令和3年第2回桜川市議会定例会議事日程(第1号)
令和3年6月8日(火)午前10時開会
日程第 1 仮議長の選挙
日程第 2 会議録署名議員の指名
日程第 3 会期の決定
日程第 4 諸般の報告
日程第 5 執行部あいさつ
日程第 6 議長報告第1号の委員会付託
日程第 7 議案第52号 令和3年度桜川市一般会計補正予算(第3号)
〇出席議員(13名)
1番 軽 部 徹 君 2番 飯 島 洋 省 君
3番 武 井 久 司 君 5番 大 山 和 則 君
6番 榎 戸 和 也 君 7番 萩 原 剛 志 君
8番 鈴 木 裕 一 君 9番 仁 平 実 君
10番 菊 池 伸 浩 君 12番 市 村 香 君
15番 潮 田 新 正 君 16番 相 田 一 良 君
18番 林 悦 子 君
〇欠席議員(5名)
4番 谷 田 部 由 則 君 11番 風 野 和 視 君
13番 小 高 友 徳 君 14番 小 林 正 紀 君
17番 高 田 重 雄 君
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
桜 川 市長職務 小 林 達 徳 君
代 理 者
桜 川 市副市長
教 育 長 稲 川 善 成 君
市 長 公 室 長 田 口 瑞 男 君
総 務 部 長 柴 山 兼 光 君
総 合 戦略部長 秋 山 健 一 君
市 民 生活部長 仁 平 博 章 君
保 健 福祉部長 上 野 茂 雄 君
経 済 部 長 秋 山 豊 君
建 設 部 長 仁 平 昌 則 君
上 下 水道部長 齋 藤 茂 君
教 育 部 長 栗 林 浩 君
会 計 管 理 者 高 松 典 子 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議 会 事務局長 太 田 貴 久 君
議会事務局書記 仲 田 浩 司 君
議会事務局書記 田 谷 信 之 君
議会事務局書記 成 田 大 地 君
開 会 (午前10時02分)
〇臨時議長の紹介及びあいさつ
〇事務局長(太田貴久君) 事務局から申し上げます。
本日招集されました桜川市議会定例会は、議長及び副議長が不在ですので、仮議長が選挙されるまでの間、地方自治法第107条の規定によりまして、出席議員の中で年長の議員が臨時に議長の職務を行うことになっております。ご出席の議員の中で菊池伸浩議員が年長の議員でございますので、ご紹介を申し上げます。
菊池伸浩議員、議長席にお着き願います。
〔何事か声あり〕
〔年長議員(菊池伸浩君)登壇〕
〇臨時議長(菊池伸浩君) 皆さん、おはようございます。ただいま紹介のありました菊池です。
地方自治法第107条の規定により、臨時に議長の職務を行います。よろしくお願いいたします。
ただいまより会議が始まります。今までは会議ではありませんから。
〇開会の宣告
〇臨時議長(菊池伸浩君) 本日の出席議員は13名です。
よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、ただいまより令和3年第2回桜川市議会定例会を開会します。
〇開議の宣告
〇臨時議長(菊池伸浩君) これより本日の会議を開きます。
私は臨時議長ですから、会議はしません。私の任務は仮議長の選任だけですから、そこを理解するようにお願いします。
〔「仮議長選任するんですか」の声あり〕
〇臨時議長(菊池伸浩君) 規定に沿ってやっています。そんなの後で調べてください。自分で勉強してください。議会事務局がちゃんと調べてきて、順序を追ってやっているのですから、そんなことは自分で勉強してください。
〇仮議長の選挙
〇臨時議長(菊池伸浩君) 日程第1……
〔何事か声あり〕
〇臨時議長(菊池伸浩君) 議事の進行を妨げますから、退場させますよ。
日程第1、仮議長の選挙を議題とします。
これより仮議長の選挙を行います。
お諮りいたします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にしたいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇臨時議長(菊池伸浩君) 異議なしと認めます。
よって、選挙の方法については、指名推選で行うことに決定いたしました。
お諮りいたします。指名の方法については、臨時議長が指名することにしたいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇臨時議長(菊池伸浩君) 異議なしと認めます。
よって、臨時議長が指名することに決定いたしました。
仮議長に、仁平実君を指名いたします。
お諮りします。ただいま臨時議長が指名した仁平実君を当選人と定めることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇臨時議長(菊池伸浩君) 異議なしと認めます。
よって、ただいま指名した仁平実君が当選されました。
ただいま仮議長に当選されました仁平実君が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定により、当選の告知をします。
仁平実君、登壇の上、当選の承諾及び挨拶をお願いします。
〔仮議長(仁平 実君)登壇〕
〔仮議長当選承諾及びあいさつ〕
〇仮議長(仁平 実君) 皆さん、おはようございます。このたび、議長、副議長がいないので、仮議長に当選させていただきました。本当にありがとうございます。何が何でも今日1日を速やかにこの議会を進めなくてはならないと思いますので、立候補して今日1日何事もなくよろしくお願いします。
〇臨時議長(菊池伸浩君) 以上をもちまして、臨時議長の職務を全て終了いたしました。
仁平実仮議長、議長席にお着き願います。
皆様の協力、誠にありがとうございました。
〔臨時議長(菊池伸浩君)退席〕
〔仮議長(仁平 実君)着席〕
〇仮議長(仁平 実君) では、ただいまから議会運営に当たらせていただきますので、よろしくお願いします。
地方自治法第121条の規定により、説明のため議長からの出席要求による出席者及び事務局職員は、お手元に配付した名簿のとおりです。
〇会議録署名議員の指名
〇仮議長(仁平 実君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、
15番 潮 田 新 正 君
16番 相 田 一 良 君
18番 林 悦 子 君
以上3名を会議録署名議員に指名します。
〇会期の決定
〇仮議長(仁平 実君) 次に、日程第3、会期の決定を議題といたします。
議会運営委員長より、定例会の会期日程等議会の運営に関する事項について、議会運営委員会の協議の結果を報告願います。
議会運営委員長、萩原剛志君。
〔議会運営委員長(萩原剛志君)登壇〕
〇議会運営委員長(萩原剛志君) 議会運営委員会の会議結果を報告いたします。
円滑な議会運営を図るべく、6月7日午後1時30分から開催し、審議した結果、次のとおり決定いたしました。
会期は、本日から6月24日までの17日間といたします。本日は、諸般の報告、請願の委員会付託、議案第52号の審議、採決を行います。9日から20日、23日は、議案調査のため休会とし、21日、22日は4名ずつ一般質問を行います。なお、22日は、散会後に付託された請願の委員会審議を行います。24日は、一般議案の審議、採決、議長報告に対する委員長報告を行います。
以上で報告を終わります。
〇仮議長(仁平 実君) 報告が終わりました。
お諮りします。定例会の会期日程等は、議会運営委員長の報告のとおりご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇仮議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
よって、会期日程等は議会運営委員長の報告のとおり決定しました。
〇諸般の報告
〇仮議長(仁平 実君) 次に、日程第4、諸般の報告については、お手元に配付しております例月出納検査結果報告及び桜川市土地開発公社経営状況報告のとおりです。
〇執行部あいさつ
〇仮議長(仁平 実君) ここで、小林桜川市長職務代理者桜川市副市長より発言を求められておりますので、これを許します。
小林桜川市長職務代理者桜川市副市長。
〔桜川市長職務代理者桜川市副市長(小林達徳君)登壇〕
〇桜川市長職務代理者桜川市副市長(小林達徳君) 議員各位におかれましては、公私ともご多忙のところご出席を賜り、厚く御礼申し上げます。
本日ここに、令和3年第2回桜川市議会定例会の開催に当たりまして、本来であれば大塚市長がご挨拶申し上げるところではありますが、皆様方もご承知のとおり、大塚市長が新型コロナウイルス感染症を発症し、療養中ですので、市長職務代理者の私から今定例会でご審議いただく議案の概要説明をさせていただきます。
初めに、議案第42号から議案第47号の6案件につきましては、専決処分の承認を求めることについてであります。これらは、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をしましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものであります。
まず、議案第42号 令和2年度桜川市一般会計補正予算(第13号)であります。既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ9,125万8,000円を減額し、予算の総額を248億624万6,000円とするものでございます。
次に、議案第43号 令和3年度桜川市一般会計補正予算(第1号)であります。既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,321万円を追加し、予算の総額を184億3,321万円とするものであります。歳入の主なものは国庫支出金で、歳出の主なものは衛生費であります。
次に、議案第44号 令和3年度桜川市一般会計補正予算(第2号)であります。既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,419万3,000円を追加し、予算の総額を184億5,740万3,000円とするものであります。歳入の主なものは国庫支出金で、歳出の主なものは民生費であります。
次に、議案第45号 桜川市介護保険条例の一部を改正する条例につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により一定程度収入の減少が見込まれる場合、国の財政支援の延長に合わせて保険料の納期を延長させるための一部改正であります。
次に、議案第46号 桜川市税条例等の一部を改正する条例につきましては、上位法であります地方税法等の改正に伴い、条例の一部を改正するものであります。
次に、議案第47号 合併市町村幹線道路緊急整備支援事業支援対象道路の整備に関する平成31年度委託契約の締結の議決事項の一部変更につきましては、令和元年6月15日から令和3年3月31日であった工期を令和4年3月31日まで延長するものです。
以上6案件が専決処分の承認を求めることについての案件になります。
次に、報告第1号 令和2年度桜川市一般会計繰越明許費繰越計算書については、今年度へ明許繰越しされたもので、上曽トンネル整備事業ほか23件の事業費19億7,106万7,000円であります。
次に、報告第2号 令和2年度桜川市一般会計事故繰越し繰越計算書については、今年度へ事故繰越しされたもので、上曽トンネル整備事業費6億6,008万2,200円であります。
次に、報告第3号 令和2年度桜川市病院事業会計予算繰越計算書については、今年度へ繰越しされたもので、さくらがわ地域医療センター建設改良費367万2,625円であります。
次に、報告第4号 令和2年度桜川市下水道事業会計予算繰越計算書については、今年度に繰越しされたもので、下水道事業建設負担金425万9,000円並びに農集排管路撤去工事費220万円であります。
続きまして、議案第48号 桜川市営住宅管理条例の一部を改正する条例につきましては、東日本大震災復興特別区域法の一部改正に伴いまして条例の一部を改正するものであります。
次に、議案第49号 桜川市真壁トレーニングセンターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例につきましては、別表中トレーニング室の市外の利用料金を市内と同額の100円に改め、備考で回数券の額を規定するものです。
次の議案第50号 桜川市体育施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例につきましても同様に、備考において回数券の額を規定するものです。
次に、議案第51号 合併市町村幹線道路緊急整備支援事業支援対象道路の整備に関する令和3年度委託契約については、地方自治法第96条第1項第5号及び桜川市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、令和3年度委託契約について議会の議決を求めるものです。
最後に、議案第52号 令和3年度桜川市一般会計補正予算(第3号)につきましては、既定の歳入歳出の総額にそれぞれ1億2,747万7,000円を追加し、予算の総額を185億8,488万円とするものです。歳入の主なものは国庫支出金であり、歳出の主なものは、民生費並びに土木費、総務費であります。
以上で、本定例会に提出いたしました議案及び報告の概要説明を終わります。後ほど詳細につきましては、担当部長から説明をいたしますので、何とぞ慎重なるご審議の上、ご議決くださいますよう心からお願い申し上げ、ご挨拶といたします。
〇議長報告第1号の上程、委員会付託
〇仮議長(仁平 実君) 次に、日程第6、議長報告第1号 請願・陳情については、お手元に配付した請願・陳情文書表のとおり総務、文教厚生、建設経済常任委員会に付託をいたします。
〇議案第52号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇仮議長(仁平 実君) 次に、日程第7、議案第52号 令和3年度桜川市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
柴山総務部長。
〔総務部長(柴山兼光君)登壇〕
〇総務部長(柴山兼光君) それでは、議案書60ページをお開き願います。議案第52号 令和3年度桜川市一般会計補正予算(第3号)について、概要を説明いたします。
既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億2,747万7,000円を追加し、予算の総額をそれぞれ185億8,488万円とするものです。
65ページをお開き願います。事項別明細書により歳入についてご説明いたします。15款2項2目1節児童福祉費補助金3,070万円は、低所得の子育て世帯生活支援特別給付金(その他世帯分)の事業費及び事務費の国庫補助金です。
16款2項1目1節総務費補助金、茨城県警察街頭防犯カメラ設置費補助事業補助金180万円は、街頭防犯カメラ設置費に係る県補助金です。
同じく6目1節教育費補助金、学校働き方改革実践モデル校事業補助金は、岩瀬小学校及び岩瀬西中学校が実践モデル校として指定を受けたもので、県補助金30万円を増額するものでございます。
同じく3項5目1節教育費委託金、学びの広場サポートプラン事業委託金は、令和2年度で事業が終了となったため、当初計上していた95万4,000円を減額するものでございます。
18款1項4目1節教育費寄附金10万円は、図書の充実に充ててほしいと寄附をいただいたものでございます。
20款1項1目1節前年度繰越金9,503万1,000円については、歳出との差額を調整するものでございます。
21款4項5目1節雑入、担い手への農地集積推進事業過年度返還金50万円は、補助金返還に伴うものです。
66ページをお開き願います。続きまして、歳出についてご説明いたします。2款1項7目財産管理事業、公共施設等総合管理計画改訂支援業務委託料の552万2,000円の増額は、昨年度に計画策定した公共施設個別施設計画を反映した公共施設等総合管理計画の見直しに対応するためのものでございます。
同じく庁舎維持管理事業、備品購入費の191万7,000円の増額は、新型コロナウイルス感染症防止対策に鑑み、室内での3密対策の促進を図るため、会議室テーブルを増設する費用を計上しております。
同じく14目防犯対策事業については、当初予算に追加して3台の防犯カメラを設置するために146万1,000円を増額いたします。今年度については、3か所の交差点に計6台の防犯カメラを設置し、安全で住みやすいまちづくりの実現に向けて事業を実施いたします。
同じく2項1目税務職員給与関係経費、県派遣職員給与費等負担金864万7,000円については、県からの職員派遣に伴い派遣職員給与費等の負担金を計上するものでございます。
67ページをお願いいたします。3款2項10目低所得の子育て世帯生活支援特別給付金(その他の世帯分)給付事業3,070万円については、新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で、低所得の子育て世帯、その他の世帯分に対し、実情を踏まえた生活支援を行う観点から給付金を支給するための事業で、対象児童1人当たり一律5万円が給付される事業です。事業費の主なものは、18節低所得の子育て世帯生活支援特別給付金(その他世帯分)の2,970万円です。
6款1項7目水田農業対策事業、県支出金等過年度分返還金50万円は、平成28年度交付決定された経営転換協力金交付事業において補助金返還が生じたため、県への返還金を計上しております。
68ページをお願いします。8款5項1目住宅管理事業測量設計業務委託料804万1,000円については、現在借地している市営番匠住宅敷地を土地所有者へ返還するために必要な測量及び解体工事、造成工事等の設計、積算に係る経費を計上しております。
9款1項2目非常備消防事業では、新型コロナウイルス感染症の影響により操法大会が中止となったため、大会に係る備品購入費、負担金及び補助金311万円を当初予算から減額するものでございます。
同じく4目災害対策事業381万1,000円ですが、69ページをお願いします。新たに協定を締結した市内高校3か所の避難所の開設に必要な資材物品等の調達や、それらを保管し、備蓄するための防災機材倉庫の設置に必要な経費を計上しております。
10款1項2目学校働き方改革実践モデル校事業32万円は、岩瀬小学校、岩瀬西中学校の働き方改革実践モデル校としての取組に対し、事務費等の経費を計上しております。
同じく3目教育指導事業、学びの広場サポートプラン事業は令和2年度で終了となったため、95万5,000円を減額するものでございます。
70ページをお願いします。同じく5項2目真壁伝承館管理事業7,013万9,000円については、真壁地区分館の廃止に伴い、12節設計測量の委託料387万2,000円、14節解体修繕に係る工事請負費6,616万7,000円を計上いたしました。紫尾分館、谷貝分館については建物を解体、撤去し、地権者への返還、樺穂分館については必要な修繕工事等に対応し、長岡地区に譲渡することで地権者及び地区との合意は済ませております。
17節備品購入費10万円については、教育寄附金を活用して図書の購入に充てるものでございます。
同じく6項1目保健体育総務事業48万4,000円については、市内体育施設等においての新型コロナウイルス感染拡大防止対策としてサーモグラフィー設置、及び非接触型体温計による検温を実施するための備品購入費を増額して計上しております。
以上で説明を終わらせていただきます。内容をご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願いいたします。
〇仮議長(仁平 実君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
10番、菊池伸浩君。
〇10番(菊池伸浩君) 10番の菊池です。2点質問します。
1点目は、66ページの住宅管理事業804万円の件ですが、番匠団地の方が6月をもっていなくなり、このたび取壊しになるとのことです。その経緯と、いつ頃地主に返還ができるようになるのか。また、ほかにも整備を必要とする市営住宅があると考えていますが、どのように考えているのでしょうか、答弁を願います。
2つ目は、真壁伝承館管理事業の件ですが、真壁地区の3分館が廃止になるということなのですが、紫尾、谷貝については廃止になって取り壊すと。樺穂だけ改修の上、長岡地区に譲渡するとなっています。これ廃止の費用が、取り壊す費用が2,000万円から3,000万円かかるのです。長岡に譲渡した場合にしても、取壊しについては長岡がちゃんと自分で取り壊すことになると思うのですが、その辺はちゃんと約束をしてあるのかどうか。といいますのは、私、下谷貝にありましたシルバー人材センターが廃止になったとき、谷貝地区の区長さんから相談を受けまして、これはもらっておいたほうがいいのか、それとももらわないほうがいいのかという相談を受けたのです。私は、もらわないほうがいいというアドバイスをしたのですが、下谷貝地区が譲渡を受けました。後で壊すのがすごく大変なのです。過疎になってほとんど使わない施設を少人数で分担して、また壊す費用を徴収するというのは大変なので、その辺をすごく心配しているのです。ちょっと難しい話なのですが、できるだけ詳しく答弁をお願いします。
以上です。
〇仮議長(仁平 実君) 10番、菊池伸浩君の質疑に対し答弁を願います。
仁平建設部長。
〇建設部長(仁平昌則君) それでは、菊池議員さんのご質問についてお答えいたします。
市営番匠住宅は、昨年4月1日現在で9戸中4世帯が居住しておりました。4世帯の方と退去について話合いを持ちましたところ、2世帯の方が他の市営住宅に転居していただくことで合意され、1世帯の方は実際には居住していないことが判明しましたので、交渉の結果、市営住宅を明渡し、実際に居住している場所に転居されました。残った1世帯の方には交渉を続けましたところ、他の市営住宅へ本年6月末までに転居されるということで合意を得られましたので、今回補正予算を計上したところでございます。
なお、借地の返還につきましては、この後設計、それと所有者との返還の方法、土地の形状の方法等を話し合った上で早急に返還したいというふうに考えております。予定では次年度中には土地の返還を済ませたいというふうに考えております。
今後の市営住宅のほうですが、現在用途廃止となっている市営住宅が番匠住宅を含めて6住宅ございます。そのうち入居者数が少ない住宅が3住宅ほどございますので、そちらのほうを重点的に居住されている方と交渉していきたいというふうに考えております。
以上でございます。
〇仮議長(仁平 実君) 10番、菊池伸浩君の質疑に対し答弁を願います。
栗林教育部長。
〇教育部長(栗林 浩君) 菊池議員さんのご質問でございますが、真壁地区の3分館の廃止ということに対しましては、この分館、昭和56年から57年に建設されておりまして、40年程度経過して老朽化が進んでおります。今まで修繕で対応してきましたが、大規模な改修を実施しないと根本的な改善が望めないという状態でございました。紫尾分館、谷貝分館に関しましては解体するという方向で進みましたが、樺穂分館につきましては、こちらは平成30年度に大規模改修を実施しております。ただし、壁面、床面の老朽化はまだ著しいというところでございます。その辺を含めまして樺穂分館を利用している地域の区長さん等と調整を進めてまいりました。令和2年度に現状の説明や市の方針を示しまして調整を進めてきたところですが、譲渡を受けたいという要望がございました。区長さんが替わりまして、正式に令和3年4月、今年度4月に地区総会を経まして、譲渡の正式な要望書の提出がございました。地区の区長さんより同意書に署名捺印をいただいたというところでございます。今後の樺穂分館につきましては、譲渡というところで長岡区のほうへ譲渡するわけでございますが、譲渡するまでに修繕費を上げてございます691万7,000円、ある程度修繕をして譲渡をするということでございます。ただ、解体につきましては、もし使わなくなった解体というところになりましたらば、また追ってのご相談という形になるかと思いますが、よろしくお願いしたいと思います。
以上です。
〇仮議長(仁平 実君) ほかに質疑ありませんか。
3番、武井久司君。
〇3番(武井久司君) 3番、武井です。よろしくお願いします。2点ばかり教えていただきたいのですが、66ページの防犯対策事業なのですが、これは防犯カメラ3台ということで、場所の確認と、それから67ページの低所得の子育て世帯生活支援特別給付金の件で、これは対象者、18節負担金補助及び交付金ということで2,970万、これについてどのくらい、何名というか何世帯というか、分かれば教えていただきたいと思います。
以上です。
〇仮議長(仁平 実君) 3番、武井久司君の質疑に対し答弁を願います。
仁平市民生活部長。
〇市民生活部長(仁平博章君) 66ページの2款1項14目防犯対策費の防犯対策事業、工事請負費146万1,000円でございますが、例年防犯カメラ、市の一般財源で2か所ずつ整備をしているところでございますが、今回県の警察本部のほうで街頭防犯カメラ設置費補助事業というのを創設したということで、県のほうでは3年間にわたりまして県内360台の防犯カメラを整備していくというようなところでございます。桜川市におきましては3年度、そのうちの3か所6台分の補助金がいただけるということでございまして、当初予算で2台分計上させていただいておりましたけれども、今回3台180万円、1台30万円を上限にということで、3か所6台分の補助金がいただけるということで、今回は源法寺南交差点、大国小交差点、今泉の丁字路があるのですけれども、そこの3か所に今年度防犯カメラを設置する予定でございます。
以上でございます。
〇仮議長(仁平 実君) 3番、武井久司君の質疑に対する答弁を願います。
上野保健福祉部長。
〇保健福祉部長(上野茂雄君) 武井議員の低所得の子育て世帯生活支援特別給付金の対象の人数等についてお答えいたします。
予算的には負担金補助及び交付金で2,970万円を計上させていただいています。これにつきましては、子供1人につきまして5万円ということで、594名分の予算措置になっております。この人数につきましては、国から指定された人数で予算措置をしておりますので、今のところこの給付金につきましては、住民税の非課税世帯を対象に給付していくということで、今後予算が通り次第、システムで今年度の住民税との照合の中で対象者が決まっていくというところがございます。ちなみに、この制度の対象となる方につきましては、18歳未満の児童ということがありまして、単純でその人数につきましては、4月1日現在で5,133人ございます。また、19、二十歳の障害をお持ちの方で対象者が12人ということで、合計しますと5,145人の中で非課税世帯の方が対象となっていくということになります。よろしくお願いいたします。
〇仮議長(仁平 実君) ほかにありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇仮議長(仁平 実君) これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇仮議長(仁平 実君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇仮議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
よって、議案第52号は原案のとおり可決することに決定しました。
〇散会の宣告
〇仮議長(仁平 実君) 以上で本日の日程は終了しました。
本日はこれで散会します。
ご苦労さまでした。
散 会 (午前10時41分)