令和3年第1回桜川市議会定例会議事日程(第5号)

                          令和3年3月16日(火)午前10時開議
日程第1 議案第 4号 令和3年度桜川市一般会計予算                   
日程第2 議案第 5号 令和3年度桜川市国民健康保険特別会計予算             
日程第3 議案第 6号 令和3年度桜川市介護保険特別会計予算               
日程第4 議案第 7号 令和3年度桜川市介護サービス事業特別会計予算           
日程第5 議案第 8号 令和3年度桜川市後期高齢者医療特別会計予算            
日程第6 議案第 9号 令和3年度桜川市水道事業会計予算                 
日程第7 議案第10号 令和3年度桜川市病院事業会計予算                 
日程第8 議案第11号 令和3年度桜川市下水道事業会計予算                

出席議員(16名)
  1番   軽  部     徹  君     2番   飯  島  洋  省  君
  3番   武  井  久  司  君     4番   谷 田 部  由  則  君
  5番   大  山  和  則  君     6番   榎  戸  和  也  君
  7番   萩  原  剛  志  君     8番   鈴  木  裕  一  君
 10番   菊  池  伸  浩  君    11番   風  野  和  視  君
 12番   市  村     香  君    13番   小  高  友  徳  君
 14番   小  林  正  紀  君    15番   潮  田  新  正  君
 16番   相  田  一  良  君    18番   林     悦  子  君

欠席議員(2名)
  9番   仁  平     実  君    17番   高  田  重  雄  君

地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
   市     長  大 塚 秀 喜 君
   副  市  長  猪 P 幸 己 君
   教  育  長  稲 川 善 成 君
   市 長 公 室 長  田 口 瑞 男 君
   総 務 部 長  柴 山 兼 光 君
   総 合 戦略部長  鈴 木 政 俊 君
   市 民 生活部長  仁 平 博 章 君
   保 健 福祉部長  上 野 茂 雄 君
   経 済 部 長  白 田 伸 一 君
   建 設 部 長  仁 平 昌 則 君
   上 下 水道部長  齋 藤   茂 君
   教 育 部 長  栗 林   浩 君
   会 計 管 理 者  太 田 昇 子 君

職務のため出席した者の職氏名
   議 会 事務局長  太 田 貴 久 君
   議会事務局書記  仲 田 浩 司 君
   議会事務局書記  田 谷 信 之 君
   議会事務局書記  成 田 大 地 君

          開 議  (午前10時02分)
    開議の宣告
議長(小高友徳君) 皆さん、おはようございます。本日の出席議員は14名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、これより本日の会議を開きます。
                                           
    議案第4号〜議案第11号の総括質疑
議長(小高友徳君) 本日は、3月12日に上程されました議案第4号 令和3年度桜川市一般会計予算から議案第11号 令和3年度桜川市下水道事業会計予算まで、8議案の総括質疑を行います。
 総括質疑は一般会計、特別会計、水道事業会計、病院事業会計、下水道事業会計を一括して行います。質疑は、答弁を含め1人20分とし、質疑は3回までといたします。質疑に対しては、会議規則第55条において発言は全て簡明にし、議題外にわたりその範囲を超えてはならない、また質疑に当たっては自己の意見を述べることができないとなっておりますので、円滑な議事運営にご協力願います。また、所属委員会の所管に関わる質疑は差し控えることといたしますので、ご理解をお願いいたします。
 なお、質疑をする場合にはページ数も併せてお願いいたします。
 それでは、7名の通告がありましたので、通告順に発言を許します。
 3番、武井久司君。
3番(武井久司君) 3番、武井です。1件だけご質問させていただきたいと思います。
 ページ数は、一般会計予算書の42ページ、それから199ページ、200ページ、180ページ、181、185ページです。これページ数はまたがっておるのですが、項目は1件でございます。まず、1件目の42ページ、これについては公共施設のマネジメントシステムの保守委託料と……
議長(小高友徳君) 武井議員、マイクちょっと近づけてお願いします。
3番(武井久司君) すみません。公共施設マネジメントシステム保守委託料について、この内容及び活用方法についてお伺いしたいと思います。
 次は、PCB関係ということで、これ私前に何度かご質問したかと思うのですが、高濃度PCB、ポリ塩化ビフェニルの使用製品に対する新たな規制、PCB特措法が平成28年8月1日に改正され、高濃度PCB使用製品の所有事業者に処分期間内の廃棄が義務づけられていますと、保管事業者として処分期間内の処分が一応義務づけられているということでございます。それで、高濃度PCB使用製品に対し、処分の見込み等の届出、こういったものも含めて課せられるということでございます。その機器というのは、変圧器、コンデンサ、遮断器、リアクトルというようなことでございます。それで、先ほど言ったように高濃度の製品については2022年3月31日、低濃度PCB廃棄物期限については2027年3月と、あと五、六年あるかと思うのですが、こういったものが課せられているということで、その中で質問したいと思います。
 全対象施設の調査分析、処理状況を確認したいということでございます。これについては、財産管理費、それから教育関係ですか、教育委員会関係のところがまたがっていると思いますので、どちらも同じような内容でご質問したいと思います。
 以上です。
議長(小高友徳君) 武井久司君の質疑に対する答弁を願います。
 柴山総務部長。
総務部長(柴山兼光君) 財産管理事業の委託料について、武井議員さんのご質問にお答えいたします。
 公共施設マネジメントシステムは、市が保有する施設の基本的な情報や工事履歴等の情報、また日々の利用状況や運営経費等の情報を一元に管理し、これらの情報を基に維持管理に必要な経費の試算や施設運営状況の把握及び評価を行うものでございます。これらにより、施設の課題を抽出し、運営の改善に活用しております。
 続いて、PCB含有機器調査業務委託料についてでございますが、今回はPCBが使用された安定器を保有していないかどうか市内の対象施設を調査する業務となっております。対象施設は、昭和52年3月以前に建築された庁舎、公民館、学校の校舎及び体育館、認定こども園の計18施設で、調査内容は蛍光灯や水銀灯のピックアップをし、灯具を分解して安定器の型番を確認し、含有を判別するような作業となってございます。
 変圧器につきましては、現在電気設備の保安業務をお願いしております業者さんに調査をしてもらっておりまして、調査につきましては型番及び型番が不明なものにつきましては実際に中身を調査して行っており、変圧器は全て低濃度というお話をいただいておりますので、今回は調査しないということになっております。
 以上でございます。
議長(小高友徳君) 続いて、栗林教育部長。
教育部長(栗林 浩君) 199ページの体育館管理事業、真壁と200ページの運動場管理事業、真壁に対しましての変圧器絶縁油PCB分析委託料ということなのですけれども、真壁体育館のほうは13万2,000円、真壁運動場のほうは5万5,000円ということで予算の計上をしております。こちらにつきましては、真壁体育館にある変圧器とコンデンサ及び真壁運動場にある変圧器なのですが、PCB含有の有無及び濃度が判明していないということで、今回PCBの有無及び濃度について分析するための委託となっております。調査の結果、含有が判明した場合には手続に沿って処分をいたしたいと思います。
 以上です。
議長(小高友徳君) 再質疑ありませんか。
 3番、武井久司君。
3番(武井久司君) 質問させていただきたいと思います。
 先ほど財産管理の、消防署から連絡があって、低濃度についてなのですが、これは低濃度でも分析の結果報告というのはつけていないと処分できませんので、これは低濃度に関しても分析した報告、これ先ほど栗林さんのほうも同じなのですが、これとにかく分析した結果がないと処分できないということだけ報告、説明したいと思います。これないと業者は持っていかないということでございますので、これはありませんではなくて、なかったらそのなかった結果報告、計量証明、これをもらっておいてください。ではないと後で処分できないとかいうことになりますので、これだけはちょっとお願いしたいということでございます。
 あと、期限が決まっていますので、来年またやるとなるとこれ高濃度については北海道で1か所、これが来年の3月31日で処分のほうは打切りしますということですので、もう処分できないとなると事業所内で一生保管しなければいけないということになりますので、これはちょっと頭に入れてその作業にかかってほしいということでございます。これぜひその期限内で処分のほうを進めるようにお願いしたいと思います。
 以上です。
議長(小高友徳君) これで武井久司君の質疑を終わります。
 次に、10番、菊池伸浩君。
10番(菊池伸浩君) 10番の菊池です。5点質問いたします。
 1点目は、会計年度職員の報酬、41ページです。185万5,000円、さきの議会全員協議会で指定金融機関が筑波銀行から常陽銀行に交代するとの報告がありました。今まで3庁舎に3名の行員が派遣されていましたが、1名減で2名になるとの説明でした。市としては、3庁舎あるのですが、どのように対処していくのでしょうか。
 2点目、桜川筑西IC(インターチェンジ)周辺開発整備事業4億7,931万2,000円、51ページです。私は、一般質問でもこの事業について質問をいたしました。私は、今の経済状況、桜川市の人口減少状況の中でこの開発事業を続けるのは無理ではないかと考えています。凍結が必要との私の意見です。それにしても工事を中途半端にして投げ出すわけにはいきません。公園、調整池の整備が来年度末には完成と答弁でした。今回の予算で一区切りと考えていいのでしょうか。伺います。
 3点目、複合施設建設事業2億9,877万1,000円、55ページです。工事請負費1億4,140万円は、岩瀬中央公民館解体費用ということですが、その間公民館事業はどのように行われるのでしょうか。これは、具体的には文教厚生委員会で関与するのですが、予算項目が市長公室扱いになっているので、ここで伺います。
 4点目、普通作物振興事業1,213万7,000円、107ページです。水稲病害虫防止事業補助金が県西農業共済組合と県中央農業共済との2つの団体に出されています。片方は763万5,000円、もう片方は365万5,000円と額が大きく違います。その違いを説明願います。
 5番目、これは水道特別会計なのですが、他会計からの補助金1億2,751万6,000円、311ページです。昨年の夏も今年の冬も漏水により水不足が起こり、市は防災無線を使って節水を呼びかけました。私の家にも岩瀬の東那珂、北那珂地域だけ断水が起こり、不公平ではないか、断水するなら市内全域を断水しろという電話がありました。これは、事情を話して勘弁願いました。今年の冬の断水で発見した漏水は何件あったのでしょうか。
 また、特に東那珂、北那珂地域の水道管の損傷がひどいとのことですが、このまま漏水場所があったら直していくという手法を続けるのがいいのでしょうか。上下水道部長の見解を伺います。
 以上、5点です。
議長(小高友徳君) 菊池伸浩君の質疑に対する答弁を願います。
 太田会計管理者。
会計管理者(太田昇子君) 予算書41ページ、会計管理事業、1節報酬138万5,000円は、会計課内に事務職として採用している会計年度職員の報酬分となります。
 次年度10月1日から指定金融機関の交代で行員が1名減となる3庁舎の対応につきましては、2名の行員派遣のうち1名は大和庁舎派出所勤務となります。もう一名につきましては、岩瀬、真壁庁舎派出所への隔日勤務となります。行員が不在となる日につきましては、新たに岩瀬、真壁総合窓口課にそれぞれ1名配属されます会計年度任用職員が対応いたします。
 説明は以上となります。
議長(小高友徳君) 続いて、鈴木総合戦略部長。
総合戦略部長(鈴木政俊君) 菊池議員の2つ目、桜川筑西IC(インターチェンジ)周辺開発整備事業について、今回の予算で当地区の整備は一区切りと考えてよいのかのご質問にお答えいたします。
 現在整備を進めている地区内の公園、調整池、排水路等につきましては、来年度予算で予定している工事をもって完成となる見込みでございます。
 また、地区内の幹線道路の整備につきましては、現在事業化の検討を進めているJR大和駅北側の宅地造成事業2.5ヘクタールに関連する幹線道路、B号線の延伸並びに公園北側の幹線道路、D号線の西側への延伸の工事が残ることになりますが、それ以外につきましては来年度の工事で完成となる見込みでございます。
 未整備として残る幹線道路2路線につきましては、今後開発区域ごとの宅地造成事業の整備計画等が決まり次第事業化に合わせて順次整備を進めてまいります。
 以上でございます。
議長(小高友徳君) 続いて、田口市長公室長。
市長公室長(田口瑞男君) 55ページ、菊池議員さんの岩瀬中央公民館解体工事中の公民館事業の実施についてお答えをいたします。
 岩瀬中央公民館解体費につきましては、解体工事の実施設計委託料といたしまして627万円、解体費用といたしましては工事請負費1億4,140万円、解体工事の管理委託料として143万円を計上しております。
 来年度の岩瀬中央公民館の事業につきましては、解体工事に係る実施設計の完了までは通常どおり岩瀬中央公民館で実施し、その後教育委員会と連携をいたしまして、複合施設完成までは羽黒農村集落改善センター、大和中央公民館、真壁伝承館やラスカなどの社会体育施設をはじめ、公共施設を活用、実施する方向で調整をしております。
 市民の皆様には、工事完了まではご不便をおかけいたしますが、今後事業の詳細なスケジュール等が決まり次第事業の実施方法や各施設の具体的な利用方法などを速やかに周知したいと考えております。
 以上でございます。
議長(小高友徳君) 続いて、白田経済部長。
経済部長(白田伸一君) それでは、菊池議員からご質問いただきました4点目の県西農業共済組合と県央南農業共済組合に補助しています水稲病害虫防除事業についてご説明申し上げます。
 予算書は107ページをお開きください。県西共済組合に763万5,000円と県央南共済組合に365万5,000円の補助金を水稲病害虫防除事業として予算を計上しております。どちらの共済組合もいもち病、紋枯病への対策とウンカ等の病害虫防除としての一般航空防除とイネ縞葉枯病対策に特化した航空防除の2つの事業で成り立っております。補助額は、一般航空防除の場合1ヘクタール当たり上限で3,000円となっており、イネ縞葉枯病対策単価は1ヘクタール当たり県補助金1,500円含めますので、4,500円となっております。
 金額の違いですが、真壁、大和地区を担当します県西農業共済組合と岩瀬地区を担当する県央南農業共済では面積も違いますし、真壁、大和地区は有人ヘリによる散布に対して、県央南は無人ヘリで行っております。有人ヘリと無人ヘリの違いとがあるために単純に比較することは難しいかと思われますが、両農業共済組合から市への補助申請時に単純に面積が違うのと航空申請単価が違うため、総額に大きな違いが見られるのかと思われます。
 以上です。
議長(小高友徳君) 続いて、齋藤上下水道部長。
上下水道部長(齋藤 茂君) 菊池議員、5番目の質問のまず1点目、今年の冬の断水で発見した漏水は何件あったのかについてでございますが、1月中の状況として水道課で対応した漏水復旧工事が41件でございました。内訳といたしましては、給水装置の漏水が36件で、配水本管の漏水が5件です。また、桜川市上下水道組合に属する岩瀬地区の10業者に確認したところ、約100件の宅地内漏水等の修繕依頼があったとのことでございます。
 次に、2点目のこのまま漏水場所があったら直していくという手法を続けるのがいいのかについてでございますが、本来は漏水修繕だけでなく、市内の配水管や給水管を全面的に更新できればよいのですが、それには莫大な費用と時間を要することから、現段階では漏水を速やかに改善することを優先させながら、少しずつでも効果的な更新を行っていければと考えております。
 以上でございます。
議長(小高友徳君) これで菊池伸浩君の質疑を終わります。
 次に、12番、市村香君。
12番(市村 香君) まず最初に、55ページ、19目に新庁舎建設事業があります。その中の委託料の12節、今度新しい事業になりますので、その中で文書量の調査委託料というのがありますので、内容についてお伺いできればと思います。
 2番目が72ページ、障害者福祉事業委託料ということで、地域活動支援センター事業という287万4,000円があるのですが、その事業とはどういうのなのかちょっとお願いいたします。
 それから、3番目、生活困窮者就労準備支援等事業ということで、やはり委託料、生活困窮世帯の子どもに対する学習・生活支援事業というのがありまして、375万6,000円、今桜川市もコロナ禍でとてもお母さんたちの生活が大変だと思いますので、その中でここを利用している世帯数、それから生徒数等がどの程度あるのか伺いたいと思います。
 4番目、85ページ、子ども・子育て支援交付金事業というのがあります。一時預かり事業補助金が464万1,000円、地域子育て支援拠点事業補助金827万円ということがありまして、この違いと年間利用者数の確認ができればぜひお願いいたします。
 以上、4点です。
議長(小高友徳君) 市村香君の質疑に対する答弁を願います。
 田口市長公室長。
市長公室長(田口瑞男君) ページは55ページでございます。市村議員からご質問がございました新庁舎の建設事業の委託料は、新庁舎の書庫の規模及び執務室の適正な面積の検討を行い、今後の設計に反映していくための必要な業務でございます。
 業務の内容につきましては、文書量調査委託料678万1,000円では書庫及び執務室内の実際に収納されている文書量、廃棄文書も含めまして、文書の管理状況を把握する現況調査とともに、机、キャビネット、OA機器などの既存什器備品を写真や仕様書を作成し、調査して、書庫の必要性や適用の可否を判断するとともに、現庁舎の執務室のレイアウト図を作成して各部署の使用面積の調査を行います。
 次に、基本レイアウト・什器計画の作成業務委託料455万円では、現在の問題点を整理して、基本レイアウトの提案書の作成、新規什器備品の購入や既存什器備品の活用に係る計画等を作成するものでございます。
 以上でございます。
議長(小高友徳君) 続いて、上野保健福祉部長。
保健福祉部長(上野茂雄君) 市村議員のご質問にお答えいたします。
 72ページ中段、2番目の質問、障害者福祉事業、12節委託料、地域活動支援センター事業287万4,000円について説明いたします。補助率4分の3の事業になります。この事業は、精神障害者などの日中活動を支援する事業になりまして、T型、U型、V型と3つのタイプの事業所がございます。3タイプそれぞれ1か所に委託をしてございます。市内には事業所はございません。精神保健福祉士を配置し、専門的な支援を行うT型は坂東市の事業所に、機能訓練、社会適用訓練、入浴等のサービスを実施するU型は笠間市の事業所に、生活訓練、作業訓練などを実施するV型は筑西市の事業所に委託しています。利用者は、作業工賃などが受け取れます。委託料の積算は、委託している市町村の利用実績などに基づき算定されています。
 3番、81ページ下段、生活困窮者就労準備支援等事業、12節生活困窮世帯の子どもに対する学習・生活支援事業委託料375万6,000円について説明いたします。この事業は、国の補助事業で補助率2分の1です。ほとんどの自治体で実施しています。市内の生活保護世帯や準要保護世帯の中学生に対し学習支援、悩み相談、進学助言、学習意欲向上などの支援を行う事業になります。令和2年度は、対象者109名に通知し、利用申込者は11世帯14人が利用しています。コロナの影響で開催が制限されておりますが、基本毎週土曜日の実施になります。岩瀬庁舎で午後2時から午後5時まで宿題や自主学習の習熟度に合わせて平均3人の講師による支援となります。講師は、教職員のOBや大学生になります。委託事業所は、水戸市の特定非営利活動法人ひと・まちねっとわーくになります。小美玉市、那珂市もそこに委託をしてございます。
 4番、85ページ中段、子ども・子育て支援交付金事業、18節補助金についてご説明いたします。この2つの事業補助金は、国庫補助事業で国、県、市3分の1の補助率です。一時預かり事業ですが、家庭において一時的に保育が困難となった場合に事業の届出をした事業所での一時預かりが認められている事業です。預かり形態、延べ人数で補助金が交付されます。市内では、星の宮幼保園の1事業所のみで、事業所の運営上対象年齢を1歳児から3歳児まで、1日8人程度、週2日以内を原則として1時間単位で利用料金を徴収しています。今年度は、まだ実績が提出されていないため、令和元年度の実績になりますが、延べ1,658人の利用で、228万4,000円を補助しています。
 地域子育て支援拠点事業ですが、乳幼児及びその保護者が相互の交流を行う場所を開設し、子育てについての相談、情報の提供、助言などの支援を行う事業になります。市内では、認定こども園真壁保育園が届出し、実施しています。開所日数と職員配置人数などで補助金が決定します。令和元年度の実績になりますが、週5日開設で延べ864人の利用でした。815万2,000円を補助してございます。
 一時預かり事業補助金464万1,000円、地域子育て支援拠点事業補助金827万円は、補助事業の基準額に基づき予算を計上してございます。
 説明は以上です。
議長(小高友徳君) 再質疑ありませんか。
12番(市村 香君) はい。
議長(小高友徳君) これで市村香君の質疑を終わります。
 次に、1番、軽部徹君。
1番(軽部 徹君) 1番、軽部です。私の質問は1点です。
 予算書のページ数ですが、130ページ、河川総務事業の14節の工事請負費4,000万円になります。一般質問でも取り上げたのですが、河川のしゅんせつということで今進めていて、非常にしゅんせつ債という率のいい、割合のいい事業債を使って進めているということなのですが、来年度はこの工事費で河川のしゅんせつをするのかと、するとすればどこの箇所をしゅんせつするのかを質問します。
議長(小高友徳君) 軽部徹君の質疑に対する答弁を願います。
 仁平建設部長。
建設部長(仁平昌則君) それでは、軽部議員さんの130ページの河川総務事業工事請負費4,000万円の具体的な箇所についてお答えいたします。
 令和3年度は、河川改修工事といたしまして、真壁町古城地内の山王寺川の河川改修工事として約1,000万円を見込んでおり、そのほか河川しゅんせつ工事としまして、門毛地区、南飯田地区の大川しゅんせつ工事、こちらについては1,500万円、山口地区の桜川しゅんせつ工事、こちらについては1,000万円を見込んでおります。この2つの河川につきましては、令和2年度からの継続事業となります。また、大曽根地区、南沢しゅんせつ工事としまして、500万円を見込んでおり、合計4,000万円が河川総務事業の工事請負費となります。
 以上でございます。
議長(小高友徳君) 再質疑ありませんか。
 これで軽部徹君の質疑を終わります。
 次に、2番、飯島洋省君。
2番(飯島洋省君) 私のほうからは3点質問をさせていただきます。
 まず1点目が81ページ、生活困窮者自立相談支援事業の中の住居確保給付金184万5,000円なのですが、こちらの給付の対象者ですとか、あと内容についてもう少し詳しく教えていただければと思います。
 もう一点の生活困窮者就労準備支援事業につきましては、先ほど12番議員からの質問と重複しますので、こちらのほうは割愛いたします。
 2点目、109ページの農業経営支援事業で、昨日の補正予算の中でも強い農業・担い手づくり総合支援給付金の500万円について今年度は申込みがなかったということで、未実行によって国に戻すというような報告がありました。改めまして、農業人材強化総合支援事業補助金750万円、それと農業者育成支援事業補助金450万円と強い農業・担い手づくり総合支援交付金の500万円について、これの違いと、それと交付対象、内容について詳しくご説明をいただければと思います。
 3点目、129ページ、通学路整備事業、工事請負費としての2億6,000万円、こちらにつきましては桃山学園の通学路の整備事業ということで伺っておりますけれども、この今年度、来年の予算計上、2億6,000万円につきまして、何か年の計画のうちの何割くらいがこの工事費に充てられるのか、それと全体的な工事工程として何か年かかって、どのぐらいの部分が今回の工事として見込まれているのか、内容につきましてご説明いただければと思います。
 以上、3点お願いします。
議長(小高友徳君) 飯島洋省君の質疑に対する答弁を願います。
 上野保健福祉部長。
保健福祉部長(上野茂雄君) 飯島議員さんの質問にお答えいたします。
 1番、81ページ中段になります。生活困窮者自立相談支援事業、19節住居確保給付金184万5,000円について説明いたします。この事業は、国庫補助事業の必須事業で、補助率4分の3になります。内容は、2年以内に仕事や事業を辞めて収入が減った方または同じ状況の方で収入基準額の範囲内で3か月間家賃を支援する事業です。この状況が続いた場合、最大9か月間対象となります。令和2年度は、このほか新型コロナウイルスの影響により収入が減った方が対象となってございます。今年度4人が利用しました。現在は1人が給付を受けています。令和3年度の予算は、2人世帯の支給限度額4万1,000円、生活保護基準になりますが、5世帯、9か月分で予算措置をしてございます。
 説明は以上です。
議長(小高友徳君) 続いて、白田経済部長。
経済部長(白田伸一君) それでは、飯島議員からのご質問いただきました2点目の農業経営支援事業の各メニューの違いについてご説明申し上げます。
 予算書は109ページをお開き願います。農林課の補助メニューにつきましては、国のメニューが度々変わるのに応じて市のメニューも変わることから、なかなか文面だけでは理解できないものがございますので、ご了承願いたいと思います。
 まず、農業人材強化総合支援事業補助金750万円でございますが、こちらは次世代を担う農業者となることを目指す50歳未満の者に対し、就農直後の経営確立を支援するもので、年間1人150万円以内で最大5年間交付するものです。今回5名分の予算を計上しております。原資は、全額国補となっております。
 続きまして、農業者育成支援事業補助金450万円につきましては、こちらは市単独事業で農業用機械等の導入に必要な経費に対して交付するもので、補助率は要件により異なりますが、事業費の10%から50%を交付するものです。限度額は、1人100万円で1人1回限りということになっております。
 最後に、強い農業・担い手づくり総合支援交付金500万円の予算でございますが、こちらにつきましては国の事業で、以前は経営体育成事業という事業が名称変更されたものでございます。融資を受けて農業機械を導入する農家、この場合農家とは人・農地プランに位置づけられている農家ということになりますが、こちらの農家に対しまして融資残の10分の3以内、上限額1,000万円を限度に助成するもので、国で採択された場合に国の補助金を市が間接補助するものでございます。先ほど議員のほうからありましたように、昨年は補助申請者がなかったため、補正で減額をいたしております。通年は何名かの申請がございますので、令和3年度も計上いたしました。
 先ほど国に戻すというお話がありましたが、そういうわけではなくて、国から入ってくる歳入、こちらも減額しておりますので、出る場合には国から入ってきて、それが市から出ていくという形になりますので、今回の補正では歳入歳出ともに減額ということで、別に国から入ってきたものを返すと、そういうわけではないということをご理解願いたいと思います。
 以上です。
議長(小高友徳君) 続いて、仁平建設部長。
建設部長(仁平昌則君) それでは、飯島議員さんの3番目の質問、129ページの通学路整備事業、工事請負費2億6,000万円、桃山学園通学路の工事工程について、工事の計画期間、進捗率についてお答えいたします。
 令和3年度通学路整備事業、工事請負費2億6,000万円の内訳としましては、坂戸小、岩瀬西中学校の通学路整備事業の工事請負費1億3,000万円、桃山学園通学路整備事業の工事請負費も同額の1億3,000万円を見込んでおります。桃山学園通学路の工事計画期間は、令和2年度より工事着手しまして、令和5年度までを予定しており、令和3年度、今回の予算の工事が竣工いたしますと約50%の進捗になる見込みであります。
 以上でございます。
議長(小高友徳君) 再質疑ありませんか。
 これで飯島洋省君の質疑を終わります。
 ここで暫時休憩します。
          休 憩  (午前10時43分)
                                           
          再 開  (午前10時55分)
議長(小高友徳君) それでは、休憩前に引き続き会議を再開いたします。
 次に、8番、鈴木裕一君。
8番(鈴木裕一君) ページ数は92ページ、生活保護支援事業、4つお伺いします。
 ここ5年間ぐらいの人数の推移とできれば年代のほうはどうなっているのか。
 また、2番目として、桜川市での最低の支給額は幾らなのか。
 3番目、コロナウイルスの影響が昨年あたりから影響があるかと思いますが、今後の見通しはどういうふうになっていますか。
 4番目、就労自立給付金が、これが項目だけという理由ですが、自立した人はいないということなのか、過去5年でいれば何人いたのか。
 また、この自立させるための対策というのはどういうものをやっているのか、それをお聞きいたします。
議長(小高友徳君) 鈴木裕一君の質疑に対する答弁を願います。
 上野保健福祉部長。
保健福祉部長(上野茂雄君) 鈴木議員の質問にお答えいたします。
 生活保護支給事業についてご説明いたします。生活保護支給事業の補助率は、基本4分の3になります。支給額の最高、最低につきましては、生活保護費は年齢層8区分で支給が定められております。最高額は12歳から17歳、月額6万7,210円です。最低額は、75歳以上の月額6万1,560円になります。扶助費のうち医療扶助、介護扶助、家賃代の住宅扶助で約96%を占めております。うち医療扶助が約50%になります。
 人数、年齢別、比率でございますが、受給者数ですが、平成27年度末で301名、平成29年度は331名に増加しました。その後横ばいが続きました。令和元年度末で322人、今年度に入り廃止ケースが多く、先月2月末で308人、昨年度から14人減っています。保護者の年齢別ですが、令和元年度になりますが、65歳以上が64.6%を占めています。
 新型コロナウイルスとの関係では、現在のところ特に影響を受けておりません。今後の見通しとしては、横ばいを推測しています。主に年金受給が受けられないケース、病気などで働けないケースを想定しています。
 就労自立給付金につきましては、就労はしたが、収入が少額で生活保護の範囲であった場合給付対象となるため、平成31年度以降該当者はございません。
 自立に向けた対策としては、就労支援員を配置し、ハローワークとタイアップしながら就労可能な生活保護者に対して就労支援を行っています。令和2年度の現在の実績ですが、コロナの影響で9月から就労支援を開始しております。13人を対象に行い、3名が就労している状況でございます。
 説明は以上です。
議長(小高友徳君) 再質疑ありませんか。
8番(鈴木裕一君) なし。
議長(小高友徳君) これで鈴木裕一君の質疑を終わります。
 次に、6番、榎戸和也君。
6番(榎戸和也君) まず1番目、水道事業会計です。ページ数は101ページ、ここに水道事業への操出金1億2,751万6,000円というものございます。そして、以下水道事業会計ということで309ページから344ページです。
 まず、お伺いしますが、市は第3次桜川市行財政改革大綱の中で令和3年度、つまり来年度の有収率を71.5%にするという計画を掲げております。それから、この間頂いた別なものにもそういう意味のことが書かれている、あるいは国土強靱化のものにも書かれていると。ところが、現実は令和元年度の有収率は60.44%というのは、これは確定値で出ております。したがって、今年度、今年度というか、来年度、70にするのに10%上げなければならないのです。ところが、これは今度の予算に10%上げる目標を掲げているわけですから、どのように反映されているのかという点であります。それをお伺いしたい。概括的で結構です。
 断水に対応するには、今現在受水費4億4,996万6,000円というのがこの予算に計上されている受水費であります。漏水が起こって、先ほどの羽黒地区の問題、東部地区の問題、何で俺たちのところ止められてしまうのだというような声も私も伺っております。それを先ほど部のほうに伺いましたら、もう契約料があるから、ほかの地域へもその水は送っているので、桜川市だけスポットでその水買おうといってもそれはできないのだというようなお話で、したがって今のまま漏水が続いて、びほう策といいますか、膏薬べたべた貼って漏水防いでも、抜本的なところにお金をかけないとこれ直らないわけであります。したがって、受水費を増やすことができないのか、できるのか一応お伺いします。できないのであれば、漏れてしまうわけですから、お金を無駄に土に吸わせているわけですので、事業債の起債、お金をかけてやるという必要はないのかということです。
 今年度予算においては、借金の返済は約1億5,000万円、新たに起債するのが9,560万円です。ですから、借金はどんどん減っていきます。今から10年までもいかないですけれども、約29億円ぐらい水道事業債の借金がありました。今現在この残高がどんどん減っているのですけれども、今現在のこの予算に、例えば予算でも前年度でも結構ですが、令和元年度で17億2,000万円ぐらいだったと思います。したがって、10億円ぐらい減っているのです、借金は。この部分について事業債が減っていって、要するに新しくお金をかけて事業をやらないで、雨漏りでいえば雨漏りがどんどんひどくなっているのだけれども、ちょこちょこ、ぺたぺた何か対応すると、こういう考え方になっているのですが、こういう形で減っていくことに問題はないのかと、つまりもっと借金をして手を入れなければならないのではないかということを申し上げているわけで、その辺についてご返答をお願いします。
 それと、上曽トンネルのことですが、これは今現在進んでおるところで、トンネル本体と取付道の内訳、これ現実に工事が進んでいく中で何らかしらの変更みたいなもの生まれてきていると思うのですが、ただこれ先行きまで全体のものとしてやっているので、途中経過なので、変わるのか、変わらないのか分からないのですが、一応確認のためにお伺いしたいと思います。
 それと、桜川筑西IC(インターチェンジ)周辺地域開発事業について伺います。市の土地開発公社内のお金は別にしまして、市の側のものとしてお伺いします。現時点での公社に対する債務負担行為部分、これも含んで市がこの地域の事業に支出予定額、先ほど別な議員からもありましたが、例えば例のダイヤモンド地所、あの周りの駅前広場とかなんかやるというようなお話もありましたから、そこまで見込むと今の段階でこの事業には幾らお金を投入するのかということをお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
議長(小高友徳君) 榎戸和也君の質疑に対する答弁を願います。
 齋藤上下水道部長。
上下水道部長(齋藤 茂君) それでは、榎戸議員、1番目の質問、水道事業会計についての1点目、市が掲げる令和3年度の有収率71.5%の数値目標はこの予算にどのように反映されているかでございますが、令和3年度予算では配水管布設替工事に約3,700万円、漏水復旧工事費用として3,200万円、漏水調査費用で500万円を計上し、有収率の改善を図り、少しでも目標値に近づけるよう対応していきたいと考えております。
 2点目、断水に対応するには受水費4億4,996万6,000円で十分か、対前年度比は幾ら増やしたのかでございますが、令和3年度の受水費は4億4,996万6,000円でございまして、令和2年度予算での受水費は4億4,261万8,000円、令和3年度との増額分は734万8,000円としております。十分か不十分かと言われますと十分な額ではないかと考えております。
 3点目、事業債の起債を増やす必要はないのかでございますが、経営戦略の見直しにより、施設や財政面での現状と課題が明確になると思われます。その中で必要に応じて検討したいと考えております。
 4点目、事業債残高がどんどん減っているが、問題はないのかでございますが、現在平成以前の借入れ分は償還完了となり、令和2年度末において約14億4,600万円の企業債残高となっております。償還残高が減ることに関しましては、運営によい影響がありますので、何ら問題はないものと考えております。
 以上でございます。
議長(小高友徳君) 続いて、仁平建設部長。
建設部長(仁平昌則君) それでは、榎戸議員さんの2番目の質問、129ページの上曽トンネル整備事業についてお答えいたします。
 上曽トンネル整備事業につきましては、平成30年度より事業が市道整備として事業再開されておりましたが、本市と石岡市で事業を進めており、両市と県で設立しました上曽トンネル整備事業調整協議会で事業計画を承認し、両市の合意で事業を進めております。上曽トンネル整備事業調整協議会で概算事業費が承認されておりますので、それに基づきご説明いたします。全体事業費、両市で123億7,000万円、うち桜川市の事業費が52億5,000万円、52億5,000万円のうち工種別でトンネル本体工が35億4,000万円、同設備工が10億4,000万円、設計調査が1億2,000万円、取付け道路工事が5億5,000万円でございます。
 以上でございます。
議長(小高友徳君) 続いて、鈴木総合戦略部長。
総合戦略部長(鈴木政俊君) それでは、榎戸議員の3つ目、桜川筑西IC(インターチェンジ)周辺開発に係る現時点での市の支出予定額、債務負担行為を含むについてのご質問にお答えいたします。
 桜川筑西IC(インターチェンジ)周辺地区開発に係る幹線道路、公園、調整池との整備の総額は、令和3年度の予算額案でございますが、4億7,931万2,000円を含め、総額で31億2,500万円、約でございますが、でございます。
 また、先ほど申し上げましたが、まだ未整備となっている道路、大和駅北側の幹線道路の整備費用並びにD号線の西側の延伸に係る整備費用、こちらについてはまだ延長幅員が決まっておりませんので、概算で申し上げますが、大和駅周辺開発に係る幹線道路整備費が約1億8,000万円、D号線を西側に延伸した場合が約1億円、総額で約34億円となる見込みでございます。
 また、債務負担行為でございますが、こちらについては桜川市土地開発公社が公共用地取得に要する資金の借入額に対する債務保証として限度額5億500万円を設定し、また桜川市土地開発公社の造成事業として限度額5億円を定めており、債務負担行為の総額は10億500万円が限度額となっております。
 なお、土地の借り上げ費用に関しましては、市のほうから土地開発公社が約500万円借入れをしているところでございます。
 以上でございます。
議長(小高友徳君) 再質疑ありませんか。
 6番、榎戸和也君。
6番(榎戸和也君) ここに割と市の大きな事業についてお尋ねしているわけでありますが、目標として国土強靱化にも載せている、それから市の行財政改革の大綱にも載せていると、目の前にその期間が迫っているときにそれが全然予算に反映されていないと、私はそう考えております。確かに借金が減ることはいいことです。だけれども、それで直しもしないで、屋根でいえばジャージャー、ジャージャー雨漏って、その下でびしょ濡れになって生活しているようなものですから、例えて言えばです。だから、この計画というのがうどん屋の釜みたいなものです。いわゆる言うばかりというやつです。言うだけ言う、だけれども実際は何もやらない。何もとは言いませんが。やっぱりお金の使い方として、これ桜川市の、何度もご承知のように県内でも2番目か3番目に高いと、水漏れも2番目か3番目に多いと、率的に。今、今年ですか、1億2,751万6,000円を一般会計から繰り入れていると、この繰入れは今後ますます多分今のままいくと増えていくのではないかと思われます。「ヤマザクラと市民の幸せが咲くまち桜川」と、水道、ライフラインであります。風呂入ろうと思ったら水が出ないとか、料金が高いとか、何でそこに人が桜川に住もうと、ほかに行かないで桜川に住もうとか、ほかから来ようということが生まれるのかと。これは、やっぱり予算としてこういうものが目の前にもう現に迫っているのですから、ここにお金をつけるような予算をつくっていただきたいと、そう思うのですが、いかがでしょう。
議長(小高友徳君) 答弁願います。
 齋藤上下水道部長。
上下水道部長(齋藤 茂君) ただいまの議員さんの提案というか、ご指摘でございますが、この目標値、71.5%というものにつきましては平成二十七、八年度時点で68.9%とかというところまで上昇してきたというところを見ながらの将来5年後とかについての伸び率を見て71.5という、目標ですので、目標値というのを低く設定する目標ってございませんので、年0.5%ずつ5年間上がれば2.5%で71.5%というような試算で71.5にしているわけでございまして、現実には確かに低い状態でございます。ですので、例年よりも先ほど申し上げました予算を増やして対応して、少しでも上げていく努力をするということでお答えしたところでございます。
 以上でございます。
議長(小高友徳君) 再質疑ありませんか。
 6番、榎戸和也君。
6番(榎戸和也君) 市長に伺います。今のように数値目標で上げていくのだと言っていますが、この予算にはますます漏水は増えて、無駄なお金が使われていくということは普通常識的に考えると当たり前だと、つまりそこにお金をつけないのですから。それで一方では、桜川インターチェンジ周辺事業、はっきり言って成果はほとんどないと言っていいと思います。最初から私これ申し上げました。こんなことはやめたほうがいいと。やっぱりこれも言うばかりで、あそこに団地ができるのだ、何だ、それにもまたお金つける、市長どうですか。そういうお金はなるべく止めて、こういう市民に、あんなものやらなければやらなくて済んだわけですから、市民に直結する、生活に直結する、本当に住みたいというような桜川にするために水道なんかにもっとお金かけるおつもりありませんか。
議長(小高友徳君) 答弁願います。
 大塚市長。
市長(大塚秀喜君) 6番、榎戸議員にお答えします。
 68%までの有収率があったものが27、28ということで、ここ数年で非常に落ちたということ非常に危惧しております。前回の議会でも答弁しましたとおり、この漏水に対して事業計画、今後、部長も前回の議会で答弁したと思うのですが、具体的な計画をつくっていきたいということであります。
 また、今も指示はしておりまして、ある程度止水弁を何個かつけて、どこで漏っているのか、その辺に対しては今回の予算でそれついているということでありますので、若干でも数字のほうは下げ止まり、上げていく方向で進んでいくというふうに思っております。今年の予算でそういうふうな方向で進んでいくと思っています。ただ、抜本的に改善するのにはある程度事業計画つくっていかなくてはいけない、同じ答弁しております。ご理解いただきたいというふうに思っております。
 また、これ桜川筑西(インターチェンジ)周辺地域開発でございますが、結果出ます。もう少しお時間いただきたい。榎戸議員の頭の中でどういうふうに判断されてもいいのですが、結果をよく見ていただければというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。
議長(小高友徳君) これで榎戸和也君の質疑を終わります。
 以上で総括質疑を終わります。
                                           
    議案第4号〜議案第11号の委員会付託
議長(小高友徳君) お諮りします。議案第4号から議案第11号までを別紙付託表のとおりそれぞれの常任委員会に付託することにしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第4号から議案第11号までを別紙付託表のとおりそれぞれの常任委員会に付託することに決定いたしました。
                                           
    散会の宣告
議長(小高友徳君) 以上で本日の日程は終了しました。
 本日はこれで散会します。
 なお、17日、18日、22日は常任委員会を行います。23日の本会議は午前10時から開きます。
 本日はご苦労さまでした。
          散 会  (午前11時18分)