令和5年第4回桜川市議会定例会議事日程(第3号)

                           令和5年12月8日(金)午後2時開議
日程第 1 報告第12号 和解及び損害賠償の額を定めることの専決処分事項の報告について  
日程第 2 議案第66号 桜川市犯罪被害者等支援条例                   
日程第 3 議案第67号 桜川市印鑑条例の一部を改正する条例               
日程第 4 議案第68号 桜川市手数料徴収条例の一部を改正する条例            
日程第 5 議案第69号 桜川市手数料徴収条例の特例に関する条例の一部を改正する条例   
日程第 6 議案第70号 桜川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例          
日程第 7 議案第71号 桜川市旧高久家住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例
日程第 8 議案第72号 桜川市立学校設置条例の一部を改正する条例            
日程第 9 議案第73号 債権の放棄について                       
日程第10 議案第74号 債権の放棄について                       
日程第11 議案第75号 指定管理者の指定について                    
日程第12 議案第76号 桜川市道路線の廃止について                   
日程第13 議案第77号 桜川市道路線の認定について                   
日程第14 議案第78号 令和5年度桜川市一般会計補正予算(第5号)           
日程第15 議案第79号 令和5年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第3号)       
日程第16 議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査      
日程第17 執行部あいさつ                                

出席議員(16名)
  1番   中  田  拓  也  君     2番   川  股     驕@ 君
  3番   軽  部     徹  君     4番   飯  島  洋  省  君
  5番   武  井  久  司  君     6番   榎  戸  和  也  君
  7番   萩  原  剛  志  君     8番   鈴  木  裕  一  君
  9番   仁  平     実  君    10番   菊  池  伸  浩  君
 11番   風  野  和  視  君    12番   市  村     香  君
 13番   小  高  友  徳  君    14番   小  林  正  紀  君
 15番   潮  田  新  正  君    16番   林     悦  子  君

欠席議員(なし)

地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
   市     長  大 塚 秀 喜 君
   副  市  長  石 川 武 彦 君
   教  育  長  稲 川 善 成 君
   市 長 公 室 長  柴 山 兼 光 君
   総 務 部 長  園 田 哲 也 君
   総 合 戦略部長  秋 山 健 一 君
   市 民 生活部長  藤 田 幹 夫 君
   保 健 福祉部長  小 幡   康 君
   経 済 部 長  佐 伯 純 一 君
   建 設 部 長  五十嵐 貴 裕 君
   上 下 水道部長  島 田 晴 朗 君
   教 育 部 長  佐 谷   智 君
   会 計 管 理 者  田 口 浩 江 君

職務のため出席した者の職氏名
   議 会 事務局長  増 渕 孝 明 君
   議会事務局書記  田 谷 信 之 君
   議会事務局書記   庭 美代子 君
   議会事務局書記  成 田 大 地 君

          開 議  (午後 2時00分)
    開議の宣告
議長(萩原剛志君) 皆さん、こんにちは。
 本日の出席議員は16名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、これより本日の会議を開きます。
                                           
    報告第12号の上程、説明、質疑
議長(萩原剛志君) 日程第1、報告第12号 和解及び損害賠償の額を定めることの専決処分事項の報告についてを議題といたします。
 報告を願います。
 園田総務部長。
          〔総務部長(園田哲也君)登壇〕
総務部長(園田哲也君) 議案書の2ページをお開き願います。報告第12号 和解及び損害賠償の額を定めることの専決処分事項の報告についてご説明いたします。
 本事案は、公務作業中の事故であり、地方自治法第180条第1項の規定に基づいて、令和5年8月30日に専決処分を行ったものでございます。この規定は、和解の目的の額、損害賠償の額が50万円以下の事件について、市議会から市長による専決処分の指定を受けているものでございます。
 3ページをお開き願います。事件の概要をご説明します。令和5年7月31日午前8時45分頃、やまと認定こども園に勤務する会計年度職員が刈払機を使用して除草作業を行っていたところ、飛び石により県道を走行していた車両の窓ガラスを破損させてしまったものでございます。過失割合は、当市10割で、本事故による人身の被害はありませんでした。
 相手方は市内在住の個人の方で、修理代に当たる3万3,165円を支払い、示談したものでございます。
 なお、市の負担は総合賠償保障保険で対応してございます。
 以上、報告いたします。
議長(萩原剛志君) 報告が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 質疑を終わります。
 報告第12号は、地方自治法第180条第2項の規定に基づく報告であります。
                                           
    議案第66号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(萩原剛志君) 日程第2、議案第66号 桜川市犯罪被害者等支援条例を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 藤田市民生活部長。
          〔市民生活部長(藤田幹夫君)登壇〕
市民生活部長(藤田幹夫君) 議案書4ページをお開き願います。議案第66号 桜川市犯罪被害者等支援条例について提案理由のご説明をいたします。
 本条例は、犯罪被害者等基本法第5条の規定に基づき、本市における犯罪被害者等の支援に関し基本理念等を定め、当該支援のために必要な施策を総合的に推進することにより、犯罪被害者等が再び平穏な生活を営むことができるよう支援するため制定するものでございます。
 5ページを御覧ください。条例に基づきご説明いたします。第1条は、本条例の目的について規定しております。
 第2条は、用語の定義を規定しております。
 6ページをお願いいたします。第3条は、本市の犯罪被害者等支援における基本理念を規定しております。
 第4条から第6条は、それぞれ市、市民等、事業者が第3条に規定する基本理念にのっとり、取るべき責務を規定しております。
 第7条は、犯罪被害者等が直面する各般の問題について、市が行う相談、情報提供等について規定しております。
 7ページをお願いいたします。第8条は、市が犯罪被害者等に支給する見舞金について規定をしております。
 なお、見舞金の額は、遺族見舞金が30万円、重傷病見舞金が10万円としております。
 第9条は、市が犯罪被害者等に係る再被害及び二次的被害防止とその安全確保のための施策を講ずるものとするとの規定です。
 第10条は、市が犯罪等により従前の住居に居住することが困難となった犯罪被害者等の居住の安定を図るため、一時的な利用に供する住居の提供等の施策を講ずるものとするとの規定です。
 第11条は、当該支援に係る人材育成に係る規定、第12条は犯罪被害者等の置かれている状況や当該支援の重要性等についての理解増進に係る規定、第13条は生命尊重のため教育活動推進に係る規定、8ページをお願いいたします。第14条は民間支援団体への支援に関する規定となっております。
 第15条は、犯罪被害者等が犯罪等を誘発した場合など、当該支援を行うことが社会通念上適切でないと認められる場合、当該支援を行わないとする規定であり、第16条は規則への委任規定となっております。
 附則といたしまして、施行期日を令和6年4月1日とするとともに、第8条の見舞金の支給に関する規定は、この条例の施行日以後に発生した犯罪行為によるものに適用するとの経過措置を設けております。
 以上で説明を終わらせていただきます。内容をご審議の上、ご議決くださいますようお願いいたします。
議長(萩原剛志君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 10番、菊池伸浩君。
10番(菊池伸浩君) では、質問いたします。
 今朝NHKラジオの「ラジオ深夜便」を聴いていましたら、犯罪被害者支援に奔走している弁護士のインタビューが耳に入りました。「犯罪の加害者は裁判でも弁護士がつき、それなりに国から保護されている。ところが、被害者は、本来は加害者が弁償しなければならないのですが、ほとんどの加害者はその能力がなく、ほとんどが放っておかれている。加害者に代わって国や自治体が支援しなければいけないとの考えに基づいて犯罪被害者給付金制度がつくられている」とのことです。「しかし、まだまだ不十分である。もっと充実させる必要がある」とその弁護士は語っておりました。今日の茨城新聞を読むと、この被害者支援条例に関する記事が桜川で取り上げているということも書いてあります。また、この条例案を読むと、市が市民に遺族見舞金30万円、重傷病見舞金10万円を送るとなっております。このような条例を提案するようになった理由、さらには近隣自治体の条例導入の状況を伺います。
 以上です。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 藤田市民生活部長。
市民生活部長(藤田幹夫君) 菊池議員のただいまのご質問にお答えいたします。
 ニュース等で連日犯罪に関する報道がなされており、その被害に遭われる方が残念ながら後を絶ちません。犯罪被害に遭われた方やそのご家族などは、あまりに突然のことで、生活再建はおろか、日々の暮らしさえままならないことも少なくありません。本条例は、このような方々が再び平穏な生活を営むことができるよう切れ目なく支援していくため制定するものでございます。
 次に、第8条に規定します見舞金についてでございますが、犯罪被害者等が犯罪行為により心身に影響を受け、仕事に行けなくなるなど経済的に困窮することがございます。議員ご指摘のとおり、国にも犯罪被害者給付金支給法の給付制度がございますが、申請から支給まで最低約半年以上を要しているのが現状のようでございます。この条例は、国が給付金を支給するまでの期間に支援することを想定しております。
 なお、見舞金の額につきましては、先行自治体のものを参考にいたしております。
 続きまして、近隣自治体の条例制定の状況でございますが、県内では常陸大宮市、潮来市、行方市が制定を既にしております。当市を含め3団体が今年度中の制定を目指していると聞いております。茨城県も市町村へ支援条例制定を呼びかけておりますので、徐々にこの支援条例を制定する自治体は増えてくるのかと考えております。
 以上でございます。
議長(萩原剛志君) 続いて、2番、川股骭N。
2番(川股 骭N) 基本的な定義というか概念がちょっと分からないので、そこを含めてお尋ねしたいと思うのですが、「犯罪被害者等」と入っています。一般的な刑法犯は、それはそれで分かるのですが、例えばDVの被害者とか子供虐待の被害者とか、最近増えているそういうDV被害者の場合なんかも刑法犯としてその犯罪に遭われたということになれば、多分間違いなく犯罪被害者というふうになるのだろうと思うのですが、その「等」というのはどの辺まで。ただ、実際にいろんな形で支援してあげなければいけないのは、その刑法犯に誰かがなって、DVの被害者になったという、相手が刑法犯で罰せられることだけではなくて、もう少しその前段階で警察に対して告発しているなり、あるいは被害届を出しているけれども、現実には相手方は刑法犯としてまだそこまではいっていないと。そういう人も含めて「犯罪被害者等」と言っているのか。この「等」というところは、「等」という言葉がずっと続いてきますけれども、そうか、「等」は家族または遺族ですか。
          〔「そうです」の声あり〕
2番(川股 骭N) そうですね。失礼しました。そうしますと、「等」はそういうことになるとすると、その犯罪被害者というのは、あくまでも刑法犯の加害者があって、受けた人だけであって、その前段階としていろんな形でもってのDV被害を受ける、それでもって被害届を出していると、そういう人たちは入ってこないというふうに考えるということでよろしいのですか。そうなると、結構これはこれで大切だと思うのですが、残念ながらそのぎりぎりの人というのはなかなか支援できないなというふうな感じになってしまうのかなと思うのですけれども、そういう質問になります。
議長(萩原剛志君) 答弁は求めますか。
2番(川股 骭N) はい、求めます。
議長(萩原剛志君) 藤田市民生活部長。
市民生活部長(藤田幹夫君) ただいまのご質問にお答えします。
 この犯罪被害者等は、先ほどお話ありましたが、犯罪等により被害を受けた者及びその家族、また遺族ということになりますが、この犯罪被害者等の中には配偶者暴力、DV、ストーカー行為、虐待、いじめ、性暴力等も該当いたします。
 以上でございます。
議長(萩原剛志君) 2番、川股骭N。
2番(川股 骭N) そうしますと、犯罪にはそういうDV被害とか性暴力の被害も入るということですね。分かりました。
議長(萩原剛志君) 続いて、6番、榎戸和也君。
6番(榎戸和也君) 私も今日の茨城新聞を見て、これは聞いていて、私はその30万円とか、この間の説明でそっちにだけ頭がいっていて、あまりこの条例の趣旨をよく理解していなかったと。不勉強で申し訳ないのですが、たまたま新聞に出たので、ちょっとこんな説明受けましたっけなんて事務局に聞いたりして失礼してしまったのですが、申し訳なかったのですが、ちょっとお伺いしたいのは、この条例はその最初のところで書いてあるように、基本理念を定めるということです。つまり、国のほうで加害者のほうがいろんな形で支援されるのに、犯罪に遭った方が、被害者のほうについては案外放置されていると。そういうことに対して、被害を受けた方に国が、ちょっと詳しくは分かりませんが、それなりのバックアップをするのだというふうなことはあると。それを受けて、地方自治体においてもこういう条例を定めるような動きが出ているということで理解はします。
 ただ、二、三点具体的に質問があるのですが、第8条の遺族見舞金とか30万円とかそこに書いてあって、第8条の第4項、「前3項に掲げるもののほか、見舞金の支給に関し必要な事項は、規則で定める」と、こうなっております。これは今後考えるということなのですが、つまりこれは申告みたいなものなのか、あるいは市がある状況を判断して、こういう方には自動的にお支払いをすると、支援をするということなのか。その辺がどういうことになっているのか、私が読んだ限りではそこがよく分からない。つまり、いろんな事件が起きますね。これはそういう類いの方として扱うのだと、それについては、自動的に何かがあれば市が判断してやっていくのだと。それとも、その被害に遭われた方がこういう制度があるということを周知して、その方が市にそういうものを請求するということなのか、その辺のところを後にこれ委任しているわけですね、規則に。規則で定めると委任がしてあって、どういう方針でその規則をつくるのかということがまず説明されていない。そこのところはご説明いただきたいというところが1点です。
 もう一点は、いわゆる二次的被害のことが書かれております。今日の茨城新聞はかなりそこのことを強く言っているわけです。ご承知のように池袋でああいう事故があったときにもそういう二次被害的な、つまり被害を受けた側に対して攻撃が来たとか、あと広島かどこかで奥さんと子供が亡くなった場合にも、旦那さんがやっていたらそれをすごく攻撃するような、ネット上で出ていると、こういう状況が起こります。これは、つまりいわゆる国家がそういうものに対して取り組むということなのだとは思うのですが、具体的にそういうことが起こっているということについて市が何か特別やるとか、そういうことはこれ想定しているのですか。そこの点、2点お願いします。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 藤田市民生活部長。
市民生活部長(藤田幹夫君) ただいまのご質問にお答えいたします。
 見舞金の支給につきましては、当事者からの申請を待ちまして支給するという形になります。
 もう一点でございますが、国の犯罪被害者基本法に基づきましてこの条例を制定しておりますので、市といたしましては、身近な立場として犯罪被害に遭われた方に対して切れ目ない支援をしてまいりたいと考えております。
 以上です。
議長(萩原剛志君) 16番、林悦子君。
16番(林 悦子君) 確認の意味で質問いたしますけれども、今聞いていると、際限なく支援の幅が広がっていって、誰がそれを決めて、どこまでできるのだというところがどんどん曖昧になっていくような印象を答弁で受けるのです。確認としては、あくまでも見舞金の支給というのは、この7ページの8条の2にあるように遺族見舞金、つまり死んでしまった人の遺族です。それから、重傷病見舞金だから、どのみち重大な刑法犯罪の被害に遭った人の遺族にしか見舞金は支給しないと、そういうことですよね。
 それから、切れ目ない支援と言っているのは、例えばふだんから、7条にあるように相談とか情報の提供、また二次被害を防ぐために安全の確保として住居の提供とかそういうものをしますということであって、見舞金の支給自体はあくまでも刑法犯罪の対象者、しかも死亡と重傷病のみですよね。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 藤田市民生活部長。
市民生活部長(藤田幹夫君) ただいまのご質問にお答えいたします。
 ただいまのご質問にありましたように、遺族見舞金、重傷病見舞金は犯罪行為に遭われた方のみでございます。
 以上でございます。
議長(萩原剛志君) 16番、林悦子君。
16番(林 悦子君) 犯罪行為といっても、例えばそこいらで頭をはたかれてしまってずっこけてしまったとか、それだって暴行と言えば暴行、傷害と言えば傷害です。もうではなくて、死ぬほどの、要するに死亡、あとは重傷病というのはもう本当にそれに近いくらいの重傷を負ったという、要するにどのみち刑法でどのくらいの犯罪になるかによってその見舞金の額が決まるというのが一番合理的な判断だと思うのですけれども、そういうふうに解釈していいですか。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 藤田市民生活部長。
市民生活部長(藤田幹夫君) おっしゃるとおりでございます。
 以上でございます。
議長(萩原剛志君) ほかに質疑ありますか。
 12番、市村香君。
12番(市村 香君) 12番です。
 実は、昨日午後、栃木県の被害者支援センターに関わる方が「いのちの講演会」ということで、大和中学生を対象に、シトラスで午後講演会があったのです。被害者の立場で云々、加害者の立場で云々。その中に茨城県はもう古くから水戸被害者支援センターというのがあるというようなこともお話ししておりました。それで、実は今、川股議員や榎戸議員もいろいろお話ししていますので、この第16条、「この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める」ということがうたわれていますので、その中に水戸にもDVの支援センターがあった、そういうのも重傷、死亡事件ではないことがいろいろ相談に乗れるところもありますので、そういうことも含めて、この16条のところにこの「条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める」のところで整理していただければと思います。よろしくお願いします。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 藤田市民生活部長。
          〔何事か声あり〕
議長(萩原剛志君) 答弁はいいですか。市村香君、答弁は求めなくていいのですね。
12番(市村 香君) 結構です。
議長(萩原剛志君) 5番、武井久司君。
5番(武井久司君) すみません。武井です。ちょっと確認だけさせていただきたいと思います。
 13条なのですが、「市は、学校、家庭及び地域社会と連携し、自他の生命を尊重するための教育活動を推進するものとする」ということであるのですが、どういう形でこれを推進するのか、分かればお願いしたいと思います。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 藤田市民生活部長。
市民生活部長(藤田幹夫君) 昨日、中学生を対象に「いのちの講演会」というようなものを実施いたしまして、犯罪被害者の方から直接意見を聞いたり、そういったものを毎年実施しております。そういったものを今後も続けてまいりたいと考えております。
 以上でございます。
議長(萩原剛志君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第66号は原案のとおり可決することに決定しました。
                                           
    議案第67号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(萩原剛志君) 日程第3、議案第67号 桜川市印鑑条例の一部を改正する条例を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 藤田市民生活部長。
          〔市民生活部長(藤田幹夫君)登壇〕
市民生活部長(藤田幹夫君) 議案書9ページをお願いいたします。議案第67号 桜川市印鑑条例の一部を改正する条例について提案理由のご説明をいたします。
 10ページをお開きください。今回の一部改正は、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律で、電子署名等に係る地方公共団体情報システム機構の認証業務に関する法律が改正され、利用者証明書用電子証明書をスマートフォンに記録することが可能になったことから、コンビニ等の多機能端末を利用する際の印鑑登録証明書の交付に関する規定である第12条第3項に従来のマイナンバーカードを利用する方法に加え、スマートフォンに記録した利用者証明用電子証明書を用いた方法による交付が可能となるよう、所要の改正を行うものでございます。
 なお、附則といたしまして、施行期日は公布の日からとしております。
 以上で説明を終わらせていただきます。内容をご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
議長(萩原剛志君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 6番、榎戸和也君。
6番(榎戸和也君) この趣旨はよく分かりました。一般的なことをお伺いしたいのですが、これはいわゆる市役所の窓口ではなくて、簡単に言うとコンビニでこういう印鑑証明とか、印鑑に限っても結構ですけれども、どのぐらい、つまり今度はそれがスマートフォンでもできるという話ですけれども、どのぐらいそういうものというのは行われているのか、参考までにお聞かせいただきたい。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 藤田市民生活部長。
市民生活部長(藤田幹夫君) ただいまの質問にお答えいたします。
 印鑑証明書に関する交付の実績を申し上げますと、令和4年度ではコンビニ交付は1,419件ございます。令和5年度の途中でございますけれども、令和5年度におきましては、2,731件ほど出ております。
 以上でございます。
議長(萩原剛志君) 6番、榎戸和也君。
6番(榎戸和也君) これは、市役所の窓口に行って取る場合の、つまり手数料と、これをやった場合に市に入る分とコンビニのほうに払う分というのは、その金額はどんなふうになっていますか。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 藤田市民生活部長。
市民生活部長(藤田幹夫君) 現在のところ、コンビニの交付手数料は正規の額の半額になっておりますので、市に入る金額は150円、あとこの交付に対する機構への支払い金額は1件当たり117円でございます。
 以上でございます。
議長(萩原剛志君) 6番、榎戸和也君。
6番(榎戸和也君) 市の窓口で市に払うのは幾らでしたか。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 藤田市民生活部長。
市民生活部長(藤田幹夫君) 窓口だと300円です。
          〔「300円」の声あり〕
市民生活部長(藤田幹夫君) はい。
議長(萩原剛志君) ほかに質疑ありますか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第67号は原案のとおり可決することに決定しました。
                                           
    議案第68号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(萩原剛志君) 日程第4、議案第68号 桜川市手数料徴収条例の一部を改正する条例を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 藤田市民生活部長。
          〔市民生活部長(藤田幹夫君)登壇〕
市民生活部長(藤田幹夫君) 議案書11ページをお開き願います。議案第68号 桜川市手数料徴収条例の一部を改正する条例について提案理由のご説明をいたします。
 12ページを御覧ください。今回の改正点は2点ございます。まず、1点目でございます。本条例第6条第1項の手数料減免規定に該当する方がコンビニで住民票の写し等を発行した場合に、手数料の免除ができない旨の規定を同条同項にただし書として加えるものでございます。
 条例第4条第2項で、一旦納付した手数料は還付しない旨規定されているところではありますが、免除規定に該当する方でも同様であることを明確化するための改正でございます。
 続いて、2点目でございます。現在「1,000円」としております印鑑登録証の再登録手数料の額を半額の「500円」に改正するものです。これは、県内自治体の多くが300円から500円であるという状況に鑑み、減額改正するものでございます。
 施行期日は、令和6年4月1日としております。
 以上で説明を終わらせていただきます。内容をご審議の上、ご議決くださいますようお願いいたします。
議長(萩原剛志君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 6番、榎戸和也君。
6番(榎戸和也君) 今お伺いして、よく分からないのですが、ともかく県内の他の市町村が300円から500円だったと。市が高いのでというようなこともあって500円に下げたというふうな今ご説明でした。これは、いわゆる再登録手数料の話なのだと思うのです。一般にいろんな市町村がそういう行政サービスとして、いろんな証明を出したりなんかしていますけれども、これだけが特異だったのか、そうではなくて、いろんなものを他市町と並べたときに、桜川市の市民へのサービスとしてのコストといいますか料金はどういうふうになっているのか、ざっくりで結構なのですけれども、お聞かせ願いたい。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 藤田市民生活部長。
市民生活部長(藤田幹夫君) ただいまのご質問にお答えいたします。
 各種証明書関係の手数料等で他の団体と顕著に違うと言えるような点は、ただいまの印鑑登録証の再登録手数料のみでございます。
 以上でございます。
議長(萩原剛志君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第68号は原案のとおり可決することに決定しました。
                                           
    議案第69号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(萩原剛志君) 日程第5、議案第69号 桜川市手数料徴収条例の特例に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 藤田市民生活部長。
          〔市民生活部長(藤田幹夫君)登壇〕
市民生活部長(藤田幹夫君) 議案書13ページをお願いいたします。議案第69号 桜川市手数料徴収条例の特例に関する条例の一部を改正する条例について提案理由のご説明をいたします。
 14ページを御覧ください。今回の一部改正は、現在マイナンバーカードの普及促進を主な目的として実施しておりますコンビニ等に設置された多機能端末でマイナンバーカードを使用し、住民票の写し等を交付した場合の手数料の額を300円から150円に減額する期間を1年間延長し、令和7年3月31日までとするとともに、コンビニ等における多機能端末の利用に際し、スマートフォンに記録した利用者証明用電子証明書を用いた方法による交付が可能となるよう所要の改正を行うものです。
 マイナンバーカードの交付率は、この特例条例の施行以後約30%アップしておりますが、依然として県内では低位にとどまっており、今後も普及促進が必要な状況です。現状では、マイナンバーカードの利便性を実感いただける機会はそう多くはなく、コンビニ等での各種証明書の交付はその貴重な機会であり、また証明書交付のみの来庁者をコンビニ交付へ誘導することで、窓口業務の効率化や混雑緩和による待ち時間を短縮及び感染症予防にも資するものと考えております。
 なお、施行期日は公布の日からとしております。
 以上で説明を終わらせてございます。内容をご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
議長(萩原剛志君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。 
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第69号は原案のとおり可決することに決定しました。
                                           
    議案第70号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(萩原剛志君) 日程第6、議案第70号 桜川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 藤田市民生活部長。
          〔市民生活部長(藤田幹夫君)登壇〕
市民生活部長(藤田幹夫君) 議案書15ページを願いいたします。議案第70号 桜川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について提案理由のご説明をいたします。
 16ページを御覧ください。今回の一部改正は、子育て世帯の負担軽減、次世代育成支援等の観点から、全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律が令和5年5月19日に、全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律の一部施行に伴う関係政令の整備に関する政令が同年7月20日にそれぞれ公布され、国民健康保険制度においても出産被保険者に係る産前産後期間の国民健康保険税の免除規定が創設されたことから、所要の改正行うものでございます。
 改正内容といたしましては、第22条第3項は出産する予定の被保険者、または出産した被保険者を対象とし、出産予定月の前月から出産予定月の翌々月までの4か月間の国民健康保険税所得割額及び被保険者均等割額を免除するものでございます。
 なお、多胎妊娠の場合は出産予定月の3か月前からとなりまして、6か月分が免除となる規定でございます。
 17ページをお願いいたします。第23条の3は、出産被保険者に係る届出について明記するものでございます。
 その他、第22条第2項第2号につきましては、条号のずれを修正しているものでございます。
 附則といたしまして、第1条、施行期日は令和6年1月1日からとし、この条例による条号のずれを修正いたしました改正後の第22条第2項の規定は、令和5年4月1日から適用することとしております。
 第2条の適用区分については、改正後の桜川市国民健康保険税条例の規定は、令和5年度分の国民健康保険税のうち令和6年1月以後の期間に係るもの及び令和6年度以後の年度分の国民健康保険税について適用し、令和5年度分の国民健康保険税のうち令和5年12月以前の期間に係るもの及び令和4年度分までの国民健康保険税については、従前の例によることとしております。
 以上で説明を終わります。内容をご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
議長(萩原剛志君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 2番、川股骭N。
2番(川股 骭N) 国で定めて、それに伴って桜川市も改正するものですので、部長さんにお聞きしても本当はよくないのかと思うのですが、どうもこの規定は何を狙っているのかがよく分からないのです。4か月間所得割と均等割を免除しますで、この4か月間免除することによって子供を産みやすくなるかというと別にそういうことでもないし、その4か月間というのは非常に保険料が高い期間になるかというとそうでもないし、保険料が高くなるからこの間だけ下げようということでもないだろうし、出産助成金なんかをぽんと5万円とか10万円とか、今回上乗せされるはずですけれども、さらに上乗せするとか、そのほうがいろんな意味での政策目的としては、もちろん国ですけれども、国の政策目的としては合理性があるのだろうと思うのですけれども、4か月間所得割、均等割を下げることによってこの法律は何を狙っているのですか。その辺がよく分からないのですけれども、国のほうから説明か何かがあったならちょっと教えていただきたいと思います。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 藤田市民生活部長。
市民生活部長(藤田幹夫君) 先ほどの答弁の中でも申し上げましたが、子育て世帯の負担軽減、次世代の育成支援を目的として実施するものと聞いております。また、厚生年金、健康保険や国民年金には既に免除制度があることを踏まえまして、国保も同様の対応を求める附帯決議が国会でなされておりますことから、それを踏まえたものと理解しております。
 以上でございます。
議長(萩原剛志君) 6番、榎戸和也君。
6番(榎戸和也君) 本当に瑣末なことなのですが、先ほど最初に部長さんがこの説明をされるときに、第22条第3項というふうにおっしゃったのですが、ここに書いてあるこの文章の頭のところは第22条第2項なのですけれども、その違いは意味があるのですか。私がよく理解していないので、申し訳ないのですが。それとも単なる言い間違いなのか、確認します。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 藤田市民生活部長。
市民生活部長(藤田幹夫君) 第22条第3項は、この本文の4行目の3、「国民健康保険税の納税義務者の世帯に」云々というところからが第22条第3項になります。
 以上でございます。
議長(萩原剛志君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第70号は原案のとおり可決することに決定しました。
                                           
    議案第71号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(萩原剛志君) 日程第7、議案第71号 桜川市旧高久家住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 五十嵐建設部長。
          〔建設部長(五十嵐貴裕君)登壇〕
建設部長(五十嵐貴裕君) それでは、議案書18ページをお開き願います。議案第71号 桜川市旧高久家住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。
 議案書19ページをお開き願います。旧高久家住宅につきましては、真壁伝統的建造物群保存地区に所在し、歴史的風致維持向上の拠点として活用しておりましたが、7日間単位での使用に限定されており、休日のみの使用ができない状況でありました。また、チャレンジショップとして月単位等で使用する場合には、他自治体の使用料と比較すると高額でありました。そのため、本施設の使用方法の幅を広げ、真壁伝統的建造物群保存地区のにぎわいの創出を図るため、今回本条例を改正するものでございます。
 まず、第2条中、「活動の場」の次に「並びに地域の活性化に寄与する活動の場」を加えるものです。
 さらに、別表を「1日間1,000円」、「30日間1万円」に改めるものです。
 以上で説明を終わります。ご審議の上、ご議決くださいますようお願いいたします。
議長(萩原剛志君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 6番、榎戸和也君。
6番(榎戸和也君) ほかの条例読んでいなくて誠に恐縮なのですが、これ30日間で1万円ということになると、つまり何か月も借りても1万円で、例えば1年借りても12万円で借りられると、そういうことはあり得るのですか。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 五十嵐建設部長。
建設部長(五十嵐貴裕君) 榎戸議員のご質問にお答えいたします。
 1か月間1万円ということで、最長で1年間を考えてございまして、その場合には1か月ずつ1万円支払いしていただくというような形になります。
 以上でございます。
議長(萩原剛志君) ほかに質疑ありますか。
 16番、林悦子君。
16番(林 悦子君) その場合、光熱費等の支払いはどちらが持つのでしょうか。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 五十嵐建設部長。
建設部長(五十嵐貴裕君) 林議員のご質問にお答えいたします。
 光熱費等の経費も換算しまして、1か月1万円という算出をしてございます。
 以上でございます。
議長(萩原剛志君) ほかにありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第71号は原案のとおり可決することに決定しました。
                                           
    議案第72号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(萩原剛志君) 日程第8、議案第72号 桜川市立学校設置条例の一部を改正する条例を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 佐谷教育部長。
          〔教育部長(佐谷 智君)登壇〕
教育部長(佐谷 智君) 議案書20ページをお開き願います。議案第72号 桜川市立学校設置条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。
 令和7年4月に谷貝小学校、樺穂小学校、桜川中学校、そして桃山学園の4校が統合し、小中一貫教育を行う義務教育学校として開校に向けて準備を進めております。
 昨年10月に真壁地区学校統合準備委員会を設置し、新たな学校名を公募して協議してまいりました。同委員会の総務分科会で応募総数963、259の作品の中から校名候補を4点に選定し、真壁地区学校統合準備委員会で「真壁学園」に選定されました。教育委員会で慎重に協議した結果、学校の名称を「真壁学園義務教育学校」と示すことを提案し、承認いただきましたので、桜川市立学校設置条例の一部を改正するものでございます。
 次の21ページをお開き願います。桜川市立学校設置条例の一部を次のように改正するものでございます。別表第1に定めます桜川市立谷貝小学校の項と桜川市立樺穂小学校の項を削り、同じく別表第2に定めます桜川市立桜川中学校の項を削ります。
 そして、別表第3に定めます「桜川市立桃山学園」を「桜川市立真壁学園義務教育学校」に改めるものです。学校の位置は、現在の桃山学園と同じ桜川市真壁町伊佐々158番地でございます。
 附則としまして、この条例の施行日を令和7年4月1日とするものです。
 以上でございます。慎重なご審議の上、ご議決くださいますようお願いいたします。
議長(萩原剛志君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 10番、菊池伸浩君。
10番(菊池伸浩君) 10番、菊池です。令和7年4月から谷貝小、樺穂小、桜川中、桃山学園の4校が統合され1つになります。これだけ大がかりな合併に至るにはいろいろ苦労もあったと推察します。今回、桜川市立真壁学園義務教育学校となるわけですが、この名前になるまでの経緯を簡明に説明をしてください。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 佐谷教育部長。
教育部長(佐谷 智君) 真壁地区の学校統合では、令和4年10月26日に学区内の区長、市議会議員、保護者、教職員の代表者52名から成る真壁地区学校統合準備委員会を設置しまして、学校生活分科会、総務分科会、通学安全分科会の3分科会を設けました。
 今年4月2日に総務分科会で校名の募集要項と選定方法を協議し、5月1日から31日までの期間、校名の公募を行いました。963名の方から259作品を応募いただきました。総務分科会では、この中から校名を4点、「桜桃学園」、「真壁学園」、「桃山学園」、「桃桜真壁学園」に絞り、真壁地区学校統合準備委員会で統合校の校名を「真壁学園」と選定いたしました。そして、10月23日の教育委員会に「真壁学園義務教育学校」とすることを提案し、承認いただきましたので、今回の学校設置条例の一部を改正することに至りました。
 以上です。
議長(萩原剛志君) ほかに質疑ありませんか。
 6番、榎戸和也君。
6番(榎戸和也君) 私は、この名前で全然問題ないと思って、いい命名だったなと思っています。ですが、ちょっと過去の経緯もあるので、1点お伺いしたいのですが、紫尾小と真壁小、それと桃山中学校、これが一体化して、いわゆる一体型の小中義務教育学校をつくったときの経緯ですけれども、私、椎尾地区の保護者の方なんかと、行っていろいろお話合いをしていたときに何を言われたかというと、「椎尾は古くたどれば真壁じゃないんだ」と、いわゆる下妻の多賀谷の領地だった時代も長くあるのです。それで、「だから、真壁小に吸収されるなんていうのは自分たちは到底認め難いんだ」ということを強く言われたわけです。桃山学園に入るのであれば賛成するけれども、紫尾小が真壁に行って、いわゆる小学校として統合すると。統合すれば、建て替えたりすれば普通に補助金は満額出るわけですよ、統合ですから、別に中学校と一緒にならなくても。でも、結果としては、そういう意見もあって、その中間というか、いわゆる桃山のほうが椎尾に近いですから、桃山学園になったわけです。今度もっとたくさんの方が、いわゆる谷貝小、樺穂小、桜川中、そういうエリアの人も含めての今度は会議ですから、そういうことは椎尾の方が言わなかったのかどうか。つまりあれだけ椎尾の人が反対して、真壁に入るのは嫌だと、真壁に統合されるのは嫌だという意見がかなり強かったのです、事実として。ですので、この会議の過程でそういう意見は出なかったのかどうかを一応確認させていただきたいと。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 佐谷教育部長。
教育部長(佐谷 智君) 会議の席でそのようなお話のほうは、私自身は聞いてございません。
議長(萩原剛志君) ほかに質疑ありますか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第72号は原案のとおり可決することに決定しました。
                                           
    議案第73号、議案第74号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(萩原剛志君) 日程第9、議案第73号 債権の放棄について及び日程第10、議案第74号 債権の放棄について、以上2議案を一括議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 五十嵐建設部長。
          〔建設部長(五十嵐貴裕君)登壇〕
建設部長(五十嵐貴裕君) それでは、議案書22ページをお開き願います。議案第73号 債権の放棄についてご説明いたします。
 地方自治法第96条第1項第10号の規定により、市が保有する債権を放棄することについて、議会の議決を求めるものでございます。
 まず、放棄する債権の内容は、市営住宅の家賃と施設管理費でございます。
 次に、債務者の放棄する当該家賃等の額は42万6,060円でございます。
 次に、放棄の理由については、債務者の死亡が判明し、履行の見込みがないと認められるためでございます。
 続きまして、議案書23ページをお開き願います。議案第74号 債権の放棄についてご説明いたします。
 同じく地方自治法第96条第1項第10号の規定により、市が保有する債権を放棄することについて、議会の議決を求めるものでございます。
 まず、放棄する債権の内容は、市営住宅の家賃と施設管理費でございます。
 次に、債務者の放棄する当該家賃等の額は3万3,400円でございます。
 次に、放棄の理由については、債権の時効が到来しており、滞納額が取立てに要する費用に満たないためでございます。
 以上で説明を終わります。ご審議の上、ご議決くださいますようお願いいたします。
議長(萩原剛志君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 6番、榎戸和也君。
6番(榎戸和也君) これは、個人情報の問題があってなかなかお答えいただけない部分はあるかと思うのですが、単純に聞きますと、家賃と管理費でこれだけだと。要するに22ページ、議案第73号のところです。42万6,060円と、これは何か月間のお金が滞納でこういうことになったのかというのが1点。
 それと、この方がどういう状況で、こういう支払いができなかったのかということです。つまり、逆に言うと、市の対応は適切に対応がなされていてこういう状況なのか、その辺のところ。例えば生活保護を受けておられれば、こういうことは普通起きないわけですよね。例えばですよ。ですから、どういう状況でこの方が滞納されていて亡くなられたのかというような点を、できる範囲で結構ですので、お聞かせいただきたい。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 五十嵐建設部長。
建設部長(五十嵐貴裕君) 榎戸議員のご質問にお答えいたします。
 当該債務者の滞納につきましては49か月分でございます。また、当該債務者の方につきましては、平成14年から家賃滞納が発生しまして、随時督促状、さらに催告書を発送しまして納付を促しまして、それでも改善が認められなかったため、平成23年に連帯保証人の同席の下、納付相談を行いましたが、その後も契約不履行ということで、随時納付指導、納付相談を続けてございましたが、それでも納付に応じなかったということで、平成28年には住宅の明渡しを迫りましたが、債務者の家庭事情を考慮し、毎月家賃2か月分を支払うという確約書を提出していただくということで入居を継続させましたが、その後もなかなか納付されなかったということで、その後病院に入院されまして、令和4年、本人が死亡されたということでございます。また、連帯保証人の方も今現在高齢施設に入所しておりまして、保証能力がないということで、今回債権放棄させていただきたいということでございます。
 以上でございます。
議長(萩原剛志君) 6番、榎戸和也君。
6番(榎戸和也君) 差し支えなければ、例えばこの方は生活保護などを受けられておられたのかどうか。つまり普通に働いていてこういう状況というのは起きないと思うのです。ですから、そういう状況であれば、例えば生活保護のようなものがあれば住居手当のようなものが出たり、いろんなことがあるわけですよね。その辺はいかがだったのでしょうか。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 五十嵐建設部長。
建設部長(五十嵐貴裕君) 生活保護を受けていた事実はなかったようでございます。
 以上です。
議長(萩原剛志君) 6番、榎戸和也君。
6番(榎戸和也君) それはご本人の選択ですから。でも、こういう場合には普通は、当然民生委員さんもいらっしゃるし、それから別に民生委員さんはサブですから、あくまでも市のほうでいわゆる担当部署、生活保護を担当されている部署ございます。この辺については、この方については全然ネットに引っかかってこなかったのですか、お尋ねします。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 五十嵐建設部長。
建設部長(五十嵐貴裕君) 当時の記録が残ってございませんが、そういった調整等も行われていたとは思いますが、今後はそういった点にも気をつけながら業務の遂行をしたいと思います。
 以上でございます。
議長(萩原剛志君) ほかに質疑ありませんか。
 16番、林悦子君。
16番(林 悦子君) 3点あるのですが、この73号のほうについては、連帯保証人も保証能力がなくなってしまったということで分かったのですが、ちなみにこの方は最後は施設に入居した、あるいは病院ということなのですが、この支払いというのは払えたのでしょうか。そこまで把握しているのですか。払えたのだったら払えたのではないかなという気がするのです。
 それから、74号については、要するに費用が上回ってしまうからもう放棄するということですが、それは合理的判断ということで分かりましたけれども、この方の場合は保証人というのはいたのでしょうかということです。
 それから、これは3点目として全く反対というか、こういうケースがあるので、今後条例の見直しというのをしてもらいたいというふうに思うのです。それは支払い未納ではないのです。子供が独身で親と子と2人で市営住宅に入居しているとします。仮に親は無収入、当然親の介護のために子供は帰ってきて、職業も変えて、支払いは子の収入で行っています。しかし、今の市の条例では、この親が亡くなった場合、子はここに住めるのでしょうか、それとも出ていかなければならないのでしょうか。これが1つ。
 それから、仮に支払っているのは、もう子供が払っているというのが明らかなわけですから、親に収入がない以上。まだ親が生きているときに、こういう形で生前贈与、借りている人の相続みたいなことはできないというのは、これは分かるのですけれども、その名義を変更すればできる、しかし変更すればできないということなのですが、要するに住宅手当が会社のほうからもらえないのです、支払いをしていても。役所は全く何の不利益もないのです。ですから、こういうケース、逆のケースです。きちんと支払いをしているのだけれども、今言ったように借りている人とお金を払っている人が違う場合。しかもそういう不都合が生じる可能性があるということについて、市はどのように認識しているか。それから、今後こういう特殊なケースについて対応できるように条例を見直していく、細かに見直していく、検討していくという考えはあるか、お聞きしたいと思います。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 五十嵐建設部長。
建設部長(五十嵐貴裕君) 林議員のご質問にお答えいたします。
 まず、入院費用でございますが、そちらのほうは確認は取れておりません。さらに、債務者Bの方ですが、こちらの保証人につきましては全く連絡が取れていないと、取れなかったということで、そういった処理をさせていただくということでございます。
 さらに、同居人の方がほぼ支払いをしているような事例につきまして、今後継続してというようなご質問ですが、今後そういったものにつきましても条例のほう、細部のほうを検討していきたいと考えておりますが、大分市営住宅のほうも空いておりますので、再手続していただければ入れるのかなとは考えております。
 以上です。
議長(萩原剛志君) 16番、林悦子君。
16番(林 悦子君) それはありがとうございます。再手続すれば、確かにいっぱい空いているので、選ばなければ入れるということはあると思うのですが、一回退去して引っ越しをして、また入居するというような面倒くさいことをやらなければ、その場所に住んでいるということができないのでしょうか。
 それと、例えば今の段階でも何がしかの名義の変更ができれば、空いているのであれば、その人にわざわざそういう複雑な手続を取って出ていってもらう必要はないわけで、名義の変更をさせても、子供のほうももうそんなに若いわけではないです。ですから、要するに親1人子1人ですから、その中で給与の中に住宅手当がもらえるのであれば、それは名義人になればもらえるのです。名義人にならないともらえないのです。そういうことに配慮するという、生活保護とかそういうところに安易にいかないで、払っている人たちというものに対する支援を細かに拡充していくということが大事なのではないかと思うのです。今後検討お願いしたいのですけれども、いいですか。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 五十嵐建設部長。
建設部長(五十嵐貴裕君) 林議員のご質問にお答えいたします。
 今後条例、規則等、細部について検討して対応していきたいと思います。
 以上でございます。
議長(萩原剛志君) ほかに質疑ありますか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 討論を終わります。
 お諮りします。最初に、議案第73号についてお諮りします。議案第73号は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第73号は原案のとおり可決することに決定しました。
 続いて、議案第74号は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第74号は原案のとおり可決することに決定しました。
 ここで休憩とします。
          休 憩  (午後 3時08分)
                                           
          再 開  (午後 3時20分)
議長(萩原剛志君) 会議を再開します。
                                           
    議案第75号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(萩原剛志君) 日程第11、議案第75号 指定管理者の指定についてを議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 佐谷教育部長。
          〔教育部長(佐谷 智君)登壇〕
教育部長(佐谷 智君) 議案書24ページをお開き願います。議案第75号 指定管理者の指定についてご説明申し上げます。
 本議案は、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、次のとおり指定管理者を指定するに当たり、議会の議決を求めるものでございます。
 1、管理を行わせる公の施設の名称、桜川市生涯学習センター及び桜川市立図書館。
 2、指定管理者となる団体の名称、図書館流通センター・アビック共同事業体。
 3、指定の期間、令和6年11月1日から令和11年3月31日まででございます。
 現在建設が進められております複合施設に設けられます桜川市生涯学習センターと桜川市立図書館の運営、施設管理に係る指定管理者の指定についてでございます。
 桜川市生涯学習センターと桜川市立図書館の運用管理につきましては、指定管理者による導入の効果、管理、運用コストを検討してまいりました。昨年8月に社会教育委員会から指定管理者の導入は望ましいとの答申を受け、民間事業者の指定管理による運営の優位性を評価した結果、教育委員会で指定管理者による管理運営の方針が決定されました。
 また、本年6月の定例議会におきまして、桜川市生涯学習センター及び桜川市立図書館の設置管理条例をご議決いただきました。7月に行財政改革推進本部会議で、生涯学習センター及び桜川市立図書館の管理運営について公募することを決し、8月10日から9月22日までの期間に公募を行いまして3事業者からの提案がございました。9月29日に審査会を開き、書類審査及びプレゼンテーションによって指定管理者候補者(案)の絞り込みを行い、再度行財政改革推進本部会議に審査結果を報告し、当該事業者を指定管理候補者とする決定をいたしました。図書館流通センターは、日本で最も公立図書館の指定管理を受託している会社で、県内では筑西市の2館と水戸市の5館を受託してございます。もう一方のアビックにつきましては、水戸市に本社を置く県内のビル管理事業者でございます。
 指定の期間は、生涯学習センター並びに市立図書館の開館予定の令和6年11月1日から令和11年3月31日までの4年5か月としてございます。
 事業内容としましては、図書館機能において基本サービスとなる選書やレファレンス業務のほかに、教育機関やほかの自治体との連携、紙書籍と電子書籍の組合せ、市内を回る移動図書館、そして託児サービスなど、また公民館機能としては、市民の知的ニーズに応える教養講座、生涯スポーツの推進、自主事業としての講座を年平均10種類の開設など、既存の公民館活動では難しかった様々な年齢層に向けた事業展開等に取り組んでいきたいと考えております。
 事業費は年間1億5,000万円を上限としまして、指定期間内の総額は6億6,250万円です。公民館機能と図書館機能のほかに複合施設全体の光熱水費、夜間警備、清掃、点検などの施設管理費用となってございます。
 説明は以上でございます。慎重なるご審議の上、ご議決くださいますようお願いいたします。
議長(萩原剛志君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 10番、菊池伸浩君。
10番(菊池伸浩君) 令和6年11月には岩瀬公民館の跡に複合施設が完成します。生涯学習センターと図書館が入ります。今回の提案では指定管理者を指定するとのことです。指定管理者は図書館流通センター・アビック共同事業体となっております。図書館流通センターとアビックの会社の紹介と実績について説明をお願いします。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 佐谷教育部長。
教育部長(佐谷 智君) 菊池議員さんからのご質問にお答えいたします。
 株式会社図書館流通センターは、東京都文京区に本社を置く図書館に係るほぼ全ての業務を事業とする図書館の業界で最大手の会社です。図書館運営に関しましては、全国で584の公共図書館、31自治体901校の小中高等学校の学校図書館、3校の大学図書館、その他博物館等19施設の運営を受託してございます。また、もう一社である株式会社アビックは、本県水戸市に本社を置くビルの清掃業務や衛生管理などの設備管理業務、警備業務などを総合的に受入れ可能な施設管理会社でございます。実績といたしまして、代表的なものでは新宿区中央図書館など県内外の公共施設で受託実績を持つほか、施設によっては施設運営業務やその施設で実施する教室の開校、運営業務等を担っています。
 また、図書館流通センターが受託する水戸市の図書館については、施設管理部分を株式会社アビックが請け負っていると聞いてございます。既に共用の実績を持つ事業者である共同事業体ですので、双方の連携についてもある程度信頼できるものと考えております。
 運営においては、それぞれの得意分野を生かし、生涯学習センター全体の運営は図書館流通センターが、施設の維持管理に係るものはアビックが担うものとしております。
 以上でございます。
議長(萩原剛志君) ほかに質疑ありませんか。
 5番、武井久司君。
5番(武井久司君) 武井です。
 先ほど佐谷部長のほうから話があったと思うのですが、移動図書館も行うということなのですが、これについてはどのようなサイクルというか、どういう形態で運営するのか、分かっていれば教えていただきたいと思います。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 佐谷教育部長。
教育部長(佐谷 智君) 武井議員さんからのご質問にお答えします。
 現状、事業者側のほうから提案を受けたという状態なので、これから詳細についてはいろいろ組合せ等も考えていきたいと思っているところになります。少々検討する時間をいただければと思います。
 以上です。
議長(萩原剛志君) 2番、川股骭N。
2番(川股 骭N) 9月の一般質問でも私は図書館とこの生涯学習センターの指定管理については反対の立場からいろいろ質問したわけです。今回それの議案ということですので、何点かお聞きしたいと思います。
 指定管理一般について私が反対するというわけではないのですが、例えば産業施設だとか大規模なイベント施設とか、いわばどちらかというと公共的に担えない部分は指定管理が行うと、病院なんかも一部はそうだと思うのですが、公共が担えるといいますか、市町村、都道府県が担える部分はやはり直営なり公の施設の業務委託というような形でやったほうがいいというのが私の考えです。
 今回について、この指定管理の議案と補正予算の債務負担がありますので、両方一緒にしないで分けて質問させていただきます。事業評価の問題と、それからこの指定管理者が私たち議会の委員会なり、そういうところでもってのいろんな形でもっての質問とは言いませんが、ご挨拶とかそういうことに関して質問させていただきます。
 1つは、例えばさくらがわ地域医療センターについても病院長さんなり管理事務長さんというのは議会でもって挨拶することもないし、僕らが質問することもできません。それは、みんなこちらの方がそういうことを伝えておきますということだけになります。さくらがわ地域医療センター以上に図書館、公民館というのは市民の方に非常に密接に関係していると思います。そういう中でもって、館長さんなり副館長さんなり事務の主任の方が、全協の場であるとか、あるいはそれぞれ文教厚生委員会ですか、そういう場でもって挨拶をして、それからこういうふうな形でやりたいということぐらいは、我々の質問に対して答えろとまでは言いませんけれども、そこぐらいまではしないと、どういう人が館長になって、どういう人が責任を持ってやっているのか分からなくなってしまうのです。あるいは、広報さくらがわできちんと伝えるとか、そういうこと程度はまずきちんとやっていただきたい。そうしないと、市民の図書館、市民の生涯学習センターだというふうになかなか分からないと思うのです。従来だったら、どこどこの誰ちゃんの息子さんがあそこの館長さんよとか、そういうことでこの地域は分かるわけですけれども、多分地元の方がやる、館長さんになるわけではないだろうし、そういうことはきちんとやっていただきたいなということは、まずこれは要望というか、簡単なことですので、やりますと答えていただけいただけばそれでよろしいかと思います。
 もう一つは事業の評価です。先ほども申しましたように文教厚生委員会なり、こういう形でもって直接館長さんに来ていただいて、ここはどうなっていますよ、市民の方がこうやって、こういうふうな不満を持っているけれどもどうですよということが質問できれば、こういうことをきちっきちっとやる必要まではないのかもしれないのですが、なかなかそういう指定管理者と結ぶことになるとそういう質問もできませんし、どういう評価なのかということについてもきちんと分かりませんので、事業評価はきちんとやっていただきたい。これは全協の場でもっても質問いたしまして、そういうことはやるという形でした。幸いなことに図書館条例は全国、図書館法で定まっていますように、図書館協議会がつくることになっています。せっかく図書館協議会があるのですから、つくることになっていますので、今回もあるわけですので、そこでもって年1回公開の場でちゃんとした評価基準を定めて、市民の意見も聞いて、評価をきちんとやって公表していただきたい。そういうことでもってこの指定管理者、図書館流通センターが市民のサービスをきちんと行うということについての評価をきちんと僕はやっていただきたいと思うのですが、その点についてお伺いいたします。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 佐谷教育部長。
教育部長(佐谷 智君) 川股議員さんからのご質問で、1番目ですけれども、指定管理が決定しまして様々な要件が整理できましたら、機会あるごとにご挨拶とかご報告等をさせていただきたいというように考えたいと思います。
 あともう一つ、事業評価についてのところなのですけれども、事業評価につきましては、開館までに決めるということで今準備作業をとにかくして、具体的な仕組みづくり等は今後検討していくことになりますが、まずはそういった事業評価等につきましては準備を進めていきたいと思います。
 以上になります。
議長(萩原剛志君) 2番、川股骭N。
2番(川股 骭N) 分かりました。そういうきちんとした従来の図書館と同じように、図書館長さんというのはやっぱり相当な人がやらないといけないわけで、きちんと私たちのところにもご挨拶願いたいと思いますし、事業評価も5年間、あるいは今後とも指定管理をやっていく中では、市民の皆さんからの信頼度ということが大切だと思いますので、ぜひよろしくお願いします。
 それと、これは議会の皆さんにもいろいろご意見あるのかと思いますけれども、図書館流通センター、お隣の筑西でもそうですので、私も筑西の図書館は行くのですが、私たちが行くと、図書館の事務の方が立ち上がって「いらっしゃいませ」とご挨拶するのです。私は、それは過剰なサービスではないかと思っています。例えば私たちが戸籍取りに行くときに、あるいは情報公開で総務課さんに行くときに、総務課さんの職員が立ち上がっていらっしゃいませとはやっていないと思うのです。過剰なサービスはやめたほうがいい。やめていただいて、むしろ立ち上がるのだったらパソコンにいろんな情報を入力するなりいろんな勉強をして、検索のサービスに力を入れていただきたいと思いますので、その辺、図書館流通センターというのは立ち上がって、来た方に対してご挨拶するというのが一律なやり方だというふうに先ほどちょっとお伺いしましたけれども、要するにあまりそういうところでサービスを使っていただかないで、実質、内容のところでやっていただきたいと思っていますけれども、その辺についてご指摘をしていただけますでしょうか。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 佐谷教育部長。
教育部長(佐谷 智君) 民間事業者に委託するということになりまして、いろんなサービスの展開あるかと思いますけれども、どうも過剰に感じるとか、そういった不自然な部分等ありましたらご意見のほうをいただきまして、きちんと受託した側のほうに伝えるような形で対応してまいりたいと思います。
 以上です。
議長(萩原剛志君) 6番、榎戸和也君。
6番(榎戸和也君) 私も基本的には指定管理には反対の立場で考えてまいりました。今回こういう提案、年に1億5,000万円ですか、これを上限に指定管理の契約を結ぶということなのですが、いわゆる図書館流通センター、先ほど全国の公共の図書館か何かが584、それから901校の小中高、それから3校の大学図書館などというお話がありました。ですから、数的には相当なものをやっていらっしゃるというのは分かります。ただ、ネット情報なのであれですけれども、要するに簡単に言うと、これだけ全国に広く展開していると、現地で人を見つけるのが非常に大変だろうと思います。ですから、いわゆる正社員の人をちゃんと自分の会社で持っていって、ではあなたここへ行きなさいと、極端に言えば出張してくるようなタイプとか、現地で正社員の人を見つけて、そういう司書なりなんなりを張りつけるとかそういうことなのか、どうもイメージとしては、いわゆる派遣みたいな形でどこかから持ってきたり、非常に割と安上がりの人件費で人を雇ってやっているような雰囲気がやや私的にはします。ですから、金額的にも幾らか安くなると、そういうこともあるのではないかと。つまり、今2番議員もお話しされていましたが、本当に桜川市の図書館までわざわざ造るということは、まさに文化、知性というか文化というか情操というか、いろんなものを含めて図書館というのは存在するわけです。ですから、それが接遇で、お医者さんなんか行っても、ホストクラブか何かではないけれども、膝をついて相手の目線を下にして話を聞くというのが接遇の仕方として今いろいろ言われているようでありますが、やはり悪い意味ではなくて、中身を売る商売なので、過剰なそういうものよりは、いわゆる図書館に来る人にいいサービスをすると、当然その人は身分保障もそれなりにしっかりしていると。ですから、その辺をこの会社がどういう実態で、例えば現地採用しているのか、誰か偉い人は東京あたりから、東京でもどこでもいいです、来ているのか、その辺の内容はどの程度把握されて、いわゆる質が担保されるのだということでこれにお決めになったのか、その点をお伺いしたいと思います。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 佐谷教育部長。
教育部長(佐谷 智君) 榎戸議員さんからのご質問にお答えします。
 多分キャリアとか必要な方につきましては、本社のほうからと思うのですけれども、こちらの市立図書館で勤務される方等につきましては、地元で採用していただきたいとか、もちろん会社のほうで教育していただくという、そういうような流れになっているというふうに理解しているところです。
 以上になります。
議長(萩原剛志君) 6番、榎戸和也君。
6番(榎戸和也君) その辺のところが実は一番大事なのであって、つまりこの会社の実績も含めて、要するに手広く展開して安上がりにあれして回っていると。でも、ネット情報だから当てにならないけれども、しょっちゅうしょっちゅう募集かけていると。つまり長続きしないで辞めていってしまうみたいな雰囲気もちらっと感じるわけです。ということは、本当にいいサービスをしてもらえるのかなと、私はそれを非常に心配しております。今後これでいくというのであれば、やっぱりその辺はもっと詰めていただきたいと。しっかりといいサービスができるような内容にするように、細かいところですけれども、相手に全部任せてしまうのではなくて、その辺はしっかり要望していいものにするようにしていただきたいなと、これは要望です。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 佐谷教育部長。
教育部長(佐谷 智君) 今、榎戸議員さんからのご意見のとおり……いただいたご意見等を反映していくようにいろいろと協議してまいりたいと思っています。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 稲川教育長。
教育長(稲川善成君) ご意見ありがとうございます。
 そのために、まだスタートしておりませんので、スタートしてからというところで事業評価をしっかりいただきながら、市民のサービスができるようしっかり努めてまいりたいと思います。
議長(萩原剛志君) ほかに質疑ありませんか。
 16番、林悦子君。
16番(林 悦子君) この件に関しましては、ずっと菊池議員が公立図書館がない市はもう幾つも全国にないというようなことで何回も一般質問されていて、今回実現の運びになったわけなのですが、そのときに公立図書館としての要件として、面積と蔵書数たしか1万5,000でしたか、ということで、それをクリアするようなものということで今回建てられたと思うのですが、これはこのどちらかがクリアされたということなのでしょうか、それともどちらともクリアしたということなのでしょうか。これが1点目。
 それから、あと2点あります。もう一つは、電子書籍も含めて蔵書とするということで、もう既に電子書籍が入っていると思うのですが、電子書籍の貸出し状況というのは、具体的に何冊借りたとかそういうことでなくていいですけれども、印象としてどんなものなのでしょうか。これが2点目です。
 それから、最後の3点目は、結局はどんな本が置いてあるかが全てだと私は思っています。愛想の悪い人がいようが何だろうが私にはあまり関係ありません。どんな本が置いてあるかということで、今度、書籍を選定していく段階に次には入っていくのだと思うのですが、そのときに蔵書計画みたいなものを持っているのでしょうか、あるいは考えているのでしょうか。
 それと、そのときに併せて学校図書、それから今度岩瀬地区にできますから、もしかすると笠間も近いですし、それから大和の方は岩瀬のほうに足が向くということもあるかとは思うのですが、でもやっぱり子供たちというのは学校図書も使っていると思うのです。ですから、この学校図書、それから、手前みそで申し訳ありませんが、ちょっと便乗させていただいて、真壁の伝承館の蔵書等も含めて、桜川市全体でその蔵書計画みたいなものを持っていってもらいたいと思うのです。ですから、そういうものあるのかどうかということ、この3点についてお伺いいたします。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 佐谷教育部長。
教育部長(佐谷 智君) まず、今回の図書館のほうについてですけれども、目標は10万冊超えの蔵書を目標にしています。ほかの市で中央図書館として十分機能しているような規模に考えてございます。
 あと、電子書籍につきましては、タイトル数ですけれども、1万3,794ございまして、ほかの市よりは充実しているというお話を聞いております。また、今回の指定管理者のほうではライセンス的なものをある程度解放しまして、学校で今1人1台でパソコンを使っておりますので、そういった学校との教材等とのリンクとかというようなことも考えてございます。
 あと、最後は選書……すみません、ちょっと……
          〔「どのように考えているか」「蔵書の計画」の声あり〕
教育部長(佐谷 智君) 蔵書の件ですね。具体的な部分についてはちょっとまだ私自身聞いておりませんので、確認するようにいたします。
 以上になります。
議長(萩原剛志君) 16番、林悦子君。
16番(林 悦子君) これ要望なのですが、本はいっぱいあればいいというものではないのです。蔵に入ったまま出てこないものというのはうちにもありますが、これをいざ始末するとなると大変なものがあります。初版本とかサイン本等でもあれば、古くても取っておく価値はあるのかもしれませんけれども、まず今の人は古くて湿っぽくなった本は手に取りません。ですから、今段階これだけあるということは頭から一回離して、冊数が減ってもいいですから、この際なので、古いものまで一緒に持ち込まないで、処分すべきものはもう思い切って断捨離したらいかがでしょうか。学校図書も同じです。そうすると、その上で何が足りないかというところが見えてきますので、その分をまず補充していくというような感覚で、それから大人が読む新刊本のようなものは作家の皆さんの収入に大きく影響するといって、作家協会でもいつも問題視していますので、1年間は芥川賞をもらったとかそんなようなものは買わないと、自分で買っていただくというような方針をきちっと決めて、なかなか一般の人では買えないような本を子供たちが使うにしても、そういうありますね、図鑑だとかそんなものです。そういうものからまず入っていくというようにして、まず最初に要らないと思って見切って捨てていくというところを最初にやったらいかがでしょうか。もしそれがなかなか人員がなくてできないということであれば、幾らでもお手伝いいたしますので、お声をかけてください。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 佐谷教育部長。
教育部長(佐谷 智君) 林議員さんからのご質問についてお答えいたします。
 数多くの図書がありますが、そういった取捨するものは必要かと思いますので、準備作業はこれから入っていきますので、具体的なものとなりましたときに、その基準に基づいて考えていきたいと思います。
 あと、新しく選書するに当たりまして、現在の図書館で調達するものにつきましても一応一定のルール、内規的なものはございますので、そういったものとか市の要望、先方の意向等をすり合わせしていきながら準備を進めていきたいと思います。今ですと、蔵書数と、あと規模から考えまして約5万冊ほど新しく入る図書が必要になるように考えてございます。
 以上です。
議長(萩原剛志君) 13番、小高友徳君。
13番(小高友徳君) 先ほど部長のほうから、この流通センターとアビックさんのほうで筑西市さんのほうで指定管理を行っているということでしたのですけれども、筑西市さんのほうでは2図書館だと思うのですけれども、年間指定管理料、5年間で9億400万円、年間にすると1億8,000万円、2つの図書館を運営されているということはお聞きしたのですけれども、そこら辺の整合性、今回複合施設であるとか、うちのほうの形態がこのようなものだから1億5,000万円の根拠とか、そういうのは把握してあるのでしょうか、お聞きいたします。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 佐谷教育部長。
教育部長(佐谷 智君) 小高議員さんのご質問についてなのですけれども、筑西市の図書館、2つの図書館、こちらのほうを指定管理しておりまして、同時期の公募を行っているようです。参考としますと、1億8,000万円ぐらいとなっているようです。中央図書館と明野図書館の2個分の指定管理です。桜川市の場合ですと、図書館と公民館分2施設で1億5,000万円というような形になってございます。
 以上になります。
議長(萩原剛志君) 13番、小高友徳君。
13番(小高友徳君) 分かりました。2図書館で、うちのほうは公民館施設が入っているという中で、様々な形態が違うということで、やはりこの辺も市民に説明できますので、ありがとうございます。
議長(萩原剛志君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第75号は原案のとおり可決することに決定しました。
                                           
    議案第76号、議案第77号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(萩原剛志君) 日程第12、議案第76号 桜川市道路線の廃止について及び日程第13、議案第77号 桜川市道路線の認定について、以上2議案を一括議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 五十嵐建設部長。
          〔建設部長(五十嵐貴裕君)登壇〕
建設部長(五十嵐貴裕君) それでは、議案書25ページをお開き願います。議案第76号 桜川市道路線の廃止についてご説明いたします。
 道路法第10条第3項の規定により、桜川市道路線を別紙のとおり廃止するものでございます。
 議案書26ページをお開き願います。一般市道路線廃止調書の整理番号1番、2番は連続した路線で、共に認定範囲に民地が含まれており、修正するために一旦路線を廃止し、再認定するものでございます。
 続きまして、議案書27ページをお開き願います。議案第77号 桜川市道路線の認定についてご説明いたします。道路法第8条第2項の規定により、桜川市道路線を別紙のとおり認定するものでございます。
 議案書28ページをお開き願います。一般市道路線認定調書の整理番号1番、2番ともに先ほどご説明いたしました路線廃止1番、2番の民地を除いた残り部分の路線の再認定を行うものです。
 以上で説明を終わります。内容をご審議いただき、ご議決くださいますようお願いいたします。
議長(萩原剛志君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 討論を終わります。
 お諮りします。最初に、議案第76号についてお諮りします。議案第76号は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第76号は原案のとおり可決することに決定しました。
 続いて、議案第77号は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第77号は原案のとおり可決することに決定しました。
                                           
    議案第78号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(萩原剛志君) 日程第14、議案第78号 令和5年度桜川市一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 園田総務部長。
          〔総務部長(園田哲也君)登壇〕
総務部長(園田哲也君) 議案書29ページをお開き願います。議案第78号 令和5年度桜川市一般会計補正予算(第5号)についてご説明いたします。
 予算の総額に8億5,320万5,000円を追加し、総額を233億2,099万8,000円とするものでございます。
 33ページをお開き願います。第2表、継続費補正についてご説明いたします。1、変更といたしまして、2款1項新庁舎建設事業について、本体工事、東庁舎改修、附属棟建設工事、外構工事における建設資材単価高騰の影響を考慮し、総額を補正前の総額61億8,893万5,000円から、補正後の総額64億712万6,000円に増額するとともに、各年度の年割額をそれぞれ変更するものでございます。
 34ページをお開き願います。第3表、債務負担行為補正についてご説明いたします。1、追加といたしまして、1、桜川市生涯学習センター及び桜川市立図書館指定管理委託料は、施設の指定管理委託料で、開館予定の令和6年11月から令和10年度まで4年5か月分の指定管理料6億6,250万円を計上するものです。各年度の委託料は、6年度が5か月分で6,250万円、7年度から10年度までが各年度1億5,000万円でございます。
 2、桜川市生涯学習センター及び桜川市立図書館におけるネットワーク環境整備は、館内のフリーWi―Fiを整備するもので、令和6年11月の開館に向け機器の調達を先行して発注する必要があることから、2,332万円を計上するものでございます。
 35ページをお開き願います。第4表、地方債補正につきましては、事業費の増による限度額の変更でございます。内容は、歳入の説明に合わせて後ほどご説明いたします。
 38ページをお開き願います。事項別明細書により歳入についてご説明いたします。15款1項1目6節障害者自立支援給付費負担金2,990万9,000円は障害福祉サービス等負担金で、生活介護や共同生活援助、就労継続支援などに対するものでございます。
 同じく8節、障害児入所給付費等及び障害児入所医療費等負担金1,876万1,000円は、児童発達支援や放課後等デイサービスに対するものでございます。
 同じく2項1目1節総務費補助金1,761万5,000円は、個人番号カード関連事務等に係る交付金1,258万8,000円、社会保障・税番号制度システム整備費補助金(戸籍)321万2,000円、社会保障・税番号制度システム整備費補助金(マイナンバーカード)181万5,000円でございます。
 同じく3目1節保健衛生費補助金637万5,000円は、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金でございます。
 同じく4目2節道路橋梁費補助金6,652万2,000円は、社会資本整備総合交付金(防災・安全)で、桃山学園通学路整備事業の実施に伴う補助でございます。
 16款1項1目4節障害者自立支援給付費負担金1,495万4,000円は、障害福祉サービス等負担金で、生活介護や共同生活援助、就労継続支援などに対するものでございます。
 同じく7節障害児通所給付費等及び障害児通所医療費等負担金938万円は、児童発達支援や放課後等デイサービスに対するものでございます。
 18款1項1目2節ふるさと応援寄附金は、当初予算では3億円を計上しておりましたが、今回2億円を増額し、予算額を5億円にするものでございます。
 同じく4目1節教育費寄附金8万円は、西小塙の白石工業株式会社様からの寄附金を計上したものでございます。
 39ページをお開き願います。19款1項1目1節介護保険特別会計繰入金511万5,000円は、令和4年度分の精算により一般会計に繰り入れるものでございます。
 同じく2項8目1節公共施設整備基金繰入金9,211万7,000円は、新庁舎建設事業における事業費の増額及び継続費の年度割額の変更に伴い基金を取り崩し、財源に充当するものでございます。
 20款1項1目1節前年度繰越金1億1,653万5,000円は、歳出との差額を調整するものでございます。
 21款4項5目1節雑入4,414万2,000円は、後期高齢者医療療養給付費負担金過年度精算金4,332万8,000円、低所得者保険料軽減国庫負担金(過年度分)54万3,000円、低所得者保険料軽減県負担金(過年度分)27万1,000円で、いずれも令和4年度分の精算により繰り入れるものでございます。
 22款1項3目1節合併特例事業債2億3,170万円は、桃山学園通学路整備事業分として7,440万円、新庁舎建設事業債分として1億5,730万円を借り入れるものでございます。
 40ページをお開き願います。歳出についてご説明いたします。今回の補正予算では、人事異動に伴う人件費及び時間外手当等について936万5,000円を増額しており、職員給与関係経費として計上しております。こちらの説明は省略させていただきます。
 ページ中ほど、2款1項1目一般管理費、ふるさと応援寄附金事業2億9,994万3,000円は、ふるさと応援寄附金の増額が見込まれるため、7節記念品代4,800万円、11節郵便料などの役務費621万円、12節支援業務等の委託料2,573万3,000円、13節使用料及び賃借料は、41ページに移ります、システム使用料として2,000万円、24節ふるさと応援基金積立金2億円を計上するものでございます。
 同じく2目人事管理費、人事管理事業19万3,000円は、会計年度任用職員の給与改定に対応するためのシステム改修委託料でございます。
 同じく8目企画費、企画事業404万4,000円は、構成市による派遣職員受入れ分に係る筑西広域市町村圏事務組合負担金でございます。
 同じく19目新庁舎建設事業費、新庁舎建設事業は、第2表、継続費補正でご説明したとおり、資材高騰の影響により継続費の総額を増額するとともに、各年度の年割額を変更しております。2億6,310万円は令和5年度年割額の増額分でございます。
 2款3項1目戸籍住民基本台帳費、戸籍住民基本台帳事業46万2,000円は、42ページに移ります。電算システム改修委託料で、個人番号カードの氏名におけるローマ字表記等の追加に係る費用でございます。
 3款1項3目障害者福祉費、障害者福祉事業1億38万8,000円は、生活介護や共同生活援助、就労継続支援の対象者が当初見込みより増加したことにより、19節において自立支援給付費5,982万円を増額、また児童発達支援や放課後等デイサービスの利用増の見込みにより、障害児通所給付費3,752万4,000円を増額するとともに、22節においては、令和4年度特別障害者手当国庫負担金の超過分を返還するものでございます。
 43ページをお開き願います。同じく9目介護保険事業費、介護保険事業108万8,000円は、介護保険特別会計低所得者保険料軽減繰出金でございます。
 次に、ページの一番下になります。3款2項1目児童福祉総務費、児童福祉総務事業5万円は、44ページをお開き願います。18節こども食堂支援事業補助金でございます。
 同じくひとり親家庭等支援事業10万5,000円は、令和4年度母子家庭等対策総合支援事業費の国庫補助金確定による返還金でございます。
 同じく2目児童措置費、児童手当事業7,000円は、令和4年度児童手当国庫負担金確定による返還金でございます。
 ページの一番下、同じく6目低所得の子育て世帯生活支援特別給付金(ひとり親世帯分)支給事業費235万7,000円は、令和4年度補助金確定による返還金でございます。
 45ページをお開き願います。同じく7目低所得の子育て世帯生活支援特別給付金(その他世帯分)給付事業費286万円は、令和4年度補助金確定による返還金でございます。
 4款1項2目予防費、新型コロナウイルスワクチン接種事業637万5,000円は、接種期間を令和5年12月から6年3月まで延長することにより必要となるワクチン移送委託料44万円、人材派遣委託料207万7,000円、予約システム賃借料382万8,000円などでございます。
 46ページをお開き願います。4款2項1目清掃総務費、清掃総務事業295万3,000円は、市内4か所の不法投棄処理処分委託料265万6,000円と、じん芥処理場の給水管布設工事費29万7,000円でございます。
 同じく2目ごみ減量化対策費、ごみ減量化対策事業212万5,000円は、じん芥処理場でリサイクルごみを平日に受け入れるために必要となる籠及び各地区のごみ集積所において使用する有害ごみ用分別収集用の籠などの消耗品費189万4,000円のほか、じん芥処理場の物置設置工事費23万1,000円でございます。
 6款2項3目林道整備費、林道整備事業462万円は、真壁町酒寄地内の林道平野線の道路舗装工事と池亀地内の林道池亀線ののり面復旧及び道路横断溝設置工事でございます。
 47ページをお開き願います。7款商工費は省略いたします。
 8款2項3目道路新設改良費、通学路整備事業1億2,094万9,000円は、令和7年4月に開校する真壁学園に合わせるため、通学路整備工事を前倒しして実施するための増額でございます。
 48ページをお開き願います。8款4項1目都市計画総務費、空家対策事業10万7,000円は、会計年度任用職員報酬1万4,000円のほか、11節役務費は特定空家の略式代執行に伴う官報掲載料3万8,000円でございます。
 同じく2目公園費、公園事業485万2,000円は、さくらシンポジウム受入れに伴う磯部桜川公園の管理作業業務及び地区要望による友部住宅団地公園内の桜の木の伐採・剪定業務委託料243万2,000円、磯部桜川公園及び羽黒駅前トイレの改修工事費242万円でございます。
 同じく岩瀬駅前広場管理事業108万4,000円は、トイレの洋式化の工事費でございます。
 同じく3目駐車場費、駐車場事業810万7,000円は、大和駅前駐車場の精算機老朽化に伴う更新及び新紙幣対応のための工事費でございます。
 49ページをお開き願います。同じく5目伝統的建造物群保存地区推進費、伝統的建造物群保存地区推進事業137万3,000円は、旧高久家住宅の利便性を向上させるための費用として、インターネット接続料2万4,000円とインターネット接続工事及びエアコン設置工事費134万9,000円でございます。
 同じく5項1目住宅管理費、住宅管理事業418万2,000円は、市営住宅の老朽化に伴う修繕料400万円と、インボイス制度導入に伴う公営住宅管理システム改修委託料18万2,000円でございます。
 50ページをお開き願います。10款1項3目教育指導費、教育指導事業14万円は、部活動の地域展開に向けた方策を検討するため設置する推進委員会の委員報償費13万5,000円と食糧費5,000円でございます。
 同じく2項1目学校管理費、小学校管理事業889万8,000円は、校舎の雨漏り、外壁、電気設備等の修繕料でございます。
 同じく2目教育振興費、小学校振興事業8万円は、西小塙の白石工業株式会社様からいただいた寄附金を坂戸小学校教育後援会に助成するものでございます。
 51ページをお開き願います。同じく4項1目学校管理費、義務教育学校管理事業98万2,000円は、桃山学園旧校舎屋上防水補修及び電気設備の修繕料でございます。
 同じく5項1目社会教育総務費は省略いたします。
 2目公民館費、羽黒改善センター管理事業59万4,000円は、浄化槽の蓋が腐食したことによる交換工事でございます。
 同じく真壁伝承館管理事業13万8,000円は、東側に設置されている木製の藤棚が腐食したことによる修繕料でございます。
 52ページをお開き願います。同じくシトラス管理事業86万5,000円は、冷暖房用燃料費の増額でございます。
 同じく大和中央公民館改修事業81万9,000円は、耐震補強設計が適正かどうか耐震診断判定委員会から評定を受けるための申請手数料でございます。
 説明は以上です。ご審議の上、ご議決くださるようお願いいたします。
議長(萩原剛志君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 2番、川股骭N。
2番(川股 骭N) 大きく2つあります。1つは新庁舎の建設に絡む継続費、33ページとか、増額の補正予算と継続費の関係、それからもう一つは図書館等の債務負担行為です。
 まず、別々に質問させていただきます。新庁舎の建設の関係ですが、何点か教えていただきたいのですけれども、11月末の全員協議会のときの資料、この2ページというのを見ますと、第1期工事の60億円というのは令和5年12月発注予定と書かれているのですが、これはもしかしたら12月発注予定というのは間違いではないかなと思うのですが、その点どうなのでしょうか。多分今回の補正予算の額と継続費を議決して、この議会が終わって、それから12月中に契約議案が出てくるというのはちょっと難しいのではないかなと思うので、もう一回臨時会を開けば別ですけれども、そういう意味ではちょっとこれ間違いではないかなということと、それと併せてスケジュールをどういうふうに考えているのか。つまり、契約議案が何件かあると思いますので、そのスケジュールをどういうふうに考えているのかお聞かせ願いたいと思います。
 それと、多分建築工事は間違いなく契約議案になると思うのですが、電気機械工事も契約議案になると思いますので、契約議案は何と何が契約議案になるのかということを2番目として教えてください。契約議案は当然何本かあると思います。
 それから、3点目は、この前の全協のときの説明もそうですが、ここ3年間で労務費単価が10%上がっていますし、今、内閣のほうは、とにかく給与は上げなさいと言っているわけであって、仮にこれ過去3か年で給与が10%上がって、今度今から4か年続くわけですので、平均すると2年半ぐらいになるかもしれませんが、建築に係るスライド条項の適用みたいなものが行われて、契約をしていてもスライド条項の適用があって、金額がその後最終的には増えてくるのかどうか、その辺はどういうふうに考えているのか、その3点をまず建築についてお聞かせ願いたいと思います。その後に図書館のほうをさせていただきます。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 柴山市長公室長。
市長公室長(柴山兼光君) 工事の12月発注ということですが、12月公告、2月に入札、3月議会にかける……
          〔「ちょっとすいません。12月に公告ですね」の声あり〕
市長公室長(柴山兼光君) 公告です。2月に入札を仮契約、それで3月議会で議案として上程する予定でおります。
          〔「発注というのは公告だという意味ですね」の声あり〕
市長公室長(柴山兼光君) 公告という意味です。すみません。
 あと、今後の契約議案なのですけれども、大和東庁舎改修工事費が2期工事で出てくるかと思います。あと、備品関係でサイネージとかその部分で2,000万円を超えた場合には議決案件となります。
 以上でございます。
議長(萩原剛志君) 2番、川股骭N。
2番(川股 骭N) すみません。そうすると、本体の建築工事とか電気工事も当然契約議案には出てくるだろうということですよね。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 柴山市長公室長。
市長公室長(柴山兼光君) 電気工事については、新庁舎建設工事の工期の第1期に一緒に、込みになっているということを理解していただければと思います。
議長(萩原剛志君) ほかに質疑ありますか。
 14番、小林正紀君。
14番(小林正紀君) ただいまの川股議員と重複するところがあるのですが、視点を変えていたものですから、議長、お許し願いたいと思います。
 33ページの継続費の補正と41ページ、19目新庁舎建設事業費2億6,310万円ですか、それが追加補正となっておりますが、新庁舎建設事業の説明で、本年の6月6日の説明では、新庁舎52億8,800万円、その後8月21日の説明で61億円と説明されました。3か月で1割強の値上げとなっております。今回の総務委員会での説明で、補正前の事業費で約61億8,800万円、補正後で64億700万円、見直しによる工事費減額分3億5,900万円を足すと実質約5億7,700万円のさらなる値上げとなると思います。さきの9月決算議会の総務委員会で高騰を見越して増額しましたと説明がありました。委員会審議の発言を繰り返しますが、「鉾田市では総合施設建設事業を資材高騰により中止されました。市長の苦渋の決断によるものです。これ以上の増額があった場合、当市でも政治的判断をすべきことを考慮してほしい。しかし、事業を進めるならば早急に発注するように」と話しました。9月の総務委員長報告で、「新庁舎建設事業につきましては、物価高騰が引き続く中、経済状況が劇的に変化した場合、見直しを行うよう要望いたします。また、そういった状況を避けるため、社会状況を慎重に考慮し、早期に事業を進行させることを要望いたします」と報告されました。また、8月現在の公債費償還シミュレーションの中で、令和5年から令和17年までで約10年間、市持ち出しが毎年4億円から6億円になる説明がされました。桜川市の経常収支比率は現在80%台だと思います。古い話ですが、真壁時代の経常収支比率が80%台で、桜川中学校を建設した途端90%台に上がってしまいました。規模が違うので比較が難しいと思いますが、財政調整基金との兼ね合いもあると思いますが、同じように90%台になる可能性が考えられます。一般的に70%から80%が望ましいとされています。90%を超えると新たな行政需要に弾力的に対処することが難しくなります。市民の要望に応えられなくなるわけでございます。誰しもがここが一番心配しているところであります。まさに今が判断すべき時期かと考えます。このまま進めば令和6年3月議会で発注となるわけですよね。
          〔「そうです」の声あり〕
14番(小林正紀君) もし計画見直しの判断で、これまでの設計等の経費が無駄となったとしても、それ以上の市の出費を抑えるのであれば市民にとってもよい判断と思うし、私は歓迎いたします。
 また、総務委員会の中には、プレハブみたいのでもいいのではないかという意見も……
          〔「議会はね。この議会で話した」の声あり〕
14番(小林正紀君) はい。そういう意見も出ておりました。規模縮小も選択肢の一つとして考慮願います。それに、今回の補正予算、反対はしません。計画どおりに進めるか、一旦計画見直しか、市長のお考えをお聞かせ願います。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 柴山市長公室長。
市長公室長(柴山兼光君) 全員協議会で説明させていただきましたように、建設費の上昇率というのはちょっと想定を超えたものがありました。ここに来て労務費の上昇というのも顕著となっております。そのために新たな財源探し、緊急防災・減災事業債、これを2億9,440万円借り入れすることとしました。また、工事費用を抑えるために面積を縮小するのが一番効果的と考えて、茨城県内の庁舎で勤務する職員1人当たりの平均面積が30.28平米というところを桜川市は25.44平米としております。面積を減らすために議会エリアの委員会室を減らしていただいたり、会派室を2部屋で対応していただいたりと、配慮をいただいているところでございます。そのほかにも執務スペース内に作業スペースを設けたりして全体的な会議室の面積を抑えております。
 また、既存の東庁舎を改修して集密書庫とすることで新庁舎のキャビネットスペースも減らしております。さらに、物価上昇が随所になってきた実施設計の段階から、さらに見直しした項目がございます。9月の全員協議会で説明させていただき4億4,831万円、さらに先月の全員協議会でも工事費の削減、3億5,938万7,000円について説明させていただきました。合わせて8億円を削減しているところです。こうやって職員も財源の確保や工事費の削減には努めているところでございます。
 さらに、災害対策本部のある庁舎が耐震不足のある自治体は茨城県内で桜川市だけということになってしまいました。今後も建設費の上昇は続くと思われ、合併特例債の期限も迫っているところから、今を逃すとさらに建設費は高騰し、庁舎については有利な財源というのはないため、このまま永久に建設ができないで今のままとなってしまう可能性がございます。どうか本補正予算をご承認くださいますようお願いしたいと思っております。
 以上でございます。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 石川副市長。
副市長(石川武彦君) 新庁舎建設につきましては、6月、9月と説明と補正予算をご承認いただきまして、ありがとうございました。9月以降も物価高騰、人件費の高騰等続いておりますけれども、全員協議会でも説明したとおり、2024年問題を抱え、ここに来て一定程度落ち着いてきているのかなという分析もしてございます。今、公室長から話がありましたとおり、長い期間新庁舎建設に向けて準備をしてきて、合併特例債の件もございますけれども、様々な今後の支出も含めた財政シミュレーションも検討した結果、ご心配のような新庁舎建設した後、何もできないのではないかということがないように、財源の確保ですとか必要なコストの縮減、そういったものに取り組んだ結果、今回補正予算を提出させていただいておりますので、何とぞお認めいただきますようお願い申し上げます。
 以上です。
議長(萩原剛志君) 大塚市長。
市長(大塚秀喜君) 市長公室長、副市長から答弁しました。本当に私も今回の議会は悩んでいました。初日の一般質問で、中田議員からプールの改修、今の小中学校で使っているプールではなくて、ラスカを使っていったらいいのではないかというような質問がありました。
 それと、4番、飯島議員から雨引、大国、大和中、雨引はもうあと5年、6年で複式学級になるというような質問をいただきまして、本当に私もいろいろ考えまして、ここ何日でもないのですけれども、職員といろんな検討はしてまいりました。もう先月ですけれども、財政課とも今回の事業に対して打合せもしました。そんな中で、今、副市長からあったように、今回の仕事をしても、一応今の財政シミュレーションの中に新たな事業もやっていけそうだと。今のままやっても新たな事業もやっていけるということで、それまでシミュレーションした財政計画を見ましたので、どうしても今回はやったほうが市にとって得ではないかというふうに思っております。そんな中で、見直しも考えられるのかと思ってちょっと計算もさせたのですが、新たに構造を変えるとか設計やり直しとかという話、単純な計算だったのですけれども、3億5,000万円ぐらいしか変わらない。まして、これから2年半、それが1年延びる、1年半延びるということになると思いますので、その間に物価が下がるのはちょっと考えられないかと。今の建設の状況が上がりましたけれども、ここへ来て若干落ち着きを取り戻しつつあるということでありますので、今回やるのが桜川市にとっては一番得策ではないかというふうな腹を決めたところであります。今回やってしまったほうが得ではないかというふうに思っております。よろしくお願いしたいと思っています。
議長(萩原剛志君) 14番、小林正紀君。
14番(小林正紀君) ご答弁ありがとうございます。では、計画どおり進めても財政面では大丈夫という認識でよろしいわけですね。
          〔「はい」の声あり〕
14番(小林正紀君) スライド条項が入っているのであれば、今後もやっぱり価格上昇が予想されます。先ほど副市長からありましたとおり、2024年度問題で人材不足や人件費高騰が目前に迫っております。事業途中でも財政調整基金取崩しも5%を下回ることのないよう、やっぱり設計見直し等の変更も含めて、ぜひともよい決断をお願いいたします。市長、どうぞよろしくお願いいたします。
 以上です。
議長(萩原剛志君) ほかに質疑ありませんか。
 川股議員、さっきやりましたね。
2番(川股 骭N) いやいや。先ほどの分かりやすくと言ったではない。
議長(萩原剛志君) いや、1回ですから。
2番(川股 骭N) そんなことないでしょう。
議長(萩原剛志君) 1回です。
 では次、ほかにありますか。
 16番、林悦子君。
16番(林 悦子君) 今大きな深刻な話の後で、ちょっと金額が小さいのでやりづらいのですけれども、44ページの、唐突に出てきたのであれっと思ったのですが、44ページ一番上に負担金補助及び交付金という項目の中に、こども食堂支援事業補助金5万円というのが、金額としては少ないのですけれども、この事業の内容についてお尋ねをいたします。つまり、どこの団体、どのような人が、対象を誰にしてどのような場所で行うのかというようなことです。本来であれば、子ども食堂は、はやりと言えばはやりなのですけれども、意外と都会とかそういう子供の人口の多いところと比較的子供の足で集まりやすいエリアの中に、要するにいっぱいいるようなところでやることが多い。この辺だと関城があるのですけれども、このひとり親家庭支援事業のように1項目上げて、その中で例えば補助金の内訳として食材費なのか人件費なのか賃貸料なのか、何となくつかみ金で5万円みたいにぽんとここに置いてあるのですけれども、やっぱり子ども食堂という全国的に展開しているようなものであれば1項目上げて、中身についてももうちょっと丁寧な説明が必要なのではないかと思うのですが、桜川市でどんな需要があるのか私は分からないのでお尋ねするのですけれども、内容についてもうちょっと丁寧にご説明ください。今言ったようなことです。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 小幡保健福祉部長。
保健福祉部長(小幡 康君) ただいまのご質問にお答えをさせていただきます。
 今回、子供孤食の減少を図る目的で、こども食堂支援事業補助金ということで5万円を計上させていただきました。こちらにつきましては、市内で子供に食事を提供する団体に対しまして支給する補助金となってございます。月1回の開催であれば5万円、月2回の開催であれば10万円というような上限を設けてございます。現在、市内の子ども食堂を経営している団体が月1回での開催ということでございますので、今回5万円の補助金のほうを計上させていただいたところでございます。
 以上でございます。
議長(萩原剛志君) 16番、林悦子君。
16番(林 悦子君) 説明が全然足りていないのです。要するに、本来であればこども食堂支援事業と1項目銘打って、その中で支援の、しかも1回やったら、月1回で5万円、また2回やったらプラスまた5万円ということなのですよね。10万円以上は何回やってもやらないということなのですか。私は、やることは結構だと思うのです。だけれども、一体市内の子供といっても、例えば岩瀬のほうでやったら真壁の子供が行くのですか。そういうこともあるし、どこの場所でどのような団体にやるのか。しかも、その支援の内容が食材費なのか人件費なのか、あるいは場所をどこか公共施設、要するに伝承館でやるとか公民館でやるとかというのであれば、そういうことを説明してほしいと思うのです。それがその市内の団体であれば5万円で、2回やればまた5万円といって、ちょっとこう言ってはなんですが、女性会がさんざん十何年もめて、僅か2団体で20万円ぐらいのお金を補助金で出すか出さないかで物すごいストレスを感じるような集まりを何回もやったではないですか。それから見たら、これだけで5万円やって、またやれば5万円なんて、補助金もらわないでやっている人は、怒らないかもしれないがあきれます。もうちょっと丁寧に説明してもらえませんか。だって、これ今から募集するのですか、それとももう上がっているのだから、どこか具体的な団体があるのではないのですか。
          〔何事か声あり〕
16番(林 悦子君) では、もうちょっと丁寧に説明してもらわないと。
          〔何事か声あり〕
16番(林 悦子君) 質問が足りていないから言っているのだから。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 小幡保健福祉部長。
保健福祉部長(小幡 康君) ただいま5万円というようなお話しさせていただきました。これは月5万円ではなくて……
          〔「1回でもらえるんだよね」の声あり〕
保健福祉部長(小幡 康君) そうですね。5万円ということです。年間で5万円です。
          〔何事か声あり〕
議長(萩原剛志君) 説明者ではありませんので。
 休憩入れる。
          〔「お願いします」の声あり〕
議長(萩原剛志君) ここで暫時休憩とします。
          休 憩  (午後 4時38分)
                                           
          再 開  (午後 4時46分)
議長(萩原剛志君) 会議を再開します。
 答弁願います。
 小幡保健福祉部長。
保健福祉部長(小幡 康君) 答弁不足で大変申し訳ございませんでした。先ほどの林議員のご質問にお答えをさせていただきます。
 今回ある団体様のほうから、真壁の伝承館を使用して子ども食堂を開きたいという申請がございましたもので、その団体様が月に1回の子ども食堂の開会をするということで、年間で5万円の補助金を支給するものでございます。この5万円につきましては、子ども食堂の運営経費に充てていただくための食材費であるとか光熱水費等々に充てる経費の補助ということになってございます。今回5万円ということで補正のほうをさせていただきましたが、今後同じようなケースで子ども食堂を運営したいというような事案が発生しますれば、月1回の開催をする団体であれば同じように年間5万円、もし月2回の開催を希望する団体であれば10万円を上限に運営費の補助のほうをしていきたいと考えてございます。
 以上でございます。
議長(萩原剛志君) 16番、林悦子君。
16番(林 悦子君) 分かりました。いずれにしましてもスタートアップ事業でしょうから、今後の経過等を見ながら、何か足りないものがあれば支援するとか、そういうふうにやっていくということなのでしょう。それは了解しました。
 重箱の隅をつつかせていただきますが、光熱費は伝承館でやる以上は市持ちですよね。そうですよね。もし個人の家を借りてやるということになったとしたら、それも含むかもしれないけれども、伝承館でやる以上は、光熱費とかはだって計算のしようがないから、到底それは市が持ち出しというか、市の提供ですよね。分かりました。幾らか取るとかそういうことも含めてあるのでしょうから、今後の成り行きというのを見守っていきたいなと思っています。
議長(萩原剛志君) 再質問ありますか。
16番(林 悦子君) ありません。
                                           
    会議時間の延長
議長(萩原剛志君) 会議時間は会議規則第9条の規定により午前10時から午後5時までとなっておりますが、本日の議事日程が終了しておりませんので、延長したいと思います。会議時間を延長することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 異議なしと認めます。
 会議時間を延長します。
                                           
議長(萩原剛志君) ほかに質疑ありますか。
 6番、榎戸和也君。
6番(榎戸和也君) 何点かあります。まず1点目、この33ページ、継続費で先ほどもほかの議員さんからも出ておりました新庁舎の建設費総額64億何がしというところです。私もちょっとうろ覚えになってしまって恐縮なのですが、新庁舎の話は前から結構出ていました。具体的な数字として、我々に説明がそれなりにあったのは、最初の時点で幾らということであったのか。それと、9月のときにはこの61億8,893万5,000円、これは明確に議事としてあるわけです。今回がその64億円と、その経緯をお示しいただきたい。つまり、最初に我々にそれなりの説明があらあらあってこれでやろうと。実際に、今それから見たら幾ら上がってしまっているのよという話です。その間担当されている課長さんなどは値上がりを抑えるためにいろんな工夫をして、値上がりを少しでも抑えようという努力はしていただいていると。そして、今現在これが最終案として出ているというふうに私理解していますので、そこのところをまずお示しいただきたいと。
 2点目です。34ページの債務負担行為補正で、いわゆる生涯学習センター及び桜川市立図書館指定管理料、先ほど来ご説明があったように、4年間プラス5か月分で6億6,250万円と。年間で1億5,000万円の指定管理料がかかるというご説明であります。以前の説明の中で、この内訳ですけれども、人件費が50.8%、それから施設管理費等で36.9%、それから図書、教材費等で12.3%と、こういう内訳で年間1億5,000万円であると、こういう説明であります。今後これが今の、いわゆる庁舎の建て替えと同じで、例えば人件費が当然上がってくるなんてことも考えられます。
 それから、図書費とかそういうものも上がってくるとかそういうことが起こってきますと、この内訳の中で、特に人件費なんか、先ほど私質問したように、そういうものを、言葉悪く言うと値切ると、非常に労働条件の悪い形で雇われると。例えばパートに来ましたぐらいの月給15万円ぐらいで募集かけて、そこに座っていらっしゃいますが、言う必要ないけれども、やると、本当の意味で図書に対する見識のある方、特に司書さん、これは非常に重要なわけです、社会的に価値観の問題が反映しますから。ですから、人件費とかが削られるとそういうところにも影響してくるので、こういう枠をある程度しっかり守ると、値上がりしてもこの分は場合によってはプラスで1.5億円ではなくていい質のもので、もっとこちらから要求して上げていくというようなことも場合によっては必要かなと。その辺についての考え方、要するにやるということは、ただやりました、中身はどこの市町村にも図書館があるからやりましたと。さっき明野の出していただいた例を見ると、筑西市においては2つやっていても1億8,000万円かそこらだという話もあるわけです。そういうことも踏まえて、やっぱり中身のあるものをしっかりやっていただきたい。そういう面でここの内訳について、どれはしっかり守るのだということをまずお聞かせいただきたい。これが2番目であります。
 それから、38ページ、ふるさと納税応援寄附金2億円、これが入るということなのですが、この内訳、つまり企業版ふるさと納税と一般のふるさと納税があるわけですから、この内訳をお聞かせ願いたい。
 それから、次に40ページ、これもふるさと納税応援寄附金事業の話なのですが、これは私、前にも一般質問でお尋ねしたかと思うのですが、例えばここには報償費、記念品代で4,800万円と、こういうふうになっております。この名称が、これはもう予算で組んであるものですからやむを得ないと思うのですが、非常にばらばらなわけです。3つぐらい使っていると思います。こういうことについて、今後こういう言葉を基本的に一本化していくつもりはないのかということをお尋ねしたいと。
 続きまして、41ページ、同じくふるさと応援寄附金の積立金ですが、このお金がどこへ出ていくのかということ、これは予定されているわけです。これプラス入るよと、でもこのお金というのは何に使ってもいいわけですけれども、何に使ってもというか、趣旨に合った形で使うのはよろしいわけですが、これを何にどう使っていくというふうな考え方を持っていらっしゃるのか、これをお伺いしたい。
 それから、続きまして46ページ、林道整備事業、真壁と池亀のところで道路の舗装とのり面の補修に使うと、この内訳をお願いしたいと。つまり真壁の舗装は462万円のうちの幾ら、それから池亀ののり面は幾らだということをお聞かせいただきたい。
 それから、続きまして49ページ、土木費で、公営住宅の改修と修繕費ということで400万円が上がっております。これは、具体的にどこの住宅の何をされたのか、これをご説明いただきたい。
 以上であります。よろしくお願いします。
議長(萩原剛志君) 先ほど延長ということで決めていただいたのですが、時間の指定をしなかったので、午後6時まで延長といたします。
 それでは、榎戸議員の質問に対する答弁を願います。
 初めに、柴山市長公室長。
市長公室長(柴山兼光君) 今ちょっと手元にある資料で答えさせていただきます。
 手元にある資料が令和5年6月、9月議会と今回としかないものですから、それで答えさせていただきます。
          〔「それは分かっている。ここに書いてあるでしょう、この前のこれ
            が61億8,800万と書いてある」の声あり〕
市長公室長(柴山兼光君) ええ、そうですね。
          〔「答えられなきゃ後で答えてください」の声あり〕
市長公室長(柴山兼光君) 本年6月の全員協議会での説明で54億7,000万円というふうに答えているかと思います。続きまして9月議会です。9月議会においては61億円でご議決いただいております。今回の補正予算が63億1,819万1,000円となっております。それ以前にお示しした金額についての資料は手持ちでございませんので、後日改めてご報告したいと思います。
議長(萩原剛志君) 続いて、佐谷教育部長。
教育部長(佐谷 智君) 人件費、物件費等の物価変動に伴う経費が増となるようなリスクにつきましては、提案の依頼をするときに、市か指定管理者の負担、どちらが負担されるかということで、一応指定管理者の負担とするような形で、リスクについては指定管理者の負担とすることで提案をしていただいた形になっております。
 以上です。
議長(萩原剛志君) 続いて、秋山総合戦略部長。
総合戦略部長(秋山健一君) まず、ご質問の38ページの寄附金なのですが、これ2億円は一般のほうの寄附金を想定しております。企業版は入っておりません。
 続いて、40ページの記念品という報償費、名称ですけれども、本当に議員がおっしゃるとおり、記念品と言ったり返礼品と言ったり、その都度変わってきているので、記念品で載せてあるのですが、この辺は来年度の予算からは分かりやすいように統一したもので整理していきたいと思っています。
 あと、41ページの積立金2億円、これにつきましては、歳入で入ってきた寄附金を積み立てるということで、寄附する方が基金、どういうものに使ってほしいかというもので一旦積立金で積立てをします。その後事業がどういった事業を行うかということで、それに応じて積立金を崩して使っていくような形になります。ですので、今回はそのまま積立金に、歳入に応じた予算を歳出で組んでいるというところでございます。
 以上です。
議長(萩原剛志君) 続いて、佐伯経済部長。
経済部長(佐伯純一君) ご質問にお答えいたします。
 林道整備事業、工事請負費、2路線の工事費の内訳ということで、1つ目が林道平野線、こちらは道路補修工事として117万4,000円、2つ目が林道池亀線、こちらはのり面復旧及び道路横断溝設置工事としまして286万円を見込んで補正予算として計上させていただきました。
 以上でございます。
議長(萩原剛志君) 続いて、五十嵐建設部長。
建設部長(五十嵐貴裕君) ご質問にお答えいたします。
 住宅費の補修でございますが、400万円計上しておりまして、その内訳としまして、酒寄住宅が50万6,990円、御領西住宅が36万250円ということで、こちらの両住宅につきましては、緊急避難者のための部屋を用意するということで、現在緊急避難者に部屋を使用しておりますので、使用する部屋がございませんので、こちらの2住宅の空き部屋を改修する予定でございまして、残りの313万2,760円につきましては、1月から3月の平均の補修の経費を平均したもので、この時期はほかの時期よりも退所者が多くございますので、こちらの補正を計上した次第でございます。
 以上でございます。
議長(萩原剛志君) 再質問ありますか。
 6番、榎戸和也君。
6番(榎戸和也君) まず、その債務負担行為、いわゆる公民館、図書館、そこのところの負担は指定管理者の負担になるという約定になっているというお話でした。ぜひそれは中身を変えないで負担してもらうということをぜひお願いしたいと思います。つまり、今度はアルバイトに入れてしまうよとかそういうことでは困るわけで、そこのところしっかりお願いしたいと。
 それと、先ほどの説明でふるさと納税の出のほう、入ってきたものの出のほうですけれども、今回は一旦入れると、前は入れないで最初から違うほうへ回してしまったことなんかあったわけですね。
          〔何事か声あり〕
6番(榎戸和也君) いやいや、回しています。それは私確認していますから。だから、まずちゃんと同じ皿に入れて、そこからいろんなところへ出すのだということをやるという回答を今いただきましたので。前にはそうではなくて、最初から何か特定の目的のところへそのお金が行っているのです、決算書で。私がもし間違っているのなら、私が間違っているのかもしれない。私はそれを確認してしゃべっているわけですから、この前の議会で。ぜひそこのところを確認です。
 あと続きまして、この酒寄のと御領ので具体的に出たものがあって、その他例年出ているものを見込んで313万円、土木費のうちの住宅管理事業についての確認なのですが、私ある案件があって、こういう要望が出ていますよなんて話もしたことがあるのですけれども、今の話はそういう要望などもひょっとしたら反映して何か行われたということなのですか。ちょっと微妙な言い方なのですが。つまり、御領の住宅で雨漏りがするとか床が抜けてしまうような状態で危ないとかというのがあってお話をした件があるのですけれども、こういうものは今のものの中で反映されているという理解でよろしいのですか。個別の案件だからちょっと答えにくいかもしれない。よろしくお願いします。
議長(萩原剛志君) 初めに、秋山総合戦略部長。
総合戦略部長(秋山健一君) ただいまのご質問なのですが、今までの財政のほうの事務処理上もきちんと一旦寄附金いただいたものは基金に積みまして、それから事業に応じて基金を取り崩して事業の財源として充てておりますので、素通りはしておりませんので、一旦基金に積んでいるというところを、多分認識がちょっと誤ったのかなというふうに私は思っているのですが、事務処理のほうはきちんとしております。
 以上です。
議長(萩原剛志君) 五十嵐建設部長。
建設部長(五十嵐貴裕君) ただいまの榎戸議員のご質問にお答えいたします。
 ご質問の御領西住宅につきましては、空きができましたので、その改修をするためのものでございます。
 以上でございます。
議長(萩原剛志君) もう再質問ないですか。
 6番、榎戸和也君。
6番(榎戸和也君) そうなのですね。今その説明がさっきもあったので、おやっと思ったのですが、つまり前からそこに住まわれている方が、震災の影響なのか老朽化の影響なのか上が雨漏りするので、市としてはブルーシート、こういうものをかけて対応したと、ブルーシートは劣化しますから、やっぱりもうちょっとちゃんと、もう既にそこに親御さんとお二人で住んでいらっしゃるのです。床が抜けるような状態になってしまっていたりするので危ないし、ご自分でも何か結構いろいろ工夫して、それなりにきれいにする努力はされているようなのですけれども、そういう中で、私市役所のほうにお伺いして、いわゆる対応をお願いしてきたところなのですが、今の話を聞くと、それについての対応はなされて、今もブルーシートのままであるということでよろしいですか。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 五十嵐建設部長。
建設部長(五十嵐貴裕君) 榎戸議員のご質問にお答えいたします。
 そちらの件につきましては、御領北住宅の改修の件でよろしいかと思いますが、最小限の補修をしまして、現在雨漏り等は行っていない状況でございますが、さらに補修をしようという確認をしましたところ、最小限の修繕でいいというようなご回答がありましたので、そういった修繕で終了しております。
 以上でございます。
議長(萩原剛志君) ほかに質疑ありませんか。
 4番、飯島洋省君。
4番(飯島洋省君) 1点だけ。先ほどの小林議員の質問にちょっとかぶらせていただきまして、新庁舎の件ですけれども、質問という名の要望になりますが、先ほど来、資材の高騰だったり、あとは労務費、人材不足による労務費の高騰というようなことで、頭打ちになっているという話もありましたが、私はちょっとそう思っていなくて、まだまだ歯止めが利かないような状況にあるというふうに思っています。補正の内容については賛成をしますけれども、これからも上がっていく状況というのは変わらないのではないかというふうに予想しております。市の財源というのも限りがありますので、これから庁舎建設に入る中でその財源の確保、そして工事費の高騰というのが予想される中、全協の中でも減額案というのがいろいろ示されましたが、私の感覚ではハイクオリティーだったのが標準的な仕様になったり、標準的なものがローコストになったりというようなところで、いろいろ見直しとして努力はされていると思いますが、もう一絞りできるのではないかというふうに思っております。それが公告前になるか、その公告後になるか、その辺のところの手段というのはお任せしますけれども、もう一段上げた減額案の検討というのをさらに要望をさせていただければと思います。結果的に今回上げた分が入札差額だったり予備費として残って、それで今後の資材高騰にも対応できていくような対応というのも、もう一段階検討いただければと思いますので、そちらのほうを要望させていただきますが、いかがでしょうか。
議長(萩原剛志君) 答弁願います。
 石川副市長。
副市長(石川武彦君) 飯島議員のご質問にお答えいたします。
 物価高騰、私先ほど一段落という話もありました。飯島議員のようにまだまだという意見もあるのも承知してございますが、やはり仮に今後進めていく中で契約になった時点で、受注者ともきっちり確認をしてコストの縮減、できるものはしっかりやっていくと。しっかり管理をしてやっていくということは大事な視点だと思ってございます。ただ、一方で全て低価格がいいのかというところもありますので、そこはしっかり受注者とも調整をしながら中身を詰めて、あまりみっともないものにならないように、ただ華美にならないようにと、そこら辺はしっかり確認しながら進めていく、そのことはしっかりやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 以上でございます。
議長(萩原剛志君) ほかに質疑ありますか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第78号は原案のとおり可決することに決定しました。
                                           
    議案第79号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(萩原剛志君) 日程第15、議案第79号 令和5年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 小幡保健福祉部長。
          〔保健福祉部長(小幡 康君)登壇〕
保健福祉部長(小幡 康君) 議案書53ページをお開き願います。議案第79号 令和5年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第3号)につきましてご説明いたします。
 第1条におきまして、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ5,295万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ45億1,355万5,000円とするものでございます。
 議案書58ページをお開き願います。事項別明細書にてご説明いたします。歳入といたしまして、7款1項5目低所得者保険料軽減繰入金、1節低所得者保険料軽減繰入金、補正額108万8,000円は、低所得者保険料軽減負担金、令和4年度精算に伴う一般会計からの繰入れ分でございます。
 8款1項1目繰越金、1節前年度繰越金5,186万5,000円は、歳入歳出の差額を調整するものでございます。
 続きまして、59ページをお開き願います。歳出に移ります。1款1項1目一般管理費、12節委託料88万円は、令和6年度の介護保険制度改正に伴い必要となる例規整備に当たり、関係法令の概要や条文等の関係法令整備業務を委託するものでございます。
 7款1項3目償還金、22節償還金利子及び割引料4,695万8,000円は、令和4年度精算に伴う国庫支出金等返還金でございます。
 7款2項1目繰出金、27節繰出金511万5,000円は、令和4年度精算に伴う一般会計への繰出金になります。
 説明は以上でございます。内容をご審議の上、ご議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。
議長(萩原剛志君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第79号は原案のとおり可決することに決定しました。
                                           
    議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査
議長(萩原剛志君) 日程第16、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付したとおり、閉会中の継続調査の申出がありました。
 お諮りします。各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(萩原剛志君) 異議なしと認めます。
 よって、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。
                                           
    執行部あいさつ
議長(萩原剛志君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許します。
 大塚市長。
          〔市長(大塚秀喜君)登壇〕
市長(大塚秀喜君) 令和5年第4回桜川市議会定例会の閉会に当たり、お礼を兼ねまして一言ご挨拶申し上げます。
 今定例会は、12月5日から本日までの4日間の会期で開催され、議員各位におかれましては慎重なるご審議を賜り、心から感謝申し上げます。皆様のご理解とご協力により、人事案件をはじめ、条例の制定及び一部改正、令和5年度一般会計、介護保険特別会計の補正予算など、提案いたしました案件につきまして原案のとおり議決をいただきましたこと、厚く御礼申し上げます。
 本会議を通じて議員各位から賜りました貴重なるご意見、ご要望につきましては、十分尊重させていただきまして、今後の事務事業の執行に反映させてまいる所存でございます。
 今後も議員各位の一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のご挨拶といたします。ありがとうございました。
                                           
    閉会の宣告
議長(萩原剛志君) 本定例会に付議された案件は全て議了しました。
 以上で令和5年第4回桜川市議会定例会を閉会します。
 ご苦労さまでした。
          閉 会  (午後 5時16分)