令和4年第1回桜川市議会定例会議事日程(第6号)

                          令和4年3月14日(月)午前10時開議
日程第 1 議案第1号 令和4年度桜川市一般会計予算                   
日程第 2 議案第2号 令和4年度桜川市国民健康保険特別会計予算             
日程第 3 議案第3号 令和4年度桜川市介護保険特別会計予算               
日程第 4 議案第4号 令和4年度桜川市介護サービス事業特別会計予算           
日程第 5 議案第5号 令和4年度桜川市後期高齢者医療特別会計予算            
日程第 6 議案第6号 令和4年度桜川市水道事業会計予算                 
日程第 7 議案第7号 令和4年度桜川市病院事業会計予算                 
日程第 8 議案第8号 令和4年度桜川市下水道事業会計予算                
日程第 9 議長報告第1号の委員長報告                          
日程第10 議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査      
追加日程第1 議案第47号 桜川市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正
              する条例                           
日程第11 執行部あいさつ                                

出席議員(17名)
  1番   中  田  拓  也  君     2番   川  股     驕@ 君
  3番   軽  部     徹  君     4番   飯  島  洋  省  君
  5番   武  井  久  司  君     6番   谷 田 部  由  則  君
  7番   大  山  和  則  君     8番   萩  原  剛  志  君
  9番   鈴  木  裕  一  君    10番   仁  平     実  君
 11番   菊  池  伸  浩  君    12番   風  野  和  視  君
 13番   市  村     香  君    14番   小  高  友  徳  君
 16番   潮  田  新  正  君    17番   相  田  一  良  君
 18番   林     悦  子  君

欠席議員(1名)
 15番   小  林  正  紀  君


地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
   市     長  大 塚 秀 喜 君
   副  市  長  小 林 達 徳 君
   教  育  長  稲 川 善 成 君
   市 長 公 室 長  田 口 瑞 男 君
   総 務 部 長  柴 山 兼 光 君
   総 合 戦略部長  秋 山 健 一 君
   市 民 生活部長  仁 平 博 章 君
   保 健 福祉部長  上 野 茂 雄 君
   経 済 部 長  秋 山   豊 君
   建 設 部 長  仁 平 昌 則 君

   上下水道部次長  仙 波 朝 孝 君
   兼 水 道 課 長

   教 育 部 長  栗 林   浩 君
   会 計 管 理 者  高 松 典 子 君

職務のため出席した者の職氏名
   議 会 事務局長  太 田 貴 久 君
   議会事務局書記  仲 田 浩 司 君
   議会事務局書記  田 谷 信 之 君
   議会事務局書記  成 田 大 地 君


          開 議  (午前10時00分)
    開議の宣告
議長(小高友徳君) おはようございます。
 本日の出席議員は17名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、これより本日の会議を開きます。
                                           
    発言の取消し
議長(小高友徳君) 議事に入る前に、川股議員に申し上げます。
 3月2日の川股議員の一般質問の「猿田小の跡地利用について」の質問の中で、「    」、「         」、「          」という発言、また3月7日の総括質疑の「複合施設建設事業について」の質疑の中で、「                          」といった発言がございました。
 この発言については、根拠が不明確であり、不穏当な発言と認めますので、川股議員自ら発言を取り消されてはどうでしょうか。
2番(川股 骭N) 質問ですか。
議長(小高友徳君) はい。
2番(川股 骭N) 決して不穏当というか、事実かどうかということは一つ問題あるかもしれませんけれども、私の意見としては、そのとおりだと思っています。
議長(小高友徳君) 分かりました。
 それでは、議長権限において、地方自治法第129条第1項の規定により、発言の取消しを命じます。
                                           
    議案第1号〜議案第8号の委員長報告、質疑、討論、採決
議長(小高友徳君) 日程第1、議案第1号 令和4年度桜川市一般会計予算から日程第8、議案第8号 令和4年度桜川市下水道事業会計予算までを一括議題といたします。
 本案については、各常任委員長より報告を求めます。
 討論、採決については、全ての常任委員長の報告及び質疑終了後に行います。
 なお、委員長報告に対する質疑は、審査の経過と結果に対する質疑です。質疑は簡潔明瞭に行い、個人の意見や議題外にわたらないよう、議事運営にご協力願います。
 初めに、総務常任委員長、大山和則君、登壇の上、報告願います。
          〔総務常任委員長(大山和則君)登壇〕
総務常任委員長(大山和則君) 総務常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第110条の規定により報告いたします。
 本委員会は、3月8日午前9時より2階大会議室において、委員6名出席の下開会し、関係部課長の出席を求め、書記4名を任命し、付託案件につき説明を聴取し、審議を行いました。
 本委員会に付託されました案件は、議案第1号 令和4年度桜川市一般会計予算のうち、市長公室、総務部、総合戦略部、市民生活部、議会事務局、会計課、選挙管理委員会、固定資産評価審査委員会、公平委員会、監査委員の所管に属する事項、他の委員会の所管に属しない事項、議案第2号 令和4年度桜川市国民健康保険特別会計予算、議案第5号 令和4年度桜川市後期高齢者医療特別会計予算についてであります。
 委員会付託案件については、詳細なる説明を求め、慎重に審議した結果、出席委員全員の賛成により、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 なお、審議の過程において論議された意見並びに要望事項は次のとおりです。
 桜川市令和4年度一般会計歳入歳出予算総額は、190億7,000万円を計上しております。
 初めに、歳入についてですが、市税は歳入全体の約24%を占める重要な財源であります。また、地方交付税は、令和2年度に地域社会再生事業費が創設されたことにより増額計上をしているとの説明がありました。税収確保が厳しい状況ではありますが、今後も収納向上を目指し、財源確保に向けた取組を行うよう要望いたします。
 続きまして、歳出についてですが、総務部所管においては、自治振興事業について審議を行い、区長の事務負担軽減に向けた文書の配布方法を検討するよう要望いたします。また、消防施設においては、引き続き市民が安心できる環境を整備するよう要望いたします。
 さらに、市施設の統廃合に伴う跡地利用においては、その検討を開始する段階から地域の意向を確認するなどして、市民の意思が尊重される方法を検討するよう要望いたします。
 市長公室所管においては、複合施設建設事業及び新庁舎建設事業について審議をいたしました。今後も経済性や市民の利用のしやすさなどを考慮し、整備を進めるよう要望いたします。
 総合戦略部所管においては、ヤマザクラ事業について、株式会社クラセル桜川の説明がありました。同社は、経営改善に向けて努力しており、実証店舗2年目を迎えるに当たり、一日も早く自立、自走し、地域経済の発展に寄与できるよう、運営支援することを要望いたします。
 次に、ふるさと応援寄附金事業については、委託事業者の変更による事業全体の底上げを図っているとの説明がありました。市の特産品を全国へPRすると同時に、地域経済の活性化につながるよう、返礼品の拡充に努め、今後のさらなる事業推進を要望いたします。
 市民生活部所管においては、令和4年度から生活環境に新たに廃棄物対策専門員を採用して不法投棄等に関する行政指導を強化していくとの説明がありました。不法投棄など法令に違反する者に対しては、市の指導をより一層強化し、未然防止に努めるとともに、悪質な事案に対しては、警察や茨城県などの関係機関と連携し、厳しく対処していくよう要望いたします。
 また、令和4年度桜川市国民健康保険特別会計予算及び桜川市後期高齢者医療特別会計予算につきましては、財源の構成など詳細なる説明を受けました。
 以上が付託案件に対します総務常任委員会の審議の経過並びに結果であります。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
  令和4年3月14日
  桜川市議会議長  小高 友徳 様
                          総務常任委員会委員長  大山 和則
議長(小高友徳君) 報告が終わりました。
 これより質疑を行います。
 総務常任委員会以外の方、質疑ありませんか。
 2番、川股骭N。
2番(川股 骭N) 3点ほどあります。
 1つは、大和駅北口の関係の開発についての予算質疑でもって土地開発公社の造成事業等についての議論があったと思うのですけれども、これについての常任委員会でもっての議論はあったのかどうかということ。
 2点目は、複合施設の建設業者の選考について大きく変更したわけですけれども、この変更についての議論があったのかどうかということです。
 それから、3点目は、加波山市場についてですけれども、地域商社に対する運営補助金1,500万円があります。加波山市場については、結構いろんな形の疑問があると思うのですが、これらについての議論があったのかということ、この3点について伺います。
議長(小高友徳君) 答弁願います。
 7番、大山委員長。
          〔総務常任委員長(大山和則君)登壇〕
総務常任委員長(大山和則君) 川股議員の質問にお答えします。
 1番目の質問ですが、大和駅北口開発に関しては、本年度の工事の予算に対しての審議はしましたが、ほかの先ほど言いました、何でしたっけ。
          〔「債務負担行為」の声あり〕
総務常任委員長(大山和則君) 債務負担行為に関しては、議論はしておりません。
 2番目の複合施設の質問ですが、その件に関してはやはり予算に関する委員会ですので、予算に関しての審議しかなされておりません。
 3番目に関しては、あくまでも予算で1,500万円計上しているという執行部の説明でありました。
 以上でございます。
議長(小高友徳君) ほかにありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
 続いて、文教厚生常任委員長、萩原剛志君、登壇の上、報告願います。
          〔文教厚生常任委員長(萩原剛志君)登壇〕
文教厚生常任委員長(萩原剛志君) 文教厚生常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第110条の規定によりご報告申し上げます。
 本委員会は、3月8日午前9時より全員協議会室において、委員6名の出席の下開会し、教育長、関係部課長の出席を求め、書記を任命し、付託案件について審議を行いました。
 本委員会に付託されました案件は、議案第1号 令和4年度桜川市一般会計予算のうち、教育委員会の所管に属する事項、公民館活動の所管に属する事項、保健福祉部の所管に属する事項、福祉事務所の所管に属する事項、議案第3号 令和4年度桜川市介護保険特別会計予算、議案第4号 令和4年度桜川市介護サービス事業特別会計予算及び議案第7号 令和4年度桜川市病院事業会計予算についてであります。
 委員会付託案件については、詳細なる説明を求め、慎重に審議した結果、全員賛成により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 なお、審議の過程で論議された内容の主なものについては次のとおりであります。
 初めに、教育委員会及び公民館活動関係についてであります。学校教育課、事務局費、ヤマザクラの花咲く里事業については、各学校の状況に応じて実施されていますが、森林環境譲与税の活用など、農林課やヤマザクラ課とも十分に連携して事業を推進するよう要望いたします。
 学校給食センター、給食センター費、賄材料費については、学校給食において地産地消を推進しているところですが、米飯のみならず、野菜等についても地元産食材の割合を増やすよう要望いたします。
 生涯学習課、青少年対策費、訪問型家庭支援事業については、家庭教育に対する保護者の不安解消を目指す新しい事業でありますので、相談支援体制の充実を要望いたします。
 スポーツ振興課、体育施設費、工事請負費については、総合運動公園芝生広場、老朽化している各施設の改修等について、市民が安心安全に利用できる施設として、スポーツ振興くじ助成金やふるさと応援基金等を活用し、適切に維持管理するよう要望いたします。
 また、議案の審議に続き、その他において、委員各位からの報告等を求めたところ、所属議員から口頭による意見が提出されました。その内容は、文教厚生常任委員会に所属する議員が新聞折り込みにより市民に配布した活動報告の表記に誤りがあることを指摘するものです。議員が政治活動を市民に伝える際は、臆測ではなく、事実に基づいた内容とするよう要望いたします。
 続きまして、一般会計の保健福祉部及び福祉事務所関係についてであります。社会福祉のうち、情報連携推進事業ですが、医療や介護を必要とする独り暮らしの高齢者や認知症高齢者が在宅で安心して過ごせるよう、医療関係、介護事業所などがシステムを通して、利用者(患者)の支援に必要な情報が素早く共有できるということでした。市内、医療機関、介護事業所117か所中、74か所で利用登録しているとの報告がありました。在宅での生活を支援していくために、まだシステムの利用に積極的でない医療機関、介護事業所に対し、参加促進を要望いたします。
 児童福祉費のうち、民間保育所障害児保育事業補助金について、障害者手帳、療育手帳を所持している児童、発達障害、言葉の遅れが気になる児童の保育施設利用の促進のため、補助の拡充を図りました。児童の受入れ環境を整備することで、園児の健やかな育成と不安を抱える保護者への適切な子育て支援を要望いたします。
 保健衛生費では、新型コロナウイルスワクチン接種事業を含めた新型コロナウイルス感染症対策を引き続き円滑に推進してください。また、子育て支援や市民の健康づくりへの積極的な取組を要望いたします。
 次に、令和4年度桜川市介護保険特別会計予算及び桜川市介護サービス事業特別会計予算につきましては、高齢者の増加に伴い、各介護サービス利用者の増加が見込まれますので、財源の確保を図り、引き続き両会計の適正な運営を要望いたします。
 令和4年度桜川市病院事業会計予算につきましては、コロナ禍においても指定管理者の医療資源や経営ノウハウを生かした適切な医療提供を行いながら、経営状況の分析による協定見直しの必要性について検討するよう要望いたします。
 以上が文教厚生常任委員会に付託された案件に対する審査の経過及び結果であります。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
  令和4年3月14日
                        文教厚生常任委員会委員長  萩原 剛志
  桜川市議会議長  小高 友徳 様
議長(小高友徳君) 報告が終わりました。
 これより質疑を行います。
 文教厚生常任委員会以外の方、質疑ありませんか。
 5番、武井久司君。
5番(武井久司君) 5番、武井です。報告書の3ページなのですが、ここに書かれています「文教厚生常任委員会に所属する議員が新聞折り込みにより市民に配布した活動報告の表記に誤りがあることを指摘するものです」ということで書かれていると思うのですが、これはどのようなことなのでしょうか。
議長(小高友徳君) 答弁願います。
 8番、萩原委員長。
          〔文教厚生常任委員長(萩原剛志君)登壇〕
文教厚生常任委員長(萩原剛志君) 武井議員の質問に対する答弁を行います。
 この部分ですが、川股議員が今定例会会期中に配布した活動報告、こちらは新聞折り込み等で市内に広く配布されておりますけれども、その中に「猿田小を廃止し、羽黒小への統合を推進した元教育長」ということで出ておりますが、この元教育長が統廃合を推進したということではありません。そういった内容ではないということで、これが誤りがあるということで、ここの部分でございます。
 以上です。
議長(小高友徳君) ほかにございませんか。
          〔何事か声あり〕
議長(小高友徳君) 自分の管轄する委員会以外の方の質疑でございますので。
          〔何事か声あり〕
議長(小高友徳君) 採決をしたいと思います。
 川股議員に弁明の機会を与えるものに賛成の方の起立を願います。
          〔何事か声あり〕
議長(小高友徳君) 18番、林悦子君。
18番(林 悦子君) 当然委員会の中で、そのやり取りはご本人も含めてやったわけですよね、指摘があったということは。これを読んでいて、要望いたしますって書いてあるから、執行部への要望なのだけれども、誰に要望しているのかなと思っては聞いていたのですが、そういう議論がありましたという意味なのだろうなと思って聞いていたのですけれども、ということは川股議員もその委員会の中で何かお話しなさっているわけですよね。だから、委員会の中でこういうやり取りがありましたというふうに紹介すれば、何もここで弁明の機会を与えるというか、そういう難しい話ではないのではないのですか。それを採決で取るなんて。何か難しくなってしまうのではないですか、話が。
議長(小高友徳君) 再度文教厚生常任委員会以外の方の質疑はございませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
 続いて、建設経済常任委員長、相田一良君、登壇の上、報告願います。
          〔建設経済常任委員長(相田一良君)登壇〕
建設経済常任委員長(相田一良君) 建設経済常任委員会審査報告書。
 建設経済常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第110条の規定により報告いたします。
 本委員会は、3月8日午前9時より本委員会委員6名の出席の下第2委員会室において開会し、説明者として関係部課局長の出席を求め、議案第1号 令和4年度桜川市一般会計予算のうち、農業委員会の所管に属する事項について、経済部の所管に属する事項について、建設部の所管に属する事項について、上下水道部の所管に属する事項のうち、議案第6号 令和4年度桜川市水道事業会計予算について、議案第8号 令和4年度桜川市下水道事業会計予算についてを案件とし、執行部から詳細なる説明を受け、慎重に審議した結果、本委員会に付託された案件は、出席委員の全員賛成により、可決すべきものと決定いたしました。
 なお、審議の過程において論議された意見並びに要望事項は次のとおりであります。
 まず初めに、農業委員会所管の予算について審議を行いました。
 農業委員会については、農地に関する事務を執行する行政委員会として引き続き適切な事務の執行と、地域の農地を有効利用するための農業委員及び農地利用最適化推進委員の活動を積極的に推進するよう要望いたします。
 次に、経済部所管においては、初めに農林課関係の予算について審議を行いました。
 水田農業対策事業については、令和4年度も主食用米の価格が下がるとの国の予想が出ていることから、新規需要米として飼料米の作付を推進するよう要望いたします。
 農地関係につきましては、水路や機場ポンプ等の修繕、改修工事及び土地改良区、水利組合等への補助金交付を行い、農業基盤の適切な維持に努めるよう要望いたします。
 多面的機能支払交付金事業につきましては、農地、農道、水路等の修繕、環境保全等の活動を支援するため、積極的に推進するよう要望いたします。
 また、みどりの食糧システム戦略推進交付金に関わる事業に今後取り組むよう要望いたします。
 次に、商工観光関係の予算について審議を行いました。
 観光振興を図るため、観光PRポスターなどを活用し、市内にある観光名所の四季折々のすばらしさを県内外に向けて情報を発信することにより、桜川市の魅力をより多くの人々に知っていただけるように、さらなる市のPRに努めるよう要望いたします。
 続いて、建設部所管の建設課関係予算について審議を行いました。
 現在、通学路整備事業として桃山学園通学路の整備を実施していますが、小中学校の統合の時期を見据えながら、早期の完成を目指し、進めるよう要望いたします。
 続いて、都市整備課関係の予算について審議を行いました。
 公共交通事業については、交通弱者の足の確保という観点からは存続させるべきであると思われますが、費用対効果を勘案しながら、地域のニーズを踏まえ、運行路線やシステムの見直しを検討するよう要望いたします。
 続いて、上下水道部所管においては、初めに水道事業会計について審議を行いました。
 水道事業においては、水道水の安全安心な安定供給を継続するため、漏水について早期に調査対応し、有収率向上に取り組むこと。
 また、見直しされる経営戦略により、老朽化施設及び老朽管の更新を計画的に実施すること。
 さらに、自然災害や漏水事故に対する備えとして、給水車を早期に取得することを要望いたします。
 最後に、下水道事業会計について審議を行いました。
 下水道事業においては、生活環境の改善を第一に、人口減少に伴う下水道使用量の減少の中、安定した経営を維持するため、公共下水道及び農業集落排水の接続率向上に努めること。
 また、施設の老朽化に伴う維持管理及び修繕を経費削減に努めながら進めるよう要望いたします。
 以上が建設経済常任委員会に付託された案件に対する審査の経過並びに結果であります。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
  令和4年3月14日
                        建設経済常任委員会委員長  相田 一良
  桜川市議会議長  小高 友徳 様
議長(小高友徳君) 報告が終わりました。
 これより質疑を行います。
 建設経済常任委員会以外の方、質疑ありませんか。
 2番、川股骭N。
2番(川股 骭N) 2点ほどあります。
 1点は、上水道ですが、予算質疑においても一日も早く抜本的な配水管更新を行うべきだという議論が何人かの議員からあったと思います。一日でも早くやる必要がありますけれども、そのような議論が、例えば補正予算を組んででも漏水対策のために配水管更新を行うべきだという議論があったのかどうかをお伺いしたいと思います。
 2点目は、下水道、農業集落排水の関係なのですが、大和駅北口の開発に絡んで、農業集落排水でもって1,300万円の設計費が組まれています。これについての財源は明示されていません。財源が明示されていないということは、これは臆測というよりは、間違いなく過年度留保資金、つまり農業集落下水道を使った方の料金、これの残りといいますか、これでもってためた過年度留保資金を使うということになると思います。大和駅北口の宅地開発に対する接続管ですので、これはどう考えても開発事業者が持つべきであるということになりますが、仮に開発事業者が当面は持てないとすれば、上水道でもって今まで公道の下に埋設した配水管については、一般会計が出資金として対応しているわけです。農業集落についても当然一般会計のほうでもって当面は立て替えて出資金として出すということによって、農業排水集落を使っている受益者、料金の負担者のほうに転嫁されないと、そちらに料金が高くなるというか、そちらの料金が使われるということがないようにすべきだというふうな議論があって当然だと思うのですが、この辺の議論はあったのかどうかお伺いしたいと思います。
 以上です。
議長(小高友徳君) 答弁願います。
 17番、相田委員長。
          〔建設経済常任委員長(相田一良君)登壇〕
建設経済常任委員長(相田一良君) 川股議員の質問に答えます。
 1番目の漏水に関しては、一般質問等でも十分に審議したと思います。今回我々は、その審議の対象に入れませんでした。
 また、2点目についてでありますが、お答えします。農業集落排水事業の抜本的な改良でございますけれども、これは大和駅北地区の分だと思います。これは、大和駅北地区から農業集落排水は、長方の処理場までの地質調査とその測量をやっていたわけでございます。
 以上。
議長(小高友徳君) ほかに質疑はありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
 これから討論と採決を行います。
 日程第1、議案第1号 令和4年度桜川市一般会計予算について討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 討論を終わります。
 これから本案を採決します。
 この表決は起立によって行います。
 本案は委員長報告のとおり決定することに……
          〔何事か声あり〕
議長(小高友徳君) ごめんなさい。先ほど討論と言ったとき手挙げられなかったので。
          〔何事か声あり〕
議長(小高友徳君) 分かりました。
 最初に、委員長報告に反対者の発言を許します。
 11番、菊池伸浩君。
          〔11番(菊池伸浩君)登壇〕
11番(菊池伸浩君) 私は、一般会計予算案に対する反対討論を行います。11番の菊池伸浩です。
 私は、3月7日の総括質疑で、桜川筑西インターチェンジ周辺事業について質問いたしました。商業地域の開発はストップしたままで、撤退したサンヨーホームに代わる開発業者はいまだに決まっていないということです。地権者からも、いつになったら開発が始まるのか不安視をする声も聞こえております。私は、過疎指定を受けた桜川市に大きな商業施設を誘致することは難しいと考えています。この周辺に、これからさらに4億円にも上る開発事業を行うのは、市の財政を危うくするものではないかと心配をしております。昨年の3月議会でも、桜川筑西インターチェンジ周辺事業は凍結すべきと反対をいたしました。来年度の一般会計予算案には反対を表明いたします。
 以上で反対討論を終わります。
議長(小高友徳君) 次に、委員長報告に賛成者の発言を許します。ございませんか。
          〔何事か声あり〕
議長(小高友徳君) 反対、賛成、反対、賛成という順番で行きますので、これが流れですので、よろしくお願いいたします。
 討論を終わります。
 これから本案を採決します。
 この表決は起立によって行います。
 本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
          〔起立多数〕
議長(小高友徳君) 起立多数です。
 よって、議案第1号は委員長報告のとおり可決されました。
 続いて、日程第2、議案第2号 令和4年度桜川市国民健康保険特別会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第2号は委員長報告のとおり可決されました。
 続いて、日程第3、議案第3号 令和4年度桜川市介護保険特別会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第3号は委員長報告のとおり可決されました。
 続いて、日程第4、議案第4号 令和4年度桜川市介護サービス事業特別会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第4号は委員長報告のとおり可決されました。
 続いて、日程第5、議案第5号 令和4年度桜川市後期高齢者医療特別会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第5号は委員長報告のとおり可決されました。
 続いて、日程第6、議案第6号 令和4年度桜川市水道事業会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
 2番、川股骭N。
          〔2番(川股 骭N)登壇〕
2番(川股 骭N) 水道事業については、何度か私は予算質疑でもって質問をし、意見も述べさせていただきました。現在の桜川市の有収率は59.4%、逆に言うと漏水が40.6%という大変な漏水をしているわけです。毎年毎年、県からの受水、それから市の浄水した水、さらに一般会計からの赤字補填のための繰出金でもって3億円ものお金を負担しているといいますか、水に流していると言うと変なのですが、水を地下に流して3億円の税金、水道料金を私たちは負担しているわけです。このようなことはいつまでも許しておくことはできないと思います。一刻も早く、一日も早く配水管の整備工事を行うと、そのことによって有収率を向上し、反対に言うと漏水をなくしていくことによって水道の健全な経営と、それから市民の方々への安心安全な水の供給ができると思います。これを一日でも早くすることが、特に岩瀬地区において大きな問題になっているわけですけれども、絶対必要であるというふうに考えますので、現在の予算を見ますと、1億円くらいの配水管整備しか計上されていません。これではとてもとても対応できませんので、この予算には反対いたします。
 以上です。
議長(小高友徳君) 次に、委員長報告に賛成の方の発言を許します。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) これで討論を終わります。
 これから本案を採決いたします。
 この表決は起立によって行います。
 本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
          〔起立多数〕
議長(小高友徳君) 起立多数です。
 よって、議案第6号は可決されました。
 続いて、日程第7、議案第7号 令和4年度桜川市病院事業会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第7号は委員長報告のとおり可決されました。
 続いて、日程第8、議案第8号 令和4年度桜川市下水道事業会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
 2番、川股骭N。
          〔2番(川股 骭N)登壇〕
2番(川股 骭N) 先ほども常任委員長の報告について質問させていただきましたけれども、下水道事業、集落排水事業の中でもって1,300万円ほどの設計委託料が計上されております。これの財源は明示されておりませんので、集落排水を使っている受益者、料金を負担している方々がこの1,300万円、それから来年以降は建設費に入ると思いますので、その負担も含めて負担することになります。しかし、これの用途、目的は、大和駅北口の宅地開発との間を結ぶ排水管の整備です。つまり先ほど申しましたように、本来はここの開発事業者が持つ、あるいはそこに居住する人たちが負担をするという経費です。これを集落排水を現在使っている方が負担をするということは全くの理不尽といいますか、合理性が欠けております。今までも、昨年までの水道事業についても大和駅北口の関係でもって、公道の下に配水管の整備をしておりますけれども、これは一般会計の出資金という形でもって当面負担する人がいないということで、一般会計の出資金ということで対応してきたと思います。とにかく宅地開発に伴っての負担についての経費をできるだけ一般会計のほうからというか、あるいは下水道の利用者の方から負担をして、少しでも宅地開発の分譲単価といいますか、そういうものを安くしようということを一生懸命になって工作しているなということはよく分かります。しかし、これは市民がますますいろんな形でもって負担をしていくことになりますし、そういうことはこの下水道事業会計の負担区分をきちんと明確にするという予算上の考え方からも、それから負担すべきではない集落排水の受益者、利用者がそういうお金を負担していくということからも全くおかしいと思いますので、この予算については反対いたします。
 以上です。
議長(小高友徳君) 次に、委員長報告に賛成者の発言を許します。
 18番、林悦子君。
          〔18番(林 悦子君)登壇〕
18番(林 悦子君) 18番、林悦子。私は、原案に取りあえず賛成の立場から討論したいと思います。
 確かに2番議員のおっしゃるとおり、そういう箇所づけの問題はあると私も思います。しかし、この下水道事業というのは、そもそも市街化区域に住んでいる方の受益者負担が基本という考え方で今後ともこの事業を推進していくことには、もう無理があるときに入っていると思います。そのことを申し上げたいという意味もありまして、討論をさせていただくものです。
 そもそも下水道事業を入れるときに、都市型事業ですから、こんな非効率な、過疎に認定されるような土地柄にそもそも合わないのです。ですから、私は下水道事業を導入するときも反対をいたしました。けれども、そのときの時代の流れで、下水道もないようなところに嫁さんも来ないみたいな話になってしまいまして、しかも広域下水道ですから、例えば小栗地域で使ったものを赤浜まで引っ張っていって持っていくなんていうことそのものがもうゼネコン事業以外の何物でもなかった。本当に時の、こういう話しして申し訳ないですけれども、皆さんに知ってほしいので話すのですが、決定するときにこれは銀座の中にバキュームカーを走らせるのと同じような、それを真逆にしたような事業だと、だから広がらないではないですか。そうすると、本当に一部でその間に合併浄化槽のいいものができましたから、その方はいいのです。だけれども、市街化区域の中で受益者負担という原則の下でやっていったら、水道料金が2倍になって払っているわけです。そしたら、市街化区域に住むなんて人はいなくなります。ですから、全てがこの下水道事業というのは今後どうやってやっていくか、そのうち広域下水道の本管の布設替という話が出てくると思うのです。ですから、根本的に下水道事業の負担を誰がしていくかと、これは農集排も同じなのです。ですから、それを考えていかないと大変だと思う。私たちは、今建設事業に合併特例債等々を多く使って、ほとんど使ってまいりましたけれども、今後はインフラ事業のほうにお金を回していかなくてはならない時代に入っていると思います。そこまで認識はしています。しかし、この予算原案は、担当課が予算の枠取りの中で精いっぱい頑張っていると思いますし、一般会計のほうからも入っていると思います。
 ですから、その問題認識を共有してもらった上で賛成をしたいと思います。どうぞ原案に賛成していただきますようよろしくお願いを申し上げます。
議長(小高友徳君) ほかに討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) これで討論を終わります。
 これから本案を採決いたします。
 この表決は起立によって行います。
 本案は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
          〔起立多数〕
議長(小高友徳君) 起立多数です。
 よって、議案第8号は可決されました。
                                           
    議長報告第1号の委員長報告、質疑、討論、採決
議長(小高友徳君) 続いて、日程第9、議長報告第1号、本定例会に付託されました請願について報告を求めます。
 最初に、請願第2号 旧猿田小跡地の利活用事業者決定の取り消しに関する請願について、総務常任委員長、大山和則君、登壇の上、報告願います。
          〔総務常任委員長(大山和則君)登壇〕
総務常任委員長(大山和則君) 議長、お願いがあります。この報告に際して、マスクを外して行うことを許可願えないでしょうか。
議長(小高友徳君) 許可します。
総務常任委員長(大山和則君) 総務常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則143条の規定によりご報告申し上げます。
 本委員会に付託された案件は、請願第2号 旧猿田小跡地の利活用事業者決定の取り消しに関する請願書であり、請願者は、岩瀬東部地区区長21名であります。
 本委員会は、3月7日、岩瀬庁舎2階大会議室において、委員6名の出席の下に、関係部課長の出席を求め、書記を任命し、付託された案件について詳細な説明を受けました。
 初めに、今回の請願は、利活用業者決定の取消しを求めるものでありますが、執行部の説明により、現段階での市の決定事項は、あくまでも利活用事業予定者を決定しているものであり、事業者との契約締結まで至っていないとの確認が取れました。
 このような誤解が生じた原因は、市からの地元関係者への説明が十分になされないままに、事業を進めてきたことが要因であり、本請願書の提出や区長の皆様が市役所を訪問し、異議申立てを行っていることからも、配慮が欠けていたことは明確であります。
 さらに、請願内容にも書いてありますように、桜川市公共施設跡地等利用基本方針において、「学校施設などは、特に地域住民との関わりも深く、愛着があるとともに地域のシンボル的存在となってきたことから、利活用に当たっては、地域全体の意向を配慮するよう努める」とされているにもかかわらず、このような事態になっていることに対しましては、十分に反省をしていただきたいと思います。
 また、本請願書のほかに、総務常任委員会委員長宛てに提出された参考資料、意見についても目を通させていただきました。地域住民の皆様にとりまして、思い入れの深い、旧猿田小学校跡地内にある記念樹やその他の木を相談もせずに伐採したことについても、配慮が欠けていたと言わざるを得ません。同じ内容の問題が旧真壁小学校の解体時にもあったことから、今後、二度とこのような事態が起こることがないよう、公共用地の樹木等の取扱いに関するガイドラインを策定し、適正な管理及び処分が行われるよう要望いたします。
 その他、本請願内容の一部が誤解を招きやすい書き方であり、臆測に基づくものではないかとの意見もありましたが、これについても市の詳細な説明がなかったことが要因だったと推察され、岩瀬東部地区区長の皆様のお気持ちは十分理解できるものと考えます。
 本事業を進めていく上では、桜川市公共施設跡地等利用基本方針にもあるとおり、地域の代表者で組織する市有財産跡地等利活用検討委員会に意見を求め、地元の理解が得られなかった場合、今回の案件については一から検討し直すよう要望いたします。
 今後、施設の統廃合を進み、新たな跡地利用を検討する際は、検討を開始する準備段階から、地域の意向を確認する場を設け、市民のニーズを的確に捉えながら事業推進していただくよう、併せてお願いいたします。
 以上のとおり、慎重に審議した結果、出席委員全員一致で、本請願を趣旨採択すべきものと決定いたしました。
 以上が総務常任委員会に付託された案件に対する審査の結果であります。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
  令和4年3月14日
                          総務常任委員会委員長  大山 和則
  桜川市議会議長  小高 友徳 様
議長(小高友徳君) 報告が終わりました。
 これより質疑を行います。
 総務常任委員会以外の方、質疑ありませんか。
 2番、川股骭N。
2番(川股 骭N) 2点ほどあります。
 この報告書の中で、「その他、本請願内容の一部が誤解を招きやすい書き方であり、臆測に基づくものではないかとの意見もありましたが」という表現がありますけれども、誤解を招きやすい書き方であり、臆測に基づくものではないかとの意見、これは請願書のどこを指して、このような意見があったということを言っているのでしょうか。請願書のどこを指しているのかを教えていただきたいということが1点です。
 それからもう一点は、既にこの株式会社桜川カレッジの方は、県に各種学校の認可の申請をしております。そういうふうに聞いております。少なくとも市のほうの資料ではそう書かれています。この報告書は、そのような県の手続については取り下げていただきたい、桜川カレッジは県に対する各種学校の認可手続の申請を取り下げていただきたいということを要請する内容になっているのでしょうか、それともそれはもう桜川カレッジが独自にやっていることであるから関係ないという立場なのでしょうか、その辺をちょっとお聞かせいただきたいと思います。
 以上です。
議長(小高友徳君) 答弁願います。
 7番、大山委員長。
          〔総務常任委員長(大山和則君)登壇〕
総務常任委員長(大山和則君) 川股議員の質問にお答えします。
 1番目の質問でございますが、総務常任委員会以外の方にその請願内容というのは行っているのですか。
          〔「来ています」の声あり〕
総務常任委員長(大山和則君) 全員来ていますか。全協のときに渡したのですね。
          〔「はい」の声あり〕
総務常任委員長(大山和則君) この場で、個人名が載ってあるものですから、ここでちょっとお答えすることは差し控えたいと思います。
 2番目の件ですが、県のほうに許可の取消しを願う、言っていますかということですか、川股議員。
          〔「そうです」の声あり〕
総務常任委員長(大山和則君) 県のほうの今の質問に関しての事項は、この請願のときには論議しておりません。
 以上でございます。
議長(小高友徳君) 2番、川股骭N。
2番(川股 骭N) 今のお答えなのですが、個人名が載っておりますというお答えでしたけれども、この請願書には個人名はどこにも載っていないと思うのですが、いかがなのでしょうか。
議長(小高友徳君) 7番、大山委員長。
          〔総務常任委員長(大山和則君)登壇〕
総務常任委員長(大山和則君) お答えします。
 この請願は、最初に書いてあるとおり、猿田小学校の業者の決定を取り消すという請願であり、そこが趣旨採択ということでなった要因でもあります。ですから、その辺はよく理解していただいて、そこに関しては、今述べたとおり、この場で答えることはできませんので、よろしくお願いいたします。
議長(小高友徳君) ほかにございませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 討論を終わります。
 お諮りします。請願第2号について、委員長報告は趣旨採択です。委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
 よって、請願第2号は委員長報告のとおり決定いたしました。
 次に、請願第1号 最低賃金の大幅引き上げと中小企業支援策の拡充を求める意見書採択の請願について、建設経済常任委員長、相田一良君、登壇の上、報告願います。
          〔建設経済常任委員長(相田一良君)登壇〕
建設経済常任委員長(相田一良君) 建設経済常任委員会審査報告書。
 請願第1号 最低賃金の大幅引き上げと中小企業支援策の拡充を求める意見書採択を求める請願について。建設経済常任委員会の審査結果並びに審議の経過概要について、会議規則第143条の規定によりご報告申し上げます。
 本委員会に付託された案件は、請願第1号 最低賃金の大幅引き上げと中小企業支援策の拡充を求める意見書採択を求める請願であり、請願者は茨城県労働組合総連合議長、白石勝巳氏であります。
 本委員会は、3月8日、建設経済常任委員会室において、委員6名の出席の下に関係部課長の出席を求め、書記を任命し、付託された案件について詳細な説明を受けました。
 請願された最低賃金の大幅引上げにつきましては、茨城県の最低賃金が全国加重平均額より低く、関東1都6県の中で下から2番目であることから、最低賃金の引上げにつきましては一定の理解を示すことはできるものの、請願項目にあります、政府による全国一律最低賃金制度を確立し、地域間格差を縮小することについては、地域間において物価等に格差があり、現実的には困難ではないかとの意見がありました。
 また、政府による最低賃金の即時時給1,000円以上の引上げ、時給1,500円を目指すことは、新型コロナウイルス感染症の拡大により多大なる影響を受けている企業が多い中で、最低賃金の大幅な引上げにより雇用主の負担が増えることで、経営の悪化を招くおそれが懸念され、逆に雇用の機会を損なうのではないかとの意見も出されました。
 以上のことから、慎重に審議した結果、出席委員全員一致で本請願を不採択とすべきものと決定いたしました。
 以上が建設経済常任委員会に付託された案件に対する審査の結果であります。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださりますようお願いいたします。
  令和4年3月14日
                        建設経済常任委員会委員長  相田 一良
  桜川市議会議長  小高 友徳 様
議長(小高友徳君) 報告が終わりました。
 これより質疑を行います。
 建設経済常任委員会以外の方、質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
 11番、菊池伸浩君。
          〔11番(菊池伸浩君)登壇〕
11番(菊池伸浩君) 11番の菊池です。これ私は、何回も議会ごとに紹介議員となって出している請願書です。今すぐ1,500円にしろということではなくて、もう最低賃金は1,000円は常識だろうと、それで時給1,500円を目指すと、そういうふうになっているのです。だから、そういうことを皆さんよく分かっていただいて、このワーキングプアをなくすためにも、ぜひこの請願書を採択していただきたいと思います。
 以上で私の討論を終わります。
議長(小高友徳君) 次に、委員長報告に賛成者の発言を許します。
 5番、武井久司君。
          〔5番(武井久司君)登壇〕
5番(武井久司君) 5番、武井です。私は、建設常任委員会委員長の報告に対し、賛成の立場で討論させていただきます。
 先ほど建設経済常任委員会委員長の報告したとおり、請願内容には一定の理解はできるものの現実的に困難ではないかと考えます。現在、新型コロナウイルス感染症の拡大により社会情勢も大きく変わり、生活は以前と一変しております。特に中小企業にとっては、経済活動の停滞により非常に厳しい経済状況に陥っている状況である。また、このような状況下において多くの企業は、国や県などが実施している支援事業を活用しながら、事業継続のために様々な企業努力をしているかとも思われます。そのような中で、今回即時給1,000円以上の引上げ、時給1,500円を目指すことについては、企業側の経営を圧迫させてしまうおそれがあり、その結果、新たな雇用の機会も失い、逆に悪化してしまうのではないかと私も思います。
 以上により、委員長報告に賛成いたします。
 以上です。
議長(小高友徳君) この報告には異議がございますので、この表決は起立によって行います。
 請願第1号について、委員長報告は不採択であります。委員長報告のとおりに決定することに賛成の方は起立願います。
          〔起立多数〕
議長(小高友徳君) 起立多数です。
 よって、請願第1号は委員長報告のとおり決定されました。
                                           
    議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査
議長(小高友徳君) 次に、日程第10、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付したとおり、閉会中の継続調査の申出がありました。
 お諮りいたします。各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
 よって、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
                                           
    日程の追加
議長(小高友徳君) ただいま大塚市長より議案第47号 桜川市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例が提出されました。
 ここで暫時休憩いたします。
          休 憩  (午前11時08分)
                                           
          再 開  (午前11時25分)
議長(小高友徳君) それでは、休憩前に引き続き会議を再開いたします。
 休憩中に開催した議会運営委員会の報告を願います。
 議会運営委員長、萩原剛志君。
          〔議会運営委員長(萩原剛志君)登壇〕
議会運営委員長(萩原剛志君) 議会運営委員会の会議結果を報告いたします。
 先ほど提出されました議案第47号 桜川市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例については追加日程第1として、直ちに日程に追加し、審議、採決することに決定しました。
 以上で報告を終わります。
議長(小高友徳君) 報告が終わりました。
 お諮りします。委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。議会運営委員長の報告のとおりといたします。
 追加日程表及び議案書は、お手元に配付してございます。
                                           
    議案第47号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(小高友徳君) 追加日程第1、議案第47号 桜川市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 田口市長公室長。
          〔市長公室長(田口瑞男君)登壇〕
市長公室長(田口瑞男君) 議案書1ページをお開き願います。議案第47号 桜川市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について、提案の理由をご説明いたします。
 本条例につきましては、議会議員の報酬額について、桜川市議会報酬及び特別職給与審議会での答申結果を尊重し、報酬額の改定を提案するものでございます。
 2ページをお開き願います。第1条、別表中に議長の報酬を33万4,000円から39万4,000円に、副議長の報酬を30万6,000円から36万1,000円に、議員の報酬を29万3,000円から34万5,000円に改正するもので、なお施行日については、令和4年4月1日からとしております。
 以上で説明を終わります。内容をご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願いいたします。
議長(小高友徳君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 2番、川股骭N。
2番(川股 骭N) いろいろ議論があると思います。まず第1点は、市民の方には全くこういうふうな給与改定、報酬の引上げについては知らされておりません。まず第1に、今回「広報さくらがわ」等でもってこういうふうな議員の歳費の引上げがあるということを市民の方にお知らせをして意見を求めて、6月の議会でもって決定するというようなことがなぜできないのか。議会だけで市民の方が知らないままにこういうふうな給与の引上げというのは非常に問題だと思いますので、そういう手続をなぜ取れないのかということが第1点の質問です。
 第2点は、今コロナ禍ということの中で市民の生活は大変厳しいものになっております。こういう大変厳しいときになぜ引上げを行うのかということについて、なかなか私もそうですし、一般の市民の方も理解は難しいと思います。この辺のこういう時期になぜ引上げを行うのかということについて、第2番目の質問です。
 第3は、一昨年の区長会からの要望でもって、議会のインターネット中継とか常任委員会の中継とか、そういう形でもっての要望があり、昨年の2月に議会事務局長から、議長から新しい庁舎ができるまでの間に検討しますという形でもってお答えしていますけれども、インターネット中継はやろうと思えば10万円か20万円かければすぐにできるわけで、学校だってみんなそういうことをやっているわけですから、すぐできるわけですけれども、それを延ばしている状況にあります。つまり市民あるいは区長さん方からの要望については議員は一切応えずに、自分たちの歳費を引き上げるということについては、市民の方、区長さん方からの批判、反発というのはすごく大変強いものがあるだろうというふうに思います。これもまた極めて当然のことだろうと思います。その辺についてどういうふうに考えているのか、これはもしかすると市長公室長は答えづらいのかもしれませんけれども、議員、私たちとしては、ちょっと自らの問題として考えなければいけないというふうに思います。
 その3点についてまず質問いたします。
議長(小高友徳君) 答弁願います。
 田口市長公室長。
市長公室長(田口瑞男君) 川股議員さんからご質問がございました。広報について市民に広く募らないかということでございますが、桜川市議会報酬及び特別職給料審議会条例では、市民の代表でございます7名の方を組織をいたしまして、桜川市内の区域内の公共団体等の代表者が審議委員になっておりまして、その代表者の中で審議をした結果で答申をいただいているところでございます。広報については、周知はしておりません。
 以上でございます。
議長(小高友徳君) ほかに質疑ございませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
 11番、菊池伸浩君。
          〔11番(菊池伸浩君)登壇〕
11番(菊池伸浩君) 桜川市議会議員の報酬引上げ反対の討論、11番、菊池伸浩。私は、今回の議員報酬引上げに反対する立場から討論をいたします。
 昨年3月議会で議員数が18名から2名削減する議案が提案され、反対は3名いましたが、可決されてしまいました。定数削減の次には議員報酬引上げが来ると予想していましたが、今議会は見送りになると思っていました。ところが、追加議案として急遽の提案がありました。今回は、議員報酬及び特別審議会の答申に基づくものとのことです。私は、答申に基づくものであれば堂々と一般議案として提案し、市民にもきちんと知らせてから行うのが筋だと思います。3月議会の最終日に、予算が通過した後、追加議案として提案するのは姑息な方法ではないかと思います。5万2,000円上げても県西地区では一番低いと言っておりますが、今のコロナ禍の中で議員報酬の引上げには反対をいたします。
 以上で反対討論といたします。
議長(小高友徳君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 討論を終わります。
          〔「はい、反対討論です」の声あり〕
議長(小高友徳君) 反対、賛成というルールがありますので、ルールにのっとって進めさせていただきます。
 討論を終わります。
 これから本案を採決いたします。
 この表決は起立によって行います。
 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
          〔起立多数〕
議長(小高友徳君) 起立多数です。
 よって、議案第47号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
                                           
    執行部あいさつ
議長(小高友徳君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許します。
 大塚市長。
          〔市長(大塚秀喜君)登壇〕
市長(大塚秀喜君) 令和4年第1回桜川市議会定例会の閉会に当たり、お礼を兼ねまして一言ご挨拶申し上げます。
 議員各位におかれましては、1日より14日間にわたり慎重なるご審議をいただき、令和4年度の当初予算をはじめ、人事案件、条例の一部改正及び令和3年度補正予算など、提案いたしました47の案件と追加議案につきまして原案のとおりご議決いただきましたことに厚く御礼申し上げます。
 施政方針でも申し上げましたが、今後は持続可能な行政運営を行うため、選択と集中によるめり張りのある施策を展開してまいりますので、議員各位におかれましては何とぞご理解とご協力をいただきますようよろしくお願い申し上げます。
 また、本会議及び常任委員会を通じて賜りました数々のご意見、ご要望につきましても十分尊重し、効率的な市政運営に努めてまいります。
 議員の皆様におかれましてもなお一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
                                           
    閉会の宣告
議長(小高友徳君) 本定例会に付議された案件は全て議了いたしました。
 以上で令和4年第1回桜川市議会定例会を閉会いたします。
 ご苦労さまでした。
          閉 会  (午前11時36分)