令和5年第1回桜川市議会定例会議事日程(第6号)
令和5年3月22日(水)午後2時開議
日程第 1 議案第1号 令和5年度桜川市一般会計予算
日程第 2 議案第2号 令和5年度桜川市国民健康保険特別会計予算
日程第 3 議案第3号 令和5年度桜川市介護保険特別会計予算
日程第 4 議案第4号 令和5年度桜川市介護サービス事業特別会計予算
日程第 5 議案第5号 令和5年度桜川市後期高齢者医療特別会計予算
日程第 6 議案第6号 令和5年度桜川市水道事業会計予算
日程第 7 議案第7号 令和5年度桜川市病院事業会計予算
日程第 8 議案第8号 令和5年度桜川市下水道事業会計予算
日程第 9 議長報告第1号の委員長報告
日程第10 議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査
追加日程第1 議案第33号 副市長の選任について
日程第11 執行部あいさつ
〇出席議員(16名)
1番 中 田 拓 也 君 2番 川 股 驕@ 君
3番 軽 部 徹 君 4番 飯 島 洋 省 君
5番 武 井 久 司 君 6番 榎 戸 和 也 君
7番 萩 原 剛 志 君 8番 鈴 木 裕 一 君
9番 仁 平 実 君 10番 菊 池 伸 浩 君
11番 風 野 和 視 君 12番 市 村 香 君
13番 小 高 友 徳 君 14番 小 林 正 紀 君
15番 潮 田 新 正 君 16番 林 悦 子 君
〇欠席議員(なし)
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 大 塚 秀 喜 君
副 市 長 小 林 達 徳 君
教 育 長 稲 川 善 成 君
市 長 公 室 長 田 口 瑞 男 君
総 務 部 長 柴 山 兼 光 君
総 合 戦略部長 秋 山 健 一 君
市 民 生活部長 藤 田 幹 夫 君
保 健 福祉部長 仁 平 博 章 君
経 済 部 長 佐 伯 純 一 君
建 設 部 長 五十嵐 貴 裕 君
上 下 水道部長 仙 波 朝 孝 君
教 育 部 長 園 田 哲 也 君
会 計 管 理 者 二 宮 浩 子 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議 会 事務局長 仲 田 浩 司 君
議会事務局書記 大 畠 美智代 君
議会事務局書記 田 谷 信 之 君
議会事務局書記 成 田 大 地 君
開 議 (午後 2時00分)
〇開議の宣告
〇議長(萩原剛志君) 皆さん、こんにちは。
本日の出席議員は16名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立します。これより本日の会議を開きます。
〇議案第1号〜議案第8号の委員長報告、質疑、討論、採決
〇議長(萩原剛志君) 日程第1、議案第1号 令和5年度桜川市一般会計予算から日程第8、議案第8号 令和5年度桜川市下水道事業会計予算までを一括議題といたします。
本案について、各常任委員長より報告を求めます。
討論、採決については、全ての常任委員長の報告及び質疑終了後に行います。
なお、委員長報告に対する質疑は、審査の経過と結果に対する質疑でありますので、質疑の範囲を超えないよう、議事運営にご協力お願いします。
初めに、総務常任委員長、飯島洋省君、登壇の上、報告願います。
〔総務常任委員長(飯島洋省君)登壇〕
〇総務常任委員長(飯島洋省君) 総務常任委員会審査報告書。
総務常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第110条の規定により報告いたします。
本委員会は、3月15日午前9時より2階大会議室において、委員6名出席の下開会し、関係部課長の出席を求め、書記4名を任命し、付託案件につき説明を聴取し、審議を行いました。
本委員会に付託されました案件は、議案第1号 令和5年度桜川市一般会計予算のうち、市長公室、総務部、総合戦略部、市民生活部、議会事務局、会計課、選挙管理委員会、固定資産評価審査委員会、公平委員会、監査委員の所管に属する事項、ほかの委員会の所管に属しない事項、議案第2号 令和5年度桜川市国民健康保険特別会計予算、議案第5号 令和5年度桜川市後期高齢者医療特別会計予算についてであります。
委員会付託案件については、詳細なる説明を求め、慎重に審議した結果、出席委員全員の賛成により、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
なお、審議の過程において論議された意見並びに要望事項は次のとおりです。
桜川市令和5年度一般会計歳入歳出予算総額は、194億円を計上しております。
初めに、歳入についてですが、市税は歳入全体の約23%を占める重要な財源であります。税に関しましては、引き続き適正、公平な課税、徴収に努めるよう要望いたします。また、空き家対策として関係部署と連携し、固定資産税の納税通知書送付の際に、空き家の適正管理及び利活用に関するチラシを同封するなど、制度の周知を図ることを要望いたします。
また、令和4年度に当市が過疎地域に指定されましたが、そのことで過疎対策事業債が活用できるようになりました。活用に当たり、ソフト事業には限度額があるなどの説明を受けましたが、地域振興や産業育成につながる事業に積極的に取り組むよう要望いたします。
続きまして、歳出についてですが、市長公室所管においては、筑西広域市町村圏事務組合負担金について審議いたしました。遊湯館費については、桜川市民の利用者が少ないことから、これまでも施設利用者数に応じた受益者割の導入を同組合に要望しておりますが、加えて桜川市民の利便性の向上や利用者数の増加を目指すため、筑西広域圏内外の利用料金体系の見直しを同組合に働きかけることを要望いたします。
総合戦略部所管においては、桜川筑西IC周辺地区開発整備事業について、工事内容の説明がありました。整備の中である大和駅北公園は、大型複合遊具を備えた子供たちが安心して遊び活動できる、子育てを支援する都市公園として重要な施設であります。市民が集い合える場になるよう、市民の意見を反映し、執行に当たっては整備内容を市民や議会へ説明した上で、引き続き整備を進めるよう要望いたします。
次に、地域商社支援事業について、株式会社クラセル桜川の説明がありました。同社は、計画的な経営改革を行うため、経営健全化方針の策定を速やかに進め、早期の自立自走につなげるよう要望いたします。
また、同社は、地域の商品やサービスを発掘、創造、発信し、市民、生産者や事業者にこれまで以上の収益をもたらし、そこで得られた知見を地元企業に還元するなどの公益的な事業活動を行うことで、行政では解決できない課題の解決に貢献できる企業として、引き続き運営を支援することを要望いたします。
市民生活部所管においては、男女共同参画事業について、結婚を望む男女への支援拡充、結婚祝い金の交付など本市少子化対策における重要な位置づけであることから、一層の事業推進が図れるよう要望いたします。
次に、茨城県と一般社団法人茨城県労働者福祉協議会が共同で設立した一般社団法人いばらき出会いサポートセンターへの入会金補助事業について説明を受けました。結婚を希望する男女の出会い、そして結婚への支援を推し進めるために、本事業の積極的な広報活動に努めるよう要望いたします。
続いて、不法投棄等に関する報告を受けました。今泉地区と真壁町田地区での悪質事案に対し、引き続き警察や茨城県などの関係機関と連携して、厳しく対処するよう要望いたします。
最後に、令和5年度桜川市国民健康保険特別会計予算及び桜川市後期高齢者医療特別会計予算について、財源の構成など詳細なる説明を受けました。
以上が付託案件に対します総務常任委員会の審議の経過並びに結果であります。
各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
令和5年3月22日
総務常任委員会委員長 飯島 洋省
桜川市議会議長 萩原 剛志 様
〇議長(萩原剛志君) 報告が終わりました。
これより質疑を行います。
総務常任委員会以外の方、質疑願います。質疑ありませんか。
2番、川股骭N。
〇2番(川股 骭N) 4ページにあります株式会社クラセルの関係ですが、要するに加波山市場の関係です。今回も加波山市場の関係で2,500万円近くのお金が計上されています。私、前に質問しましたように、加波山市場はいろんな要件から見て地方自治法で定めるところの公の施設であることはほとんど間違いないというふうに確信しております。答弁では、まだ走り出したばっかりなので、まだいいのだというような答え方だったと思いますが、公の施設というのは条例でもって定めなければいけない非常に基本的な、議会としても、それから執行部としても基本的なことですので、その点について議論があったのかどうかということをお伺いしたいと思います。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
飯島委員長。
〔総務常任委員長(飯島洋省君)登壇〕
〇総務常任委員長(飯島洋省君) その点についても議論はございました。あくまでも同社は地域商社で、支援事業として市は行っているため、計画的な経営改革を行うための経営健全化の方針の策定を速やかに進めて、自立自走につなげるよう、市としても協力するよう要望をいたしたところです。
以上です。
〇議長(萩原剛志君) 2番、川股骭N。
〇2番(川股 骭N) 私が質問したのは株式会社クラセルの話ではなくて、加波山市場というあの施設が公の施設としての要件を全て備えている、そのことについての条例設置をすべきではないかとか、まだどうのこうのという議論があったのかどうかということを聞いているのであって、地域商社を聞いているわけではありませんので、すみません、よろしくお願いします。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
飯島委員長。
〔総務常任委員長(飯島洋省君)登壇〕
〇総務常任委員長(飯島洋省君) あくまでもクラセル桜川と加波山市場は同一企業でございます。それ以上の議論にはなっておりません。
以上です。
〇議長(萩原剛志君) 続いて、6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) 今回の予算を決めるに当たっての委員会での様々な検討ということで、今ご報告いただいたわけでありますが、同じく加波山市場の件なのですが、私この間の一般質問でもお尋ねしましたが、確かにそれはよく言えば民間と言いますけれども、第三セクター、実質的に商工会と桜川市が1,000万円、商工会200万円の資本金でやっている、民間とはいえ、実質的には市が非常に関与している組織であります。市の職員も2名、あるいはまちおこし協力隊を入れるともっとですか、そういう方を市のお金でそこで働いてもらっていると、こういう組織であります。そういう中で、今回の予算であれだけの2,500万円ぐらいですか、実質的な補助金といいますか、補助をしているわけです。私は、この間の一般質問でも令和3年度の借入れの230万円、これがちゃんとした設備資金だといって借りて、それがどうなっているのかも分からないと、これは非常に市がこれだけのお金を出し、職員も派遣している組織でありながら、それさえも我々議会に明らかにならないというのは問題ではないかと、そのことを委員会ではどのように捉えて議論がされたのかということが1点です。
同じく、ここに令和3年の予算で補助金の明細ということではなくて、一応形の上ではこういうふうにお金を使ったという事業の中身みたいな形の報告書なのですが、それがちょうど合計すると1,500万円なわけですよ、つまり補助金の1,500万円。その中に約490万円ですか。要するに50のメニューをどこかで教えてもらうのに450万円払ったというのです。これ普通に考えると、今メニューなんか知りたければネットで探せばいろんな料理のレシピでも何でもみんな出ています、ただで。50品目、その成果物は何だったのか。例えばどこどこの会社と契約をして、そこの会社からそれに合う、つまり1品当たり10万円です。それを補助金でやっているのです。悪くすれば、これ悪くすると、どこかわけが分からないところに490万円何か出しましたと、中身何もないと、補助金を今から市が入れるのに……
〇議長(萩原剛志君) 榎戸議員、質問は簡潔明瞭にお願いします。
〇6番(榎戸和也君) 補助金を入れるのに、その入れる先がきちっとやっているかどうかということについて、これだけの疑念を私は今までずっと議会で言ってきたわけでありますから、今の490万円。そういうことについて、委員会としては市民の税金を投入しているのですから、その辺についてどういう議論がなされたのか、あるいはそういうことは一切やっていないのか、お聞かせ願います。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
飯島委員長。
〔総務常任委員長(飯島洋省君)登壇〕
〇総務常任委員長(飯島洋省君) まず、1点目の融資の中の230万円の件ですが、こちらは確認はしました。ただ、あくまでも会社経営の中での融資の中の設備投資の230万円というようなことで、まだ実行はされていないというような確認になっています。
それと、50品目については、そこまでの詳細な内容につきましては確認をしておりません。
以上です。
〇議長(萩原剛志君) ほかにありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 質疑を終わります。
続いて、文教厚生常任委員長、鈴木裕一君、登壇の上、報告願います。
〔文教厚生常任委員長(鈴木裕一君)登壇〕
〇文教厚生常任委員長(鈴木裕一君) 文教厚生常任委員会審査報告書。
本委員会に付託されました案件は、議案第1号、議案第3号、議案第4号、議案第7号についてであります。
慎重に審議した結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。
審査の過程で議論された内容の主なものは次のとおりであります。
まず、一般会計の教育委員会及び公民館活動の所管に属する事項について質疑を行いました。
学校教育課については、校務支援システム保守管理について質疑が行われました。このシステムは、出席管理をはじめ、成績処理や指導要録作成に大きな効果を発揮するものであることから、デジタルデータの強みを生かし、各種データの保存等の活用についても検討されるよう要望いたします。
生涯学習課については、訪問型家庭教育支援事業について質疑が行われました。子育てや家庭教育に悩む保護者に寄り添い、家庭環境に合わせたサポートを継続されるよう要望いたします。
文化財課については、史跡等保存整備事業について質疑が行われました。真壁城跡の整備に当たっては、真壁城の重層的な歴史が理解できるよう配慮した保存活用計画の策定を要望いたします。
スポーツ振興課については、温水プール「サンパル」について質疑が行われました。当施設は、運営のための会計年度任用職員報酬や燃料代、施設維持のための委託料に加え、老朽化に伴う修繕費用がかさんでいる状況にあることから、存続を含めた今後の在り方について検討されるよう要望いたします。
次に、保健福祉部及び福祉事務所の所管に属する事項について質疑を行いました。まず、やまと認定こども園の調理業務委託について審議をいたしました。令和6年度から調理業務委託として、3年間の債務負担行為を上げていますが、費用の面で現状と大きく乖離しております。公立の認定こども園として、安心安全な給食を提供するために、調理業務の適正な管理について、費用対効果等も考慮しながら、関係部署とよく調整をし、再度検討していただくよう指示をいたしました。
次に、桜川市病院事業についてですが、さくらがわ地域医療センターは、県西病院が新中核病院である茨城県西部メディカルセンターに集約されることによる桜川市の医療機能の低下に対応するために、公設民営により開設した病院であります。医師や医療従事者が少ない地域において、茨城県西部メディカルセンターや他の医療機関との役割分担が前提となりますが、初期救急や地域に必要な医療機能を担う市民に身近な市立病院として、できる限りの受入れ対応と接遇の改善や向上について、指定管理者に働きかけるよう要望いたします。
以上が文教厚生常任委員会に付託された案件に対する審査の経過及び結果であります。
各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようにお願いいたします。
令和5年3月22日
文教厚生常任委員会委員長 鈴木 裕一
桜川市議会議長 萩原 剛志 様
〇議長(萩原剛志君) 報告が終わりました。
これより質疑を行います。
文教厚生常任委員会以外の方、質疑願います。質疑ありませんか。
2番、川股骭N。
〇2番(川股 骭N) さくらがわ医療センターのことなのですが、この最後のところでもって初期救急や地域に必要な医療機能を担う市民に身近な市立病院として、できる限りの受入れ対応と接遇の改善や向上について、指定管理者に働きかけるよう要望しますというふうに言っております。まさにそのとおりだと思います。前にも私指摘しましたように、5億円近い補助金を出していながら、西部メディカルセンターとの関係では、西部メディカルが2,000人もの救急患者受入れに対して、桜川市立病院は500人弱、それから消防、救急隊が受入れ要請をしても、西部メディカルセンターは8割が受け入れますと答えているのに対して、さくらがわ医療センターは5割をちょっと超えるぐらい、初期救急だから本来100%受け入れなければならないにもかかわらずそういう状態です。また、それ以外にもいろんなことを指摘しましたので、ぜひこういう形で指定管理者に働きかけていただきたいのですが、例えば応じ率という、救急隊が受入れを要請したときにどのくらい受け入れたかという率ですけれども、せめて西部メディカルセンターは8割を超えていますけれども、今さくらがわ医療センターは6割弱だと思いますけれども、そのような目標設定を議論したのかどうか。つまり一般的に要望しますということではなかなか実現しないわけです。私ももう3年前ぐらいからいろんなことを言っていますけれども、具体的にやはり目標を設定をして、それを実現していくと、そのための補助金も5億円近く出しているということですので、その辺の議論があったのかどうかお願いします。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
鈴木委員長。
〔文教厚生常任委員長(鈴木裕一君)登壇〕
〇文教厚生常任委員長(鈴木裕一君) 川股議員の質問でございますが、これも川股議員の質問からのことでこういう意見となりました。それで、目標設定はしてはおりませんが、とにかく向上するために一生懸命働きかけていただきたいという要望をいたしました。よろしくお願いします。
〇議長(萩原剛志君) ほかにありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 質疑を終わります。
続いて、建設経済常任委員長、武井久司君、登壇の上、報告願います。
〔建設経済常任委員長(武井久司君)登壇〕
〇建設経済常任委員長(武井久司君) それでは、建設経済常任委員会審査報告書。
建設経済常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第110条の規定により報告いたします。
本委員会は、3月15日午前9時より、岩瀬庁舎第2委員会室において開会し、本委員5名の出席の下、説明員として関係部課局長の出席を求め、書記を任命し、審議を行いました。
本委員会に付託された案件は、議案第1号 令和5年度桜川市一般会計予算のうち、農業委員会の所管に属する事項について、経済部の所管に属する事項について、建設部の所管に属する事項について、上下水道部の所管に属する事項のうち、議案第6号 令和5年度桜川市水道事業会計予算について、議案第8号 令和5年度桜川市下水道事業会計予算についてであります。
本委員会に付託された案件について詳細なる説明を求め、慎重に審議した結果、議案第1号については、出席委員全員賛成により、可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第6号並びに議案第8号については、出席委員の賛成多数により、いずれも可決すべきものと決定いたしました。
なお、審議の過程において論議された意見並びに要望事項は次のとおりでございます。
農業委員会においては、農業委員会関係の予算について審議を行いました。農業委員会については、引き続き関係機関と連携し適切な事務執行と、女性農業従事者の代表たる女性農業委員のさらなる活動を期待します。
次に、経済部所管の農林課関係の予算について審議を行いました。農業振興地域促進事業において、農地の利用確保を図るための土地利用規制の基礎となる桜川市農業振興地域整備計画の見直しに当たり、現状を考慮した調査等を行い、農用地として保全、利用する土地を関係機関等と調整を図りながら見直しをしていただくよう要望します。
有害鳥獣対策事業については、ピーク時より捕獲頭数が減少していますが、イノシシ被害が農作物に与える影響は依然として深刻であることから、今後も関係機関と連携し、被害防止対策のさらなる強化を要望いたします。
次に、商工観光関係の予算について審議を行いました。商工の振興については、観光施設の充実を図るため、筑波高原キャンプ場基本計画に基づき再整備事業の早期実施及び上野沼やすらぎの里キャンプ場の老朽化に伴う施設では、再整備に当たり利用者のニーズを反映した整備方針を策定し、観光事業の推進と利用者の増加に努めるよう要望いたします。
続いて、建設部所管の建設課関係予算について審議を行いました。現在の橋梁は、高度経済成長期に整備されたものが多く、老朽化が進んでいる現状であり、重大な事故につながる構造物であるため、定期的な点検に基づく修繕を行い、橋梁の長寿命化を図っていただきたい。また、近年のゲリラ豪雨など激甚化する河川の災害を防止するため、有利な起債を活用して河川整備事業の進捗を図ることを要望します。
続いて、都市整備課関係の予算について審議を行いました。都市計画総務事業の定住促進助成金においては、さくらがわ人生応援プロジェクトの一環として制度を見直し、助成金額が従来の最大50万円から最大200万円になるよう拡充されました。
また、公共交通事業については、事業の再編を行い、ヤマザクラGOミニは休止、デマンド型乗合タクシーは新たにタクシー料金助成事業と変わることになりました。これらは、若年層の支援や高齢者等の足の確保など重要な事業でありますので、行政サービスの低下を招くことのないよう、今後利用状況を見ながら助成額等のさらなる拡充を検討していただくよう要望いたします。
続いて、上下水道部所管において、初めに水道事業会計について審議を行いました。水道事業において、水道水の安全安心な安定供給を継続するために、人工衛星を使った調査結果からの漏水可能性エリアについて調査し、漏水の発見、修繕に努め、さらなる有収率向上に取り組むこと。また、今後もさらなる経費の節減に努力し、効率的な施設の更新や整備及び管理運営に努めることを要望いたします。
最後に、下水道事業について審議を行いました。下水道事業においては、生活環境の改善を第一に人口減少傾向の中、安定した経営を維持するため、公共下水道及び農業集落排水の接続率の向上に努めるとともに、各汚水処理施設の老朽化に伴う維持管理に適正な調査を行い、計画的に整備及び修繕を積極的に進めるよう要望いたします。
以上が付託案件に対します建設経済常任委員会の審議の経過並びに結果であります。
各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
令和5年3月22日
建設経済常任委員会委員長 武井 久司
桜川市議会議長 萩原 剛志 様
〇議長(萩原剛志君) 報告が終わりました。
これより質疑を行います。
建設経済常任委員会以外の方、質疑願います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 質疑を終わります。
〇動議の提出
〇議長(萩原剛志君) ここで2番、川股骭Nから議案第1号 令和5年度桜川市一般会計予算に対する修正動議及び6番、榎戸和也君から議案第8号 令和5年度桜川市下水道事業会計予算に対する修正動議が提出されております。
なお、この動議は、地方自治法第115条の3の規定により、2人以上の発議者がおり、成立いたします。
ここで暫時休憩します。
休 憩 (午後 2時30分)
再 開 (午後 2時43分)
〇議長(萩原剛志君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
〇議会運営委員長報告
〇議長(萩原剛志君) 休憩中に開催されました議会運営委員会の報告を願います。
議会運営委員長、小林正紀君。
〔議会運営委員長(小林正紀君)登壇〕
〇議会運営委員長(小林正紀君) 休憩中に開催した議会運営委員会の審議結果を報告します。
2番、川股議員より議案第1号 令和5年度桜川市一般会計予算、6番、榎戸議員より議案第8号令和5年度桜川市下水道事業会計予算に対する修正動議が提出されました。この動議には、地方自治法第115条の3の規定により、2人以上の発議者がおりますので、成立しております。よって、議事日程表のとおり、令和5年度一般会計予算に対する修正案は、日程第1、議案第1号の原案と併せて審議し、令和5年度桜川市下水道事業会計予算に対する修正案は、日程第8、議案第8号の原案と併せて審議します。
以上で報告を終わります。
〇議長(萩原剛志君) ただいま議会運営委員長より報告がありました。報告のとおり議事運営を進めます。
なお、修正案はお手元に配付してございます。
議案第1号 令和5年度桜川市一般会計予算に対する修正動議を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
2番、川股骭N。
〔2番(川股 骭N)登壇〕
〇2番(川股 骭N) 議案第1号 令和5年度桜川市一般会計予算に対する修正動議を議論させていただきまして、大変ありがとうございます。お手元に配られております修正動議ですけれども、まず提案理由について申し述べさせていただきます。
大和駅北口の開発整備事業は、平成26年度補正予算から開始されております。8年以上も事業を行い、約30億円の投資を行いました。当初の説明では、平成27、8年頃の説明では11億円でできるという話であったと思います。30億円を超える市費を投じても具体的な成果は出ておりません。市費は最小限に抑えて、民間事業を民間資金で行うという当初の目標に立ち返り、抜本的な見直しを行う必要があると思います。そういう観点で当該予算及び関連する予算を削除するものです。
提案の中身ですが、ずっと開いていただきまして、後ろから2枚目、事項別明細書の中の桜川筑西IC周辺地区開発整備事業の中でもっての桜川筑西IC開発整備事業につきまして、1億8,201万8,000円、これを全削いたします。既にできています公園管理事業は、継続しなければいけないと思いますので、事業として工事等でもって行うインターチェンジ周辺の開発整備事業、これを全削するということでございます。これに伴って関係するところについての削除ということになります。
当初の計画に見直しというか、修正動議の理由が当初の計画に立ち直って考えてほしいということですので、多少今までの経過の中での問題点を整理させていただきました。当初の段階からこの大和駅北口の開発については、公共施設を先行的に整備をして民間資金や民間事業を誘致するといいますか、それが働き出すのを誘導するのだという形でもっての説明がずっと行われてきたと思います。
しかし、一方において私が見るところ、いろんな手続面からの問題がございます。まず1番目は、これは地域開発事業です。地域開発事業というのは、どこの自治体が行ってもある程度のリスクというものが生じます。リスクがあるがゆえに、非常に慎重な調査を何度も行って事業を開始する、事業を進めていくということが当然のことであります。しかし、当該地区においては、全くそのような調査は行われておりません。測量とか設計とかいろんな供給面の調査は、東日本何とかという会社に3億円、4億円委託して行われておりますが、商業調査とか、それから市民の購買力がどのぐらいあるかという購買力調査とか、住宅地の需要があるのかとか需要調査、あるいは何よりも大切な企業の立地動向調査、企業が立地する可能性があるのかどうかというような調査、このような需要面の調査は全く行っておりません。これは私は情報公開請求を何度か行いましたので、やっていますかって何度聞いてもやっておりませんという答えです。いわゆる需要面は全くやっていないのです。整備計画のいろんな設計は行っても、需要面でそういう需要があるのかどうかというのは全く分かっていない。これはある意味では、笑い話ではありませんけれども、社会主義経済なのです。残念ながら日本は社会主義経済ではない、資本主義市場経済です。こういう中でもって供給面だけ幾ら調査しても、需要がないところに企業も来ませんし、個人の住宅購入者も出てこない。ちゃんと調査をしていれば、例えば大和駅北口には住宅や商業は難しくても、例えば流通とか物流の関係の業者、企業は来るかもしれない、そういうデータが出たかもしれない。だったら、もうある段階から転換して流通とか物流とかの関係に変えるべきなのです。そういうことを一切やってこなかったということでもって、ここまでずっと引き延ばされてきたのだろうというふうに私は思っています。そういう点で、1番目の問題は慎重な調査、そういうものが行われていない、必要な調査が行われていないということになります。
それから、第2番目は、これは債務負担行為、債務保証というのが2度行われていますが、あまり債務保証というのは、いわゆる桜川市が連帯保証人になることなのです。そのことがもう一つそういう認識が欠けているのではないかなと思わせるところがあります。1つ目の債務負担行為は、土地開発公社が公共用地取得に要する資金の借入額に対する債務保証というものです。これは平成27年から、驚くなかれ土地開発公社の解散の日まで、土地開発公社がなくなるまでこの債務保証は続くというような形の債務負担の設定になっています。限度額は5億500万円です。これはまず全くおかしいのは、市が公社にお金を貸し付けているわけですので、市が貸し付けるに当たって債務保証なんて必要ないのです。これ当たり前と考えていただければ分かりますが、貸付者である市が連帯保証人を兼ねているわけです。これだったら連帯保証人の意味はないわけですので、にもかかわらずこういう債務保証をかけている。なぜかと考えますと、実は先ほど申しましたように、土地開発公社の解散の日までですから、いつ解散するかまでずっと続くわけです。つまり返済期限のない借金というのは借金ではありません。返済期限があるから借金なのであって、返済期限ない借金は借金ではない、贈与になってしまいます。決算書の中でもっての債権ということでもって、貸付債権の中に土地開発公社運営資金貸付金5億467万2,000円というのが載っております。これは結局いずれ非常に価値の少ない、大和駅北口のところにある、言ってみれば不良資産に変わってしまうような土地と、土地開発公社が土地売却できていませんから、取り立てすることもできません。土地開発公社が売却できなければ市に貸付金は返ってこないわけですので、そうすると言ってみれば土地開発公社は5億円の不良債権を持ち続けることになります。
結果としてこの2つを相殺すると、こういうことを市当局はある意味では内々に準備しているのではないかなというふうに思います。腹の中ではそういう方向を考えている、だから必要もない債務負担行為をかけて債務保証をしておくけれども、実のところはそういうことを狙っているのだろうというふうに私は考えておりまして、もう一つここで問題なのは、市議会がこのような債務負担行為、債務保証をかけているわけです。つまり市議会にも責任があるわけです。当局だけに責任があるわけではありません。市議会にもあります。ということは、ある段階に来たときに執行部には、当然にも当局だけに責任があるのではないよと、議会のほうで決めたのだからということでもって、責任がないということにつながっていくはずです。
第2番目は、これはさらに当面の問題なのですが、桜川市土地開発公社の造成事業等という債務負担行為、債務保証がかかっています。これは令和2年度から令和6年度までで限度額は5億円です。これについては、従来の市の答弁は、都市計画法第33条1項12号によって開発許可、開発協議なのですが、売る場合においては申請者の資力信用を証する書類、こういうものが必要なのだと、土地開発公社は銀行から融資証明を受けられないので、こういうのが出す必要があるのですよという説明でした。令和2年の11月6日付で小高議長名でもって市議会の議決証明、債務負担行為を行いましたよという議決証明を出しています。それから、そういう議決証明を開発許可権者、これは桜川市長ですけれども、に出ています。さらに、それを受けて令和3年10月28日には開発許可、行政庁といいますか、土地開発公社ですので、開発協議ですけれども、その成立を令和3年10月28日に出ています。つまり開発協議が成立しているわけですので、ここで市が言うところの開発許可を得るための資力の証明なのだというのは既に終わっているわけです。
しかし、この債務負担行為、債務保証については。住宅造成事業が終了するまで必要なのだというふうに言っております。そうすると、住宅造成事業が終了するというまでということになりますと、何でこういう債務負担、債務保証をかけてずっと令和6年まで続ける必要があるのだろうというふうに考えなければいけないわけですが、3つ考えられます。1つは、さくら土地開発合同会社という、あそこの合同会社が銀行から借り入れる能力がないと、僅か200万円の資本金ですから、借り入れる能力がない。その工事資金を土地開発公社が肩代わりして借りてあげるというようなこと、肩代わりして借りて会社のほうに転貸してあげる、それから会社が本来は当然にも事業資金を用意することになっていますけれども、この出資者が用意した事業資金では、行ったところの土地、住宅用地が売却できなかった、そうすると資金が戻ってきませんので、これに対して公社が立て替えてあげると、そのためにお金が必要になる。その他いろんな事情でもって何かあった場合に回収できないということで公社が立て替える、この3つが考えられるわけですけれども、先ほど申しましたように土地開発公社の造成事業等と書いてあるだけですので、このような債務保証の中身では、当然銀行が融資することはできないはずです。つまり銀行が融資するには借入金ということが明確に入ってなければいけないわけですので、これでは融資できないだろうと思います。
それから、業務代行でもっては一切桜川市はお金を負担することがないのだと、事業者がみんなお金を用意するのだというふうに言っておりますので、本来こういうことがないはずなのですが、なぜか今までの議論の中では、この土地開発公社の造成事業等というのはもう必要ないのではないですかと言っても、いやいや、住宅造成事業が終わるまでは必要なのだと言っていると、何かに使うことになるのです。何かに使う必要があるからなのです。何かに使う必要があるというのは、どう考えても、先ほど申しました3点しかないということです。
それからもう一点、これも私は何度か申し上げました。つまり民間事業が行うに当たっても土地開発公社が事業主体になっているということは、必ずリスクが伴っているわけです。いろんな事業を行う場合は、リスクを最小限にとどめる、全くゼロにはできないけれども、最小限にとどめる方法は何かということでは、住宅造成事業を行うならば民法第556条売買の一方の予約、それから第557条手付、これをきちんと行ってほしい。皆さんもご存じだと思いますけれども、マンションとか共同住宅の場合は、民間開発事業者は事業工事に着手する前に全部予約を取って満杯にします。つまりこの予約金、予約といいますか、民法556条を使って全部空きがないようにしてから工事に着手します。そのことによってリスクを少なくしているわけです。また、宅地造成の場合も、全部が全部宅地造成の場合、そこまでやっていませんが、宅地に関しても相当程度事前に売買予約を取ってリスクがないようにするということを行っています。このようなことを必ずやってほしいと、公社が事業主体である以上、最大限にリスクを少なくするという努力が必要なわけです。だから、この夏、6月ぐらいに今までの答弁ですと、事業着手、工事着手に入るのだというような答弁でした。何度も何度もそういうことを言っていて伸ばしているから、半分半信半疑なところはあるのですが、そういう点では公社と会社が業務代行の委託契約を事業着手する前に結びますので、この項目、要するに事前に売買予約をするという項目を必ず入れて、売買額で7割以上に達してから工事に入るということをぜひお願いするということも含めて、こういうことを今まできちんと議会でもって市の当局は言ってきませんでしたので、そういうことも含めて今回の事業につきまして、1億8,000万円について削除をして、根本的に考え直していただきたいと思います。住民監査請求とか、多分いろんな問題がこのまま進めると出てまいります。手続上いろんな欠陥が僕はあると見ています。だから、そういうことになる前に、今回立ち止まってここで抜本的な見直しをしていただきたいということでもって、榎戸議員と一緒に提案をさせていただきました。
ここで市議会の議員の皆さんにもよく考えていただきたいと思うのですが、ここで立ち止まって抜本的な見直しをすることが一番賢明な策だと思います。ずるずる、ずるずるこのまま行くということは、非常に市民に対しても迷惑なことになるし、税の無駄遣いにもなるし、それから私たち市議会議員も、後になってそのことによって市民から責められるということになると思いますし、さらに市の職員にとっても、こういう採算性のない事業を行うことが士気の低下、仕事を一生懸命やろうというふうにならなくなってしまいますので、ぜひ今回の提案につきましてご賛同いただければと思っております。
もう一つ付け加えますと、私もいろいろ考えて今回榎戸議員と一緒に修正動議を出しました。今までここにいらっしゃる多くの議員の方は、この当局の提案についてずっと賛成してきたはずです。そういう点で、ぜひ私に対し、あるいは榎戸議員に対して、これに対する反対質問、私に対する質問をぜひお願いしたいと思います。また、反対討論もぜひお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
〔何事か声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 傍聴人は静粛に願います。
提案理由の説明が終わりました。
これから議案第1号に対する修正動議について質疑を行います。
質疑ありませんか。
16番、林悦子君。
〇16番(林 悦子君) すみません、今川股議員がこれは最初この事業始まるときに、今ここにいる議員さんは全員賛成なさったはずですからという……
〔何事か声あり〕
〇16番(林 悦子君) でも、私この事業は今この時期やるのは無理ではないかということで反対したほぼのうちの一人なのですけれども、ただ議会というところは、数で決定されていけば粛々と進んでいくということがあります。これは当然のことなのですけれども、その中でその後は個々の議案についてはほぼ賛成してまいりました。
今回のこの修正動議について、2点について質問したいと思います。1点目は、今回も個々の事業が上がってきたわけです。その中の今回は、一番大きな予算を取っているのは1億4,977万6,000円、工事請負費、これはほぼというか、ほとんど公園造成のためのお金なのです。確かにこのインターチェンジ周辺事業というのは、時期的にちょうど失われた平成30年の後半に当たりましたので、もう流通とかも全然変わってきていましたから、非常に難しい時期にぶつかったと思います。それなので私は反対したわけですから。ただし、立地だけを考えると、駅に近い、インターチェンジに近い、それから岩瀬町当初から、40年も前です。ここは準工業地域で市街化区域ですよね。ですから、何とかしなくてはならない土地であったことだけは確かなのです。国道50号、2桁国道です。その国道の脇であんな草ぼうぼうのところなんて、水戸から結城まで行ってどこにもないです。ですから、懸案事業であったということは事実なのです。そこで、執行部としても思い切って手をつけていったという、そこの私は勇気というのは買うのです。ただ、時期が何せ悪いと、そういうことなのです。
その中で、確かにこれ8年もたちまして、商業施設等々の見通しはたっていないに等しいだろうという認識は私も持っています。けれども、今回の予算はその中でも、今あそこにある遊具、あれ相当立派な遊具です。あの遊具、この間脇を通ったら何家族か遊んでいました。ただ、何せ裸の中で遊んでいるような、ある遊具のようなものですから、やはり池にも近いし、ですから池との間に防護柵も作ってもらわなければならないし、もうちょっと木陰も欲しいとか、あるいはもうちょっと小さい子供たちが遊べるようなシンプルなブランコであるとか、ジャングルジムみたいなものであるとか、そういうものが欲しいという要望に応えての予算なのです。その予算でも減額修正する、そういうことですか。それについて1点お尋ねをいたします。
それから、もう一点なのですが、債務負担行為についてなのですけれども、私は今どき開発公社を、県だって開発公社解散したわけですから、今どきまた開発公社をやるって聞いたときにはちょっとびっくりしたのは確かです。しかし、この開発公社の一番の問題というのは、民間から資金供与を受けて金利が高いということなのです。ここの開発公社には、そういう民間からの借入金は入れていないのではないのですか。むしろこれを立ち上げるときに、それまであった旧岩瀬町時代からの2億円の借入金を一括返済しています。その分相当金利安くなったと、五、六百万円金利だけで年間払ったと思うのです。その分をなくしたのです。そして、二度とそういう金利だけでお金が出ていくようなことをしない。だけれども、この時期に事業を進めるという苦肉の策で市からお金を入れた、債務負担行為というのを入れたのではないかというふうに、私はですよ、解釈していまして、間違いだったら、後から財政課でもどこでも教えてもらいたいと思うのですけれども、そうするとこの債務負担行為のよしあしというのは、私は今のところ技術論だと思うのです。だから、そのお金が回収できないというよりも、やはり市の頭というのは何とかあの土地を形にしたいと、それでできる限り安く子育て世代の人たちのため、あるいは高齢者の第二の人生を住むような場所として整備していきたいというのにするのに、市に財政的負担をかけない、そのぎりぎりの選択がこの形を取っているというふうに私は理解しているのですけれども、この債務負担行為、あるいは開発公社がお金をつくる、その手法について民間から借り入れたほうがよかったのですか。
この2点についてご質問をいたします。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
2番、川股骭N。
〇2番(川股 骭N) 2点の質問についてお答えさせていただきます。
工事内容が公園整備に今までつくってあるものの延長であるということは重々承知しております。私も仮にこれが防災工事であるとか、あるいは工事安全のための施設であるということだったら、なかなか削除するのはちゅうちょしただろうと思います。削除しましたのは、あくまでも工事関係の費用でもって、管理費については計上したままというか、そこは削除はしておりませんので、そういう意味では工事関係が安全工事とか、あるいは防災工事ではなかったということでもって修正させていただきました。
2点目の公社の問題につきましては、ここでちょっとそういう答弁をしたほうがいいのかどうか私は分かりませんが、1つは1点目の土地開発公社の債務負担、1番目のほうについては、これはもう明らかに市の当局がと言ったほうがいいのでしょうけれども、債務負担ということについて全く分かっていないと、債務負担というのはあくまでも土地開発公社が例えばお金を銀行から借りるに当たって、その連帯保証人に桜川市がなるのであって、例えば常陽銀行から借りる場合は、常陽銀行のためにすることですので、桜川市が自分で金を貸すのだったら、これは別に債務負担行為でも何でもないと、単なる貸付金でいいと、その代わりちゃんと決算書の中の貸付債権として貸付金が残るまでずっと残りますし、仮にその貸付金が戻ってこないということになれば、議会でもって債権放棄の議決をしなければいけないと、そういう形になっているわけです。ただ、民間から借りないで市が貸したほうがいいのかという問題についてだけ、1つだけ私の考え方を言わさせていただきますと、市が余分のお金が、つまり5億円という余分のお金があるならば市が貸すということも一概に悪いことではないかと思います。だけれども、5億円のお金があればほかでいろんなことができたわけです。それと、だからそういうことを市民が望んでいる、そういう5億円の仕事はやめて貸付金という形でとって土地開発公社に貸したわけです。そこのバランスは考えておく必要があるということと、もう一点は、最大の問題は、先ほども冒頭申し上げましたけれども、公共施設の先行的整備によって民間の活力や民間の事業を誘導するのだと言いました。民間というのは、時間というタイムスパンの問題と金利という、言ってみればある意味ではコストが常にかかるということの中で事業を展開します。つまり幾ら金利が安くても長い時間かかるのでは、これは仕事ができない、あるいは金利が非常に高いのだったら、非常にいい仕事ではないと割に合わない、言ってみれば銀行からの金利というのはそういう機能を持っています。非常に大切な機能です。残念ながら、黒田総裁もこの時期になってはそういう金利機能がなくなってしまいましたけれども、そういう意味で民間から借りることによって、このお金は早く返さなければいけないのだと、常陽銀行から借りて0.5%の金利であっても1%の金利であっても、早く事業をして早く返さなければいけないのだという動機が生まれるわけです。ところが市から借りますと、極めて低利で借りているとは思いますが、そういう意味では事業がずるずる、ずるずるやっても負担が増えないのだというふうになってしまう。金利機能というのはそういう役割を果たしていますし、市が貸すということと銀行という民間が貸すということの違いは、そういうところに大きな違いがあります。単に節約ができたのだという話ではないということが私の答弁です。
以上です。
〇議長(萩原剛志君) 16番、林悦子君。
〇16番(林 悦子君) 今のお話を聞いて、なお不思議に思ったことが1点あるのですが、この防災とか、そういうものに使われるのであれば私も修正動議の提案はしなかったと言うのですが、あそこの池に落ちないように柵をするとか、そういう予算は入っているのです。一番危ないではないですか、水辺にボールを追いかけて走っていってしまったとかということで。ただし、総務委員会の中では、この中身について相当細かく切り刻みまして、確かに川股議員おっしゃるように、何か土工事みたいなもののウエートのほうが多いのです。遊具そのものは1,000万円切るぐらいしか計上されていなかったので、公園に集中しろと、場合によっては継続になってもいいから、中途半端なものをつくるなと。それから、パーゴラとかといって木陰ですか、私らから見て到底日立のこの木なんの木みたいな木でも1本、今大きい木は評判悪いのでしょうけれども、公園ですから、そういう木が1本か2本あれば十分木陰として機能するわけで、そういうパーゴラとかなんとかというのだと、それだけで1,800万円の予算になっていました。そんなのも無駄だとはっきり審議もしまして、そして初めに予算ありきで、なけなしの予算がこれだけしかないから、この中でできることをやるのだというから、こういうような予算の内訳になるのであって、公園というところに集中する、そして危なくないように、それからできる限り子供たちが喜ぶ遊具をそろえてやる、それから連れてきたご父兄の方が座れるベンチであるとか木陰であるとかというところに、もう一回原点にかかって絵を書き直しなさいというような議論をしたのです。ですから、修正動議を出す前になぜさっきの委員長報告のときにこの予算についてどのように審議なさいましたかって聞いてくださればよかったのに、なぜ聞かれないで一方的にこういう修正動議にして出してくるのですか。私たちがまるで何もしなかったみたいに思われてしまうではないですか。この1点です。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
2番、川股骭N。
〇2番(川股 骭N) 先ほど申しましたように、公園管理の経費の800万円ということについてまでは削除するということは私たちはしておりませんので、そういう意味では例えばどうしても安全、立派な遊水地がありますから、遊水地に子供たちが行ってしまうと危ないということであれば、そこのお金を節約して行えばよろしいのだろうと思います。
それから、先ほどの委員長報告の中で僕がということでしたけれども、正直言って委員長報告の中でそういう質問、そういうことまで私は思い浮かばなかったということです。つまり修正動議をしている人間がそういうことをやっていいのかどうかということについては、私はちょっと疑問に思いましたので、質問はしませんでした。
以上です。
〇議長(萩原剛志君) ほかに質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論につきましては、修正動議が提出されておりますので、修正案と原案を一括して討論を行います。討論の順番につきましては、初めに修正案、次に修正案を除く議案第1号の原案について討論を行います。
初めに、修正案に反対者の発言者を許します。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 修正案の討論を終わります。
次に、修正案を除く原案に反対者の発言を許します。次に、原案のほうです。修正案を除く原案に反対者の発言、討論。
6番、榎戸和也君。
〔6番(榎戸和也君)登壇〕
〇6番(榎戸和也君) この一般会計予算についての反対の立場から討論をさせていただきます。
先ほどの総務委員会の委員長の報告に対しても私例えば質問しました。先ほど来別な件で今林議員がああいう質問をされましたが、つまり委員会というのは預かっていることについてはあたう限りくまなくいろんな検討をしてきちっと結論を出していただくと、その上で委員会がこれを採択したいというご提案をされているわけです。私が先ほど聞いたのは、つまり例えばこの加波山市場の1,500万円、補助金、ここについて私は1点、まずこの一般会計予算のその部分について1つ当然反対はございます。それから、今修正動議をかけたということにおきましても、当然反対であります。
まず、加波山市場のことについて申し上げますが、借入れのことは置いておいて……
〔何事か声あり〕
〇6番(榎戸和也君) この第1号議案の賛否なのでしょう、今。ですから、私が反対討論をするのは、1,500万円を令和3年入れている、令和4年も入れている、今度の予算でも入れていると、そのお金がどういうふうに使われるのか、これは概算払いなのです。つまり上げておいて後から報告を受けると、報告書、令和3年のを見ますと、要するにこれだけもらいましたと、これは補助金として適切に使いましたと、それだけなのです。その中身は何の報告もないのです。ですから、先ほど言ったように例えば令和3年のときにメニューをつくってもらうのに約500万円かけていると、本当に私なんかは考えると、これ一体何なのだと、今そこに市長が社長として入っているわけです。今度の予算でも1,500万円でもそういうことをやるのかと、入れた金で何かやったのだといって、具体的にどんなメニューが出てきて、それに要するに500万円、1メニュー10万円に当たるだけの内容のものが提供されているのかと、常識的に考えてあり得ません。ですから、そういうお金の使い方をしている組織にまた1,500万円を入れるということについては、まず私は反対であります。
それと、今のこの開発事業、これは反対したのは最初平成27年です。平成27年6月の第2回定例会に補正予算で出たわけです。あの紙1枚です。つまり商業施設、大和ハウスグループが組んだみたいな話で、こっち側の高森のほうまで含めると78ヘクタール、お金は1億2,400万円、測量とか何かをやって、調整池の設計なんかをやって、その後11億円入れてもらえばあらかた間に合うのだといって始まったわけです。私はそのとき言いました。そんなものでできるわけないだろう、20億円をはるかに超えるでしょうと。今見解は違うのですが、普通の意味で30億円が来ているのです、今年度末までで。そのほかに私が言うように、例えば人件費だの、いろんな水道事業だの、そういうのを入れていくと、私は40億円近い金が実際入っていると思います。病院を除いてですよ。それで、何の成果があるのだと。この間の一般質問でB/Cの話ししました。これは小林議員が最初のときにB/Cどうなっているのだと、出てきたのは平成29年ですから、2年以上遅れて出てきたのです。そのとき軽部議員さんは職員でしたから、二十七、八億円入れると、それの130倍のいわゆる波及効果があるのだと、経済効果があるのだと、論外ですよ。それと気になるのは、この間も私一般質問で7日に部長さんに伺ったところ、要するにあそこに雇用とか、それからいわゆる家が建って固定資産税とか、そういうものが上がったのかというと、それはありませんというお答えだったのです。ただし、その後に付け加えてこうおっしゃいました。いわゆるB/Cは1.幾つになっているのだと、これ物すごい論理矛盾なのです。つまり入れたお金は1にならないのですよ、B/Cの場合には。これは例のいわゆる有効需要政策って、修正資本主義で政府が借り入れて需要をつくってやるという、あの政策の場合の乗数効果の場合入れれば1なのですよ、入れただけで。入れたお金が次どういうふうに回っていって、それで入った人がトラック買うだの何だのといって経済波及効果が出てくれば、それを乗数効果と言います。だけれども、B/Cの場合には最初の入れた1はゼロなのです。その上で何が、例えば道路を造ったら渋滞がなくなってガソリン代が節約されたとか時間が節約されたとか、そういうものを積み上げたのがそれはBです、便益、ベネフィットになるわけです。ですから、最初から先ほど来川股議員が言ったように、調査とか基本的なことが全然されないで行け行けで始まって、あのとき反対したのは林議員、菊池議員、私です。小林議員ももしうまくいかなかったときはどうなのだと、撤退するようなことも考えなくてはならないのではないですかと言ったら、市長は何て答えたかというと、小林議員の言うようなことは想定していないと、やるしかないのだと、こういうことで始まったのです。議事録を読んでください。私、議事録を読んで今やっていますから。だから、中身も何も検証しないで、自分のお金なら構いません。市長が自分のお金、30億円、40億円使ってやるなら構いません。これ我々市民の税金です。
〇議長(萩原剛志君) 榎戸議員、現在修正案を除く……
〇6番(榎戸和也君) 過疎化が進もうとしているときに……
〇議長(萩原剛志君) 榎戸議員、現在修正案を除く原案の反対……
〇6番(榎戸和也君) だから原案に反対しているのです。ここに金を入れるということについて反対しているわけです。
〇議長(萩原剛志君) 簡潔にお願いします。
〇6番(榎戸和也君) これだけ過疎化が進んでお金を有効に使わなくてはならないときに、またあそこに無駄にお金を使っていくのかと、そういう意味で、今私後で修正案出しますけれども、水道事業も。あそこに水道事業の金をまた入れていくと、これ入っていますから、繰り出しでこの予算に。ですから、そういうことはやめてもらいたいということで、ぜひ議員の皆さんには本当に冷静に考えていただいて、一括ですから、私としては修正動議に賛成したいということなのですけれども、賛成って出しているのですから、議員の皆さんには市民を代表してここに、お金の使い方について、座っていただいているので、ぜひ反対に賛同いただきたいと、以上であります。よろしくお願いいたします。
〇議長(萩原剛志君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。
12番、市村香君。
〔12番(市村 香君)登壇〕
〇12番(市村 香君) 榎戸議員の反対の討論をされましたので、賛成の立場で討論させていただきます。
駅北口の開発では、現在、水辺公園整備が行われております。若いお母さんたちは、市内に現存する公園は利用しづらい、ママ友同士で遊べる公園が欲しい、私の友人からは、孫と一緒に安心して遊べる公園がないので、毎回市外の公園に行っている、早く市内で遊べる公園が欲しいと要望を受けております。先ほど林議員からも総務委員会で協議したと伺っておりますが、桜川市が毎年市民アンケートで取っている中でも、最も多い意見が子供たちが元気に遊び動き回れる公園が欲しいとあり、平成30年度から令和4年度までの5年間のアンケートでも、実に約7割近くの方が魅力ある公園として整備されていない、水辺空間なども不足していると感じるとのことで、そのために現在、桜川筑西インターチェンジ周辺地区に都市公園の整備を進めているわけです。昨年7月には、大和駅公園として遊具広場の一部開園がされ、親子で触れ合う公園ができて認定こども園の園児たちも利用できているようで、過疎地域に指定された当市にとっては、市外からも人を呼び寄せることができる施設として、行く行くはこの水辺を桜川市の魅力の一つとしてもらいたいと思っております。そのほかいろいろあそこにはありますが、今やめることは私はできないと思います。それは市民のためで私は考えております。
今年1月には、外周園路を利用した親子ウオーキングを開催したということですが、まだまだ参加者や公園利用者の方々から遊具の増設や日陰で休める場所、ボール遊びの広場が欲しいなどの意見もあるようで、市民の利用はもちろん、ほかの市町村からも遊びに来ていただき、みんなに親しまれる公園整備を早く進めていただきたいと私も考えますので、これにつきましても賛同をよろしくお願いしたいと思います。
また、この原案の中には、令和5年度に初めて過疎化対策として2億円の予算が計上されております。市民の人生をトータルで支援する桜川人生応援プロジェクトが計画され、このプロジェクトは副市長以下の部課長、それから若い職員も交え、各課を超えて検討を重ねながら新たな各種事業を企画していく事業は、私は大いに期待したいと思っております。
そして、残念なのですが、あと2週間でしょうか、小林副市長は国のほうにお帰りになります。桜川市のために一生懸命頑張っていただきまして、本当に残念で、まだまだいてほしいのです。小林副市長、そういう人を大塚市長と一緒で、タッグを組んでこれから市民のために頑張ってもらいたいところですが、小林副市長はやっぱり国に帰らないと駄目だということで帰りますので、本当に桜川市としては残念に思っているところでございます。そういうところで、私たち議会も、それから職員も、みんな市民のために考えているということは、皆さんにご理解いただきたいなと思っております。
そういうことで、これから過疎化対策も進めていただきたいと思いますので、今この予算を削除したりやめたりすることはできませんので、どうぞこの予算に対して私は賛成いたしますので、賛成の立場でご賛同いただきますようよろしくお願いいたします。
以上です。
〇議長(萩原剛志君) ほかに討論はありませんか。
2番、川股議員は発議者ですので、認められません。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 討論を終わります。
これより2番、川股骭Nほか1人から提出されました修正案について起立によって採決いたします。修正案の採決をいたしますので、初めに。
本修正案に賛成の方は起立願います。
〔起立少数〕
〇議長(萩原剛志君) 起立少数です。
よって、修正案は否決されました。
次に、修正案が否決されましたので、議案第1号の原案について採決します。
原案に対して賛成の方は起立願います。
〔起立多数〕
〇議長(萩原剛志君) 起立多数です。
よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。
日程第2、議案第2号 令和5年度桜川市国民健康保険特別会計予算について、討論、採決を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 異議なしと認めます。
よって、議案第2号は委員長報告のとおり可決されました。
日程第3、議案第3号 令和5年度桜川市介護保険特別会計予算について、討論、採決を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 異議なしと認めます。
よって、議案第3号は委員長報告のとおり可決されました。
日程第4、議案第4号 令和5年度桜川市介護サービス事業特別会計予算について、討論、採決を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 異議なしと認めます。
よって、議案第4号は委員長報告のとおり可決されました。
日程第5、議案第5号 令和5年度桜川市後期高齢者医療特別会計予算について、討論、採決を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 異議なしと認めます。
よって、議案第5号は委員長報告のとおり可決されました。
日程第6、議案第6号 令和5年度桜川市水道事業会計予算について、討論、採決を行います。
討論ありませんか。
2番、川股骭N。
〔2番(川股 骭N)登壇〕
〇2番(川股 骭N) 私は、当該の委員会のメンバーです。そういう意味では、当該委員会の議事について私は反対すると、水道事業に関しては反対すると申し上げました。それは、水道事業をさらに頑張ってほしいという意味において反対するとその場で申し上げました。
水道の関係の方が努力していることは大変よく分かります。しかし、有収率60%台で、今後の整備費を考えると200億円、300億円という事業がかかっていくわけです。こういう中でもって、今回の予算を見ますと、本格的な管路の整備事業は入っておりません。できるだけ一日も早く管路の整備事業を進めてほしいと、そのためには今一般会計からの繰出金は2億円程度ですけれども、一般会計からの繰り出しも増やし、さらに企業債も増やして5億円から10億円の管路整備費を本格的に進めていただきたい。そうしないと、特に岩瀬地区の漏水というのはなかなか改善されないだろうと思います。水道部の皆さんが一生懸命に給水管についてのいろんな点検を行って、住民の方も協力をいただいて、給水管から漏水している部分は随分改善したのだろうと思います。そのために4ポイントぐらい有収率が向上しました。そこは評価しますが、やはり今後のことを考えますと、配水管整備について本格的にやってほしいということで、水道事業者を激励するという意味を含めて反対いたします。
といいますのは、もう一点申し上げますと、私の友人からの話では、従来水道関係は厚生労働省の所管だったわけですけれども、水道課がありまして、来年度以降は国土交通省に移ると、水道や下水についても本格的にインフラ整備を始めるのだと、そのためには厚生労働省に置くよりは国土交通省で整備していくのだというふうな方向に変わるそうです。そういうことも踏まえて、水道課、あるいは上下水道部だけではなくて、財政当局も含め、市長も含めて一生懸命に水道に取り組んでいただきたいということで、そういう予算にはなっていないという意味で反対させていただきます。よろしくお願いいたします。
〇議長(萩原剛志君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) これで討論を終わります。
これから本案を採決します。
この表決は起立によって行います。
本案は原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
〔起立多数〕
〇議長(萩原剛志君) 起立多数です。
よって、議案第6号は原案のとおり可決することに決定しました。
日程第7、議案第7号 令和5年度桜川市病院事業会計予算について、討論、採決を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 異議なしと認めます。
よって、議案第7号は委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第8号 令和5年度桜川市下水道事業会計予算に対する修正動議を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
6番、榎戸和也君。
〔6番(榎戸和也君)登壇〕
〇6番(榎戸和也君) この議案第8号 令和5年度桜川市下水道事業会計予算に対する修正動議の説明をさせていただきます。
次のページめくっていただきまして、修正の内容はそこに数字等は書いてありますが、いわゆるあそこに合同会社が宅地造成をすると、その宅地造成を見込んで、そこから今のコメリ、福田自動車さんのところの近くにある、名称は長方農業集落排水というところに管をつないで、その費用が約1億2,000万円ということであります。下水道部の説明では、将来的には農集排の施設なども老朽化したときに、そこに公共下水道を持ってくるのだというお話です。当然そこには費用負担かかってまいります。工事費もそうですし、その後の加盟のお金も払わなければいけないし、つまり市として広域の下妻のほうのそちらにお金も払わなければいけないし、当然そこに家を建てて加入した方も、今までの農集排と違ってお金は負担していかなければならないと。そういうもののコストをきちっと出した上で、取りあえず農集排につなぐと言われているのかどうか、そこが非常に不明瞭であります。先ほどもちょっと出ましたが、今この公共下水道関係については、総務省がもともと中心になってやっていて、そこに先ほど出たように、最近は国交省まで入ってきています。環境省も入っています。あと1つ、4つぐらいが今この広域化と、つまり各自治体でやっているのではかなり大変なので、広域化していくのだというのが国の方針のようであります。
ただ、私が申し上げたいのは、全国一律の基本的にルールでやるということですが、いわゆる高度経済成長時代に桜川市でもそういうものを始めました。しかし、今の人口がこれだけ減っている中で、それに当たるある程度家が集約された場所がどのぐらいあるのかと、ですからそういうことをやっても、後々の管理費とか何かを考えると非常にお金がかかっていくわけです。ですから、言葉悪く言えば、桜川市のような割とばらけたところでこの過疎化が進む現状の中で、国の言うとおり広域化だからやるのだと、補助もそれなりにそのときは出るのだと、しかし、後々非常に大きな負担になってくるわけであります。ですから、今の状況を考えればいわゆる合併浄化槽でいいでしょうと、あそこも。合併浄化槽ということで今まで来ていたのですから、それなのにこういう形で今後非常に不透明な形でお金がかかるようなことをするのはすべきでないと。
より根本的なことを2つ申し上げます。まず、先ほど来出ていましたように、あそこに宅地が張りつくと、宅地造成ができるのだと盛んに言いますが、今までずっとそうやって言ってきたわけでしょう。できない。今度も新しい阿部田の建設会社さんがその合同会社に加入したのだと、私聞きました。出資金幾らになるのですか、分かりませんと。基本的に民間であるということは、その会社がどれだけの資力を持ってやるかということです。あるいは、それを背景にしてどれだけ銀行から借りられるかということです。市は入れないと言っているのですから。そういう中でやるのだやるのだって幾ら言ったって、はっきり言ってできませんよ、私はそういう認識です。そのできもしないところにそれだけのお金を、1億2,000万円を入れることが単純にまずどうなのかということについては、私は反対であります。反対なので、この修正動議を出すわけなのですが。
あと、合併浄化槽の予算が今一般にもあるし、こちらにもあるのですけれども、いわゆる生活環境課のほうで衛生費の第1項第3目環境衛生費のほうで合併浄化槽についての予算が約8,000万円、これ120基を見込んでいると、これはほとんど使われてしまうそうです、毎年。これは1基当たりにすると70万円ぐらいなのです。だから、70万円で100戸できても、市が出す金は7,000万円で済むのです。これ水道と違いますから、下水道はそこで川に流したら一切金かからないのです、下水道の場合は。だから、合併浄化槽に補助してつくってもらって、そこそこきれいな水になって川に流すと、これが県の補助、国の補助、市の持ち出し、こういうことでやっているわけですが、市の持ち出しはこの8,000万円のうちの3,000万円であります。あとは国と県から来ているのです。ですから、こういうばらけた桜川市のようなところの場合には、合併浄化槽でやるのがやっぱり適切であると。ですから、これにまた1億2,000万円もかけて来るか来ないかも分からないところに市のお金を投入するということについては、私は反対であるということで、この内容の修正案を提案するわけであります。つまり今言った約1億2,000万円を削るということです。以上であります。
あとお願いしたいのは、私のこの修正案に反対の方は、質疑は当然していただいて、反対の方は反対の理由をぜひ申し述べていただきたいと思います。
あと、議長にお願いしますが、採決に際しては、賛成が例えば2人とか3人でも、反対の方にもちゃんとご起立をいただいて意思表示をお願いしたいと、よろしくお願いいたします。そういう採決をお願いしたい。以上であります。
〇議長(萩原剛志君) 提案理由の説明が終わりました。
これから議案第8号に対する修正動議について質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論につきましては、修正動議が提出されておりますので、修正案と原案を一括して討論を行います。討論の順番につきましては、初めに修正案、次に修正案を除く議案第8号の原案について討論を行います。
初めに、修正案に反対者の発言を許します。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 修正案の討論を終わります。
次に、修正案を除く原案に反対者の発言を許します。
2番、川股骭N。川股議員、修正案を除く部分の内容で発言を。
〔2番(川股 骭N)登壇〕
〇2番(川股 骭N) 原案についての反対意見を述べさせていただきます。
下水道事業でもっての集落排水と、それから下水道事業につきましては、多分市の方々全部、それから議員さん方全部が20年前の選択が間違ってしまった。公共下水道や集落下水道というものは、言ってみれば大都市とか、あるいはせめて中核都市、大きな都市が行うものであって、こういう地方都市で行うべきものではなかった。それから、集落排水事業についても農水省はいろんないいことを言ったけれども、結局のところそんなにお金が出ていくだけであって大きな効果がなかったということは、皆さん重々分かっていると思います。端的な話が市が今入ってくる料金収入が100に対して、それの8倍から7倍の一般財源を出しているわけです。これはもう選択が明らかな間違いだったわけです。でも、昔のことは仕方がありません。今さら直すわけにいかない。とすれば、こういう新しいことについての、新しく行う、つまり1億2,000万円も投じて集落下水道をさらに増やしていくと。1億2,000万円を投じて何戸になるのか分かりませんけれども、あそこの開発が全体できれば100戸になるでしょうし、ほんの僅かだと20戸で終わるのかもしれないし、それはうまくいったときの話ですが、そういう今後無駄を生むような仕事は一切しないということを少なくとも議会の皆さんも、それから市の当局の方々も、先ほど申しましたように、100円の収入しかないのに800円の支出をしなければいけないということはよく分かっているはずですので、ぜひ原案に対して反対していただきたいというふうに私は思います。
以上です。
〇議長(萩原剛志君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 討論を終わります。
これより6番、榎戸和也君ほか1人から提出されました修正案について起立によって採決いたします。
本修正案に賛成の方は起立願います。
〔起立少数〕
〇議長(萩原剛志君) 起立少数です。
よって、修正案は否決されました。
次に、修正案が否決されましたので、議案第8号の原案について採決いたします。
原案に賛成の方は起立願います。
〔起立多数〕
〇議長(萩原剛志君) 起立多数です。
よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。
ここで暫時休憩とします。
休 憩 (午後 3時50分)
再 開 (午後 4時00分)
〇議長(萩原剛志君) 休憩前に引き続き会議を再開します。
〇議長報告第1号の委員長報告、質疑、討論、採決
〇議長(萩原剛志君) 日程第9、議長報告第1号、本定例会に付託されました請願・陳情について報告を求めます。
最初に、陳情第2号 平成26年度から令和3年度までの8年間に桜川市人口は約5.5千人減少したにも拘わらず『一般行政職員を20名増加』させた桜川市人事管理行政の検証と『今後の桜川市職員採用数の急減への懸念』に関して市民への丁寧な説明を市行政に求める陳情及び陳情第3号 先月(2/16)示された桜川市新庁舎建設設計概要書において当初計画されていた大会議室等の防災関連施設及び書庫等の室内空間利用において不合理な設計に変更されている点において合理的な設計に改善することを市行政に求める陳情について、総務常任委員長、飯島洋省君、登壇の上、一括報告願います。
〔総務常任委員長(飯島洋省君)登壇〕
〇総務常任委員長(飯島洋省君) 総務常任委員会陳情審査報告書。
総務常任委員会の審査の結果並びに審議の経過、概要について、会議規則第143条の規定によりご報告申し上げます。
本委員会に付託された案件は、陳情第2号 平成26年度から令和3年度までの8年間に桜川市人口は約5.5千人減少したにも拘わらず『一般行政職員を20名増加』させた桜川市人事管理行政の検証と『今後の桜川市職員採用数の急減への懸念』に関して市民への丁寧な説明を市行政に求める陳情であり、陳情者は、桜川市富谷1673番地、菱沼繁氏でございます。
本委員会は、3月14日、岩瀬庁舎2階大会議室において、委員5名の出席の下に、関係部課長の出席を求め、書記を任命し、付託された案件について詳細な説明を受けました。
本陳情は、人口減少に伴った職員の定員管理が適正に行われているかの検証及び職員の年齢構成を踏まえた若年層の雇用に係る採用者数の見通し、併せて財政状況を見込んだ将来的な職員管理計画を求めるものであります。
初めに、人口及び職員数に関し、陳情者と市が示した数値に相違があったため、平成26年度から令和3年度までに桜川市の人口減少は約5,000人であることを確認しました。その上で、一般行政職員が20人増加した理由は、組織の改編や大規模事業の影響により、年度ごと及び部局間で人員の増減があるためとの説明を受け、組織全体で見ると適正な人員配置が行われていることを確認しました。
次に、平成26年度以降の採用者数の適正性については、退職者数を含め試算した結果、採用者数より退職者数が上回っており、根拠として合理性があることを確認しました。
職員の年齢構成を踏まえた若年層の雇用に係る採用者数の検証と見通しについては、正規職員数だけでなく会計年度任用職員など非正規職員まで含めれば、幅広い年齢に対し雇用を提供しており、著しく人口動態と比較し激変しているとは言えず、単純に年度比較増減数だけで判断することは難しく、採用には社会情勢、財政的状況も見なければならない状況下で採用を実施していることが分かりました。
また、採用の見込みについては、市の示した定員適正化計画において、職員の年齢構成の平準化、将来的な人口割に対する職員数も考えて計画がつくられていることを確認しました。さらに、令和5年度においては、定年延長制度の決定により計画を見直すとの説明を受けました。
定員適正化計画においては、定年だけが退職数だけでなく、年度途中の退職者等も見込んでの計画を立てること、また年齢構成や高度経済成長期大量退職など社会的情勢を経て、採用が実施されたことなど理由も入れ込み、納得感のある説明となるよう計画策定を要望しました。
最後に、市民への丁寧な説明については、職員の給与や定員管理の状況を広報紙やホームページにて公表しているとの説明を受け、市民への情報を可能な限り公開しており、適正な説明はされているとの結論に至りました。
以上のことから、慎重に審議した結果、出席委員全員一致で、本陳情を不採択すべきものと決定いたしました。
以上が、総務常任委員会に付託された案件に対する審査の結果であります。
各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
令和5年3月22日
総務常任委員会委員長 飯島 洋省
桜川市議会議長 萩原 剛志 様
続きまして陳情第3号についてご報告をさせていただきます。
総務常任委員会陳情審査報告書。
総務常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第143条の規定によりご報告申し上げます。
本委員会に付託された案件は、陳情第3号 先月(2/16)示された桜川市新庁舎建設設計概要書において当初計画されていた大会議室等の防災関連施設及び書庫等の室内空間利用において不合理な設計に変更されている点において合理的な設計に改善することを市行政に求める陳情であり、陳情者は、桜川市富谷1673番地、菱沼繁氏であります。
本委員会は、3月14日、岩瀬庁舎2階大会議室において、委員5名の出席の下に、関係部課長の出席を求め、書記を任命し、付託された案件について詳細な説明を受けました。
陳情の趣旨は、新庁舎の基本設計において昨年6月に実施したパブリックコメントで示した当初案から、昨年12月に策定された基本設計が不合理なものに変更になっているので、内容の改善を求めたいというものです。
初めに、6月に公表された当初案の合理性を欠如させた最終案の不合理性については、基本設計の策定経過とプロポーザル案の選定や条件などの説明を合わせ、策定までのプロセスについては、一部説明が足りなかった点もあるが、市民サービスや利便性を優先させながら、防災機能もしっかり果たすよう合理的な計画となっているとの説明を受けました。
次に、書庫が占める面積による新庁舎内空間利用方法の不合理性については、現庁舎にある文書量を正確に把握し、面積効率のよい什器の選定をはじめ、電子化などによる将来的な書類の保管方法や削減を踏まえ、今後老朽化する東庁舎の解体も視野に入れながら、建設コストを意識した合理的な計画となっているとの説明を受けました。
次に、設計過程に見られる市行政手続における適正性については、庁舎が大規模災害時に防災拠点として機能するよう、地域防災計画やマニュアルに沿った基本設計になっていることに加え、災害の規模によってフレキシブルに対応できる設計ともなっているとの説明を受けました。
これらの説明を受けて論議し、策定された基本設計は当初案と比べて不合理な設計に変更されたとは言えず、パブリックコメントや職員ワークショップ、関係部署などと協議を重ねた結果が反映されていることを確認しました。また、様々な災害の形態に対応することを想定し、災害時には拠点となる計画となっています。
以上のとおり、慎重に審議した結果、出席委員全員一致で、本陳情を不採択すべきものと決定いたしました。
ただし、当初案から配置計画を変更した過程が市民にとって分かりにくい点があったことから、今後丁寧な説明を求めるとともに、社会状況を踏まえ、地域防災計画についても新庁舎開庁の時期に合わせて改定するよう、委員会として要望をいたします。
以上が、総務常任委員会に付託された案件に対する審査結果であります。
各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
令和5年3月22日
総務常任委員会委員長 飯島 洋省
桜川市議会議長 萩原 剛志 様
以上でございます。
〇議長(萩原剛志君) 報告が終わりました。
これより質疑を行います。
総務常任委員会以外の方、質疑願います。
2番、川股骭N。
〇2番(川股 骭N) 職員の数というか、職員定数の関係ですけれども、なかなか職員の数をどの程度が適切であるかということに関しては相当難しいところがあると思います。といいますのは、一部事務組合があるかないかとか、それから水戸みたいに保健所設置市であるかどうか、それぞれ自治体によっても権能が少しずつ異なっていますので、一概にこの数字が妥当であるということは言えないと思いますし、さらに最近は会計年度任用職員の数がどうであるかということも入れて考えないといけないだろうと思います。
そういう点から、今回の請願者の陳情について、せめて茨城県内のそれぞれの市町村のデータを基にして、県内の市町村でもっての同じような権能を持っている、つまり一部事務組合はこうなっているというところの数字はどうであったのかというようなものが、そういうのを含めて検討したのかどうか、陳情者の資料によれば、私は残念ながらそこまで見ていないのですが、人口1万人当たり90人とか85人とかという数字出ていますけれども、例えば県内の平均はどうだったのかみたいなことは検討されたのでしょうか、その点をお伺いしたいと思います。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
飯島委員長。
〔総務常任委員長(飯島洋省君)登壇〕
〇総務常任委員長(飯島洋省君) 報告の、あくまでも桜川市の人事の職員数の動向の確認を行いまして、茨城県全体でいきますと、各市町村状況が違いますので、そちらのほうの議論にはなっておりません。
〇議長(萩原剛志君) 2番、川股骭N。
〇2番(川股 骭N) なかなか職員数というのは非常に難しいところがあるのですけれども、逆に難しいがゆえに比較できるとすると、ほかの市町村はどの程度であるのか、つまり1万人当たり職員数がどの程度いて、会計年度職員数はどの程度いるのか、そこでもって凹凸というか、あまりにも多いところ、少ないところというのは何か理由があるわけですので、それはどういう理由なのか、そういうことをしないと適正であろうという職員数というのはなかなか出せないのです。そういう点で、桜川だけ見て適正である適正であると幾ら言っても、これは仕方がないのであって、今後これは請願ということには必ずしもならないのかもしれませんが、やはり職員数というのは非常に大切なところでありますし、そういう点はぜひよろしく、そういう検討を市のほうも市民に対して適正であるというならば、それはほかのいろんな市町村と比べて全体平均として見てもこうであるというようなことの説明をしていただきたいなと思っています。よろしくお願いいたします。
〇議長(萩原剛志君) 続いて、6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) 委員長にお尋ねしますが、配置数、計画の変更があったというお話がありましたが、これ具体的にどういうことだったのかご説明いただきたいというのが1点です。
それから、採用者数より退職者数が上回っておりというここは、つまり退職の中には定年退職と俗に言う勧奨なんかも定年に近いかもしれないです、ぎりぎりのところは。ただ、それより前に辞められる方が結構多いというような話も伺うわけです。ですから、その辺の数字はどうなっているのか。つまりいい意味でここをちょっとステップにして、この間聞いたら水戸の市役所受かったので、そっちへ行ってしまったと、こういう形は残念ですけれども、これは特に内容的に問題はない。ただ、市のほうとしては、それが早めに言ってもらって次の人繰りの関係ありますので、そういうことあるかと思うのですが、そういうのは問題ないと思うのですが、ただ今のこの職員の動向、この間もありましたように、380人前後で14人の方がメンタルでお休みになっていると、療養休暇を取っていらっしゃると、あるいはいろんな形で亡くなられた方もいると、そういう職員の方が働く環境、労務管理といいますか、それは当然人の採用の問題とか配置の問題とか、そういう問題が絡んでいると思うのです。そういう意味で、今別に桜川市だけの状況ではないのかもしれません。全般的にそういうことが学校現場とかいろんなところで起こっているということも当然考えられるのですが、ただそれにしても何らかの手は打たなければいけないわけで、その辺のことについてはどのような議論がなされたのか。特に陳情者から出された年齢別職員構成の状況、令和3年の4月1日現在、幾つか出されていますが、普通であれば5年経過すればそれが誰も辞めないとか何かであれば横に動くだけなのですが、これを見ると24歳から30歳ちょっとぐらいの間が異常に膨らんでいるのです。これは今後のラスパイレス指数の問題からいっても、いろんな職員の誰を部長さんにする云々ということからいっても、ある程度やむを得ない波ですから、あるかもしれませんが、それをなるべく緩和して平準化するのが、先輩、後輩が仕事を教えるとか、新しい人が途中とか何かでばっと入ってきて、丸投げされて目が回ってメンタルに参ってしまうなんて人も当然いると思うので、そういう観点からいくと、これについてはどんな話合いがされたのですか。つまり中途採用みたいな形で今30歳前後の人がすごく数が増えているのです。こういうのって普通は新採で採れば22、3歳、大学出て二、三年とか、そういう人が増えてくるというのは分かるのですけれども、何かちょっとよく分からないのです。この辺については、もろもろさっき言ったメンタル不調とか職場の中の先輩、後輩の教え合いとか、我々市民とすればいいサービスをしてもらわなければ困るわけですから、だから14人もいなくなってしまったら、穴埋めでみんな大変だし、いいサービスを受けられないです。何よりも職員の方自身が自分の命とか健康とかを守るときにこれもかなりの問題です。ですから、そういう意味でこの陳情者が言っていること、つまり市の職員の皆さんが内部でいろいろ努力をされているのは分かるのですけれども、議会としてもこういう状況をしっかり把握して、どうしていくのだというような議論というのはどの程度なされたのか、いろいろありますけれども、その辺ちょっとお伺いしたい。
〔何事か声あり〕
〇6番(榎戸和也君) まず、第1点は最初言ったように……
〇議長(萩原剛志君) 簡潔にお願いします。
〇6番(榎戸和也君) 配置数、計画の変更はどんな内容だったのかと、急では困るというような意味、さっき言われましたよね。これを具体的に教えていただきたいと。
それから、要するに退職者の中途退職というか、普通だったら定年までと思うのですが、時代は変わったとはいえ、定年で辞める方とその前に何か辞めてしまうという方の比率はどんな比率だったのかを検討されたのか。
それと、この山の問題です。これはかなりの山ですから、見ると。何でこの年齢が今後高くなれば後で大変なのです、人件費でも何でも。なるべく平準化しないと、先輩から後輩行かないでしょう。そういうことについて陳情者があれだけいろいろお調べになって出してくれたことに対して、委員会ではどういう議論がされたのかと、以上3点かな、よろしくお願いします。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
飯島委員長。
〔総務常任委員長(飯島洋省君)登壇〕
〇総務常任委員長(飯島洋省君) まず1点目ですが、配置数、計画の内容についてですけれども、陳情の中では、まず一般行政職員に焦点を当てられて陳情をされていますけれども、全体職員数の中での特別職、そして教育部門、企業等の職員というようなところで、今詳しくは年代ごとでは言えませんけれども、そのときの職員の重点項目としてバランスよく配置しているということによって、一般行政職員の変動があるというようなことの計画の内容について説明を受けて確認をしております。
もう一点が数値についてですが、退職者数の内訳もその年度ごとによってバランスはありますが、平均として毎年採用が平均18、それに対して退職者数が22、その辺のバランスと、中途退職者についてはその年度ごとに人数の変動がありますので、そちらについてはすぐに回答はできません。
あと、山についてですけれども、そちらも先ほどのご報告いたしましたように、社会の情勢と、それと大規模事業等の改編等に即して、それで採用数の増減があるというようなことで報告を受けております。
以上です。
〇議長(萩原剛志君) ほかに質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
6番、榎戸和也君。討論ですので、まず反対ですか、賛成ですか。
〔「反対です」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 反対ね、確認ですから。
反対者の発言を許します。
6番、榎戸和也君。
〔6番(榎戸和也君)登壇〕
〇6番(榎戸和也君) 反対の立場から討論させていただきます。
今お尋ねした中の特に3番目、この陳情された方が人員の変化を幾つかグラフを挙げて、これは市でつくったグラフです。出されています。私が今ここに持っているのは、令和3年の4月1日現在の今の職員を4歳ごとに区切ったパーセンテージですけれども、これ出ているのは、人数と大体読み替えてもいいのではないかと。物すごくこれを見ると、もともといわゆる24歳とか、そのぐらいの方は前に大きい山が抜けたので、ここもある程度大きい山で採用されているのです。ところが、その山がさらに高くなっているのです。これは極端に言えば、陳情者の方が言っているの正しいかどうか分かりませんが、これだけ採ってしまうと、この後年間5人ぐらいしか採れないのではないかということを陳情者は言われています。それは、ちゃんとした計画の中でどういうふうになっているのか、つまり波はなるべく平らにするというのが基本なのです。ところが、この大塚市長の何年かの間にその波をさらにでかくしたのです、中途採用で。それは、大学出てすぐ公務員試験を受けてくるという方ばかりでありませんから、それはしようがないのですが、こういうことをやると、何度も申し上げているように、新しい採用に非常にしわ寄せが来ると、つまり市長はいっぱい雇っていいけれども、次に市長になった人は雇えなくなってしまう、そういうことも起こるわけです、例えばですよ。それと、何よりもこれが労務管理という観点からいって先輩、後輩というのがなだらかになる、先輩、後輩というか、上役、下役と言ったらいいのかな、そういう流れで教えながら次の人を育てていくという観点からいっても、いろいろ問題のある採用の仕方だと。こういうことは、しかもさっき言ったように、それが今の市の現状でともかく14人の方がメンタルだけでお休みになっていると、これはよその市町村もそういうことがあるというふうに伺っておりますが、これは本当深刻なことです。ですから、市民が行ったって、それだけ逼迫していれば幾ら臨時の方を雇ったって対応がし切れないし、そういうもろもろのことをせっかく陳情者が提示してくれたわけですから、やっぱりこれはもうちょっと市としてそういうことについて考えるべきだということを議会として何らかの意思表示というか、趣旨採択とか何かいろいろあると思うのですが、それをまるっきりただ認めないと、不採択というのは私は反対であります。
以上であります。
〇議長(萩原剛志君) 次に、委員長報告に賛成者の発言を許します。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) これで討論を終わります。
これから陳情第2号、第3号を採決します。
この表決は起立によって行います。
初めに、陳情第2号について採決します。委員長報告は不採択です。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立多数〕
〇議長(萩原剛志君) 起立多数です。
よって、陳情第2号は委員長報告のとおり決定しました。
次に、陳情第3号を採決します。
この表決は起立によって行います。
陳情第3号について、委員長報告は不採択です。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立多数〕
〇議長(萩原剛志君) 起立多数です。
よって、陳情第3号は委員長報告のとおり決定しました。
次に、請願第4号 大和地区教育後援会から、大和中学校、雨引小学校、大国小学校が、教育備品等の寄附の受け取りを拒否することを求める請願について、文教厚生常任副委員長、菊池伸浩君、登壇の上、報告願います。
〔文教厚生常任副委員長(菊池伸浩君)登壇〕
〇文教厚生常任副委員長(菊池伸浩君) 委員長は、所用があって早退しましたので、副委員長の私、菊池伸浩が報告いたします。
文教厚生常任委員会審査報告書。
文教厚生常任委員会の審査結果並びに審議の経過概要について、会議規則第143条の規定によりご報告申し上げます。
本委員会に付託された案件は、請願第4号 大和地区教育後援会から、大和中学校、雨引小学校、大国小学校が、教育備品等の寄附の受け取りを拒否することを求める請願であり、請願者は桜川市本木383番地、勝田俊雄氏であります。
本委員会は、3月15日午後2時10分より、岩瀬庁舎3階議会全員協議会室において、委員5名の出席の下、関係部課長の出席を求め、書記を任命し、付託された案件について詳細な説明を受けました。
初めに、教育備品等の受け取りを拒否すべきか否かについて協議を行いました。教育委員会では、大和地区教育後援会の会費が学校教育の振興を図ることに賛同した方によるものであると認識しており、その点から判断すると、後援会からの教育備品等の寄附の申出を拒否する必要はないと考えられます。
次に、後援会が発出した文書の中にある「市の教育予算が削減された分を補うもの」という表現について協議を行いました。教育委員会では、各学校に対して必要な予算配分をしており、後援会から援助を前提とした予算配分を行っていないことを確認いたしました。
最後に、後援会費の集め方について協議を行いました。請願者によると、本木地区では教育後援会のほか、各種募金を含め「割当的な寄附」が行われていると訴えております。しかしながら、いわゆる「区費」の集め方については、桜川市あるいは教育委員会が関わる件ではなく、当該地区の中で協議すべき問題ではないかという意見が多数を占めることになりました。
これらの意見を踏まえて慎重に審議した結果、本請願については、不採択多数で不採択とすることを決定しました。
以上が、文教厚生常任委員会に付託された案件に対する審査の結果であります。
各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いをいたします。
令和5年3月22日
文教厚生常任委員会委員長 鈴木 裕一
桜川市議会議長 萩原 剛志 様
〇議長(萩原剛志君) 報告が終わりました。
これより質疑を行います。
文教厚生常任委員会以外の方、質疑願います。
2番、川股骭N。
〇2番(川股 骭N) 私は、請願者の紹介議員でありますので、文教厚生委員会でもってどのような議論が行われ、このような結論に達したのかということについてもうちょっと詳しくお聞きしたいと思います。
この請願は、桜川市の各地域によっていろんな集め方とか慣習とかというのは違っているだろうとは思うのですが、請願そのものはあくまでも大和地区教育後援会という任意の団体が大和地区の各家庭から割当て的な方法で集金した寄附金で教育備品を購入し、それを大和地区の3つの学校に寄附をしていると、これをやめてほしいというあくまでも大和地区教育後援会というものの請願であるということは、まず理解していただきたいと思いますし、もう一つはこの請願にもありますように、自発的な寄附までやっていけないというようなことを言っているものではないわけです。
この論点は、請願者の請願文を読みますと、3点ほどあると思っています。1つは、大きく言って憲法との関係です。これは、義務教育はこれを無償とするということがありまして、それに基づきまして桜川市も保護者の負担をできるだけ少なくするようにずっと努力してきたと思います。つまり保護者がいろんな形で負担するのはもうやめてほしい、それでその分だけ文教予算というか、教育予算を増やすのだということをしてきたわけですけれども、先ほどちょっと委員長報告にもありましたけれども、この文章の中では市の教育予算が削減されているので、寄附金集めをしなければいけないのだというふうに書かれています。これはやはり問題が大きいわけです。市の教育予算は足らないと言っているわけですので、減額されたと言っているわけですので、その点について、一方において市の当局なり市議会は一生懸命増やすよう努力してきたわけですので、この点で教育予算が十分に措置されているのかどうか、こういうふうな議論が行われているのかどうかということをお聞きしたいと思います。先ほどの報告では、一応は十分に措置されているのだというようなことだったと思いますが、どの程度、ただ一方においては減額されていると言っているわけですので、その点も含めて教えていただきたいと思います。
それから、さらに大切なところは地方財政法との関係です。地方財政法では、先ほどこの請願にもありますように、割当て的な寄附金集めというのは相当広く捉えて、それをやめなさいと言っています。つまり直接的であるか間接であるか、つまり市が直接でやるかいろんな団体がやるかとかということは関係なく、それからお金であるのか、それから物であるのか、こういうことも関係なく、とにかくいわゆる寄附という概念を広く取って、自発的でない割当て的な寄附というのは禁じています。それはやってはいけませんよと言っています。今回のこの大和地区の教育後援会の集め方は、請願に添付された資料、大和地区後援会の会長さん、副会長さんの文書を見る限りにおいてであると同時に、私も関係していますから分かるのですが、保護者は2口で1,000円、保護者でない方は1口以上で500円という形で金額を明示して、これで集めています。これが割当て的寄附と僕は言うのだろうと思いますし、逆に言うとこういう金額を具体的に明示した金額でも割当て的寄附ではないのだと言ってしまったら、割当て的寄附というのは何なのでしょうかというふうに言いたくなります。そういう意味で、委員会ではこの地方財政法の割当て寄附というのはどのような議論をしたのかということをお聞きしたいと思います。
3点目は、教育委員会との関係です。私は、事前にこのような請願が出ることは分かっていましたので、教育部長さんに資料の作成をお願いしました。要するに各学校でもって、こういう大和地区教育後援会と同じようなものをどういうふうに受け取っていますかということでもって資料をお願いしまして、岩瀬東中学校と、それから南飯田小学校を除いた11校から具体的なデータ等、集め方の資料をいただきました。それと同時に、当然こういうふうな備品を学校が寄附を受けますと、市の予算で買ったと同じように備品台帳にもちゃんと載せて管理しているのですねというふうなことも質問しましたら、ちゃんと管理しておりますということでした。先ほどの資料を見ると、何か教育委員会ではそれぞれ賛同した人たちだけから集めている、当然賛同しなければ寄附をしないわけですから、賛同するに決まっているのですが、問題はその賛同の仕方が割当て的寄附であるのかどうかなのです。少なくとも大和地区にこういうふうな金額を明示して幾らでもいいですよと言っているわけではない、賛成したなら出してくださいと言っているわけでもない形でもって金額を明示して集めているということについては、どう考えても割当て的寄附としか受け取らないわけですけれども、この点、教育委員会は何かどういうふうな形で集めているのかよく分からないみたいなことの答弁というか、説明を委員会ではしたように聞いています。それはちょっと違うのではないだろうか。といいますのは、この大和地区教育後援会の中の資料にも入っていますように、連絡先は学校先になっているのです。学校先の連絡先というのは、具体的に言うと教頭先生なのです。だから、連絡先が学校になっているということは、事務局的な機能を教頭先生がやっていたというふうに普通だと考えざるを得ないのです。そういう点も含めてちょっと質問にお答え願いたいと思います。よろしくお願いします。
〇議長(萩原剛志君) 答弁願います。
菊池副委員長。
〔文教厚生常任副委員長(菊池伸浩君)登壇〕
〇文教厚生常任副委員長(菊池伸浩君) 川股議員から3点ご質問いただきました。
初めに、憲法26条に照らして必要な教育予算が措置されているのか、措置されていれば寄附金を集める必要はない、文教厚生委員会ではどのように議論し、整理したのかのご質問に答えます。審査報告書の中で申し上げたとおり、教育委員会では各学校に対し必要な予算を配分しており、後援会からの援助を前提とした予算配分は行っていないと確認をいたしております。
次に、教育後援会の集め方は割当て的寄附ではないのか、文教厚生常任委員会ではどのように議論し、整理したのかとのご質問にお答えします。こちらも審査報告書の中で申し上げたとおりです。いわゆる区費の集め方については、桜川市あるいは教育委員会が関わる件ではなく、当該地区の中で協議すべき問題でないかという意見が多数を占めました。
次に、教育委員会がある程度知って寄附金を集めていることについて、文教厚生委員会ではどのように議論し、整理したのかとのご質問にお答えいたします。こちらも審査報告書の中で申し上げたとおり、教育委員会では大和地区教育委員会の会費が学校教育の振興を図ることについて賛同した方によるものであると認識しております。また、文教厚生常任委員会の意見としましても、教育後援会が各学校に備品等を寄附する行為につきましては、冒頭で川股議員ご自身がおっしゃっていたとおり、自発的な寄附と捉えているところでございます。
最後に、審議するために継続審議扱いするよう……
〔何事か声あり〕
〇文教厚生常任副委員長(菊池伸浩君) すみません、原稿にあったもので。念のために申し上げますが、委員会は委員長を除く4名が議員のうち、不採択3人、趣旨採択1人で、採択賛成議員はいませんでした。
以上です。
〇議長(萩原剛志君) ほかに質疑ございませんか。
2番、川股骭N。
〇2番(川股 骭N) この審査報告書で私はちょっと意外に思うのですが、請願者によると、本木地区では教育後援会のほかということでもって区費みたいな言い方をされていますが、請願の趣旨はあくまでも大和地区教育後援会についてなのです。の集め方について言っているのです。大和地区教育後援会のご案内では、先ほど申しましたように、大和地区にお住まいの皆様へということでもって集めているわけでして、先ほど冒頭でも言いましたけれども、いろんな地域によって集め方は違いますし、いろんな形で取っていますので、区費でやっているところもあれば個別にやっているところもあると、いろいろあるわけです。決して本木のある地区は区費でやっているけれども、そうでないところもあるわけです。何で本木地区ということに、こうやっているから問題ではないのではないか、協議すべき問題ではないかという意見が多数を占めるようになってしまったのかというのは、私にはやはり文教委員会でもっての議論の仕方がちょっとずれているのではないかなという気がいたしますので、それは意見とも言いますけれども、ちょっとそういうことを申し上げておきます。
〇議長(萩原剛志君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
それでは、まず委員長報告に対し反対者の発言を許します。
2番、川股骭N。
〔2番(川股 骭N)登壇〕
〇2番(川股 骭N) 私は、この請願にありますように、大和地区、さらに本木地区で住んでいるものですので、当然こういうふうな寄附金集めの方が、後援会の方が来られて1,000円お願いしますと言われまして、いいのですかねというようなことは申し上げた上でもって従来から寄附をしてきたものです。ただ、私も長く地方公務員をやっていまして、特に予算関係の仕事もやっていまして、こういうものはやめにしていく、父母の負担はなくしていくということについて、一地方公務員として努力してきた人間です。そういう点で、後援会の方が来られて、せっかく来られたから、ちょっとこういうのはよくないのですよと申し上げながら、1,000円は寄附をしてきた人間です。これは、もっと根本的な問題があるのです。特に教育という形で表れますけれども、私たちは国税も払っている、地方税も払っている、あらゆる必要な税金はみんな払っているわけです。それでもって基本的には日本という国家を維持し、桜川市という市を維持していくと、それで市民に対して市民の方々へのサービスをしていくと、その必要な額を税金でもって払っているわけです。だから、それ以外のいろんな形でもって集めることは基本的にはやめなさいと、やめてくださいというのが私の考えではなくて、これはもう日本の政府といいますか、日本の国家の考えなわけです。そのために地方財政法で割当て的寄附の禁止という項目が入っているわけです。その点は、やっぱりきちんと考えていただきたいと思いますし、つまり何となく任意であればいいのだというふうな形に言っていますけれども、賛同したからいいのではないかと、2人、3人回ってこられて1,000円を寄附してくださいと言われて、絶対的に寄附を拒否できますか、簡単に拒否できますか。私もある意味では、区の班長さんとしてお金集めに回りました。それでも、私は4月冒頭に集めるときには4月15日を過ぎてから回っています。なぜかというと、高齢者の方が多いし、年金が入ってから行かないと申し訳ないなと思って、年金が入ってから、4月15日を過ぎてから回っています。実情はそういうことなのです。その辺を市議会議員の方あるいは公務員の方というのは、私も昔は随分言われました。あなたは公務員であるから、いい給料もらっているのだから、そういう意味ではあまり庶民のことは分からないよねと随分言われました。公務員の方、ここにいらっしゃいます市議会議員の方、私もそうです。普通の方よりも私たちは高い所得をもらっているのです、取っているのです。だから、生活保護者であるとか、年金暮らしであって4月10日に来られては困るのだよね、15日過ぎでないと困るのだよねということの気持ち、暮らし、そういうことを分かってあげないといけないのです。その点について僕は非常にそういうことも考えて、少しでも教育後援会ですが、こういうものはなくしていくということが必要だろうと思います。
それから、桜川市教育委員会さんから、部長から資料をもらってつくづく眺めました。いろんな集め方があります。ある中学校においては、保護者に対して年間1万円ぐらいの負担を求めています。そんなに求めていいのですか。義務教育を無償化し、自民党も学校給食を無償にすると、いろんな形でもって父母の保護者の負担を少なくするということをいろいろやろうとしていますが、一方において、そういうことを許していく保護者からは取ってもいいみたいな形、たくさん取ってもいいみたいな形の風習を持っていると、ますますはっきり言わせてもらえば桜川市に住む人はいなくなります。多分大都市から桜川市に移り住んだ人は、こういう教育後援会で1,000円とか5,000円とか来られたらびっくりすると思います。私もびっくりしました。こんなのがあるのか、こんな憲法違反ですよというふうに僕は最初申し上げました。
ということも含めまして、私はこの請願についてはまだまだ議論する余地があるだろうと、そこは考えないといけないというふうに思いますので、ぜひ継続審議にしていただいてもっともっといろんな議論を、もしかしたら議会だけで考えるのではなくて、市民の皆さんの意見を聞いてもいいかもしれない、学校関係者のPTAの人の意見も聞いてもいいかもしれない、そういうことをやるためにも継続審議でお願いしたいと思います。
以上です。
〇議長(萩原剛志君) 次に、委員長報告に賛成者の発言を許します。
16番、林悦子君。
〔16番(林 悦子君)登壇〕
〇16番(林 悦子君) すみません。がらがら声なので、あまり聞きづらいかもしれませんが。善意の寄附をしていたら、その金額が5万円、10万円ではなくて、1年間で500円とか1,000円ぐらいの善意の寄附を、しかもPTAの父兄の方々が何件もお願いしに行くわけでしょう。私は、本当にご苦労なことだと思います。それをしていると、このような桜川市に都会から住む人はいなくなるとまで言われたのでは、やはり賛成討論しなくてはならないです。
というのは、ちょっとくどくなるかもしれませんが、私の親戚、友人、千代田区、文京区、この根底には教育格差の問題があるのです。千代田区、文京区等に住んでいると、月3,000円払えばどんなカルチャースクールでも行けるのです、はしごができるのです。ヨガもできる、英語もできる、水泳もできる、幾つでも3,000円払えば。そして、1,500円で自転車も止められるのです。東京都という大きな予算があって、その下にある区だから、極端なことを言えばお金の使い道というのは、東京都がほとんどのインフラ整備しますから、ですからこういうマニュアル的なことにお金を潤沢に使えるのです。しかし、同じことをここでやろうとしたって、それは無理ではないですか。でも、それ以外にいいところはいっぱいあるのです。田舎の人は畑が好きな人が多いので、長生きの人多いのです。病院にかからないで、医療費の負担にならないで、長生きをなさる方も大変多いのです。そういういいところもあるのです。そして、これ大和地区の問題ではありますから、私どもは集め方が違うので、あまりくちばしを挟みたくありませんが、ちなみに岩瀬町は知りません。真壁町の場合は、地区ごとに大体1件500円で社会福祉協議会、あるいは赤い羽根募金、それから青少年育成会議等々で大体2,500円ぐらい、1件1万円ぐらい年間集めるのです。そのうち多分2,000円ぐらいは、そういう関係の寄附で行くのです。その代わり一人世帯であるとか、そういうあまり負担をかけたくない世帯なんかは、例えば賦役を免除するとか、ごみとかを持っていってあげるとかということで、その分負担を軽くしてあげる部分を地域地域で考えていると思います。確かに旧町村の頃、大和村というところは教育予算は聖域でした。だから、先生たちも大和に行くともうどんなものでも買ってもらえるといって大変うらやましく私たちは聞いていました。けれども、これは考えてほしいのです。学校どうでしたでしょうか。震災のとき、新しく合併特例債で大和中学校を一番最初に造ったのです。あれは建てて1年目か2年目ぐらいでしたよね、東日本大震災。その前に学校行ったときにピンポンの玉をこうやって廊下にやると、ころころころころって旧校舎は転がっていたのです。そちらへの予算は回さなかったということも事実なのです。その中で、やはり合併すれば一番最初に、子供たちの危険があったら大変で、本当にやっておいてよかったと思います。大和村の学校の危険校舎の整備に一番最初に旧岩瀬町も旧真壁町も協力したということは念頭に置いていただきたいと思うのです。
その上で、私は寄附というのはなかなか全員の寄附というのが日本に根づかないのですけれども、もともと私が聞いた話では、戦後食うや食わずのときに、だけれども米100俵の精神で子供たちに何とか教育つけさせてやろうではないかということで始まったのが時限立法、15年ぐらい続いたと聞いています。それが時限立法だから期限を迎えましたけれども、その後も自発的に残っていったというのが今に続いてきているというふうに思っています。
この割当て寄附と言いますが、この1,000円、500円の違いは多分お子さんがいる家庭の方々がお子さんのいない方々からももらう世帯への配慮だと思うのです。ですから、この町に住む人がいなくなるとまでは言われたくないのです。やっぱり地域にあった中で、本当にその地域の子供たちをどうやっていって育ったらいいかという中で、一件一件集めに来てくれるその苦労を考えたときに、これを割当て寄附だとか断りづらいとかって、本当に嫌ならばはっきりお断りなさったらいいのではないのですか。そうすればもう二度とお宅には伺わない、その手間が省けると思います。
ですから、私は本当に大和の教育後援会の方々の善意がこのような形で議論されるということは残念だと思います。ですから、ぜひ支援していきたいと思いますので、賛成の立場からの討論を、くどくなりましたけれども、申し訳ありません。何も書いてこなかったので、よろしくお願いいたします。
〇会議時間の延長
〇議長(萩原剛志君) 討論の途中ですが、お諮りします。
会議時間は、会議規則第9条第1項の規定により、午前10時から午後5時までとなっておりますが、本日の議事日程が終了しておりませんので、午後6時まで延長したいと思います。会議時間を延長することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 異議なしと認め、会議時間を延長することに決定しました。
〇議長(萩原剛志君) ほかに討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 討論を終わります。
これから請願第4号を採決します。
この表決は起立によって行います。
請願第4号について、委員長報告は不採択です。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立多数〕
〇議長(萩原剛志君) 起立多数です。
よって、請願第4号は委員長報告のとおり決定しました。
次に、請願第1号 「最低賃金の大幅引き上げと中小企業支援策の拡充を求める意見書」採択の請願について、建設経済常任委員長、武井久司君、登壇の上、報告願います。
〔建設経済常任委員長(武井久司君)登壇〕
〇建設経済常任委員長(武井久司君) 建設経済常任委員会請願審査報告書。
請願第1号 「最低賃金の大幅引き上げと中小企業支援策の拡充を求める意見書」採択を求める請願。
建設経済常任委員会の審査結果並びに審議の経過概要について、会議規則第143条の規定によりご報告申し上げます。
本委員会に付託された案件は、請願第1号 「最低賃金の大幅引き上げと中小企業支援策の拡充を求める意見書」の採択を求める請願であり、請願者は、茨城県労働組合連合議長、白石勝巳氏であります。
本委員会は、3月15日、建設経済常任委員会室において委員5名の出席の下、関係部課長の出席を求め、書記を任命し、付託された案件について詳細な説明を受けました。
請願された最低賃金の大幅引上げにつきましては、茨城県の最低賃金が全国加重平均額よりも低く、関東1都6県の中でも下から2番目ということから、最低賃金の引上げにつきましては一定の理解を示すことはできるものの、請願項目にあり、政府の全国一律最低賃金制度を確立し、地域間格差を縮小することについては、地域間において物価等に格差があり、現実的には困難ではないかとの意見ありました。
また、政府による最低賃金、即時時給1,000円以上の引上げ、時給1,500円を目指すことは、長引くコロナ禍やロシアによるウクライナ侵攻、円安による物価高騰により多大なる影響を受けている企業が多い中で、最低賃金の大幅な引上げにより雇用主の負担が増えることで、経営悪化を招くおそれが懸念され、逆に雇用の機会を損なうのではないかという意見も出されました。
以上のことから、慎重に審議した結果、出席委員賛成多数により、本請願を不採択とすべきと決定いたしました。
以上が建設経済常任委員会に付託された案件に対する審査結果であります。
各位におかれましては、本委員会のご報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
令和5年3月22日
建設経済常任委員会委員長 武井 久司
桜川市議会議長 萩原 剛志 様
〇議長(萩原剛志君) 報告が終わりました。
これより質疑を行います。
建設経済常任委員会以外の方、質疑願います。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 討論を終わります。
請願第1号についてお諮りします。委員長報告は不採択です。委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 異議なしと認めます。
よって、請願第1号は委員長報告のとおり決定しました。
〇議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査
〇議長(萩原剛志君) 日程第10、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付したとおり、閉会中の継続調査の申出がありました。
お諮りします。各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 異議なしと認めます。
よって、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。
〇日程の追加
〇議長(萩原剛志君) ただいま大塚市長より議案第33号 副市長の選任についての議案が提出されました。
ここで暫時休憩いたします。
休 憩 (午後 5時04分)
再 開 (午後 5時14分)
〇議長(萩原剛志君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
〇議会運営委員長報告
〇議長(萩原剛志君) 休憩中に開催した議会運営委員会の報告を願います。
議会運営委員長、小林正紀君。
〔議会運営委員長(小林正紀君)登壇〕
〇議会運営委員長(小林正紀君) 休憩中に開催した議会運営委員会の審議結果を報告いたします。
大塚市長より提出されました議案第33号 副市長の選任につきましては追加日程第1として、直ちに審議、採決することに決定いたしました。
なお、採決は起立によって行います。
以上で報告を終わります。
〇議長(萩原剛志君) 報告が終わりました。
お諮りします。委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 異議なしと認めます。議会運営委員長の報告のとおりといたします。
追加日程表及び議案書は、お手元に配付してございます。
〇議案第33号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(萩原剛志君) 追加日程第1、議案第33号 副市長の選任についてを議題といたします。
提案理由の説明を願います。
大塚市長。
〔市長(大塚秀喜君)登壇〕
〇市長(大塚秀喜君) 議案第33号 副市長の選任について説明申し上げます。
小林達徳副市長より辞職願が提出され、令和5年3月31日をもって退任することになりました。これにより、新たに次の者を選任いたしたく、地方自治法第162条の規定により議会の同意を求めるものでございます。
お名前は、石川武彦氏、東京都江戸川区春江町にお住まいです。昭和47年7月11日生まれの54歳になる方でございます。石川氏は、平成元年国家公務員として採用され、以後関東地方整備局河川部河川計画課技術基準係長、同京浜河川事務所調査課長、管理課長を歴任され、平成30年には国土交通省本省水管理・国土保全局河川環境課長補佐、令和2年には関東地方整備局久慈川緊急治水対策河川事務所長に就かれ、令和4年から同河川部河川情報管理官として活躍されております。石川氏には、その豊かな経験を生かし、私の補佐役としてばかりでなく、国とのパイプ役としても桜川市の市政運営を担っていただける方と確信しております。
なお、就任は令和5年4月1日からで、任期は4年間となります。
どうぞ慎重なる審議の上、ご同意くださいますようお願い申し上げ、説明とさせていただきます。よろしくお願いします。
〇議長(萩原剛志君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(萩原剛志君) 討論を終わります。
これから本案を採決します。
この表決は起立によって行います。
本案は原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。
〔起立全員〕
〇議長(萩原剛志君) 起立全員です。
よって、議案第33号は原案のとおり同意することに決定しました。
〇執行部あいさつ
〇議長(萩原剛志君) ここで小林副市長より発言を求められておりますので、これを許します。
小林副市長。
〔副市長(小林達徳君)登壇〕
〇副市長(小林達徳君) ただいま議長からお許しをいただきましたので、貴重なお時間をいただき、副市長退任に当たりまして、一言御礼を申し上げます。
縁ありまして、副市長を拝命してからはや2年となります。就任して以来今日まで、議員の皆様には大変お世話になり、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。国交省から出向という形でお世話になり、桜川市に心温かくお招きいただき、皆様に支えられ、この2年間全うすることができました。
私が着任した当時は、まだコロナ禍の影響がとても大きい時期であり、様々な行事が控えられ、地域の方々との交流もままならない状況であり、歯がゆい時期もありました。その後、徐々に状況も変わっていき、各種イベントや会合などで地域の方々と触れ合うことができるようになりました。また、単身赴任という身でもありましたので、市内をくまなく回り、地域と触れ合う機会もありました。そのような中で、この桜川市はすばらしい自然を有し、おもてなしの心を持った方々がたくさんおられるとてもすてきな地域だと実感しております。私は、この2年間で桜川を離れることになりますが、このすばらしい地域のこの2年間の経験、皆様にお世話になった感謝を忘れることなく、これからも桜川市の応援団の一員としてありたいというふうに考えております。
結びになりますが、議員の皆様のご健勝と桜川市のさらなる、また大いなる発展をご祈念申し上げ、甚だ簡単ではございますが、副市長退任に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。2年間誠にありがとうございました。
〇議長(萩原剛志君) 次に、市長より発言を求められておりますので、これを許します。
大塚市長。
〔市長(大塚秀喜君)登壇〕
〇市長(大塚秀喜君) 令和5年第1回桜川市議会定例会の閉会に当たりまして、お礼を兼ねまして一言ご挨拶申し上げます。
議員各位におかれましては、7日より16日間にわたり慎重なるご審議をいただき、令和5年度の当初予算をはじめ、人事案件、条例の制定、一部改正及び令和4年度補正予算など、提案いたしました32の案件と追加議案につきまして原案のとおりご議決いただきましたことに厚く御礼申し上げます。
施政方針でも申し上げましたが、今後も持続可能な行政運営を行うため、選択と集中によるめり張りのある施策を展開してまいりますので、議員各位におかれましては何とぞご理解とご協力いただきますようよろしくお願い申し上げます。
また、本会議及び常任委員会を通じて賜りました数々のご意見、ご要望につきましても十分尊重し、効率的な市政運営に努めてまいります。
議員の皆様におかれましてもなお一層ご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
〇閉会の宣告
〇議長(萩原剛志君) 本定例会に付議された案件は全て議了しました。
以上で令和5年第1回桜川市議会定例会を閉会いたします。
ご苦労さまでした。
閉 会 (午後 5時21分)