令和3年第4回桜川市議会定例会議事日程(第3号)
令和3年12月10日(金)午後3時開議
日程第 1 議案第85号 押印の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例
日程第 2 議案第86号 桜川市国民健康保険条例の一部を改正する条例
日程第 3 議案第87号 債権の放棄について
日程第 4 議案第88号 訴えの提起について
日程第 5 議案第89号 桜川市道路線の廃止について
日程第 6 議案第90号 桜川市道路線の認定について
日程第 7 議案第91号 令和3年度桜川市一般会計補正予算(第9号)
日程第 8 議案第92号 令和3年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第2号)
日程第 9 議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査
日程第10 執行部あいさつ
〇出席議員(18名)
1番 中 田 拓 也 君 2番 川 股 驕@ 君
3番 軽 部 徹 君 4番 飯 島 洋 省 君
5番 武 井 久 司 君 6番 谷 田 部 由 則 君
7番 大 山 和 則 君 8番 萩 原 剛 志 君
9番 鈴 木 裕 一 君 10番 仁 平 実 君
11番 菊 池 伸 浩 君 12番 風 野 和 視 君
13番 市 村 香 君 14番 小 高 友 徳 君
15番 小 林 正 紀 君 16番 潮 田 新 正 君
17番 相 田 一 良 君 18番 林 悦 子 君
〇欠席議員(なし)
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 大 塚 秀 喜 君
副 市 長 小 林 達 徳 君
教 育 長 稲 川 善 成 君
市 長 公 室 長 田 口 瑞 男 君
総 務 部 長 柴 山 兼 光 君
総 合 戦略部長 秋 山 健 一 君
市 民 生活部長 仁 平 博 章 君
保 健 福祉部長 上 野 茂 雄 君
経 済 部 長 秋 山 豊 君
建 設 部 長 仁 平 昌 則 君
上 下 水道部長 齋 藤 茂 君
教 育 部 長 栗 林 浩 君
会 計 管 理 者 高 松 典 子 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議 会 事務局長 太 田 貴 久 君
議会事務局書記 仲 田 浩 司 君
議会事務局書記 田 谷 信 之 君
議会事務局書記 成 田 大 地 君
開 議 (午後 3時00分)
〇開議の宣告
〇議長(小高友徳君) 皆さん、こんにちは。
本日の出席議員は18名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、これより本日の会議を開きます。
〇議案第85号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(小高友徳君) 日程第1、議案第85号 押印の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
柴山総務部長。
〔総務部長(柴山兼光君)登壇〕
〇総務部長(柴山兼光君) それでは、議案書6ページをお開きください。議案第85号 押印の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例について説明申し上げます。
現在我が国では、デジタル時代を見据えたデジタルガバメント実現のため、押印廃止をはじめ、様々な規制からの決別が喫緊の課題となっております。このうち押印の廃止につきましては、行政手続における市民負担軽減はもとより、申請手続のオンライン化促進、その先につながる業務フローのデジタル化による行政サービス向上へとつなげる端緒であり、かつ重要な取組です。当市においては、今年度当初より取り組んでまいりましたが、今般対象条例の洗い出しを行い、押印廃止等の対象について抽出された7つの条例のうち、担当課において見直し可能とされた5つの条例を一括して一部改正するものでございます。
7ページを御覧ください。それでは、第1条から順次改正内容をご説明いたします。第1条は、桜川市公告式条例の一部を改正するもので、規程を公表する際の市長印を不要とする改正と、それに伴う読替規定の改正でございます。
第2条は、桜川市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正するもので、審査申請書、意見陳述についての調書等に求めている押印を不要とする改正でございます。
第3条は、桜川市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正するもので、国の政令の改正に合わせて、服務の宣誓の際の署名及び対面を不要とし、宣誓書の提出のみに改めるものでございます。
第4条は、桜川市火入れに関する条例の一部を改正するもので、様式第1号、許可申請書及び様式第2号、許可書の押印を不要とする改正でございます。
第5条は、桜川市水道事業給水条例の一部を改正するもので、給水装置の所有者の代理人選任に際し、必要な連署押印について、押印を廃止するとともに、連署を連記に改めるものでございます。
なお、施行期日は令和4年4月1日としております。
また、本件とは別件になりますが、条例以外の規則、要綱等に係る押印等の見直しについても現在行っており、来年4月1日からの施行を予定しております。
以上で押印の見直しに伴う関係条例の整備に関する条例についての説明を終わります。内容をご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願いいたします。
〇議長(小高友徳君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
よって、議案第85号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
〇議案第86号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(小高友徳君) 日程第2、議案第86号 桜川市国民健康保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
仁平市民生活部長。
〔市民生活部長(仁平博章君)登壇〕
〇市民生活部長(仁平博章君) それでは、議案書9ページをお開き願います。議案第86号 桜川市国民健康保険条例の一部を改正する条例の提案理由につきましてご説明申し上げます。
今般健康保険法施行令等の一部を改正する政令が公布されたことに伴い、桜川市国民健康保険条例の一部を改正するものでございます。
10ページをお願いいたします。桜川市国民健康保険条例の一部を次のように改正するとし、第7条、出産育児一時金についてでございますが、第1項中の40万4,000円を40万8,000円に改め、同項ただし書中、産科医療補償制度掛金の1万6,000円を1万2,000円に改めるものでございます。
改正の内容でございますが、産科医療補償制度の改正により、掛金が1万6,000円から1万2,000円に引き下げられます。また、出産育児一時金の支給総額については、少子化対策としての重要性を鑑み、42万円を維持すべきとされたことから、産科医療補償制度の掛金の見直しを踏まえ、出産育児一時金の支給額を40万4,000円から40万8,000円に引き上げるものでございます。
附則としまして、この条例は令和4年1月1日から施行するものでございます。
説明は以上でございます。内容をご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願いいたします。
〇議長(小高友徳君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
よって、議案第86号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
〇議案第87号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(小高友徳君) 日程第3、議案第87号 債権の放棄についてを議題といたします。
提案理由の説明を願います。
仁平建設部長。
〔建設部長(仁平昌則君)登壇〕
〇建設部長(仁平昌則君) それでは、議案書11ページをお開きください。議案第87号 債権の放棄についてご説明いたします。
地方自治法第96条第1項第10号の規定により、次のとおり市が保有する債権を放棄することについて、議会の議決を求めるものでございます。
1、放棄する債権の内容は、桜川市営住宅の家賃、施設管理費です。
2、債務者の放棄する当該家賃等の額は、債務者Aの326万1,260円です。
3、放棄の理由は、債務者Aは破産法上の免責許可決定が確定しているためです。
以上で説明を終わります。内容をご審議の上、ご議決くださいますようお願いいたします。
〇議長(小高友徳君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
よって、議案第87号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
〇議案第88号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(小高友徳君) 日程第4、議案第88号 訴えの提起についてを議題といたします。
提案理由の説明を願います。
仁平建設部長。
〔建設部長(仁平昌則君)登壇〕
〇建設部長(仁平昌則君) それでは、議案書12ページをお開きください。議案第88号 訴えの提起についてご説明いたします。
市営住宅滞納家賃等の納入及び住宅明け渡しを求める訴えを提起するもので、地方自治法第96条第1項第12号の規定により、議会の議決を求めるものです。
1、提起の相手方の住所・氏名等は表の者でございます。
2、訴えの要旨ですが、相手方は市営住宅家賃等を滞納しており、再三再四にわたる催告、再催告等に応じないので、訴えにより滞納家賃等の徴収等及び市営住宅の明渡しを図り、もって社会的公正と法秩序を回復しようとするものです。
3、訴訟遂行の方針は、(1)弁護士を訴訟代理人と定める、(2)第一審判決の結果、必要がある場合は上訴いたします。
以上で説明を終わります。内容をご審議の上、ご議決くださいますようお願いいたします。
〇議長(小高友徳君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
11番、菊池伸浩君。
〇11番(菊池伸浩君) 再三再四催促に応じないという理由になっていますけれども、その点で個人情報に触れない範囲で2つほど質問します。
1点目は、入居者は市営住宅には何年入居しており、どのくらい滞納家賃があるのでしょうか。
2点目は、住宅の明渡しを求めるとのことですが、コロナ禍がまだ完全に収束していないにもかかわらず、収入も不安定な中で、住宅の明渡しを迫るに至った経緯をもう少し詳しくお聞かせください。
以上です。
〇議長(小高友徳君) 答弁願います。
仁平建設部長。
〇建設部長(仁平昌則君) それでは、菊池議員さんのご質問にお答えいたします。
1点目の質問の入居した年と滞納家賃等ですが、平成24年1月に入居しており、住宅家賃等の滞納額については71万3,600円になります。
2点目のご質問の住宅の明渡しを迫るに至った経緯ですが、市ではコロナ禍による収入が減った場合、減免措置があるので、相談していただきたいと、全ての入居者に通知をしております。しかし、この入居者はそういった相談もなく、過去に何度も督促や納付相談を行ってまいりましたが、昨年11月以降は納付がされず、今年の6月を最後に全く反応がなくなりました。納付の意思が全く見受けられないため、令和3年10月11日付で内容証明郵便による通知書を発送しております。しかしながら、通知の期日までに連絡がないことや、他の入居者との公平性を考慮すると、民事訴訟を提起する以外にないというような結論に至ったところでございます。
以上でございます。
〇議長(小高友徳君) ほかに質疑ありませんか。
18番、林悦子君。
〇18番(林 悦子君) 去年の11月以降ということでほぼ1年ということですよね。役所にしては珍しい訴訟を提起したなと思っているのですけれども、名前まで公表されているのですから、聞いてもいいと思うのですが、この方は何歳の方ですか。それと、保証人はこういうところに入るときにつくと思うのですけれども、その保証人との関係はどのようになっているのか。この2点についてお尋ねをいたします。
〇議長(小高友徳君) 答弁願います。
仁平建設部長。
〇建設部長(仁平昌則君) すみません、年齢までは正確には分かりませんが、50代後半くらいの年齢と思います。後ほど正確な年齢をお知らせしたいと思います。保証人の方につきましては、保証人の方とも一昨年お会いしまして、これ以上滞納が続くと支払うことができなくなるため、できれば早く退去するように処理していただきたいというようなお話がありました。
以上です。
〇議長(小高友徳君) 18番、林悦子君。
〇18番(林 悦子君) 保証人は払う意思があるのですか。
〇議長(小高友徳君) 答弁願います。
仁平建設部長。
〇建設部長(仁平昌則君) 私が直接お話しした感じでは、お支払いいただけるような話はしていただきました。
〇議長(小高友徳君) ほかにありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
よって、議案第88号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
〇議案第89号、議案第90号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(小高友徳君) 日程第5、議案第89号 桜川市道路線の廃止について及び日程第6、議案第90号 桜川市道路線の認定について、以上2議案を一括議題といたします。
提案理由の説明を願います。
仁平建設部長。
〔建設部長(仁平昌則君)登壇〕
〇建設部長(仁平昌則君) 議案書13ページをお開き願います。議案第89号 桜川市道路線の廃止についてご説明いたします。
道路法第10条第3項の規定により桜川市道路線を別紙のとおり廃止するものでございます。
次ページをお開き願います。一般市道路線廃止調書の整理番号1番につきましては、路線の払下げ希望があり、そのため路線を全線廃止するものでございます。
整理番号2番につきましては、認定している路線と現況に相違があり、現況に合わせて再認定するため、一度路線を全線廃止するものでございます。
1番の払下げに関しては、払下げ申請に当たり、地元区長及び利害関係者の払下げに対する同意を得ており、払下げを行っても影響がないことから認定路線を廃止するものでございます。
続きまして、議案書15ページをお開き願います。議案第90号 桜川市道路線の認定についてご説明いたします。
道路法第8条第2項の規定により、桜川市道路線を別紙のとおり認定するものでございます。
次ページをお開き願います。一般市道路線認定調書の整理番号1番につきましては、先ほどの路線を再認定するため、一度全線廃止した路線を現況に合わせて再認定するものでございます。
2番につきましては、地籍調査の際に道とされている箇所が認定路線から漏れていたため、今回認定するものでございます。
以上で説明を終わります。内容をご審議の上、ご議決くださいますようお願いいたします。
〇議長(小高友徳君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 討論を終わります。
最初に、議案第89号についてお諮りします。議案第89号は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
よって、議案第89号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
続いて、議案第90号は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
よって、議案第90号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
〇議案第91号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(小高友徳君) 日程第7、議案第91号 令和3年度桜川市一般会計補正予算(第9号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
柴山総務部長。
〔総務部長(柴山兼光君)登壇〕
〇総務部長(柴山兼光君) それでは、議案書17ページをお開き願います。議案第91号 令和3年度桜川市一般会計補正予算(第9号)について概要を説明します。
既定の歳入歳出予算の総額に、それぞれ4億2,922万4,000円を追加し、予算の総額をそれぞれ214億8,534万8,000円とするものです。
20ページをお開き願います。第2表、継続費補正についてご説明いたします。
1、追加でございます。7款1項筑波高原キャンプ場基本構想策定業務でございます。筑波高原キャンプ場の整備方針を決定するため、2か年の継続費として770万円を設定するものでございます。年割額は、令和3年度が181万5,000円、令和4年度が588万5,000円となっております。
23ページをお開き願います。事項別明細書により歳入についてご説明いたします。
2款3項1目森林環境譲与税36万4,000円は、譲与額の増額に伴い補正するものでございます。
14款2項1目総務手数料27万円の増額は、マイナンバーカードを活用したコンビニエンスストアでの住民票、印鑑証明の交付手数料を増額するものでございます。
15款1項1目3節児童福祉費負担金、子どものための教育・保育給付費交付金2,008万3,000円は、国庫負担金の交付見込額の見直しに伴い増額するものです。
同じく2項1目総務費国庫補助金、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金4,400万円の増額は、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置により経済活動への影響を受ける事業者に対し、地域の実情に応じて支援の取組を実施できるよう、事業者支援分として交付されるものでございます。
同じく2目1節児童福祉費補助金は、国で閣議決定されたコロナ克服・新時代開拓のための経済対策として、零歳から高校3年生までの子供たちに1人当たり10万円の給付を行うものです。今回の補正予算額は5万円の現金を迅速に支給するため、子育て世帯ヘの臨時特別給付金給付事業費補助金2億9,250万円、事務費補助金318万円が交付されるものでございます。
同じく5目1節教育費補助金、学校保健特別対策事業費補助金75万円は、各学校に対する新型コロナウイルス感染症対策に係る国庫補助金です。
16款1項1目2節児童福祉費負担金、子どものための教育・保育給付費負担金976万6,000円は、県負担金の交付見込額の見直しに伴い増額するものでございます。
20款1項1目前年度繰越金827万5,000円の増額は、歳出との差額を調整するものでございます。
24ページをお開き願います。21款4項5目1節雑入、筑西広域市町村圏事務組合分賦金返還金(消防費)821万2,000円は、川島分署建設事業精算による分賦金の返還金です。
同じく後期高齢者医療療養給付費負担金過年度精算金2,279万3,000円は、令和2年度事業の精算により計上するものでございます。
同じく筑西広域市町村圏事務組合分賦金返還金(清掃費)1,902万7,000円は、令和2年度ごみ処理施設リサイクルプラザ基幹的設備改良事業精算による分賦金の返還でございます。
同じく過払い金返還金の4,000円は、令和2年度多面的機能支払交付金事業の精算金でございます。
25ページをお開き願います。続きまして、歳出についてご説明いたします。2款1項5目財政管理事業2,391万6,000円は、震災復興特別交付税の返還によるものでございます。
同じく6目会計管理事業26万1,000円は、岩瀬、真壁総合窓口の銀行派出の業務形態が変わり、会計年度任用職員及び職員が現金を取り扱うことが増えるため、適正な収受及び集計を求めることから、紙幣計数機、コインソーターの購入費を計上するものでございます。
同じく8目企画事業475万4,000円の減額は、筑西広域市町村圏事務組合負担金の議会総務費371万5,000円、遊湯館費103万9,000円で、いずれも人事異動に伴う人件費補正により負担金を減額するものでございます。
同じく3項1目戸籍住民基本台帳事業9万円につきましては、マイナンバーカードの普及に伴い、2019年7月から開始されたコンビニエンスストアでの住民票、印鑑証明書などの交付数が大幅に増えたことから、コンビニ交付手数料を増額して計上するものでございます。
26ページをお開き願います。3款1項2目老人福祉費、老人福祉総務事業203万4,000円の増額は70歳以上の独り暮らしの高齢者を対象とした緊急通報装置の新規設置台数が当初見込みより増加したことに加え、今後も設置要望が見込まれるため、設置費用を増額して計上するものでございます。
同じく3目障害者福祉事業295万2,000円の増額は、令和2年度障害者自立支援給付費国庫負担金の精算による返還金です。
同じく9目介護保険事業430万円の増額は、認定審査会事業及び認定調査事業のモバイルシステム導入に伴う事務費の増額により介護保険特別会計繰出金を計上しております。
27ページをお開き願います。同じく2項1目児童福祉総務費、ひとり親家庭等支援事業1万8,000円の増額は、令和2年度母子家庭等対策総合支援事業補助金確定による返還金でございます。
同じく2目児童措置費、子どものための教育・保育給付事業4,130万3,000円の増額は、民間保育園、幼稚園・認定こども園、地域型保育施設に対する各種給付費の年間見込額を精査した結果、増額補正するものでございます。
同じく7目子育て世帯ヘの臨時特別給付金給付事業2億9,695万8,000円の増額は、国で閣議決定されたコロナ克服・新時代開拓のための経済対策として、零歳から高校3年生までの子供1人当たり一律5万円を給付する事業でございます。事業費の主なものは、11節郵便料、振込手数料108万6,000円、12節電算システムの改修に係る委託料143万円、18節子育て世帯ヘの臨時特別給付金に2億9,250万円を計上しております。
28ページをお開き願います。そのほか令和2年度子育て世帯ヘの臨時特別給付金給付事業費補助金及び事業費補助金の確定による返還金としまして127万8,000円を計上するものでございます。
同じく8目ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業5万6,000円は、令和2年度ひとり親世帯臨時特別給付金給付事務費補助金の確定による返還金でございます。
4款1項2目予防費、予防総務事業3,600万円の増額は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金事業者支援分を活用し、新型コロナウイルス感染拡大の第6波に備える医療体制確保に要する経費として、10節消耗品費にてパルスオキシメーター、コロナウイルス抗原検査キット、生活衛生用品等の購入費775万円、新型コロナウイルス感染症検査委託料に825万円を計上するものです。また、医療機関への支援に要する経費として、18節市内医療機関18か所への医療機関支援金2,000万円を計上するものでございます。
同じく3目環境衛生事業74万4,000円は、筑西広域市町村圏事務組合負担金の火葬場費について、人事異動に伴う人件費補正により負担金を増額するものでございます。
29ページをお開き願います。同じく2項1目清掃総務事業70万1,000円は、筑西広域市町村圏事務組合負担金の清掃費について、人事異動に伴う人件費補正により負担金を増額するものでございます。
6款1項5目農地関係事業125万5,000円は、水利組合や土地改良区が管理する農業生産基盤施設では経年劣化による修繕が多くなってきており、次年度作付等に影響を及ぼす可能性があり、早急に対応する必要があることから、改修補助金を増額しております。
同じく多面的機能支払交付金事業4,000円は、令和2年度多面的機能支払交付金事業の精算による国、県への返還金でございます。
同じく7目水田農業対策事業815万2,000円については、30ページをお開き願います、新規需要米推進事業におきまして、転作作物として飼料用米、米粉用米の生産が拡大したことにより不足が見込まれる補助金を増額するものでございます。
同じく9目施設管理費、真壁運動広場管理事業297万円ですが、原方運動場はグラウンドヘの進入路の勾配がきつく、普通乗用車での進入に不便を来すことから安全性を確保し、利便性の向上を図るため、工事請負費を計上するものでございます。
同じく2項2目林業振興費、森林環境譲与税活用事業36万4,000円は、譲与税の増額分を森林環境譲与税基金に積み立てるため増額するものでございます。
同じく3目林道整備費、林道整備事業635万8,000円につきましては、1つ目に林道東山線の排水不良によるのり面崩壊拡大に対応するため、2か所の横断溝修繕工事を行うものです。
2つ目に、地方創生道整備推進交付金事業で実施する林道酒寄線整備事業で、基本計画策定時よりのり面崩壊が悪化し、実施設計において事業費が増額したため、追加計上しております。
31ページをお開き願います。7款1項2目商工振興事業252万円の減額は、新型コロナウイルス感染症の影響で中止となったいばらきストーンフェスティバルと大和(まほろば)の石まつり開催費補助金を減額し、新たに要望のあった桜川ストーンフェア開催費補助金を計上するものでございます。
同じく4目観光事業181万5,000円は、筑波高原キャンプ場の整備方針を決定するため、基本構想策定業務委託料を計上するものでございます。
同じく自然公園管理事業129万8,000円は、富谷山ふれあい公園トイレを洋式化するための工事請負費を計上しております。
8款4項2目公園事業330万9,000円は、筑西広域市町村圏事務組合負担金の公園費について、人事異動による人件費補正に伴い、負担金を増額するものでございます。
32ページをお開き願います。10款2項1目学校管理費は、岩瀬小学校教育活動継続支援事業に16万円、坂戸小学校、南飯田小学校、羽黒小学校、雨引小学校、大国小学校の教育活動継続支援事業に各11万円。33ページをお開き願います。谷貝小学校、樺穂小学校の教育活動継続支援事業に各11万円を計上しております。これらは補助金を活用し、感染症対策に必要になる物品の購入費を各小学校に計上するものでございます。
同じく3項1目学校管理費は、岩瀬東中学校、岩瀬西中学校、大和中学校、桜川中学校の教育活動継続支援事業にそれぞれ11万円を計上するものです。こちらも補助金を活用し、感染症対策に必要な物品の購入費を各中学校に計上するものでございます。
34ページをお開き願います。同じく4項1目学校管理費は、桃山学園前期課程教育活動継続支援事業に16万円、後期課程教育活動継続支援事業に11万円を計上しております。こちらも補助金を活用し、感染症対策に必要な物品の購入費を義務教育学校に計上するものでございます。
以上で説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願いいたします。
〇議長(小高友徳君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
11番、菊池伸浩君。
〇11番(菊池伸浩君) 20ページの筑波高原キャンプ場基本構想策定業務770万円、今まで見過ごしてきたのですが、今回伺います。私もこのキャンプ場は真壁高校の教員時代はお世話になりました。今回基本構想を専門業者に委託しているとのことですが、市としてこのキャンプ場をどのように考えて委託したのでしょうか。もっとキャンプ場として充実したいとか、別のものに利用したいとか、委託するにも条件をつけると思いますが、どのような条件をつけているのでしょうか。また、委託した業者はこの方面の業者としてはどのような実績のある業者なのでしょうか、説明をお願いいたします。
〇議長(小高友徳君) 答弁願います。
秋山経済部長。
〇経済部長(秋山 豊君) それでは、菊池議員さんのご質問にお答えいたします。
31ページ、7款1項4目観光費、12節委託料、筑波高原キャンプ場基本構想策定業務委託料でございますが、筑波高原キャンプ場基本構想策定業務につきましては、こちらはまち・ひと・しごと創生総合戦略に掲げられている滞在型観光の推進を図るため、令和3年9月28日に締結をいたしました株式会社モンベルとの包括連携協定における7項目の連携協力事項により、今後の整備方針を決定するために、モンベルグループである株式会社ネイチュアエンタープライズに基本構想策定業務の委託を予定しているものでございます。株式会社ネイチュアエンタープライズは、株式会社モンベルのほか6社から成るアウトドアスポーツ用品の製造、卸、イベント運営企画等を手がける総合グループ内の会社でございます。地域活性事業コンサルティングや野外活動施設運営、建築設計業務等の事業を行っており、モンベルグループでは福岡県や高知県等の全国6か所でキャンプ場や山小屋の運営を行っている実績のある会社でございます。筑波高原キャンプ場の整備につきましては、筑波山中腹の水郷筑波国定公園内に位置し、自然環境に恵まれていることから策定業務の調査等を踏まえまして、自然の豊かさや眼下に見える眺望を生かした上野沼やすらぎの里キャンプ場とは趣の違う魅力あるキャンプ場を整備することにより、桜川市の魅力を利用者の方々に知っていただき、首都圏から比較的近い地域性を生かした観光資源として活用していきたいということで今回業務委託のほうをさせていただきました。
以上です。
〇議長(小高友徳君) ほかにございませんか。
5番、武井久司君。
〇5番(武井久司君) 武井です。26ページなのですが、民生費の老人福祉総務事業、この中で緊急通報システム設置費ということであるかと思うのですが、増加したため、追加したということであるのですが、今現状対象者はどのくらいいて、今後何台ぐらいというか何か所ぐらい予定しているのか分かれば教えていただきたいと思います。
〇議長(小高友徳君) 答弁願います。
上野保健福祉部長。
〇保健福祉部長(上野茂雄君) 武井議員の質問にお答えいたします。
今回の緊急通報システムの補正ですが、当初20台の新設を用意していましたが、新規の希望が44件ほどございまして、それで15台分が不足したために補正をお願いするものでございます。現在の設置状況ですが、176台設置してあるところでございます。
以上です。
〇議長(小高友徳君) ほかにございませんか。
2番、川股骭N。
〇2番(川股 骭N) 先ほども菊池議員から質問がありましたけれども、追加で筑波高原キャンプ場の関係を数点、それから6款の農地関係事業について二、三点質問させていただきます。
まず、筑波高原キャンプ場につきましては、継続費の補正……
〇議長(小高友徳君) 川股議員、ページ数も併せてお願いします。
〇2番(川股 骭N) ページ数、20ページです。20ページに継続費補正がございます。それから、31ページに筑波高原キャンプ場基本構想策定業務委託料181万5,000円とあります。この2つについてです。
まず、継続費ですか、桜川市さんの予算書とか拝見しますと、債務負担行為と、それから継続費と両方使っております。両方とも翌年度、次の年度の予算を拘束するといいますか、次の年度の予算を義務化しなければいけないというようなことで、同じような性格を持っているのですが、どういうふうにこの2つを桜川市さんの場合は使い分けているのか。債務負担行為と継続費補正をどういうふうに使い分けて運用なさっているのかと、そのルールがあるのではないかと思いますので、そこをお聞きしたいと思います。債務負担行為だけでやっている自治体もあるのです。そういう点で、私にはこの区分けの仕方がよく分かりませんので、お聞きしたいと思います。
それから、筑波高原キャンプ場の策定業務についてですが、筑波高原キャンプ場といいましても範囲として大変広いところがあると思いますし、また内容も例えばハード事業だけで考えるのか、地元のいろんなお土産等を買ってもらえるようなソフト事業まで入るのか、このモンベルさんそのものが結構面白い事業をやっているところですので、いろんな能力を持っているのではないかと思いますので、その辺のところ、どこまで考えるのかということと併せて、実は私は今年5回ぐらい筑波山北側ルートから登ったりしています。そういう意味では非常に貴重な、例えば3月になるとカタクリが咲くし、それから5月ぐらいでしょうか、ニリンソウの群生地もあるということで、非常に貴重な植生があります。ある意味ではモンベルさんの得意なところかもしれないのですが、そういう環境保全対策、保護対策みたいなものも含まれるのかどうか。つまりお客さんを集めればいいということではないわけですので、先ほども答弁ありましたように、首都圏からお客さんが来てほしいというのは私もそう思いますが、同時にある種の環境保全意識もきちんと持っていただかなければいけないという問題がありますので、その点のところです。
それから、策定手続の問題です。770万円ということで、結構大きな額を使いますけれども、この地域についてはご存じのように、市長も出席なさっていると思いますが、山の会とかという形でもって森林とか環境を保護する団体もありますし、私もそうですが、筑波山に登るいろんなグループがあります。そういう人たちの意見を十分に取り入れるような仕組みになっているのだろうか。つまりいろんなワークショップをやって基本構想をまとめていくという形をぜひ取らないといけないと思いますので、その辺の策定プロセスがどうなっているのかということをお聞きしたいと思います。
それから、それに関連してということになるのですが、筑波山に登るルートはご存じのように4本あります。主なルートが4本あるというだけであって、ある意味ではマニアの方にとってはいろんな道があるわけです。そういうことの中で、実はキャンプ場のところだけはトイレがありますけれども、それ以外のところはトイレもありません。それから、駐車場もキャンプ場のところを除けば、結構不足していると思います。私は平日しか行かないというか、土日は若い人が行くべきだろうということで平日しか行きませんが、平日でも相当早く行かないと駐車できないという状況ですので、この辺の駐車場の不足、それからトイレがない、この辺のところもこの新しい計画の中で考えるのでしょうけれども、できれば早くやっていただきたいというふうに思います。
それと、先ほど僕は答弁にあるのかなと思ったのですが、現在高齢者をはじめとして、ここに登山に来られる方というのはたくさんいるのです。残念ながら首都圏のナンバーはあまりないのですが、埼玉県はあるのですけれども、そういう意味でどのぐらいのお客さん、お客さんと言うのは変ですね、ハイキングとか登山客が現在どのぐらい来ているのかというデータも教えていただければと思います。
それから、これは林道の問題ですので、もしかすると担当が違うのかもしれませんが、ユースホステルに行く道からこのキャンプ場に行く道の500メートルぐらいの舗装されていない林道があります。ここは非常に危険な道です。片方が崖になっている。それからアップダウンがありますから、相手から来る道が見えないとか、そういう点で、ここは基本構想策定以前に早く整備をしたほうがいいのではないかというふうに思いますので、この点はガードレールの設置とか拡幅、要望しておきたいと思います。
それから、ここについてのもう一点なのですが、基本構想策定の中でハイキングする方とか、それから登山する方からもぜひ料金を取るような仕組みをお願いしたいと思います。これは要望になります。
以上、そこについてご質問しますので、簡単で結構ですから、答弁をお願いしたいと思います。
以上です。
〇議長(小高友徳君) 答弁願います。
柴山総務部長。
〇総務部長(柴山兼光君) それでは、私のほうからは第2表、継続費に関連する質問で、1つ目の継続費と債務負担行為の使い分けに関する質問についてお答えいたします。
まず、継続費ですが、継続費とは普通地方公共団体の経費をもって支弁する事件で、その履行に数年度を要するものについては、予算の定めるところにより、その経費の総額及び年割額を定めて数年度にわたって支出する経費であると地方自治法第212条にて規定されております。一方、債務負担行為とは、歳出予算の金額、継続費の総額または繰越明許費の金額に含まれているものを除き、将来にわたる地方公共団体の債務を負担する行為であると同法第214条において規定されております。継続費は、支出する権限まで直接付与されているものでございます。これに対して、債務負担行為は単に債務を負担する権限を付与されているものです。継続費は、経費の総額、履行期間の確定、年割額の定めが設定要件とされており、数年度にわたって支出することができます。一方、債務負担行為は、将来の財政負担は予想されるものの、経費が具体的に確定していない場合、または将来において経費の支出を行わないで、目的が達成できるような場合のように予算として定める年度での経費の確定は必ずしも要件とされておりません。また、継続費の年割額には初年度分の経費も継続費の中に含めて計上すると同時に、当年度の歳出予算も計上しなければなりません。一方、債務負担行為の限度額からは歳出予算の金額を除くため、初年度の経費が歳出予算に計上されていれば、次年度以降の経費を限度額として設定しております。これらの相違点を踏まえ、桜川市においては今回2か年で設定する筑波高原キャンプ場基本構想策定業務委託料や一般会計補正予算第8号にてご議決をいただいている複合施設建設事業のように複数年にわたる単発的な事業を継続費として選択しております。設定期間内に限度額の範囲で事業を完遂することを目的としておりますので、逓次繰越しを想定とした内容の事業については継続費の設定を採用しております。一方、債務負担行為に関する予算は、学校給食センターの調理業務委託や配送業務委託のように長期にわたって契約を要する案件について採用しております。
以上でございます。
〇議長(小高友徳君) 続いて、秋山経済部長。
〇経済部長(秋山 豊君) それでは、川股議員さんより事前にご質問をいただいておりますので、それに沿ってご回答のほうをしたいと思います。また、先ほど菊池議員さんからも同じ質問がありましたので、重複するところはございますが、ご理解いただきたいと思います。
それでは、今回の基本構想策定業務につきましては、筑波高原キャンプ場を整備するため、民間業者のノウハウを活用し、整備方針を決定することを目的として、基本構想及び基本計画、鳥瞰図等の作成を業務委託するものでございます。業務の範囲につきましては、筑波高原キャンプ場と進入路を含むもので、業務策定の作業に当たっては、上野沼やすらぎの里キャンプ場と、ほかの観光資源があることから周辺調査を実施するとともに、キャンプ場内にカタクリの群生地など、保護すべき自然植物がありますので、自然保護にも取り組むことを考えており、またキャンプ場の進入路につきましても今回の策定業務の中で検討をしてまいりたいと思います。
なお、策定業務の進め方につきましては、今後事業者と協議して検討していくことになります。先ほどのご質問で、施設のハード面、それと地場のお土産などのソフト面も含まれるのかというご質問ではございますが、こちらについては含まれてはおりませんので、あくまでもキャンプ場の基本設計ということでございますので、ご理解いただきたいと思います。
続きまして、(4)、(6)のご質問につきましては、今回の策定業務は筑波高原キャンプ場の整備方針の決定を目的としておりますので、委託業務には含まれておりません。また、(4)の登山道でございますが、こちらは関東ふれあいの道でございまして、こちらは県の管轄となっておりますので、ご質問いただいています(イ)、(ウ)につきましては、県の担当課にご意見のほうを伝えたいと思います。また、(ア)のハイキング登山者数はということでございますが、こちらについては把握のほうはしておりません。
続きまして、(6)、今後キャンプ場の整備状況に合わせて運営方法のほうを検討してまいりたいと思います。
〔議案第91号への質疑の要旨については参考資料105ページへ掲示〕
〇議長(小高友徳君) 2番、川股骭N。
〇2番(川股 骭N) モンベル等の包括協定の締結について、市のほうのホームページから見させていただきました。それから、モンベルの会社のホームページもじっくりと見させていただきました。
それで、1点だけちょっと気になることがありますので、ご要望しておきます。包括協定、協定連携事項1から6まで入っていまして、内容的には大変立派な内容だと思います。1から6まで包括協定はありますが、特に6など農林水産業の活性化に関すること等も入っていますので。気になりますのは、これは同時にモンベル社のホームページでもって入っているモンベル社の社是というか経営方針なのです。僕はモンベルと包括協定結ぶならば、それこそ市長なり桜川市が標榜しているヤマザクラの里、あるいはヤマザクラの保護をどういうふうにしたいと、そういうことで一緒に協力してほしいというものは入って当然かなと思ったのですが、全くそういうことが入っていなくて、モンベル社の方針だけでもって、それがイコール包括協定になっているということがあります。この辺は非常に気になります。端的に言うと、モンベルというのは非常にユニークで面白い会社だと私も思いますし、私も愛用しているものですが、やはりモンベルの経営戦略の中に桜川市が組み込まれるだけだとあまり意味がないのであって、反対にモンベルのノウハウを積極的に桜川市が吸収すると。そういうことを吸収しながら、例えばヤマザクラを保全していく、あるいはヤマザクラの里らしくそこにいろんな人に来てもらうと、そういうふうなものも入らなければいけないのではないかというふうに私は考えますので、この点もこの包括協定の運用に当たっては十分にご留意いただきたいというか、そういう方向に持っていっていただきたいということを最後に要望しておきます。
以上です。
〇議長(小高友徳君) ほかに質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
よって、議案第91号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
〇議案第92号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(小高友徳君) 日程第8、議案第92号 令和3年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
上野保健福祉部長。
〔保健福祉部長(上野茂雄君)登壇〕
〇保健福祉部長(上野茂雄君) 議案書35ページをお願いいたします。議案第92号 令和3年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第2号)について説明いたします。
既定の予算額に歳入歳出それぞれ4,608万4,000円を追加し、予算総額をそれぞれ47億4,298万3,000円とするものでございます。
40ページをお願いいたします。事項別明細書でご説明いたします。歳入、7款1項4目その他一般会計繰入金430万円は事務費への繰入金になります。財源は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金になります。
第8款1項1目繰越金は4,178万4,000円で、前年度繰越金になります。
41ページをお願いいたします。歳出になります。1款1項1目一般管理費、一般管理職員給与関係経費27万7,000円は時間外勤務手当になります。
1款3項2目認定調査等費402万3,000円は、1節報酬67万3,000円の減額は会計年度任用職員の退職によるものでございます。
12節委託料469万6,000円の内訳は、訪問調査モバイルシステム導入に伴いまして、カスタマイズ等の追加作業費用になります。これは、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用する事業になります。介護認定調査委託料39万6,000円は要介護認定申請の増加に伴いまして、認定調査90件ほど外部に委託する費用になります。
第7款1項3目償還金4,178万4,000円は、国、県等の負担金の令和2年度精算分に伴う返還金でございます。
以上で説明を終わります。ご議決くださいますようお願い申し上げます。
〇議長(小高友徳君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
よって、議案第92号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
〇議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査
〇議長(小高友徳君) 日程第9、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付したとおり、閉会中の継続調査の申出がありました。
お諮りします。各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
よって、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
〇執行部あいさつ
〇議長(小高友徳君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許します。
大塚市長。
〔市長(大塚秀喜君)登壇〕
〇市長(大塚秀喜君) 令和3年第4回桜川市議会定例会の閉会に当たり、お礼を兼ねまして一言ご挨拶申し上げます。
今定例会、12月7日から10日までの4日間の会期で開催され、議員各位におかれましては慎重なるご審議を賜り、心から感謝申し上げます。皆様のご理解とご協力により、提案いたしました案件につきまして、原案のとおり議決いただきましたこと、厚く御礼申し上げます。
最後に、本年中の議員各位のご協力に感謝を申し上げますとともに、来年も引き続きご尽力賜りますようお願い申し上げまして、閉会のご挨拶とさせていただきます。お疲れさまました。
〇閉会の宣告
〇議長(小高友徳君) 本定例会に付議された案件は全て議了いたしました。
以上で令和3年第4回桜川市議会定例会を閉会します。
ご苦労さまでした。
閉 会 (午後 4時00分)