令和3年第1回桜川市議会定例会議事日程(第6号)

                          令和3年3月23日(火)午前10時開議
日程第 1 議案第 4号 令和3年度桜川市一般会計予算                  
日程第 2 議案第 5号 令和3年度桜川市国民健康保険特別会計予算            
日程第 3 議案第 6号 令和3年度桜川市介護保険特別会計予算              
日程第 4 議案第 7号 令和3年度桜川市介護サービス事業特別会計予算          
日程第 5 議案第 8号 令和3年度桜川市後期高齢者医療特別会計予算           
日程第 6 議案第 9号 令和3年度桜川市水道事業会計予算                
日程第 7 議案第10号 令和3年度桜川市病院事業会計予算                
日程第 8 議案第11号 令和3年度桜川市下水道事業会計予算               
日程第 9 議員提出議案第2号 桜川市議会会議規則の一部を改正する規則          
日程第10 請願第11号 トンネルじん肺根絶の抜本的な対策を求める請願の委員長報告    
日程第11 議長報告第1号の委員長報告                          
日程第12 議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会、議会改革特別委員会の閉会中の
      継続調査                                   
追加日程第1 議案第41号 副市長の選任について                     
追加日程第2 議員提出議案第3号 桜川市議会議員定数条例の一部を改正する条例       
追加日程第3 議員提出議案第4号 トンネルじん肺根絶の抜本的な対策を求める意見書     
日程第13 執行部あいさつ                                

出席議員(16名)
  1番   軽  部     徹  君     2番   飯  島  洋  省  君
  3番   武  井  久  司  君     4番   谷 田 部  由  則  君
  5番   大  山  和  則  君     6番   榎  戸  和  也  君
  7番   萩  原  剛  志  君     8番   鈴  木  裕  一  君
  9番   仁  平     実  君    10番   菊  池  伸  浩  君
 12番   市  村     香  君    13番   小  高  友  徳  君
 14番   小  林  正  紀  君    15番   潮  田  新  正  君
 16番   相  田  一  良  君    18番   林     悦  子  君

欠席議員(2名)
 11番   風  野  和  視  君    17番   高  田  重  雄  君

地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
   市     長  大 塚 秀 喜 君
   副  市  長  猪 P 幸 己 君
   教  育  長  稲 川 善 成 君
   市 長 公 室 長  田 口 瑞 男 君
   総 務 部 長  柴 山 兼 光 君
   総 合 戦略部長  鈴 木 政 俊 君
   市 民 生活部長  仁 平 博 章 君
   保 健 福祉部長  上 野 茂 雄 君
   経 済 部 長  白 田 伸 一 君
   建 設 部 長  仁 平 昌 則 君
   上 下 水道部長  齋 藤   茂 君
   教 育 部 長  栗 林   浩 君
   会 計 管 理 者  太 田 昇 子 君

職務のため出席した者の職氏名
   議 会 事務局長  太 田 貴 久 君
   議会事務局書記  仲 田 浩 司 君
   議会事務局書記  田 谷 信 之 君
   議会事務局書記  成 田 大 地 君

          開 議  (午前10時00分)
    開議の宣告
議長(小高友徳君) おはようございます。
 本日の出席議員は16名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立します。これより本日の会議を開きます。
                                           
    議案第4号〜議案第11号の委員長報告、質疑、討論、採決
議長(小高友徳君) 日程第1、議案第4号 令和3年度桜川市一般会計予算から日程第8、議案第11号 令和3年度桜川市下水道事業会計予算までを一括議題といたします。
 本案について、各常任委員長より報告を求めます。
 討論、採決については、全ての常任委員長の報告及び質疑の終了後に行います。
 なお、委員長報告に対する質疑は、審査の経過と結果に対する質疑です。質疑は簡潔明瞭に行い、個人の意見や議題外にわたらないよう、議事運営にご協力をお願いいたします。
 初めに、総務常任委員長、大山和則君、登壇の上、報告願います。
          〔総務常任委員長(大山和則君)登壇〕
総務常任委員長(大山和則君) 総務常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第110条の規定により報告いたします。
 本委員会は、3月17日午前9時より2階大会議室において、委員5名出席の下開会し、関係部課長の出席を求め、書記4名を任命し、付託案件につき説明を聴取し、審議を行いました。
 本委員会に付託されました案件は、議案第4号 令和3年度桜川市一般会計予算のうち、市長公室、総務部、総合戦略部、市民生活部、議会事務局、会計課、選挙管理委員会、固定資産評価審査委員会、公平委員会、監査委員の所管に属する事項、他の委員会の所管に属さない事項、議案第5号 令和3年度桜川市国民健康保険特別会計予算、議案第8号 令和3年度桜川市後期高齢者医療特別会計予算についてであります。
 委員会付託案件については、詳細なる説明を求め、慎重に審議した結果、出席委員全員の賛成により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 なお、審議の過程において論議された意見並びに要望事項は次のとおりです。
 桜川市令和3年度の一般会計歳入歳出予算総額は、183億9,000万円を計上しております。
 初めに、歳入についてですが、市税は歳入全体の約24%を占める重要な財源であります。税収確保が厳しい状況ではありますが、今後も収納向上を目指し、財源確保に向けた取組を行うよう要望いたします。
 続きまして、歳出についてですが、総務部所管については、消防団事業の審議を行いました。筑西広域消防本部桜川消防署大和分署は、桜川消防署新庁舎建設構想の中で桜川消防署と統合することとなっております。消防団適正規模等検討委員会を設置し、消防団の再編を行っているところではありますが、林野火災、自然災害等に対応するため、消防団の統廃合においては経費の縮減を図りつつも、適正規模と配置については十分に検討していただき、市民が安心できる環境が整備できるよう要望いたします。
 次に、財産管理事業の自動車損害保険料及び総合賠償保険料に関連し、過日の和解及び損害賠償の額を定めることについての専決処分の承認に基づいて、その事案内容や件数、金額を鑑み、損害賠償額を含む軽易な事項については、地方自治法第180条第1項の規定に基づく議会の委任による専決処分事項の指定を検討するべきではないかとの意見がありました。
 市長公室所管においては、新庁舎建設事業について審議をいたしました。今後基本計画を策定し、基本レイアウト・什器計画を作成するとのことでありますが、新庁舎整備を進めるに当たっては庁舎の配置、経済性を重視するとともに、市民の利用しやすさ等を考慮するよう要望いたします。
 また、防災担当のように専門性の高い部署については、職員を適材適所に配置するとともに、専門的な知識を持った職員の育成に努めるよう要望いたします。
 総合戦略部所管においては、さくらがわ地域医療センター東側における住宅地造成事業について、土地開発公社及び業務代行者との緊密な連携を図るとともに、他自治体における移住定住などの優良事例も研究し、消費者のニーズや時代に合わせた柔軟な発想で、早期に宅地販売が完了できる事業運営を要望いたします。
 次に、ヤマザクラ事業につきましては、地域商社として株式会社クラセル桜川が令和3年2月2日に設立されたとの説明がありましたが、一日も早く同社が自立、自走し、地域経済の発展に寄与できるような運営支援をするとともに、同社との連携によりふるさと納税を推進し、歳入の確保を要望いたします。
 市民生活部所管においては、常任委員会前日に現地を視察した今泉の不法投棄事案、東友部の山林伐採地事案及び真壁町上小幡の太陽光発電設備の設置予定地について審議をいたしました。これらの案件は、住民の安全安心な生活を脅かすものであり、茨城県、警察と連携し、庁内関係課一体となって法的手段も辞さない毅然とした態度で市の強い意思を示して解決につなげていただくことを要望いたします。
 なお、太陽光発電設備の設置予定地は、土砂災害警戒区域からは外れているものの、造成されたのり面が急勾配で、今後大雨等による土砂崩れなど、付近の住宅に被害を及ぼす危険な状況にあります。事業者には早急な改善を指導していくとともに、今後の太陽光発電設備設置に対しては条例を制定し、適切な指導と管理を行っていただくよう要望いたします。
 また、令和3年度桜川市国民健康保険特別会計予算及び桜川市後期高齢者医療特別会計予算につきましては、財源の構成など、詳細なる説明を受けました。
 以上が付託案件に対します総務常任委員会の審議の経過並びに結果であります。
各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
  令和3年3月23日
  桜川市議会議長  小高 友徳 様
                          総務常任委員会委員長  大山 和則
議長(小高友徳君) 報告が終わりました。
 これより質疑を行います。
 総務常任委員会以外の方、質疑願います。質疑ありませんか。
 6番、榎戸和也君。
6番(榎戸和也君) ただいまの委員長のご報告で、4ページになりますか、現地を視察したというところでありますが、ここに西友部の山林伐採地事案というふうに出ております。今現在伐採されているところは東友部であります。西友部は上の公園のほう、ますみ団地から上がっていく道の右側で、計画でまだ進んではいない部分が西友部であります。ですから、基本的な認識が違っているのではないかと思うので、ご訂正いただければと思います。
 もう一件は、5ページですが、太陽光発電設備の設置予定地ということで書かれておりまして、私も現場は行っていないのですが、1つお尋ねなのですが、あれは届出面積は幾つになっているかお尋ねしたいと思います。つまり1万平米を超えれば恐らく例の土地開発基本条例の特定土地利用法に当たるということで、今回のものがそれに当たるのか、それ以下の面積なのかということの一応確認であります。よろしくお願いいたします。
議長(小高友徳君) 答弁願います。
 大山委員長。
          〔総務常任委員長(大山和則君)登壇〕
総務常任委員長(大山和則君) 榎戸議員の質問にお答えします。
 先ほどの西友部の件に関しては、私のほうの間違いで訂正しておきます。
 それと、上小幡の件ですが、私が聞いたところでありますと平米数はちょっと細かくは分かりませんが、1万平米はいっていないと認識しております。細かいことは担当課のほうに聞いていただければと思います。よろしくお願いします。
議長(小高友徳君) ほかに質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
 続いて、文教厚生常任委員長、萩原剛志君、登壇の上、報告願います。
          〔文教厚生常任委員長(萩原剛志君)登壇〕
文教厚生常任委員長(萩原剛志君) 文教厚生常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第110条の規定によりご報告申し上げます。
 本委員会は、3月17日午前9時より全員協議会室において、委員6名の出席の下開会し、教育長、関係部課長の出席を求め、書記を任命し、付託案件について審議を行いました。
 本委員会に付託されました案件は、議案第4号 令和3年度桜川市一般会計予算のうち、保健福祉部の所管に属する事項、福祉事務所の所管に属する事項、教育委員会の所管に属する事項、公民館活動の所管に属する事項、議案第6号 令和3年度桜川市介護保険特別会計予算、議案第7号 令和3年度桜川市介護サービス事業特別会計予算及び議案第10号 令和3年度桜川市病院事業会計予算についてであります。
 委員会付託案件については、詳細なる説明を求め、慎重に審議した結果、全員賛成により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 なお、審議の過程で論議された内容の主なものについては次のとおりであります。
 初めに、教育委員会及び公民館活動関係についてであります。学校教育課、事務局費、環境整備委託料については、各学校において高所の伐採や作業量の多さから管理に苦慮しており、先生方や保護者の負担を軽減するためにも引き続き予算の確保を要望いたします。
 また、教員の長時間労働を是正するため、校務支援システムの有効活用、外部委託の導入、部活動支援員の配置など、教員の働き方改革を推進し、よりよい教育環境を整備されたい。そして、外国語指導助手やICT推進員、TT講師などの有効活用や児童生徒1人1台のタブレットの積極的活用などにより、市の特色ある教育をより充実させるとともに、様々な教育課題については適切に対応し、その解決に向けた協議を十分に行うよう要望します。
 生涯学習課、公民館費、電子図書クラウド使用料ですが、電子図書館はインターネット環境があればいつでもどこでも利用できる利便性の高い図書館サービスでありますので、継続的な電子書籍の充実を図るなど、適切な運営を要望いたします。
 また、新規事業となります青少年対策費、訪問型家庭教育支援事業については、設置を予定している協議会において関係機関と連携を図りながら支援方針を決定し、子育てに不安や悩みを抱えた保護者を支援する人材を幅広く集め、支援体制を構築するよう要望いたします。
 続きまして、一般会計の保健福祉部及び福祉事務所関係についてであります。社会福祉費のうち、社会福祉協議会補助金ですが、市の福祉施策を補完する目的の補助金であり、92%が職員人件費です。県内人口4万人程度の市との補助金額の比較では、桜川市は大幅に少ないとの報告と今後補助金の再検証を行う報告がありました。市民福祉の安心安全に効率的、効果的な補助金活用を要望いたします。
 児童福祉費のうち、認定こども園会計年度任用職員等経費ですが、やまと認定こども園では発達障害や言葉の遅れなどが気になる園児が増えており、専門的支援を行うため、小学校で特別支援を経験した教員OBを採用した新たな支援事業が行われます。園児の健やかな育成、不安を抱える保護者への適切な子育て支援を要望いたします。
 保健衛生費のうち、新型コロナウイルスワクチン接種事業ですが、各医療機関と連携を強化し、円滑な接種体制と市中感染を阻止すべく、衛生管理体制の強化を要望いたします。
 次に、令和3年度桜川市介護保険特別会計予算及び桜川市介護サービス事業特別会計予算につきましては、新規事業としてICTを活用した医療、介護関係、80事業所の連携による在宅支援が開始されます。この事業を十分機能させ、安心して在宅で生活できるよう支援体制の確立を要望いたします。
 また、介護予防事業を強化し、重度の介護支援とならないための高齢者の健康づくりを拡充するよう要望いたします。
 令和3年度桜川市病院事業会計予算につきましては、企業債で購入する医療機器の指定管理者負担ですが、開院以降20万円以上の物品は市で購入し、指定管理者は減価償却時に半額を負担しています。
 今後も市の財産となる医療機器購入等については、地域の医療需要に即した医療提供を基本に計画的に整備するよう要望いたします。
 以上が文教厚生常任委員会に付託された案件に対する審査の経過及び結果であります。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
  令和3年3月23日
                        文教厚生常任委員会委員長  萩原 剛志
  桜川市議会議長  小高 友徳 様
議長(小高友徳君) 報告が終わりました。
 これより質疑を行います。
 文教厚生常任委員会以外の方、質疑願います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
 続いて、建設経済常任委員長、相田一良君、登壇の上、報告願います。
          〔建設経済常任委員長(相田一良君)登壇〕
建設経済常任委員長(相田一良君) 建設経済常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第110条の規定により報告いたします。
 本委員会は、3月17日午前9時より本委員会委員6名の出席の下第2委員会室において開会し、説明者として関係部課局長の出席を求め、議案第4号 令和3年度桜川市一般会計予算のうち、経済部の所管に属する事項について、建設部の所管に属する事項について、農業委員会の所管に属する事項について、上下水道部の所管に属する事項のうち、議案第9号 令和3年度桜川市水道事業会計予算について、議案第11号 令和3年度桜川市下水道事業会計予算についてを案件として詳細なる説明を受け、慎重に審議を尽くした結果、本委員会に付託された案件は、出席委員の全員賛成により、可決すべきものと決定をいたしました。
 なお、審議の過程において論議された意見並びに要望事項は次のとおりであります。
 経済部所管においては、まず初めに、農業委員会関係の予算について審議を行いました。
 農業委員会については、農地に関する事務を執行する行政委員会として引き続き適切な事務の執行と担い手と地主が安心して農地を貸借できるよう、農地の利用権設定を積極的に推進するよう要望いたします。
 次に、農林課関係の予算について審議を行いました。
 水田農業対策事業については、令和3年度も主食用米の価格が下がるとの国の予想が出ていることもあるので、新規需要米として飼料用米の作付を推進するよう要望します。
 有害鳥獣対策事業については、通年を通して捕獲に努めておりますが、イノシシ被害が農作物に与える影響が依然として深刻であることから、今後も関係機関と連携し、被害防止対策のさらなる強化を図るよう要望いたします。
 次に、商工観光関係の予算について審議を行いました。
 商工業の振興については、住宅リフォーム助成事業を継続し、コロナ禍で苦心する地元業者の経営健全化の一助となるよう要望します。
 また、観光の振興については、昨今アウトドアに注目が集まる中、市有の財産である筑波高原キャンプ場の有効活用を図るため、老朽化した施設の整備推進を要望します。
 続いて、建設部所管の建設課関係予算について審議を行いました。
 昨今の厳しさを増す道路関係予算により、道路維持事業など実施いただいておりますが、道路の路肩や歩道の除草業務が十分でなく、歩行者や自転車の走行において危険な状況が随所で見られます。
 道路維持事業については、車両通行や通学路での事故を未然に防ぐためにも適切な管理をいただき、安全確保を要望するとともに、道路里親制度事業などのボランティア活動のさらなるご協力をいただくためにも、市民に広く浸透させ、道路維持費予算を有効に活用できる道路行政を目指し、道路維持管理の充実を図るよう要望いたします。
 続いて、都市整備関係の予算を行いました。
 公共交通事業については、桜川市バスや市内巡回ワゴンの利用者が少ない状況と思われますので、地域の実情に応じた運行ルートの設定や見直しを行うなど、今後もさらなる利便性の向上に向けて検討するよう要望いたします。
 続いて、上下水道部所管においては、初めに水道事業会計について審議を行いました。
 水道事業においては、人口減少等に伴う料金収入の減少、管路、施設等の老朽化による更新事業費の増加など、経営環境は厳しさを増す中、将来にわたって安定的に事業を継続していくために有収率向上に向け計上した予算について、効率よく予算執行に努めることを要望いたします。
 最後に、下水道事業会計について審議を行いました。
 下水道事業においては、生活環境の改善を前提に人口減少傾向の中、安定した経営を維持するために公共下水道及び農業集落排水の接続率向上に努めるとともに、今後施設の老朽化に伴う修繕を適正な調査を基に計画的に整備を進めるよう要望いたします。
 以上が建設経済常任委員会に付託された案件に対する審査の経過並びに結果であります。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
  令和3年3月23日
                        建設経済常任委員会委員長  相田 一良
  桜川市議会議長  小高 友徳 様
議長(小高友徳君) 報告が終わりました。
 これより質疑を行います。
 建設経済常任委員会以外の方、質疑願います。
 6番、榎戸和也君。
6番(榎戸和也君) 建設経済委員会の委員長にお尋ねいたします。
 5ページのところであります。水道事業ですけれども、ここに「施設等の老朽化による更新事業費の増加など」と、こういうふうに書いてあります。これは、この間の総括質疑、あるいは一般質問でもお尋ねしたところなのですが、いわゆる更新事業費は増加しているという認識なのですか。現実はどんどん減ってしまっているということであります。これは、どうして増加という言葉が出てくるのか。
 それから、その2行下あたりに「有収率向上に向け計上した予算」、今回の予算でも予算は減ってきているわけであります。非常に微々たる予算なわけであります。九千何百万円かと。ですから、この今の報告の認識は大綱質疑なり、昔大綱質疑、今総括質疑と、委員会でしっかりやっていただくという意味も込めてやらせていただいているわけであります。それに対して、この認識が違っていると、それに答えていただいているかどうかが非常に分からない。ですから、今の2点について、いわゆる事業費を増加させているという事実があるのか、これはないと私は思うのですが、そこをお尋ねします。
 それから、有収率向上に向け計上した予算というのは、これもやっぱり減っているというふうに私は思うのですが、いかがでしょうか。お答え願います。
議長(小高友徳君) 答弁願います。
 相田委員長。
          〔建設経済常任委員長(相田一良君)登壇〕
建設経済常任委員長(相田一良君) 榎戸議員にお答えします。
 ただいまの質問でありますけれども、事業費用については検討していませんでした。
 また、もう一つ、有収率ですか、水道の、このことに関して答弁いたします。低迷する有収率を上げるため、来年度の漏水改善対策費用については、これまで漏水調査を150万円の予算の中で行っていたものを来年度は500万円に増額するとともに、復旧工事費を2,600万円から3,200万円に増額し、調査、発見、復旧に取り組んでいくということでした。
 また、漏水調査も追加で答弁させてもらいます。それに加え、漏水調査に有効な制水弁の5か所の設置費用730万円や配水管布設替工事費用に3,740万円を計上し、漏水を速やかに改善するとともに、少しずつ効果的に更新を行っていき、有収率の向上を目指していくとのことでございます。
 以上です。
          〔「これは再質問できるんですか」の声あり〕
議長(小高友徳君) 3回までになります。
 6番、榎戸和也君。
6番(榎戸和也君) この間も申し上げましたが、言葉悪いですけれども、俗な言い方すればばんそうこうみたいなので幾らぺたぺた貼っても、抜本的なところにお金を入れて更新事業をやらないと有収率、今岩瀬地区で約50%になっているわけです。桜川市全体でも令和元年で60%ですから、これはますますこの程度のことでは有収率は下がっていってしまうと、つまり何億円もかけて買った水が無駄に捨てられていくというような状況なので、これやっぱり我々チェックする側の議会としてはしっかりとそこを執行部に対してどういうふうにやっていくのかということを審議して、要望していくという必要があるのではないかと。そういう観点からいきますと、この認識が増加しているなどという認識で議論をしているのでは、ちょっと議論が現実に即していないのではないかということで今もう一回委員長に、増加しているかどうかということは確認できないですか。
議長(小高友徳君) 答弁願います。
 相田委員長。
          〔建設経済常任委員長(相田一良君)登壇〕
建設経済常任委員長(相田一良君) お答えします。
 有収率でございますが……
          〔「有収率じゃない」の声あり〕
建設経済常任委員長(相田一良君) その対応についてですが、委員6人で慎重に検討した結果、ただいまの報告でございますので、それで了解お願いします。
議長(小高友徳君) 6番、榎戸和也君。
6番(榎戸和也君) 慎重にという非常に情緒的な言葉が出ているのですが、具体的にこの認識が違っているのでは幾ら慎重にやってもおかしいのではないか……
          〔「反対しろよ」の声あり〕
6番(榎戸和也君) 何ですか。こういう不規則発言は議長止めてください。
          〔「反対しろよ、だったら」の声あり〕
6番(榎戸和也君) ちゃんと聞いているのですから。
 その辺、具体的に増えているかどうかの、認識が増加しているという報告をされてもおかしいのではないかと、だからそこを確認したいのです。増加しているのか、減っているのかを聞いているのです。
議長(小高友徳君) 再度答弁願います。
 相田委員長。
          〔建設経済常任委員長(相田一良君)登壇〕
建設経済常任委員長(相田一良君) 再度申しますけれども、やはり私委員長としての考えと榎戸議員の考えには多少ずれがあると思います。詳細については、担当部のほうでお聞きいただければ幸いかと思いますので、よろしくお願いします。
議長(小高友徳君) ほかに質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
 これから討論、採決を行います。
 日程第1、議案第4号 令和3年度桜川市一般会計予算について討論ありませんか。
 10番、菊池伸浩君。
          〔10番(菊池伸浩君)登壇〕
10番(菊池伸浩君) 10番の菊池です。もう昨日既に発言通告を出してありますので、令和3年度一般予算案に対して、反対する立場で討論をいたします。
 私は、一般質問でも、予算案に対する総括質疑でも桜川筑西IC(インターチェンジ)周辺開発整備事業について取り上げて質問をしてきました。私は、今の経済状況、桜川市の人口減少状況の中でこの開発事業を続けるのは無理ではないかと考えております。例えば地元業者による宅地開発事業でも、議会で質問するたびに開発許可取得に向けた協議を進めてまいりますと答弁が繰り返されていました。また、県外の業者による宅地開発事業は、1年後の開発許可を取得するというかなり忍耐を要する計画です。この事業は、一旦凍結すべきと考えます。
 これをもって予算案に対する反対討論といたします。
議長(小高友徳君) ほかに討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 討論を終わります。
 これから本案を採決します。
 この表決は起立によって行います。
 議案第4号は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
          〔起立多数〕
議長(小高友徳君) 起立多数です。
 よって、議案第4号は委員長報告のとおり可決されました。
 続いて、日程第2、議案第5号 令和3年度桜川市国民健康保険特別会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第5号は委員長報告のとおり可決されました。
 続いて、日程第3、議案第6号 令和3年度桜川市介護保険特別会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第6号は委員長報告のとおり可決されました。
 続いて、日程第4、議案第7号 令和3年度桜川市介護サービス事業特別会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第7号は委員長報告のとおり可決されました。
 続いて、日程第5、議案第8号 令和3年度桜川市後期高齢者医療特別会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第8号は委員長報告のとおり可決されました。
 続いて、日程第6、議案第9号 令和3年度桜川市水道事業会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
 6番、榎戸和也君。
          〔6番(榎戸和也君)登壇〕
6番(榎戸和也君) 反対の立場から討論をさせていただきます。
 水道は、本当に我々のライフラインであります。このまちづくりのためにもここに住む人たちがなるべく低料金で、断水とか、そういうことが起きないように、よりよい環境をここに整えるというのは非常に基本的な市の使命であるというふうに考えております。ところが、先ほどの建設経済常任委員会の委員長さんのお答えでも、どれだけの今お金を入れてこれをやっているかということについての認識が、はっきり言って問いに対して答えていただけませんでしたので、認識がされていないと、私としましては一議員といたしまして、これからますます漏水が激しくなっていくときにほとんどお金をかけない、今までよりも借金は減っていくけれども、新しく新規にここに向き合おうとしないというふうな予算でありますので、私はこれに対して反対の意思を表明したいと思います。
 以上であります。
議長(小高友徳君) ほかに討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) これで討論を終わります。
 これから本案を採決します。
 この表決は起立によって行います。
 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
          〔起立多数〕
議長(小高友徳君) 起立多数です。
 よって、議案第9号は可決されました。
 続いて、日程第7、議案第10号 令和3年度桜川市病院事業会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第10号は委員長報告のとおり可決されました。
 続いて、日程第8、議案第11号 令和3年度桜川市下水道事業会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第11号は委員長報告のとおり可決されました。
                                           
    議員提出議案第2号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(小高友徳君) 続いて、日程第9、議員提出議案第2号 桜川市議会会議規則の一部を改正する規則を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 7番、萩原剛志君。
          〔7番(萩原剛志君)登壇〕
7番(萩原剛志君) 議員提出議案第2号
桜川市議会会議規則の一部を改正する規則
 上記の議案を、別紙のとおり桜川市議会会議規則第14条の規定により提出します。
 3枚目をお開きください。桜川市議会会議規則の一部を改正する規則の提案理由を説明いたします。
 今回の改正は、全国市議会議長会が政府から要請を受け、標準市議会会議規則の一部を改正したことにより、桜川市議会会議規則の一部を改正するものです。
 改正の内容につきましては、女性を初めとする多様な住民が議員として活動するに当たっての制約要因の解消に資するため、桜川市議会会議規則第2条及び第91条の欠席の届出の理由について、「事故のため」とあるのを「公務、疾病、育児、看護、介護」や産前産後の期間について明文化したこと及び行政手続等において求めてきた押印について、特段の合理的な理由がある場合を除き、原則としてその廃止を広く推進している政府の方針を踏まえ、本規則第139条の請願書の記載事項等について、請願者が「押印しなければならない」を「請願者が署名又は押印をしなければならない」と改正するものであります。
 以上です。
議長(小高友徳君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。
 質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
 よって、議員提出議案第2号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
                                           
    請願第11号の委員長報告、質疑、討論、採決
議長(小高友徳君) 続いて、日程第10、閉会中の継続審査となっていました請願第11号 トンネルじん肺根絶の抜本的な対策を求める請願を議題といたします。
 本件について、委員長の報告を求めます。
 建設経済常任委員長、相田一良君、登壇の上、報告願います。
          〔建設経済常任委員長(相田一良君)登壇〕
建設経済常任委員長(相田一良君) 建設経済常任委員会審査報告書(請願第11号)トンネルじん肺根絶の抜本的な対策を求める請願。
 建設経済常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第143条の規定によりご報告申し上げます。
 本委員会は、3月2日午前10時から建設経済常任委員会室において、委員6名出席の下開会し、関係部課長の出席を求め、書記を任命し、継続案件について審議を行いました。
 本委員会で審議した案件は、請願第11号 トンネルじん肺根絶の抜本的な対策を求める請願であり、請願者はトンネルじん肺根絶闘争本部代表者、闘争本部長、佐藤陵一氏であります。
 今回の請願では、じん肺は古くから炭鉱や金属鉱山、造園等で発生する大量の粉じんが原因となって発症し、気管支炎や結核、肺がん等を併発する恐るべき病気であり、現在もトンネル工事や鉱山、石材の切り出し場などで多数の被災者が発生し続けている状況とのことであります。
 長年にわたり作業環境の改善や労災保険制度などの法整備が行われてきた中、2007年6月18日、トンネル工事の発注者であり、建設業者の監督官庁である国、政府に対策を要求し、被害者と国との間でトンネルじん肺防止対策に関する合意書が締結されましたが、現在合意内容が完全に履行されていないとのことであります。
 トンネル工事に限らず、鉱業や製造業等でも発生するじん肺対策もあるのではないかということから、請願内容の精査が必要との意見があり、閉会中の継続審査となったものであります。
 これらの請願内容を踏まえ、審議の過程で議論された内容の主なものについては、次のとおりであります。
 おのおのの業種のじん肺対策については、労働安全衛生法やじん肺法の法整備により、作業環境の改善や労災保険制度等の対策が図られており、事業主体も企業や個人事業者が多い中、今回の請願は公共事業であるトンネル工事のものであり、その監督者としての国への請願であるということ、また本市でも上曽トンネル整備事業が始まり、トンネル工事のじん肺は身近にある問題であることなどから、公共事業であるトンネル工事により発症し、いまだ苦しみ続ける被災者がいることを重く受け止め、国においても発注者及び施工業者に対し適切な指導を行うとともに、抜本的な対策を早急に講ずるよう強く要望する結論に達し、全員一致で本請願を採択することといたしました。
 あわせて、意見書として内閣総理大臣、総務大臣、厚生労働大臣、経済産業大臣、農林水産大臣、法務大臣、国土交通大臣、防衛大臣、内閣官房長官、衆議院議長、参議院議長に対し、国が2007年6月に調印したトンネルじん肺防止対策に関する合意書に基づき、トンネルじん肺根絶のための対策を速やかに実行すること。
 じん肺に罹患したトンネル労働者に対する補償基金制度を創設すること。
 2つの要求内容を提出することについて採択いたしました。
 以上が建設経済常任委員会に付託された案件に対する審査の結果であります。
 各位におかれましては、本委員会のご報告をご了承の上、ご賛同くださりますようお願いいたします。
  令和3年3月23日
                        建設経済常任委員会委員長  相田 一良
  桜川市議会議長  小高 友徳 様
議長(小高友徳君) 委員長の報告が終わりました。
 これより質疑を行います。
 建設経済常任委員会以外の方、質疑願います。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 討論を終わります。
 お諮りします。請願第11号について、委員長報告は採択です。委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
 よって、請願第11号は委員長報告のとおり決定いたしました。
                                           
    議長報告第1号の委員長報告、質疑、討論、採決
議長(小高友徳君) 続いて、日程第11、議長報告第1号、本定例会に付託されました請願について報告を求めます。
 請願第1号 最低賃金の大幅引き上げと中小企業支援策の拡充を求める意見書採択の請願について、建設経済常任委員長、相田一良君、登壇の上、報告願います。
          〔建設経済常任委員長(相田一良君)登壇〕
建設経済常任委員長(相田一良君) 報告します。請願第1号 最低賃金の大幅引き上げと中小企業支援策の拡充を求める意見書採択を求める請願であります。
 建設経済常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第143条の規定によりご報告申し上げます。
 本委員会に付託された案件は、請願第1号 最低賃金の大幅引き上げと中小企業支援策の拡充を求める意見書採択を求める請願であり、請願者は茨城県労働組合総連合議長、白石勝巳氏であります。
 本委員会は、3月17日、建設経済常任委員会室において、委員6名の出席の下に関係部課長の出席を求め、書記を任命し、付託された案件について詳細な説明を受けました。
 請願された項目について、中小企業への支援策の拡充や茨城県の最低賃金の低い水準について、一定の理解を示すことはできるものの、いまだ終息していない、新型コロナウイルス感染症の影響により非常に大きな打撃を受ける企業が多くある中で、即時時給1,000円以上に引き上げ、時給1,500円を目指すことにつきましては、時給の大幅引上げにより雇用主の負担が増え、経営の悪化につながり、逆に雇用の機会を損なうのではないかとの意見がありました。
 また、政府による全国一律最低賃金制度確立による地域間格差を解消することについては、地域間において物価等にも格差もあり、現実的には困難ではないかとの意見も出されました。
 以上のことから、慎重に審議した結果、出席委員全員一致で本請願を不採択とすべきものと決定いたしました。
 以上が建設経済常任委員会に付託された案件に対する審査の結果であります。
 各位におかれましては、本委員会のご報告をご了承の上、ご賛同くださりますようお願いいたします。
  令和3年3月23日
                        建設経済常任委員会委員長  相田 一良
  桜川市議会議長  小高 友徳 様
議長(小高友徳君) 委員長の報告が終わりました。
 これより質疑を行います。
 建設経済常任委員会以外の方、質疑願います。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 討論を終わります。
 お諮りします。請願第1号について、委員長報告は不採択です。委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
 よって、請願第1号は委員長報告のとおり決定いたしました。
                                           
    議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会、議会改革特別委員会の
     閉会中の継続調査

議長(小高友徳君) 次に、日程第12、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長、議会改革特別委員会委員長から会議規則第111条の規定により、お手元に配付したとおり、閉会中の継続調査の申出がありました。
 お諮りします。各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
 よって、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長、議会改革特別委員会委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
                                           
    日程の追加
議長(小高友徳君) ただいま大塚市長より議案第41号 副市長の選任について、9番、仁平実君より議員提出議案第3号 桜川市議会議員定数条例の一部を改正する条例、16番、相田一良君より議員提出議案第4号 トンネルじん肺根絶の抜本的な対策を求める意見書が提出されました。
 ここで暫時休憩いたします。
          休 憩  (午前10時55分)
                                           
          再 開  (午前11時29分)
議長(小高友徳君) それでは、休憩前に引き続き会議を再開いたします。
 休憩中に開催した議会運営委員会の報告を願います。
 議会運営委員長、萩原剛志君。
          〔議会運営委員長(萩原剛志君)登壇〕
議会運営委員長(萩原剛志君) 議会運営委員会の会議結果を報告いたします。
 先ほど提出されました議案第41号 副市長の選任について及び議員提出議案第3号 桜川市議会議員定数条例の一部を改正する条例並びに議員提出議案第4号 トンネルじん肺根絶の抜本的な対策を求める意見書については追加日程とし、直ちに審議、採決することに決定しました。
 なお、議案第41号の人事案件につきましては、起立採決で行います。
 以上で報告を終わります。
議長(小高友徳君) 報告が終わりました。
 お諮りします。委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 異議なしと認め、議会運営委員長の報告のとおりといたします。
 追加日程表及び議案書は、お手元に配付してございます。
                                           
    議案第41号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(小高友徳君) 追加日程第1、議案第41号 副市長の選任についてを議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 大塚市長。
          〔市長(大塚秀喜君)登壇〕
市長(大塚秀喜君) 議案第41号 副市長の選任についてご説明申し上げます。
 猪P幸己副市長より辞職願が提出され、令和3年3月31日をもって退任することになりました。これにより、新たに次の者を選任いたしたく、地方自治法第162条の規定により議会の同意を求めるものでございます。
 お名前は、小林達徳氏、東京都葛飾区小菅1―36―1小菅住宅1号棟にお住まいです。昭和39年1月25日生まれの57歳になる方でございます。小林氏は、昭和63年1月に北首都国道工事事務所設計課に建設技官として採用され、以後東京国道事務所管理係長、関東地方整備局大宮国道事務所調査第2課長と副所長を歴任され、平成29年4月から内閣府技官として出向、令和元年7月からは国土交通省へ出向され、関東地方整備局首都国道事務所長を務められております。小林氏には、その豊かな経験を生かし、私の補佐役としてばかりでなく、国とのパイプ役としても桜川市の市政運営を担っていただける方と確信しております。
 なお、就任は令和3年4月1日からで、任期は4年となります。
 どうぞ慎重なる審議の上、ご同意くださいますようお願い申し上げます。
 説明とさせていただきます。よろしくお願いします。
議長(小高友徳君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 討論を終わります。
 これから本案を採決します。
 この表決は起立によって行います。
 本案は原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。
          〔起立全員〕
議長(小高友徳君) 起立全員です。
 よって、議案第41号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
                                           
    議員提出議案第3号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(小高友徳君) 続いて、追加日程第2、議員提出議案第3号 桜川市議会議員定数条例の一部を改正する条例を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 9番、仁平実君。
          〔9番(仁平 実君)登壇〕
9番(仁平 実君) 議員定数削減提案理由。
 桜川市議会議員定数は、平成17年、合併当時47人でした。その後、18年には26人に削減、平成22年には22人に削減、平成26年には18人に削減と、段階的に定数の削減を図ってきました。議員報酬に関しては見直しされず、合併前の町村当時の水準です。
 しかし、急激な人口減で人口が4万人を下回り、市内の小中学校の統廃合や市有施設の廃止など、人口減少に対応した対策を取らなければならない状況にあります。したがって、議員定数は16人が妥当と判断いたします。
 よって、桜川市議会議員定数条例18人を2人削減し、16人とすることを提案いたします。
議長(小高友徳君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
 10番、菊池伸浩君。
          〔10番(菊池伸浩君)登壇〕
10番(菊池伸浩君) 議員定数削減反対討論、10番、菊池伸浩です。これも昨日発言通告を出しておきました。私は、これ以上議員定数を減らすことには反対の立場で討論いたします。
 1つは、これ以上一気に議員数を削減すると一層過疎化が進むのではないかということです。桜川市は面積が広く、いろいろな地域から市民の声を集めるのに一定の人数を確保することが必要ということです。
 2つは、さきの予算案提案時のような不規則な事案が起きますと、時間が午後5時を過ぎ、欠席者も増え、7人も出たことです。議場から定足数になっているのですかとの声も聞こえました。16人になるとその心配も増えるかと思います。
 最後に、議員報酬の問題です。桜川市の報酬が低いことは私も理解をしています。その理由は、合併の仕方によるのではないかと考えています。例えば同じ規模の下妻市と比較すると下妻市は旧下妻市と旧千代川村の合併で報酬は高いほうの下妻市に合わせました。しかし、桜川市は岩瀬、真壁の2つの町と大和村の2町1村の合併でできた市です。今の経済状況、人口減を考えた場合、据え置くのは仕方ないと考えております。
 以上、3つの理由で議員数の削減には反対をいたします。
 以上で討論終わります。
議長(小高友徳君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 次に、反対者の討論を許します。
          〔何事か声あり〕
議長(小高友徳君) 前回の原則を用いてということですので、反対者の討論がありましたら賛成者の討論、賛成者の討論がないということは1対1ですので、次の反対者の討論は行かないというのが原則になっております。ですから、反対討論は菊池議員のみの討論とさせていただきます。
 討論を終わります。
 これから本案を採決します。
 この表決は起立によって行います。
 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
          〔起立多数〕
議長(小高友徳君) 起立多数です。
 よって、議員提出議案第3号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
                                           
    議員提出議案第4号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(小高友徳君) 続いて、追加日程第3、議員提出議案第4号 トンネルじん肺根絶の抜本的な対策を求める意見書を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 16番、相田一良君。
          〔16番(相田一良君)登壇〕
16番(相田一良君) トンネルじん肺根絶の抜本的な対策を求める意見書を朗読いたします。
 国民が豊かで健全な社会生活を営む上で、安定した就業の場と安全で健康的な職場環境が求められており、極めて重要です。
 じん肺は、最古にして現在もなお最大の被災者を出し続けている不治の職業病といわれ、炭鉱や金属鉱山、造園等の職場にて多発し、特にトンネル建設工事業においては、未だに社会問題になっている状況にあります。
 トンネルじん肺は、そのほとんどが公共工事によって発生した職業病であることなどから、早急に解決を図るべき重要な問題です。
 よって、政府においては、2007年6月18日にトンネルじん肺被害者と締結した『トンネルじん肺防止対策に関する合意書』に基づき、速やかに実効ある法整備をおこなうなど完全履行にむけて進め、また、発注者および施工者に対する適切な指導をおこなうとともに、次の事項を含めたトンネルじん肺の抜本的な対策を早急に講じられるよう強く要求します。

 1.国は、2007年6月に調印した「トンネルじん肺防止対策に関する合意書」に基づき、トンネルじん肺根絶のための対策を速やかに実行すること。
 2.じん肺に罹患したトンネル労働者に対する補償基金制度を創設すること。
 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。
 令和3年3月23日
                                     茨城県桜川市議会
 〔提出先〕
 内閣総理大臣  総務大臣  厚生労働大臣  経済産業大臣
 農林水産大臣  法務大臣  国土交通大臣  防衛大臣
 内閣官房長官  衆議院議長 参議院議長
 以上です。
議長(小高友徳君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 討論を終わります。
 お諮りします。議員提出議案第4号は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
 よって、議員提出議案第4号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
                                           
    執行部あいさつ
議長(小高友徳君) ここで副市長より発言を求められておりますので、これを許します。
 猪P副市長。
          〔副市長(猪P幸己君)登壇〕
副市長(猪P幸己君) 高いところから失礼をいたします。ただいま議長からお許しをいただきましたので、副市長を退任するに当たりまして、御礼を申し上げます。
 縁がありまして、3年前に副市長に就任をさせていただきました。以来、今日まで議員の皆様には大変お世話になりまして、ありがとうございます。衷心より感謝と御礼を申し上げます。
 私は、旧岩瀬町で生まれ、育ち、桜川市を離れて生活したことは一度もありません。桜川市が大好きであります。そして、この土地に大変誇りを持っております。今後は、一市民といたしまして、桜川市政の応援団としてありたいと思っております。よろしくお願いをいたします。
 結びに、議員各位のご健勝と桜川市の大いなる発展をご祈念を申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、副市長を退任するに当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。
議長(小高友徳君) 次に、市長より発言を求められておりますので、これを許します。
 大塚市長。
          〔市長(大塚秀喜君)登壇〕
市長(大塚秀喜君) 令和3年第1回桜川市議会定例会の閉会に当たり、お礼を兼ねまして一言ご挨拶申し上げます。
 議員各位におかれましては、今月9日より15日間にわたり慎重なるご審議をいただき、令和3年度の当初予算をはじめ、人事案件、条例の制定及び令和2年度補正予算など、提案いたしました38の案件と追加議案につきまして原案のとおりご議決いただきましたこと、厚く御礼申し上げます。
 追加案件では、新たな副市長についてご議決いただきましたが、退任される猪P副市長におかれましては私の右腕となり、数々の実績を残していただきました。その功績に対しこの場をお借りし、お礼を申し上げるところでございます。
 さて、施政方針で申し上げましたが、今後は持続可能な行政運営を行うため、選択と集中によるめり張りのある施策を展開してまいりますので、議員各位におかれましては何とぞご理解とご協力をいただきますようよろしくお願い申し上げます。
 また、本会議及び常任委員会を通じて賜りました数々のご意見、ご要望につきましても十分尊重し、効率的な市政運営に努めてまいります。
 現在、新型コロナウイルス感染症につきましては、今月21日から茨城県まん延防止警戒期間が始まり、年度末、年度初めの感染対策が強化されます。今後も関係機関と連携し、事業継続のための支援やワクチン接種に向けた準備に万全を期したいと考えておりますので、議員の皆様におかれましてもなお一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のご挨拶といたします。ありがとうございました。
                                           
    閉会の宣告
議長(小高友徳君) ここでご報告させていただきます。
 3月10日の榎戸議員の一般質問の中において、後刻会議録の校正原稿を確認をし、個人に関する発言や不穏当な発言があった場合には善処いたしてまいりたいと考えております。
 それでは、本定例会に付議されました案件は全て議了いたしました。
 以上で令和3年第1回桜川市議会定例会を閉会いたします。
 ご苦労さまでした。
          閉 会  (午前11時48分)