令和5年第3回桜川市議会定例会議事日程(第4号)
令和5年9月1日(金)午前10時開議
日程第 1 議案第50号 専決処分の承認を求めることについて
(令和5年度桜川市一般会計補正予算(第3号))
日程第 2 報告第 9号 和解及び損害賠償の額を定めることの専決処分事項の報告について
日程第 3 報告第10号 和解及び損害賠償の額を定めることの専決処分事項の報告について
日程第 4 報告第11号 和解及び損害賠償の額を定めることの専決処分事項の報告について
日程第 5 議案第51号 桜川市道路線の廃止について
日程第 6 議案第52号 桜川市道路線の認定について
日程第 7 議案第53号 令和5年度桜川市一般会計補正予算(第4号)
日程第 8 議案第54号 令和5年度桜川市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
日程第 9 議案第55号 令和5年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第2号)
日程第10 議案第56号 令和5年度桜川市下水道事業会計補正予算(第1号)
〇出席議員(15名)
1番 中 田 拓 也 君 2番 川 股 驕@ 君
3番 軽 部 徹 君 4番 飯 島 洋 省 君
5番 武 井 久 司 君 6番 榎 戸 和 也 君
7番 萩 原 剛 志 君 8番 鈴 木 裕 一 君
9番 仁 平 実 君 10番 菊 池 伸 浩 君
11番 風 野 和 視 君 12番 市 村 香 君
14番 小 林 正 紀 君 15番 潮 田 新 正 君
16番 林 悦 子 君
〇欠席議員(1名)
13番 小 高 友 徳 君
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 大 塚 秀 喜 君
副 市 長 石 川 武 彦 君
教 育 長 稲 川 善 成 君
市 長 公 室 長 柴 山 兼 光 君
総 務 部 長 園 田 哲 也 君
総 合 戦略部長 秋 山 健 一 君
市 民 生活部長 藤 田 幹 夫 君
保 健 福祉部長 小 幡 康 君
経 済 部 長 佐 伯 純 一 君
建 設 部 長 五十嵐 貴 裕 君
上 下 水道部長 島 田 晴 朗 君
教 育 部 長 佐 谷 智 君
会 計 管 理 者 田 口 浩 江 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議 会 事務局長 増 渕 孝 明 君
議会事務局書記 田 谷 信 之 君
議会事務局書記 庭 美代子 君
議会事務局書記 成 田 大 地 君
開 議 (午前10時02分)
〇開議の宣告
〇議長(萩原剛志君) 皆さん、おはようございます。
本日の出席議員は13名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、ただいまより本日の会議を開きます。
なお、総括質疑をする議員は、本日の正午までに通告書を事務局へ提出願います。
〇議案第50号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(萩原剛志君) 日程第1、議案第50号 専決処分の承認を求めることについて(令和5年度桜川市一般会計補正予算(第3号))を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
園田総務部長。
〔総務部長(園田哲也君)登壇〕
〇総務部長(園田哲也君) 議案書の4ページをお開き願います。議案第50号 専決処分の承認を求めることについてご説明いたします。
地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により承認を求めるものでございます。
6ページをお開き願います。令和5年度一般会計補正予算(第3号)をご説明いたします。予算の総額に9,361万5,000円を追加し、総額を199億7,901万7,000円とするものであり、9月開始予定の新型コロナウイルスワクチンに係る経費について事業を速やかに実施するため、7月27日付で専決処分をしたものでございます。
11ページをお開き願います。歳入についてご説明いたします。15款1項2目1節保健衛生費負担金6,819万7,000円は、新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金で、9月開始予定の接種費用に係る国庫負担金でございます。
続きまして、2項3目1節保健衛生費補助金4,556万1,000円は、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金で、接種体制構築に係る国庫補助金でございます。
20款1項1目1節前年度繰越金2,014万3,000円の減額は、15款国庫支出金の増額補正に伴う減額でございます。
12ページをお開き願います。歳出についてご説明いたします。4款1項2目予防費、新型コロナウイルスワクチン接種事業9,361万5,000円は、接種体制の構築及び接種委託料を計上するもので、主なものは12節委託料として医療機関へのワクチン接種委託料6,069万7,000円、窓口対応業務に係る人材派遣業務委託料734万1,000円、18節負担金補助及び交付金として新型コロナウイルス感染症予防接種交付金1,545万5,000円でございます。
以上で説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご承認くださるようお願いいたします。
〇議長(萩原剛志君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 質疑を終わります。
これより討論を行います。討論はありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 討論を終わります。
お諮りします。議案第50号は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 異議なしと認めます。
よって、議案第50号は原案のとおり承認することに決定しました。
〇報告第9号の上程、説明、質疑
〇議長(萩原剛志君) 日程第2、報告第9号 和解及び損害賠償の額を定めることの専決処分事項の報告についてを議題といたします。
報告を願います。
五十嵐建設部長。
〔建設部長(五十嵐貴裕君)登壇〕
〇建設部長(五十嵐貴裕君) それでは、議案書13ページをお開き願います。報告第9号 和解及び損害賠償の額を定めることの専決処分事項の報告についてご説明いたします。
地方自治法第180条第1項の規定に基づき、和解及び損害賠償額の決定について、令和5年7月5日付で専決処分を行いましたので、同条2項の規定により報告するものでございます。
14ページをお開き願います。専決処分の内容についてご説明いたします。事件の概要は、令和5年5月26日、桜川市上城地内上城353番地先付近の市道0113号線において道路の一部が陥没しており、その上を走行した車のホイール破損及びパンクの単独事故が発生いたしました。市道での道路走行車両に損害を与えてしまったものであり、過失割合は当市5割であります。相手方は、桜川市在住の方です。
和解の方法ですが、損害賠償金、修理代でございますが、3万7,620円を支払うことをもって、令和5年6月22日に被害者との示談が成立しております。
現場の対応としましては、連絡を受けてすぐに現場を確認し、常温合材をかぶせる処理を行い段差解消を行いました。再発防止として、職員による定期パトロールを増やす等情報収集を強化し、迅速な対応に心がけております。
以上、報告いたします。
〇議長(萩原剛志君) 報告が終わりました。
これより質疑を行います。質疑はありませんか。
6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) 今、上城の番地が示されたわけでありますが、具体的に言葉で情景とかって言っていただくと、どの辺りになるのですか。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
五十嵐建設部長。
〇建設部長(五十嵐貴裕君) 榎戸議員のご質問にお答えいたします。
上城地内、石田商店というところがあると思うのですが、そこに入っていく西側付近です。
〇議長(萩原剛志君) 6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) 石田商店さんは、青柳のほうから水戸を抜けて桝箕ヶ池のほうに行く、かなり市の中ではまあまあの道路です。その道路からどこか入ったところという理解でよろしいのですね。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
五十嵐建設部長。
〇建設部長(五十嵐貴裕君) 石田商店付近ではなく、石田商店の手前の橋本城というか、あそこへ上っていく手前のカーブです。そこの路肩のところの合材が剥がれておりまして、そこを踏み外してパンクしたような状況でございます。
〇議長(萩原剛志君) 6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) 私議員になった頃は、あまりこういう形の損害賠償は少なかったような気がするのです。ただ、最近は木植ですか、今泉ですか、ああいうところでもあったし、非常に何か多い気がすると。我々もふだん生活していまして、自分のところで、要するに耕地整理をしたけれども、これは市のほうのちゃんとした今までの道路なのですが、そういうところが土の具合とか何かでかなり陥没といいますか、路肩が落っこちそうな状況のところなんかが結構あったりするのです。表は多少沈んでいても、実は中が空洞でなんていうこともよくあることだし、そういうことを考えると、非常に我々の生活道路というのですか、そういうところのフォローがちょっと弱いのではないかと。それが本当に人命に関わるような事故になんかなってしまったら大変なので、何か最近のお金の使い方といいますか、職員の皆さんいろいろ大変だとは思うのですが、やっぱりその辺はもうちょっとちゃんとしていただかないと困ると思うのです。
先ほども、こんなことがないように対応するって、それ毎回毎回繰り返しているわけですから。起こることはある程度やむを得ないとしても、何か多い気がします。その辺はしっかりと、事故に遭って生命が、極端に言えば損なわれるようなことがあっては困るわけですから、ぜひその辺よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
五十嵐建設部長。
〇建設部長(五十嵐貴裕君) ただいまのご提案に対しまして、報告につきましては和解及び損害賠償の額を定めることの専決処分についての報告の方法が見直されて、議会への報告をするようになったということで、以前から道路瑕疵の事故につきましては、同等の件数ぐらいは常に年間で三、四件は発生しておりまして、これに対しまして、以前は不定期的にパトロールを行っていたのですけれども、今年に入りまして毎週金曜日に地区ごとにパトロールをして、事故等が発生をしないように心がけております。
今後も、事故が起きないように心がけてパトロールのほう、またさらに維持補修のほうを続けたいと思います。よろしくお願いします。
〇議長(萩原剛志君) 質疑を終わります。
報告第9号は、地方自治法第180条第2項の規定に基づく報告であります。
〇報告第10号、報告第11号の上程、説明、質疑
〇議長(萩原剛志君) 日程第3、報告第10号 和解及び損害賠償の額を定めることの専決処分事項の報告について及び日程第4、報告第11号 和解及び損害賠償の額を定めることの専決処分事項の報告について、以上2議案は関連がありますので、一括議題といたします。
報告を願います。
園田総務部長。
〔総務部長(園田哲也君)登壇〕
〇総務部長(園田哲也君) 議案書の15ページをお開き願います。報告第10号 和解及び損害賠償の額を定めることの専決処分事項の報告についてご説明いたします。
和解及び損害賠償の額を定めることの決定について、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。
16ページをお開き願います。本事案は、公務中の公用車の事故であり、地方自治法第180条第1項の規定に基づいて令和5年7月13日に専決処分を行ったものです。この規定は、和解の目的の額、損害賠償の額が50万円以下の事件について、市議会議長から市長による専決処分の指定を受けているものでございます。
事件の概要についてご説明いたします。令和5年2月6日午後4時20分頃、当市建設部の職員が職務中に立ち寄った本木地内セイコーマート大和店の駐車場において、公用車を発進させるため後退したところ、同じく後退してきた相手方車両と衝突してしまいました。相手方車両、公用車ともに車両右後方を損傷しております。当該事故の過失割合は、当市5割5分、相手方4割5分であり、本事故による人身の被害はありませんでした。
相手方は、市内在住の個人の方で、和解の方法は両者が過失割合に基づいた損害賠償金を支払い、示談したものです。市は、相手方の損害額の55%に当たる15万1,619円を支払い、全国市有物件災害共済金の保険で対応しております。
引き続き、17ページをお開き願います。報告第11号 和解及び損害賠償の額を定めることの専決処分事項の報告についてご説明いたします。
18ページをお開き願います。令和5年6月3日日曜日の早朝、台風2号の影響による大雨で消防団員が消防車両にて巡回中に起きた事故でございます。午前6時40分頃、友部地内のアパート駐車場において消防車両をUターンさせた際に、車両の後方部が駐車してあった相手方車両の右前方部に接触し、損傷させてしまったものです。当該事故の過失割合は、当市10割で、本事故による人身の被害はありませんでした。
相手方は、市内在住の個人の方で、市は相手方の損害額47万6,828円を支払い、示談したものです。市の負担は、全国市有物件災害共済会保険で対応しております。
以上、報告いたします。
〇議長(萩原剛志君) 報告が終わりました。
これより質疑を行います。質疑はありませんか。
2番、川股骭N。
〇2番(川股 骭N) 10番も11番も同じなのですが、10番のところについては市の職員、それから11番は消防団員ですから特別職の公務員ですけれども、まず市の職員の場合は、このような事故を起こして、こちら側のほうにより重い責任があるわけですので、何らかの分限処分が行われると思うのですが、どのような分限処分を行っているのかお聞きしたい。
それから、消防団員も100%こちら側の責任ですから、この場合も消防団長からの何らかの処分があるだろうと思うのですが、この場合はどういうふうな処分を行っているのかお聞きしたいと思います。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
柴山市長公室長。
〇市長公室長(柴山兼光君) 職員の交通事故に関する処分なのですけれども、金額とか損害の程度によって厳重注意、口頭注意ということで、年に2回懲罰審査会を開きまして、そこで懲罰を決定しております。
〇議長(萩原剛志君) 再質問はありますか。
2番、川股骭N。
〇2番(川股 骭N) 一般的ではなくて、この場合は厳重注意、それから口頭注意ですか、どちらをやっているのですか。どちらかやっているか分からないと。
〇議長(萩原剛志君) 柴山市長公室長。
〇市長公室長(柴山兼光君) 損害賠償の額の基準というのはちょっと今手元にないので、分からないのですけれども、どちらかの処分は下されると思います。
以上でございます。
〇議長(萩原剛志君) ほかにありませんか。
園田総務部長。
〇総務部長(園田哲也君) 報告11号の消防団に関する処分はどうしたかというご質問ですけれども、特に処分というものは行っておりません。口頭注意とともに、再発の防止のために消防車両の運転の際に十分注意するよう申し伝えたところでございます。
以上です。
〇議長(萩原剛志君) 5番、武井久司君。
〇5番(武井久司君) 消防団の事故ということで、Uターン、バックしたということで、この前も全協でお伺いしたと思うのですが、こういった大きい車、トラックも含めてなのですが、バックするときは誘導者というのは必ずつけると思うのですが、この辺のところの決まりというのはないというか、そういったものはないのでしょうか。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
園田総務部長。
〇総務部長(園田哲也君) 特に決まりというものはございませんけれども、当然消防車両、大きな車両ですので、また1人で乗ることはございません。必ず同乗者がおりますので、バックの際は誘導するのが原則でございます。この事故の場合は、後方確認の誘導を怠ったということで、その点についても十分に注意させていただきました。
以上です。
〇議長(萩原剛志君) 質疑を終わります。
報告第10号及び報告第11号は、地方自治法第180条第2項の規定に基づく報告であります。
〇議案第51号、議案第52号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(萩原剛志君) 日程第5、議案第51号 桜川市道路線の廃止について及び日程第6、議案第52号 桜川市道路線の認定について、以上2議案は関連がありますので、一括議題といたします。
提案理由の説明を願います。
五十嵐建設部長。
〔建設部長(五十嵐貴裕君)登壇〕
〇建設部長(五十嵐貴裕君) それでは、議案書19ページをお開き願います。議案第51号 桜川市道路線の廃止についてご説明いたします。
道路法第10条第3項の規定により、桜川市道路線を別紙のとおり廃止するものでございます。
議案書20ページをお開き願います。一般市道路線廃止調書の整理番号1番につきましては、路線の一部について払下げ希望がありましたので、地元区長及び利害関係者の払下げに対する同意を得た上で、払下げを行っても路線に影響がないため一旦認定路線を廃止し、再認定いたします。
整理番号2番につきましては、大和駅北側の住宅造成に伴いまして、開発区域に含まれる路線を廃止するものでございます。
続きまして、議案書21ページをお開き願います。議案第52号 桜川市道路線の認定についてご説明いたします。道路法第8条第2項の規定により、桜川市道路線を別紙のとおり認定するものでございます。
議案書22ページをお開き願います。一般市道路線認定調書の整理番号1番につきましては、先ほどご説明いたしました路線廃止1番の払下げを行った残り部分の路線の再認定を行うものでございます。
以上で説明を終わります。内容をご審議いただき、ご議決くださいますようお願いいたします。
〇議長(萩原剛志君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 質疑を終わります。
これより討論を行います。討論はありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 討論を終わります。
最初に、議案第51号についてお諮りします。議案第51号は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 異議なしと認めます。
よって、議案第51号は原案のとおり可決することに決定しました。
続いて、議案第52号は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 異議なしと認めます。
よって、議案第52号は原案のとおり可決することに決定しました。
〇議案第53号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(萩原剛志君) 日程第7、議案第53号 令和5年度桜川市一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
園田総務部長。
〔総務部長(園田哲也君)登壇〕
〇総務部長(園田哲也君) 議案書23ページをお開き願います。議案第53号 令和5年度桜川市一般会計補正予算(第4号)についてご説明いたします。
予算の総額に24億8,877万6,000円を追加し、総額を224億6,779万3,000円とするものです。
27ページをお開き願います。第2表、継続費補正です。1、追加といたしまして、2款1項新庁舎建設事業は、本体工事、東庁舎改修、附属棟建設工事、外構工事を含め、約37か月の工事期間を要すことから、令和5年度から8年度の継続費として61億8,893万5,000円を追加するものです。
次に、2款1項マイナンバー法等の施行に伴う例規整備支援業務委託は、マイナンバー法の施行に伴う例規整備支援業務委託について、令和5年度、6年度の継続費として88万円を設定するものです。
次に、8款4項民間活力導入支援業務委託は、旧木村家住宅の活用を図るため、官民連携の事業の可能性を把握することを目的にサウンディング調査を実施するもので、令和5年度、6年度の継続費として713万9,000円を設定するものです。
28ページをお開き願います。第3表、債務負担行為補正です。1、追加といたしまして、令和6年4月に開催される2024全国さくらシンポジウムin桜川の実施については、令和5年度から準備作業が開始され、事業年度が複数年度にわたることから、必要となる実行委員会の負担金について、令和6年度の債務負担行為220万9,000円を設定するものでございます。
29ページをお開き願います。第4表、地方債補正です。財源の振替や事業費の増による追加及び変更になりますので、歳入の説明のときに改めてご説明いたします。
32ページをお開き願います。歳入について説明いたします。13款1項1目1節農林業費分担金165万8,000円は、真和維持管理組合内真和第4機場設備改修に伴う山急県単土地改良事業受益者分担金160万円と、富岡池護岸改修工事に伴う農業基盤整備事業受益者分担金5万8,000円でございます。
15款2項1目1節総務費補助金211万2,000円は、デジタル基盤改革支援補助金で、戸籍情報システムの標準準拠システム移行作業に対する補助でございます。
同じく2目1節児童福祉費補助金103万7,000円は、子ども・子育て支援交付金で、学童支援員の期末手当増に伴う国補助の増でございます。
16款2項2目6節児童福祉費補助金103万7,000円は、15款と同様です。子ども・子育て支援交付金で、学童支援員の児童手当増に伴う県補助の増でございます。
同じく4目1節農業費県補助金1,760万円は、真和維持管理組合内真和第4機場における農業生産基盤整備事業に対する県補助、山急県単土地改良事業補助金でございます。
同じく7目2節観光費補助金285万1,000円は、県自然環境整備交付金事業交付金で、筑波高原キャンプ場地形測量業務委託の県補助でございます。
18款1項1目2節ふるさと応援寄附金661万円は、2024全国さくらシンポジウムin桜川実行委員会負担金の財源確保のために実施する、ふるさと納税ガバメントクラウドファンディングによる寄附金を計上しております。
同じく4目1節教育費寄附金5万6,000円は、桜川市消防団のチャリティーゴルフ寄附金2万6,000円と、桜川市区長ゴルフ愛好会からの寄附金3万円を計上しております。
19款2項6目1節ふるさと応援基金繰入金440万1,000円は、2024全国さくらシンポジウムin桜川実行委員会負担金の財源でございます。
同じく8目1節公共施設整備基金繰入金6億3,949万2,000円は、新庁舎建設工事の財源でございます。
20款1項1目1節前年度繰越金2億8,060万2,000円は、歳出との差額を調整するものでございます。
33ページをお開き願います。21款4項5目1節雑入2万円は、婚活イベント実施に関わる参加費を計上しております。
22款1項3目1節合併特例債14億850万円は、新庁舎建設工事に充当するもの、4目2節河川整備事業債500万円は、中沢川のしゅんせつ工事に充当するものでございます。
8目1節公共施設等適正管理推進事業債1億1,780万円は、新庁舎建設のうち防災減災対策に係る部分について、緊急防災・減災事業債を活用するものでございます。
34ページをお開き願います。歳出についてご説明いたします。今回は、人事異動に伴う人件費の補正予算として5,248万4,000円を増額しており、これらの人件費は各予算科目に職員給与関係経費として計上しております。こちらの説明は省略させていただきます。
1款1項1目議会費、議会関係事業33万5,000円は、議員期末手当の支給月数の変更に伴う増額分でございます。
35ページをお開き願います。2款1項1目一般管理費、ふるさと応援寄附金事業805万4,000円は、さくらシンポジウムの実施に当たり財源を確保するため、ふるさと納税ガバメントクラウドファンディングを実施するものでございます。主なものは、12節委託料、支援業務としての77万3,000円、24節積立金、ふるさと応援基金積立金661万円でございます。
2款1項2目人事管理費、人事管理事業2,708万円のうち、3節職員手当等の時間外勤務手当10万8,000円、36ページに移りまして、21節補償補填及び賠償金の遅延損害金1万円につきましては、公平委員会からの是正勧告に対応するものでございます。
同じく3目文書費、文書事業22万円は、マイナンバー法等の施行に伴う例規整備支援業務に係る委託料でございます。
同じく13目男女共同参画事業費、男女共同参画事業19万8,000円は、第2次男女共同参画推進プランに係る前期実施計画の見直しと後期実施計画策定を行うためのもので、主なものは7節報償費、男女共同参画プラン策定委員報償費12万円でございます。
37ページをお開き願います。同じく18目ヤマザクラ事業費、ヤマザクラの里づくり事業440万1,000円は、2024全国さくらシンポジウムin桜川実行委員会への負担金でございます。
同じく19目新庁舎建設事業費、新庁舎建設事業22億3,940万円は、12節委託料、工事監理委託料240万円及び14節工事請負費22億3,700万円でございます。
38ページをお開き願います。2款3項1目戸籍住民基本台帳費、戸籍住民基本台帳事業448万7,000円は、個人番号カード新規加入促進のためのもので、主なものは12節委託料で、戸籍情報システムの標準準拠システム移行に伴う電算システム改修委託料211万2,000円、個人番号カード関係事務の受付延長に係る人材派遣業務委託料108万8,000円でございます。
39ページをお開き願います。3款1項2目老人福祉費、老人福祉総務事業180万5,000円は、19節老人福祉施設措置費で、自己負担が不能な高齢者の老人福祉施設への入所のために必要な費用でございます。
40ページをお開き願います。3款1項7目国民年金費、国民年金事業101万4,000円は、会計年度任用職員の採用に伴う人件費でございます。
41ページをお開き願います。同じく8目国民健康保険事業費、国民健康保険事業63万8,000円は、国民健康保険特別会計繰出金でございます。
同じく9目介護保険事業費、介護保険事業110万4,000円は、介護保険特別会計繰出金でございます。
42ページをお開き願います。3款2項4目放課後児童対策費、放課後児童対策事業256万9,000円は、3節職員手当等で、学童支援員の週内雇用日数の増により期末手当対象者が増えたことによるものでございます。
43ページをお開き願います。認定こども園会計年度任用職員等経費70万5,000円は、やまと認定こども園において安定的な給食の提供に資するための調理員の確保に伴う人件費の増でございます。
44ページを省略させていただき、45ページをお開き願います。下段になります。6款1項3目農業振興費、農産物振興事業67万4,000円は、農産物加工施設の屋根修繕費でございます。
46ページをお開き願います。同じく5目農地費、農地関係事業204万6,000円は、坂戸地区揚水機場改修工事に伴う調査設計に係る負担金でございます。
同じくかんがい排水事業3,201万円は、真和維持管理組合内真和第4機場における排水設備更新工事に係る設計委託料及び工事請負費でございます。同じくため池整備事業430万4,000円は、14節工事請負費が富岡池護岸改修工事、18節負担金補助及び交付金が大岡池ため池護岸改修工事に伴う調査設計に係る負担金でございます。
47ページをお開き願います。同じく農村総合整備事業236万8,000円は、10節需用費がつくし湖トイレ浄化槽ブロワー等交換、14節工事請負費が桜井農村公園トイレ照明器具等改修工事でございます。
同じく2項1目林業総務費、有害鳥獣対策事業4万2,000円は、有害鳥獣対策室会計年度任用職員通勤手当の増額でございます。
48ページをお開き願います。7款1項3目消費者行政費、消費者行政事業6万8,000円は、消費生活相談員通勤手当の増額でございます。
同じく4目観光費、観光事業781万6,000円は、10節需用費が上野沼遊歩道木道修繕、12節委託料が筑波高原キャンプ場地形測量業務委託でございます。
49ページをお開き願います。8款2項1目道路橋梁総務費、道路橋梁総務事業76万1,000円は、橋梁冠水警報装置設置工事費でございます。
同じく2目道路維持費、道路維持事業4,000万円は、地区要望の対応として市内全域の道路、水路等の補修工事費用、交通安全施設の修繕費用、原材料費でございます。
50ページをお開き願います。同じく道路新設改良事業400万円は、新庁舎の駐車場整備に伴う道路改良測量設計業務委託として、大和庁舎東側から県道までの区間について追加発注するものでございます。
8款3項1目河川総務費、河川総務事業500万円は、真壁町下小幡地内の中沢川のしゅんせつ工事でございます。
51ページをお開き願います。8款4項1目都市計画総務費、空家対策事業98万1,000円は、現地調査や確認業務の増加に伴い、窓口や電話での問合せ対応などを行う会計年度任用職員の人件費でございます。
同じく2目公園費、公園事業118万8,000円は、真壁町亀熊地内の公園の樹木伐採、遊具撤去、フェンス修繕等の費用でございます。
同じく水辺空間事業37万1,000円は、東桜川地内水辺空間のLED照明修繕工事の増額でございます。
同じく4目下水道費、下水道会計繰出事業5,528万6,000円は、大和駅北開発に伴う農業集落排水事業の管渠整備を行うための出資金でございます。
同じく5目伝統的建造物群保存地区推進費、伝統的建造物群保存地区推進事業407万円は、52ページをお開き願います。旧木村家住宅について民間活力を導入し、より効率的な運営及び活用をするための支援業務委託料でございます。
53ページをお開き願います。一番下になります。10款1項2目事務局費、事務局事業2万6,000円は、54ページをお開き願います。市消防団のチャリティーゴルフ寄附金をスポーツ芸術文化振興協会への助成に充てるものでございます。
同じく公立学校空調設備等整備事業586万3,000円は、空調設備が設置されていない特別教室への空調設備整備工事設計積算業務委託でございます。
10款2項2目教育振興費、小学校振興事業1万7,000円は、桜川市区長ゴルフ愛好会からの寄附金を小学校の図書購入費に充てるものでございます。
55ページをお開き願います。同じく3項1目学校管理費、中学校管理事業434万円は、11節役務費が桜川中学校の浄化槽汚泥引抜手数料、12節委託料が岩瀬西中学校の給排水設備更新のための設計積算業務委託料でございます。
同じく2目教育振興費、中学校振興事業8,000円は、桜川市区長ゴルフ愛好会からの寄附金を図書購入費に充てるものでございます。
同じく義務教育学校振興費5,000円につきましても、桜川市区長ゴルフ愛好会からの寄附金を図書購入費に充てるものでございます。
以上で説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご議決くださるようお願いいたします。
〇議長(萩原剛志君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑はありませんか。
2番、川股骭N。
〇2番(川股 骭N) 修正動議を出しておりますので、その関係はまた後に質問させていただくことにいたしまして、まず1点質問させてください。
35ページのふるさと応援寄附金事業805万4,000円なのですが、この関係です。当初予算でも3億円ほどの基金の積立て、つまり3億円ほどふるさと納税があるということ、それからそのためのいろんな経費として、委託料でもって大きな額が出ています。四、五千万円の額が委託料として計上されていると思うのです。今回なぜこの時期に、これが例えば12月とか3月とかということになると分かるのですが、この9月という時期に、3億円に対して600万円の積立てであるし、4,000万円とか5,000万円の委託料に対して77万3,000円という額であるし、どうもよく分からないのです。何でこの時期にこの委託料、それから積立金が出てくるのか。既に3億円をオーバーしてしまったので、委託料も4,000万円以上計上したものが足りなくなったので、こういうふうな形で出てくるのかどうかということをお聞かせ願いたいということと、それから新聞紙上でも、総務省がいろんな地方団体に対して注意をしていると思うのですが、具体的に言うと返礼品は3割以内にせよ、それからいろんな事務経費も含めて5割以内にせよ、実質的に純粋に地方公共団体内に残る寄附金は5割は確保せよと、そういうことについて通知を出していると思うのですが、今回補正をこういうふうに出しているということを考えると、桜川市は実態としてどうなっているのか。つまり、返礼品の割合は何%になっているのか。それから、いろんな事務経費とかこういう委託料の関係は何%になっているのか。それから、実質5割はきちんと確保しているのか、そういうことについてきちんと聞かせていただきたいなと思います。よろしくお願いします。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
秋山総合戦略部長。
〇総合戦略部長(秋山健一君) ただいまのご質問の1番目なのですけれども、この時期の補正で、なぜこの補正をするのかということでございますが、来年度4月の頭に2024全国さくらシンポジウムin桜川ということで開催を予定しております。実行委員会のほうを開催しまして、それに必要な経費で予算を決めました。市からの負担金の額も661万円と、2年にわたって必要だということで決まったところでございます。
今回まずその負担金として2年にわたる費用の財源としましては、ふるさと納税、これガバメントクラウドファンディングというもので集めようということで歳入のほうで見込んでおります。そのうち歳出のほうでは、440万1,000円を1回基金に積んで負担金で出すということになるのですが、ガバメントクラウドファンディングということで返礼品のほうはないふるさと納税をしますので、今回その寄附金のほうの受入れの増額に伴う各種処分のための各種諸経費、郵便取りまとめ料、クレジット決済、あと支援業務、そちらの部分を計上しております。この時期にということなので、そういうことでさくらシンポジウムに向けた必要な経費の部分の補正ということになります。
2番目の返礼品の割合ですが、昨日の一般質問の中でも説明しましたが、あの額でいきますと48.何がしかで、全体で経費が5割を割っています。返礼品も3割の基準にのっとって、きちんと取り組んでいるところでございます。
以上です。
〇議長(萩原剛志君) 2番、川股骭N。
〇2番(川股 骭N) 今の話ですと、要するにさくらシンポに必要な部分だけをここに取り出して、その経費の部分でふるさと応援だけを出してきましたよという話であって、別に財源としてはそもそもあるので、あえてこういうふうな歳出予算を立てなくても、それはそれで仕事としてはできるという話にはなるわけですね。対応関係を明確にするために出しましたよって話ですね。分かりました。
それで、もう一点別の関係なのですけれども、次の36ページの男女共同参画事業でもってのプラン策定の関係のお金が出ているのですが、これもこういう時期に補正予算で出てくるというのは、私にとってはどうも理解できないのですけれども、こういうのは年間通して事業が行われて進むものですから、当初予算の段階でもって計上して、議員の皆さんに説明して、こういうことやりますよというのが通常であって、何でこの9月という時期にやりましょうということの予算が出てくるのかよく分からないのですけれども、その辺説明していただけますか。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
藤田市民生活部長。
〇市民生活部長(藤田幹夫君) ただいまの川股議員のご質問にお答えいたします。
確かに本来であれば当初予算に計上すべきところでございましたが、当初実施計画の見直しのみで、内部でできるものとちょっと誤解がありまして、今回改めまして男女共同参画委員さんの報償を上げさせていただいたところでございます。
以上でございます。
〇議長(萩原剛志君) ほかにありませんか。
5番、武井久司君。
〇5番(武井久司君) 54ページの公立学校の空調設備事業ということで、前回もこういったものが出されていたかなと思うのですが、これは多分特別教室、理科室とかそういったところの空調ということで、前回何か説明も受けたかなと思うのですが、また補正がここで設計委託ということで出ているのですが、こういったものというのは計画的に工事等するのであって、何で補正ということでここで上げているのか、今後またこういったものが出てくるのか、また空調設備工事をしていないところがあるのか、分かれば教えていただきたいと思います。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
佐谷教育部長。
〇教育部長(佐谷 智君) 現在、普通教室のほうについてはほぼ充足されておりますけれども、特別教室につきましては、小学校が現在3割、中学校4割程度の整備の状況になっておりますので、今回設計のほうを見させていただきまして、計画的に整備を考えていけるように考えているところでございます。
以上です。
〇議長(萩原剛志君) ほかにありませんか。
6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) まず、木村家住宅の27ページ、旧木村家住宅、真壁の郵便局から何軒か行ったところだと思うのですが、これをサウンディング調査をすると、そういう経費として2年にわたっての調査で約700万円ちょっと使うと。これは、この間サウンディング調査の件で大和駅北地区について私お尋ねしたところ、あれのサウンディング調査については調査費はかからないと、希望する人らがただ入ってきて何かやるだけなので、かからないと。これについては、これだけのお金がかかるということは、具体的にこの積算根拠というのは何なのか、それを一つお示しいただきたいと。
それから、先ほどの川股議員の質問ともダブるのですが、35ページ、この入れて出してという対処をするのに、バランスとすれば結果は同じだということでこういう作業をされているのだというような川股議員の理解があったわけですが、これ私よく分からないので聞くのですが、これをクラウドファンディングでやると、つまり下にあるふるさと応援基金の積立金は入れるけれども、これは出ていく予定なのだと。つまり六百何万円は経費として使うということ、よくそこが分からないのです。上の、これは経費として出るわけですよね、クラウドファンディングでやるときに多分この上の。これがふるさと納税でも、先ほどもちょっと質問ありましたけれども、ふるさと納税全部で143億円でしたっけ、7,700万円ぐらいが経費だと、そのうちの3,500万円が返礼品の額で、これが27%だとか、何かそういうことが今度の決算書でうかがわれて、経費というのと実入りという関係がどうなっているのかと。ざっくり言って、これをクラウドファンディングでやってどのぐらいの黒があるのですか、経費ばかりかかって……
〔何事か声あり〕
〇6番(榎戸和也君) いやいや、それは見込んでやっているのでしょう。見込みをやらないで分からないようでは予算つくれないので、一応見込みでやっているので、ここの数字はこういう意味なのだということを、つまり660万円の利益が出るのだということなのかな、集まる、もらえると。経費を差っ引いて660万円が入る、違うのですか。では、これだけ経費かけてやるわけですから、そこのところをご説明いただきたいと、これ2点目です。
それから3点目で、これも単純な話なのかと思うのですが、32ページ、一番下の繰越金の処理で、2億8,000万円を増額したと。これは歳入です。これを歳出との差額を調整したのだということ、これ具体的にどういうことなのか、総務部長のほうに。繰越金を増やして、では歳入はどうなっているのだというようなことでちょっと質問させていただきたい。
以上3点お尋ねします。よろしくお願いします。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
初めに、五十嵐建設部長。
〇建設部長(五十嵐貴裕君) ただいまの榎戸議員のご質問にお答えさせていただきます。
木村家住宅につきましては、当初計画では有料の一般公開施設として利用する計画ではありましたが、真壁市街地の商店街もシャッターが閉まっているところが多くなり、市で所有することになった木村家住宅を民間活力を導入して市街地活性化のパイロット事業的に進めていこうということで考えてございます。
民間事業を参入させることによりまして、民間事業者のノウハウ、アイデア、事業者の資本を活用できますので、いろいろな形態があると思われます。例えば宿泊施設や期間を設けたチャレンジショップ等、様々なアイデアが出てくると思いますが、そういった取組がうまくいけば、そこを中心に周囲の個人所有の物件にも別の仕組みで事業者を参入させることもできるのかなと、そういった構想の下、真壁市街地の活性化につなげられるのかと考えてございます。
今まで市の担当者だけでは、活用のアイデア不足、市場と乖離した公募条件の設定など、様々な問題点があったと思います。まずは、サウンディング調査をして民間事業者にどういった需要があるのか先行事例調査、活用アイデア等も収集しまして、地域住民との意見交換等も行いまして、令和5年から6年の継続事業として今回継続費を上げさせていただきました。今年度、補正として上げさせていただきました407万円につきましては、前提条件の整理、先行事例の調査、利活用の方向性、機能案の検討、地域住民との意見交換と、またサウンディング調査ということを計画してございます。
今回の成果により、令和6年には木村家住宅の保存活用計画を策定しまして、令和6年に国補事業として要望、そういった事業を展開していきたいと考えてございますので、少しでも時間を惜しいということで、今年度補正予算をさせていただきました。
以上でございます。
〇議長(萩原剛志君) 続いて、秋山総合戦略部長。
〇総合戦略部長(秋山健一君) まず、今回の補正の資金ですか、そちらの流れ、確かに分かりづらいかと思います。
先ほど川股議員さんの質問でもお答えしましたが、2024全国さくらシンポジウムin桜川、こちら実行委員会を開催して、来年度の桜川市から必要とする負担金が661万円だというふうに予算を計画決定しました。令和5年度に、前の準備段階で必要な経費として440万1,000円を負担金として欲しい。そして残り220万9,000円、こちらが来年度、5年度に実際シンポジウムに係る費用で必要だということで、2回にわたっています。来年度の220万9,000円については債務負担ということで約束して、今回いただくことになるわけでございます。
このふるさと応援寄附金で、661万円をまず財源調達しようということで、クラウドファンディングという方式を計画しました。クラウドファンディングの場合は返礼品を伴わないのですが、受入れを収入する段階では、やはり先ほど説明しました経費が必要です。その経費は、今回35ページのふるさと応援寄附金事業のほうの経費に計上させていただきまして、集まった661万円を一旦基金に積みまして、そのうちの基金から440万1,000円を、今度37ページのヤマザクラの里づくり事業のほうで実行委員会のほうに負担金として支払うというようなことになっています。
661万円集まるのかという話ですが、集めようということで頑張りたいと思うのですが、この見込みですが、さくらシンポジウムのほうに参加していただいている関係団体があります。日本花の会の会員さんというのが約1,800人、あと日本樹木医会の会員さんが約2,400人おります。ですので、そちらのほうにも桜川市で行うヤマザクラのシンポジウム、こちらをクラウドファンディングでやっていきたいのだということで、ヤマザクラの里、そちらのほうのことに共感をしていただいて、ぜひクラウドファンディングで寄附していただきたいということで働きかけのほうはしていきたいなというふうに考えています。
以上です。
〇議長(萩原剛志君) 続いて、園田総務部長。
〇総務部長(園田哲也君) 榎戸議員のご質問にお答えします。
32ページの繰越金はどのように計算したのかということだと思いますが、予算の基本は言うまでもありませんが、歳入と歳出はイコールでございます。歳出から特定財源、国の補助とかそういったものを除いた残りが一般財源になりますので、その分を繰越金として計上してございます。
なお、昨日の決算のときに報告させていただきましたが、一般会計の歳入から歳出を差し引いて、さらにそこから繰越事業への財源を除いた決算額が17億円ということでご報告させていただきました。前年度繰越金には、この一部が財源として充てられることになります。
以上です。
〇議長(萩原剛志君) 6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) 木村家住宅、特に真壁の町並みをどうするのかと、真壁の人たちが頑張っていろいろやってきたひなまつりであるとか、そういう中でどういうふうにして旧市街といいますか、活性化するのかというのは、大きな課題だと思います。例えば高久家住宅やりました。それから、向こうで小田部家というのですか、今チョウザメの卵なんか売っているところ、ああいうものも市でやったわけです。こっちには、いわゆるもともとの郵便局があります。あの並びのところも、潮田さんのところが途中に持っていらっしゃるような割ときれいなお家があったり、ですけれどもふだんは全然使っていないと。その隣に木村家住宅、あれも非常に、最後のあそこにおられた方がおばあさんですか、あれ直している頃、私お訪ねして何度かお話をしましたけれども、それだけのものをあそこに資源を投入していきます。
今この話は、普通にコンサルにやる仕事の中に、ただちょこっとサウンディング、いろんな声を聞くというのが入っているだけなのではないですか。何かサウンディングでどうのこうのというのですけれども、お金がかかるということは、つまり実質的なコンサル料をどこかに払うという意味ではないのですか、お尋ねします。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
五十嵐建設部長。
〇建設部長(五十嵐貴裕君) 榎戸議員のご質問にお答えいたします。
先ほどもご説明しましたとおり、様々な活用方法がございます。そういった活用方法を市場調査すると、そういったサウンディング調査。いろんな民間業者の活力を導入するための、そういった民間業者の動向を調査する業務委託でございます。
以上でございます。
〇議長(萩原剛志君) 6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) 最後です。今の時代、いろんな横文字とかそういうものが出てきて、その実態がなかなか把握されないままに何か新しい新機軸なのだと言われると、うーんと納得してしまうところがあるのです。でも、やっている実態は、それほどは場合によっては変わらないのではないかと。ですので、これについてもネーミングは何かしないとならないと思うのですが、実質的に何をやったらこういうお金が積み上がってこの金額になるのだというのを、やっぱりお金の提案ですから、していただければありがたいなと思います。
〇議長(萩原剛志君) 質問ですか、今のは。
〇6番(榎戸和也君) 少し具体的に。
〇議長(萩原剛志君) 五十嵐建設部長。
〇建設部長(五十嵐貴裕君) 榎戸議員のご質問にお答えいたします。
詳細の見積書につきましては手元にございませんので、数字についてはここで答弁のほうはできませんが、成功事例としまして、つくば市等でやはりサウンディング調査を入れまして、チャレンジショップ等、そういったものを行っている場所がございます。例えば北条地区や吉沼地区、そういったものを参考に、今回我々もこれに取り組もうということで今回ご提案させていただいております。
以上でございます。
〇議長(萩原剛志君) ほかに質疑はありませんか。
16番、林悦子君。
〇16番(林 悦子君) 今の1点です。木村家住宅の件なのですが、これは私前々からこうなるといいなと思っていることがありますのですが、今の答弁を聞いていると、全く全然違うものになりそうです。というのは、市場調査とか経済効果とかということばかりに視点が行くと思うのですけれども、では活用されていないかというと、例えば川島書店の前の旅籠ふるかわというのありました。あれは、桜川市出身の女の人が東京でそれなりに成功して買ったのです。それで、お祭りのときだとかそういうときなんかもいろいろ開けているし、あと宝塚の若い女の子なんか呼んで、それで寸劇みたいなのを上演してみたりとか、ついでに駐車場がないといって、パチンコ屋さんの跡地も買ってくれたわけです。ですから、それと例えば郵便局の反対側にあるミラクル、昔のミラクルというのは潮田さんのところの建物ですが、これも現在新しいお店が出て、チャレンジショップというのをやっているではないですか。それから、高久家なんかも、もちろん加波山市場も出していますけれども、折に触れてまかべ日和なんかのときには開けて活用しているわけで、チャレンジショップとか宿泊施設というのは既に実施済みなのです。ある程度どんなものかというのは出てきているわけなのです。
それで、市場調査とかそういうことで、これどうしても伝統的町並み建造物群というところに予算が上がってくるので、都市計画のほうの建設課の仕事になっていますけれども、私は木村家に関しては建物も非常に広いですし、それから高上町の通りからも駐車場に入れるのです。そして、こっち側は御陣屋前通りから、つまり2方向から入れるし、それから中にはお庭もあるわけなのです。これをどうしても市場調査と経済効率というと大人の、しかもまちに来てくれる人のためだけの施設に活用されるということは、私はもうある一定程度答えが出てきていると思います。
ぜひ加えてもらいたいという意味で提案をするのですけれども、建設課のみの仕事ではなくて、ここは少なくなったまちの子供たちの居場所、あるいは何か遊び場とか学びの場とか、例えばあとは今度桃山学園が学童がいっぱいになりますので、そういうことも考えたらば、ぜひ自分たちのまちの子供たちのためにあの建物は使いたいと思うのです。だから、そういう視点を持って考えていくということも併せてやってもらいたいと思うのですけれども、そういうコンサルに委託するということであれば、大体想像がつくような答えしか出てこないではないですか。これだけの資産価値の高い、活用価値のある建物をなぜ地元の子供に使えないのかと、そういう視点が抜けているのではないですか。
〔何事か声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 川股議員、静粛に願います。不規則発言ですよ、川股議員。
〇16番(林 悦子君) ぜひそういう方向で活用してもらいたいと思っているのです。だから、怒っているわけではないのですけれども、どうしてもある程度お店をオープンするとか、古い建物を活用するとかということについては、何軒かもう既に使っているところがあるということ。それから、今建設課のほうで空家対策事業で、いろいろ市外の人から空き家の相談を受けていると思います。その中で、また新たに町並み再生につながっていくような事案も上がってきているのだと思う。だからこれ人件費の補正が上がっているのでしょう、空家対策事業のところで忙しくなっているから。そういうことの中に、ぜひ地元の子供たちが使えるという視点を入れてほしいと思うのですが、答えられる人お願いします。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
五十嵐建設部長。
〇建設部長(五十嵐貴裕君) ただいまの林議員のご質問、ご提案についてお答えさせていただきます。
今回のサウンディング調査につきましては、市場調査ということで強調はしてございますが、地域住民との意見交換のほうも十分に行っていきたいと考えてございますので、そういった中で、ただいま頂戴いたしましたご意見とご提案等も反映させていきたいと考えております。
以上でございます。
〇議長(萩原剛志君) 16番、林悦子君。
〇16番(林 悦子君) ぜひ、あそこもうゴースト通りですよ、どこに誰が住んでいて人口何人って言えるくらいです。そこに、やっぱり子供たちの声が聞こえるというのはとても大事なことだと思うので、ぜひ都市計画だけではなくて福祉部、それから教育委員会等の意見も併せて、どうしたらあの建物と敷地がまちの子供たちのためになるかというのを第一義的に考えてほしいということです。市長、お願いします。
〔何事か声あり〕
〇16番(林 悦子君) いや、だから都市計画だけの考え方ではなくやってほしいということ。
〔何事か声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 答弁を求めますか。
では、五十嵐建設部長。
〇16番(林 悦子君) いや、建設部長はもういいです。
〇議長(萩原剛志君) 誰に答弁を求めるの。
〔何事か声あり〕
〇16番(林 悦子君) そう、ほかの使い方もあるのではないかということを言いたいの。
〇議長(萩原剛志君) 大塚市長。
〇市長(大塚秀喜君) いろいろとご意見聞いてやっていければというふうに思っております。
ただ……食事するのは何だ、子供が。
〔「子ども食堂」の声あり〕
〇市長(大塚秀喜君) 子ども食堂等も、伝承館使ったらどうだというような話もしています。学童確かに足りないのであれば、伝承館でも使えればどうなのだと、いろんな形で進めていくのが大事だと思っています。
木村家につきましては、私も何でそんなにお金かかるのか、何やるのだと言ったのですが、今部長が説明したとおり割と面白そうな案が出てくるのかなと思いましたので、ではやってみろというような話ししました。他市町村での成功例、それと地元との協議もしていきますということなので、ぜひやってもらっていい方向で形が出てくればと、そんな中でいろんな話できればと思いますので、ご意見いただければと思います。
〇議長(萩原剛志君) 質疑を終わります。
〇動議の提出
〇議長(萩原剛志君) ここで2番、川股骭Nほか1人から議案第53号 令和5年度桜川市一般会計補正予算(第4号)に対する修正動議及び議案第56号 令和5年度桜川市下水道事業会計補正予算(第1号)に対する修正動議が提出されております。
この動議は、地方自治法第115条の3の規定により、2人以上の発議者がおりますので、成立いたします。
ここで暫時休憩します。
休 憩 (午前11時17分)
再 開 (午前11時36分)
〇議長(萩原剛志君) 休憩前に引き続き会議を再開します。
〇議会運営委員長報告
〇議長(萩原剛志君) 休憩中に開催されました議会運営委員会の報告を願います。
議会運営委員会委員長、小林正紀君。
〔議会運営委員長(小林正紀君)登壇〕
〇議会運営委員長(小林正紀君) 休憩中に開催した議会運営委員会の会議結果を報告いたします。
2番、川股骭Nから議案第53号 令和5年度桜川市一般会計補正予算(第4号)、議案第56号 令和5年度桜川市下水道事業会計補正予算(第1号)に対する修正動議が提出されました。この動議には、地方自治法第115条の3の規定により、2人以上の発議者がおりますので、成立いたします。よって、議事日程表のとおり、令和5年度桜川市一般会計補正予算(第4号)に対する修正案は日程第7、議案第53号の原案と併せて審議し、令和5年度桜川市下水道事業会計補正予算(第1号)に対する修正案は日程第10、議案第56号の原案と併せて審議します。
以上で報告を終わります。
〇議長(萩原剛志君) ただいま議会運営委員長より報告がありました。
報告のとおりとしてご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 異議なしと認め、議会運営委員長の報告のとおりとすることに決定しました。
〇議案第53号修正案の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(萩原剛志君) 修正案はお手元に配付したとおりです。
議案第53号 令和5年度桜川市一般会計補正予算(第4号)に対する修正動議を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
2番、川股骭N。
〔2番(川股 骭N)登壇〕
〇2番(川股 骭N) 修正動議を受け付けていただきまして、運営委員会様、ありがとうございます。
それでは、第53号の修正動議について説明をいたします。皆様からの質問など期待しておりますので、よろしくお願いいたします。
まず、動議の提案の理由を一番最後に書いてありますので、一番後ろのところを見てください。一番後ろに提案理由を書かせていただきました。読ませていただきますと、この経費は桜川市土地開発公社、同じく受託事業者であるさくら土地開発合同会社が当初予定し、設計済みの宅地造成地内下水道管渠の施設費を急遽桜川市の農業集落排水事業に切り替え、工事費を桜川市に転嫁するものである。これは、実質上宅地開発業者に対する合理的な理由のない補助金の支出であり、地方財政法等に照らしても許されない経費である。これが提案理由であります。
それでは、戻りまして提案理由につきまして、多少今までの経過も含めまして説明をさせていただきたいと思います。まずは、経費の関係だけにつきまして説明させていただきます、当局側が行っていますように、事項別明細書のほうを見ていただいて説明をさせていただきます。1ページめくりまして、令和5年度桜川市一般会計補正予算(第4号)歳入歳出予算事項別明細書修正案をお開きください。総括の収入のところです。繰越金を5,528万6,000円減らしまして、補正額につきましては2億2,531万6,000円といたします。歳出のほう、土木費につきましては、これも同じく5,528万6,000円を減額いたしまして、土木費が補正額6,288万7,000円となります。
めくっていただきまして、歳入につきましては先ほど申し上げましたように繰越金ですので、説明を省略させていただきます。歳出につきましては、下水道費、土木費、都市計画費、下水道費の中の下水道事業繰出事業です。ここにあります5,528万6,000円、これを全額削除するというものでございます。これが経費上の説明です。
付け加えまして、かなり経過のある事業ですので、簡単に整理しまして、私の知り得る限りのところを皆様方に簡単に説明をして、ご審議いただきたいというふうに考えております。まず、この事業大変長いわけですけれども、下水道事業といいますか、この排水処理、汚水処理だけに限りますと、令和2年3月に土地開発公社とさくら合同会社が業務提携をいたしましたときには、下水処理の方式は合併浄化槽とするという形になっておりました。これは、先日秋山部長がそういうふうに申しておりましたので、そのとおりだと思います。そうなりますと、宅地を購入する方は合併浄化槽の市からの補助金、多分五、六十万円あると思うのですが、それに100万円以上かかりますから、50万円以上の自己負担でもって整備をするということになります。ところが、令和3年の10月に開発許可の協議が成立いたしました。開発許可の協議は、前提として公共施設の管理者の同意を得るということになっていますので、それは都市計画法32条に決まっていますので、当然にも公共施設の管理者と、それからさくら土地会社かそれとも公社か分かりませんが、多分公社だろうと思いますけれども、協議をして合意に達しているわけです。この段階でもって私たちには、議会には説明されていませんが、令和4年度予算でもって下水道関係の予算が計上されますので、それを考えますと、この公共施設の整備協議においては、当然にも公社と下水道課が汚水処理について下水道でもって整備がされて、それを下水道課が譲渡を受けるのだと、移管を受けるのだという協議がなされて、それが合意されているはずです。そのときにも、当然土地開発公社は下水道の概略の設計を行っていると思います。
それから、令和4年度予算になりまして、下水道事業会計の中に1,300万円ほどの予算が計上されまして、近くにあります長方の農集排の処理場から本管を宅地開発地区の中の北側のところの公道までマンホールを置いて、そこまで整備をするのだというような予算が、設計費が計上されていますので、この段階でもって公道の下のところの部分は桜川市が設計を行うのだということが決められていたのだろうと思います。
それから、令和5年度予算になりまして、この段階では、私たちのほうは修正動議でこの予算の削除を提案しておりますけれども、1億2,000万円ほどの公道の部分の本管の整備費が予算計上されました。そういう意味では、長方の処理場から今回の宅地開発の下のところの公道まで、集落下水道をもって本管を整備するということが予算計上され、私たちは反対したわけでございます。
そして、今回の補正予算という形になります。今回の補正予算5,528万6,000円、これ全額工事費が組まれています。住宅地内に分譲する34軒の宅地につながるような下水道管渠350メートルというふうに説明をされております。私有地、私の土地である、土地開発公社が持っているわけですけれども、土地開発公社という私有の方が持っている、そういうところに桜川市が集落の下水道整備事業として下水道を整備していくのだと、公道でも何でもない私の土地のところに整備していくのだということが、今回の補正予算の5,000万円ほどの工事費の内容なわけです。
これら今までの経過でもって簡単に整理しますと、本管整備も含めますと全体として1億7,453万6,000円となります。1宅地当たりで計算しますと513万円ということになります。1宅地当たり513万円の補助金を、桜川市は宅地購入者に交付するということになるわけです。そういう点で、僕は大変問題であろうというふうに思います。なぜなら、これは整備費と名のっていますけれども、実質はここを購入する方、あるいはその前提として造成を行う土地開発公社とさくら合同会社に対する実質的な補助金なのです。あそこのところだけの、あの地区34区画だけの整備費ですから、そこに対する補助金なわけです。
桜川市補助金の交付規則というのを見ますと、これは別に桜川市だけではないのですけれども、補助金は桜川市はこう書かれています。補助金の交付は、公の支配に属し、かつ市長が公益上必要があると認める事務または事業を行う者に対して予算の範囲内で行うのだと言っています。市長が自由にできるという意味ではなくて、客観的に見て、あるいは要綱が、条例があったりして、公益上必要があるというところに対してだけ補助金を交付することができるというのが、桜川市の補助金等交付規則です。
これは、別に桜川市だけではなくて、国だろうがほかの都道府県だろうが、補助金というのは公共、公益的な理由がない限り駄目であるというのが通説です。だから、まさにこのとおりで桜川市はつくられているわけですけれども、ではこの地区に公共、公益性はあるのですかということです。例えばあそこが公営住宅であるだとか、それから低所得者のための住宅を造るのだとか、あるいは若者の東京からの移住者だけに特化した住宅にするのだとか、そういう明らかに公共性があったり、公益性がある事業ならば、それは許されると思いますが、この場合は一般的な宅地分譲です。全くの一般的な宅地分譲として、現在宅地分譲をしているわけです。そうしますと、こういうふうなことを行うということについては公益性はないと思いますし、先ほど理由の中に補助金の合理的な理由がないというふうに申しました。ということでもって、この予算案は可決されるべきではないというふうに考えます。
それと、先ほどちょっと質問で聞こうと思ったのですが、あえてもう一つだけ非常に危ないことを申し上げますと、村落、集落下水道とかの整備の場合、個人の宅地の中はみんな全て個人に負担させています。これは、私は当時いませんでしたけれども、私の親戚などもうちが大きいので、それこそ宅地内に引くのに150万円、200万円を負担したと言って嘆いていましたし、そういうふうにさせています。こういう土地開発公社をやっている人が持っている私人の宅地内まで下水道整備をしていこうということになれば、今後は桜川市において行われる宅地開発事業において、業者さんが私のやっているところの宅地分譲する区画の前まで、後で市に譲渡する、移管するから下水整備してくださいねと言われたら、これは当然今回が例外ではないわけですから、全部そういうことしなければいけないわけです。そういうふうな例外を認めてもいいのかという問題もあります。これは付け加えてなことになりますけれども、そういうことでありますので、この下水道整備に対する繰出金につきましては修正動議を出しまして、これを削除すると修正動議を出した次第です。
ぜひ皆様方に議論していただきというか、質問いただきまして、もしくは必要だったら反対討論もしていただきまして、議論を交わしていきたいと思いますので、ぜひ反対質問、いろんな質問をしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
以上です。
〇議長(萩原剛志君) 自席に戻ってください。
提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論につきましては、初めに修正案について討論を行います。次に、議案第53号の原案について討論を行います。
初めに、修正案に反対者の発言を許します。反対の方。
3番、軽部徹君。
〔3番(軽部 徹君)登壇〕
〇3番(軽部 徹君) それでは、軽部です。修正案に反対の立場で討論をさせていただきます。
まず、我々議会なのですけれども、令和5年度の当初予算で開発エリアに集落排水を接続するという予算を既に認めて本管の整備が進んでいると。今回の補正予算につきましては、さらに今度は住宅地の中で、個人宅に接続する公共ますのところまでの部分の工事費として追加されたものだということです。
先ほど来この予算をなくすべきだという話を聞いていますと、補助金という言葉を持ち出して、いかにもこの事業に対する補助金が使われるのだといったような全体の誤解、ミスリードを招くような表現が見受けられるのですけれども、決してそういうものではないと私は考えていまして、要はこの集落排水の宅地というか、住宅地の中のほう、それ誰がお金を出すのかという話だと思うのです。今回大和駅北地区に関しては、人口減が進んでいる桜川市の中で、新しい市の顔をつくろうということで進めている事業になります。人口減の対策というのが大きい。
〔何事か声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 川股議員、静粛に願います。
〇3番(軽部 徹君) 公社が今回分譲しているということもありますので、求めやすい価格で外からも入ってきてほしいし、市民の人らに住み替えてほしい、若い人らに住んでほしいということでやっているものだと思っています。なので、これは事業者に対する補助金云々の話ではなくて、購入者の負担を減らしていこうといったような考え方で進んでいるものだというふうに考えています。
補助金云々かんぬんの話の中で出てきている話なのですけれども、この集落排水の管というのは、要は下水管のことなので、あくまでも公共施設というもので、公共施設というのは市のほうで整備するのが何もおかしいことではない。では、開発がかかれば、道路でも水道でも下水道でも、何でも事業者が整備するのかというと、そんなの全くないわけで、普通に公共施設を市が整備するという話をいろいろ混乱させて置き換えてごまかしている、そんな修正動議だと思っていますので、今後この開発がしっかり進んで若い人らに桜川市に住んでいただいて人口減が少しでも解消されるように、私は今回の動議には反対です。
以上です。
〇議長(萩原剛志君) 次に、修正案に賛成者の発言を許します。
6番、榎戸和也君。
〔6番(榎戸和也君)登壇〕
〇6番(榎戸和也君) では、修正動議に賛成する立場から発言をさせていただきたいと思います。
そもそもこの計画、平成26年に、ベースとしてはあそこに全部で79町歩を最終的にやると、その中心にいたのが、今反対討論に立たれた方が職員として計画した。そして、市長と一緒にこの計画を進めてきたと、そういうふうに私は認識しております。
〔「というのは、組織の中の在り方としては適当な表現じゃないし、
誤解を招くので、別の言い方に変えてもらったほうがいいんじゃ
ない」の声あり〕
〇6番(榎戸和也君) いや、でも現……
〔「その頃彼はまだ下っ端です」の声あり〕
〇6番(榎戸和也君) まあまあ、それは不規則発言だから私は気にしません。
〔「やめたほうがいいですよ」の声あり〕
〇6番(榎戸和也君) 不規則発言は気にしません。
それで、スタートしたときには1億2,400万円、6月の補正です。その後に、膨大な金がかかるだろうと私申し上げたら市長は、いや、あと10億円ぐらい、つまり11億円もあればできるのだと。高森駅の側は、これは民間でやってもらうから交付金は入らないのだと、こういうことを言われたわけです。そのとき後ろに職員の方がおられて、これここに区画整理事業とか、あるいは最低限のところは市が整備するのだみたいなこと書いてあるのです、道路みたいなの。だから、これ交付金入るでしょうと。そうしたら、もう何にも言わないで、そのままで終わりました。
現に今進んでいるこの流れの中で、あそこに入っている額というのは、私は人件費なんかも考えてしまうのであれですが、そういうのを除いても、恐らく今40億円近い金が入っていっているのだろうなと思います、こういうものを含めて。それは病院は除きます。病院は72億円か何かトータルでかかっているのですから、取壊し含めると。それは全く除いて、道路だとか調整池だとかコンサル料だ何だかんだ入れると、40億円に近い金が恐らく入っているはずです、私の計算では。ですからこの間も、民間でやると言ったことなのだから民間にやってもらえばいいので、市がこれ以上無駄に、ほかにやらなければならない課題がたくさんある中で、やるべきではないだろうということを申し上げたわけです。
今回のことに限ってちょっとお話ししますと、私が川股議員のメモを頂いたら、合意がなされたのは令和3年の10月ぐらいにされているのではないかみたいなことが書いてあるのですが、我々はこういうことは一切知らされておりません。
それから、今我々のところにかかっている令和4年度の決算、ここに1,300万円、確かに書いてありました。これは、下水道事業のところの農集排で、大和駅北地区基本設計業務委託費で長方処理場から宅地造成地北側までの公共下水道といいますか、いわゆる農集排の本管を造るのだというのは確かに出ています。ですが、あのときの私の聞いた説明の感触としては、あのとき国道のほうとか長方の旧道のほうに行くところの全体の工事が進んでいたわけです。あの辺をいじると公共下水道というか、農集排が関係するのかなと、そういう受け止めを私は勝手にしてしまったのかもしれません。少なくとも執行部は、この工事が高森というか、今やっているような本管のための設計費だという説明はされておりません、私の認識では。皆さんはどうお思いですか。初めてそれが出てきたのが今年の3月の本予算で、いわゆる1億2,000万円で本管をつなぐのだと。その前に設計費がかかっていたなんていうのは、私は全然承知していませんでした。なので、この間反対したわけです。
今度は、さらにそれを本管を持ってきて、この開発をする1.2ヘクタールよりもちょっといろいろな関係で膨らみますか、そこのところに、いわゆる家につなぐものを造るのだと。つまり、まだできていない開発業者が造った道路の下に、そういうものを市のお金で造るのだと、こういう説明であります。しかし、ちょっと私はこれよく理解していないのですが、農集排からあそこのどこまで持ってくるのか分かりません。古墳の辺りまでなのかどうか分かりませんが、調整池の病院側、あそこまでで、川股氏の出した資料が正しいとすれば555メートルというのです。斎場のところを通って、県道を通って入ってきて555メートルって聞いたのですね。今度のところは、これも聞いたのだと思いますが、350メートルあるというのです。私は、一番駅に近い今土を盛ってあるところから下を見通すと、あれはせいぜいあって100メートルです。つまり、あそこに道を1本造って、病院側には2列、それからその反対側は途中なので1列、一番下の古墳のところ行くところに2列で、ずっと道沿いに造ると。道路にだけ造ったら、どんなに考えたって150ぐらいでしょう。この350メートルというのは何を意味しているかというと、先ほどの反対議員は道路のところまでだからいいだろうという言い方しています。これ道路ではないですよ、多分。これが正しければ、もう自分の家で、要するに水洗の状況をつくってやったら、そこにつなげるぐらいまで今度の宅地造成でやるということです。もしこの数字が正しければですよ、これは聞き取った上での数字らしいですから。ですから、先ほどの反対議員が言ったことは全くこれと合いません。ということは、要するに……
〔「これは市道に認定するんじゃないの」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 静粛に願います。
〇6番(榎戸和也君) そんなの当たり前でしょう、市道の認定。
〔「だったら公道でしょうよ」の声あり〕
〇6番(榎戸和也君) いや、違う。取りあえず造って、それをもらって公道でしょう。そんないいかげんな、それなら公道だったら市が造ればいいだろう、道路も。そんなばかなことを言う議員がいるというのは信じられない。
〔何事か声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 静粛に願います。
〇6番(榎戸和也君) ですので、私はこれだけのお金をここに投じていくということについては、やはりいろいろなほかのもろもろのこととの兼ね合いを考えれば、均衡を欠くと。ほかの人が先ほど出たように、自分の家で下水道とか何かをつなぐときに、農集排とかつなぐときに、あんたの土地の中自分でやりなさいと。いや、あそこはやってもらうのだから、やってもらうというか、結果としてやって、それを売るということなのですけれども、そういう均衡を欠くやり方というのは非常に問題だというので、私はこれについては反対いたします。もし今ああやって言っている方がいれば、ここへ出てきて自分の所見を述べて、反対を皆さんの前で表明していただきたい。ぜひよろしくお願いいたします。
〔「賛成なの」の声あり〕
〇6番(榎戸和也君) 私は賛成です。賛成討論で上がっていますから。
以上です。よろしくお願いします。
〇議長(萩原剛志君) ほかに修正案に対する討論ありますか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 修正案に対する討論を終わります。
ここで暫時休憩とします。
休 憩 (午後 零時04分)
再 開 (午後 1時29分)
〇議長(萩原剛志君) 会議を再開します。
次に、原案について討論を行います。
原案に反対者の発言を許します。反対の方。
原案に反対の方いないですか。川股議員はできません。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 原案に対する討論を終わります。
これより修正案について採決いたします。
議案第53号 令和5年度桜川市一般会計補正予算(第4号)に対する修正案に賛成の方は起立願います。こちらは修正案に賛成の方です。
〔起立少数〕
〇議長(萩原剛志君) 起立少数です。
よって、修正案は否決されました。
次に、ただいま修正案が否決されましたので、原案である議案第53号 令和5年度桜川市一般会計補正予算(第4号)を採決いたします。
この表決は起立によって行います。
議案第53号の原案に賛成の方は起立願います。
〔起立多数〕
〇議長(萩原剛志君) 起立多数。
よって、議案第53号は原案のとおり可決されました。
〇議案第54号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(萩原剛志君) 日程第8、議案第54号 令和5年度桜川市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
藤田市民生活部長。
〔市民生活部長(藤田幹夫君)登壇〕
〇市民生活部長(藤田幹夫君) 議案書58ページをお願いいたします。議案第54号 令和5年度桜川市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。
本補正予算は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ63万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ47億8,005万円とするものでございます。
63ページをお願いいたします。事項別明細書により、歳入についてご説明いたします。7款1項1目一般会計繰入金、4節職員給与費等繰入金63万8,000円の増額は、歳出の時間外勤務手当の増額に伴い、国の繰入れ基準に基づき一般会計から繰り入れするものでございます。
64ページをお願いいたします。歳出についてご説明いたします。1款1項1目一般管理費、一般管理職員給与関係経費63万8,000円の増額は、職員の時間外勤務手当の増額でございます。
以上で説明を終わらせていただきます。内容をご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
〇議長(萩原剛志君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 質疑を終わります。
これより討論を行います。討論はありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 討論を終わります。
お諮りします。議案第54号は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 異議なしと認めます。
よって、議案第54号は原案のとおり可決することに決定しました。
〇議案第55号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(萩原剛志君) 日程第9、議案第55号 令和5年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
小幡保健福祉部長。
〔保健福祉部長(小幡 康君)登壇〕
〇保健福祉部長(小幡 康君) 議案書65ページをお開き願います。議案第55号 令和5年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第2号)につきましてご説明申し上げます。
第1条におきまして、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ110万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ44億6,060万2,000円とするものでございます。
議案書70ページをお開き願います。事項別明細書にてご説明いたします。歳入といたしまして、7款1項4目その他一般会計繰入金、1節事務費繰入金の110万4,000円の増額は、人事異動に伴う職員給与費の補正でございます。
続きまして、71ページをお開き願います。歳出に移らせていただきます。1款1項1目一般管理費110万4,000円は、人事異動に伴う職員給与費の増額で、2節給料31万7,000円、3節職員手当等41万7,000円、4節共済費37万円の増額でございます。
説明は以上でございます。内容をご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
〇議長(萩原剛志君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 質疑を終わります。
これより討論を行います。討論はありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 討論を終わります。
お諮りします。議案第55号は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 異議なしと認めます。
よって、議案第55号は原案のとおり可決することに決定しました。
〇議案第56号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(萩原剛志君) 日程第10、議案第56号 令和5年度桜川市下水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
島田上下水道部長。
〔上下水道部長(島田晴朗君)登壇〕
〇上下水道部長(島田晴朗君) それでは、議案書72ページをお開き願います。議案第56号 令和5年度桜川市下水道事業会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。
今回の補正でございますが、第2条において収益的収入、2款農業集落排水事業収益の既決予定額を114万9,000円を増額し、収益的支出、2款農業集落排水事業費用の既決予定額を126万5,000円を計上するものでございます。
第3条、資本的収入、2款農業集落排水事業、資本的収入の既決予定額を5,528万6,000円を増額し、資本的支出、2款農業集落排水事業、資本的支出の既決予定額に同額の5,528万6,000円を計上するものでございます。
詳細につきましては、補正予算明細書によりご説明いたします。議案書は79ページをお開き願います。収益的収入でございますが、2款2項5目雑収入の114万9,000円の増額につきましては、県道東山田岩瀬線の拡幅に伴う上谷貝地内農業集落排水の中継ポンプ、制御盤の移設工事に伴う茨城県からの補償費でございます。
続きまして、収益的支出でございますが、1款1項3目総係費の85万1,000円につきましては、4月の定期人事異動に伴いまして職員給料を減額し、各職員手当に振り替えるものでございます。
次に、2款1項1目農業集落排水事業の管渠費126万5,000円は、先ほど雑収入で申し上げました県道東山田岩瀬線の拡幅に伴う上谷貝地内農業集落排水の中継ポンプ、制御盤の移設工事費の費用を計上するものでございます。
2款1項4目農業集落排水事業の総係費7万7,000円は、先ほどの人件費と同様に2款1項4目と同5目の総係費については、市設置型浄化槽整備事業の職員給料を減額し、農業集落排水事業の職員手当と法定福利費、市設置型浄化槽整備事業の職員手当に振り替えるものでございます。
80ページをお願いいたします。資本的収入、2款6項1目の他会計出資金は一般会計からの繰出金で、下水道会計出資金の増額分5,528万6,000円でございます。
下段の資本的支出、2款3項1目農業集落排水事業の管路建設改良費に同額の5,528万6,000円を計上しております。こちらは、桜川筑西インターチェンジ周辺地区整備事業に伴う宅地造成第1工区内の管渠敷設工事費でございます。
以上で説明を終わります。内容をご審議の上、ご議決くださいますようお願いいたします。
〇議長(萩原剛志君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑はありませんか。
2番、川股骭N。
〇2番(川股 骭N) 1点だけ質問させてください。大和駅北口の関係です。設計費が計上されておりませんので、5,500万円の工事費だけが計上されています。ということは、合同会社あるいは土地開発公社が設計した宅地内の、区画内の管渠の設計をお借りして、あれは有償かどうかは知りませんけれども、それをお借りして、そのままそれを設計書として工事を発注するということになると考えざるを得ないのですけれども、それでよろしいのかということが1点。
もう一点は、宅地造成工事が行われています中で、桜川市がわざわざ下水道の整備をするわけですので、当然相当狭い場所でもってふくそうした工事になりますから、工事安全上から考えると、当然のこととしてあそこに、名前言ってもいいと思うのですけれども、田口建設の大きな重機が置いてありますが、田口建設さんなり、さくら合同会社が発注している業者さんとの随意契約でもってこの整備工事は行うのか、その2点をお答えください。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
島田上下水道部長。
〇上下水道部長(島田晴朗君) ご質問にお答えいたします。
1点目でございますが、年度当初、公社と合同会社の委託契約の締結や具体的な整備スケジュールが示されまして、協議の結果、既に先行して進めていた設計を無駄にすることなく、農業集落排水の設計指針に沿いまして内容を精査し、今回の補正予算として計上しております。
2つ目でございますが、工区内の管渠整備工事の発注方法につきましては今後検討してまいります。
以上です。
〇議長(萩原剛志君) ほかに質疑はありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 質疑を終わります。
〇議案第56号修正案の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(萩原剛志君) 次に、議案第56号 令和5年度桜川市下水道事業会計補正予算(第1号)に対する修正動議を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
2番、川股骭N。
〔2番(川股 骭N)登壇〕
〇2番(川股 骭N) 先ほど一般会計のほうで説明しておりますので、できるだけ省略して下水道に対してだけ絞って説明をしたいと思います。
それから、改めて申しますけれども、せっかく私もいろいろ資料を作って修正動議出しますので、できるだけ厳しい質問をぜひお願いしたいと思います。
それでは、修正動議、後ろから2番目のところをお開きください。予算明細書修正案です。ここでもって歳入のほう、他会計出資金5,528万6,000円、これを全部削除しましてゼロといたします。一般会計からの出資金はゼロという形で修正させてください。
それから、支出のほうにつきましては、管路建設改良費5,528万6,000円、これもゼロにいたしまして、工事請負費はゼロという形になります。予算の修正の説明は以上です。
ちょっと2点だけ、この修正に下水道事業として付け加えさせてください。1点は、さくら合同会社と土地開発公社との業務委託契約は、5月24日に契約されています。先ほどもちょっと触れましたけれども、3月の本予算、当初予算の段階でもっては本管といいますか、公道下の1億2,000万円だけが提案されました。今回、今度は宅地内の管渠が提案されたわけですけれども、当初予算に今回の区画内の5,500万円が計上、予算提案されなかった。それで今回提案されたということを考えますと、5月24日の前に、どうしてもこの5,500万円の宅地内の下水道を整備してくれないと契約にこぎ着けられないと、そういう要望といいますか、お願いが合同会社からあって、それを桜川市はのんで、それで契約にこぎ着けたと。そして、それの結果として今回の9月の補正予算の審議がなされているというふうに、時系列から見て考えざるを得ないわけです。
そういうふうな形でもって、言ってみれば何かさくら合同会社の子会社みたいに下水道課がなっていて、工事発注したり、設計書を借りたり、そういうことを行うということが桜川市という一つの法人にとってよろしいのかどうか、子会社になってしまうわけです。そういうふうなことを思いますことが第1点です。つまり、このような事業をやると、そういうことになりかねないようなところがあるということが1点です。
あと、極めて下水道だけに特化して申しますと、本来下水道の管渠整備、要するに建設改良費は、当たり前のことですけれども、100%起債充当の企業債を使うことができます。そして、使った企業債につきましては、その後下水道を利用する方が受益者負担として、30年とかそれ以上かけて減価償却費が出てきますから、それを負担していくと、そして企業債の償還もしていくと。そういう借金をして、企業債を借りて受益者負担制度の中でもって償還していくというのが原則です。そういう意味で、下水道の料金が発生するわけです。しかし、今回は本管の整備からそうなのですが、市費でやっているのです。市の税金でやっているわけです。私たちの税金でやっているのです。借りたお金ではないのです。私たちのお金で、市費でもってやっているということは、企業債が借りられないということにもなるわけです。通常ほとんど問題なく企業債というのは、県を通して国は貸してくれます。にもかかわらず、企業債も借りられないような筋悪の汚い事業をやるのですねということを一面では示しているわけです。だって、桜川市は金があり余って困っているわけではないわけですよね、総務部長さんもいらっしゃるけれども。金が余って使い道がない、困ってしまうよ、困ってしまうよというならば、別に市費を使ったって構わないです。だけれども、そうではないにもかかわらず、本来企業債が使えるにもかかわらず、企業債でやらないで市費でやると、市民に直接的に負担をかける。こういうふうなことの筋悪の事業であるがゆえに、事業債が借りられないと、こういう問題を起こしてしまうわけです。その点も、重々この下水道事業会計の中でもって計上されている事業で今回の修正ということについても考えてください。
あえてもう一つ言わせていただければ、多分そういうことはしないと思いますけれども、全額市費でやるのだったら、ここの下水を使う方からは、企業債の減価償却費なんかの償還分のお金の下水道料金の徴収をやめるべきです。もっと安くしてあげなければいけない、そういうことに理屈上はなってきますので。本来公営企業という事業の性格をゆがめてまで、そういう事業の性格までゆがめてまでこういう事業を行うということは、公営企業という問題、あるいはそれはさらに下水道の使用料を払っている市民の方に対する説明、そういう点からして非常にゆがんだ行政を今後行うことになるということを重々ご配慮願いたいと思います。
私の提案理由の説明は以上です。厳しい質問ぜひよろしくお願いします。やっぱり議会というのは討論の場ですから、私はせっかく資料を作って説明しているのですから、よろしくお願いいたします。
〇議長(萩原剛志君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑はありませんか。
1番、中田拓也君。
〇1番(中田拓也君) 1番、中田です。こちらの件について質問をさせていただきます。全部で3つあります。
1つは、350メートルの敷設を行ったというような話を聞いたということを言われましたけれども、これについてどのような形で敷設されたのかというのを確認されたのでしょうか。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
川股骭N。
〇2番(川股 骭N) 今の質問、正直言ってよく分からなかったのですけれども、350メートルの……
〔何事か声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 林悦子君、何ですか。
〇16番(林 悦子君) 3つあったら一度に3つの質問するのと違うのですか。
〇議長(萩原剛志君) 一括で質問お願いします。
〇1番(中田拓也君) 要はどういう路線でというか、どういうふうに道に沿って造ったのかというのを確認されたのかというのを、まず1つ目で確認をさせてください。
それと、先ほどご自分でおっしゃった企業債を使えばよかったのではないかというようなお話でしたが、わざわざこういった補正予算に修正を加えるというような形でやらずに、企業債で使うべきだったのではないかという指摘で済むのではないでしょうかというのが2問目です。
3問目なのですけれども、まるっきり一般会計と下水道の部分で同じ形で動議がされていますけれども、これどちらか片方でよかったのではないですかというのが3つ目です。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
川股骭N。
〇2番(川股 骭N) まず、350メートルについては、私も建設経済委員会ですので、質問しまして、そして上下水道部長の答えが350メートルという答えでしたので、350メートルと。上下水道部長の答弁を信じております。それだけです。図面までは、確認して出してくださいとは言っていません。
それから、企業債のことはもう一つよく分からなかったのですけれども、企業債の意味が。
〇議長(萩原剛志君) 中田拓也君。
〇1番(中田拓也君) 先ほどご自分の提案でおっしゃっていた内容の中に、企業債で本来だったら公営企業としてお金を集めてから、それの償還でもって、料金を徴収した中から償還をするというような形でやるべきなのではないのかというお話がありましたけれども、であるならば企業債を本来だったら起債してやっていくべきだろうという指摘でいいのではないのかということです。
先ほどお話のあった350メートルの話を申し上げますと、地図上でどのようなルートで造ったのかというような話をさせていただきました。
〇議長(萩原剛志君) 川股骭N。
〇2番(川股 骭N) だから、1問目の350メートルは、上下水道部長に僕は委員会で確認して、幾らですかって聞いたら350メートルという答弁でしたので、それを信じているということでもって、一つ一つの図面を出してくださいと言ってやっているわけではありません。そこまでやる必要はないと思っています。
それから、企業債については本来というか、当然のことで、公営企業の中で企業債を使って、例えば当初予算の提案も桜川市は行うべきだということを言っているまでの話です。本来企業債を使うべきものですから、それだけの話です。
それから、同一の議案にしてしまっていいのではないかというお話でしたけれども、これは別に私が決められることではありません。それは、どっちかというと議長さんといいますか、議案が別なのだから別にしなさいという大原則の下に別にしているだけであって、僕個人的なことで言わせていただければ、議案は別にするにしても質疑なんかは一緒にしてくれたほうが効率的だなというふうに思いますが、それはもう別なのだからそういうふうにしなさいということですので、そうしているだけであって私の意図ではありません。
以上ですけれども、よろしいですか。
〇議長(萩原剛志君) ほかに。
16番、林悦子君。
〇16番(林 悦子君) 学校の先生に質問ないのかと言われて、一生懸命考えているような気分なのですが……
〔「よろしくお願いします」の声あり〕
〇16番(林 悦子君) お願いされたので質問しますが、シンプルです。そもそも桜川市内で下水道事業、市街化区域等々でやって20年以上たちます。それで、なかなか実態に合わない、地域の実情に合わない、要するに横浜のように投資効率のいい地域ではありませんから、そもそも事業の導入に無理なところがあるというのは、これはお分かりだと思うのですけれども、その中で苦労しながら今日まで何とかやってきているわけです、一般会計から繰出金を出したりしながら。でも、この事業は桜川市の中で下水道農村集落排水を全部網羅したときに、一番効率のいい事業になるのではないかとは思いませんか。なぜなら、60坪ぐらいの家が並ぶのでしょう。そしたらば、100メートルも先に本管の口を持っていくのと比べたら都会並みに効率いいではないですか、つくば市並みに。そういう地域が広がったほうがいいと思いませんか。効率が一番いいと思いませんか、思わないのですか、それを聞きます。
それから2点目は、この事業を行ったときの公社だとか業者だとかいろいろ出てくるので、誰のことを的にして言っているのだか分からないのですけれども、そもそもこの事業を行ったときの受益者は誰ですか、公社ですか、業者ですか、それとも建て主ですか。ちなみに、既に販売予約等始まっていて、結構な問合せがあるということでよかったと思って、ほっとしています。そのときに、通常この農村集落排水って負担金が生じますよね、分担金が。であるならば、公社は分担金を負担して市に払わなければならない、それを販売に乗っけなければならない、そして回収しなくてはならないということだと思うのです。けれども、これ後先の問題はありますけれども、販売が先行していて、だけれどもチラシには、後に農集排の分担金と使用料は別途発生しますって書かれているから、将来の回収見込みは立っているのです。であれば、誰が一体この事業の受益者になるのですか、公社ですか、業者ですか、それとも建て主ですか。
それから、さっき頂いた紙に、一番下に公社への不当な実質的な補助金支出と理解されるのではないかと書いてあって、これ私文書なのですけれども、さっき前の議案の提案説明のときにもこうおっしゃられたようなのですけれども、不当な実質的補助金というのはどういう意味ですか。補助金なのですか、補助金ではないのですか。補助金ではないのだったら何なのですか。そういう言葉の正確さってすごく大事だと思うのです、ここまでの議論になったら。
それから4点目、今筋悪の汚い事業っておっしゃいますが、汚い事業なんていうのはどういう意味ですか。何か贈収賄でもあるとか、そういうのが立件でもされているのだったら言われてもしようがないけれども、それはちょっと言い過ぎではないですか。この事業の根底に、できる限り市内業者に家も建ててもらいたいし、仕事も回したいという考え方が市にはあるのではないのですか。こういう弱小自治体だったら、お互い支え合うって考えるのは当然ではないですか。それをなぜ筋の悪い汚い事業なんてこんな言い方するのですか、恥ずかしいと思いませんか。
以上4点です。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
2番、川股骭N。
〇2番(川股 骭N) 大変ありがとうございます。本当に立派な質問をしていただきましてありがとうございます。
まず、効率がよいのではないのかという問題ですけれども、効率がよくなるのかよくならないかということは、計画がちゃんと実行されて、立地がされていくのかどうかということをどう予測するのかだと思います。そして、もっともっと大切なことは、基本的には下水道事業なり集落下水道事業というのは、既存のところをまずは整備をして、新しいところはそこの開発業者さんがやって、せいぜいそこに口径が30センチとか40センチのものをつなぐということなのです。そういう事業であって、全く新しい開発地についてまで下水道事業なり集落排水事業なりを行うというのは、それはないのです。それは、あくまでも開発業者さんがやる。そこの近くまで本管をつなげてあげるというところであって、だからその開発地域のところが効率がいいかどうかということになるのは、開発業者さんが一生懸命住宅を集めてこないといけないわけで、それで効率がよくなるわけです。だから、今回の事業は、本来やってはいけないところまで手を出しているのです。本来下水道事業なり集落下水道でもやってはいけないところまで手を出している。これも問題ありますけれども、多少許されるとすれば、せいぜい住宅開発の南側のところの地点、道路の公道までは、これだって対象の相手方が非常に限られて、34戸とか90戸に限られていますから、これだって本来は開発業者さんが全額を負担してやるというのが原則なのです。それが第1点目です。
それから、誰が何が目的か、ちょっと静かにしてください。
〔「勝手に原則をつくんないでくださいよ」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 静粛に願います。
〔何事か声あり〕
〇2番(川股 骭N) 誰がもうかるかということですよね。ちょっと静かにしなさいよ。
〔「いいやんべなこといってんじゃねえって、議事録残んだぞ」の声
あり〕
〇2番(川股 骭N) 当然、だから静かにしてなさいよ。
〇議長(萩原剛志君) 暫時休憩します。
休 憩 (午後 2時01分)
再 開 (午後 2時01分)
〇議長(萩原剛志君) 会議を再開します。
はい、どうぞ。
〇2番(川股 骭N) それから、筋の悪い汚いと言いましたけれども……
〔「その前に違う」の声あり〕
〇2番(川股 骭N) まず2番目。
〔「3番目」の声あり〕
〇2番(川股 骭N) 2問目は言いましたけれども……
〔何事か声あり〕
〇2番(川股 骭N) いやいや、僕のほうでいいではないですか、答弁は答弁者のほうの権限だろうから。企業債は……
〇議長(萩原剛志君) 質問に対する答弁を願います。
〇2番(川股 骭N) 答弁ですよ、だから。
〇議長(萩原剛志君) 答弁ですからね、これは。答弁にしてください。
〇2番(川股 骭N) 答弁です。
〇議長(萩原剛志君) 演説の場ではないですから、答弁でお願いします。簡潔に。
〇2番(川股 骭N) 筋悪の関係ですけれども、企業債が本来使えるはずなのです。それを多分総務省なり県なりでもって使えないだろうということでもってやっているというのは、筋が悪いからではないですか、通常は認めてくれるのです。
それから、汚いと言いましたけれども、この事業をやっていくとすると、先ほど言いましたように、本来ならば競争入札でもって事業者を決められるはずなのに、ああいうふくそうしたところでもってやろうとすると、検討しますと言いましたけれども、多分絶対的に随意契約でもってあそこの造成工事をやっている業者さんに随意契約をやらないと、工事安全上とかいろいろ問題出てくると思います。そういう意味では、本来の姿ではないという意味で汚くなってしまうのです。それが4番目の質問に対するお答えです。
それから、何が狙いかというか、目的かということですけれども、僕はもうあそこの事業そのものが非常にリスキーな事業であって、住宅を整備して都会の人とか何かということを呼び込もうとか、新しい若い人たちが住もうとするならば、例えば真壁だったら真壁小学校の跡地みたいなものはたくさんある。それから、あとは岩瀬だって町なかでもって公営住宅の脇とか、そういうところにありますから、そういうところこそちゃんとした宅地開発をして、新しい人に住んでもらうというのが非常に効率のいい仕事であって、決してこの仕事が効率的ないい仕事だというふうに思えないのです。そういう意味では、何が目的かといっても、全然それは目的がたがえているだろうというふうに僕は思います。
それから、分担金とか何かでもって回収済みであるということですけれども、逆に言うともし仮にこの議案が通るならば、分担金を払おうが、資金の回収なんていうのはそもそも必要ないわけです、ここに住んだ人から取ることは。先ほど申しましたように、市費で全部見てあげているのだから。だけれども、そうはいかないでしょうけれども……
〔「農集排は分担金……」の声あり〕
〇2番(川股 骭N) そうはいかないでしょうから、ちゃんと取るべきものは取るということで必要だと思いますが、もっと言えばこの下水道のお金は、あそこの宅地分譲価格500万円だとすれば、それにさらに500万円をオンして、あそこに入る人、入居する方から、買う方から取るべきなのです。その事業が1,000万円にもしたら、合同会社は採算に合わないからできないというならば、できないでいいのです。仕方がないのです、そういうコストに合わない仕事というのはやるべきではないのですから。またコストに合うべき仕事をやろうとする市も間違っているのです。
以上です。
〔「ちょっと違うよ」の声あり〕
〇2番(川股 骭N) 何かありますか。
〇議長(萩原剛志君) 不足がありますか。
〇16番(林 悦子君) 答弁漏れ。公社への不当な実質的補助金と言ったけれども、どういう意味ですか。補助金なのか、補助金ではないのか。補助金ではないなら何なのか。
〇2番(川股 骭N) いろんな役所、行政の文書の中でもっては、補助金ということではなくて補助金等という言葉もいろいろ使われますけれども、ここのところは、僕は実質的な補助金だと理解します。なぜならば、対象となっている方はもう決まっているのです。今回の補正予算だけだったら、34区画だけなのです。それを施工している業者さんだけなのです。そういう意味で、これはそこに対する補助、そこの施工業者、それからもしそれで安くなるならば、それを買う人に対する実質補助金、ほとんど100%に近い補助金です。補助金と言ってもいいと思います。
以上です。
〇議長(萩原剛志君) 16番、林悦子君。
〇16番(林 悦子君) 順番どおり答えないので、ちょっとやりづらいのですが、まず最初に聞いた効率がいい事業だと思いませんかということには、正面から答えてもらえませんでした。そんなのは結果を見て予測するのだとか、全く新しい事業に対してやるとかいう話ですけれども、この事業は、接続流末というのは長方を使うわけですよね、長方の処理場を。ということは、長方の農集排の拡張事業なのではないですか、新規事業ではないと思いますけれども。それが1つ。
〔「新規事業ではないというのが質問ですね」の声あり〕
〇16番(林 悦子君) 拡張ですよね、長方のところに流末を持っていって、処理場が長方を使って、しかも容量も足りているということですから。ということは、長方の農集排をやっている人にとっては頭数が増えるのだから、その分負担が減るので、まるっきり悪いことばかりではないのではないですか。だから、新規事業ではないです。拡張事業ですよ、これは。
それから2点目、受益者が誰かといったら3人しかいないですよ、公社か業者か建て主の。だけれども、公社というのは預かったお金を回すだけでしょう。それで、業者は当然仕事やって、それでその分乗っけるのかと思えば、土地には乗っけないというのでしょう、だってもう販売始まって金額決まってしまっているわけだから。土地には乗っかっていないのだけれども、ちゃんと後に別途負担金、分担金とあれは取りますよと書いてあるから、別にその部分を何か厚遇したなんていうほどのことには全然なっていないのです。お金回っているでしょう、だって。この受益者は誰かと言ったら建て主でしょう、この事業の。そうでしょう。それで、実質補助金というのだったら、市長が何回も言っている子供世帯だったら何十万円、直接来たらば何十万円、市内でも何十万円って積み上げとマックス200万円だって、補助金は補助金としてはっきり言っているではないですか。事実上の補助金なんて、そんな事実上のなんていう言葉は行政にはないです。そんな説明したら怒られるのではないの、逆に。部長が、川股議員、これはいわゆる事実上のなんて言ったらば怒るでしょう。だって財務規則だの何だのって言っているのだもの。これは、答えがないから私が言います。受益者は建て主です。公社でもなければ業者でもないです。
それから、公社への不当な実質的補助金。だから、今この実質的補助金なんて言葉使うなって、意味が説明できないので、そんないいかげんな言葉は元公務員だった人が使っていい言葉ではないです。
それから、最後の筋悪の汚い事業は、本来、本来って言葉がよく出てきて、本来というのは自分が言っていることのようですが、川股議員が言っていることが本来という話とは限らないでしょう、誰がどう決めているの。ちゃんとしたルールにのっているのだから、大体役所がやっていることが本来なのではないのですか。
〔「公営企業法で決まっていますよ、法律ちゃんと読んでください」
の声あり〕
〇16番(林 悦子君) それから、筋が悪い、筋が悪いなんてあんまり言わないほうがいいです。今販売が始まっているときに、この仕事を成功させることに協力するということも私たちの仕事なのです。だって、子供は生まれてしまっているの。生まれてしまっている子供が育っていくのに、これやりたくない、これやりたくない、この子供は頭が悪いから学校やりたくないとか言っているようなものではないですか。そんなこと言っていたら、世間がどう思うと思うのです。ましてこんなこと紙に書いてその辺に配らないでください。販売促進が落ちたときには、川股議員にも一端の責任があるって私は思います。
〔「ないよ、そんなの全くないよ、僕は。どこにあるのですか。私
のどこに責任があるのですか」の声あり〕
〇16番(林 悦子君) 私は言いますよって言っているの。だから……
〔「質問なら質問として……」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) まだ質問中です、川股議員。
〇16番(林 悦子君) 川股議員は私はものすごくシンプルに質問したのに全然シンプルに答えていない、だから答えではない。
〔「質問は何だったの」の声あり〕
〇16番(林 悦子君) 何か話したいのでしょうから、どうぞお付き合いしますから。
〇議長(萩原剛志君) 2番、骭N。
〇2番(川股 骭N) 大変申し訳ないけれども、何を質問しているのか僕は正直言って分からないから。分からないのだけれども、ちょっと何かしゃべってくださいというから、二、三しゃべらせてください。
〇議長(萩原剛志君) いや、答弁です。取りあえずどうぞ。
〇2番(川股 骭N) いいのですか。
〇議長(萩原剛志君) はい、答弁の場です。
〇2番(川股 骭N) 1つは、長方の下水処理場の拡張であるとはおっしゃっていますけれども、僕が言っているのは別に長方の下水処理場のことを言っているのではなくて、あの地域の宅地開発については、このエリアは本来は受益者負担ではなくて、事業者が全部負担してやるべきだと言っていいるわけです。
それから、受益者は誰かといって、それは確かに買い受けの人が本来1,000万円かかるのが500万円で買えるとすれば、それは買えた人誰になるか分かりませんが、買った人がそういう利益を受けるでしょう。だけれども、その結果として桜川市は、冒頭に申しましたように1億7,400万円なくなるのです。1億7,400万円ほかの事業に使えたのに、使えなくなるのです。
それから、受益者は単に買い受け者、宅地を買った人だけではなくて、当然その中でもって利ざやをさくら合同会社なりは見るでしょうから、そういう業者さんも利益になると思います。
以上です。
〇議長(萩原剛志君) 16番、林悦子君。
最後の質問になります。
〇16番(林 悦子君) 質問ではないです。私が言い返して終わります。
〇議長(萩原剛志君) 取りあえず質問にしてください。
〇16番(林 悦子君) まず、1億7,453万6,000円というこの数字、どこから引っ張ってきたか分からない数字ですが、どうももともとの本管のほうの数字も入れてしまっているわけです。今回の上がってきている数字は5,500万円ですから、そうするとそういう広範囲のものまで入れて、それで34件で割る、あるいは90件で割るというこの計算は、出題者の問題の立て方がひどいのではないですか。
それから、例えば設計費の話がさっき出ましたけれども、確かに設計費、ここ上がっていないです、工事費だけで。ということは、この設計費は区画内の造成というか、それをするためにつくった業者の設計書をベースに使うということです。要するに、それを使うことで、その後いろいろ作業はあるにしても、この設計費は計上しなくて済んだということでしょう。だから、業者は業者なりに融通するところはしているのです。
それから、事業者が区画内の道路まで全部やるべきだということを言いたいのだなと思いますが、区画内の道路というのは、区画内の道路の本管部分については市が敷設するけれども、道路そのものは業者が造るのです。そして、造った暁には無償で市に移管というか、譲渡するわけでしょう。それで市道に認定するわけです。であれば、将来的に市道になるのが分かっている部分に本管を敷設するという行為そのものが、何で業者がやらなくてはならないことなのかということなのです。業者は、それ以外の宅内配管とかはやるでしょう。それから、もっと大きな本管を流末まで持っていくというのは誰がやるかというと、これは市が事業主体となって業者に発注かけるわけです。公道を当然走っていくような事業は、市しかできないです。事業主体は市、民間の人が公道を勝手に造るなんていうことはできないですよ、理屈から言ったら。だったらば、トータルして考えたらば、このお金で区画内の道路を、しかも例えばほかの地域、谷貝だとか、あるいは高森なんかの屋敷の広いところの入り口から奥のほうまで50メートルも引いていかなければならなかった人の、本当にありがたいと思います。思うけれども、それに比べたらば全部で60坪ぐらいで、宅内配管なんかだってうっかりすると5メートルか10メートルで済むわけでしょう、そこの部分は個人がやるわけではないですか。だから、ちゃんと分けられているのです。分けられている仕事、市しかできない、市が事業主体としてしかできない仕事と、区画内なのだから業者がそこまでやればいいのだなんていうのは、現場を知らない人の言うこと。
以上です。
〔「ちゃんと勉強してから質問してください」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 答弁はいいですか。
〇16番(林 悦子君) 要らない。
〇議長(萩原剛志君) では、4番、飯島洋省君。
〇4番(飯島洋省君) 1点だけシンプルに。ちょっと議会の場なので、正確な情報を教えてほしいのですけれども、先ほどの発言で、私の宅地内の配管まで今回の予算に含まれていると。屋敷という言葉で引き出しながら、屋敷の中の100メートル、200メートルも引っ張るようなことも、今回の工事で宅内の配管まで予算の中で含まれているというような話がありました。
それで、今度それを認めてしまったら悪しき慣例になるというような発言がありましたが、その宅地内の配管まで今回の予算に含まれているという発言の根拠というか、裏づけについて説明をお願いします。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
2番、川股骭N。
〇2番(川股 骭N) 答弁します。
何かどっちかというと林議員がそういうことを言っているので、そういうふうに取ってしまうかもしれませんが、私は宅地造成地の中をやっていると言っているのであって、別に宅地の中までやっているとは言っていませんので、一言も。
〔「先ほど言っています」の声あり〕
〇2番(川股 骭N) いや、言っていません。だって、宅地の……
〔「言ってます」の声あり〕
〇2番(川股 骭N) 言っていないよ、そのぐらいの常識は私だってわきまえています。宅地の前面の道路について、宅地区画の中を今回五千五百八十何万円でやるのですということを言っているのであって、分譲の宅地の区画の中まで下水道の整備が行くなどとは言っていませんので、それだけは。まして仮にそう取ったのだとすれば、飯島議員の誤解になるし、私はそうは言っていません。ただし、区画のところの道路の下には入れますよとは言っています。
〇議長(萩原剛志君) 4番、飯島洋省君。
〇4番(飯島洋省君) そうしますと、先ほどの一般のところの動議の発言は訂正ということでよろしいでしょうか。
〇議長(萩原剛志君) 2番、川股骭N。
〇2番(川股 骭N) 訂正も何もないと思いますけれども。私はそういう理解は全く初めからしていませんし、そういう発言はしていないはずです。それぞれ売却する宅地の区画の中まで整備するなどとは一言も言っていません。前面の道路のところまで整備をしていると。つまり造成地域の中の区画の前まで整備をしているということは言っていますけれども、区画の中の宅地の中まで整備をするなどということは一言も言っていません。
〇議長(萩原剛志君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論につきましては、初めに修正案について討論を行い、次に議案第56号の原案について討論を行います。
初めに、修正案に反対者の発言を許します。
3番、軽部徹君。
〔3番(軽部 徹君)登壇〕
〇3番(軽部 徹君) 修正動議への反対の立場で討論させていただきます。
先ほどの議案と全く同じ内容の話なのですけれども、川股議員のほうから同じこと言うのではないというふうに……
〔「だって時間の無駄じゃん」の声あり〕
〇3番(軽部 徹君) 全く同じ内容の動議をやっておいて何を言っているのだという話なのですが、まず話を、先ほどの林議員からの質問とか川股議員からの答弁の内容を聞いていて、どうも川股議員はいろいろなことを勘違いされているというか、間違えて覚えてしまっているのではないかというのがすごく出てくるのです。
まずは、新しい住宅地に関しては、そういう公共施設に関しては民間が整備するのが当たり前で、本来の姿だというようなことをおっしゃっているのですけれども。
〔「そうだよね」の声あり〕
〇3番(軽部 徹君) いや、それはそうだよとも言うのですけれども、全然都市計画法にそんな決まりはないのです。これはいろんな人が、実は勘違いしている人多いのです。何で勘違いしてしまうかというと、昔人口がどんどん増えて都市が拡大する時代があって、そのときに公共投資が間に合わないから、では民間でやる住宅地に関しては、できるだけ民間でやってほしいみたいな流れがあったというだけの話なのです。全然法律で決まっているわけでもないし、何の根拠もないのです。だけれども、
〔何事か声あり〕
〇3番(軽部 徹君) どうも今の時代に対応できていないようで、そういうことが本来で当たり前だなんて平気な顔して言うのですけれども、
〔「じゃ事例出してよ、具体的に」の声あり〕
〇3番(軽部 徹君) ないない、都市計画に何にも書いていないのです。だからないの。
では、都市計画で何を決めているのかという話しします。都市計画の開発許可制度は何を決めているのかというお話しします。これ都市計画法の33条といって技術基準というのがあるのです。住宅地なんかを造る、開発する場合には、例えば道路を造ったり、水路を造ったり、何やかんやいろんな公共施設造ると思うのですけれども、その公共施設造るときはこういう設計にしましょうよと、こういう基準にしましょうよというのが決まっているだけなのです。それを誰が設計するとか、誰が造るなんていうのはどこにも書いていないし、決まっていないのです。それが、 いや、それは民間が造るのだって言い張ってしまうのです。それがミスリードになって、では今日の話が一般の人も、本当はそうなのに、今回の大和駅北は特別に役所がやっているなんて話になるとこれ大変なので、この議会の皆さんはぜひ、
〔何事か声あり〕
〇3番(軽部 徹君) そうなのです。また、さっき聞いていて、当初予算では入っていなかったのに突然今回の予算が出てきて、それは何かいろいろぐちゃぐちゃぐちゃって、 とする話をしていましたけれども、これ当初予算の段階で設計ができていたのかって話なのです。当初予算の段階では、恐らくですけれども、僕も恐らくって言ってしまったらよくないのかもしれないのですけれども、住宅団地の中の設計ができていなくて、住宅団地の中の設計ができたから、単純に設計ができて工事費分かったから今回補正予算が上がったのではないかなというのは、普通に考えればそうとしか考えられないことを、何かよく分からないのですけれども、 これ多分本当にここの住宅地買う人にとっても迷惑だし、
これはあくまでも公共施設である集落排水を市が整備するのだから何の問題もないでしょうよと、そういう話です。それを誰が得する、彼が得するではなくて、公共施設、誰が整備してもいいのです。道路だって、市が整備したっていいのを今回は事業者がやるって役割分担しているのだから。農集排は市でやるという、その役割分担なだけなので。しかも、今回やったのがどこにでも通用するわけではないのです、開発許可というのは一件一件話し合って決めるのだから。今回は、そういう話合いで決まって、なおかつこれから若い人に入ってきてほしくて、市が発展できる顔になるようなまちにしようって言っているのだから、そこで市が造ることに何ら問題はないし、なおかつ、さっきちらちら出ていましたけれども、350メートルの長さが間違っているのではないかなんて話は、さっき私休み時間に聞いたら、きっちり350メートルでした。本当に分譲地の中で、これは分譲地の中ってくるくる、くるくるするではないですか、足すと350メートル、何の間違いもない。川股議員間違っていなかったみたいですけれども、道路の宅地の入り口までの話。資料に、入り口から宅地内の配管が100万円、200万円なんてわけの分からないこと書いているから間違えるのです。そうではないでしょうって、入り口までの公共ますって名前がついているのです。その公共ますというのをつけるところまで今回役所がつける、何の問題もないです。などなど話したいことはたくさんあるのですけれども、今回の修正動議に関しては、いろんな人を巻き込んで、だまして変なうわさを流そうというのがすごく透けて見える。修正動議には賛成できるところが一つもないので、修正動議には反対します。
以上です。
〇議長(萩原剛志君) 次に、修正案に賛成の発言を許します。
6番、榎戸和也君。
〔6番(榎戸和也君)登壇〕
〇6番(榎戸和也君) 賛成の立場からお話をさせていただきます。
いろいろあるのですが、まず1つは、そもそもこれ合併浄化槽でやると言ってずっとスタートしてきたものが、いつかの時点でこうなったと。そのことについては先ほど私も言いましたが、この間の我々が知ったのは今年の3月の予算1,200万円、でも川股さんの資料によると、実際にはその前からいろいろ話合いがあって、そして1,300万円の設計費もそういう意味で組まれていたと。私なんかそれを勘違いして、国道やってあそこ交差点やっているのだから、あの辺でそういうことなのかななんて勝手に思ったようなところがあるのですが、ですから我々にちゃんとしないで、こういう流れになってきているという点。
それと、そういう流れでもう一つ付け加えますと、この間8月9日ですか、全員協議会があって、この問題について紙をよこして、要するに売れたところから公社に金が戻ってくる。総額は、第1工区1.02ヘクタールについては2,270万円入るという契約を結んだと。私は、その契約書見ていますから、そのとおりなのです。ところが、その後聞いたら、今それが2,700万円に上がったのだそうです。理由は、調整池の側に、いわゆるお店とかアパートなどということで単価が高くなるので、その分多くもらいましょうと。でも、そのことと連動させると、そのことがあって上がった分、今度は5,500万円をこっちが入れれば全然上がったことにもならないなと、そういうふうにも思ったりもするわけです。
何よりも、私これ最初からここの開発については、非常に無理があると。本来もっとお金を使わなければならない、例えば岩瀬地区79町歩あるのです、ラスカからこっちまで。ここだってまだまだ空いているところあるし、あそこに入っていなくたって、鍬田地区とか岩瀬小の前とか結構自然な形で家が建っているのです。そういうところこそ、まさに自然な流れだし、効率よく下水道でも何でもやれるところなのではないかなと。あそこへ無理やりやって、公共下水道も来ないと、そのことはみんな認めてやってきたわけですから。ですから、病院は合併浄化槽でやっているわけでしょう。
そういう中で、今回農集排、確かにそこだけ取れば効率はいいです。でも、そのために1億2,000万円入れて、今度は5,500万円入れてと、そういう話です。トータルで言うと、私は原点に帰って、本来区画整理事業なんかであれば、自分の土地をどれだけ有効に活用するかって、民間の話だから自分たちで極力お金を出してやると。そこに市が多少の応援をすると。ただ、それがあんまりバランスが狂ってくると、個人の土地を高く売るために、我々がどんどん、どんどんお金を入れるというのは、一般の市民の平等の感覚から言ってもおかしいと。いわゆる土地を有効に売るという観点、主人公誰かという話で言えば。そこに入ってくる住宅に入る人のことも当然あるでしょう。私は、そもそもこの間の一般質問でも伺ったのですが、ここの土地を買うのに相当高い金で買っているのです。
〔何事か声あり〕
〇6番(榎戸和也君) いや、持ち出すって。では、高い金で買った金は回収しないの。
〔何事か声あり〕
〇6番(榎戸和也君) いや、回収できないでしょう、これ。さっき言いました、この土地1.2ヘクタール売ると、最初に我々に示したのは2,270万円、今それが2,700万円になっているのです。でも、私の計算ではべたで160万円だけれども、高いところは1平米1,600円、つまり1反歩で言えば1,600万円で買っているのです。1反もないですけれども。それから、ある土地は平米1万2,000円、1反歩で言えば1,200万円、それがもう一つあります。したがって、この土地はべたで1ヘクタールであれば1,600万円なのだけれども、私の計算では、べたでやった上に1,500万円のお金がかかっています。したがって、ここは土地代だけで見ても3,100万円かかっているのです。土地代だけです。そこに、いろんな宣伝費やら何やらというのが入ってきているわけで、経費が。もっと言えば、ここは発掘調査やっています。ほとんどこのエリアです。発掘調査のほうは相当やっています。発掘調査については……
〔「下水道の話ししてもらってください」の声あり〕
〇6番(榎戸和也君) いやいや、経費の話です。ここにどれだけの市の金を入れるのかと。
〇議長(萩原剛志君) 榎戸議員、この修正案に対する討論に限定してください。
〇6番(榎戸和也君) ここの野方図にどんどん、どんどんお金を入れて、成功すれば成功なのだと、確かにそう。ここまで来たのだから成功してもらいたいと思いますよ、これ金かけているのだから。だけれども、そこにどんどん、どんどんこういうふうに金を入れていく、それは本当に我々のモラルが問われているのです。市議会のモラル、市長のモラル、問われています。
〔何事か声あり〕
〇6番(榎戸和也君) それはちゃんと私は言っているのですから、失礼なら失礼と思ってください。このことをモラルが、桜川市においてはちょっと問題があると、そのように私は思います。
以上です。反論があれば反論していただきたい。
〇議長(萩原剛志君) ほかに修正案に反対の方いらっしゃいますか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 修正案に対する討論を終わります。
次に、原案について討論を行います。
原案に反対者の発言を許します。原案の反対者。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 原案に対する討論を終わります。
これより修正案について採決いたします。
議案第56号 令和5年度桜川市下水道事業会計補正予算(第1号)に対する修正案に賛成の方は起立願います。
〔起立少数〕
〇議長(萩原剛志君) 起立少数です。
よって、修正案は否決されました。
次に、ただいま修正案が否決されましたので、原案である議案第56号 令和5年度桜川市下水道事業会計補正予算(第1号)を採決いたします。
この表決は起立によって行います。
議案第56号の原案に賛成の方は起立願います。
〔起立多数〕
〇議長(萩原剛志君) 起立多数です。
よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。
〇散会の宣告
〇議長(萩原剛志君) 以上で本日の日程は終了しました。
本日の発言につきましては、後刻校正原稿を確認し、不穏当な発言があった場合には善処いたします。
本日はこれで散会いたします。
ご苦労さまでした。
散 会 (午後 2時33分)