令和3年第3回桜川市議会定例会議事日程(第6号)
令和3年9月17日(金)午前10時開議
日程第 1 議案第71号 令和2年度桜川市一般会計歳入歳出決算認定について
日程第 2 議案第72号 令和2年度桜川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
日程第 3 議案第73号 令和2年度桜川市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
日程第 4 議案第74号 令和2年度桜川市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について
日程第 5 議案第75号 令和2年度桜川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
日程第 6 議案第76号 令和2年度桜川市水道事業会計決算認定について
日程第 7 議案第77号 令和2年度桜川市病院事業会計決算認定について
日程第 8 議案第78号 令和2年度桜川市下水道事業会計決算認定について
日程第 9 議長報告第1号の委員長報告
日程第10 議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査
追加日程第1 議員提出議案第 9号 コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を
求める意見書
追加日程第2 議員提出議案第10号 教職員定数改善及び義務教育費国庫負担制度堅持に係る意見
書
日程第11 執行部あいさつ
〇出席議員(17名)
1番 軽 部 徹 君 2番 飯 島 洋 省 君
3番 武 井 久 司 君 4番 谷 田 部 由 則 君
5番 大 山 和 則 君 6番 榎 戸 和 也 君
7番 萩 原 剛 志 君 8番 鈴 木 裕 一 君
9番 仁 平 実 君 10番 菊 池 伸 浩 君
11番 風 野 和 視 君 12番 市 村 香 君
13番 小 高 友 徳 君 14番 小 林 正 紀 君
15番 潮 田 新 正 君 16番 相 田 一 良 君
18番 林 悦 子 君
〇欠席議員(なし)
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 大 塚 秀 喜 君
副 市 長 小 林 達 徳 君
教 育 長 稲 川 善 成 君
市 長 公 室 長 田 口 瑞 男 君
総 務 部 長 柴 山 兼 光 君
総 合 戦略部長 秋 山 健 一 君
市 民 生活部長 仁 平 博 章 君
保 健 福祉部長 上 野 茂 雄 君
経 済 部 長 秋 山 豊 君
建 設 部 長 仁 平 昌 則 君
上 下 水道部長 齋 藤 茂 君
教 育 部 長 栗 林 浩 君
会 計 管 理 者 高 松 典 子 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議 会 事務局長 太 田 貴 久 君
議会事務局書記 仲 田 浩 司 君
議会事務局書記 田 谷 信 之 君
議会事務局書記 成 田 大 地 君
開 議 (午前10時00分)
〇開議の宣告
〇議長(小高友徳君) 皆さん、おはようございます。
本日の出席議員は16名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、ただいまより本日の会議を開きます。
〇議案第71号〜議案第78号の委員長報告、質疑、討論、採決
〇議長(小高友徳君) 日程第1、議案第71号 令和2年度桜川市一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第8、議案第78号 令和2年度桜川市下水道事業会計決算認定についてまで、以上8議案を一括議題といたします。
本案について、委員長より報告を求めます。
なお、討論、採決は全ての常任委員長の報告及び質疑終了後に行います。
初めに、総務常任委員長、大山和則君、登壇の上、報告願います。
〔総務常任委員長(大山和則君)登壇〕
〇総務常任委員長(大山和則君) 皆さん、おはようございます。総務常任委員会の審査結果並びに審議の経過概要について、会議規則第110条の規定により報告いたします。
本委員会は、9月14日午前9時より岩瀬庁舎2階大会議室において、委員5名出席の下開会し、関係部課長の出席を求め、書記4名を任命し、付託案件につき説明を聴取し、審議を行いました。
本委員会に付託されました案件は、議案第71号 令和2年度桜川市一般会計歳入歳出決算のうち、市長公室、総務部、総合戦略部、市民生活部、議会事務局、会計課、選挙管理委員会、固定資産評価審査委員会、公平委員会、監査委員の所管に属する事項、議案第72号 令和2年度桜川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算、議案第75号 令和2年度桜川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算についてであります。
審議の結果、本委員会に付託された内容と提起された意見並びに要望は次のとおりであります。
一般会計の歳入についてでありますが、予算現額は269億9,159万8,000円、調定額260億7,657万291円、収入済額255億1,107万4,915円で、収入割合97.8%、不納欠損額1,882万5,580円、収入未済額5億4,666万9,796円となっております。
歳入決算、構成比の主なものは、地方交付税22.9%、市税が18.6%、国庫支出金が29.5%、市債が7%、繰越金が6.5%、県支出金が6.2%の順となっております。
歳入の主なものといたしまして、地方交付税につきましては予算現額49億円に対し、調定額、収入済額とも58億4,049万1,000円となっております。
市税につきましては、予算現額46億5,072万6,000円、調定額49億8,371万5,321円、収入済額47億5,304万5,755円、不納欠損額1,850万6,180円となっております。
国庫支出金につきましては、予算現額88億6,373万円に対し、調定額、収入済額とも75億3,168万3,373円となっております。
県支出金につきましては、予算現額16億9,344万9,000円に対し、調定額、収入済額とも15億7,245万7,354円となっております。
市債につきましては、予算現額32億8,265万8,000円、調定額、収入済額とも17億9,153万5,000円となっております。
次に、歳入に関する審議の内容についてご報告いたします。普通交付税につきまして、令和2年度が合併算定替えの最終年度ではありましたが、基準財政需要額に新たな算定項目が増えたため、普通交付税が増加したとの報告を受けました。
自主財源比率の低下につきましては、歳入総額全般が増加し、自主財源は横ばいであり、変化はなかったとの報告を受けましたが、引き続き自主財源の確保に努めるよう要望いたします。特に市税については、課税並びに納税に対して、公平性の確保を念頭に置いて、さらなる収納率アップを目指し、財源の確保に取り組むよう要望いたします。
次に、歳出に関する審議の内容についてご報告いたします。防災無線事業については、防災無線設備の保守点検費など、その特殊性から随意契約が多くなっているが、内容等をよく精査し、限られた予算を効率的に執行されるよう要望いたします。
筑西広域市町村圏事務組合負担金の遊湯館費については、これまでも利用割合による負担の公平性を要望していますが、市民の理解を得るためにも利用率に応じた負担の軽減を図るよう筑西広域市町村圏事務組合に改めて働きかけることを要望いたします。
人権啓発対策事業の大型共同作業場の土地借上料についてですが、存続の意義は有しているが、建物の老朽化も著しいことから、今後においては建物の取壊しや土地の返還等、早期に方向性を示すよう要望いたします。
地域商社設立事業の財源につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金及び地方創生推進交付金を活用しており、市の財政負担の軽減を図っております。
加波山市場は、桜川市地域商社設立準備協議会が市からの補助金を受けて整備したものですが、詳細な報告を求め、実証店舗改修工事や備品購入等の執行状況を確認いたしました。
実証店舗については3年をめどに想定しておりますが、これまでの人件費をはじめとする経費の在り方について検証し、加波山市場が地域商社としての役割を担い、早期に自立、自走できるよう、市からも必要な提言をするよう要望いたします。
また、ふるさと応援寄附金事業についても市の特産品を全国にPRすると同時に、地域経済の活性化につながる事業であることから、今後さらなる事業の拡大を図るよう要望いたします。
最後に、委員会終了後、友部地内で行われている私道の建設現場を視察してまいりました。現地では、大型重機が作業しており、地域住民は不安を抱えていることと思われます。地域住民の不安を払拭するためにも市役所関係課、関係機関が十分連携をして対応されますよう要望いたします。
以上が付託案件に対する総務常任委員会の審査経過並びに結果であります。本委員会に付託された決算事項は、出席委員全員の賛成により認定すべきものと決しました。
各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださいますようお願いいたします。
令和3年9月17日
総務常任委員会委員長 大山 和則
桜川市議会議長 小高 友徳 様
〇議長(小高友徳君) 報告が終わりました。
これより質疑を行います。
総務常任委員会以外の方、質疑ありませんか。
10番、菊池伸浩君。
〇10番(菊池伸浩君) 10番の菊池です。2点質問します。
今西友部地区の山林伐採をめぐって、市議の辞職勧告決議が可決される事態になっています。産廃問題となりますと、建設経済委員会ではなく、総務委員会の管轄と考えております。今議会で委員会として、現地視察をしてきたこととのことですので、2つ質問いたします。
1つは、現地でまたトラックが入って、砂利などの移動があったと聞いています。私は、県の指導で業者が動かしたと聞いているのですが、その実態はどうなっていたのでしょうか。
2つ目は、7日の2番議員の一般質問に対して、環境保全対策協議会を設置する、また生活環境課内に環境保全対策室を新設するとの答弁がありました。この新聞記事に対し、警察OBの就職先を増やすだけと皮肉る声も聞きますが、総務委員長としてはどのように考えるのでしょうか。私は、産業廃棄物への対策は市長、市議会、市民が一体となって取り組む必要があると考えております。議会で言い争っている問題ではないと考えます。総務委員会、または総務委員長としての考えを伺います。
以上です。
〇議長(小高友徳君) 答弁を願います。
大山委員長。
〔総務常任委員長(大山和則君)登壇〕
〇総務常任委員長(大山和則君) 菊池議員の質問にお答えします。
1番目の質問ですが、現地では持ち込まれている石を重機で掘り起こして、大きな石を選別していると聞いております。報告書のとおり、これらの作業に対して地域の方は不安を抱えていると思います。菊池議員のお考えのように、市が一体となって茨城県や警察と緊密に連携をして対処していきたいと考えております。
2番目の質問ですが、昨年来市内では条例の許可を得ずに外部から土砂を運び込み、埋立て、盛土、堆積など悪質な事案が発生しており、本委員会でも現地に行き調査を行っております。こういった悪質な事案に対し、近隣の自治体では発生した事案に対しての対処や、行為者らへの指導のために警察官OBを任用しているようです。県も本年度からOBを増員して組織力、機動力を強化しております。こういった流れの中で、本市も悪質な事案への対応に対し組織力を強化することは必要であると考えております。私個人の見解ですが、警察官OBや関係者を任用することにより、このような事案に対し少しでも抑制できればと思っております。
以上でございます。
〇議長(小高友徳君) 6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) 同じく今の友部地区での森林伐採に関してであります。これは6月議会のときの経済部長さんのお話では、農林課のほうで例の2,000平米を減らしたものを受けたと、しかしそれは正式な再提出ではないと。つまり今でも八千何百平米の最初に出たものしか正式なものはないわけです。県が上の部分を認めれば、その面積をもって最終の面積とするような答弁でありました。したがいまして、今これは総務常任委員会のほうに係っているのですけれども、農林の担当のほうとその辺についてはどの程度の話合いが、今の状況がどういう状況なのかと。なぜこういうことを聞きますかというと、現地の人の中でうわさといいますか、いわゆるこれは市が認めているから止められないのだというふうな言い方をされる方がおります。今のお話しした点は、つまり止めているのだと言いながら、実は市が今のままやっていいよというふうな枠づけをつくっているというふうにも取れるわけです。その辺について、総務常任委員会のほうでは自分たちの担当ではないとおっしゃるかもしれませんが、ただいまの報告いただきましたので、どのようになっているのかと、どういう理解をされているのかということをお尋ねしたいと。つまり産廃のほうの問題意識としてどういうお考えをお持ちかと。
もう一点は、市長が警察官OB入れて云々というふうな話をされました。これは単なる願望なのか、具体的に警察のほうとそういう協議が実際始まっているのかどうか。つまりいつも申し上げますように、口でやっているふりだけして、実際はその場をしのげば、あとは関係ないと、そういう傾向も多々見られるわけでありまして、あの発言をしたということは現実に警察のどういう部署とどういうことをやって、桜川市で将来のことよりも今目の前に起っているこの事実、上まで行ってしまったという事実、この事実こそ重いのでありまして、それについてどのように総務常任委員会においては警察官OBを入れるということの具体も含めてお話合いをいただいたのかお聞かせ願いたい。
以上であります。
〇議長(小高友徳君) 答弁願います。
大山委員長。
〔総務常任委員長(大山和則君)登壇〕
〇総務常任委員長(大山和則君) 榎戸議員の質問にお答えします。
1番目の質問ですが、委員会の中で、市民生活部の担当でありますが、農林課と協議をしているとか、そういう連携しているという話は審議はしておりません。今回の委員会ではあくまでも決算の話ですので、そこの連携部分に関しては榎戸議員が担当部のほうに行ってお聞き願えればと思います。
2番目の質問ですが、やはり総務委員会ですので、私は執行部ではございません。今どうなっているのとか、これからやることなので、それもまた執行部に聞いていただければと思います。
以上でございます。
〇議長(小高友徳君) 6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) おっしゃることは分かりました。ただ、委員会がこの決算に対して責任を持って今ご報告されたわけでありますから、その中身についてしっかりと委員会の中で検討していただいたのかどうかと、私はこの件をめぐって懲罰も受けました。辞職勧告も受けました。不適切な発言で云々、謝罪もしました。あとは、議場で私が質問を始めたら、皆さんが退去されて、議会が流会すると、こういう事態も起こっているわけであります。したがいまして、これは本当に目の前に今現実に起こっている問題なわけです。それについてどの程度委員会でしっかりとお話をいただいたかという意味で今確認をさせていただきました。
それと、やはりこの決算はいわゆる職員の皆さんの人件費が仕事の中身として使われているわけでありまして、その仕事が適切に行われているかどうかという意味での質問でもあるわけです。ですから、委員会によって担当する部分は違うと思うのですが、やはり市全体のことですので、そういうことについてはほかの部署のことだからということでなくして、その連携の具合まで含めて、こういう問題はいろんなことが絡んでいるわけですので、ぜひやっていただきたいと私は思うのですが、いかがでしょうか。
〇議長(小高友徳君) それは質問。
〇6番(榎戸和也君) 質問です。
〇議長(小高友徳君) 答弁願います。
大山委員長。
〔総務常任委員長(大山和則君)登壇〕
〇総務常任委員長(大山和則君) お答えします。
では、今後その辺も含めまして、関係課と連携してやっていきたいと思います。
以上です。
〇議長(小高友徳君) ほかに質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
続いて、文教厚生常任委員長、萩原剛志君、登壇の上、報告願います。
〔文教厚生常任委員長(萩原剛志君)登壇〕
〇文教厚生常任委員長(萩原剛志君) 文教厚生常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第110条の規定によりご報告申し上げます。
本委員会は、9月14日午前9時より岩瀬庁舎3階全員協議会室において、委員6名の出席の下に教育長、関係部課長の出席を求め、書記4名を任命し、開催いたしました。
本委員会に付託されました案件は、議案第71号 令和2年度桜川市一般会計歳入歳出決算のうち、教育委員会の所管に属する事項、公民館活動の所管に属する事項、保健福祉部の所管に属する事項、福祉事務所の所管に属する事項の認定について、議案第73号 令和2年度桜川市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第74号 令和2年度桜川市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第77号 令和2年度桜川市病院事業会計決算の認定についてであります。
執行部から詳細なる説明を求め、慎重に審議した結果、いずれも原案のとおり認定すべきものと決しました。
審査の過程で議論された内容の主なものは次のとおりであります。
まず、一般会計の教育委員会及び公民館活動の所管に属する事項について質疑を行いました。
学校教育課及び教育指導課については、新型コロナウイルス感染症感染防止対策に係るオンライン学習について質疑が行われました。現在県内各市町村の学校は、茨城県の非常事態宣言により休業となっておりますが、学びの保障としてのオンライン学習を充実させるとともに、感染拡大防止に尽力されることを要望いたします。
生涯学習課においては、電子図書館整備事業について質疑が行われました。新型コロナウイルス感染症が拡大する中、電子図書館の需要はますます高まることが考えられますので、電子書籍の充実や普及促進を図るよう要望いたします。
また、生涯学習課及びスポーツ振興課における施設の修繕については、効果的な修繕となるよう計画的な執行を要望いたします。
学校給食センターについては、食育について質疑が行われました。栄養士により工夫された給食を今後も継続するとともに、児童生徒が食の大切さを学ぶ食育を充実させるよう要望いたします。
次に、保健福祉部及び福祉事務所の所管に属する事項について質疑を行いました。
社会福祉課所管、生活保護費については、生活保護の廃止事由について質疑がなされ、死亡、就労あっせん、家族などの扶養により受給者が減少した説明がありました。収束の見えないコロナ禍の影響を鑑み、生活困窮者の相談支援体制のさらなる充実を要望いたします。
児童福祉課所管、児童福祉費におけるやまと認定こども園の改装工事については、低年齢児の受入れ確保のための保育室増設を行い、拡充を図りました。今後も子育て世代のニーズに柔軟に対応し、子育てがしやすい環境づくりに努めてください。
健康推進課所管、保健衛生費については、子宮頸がん予防ワクチンの接種勧奨について質疑がなされました。ワクチン接種対象者及び保護者に対し、子宮頸がんとワクチンの正確な情報を提供し、接種の判断につながる丁寧な対応を要望いたします。また、新型コロナウイルス感染症対策については、マスク不足時の市民、医療・福祉従事者などへの早期配付など対応、対策の報告を受けました。一連の市の対応を評価します。引き続きワクチン接種、感染予防策に全力で取り組んでください。
介護保険特別会計については、高齢者数の増加は見込まれますが、引き続き要介護認定が適正に行われますよう要望いたします。
最後になりますが、特に教育委員会及び保健福祉部所管のほぼ全ての事業において、新型コロナウイルス感染症対策が伴います。今後もさらなる連携を図り、全ての市民が健康で安心して生活できるよう感染症対策を講じながら業務継続に努めてください。
以上が文教厚生常任委員会に付託された案件に対する審査の経過及び結果であります。
各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
令和3年9月17日
文教厚生常任委員会委員長 萩原 剛志
桜川市議会議長 小高 友徳 様
〇議長(小高友徳君) 報告が終わりました。
これより質疑を行います。
文教厚生常任委員会以外の方、質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
続いて、建設経済常任委員長、相田一良君、登壇の上、報告願います。
〔建設経済常任委員長(相田一良君)登壇〕
〇建設経済常任委員長(相田一良君) 皆さん、おはようございます。
ただいまより建設経済常任委員会の審査の結果並びに審議の概要について、会議規則第110条の規定により報告いたします。
本委員会は、9月14日午前9時より岩瀬庁舎第2委員会室において開会し、本委員会委員6名の出席の下、説明員として関係部課局長の出席を求め、書記を任命し、審議を行いました。
本委員会に付託されました案件は、議案第71号 令和2年度桜川市一般会計歳入歳出決算のうち、農業委員会の所管に属する事項について、経済部の所管に属する事項について、建設部の所管に属する事項について、議案第76号 令和2年度桜川市水道事業会計決算について、議案第78号 令和2年度桜川市下水道事業会計決算についてであります。
委員会付託案件について詳細なる説明を求め、慎重に審議した結果、出席委員全員の賛成によりいずれも原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。
なお、審議の過程において論議された意見並びに要望事項は次のとおりであります。
農業委員会所管においては、農業委員会関係の決算について審議を行いました。
農業委員会事業については、農地の集積・集約を進めるため、農地利用最適化推進委員に認定農業者などの農業経験者を積極的に選出していただくよう要望いたしました。
経済部所管においては、初めに農林課関係の決算について審議を行いました。
水田農業対策事業における新規需要米推進事業補助金について、生産者に飼料用米の生産拡大を推進し、農業経営の安定対策を図るため、さらなる予算の拡充を要望いたします。
また、有害鳥獣対策事業におけるイノシシ対策では、有害捕獲や狩猟期間における捕獲を実施しておりますが、イノシシ被害が農作物に与える影響が依然として深刻であることから、引き続き関係機関と連携し、被害防止対策の強化を図るよう要望いたします。
次に、商工観光課関係の決算について審議を行いました。
商工振興事業において、真壁石材協同組合及び羽黒石材商工業協同組合と連携し、地場産業である石材業について、伝統工芸士を含めた後継者の育成強化を図るよう要望いたします。
建設部所管においては、初めに建設課関係の決算について審議を行いました。
道路橋梁費については道路新設改良も重要ですが、現在の道路を維持管理していくことも同じく重要です。道路の維持管理には通学路の除草なども含まれると思いますので、子供たちの安心安全のためにもきれいな道路環境の維持に向けた予算の適切な執行を要望いたします。
続いて、都市整備課関係の決算について審議を行いました。
公共交通事業の中で、令和2年度に始まった市内巡回ワゴン(ヤマザクラGOミニ)について、コロナ禍の影響により利用者が伸びず、データとしては判断が難しいところであると思いますが、3年間の実証実験期間中のデータをよく検証し、ヤマザクラGOやデマンドタクシーと併せて、市民にとってよりよい公共交通の在り方を検討していくよう要望いたします。
上下水道部所管においては、初めに水道事業会計について審議を行いました。
水道事業においては、水道水の安全安心な安定供給を継続するため、さらなる有収率向上を意識して漏水発見に尽力して取り組むとともに、経費の削減に努めながら施設の適切な管理運営を要望いたします。
最後に、下水道事業会計について審議を行いました。
公共下水道事業については、引き続き接続率の向上に努力するとともに、地域性を十分に考慮し、財政面との整合を図りながら、効果的な整備を進めることを要望いたします。
また、農業集落排水事業については、処理施設の経年劣化により修繕費や維持管理費が増加傾向にありますが、厳しい財政状況を勘案し、効率的な予算執行を要望いたします。
以上が付託案件に対します建設経済常任委員会の審議の経過並びに結果であります。
各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
令和3年9月17日
建設経済常任委員会委員長 相田 一良
桜川市議会議長 小高 友徳 様
以上。
〇議長(小高友徳君) 報告が終わりました。
これより質疑を行います。
建設経済常任委員会以外の方、質疑ありませんか。
6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) 大きく2点ご質問いたします。
1点は5ページといいますか、今の建設経済常任委員会の委員長のご報告にありました水道事業についてであります。ここに「さらなる有収率向上を意識して」と書いてあるのですが、令和元年が60.44%、令和2年度の決算で50%台に落ちているわけです。そういう中で、短期的に何か月かは向上したという話は伺っていますが、それは今年度でありますから、決算のレベルでいいますとずっと落ちているわけであります。落ちているときに、「さらなる有収率向上」というのは意味として通じないと思うのです。向上していますよと、それをさらに上げるのですよというのなら分かるのです。どうしてこういう表現になるのか、お尋ねしたいと思います。
それと、その下に「経費の削減に努め」とありますが、一般的な経費は当然節約というか、削減できるところはするべきだと思います。しかし、この状況ではやはりそこに経費というべきか、投資というべきか、そういうものをやっていかないと有収率の向上というのは望めない。そのことが全然触れられていないというのはなぜなのか。この2点、水道事業についてお尋ねいたします。
それから、先ほどの総務常任委員会のところでも産業廃棄物なので、総務常任委員会と、こちらは農林関係の経済委員会、それと建設部関係の部署が今の友部地区の道路づくり、森林路づくりについては非常に密接に関係しております。
まず、1点伺いたいのですが、建設部のほうで、委員会でそのことについてどういう討議がなされたかということを今お尋ねしております。あの道路、建設経済委員会で今の状況を御覧になったかどうか分かりませんが、市の道路が向こうで今造っている道路によって、簡単に言うと、寸断されているような状況が見られます。そういう状況について、つまり今墓石で廃棄物というのは総務常任委員会なのです。しかし、キノコ栽培のためと称しているあの頑強な道路は決してキノコ栽培のために必要な道路とは思えません。したがいまして、あの道路については今後どういうふうに使用されるのかということが非常に心配されるわけであります。そういう観点で森林伐採あるいは建設部所管の道路法24条の承認申請、こういうものが的確に運営されているのかどうかということについては所管の建設経済常任委員会のほうでしっかりと審議していただけるものと私は思っていたのですが、その辺についてご報告をいただければと思います。
もう一点、この件について先ほどとも絡むのですが、なぜ前のものをそのまま再提出させないで、形だけ2,000平米減らしたものを借受けしたような状態で事が進んでいるのかと、なぜ新しく出し直させるということをしなかったのかどうかということについて、委員会においてはどのような討議がなされたのか。つまりそれがなされないので、こういう状況が起こっているわけであります。したがいまして……
〇議長(小高友徳君) 榎戸議員、委員長報告に対する質疑ですので、その範囲を超えるような質問ではあり得ないと思います。
〇6番(榎戸和也君) いや、だからここにゼロの回答しかないから、委員会ではどういうように話し合われたのかということであります。
〇議長(小高友徳君) 簡潔明瞭にお願いいたします。報告願います。
相田委員長。
〔建設経済常任委員長(相田一良君)登壇〕
〇建設経済常任委員長(相田一良君) 先ほどの漏水対応に尽力していて、なぜ上がっているのにという質問でございますけれども、確かに令和2年度は59.37、令和3年度は62.4%、令和3年度はぐっと上がっています。だけれども、それを上がるように対応して、いろんな漏水対策をやっていますので、それを了解してください。
あと今言った、注目されている友部の埋立てですけれども、榎戸議員、頭賢い割には質問があまりなっていないのだ。何でかというと、9月というのはあくまでも去年のいろんなお金の出し入れ、それを決算して審査する議会なの。その議会に、今回は桜川市としてはあのところに金はまだかけていないのです。金をかけていないということは、やはり審査対象外になっていますので、我々は今回建設経済常任委員会には議題としませんでした。
以上です。
〇議長(小高友徳君) 6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) まず、1点は水道について有収率の認識が全然事実に基づかないご説明だったように思います。それを一言申し上げます。
それと、お金をかけないと有収率の向上は望めないのだけれども、そのことについて全く触れられていない。この点はどうしてかということを委員会としてはどのようにお考えになって、こういうふうに書かれたのかということお尋ねしたわけです。これは回答ございませんでした。
それと、今の最後の部分ですが、令和2年度の決算に職員の人件費が入っております。その中で、職員はその給料を得て、しかるべき対応をするということであります。ですので、こういうことを聞くことが対象外だということは、これはあり得ないと思います。したがいまして、これを……
〇議長(小高友徳君) 報告書に対する質疑でお願いいたします。理解していますか、榎戸議員。
〇6番(榎戸和也君) 委員会でやることは前年度の決算をやっているのでしょう。決算の中に職員人件費があるわけです。したがいまして、その職員人件費が適切に使用されているかどうかという質問を私がしているわけであります。
〇議長(小高友徳君) 報告願います。
相田委員長。
〇建設経済常任委員長(相田一良君) 報告します。
あなたはしつこいね。建設常任委員会では、この残土については審議していません。だから、答える必要もないです。
以上です。
〇議長(小高友徳君) ほかに質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
これから討論と採決を行います。
議案第71号 令和2年度桜川市一般会計歳入歳出決算認定について討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 討論を終わります。
お諮りします。議案第71号は委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
よって、議案第71号は委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。
続いて、議案第72号 令和2年度桜川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、討論、採決を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 討論を終わります。
お諮りします。議案第72号は委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
よって、議案第72号は委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。
続いて、議案第73号 令和2年度桜川市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、討論、採決を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 討論を終わります。
お諮りします。議案第73号は委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
よって、議案第73号は委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。
続いて、議案第74号 令和2年度桜川市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論、採決を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 討論を終わります。
お諮りします。議案第74号は委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
よって、議案第74号は委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。
続いて、議案第75号 令和2年度桜川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、討論、採決を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 討論を終わります。
お諮りします。議案第75号は委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
よって、議案第75号は委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。
続いて、議案第76号 令和2年度桜川市水道事業会計決算認定について、討論、採決を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 討論を終わります。
お諮りします。議案第76号は委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
よって、議案第76号は委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。
続いて、議案第77号 令和2年度桜川市病院事業会計決算認定について、討論、採決を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 討論を終わります。
お諮りします。議案第77号は委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
よって、議案第77号は委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。
続いて、議案第78号 令和2年度桜川市下水道事業会計決算認定について、討論、採決を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 討論を終わります。
お諮りします。議案第78号は委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
よって、議案第78号は委員長報告のとおり認定することに決定いたしました。
〇議長報告第1号の委員長報告、質疑、討論、採決
〇議長(小高友徳君) 日程第9、議長報告第1号、付託された案件について報告を求めます。
請願第9号 教職員定数改善と義務教育費国庫負担金制度堅持のための政府予算に係る意見書採択を求める請願及び継続審査となっております請願第5号 岩瀬地区小中学校統合早期実現についての請願について、文教厚生常任委員長、萩原剛志君、登壇の上、一括報告願います。
〔文教厚生常任委員長(萩原剛志君)登壇〕
〇文教厚生常任委員長(萩原剛志君) それでは、初めに請願第9号について報告いたします。
文教厚生常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第143号の規定によりご報告申し上げます。
本委員会に付託された案件は、請願第9号 教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度堅持のための政府予算に係る意見書採択を求める請願であり、請願者は茨城県教職員組合執行委員長、杉山繁氏ほか222名であります。
本委員会は、9月14日、岩瀬庁舎3階議会全員協議会室において、委員5名の出席の下、関係部課長の出席を求め、書記を任命し、付託された案件について詳細な説明を受けました。
慎重に審議した結果、計画的な教職員定数改善の推進や義務教育費国庫負担制度の堅持は、桜川市の将来を担う子供たちの教育環境を整備していく上で極めて重要なことから、全員一致で採択することに決しました。
以上が文教厚生常任委員会に付託された案件に対する審査の結果であります。
各位におかれましては、本委員会の報告をご承認の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
令和3年9月17日
文教厚生常任委員会委員長 萩原 剛志
桜川市議会議長 小高 友徳 様
続きまして、請願第5号についてご報告申し上げます。
文教厚生常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第143号の規定によりご報告申し上げます。
本委員会に付託された案件は、請願第5号 岩瀬地区小中学校統合早期実現についての請願であり、請願者は桜川市水戸232番地、天賀谷正氏ほか202名であります。
本委員会は、9月14日午後2時30分より岩瀬庁舎3階全員協議会室において、委員5名の出席の下、関係部課長の出席を求め、書記を任命し、付託された案件について詳細な説明を受けました。
内容は、桜川市総合運動公園(ラスカ)周辺を立地とする岩瀬地区小中学校統合早期実現に向けて協議を開始することを求める請願であります。
全国的に少子化が進む中、桜川市においても学校の小規模化が進んでおり、次世代を担う子供たちのため、小中学校の統廃合を推進し、教育環境を整備することは喫緊の課題であると認識しているところでございます。
桜川市では、令和元年5月に第2次桜川市立小中学校適正配置基本計画を策定し、小中学校の適正配置に向けた取組を行っております。本計画の中で、岩瀬地区の中学校区の適正配置については、本請願と同様に「桜川市総合運動公園(ラスカ)周辺に新校舎建設を検討する。」と記述しております。桜川市では本計画の遂行に向け、令和2年度に猿田小学校と羽黒小学校を統合するなど、事業を進めているところでございますが、市内全体の児童生徒数の状況を考慮いたしますと、他地域との精査並びに調整が必要であることから、賛成多数で、本請願を趣旨採択すべきものと決定いたしました。
以上が文教厚生常任委員会に付託された案件に対する審査の結果であります。
各位におかれましては、本委員会の報告をご承認の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
令和3年9月17日
文教厚生常任委員会委員長 萩原 剛志
桜川市議会議長 小高 友徳 様
〇議長(小高友徳君) 報告が終わりました。
これより質疑を行います。
文教厚生常任委員会以外の方、質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 討論を終わります。
最初に、請願第9号についてお諮りいたします。請願第9号について、委員長報告は採択です。委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
よって、請願第9号は委員長報告のとおり採択することに決定いたしました。
続いて、請願第5号について、委員長報告は趣旨採択です。委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
よって、請願第5号は委員長報告のとおり趣旨採択とすることに決定いたしました。
〇議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査
〇議長(小高友徳君) 日程第10、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付しましたとおり、閉会中の継続調査の申出がありました。
お諮りいたします。各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
よって、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
〇日程の追加
〇議長(小高友徳君) ただいま7番、萩原剛志君から議員提出議案第9号 コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書及び議員提出議案第10号 教職員定数改善及び義務教育費国庫負担制度堅持に係る意見書が提出されました。
ここで暫時休憩いたします。
休 憩 (午前10時54分)
再 開 (午前11時06分)
〇議長(小高友徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
休憩中に開催した議会運営委員会の報告を願います。
議会運営委員長、萩原剛志君。
〔議会運営委員長(萩原剛志君)登壇〕
〇議会運営委員長(萩原剛志君) 休憩中に開催した議会運営委員会の会議結果を報告いたします。
先ほど提出されました議員提出議案第9号 コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書、議員提出議案第10号 教職員定数改善及び義務教育費国庫負担制度堅持に係る意見書につきましては、追加日程第1、第2として直ちに日程に追加し、審議、採決することに決定しました。
以上で報告を終わります。
〇議長(小高友徳君) 報告が終わりました。
お諮りします。委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 異議なしと認め、議会運営委員長の報告のとおりといたします。
追加日程表及び議案書はお手元に配付してございます。
〇議員提出議案第9号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(小高友徳君) それでは、追加日程第1、議員提出議案第9号 コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
7番、萩原剛志君。
〔7番(萩原剛志君)登壇〕
〇7番(萩原剛志君)
コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書
新型コロナウイルス感染症のまん延により、地域経済にも大きな影響が及び、地方財政は来年度においても、引き続き、巨額の財源不足が避けられない厳しい状況に直面している。
地方自治体では、コロナ禍への対応はもとより、地域の防災・減災、雇用の確保、地球温暖化対策などの喫緊の課題に迫られているほか、医療介護、子育てをはじめとした社会保障関係経費や公共施設の老朽化対策費など将来に向け増嵩する財政需要に見合う財源が求められる。
その財源確保のため、地方税制の充実確保が強く望まれる。
よって、国においては、令和4年度地方税制改正に向け、下記事項を確実に実現されるよう、強く要望する。
記
1 令和4年度以降3年間の地方一般財源総額については、「経済財政運営と改革の基本方針2021」において、令和3年度地方財政計画の水準を下回らないよう実質的に同水準を確保するとされているが、急速な高齢化に伴い社会保障関係経費が毎年度増大している現状を踏まえ、他の地方歳出に不合理なしわ寄せがなされないよう、十分な総額を確保すること。
2 固定資産税は、市町村の極めて重要な基幹税であり、制度の根幹を揺るがす見直しは家屋・償却資産を含め、断じて行わないこと。生産性革命の実現や新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として講じた措置は、本来国庫補助金などにより国の責任において対応すべきものである。よって、現行の特例措置は今回限りとし、期限の到来をもって確実に終了すること。
3 令和3年度税制改正において土地に係る固定資産税について講じた、課税標準額を令和2年度と同額とする負担調整措置については、令和3年度限りとすること。
4 令和3年度税政改正により講じられた自動車税・軽自動車税の環境性能割の臨時的軽減の延長について、更なる延長は断じて行わないこと。
5 炭素に係る税を創設又は拡充する場合には、その一部を地方税又は地方譲与税として地方に税源配分すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和3年9月17日
茨城県桜川市議会
〔提出先〕
衆議院議長 殿
参議院議長 殿
内閣総理大臣 殿
内閣官房長官 殿
総務大臣 殿
財務大臣 殿
経済産業大臣 殿
経済再生担当大臣 殿
以上。
〇議長(小高友徳君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
よって、議員提出議案第9号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
〇議員提出議案第10号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(小高友徳君) 続いて、追加日程第2、議員提出議案第10号 教職員定数改善及び義務教育費国庫負担制度堅持に係る意見書を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
7番、萩原剛志君。
〔7番(萩原剛志君)登壇〕
〇7番(萩原剛志君) 議員提出議案第10号
教職員定数改善及び義務教育費国庫負担制度堅持に係る意見書
学校現場では、新型コロナウイルス感染症対策による教室の消毒作業等や貧困・いじめ・不登校など解決すべき課題が山積しており、子どもたちのゆたかな学びを実現するための教材研究や授業準備の時間を十分に確保することが困難な状況となっています。ゆたかな学びや学校の働き方改革を実現するためには、加配の増員や少数職種の配置増など教職員定数改善が不可欠です。
3月に改正義務標準法が成立し、小学校の学校編成標準が学年進行により段階的に35人に引き下げられます。今後、小学校だけに留まるのではなく、中学校・高等学校での35人学級の早期実施が必要です。さらに、きめ細かな教育をするためには30人学級の実現が不可欠です。
一方、厳しい財政状況の中、独自財源により人的措置等を行っている自治体もありますが、自治体間の教員格差が生じることは大きな問題です。義務教育費国庫負担制度については、「三位一体改革」の中で2006年度に国庫負担率が2分の1から3分の1に引き下げられました。国の施策として定数改善に向けた財源保障をし、子どもたちが全国のどこに住んでいても、一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請です。ゆたかな子どもの学びを保障するための条件整備は不可欠です。
よって、国会及び政府におかれては、地方教育行政の実情を十分に認識され、地方自治体が計画的に教育行政を進めることができるように、下記の措置を講じられるよう強く要請します。
記
1.中学校・高等学校での35人学級を早急に実施すること。また、さらなる少人数学級について検討すること。
2.学校の働き方改革・長時間労働是正を実現するため、加配の増員や少数職種の配置増など教職員定数改善を推進すること。
3.教育の機会均等と水準の維持向上をはかるため、地方財政を確保した上で義務教育費国庫負担制度を堅持すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。
令和3年9月17日
茨城県桜川市議会
提出先 衆議院議長・参議院議長
内閣総理大臣・財務大臣
総務大臣・文部科学大臣
以上。
〇議長(小高友徳君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
よって、議員提出議案第10号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
〇執行部あいさつ
〇議長(小高友徳君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許します。
大塚市長。
〔市長(大塚秀喜君)登壇〕
〇市長(大塚秀喜君) 令和3年第3回桜川市議会定例会の閉会に当たり、お礼を兼ねまして一言ご挨拶申し上げます。
今定例会、9月7日より本日まで11日間の会期で開催され、議員各位におかれましては慎重なるご審議を賜り、心から感謝申し上げます。皆様のご理解とご協力により、人事案件をはじめ、条例の制定、一部改正及び令和3年度一般会計、特別会計並びに各企業会計の補正予算など、ご提案いたしました案件につきまして原案のとおり議決いただきましたことに厚く御礼申し上げます。また、令和2年度一般会計並びに特別会計の歳入歳出決算、水道事業会計、病院事業会計、下水道事業会計の決算につきましても認定いただき、併せてお礼を申し上げます。
本会議並びに各常任委員会を通じて議員各位から賜りました慎重なるご意見、ご要望につきまして十分尊重させていただきまして、今後の事務事業の執行に反映させてまいる所存でございます。
議員の中に申請と届出の理解ができず、友部地区は残念な騒ぎになっていることと理解しております。桜川市で議決いただきました残土条例もございます。桜川市環境保全対策会議を年内に開きたい、来年の春からは環境保全対策室をつくり対処してまいりたい、そのように考えているところでございます。
今後も議員各位の一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、議会の閉会の挨拶とさせていただきます。お疲れさまでした。ありがとうございました。
〇閉会の宣告
〇議長(小高友徳君) 今定例会に付議された案件は全て議了いたしました。
以上で令和3年第3回桜川市議会定例会を閉会いたします。
ご苦労さまでした。
閉 会 (午前11時20分)