまして、２つ目のご質問、耕作地が分散し作業効率が悪くなっている。計画の中で耕作地の交換分合など、すぐにでも効率化を図れる対策を実施すべきではないかについてお答えいたします。現在、桜川市においては、本年度中の完成を目指し、地域農業経営基盤強化促進計画、いわゆる地域計画の策定に向けた地域での話合いを行っており、議員がご質問された内容は、こちらに該当するものかと思います。
　地域農業経営基盤強化促進計画とは、将来も地域の農業が続けられるよう、地域と農業者で話し合いながら持続可能な計画を策定するもので、先日も桜川市を９つの地区に分けた話合いを実施し、課題の洗い出しを行っております。その話合いの中で、担い手間での集約の必要性や、その実現のためにほ場の大規模化が望ましいことなど多くのご意見をいただいております。地域農業経営基盤強化促進計画の策定後は、ご意見としていただいた課題の解決に向け、見直しを図りながら、具体的に取り組んでまいりたいと思います。
　続きまして、３つ目のご質問、市独自の区分で、農用地のままで、例えば「集団的調整地」を設け、太陽光発電施設や山林整備地など、計画的、集団的な農地転用の道が開ける方法を取るべきと考えるが、いかがかについてお答えいたします。農用地利用計画の変更においては、農業振興地域の整備に関する法律に規定する農用地区域の基準に照らして行うこととされており、将来の開発を考えて農用地区域から除外することや、除外をせずに農用地区域のまま開発を進めることはできないことから、市独自の区分により、太陽光発電施設や山林整備などのための用途を指定することは難しいと考えます。
　具体的な開発計画がある場合は、個別にご相談をいただき、当該農地の農用地区域からの除外や転用について対応していきたいと考えております。
　現在の農業を取り巻く環境は、燃料費の高騰、肥料や資材価格の高騰、また農業従事者の高齢化や後継者不足など、年々厳しさを増しています。このような状況を踏まえ、活力に満ちた豊かな農村を築くための計画を策定し、農業振興のための各種施策を推進してまいりたいと考えております。
　以上でございます。
〇議長（萩原剛志君）　答弁が終わりました。
　再質問ありますか。
　２番、川股隆君。
〇２番（川股　隆君）　農振地区につきましては、農家の方が一番心配しているのです。だから、私たち議員に説明するとか、農業委員会に説明することが先ではなくて、まずは一番心配している農業者、農家の方に説明するように努力していただきたいと思います。全体としていろんな形で今後ご意見を申し上げていきたいと思います。
　それから、第１番目の問題です。久見木部長は、実質的に私の質問に対して答弁を拒否する、控えさせていただくと言いましても、答弁を拒否いたしました。なぜ答弁を拒否するのかということについてお聞きしたいと思います。調査委員会が行われているから答えられないのだということになりますと、いろんな問題があったときに、調査委員会をつくれば、議会の私たちが質問する、あるいは市民の方が市に問合せをするというときに、答えなくても済むわけです。そういう調査委員会、幾らでもできるわけです。
　今回の副市長を長とする委員会は、別に百条委員会でも何でもないし、任意につくれる、市がある意味では勝手につくった委員会ですから、幾らでもこういう委員会はつくれるわけで、そこで調査をしているから答えられないということの理由は何なのですか。はっきりと答えてください。
〇議長（萩原剛志君）　答弁願います。
　久見木総合戦略部長。
〇総合戦略部長（久見木憲一君）　川股議員の再質問にお答えいたします。
　現在、誤請求事案に係る再発防止検討委員会の中で、様々な疑念について調査が行われてございますので、そういった意味で誤解を生じることがないように、今回私の立場としましては、調査委員会の調査に協力をして、解明をしていただくということですので、今回回答は差し控えたいと考えております。
　以上でございます。
〇議長（萩原剛志君）　再質問ありますか。
　２番、川股隆君。
〇２番（川股　隆君）　今、誤解がないようにというふうな答えだったと思うのですが、既に６回、７回調査委員会が行われているというのは昨日のお話、答弁の中にありました。中間報告は差し控えるということでした。誤解がないようにとするならば、中間報告の中できちんとお答えすべきではないのですか。先ほどの榎戸議員が７月５日でもって情報公開請求を受けたということについては、当然にも開示したということについては、市のほうも当然知っているわけですから、私が質問したことなどは事実としては、市のほうは当然知っているわけです。だから、そのことも含めて調査委員会でもって中間報告があれば、そういう調査報告、中間報告があれば私はあえて質問もしませんし、あるいは調査報告に対する、中間報告に対する質問になったかもしれませんけれども、そういう中間報告もしない。質問にも答えない。一体それは何なのですか。私たち議員を全く、議員の調査活動とか、議員の質問とかということについて、そういう形で答えないということになりますと、私たちは一体誰を代表しているのか分からなくなってしまうのです。市民の方から選ばれて、市民の人たちがこういう質問をすべきだとか、こういうことを意見があるとかということについて、私たちはそれを代理人として質問しているわけです。それに対して市のほうが勝手に調査委員会をつくったから、その調査委員会で誤解を招くことになるから答えられませんということならば、それこそこういう一般質問の機会なんてつくっても何の意味もなくなってしまいます。そのことについてどうお考えになりますか。これは、どっちかというと、久見木総合戦略部長に聞くのは失礼かもしれないから、代表者である市長なのでしょうけれども、市長、どう考えますか。
〇議長（萩原剛志君）　答弁願います。
　石川副市長。
〇副市長（石川武彦君）　ただいまの川股議員の質問についてお答えいたします。
　昨日の答弁でも言いましたとおり、これまで７回の調査をやってきていますけれども、まだ足りないと思ってございます。
　　　　　　　　　　〔「それは勝手に市がやるんだから、我々に関係ないんだ」の声あ
　　　　　　　　　　　り〕
〇議長（萩原剛志君）　榎戸議員、静粛に願います。
〇副市長（石川武彦君）　調査の途中段階で何か方向性をするというのは、通常私の考えではあり得ないと思っていまして、しっかりと様々な方面から意見を聞いて、確認をして、調査結果がまとまった段階で議会に報告をしたいと思ってございます。
　本日、川股議員からご質問があった大きく３つのこと、これについてもしっかり答えられるように調査をし、報告書をまとめていきたいと考えておりますので、今日時点での中間報告というものは控えたいと思ってございます。
　以上です。
〇議長（萩原剛志君）　再質問ありますか。
　川股隆君。
〇２番（川股　隆君）　答えを差し控えさせていただくということは、いろんな場であるわけです。ないとは申しません。国会の場合でも証人喚問でもって証人の方が不利益になる、あるいは逮捕される、訴追されてしまうような場合は、答えを差し控えさせていただきますということもありますし、それから仮に今、百条委員会が行われているならば、そこに証人として出た場合は、それがその告発につながるような場合は、答弁を差し控えさせていただきますということになるかと思います。だけれども、今、市がつくっている任意の委員会は、別にそのことによって、そのことによって何か逮捕されてしまうとか、検察庁に呼ばれてしまうとか、そういうこととは関係ないはずですよね。もしかしたらそれこそ多少の誤解を招くかもしれないと言うならば、誤解を招くと言うならば、誤解を招かない範囲でもって、つまりこれはもうお互いに確認し合っていますよと、ここまではみんな誤解しないで確認し合っていますよと。例えば先ほどのそういう文書があるということについては認めたわけですから、誰がそういう文書を起票したのか、そのことについては例えばヤマザクラ課長も知っていたのか、部長も知っていたのかということを確認してあるならば、それはそういうふうに供与をしていますよということで答えてもいいわけです。あるいはクラセル桜川から文書が来たのだということがお互いに確認されているならばいいわけです。確認されていないのだったら、確認されていないのだったらそれはなかなか確認してからでないと答えられないかもしれませんが、既にお互いに６回、７回やって確認されているのだったらば、確認されたことについてきちんと答えるべきではないのですかというふうに思います。その点についていかがなのでしょうか。
〇議長（萩原剛志君）　答弁願います。
　石川副市長。
〇副市長（石川武彦君）　ただいまの質問にお答えします。
　調査は複数重ねておりますが、確認できていること、確認できていないことがございますので、調査結果としてまとまってございません。この段階で報告すること、答弁することは控えさせていただきたいと思います。
　以上です。
〇議長（萩原剛志君）　再質問ありますか。
　川股隆君。
〇２番（川股　隆君）　そんなに難しいことを質問しているわけでもないし、そんなに難しい案件でもないのです。だって、クラセル桜川の職員と総合戦略部のヤマザクラ課の職員とそこで行っている文書のやり取りにすぎないわけです。こんなの極端に言えば１週間もかからないで、きちんとまとめ上げることができる、そういう案件だと思います。例えば国とか県が絡むとか、民間事業者もたくさん絡むとか、それこそ検察庁の捜査でもやらない限りちょっとも分からないという話なら別ですが、わずか２つのセクションの間でもってやっていることについて、まだまだまとまらないのだということからしますと、これは私の判断も入りますが、それは逃げている、隠そうとしている、あるいは何とかごまかそうとしている。それでもって延々と延ばすのだというふうに判断せざるを得ません。要するに事実関係を認めたくないと、そのためにどんどん延ばすのだということを考えざるを得ないということが一つ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　〔「それはいい過ぎ、やり過ぎだ」の声あり〕
〇２番（川股　隆君）　答えないから言っているのですよ、答えないから。
　　　　　　　　　　〔何事か声あり〕
〇２番（川股　隆君）　答えるべきですよ。
　　　　　　　　　　〔何事か声あり〕
〇議長（萩原剛志君）　川股議員、質問の範囲を超えています。先ほどの件に関しましては……
〇２番（川股　隆君）　いや、そういうことになっているのではないのですか。というふうに疑わざるを得ないですよ。
〇議長（萩原剛志君）　会議録の削除を命じます。
〇２番（川股　隆君）　疑わざるを得ないですよ。
　　　　　　　　　　〔「ここは法廷じゃないから」の声あり〕
〇２番（川股　隆君）　法廷ではないよ。そんなの分かっている。疑わざるを得なくなってしまうわけです。あなたが何らかの形でもって不利益の立場に立つと、僕に対して答えれば非常に不利益になる。あなただけではないかもしれない。もっと上の親分もいますから。だから、だからきちんと答えられないのだというふうに考えざるを得ませんよ。
　　　　　　　　　　〔「まとめて出すと言っているんだから」の声あり〕
〇２番（川股　隆君）　だから、ちゃんと答えなさいよ。
　　　　　　　　　　〔「途中でなんか答えられないことあるでしょうよ」の声あり〕
〇２番（川股　隆君）　そんなことない。事実関係で答えなさいと言っているのですから、答えなさい。何でそれを答えないのですか。答えられないということは疑われますよ。
〇議長（萩原剛志君）　答弁願います。
　大塚市長。
　　　　　　　　　　〔「法廷みたいなことをやっているから、あなたは裁判官ですか」
　　　　　　　　　　　の声あり〕
〇議長（萩原剛志君）　先に石川副市長。
　　　　　　　　　　〔何事か声あり〕
〇副市長（石川武彦君）　ただいまのご質問についてお答えします。
　　　　　　　　　　〔何事か声あり〕
〇議長（萩原剛志君）　静粛に願います。
〇副市長（石川武彦君）　調査委員会は私のほうに任されておりまして、時間がかかっているのはひとえに私の処理能力の問題が多いと思います。そこは大変申し訳ないのですけれども、一方で誤請求ということと、不正請求ということも言われております。ですので、そこは慎重に各両方から、三方から四方から意見を聞いて調査はまとめなければいけないと思っていますので、処理能力と私が慎重だという性格もありますので、時間を要しています。そこはご容赦いただければと思います。
　以上です。
〇議長（萩原剛志君）　再質問ありますか。
　川股隆君、再質問どうぞ。
　　　　　　　　　　〔「職員のつるし上げなんか聞きたくない」の声あり〕
〇２番（川股　隆君）　いろんな形でもっていろんな意見があるのは分かりますが……
〇議長（萩原剛志君）　静粛に願います。
〇２番（川股　隆君）　私も榎戸議員も同じかもしれませんが、情報公開請求をして、その中でもって開示された文書に基づいて質問しているのです。別にうわさを聞いてとか、誰かからこうではないかというようなことを聞いてやっているのではないのです。少なくとも情報公開請求で出てきた資料は、みんな市の資料ですから、桜川市の資料ですから、少なくても桜川市が私であれ、普通の一般の人であれ、皆さんに公開するものであって、ある意味では意図的なものではなくて、客観的な資料ですよね。それに基づいて私が言っている、考えていることが確信が持てるのかどうかということについて、それを確証するために久見木部長には質問しているわけです。それに対して自分たちが作った資料に対して僕が質問しているのに対して答えられない。答えを差し控えることになると、一体これ何なのですかという話です。自分が作った文書に対して、自分たちが組織として作った文書に対して信用できないのですか。そうなってしまったら、議論する余地というか、市民に対する責任というのはどこに行くのですか。皆さん方は高い、高いかどうかは別にして、私もそうだったけれども、給料をもらって、公務員になって、文書を作って、市民のために仕事をやっているのでしょう。その作った文書に対して私たちに公開したら、それを基にして、私の質問に対して答弁を差し控えますということは、誰に対して責任を負っているのですか。市民に対して責任を負わなければいけないのです。そういう立場なのですよ、皆さん方は。だったら自分らが作った文書を、自分たちが組織的に作った文書に対して責任を負って答えなさいよ。僕は別にうわさで言っているのではないのだから、うわさで質問しているのではないのだから。皆さん方が作った文書を基にして公開されたもので質問しているのだから、当たり前ではないですか、こんなこと。こんなことイロハのイをこの年になって言うとは思わなかったです。答えてください。市長でもいいですよ、誰でもいいです。
〇議長（萩原剛志君）　答弁願います。
　石川副市長。
〇副市長（石川武彦君）　ただいまの質問にお答えいたします。
　今回の事案、総合戦略部長は我々調査委員会に協力する立場になっておりまして、私のほうからこの案件は調査委員会で対応するというふうに今回申し伝えております。やはり調査の報告を早くまとめろというお叱りだと思っておりますので、早急に報告をまとめられるよう努力してまいります。
　以上です。
〇議長（萩原剛志君）　再質問ありますか。
　２番、川股隆君。
〇２番（川股　隆君）　早急にまとめるということでしたけれども、先ほど申しましたように、そんなに難しい案件でも何でもないのです。関係者も数人しかいませんし、何十人というその聞き取りの対象がいるわけではない。せいぜい数人です。五、六人しかいない。そういうことの中で、時間がかかる、かかるということになりますと、やはりそれは疑わざるを得なくなるのです。本来疑いたくもないですよ。
　　　　　　　　　　〔「疑っているんだっぺよ」「当たり前だよ」の声あり〕
〇２番（川股　隆君）　疑っているのは当たり前ですよ。
〇議長（萩原剛志君）　静粛に願います。
〇２番（川股　隆君）　疑っているのは当たり前であって、そういうふうに時間を延々と延ばすから疑わざるを得なくなるのです。数人からきちんと聞き取り調査をして、僕らが情報公開請求された文書でもって整理すれば分かるはずなのです。大きな問題はスタートにあるのです。新しく４月３日に赴任した職員が私がやりましたと言ってきたから、何も調べなかった。だから、５月30日で私がやりましたという職員が誤って請求漏れをして、誤請求をしてしまったというようなことを内部でもって十分な調査もしないで、まとめて、それを私たち議員にも配って、なおかつ報道機関にも配ったと、そういう極めて不十分な、極めて不十分なですよ、言ってみればある１人の人が自供というか、言えばそれが全てみたいになってしまう。そんなことないでしょう、どんな場合でも。私が何と言おうが、客観的なデータがあって、その人が言っていることが客観的なデータに基づいて、その人が言っていればそれは正しいけれども、データそのものが……
　　　　　　　　　　〔「休憩」の声あり〕
〇２番（川股　隆君）　データそのものが調べないで、私がやりましたと言ったから私がやりましたということにならないのですよ。そんな当たり前のことを、こんなことが分からないのですか。重々分かっているはずですよ、皆さんは。重々分かっていながら延ばしているということは、意図があるからです。今出されたら、今、答弁されると困るのでしょう。何らかの形で困る理由があるのでしょう。そうではないのだったら市長、答えなさいよ、はっきりと。
〇議長（萩原剛志君）　川股議員、答弁を求めますか。
〇２番（川股　隆君）　答えるのだったら答えなさいよ。
〇議長（萩原剛志君）　答弁求めますか。
〇２番（川股　隆君）　市長、答えなさいよ、ほら。こんな当たり前のことに対して答えなさいよ。
〇議長（萩原剛志君）　答弁願います。
　大塚市長。
〇市長（大塚秀喜君）　誰も得していない話です。職員さんも得していません。それははっきりしております。
　　　　　　　　　　〔「世の中、損得だけじゃないんだよ」の声あり〕
〇市長（大塚秀喜君）　いや、それははっきりしております。
〇２番（川股　隆君）　損とか得で聞いているのではないのだ、僕は。
〇市長（大塚秀喜君）　それははっきりしております。その二百九十何万円だっけか。
　　　　　　　　　　〔「あのままだったら市は損したっぺよ、300万円も」の声あり〕
〇市長（大塚秀喜君）　300万円。300万円について誰も得はしていないという状況でありまして、その上で職員が誤請求してしまったという報告を受けております。その職員をではどうするのですか。お金も会社で返したのですよと。
〇２番（川股　隆君）　返せばいいという話ではないではないか。
〇市長（大塚秀喜君）　誤請求したものを返してどうするのだと。
〇２番（川股　隆君）　誤請求かどうかなんて分からないと僕は客観的でないからと言っている。
〇市長（大塚秀喜君）　それは分からないのはあなたでしょうと。
〇２番（川股　隆君）　分からなくないですよ。事実示しているではないか。
〇市長（大塚秀喜君）　だから、間違ったって本人が言っているのに、それをどうしろと言うのだと。それでおまえ、みんな泥棒呼ばわりしてどうするのだ。あなたが泥棒ではないのか。大丈夫か、頭って。おまえ、泥棒呼ばわりしてどうするのだよ。俺は訴えましたから、申し訳ないけれども、泥棒なんかしている気もないし。
〇２番（川股　隆君）　あなたが　　したとは言っていないよ。
〇市長（大塚秀喜君）　言ってるだろう、あの手紙で。折込で。ふざけるなよ。
〇２番（川股　隆君）　あなた、けんか売っているの。
〇議長（萩原剛志君）　答弁願います。
　　　　　　　　　　〔「いいかげんにしろよ」の声あり〕
〇議長（萩原剛志君）　石川副市長。
〇副市長（石川武彦君）　ただいまのご質問にお答えします。
　今後も関係者への調査を進め、早急に報告書をまとめてまいります。
　以上でございます。
　　　　　　　　　　〔「裁判所でやりましょう」の声あり〕
〇議長（萩原剛志君）　２番、川股隆君。
〇２番（川股　隆君）　何か大変な市長さんで、それこそこちらも大変驚いてしまいますけれども、僕はこの案件でもってちゃんと答えられないということは、皆さん方、職員の方皆さん方は内部で、自分の心の中でもって非常に迷っていると思います。こういう案件でもっとちゃんとした答えができないようなことならば、私も長年それこそ地方自治体で働いてきた人間です。そちらに座っていたこともあります。こんな恥ずかしい思いをさせられるということに関しては、それこそ情けないなというふうに職員としては思います。つまりこういうふうに職員がなってしまう。ならないようにするというのはトップのリーダーの役割です。トップの役割をやっていないところはたくさんあります。兵庫県もそうかもしれない。そういうふうに桜川市はならないでほしいということを最後に言うことと、もう一つはちゃんときちんとした解明をしましょう。私もこれを解明するためにいろんな形でもっていろんなところに働きかけております。そういうことできちんと解明しましょう。そのことによって物事をはっきりさせていきましょう。
　以上です。
〇議長（萩原剛志君）　これで川股隆君の一般質問を終わります。
　ここで、休憩とします。
　　　　　　　　　　休　憩　　（午後　零時１１分）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　再　開　　（午後　１時３０分）
〇議長（萩原剛志君）　会議を再開します。
　続いて、６番、榎戸和也君。
　　　　　　　　　　〔６番（榎戸和也君）登壇〕
〇６番（榎戸和也君）　６番議員、榎戸です。事前通告に基づき質問させていただきます。
　先ほど川股議員のほうの質問ともダブるのですけれども、やはりこれはこの間百条委員会の請願が出ているような案件ですから、それを不採択にした総務常任委員会の委員の皆さんにおいては、この問題については、今後何か問題があればいろいろ今後考えるということもおっしゃっているわけですから、やっぱりしっかり途中でそのいろんなやじが入れられたり、あるいは出ていってしまったりという、そういう状況があるわけですが、ぜひこの問題は非常に私は大事な問題だと思っていますので、この桜川市の在り方として、ぜひしっかり私が今から執行部にお尋ねをしますので、議員の皆さんにもいわゆる百条委員会、今、兵庫県でやっていますけれども、桜川市においては不採択にしているわけですから、その辺の兼ね合いをよくお考えいただいて、この議事、私の今からの一般質問に臨んでいただければありがたいなとお願い申し上げる次第であります。
　では、参ります。まず、谷貝分館、令和３年度谷貝分館の解体費の過誤払いの更正処理、これは桜川市の財務規則に照らして適切か否かということをお尋ねしたいと思います。この内容については、覚えていらっしゃる方もいると思うのですが、今日この議事録出ましたから、教育部長が確かに間違えて多く払ってしまったのだと。だけど、向こうが本来もっとかかっていたのだけれども、それはこっちに請求してこないので、それと一種相殺して、特に相手には言わないで、余計に払った分は一旦返してもらって、その後で間違っているのがあれば、もう一回請求してもらってやるというような手続は一切していないのだと、こういう答弁だったわけです。こういうことはお金のやり取りはルールに基づききっちりやるはずなので、財政、総務部ですか、担当のほうにこういうやり方で問題はないのかどうか、それをお尋ねいたします。
　続きまして、２番目であります。令和４年度、５年度のふるさと納税についてお伺いします。令和４年度のふるさと応援寄附金、すなわちふるさと納税額のうち、クラセル桜川分の更正前、つまり誤請求があったという一応建前で直していますから、それをやる前のふるさと納税返礼品に関わる支払い全般についてお尋ねいたします。
　市は、クラセル桜川が297万6,000円を市に返還した、返金した件について、今年５月30日、筑西記者クラブに情報提供して、その説明を行っております。それによれば、令和５年４月に市からクラセルに出向した職員が出向直後の４月に、令和４年度中、つまり自分が行く前の年度中にクラセルがふるさと納税返礼品を送った。その送った額に請求漏れがあったと。その請求漏れがあったことに気づいて、その分を急いで、行ってから、その分を誰にも相談しないで、いわゆる社長である市長にも相談しないで、自分の一存でアルパに請求をしたと。アルパに請求をしたというのが、その請求伝票が市にあるわけですね、アルパ経由で市に来ましたから。それを私は今回議会にこの質問をするに際して出したいということで許可願を議長のほうにしました。だけれども、返事なしで、返事なしといいますか、それは認めないと、理由も何も言わないと。ただ、今、傍聴にいらしている皆さんは、それは御覧になっています。その③というのがそうです。そういうものが市長に相談しないで、アルパに送って、それがアルパ経由で桜川市に来て、桜川市がそれを支払ったということであります。それが後で発覚したので、いわゆる総合戦略部長の言葉を借りれば、発覚したので、それを返してもらったということになっているわけです。
　そこで、伺いますが、まず起案文書としての意味を持つ額面297万6,000円の起票番号41と42というのは取り消されたと。この事実は認めるかということを私、事前通告しました。しかし、これについては先ほどの川股議員の質問で、これは認めると。その現物は今、傍聴の方にはお渡しした①というところであります、横に長い。その取り消した記録は②というところで、実際にこれ取り消したのだというのが別な伝票も出てまいりました。それは取り消しておいて、別に、つまりそれはどういう形で桜川に請求が来たのだか分からないけれども、このお金が請求が来たので、１回伝票を起こしたわけです。それは取りやめて、一応市の説明では４月に出向した職員が気がついて、急いでそれをアルパ経由で市に請求したのだと、そのアルパ経由が３番目の伝票であります。こういうことなのです。これは、そういうわけで確認してありますので、この２つの伝票を作成したのは、それぞれどなたか。これは、もう調査もやられているし、先ほどの議論でもありましたが、調査委員会を立ち上げると言えば答えなくていいと。調査は当事者はわずか五、六人ですから、これ。はっきり言って。その聞き取りなんかやればすぐに分かるのです。論点なんかはすぐ出るのですから。でも、それがもう６月議会からこれだけ経過しても出ないと。７回もやったと。先ほど菊池議員の質問で、12月議会には出るのか、出ないのかと言ったら、そこもはっきりは言わない。できるだけ急いでやります。これやっていることにならないです。身内でやって、何かあれば委員会やっているから答えられない。こういうのを私認めません。こんなの認めたら、議会成り立ちませんから、本当に。議会の皆さんはどう思っているか知らないけれども、何かあったら市が、では、委員会立ち上げます、委員会やっていますから検討しています、調べていますから答えられません。これ議会の無視です。こんなことを議会は、議運は認めるのかと、議長は認めるのかと、そういう話であります。ですから、聞きます。今の部分が１つ。
　それから、この額面297万6,000円の支出負担行為決議票41です。それから、支出命令票42、これはこの金額を入れられるということは、何らかの形でクラセルから直接、アルパ経由ではないですよ。だって、実際はこれクラセルの職員は市の職員なのだから、それまでヤマザクラ課にいた人が、前の前任者もそうだし、後任のこの間違えたという人もヤマザクラ課の職員ですから、実態は一体なのです。それは別だ、別だと盛んに言うのだけれども、これは市営の株式会社ですから、実質は。それはどこからか聞かなければ、この金額入れられないのです。誰から聞いたのだと、誰が起こしたのだと、こんなの普通に言っていいことでしょう。イロハのイですよ、これ。そのことについて、それをやった人は誰で、言ってきたときには当然内容を聞きますよね、伝票を起こすときに。内容どうなのだと。市に来たほうは分からない。でも、３番の例のアルパに請求したほうには書いてあるのです。米がどれだけ、それからそばプリンが幾つ、幾らとか、実はこれ一般に言っている金額と違うのです。そばプリンの値段とか、あれと違っているのです。だけれども、これを起こしたということは何か根拠があるのでしょう。誤請求と言っているのだから、誤請求というのは何かを見て請求しているのです。あるのが請求漏れてしまったと言ってやっているのだから、それは何かと聞いても、それは答えない。ですけれども、いずれにしろそのヤマザクラ課にこの金を払ってもらいたいと言って、言ってきたときに、取りやめたこの伝票、それを作ったのは誰なのだと。それから、誰が伝えてきたのかということを説明願いたいと思います。
　それと別に、今言ったそのアルパに送ったほうの請求書を書いたのは誰かと。これは、４月に行って書いたと。日付は３月31だけれども、４月に行って書いたというふうに今まで説明しているのですよ、新聞社から何から。だけれども、実際にこれ本当誰書いたのと。つまり３月に書いているのだから、実質は。４月に行って、３月31日付の伝票にしてあるのだと言うけれども、どう考えてもこれは３月に書いているのです。最初は市に送ったのをやめて、アルパ経由に切り替えたと、普通そう考えられるでしょうね。ですから、これについても誰が、どういう形で書いて、どういうふうにして送ったのだというのを説明願いたいと。
　それと、これとは別なのですが、一般論、別件で令和５年度、つまり今回のこの決算書に出ているもので把握はできるのですが、一応ここでお伺いします。ふるさと応援寄附金の返礼品の詳細についてですが、企業版を除いて桜川市では今年幾ら受け取ったのかと、ふるさと納税で寄附金を幾らもらったのかと、これが１つ。
　それから、２点目は、このうちクラセル桜川、これは前、情報開示で出さないと言うのだけれども、これは実際は市が買って送っているということだから、市が買ったものは開示するに決まっているわけです。それでああいうふうになったわけです。ですから、今、聞くわけです。クラセルからは幾ら買って送っていることになっているのだというのをお尋ねしたい。
　それから、３番目、その送ったうち、桜川市で本当に大体取れたようなものと、そうではなくて共通返礼品というのですか、例えば藤井商店さんという何か肉屋さんが守谷のほうにあって、そういうところの売上げが結構多かったりしています。これは、ここと言うよりは、税金がもらえるのだからそれでいいと言えばいいのですけれども、本来のクラセル桜川をつくっているという意味合いから言えば、幾らクラセルでそういうものを扱っているかと、つまり市の地域の物産振興のために、わざわざクラセルに職員を配置して、ふるさと納税やるのだと言って、山桜はちみつだ何だとやっているわけでしょう。これ実際どのぐらいあるのだと、これだけお金かけてやっているのだから、成果は。そのことをお尋ねしたいので、それをお聞きします。
　３番目であります。長方準工業地域への商業施設の進出計画の現状と、それからあそこにやる今年度の予算で公社に五千何百万円かを貸して、それで約８反歩強の土地を買いました。これについて、これは直売所の予定地、つまり加波山市場をあそこに移すのだという意味合いで８反歩買ったということらしいのです。もう買ってしまってあるみたいです。これについて伺います。
　まず、日計商事、先ほど川股議員からもいろいろ質問ありましたが、いわゆる大店法の届けは１年半ぐらいかかると。でも、これは実質的にまだ何もやっていないということ、それから開発許可の申請は出たのだと、先月末に出たのだということは今お伺いしました。道路のほうのことについても、それなりに流れになっているということは分かりましたが、やっぱりその大店法の問題というのは結構大きいので、これについて何ら具体的な動きがないようだと。ただ、外で、いろんなところで市長が挨拶される話を聞いていると、いや、もうすぐできるのだというようなお話をされているようであります。ですから、そこはかなり食い違っているので、その中でこちらから、開発業者である日計商事に対して何か市としてはこういうふうにしてもらいたいとか何かと、そういう要望は出しているのかどうか。あれば、それを働きかけとかの内容についてお尋ねしたいと。
　それから、２番目であります。これ両方です。向こうから何かやって頼むと言われているのもある。こちらからもやる。例えばあの８反歩の土地のところには、旧鎌倉街道というのが通っています。そうするとあそこを計画的にやっていくと、当然市のお金を使って、内部に道路をつけたりなんだりというようなことも発生してくるかもしれない。そうするとそういうことについて、開発業者との間でいろんな詰めがあったりなんかするのだろうと思うのです。そういうことを幾つかあれば簡単で結構ですので、ご説明願いたいと。両方です。こっちから向こうへの要望、向こうからこっちへの要望ということです。
　それから、そこに直売所を造ると言ってあれだけの土地を買ったわけですから、それについて伺います。あの土地は直売所用地として使うと言うのですけれども、どういう形で使うのかということを伺いたいと思います。具体的に。
　それから、この土地の整地費にお金かかりますね、市のものですから。それから、建物の建設費、建物もこれ市が建てると市長はお話ししているので、これはどのぐらい見込んでいるのかということです。これは、後で質問しますが、今のクラセル、いわゆる実証店舗としてやったクラセルの反省点とか、そういうのも含めて、それでやると言っているわけですから、そうするとどれだけ金かけてやるのかというのは、やっぱり大きいです。今も相当金かけて、はっきり言って全然成り立たないという状況はあるわけですから、そういう意味で費用についてお尋ねしたいと。
　そして、次、③ですが、そのお金はどうやって手当てするのかと。前のときにはその第三セクターだというので、金融機関とか、いろんなところへ呼びかけて出資を募ったのだけれども、結局協力してくれたのは200万円、桜川市商工会が200万円入れてくれただけで、あと1,000万円は市が入れていると、これが出資金ですね。今度やるときに、これはまるっきり市が金出してやるのか、それともどこかそれやれば、俺も入ったら何か実入りがあるというので協力してくれるような銀行とか、そういうのがあるのかどうか、そこをお尋ねしたいと。どういう計画を持っているのかということです。ないならない、あるならある。あるなら説明願いたい。
　それから、この経営形態、直売所をやると言って、今、市長が社長をやっているのです。今回のようなことが起こっているわけです。今度の組織も同じように、今のまま移行して、そんな形にするのかと、市長は判こも何も俺は預かっていないと、職員がやっているのだと、こんな組織で市の金を何億円もかけて、結局やるのかと。この間議会はそれを通したわけだから、我々は。私は反対しましたが。こういう土地を買うことを。金さえ使えばいいのではないかと私は思ってしまうぐらいなのですが、申し訳ないけれども、それだけ買ったのなら、それなりの今度はこういう形態でやるよと、資金計画はこうだよというぐらいの説明はしてもらわないと、これは買ってしまったのだから、もう。我々議会はそれを認めたのだから、そのぐらいのことは言ってもらわなければ困るのではないかと。よろしくお願いします。
　それから、４番目です。市の資源ごみや焼却ごみ等の回収についてお伺いします。我々のこの社会で本当に生活をしていく上で、ごみというのはもう必ず出るし、そういうところを担っていただいて、毎日ご苦労いただいている方がいらっしゃると。特にコロナのときにはそういう方、つまりエッセンシャルワーカーというのですか、社会を支えていくためにどうしても必要な職業として注目を浴びたわけですけれども、そういう意味では本当によくやっていただいているというふうにして、私は、私も当番なんかで出たり、ごみを持っていって係の方とお会いしますから、それは本当にありがたいことだなと、まちの中がきれいになっていると。ただし、これはどういう業者さんにお願いしているかというのは、はっきり言うと随意契約なのです。特にリサイクルについて、今それだけに絞って伺いますが、市内の資源ごみの回収というのは、実質的に２社なのです。１社は古紙だけ、お配りした随意契約というその契約書を見ていただくと分かるのですが、そこに随意契約で、いわゆる古紙の回収だけ、岩瀬地区の古紙の回収だけはある会社がやっていると、それ以外は別な会社、つまり別な会社が全部リサイクル関係はほとんどやっているという感じです。これが随意契約なのです。ですから、随意契約というのは、あれ仲いいから、他のやつ入れないで、あの人に頼むのだというのは、これは駄目だとなっているのです。ですから、その地方自治法の規定があって、その自治法の規定のうちのどういうものに基づいてこれをやっているのかということです。この会社は、いわゆるもともとは個人企業だったのです。いわゆる法人格なかったのです。それが去年の５月かな、５月17日か何かに法人格を取って、今までやっていた個人の人と親戚なのか何だか分かりませんが、その人が株式会社を50万円でつくって、その会社と今、桜川市は随意契約で取引をしていると、会社名は大和クリーン社という会社です。これについて伺いますが、この会社に、会社というか、令和４年度はその前の人、Ａさんとしましょう。その人が個人企業として、大和クリーン社という名前はあるのだけれども、それは法人ではないのです。その人にお願いしていたと。では、この人は令和４年度に全部でどのぐらい、何千万円とか、市と契約をして、つまり集めるお金です。集めて売る話はまた別の話だと、集めてもらうものの委託料で数千万円だと思うのですが、そういうのをやっているのですけれども、一応その具体的な額をお尋ねしたいということです。幾ら払ったのかと。
　それから、この、先ほど申し上げたように、随意契約で行われていると、この大和クリーン社との回収業務、委託業務は随意契約で行われていると。随意契約にはいいわゆる地方自治法施行令167条の２の第１項の中に第何号とあるのです。どれかに該当しないとできないのです。基本はいわゆる競争入札ですから、それをあるところに何千万円かの仕事を預けるというのには、随意契約であれば随意契約の理由がなくてはならないのです。それは何を適用してやっているのかということをお尋ねしたい。一応そこには書いてあります。でも、あれ理由にならないです。要するにどこにかごがあるとか何かというのは、なかなか難しいから、もう慣れたところではないと困るからそこなのだと言うのだけれども、そんなのは幾らだってどうにでもなりますよ。変な話、我々が選挙やったときにポスター、いろんなところにあって貼るときだって、全然分からないところへ行ってみんな貼るわけです。だから、こんなものは理由にならないのですけれども、一応この理由になっていますから、そこのところを説明いただきたいということです。第何号のあれを適用したら、この文言、具体的にこうこうこういうことが適用になるのだということを説明願いたい。
　それから、会社名は個人企業ですから、もともとＡさんは。このＡさんが市のこういうリサイクル関係に参入したのはいつからなのかということをお尋ねしたいと。
　このＡさんは、今までの流れからすると、市長の関係する会社の役員なんかもやっていらっしゃるのですよ、少なくとも令和４年ぐらいの段階では。ですから、それは本当なのかどうか。と私は認識しているのですが、登記簿等見ると出てきますから、これは市長に伺いたいと思います。
　続きまして、５番目、クラセル桜川の今後についてです。先ほども出たので、繰り返しになりますが、同じ質問になりますが、今後クラセル桜川をどうするのだということです。あそこにお金もかけた。物もいっぱいある、物というか。なくするのにはこれなかなか大変です。だから、逆に言うと変なことを始めてしまうと、後が大変なのですよ、始めるときよっぽどしっかりしてやらないと。後の処理が。片方では土地買ってしまっていて、前の答弁ではあれを向こうへ持っていくという答弁もありましたよね。ですから、あそこに、向こうに買った土地、いつ、どういうふうにして直売所にするのか知らないけれども、こっちはいつ、どういうにするのか知らないけれども、その辺について、駄目なものはちょっとなかなか時間も多少かかるかもしれないけれども、相手もいることだから。でも、しっかり方針出してやらないと、余計混乱するのではないかと、そういう意味で今後クラセルをどうするのかということをお伺いしたいと思います。
　それから、一応この間全員協議会にクラセルの今までのお金の収支とか、そういうのが出ました。いろいろ書いてあるのは、かなり手前みそで書いてあるところがあるのですけれども、客観的に言ったら、これはちょっともう駄目なのではないかと、いわゆる財政的に。いや、言えばいろいろ理由はあります。そこでやっていて喜ぶ人だっているのだから、確かに。でも、トータルで考えないと。そういう意味で、ここをどういうふうに総括したのだと、あれだけの金かけてやってきたのだから、それを簡単に２つでも、３つでもいいです。あまり長いと時間食ってしまうので。一応それを実証店舗をやった結果をお示しいただきたいと。
　続きまして、全く別な案件なのですが、防犯カメラの設置について。私は、警察のほうにもちょっと問合せもしました。市のほうにも聞いていて返事くれと言っているのだけれども、まだもらえていない。もらえていないって、私が行かなかったからもらえていないのですが。何か令和３年から５年か、その間ぐらいは県のほう、警察のほうで補助をくれていたのだそうです。この間、これは前に武井議員も質問されていましたから、同じ、ダブっているのかもしれないのですが、そのときは桜川市は補助を13台向こうでくれて、少なくとも補助の入った金で13台は桜川市は設置したと、その後どうなのか分かりません。防犯カメラは市町村によっていろいろで、その数は県は把握しているのだけれども、公表しないのだそうです。何でかというと、防犯カメラいっぱいある市町村へは、そういうのが分かってしまうと、そこへは行かないで、変な人らがです。ないところへ行かれてしまうから、どこにどれだけあるというのは県は公表しないと、これはしようがないかなと思うのだけれども、だから桜川市でも公表しないと言われてしまえばそれまでなのだけれども、でももし市の中だから何台ぐらい桜川市は防犯カメラくっつけているのだと。先ほどの別な議員から、中田議員からもごみの問題とかありましたよね。ああいう問題をチェックする意味でも、監視社会になっても、こっそり誰かに会いに行ったのに、それ見られてしまって、防犯カメラ出ても困るのだけれども、でも今のこういう時代だから、ある程度は防犯カメラ必要かなと私も思うので、その辺についてどういう方針を持っているのか、増やす予定があるのかどうか、お尋ねしたいということです。
　それと、最後になりますが、いわゆる羽黒の南の友部地区です。西友部、東友部あるのですけれども、いわゆるあそこの西友部の国定公園の中に畑つくって、そこに入るために東友部のほうの道を造ったと、でかい道ができているわけです。これについて私いろいろやったところ、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　現に今、道路ができてしまっているわけです。あの道路は市の公式な立場では、市の道路をお貸ししているから、途中でもいろいろ指導したから、極端に言えば１メートル近く市の道路の上に積まれて、いわゆる実質的に産廃業者さんが造った、事業者としては。イーストサンって畑つくるために、事業者のその土地にそういう道路を事業者に、事業者というか、その産廃業者さんに造ってもらっていると。その道が市の道路を侵しているので、そこの部分を撤去しろとするのだ、こっち通れないから。そういう指導はしているのだけれども、前にも聞いたのですけれども、その後、今どうなっているのか分からない。交渉の記録は情報開示で取らせてもらいました。相手もいろいろ言いますね、あれ見ると。なかなか一筋縄ではいかないです。県とのやつも取りましたけれども、県とのやりとりでもなかなかですね、その業者さんの側が言っていることが。それは業者さんに言い分があることも当然その中には入っているかもしれないし、単純には言えないですけれども、だからあれは行政代執行で撤去して、市の姿勢を見せるべきではないかということを私は前から申し上げているので、それについて今、どういう取組がなされているのかということを簡単で結構です。つまりこの１年ぐらい、あの後、向こうとはどういう交渉があったのか、具体的にそこをお示し願いたいということです。
　以上です。よろしくお願いいたします。疑問があったら、また再質問させていただきます。
〇議長（萩原剛志君）　榎戸和也君の質問に対する答弁を願います。
　佐谷教育部長。
　　　　　　　　　　〔教育部長（佐谷　智君）登壇〕
〇教育部長（佐谷　智君）　榎戸議員１つ目のご質問、令和３年度谷貝分館解体費の過誤払いの更正処理は、桜川市財務規則に照らして適切かについてお答えいたします。
　　　　　　　　　　〔「財務は違うんじゃないの、財政じゃないの」の声あり〕
〇議長（萩原剛志君）　答弁は進めてください。
〇教育部長（佐谷　智君）　初めに、令和６年第２回議会定例会の一般質問で、「全体で増額となっていることから、施工業者に対しての清算手続には至らないと判断し、行っておりません」と回答させていただきました。今回の比較積算により、設計金額は増額になりますが、過誤払いではございませんので、施工業者に対しての清算手続には至らず、支出の更正を要するものではありませんので、桜川市財務規則に照らしての処理する内容ではないものと判断しております。
　以上でございます。
〇議長（萩原剛志君）　続いて、久見木総合戦略部長。
　　　　　　　　　　〔総合戦略部長（久見木憲一君）登壇〕
〇総合戦略部長（久見木憲一君）　榎戸議員２番目のご質問、令和４年度、５年度のふるさと納税についてお答えいたします。
　まず、令和４年度のふるさと応援寄附金のうち、クラセル桜川分の更正前ふるさと納税返礼品に関わる支払い全般につきましては、１つ目の取消し伝票の件につきましては、額面297万6,000円の起票番号41、42の伝票について、令和５年３月31日入力日で起票され、それが取り消された記録はございました。
　その他の質問につきましては、誤請求事案に係る再発防止検討委員会の調査対象となっておりますので、回答は差し控えさせていただきたいと思います。
　続いて、令和５年度のふるさと応援寄附金額と返礼品の詳細について、まず１つ目のご質問、令和５年度の企業版を除くふるさと応援寄附金額は３億5,930万1,391円でございます。
　次に、２つ目のご質問、令和５年度のクラセル桜川分のふるさと応援寄附金額は4,035万6,000円で、返礼品額は1,161万297円です。
　また、３つ目のご質問、そのうち、純粋に桜川市産の返礼品と呼べるものの金額は、茨城県産品として出品した石岡市産のお米を除く1,149万297円になります。
　続きまして、３番目のご質問、長方準工業地域への商業施設の進出計画の現状と、同地域での8,000平米強の直売所用地の取得について、１つ目、長方準工業地域への商業進出の進出計画について、１といたしまして、開発事業者である日計商事から、現時点で市に何か特別な要請とかは出されているか。２つ目として、市のほうから、日計商事に対し、要望、働きかけ、指導等を何か行っているかについてお答えいたします。開発事業者である日計商事から現時点で市に対して要請等はございません。また、市のほうから、日計商事に対し、要望、働きかけ、指導等は行ってございません。
　次に、２つ目のご質問、市がつくる直売所及びその用地について問う。１番目、公社が取得した土地は、今後どう活用する予定か。２番目、この土地の整地費や、ここに建てるとしている建物の建設費を幾らと見込んでいるか。３番目、その費用を誰がどう負担するのかについての資金計画案を市は何か用意しているか。４番目、また、市が造るとしている直売所の経営形態は、具体的に今後どのようなものになるのか。土地を買ったのなら、それがなければならないにつきましては、関連がございますので、一括してお答えさせていただきます。
　土地開発公社が先行取得しましたショッピングセンター内の土地につきましては、直売所・情報発信施設等としての構想がございます。現在、開発事業者において開発許可申請がされており、あわせて出店テナントとの配置計画等の調整を行っているとお伺いしております。
　市としましても、議員ご指摘のショッピングセンター内の整地費、直売所・情報発信施設等の建設費につきましては、今後の事業の進捗に合わせて、まず開発事業者、出店テナント、生産者などの関係者と協議を行い、その内容や規模などを検討し、事業計画を定めてまいりたいと考えております。次に、その整備に必要な資金計画や運営の方法を検討する段階で望ましい経営形態を決定し、それらを整備計画としてまとめてまいりたいと考えております。整備計画につきましては、お示しできる段階になりましたら、市への用地取得と併せてご説明させていただきたいと考えてございます。
　続きまして、５番目のご質問、クラセル桜川の今後についてのご質問にお答えいたします。まず、今後クラセル桜川をどうするべきかにつきまして、今後の方向性につきましては、加波山市場への出品者で、市民が多数を占める生産者協議会から継続意向があることなども踏まえ、店舗運営開始から現在までの効果検証結果を基に、お客様をはじめ取引関係者や誤請求事案に係る再発防止検討委員会の株式会社クラセル桜川の在り方の意見等も参考にして、年度内には今後の方向性の結論を出していきたいと考えております。
　続いて、実証店舗として何が実証できたのかの要点を３つ挙げてほしいということです。まず１つ目といたしまして、店舗開始以降、年々株式会社クラセル桜川の売上が増加し、それに伴って事業者や生産者にとっての売上に当たる売上原価も増えております。年間で数百万円売り上げる市内業者もいることから、地域商社の目的である新たな販路の創出と、地域への利益還流や事業者の事業拡大に貢献できているということでございます。
　２つ目は、店舗において市の事業の地場産品を使った料理教室や妊婦さん向けプレママカフェが開催され、また地域おこし協力隊の活動拠点となり、市民が自然と集まるにぎわい創出の場となっております。
　３つ目は、加波山市場が雨引観音のあじさい祭りや真壁のひなまつりをはじめ、イベントに出店して、魅力的な地域産品を販売することで、お目当てのジャムや野菜、果物を求めるリピーターが増えており、交流人口の創出に果たしている役割は大きいというところでございます。
　このようにクラセル桜川は地域商社として市全体が潤う地域づくり、市全体の経済、産業振興への貢献や交流関係人口の創出に一定の効果が実証されたと考えてございます。
　以上でございます。
〇議長（萩原剛志君）　続いて、岩渕市民生活部長。
　　　　　　　　　　〔市民生活部長（岩渕治仁君）登壇〕
〇市民生活部長（岩渕治仁君）　榎戸議員４番目のご質問、市の資源ごみや焼却ごみ等の回収についてにお答えいたします。
　初めに、質問事項の１番目、焼却ごみ、資源ごみ、その他のごみ回収について、令和４年度大和クリーン社との業務委託費の総額についてお答えいたします。令和４年度の収集委託費の総額は3,205万9,500円でございます。詳細につきましては、可燃物収集委託費684万900円、こちらは大和地区の一部にある集積所から週２回回収し、環境センターへ搬入する業務となっております。不燃物収集委託費76万100円、こちらは大和地区の一部にある集積所から月１回回収し、環境センターへ搬入する業務となっております。資源ごみ収集委託費2,428万2,500円、こちらは岩瀬地区の紙類以外の各地区で月１回実施している「リサイクルの日」に収集、運搬を行う業務になっております。環境美化運動ごみ収集委託費17万6,000円、こちらは関東地方環境美化運動の日に行われ、回収されたごみ及びリサイクル品等の収集運搬委託費となっております。
　続きまして、質問事項の２番目、大和クリーン社との回収業務委託の随意契約についてお答えいたします。随意契約の理由として、地方自治法施行令第167条の２第１項第２号に規定されております「その性質又は目的が競争入札に適しないものをするとき」によるものでございます。具体的には、廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令において、環境保全の重要性及び一般廃棄物処理の公共性に鑑み、経済性の確保等の要請よりも業務の確実な履行を重視するものとされております。
　受託者につきましては、長年にわたり収集運搬業務を受託しているため、所定の区域内における地域の実情に精通しており、地理や道路状況及び集積所の場所などを熟知していることから、円滑な収集運搬を行うことができるため、随意契約としております。
　続きまして、質問事項の３番目、会社名を問わず、このＡ氏が市のごみ回収に参入したのはいつからかについてお答えいたします。Ａ氏は、平成30年４月に大和クリーン社の代表となり、こちらでお名前が出てきます。次に、令和４年度時点で市長の会社の役員になっていたとのご質問にお答えします。この質問の内容について、ごみ収集を委託している会社に確認したところ、そのような事実はないとの回答をいただいております。
　次に、榎戸議員６番目のご質問、現在市が設置している防犯カメラの数は幾つか、また今後それを増やす予定はあるのかについてでありますが、設置している防犯カメラは、現在23か所46基でございます。この設置場所は、平成24年度から設置が始まり、その後、交通事故状況や交通量の多い市内主要交差点など桜川警察署と協議を重ね、令和５年度で協議した必要な場所全てに設置が済んでおります。今後の増設については、今のところ予定はしておりませんが、警察署と協議の上、検討をしてまいります。
　以上でございます。
〇議長（萩原剛志君）　続いて、五十嵐建設部長。
　　　　　　　　　　〔建設部長（五十嵐貴裕君）登壇〕
〇建設部長（五十嵐貴裕君）　榎戸議員の７番目のご質問、市道Ｗ1436号線の機能が侵されている件に対する市の対応状況についてお答えいたします。
　ご質問の事案につきましては、市が係争中の訴訟において、原告より「本事件の背景」と主張されていることから、答弁は控えさせていただきます。
　以上でございます。
〇議長（萩原剛志君）　答弁が終わりました。
　再質問があれば質問願います。
　６番、榎戸和也君。
〇６番（榎戸和也君）　一番最後の名目イーストサン、実質三升商事が造っているあの道路の件、確かに今それをめぐって背景としてあるのは事実なのですが、ただ、「市としてこの間代執行をやれないのか」と聞いたら、「いや、弁護士とか相談したら、いろいろあって、言ってはいるのだけれども、できない」と。私、開示取ったら、さっき言ったように、結構向こうは言いたいこといろいろ言っています。だから、あの後１年経つので、今、どういう状況なのかなというのをお尋ねしたのですが、そういう答弁になってしまうのですか。いかがなものかなとこれも思います。
　では、それはしようがない。それはそれとして、いわゆる市が請求漏れがあったとして、誤請求、過誤請求をしたのだという件、これは私は確かにないものを請求してしまったという事実は認めたわけですよね。だから、金返したと。それは何にもなくて、間違ったのではないわけでしょう。何かがあったから、それ見て、しかも明細、アルパに送ったのに、ちゃんと明細に書いてあるわけですから。しかもそれが内容が実際にある品物と値段も違う。でも、何か作っているわけです。だから、これは私から言わせると、何かを見て誤請求したと言っているのだけれども、何かが分からないと答えているわけでしょう。何だったか分からない。根拠ないのですよ、これ。ということは恣意的に誤請求だと言って、ないものを請求したという疑いというか、製品もないのだから、あの値段のそばプリンないのです。そういうふうに言わざるを得ないのです。ですから、新聞報道には何かを見て行って気づいてやったのだと言うのだけれども、何を見てやったのかは分からないと答えているのでしょう、今の調べで。今、それは調査中だから答えられないと。こういうことは本当にいわゆる今のところ市は我々にも、世間的にも、新聞報道、プレスリリースでああいうふうにやっているのだから、４月に請求したのだと、その事実のままで今いるわけです。
　ただ、先ほど来、川股議員と私がやっているあの伝票を基にして考えると、これは４月ではないのですよ、請求は。だから、この１点でまず違うのです。違うことに対してちゃんと説明を新聞社さんも来ていますから、それは言わなければいけないでしょう。そうしたら新聞社にも言うのだ。今、内部的に調べていますからお答えできませんと。ここぐらいはちゃんと言ったらいいのではないですか。認めたらいいのではないですか。あれは違っていましたと、事実ではありませんと。事実は３月の段階で請求しているのです、形は別にして。それを認めるつもりはないか、お尋ねします。
〇議長（萩原剛志君）　答弁願います。
　久見木総合戦略部長。
〇総合戦略部長（久見木憲一君）　先ほど来からの繰り返しになってしまいますが、今回の事案に関する再発防止検討委員会の調査対象になっておりまして、私も協力する立場になっておりますので、私からの回答は差し控えさせていただきたいと思います。
〇議長（萩原剛志君）　再質問はありますか。
　６番、榎戸和也君。
〇６番（榎戸和也君）　まさに当事者なのですよ。内部的なところで今、副市長の下につくられた調査委員会で聞き取りを受けていると。でも、それは我々議員には関係ないことですから、はっきり言うと。内部で作ったからと言って、何で我々がそのルールに従ってあれしなければならないのかと。だから、当事者なのだから、このことについて聞かれたら、つまりクラセルが直接ヤマザクラ課に請求したことはあったのか、ないのかぐらい答えられないのですか。この伝票上見ると、いわゆる債権者はクラセルなのです。アルパではないのです。クラセルで最初に起こしたのは、口座振替なんかでそこに直接クラセルに送ると書いてあるのだ。アルパは関係ないのです。それは、市の今まで新聞報道では久見木総合戦略部長は、川股議員の情報開示の後のその審査請求によって、請求漏れがあることが発覚したと、こういう言い方をしているのです。つまりそれまで我々は知らなかったと言っているのです。知らなくないのですよ、これ。１回起こして判こも押して、支出命令票まで作っているのだから。こういう矛盾を今この場で、本来これ調査委員会の話で言えば、利益相反で市長は答えられないから、副市長が市を代表しているから聞くわけです。今の話は調べられている側の久見木部長が答えている。ということは、調査委員会関係ないのですよ、今の答弁しているということは。つまり私が議員であって、それをやった側の当事者として今、私に聞かれているから答弁しているということだ、本来。そうではないですか。でなければ今の話は彼答えてはいけないのです。だから、そこが全然その時々で使い分けていて、でたらめになっているのです。この間も最後に、当事者でないから市長は本来答えられないのに、最後になったら、いや、俺が判こ預かってない云々かんぬん、市長が１人でしゃべり出して、それ議長、認めているわけです。だから、筋論はちゃんと通してください。答えられないという、当事者が調べられているから答えられないという言い方も、それも何か変な気がするのです。それなら、それを言うのは副市長でしょう。彼には答えるあれないのだと。新聞社さんには、来ているので、やっぱりそこはきちっとこの後、前に報道した責任もあるわけだから、ぜひお願いしたいのは、今言ったように、実は市の職員は前から知っていたと、つまり行った人間が一存で気がついて請求したと言うけれども、何に基づいて請求したのかも分からない。それから、市長もそれはその職員が勝手にやったことで、俺は何も知らないと、判こも預けてあるのだと、こんな言い方でしょう。こんなのあっていいはずないでしょう。仮にそうだったとしても、そういうことを平気で言うのはどうかしているよね。何のための社長なの。何のための判こなの。こんなのが堂々とまかり通っている桜川市、これこそまさにおかしいのです。つまり一存で行ったと言っているのですけれども、それは本当なのかと、今までの状況を考えれば一存ではないでしょう。市とやり取りをして、伝票まで市のほうで起こして、それなのに本人の一存だと言って、それ新聞社にそうやって報道させていると、我々にも説明していると。こんなことでいいのですか。ただ、調査、調査、調査中だというのを掲げれば、そういうことに答えないで済んでしまうのですか。こんな議会をばかにした話はないよね。議会というか、議員というか。議会もそれをのんでいる。要するに百条委員会つくれと言っても、それ不採択にしておいて、ちょこちょこもし何かあればなんて言っているけれども、もしあればの状況でしょう、今。どうですか。私は、それは議員に言ってもしようがないのだけれども、私はそう思います。
　こういうことがまかり通っているこの桜川市は、本当にまずいなと思います。執行部もまずいし、我々議員の側もどうなのかなと若干思うのですが、議員はともかくとして、それを実際に長でやっているのは市長ですから、最終的には。こういうことがまかり通っている桜川市、この間、もう１週間ちょっとになりますか、かすみがうら市の市長が自分の市のいろいろ問題点を自ら明らかにしたのですね、記者会見で。こういうので何万円間違っていた、これで何万円間違っていたと。同じ市です。そのぐらいの意識でやっていかないと、市が駄目になってしまうと言って一生懸命やっている市もあるわけです。これと比べて、このおまけの話ですけれども、桜川市の今の状況というのは一体何なのだと、市長はどう思いますか、こういう状況。ご自身で。
〇議長（萩原剛志君）　質問でしたか、今。
〇６番（榎戸和也君）　これは、トータルに質問です。質問です。
〇議長（萩原剛志君）　何に対しての質問ですか。
〇６番（榎戸和也君）　だから、今、例えば調査中だから答えられない。
〇議長（萩原剛志君）　これ何に対しての質問ですか。
〇６番（榎戸和也君）　調査中だから答えられない。よその首長は、御覧になったと思うのですが……
〇議長（萩原剛志君）　榎戸議員、質問を明確に。
〇６番（榎戸和也君）　いや、質問、明確です。
〇議長（萩原剛志君）　明確にしてください。
〇６番（榎戸和也君）　明確ですよ。
〇議長（萩原剛志君）　分かりやすく。
〇６番（榎戸和也君）　市がこういう……
〇議長（萩原剛志君）　誰が答えたらいいのかもちょっとこちらで……
〇６番（榎戸和也君）　市長と言っているでしょう。
〇議長（萩原剛志君）　選定しなければならないですから。
〇６番（榎戸和也君）　市長です。
〇議長（萩原剛志君）　市長に何を答えてもらうのですか。
〇６番（榎戸和也君）　コンプライアンス。
〇議長（萩原剛志君）　コンプライアンスについての通告は出ておりません。
〇６番（榎戸和也君）　いや、具体的にこういうのは……
〇議長（萩原剛志君）　それは通告外ですから。
〇６番（榎戸和也君）　違うのです。こういうのをコンプライアンス……
〇議長（萩原剛志君）　コンプライアンスに関しては、今回は認めておりません。
〇６番（榎戸和也君）　いや、日本語通じないの。こういうのをやらないことをコンプライアンス違反だと言うのです。日本語ですよ。
〇議長（萩原剛志君）　コンプライアンスについての質疑は私は認めておりませんので。
〇６番（榎戸和也君）　いや、コンプライアンスと、何か特別な言葉と勘違いしているようだけれども。
〇議長（萩原剛志君）　通告に従って、通告内の。
〇６番（榎戸和也君）　いや、いや、ルールを守ってやってくださいと言っているのですよ。
〇議長（萩原剛志君）　あなたこそルールを守ってください。
〇６番（榎戸和也君）　いや、守っているでしょうよ。
〇議長（萩原剛志君）　ルールを守ってください。
〇６番（榎戸和也君）　こういうのを要するにちゃんとやるべきことをやらないで……
〇議長（萩原剛志君）　何について答えるの、市長。
　　　　　　　　　　〔「クラセル桜川でしょう」の声あり〕
〇６番（榎戸和也君）　クラセル桜川ですよ。
〇議長（萩原剛志君）　では、答弁するそうですので。
　大塚市長。
　　　　　　　　　　〔「当たり前じゃないか、答弁するのは」の声あり〕
〇６番（榎戸和也君）　さっきあれだけでかい声でやったのだから、頑張ってやったらいいだろう。
〇市長（大塚秀喜君）　クラセル桜川の社長でありました。本当に責任あると思っております。ぜひクラセル桜川のほうは社長は早く替えるべきだというふうに考えているところでございます。ただ、職員に関しましては、一生懸命仕事をしていただいております。誤請求は誤請求であって、２番、６番が幾ら騒いでも誤請求だと、私らは一切タッチしていないと。どうしても私のところへ持ってきたいのかもしれないのですが、それはありませんので、社長として指示もしていませんし……
　　　　　　　　　　〔「指示もしていない社長が世の中にあるんですか」の声あり〕
〇市長（大塚秀喜君）　そういうのはありませんので、どこまでも騒いでもらうのは結構です。ただ、もう議場でやるのはやめて、警察でやりましょう。私も訴えたので、泥棒なんて言われて黙っていられないので、警察にちゃんと訴えしましたので、警察でやりましょう。職員は一生懸命仕事をしているので……
　　　　　　　　　　〔「やっていないですよね」の声あり〕
〇市長（大塚秀喜君）　邪魔するのはやめてくれと、２番、６番の訳分からない質問で、職員がどれだけ手間食っているか。本当にそこを考えましょう。申し訳ないのですが、結論は出ますので、警察でやりましょう。
〇議長（萩原剛志君）　再質問ありますか。
　６番、榎戸和也君。
〇６番（榎戸和也君）　改めてこの間の議事録から川股議員が　　　　と言ったのかな、あれ。そうしたら削除されたのかな。それは分からないですか。私は、改めて言います。これは、　　　　です。いわゆる　　　　　　　　　　　　　　。発覚しなければそのままいったわけです。状況を鑑みるに、何を根拠に請求漏れがあったかもはっきりしない。特にその中身、今言ったように、あそこに書いた二百九十何万円の中に金額が入っているのですよ、そばプリンとあれが。ああいう製品は基本的にないのです。ない製品を何であの金額にしたのだか分からないけれども、あれは　　　　　　　ですよ。
　　　　　　　　　　〔「サイコパス、やめろ」の声あり〕
〇６番（榎戸和也君）　こういう不規則発言を議長が止めもしないでやらせておくと。
〇議長（萩原剛志君）　静粛に。
〇６番（榎戸和也君）　これが桜川市のすばらしい議会です。
〇議長（萩原剛志君）　注意していますから、注意しています。市長、静粛に願います。
〇６番（榎戸和也君）　これが私はこれは　　　　であるということを改めて申し上げておきます。
〇議長（萩原剛志君）　これで榎戸和也君の一般質問を終わります。
　本日の会議において、後刻校正原稿を確認後、不穏当な発言があった場合は善処いたします。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　〇散会の宣告
〇議長（萩原剛志君）　以上で本日の日程は終了しました。
　本日はこれで散会します。
　ご苦労さまでした。
　　　　　　　　　　散　会　　（午後　２時３１分）