令和6年第2回桜川市議会定例会議事日程(第2号)
令和6年6月19日(水)午前10時開議
日程第 1 一般質問
〇出席議員(16名)
1番 中 田 拓 也 君 2番 川 股 驕@ 君
3番 軽 部 徹 君 4番 飯 島 洋 省 君
5番 武 井 久 司 君 6番 榎 戸 和 也 君
7番 萩 原 剛 志 君 8番 鈴 木 裕 一 君
9番 仁 平 実 君 10番 菊 池 伸 浩 君
11番 風 野 和 視 君 12番 市 村 香 君
13番 小 高 友 徳 君 14番 小 林 正 紀 君
15番 潮 田 新 正 君 16番 林 悦 子 君
〇欠席議員(なし)
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 大 塚 秀 喜 君
副 市 長 石 川 武 彦 君
教 育 長 稲 川 善 成 君
市 長 公 室 長 小 幡 康 君
総 務 部 長 藤 田 幹 夫 君
総 合 戦略部長 久見木 憲 一 君
市 民 生活部長 岩 渕 治 仁 君
保 健 福祉部長 橋 靖 子 君
経 済 部 長 佐 伯 純 一 君
建 設 部 長 五十嵐 貴 裕 君
上 下 水道部長 島 田 晴 朗 君
教 育 部 長 佐 谷 智 君
会 計 管 理 者 大 畠 美智代 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議 会 事務局長 増 渕 孝 明 君
議会事務局書記 田 谷 賢 一 君
議会事務局書記 廣 澤 裕 美 君
議会事務局書記 成 田 大 地 君
開 議 (午前10時00分)
〇開議の宣告
〇議長(萩原剛志君) 皆さん、おはようございます。
本日の出席議員は14名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、これより本日の会議を開きます。
〇一般質問
〇議長(萩原剛志君) 日程第1、一般質問を行います。
質問においては、昨日に引き続き簡潔明瞭に行い、通告にない発言は差し控えるようお願いします。
執行部の答弁も簡潔明瞭に行うよう議事運営にご協力をお願いします。
なお、映像、音声配信を行いますので、発言には十分注意するようお願いします。
それでは、16番、林悦子君。
〔16番(林 悦子君)登壇〕
〇16番(林 悦子君) 16番、通告に従って質問いたします。とても大事なことなので、質問は1点に絞りました。
真壁福祉センター管理運営業務の改善について。3月の定例議会で申し上げましたが、真壁福祉センターは6月に入って一層閑散としており、どこに人がいるのか分からないありさまです。介護申請用紙すら置いてありません。地元では、いずれ福祉センターもなくなってしまうのではないかとの不安の声が聞かれます。真壁町時代に地域の文化活動や高齢者の集いの場となっていた椎尾、谷貝、樺穂地区のいわゆる公民館分館は既に壊され、高齢者が集えるただ1つの場所が真壁福祉センターでした。その場所に今や閑古鳥が鳴き、予算、人、事業のほとんどは岩瀬福祉センターに集約されています。
民間事業者の多い岩瀬地区は、サービスのメニューが豊富で、利用者にとっては施設を自由に選べる利点があると聞きます。反面、事業者においては社協も加わっての競争となっているようです。一方、真壁地区の利用者は、あちらこちらに時間をかけて行かざるを得ない介護難民です。施設を選べる環境にないので、お世話になるのにあれこれ言えないといったところではないでしょうか。このように、桜川市のデイなどの介護サービス保険事業は、民間の事業所が育っている地域に市も参入し、民間が育っていない地域からは市が撤退するというちぐはぐなものになっています。
本来手の届かないところを補うのが市の役割のはずです。しかし、現実には等しく納税し、協賛金を納めている市民の間に、1軒500円ずつ集めていますから、不公平が生まれているのです。こうなった原因は、私なりに幾つか考えてみました。1、桜川市福祉センターの設置及び管理に関する条例第2条、設置と、社会福祉法人桜川市社会福祉協議会定款第5条、事務所の設置に齟齬があるということです。南北に長い当市は、2つの福祉センターの2拠点での管理運営を等しく条例には定めています。しかし、社協の定款では真壁福祉センターを従たる事務所と位置づけています。従とはどういう意味でしょうか。市は、これをどのように考えているのか、まずお尋ねいたします。仮に深い意味はなかったとしても、便宜上従たる事務所としたことが従たる事業所と理解され、事業統廃合の根拠になっているのではないでしょうか。
2点目、チェック体制の問題です。以前は、社協の理事に議会議員も入っていました。議会との関係がなくなり、情報に疎くなりました。理事に議員を入れるということを私は改めて要望したいと思います。また、役員構成における男女比率ですが、早急に見直すべきです。介護や保育を担っているのは主に女性です。女性のほうが数が多くてもいいくらいだと私は思います。
3点目、このような事態になるまで気づけなかったことについては、地元議員として恥じ入るばかりです。しかし、それ以上に福祉政策に対する市の当事者意識がかなり低下しているのではないかとの疑念を持ちました。任せっ放しだとこうなる典型例だと思います。
以上、介護保険事業を例に問題点を指摘いたしました。ほかにも給食サービス、生きがい健康づくりなど、市の委託事業では運転できない高齢者の送迎バス廃止の影響が、利用者の大幅な減少を招いています。コロナがきっかけをつくったとしても、いつまでもコロナ、コロナと、コロナのせいにばかりはしていられません。切りがないので、細かい話はこの辺でやめますが、なぜこのようになったのか、現況を今どのように思っているのか、今後どのように改善するつもりなのか、そもそも改善するつもりがあるのか、お尋ねいたします。答弁は、簡潔明瞭にお願いいたします。答弁によって再質問いたします。
以上です。
〇議長(萩原剛志君) 林悦子君の質問に対する答弁を願います。
橋保健福祉部長。
〔保健福祉部長(橋靖子君)登壇〕
〇保健福祉部長(橋靖子君) 林議員のご質問、真壁福祉センター管理運営業務の改善についてお答えいたします。
初めに、真壁福祉センターを従たる事務所と位置づけていることにつきましては、支所となりますが、本所と同様に事務所を構え、社会福祉に関する活動や高齢者の福祉事業に取り組んでいるとの認識でございます。
次に、介護保険事業の問題点をご指摘いただきました真壁福祉センターにおいて、休止となった通所介護事業の市内における現状についてお答えいたします。現在サービスを行っている事業所は、民間と岩瀬福祉センターを含めて合計13事業所、全ての事業所で入浴介助を行っております。地域別に見ると、岩瀬地区は民間8、社協1の計9事業所、大和地区2事業所、真壁地区2事業所は全て民間事業所となっております。6月1日時点において、岩瀬福祉センターにはケアマネジャーが8名、通所介護職員が18名、訪問介護職員が7名、計33名の介護職員が在籍しております。一方、真壁福祉センターには介護職員が配属されていない状況です。平成31年当時、真壁福祉センターには3名のケアマネジャーが配属されておりましたが、令和2年に3名全員が岩瀬に異動し、令和3年3月31日をもって居宅介護支援事業所としての指定を廃止、通所介護事業所は令和6年5月31日休止時点で専業職員4名という配置状況となっております。このように事業所数、人員配置に偏りがあり、利用者側の利便性に格差があることは事実であります。
なお、令和6年4月における要介護者等の通所介護サービスの利用状況は、岩瀬地区が274名、大和地区が51名、真壁地区が18名、市外の利用者は85名となっております。通所介護サービス利用者合計428名のうち真壁地区の利用者117名に限って申し上げますと、岩瀬地区が27名、23%になります。大和地区が26名、22%になります。真壁地区が17名、15%になります。市外の事業所の利用者が47名、40%で、全体の5分の2が市外利用者となっております。
次に、市の福祉事業の取組についてですが、真壁福祉センターにおいて提供している市の福祉サービスの状況についてお答えいたします。高齢者を対象とした趣味講座や集いの広場の利用状況ですが、現在は椎尾地区において社協の23人乗りマイクロバスでの送迎を実施しているところですが、他の地区では高齢者の移動手段の確保の課題もあり、利用者の増加につながっておりません。これを受けて真壁福祉センターを会場とした集いの広場については、利用者の利便性を考慮し、送迎範囲を拡充することを社会福祉協議会と協議しているところです。また、これまで市で使用しておりましたヤマザクラGOミニにつきましても利用を検討しているところです。今後増加するであろう認知症やフレイルを予防し、元気で生き生きとした生活につながるよう、高齢者の健康づくり、介護予防の取組を推進してまいります。
最後に、社会福祉協議会の理事につきましては、設立時の平成18年4月1日から平成29年6月23日まで、市議会議員選任の理事が存在していたことを確認しております。現在は、規定に基づき定数9名以上13名以内のところ、民生委員・児童委員協議会や関係行政機関等から11名選任されており、このうち女性理事は1名でございます。社会福祉協議会からは、定数に枠があるため、理事会と評議委員会にて市議会議員選任の理事について打診することを前向きに検討する旨の回答をいただいております。
以上でございます。
〇議長(萩原剛志君) 答弁が終わりました。
再質問があれば質問願います。
〔「まだ答弁漏れがあるんですけど」と呼ぶ者あり〕
〇議長(萩原剛志君) 続いて、石川副市長。
〔副市長(石川武彦君)登壇〕
〇副市長(石川武彦君) 林議員のご質問にお答えします。
ただいま保健福祉部長の答弁にもありましたとおり、介護保険事業においては民間の事業所の配置に偏りが出てきているということは認識しております。この結果として、真壁地区の利用者が不便を感じている状況は、改善していく必要があると考えてございます。
また、社会福祉協議会の理事の件についてですけれども、桜川市では今年4月に改定した男女共同参画推進プランにおいて、市の政策方針決定の場への参画を拡大するため、審議会、委員会などの女性委員構成割合を30%以上を目標とし、女性の登用を促進するとしており、社会福祉協議会の理事等の扱いはこの対象ではございませんが、協議会の役割の重要性を踏まえ、市議会議員の参画と併せて社会福祉協議会への働きかけを行ってまいりたいと考えてございます。社会福祉協議会は、いつでもどこでも誰もが安心して暮らせる社会福祉づくりを目指しており、この実現に向け利用者や地域の声を踏まえ、市は社会福祉協議会ともこれまで以上にしっかりと連携し、対応していきたいと考えてございます。
以上です。
〇議長(萩原剛志君) 16番、林悦子君。
〇16番(林 悦子君) 私の今回の質問は、今この南北に長い、北の拠点、南の拠点の福祉センターの実態を皆さんに共有してもらいたいということがかなりのウエートの部分を占めております。今一般質問の中で個々の問題が解決できると思っていませんので、それは多分この質問を受けて今後役所の中で協議したり、あるいはワーキングチーム等をつくってくれると思っていますので、その中で丁寧に議論を進めていってほしいというふうに思います。
その上で今の答弁を聞いて私が感じた点を参考にしていただくために何点か申し上げて、最後に社協の理事長でもある市長の答弁をいただきます。
答弁に即して、ちょっとメモしましたので、書きますけれども、従たるという言葉の意味なのです。何で従たるなんていうものをそのときつくったのかなと思うのですけれども、センター長と副センター長ぐらいの感じでつくったのが、いつの間にか二十数年たってこんなことになってしまって、いろいろ社協もやりくりが大変だということもあって、こういうことになってしまったのかなというふうに私は思っていますけれども、実態は条例と全く乖離しているので、改善してくれるということなので、やっぱりこの言葉というのは非常に大事だということを改めてご指摘したいと思います。
それから、真壁事業所、2事業所と書いてあるのですけれども、実は1なのです。でも、福祉センターが閉じるということで、急遽今新たな民間の事業所が私の地元の古城地区に開設予定で、ピッチで工事をしているようなので、足すと2になるということですから、そういうことです。
それから、これ岩瀬でやっているのは、ある意味競争の中に役所も首突っ込んでいるわけですけれども、ただ訪問介護に関しては民間が少ないので、これはこれからも役所の大事な仕事だと思います。岩瀬事業所がやっている訪問介護です。
それから、この市外の利用者が圧倒的に多いというのは分かるのですが、真壁の地形を考えると桜川からの西側の地区は、明野に隣接している地域はそちらに行ったほうが便利だということもあるので、一概に桜川市内の中で収まっていないからといって不便を感じているということは言い切れないというふうには私は思っています。例えば源法寺とか谷貝とかという地域だったら、明野さん辺りのデイサービスのほうが近いということもあります。だから、ケース・バイ・ケースです。それにしてもということです。なさ過ぎるでしょうと。それだったら、市がカバーするのが本来だったのに、なぜ市がそれを撤退して、それでいっぱいひしめいているところでさらにそこで頑張らなくてはならないのかというふうには普通に印象として持ちます。これ聞いて、勘違いしないでほしいのですけれども、では岩瀬のほうをやめろというのかと、そんなことは言っていませんから。それだけは言っておきます。ただ、岩瀬の利用者は非常に満足度が高いだろうと。満足度に差があるということを言っているわけですから。やめてこっちに持ってこいなんてことを今さら言ってはおりませんので、それは誤解を招かないように申し上げておきたいと思います。
それから、この社協を今後改善していく上で集まれる場所というのを1つぐらい残してほしいと。これは、免許を取り上げられてしまうとか返納というのが、80代の半ばぐらいになってくると増えてきます。この人たちのこともあります。それから、だからって前は給食サービスとかいろいろやっていたのですが、コロナをきっかけにだんだんやらなくなって、安否確認とかでお菓子というのですか、チョコレートみたいなのを、チョコレートは歯が悪くては食べられないのですけれども、おっかけないから。ですけれども、そういうのを配ると思うのですけれども、あまり喜ばれていることではないです。配っているほうも結構大変で、疑問に感じているようです。結局高齢者の方は、みんなと会って顔を見たいと、話をしたいと、その望みくらいはかなえてやってもいいのではないかと。その望みくらいをバス1台で運転手1人つけて、たとえ効率が悪くても回って歩くことをけちるなというふうに私は言いたいと思います。
それから、最後の副市長の答弁の女性の登用のことについて考えてくれるというのは、早急にやってほしいと思うのですけれども、要するにむやみやたらに選んでいるわけではなくて、各種団体の長をやっぱりそれが公平だと思って選んでいると思うのです。しかし、各種団体の長はやはり男性がほとんどなので、女性に限られた団体以外は。だから、私は女性が各種団体の長になるのを待っていたのではもう時間がなくなってしまうので、もうちょっと柔軟な思考で女性の選任というのはピックアップしていってもいいのではないか。年齢もあまり若過ぎると介護のことは分からないかもしれませんが、でも逆に保育所のことは分かるということもありますので、これは柔軟に思考していってほしいと思います。
最後に、市長に今後のことについてなのですけれども、私は元に戻してくれなんていうことは、新しく始めるよりも難しいので、それは望んでいません。でも、今後例えば地域包括の拠点として妊娠から、それから産後鬱などの産後ケア、それから子育て支援、それで最終的には高齢者と3世代が一緒になってあそこでお昼が食べられる。こども食堂なんかの方の手も借りられるでしょうし、それから食改の方の手も借りられると思うのですが、ボランティア団体なんかの手も借りながら、それから学校が今度閉校になると、もう楽器とか遊具が空くわけです。それを何点か、あそこの福祉センターの庭に移動してほしいということと、ピアノもグランド1台、アップライト1台、ぜひ移動してほしいと思っています。置き場所は、ちょっと住民健診なんかもありますので。ただ、ピアノの下にこれがあるので、幾らでも押せば移動できますので。そうすると、あそこでお年寄りが例えば街角ピアノみたいにピアノで練習したりするというようなことがあってもいいと思うし、うちにピアノがない子供たちがあそこに来て練習するなんていうこともできると思います。こういう細かい点は、後からそういうワーキングチームとか、そういうものの中で考えていってもらえば、こういうことならお金をかけなくてもできることなので、そういうことは率先してやっていってほしいと思います。つまり介護に特化したような施設として改善していくのではなくて、地域包括型の切れ目のない福祉の拠点として整備していってほしいということを要望いたします。市長の答弁お願いいたします。
〇議長(萩原剛志君) 林議員、社会福祉協議会に関しては通告外ですので、通告内の質疑をお願いします。
〇16番(林 悦子君) もともとそういうこと言ったら、質問最初からするなみたいなことなのです。
〇議長(萩原剛志君) 通告内の質疑でお願いします。
では、答弁願います。
石川副市長。
〇副市長(石川武彦君) 林議員の再質問についてお答えします。
社会福祉協議会の契約者とか、そういうのは私が代理を仰せつかっていますので、今林議員から3点、私メモったところ4点ございましたけれども、その辺民間と社協の役割の分担ですとか、女性の登用ですとか、そういったことは私のほうからしっかり社協に働きかけを行っていこうということを考えてございます。地域の偏りですとか、長い時間をかけて少し偏りが発生してしまっているということは、私も今回真壁の福祉センターも見てきて感じておりますので、やはり地域のお年寄りが不便を強いられているという状況は改善していく必要があると思いますので、そこは私のほうがしっかりと保健福祉部と社協と連携して改善していきたいと思います。
以上でございます。
〇議長(萩原剛志君) これで林悦子君の一般質問を終わります。
続いて、1番、中田拓也君。
〔1番(中田拓也君)登壇〕
〇1番(中田拓也君) おはようございます。1番議員、中田拓也です。一般質問通告に基づき質問をさせていただきます。大きくは6点質問いたします。
まずは、1点目です。旧猿田小学校跡地の利活用に係る今後の進め方についてであります。令和4年3月30日付で猿田区長宛てに桜川市より発行された「旧猿田小学校跡地の利活用事業者の辞退と今後の進め方について」という文書があります。ここに書かれた、検討委員会を開催し、引き続き検討を行っていくという約束はまだ実施されていないというふうに聞いております。余談ではありますが、岩瀬地区東部ではスーパーマーケットなど大型小売施設がなく、買物が大変だという意見も多く、農産物特売所のような施設を猿田小学校跡地に置いてほしいというようなお話も聞いております。ここでは、過去様々ありました経緯についてはあえて触れず、虚心坦懐にお伺いしたいと思いますが、桜川市として住民に寄り添った責任ある対応が必要だと思いますし、まずは地元住民の意見を聞く会合の開催が求められていると考えております。これについては、いつ誰を対象として行われる方針か、お伺いをいたします。
続いて、2点目です。中学校教科書の選定事業についてであります。令和7年度、来年度から使われる中学校教科書、これを対象とした文部科学省の検定で新事業者、令和書籍の歴史教科書が初めて合格いたしました。教科書ベンチャーとも言える会社でありまして、ほぼ1名で学生ボランティアとともに製作をしたというふうに聞いております。非常に画期的な新規参入者の合格によって、受験難関校の入試問題、あるいは各種副読本、いろいろ必要なのですけれども、これらの内容をも広く網羅したものとなっているということで、新しい切り口からの学習ができる、すばらしい機会となったのではないかというふうに個人的に考えております。このように話題となっている令和7年度の教科書選定でありますが、まさに直近の6月に桜川市を含む県西地区の自治体が合同で選定を行うというふうに聞いております。そこでお伺いいたしますが、どのような方針で選定を行うのか、お聞かせ願いたいと思います。
3点目です。広報紙紙面への他団体視察内容の掲示方針についてであります。実は、他の自治体の議員さんたちと交流をさせていただく機会がありまして、そこでお話をしているときに、桜川市にどんな視察があったのか調べようとした方がいらっしゃいまして、調べようとしたのですけれども、なかなか訪ね当たらず、見つけられないと言われたことがございました。県内でも議会改革等の取組で視察受入れが多いという取手市などが実施している他団体視察の情報公開を見ると、どこの自治体から何名がやってきて、宿泊や飲食など市内で幾らお金を落としてくれたかまで非常に詳細に記載をしております。取手市のホームページで見ることができる視察申請届はとても参考になるので、ぜひ桜川市でも参考にしていただきたいと思いますし、議会だよりや広報さくらがわの紙面を割いて受け入れた視察の内容開示が必要ではないかというふうに考えます。これは、市民に向けてだけでなく、他の自治体ですとか、他団体に向けての桜川市の魅力発信に改めてつながるのではないかというふうに想像します。そこで、桜川市ではどのような対応をしているか、今後の方針も併せてお伺いをいたします。
4点目です。ハザードマップが未整備の地域に係る進捗についてであります。今年も大雨の心配がある梅雨の季節に入ってまいりました。まだ梅雨入りはしておりませんけれども、雨の季節になってきました。岩瀬地区の水戸線線路から北側の地域に関するハザードマップがいまだに未整備の状況となっております。毎年のように地球温暖化から来る雨量増大に対しての対応が必要な中、桜川市として残りの地域におけるハザードマップ整備の必要があると考えますが、その進捗状況についてお伺いをいたします。
5点目です。市内の体育施設の集約化についてであります。こちらに関しましては、令和5年12月定例会など何度か質問をさせていただいた内容でありますが、改めて市内体育施設の集約化についてお伺いをさせていただきます。例えば日立市においては多くの施設がありますが、折笠スポーツ広場においてはサッカー大人1面、少年2面、ラグビー1面、軟式野球2面というのが1枚の多機能グラウンドに割り振れるような形で造られております。テニスコート6面、砂入り人工芝なども併せて整備をされているという状況でございます。これは、地元の学生を中心に非常に多くの利用者が見られまして、トイレの現代化改修も行われて、県単位の団体や大会を誘致するなど利用促進が図られているようでございます。また、こちらの整備に関してはtotoですか、宝くじの資金を利用したという看板も掲示されております。
また、この一方で、つくば市では不足する学校の施設需要に対応するために先月ですか、新たに25メートルプールを2面備えたつくば市民・学校プールという施設が利用開始となりました。そして、これとは別に隣の笠間市ですとか筑西市などは、市内の民間スポーツ事業者へ委託することで対応していると見られます。先般新たに供用開始されました筑西市の明野五葉学園などは、全天候型のプールを備えておりますので、周辺から通っている子供たちが使っておりますし、協和中学校、比較的新しい学校ですが、こちらを使うために近隣小学校がバスを使って利用しているという状況も見られます。とにかく拠点をつくってそこを利用しているというふうに考えられます。
各学校の施設の老朽化ですとか、部活動の民間クラブ移行など課題が山積みとなっている中、より効果的な運用が必要だと考えております。それには、やはり南北に長い桜川市でありますので、南北にそれぞれ1か所ずつ拠点をつくるなど、これは例えばの話ですが、より効果的な運用が必要だと考えます。別に新しい施設を造ってやる必要があるというふうに言っているわけではなく、既存の施設をどのように改修して、どのように維持していくのかという話につながってくると考えております。そこで、改めて市の方針をお伺いいたします。
そして、最後に6点目です。ふるさと納税は、どの程度、桜川市の財政に貢献しているかという質問であります。先般様々な話題が出ておりますが、令和6年度の予算策定で力を入れる事業として十分承知をしておりますが、改めて3月末で昨年度どの程度のふるさと納税があったのか。そして、桜川市の財政にどれほど貢献しているのか、伺いたいと思います。
また、裾野の広さです。どういった民間に影響があるのかということを考える上でも大事だと思いますが、どのくらいの事業者が関わっており、何品目が販売されているのか。また、最近ではどのような目新しい商品があるのかもお伺いをいたします。
以上となります。答弁をよろしくお願いいたします。
〇議長(萩原剛志君) 中田拓也君の質問に対する答弁を願います。
藤田総務部長。
〔総務部長(藤田幹夫君)登壇〕
〇総務部長(藤田幹夫君) 私からは、中田議員のご質問のうち1番目と4番目のご質問にお答えを申し上げます。
最初に、1つ目のご質問、旧猿田小学校跡地の利活用に係る今後の進め方についてお答えいたします。ご質問にございます検討委員会を開催し、引き続き検討を行っていくという約束はまだ実施されていないと聞いている。地元住民の意見を聞く会合の開催はいつ、誰を対象として行われる方針かについてでございますが、旧猿田小学校の跡地利用につきましては、令和4年3月以降におきましても地域の代表や有志の方々と継続した意見交換を行っており、ご意見を伺いながら跡地利用に係る桜川市公共施設跡地等利用基本方針に基づく市の基本的な考え方等をご理解いただけるようお伝えしてきたところでございます。跡地利用に当たっては、改修や運営などのコストに相当の経費を要することも十分考慮し、今後における人口減少、超高齢社会の進展及び公共施設の老朽化も念頭にまちづくりを進める課題に適切に対応するため、最も有効な方策を厳選していく必要があり、市としてできること、できないことがございます。前提条件のない状況で検討委員会を開催した場合、市が対応不可能なご意見、ご提案を多数いただくことが強く懸念され、混乱や不信感を招き、かえって責任を欠く対応となるものと考えております。
一方で、これまで地域の代表や有志の方々との数回にわたる意見交換や文書でのやり取りの中では、地域の方々等が主体的かつ具体的に事業を行いたいという申出がある場合には、各種法令の制限などの課題はあるにせよ、市といたしましても事業立ち上げ段階の支援をする余地はある。それも難しい場合は、民間利用を検討するとお伝えしているところでございます。
いずれにいたしましても、これまで行ってきた地域の代表や有志の方々との意見交換において、まずは市長との意見交換の場をご用意しているところでございます。検討委員会の位置づけ、検討事項、開催はいつなのか、誰を対象にするのかなどについては、その後進めることになると考えております。様々なご意見、ご要望はあると存じますが、市といたしましては今後ともよりよい跡地利用に向け、市長をはじめとして皆様との意見交換の場を設けるなど取組を進めてまいりますので、ご理解賜りますようお願いを申し上げます。
続きまして、4番目のご質問にお答えいたします。ハザードマップが未整備の地域に係る進捗についてお答えをいたします。初めに、洪水ハザードマップは、茨城県が河川ごとに洪水浸水想定区域を指定することに伴って公表される洪水浸水想定区域図を基に、市が避難場所や避難の確保を図るための必要な事項を記載して作成するものになります。令和4年2月28日には、茨城県が桜川市のJR水戸線より下流を対象に利根川水系桜川洪水想定区域を指定し、区域図が公表されました。市では、この区域図を基に令和4年度に桜川市洪水ハザードマップを作成し、昨年度議員の皆様にご報告させていただいた後に説明会の開催、そして6月15日の区長宛て文書を通じ、対象となる大和地区、真壁地区に全戸配布させていただいたところでございます。
議員のお話にありました桜川のJR水戸線から上流の洪水浸水想定区域は、今年の4月30日に指定されたものでございます。本市では、桜川のJR水戸線から上流のほかに観音川、泉川、大川、布川、筑輪川、筑西市の大川の計7河川の洪水浸水想定区域が該当になります。市といたしましては、市民の皆様に対し、新たに洪水浸水想定区域が指定されたことについて、市のホームページや6月1日号の広報さくらがわへの掲載、さらに6月30日に行政区長と消防団本部役員を対象に開催いたします防災リーダー研修会等を通じて周知してまいります。
なお、岩瀬地区の洪水ハザードマップにつきましては、このたびの指定を受け、来年度のマップ作成に係る国の補助金等の申請準備を進め、来年度中の作成、公表に取り組んでまいります。
以上でございます。
〇議長(萩原剛志君) 続いて、稲川教育長。
〔教育長(稲川善成君)登壇〕
〇教育長(稲川善成君) 中田議員の2つ目の質問、中学校教科書の選定事業についてお答えいたします。
中学校教科書につきましては、学校での授業のみならず、進路の実現に向けて自ら学びを深める学習活動を進める上ではとても重要な役割を果たすものでございます。したがいまして、教科書の採択は極めて慎重なる調査、研究や審議を経て決定されているところでございます。
それでは、教科書採択がどのような流れで行われているのか、その方法について説明をさせていただきます。小中学校の教科書の採択周期でございますが、原則として4年ごとに行われています。中田議員がご指摘のとおり、令和7年度は中学校の教科書が入れ替わるために、本年度は使用教科書の採択を行うことになっています。まず、教科書の採択は、義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律にのっとり、文部科学省が教科書としての内容の適正を審査し、かつ検定に合格した教科書の科目、使用学年、書名、著作者名などの詳細事項を基に教科書目録を作成し、都道府県の教育委員会に配布いたします。
次に、文部科学省からの教科書目録を受けた都道府県教育委員会は、独自に検定教科書を調査研究し、教科書採択審議会で作成した教科書目録を市町村教育委員会と地区協議会に送付いたします。これを受けて採択事務が開始する流れになります。本県では、12の教科書採択地区協議会がございまして、本市の教科書については筑西市、結城市、下妻市、桜川市、八千代町、5市町で構成される第10採択地区協議会において調査・研究部からの報告を踏まえて、文部科学省の検定を受けた教科書の中から科目ごとに採択を行っております。
そこで、教科書を選定する際の方針でございますが、本県の教育目標及び学習指導要領等の目標達成を目指して採択すること。また、教育課程及び児童生徒の実態を考慮し、県教育委員会から示される資料を参考にして調査研究を行い、適切なものを選ぶこと。さらには、発行者の宣伝行為等に影響されることなく、自主的な判断に基づき公正な採択を行うよう留意して行うこととなっております。
なお、今年度の検定合格教科書の一般公開展示会でございますが、6月14日から7月3日の午前9時から午後5時までの土、日を除く14日間で筑西市二木成の県西事務所内第10教科書センターで開催されておりますので、市民の皆様にもぜひ手に取って見ていただければと思っております。
また、義務教育学校においては、使用する教科書の採択の時期については、当該教科書が使用される年度の前年度8月31日までに行わなければならないとされております。このたびは、歴史教科書を含め、新たに多様な視点からの教科書が加わったことにより選択肢が増えましたので、よりよい選択がなされるものと考えております。子供たちにとって深い学びを可能にし、学びの連続により、将来に生きて働く確かな知力が担保できるような教科書を選択できればよいと考えております。
以上でございます。
〇議長(萩原剛志君) 続いて、小幡市長公室長。
〔市長公室長(小幡 康君)登壇〕
〇市長公室長(小幡 康君) 中田議員3つ目のご質問、広報紙紙面への他団体視察内容の掲示方針についてお答えをさせていただきます。
中田議員ご質問の中にもありましたように、取手市議会においてはオンライン委員会の開催などICT化による先駆け的な取組により、議会改革度調査で2年連続全国1位となっており、昨年度はオンラインも含め40団体、令和4年度につきましては80団体を超える視察を受け入れております。県内では、取手市以外でも窓口業務改革としましてDXを活用し、書かない窓口を推進する東海村やつくば市、ふるさと納税で実績があり自動運転バスを導入している境町など、多くの視察を受け入れている自治体では、他団体視察の受付窓口が一本化されているようでございます。
本市におきましては、各担当課で受入れをしており、近年の行政視察状況としましては過去5年間で20団体、年間では平均4団体の視察を受け入れている状況でございました。視察団体は、主に議会議員をはじめ教育委員会や自治体職員、大学関係者などで構成されており、視察項目として多かったものは都市計画や真壁の町並みへの視察で9団体、桃山学園、真壁伝承館の建設事業について7団体が視察を行っておりまして、これらの視察が全体の8割を占めておりました。そのほか4団体からは、地域商社の設立や運営過程、公立病院の再編、太陽光発電施設に関する条例、人生応援プロジェクト事業などについて、議会事務局が窓口となった視察が行われております。
これらについては、市議会だよりにその都度掲載され、市民にお知らせいただいているところでございますが、広報さくらがわについては各種記事と同様に担当課より広報依頼のあった場合のみ掲載をしている状況でございます。先ほど中田議員からのお話にもありました取手市や他団体の事例も参考にしながら、今後につきましては行政視察の情報を庁内で一元化し、市の取組と併せまして広報紙や市ホームページで市民に分かりやすく情報発信をしていきたいと考えてございます。
以上でございます。
〇議長(萩原剛志君) 続いて、佐谷教育部長。
〔教育部長(佐谷 智君)登壇〕
〇教育部長(佐谷 智君) 中田議員5番目のご質問、市内体育施設の集約についてお答えいたします。
教育委員会が所管している体育施設数は、体育館等屋内施設が9か所、屋外施設が5か所、温水プールが1か所でございます。市内の体育施設は、旧町村で建設された施設を引き継ぎ、現状は分散しております。分散している複数の施設を拠点化するなど、めり張りをつけて集約することで、施設までの移動方法や時間などに課題がございますが、施設利用者の間で交流する機会の増加も見込まれ、さらなる利用率の向上につながると期待されます。
体育施設の共同利用に向けて、昨年度サンパルのプールを使用した事業について、一部の学校において実施が可能かどうかを検討を行いましたが、一般利用者とのスケジュール調整や送迎バスの手配などの課題があり、本年度はこれまでどおり学校のプールを使用することといたしました。しかしながら、学校プールの修繕を重ねているだけでは根本的な解決につながらないため、引き続きサンパル及び桃山学園を拠点とした共用について検討する必要がございます。また、安定した運用を図るため、サンパルの修繕等につきましても併せて考えていく必要があると認識しているところでございます。このような状況を踏まえ、既存施設を利活用しながら、利用者が安心してスポーツを楽しめる環境を整備し、施設の効率的な運用を提供してまいります。
以上でございます。
〇議長(萩原剛志君) 続いて、久見木総合戦略部長。
〔総合戦略部長(久見木憲一君)登壇〕
〇総合戦略部長(久見木憲一君) 中田議員6番目、ふるさと納税に関するご質問にお答えさせていただきます。
まず、1つ目のふるさと納税が桜川市の財政にどの程度貢献しているかのご質問にお答えいたします。令和5年度の実績としましては、寄附件数が2万6,147件、寄附金額が3億5,930万1,391円となっております。令和4年度の寄附件数が9,290件、寄附金額が1億4,304万3,500円でしたので、対前年度比251%となっております。令和6年度の予算では、15事業にふるさと応援寄附金を充てており、その総額は1億7,620万8,000円になります。この中で主要な事業といたしましては、桜川市の複合施設における図書購入費1億円があります。
次に、2つ目のどのくらいの事業者が関わり、何品目の返礼品があるか、最近の返礼品にはどのような目新しいものがあるかについてお答えいたします。事業者の数につきましては124事業者となり、そのうち市内の事業者は78事業者となっております。返礼品の出品数は901品目で、県内でも上位に位置しております。
また、目新しい返礼品といたしましては、ふるさと納税制度について理解と協力をいただける事業者が増えたことにより、令和5年度から市で初めて農産物収穫体験や乗馬体験など、体験型の返礼品を提供することができました。これらの返礼品は、寄附者様が現地に足を運び、その地域の魅力を直接体感するという新たな形のふるさと納税です。ふるさと納税の目的である応援したい地域の力になるを実現すべく、この体験型の返礼品は大変効果的で、市の自然や文化を直接肌で感じてもらい、市の魅力を発見してもらう大きなきっかけになってございます。寄附者様からも、市の魅力を直接感じられると好評となっております。ふるさと応援寄附金は、市にとっても大変貴重な財源となっておりますので、今後も地域の事業者の協力を得ながら創意工夫の下、ふるさと納税事業を推進してまいります。
以上でございます。
〇議長(萩原剛志君) 答弁が終わりました。
再質問があれば質問願います。
1番、中田拓也君。
〇1番(中田拓也君) それでは、1番目の質問の内容でございますが、先ほど事業立ち上げの段階の支援をする余地はあるというふうに伝えているということでありましたが、具体的な好事例として大泉地区の直売所さくらであったり、大国玉地区のいきいき直売所であったりという地域発の事業について言及がありませんでしたので、そちらについて設立当初構想、市でも支援していたけれども、その後運営は地域住民の方々が中心となって活動しているから、そのような事例もあるので、市としても支援する用意があるというふうに言い直していただきたかったというところで、こちらについては確認をさせていただきたいと思います。
あわせて、旧猿田小学校については、地元の利用や民間利用とする跡地利用の方針については伝えてある認識ということでよろしいですね。
また、旧猿田小については、これまでの経緯から、市長としても地域の代表や有志の方々と……
〇議長(萩原剛志君) 中田議員、一問一答でお願いします。
〇1番(中田拓也君) 意見交換の場を用意してあるということでした。そこで、早期に意見交換会を開催していただき、その上でガイドラインに立ち返って検討委員会も実施していただくよう要望しまして、先ほど述べた2点、伝えてある認識と意見交換の場を用意しているということで確認をさせていただきたいと思います。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
藤田総務部長。
〇総務部長(藤田幹夫君) 旧猿田小学校につきましては、地元利用や民間利用とする跡地利用の方針につきましてはお伝えしてあるという認識で相違ございません。
また、旧猿田小につきまして、これまでの経緯から市長と地域の代表や有志の方々との意見交換の場にぜひご参加いただきたいと考えております。
以上でございます。
〇議長(萩原剛志君) 再質問ありますか。
1番、中田拓也君。
〇1番(中田拓也君) それでは、早期の意見交換会の開催に向けて、一言市長からいただいてもよろしいでしょうか。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
大塚市長。
〇市長(大塚秀喜君) これは、何度も文書でも出していると思うのですが、ぜひ意見交換できればというふうに思っておりますので、地元の方がまとまればいつでも私のほうは対応させていただきます。
〇議長(萩原剛志君) 再質問ありますか。
1番、中田拓也君。
〇1番(中田拓也君) 2番目の教科書選定についてですが、学習指導要領にある目標は曖昧で分かりにくい表現が多いので、こちらに関しましても確かな国家観、歴史観、それに裏打ちされた誇りとアイデンティティーを持ち、過程を大切に協調性を持った豊かな人間力、これを育てることができるように、教科書選定のみならずご配慮をいただけるよう要望いたします。こちらに関しては、一般市民も見に行けるということですので、ぜひ皆さんも確認していただければと思います。
最後に、6番目です。ヤマザクラ課からの答弁についてですが、こちらに関しましては非常に多くの事業者が関係をしておりまして、これからも力を入れて市の産業として発展することを希望いたしますし、こちらに関して新たに入ってきたお金に関しては、先ほど多くの事業に分配されているということがありました。15事業ですとか、今度できる図書館の図書購入費。そういったことで、機動的な予算編成につなげることもできるということで認識を新たにしていただき、市民の皆さんの協力もいただければと要望いたします。
以上、私の一般質問を終わります。
〇議長(萩原剛志君) これで中田拓也君の一般質問を終わります。
ここで休憩とします。
休 憩 (午前11時02分)
再 開 (午前11時15分)
〇議長(萩原剛志君) 会議を再開します。
続いて、2番、川股骭N。
〔2番(川股 骭N)登壇〕
〇2番(川股 骭N) 2番議員の川股です。通告に従いまして、順次質問させていただきます。
1番目は、クラセル桜川の誤請求と言われていることについてです。この件につきましては、5月30日に記者発表が行われました。それから、私たち議員に対して、6月13日に全員協議会でもってヤマザクラ課からの報告がありました。これについて確認をさせていただきたいと思います。この誤請求と言われるものにつきましては、私が昨年の9月7日、随分前なのですけれども、昔なのですけれども、このときに情報公開の請求をしまして、それが今年になって4月18日に開示されました。そして、その直後といいますか、その場でもってこれでは不十分だということでもって、私はもう一度内容的なさらに細かい情報公開を請求しまして、これによって、5月8日にクラセル桜川はおわびの文書をアルパという業者に出しておりますけれども、そういうことでもって、私の情報公開請求がなければ、将来ともにこの297万6,000円というお金はクラセル桜川の財布に入ったままでいいのかどうかということを確認させていただきたいと思います。私にとっては決して名誉なことではないと思っていますが、桜川市にとっては大変不名誉なことです。これの確認をさせていただきたいと思います。これが1番目です。
それから、2点目です。先ほど申しましたようなことでもって、総合戦略部ヤマザクラ課はクラセル桜川に対して、報告書をまとめるような形でもっての調査を丹念に行ったものと考えております。そこで、何点かお尋ねします。1つは、新しく赴任した職員の方が誤請求があったことを発見したというか、請求漏れがあったことを発見し、そして誤請求をしたと言っておりますので、そうしますとクラセル桜川の経理帳簿というものがどういうものがあるのか。一般的な主な帳簿としましては、総勘定元帳があって、補助簿としては売り掛け帳とか、そういうものがある。それから、簿冊としては多分納品書のつづりとか、そういうものがあるのだろうと思いますが、具体的にどういう帳簿を備えて、クラセル桜川は経理をしているのかを教えていただきたい。具体的に一つ一つの名前を教えていただきたいと思います。
そして、この新しく4月1日といいましても、4月3日が辞令ですので、3日ですが、4月3日に赴任した職員は、どの帳簿を見て請求漏れがあったというふうに認識したのかどうか。どの帳簿からそういう請求漏れがあったのというふうに認識したのかということをお伺いしたいと思います。これが2点目です。
3点目は、これは既に情報公開でいただきましたので、答弁は結構です。お手元に資料がある方は、資料5に書かれていますので、そこにつきましては答弁は結構です。
それから、4点目です。この誤請求書と言われるものは、新しく赴任した職員が作成したということになっているのだろうと思いますが、どなたが作成したのか。そして、小さな中小企業、もしかすると零細企業に近いのかもしれませんが、小さなクラセル桜川といいましても、内部でもって代表取締役、大塚秀喜さんがいらっしゃいますので、そういう内部でもっての稟議は誰と行ったのか。
そして、この誤請求書と言われるものは、誰がアルパ、質問要旨には推進協会と書いてありますけれども、俗称アルパ、アルパと言っているようですので、アルパに誰が送ったのか。
それから、もう一点は、このアルパからの入金はいつクラセル桜川に入金されたのか。これをお伺いいたします。
それから、5点目です。(5)です。クラセル桜川の新しく赴任したという職員は、いつ請求漏れに気がついたのでしょうか。4月3日に辞令交付ですので、4月3日以降であることは間違いないと思うのですが、いつこの請求漏れに気がついたのか。そして、請求漏れの中身とか請求の内容とか、そういうものを確認しながら、297万6,000円ですから、一般的に考えると3,000円の返礼品だとすると1,000件の事業というか、項目になるわけです。これをどういうふうに積み上げていったのかということ。そして、この請求書というのはいつ完成させたのでしょうか。誤請求書と言われるものは、いつ完成させたのでしょうかということをお伺いしたいと思います。
その次です。代表取締役の押印の問題です。先ほども申し上げましたけれども、ヤマザクラ課の報告資料は、私たち議員のところには5月29日に送られてきました。この報告書を読みますと、大きく3つの疑問が、私は素直に疑問といいますか、違和感がありました。第1番目は、この報告書といいますか、ヤマザクラ課作成の報告には、クラセル桜川の代表取締役である大塚秀喜さんのことについては一言も触れられていないのです。普通会社でもって不祥事があるとか問題があるとかいった場合には、当然のごとくそこの社長さんは誰だ、トヨタが不祥事があれば、トヨタの会長は誰だということが出るに決まっているのですが、この報告書はクラセル桜川の代表取締役さんについては何一つ触れていなくて、パソコンを操作して誤請求書なるものを作っただろうという職員のことしか書かれていない。ここが第1番目、非常に私の違和感でした。
それから、2番目は4月1日かと思ったのですが、昨年の時期を見ますと4月3日からしか月曜日は始まっていませんので、3日に赴任した職員が、すぐに請求漏れが見つかった。そして、新しく請求書を作ったと書かれているわけです。私も正直言いまして長く地方公務員をやっておりました。後任者が先の方の不正請求に気がつくとか、使い込みをしてしまったとか、こういう事例は度々でもないですけれども、何度か見てきました。しかし、後任の方が請求漏れを見つけた。それについて先任の方、前にいた方に何の相談もなく、自分で1人でもって請求漏れを発見し、請求書を作ったというふうなことは一度も聞いたことありません。後任の方は、その仕事の知識がないわけです。必然的に前の人にきちんと相談をする、これが当たり前です。役所に入った方は、すぐ言われたと思います。職員は、必ず報連相だ。報告、連絡、相談だと言われてきたはずです。そういうことを身についている職員の方が、先任の方に何の相談もなく1人で作りましたというふうにこの報告書は言っています。これについて僕は大変な違和感を覚えました。
それから、3点目の違和感です。今からの質問に関わるところです。こういうふうないわば といいますか、結果としてお金を返そうが返すまいが であることには間違いないし、 に近いことも間違いありません。そうした場合どうするかというと、必ず詳細な調査を行った上でもって、当然にもある種の行政罰は科せられます。返還しても、ある意味では になるかもしれません。お金を返しても、後で質問しますけれども、 の可能性もあります。そして、仮にこういうものがなくても、行政罰等が科せられます。私たちがスピード違反をしてしまえば反則切符を切られて罰金を取られるのと同じことですが、こういう行政罰が科せられます。こういうことについて、何一つ先ほどの報告書は書かれておりません。この3点が、私はこの5月の29日の夕方4時ぐらいに議会事務局から送られてきたものを読みまして、そういう疑問を持ちました。そのままそれが5月30日の記者発表でもって発表されたわけです。何社かの方は記事にしていただきました。
そこで、お尋ねしたいと思っています。この調査の中でもって、当然明らかになったとは思うのですが、請求書というものは会社印、会社の印です。この会社の印と代表取締役社長の名前が入った印鑑、これが必ず押されるはずですというふうに私は理解しています。もしかすると、私の知識が多少古くて、今はもっともっと新しい方法があるのかもしれませんが、そういうふうな形で少なくても行われているだろうと思います。そうしますと、この会社の印鑑と代表取締役の社長の印鑑は誰が押したのですか。まさか新しく行ったばかりの新入職員が自分で押したということは、通常考えられないわけです。そういうことをしたら、それこそ私文書偽造になってしまうかもしれません。だから、そういうことは絶対していないはずだと。社長が押しているはずです。ということは、いつ押したのですか、誰が押したのですかということが1番目です。
それから、代表取締役の社長さんが押したのだとすれば、ちょっとお手元のデータにはありませんけれども、クラセル桜川がアルパ、先ほどの協会に返礼品代金として送り入ってきている収入は、令和5年1月分は3万1,200円です。2月分は1万6,800円です。いいですか。それで、3月になったら299万円になったのです。代表取締役は、当然はんこを押すときに聞きます。1月3万円、2月1万円、何で3月は299万円になるのだと、何か間違っているのではないのと聞くのが普通です。どういう質問を代表取締役の方はしたのでしょうか。当然にもヤマザクラ課を中心にして、クラセル桜川の方々にいろんな調査をしているわけですので、代表取締役の方はどういう疑問を持ったのかということをお答え願いたいと思います。
それから、4番目です。先ほどの3つの疑問点のうちの最後のところです。297万6,000円は、多分5月の20日前後にクラセル桜川からアルパに返金され、アルパから桜川市に返金されています。では、終わった、よかった、よかったということになるのかというと、決してそんなことはないと思います。具体的に言うと、税金ならばこういうことをやると40%の重加算税がかかります。それから、お配りしました資料にも載せておきましたけれども、この4月に桜川市でも重加算金を科すような処分を行っております。具体的に言うと、介護事業所であるリハビリハートさん、この西側にあるところですが、そこに対して令和6年4月11日に処分を行って、40%の重加算金を科しています。民間の事業者に対しては、そういうふうな重加算金を科しておくにもかかわらず、クラセル桜川という市の出資法人で市長が代表取締役をやっているところ、それからこの……
〔何事か声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 榎戸議員、静粛に願います。質問中ですので。
〇2番(川股 骭N) やったと言われている職員というのは、正式な職員は2人しかいませんので、クラセル桜川の職員は正規の職員は2人しかいませんし、これは2人とも桜川市からの研修派遣の、給与は、全部桜川市持ちの研修派遣の職員です。ということは、地方公務員の身分のままです。地方公務員が行い、そしてそこの会社の代表取締役は桜川市の市長である。こういうところについては、一般的な民間事業者よりもとてもとても罪は重いと考えるのが一般的な常識であるし、市民の常識だろうと思います。にもかかわらず、先ほどの報告書は何らそのことについては触れていません。介護事業者が処分を受けたのは当然だろうと思いますけれども、民間の事業者に対しては重加算金を科し、処分をしておきながら、市の関係者がたくさんとは言いませんが、非常に関わっているところについては何のおとがめもなしと。こういうお裁きが最後の最後までいくのだろうと僕は思いませんが、少なくとも今の段階ではそうなっている報告なわけです。私は大変違和感をここは覚えました。このことに関しては今後どうなさるのか。こういうふうな形をやることは、税金を納めている市民の皆さんに対して非常に不信感を買うだろうと思いますので、どういうふうに対応するのか、お答え願いたいと思います。
それから、刑事告訴の問題です。これは、もう副市長さんしか答えられませんので、市長はクラセル桜川の代表取締役ですから答えられませんので、副市長に質問いたします。副市長は、国家公務員ですので、当然にもご存じだと思いますけれども、刑事訴訟法239条の2、何て書いてあるかということはあえて言いません。このように書いてあります。公務員は、「その職務を行うことにより犯罪があると思料をするときには、告発をしなければならない」、こういうふうに刑事訴訟法では書かれておりおます。それから、先ほど述べましたように、この流れを見ますと、 というか、刑法上は ということの中になりますし、その中で公務員が行ったものということになります。それから、文書についても というのがあります。こういうものに相当触れるのではないかなというふうに私は思います。最終的な判断をするのは捜査当局でいいわけですけれども、こういうことが考えられると、思料されるということでもって、副市長はこの会社、それから関係者を告発しないのかどうか。また、告発しないとすれば、その理由はどういうことなのでしょうか。お聞かせ願いたいと思います。
以上、よろしく簡潔に答弁をお願いいたします。
〇議長(萩原剛志君) 川股骭Nの質問に対する答弁を願います。
久見木総合戦略部長。
〔総合戦略部長(久見木憲一君)登壇〕
〇総合戦略部長(久見木憲一君) 川股議員の1番目から4番目までのご質問にお答えいたします。
まず初めに、このたびはふるさと納税返礼品代について、株式会社クラセル桜川の誤請求書及び誤請求を受けた返還金が発生したことにつきまして、市民の皆様、議会の皆様、また関係者の皆様にご心配、ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。
それでは、1番目、川股議員のクラセル桜川の誤請求についてのご質問にお答えいたします。まず、今回の誤請求は、4月18日にクラセル桜川の返礼品の種類、数量、金額の開示請求があり、それらの内容を含んでいる電磁記録である配送データの確認を行った際に、当該請求分に対応する配送データがないことから判明したものでございます。また、今回の開示請求がなかった場合、令和5年度クラセル桜川の会計監査で誤りが判明したかもしれませんが、そのまま誤りに気づけず修正できなかった可能性もございます。既に職員に向け、職員通知により支払い処理の確認作業の徹底を周知しておりますが、一層の再発防止に努めてまいります。
次に、2番目のご質問、クラセル桜川に対する調査についてのご質問にお答えいたします。1つ目、クラセル桜川の経理会計簿につきましては、クラセル桜川に確認したところ、一般の企業と同様で総勘定元帳、仕訳日記帳、現金出納帳、固定資産台帳、補助簿として預かり金簿、つづりは請求書つづり、領収書つづり、納品書つづりがあるということでございます。
2つ目の職員が請求漏れと認識した帳簿は何かにつきましては、誤って請求書を作成した職員に確認したところ、関係書類をいろいろと確認しながら作業をしていたが、当時どのような帳簿を基に請求漏れと認識したか、記憶が曖昧で、特定はできていないということでございます。
3つ目は、先ほど省略でいいというお話があったので、割愛させていただきます。
3つ目の請求書は誰が作成し、内部の稟議は誰と行い、誰が推進協会に送付し、いつ入金されたのかにつきましては、令和5年度にクラセル桜川に出向した職員が作成し、社内の稟議はなく、作成した請求書を4月上旬に送付したということでございます。また、推進協会から各返礼品事業者への支払いは、発送した月の翌日の最終営業日に行われることから、このときは令和5年4月28日に入金がされたということになってございます。
4つ目のクラセル桜川の職員は、いつ請求漏れに気づき、いつ請求の中身を確認しながら積み上げをして、いつ請求書を完成させたのかにつきましては、詳細については曖昧な点もございますが、いずれも4月に出向してすぐの4月上旬ということを聞いてございます。
次に、3番目、代表取締役の押印についてのご質問にお答えいたします。1つ目の誤請求書について、いつ代表取締役が会社印と社長名印を押印したのかにつきましては、今回の請求書は会社印の押印の省略されているものでございました。
2つ目の代表取締役は、1月は3万1,200円、2月は1万6,800円、3月が299万円に激増したことにどんな疑問を持ち、質問をしたのかにつきましては、クラセルの職員は年度内のところどころでその時点の会社の売上損益の状況については報告をしておりましたが、ふるさと納税出品による個々の売上げなどの状況については報告はしていなかったということでございます。
続きまして、重加算金についてのご質問にお答えいたします。民間事業者が不正請求、不正な受給のような不法行為を行った場合、利息を付して不当利得の返還を請求することになると思いますが、今回の事案は誤った処理によるものであると認識しております。また、その対応として速やかに返金されており、加算金などの請求は考えてございません。
以上でございます。
〇議長(萩原剛志君) 続いて、石川副市長。
〔副市長(石川武彦君)登壇〕
〇副市長(石川武彦君) 川股議員5番目の質問、刑事告訴についてお答えいたします。
まず初めに、今回の誤請求による返還金事案につきましては、新聞等でも報道され、市民の皆様、議員の皆様にご心配をおかけしておりますこと、大変申し訳ございませんでした。今回は、事業者側が認識を誤って処理を行ったもので、市側もそれを見抜けず支払いをしてしまった事案だと認識しております。刑事告訴というものには当たらないと考えてございます。
また、今回の事案の再発防止を目的に、庁内に私を委員長とした調査委員会を設置し、関係する事業者にも協力を求め、事案が発生した原因、再発防止策について調査、検討を進めていきたいと考えてございます。
以上です。
〇議長(萩原剛志君) 答弁が終わりました。
再質問があれば質問願います。
2番、川股骭N。
〇2番(川股 骭N) 再質問をさせていただきます。
昨年の9月7日以来、いろんな情報公開請求をして、結果としてこういうふうな形になったわけですけれども、私はこのプロセスをそれなりに見てくる中でもって、今回の事案といいますか、ことは相当それなりに計画的で、巧妙な方法で行われたという印象を持っております。そのことを述べますと時間がかかりますので、後で皆さんにそれはまとめた形でお配りする、市のほうにも提出したいと思います。その上でもって、幾つか再質問をさせていただきます。
誤った請求書とされているものは、皆さんのお手元にもお配りしております5ページのものです。この5ページのものにつきまして、これを見て桜川市の財務規則を所管しています総務部長、会計管理者はどのようにこの請求書を見るかどうかをお聞きしたいと思います。
それから、この請求書は……
〇議長(萩原剛志君) 川股議員、資料につきましては配布を認めておりませんので……
〇2番(川股 骭N) 別に結構。お手元に行っている……
〇議長(萩原剛志君) その資料に基づかない内容で質問をお願いします。
〇2番(川股 骭N) 結構です。お手元にと言ったので、お手元にない方は結構です。僕は、お手元にある方だけに述べていますので、お手元にない方は結構です。お手元にある方は、それを見ていただきたいと思います。
〔「……なんかどこにあるんだよ」の声あり〕
〇2番(川股 骭N) それから……
〇議長(萩原剛志君) 榎戸議員、静粛に願います。
〇2番(川股 骭N) この請求書は、よく見ていただきますと、2023.3.31と書かれています。つまり3月31日に作られています。年度末の3月31日に作っていますので、作られた方は相当急いでアルパに送信していると思います。パソコンの添付ファイルで送っているはずですので、そうしますと送信済みアイテムに記録が残っています。いつ送信したのか。その送信記録を教えていただきたいと思います。
それから、この文書は、先ほど省略というふうに答えがありましたけれども、私が知る限りでは民間だろうと公共的な団体であろうと請求書でもって会社印と、それから代表取締役名の印があるものを見たことはありません。私が知識がないだけかもしれません。しかし、この文書を受け取ったアルパというところは、これでもっては信用できないわけです。この請求書ならば私でも作れます。振込先を私の銀行口座にしておけば、私にお金が297万6,000円が入ってきます。ということは、こういうものは信用できないわけです。それを信用させるようにするには、誰かが電話をして、こういうものを送ったからよろしいですねということを確認しているはずです。その誰かというのは、アルパとの面識があり、名刺交換をし、それなりの知っている方のはずです。そうしますと、常識的に一般的に考えれば代表取締役さん、総合戦略部長、当時のヤマザクラ課長、この人たちがアルパとの契約をやっていますから、この3人くらいかなと思いますけれども、どなたが電話をして、この押印なしの請求書について問題ないのですということをおっしゃったのか、それをお聞きしたいと思います。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
久見木総合戦略部長。
〇総合戦略部長(久見木憲一君) ただいまの川股議員の再質問にお答えいたします。
印影なしの請求書につきましては、決して珍しいものではないというふうに認識してございます。また、クラセルの印影なしの請求書は作成者が当然発行しており、発行者は当然相手方に確認はしていると思われますけれども、私どもから業者さんの請求書に対して確認することはございません。
以上でございます。
〇議長(萩原剛志君) 再質問ありますか。
〔「もう一つ」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 一問一答です。
〔「いやいや、そうじゃなくて、質問の漏れがあるから。総務部長
と会計管理者に聞いたの。市の財務局から見てどうなんですか
ってことを聞いた」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 通告にない。
〔「いや、通告。関連しているじゃないですか」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 通告にありませんので、認められません。
次の質問、質問を変えてください。
〔何事か声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 榎戸議員、静粛に願います。厳重に注意します、榎戸議員。
〔何事か声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 質問を認めます。
2番、川股骭N。
〇2番(川股 骭N) 先ほど久見木部長は、民間ではこういうことあることなのだとおっしゃいました。私は、桜川市に来ている文書を、クラセル桜川から桜川市に来る請求文書を随分あきれるほどそれこそ見させていただきました。すべからく社長の印、会社印は当然のごとく墨で塗られています。当たり前ですけれども。ということは、全部はんこを押しています。ということで、なぜこのアルパに送る資料だけが押印がないのかということに関しては大変不思議です。こういうものが出回っているというふうには私には考えられません。民間だから省略できるのだと。これだったら、先ほど申しましたように、私でも偽造ができます。こういうことをやれば、297万6,000円が私の銀行口座に入ってくるようにできます。
ということを申し述べておいて、もう一点、送信記録については分からない、確認できないということでした。そうですね。添付ファイルで送っているのですから、送信記録があるはずですと質問しました、私は。皆さん、パソコンを持っているのだから、パソコンで送信すれば送信済みアイテムでもって、年、月、日、時間出てきます。いつ送ったのかということは分かるはずですけれども、分からないのですか。3回目の質問として質問させていただきます。分かるはずです、こんなの。簡単に分かるはずです。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
久見木総合戦略部長。
〇総合戦略部長(久見木憲一君) クラセル内のメールについてですが、私自身は今承知しておりませんので、確認をさせていただくことになると思います。
〇議長(萩原剛志君) 再質問ありますか。
2番、川股骭N。
〇2番(川股 骭N) では、調査をしてお答えください。後で知らせてください。
それから、もう一点です。支払明細書というものが情報公開でもって出ておりまして、私は皆さん方にお配りしている、皆さん方のお手元に支払明細書、桜川市ふるさと納税1万4,400円、日付が2023年4月3日というものがあります。手元資料、お手元にある方は4ページです。先ほどクラセル桜川への入金の経過について質問いたしました。それに引き続いて質問させていただきます。
この4月3日の支払明細書は、ひもづけをされて、その後ろ側にあります5ページの請求書も併せて送信、閲覧された。つまりどういうシステムか、このシステムの中で閲覧されたはずです。ヤマザクラ課さんは、手元にあります6ページの請求書6の2、それからその業者ごとの内訳の6の3、これが4月10日以降18日に見ることができたのだと私には回答しています。10日とか18日で本当によろしいのでしょうか。そのことについてお尋ねします。ヤマザクラ課は、私に対して10日か18日に見ることができたのだと回答していますけれども、それでよろしいのでしょうか。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
久見木総合戦略部長。
〇総合戦略部長(久見木憲一君) 担当者がそう申しているのであれば、それで間違いないと思います。
〇議長(萩原剛志君) 再質問ありますか。
2番、川股骭N。
〇2番(川股 骭N) 今年のではないのですけれども、昨年の18日に、あるいは10日か18日にということになりますと、先ほど見ていただいたと思いますが、アルパさんはそれぞれのふるさと納税の返礼品業者の方、例えば6の3を見ていただきますと、一番上はJA北つくばから一番下は宗教法人雨引山までずらっと並んでいますけれども、こういう人に4月3日に支払明細書というものを送って、そしてこういう内容でもって、このようかどうか分かりませんけれども、それぞれの債権が、それぞれの返礼品業者さんが3月中に送った返礼品のリストとか返礼品の金額とか件数というのが間違いないですかということを確認するために、4ページにありますような支払明細書を各返礼品事業者に送っているというか、パソコンの画面で見られるようなシステムになっているわけです。
そうしますと、今年になりまして私は、先ほども冒頭で申しましたけれども、去年の9月7日からの情報公開請求が延々と延びて、4月18日に私に情報公開されました。そして、そのときに私は、別に市内全業者さんの細かい資料が欲しいわけではなくて、あくまでもクラセル桜川がどういうふうなものを送っているのかということを知りたかったわけですので、クラセル桜川の、先ほども久見木部長も言いましたけれども、月ごと、商品ごと、数量、金額に関する文書を、4月18日の場でもって情報公開請求しました。その場でやりました。そして、それが本来ならば5月7日に公開されるべきものが、2週間延長されて5月21日、具体的に私が見に行ったのは22日ですが、そこで見たわけです。
そうしますと、そのときに5月の22日に開示された文書はここにありますけれども、その中に先ほどの請求書なるものは入っていません。つまり全部A3判のこういうデータです。本来クラセル桜川の月ごと、商品ごと、数量、金額に関する文書を出してほしいと言っているのだから、当然先ほどの請求書を見ても分かるように、これは3月です。コシヒカリが15キロです。商品も入っています。数量も入っている。金額も入っている。これが当然私に公開されていいはずです。少なくとも情報公開条例というのは、こういうふうな形でもって文書を出してくれと言ったら全部出さなければいけないはずです。しかし、この5月22日に私が取ったものには入っていません。ということは、私に隠したのか、そもそもなかったのか、どちらかということになると思いますけれども、どちらなのでしょうか。それをお聞きします。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
久見木総合戦略部長。
〇総合戦略部長(久見木憲一君) ただいまのご質問、配送データの一覧になると思いますが、配送データ自体は通常電磁記録なので、コンピューター上で処理されているので、帳票としては当課には打ち出したものはございませんので、当初に開示したものは9月の開示請求であったものの要件を満たしたものを開示したのではないかなと思います。その後、追加で品目ごとの資料が必要だという開示があったと思われますけれども、品目ごとになると紙で打ち出したものだけでは足らないので、職員が電磁記録を抽出して開示されたものではないかと思います。
以上です。
〇議長(萩原剛志君) 再質問ありますか。
2番、川股骭N。
〇2番(川股 骭N) 3回目になると思いますが、この件について。
私の情報公開請求は、先ほど申しましたように、先ほど久見木部長も僕に答えたのです。クラセル桜川の月ごと、商品ごと、数量、金額に関する文書というのが私の情報公開請求であるし、そちらから来ている情報公開の決定通知書にもそう書かれています。そうしますと、先ほどの誤ったという請求書というのは、まさに3月ということがはっきりしているし、3月31日と入っているのですから。それから、コシヒカリが入っているのだから、商品も入っている。数量も968個と入っているのだから入っている。金額も290万円と入っているのだから入っている。私が請求したものは、これを出さなければいけなかったわけです。でも、これを出さなかったということは、情報公開請求でもって私には不開示にした、ここの部分は隠したというになるのです。
だけれども、隠したのではなくて、そもそもなかったのでしょう。そもそもこれはなかったのです。そもそも先ほどの請求書という形でもってあるものは、先ほども申しましたように4月3日の支払明細書と一緒に送られてきていたと。だから、4月3日の文書を出してくれって僕が言えば出たのかもしれないけれども、5月22日の文書の中に、資料の中にはそもそもがないから出さなかったというふうに私は考えているのですけれども、それでよろしいのでしょうか。要するに、4月3日の文書には入っていた。5月22日に僕に公開したやつにはそもそもなかった。データとしてそもそもなかったというふうに私は考えるのですけれども、それでよろしいですか。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
久見木総合戦略部長。
〇総合戦略部長(久見木憲一君) 配送データ自体を品目ごとに抽出するために確認したところ、今回配送データがないということに気づいておりますので、そもそもないということはなかった。この請求書に基づく配送データはないということに、そこで気がついたということです。
以上です。
〇議長(萩原剛志君) 再質問ありますか。
2番、川股骭N。
〇2番(川股 骭N) 同じことをもう一回言うと4回目になってしまって駄目だというふうに……
〇議長(萩原剛志君) 大丈夫です。一般質問の間は大丈夫です。時間内は質問ができます。
〇2番(川股 骭N) いいのですか。
〇議長(萩原剛志君) 通告内の質問だったら大丈夫ですから。
〇2番(川股 骭N) そうですか。ありがとうございます。3回と書いてあったと思ったので、僕は3回で終わりかなと。それだったら、もう一回このことについて質問させていただきます。
配送データをと言っていますが、配送データしか当時は、今はどうか知りませんけれども、大本にしたものしかないから、それを基にして月とか金額とか、そういうものが入ったものが開示されたということです。それはそれでいいのです。290万円の部分は配送していないのだから、配送データがないのだから、それは開示できようがない、当然のことです。ただ、私が情報公開請求したのは、配送データなんかがどういうふうにあるかなんていうのは私は知らないわけです。少なくとも桜川市がどういうふうな、このアルパとのやり取りの中でどういうデータがあるかなんていうのは僕は一切知らないので、知らないがゆえに、僕はどういうふうな形でもってデータを出してくれと言ったかというと、クラセル桜川分の月ごと、商品ごと、数量、金額ごとというふうなの文書という形でもって書いて出したわけです。配送データがどうふうにあるかなんて全く知りませんから。ただ、皆さん方は情報公開請求を受けて、そうすると商品ごと、数量、金額ごとが書いてあるものを出さなければいけないわけでしょう。当然にも情報公開請求なのだから。そうすると、先ほど言いました請求文書というのは当然にも3月であるし、お米も入っているし、金額も入っているし、数量も入っているのだから、それを出さなければいけなかったわけです。でも、それは出さなかったと。つまり、それは出さなかったというのは、配送データにはなかったから出さなかったわけです。
では、配送データにはなかったら出さなかったけれども、この請求書のあるものはいつ桜川市は確認したのですかということです。先ほどのヤマザクラ課さんに対する僕の質問では、4月10日か18日です。久見木部長は、担当者がそう言うならそうでしょうと言うのですけれども、本当にそれでよろしいのですかということを僕は聞いたわけですけれども、これも確認してみてください。画面データで残っているはずですから。残っているはずですので、いつ来たのかというのは、僕は皆さんのお手元にお配りしたところの支払明細書、桜川市ふるさと納税分1万4,400円と一緒に請求書297万6,000円が送られてきたはずだというふうに私は言いましたので、そうであるかどうかを確認してください。なぜそうなっているかというと、支払明細書が4月3日に送られてくるのは、別にクラセル桜川だけではなくて、市内の78ですか、事業者さんに全部送られていって、それぞれの事業者さんが私が3月に送った返礼品は正しいのかどうかということをそれで確認するわけです。確認して間違いがあれば、アルパに対して、電話かメールか何か方法は分かりませんが、訂正してくださいという形でもって訂正をする。そして、3月分の場合は、4月10日に桜川市にも送られてきた4月10日付のこの6の3に、私が置いておきました6の3に2023年4月10日と書いてある、4月10日でもってアルパは桜川市の返礼品事業者の債権は確定しましたと。その確定はしましたということをもって、桜川市に6の2にあるように請求書を送っているわけです。そういう手続になっていますから、当然にも株式会社クラセル桜川の債権が299万400円と書いてありますけれども、この債権に合うということをアルパさんはクラセル桜川に求めたわけです。それに合っているかどうか。
4ページにありますように、1万4,400円だけでは合わないわけです。だから、当然この後ろの請求書もつけてきて、送ってきて合わせれば299万400円になります。だから、クラセル桜川さんの債権は問題ないです。これで確認できますということで送ったのだから、そういう意味では一緒にひもづけして送ってきている。4月3日に来ているはずなのです。そうしないと、この支払明細書なるものの意味がないわけですから。私の質問は、4月3日に画面でもってクラセル桜川も見られるけれども、桜川市も見られるはずですので、そうなっているのかどうかということを後で確認して連絡ください。今答えられるのなら答えてもいいです。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
久見木総合戦略部長。
〇総合戦略部長(久見木憲一君) ただいまの再質問にお答えいたします。
一般社団法人地域資源活用推進協会の通常の処理といたしましては、4月3日の支払明細書の日付になっているのは、このシステム上で協会が発行する日の日付がそのまま打ち出されるというふうになっておりますので、打ち出した日、4月3日自体には特に意味はないものだと思いますので、4月3日に打ち出した支払明細書を協会はPDFにして市に送付してきますので、変な話ですけれども、今日打ち出せば今日の日付が入ってしまうというようなシステムになっております。アルパは、毎月10日を債務確定日にしておりますので、10日付で市に請求をしてくる。市には、15日くらいに請求が届いているようですが、職員がその後支出の処理をしたのは18日になってからということで、5月の2日に支払いの手続が完了しているというふうな流れです。
以上でございます。
〇議長(萩原剛志君) 2番、川股骭N。
〇2番(川股 骭N) 今の答弁、もう一つよく分からないので、確認だけさせてください。
支払明細書の日付、2023年4月3日というのは、アルパさんがこの資料を作って、こういう明細を確認しましたと、確認してくださいと。4月3日に作ったものではないと。一度もこちらがパソコンを開く人が、これを打ち出そうとすればその日付になってしまう。例えば今日開こうとすれば、2024年6月19日になってしまうと、そういう意味ですか。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
久見木総合戦略部長。
〇総合戦略部長(久見木憲一君) システム上、アルパさんが各事業者さんに請求を、この支払明細書を作成するとしたらば……
〔「してるんだよ」の声あり〕
〇総合戦略部長(久見木憲一君) しています。した時点での日にちが入る仕組みになっているという……
〔「だから、4月3日に作成したのでしょう、アルパは」の声
あり〕
〇総合戦略部長(久見木憲一君) 4月3日に打ち出したということです。打ち出した。
〔「打ち出したってどういう意味」の声あり〕
〇総合戦略部長(久見木憲一君) アルパの社内では、4月3日に打ち出して、それを市に……
〔「PDFで送った」の声あり〕
〇総合戦略部長(久見木憲一君) そういうことになってございます。
〇議長(萩原剛志君) 2番、川股骭N。
〇2番(川股 骭N) では、そういう意味ではアルパさんは4月3日に作成して、4月3日に打ち出して、それをPDF化して桜川市に送ってきたというふうな理解でいいわけです。そういう意味です。だから、作ったのは4月3日である。そのときに請求書、この5ページに書いておきました請求書も一緒に送られてきたはずだというのが私の理解ですけれども、それでよいのかどうかについては確認をしなければいけないと言っていましたので、それは確認した後で教えてください。よろしいですか、それで。5ページのです。それでよろしいですか。そういう答えだったと思うのですが。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
久見木総合戦略部長。
〇総合戦略部長(久見木憲一君) 頂いた資料を使って申し訳ございませんけれども、5ページの請求書はこの桜川市にアルパが10日付で市に請求して、市は10日に請求が届いている中に一緒に送られてきていると思います。
〔「4月10日付のものだという意味ですね」の声あり〕
〇総合戦略部長(久見木憲一君) はい。
〔「資料を基にやり取りやったら、誰が作ったものかによって議論
って変わりますよ」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) すみません。暫時休憩とします。
休 憩 (午後 零時14分)
再 開 (午後 零時15分)
〇議長(萩原剛志君) 再開します。
2番、川股骭N。
〇2番(川股 骭N) 調査委員会についてです。
先ほど副市長は、今後のこともあるので、業者さんとの対応もあるので、調査委員会をつくるというふうにおっしゃいました。今後の問題ではないと思うのですけれども、ヤマザクラ課さんがまとめてくれた報告は、相当程度欠陥だらけ、問題だらけ。むしろもう一度ヤマザクラ課さんが作った報告を、全部廃棄しろとは言いませんけれども、もう一度桜川市としてきちんと調査をして、ちゃんとした報告書を作るべきではないかと思いますけれども、副市長はどうお考えですか。お答えください。
〇議長(萩原剛志君) これで川股骭Nの一般質問を終わります。
ここで休憩とします。
休 憩 (午後 零時16分)
再 開 (午後 1時29分)
〇議長(萩原剛志君) 会議を再開します。
続いて、6番、榎戸和也君。
〔6番(榎戸和也君)登壇〕
〇6番(榎戸和也君) 6番、榎戸です。事前通告に基づきまして、一般質問をさせていただきます。
まず初めに、令和3年度谷貝分館解体工事の過誤払いに関わる事業内容の精査結果及びそれに伴う会計上の更正処理について伺います。これは、先の3月定例会で私一般質問をしましたところ、会計処理については、今回誤りがあったことを踏まえ、改めて内容を精査をした上で適切に対応していきたいという答弁を教育部長さんのほうからいただいております。従いまして、3か月がたちましたので、この精査結果がどういうことになったのかというのをお示し願いたいと。
それから、2点目としまして、いわゆるその分については何万円でしたか、誤りがあるというのは認めていらっしゃるので、それの更正手続というのは、もう時間もたっていますので、今やりました加波山市場といいますか、クラセルのほうについては過誤請求があったということで、もう既に戻っております。これ貴重な市民の税金でありますから、公金でありますから。これは、教育委員会におかれては今どういう状況にあるのかということをお尋ねしたいと。
それから、2番目であります。今日の午前中に新聞報道等いろいろあったことも踏まえまして、川股議員のほうから令和4年度ふるさと納税返礼品に関わる株式会社クラセル桜川の市への過誤請求について、引き続いて私も質問をさせていただきます。つい最近よその方からお聞きしたところですが、この過誤請求の件について新聞報道の翌日ですか、区長会があって、シトラスでそのとき副市長さんが何かこれに絡んで簡単にご挨拶をされたということでありますので、どういうお立場でどういうご挨拶をされたのかということをまずお聞かせいただきたいということであります。これは、この大見出しがありますから、過誤請求の件については経緯とか今の状況とかということを含めまして、この後随時質問させていただく予定でおります。時間があれば。
それから、3番目です。やはり同じことなのですが、この中で焦点を絞りまして、この返礼品代、これの返礼品というのは結局いわゆる寄附行為としてお金をいただいて、間に業者は入れるけれども、実際には市が品物を買ってお送りしているということなのです。ですから、この送っている品物は全部市が購入しているということであります。したがって、情報開示も川股議員が開示して、最初は不開示になったと。しかし、公金を支出している以上、これをどれに、何に使ったのかというのは、これはもう言うのは当たり前の話なのです。
そういうわけで、その大枠としてまずお尋ねしたいのは、寄附していただいた方に対して返礼品をやるというのは品物である、つまりお金が出ていくということです。ですから、返礼品を間に中間業者が入って送ってくださった方にお金を送らなければならない。市からお金を取らなければならない。つまり市に請求が来るということです。ふるさと納税についての請求の窓口、大きいものは今問題になっているアルパというのが桜川市としては一つ大きいわけですが、それ以外にも多分あると思うのです。それから、もうちょっと直接的にやっているのもあると伺っています。でも、数はそんな多くないはずなので、これ幾つあるのか。できれば、この中間業者で10万円単位ぐらいで、いや、万単位で結構ですので、このぐらいの額をここにはお支払いしているということを教えていただきたいと。
それと、先ほどの川股議員のところでも出てきましたけれども、どこからどれだけのものを買っているのだ。例えばうんとお米が出ているとか、そういうのは知りたいわけです、市民としては。あるいは、市としてもそういうものがふるさと納税やっていく上で非常に大事なデータなので、そういうものは基本的に把握しているのかどうか。当然これは、お金を払うときにそれを把握していないと本当は払えないと思うのです。ただ相手が言ってきたから、さっきのお話もお分かりになるように、相手がはんこもなしで何か言ってきて、代表印も何もない請求がアルパに行って、アルパに300万円近い金を払ってしまったと。その人の一存でやったという話です、さっきの話は。誰にも相談かけないで。何か電話ぐらいはしたのではないでしょうかというのがさっきの総合戦略部長のお話です。あるいは市の職員が出向しているので、そういう形でも何百万円のお金が、アルパは、はい、分かりましたと言ってここに請求してきているわけですから。だから、そういうことを踏まえて、本来市は見ようと思えば見られる体制にあるのかどうかと。ないものは見られませんから。どこに何を送ったというのは。だから、そういう体制があるのかどうかを2番目にお尋ねしたいと。
続きまして、4番目です。今回のこの問題が、市が間違いだったと認めて、プレスリリースをやって、新聞にもあれだけ書いていただいて、先ほど新聞はちゃんとしたことを書かないという声をここで上げられた方もいらっしゃいます。上げられたというか、それはあると思います。行き違いもあるし、解釈違うから。だけれども、ぜひ今日お見えになっているマスコミさんがいらっしゃれば、なるべくより理解が我々も深まっていますけれども、答弁を経て、ああ、こういうふうになっているのだと。なかなか分からないのです。そういうことを踏まえて、今回の問題の本当の姿というのはどういうことなのだということはぜひ知りたいと思うわけです。
それにつけても、これ川股さんが情報開示やって、出さないと言われて不服審査かけて、出てくるまでに半年以上かかっているのです。実は、これ私は去年の8月30日にプロモーションとこれやったときに、その前に情報開示かけたのです。そうしたら出せないと。本番でも企業秘密だから出せないというようなことで言ってもらえませんでした。私は、その後の不服申立てまでやっている暇がなかったので、自分の裁判なんかがありまして、忙しくてやっている暇がないのですが、川股さんがそれをやられたら、こういう約300万円近いお金が誤って市から出ていってしまっていたと。私の感触で言うと、これまた言うと怒られるのですが、 この文章を読んだら、これは必ず出さなければならないと。それでも出さないと。争うべきところはあります。これ片方が出さない、いや、出すべきだ。それはそれでいいと思います。でも、もう明らかに出すべきものを出さないと。こういう例が非常に私的に言うと桜川市は多いです。私もだから、それで農業関係の個人情報とか、個人情報だって事業者と見なしたら、それはもう商売の相手なのだから出さなければいけないというので、不服審査かけたら、それを出してもらったりもしています。そういうのは結構あるのです。だから、市のほうでは、制度の趣旨を理解してちゃんとやっていただきたいと私は思うのですが、これは市長に伺いたいです。
これ一般の話として、市は情報開示という制度に対して、なるべく忠実にやっていただけないものかどうかと。私、今不服審査を別なのでかけていますから、トンネル問題とか。その辺を、つまり不服審査までやって時間かけて、それでやっとここへたどり着いて、行ってしまっていた金、このままいけばそのまま返ってこなかったであろうお金が300万円近く戻ってきたと。これは、非常に市民にとっては大事なことです。ですから、間違いでもあるかもしれないし、あるいはもっとよくないあれがあるかもしれない。でも、そういうのをなくすために情報開示という制度がその一翼を担っているわけですので、この辺について市長のお考えをお聞かせいただきたいと。
以上、よろしくお願いいたします。
〇議長(萩原剛志君) 榎戸和也君の質問に対する答弁を願います。
佐谷教育部長。
〔教育部長(佐谷 智君)登壇〕
〇教育部長(佐谷 智君) 榎戸議員の1つ目のご質問、令和3年度谷貝分館解体工事過誤払いに関わる事業内容の精査の結果、及びそれに伴う会計上の更正処理についてお答えいたします。
初めに、谷貝分館解体工事の概要についてご説明いたします。谷貝分館は、施設の老朽化に伴う維持費の増加と利用率の減少を理由に施設の存続について地元とも協議を重ねた結果、施設を廃止することとなり、令和3年度に解体工事を行ったものです。
ご質問にあります1つ目、この解体工事の内容を精査した結果はどうであったかについては、労務・資材単価、積算過程などの確認作業を進めてまいりました。その結果、アスファルトコンクリート塊の重量、体積につきましては過大積算であり、減額相当分の直接工事費ベースで9万9,120円と算出しました。一方で工事作業用仮設材の単価積算に違算が確認され、こちらは過小積算であり、増額相当分を直接工事費ベースで20万2,380円と算出しました。したがいまして、アスファルトコンクリート塊の出来高数量の減による減額相当分と仮設材による増額相当分を合わせると、直接工事費ベースで10万3,260円の増額となります。
続きまして、2つ目、その内容の精査を踏まえ、どういう会計処理を行ったかについては、さきに述べましたとおり、全体で増額になっていることから、施工業者に対して精算の手続が至らないと判断し、行っておりません。
以上でございます。
〇議長(萩原剛志君) 続いて、石川副市長。
〔副市長(石川武彦君)登壇〕
〇副市長(石川武彦君) 榎戸議員2つ目の質問、令和4年度ふるさと納税返礼品に関わる株式会社クラセル桜川の市への過誤請求について、@、5月31日にシトラスで開催した、区長会の席上での副市長のこの件についての挨拶内容についてお答えいたします。
5月31日に開催しました区長会の席上で、私のほうから主要施策の概要説明を行う中でふるさと納税の取組を紹介する場面がございました。その中で返礼品を扱う事業者の誤請求があり、市に対して返金が行われたことが新聞で報道され、ご心配をおかけしていること、市として同じような事案を防ぐため、確認作業を徹底し、再発防止に努める旨のお話をさせていただきました。
以上です。
〇議長(萩原剛志君) 続いて、久見木総合戦略部長。
〔総合戦略部長(久見木憲一君)登壇〕
〇総合戦略部長(久見木憲一君) 榎戸議員の3番目と4番目のご質問にお答えいたします。
まず、3番目、令和4年度決算書に記載のふるさと納税返礼品代3,585万322円の内容把握についてのご質問にお答えいたします。
1つ目の、市が返礼品代を直接に支払っている中間事業者及びその他の支払い相手先の全てにつきましては、ふるさと納税サイトに掲載されている出品事業者への支払いを行う中間管理事業者は、一般社団法人地域資源活用推進協会及びさとふるの2社になります。また、その他の支払い相手先では、市が出品事業者から直接調達し、事業者に直接支払う場合などで、令和4年度は株式会社クラセル桜川、木内酒造株式会社、協和園芸開発株式会社、株式会社高橋米穀になります。
2つ目の支払い相手先ごとの支払時ごとの返礼品の明細、各返礼品の単価、個数、金額等を令和4年度時点で市は把握できている状態にあったかにつきましては、ふるさと納税管理システムの配送データにより確認できる状態にございました。令和4年度決算書に記載のふるさと納税返礼品代について、市が返礼品代を直接払っている中間事業者及びその支払い相手先の支払金額は幾らかにつきましては、一般社団法人地域資源活用推進協会様へ約3,200万円、さとふる様へ約300万円、クラセル桜川さんに約14万円、木内酒造株式会社さんに約23万円、協和園芸開発株式会社さんに16万円、株式会社高橋米穀さんに約20万円となっております。
次に、4番目のご質問、情報開示に対する市の姿勢、コンプライアンスについてお答えいたします。まず、当初出すべき情報を出さなかったことについて、市長はどう考えているかにつきましては、令和5年9月の開示請求への市の判断では、ふるさと納税受入額上位品目や返礼品調達費用及び返礼割合、返礼品の支出伝票は企業の営業活動に関する情報であり、桜川市情報公開条例第7条第3号アの法人その他の団体に関する情報又は事業を営む個人の当該事業に関する情報であって、公にすることにより、当該法人等または当該個人の権利、競争上の地位、その他正当な利益を害するおそれがあるものに該当するとして……
〔何事か声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 榎戸和也君に申し上げます。
誰が答弁するかは、執行機関が調整し判断することなので、問題はありません。
久見木部長、答弁を続けてください。答弁中です。
〇総合戦略部長(久見木憲一君) 部分開示及び不開示決定としました。
〔「そんなの分かっているでしょ」の声あり〕
〇総合戦略部長(久見木憲一君) その後提出された審査請求について、桜川市情報公開・個人情報保護審査会から法人印、代表者印などの印影や口座情報を除き、当初の不開示決定を取り消して開示すべきものと答申が出されました。その答申における審査会の結論のとおり、審査請求を引用して……
〔「いい加減にしてくれよ。議員が……」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 答弁中です。静粛に。今答弁中です。
〔「これ答弁になっていない」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 答弁中ですから。
〇総合戦略部長(久見木憲一君) 当初の不開示決定を取り消し、採決を行い……
〇議長(萩原剛志君) 質問やめますか。質問やめますか、質問。今答弁中だから。
〔何事か声あり〕
〇総合戦略部長(久見木憲一君) 情報を開示することとしたところです。市では、情報公開の趣旨にのっとり……
〔何事か声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 静粛に願います。
〇総合戦略部長(久見木憲一君) 情報公開条例に基づく適切な運用に努めてまいります。
また、ご指摘のとおり、本年4月の開示請求がなかった場合、令和5年度クラセル桜川の会計監査で誤りが判明したかもしれませんが、そのまま誤請求に伴う誤払いに気づけず修正できなかったかもしれません。既に職員には再発防止の周知をしておりますが、一層の再発防止に努めてまいります。
以上でございます。
〇議長(萩原剛志君) 榎戸和也君に再度申し上げます。
誰が答弁するかは、執行機関が調整し判断することなので、問題はありません。
答弁が終わりました。再質問があれば質問願います。
6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) まず、もう結論の部分からいきます。時間ないので。
先ほどの川股議員の一般質問に対する答弁の中で、過誤請求の部分の請求書は4月に出したと。日付は3月31日です。297万6,000円。これは、副市長さんに聞きたいのですが、副市長さんはこの問題については、いわゆる利益相反の関係があって市を代表されています。調査もされました。プレスリリースもやりました。でも、内容が全然ぐちゃぐちゃ、支離滅裂、全然ちゃんと調査していないというのが私の結論です。
その1つ、申し上げます。私の控えによると、この令和6年5月8日、おわび状というのがクラセル、つまりここにあるのは株式会社クラセル桜川代表取締役、大塚秀喜、印影は黒塗りになっています。誤請求についておわびという文書をアルパに送っております。その中身を見ますと、その3行目に、「さて、このたび弊社の人為的ミスにより、令和5年3月にお送りした請求書が誤請求であったことが判明いたしました」と。先ほどの久見木総合戦略部長は4月と言ったのです。これは、隣におられるクラセルの社長さんです。クラセルの社長には聞けないというようなことを言われるので。しかし、クラセルは市が出資して資本金も出している。職員も派遣している、ただで。それから、あそこを建てるのにも五、六千万使って、さらに今も毎年約四、五千万のお金を入れています。市としては、ほとんど市の施設なので、その会社に対してはいろんな面で影響力を持つはずです、資本家としては。そういう立場で副市長さんに伺いたいのですが、これ調査をしたと。市長以下の決裁印、副市長も当然決裁しています。内容は、プレスリリースしたけれども、私から言えば全然なっていないと。今の1点について伺います。
これは、先ほどの部長の言ったことと、大塚市長というか、いわゆるクラセルの社長がアルパに対して出した文書、これは開示で求めているわけですから。これは、市にも来ているのです。今度は、アルパがこの文書をくっつけて金返しますという文書が来ているのです。これは、受付印、上にはあります。後ろは、ただ参考文書だからないけれども、これ市に来ているのです。もし差し支えなければ、隣にいるのですから、副市長が監督する立場で市長に聞いて、こういうふうなことはあるのですか、ないのですかと。ここ、ホットな場ですから、今。確認してください。要するに、久見木部長が言っていることと、この金を返してくるためにつけてくる文書が全然合っていないと。
もっと言います。3月に出しているということは、私はX氏と言いますが、出向でそこに行って、こういうミスをしたという人間は、4月に行ってからやったのだと。彼は、クラセルの職員ではないですから、3月は。だけれども、3月31日の日付で二百何十万請求しているわけです。はんこもなしで。さっきの答弁では、多分連絡はしたでしょうと。でも、彼1人なのです。上の決裁者である市長のはんこもないと。彼が見つけて、1人で何百万という金を請求したと。誰にも相談していないと。彼がアルパに掛け合ったのでしょうと。アルパは、それで金くれたのだということです。これがそちらが今まで答弁している流れです。
ですから、3月31日の請求というのは、この人物はヤマザクラ課にその前、令和3年、4年とヤマザクラ課でこの返礼品なんかのお金のいわゆる支出負担行為決議書とか支出命令書とか、そういうのを彼がはんこ押して処理しているのです。さっきのやつで言えば、「さとふる」も「アルパ」も多分この人が決裁しているはず、毎月、毎月。ですから、彼はそういう大枠は知っているわけです。これについて、副市長、内部の調査がそこができていたとかできていないとか、要は我々が本当に努力をして世間にあれだけのものをやって、新聞にもその人は載ってしまいました、その人がミスしたためにこういうことになったのだと。この人やっていないです、はっきり言って。その文書も彼は起こしていないです。その人間にああいう新聞報道が出るような、それは新聞社が勝手に書いたのだと言うかもしれないけれども、それなりのあの出てきた文書を読むとそう読めます、市のプレスリリース用の文書を読むと。こういうことをやっていることについて、副市長はどのように考えるのか。ちょっと何でもいいですから、感想ください。
〇議長(萩原剛志君) 何でもいいですからというわけにいかないので……
〔「誰にもらうの、じゃこれ」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 質問の趣旨を明確にしてください。
〔「いや、明確」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) どうしますか、副市長。
答弁願います。
石川副市長。
〇副市長(石川武彦君) 榎戸議員の再質問にお答えいたします。
5月8日付のクラセル桜川からいわゆる推進協会に出された文書は、5年3月にお送りしたということです。
〔「つい最近。この件が発覚してから」の声あり〕
〇副市長(石川武彦君) 人為的ミスにより5年3月にお送りした請求書というのは、すみません。請求書の日付が3月31なので、そのことを指して5年3月にお送りしたというふうにしていると思います。
それと、今回のプレスリリースにつきましては……
〔何事か声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 軽部議員、静粛に願います。答弁中ですので。
〇副市長(石川武彦君) 担当課においてクラセル桜川からの担当者からも聞き取りをし、最新、分かる範囲で情報をとりまとめ、リリースをさせていただきました。それが不正確かどうかは、今後また調査委員会でも調べますけれども、マスコミの方も取材が多く来ていた中で我々としてできることというのは、最新の情報を各社皆様に平等に現状分かっている範囲でお答えするということでございまして、仮に今後訂正があるようであれば、訂正を添えて各社にも送信させていただく……
〔「訂正したほうがいいんじゃないの」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 川股議員、静粛に願います。
〇副市長(石川武彦君) そういう対応をしていきたいと思います。
以上でございます。
〇議長(萩原剛志君) 再質問ありますか。
6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) 単刀直入に伺います。
このいわゆるX氏、行って分からなくて、それを見つけて慌ててやったと。この人は、この文書を作ったということを認めているのですか。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
久見木総合戦略部長。
〇総合戦略部長(久見木憲一君) 確認しております。
〇議長(萩原剛志君) 再質問ありますか。
6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) 確認しておりますというのは、ちゃんと聞いて、総合戦略部長は新聞記事によると「発覚」したという言い方をしているのです。普通は、これ「判明」したとか言うのです。国語の問題かもしれないけれども、「発覚」というのは、あれしておいてばれてしまったというのが「発覚」と。「判明」したは、調べたらこういうことがあったというのが「判明」したと。でも、これは新聞記者さんがいじったのではなくて、多分部長さんがそう言われたのだと思います。
そういうことを踏まえると、本当にこの人が、俺が行ってから3月の日付のやつ起こしてしまったのだと。彼は、3月はいなかったのですから。その辺が、私もプレスリリースとか市のほうで出した情報にとらわれて、いろいろ本当かな、何とかなとやっていたのですが、今は非常に私は理解していることがあります。それは何かというと、発覚しないという前提の下でやられたのです、多分、私から言えば。発覚が悪い意味で取るのか、部長が言うように間違った場合にも発覚と言うのだという、そこは分かりませんが、そうすると別にそこは作る必要ないのです。だから、3月31日はそのままの日付なのです。出てきていろいろ理屈づけをするから、どっちにいる人間が何やったかにやったと。当然3月31日の日付で起こした人物は、クラセル桜川側にいた人物です。つまり前任者です。と考えると、何のあれもないのです、素直に。それを何かの話が出てきてしまって、いや、それはどうだろうとこっちがエネルギー使うのだけれども、使う必要全くないのです。単純にそれでいけると思ってやったので、その日にちがある。したがって、これは後から行った人がやるなんてことを何だかんだ理屈つけて考える必要は一切ないです。私は、そのことを強く申し上げておきたい。
そういうことをお調べになったというのだけれども、書いてある内容がいろんなところで違っているのです。本当のところはどこなのだか、さっぱり分からない。話がぼやける。そうだと思いますとか。だって、それを聞くのが皆さんのお仕事でしょう、調査したのだから。そうだと思います。大体これそのものが、何々だと思われるという表現があります。そんな表現でリリースしていいのですか。そこはちゃんと詰めて、もうちょっと言いようがあるではないですか。もう最初から核心に迫ることはしないと。ぼやけたままで、あっちにはこういうことを言う、こっちにはこういうことを言うと。そういういわゆるプレスリリースなのです。
ですから、私今幾つか聞きます。まず、これは前任者には聞き取りは行ったのでしょうか。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
久見木総合戦略部長。
〇総合戦略部長(久見木憲一君) 前任者には確認しておりません。
〇議長(萩原剛志君) 再質問ありますか。
6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) そんな馬鹿なことが、川股議員も言われていました。あるわけないです。
では、聞きます。この誤請求とそちらの言っている請求漏れがあって、あると思ってやったのだと。それはいつのものだというと、これは、朝日さんの記事が一番正しい。22年度分のどれかを3月に入れて、3月で請求したのだと。3月の分を3月に請求したのではないのです。ですけれども、この間総合戦略の課長さんは、1年分が間違ったから二重請求なのだと明確に答えられました。新聞記事で二重請求だと書いたのは1社だけです。その内容も今分かっていますから。お米が3月に漏れていて、3月にまとめてやった約300万円近いお金の中身は、お米が15キロが968箱、これ1,000箱とすれば15トンだ、15トン。これがどこかで漏れていたと。それは、「アルパ」を通じてくれと言ってきているのです。でも、15トンの米は、クラセルはそもそも売ったのですか。先ほど川股議員が調べた、あるいは言ったのからいうと、クラセルが桜川市に対して請求しているのは、米から全部入れて1年間で令和4年度160万円ぐらいです。160万円全部、二重請求しています。あれなのです。160万円はもう行ってしまったのだから、そこにさらに約300万円の金を請求したのです。こういうことは起こり得るのですか。つまり、その起こり得るのは何かというと、別なほうの中間業者「さとふる」、こっちにもクラセルは出していると。クラセルは、自分のところで見て、どこからお金がもらえるか考えないで、つまり新しく行った人が見て、それだけあるから両方まとめて300万円請求したと。これでも多分合わない。だから、何を根拠にこれを出したのだというのが新聞記事によっても全然。つまりこれははっきり言うとうそだからです。つじつまが全然合わないのです。だから、私はこれ確信的にクラセルがもうからないから、ないものを請求、これは です。私は だと思います。
それから、もう一件、プロポーザルのほうは、これは別件でやっていますけれども、今、同じ年です。そこの社長は桜川市長さんと。非常にいびつであります。こういうことを反省もなく、今度土地を5,100万円でしたか、8反7畝買って、そこに直売所造るのだと。どういう経営形態かも分からない。
話戻しますけれども、こういう話が全然合っていない、前任者に聞かないという理由は何ですか。お答えください。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
久見木総合戦略部長。
〇総合戦略部長(久見木憲一君) 当該職員に確認した時点で判明が確認できたので、それ以上の職員には聞きませんでした。
以上です。
〇議長(萩原剛志君) 6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) 判明したって、今言ったでしょう。3月に送っているのだから、彼は3月にそこにいないのだから。市の職員が民間企業の仕事をやって請求なんかしているの。そんなこと市は許すのですか。市は公務員だ。それが民間企業に行って、何百万円かの請求、何とか漏れを見つけて請求なんてことできるわけないでしょう。桜川市はそんないい加減なのだ。市長がどっちもやっているから。では、おまえ来いよと。仕事やらなくていいから、ここへ来て誤請求見つけろと。4月から来るのだからと。見つかりましたと。その人間がやったということにしてしまうのだ。
我々この地域に住んでいて、あそこ2人しか正職員いないのだから、あの新聞が出れば、これをやっているのは結構な人が分かるのです。私なんかは、よく本人は存じ上げませんけれども、いろんな面で聞いて非常に立派な方だと聞いています。若いけれども、地域社会にもちゃんとした信用を持った、そういう生活をされている人です。それが新聞に、新しく行って訳も分からないで誤請求して、情報開示でそれが出てきてと。これは、変な話、本人の懐入れるとか、そういう話では全然ないから、そういう面では。でも、聞く人は聞く人でいろいろ考えますから。このままの状態でこれ放置するのですか。我々の同じ地域の仲間だし、当然市役所の職員としてある面で我々もお世話になるし、期待するところもあると。そういう方が、私から言えば全然この人はそういうことをやっていない。多分この人は、知らなかったと思います。このまま放置しておくのですか。今の点だけ。つまり3月に払ったのは、彼が3月に行って出したのだと。はっきりしてくださいよ、それ。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
久見木総合戦略部長。
〇総合戦略部長(久見木憲一君) 令和5年度よりクラセル桜川に出向した職員でございますけれども、定期異動のさなかでもございますので、聞き取りの中で請求自体は4月の上旬にしたということで、作業自体は異動内示後作業を行ったということも考えられます。
〇議長(萩原剛志君) 6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) 何を今さら言っているの、これ。金の何百万円の返還、これも市は簡単にやっているようです。でも、これ財務規律から言えばかなり重く扱ってやらなければならない事案なのです、これ見ると。あっさりと、ただあれ来たから返しましたというので、部長決裁ぐらいでやっているのです。こんなことあり得ないのです。
3月に送ったと言っているのだから、このもらった文書で見ているのでしょう、これ。私、開示でもらった文書です、そっちから。そちらからもらった文書です。そこに書いてあるのです、明確に。市長のはんこが押してあるのだ。いわゆるクラセル社長の市長のはんこが押してある。だって、クラセルは実質的に地域おこし協力隊いるけれども、正規の市の職員2名、あと市長しかいないのだ。それで、はんこ押してこれだけの金。だから、市長だってこれ知っているわけです。でも、何かここの伝統で、市長は向こうの人間だから答えないと。それなら、私は副市長にだから聞きたいわけです。監督する側として、利益相反なのだから。だから、副市長はそのことを今ここで聞いてくれてもいいのです、私が聞けないというのなら。本当は市長が答えればいいのだ。いつもでかい声でお話になっているのだから。都合が悪くなると、この間みたいにやったらいいです。でかい声でやります。やってください。よろしくお願いします。
〇議長(萩原剛志君) 質問ですか。
〇6番(榎戸和也君) だから、このことについて……
〇議長(萩原剛志君) どなたに対する質問ですか。
〇6番(榎戸和也君) だから、一緒でしょう、これ市だもの。誰が答えても同じだから構わないけれども。
〇議長(萩原剛志君) どなたに対する質問ですか。
〇6番(榎戸和也君) 片方で3日、3月に送ったとちゃんと公式な文書で行っているのだから。市長のはんこで行っているのだ。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
石川副市長。
〇副市長(石川武彦君) 再質問にお答えします。
先ほども申しましたけれども、5月8日付でクラセル桜川から推進協会に送られた文書の令和5年3月にお送りした請求書が誤請求であったことが判明したということは、この請求書の日付が3月31なので、3月にお送りしたと言っているのだと思いますが、そこはしっかり確認して、榎戸議員に回答させていただきます。
〇議長(萩原剛志君) 6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) これは、先ほどの川股議員のお話にも出ていますけれども、つまり送るのは自分が歩いて、佐賀県の会社ですから、どこに行くのだか知らないけれども、普通ネットで今やります。すると、ネットの記録があるのです。送った日が分かるのです。
もう一つ言います。あそこにある請求書の紙とか、現物私は自分でもらったものだから、これ出すのは別に問題ないです。ここに請求書とあります、請求書。要するに、297万6,000円だっけ、あれやっていなかったから送りますと、3月の31日に送っているわけです。聞いたら、私が職員の皆さんに聞いたときには、これはエクセルで作っているのだと。だから、日にちも自由に変えられるのだと。ここは、3月31日になっているのです。ですけれども、この請求書というのは普通、例の「アルパ」と業務委託で契約をしている中に、一連のふるさと納税関係のシステムについて触れています、「アルパ」は。どういうことを言ってるかというと、「ふるさと納税管理システム」で管理されている寄附を対象とすると。さらに寄附受付サイト、普通にはポータルサイトでしょう。ポータルサイトと連動して、楽天とか何かああいうのと。それと、及び「ふるさと納税管理システム」、つまりさっきから言っている、いわゆる送るほうの、私は送るほうのデータというのはそれだけに特化しているのかなと思って最初話したのだ。こういうのないとおかしいでしょうと私最初言ったわけです。物だけではなくて、送るほうの費用も払っているのだから、クロネコとか何かに。そうしたらそうではなくて、これはふるさと納税全体を指す言葉のようです、先ほどの話を聞いていると。私はそうではなくて、送るところだけに特化したもの、つまりそこに幾ら金払うかというところだけで、それを抽出して分かるようにしてあるものかなと思っていたのです、最初は。でも、そちらの言われている言葉は、全体、重さだとか住所だとかもろもろ、それが全部ひっくるめたものが配送データとか何かというふうに私には聞こえます。でも、ああいう世界だから、そこから抽出してこういう表を作ればできてしまうのです。だから、この請求書もそうなのです。もう向こうが、つまりこのセットの中でこの請求書というのができている可能性が一つあります。だから、クラセルが作っているのではないのです。
それから、この会社が別にベンダー、請求書用のどこかでソフトか何かを買ってきて、それでみんなこれでやっていると。そういうものである場合には、ちゃんと履歴がたどれるのです。軽くないから。エクセルなんかは、ちょっとやると割と素人でも多分変えられてしまう可能性があります。でも、こういうものはひもづけられているから、いろいろ前後関係が。そうすると、これは作成した日も分かるのです。つまり、31日と手で入れたのではなくて、もうそれは確かに31日だと。だから、31日に送っているとなって31日に送っていても、副市長に伺いますが、市の職員がクラセルに行ってそういうことをやっていいのですか、その場合。つまり後から日付だけ変えて31日と、実際はもうクラセルの職員だったのだと。そのときは職員ではないけれども、ただ便宜的に数字はいじれるからそうしたのだと。そのときは、その人、31日は本来は市の職員ですから。副市長のさっきの言い方は、何か後でやったのだけれども、日にちはそういうことだと。
この間送った、つまりこの問題が発覚してから向こうがおわび状を出したときは、もう新しい職員ですから。2人、片方が新しく行って、去年いた人と同じ人が残って、 その方たちであのおわび状は起こしているのです。当然市長がはんこを押しているのです。だから、何かその場、その場で論理は言いつくろえばいろいろできるのです、それは。ただ、それははっきり言いますけれども、さっきも言ったように、これはそんなことは発覚するとは思わないでやっているから、もう普通にやっているのです。そうすると、もう話は何の難しいこともないのです。そこを何だかんだ言うから、それは戦うときはそういうふうに戦わなければならないけれども、簡単な話です。
〔「戦う必要ないでしょう」の声あり〕
〇6番(榎戸和也君) いや、戦わなくてはならない。戦うとはいろんな意味で使うのですから。
だから、こういうことがまかり通って、今百条委員会の請願も出ておりますけれども、調査すると言っても、副市長に伺いますが、よく今の国会なんかも見ていると、第三者委員会でなければ駄目だと。そうでしょう。あのプレスリリースの文書を読んだら、一番頭に市長が決裁しているのです。悪い場合には、間違いの場合は多少いいかもしれないけれども、でも利益相反だから。そこに市長が決裁なんかしてはいけないのだ。これが一般論です。何か問題が起こったときにそこにとんでもないことやっている人間がいて、そこが座長か何かやったら、まともな結論なんか出ないでしょう。だから、利益相反だから、副市長が市を代表しているのです。この案件については、市長がどんと座って、最後の決裁も市長で決裁しているわけです。これ分かるでしょう。この間の百条委員会の話をしたときにも。我々議会の話なのに、市長がべらべら、べらべらしゃべり出して、市長関係ないでしょう。我々議会の話でしょう。だから、議会は市長は自分のものだと思っているから。
〇議長(萩原剛志君) 榎戸君、質問の趣旨を明確にしてください。
〇6番(榎戸和也君) なので、委員会は検討中と言うでしょうけれども、第三者委員会にするつもりないですか、弁護士でも何でも入れて。私は、そのぐらいの案件だと思います。いかがでしょうか。副市長に尋ねます。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
石川副市長。
〇副市長(石川武彦君) 榎戸議員の再質問にお答えします。
私どもの考えでは、今回の誤請求による返還金の事案だというふうに認識しておりまして、今回委員会につきましては、原因、再発防止策、それについて調査、検討を進めていくということで考えておりまして、それは庁内の私を含め関係部長で対応していきたいと考えてございます。
以上です。
〇議長(萩原剛志君) 再質問はありますか。
6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) 先ほど川股議員も言われたように、私は副市長さんは、変な言い方すると、本当に今までここにおられた副市長さんではもう最高の副市長さんだと思っているのです、お立場いろいろありますけれども。ちゃんとやっぱり自分の基軸というか、当然そういう国交省とかおられて、一つのポジションがあって。 でも、ちゃんとルールはこうですよと。だから、先ほど来川股議員が言われているように、それを内部で発見したら、それはちゃんと対応していただかなければ困るわけです。
これだけ変なことを確信的にクラセルがやっているかもしれないと。そのときにそれに対して全然チェック機能が働かない。それで、これから川股さん言うように、あっちのほうに持って行くのだと。土地も買うのだと、予算を通したわけですから。こんなので何で本来の、我々議会もそうだし、職場という中でも、そういうことについて何かあったときにはきちっとしたルールがあるので、それを取っていただきたいなと。
でも、誤請求とは、何を根拠に誤請求なのですか。ちょっと誤請求、誤請求と言っているけれども。条件が全然合わないでしょう。誤請求というのは、今までの話。今度3月に送っていると言っているのだから、請求を。だから、彼誤請求しようがないのだ。いないのだから、そこに。いかがですか。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
石川副市長。
〇副市長(石川武彦君) 榎戸議員の再質問にお答えいたします。
誤請求につきましては、本人から聞き取りをした結果、本人が誤請求だということを認めています。私は、職員がそういうことでうそをつく人間ではないと思っていますので、私は今現在誤請求だと思ってございます。
それと、再度繰り返しになりますけれども、榎戸議員が言われているクラセル桜川からのおわびの文書については、5年3月にお送りしたというのは請求書の日付が3.31なので、多分そういうことで5年3月にお送りした請求書という言い方をして、送った時期は私は4月だと思うのですけれども、そこは今後しっかり確認して報告いたします。
以上です。
〇発言の取消し
〇議長(萩原剛志君) 榎戸議員に申し上げます。先ほどの副市長に対する発言は不穏当と認めますから、地方自治法第129条第1項の規定により発言の取消しを命じます。
〇議長(萩原剛志君) 再質問。
〔何事か声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 発言を認めていませんけれども。
6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) この本人が、本人というのはつまり執行した誤請求した本人、この本人はいつの時点で誤請求だということが分かったのですかと言っていますか。
〔「はい、議長」の声あり〕
〇6番(榎戸和也君) いや、駄目です、これ。この人が答弁なんかできるわけないです。
もうちょっと付け加えると、さっき副市長はそういうふうに言っていると。これ学校のいじめでも何でもそうなのだ。本人はいじめられていません。それで死んでしまったりするのだ。そこまで踏まえてやるというのが大人の世界です。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
大塚市長。
〇市長(大塚秀喜君) せっかくですので、ふるさと納税返礼品代について、クラセル桜川の誤請求及び市側の過誤払い、発生したことにつきまして、皆様にご迷惑をおかけしたことは改めておわび申し上げます。
令和5年度クラセル桜川の会計監査で誤りが判明したかもしれませんが、そのまま誤りに気づかず、修正できなかった可能性もあると。今回の開示請求、ありがとうございました。
〔何事か声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 榎戸議員、答弁中ですので、静粛に願います。川股議員も。答弁中です。
〔「答弁してください」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 大塚市長も簡潔に答弁願います。
〇市長(大塚秀喜君) そこから、市長のはんこを押してあるのだろう、押してあるのだろうということですが、個別の売上げなどの状況に関しては……
〔何事か声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 川股議員、静粛に願います。
〇市長(大塚秀喜君) 報告はいただいておりません。会社印及び代表者印は、クラセル桜川の現場責任者である出向した職員が管理しているということが現状でございます。
また、本人と私、話しさせていただきました。誤請求してしまいました、申し訳ありませんと、その1点に尽きておりましたので、それ以上でも以下でもないというふうに思って理解しております。それに対して処分等もしていかなければならないというふうに考えております。
また、先ほど来お話ししておりますが、庁内に副市長を委員長とした調査委員会を設置し、関係する事業者にも協力を求め、事案が発生した原因や再発防止策について調査、検討を進めてまいります。私は入らないで大いに進めていければと、ぜひ議員さんにでも入っていただくというのもありかなというふうに思っております。徹底的な検査、調べていければ……
〔何事か声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 静粛に願います。答弁中です。
〇市長(大塚秀喜君) 報告書をまとめようとようと思っております。
〔「百条委員会をやるべきだよ」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 再質問ありますか。
6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) なかなか。さっきも聞いたと思うのだけれども、本人が、自分はいわゆる請求漏れだと思ってやって、そのままずっと来たわけでしょう、1年以上。川股さんのあれがあってから問題になって、誤請求であるということを認めたということなのだ。
本人は、いつまでこれはいわゆる誤請求というか、自分はただやるべきものは後からいって、前の人間がやったのだろうけれども、自分が責任あるからというので、彼がやってしまったわけでしょう。それは、いつまで……
〔何事か声あり〕
〇6番(榎戸和也君) よくああいう論理が。
本人がいつまでは、つまりこの件が外から発覚して、初めて自分のあれは間違いだったと。どっちなのですか。それいつ気がついたのですか、誤請求というのは。
〔「何回も言っているじゃん、もう」の声あり〕
〇6番(榎戸和也君) 言ってない。
お願いします。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
大塚市長。
〇市長(大塚秀喜君) 開示請求があって、伝票がついていなかったということで分かって、それで本人が大変失礼しましたと。本人が私のところへ申し訳ないという話もしていますので、それだけの話です。
〇議長(萩原剛志君) 6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) 私は、作って昨日副市長にお見せしたのですけれども、彼が間違っているところ、つまり関わってしまったのは、彼が中に誤請求分が入ったもので、6月18日に、6月だっけ。
〔「5月」の声あり〕
〇6番(榎戸和也君) 5月18日に支出負担行為決議書を彼が起案しているのです。
〔「4月」の声あり〕
〇6番(榎戸和也君) ああ、4月。つまり、それ何で4月、その日かというかというと、その日に市が受け取った、10日に相手が作ったのが18日に市に来たのです。でも、市はもう分かっているわけですから。彼を呼んで、彼はそのときクラセル社員です。だけれども、これは3月に契約だからやらないといけないから、3月31日付で4月の18日に伝票を起こしたわけです。即日決済です。つまり、即日金払いを決めて、5月の2日に金は振り込まれているわけです。
そうすると、そこのところを突かれると、つまり彼は中身は何も分からないのだ。分からないけれども、その中にクラセル分のところに明細が1万4,400円しかなくて、二百何十万円は明細なしなのです。これが過誤なのです。私から言えば なのです。だから、自分は本当はないものをそこで起案してしまったから、それを彼はわびているだけなのです。でも、彼に何の責任もない。
〇議長(萩原剛志君) これで榎戸和也君の一般質問を終わります。
本日の会議において、後刻校正原稿を確認後、不穏当な発言について善処いたします。
〇散会の宣告
〇議長(萩原剛志君) 以上で本日の日程は終了しました。
本日はこれで散会します。
なお、この後各委員会で付託された案件を審議くださるようお願いします。
21日は、午後1時30分より開会いたします。
ご苦労さまでした。
散 会 (午後 2時30分)