令和3年第1回桜川市議会定例会議事日程(第3号)
令和3年3月12日(金)午前10時開議
追加日程第1 議員提出議案第1号 議員榎戸和也君に対する懲罰動議について
追加日程第2 議員提出議案第1号 議員榎戸和也君に対する懲罰動議の委員長報告
日程第 1 施政方針
日程第 2 議案第 4号 令和3年度桜川市一般会計予算
日程第 3 議案第 5号 令和3年度桜川市国民健康保険特別会計予算
日程第 4 議案第 6号 令和3年度桜川市介護保険特別会計予算
日程第 5 議案第 7号 令和3年度桜川市介護サービス事業特別会計予算
日程第 6 議案第 8号 令和3年度桜川市後期高齢者医療特別会計予算
日程第 7 議案第 9号 令和3年度桜川市水道事業会計予算
日程第 8 議案第10号 令和3年度桜川市病院事業会計予算
日程第 9 議案第11号 令和3年度桜川市下水道事業会計予算
〇出席議員(16名)
1番 軽 部 徹 君 2番 飯 島 洋 省 君
3番 武 井 久 司 君 4番 谷 田 部 由 則 君
6番 榎 戸 和 也 君 7番 萩 原 剛 志 君
8番 鈴 木 裕 一 君 9番 仁 平 実 君
10番 菊 池 伸 浩 君 11番 風 野 和 視 君
12番 市 村 香 君 13番 小 高 友 徳 君
14番 小 林 正 紀 君 15番 潮 田 新 正 君
16番 相 田 一 良 君 18番 林 悦 子 君
〇欠席議員(2名)
5番 大 山 和 則 君 17番 高 田 重 雄 君
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 大 塚 秀 喜 君
副 市 長 猪 P 幸 己 君
教 育 長 稲 川 善 成 君
市 長 公 室 長 田 口 瑞 男 君
総 務 部 次 長 藤 田 幹 夫 君
兼 総 務 課 長
総 合 戦略部長 鈴 木 政 俊 君
市 民 生活部長 仁 平 博 章 君
保 健 福祉部長 上 野 茂 雄 君
経 済 部 長 白 田 伸 一 君
建 設 部 長 仁 平 昌 則 君
上 下 水道部長 齋 藤 茂 君
教 育 部 長 栗 林 浩 君
会 計 管 理 者 太 田 昇 子 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議 会 事務局長 太 田 貴 久 君
議会事務局書記 仲 田 浩 司 君
議会事務局書記 田 谷 信 之 君
議会事務局書記 成 田 大 地 君
開 議 (午前10時03分)
〇開議の宣告
〇議長(小高友徳君) 皆さん、おはようございます。
本日の出席議員は16名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立します。これより本日の会議を開きます。
過日、私のほうから議会運営委員会の開催を求めておりますので、ここで暫時休憩をし、議会運営委員会の開催を願います。
それでは、暫時休憩といたします。
休 憩 (午前10時03分)
再 開 (午前10時32分)
〇議長(小高友徳君) 会議を再開いたします。
休憩中に開催した議会運営委員会の協議の結果について報告願います。
議会運営委員長、萩原剛志君。
〔議会運営委員長(萩原剛志君)登壇〕
〇議会運営委員長(萩原剛志君) 議会運営委員会の審議の結果を報告いたします。
3月10日の6番議員の一般質問での市長の反問権の中で2点の指摘がありました。うち、2点目の議運の信頼を損なう内容について、議運はそれでいいのかについて審議しました。
12月議会で6番議員が配付した文書の内容に関しては、事実と異なる部分があるとの指摘があり、議会運営委員会として検討した結果、訂正、削除すべきとの結論を出したものです。ところが、6番議員は当委員会及び議会の議決に従わず、訂正していないことが一般質問の過程で明らかになりました。これは、議会運営委員会の手続、結果を誹謗冒涜するものであり、ルールに従わないことを正当化するこのような行為は許し難いことであります。
さらに、これらの文書で実名を挙げられた職員から抗議と名誉回復を求める反問がありました。
議会運営委員会としては、6番議員に対して再度事実と異なる内容の訂正と謝罪を求めます。
以上です。
〇議長(小高友徳君) 報告が終わりました。
報告のとおり、6番、榎戸和也君、謝罪と訂正を求めます。
6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) これは質疑はないのですか。
〇議長(小高友徳君) ありません。
〇6番(榎戸和也君) これ懲罰なんかの場合には特別委員会で決まったことをやると、駄目な場合には県知事なり、あるいは最終的に司法的な……
〇議長(小高友徳君) 懲罰とか、そういうものではありませんから、まず議運の報告ですので、それに対して……
〇6番(榎戸和也君) いや、違うのです。ですから、聞いているのです。伺っているのですが、議運では決定したら本会議に諮らないで、委員会で決めたことは全てやり取りなしで決定されるのですか。本人の言い分は聞かないのですか。
〇議長(小高友徳君) 今回は、議長命で議会運営委員会を求めましたので、これは報告と、また追加日程等、そういったものに関してはお諮りをするということを確認しております。
6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) 議会運営委員会というもので決めたことは、それはもう議会全体としての決定なのだと、つまりこの本会議で委員に入っていない人いるわけですから、そこでこういうことでやりたいのだけれども、お諮りしますということで議会の総意としてこういうことに決めましたということはまず手続的にやらないのかどうか。
それと、今のお二つの案件について、私に弁明といいますか、反論といいますか、そういう機会は与えられないのですか。
〔「ありません」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 議運の……
〇6番(榎戸和也君) それは、事務局にお伺いしますが、法的にはどうなっていますか。
〇議長(小高友徳君) 榎戸議員、訂正と謝罪する意思ございませんか。
〇6番(榎戸和也君) 1点目については、この間の私の質問といいますか、そういう過程の中でこの間こういうことも、つまり12月議会の最終日にここで訂正と、あれも私はそれに対して反論しようと、反論といいますか、質問をしようとしましたが、録音テープもそこ全部消されています、市がアップしているもの。あそこもちゃんとしたやり取りをさせていただけませんでした。ですから、多数の人が決めれば、議会はそれを決定にすると、これは議会の基本でありますが、ただそこには当然討議といいますか、やり取り、審議を尽くしてそれなりの理解といいますか、最後は違っても審議を尽くした上でそういう結論になっているのとなっていないのでは随分違うと思うのです。この間もそういうことになりました。あれは議運の決定でした。今回についても同じように議運の方々で慎重に審議していただいたのだと当然思いますけれども、それがもう決定であって、当事者が例えばそれに対して何か私はこうこうこういうところが事実が違っているとか、こうだというような弁明といいますか、逆に質問をするとか、そういうことはできないのでしょうか。
〇議長(小高友徳君) 榎戸議員、今度は議会運営委員会の否定ですか。
〇6番(榎戸和也君) いや、否定ではないです。議会運営委員会というのは、どこまでの権限があってやるのかということを聞いている……
〇動議の提出
〔「議長」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 7番、萩原剛志君。
〇7番(萩原剛志君) 6番議員、榎戸和也議員に対する懲罰動議を提出します。
〇議長(小高友徳君) ここで暫時休憩します。
休 憩 (午前10時39分)
再 開 (午前10時39分)
〇議長(小高友徳君) 再開いたします。
ただいま7番、萩原剛志君から地方自治法第135条第2項及び会議規則第160条の規定により、議員榎戸和也君に対する懲罰動議が提出されました。
この動議には所定の賛成者がおりますので、賛成者の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(小高友徳君) 起立8分の1、3名以上でございますので、成立をいたします。
ここで暫時休憩します。
休 憩 (午前10時40分)
再 開 (午前11時12分)
〇議長(小高友徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
〇日程の追加
〇議長(小高友徳君) 先ほど7番議員から議員榎戸和也君に対する懲罰動議が提出されました。
なお、懲罰動議について休憩中に議会運営委員会を開催しましたので、議会運営委員会の協議の結果を報告願います。
議会運営委員会委員長、萩原剛志君。
〔議会運営委員長(萩原剛志君)登壇〕
〇議会運営委員長(萩原剛志君) 議会運営委員会の審議の結果を報告いたします。
議員提出議案第1号 議員榎戸和也君に対する懲罰動議については直ちに日程に追加し、審議、採決することに決定いたしましたので、報告いたします。
以上で報告を終わります。
〇議長(小高友徳君) 報告が終わりました。
お諮りします。議会運営委員長の報告のとおりとしてご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 異議なしと認め、議会運営委員長の報告のとおりといたします。
追加日程表及び議案書を配付いたします。
〇議員提出議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(小高友徳君) 追加日程第1、議員提出議案第1号 議員榎戸和也君に対する懲罰についてを議題といたします。
ここで地方自治法第117条の規定により、榎戸和也君の除斥を求めます。
〔6番(榎戸和也君)退場〕
〇議長(小高友徳君) 提案理由の説明を願います。
7番、萩原剛志君。
〔7番(萩原剛志君)登壇〕
〇7番(萩原剛志君) 議員提出議案第1号
議員榎戸和也君に対する懲罰動議について
地方自治法第135条第2項及び桜川市議会会議規則第160条第1項の規定により上記議案を別紙のとおり提出します。
令和3年3月12日
提出者 桜川市議会議員 萩 原 剛 志
賛成者 同 上 相 田 一 良
賛成者 同 上 潮 田 新 正
賛成者 同 上 仁 平 実
(1)榎戸和也議員は、自ら作成し令和2年12月議会において配布した文書ならびに令和3年月日不詳に配布した文書に基づく一般質問の中で、個人を複数回記すなど、不適切な表現や虚偽の事実、誇大表現など、市民に著しく、誤解を与える内容に対し、訂正削除を求められたが、応じることなく発言を続けた。結果、議場に混乱を招き議会の品位を毀損した。
(2)特定職員の名誉を著しく汚し、精神的苦痛を与えたままでいることは、放置できない。また、桜川市一般職員に対して非常識なパワハラ行為が行われているとの訴えもあり、このことは、議員の職分に鑑み、議員自らの品位を汚す行為でまことに遺憾である。
(3)議会運営委員会でも2度にわたって、事実に反する内容の訂正と謝罪を要求し、議長から訂正と謝罪するように言われているが、それを拒否し応じていない。
よって、榎戸和也議員に対し、今後の議員活動報告などの情報発信を行う場合には、客観的な事実に基づいた内容を記載することと、その表現については、常に議会の品位を保つこと、政務活動においては桜川市議会基本条例第20条に禁止されるパワーハラスメント行為について厳に慎むよう強く求め、懲罰を要求する。
以上です。
〇議長(小高友徳君) ここで、榎戸和也君から本件について一身上の弁明をしたいとの申出がありました。
お諮りします。弁明を許すことにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
よって、榎戸和也君の一身上の弁明を許すことに決定しました。
榎戸和也君の入場を許します。
〔6番(榎戸和也君)入場〕
〇6番(榎戸和也君) 議長より弁明の機会をいただきましたので、弁明をさせていただきます。
ただいま懲罰動議ということで、この3枚目読ませていただきました。
まず、基本的に私は市民の皆さんが不安を覚えていらっしゃると、今回の事案について、つまり友部地区での森林伐採及び道路の築造、これについて行政手続が適切に行われているかどうかということを確認するために情報開示やらお伺いして、いろんな話を聞いてきたところであります。これに対して昨日の経済部長さんの話では、非常に時間が遅く来たり何やらで迷惑していると、議員があまり聞きに行かなければ行政としては非常に楽だと、こういう非常に微妙な、微妙というか、深刻な問題について……
〔何事か声あり〕
〇6番(榎戸和也君) 弁明がそんな短くてどうするのですか。私を今懲罰にかけようとしているわけでしょう。懲罰するというわけですね。それに対して、この書いてあることについて今私申し上げているわけです。
〔何事か声あり〕
〇6番(榎戸和也君) いや、それは分かりませんが、ともかく全体として弁明、ともかく今から議決を取るわけでしょうから。
〔「簡単にやってちょうだいよ」の声あり〕
〇6番(榎戸和也君) いや、それは私が今考えてやります。
そういうわけでやったわけでありまして、それをパワハラというふうに言うことは、ある面では私としては心外でありますし、議会の議員としての使命も損なわれることではないかと、そういうふうなことを1点申し上げておきたいと。
この間も謝罪をするように言われて、私は拒否いたしました。これについては皆さんがご判断をいただくことで、今後懲罰のもし決議がなされていったときには、特別委員会のほうでまた改めてそのことについては私としても反論といいますか、弁明を申し上げたいと。皆さんの賢明なご判断をよろしくお願いしたいと。
以上であります。
〇議長(小高友徳君) 榎戸和也君の除斥を求めます。
〔6番(榎戸和也君)退場〕
〇懲罰特別委員会の設置及び委員会付託
〇議長(小高友徳君) 懲罰の議決については、会議規則第161条の規定により、委員会付託を省略できないことになっております。
また、本件は委員会条例第7条第1項及び第2項の規定により、動議の成立とともに、10名の委員で構成する懲罰特別委員会が設置されましたので、これに付託をし、審査することにしたいと思います。ご異議ありませんか。
〔何事か声あり〕
〇議長(小高友徳君) 成立はしております。
〔何事か声あり〕
〇議長(小高友徳君) 先ほど榎戸議員の除斥の前に動議諮ったときに、異議なしで動議は可決されております。それに対して、その動議成立とともに、特別委員会の設置がなされたということで、10名ということです。
〔何事か声あり〕
〇議長(小高友徳君) ただいま異議ありますので、この表決は起立によって行います。
10名の委員で構成する懲罰特別委員会に付託し、審査することに賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
〇議長(小高友徳君) 起立多数です。
よって、10名の委員で構成する懲罰特別委員会に付託をし、審査することに決定しました。
ここで暫時休憩します。
休 憩 (午前11時25分)
再 開 (午前11時36分)
〇議長(小高友徳君) 会議を再開いたします。
〇懲罰特別委員会委員の選任
〇議長(小高友徳君) 懲罰特別委員会委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配付した名簿のとおり指名したいと思います。ご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 異議なしと認め、配付した名簿のとおり決定をいたしました。
ここで暫時休憩します。休憩中に正副委員長の互選を願います。
休 憩 (午前11時36分)
再 開 (午前11時41分)
〇議長(小高友徳君) 会議を再開いたします。
〇懲罰特別委員会正副委員長の互選
〇議長(小高友徳君) 休憩中に懲罰特別委員会の正副委員長の互選が行われましたので、結果について報告いたします。
委員長、相田一良君、副委員長、仁平実君。
以上のとおり報告いたします。
ここで榎戸和也君の入場を許します。
〔6番(榎戸和也君)入場〕
〇議長(小高友徳君) ここで暫時休憩します。休憩中に懲罰特別委員会の開催を願います。
休 憩 (午前11時42分)
再 開 (午後 2時07分)
〇議長(小高友徳君) 会議を再開いたします。
〇日程の追加
〇議長(小高友徳君) 先ほど懲罰特別委員会審査報告書が提出されました。
休憩中に議会運営委員会が開催されましたので、協議の結果について報告願います。
議会運営委員長、萩原剛志君。
〔議会運営委員長(萩原剛志君)登壇〕
〇議会運営委員長(萩原剛志君) 休憩中に開催した議会運営委員会の協議の結果について報告します。
懲罰特別委員会審査結果報告書につきましては、追加日程第2として直ちに審議、採決することに決定しました。
以上で報告を終わります。
〇議長(小高友徳君) 報告が終わりました。
委員長報告のとおりとしてご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 異議なしと認め、委員長報告のとおり決定しました。
追加日程表及び委員長報告書及び戒告文を配付いたします。
〇議員提出議案第1号の委員長報告、質疑、討論、採決
〇議長(小高友徳君) 追加日程第2、議員提出議案第1号 榎戸和也君に対する懲罰についてを議題といたします。
ここで、6番、榎戸和也君の除斥を求めます。
〔6番(榎戸和也君)退場〕
〇議長(小高友徳君) 本件について委員長の報告を願います。
懲罰特別委員会委員長、相田一良君。
〔懲罰特別委員長(相田一良君)登壇〕
〇懲罰特別委員長(相田一良君) 懲罰特別委員会審査報告書。
懲罰特別委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第110条の規定により報告いたします。
本委員会に付託された案件は、議員提出議案第1号 議員榎戸和也君に対する懲罰動議についてであります。これらの付託案件を審議するため、本委員会は3月12日午後1時より、正副議長室において委員10名が出席し、また書記3名を任命いたしました。
委員会付託案件につき、提案された内容について、慎重に審議した結果、「戒告」と決定いたしました。
なお、審議の経過において議論された意見等は次のとおりであります。
3月10日の榎戸議員が配布した資料に基づく一般質問において、議場に混乱を招いた行為が見られ、2度にわたって、議会運営委員会から謝罪の要求を行ったが、本人は謝罪を拒否しました。このような行為は議会の品位を毀損し、厳に戒めなければならないものであることから、委員会では全員一致で懲罰を科することに決定いたしました。
懲罰の内容については、「戒告」が妥当であることが全員一致で決定いたしました。
以上が、付託案件に対する懲罰特別委員会の審議の経過並びに結果であります。
各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださいますようお願いいたします。
令和3年3月12日
懲罰特別委員会委員長 相田 一良
桜川市議会議長 小高 友徳 様
〇議長(小高友徳君) 報告が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
10番、菊池伸浩君。
〔10番(菊池伸浩君)登壇〕
〇10番(菊池伸浩君) 私は、反対の立場で討論いたします。
今回の事態は、実名を出された部長に迷惑をかけたのは事実ですが、取り消して謝れば済むことです。議長の注意で済むと考えております。
今回は、幸い会期は長いし、議長は議長選挙において6番議員から支持を受け、信頼を得ています。もっと冷静になり、この長い期間を利用していけば会期末には訂正するのではないかと私は期待をしております。ですから、わざわざ懲罰委員会をつくり、懲罰をかけることには反対をいたします。
以上です。
〇議長(小高友徳君) ほかに討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(小高友徳君) 討論を終わります。
これより委員長報告について採決します。
この表決は起立によって行います。
委員長報告は懲罰特別委員会起草による戒告文により、榎戸和也君に戒告の懲罰を科すことです。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立多数〕
〇議長(小高友徳君) 起立多数です。
よって、榎戸和也君に戒告の懲罰を科すことは可決されました。
〇懲罰の宣告
〇議長(小高友徳君) ここで、榎戸和也君の入場を求めます。
〔6番(榎戸和也君)入場〕
〇議長(小高友徳君) ただいまの議決に基づいて、これから榎戸和也君に懲罰の宣告を行います。
榎戸和也君に戒告の懲罰を科します。これから戒告文を朗読します。
戒告文
榎戸和也議員に対し、今後の議員活動報告などの情報発信を行う場合には、客観的な事実に基づいた内容を記載することと、その表現については、会議規則第151条に基づき、常に議会の品位を保つこと。
政務調査においては、昼食時や退庁時間際に突然訪問、長時間滞在しない、など常識をわきまえてほしい。社会のルール、マナーについてまで言及しなければならないことは心苦しいが、職員の職場環境に配慮し、臨んでいただきたい。このような行為は、桜川市議会基本条例第20条に禁止されるパワーハラスメント行為に該当するので厳に慎むよう強く求める。
議会運営委員会は、会議規則に基づき、適正に行われている。尊重してほしい。
最後に、職員との関係についてですが、職員は議会に対し、抗弁すること、身を守る手段をもたない。議論は活発に行われることが望ましいが、いたずらに見解の違いを認めず、文書とはいえ、広く市民が見る機会があることを考えると、犯罪者であるかのような構図を作り上げ、一方的に決めつけ、職員を追い詰めた今回の行為は、二度とあってはならない。桜川市議会が職員の名誉回復の一助となることを望む。
したがって、地方自治法第135条第1項第1号の規定により戒告する。
令和3年3月12日
桜川市議会
以上です。
ここで暫時休憩します。
休 憩 (午後 2時20分)
再 開 (午後 2時31分)
〇議長(小高友徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
〇施政方針
〇議長(小高友徳君) ここで、市長より発言を求められておりますので、これを許します。
大塚市長。
〔市長(大塚秀喜君)登壇〕
〇市長(大塚秀喜君) 令和3年第1回桜川市議会3月定例会の開催に当たり、ご審議いただきます諸議案の説明に先立ち、今後の市政運営並びに令和3年度の主な施策について所信の一端を申し上げますので、議員各位をはじめ、市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。
私は、平成25年10月の市長就任以来、「元気なまち桜川」という思いを胸に市政運営に当たり、私の政策テーマであります「命と健康を守る」、「産業を元気にする」、「農業を盛り上げる」、「教育を充実させる」、「観光に力を入れる」、「行財政を立て直す」の6つの主要施策を柱に、「住みたい、これからも住みつづけたい」と思われるような桜川市の実現に向け、積極果敢にチャレンジしてまいりました。
しかし、この間、加速する人口減少や少子高齢化、安全・安心への関心の高まり、社会経済情勢の変化、地域社会ニーズの多様化など、まちづくりを取り巻く環境は、大きく変化してまいりました。
こうした中、国は地方自治体に対しましても、引き続き、「地方創生」や「地域社会の維持・再生」、「防災・減災対策」、「国土強靱化の推進」さらには、「デジタル化への対応」など、地方が自ら考え、責任を持って戦略を推進することを求めております。
本市においては、今後も、引き続き市民の暮らしを守り、地域経済を支える施策を実行するとともに、桜川市第2次総合計画・前期基本計画も最終年となることから、市の将来像「ヤマザクラと市民の幸せが咲くまち桜川」の実現のため、地域資源を活用し、効果的な施策を、市民のご理解と、ご協力をいただきながら、市職員一丸となって取り組んでまいります。
次に、新型コロナウイルス感染症についてであります。全世界で猛威を振るう新型コロナウイルス感染症は、昨年1月に国内で初めて感染者が確認されてから、日常を一変させ、本市においても市民の健康や生活、地域経済活動など、あらゆる面において、甚大な影響を及ぼしています。
こうした事態に対処するため、本市では「新型コロナウイルス感染症対策本部」を設置し、全庁を挙げて対策を実施する体制を整え、生活負担の軽減、市内経済の活性化を図るため、市独自の支援策を実施してきたほか、市民の皆様への感染拡大を防止するため、施設利用の制限やイベントの中止などの対策を講じてまいりました。
議員各位並びに市民の皆様には、感染拡大防止に向けた本市の取組について、ご理解とご協力を賜りましたことに心より厚く御礼申し上げます。
また、一日も早く、この感染症を終息させるために、その決め手となるワクチン接種につきまして、国や県、医療機関と連携し、万全な接種体制を整えるなど、引き続き、感染拡大の防止に取り組んでまいります。
それでは、予算編成について、述べさせていただきます。
まず、歳入ですが、市税におきまして、景気の不透明感から個人及び法人市民税の減収をはじめ、固定資産税、軽自動車税についても減収の見込みとなり、市たばこ税において、若干の増額を見込むものの、総額として減となっております。
地方交付税につきましては、普通交付税の合併算定替の特例措置が終了し、一本算定となることから減少が見込まれます。
また、個人消費活動や企業活動の停滞により、国税を原資とする各種交付税が総じて減額となる見込みです。
これらの財源対策として、財政調整基金の繰入れを増額するとともに、臨時財政対策債の補填措置による増額を見込んでおります。
一方、歳出面では、新市建設計画に位置づけられ、継続して実施しております「桜川・筑西IC(インターチェンジ)周辺地区開発整備事業」、「上曽トンネル整備事業」、「桃山学園通学路整備事業」、「坂戸小・岩瀬西中通学路整備事業」、「岩瀬工業団地進入路整備事業」に加え、新たに「新庁舎建設事業」、「図書館整備事業」を合併特例債事業として進めてまいります。
また、普通建設事業においては、「道路新設改良事業」「道路維持事業」、老朽化が進んでいる「橋梁の点検」と「橋梁の長寿命化工事」、また河川の「改修・しゅんせつ工事」などを進めてまいります。
主な新規事業といたしましては、図書館・公民館・岩瀬支所機能を有する複合施設の整備を3か年で実施してまいります。
それに伴い、市長公室に新庁舎及び複合施設整備に関する部署を新設いたします。
また、農業生産者や物産事業者の販路拡大と市内特産物のPRに取り組むため、4月オープン予定の「加波山市場」において、運営する地域商社を支援するほか、買物弱者と高齢者の介護予防を目的に、民間事業者と連携して移動販売を実施してまいります。
加えて、子育て世帯への「出産お祝い金」の支給額引上げや第2子以降に対する「給食費の無償化」を今年度よりさらに拡充して、子育て支援をしてまいります。
他の事業につきましても、令和3年度の第2次総合計画実施計画に沿って鋭意進めてまいりますが、福祉関連など、扶助費の増加及び特別会計への操出金・一部事務組合の負担金などにより、厳しい財政状況となっております。
次に、令和元年度決算に基づく、市税の状況につきまして、収入額47億8,475万円で、調定に対する徴収率95.2%、不納欠損額が1,394万1,000円で、収入未済額は2億2,705万4,000円となっております。うち滞納繰越分につきましては、収入額5,244万2,000円で、徴収率25.5%になります。
地方交付税につきましては、53億5,309万4,000円で、内訳は普通交付税が48億7,368万9,000円、特別交付税が4億7,940万5,000円となっており、普通交付税の合併算定替加算額の段階的縮減により、交付額が年々減少しております。
令和元年度の決算における財政分析指標につきましては、経常収支比率は89.8%で、茨城県内では8番目によい比率となっております。また、実質公債費率は7.1%、将来負担比率は64.5%となっており、どちらの比率も早期健全化基準を下回っており、健全な財政状況と判断されます。
今後の地方債の発行については、合併特例債をはじめ、地方交付税措置のあるものなどを有効に活用してまいります。
なお、地方債残高は令和元年度末で一般会計192億円、特別会計、各事業会計を含めますと約321億円となっております。
また、基金につきましては、一般会計75億円、特別会計、各事業会計を含めますと約77億円となっております。
このような状況を踏まえ、令和3年度の予算編成に当たっては前年度に引き続き「経常経費の枠配分方式」、「行政評価による優先度評価」を行い、なお一層経費の削減合理化に努め、事業の必要性、緊急性、費用対効果などを十分検討し、第2次総合計画に基づき予算配分を行いました。
また、市債につきましては、将来の財政負担に留意した予算計上を行いました。
次に、予算の総額について申し上げます。
一般会計予算は、総額で183億9,000万円で、前年度対比0.3%、5,000万円の減となっております。
また、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計、介護サービス事業特別会計、後期高齢者医療特別会計の4つの特別会計予算の総額は、97億8,138万1,000円で、前年度対比3.3%の増となっております。
水道事業会計予算の総額は、13億914万8,000円で、前年度対比2.7%の増となっております。
病院事業会計予算の総額は、8億4,770万9,000円で、前年度対比3.6%の増となっております。
下水道事業会計につきましては、下水道事業及び農業集落排水事業の「維持管理経費」並びに「事業運営経費」などを計上し、総額は16億594万5,000円となっております。
桜川市の一般会計及び4つの特別会計並びに3つの事業会計の総額は、319億3,418万3,000円で、前年度対比0.6%、1億9,791万8,000円の増となっております。
次に、主要な施策につきましては、桜川市第2次総合計画の施策体系に沿って申し上げます。
第1は、「子どもから高齢者まで健康で共生のまちづくり」であります。
まず、「子育て支援の充実と少子化対策の推進」では、安心して子どもを産み、子育てができる環境をつくるため、「子育て支援アプリ」の活用や多様なライフスタイルに対応し、保護者ニーズに沿った子育てと就労の両立を支援するため、「放課後児童対策事業」をはじめ、「ファミリーサポートセンター事業」、「子ども・子育て支援交付金事業」を通して、すべての親が安心して子育てができる環境整備に取り組んでまいります。
なお、経済面の支援策として、「教育・保育施設等利用者負担額軽減化事業補助」、「子どものための教育・保育給付事業」、「新入学児童へのランドセルの支給」などに取り組み、子育てに伴う経済的負担の軽減を図ってまいります。
「健康づくりの推進」では、特定健診やがん健診について、受診態勢の整備強化を行うとともに、自ら進んで行う健康的な生活習慣づくりに向け、健康意識の普及啓発や取組支援を推進してまいります。
「地域医療体制の充実」では、「かかりつけ医」などを持つように普及啓発を行うとともに、安心できる地域医療体制の確保のため、必要時には専門医療が受けられる「さくらがわ地域医療センター」の安定的な運営を進めてまいります。
次に、「地域福祉の推進」でありますが、市民の地域福祉に関する意識を高め、地域で支え合うネットワークの形成や社会福祉協議会などの関係団体と連携体制を確保し、協働の仕組みづくりを推進してまいります。
「障がい者福祉の充実」では、障がいのある人及びその家族が住み慣れた地域で、安心した生活を送ることができるよう、相談支援体制の充実を図り、自立と社会参加への支援を推進するため、各種福祉サービスにより支援の充実を図ります。
「高齢者福祉の推進」では、「地域包括支援センター」を中心に、在宅介護サービスや施設サービスの充実を図ってまいります。また、在宅医療と介護にICTを活用することにより、地域医療と介護関係者間の情報共有なども支援してまいります。
「社会保障制度の健全運営」では、国民健康保険制度の安定化を図るため、県が財政運営の責任主体となり、市町村とともに運営しておりますが、1人当たりの医療費は増加傾向が続いていることから、関係部門が連携しながら、特定健診の受診率向上や保健指導に取り組み、ジェネリック医薬品の活用の周知など、医療費の抑制を図るとともに、保険税の収納率向上に努めてまいります。
第2は、「生きがいを育む学びのまちづくり」であります。
まず、「学校教育の充実」では、次世代を担う児童・生徒たちが、「確かな学力」、「豊かな心」、「健やかな体」の調和の取れた子どもに成長し、「生きる力」を養うことができるよう地域の特色を生かした教育に努めてまいります。
なお、GIGAスクール構想で整備を進めた1人1台学習用タブレットなどの機器と、ICT推進員を積極的に活用し、ICT教育の充実を図ります。
また、児童によるヤマザクラの苗木育成体験を通して、郷土についての学習を深めるとともに、外国語指導助手を通して、英語の習得と国際理解教育の推進に努めます。
小・中学校の適正配置につきましては、「小中学校適正配置基本計画」を基に、地域や保護者の方の意見を聞きながら推進してまいります。
さらに、「教育支援センター」を活用した教育相談の充実を図り、不登校・ひきこもり問題の解消に努めてまいります。
「生涯学習・芸術文化活動の推進」では、真壁伝承館・岩瀬・大和公民館を拠点に豊かな社会生活を送ることができるよう、市民の興味や関心に応じた学びを支援するとともに、市民が活用しやすい施設を目指し、利便性の向上を図ってまいります。
また、電子図書館サービスの利用を通して、市民が生涯学習に自発的に参加できるよう、学習できる機会の提供に努めてまいります。
「青少年の健全育成」につきましては、地域教育力の強化を図り、地域が一体となって青少年が健全にのびのびと生活できる環境づくりに取り組んでまいります。
「生涯スポーツ活動の振興」につきましては、子どもから高齢者まで、幅広くスポーツを気軽に取り組める環境づくりに努めてまいります。
また、現在、コロナ禍ではありますが、東京オリンピック・パラリンピック開催に向け、ブルガリア共和国とモンゴル国のホストタウンとして、スポーツの魅力を発信してまいります。
「文化財の保存活用」につきましては、国指定天然記念物の「桜川のサクラ」の土壌調査等を行い、ヤマザクラの保全管理に努めてまいります。また、「まかべの街並み」や「真壁城跡」につきましても、歴史景観の保存活用を図ってまいります。
第3は、「安全安心な暮らしのまちづくり」であります。
まず、「消防・防災対策の充実」では、災害に強いまちづくりを進めるために、災害時の迅速な情報収集・伝達など「防災アプリ」を活用した非常時の対応・体制の強化を図るとともに、自主防災組織の育成強化・防災訓練をはじめとする防災意識の高揚を図ってまいります。
また、近年の消防団員数の減少や平均年齢の上昇などを踏まえ、地域の実情に合った消防体制の見直しについても検討してまいります。
「防犯・消費生活対策の推進」では、市民が安心して生活できる犯罪のないまちづくりを目指し、防犯意識の高揚と防犯体制の充実を図るとともに、引き続き、防犯灯や防犯カメラなどの整備に取り組んでまいります。
また、消費者行政につきましては、消費者生活支援センターの相談体制の充実と、正しい消費知識の習得や消費生活に関するトラブルを防止するための啓発活動を行ってまいります。
「交通安全対策の推進」では、交通安全施設の整備や道路の危険箇所の解消に努めるとともに、関係機関と連携・協力し、市民の交通ルールや交通マナーの向上に努めてまいります。
第4は、「活力ある産業のまちづくり」であります。
まず、「農林業の振興」では、農業生産基盤の整備、地産地消の推進と農産物のブランド化を進め、農家の所得向上を図るとともに、新規就農者の確保や農地の集積による効率化を推進してまいります。
また、農村環境の保全として、優良農地の確保、耕作放棄地の発生予防と解消に取り組むとともに、有害鳥獣対策室と猟友会の連携により、イノシシなどの捕獲や被害対策防止策の強化に努めます。
さらに、ヤマザクラなど、地域資源を生かした里山保全や森林環境譲与税などを活用した、森林資源の維持に努めてまいります。
「商工業の振興」では、現在、新型コロナウイルス感染症の影響により市内経済は厳しい状況にありますが、経済が安定し、経済活動が活発になるよう、ビジネスマッチングによる販路拡大、地域資源を生かした商品開発の支援、並びに、商工会と連携した経営支援を行ってまいります。
また、市の地場産業である石材業につきましては、市内外の石材関係団体と連携を図りながら、石材製品の市場や販路の拡大を推進してまいります。
一方、企業誘致につきましては、進出企業に対する産業立地奨励制度に基づく優遇措置や市内の遊休地情報を発信するとともに、周辺道路の整備など企業が立地しやすい環境を整え、新たな雇用の確保ができるよう企業誘致を推進してまいります。
「観光の振興」では、国の名勝指定の「桜川のサクラ」や、多数の登録文化財を有する「真壁のまち並み」、多くの観光客が訪れる「雨引観音」などの歴史・文化資源とともに、新たな地域資源である「ヤマザクラ」や「筑波山地域ジオパーク」、「つくば霞ヶ浦りんりんロード」などを活用し、コロナ禍で落ち込んだ観光需要の回復のため、各方面から観光客が訪れやすい誘導策を市観光協会と連携しながら取り組んでまいります。
特に、市内に自生する55万本のヤマザクラにつきましては、「日本一のヤマザクラの里」として全国に向け発信してまいります。
第5は、「快適な暮らしのまちづくり」であります。
まず、「計画的な土地利用の推進」では、複数の農村集落が構成する自律的な集落生活圏の形成を支援するため、地区計画の策定を推進するとともに、市街化調整区域における新たな土地利用制度の適切な運用と、桜川筑西インターチェンジ周辺地区における新たな都市拠点の形成を進めてまいります。
「景観の良い住環境の保全」では、市内全域を対象に景観法に基づく景観計画を策定するとともに、新型コロナウイルス感染症の拡大により地方移住への関心が高まる中、「定住促進助成金制度」や空き家などの利活用事業を推進してまいります。
「道路網の整備」では、1級市道の整備を、国・県の補助などを活用し、年次計画に沿って順次進めるとともに、真壁地区と石岡市八郷地区を結ぶ、「上曽トンネル整備事業」を引き続き実施してまいります。
また、市民からの要望が多いその他の市道及び排水整備につきましては、緊急性・必要性を勘案しながら整備してまいります。
さらに、道路の補修・修繕などについては、道路の安全確保を図りながら迅速に対応してまいります。
「公共交通の充実」では、市民が安心して暮らし続けることができる公共交通の確保に努めます。基幹路線であります広域連携バス「ヤマザクラGO」と併せ、交通空白地域や不便地域を補完する市内巡回ワゴン「ヤマザクラGOミニ」での実証実験を継続し、これら公共交通の充実を図ることで、便利で快適なまちを目指してまいります。
「下水道の整備」では、公営企業会計へと移行し2年目となりますが、今後、さらに、効率的な事業運営を図り、年次計画により、供用開始区域を広げるとともに、接続率の向上を目指し、普及活動に努めてまいります。
「上水道の整備」では、給水人口の減少や施設の老朽化などから厳しい経営環境にありますが、安全な飲料水を安定的に供給するため、水質管理や老朽施設及び老朽管の改善を図りながら、水道経営戦略を見直し、公営企業としての経営の健全化に努めてまいります。
「廃棄物の抑制と適切な処理」では、市民の皆様や事務所などの環境保全に対する理解と協力の下、適正な廃棄物処理、資源ごみの再利用、リサイクルによる循環型社会の構築を進めてまいります。
「生活環境の保全」では、地球温暖化をはじめとする環境問題に積極的に取り組むとともに、環境保全のための市民意識の啓発に努めます。
また、不法投棄や水質の監視強化に努めるとともに、悪臭や野焼きなどの公害苦情に対する指導強化や、マナーアップの意識啓発を図ってまいります。
第6は、「みんなで築く自治のまちづくり」であります。
まず、「市民協働のまちづくり」では、SNSなど様々な媒体を活用し、定期的に市の情報発信を効果的に行うとともに、市民の意見が反映される仕組みづくりを推進し、市民と市が協働でまちづくりを進めてまいります。
「人権尊重のまちづくり」では、人権について理解を深めるため、人権相談を実施するとともに、啓発・キャンペーン事業を推進し、人権意識の高揚を図ってまいります。
「時代に合った自治体運営」では、第2次総合計画に基づき、計画的に施策や事業を実施するとともに、行政評価により効率的・効果的な行政運営を図ってまいります。
厳しい行財政環境に対応するため、効率的で効果的な公共施設の運営を図るとともに、引き続き行財政改革大綱に基づき、業務の効率化や合理化などを推進してまいります。
また、行政サービスのデジタル化に欠かせない、マイナンバーカードのさらなる交付率向上及び活用促進を図ります。
「組織経営と人事マネジメントの充実」では、多様化する社会環境に対応できる組織機能を目指すため、職員の能力開発や人材の育成を図るとともに、グループ制をはじめとする人事・給与の見直しにより、効率的な行政運営に向け、行政サービスの向上を図ってまいります。
「健全な財政運営の推進」では、財源確保対策の推進として、納税の公平性の観点から、不良債権に対し、財産調査や差押えなど、新規滞納者の発生を防ぐとともに、累積滞納者の減額を図ってまいります。
また、桜川市の地方創生に向けた取組を発信することで、それらの財源となる「企業版ふるさと納税」による法人からの支援もお願いしてまいります。
結びに、令和3年度予算編成も、昨年以上に、大変厳しい状況下で予算編成となりました。
現下の市政経営を取り巻く厳しい環境を全職員が共通認識し、効率的な予算執行と新たな財源の確保に取り組むとともに、持続可能な市政運営を行うため、最少の経費で最大の効果が上がるよう、「選択と集中」によりめり張りある施策に取り組んでまいります。
今後も、市民目線を大切にしながら、頑張ってまいりますので、議員各位には、ご理解とご協力を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。
なお、詳細につきましては、担当部長より説明させますので、原案のとおりご議決くださいますよう、よろしくお願いいたします。
〇議案第4号〜議案第11号の一括上程、説明
〇議長(小高友徳君) 続いて、日程第2、議案第4号 令和3年度桜川市一般会計予算から日程第9、議案第11号 令和3年度桜川市下水道事業会計予算まで、以上8議案を一括議題といたします。
初めに、日程第2、議案第4号 令和3年度桜川市一般会計予算について順次説明願います。
藤田総務部次長兼総務課長。
〔総務部次長兼総務課長(藤田幹夫君)登壇〕
〇総務部次長兼総務課長(藤田幹夫君) 議案第4号 令和3年度桜川市一般会計予算についてご説明申し上げます。
予算書1ページをお開き願います。第1条は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ183億9,000万円とするものでございます。
第2条の継続費につきましては、8ページをお開き願います。第2表、継続費を御覧ください。複合施設建設事業は、3か年で21億5,000万円の継続事業でございます。
第3条の債務負担行為につきましては、9ページを御覧ください。第3表、債務負担行為を御覧ください。1、広域連携バス運行委託料は、令和3年10月から令和6年9月までの3年契約を行うものでございます。
2、加工施設指定管理料は、桜川市加工施設の指定管理を5年間委託するものでございます。
3、通学バス運行委託料は、岩瀬小、南飯田小、坂戸小、羽黒小の児童を対象にしたスクールバスで、3年契約を行うものでございます。
第4条の地方債補正につきましては、10ページをお開き願います。第4表、地方債を御覧ください。県営土地改良事業債ほか12件でございます。主なものは、上曽トンネル整備事業債4億7,830万円、桃山学園通学路整備事業債1億2,010万円、坂戸小・岩瀬西中学校通学路整備事業債1億1,160万円、桜川筑西IC(インターチェンジ)周辺まちづくり事業債4億4,090万円、複合施設建設事業債の公民館分として1億5,500万円、臨時財政対策債7億5,000万円など、合計21億9,130万円でございます。
1ページにお戻りいただきたいと思います。第5条は、一時借入金の最高額を20億円と定めるものでございます。
第6条は、歳出予算の流用に関するルールを定めるものでございます。
続きまして、歳入の主なものをご説明いたします。14、15ページをお開きください。1款1項1目個人市民税につきましては、16億8,754万2,000円を見込みました。
2目法人市民税につきましては、1億6,216万2,000円を見込みました。
1款2項1目固定資産税につきましては、21億3,759万6,000円を見込みました。
同じく1款3項2目軽自動車税種別割につきましては、1億1,758万6,000円を見込みました。
1款4項1目市たばこ税につきましては、2億6,800万8,000円を見込みました。
2款2項1目自動車重量譲与税につきましては、1億9,428万4,000円を見込みました。
16ページをお開きください。11款1項1目地方交付税につきましては、前年度1億円減の48億円を見込みました。内訳といたしましては、普通交付税44億円、特別交付税4億円でございます。
19ページをお願いいたします。15款1項1目民生費国庫負担金17億5,133万6,000円の主なものは、3節児童福祉費負担金3億3,066万4,000円、5節生活保護費負担金4億5,050万3,000円、6節障害者自立支援給付費負担金4億1,841万1,000円、7節児童手当負担金3億5,276万4,000円でございます。
20ページをお開き願います。15款2項4目土木費国庫補助金7億9,836万9,000円のうちの主なものは、21ページに移りまして、2節道路橋梁費補助金7億8,085万円で、その主な内容は上曽トンネル整備事業に関する補助、通学路の安全対策に関する補助が主なものでございます。
16款1項1目民生費県負担金7億3,630万9,000円の主なものは、1節国民健康保険事業費負担金1億3,028万3,000円、22ページにお移りいただきまして……失礼しました。前ページに1つございました。申し訳ございません。2節児童福祉費負担金1億6,378万1,000円、22ページに移りまして、4節障害者自立支援給付費負担金2億920万5,000円が主なものでございます。
16款2款2目民生費県補助金1億7,723万2,000円のうちの主なものは、4節医療福祉費補助金1億2,033万円でございます。こちらは、マル福制度に伴う医療費補助金でございます。
23ページをお願いいたします。4目農林水産業費県補助金2億5,330万7,000円のうちの主なものは、1節農業費補助金で、5段目の多面的機能支払交付金1億2,221万9,000円でございます。
続きまして、27ページをお開きいただきたいと思います。19款2項の基金繰入金、こちらのうちの主なものは1目財政調整基金繰入金でございまして、金額は5億2,000万円でございます。
続きまして、20款繰越金、こちらは4億円を計上しております。
28ページをお開きください。21款4項の雑入、こちらのうちの主なものは4目給食事業収入で、金額は9,806万円でございます。
30ページをお開きください。こちらの22款市債につきましては、第4表、地方債で先ほどご説明を申し上げましたので、説明は省略させていただきたいと思います。
歳入につきましては、以上でございます。
続きまして、歳出についてご説明申し上げます。32ページをお開きください。1款1項1目議会費、こちらには1億6,146万6,000円を計上いたしました。このうちの主なものは議会関係事業費1億2,010万8,000円で、内容といたしましては議員報酬及び議員活動経費等でございます。
34ページをお開きください。2款1項1目の一般管理費のうち、総務部所管の主なものについてご説明いたします。35ページの中ほどになります。一般管理事業372万6,000円のうちの主なものは、1節報酬のうち会計年度任用職員報酬で170万6,000円、こちらは文書管理を主に行う会計年度任用職員の報酬でございます。
38ページをお開きください。3目文書費4,519万6,000円のうちの主なものは、11節役務費2,666万3,000円、こちらは後納郵便料でございます。
また、13節使用料及び賃借料1,031万5,000円、こちらは複写機、印刷機等の借上料でございます。
40ページをお開きください。5目財政管理費726万9,000円の主なものは、12節委託料674万3,000円で、こちらは財務書類の作成に関する委託料でございます。
41ページに移ります。6目会計管理費470万9,000円の主なものは、12節指定金融機関業務委託料220万円でございます。
7目財産管理費に1億5,423万8,000円を計上いたしました。
財産管理事業9,737万7,000円の主なものは、42ページをお開きください。10節需用費3,197万1,000円、公用車の燃料費及び車検時の修繕料等でございます。
12節委託料2,950万3,000円は、高濃度PCB処分委託料1,415万7,000円などでございます。
13節使用料及び賃借料998万8,000円の主なものは、県営住宅敷地等の土地借上料でございます。
43ページをお開きください。庁舎維持管理事業5,686万1,000円の主なものは、10節需用費3,348万5,000円で、3庁舎分の電気料、水道料及び修繕料等でございます。
12節委託料1,304万3,000円は、清掃業務委託料等の業務委託料でございます。
続きまして、47ページをお開きください。10目自治振興費3,026万5,000円を計上いたしました。主なものは、7節報償費で2,904万円、こちらは区長、副区長、班長の報償費でございます。
48ページに移ります。12目公平委員会費2万4,000円は、公平委員の報酬等でございます。
続きまして、55ページです。2款2項1目税務総務費に1億5,258万2,000円を計上いたしました。このうちの主なものは、税務職員給与関係経費1億4,729万1,000円で、こちらは職員人件費でございます。
続きまして、57ページをお開きいただきたいと思います。2目賦課徴収費は、6,275万8,000円を計上し、賦課事務事業では5,290万円を計上いたしました。主なものは、12節委託料のうち、市税賦課業務委託料に2,687万7,000円、22節償還金利子及び割引料において過誤納還付金1,500万円を計上しました。
徴収事務事業は、985万8,000円を計上いたしております。
58ページを御覧ください。主なものは、11節役務費のコンビニ収納代行手数料205万7,000円等でございます。
また、12節委託料で、収税消込処理支援業務委託料313万2,000円を計上しております。
3目固定資産評価審査委員会費4万2,000円は、委員の報酬でございます。
続きまして、60ページをお開き願います。2款4項1目選挙管理委員会費に50万8,000円を計上いたしました。委員4名分の報酬及び委員会運営の経費でございます。
61ページに移りまして、2目衆議院議員総選挙事業に3,045万9,000円を、62ページに移りまして、3目県知事選挙事業に2,414万4,000円を、64ページに移りまして、4目市長選挙事業に2,548万円を計上いたしました。
67ページをお開きください。2款6項1目監査委員費63万5,000円は、監査委員2名の報酬及び監査実施に伴う経費等でございます。
大きく飛びまして、139ページをお開きください。9款1項1目常備消防費に7億642万4,000円を計上いたしました。このうちの主なものになりますが、140ページをお開きください。常備消防事業6億6,374万6,000円、こちらは筑西広域市町村圏事務組合の消防費負担金でございます。
2目非常備消防費7,421万2,000円の主なものは、1節報酬、消防団員報酬で2,271万6,000円、7節報償費で消防団員退職報償金1,400万円、8節旅費で出動に関する費用弁償1,446万8,000円でございます。
続きまして、141ページをお開きいただきたいと思います。18節負担金補助及び交付金1,823万円は、各種協議会等への負担金でございます。
3目消防施設費2,020万6,000円、このうちの主なものになりますが、142ページを御覧ください。10節修繕費で、消防施設修繕費用及び消防車両の車検費用といたしまして、449万9,000円、17節備品購入費、消防指令車の購入費用といたしまして、580万8,000円を計上しております。
4目災害対策費2,518万3,000円を計上しておりますが、災害対策事業に1,479万3,000円を計上しました。
143ページを御覧ください。主なものは10節需用費で、備蓄用食料及び避難所用物品の消耗品費に350万円、14節工事請負費で防災機器倉庫設置工事費等に318万2,000円を計上しております。
144ページを御覧ください。防災無線事業1,039万円の主なものは、12節防災無線固定系装置保守委託料750万2,000円でございます。
大きく飛びまして、203ページをお開きください。最下段になります。12款1項1目元金に14億2,422万2,000円を、204ページに移ります。2目利子に1億3,695万1,000円を計上いたしました。
13款1項1目財産取得費は、省略いたします。
13款2項1目財政調整基金費、こちら205ページに移りますが、2目減債基金費及び3目その他の基金費は、基金の利子を積み立てるものでございます。
14款1項1目予備費には7,500万円を計上いたしました。
以上で総務部所管の予算説明を終わります。
〇議長(小高友徳君) 続いて、田口市長公室長。
〔市長公室長(田口瑞男君)登壇〕
〇市長公室長(田口瑞男君) それでは、市長公室関係の歳出予算の主なものにつきましてご説明をいたします。
予算書34ページをお開きください。2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、一般管理職員給与関係経費7億3,620万6,000円は、特別職2名及び市長公室、総務部などの一般職員の人件費でございます。
35ページになります。同じく一般管理費、会計年度任用職員給与関係経費2,313万3,000円は、会計年度任用職員のうち、職員と同様にフルタイムで勤務する職員6名分の給与関係経費でございます。
36ページをお開きください。2目人事管理費、人事管理業務についてご説明をいたします。1報酬2,540万6,000円のうち会計年度任用職員報酬2,526万2,000円は、窓口対応職員5名、障害者雇用5名、出納業務職員2名、育児休暇代替の職員4名の報酬でございます。2節給料6,510万1,000円は、再任用職員32名分の給料でございます。3節職員手当等1,863万3,000円は、再任用職員32名分の手当と会計年度任用職員の期末手当でございます。4節共済費5,763万4,000円のうち地方公務員災害補償基金負担金233万円は、職員の公務災害補償の負担金でございます。社会保険料5,321万3,000円は、会計年度任用職員及び再任用職員などの社会保険料でございます。12節委託料2,296万円のうち職員検診委託料345万2,000円は、378名分の検診委託料でございます。人材派遣委託料1,491万6,000円は、育児休業などにより休職になった職員の代替対応するための委託料でございます。13節使用料及び賃借料176万4,000円のうち電算機器賃借料171万6,000円は、人事評価システム、勤休管理システム、臨時職員の管理システムの使用料でございます。
38ページをお開きください。18節負担金補助及び交付金107万5,000円のうち非常勤公務員災害補償負担金57万6,000円は、議員各位及び医師など、合計980人の非常勤公務員災害補償負担金でございます。
39ページとなります。4目秘書広聴費の広報広聴の事業の主なものは、10節需用費921万円のうち印刷製本費898万5,000円、これは「広報さくらがわ」及びお知らせ版の印刷製本費です。
続きまして、12節委託料85万9,000円の主なものは、市ホームページの運用管理委託料でございます。
次に、秘書関係事業ですが、予算額1,242万3,000円で、主なものは9節公債費130万円は市長交際費でございまして、昨年度同額となっております。10節需用費129万4,000円は、消耗品費45万8,000円につきましては桜川市表彰式、新年の集いの消耗品でございます。食糧費につきましては、新年の集いの開催時における飲食代でございます。
続きまして、40ページを御覧ください。12節委託料640万2,000円は、庁舎の電話交換業務2名分の委託料でございます。18節負担金補助及び交付金154万2,000円は、全国市町村会負担金ほか9件の負担金でございます。
予算書は44、45ページをお開き願います。8目企画費でございます。企画事業8,856万4,000円の主なものについて説明をいたします。7節報償費30万円は、マスコットキャラクターデザインの副賞賞金の25万5,000円と選考委員の報償費でございます。12節委託料1,246万3,000円は、第2次総合計画支援業務委託料806万3,000円、後期計画を策定するための支援業務委託でございます。440万円は、マスコットキャラクター作成委託料、決定されたキャラクターの周知を図る着ぐるみ作成の委託料でございます。18節負担金補助及び交付金7,539万4,000円の主なものは、筑西広域市町村圏事務組合負担金、議会総務費2,616万円と筑西広域市町村圏事務組合負担金、遊湯館費4,900万4,000円で、どちらの負担金につきましても均等割及び人口割から算出されております。以下、各協議会等の負担金が8本ございます。
続いて、オリンピック・パラリンピック・国際交流事業1,562万5,000円のうち主なものは、46ページになります。国際交流協会補助金1,561万5,000円でございます。主な事業は、昨年からコロナ禍で1年延期となったオリンピックのモンゴル国の射撃チームとの事前キャンプでございます。ブルガリアやモンゴルとのホストタウン交流事業も行っていくことになっております。
2款1項9目情報管理事業1億2,389万円の主な支出ですが、10節需用費324万8,000円の主な用途は内部情報系、基幹系、インターネット系、パソコンのプリンタートナーの消耗品費でございます。11節役務費594万円の主な支出は、市役所3庁舎間並びに市内の出先施設を結ぶ光回線の利用料でございます。12節委託料910万1,000円では、電算機器保守点検委託料721万9,000円は、基幹系システムのハードウエア保守や住民基本台帳ネットワークシステム機器の保守、プリンターの保守、インターネット系サーバー保守の委託料でございます。13節使用料及び賃借料7,034万4,000円、電気機器賃借料6,612万円は、基幹系システム、内部情報系システムの賃借料及び社会保障、税に関わる番号制度中間サーバー用の連携サーバークラウドの利用料でございます。17節備品購入費2,213万1,000円は、内部系パソコンOSサポートの期限切れに伴う端末80台及びプリンター4台の購入及び設置作業等でございます。18節負担金補助及び交付金1,306万7,000円の主なものでは、いばらきブロードバンドネットワーク運用管理負担金380万1,000円で、これは茨城県と県内の自治体専用の光回線網で、住民基本台帳ネットワークシステムやLGWAN接続など、外部機関との通信回線として利用しているものでございます。
次ページになります。社会保障・税番号制度システム中間サーバー利用負担金416万3,000円は、マイナンバー制度のシステムを運用するための中間サーバー経費に係るものでございます。いばらき情報セキュリティクラウド運用管理負担金148万5,000円、茨城県と市町村が共同でインターネット接続の高度な情報セキュリティー対策を講じるための運用管理負担金です。コンビニ交付運営負担金221万9,000円は、コンビニ証明の交付を運営する地方公共団体情報システム機構へ支払う運営負担金でございます。
次に、地域情報通信基盤運営事業3,497万1,000円でございますが、こちらの財源は全て光ファイバー網NTTへ貸付けとなっており、歳入と同額で計上しております。主な支出といたしましては、12節委託料253万円は、光ケーブル網の定期点検や設備管理などの光ファイバー網の保守点検委託料でございます。13節使用料及び賃借料956万円は、NTTの東京電力の電柱と通信施設の使用料でございます。21節補償補填及び賠償金2,166万1,000円は、NTT及び東京電力の電柱を移設する場合の光ファイバー移設に伴う支障移転補償費でございます。
次に、54ページをお願いします。2款1項19目新庁舎建設事業費は、今後新庁舎の建設を進めるために新設いたしました。新庁舎建設事業1,139万円の主なものは、次ページをお願いいたします。12節委託料で、基本レイアウト・什器計画作成業務の委託料455万円と、文書量の調査の委託料678万1,000円でございます。
続いて、20目複合施設建設事業2億9,877万1,000円ですが、こちらは公民館と図書館、岩瀬支所の機能を併せ持った複合施設を建設するために新設いたしました。12節委託料1億5,727万1,000円は、複合施設設計委託料1億4,957万1,000円の内訳は、基本設計業務委託が3,484万8,000円、実施設計業務委託が1億772万3,000円、地盤測量調査が700万円となります。14節工事費1億4,140万円は、岩瀬中央公民館の解体工事でございます。
続いて、66ページをお願いいたします。2款5項1目統計調査総務事業185万3,000円の主な支出は、1節の報酬で会計年度任用職員の1名でございます。
次に、2目基幹統計調査事業277万6,000円の主な支出は、1報酬188万6,000円で、経済センサス指導員と統計調査員の170万6,000円の報酬でございます。
以上で市長公室関係の歳出予算の説明を終わります。
〇議長(小高友徳君) 続いて、鈴木総合戦略部長。
〔総合戦略部長(鈴木政俊君)登壇〕
〇総合戦略部長(鈴木政俊君) それでは、総合戦略部関係歳出予算案につきましてご説明いたします。
予算書36ページをお開き願います。36ページでございます。右側の説明欄に記載のふるさと応援寄附金事業1,516万8,000円でございますが、来年度歳入で寄附金1,000万円を見込み、基金に積み立てるものでございます。
次に、50ページをお開き願います。2款1項16目企業誘致推進費121万3,000円は、企業誘致推進事業に係る旅費並びに需用費、負担金等が主な経費でございます。
次に、51ページを御覧願います。2款1項17目桜川筑西IC(インターチェンジ)周辺地区開発整備費4億7,931万2,000円は、当地区の開発整備に係る経費で、主なものといたしましては14節工事請負費4億1,438万1,000円は、地区内幹線道路、公園、調整池の整備と国道50号から北側に延びる市道の改良工事に係る経費で、来年度は合計8本の工事を予定しております。
続きまして、52ページをお開き願います。2款1項18目ヤマザクラ事業費6,782万3,000円は、ヤマザクラの里づくり事業並びに地域おこし協力隊事業、地域商社支援事業に係る経費で、このうちヤマザクラの里づくり事業の事業費は2,658万1,000円で、主なものといたしまして、12節委託料1,766万1,000円は、ヤマザクラの保全、PR、文化財の保全樹木の土壌調査等に係る委託料でございます。
続いて、53ページを御覧願います。説明欄中段の地域おこし協力隊事業2,311万2,000円は、地域おこし協力隊員5名分の人件費と活動等に係る経費でございます。これら地域おこし協力隊事業に係る予算は、全額特別交付税の対象となっております。
続きまして、54ページをお開き願います。地域商社支援事業1,813万円は、今年2月2日に設立いたしました桜川市地域商社株式会社クラセル桜川の運営支援に係る経費でございます。主なものといたしましては、18節負担金補助及び交付金1,500万円で、地域商社の運営に係る補助金でございます。
なお、この補助金につきましては、国の地方創生推進交付金2分の1を見込んでおります。
説明は以上でございます。
〇議長(小高友徳君) 続いて、仁平市民生活部長。
〔市民生活部長(仁平博章君)登壇〕
〇市民生活部長(仁平博章君) 市民生活部所管の歳出予算につきましてご説明いたします。
予算書48ページをお開き願います。2款1項11目交通安全対策費、予算額505万1,000円の主な内容でございますが、交通安全対策事業の7節報償費247万1,000円は、高齢者運転免許自主返納支援のための記念品代等102万1,000円と民間交通指導員71名分の報償費142万円等でございます。
予算書は49ページになります。13目男女共同参画事業費53万6,000円は、男女共同参画事業といたしまして、男女共同参画講演会並びに出会いイベントセミナーの開催に伴う経費等でございます。
14目防犯対策費1,062万3,000円の主な内容でございますが、防犯対策事業の、次のページをお願いいたします。14節工事請負費191万円は、50基分の防犯灯設置工事費及び2か所の防犯カメラ設置工事費といたしまして計上させていただきました。
15目市民協働推進費は、予算額6万円でございます。
続きまして、58ページをお開き願います。2款3項1目戸籍住民基本台帳費は、予算額1億408万2,000円でございます。
59ページになります。戸籍住民基本台帳事業3,016万3,000円の主な内容でございますが、13節使用料及び賃借料1,069万8,000円、これですけれども、電算機器等の賃借料333万9,000円及び、次のページになります。戸籍システムクラウドサービス使用料690万4,000円等でございます。18節負担金補助及び交付金1,025万3,000円は、個人番号カード関連事業等に係る交付金でございます。
ページ飛びまして、73ページをお開き願います。3款1項4目老人医療費は、予算額6億1,119万円でございます。
次のページになります。老人医療給付事業6億139万3,000円の主な内容でございますが、18節負担金補助及び交付金4億7,267万3,000円は、県後期高齢者医療広域連合負担金1,692万7,000円並びに後期高齢者医療給付費市町村負担金4億5,334万6,000円等でございます。27節操出金1億1,870万1,000円は、保険基盤安定化対策といたしまして、後期高齢者医療特別会計へ繰り出すものでございます。
5目医療福祉費は、予算額3億3,502万1,000円でございます。
次のページになります。医療福祉事業3億2,298万2,000円の主な内容でございますが、19節扶助費3億1,568万1,000円は、医療費の一部負担金を助成する医療福祉費3億1,407万6,000円等でございます。
76ページに移ります。6目高額療養費貸付金費200万円は、高額療養費対象者に対する貸付金でございます。
7目国民年金費1,361万5,000円の主なものでございますが、職員2名分の給与関係経費でございます。
次のページをお願いいたします。8目国民健康保険事業費は、予算額3億4,626万円でございます。国民健康保険事業の3億3,203万5,000円、こちらは国民健康保険特別会計への操出金でございます。
78ページをお願いいたします。10目人権啓発対策費は、予算額2,552万8,000円でございます。人権啓発対策事業705万2,000円の主な内容でございますが、7節報償費124万円は人権教育講演会に係る講師謝礼及び広域隣保事業生活相談員2名分の報償費でございます。
予算書、ページが飛びまして、100ページをお開き願います。4款1項3目環境衛生費は、予算額2億7,946万5,000円でございます。職員給与関係経費のほか環境衛生事業2,867万6,000円、次のページの水道事業操出事業1億2,751万6,000円、浄化槽設置事業8,574万4,000円となっております。
まず、環境衛生事業でございますが、18節負担金補助及び交付金といたしまして、筑西広域市町村圏事務組合火葬場負担金2,655万8,000円が主なものでございます。
次に、水道事業操出事業でございますが、23節投資及び出資金といたしまして、水道事業会計への出資金1億2,730万円が主なものでございます。
また、浄化槽設置事業におきましては、18節浄化槽設置に係る事業費補助金といたしまして、120基分、8,569万5,000円を計上しております。
次に、4目公害対策費は、予算額555万2,000円でございます。公害対策費は、公害対策事業401万2,000円と、次のページの放射線量測定事業154万円でございます。
まず、公害対策事業の主な内容でございますが、12節委託料244万4,000円は、河川水質検査委託料64万9,000円ほか2件の委託料でございます。放射線量測定事業につきましては、放射線量測定に係る会計年度任用職員の報酬が主なものでございます。
続きまして、2項1目清掃総務費4億7,250万9,000円の主な内容でございますが、次のページをお願いいたします。清掃総務事業の12節委託料1億1,783万1,000円は、可燃物、不燃物、粗大ごみ収集関係の委託料でございます。18節負担金補助及び交付金は、筑西広域市町村圏事務組合清掃費負担金2億4,139万円並びに筑北環境衛生事務組合負担金1億993万4,000円が主なものとなっております。
次に、2目ごみ減量化対策費4,121万円の主な内容でございますが、ごみ減量化対策事業の7節報償費700万円は、地区に対する分別収集に係る報償金でございます。
次のページになります。12節委託料3,352万3,000円は、資源ごみの収集に係る委託料でございます。
予算書ページが飛びまして、121ページをお開き願います。7款1項3目消費者行政費443万円の主な内容でございますが、消費者行政事業の1節報酬253万3,000円は、会計年度任用職員、生活相談員2名分の報酬でございます。
予算書、さらに飛びまして、139ページをお開き願います。8款5項2目住宅新築資金等償還推進助成事業費、予算額21万円でございますが、同和対策事業による住宅資金貸付事業の償還推進に要する費用となっております。
以上で市民生活部所管の予算案の説明を終わります。
〇議長(小高友徳君) ここで暫時休憩とします。
休 憩 (午後 3時45分)
再 開 (午後 3時55分)
〇議長(小高友徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
続いて、上野保健福祉部長。
〔保健福祉部長(上野茂雄君)登壇〕
〇保健福祉部長(上野茂雄君) 保健福祉部所管の予算についてご説明いたします。
68ページをお願いいたします。3款1項1目社会福祉総務費1億1,676万9,000円、中段、社会福祉総務事業3,922万円、69ページにかけまして、主なものは19節民生委員児童委員協議会補助金481万9,000円、社会福祉協議会補助金2,882万円。
2目老人福祉費8,875万4,000円、前年度比較2,179万3,000円の増は、主に人件費及び新規事業によるものです。
70ページをお願いします。12節介護予防生活支援事業委託料367万1,000円は、配食サービスを拡充し、124万円を増額しています。17節備品購入費490万円は、新規事業、高齢者の見守りを兼ねた買物支援事業の車両購入費です。財源は、介護保険事業の保険者機能強化推進交付金全額補助を活用します。19節扶助費2,490万5,000円のうち老人福祉施設措置費1,135万1,000円は、4名分の入所費用です。高齢者疾病予防対策事業費264万6,000円は、新型コロナウイルス感染症の検査費用です。
71ページをお願いいたします。成年後見制度利用促進事業28万6,000円は新規事業です。権利擁護を支援するための運営費です。情報連携推進事業84万6,000円も新規事業です。在宅での医療と介護支援を目的に、市内の医療機関、介護機関80事業所がタブレット端末を使い、それぞれの情報共有に活用し、円滑に支援するためのシステム費用です。
3目障害者福祉費10億7,284万9,000円、72ページをお願いいたします。主なものとしまして、19節扶助費10億6,446万6,000円のうち自立支援給付費8億2,048万8,000円は、障害の支援認定区分に基づく居宅介護、通所、入所などの給付費です。次の自立支援医療費(更生医療)5,416万8,000円は、18歳以上の身体障害者手帳所持者への医療費の公費負担分です。
73ページをお願いします。中段、障害児通所給付費1億2,623万4,000円は、障害児の訓練、発達支援、放課後デイサービスなどの費用でございます。
77ページをお願いいたします。下段、9目介護保険事業費、78ページをお願いいたします。27節操出金のうち介護保険特別会計操出金6億5,567万円は、前年度比較4,130万円、6.3%ほど増えてございます。
81ページをお願いいたします。14目生活困窮者自立支援事業費865万1,000円、生活困窮者自立支援相談支援事業、19節扶助費、住宅確保給付金184万5,000円は、コロナ禍収入が減り、居宅を失うおそれのある家賃費用になります。増額をしてございます。生活困窮者就労準備支援事業、12節委託料375万6,000円は、要保護または準要保護世帯の中学生を対象とした学習支援などの委託料です。年間47回開催する計画でございます。
82ページをお願いいたします。3款2項1目児童福祉総務費2億4,271万円のうち、下段、児童福祉総務事業、83ページ、1行目、19節扶助費1,800万円は出産お祝い金1人10万円とさせていただき、180人分を計上いたしました。中ほど、児童扶養手当の事業のうち、19節扶助費1億4,211万8,000円はひとり親家庭の18歳未満の児童分の扶養手当です。ひとり親家庭等支援事業、19節扶助費、ひとり親家庭等入学祝金315万円は、中学、高校入学時の祝金3万円の費用です。ひとり親家庭高等職業訓練促進給付金668万1,000円は、ひとり親が自立できるよう、医療や福祉などの資格取得を支援する費用です。
84ページをお願いいたします。2目児童措置費12億7,280万7,000円、教育・保育総務事業のうち、18節教育・保育施設等利用者負担額軽減化事業補助金1,384万1,000円は、18歳以下の児童2人以上の世帯に対し、施設利用額を第2子以降補助するものです。保育対策総合支援事業費補助金1,084万2,000円は、保育士の職場環境改善のため、補助者、消毒等の労務者などを雇用した場合の補助金です。
子どものための教育・保育給付事業のうち、85ページ、19節扶助費、民間保育園などへの給付費6,658万1,000円、民間幼稚園及び認定こども園の給付費5億8,011万9,000円、小規模保育園の給付費3,661万5,000円になります。現時点で919人の利用決定をしてございます。
子ども・子育て支援交付金事業のうち、12節委託料、ファミリーサポートセンター事業200万円、地域子育て支援拠点事業1,237万7,000円は、子育て支援、親子の交流、育児相談に要する費用でございます。18節一時預かり事業補助金464万1,000円は、通園決定していない児童が一時的に利用した場合の補助金です。地域子育て支援拠点事業補助金827万円は、民間保育施設で実施する親子の交流、子育て相談に対する補助金です。
児童手当事業のうち19節扶助費5億1,193万円は、中学校修了までの子供を対象とした養育者への手当です。
86ページをお願いいたします。4目放課後児童対策事業費7,115万4,000円は、市内10か所の学童クラブの管理運営費です。主なものは、1節報酬6,057万2,000円、支援員30名分、補助員22名分になります。
87ページをお願いいたします。5目こども園費2億4,028万8,000円、認定こども園職員給与関係経費2億862万2,000円は、やまと認定こども園職員と社会福祉協議会派遣職員の人件費になります。
88ページをお願いいたします。やまと認定こども園事業2,155万7,000円は、園の管理及び施設維持管理費です。現在、139人の利用決定をしております。10節需用費、光熱費359万8,000円、賄材料費966万1,000円が主なものでございます。
90ページをお願いいたします。3款3項1目生活保護総務費3,157万5,000円は、生活保護事業のための事務費です。
92ページをお願いいたします。2目扶助費6億172万円は、19節、8種類の扶助費、施設事務費、委託事務費になります。生活扶助費で1億7,917万4,000円、29.8%、医療扶助費3億159万2,000円、51.1%となっています。約320人ほど決定を受けている状況です。
93ページをお願いいたします。4款1項1目保健衛生総務費6億682万4,000円、前年度比較3億6,261万6,000円の減額は、県西総合病院解体工事が完了したことによるものでございます。
94ページをお願いいたします。保健衛生総務事業のうち、18節病院事業会計負担金4億5,766万3,000円は、前年度から97万5,000円の減額です。
下段の母子衛生事業3,757万8,000円は、母子保健法に基づく事業です。
95ページ、12節委託料のうち妊婦・乳児健康診査委託料2,189万5,000円、妊婦健診は出産まで16回、乳児は年2回の健診を行うための費用でございます。18節不妊治療助成金320万円は、17人分を計上しております。
96ページをお願いいたします。2目予防費2億4,126万6,000円、前年度比較9,236万円の増額です。新型コロナウイルスワクチン接種事業を加えたことによるものです。予防総務事業8,953万3,000円のうち、97ページ、12節委託料8,735万3,000円、予防接種法に基づき乳幼児から高齢者まで19種の接種委託料です。
98ページをお願いいたします。保健事業5,438万3,000円は、健康増進法に基づく健康事業で、がんや生活習慣病の早期発見を目的に、18種の健診委託料が主なものでございます。
99ページをお願いいたします。新型コロナウイルスワクチン接種事業9,735万円、接種委託料9,080万7,000円が主なものです。令和3年度分として約2万1,000人分の接種分です。10割国庫負担になります。
以上で保健福祉部の説明を終わります。
〇議長(小高友徳君) 続いて、白田経済部長。
〔経済部長(白田伸一君)登壇〕
〇経済部長(白田伸一君) それでは、経済部所管の歳出予算についてご説明申し上げます。
なお、職員給与経費は省かせていただきます。
予算書104ページをお開き願います。5款労働費、1項1目労働諸費につきましては、筑西労働基準協会負担金3万円を計上しております。
続きまして、6款農林水産業費、1項1目農業委員会費は、5,242万2,000円を計上しております。
予算書105ページをお開き願います。農業委員会事業1,777万1,000円の内訳ですが、1節報酬は農業委員18名と農地利用最適化推進委員33名の報酬1,497万6,000円のほか、18節負担金補助及び交付金から各負担金として99万2,000円を計上しております。
予算書106ページをお開き願います。6款1項2目農業総務費につきましては、8,112万5,000円を計上しております。農業総務事業223万2,000円の主なものは、7節報償費205万2,000円で、生産組合長342名分の報酬が主なものでございます。
予算書は107ページをお開き願います。6款1項3目農業振興費につきましては、1,814万1,000円を計上いたしております。普通作物振興事業1,213万7,000円は、主に18節負担金補助及び交付金です。主なものは、茨城県西農業共済組合水稲病害虫防止事業補助金763万5,000円は、真壁、大和地区の有人ヘリコプターによる水田空中防除の運営費事業補助金です。県央南農業共済組合水稲病害虫防止事業補助金365万5,000円は、岩瀬地区の無人ヘリコプターによる水田空中防除の運営事業補助金です。
次に、園芸振興事業78万3,000円は、負担金及び補助金で、県西地域農業改良推進協議会負担金20万2,000円と農林振興公社負担金58万1,000円でございます。
予算書は108ページをお開き願います。次に、特産物振興事業464万2,000円の主なものは、18節負担金補助及び交付金310万円で、農業用プラスチック適正処理推進協議会補助金300万円が主な補助金となっております。
次に、畜産振興事業57万9,000円の主なものは、11節役務費48万4,000円と18節負担金補助及び交付金で、家畜の検査やワクチンの接種の手数料と負担金及び補助金でございます。
予算書は109ページをお開き願います。4目農政推進費につきましては、2,006万7,000円を計上いたしました。農業経営支援事業1,977万1,000円の主なものは、18節負担金補助及び交付金であり、農業人材強化総合支援事業補助金750万円は、50歳以下の認定新規就農者の経営が安定するまでの5年間を助成するものであり、経営発展支援として年間1人250万円を交付するものです。農業用パイプハウス資金購入費補助金201万7,000円は、販売農家であれば対象となりまして、補助率は対象経費の3分の1以内となっております。農業者育成支援事業補助金450万円は、市単独事業であり、農業用機械等の購入に対し補助する補助金です。荒廃農地解消事業補助金70万円は、耕作放棄地等を農地として再生するために必要な費用を助成するものです。強い農業・担い手づくり総合支援交付金500万円は、融資を受けて農業機械等を購入する農家に対して助成するものです。
次の資金助成事業、農業振興促進事業、結婚相談事業は省略させていただきます。
予算書は110ページをお開き願います。続きまして、5目農地費については、4億1,397万7,000円を計上しております。農地関係事業2,942万8,000円の主なものは、12節委託料250万円と14節工事請負費1,450万円につきましては、市内7か所の道路横断管改修工事に伴う設計委託料及び工事請負費でございます。18節負担金補助及び交付金1,047万7,000円の主なものは、予算書は111ページに続きます。県営土地改良事業調査設計負担金150万円と、県営土地改良事業負担金550万円が負担金の主なものでございます。農業基盤改修補助金270万円は、桜川市土地改良区及び水利組合等の水路、ため池等の改修工事に係る補助金であります。
次に、かんがい排水事業5,463万5,000円につきましては、県単かんがい排水事業として稲地区、大曽根地区、青木地区の排水路工事及び東飯田地区の機場改修工事に伴う測量及び実施設計委託料647万5,000円、それに伴う工事請負費4,786万円でございます。
次に、土地改良負担金事業1,200万円は、桜川市土地改良区に運営補助金として計上してございます。
次に、霞ヶ浦用水事業1億2,452万2,000円で、主なものは10節需用費420万1,000円で、光熱水費は上野沼噴水施設と水質浄化の電気料でございます。修繕料は、噴水設備の修理代です。18節負担金補助及び交付金1億1,927万6,000円ですが、霞用水国営負担金のほか4つの負担金は、いずれも霞ヶ浦用水事業に伴う負担金でございます。
112ページに移りまして、国営造成施設管理体制整備促進事業補助金1,125万円は、桜川市土地改良区が管理する県営事業で整備された揚水機場等の点検整備及び電気料等に対する補助金でございます。
次に、多面的機能支払交付金事業1億6,272万8,000円の主なものは、18節負担金補助及び交付金で、市内63組織会が実施する多面的機能支払交付金で、農地維持補助金が5,518万6,000円、資源向上共同補助金が3,193万4,000円及び資源向上長寿命化補助金が7,359万円となっております。
次に、ため池整備事業280万8,000円につきましては、落下防止等注意喚起看板設置費用30万円と飯田沼と大池の護岸改修のための工事費250万8,000円です。
続きまして、6目農村総合整備事業は、本年度609万1,000円で、予算書は113ページに移りまして、主なものは12節委託料419万3,000円であり、桜井農村公園内の除草作業、肥料散布などの管理業務委託料でございます。
続きまして、7目水田農業対策費は、今年度3,832万2,000円で、7節報償費154万2,000円は農業再生協議会委員の謝礼と生産調整における正副区長、生産組合長への推進協力謝礼でございます。18節負担金及び交付金3,675万円の主なものとしては、ブロックローテーションの推進補助金195万円は、ブロックローテーションにより生産調整を計画的に実施した集落へ補助するものでございます。儲かる産地支援事業補助金350万円は、先端技術導入をしました機械を設置整備する経費の3分の1を補助する県補助金でございます。経営所得安定対策直接支払推進事業補助金の1,200万円は、桜川市農業再生協議会が行う経営所得安定対策直接支払推進事業への補助金でございます。担い手への農地集積推進事業補助金300万円は、地域の担い手集積、集約化を促進する集積協力金です。新規需要米推進事業補助金1,560万円は、転作の主要作物である飼料用米及び輸出用米の作付拡大を推進するための補助金です。
予算書は114ページをお開き願います。8目地籍調査につきましては、建設部所管でございます。
9目施設管理費につきましては、今年度907万7,000円を計上しております。岩瀬ふれあい公園管理事業から岩瀬農村公園管理事業、115ページに移りまして、真壁運動広場管理事業、滝の入うるおいセンター管理事業までは、それぞれの施設管理委託料並びに土地借上料が主なものでございます。
予算書は115から116ページをお開きください。続きまして、10目中山間地域等直接支払費は、本年度252万5,000円を計上しております。主なものは、18節負担金補助及び交付金の中山間地域等直接支払交付金251万5,000円となっております。
続きまして、6款2項林業費、1目林業総務費につきましては、7,585万1,000円を計上しております。林業総務事業80万5,000円の主なものは、18節負担金補助及び交付金で、笠間西茨城森林組合の補助金66万円等でございます。
予算書は117ページをお開きください。有害鳥獣対策事業は、6,158万5,000円であり、7節報償費2,644万2,000円は、有害捕獲期間における解体謝礼金が1,440万円と、狩猟期間における捕獲報償費1,200万円が主なものです。12節委託料913万8,000円の主なものは、有害鳥獣捕獲委託料745万3,000円で、年間90日間実施される有害鳥獣イノシシ捕獲の業務委託料でございます。18節負担金補助及び交付金2,149万円の主なものは、イノシシ被害防止対策事業補助金1,060万円で、イノシシによる農地の被害防止のために設置する電気柵、ワイヤメッシュ等の補助金でございます。桜川市鳥獣被害対策協議会補助金1,024万4,000円は、桜川市鳥獣被害対策協議会が主体となり、茨城県有害鳥獣被害防止総合対策補助金を活用し、イノシシによる侵入防止策としてワイヤメッシュ、電気柵整備に係る事業費を補助するものです。
予算書は118ページをお開き願います。2目林業振興費につきましては、本年度3,152万4,000円を計上いたしました。林業振興事業861万7,000円の主なものは、12節委託料770万円で、ふるさとの森、みかげ憩いの森及び富谷ふれあいの森公園等の清掃管理業務委託料でございます。
次に、身近なみどり整備推進事業1,291万5,000円の主なものは、12節委託料1,170万円で、山林の下刈り、間伐、竹林整備等の委託費用でございます。
次に、森林環境譲与税活用事業1,071万2,000円につきましては、昨年より新たに創設されたもので、森林整備、林業の人材育成や木材の利用の推進に使うことができるものです。24節積立金1,071万2,000円は、令和3年度に国から来る森林環境譲与税を基金に一旦積み立てるものです。
続きまして、3目林道整備費につきましては、本年度4,842万円を計上しております。林道整備事業の主なものは、予算書は119ページをお開きください。12節委託料のうち設計委託料385万円と14節工事請負費3,521万1,000円は、平沢線、端上線、酒寄線、北筑波稜線林道2工区等の工事に伴う費用でございます。12節委託料のうち林道清掃管理業務委託料612万7,000円は、市内25路線ある林道の除草作業委託料であります。
続きまして、7款商工費、1項1目商工総務費の予算総額は、5,475万3,000円を計上しております。
予算書は120ページをお開きください。次に、2目商工振興費の予算総額は、4,763万6,000円を計上しております。商工振興事業の主なものは、12節委託料950万円のうち信用保証料補給事務委託料900万円は、資金保証料を補給するため、保証料補給金とその事務を茨城県信用保証協会へ委託するものです。18節負担金補助及び交付金2,372万円の主なものは、いばらきストーンフェスティバル開催事業補助金252万円、中小企業事業資金保証料及び利子補給補助金100万円、まほろばの石まつり開催補助金200万円、住宅リフォーム助成事業補助金400万円、商工会への商工業振興事業補助金1,020万円、石材振興事業補助金130万円、特産品開発支援事業補助金100万円、予算書は121ページをお開きください。真壁石燈籠第五次振興事業補助金85万円などでございます。20節貸付金1,200万円は、市内の自治金融取扱金融機関への預託金です。22節償還金利子及び割引料の200万円は、信用保証料の返戻金でございます。
3目の消費者行政費は、市民生活部の所管であり、省かせていただきます。
予算書は122ページをお開き願います。次に、4目観光費の予算総額は5,055万5,000円を計上しております。観光事業4,904万1,000円の主なものは、1節報酬789万6,000円で、やすらぎの里キャンプ場の施設管理人3名と商工観光課事務補助員1名の会計年度任用職員報酬となっております。10節需用費から次ページ123ページの17節備品購入費までは、上野沼やすらぎの里キャンプ場と筑波高原キャンプ場の管理運営費であります。主なものとしましては、両施設の施設清掃と除草管理の業務委託が170万円、国から借りている筑波高原キャンプ場の敷地面積確定のための測量業務に502万3,000円、敷地と土地借上料が757万9,000円及びやすらぎの里トイレ洋式化工事や上野沼歩道の修繕工事などの工事請負費の520万5,000円が主なものでございます。18節負担金補助及び交付金962万3,000円の主なものは、筑波山地域ジオパーク推進協議会負担金93万円、モンベルフレンドエリア登録負担金92万4,000円、予算書は124ページをお開きください。つくば霞ヶ浦りんりんロード利活用推進協議会負担金83万円、市観光協会補助金600万円でございます。
次に、自然公園管理事業151万4,000円は、富谷山公園と御嶽山森林公園の電気料や清掃作業、除草作業などの管理に要する経費と、御嶽山森林公園駐車場を含む土地借上料28万5,000円が主なものでございます。
続きまして、5目地域振興費の予算総額は、575万2,000円を計上しております。主なものは、10節需用費のうち216万円は春と秋に行っています花いっぱい運動推進事業の花代です。18節負担金補助及び交付金350万円は、予算書は125ページをお開きください。まかべの秋まつり実行委員会補助金150万円、真壁のひなまつり実行委員会補助金100万円、桜川の夏祭り活性化補助金100万円となっております。
予算書は飛びまして、202ページをお願いいたします。202ページになります。11款1項1目農業災害復旧費、2目農地災害復旧費、3目林業災害復旧費は科目設定のみです。
以上が経済部所管の令和3年度桜川市一般会計歳出予算の概要でございます。よろしくお願いします。
〇議長(小高友徳君) 続いて、仁平建設部長。
〔建設部長(仁平昌則君)登壇〕
〇建設部長(仁平昌則君) それでは、建設部所管の歳出予算についてご説明いたします。
予算書114ページをお開きください。6款1項8目地籍調査費615万8,000円の主なものは、12節委託料596万4,000円です。内容としましては、測量委託料が336万6,000円、地籍調査図スキャニング作業委託料254万1,000円でございます。
予算書125ページをお開きください。8款1項1目土木総務費6,931万円のうち、土木総務事業351万2,000円の主なものについては、予算書126ページをお開きください。11節の役務費の市管理道路賠償責任保険料187万2,000円でございます。
予算書127ページになります。8款2項1目道路橋梁総務費7,781万5,000円で、道路橋梁総務事業の主なものについては、12節委託料の道路台帳加除業務が507万1,000円、橋梁定期点検委託料550万円は15メートル以上の橋梁の点検委託料となります。14節工事請負費の6,150万円の主なものにつきましては、橋梁長寿命化事業を実施する岩瀬小学校前の陸橋補修工事でございます。
8款2項2目の道路維持費6,715万2,000円は、道路維持事業の主なものにつきましては10節の需用費のうち修繕料550万円は、市内全域の道路補修と道路修繕等でございます。12節委託料2,191万円の主なものにつきましては、予算書128ページをお開きください。市道の道路清掃管理業務委託料が1,050万円と、土木作業業務委託料が815万円となっております。14節の工事請負費3,000万円につきましては、各地区より要望されている市内全域の道路排水路の補修工事です。18節原材料費につきまして、700万円は同じく市内全域の道路、排水路の修繕に用いる材料の原材料費でございます。
次に、8款2項3目道路新設改良費は、16億6,092万3,000円のうち、予算書129ページになります。道路新設改良事業1億3,786万7,000円の主なものについては、12節委託料の2,000万円の内訳は、設計委託料が1,500万円、これについては9路線の設計積算補償、路面正常調査委託料になります。測量委託料500万円は、2路線の用地測量費でございます。14節工事請負費7,990万円は、道路改良工事5路線と舗装工事1路線、排水整備が2か所の工事請負費となっております。16節公有財産購入費で770万円につきましては、道路用地の購入費です。21節補償補填及び賠償金288万円は、道路改良工事等による物件移転による費用でございます。
次に、岩瀬工業団地進入道路整備事業の2,500万円につきましては、調査設計業務委託料になります。
次に、上曽トンネル整備事業の10億700万円につきましては県の受託工事となり、上曽トンネル整備に対する委託料となります。
通学路整備事業4億6,400万円は、桃山学園、坂戸小学校、岩瀬西中学校通学路の整備費用となります。そのうち12節委託料400万円につきましては、積算委託料となります。14節工事請負費2億6,000万円の内訳は、桃山学園通学路が1億3,000万円、坂戸小学校、岩瀬西中学校通学路も同じく1億3,000万円を見込んでおります。16節公有財産購入費5,200万円の内訳は、桃山中学校通学路、坂戸小学校、岩瀬西中学校通学路の用地購入費となります。
予算書130ページをお開きください。21節補償補填及び賠償金1億4,800万円は、同じく桃山学園通学路、坂戸小学校、岩瀬西中学校通学路の立ち木工作物、電柱等の補償補填となります。
8款3項1目河川総務費4,200万円の主なものは、14節工事請負費4,000万円で、内訳は山王寺川河川改修工事、3河川のしゅんせつ工事を見込んでおります。
8款4項1目都市計画総務費2億3,963万8,000円のうち、予算書131ページになります。都市計画総務事業3,175万3,000円の主なものにつきましては、12節委託料1,168万7,000円で、132ページをお開きください。主なものにつきましては、工業系、流通系の地区計画を策定するための計画策定等支援業務委託料825万6,000円、景観計画を作成するための景観計画策定業務委託料306万9,000円、この2つにつきましては令和2年度から3年度の継続事業でございます。18節負担金補助及び交付金1,729万3,000円の主なものにつきましては、定住移住者の住宅購入の定住促進助成金1,500万円、令和2年度から実施しております通学路危険ブロック塀等の除去費用補助につきましては、200万円を計上しております。
次に、空き家対策事業54万8,000円の主なものにつきましては、18節の負担金補助及び交付金25万円で、空き家流通促進事業補助金として中古住宅の品質や劣化の状況等を検査する補助金でございます。
次ページになります。公共交通事業1億1,373万4,000円の主なものにつきましては、12節委託料7,946万1,000円で、内訳はヤマザクラGOの運転を委託するための経費としてバス運行委託料5,489万7,000円、ヤマザクラGOミニの運行を委託するための経費として市内巡回ワゴン運行委託料2,368万1,000円です。18節負担金補助及び交付金3,168万2,000円の主なものは、デマンドタクシー運行事業者への補助金2,726万2,000円です。
8款4項2目公園費は、6,039万7,000円のうち公園事業の5,706万8,000円の主なものにつきましては、134ページをお開きください。12節委託料の3,765万4,000円のうち施設管理委託料3,213万1,000円につきましては、公園28か所の管理業務委託料でございます。13節使用料及び賃借料299万8,000円のうち土地借上料277万3,000円につきましては、公園7か所の土地借上料となります。14節工事請負費の237万1,000円は、公園のフェンスの修繕工事等になります。18節負担金補助及び交付金497万円のうち筑西広域市町村圏事務組合負担金の493万円は、県西総合公園の桜川市の負担分でございます。
続いて、岩瀬駅前広場管理事業74万4,000円につきましては、岩瀬駅前のロータリー及びトイレの清掃業務委託料となります。
135ページになります。水辺空間事業の258万5,000円の主なものにつきましては、12節の委託料で、218万5,000円は岩瀬庁舎北側から旧県西総合病院までの桜川の区間及び塙世橋上流の河川敷の管理委託料となっております。
続いて、8款4項3目駐車場費の598万円の主なものにつきましては、12節委託料416万1,000円で、岩瀬駅前駐車場のほか4か所の駐車場及び駐輪場の管理業務委託料となります。
136ページをお開きください。8款4項4目の下水道費6億9,457万7,000円は、公共下水道事業会計への操出金となっております。
8款4項5目の伝統的建造物群保存地区推進費335万円の主なものにつきましては、137ページになります。18節負担金補助及び交付金205万円のうち、歴史的風致形成建造物修理補助金として200万円が主なものでございます。
8款5項1目の住宅管理費8,433万1,000円のうち住宅管理事業7,119万8,000円は、市営住宅17住宅の維持管理費で、主なものにつきましては、138ページをお開きください。13節の使用料及び賃借料2,725万4,000円のうち2,633万9,000円は、15の市営住宅の土地借上料でございます。14節工事請負費2,850万円の内訳は、犬田住宅の3号棟の長寿命化工事とその他7住宅の改修工事を見込んでおります。
以上で建設部所管の歳出の予算の説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
〇会議時間の延長
〇議長(小高友徳君) ここで会議時間の延長を行います。
会議時間は、会議規則第9条の規定により、午前10時から午後5時までとなっておりますが、本日の議事日程が終了しておりませんので、午後7時まで延長することといたします。
〇議長(小高友徳君) 続いて、栗林教育部長。
〔教育部長(栗林 浩君)登壇〕
〇教育部長(栗林 浩君) それでは、教育委員会所管の予算のほうを説明させていただきます。
144ページをお願いいたします。10款1項1目教育委員会費202万7,000円、こちらは教育委員会事業としまして、教育委員会を運営する経費となっております。
次のページ、145ページ、2目事務局費2億4,282万円で、5,324万円の増となります。増の主な理由としましては、新規採用のICT推進員、それとGIGAスクール構想に係るクラウドサービスの使用料、ソフトウエア使用料、新規事業による理科教育設備事業となります。
次のページ、146ページお願いいたします。事務局事業9,994万7,000円になります。こちらは、小中義務教育学校を統括する事務費等になります。主なものは、次のページの12節委託料、校務支援システム保守管理委託料、これは今年度から始まったものであります。それと、13節使用料及び賃借料の中のクラウドサービス使用料、ソフトウエア使用料、これはGIGAスクール、それと校務支援システムに係る使用料になります。
次のページお願いいたします。148ページの19節扶助費、要保護・準要保護児童生徒就学援助費、一番下のほうになります。2,605万円は準要保護、要保護の援助費になります。
次のページ、149ページ、ヤマザクラの花咲く里事業、こちらは小学校3、4年生対象としましたヤマザクラの種を植えたり、植樹したりして郷土愛を育てることを目的としている事業で、58万7,000円になります。
続きまして、ICT技術を活用した英会話交流事業、こちらはスカイプを利用しまして、英会話で交流する事業となります。347万9,000円になります。
その下、外国語指導助手招致事業、こちらは国のJETプログラムを利用しまして、ALTを招致する事業でございます。現在2名で、今年度予定していました2名が来年度に繰越しになりますので、来年度は4名となります。2,320万9,000円の予算となります。
次のページ、150ページの真ん中よりちょっと上です。理科教育設備整備事業、こちらは新しい事業となりまして、新しい学習指導要綱によって理科教材の整備をする事業です。2分の1の国庫補助で280万円の予算となります。
3目教育指導費1億2,430万7,000円の予算で、1,086万円の増となります。こちらは、特別支援教育専門員が新しく、それと部活動指導員が新しくなります。あとまた、教育補助員が3名ほど増えるための増額となります。教育指導事業としまして、同じ額であります。指導事業としましては、市内学校の教育力を高めるための指導主事3名を県から派遣していただき、桜川市の教育力向上に向けた事業となっております。主なものとしましては、会計年度任用職員報酬、こちらのほうで主に教育指導員33名になります。
次のページの委託料、外国語指導助手派遣業務委託料、こちらは業務委託をしているALT6名分となります。
その下、4目給食センター費3億4,420万9,000円、次のページお願いいたします。152ページになります。学校給食センター事業3億380万2,000円、主なものとしては10節賄材料費で1億5,634万8,000円、次のページになりまして、委託料の上から、153ページの7行目、給食配送委託料3,300万円、その2個下、調理業務委託料7,013万6,000円になります。
次のページお願いします。154ページになります。5目小中学校事務共同実施事業は1万5,000円、それと次の6目小中学校適正配置推進事業費、こちらは打合せ等に係るお茶代として3万3,000円を予算化しております。
次の立志事業から生徒指導対策事業についてはバツがついておりますが、廃目となります。これまでは独立していた事業で予算化しておりましたが、額が少額であることや学校の使い勝手を考えまして、この後に説明させていただく各学校の振興事業に予算を配分しております。
次のページ、155ページお願いします。10款2項小学校費、1目学校管理費です。1億8,558万3,000円、2,877万1,000円の増額となります。こちらにつきましては、GIGA関係のプロバイダー利用料、それと羽黒小のバスの委託料、校務用パソコンの購入費、AEDの購入または取替えにより増額となります。右のほうの説明、小学校管理事業で、こちら8校の小学校の管理事業となります。1億7,764万9,000円になります。主なものとしましては、10節需用費、光熱水費で2,900万円ほどと11節役務費のインターネット接続料、これがGIGA関係で新しくなります。それと、最終、12節委託料につきましては4,362万3,000円、これは学校管理運営に係る委託料になります。その中で、次のページになりますが、通学バス運行委託料が、これが2,626万7,000円で、こちら羽黒小学校の分が増えております。それと、最後の17節備品購入費、こちらにつきましては校務用パソコンの購入費と、それとAEDの購入費、こちら1台プラス分がありまして、3,936万5,000円ほどになります。
次の岩瀬小学校管理事業から161ページにあります大国小の管理事業までは、それぞれの小学校を管理するための必要な費用を計上しておりますので、省略させていただきます。
それでは、166ページをお願いいたします。10款3項中学校費、すみません。飛びました。162ページお願いいたします。10款2項の2目教育振興費になります。1,298万6,000円で、こちら1,164万3,000円ほどが減額となっておりますが、こちらは教科書改訂による教師用の教科書が来年度はなくなったということで減になっております。小学校振興事業で259万4,000円で、主なもので7節報償費、記念品、こちら卒業記念品として今年度からなのですけれども、ヘルメットのほうを記念品として贈るということになります。
次の岩瀬小学校振興事業からやはり166ページの大国小の振興事業までは、こちらは各学校に振り分けました教育指導に係る経費となりますので、こちらは割愛させていただきます。
166ページをお願いいたします。10款3項中学校費の1目学校管理費9,856万6,000円、こちら比較しますと6,425万8,000円ほどの減となります。こちらは、今年度実施しました東中グラウンドの工事がなくなった分となります。中学校管理事業としまして9,364万円、こちら中学校4校を管理するための経費となります。主なものにつきましては、小学校とほぼ変わりませんので、割愛させていただきます。
168ページの岩瀬西中学校管理事業からその次の170ページの大和中学校管理事業につきましては、小学校と同じ各学校に振り分けた経費となります。
170ページの下の段、2目教育振興費2,695万5,000円、こちら1,102万7,000円ほど増額となります。こちらは、中学校のほうが教科書改訂に係る教務用指導書の分の増となります。中学校振興事業としましては1,955万9,000円、主なもので10節需用費の消耗品、これが教務用の教科書となります。その下、13節使用料及び賃借料、バス借上料ですが、こちら部活動で県大会以上に出場した場合のバス借上料となります。
その下、岩瀬西中学校振興事業から大和中学校の振興事業、173ページまでは割愛させていただきます。
173ページ、10款4項義務教育学校費の1目学校管理費5,440万4,000円、こちら比較で2,410万9,000円のほうが減額となっております。こちら義務教育学校桃山学園におけます管理費なのですが、こちら体育館LEDとか雨漏り工事がなくなったため、減額となります。右側の義務教育学校管理事業として、5,174万8,000円の計上となります。こちらは、小学校費、中学校費と同じようなものでありますので、割愛させていただきます。
次の175ページの前期課程管理事業、後期課程管理事業も割愛させていただきます。
176ページ、2目教育振興費、こちらは1,143万6,000円、200万9,000円の増となります。こちら中学校分の教科書の改訂分となります。義務教育学校振興事業として722万9,000円でありますが、こちら桃山学園の教育指導に係る経費としまして、同じようでございますので、割愛させていただきます。
次のページ、177ページになります。10款5項社会教育費、1目社会教育総務費になります。6,742万円のところ、398万2,000円ほどの減額となります。
次のページになりまして、中段ほどになります。社会教育総務事業922万3,000円になりますが、こちら社会教育全般に係る経費となります。主なものとしましては、報酬で会計年度任用職員、これは社会教育指導員5名分となります。7節の報償費、記念品代となりますが、これははたちの集いの記念品となります。それと、次のページの18節負担金補助及び交付金、5つの負担金と3つの補助金となっております。
次の地域改善対策事業34万1,000円ですけれども、これは原方集会所の管理費となります。
下のほうになります。2目公民館費9,217万2,000円、こちら4,513万3,000円の減となっておりますが、こちらはシトラスの空調設備の工事の完了のためになります。こちら公民館管理費、岩瀬のほうは1,372万2,000円になります。
次の181ページ、公民館管理事業(大)とあります。これ大和公民館の管理事業になります。2,138万2,000円となります。
次のページ開いていただきまして、182ページの2段目、耐震診断業務委託料とありますが、大和中央公民館のほうは耐震診断行っておりませんでしたので、こちら載せていただきました。
続きまして、羽黒改善センター管理事業315万円、これは羽黒改善センターにつきまして来年度より管理を無人化するために人件費などを削減されております。
次、183ページ、真壁伝承館管理事業3,712万4,000円となります。
185ページお願いいたします。シトラス管理事業、シトラスの経費になりますが、1,679万4,000円ほどになります。
続きまして、186ページお願いいたします。3目文化振興費202万6,000円ほどになります。こちらは、文化振興事業としまして市内の文化振興に係る経費でありまして、伝統文化の保存や文化協会への補助となります。
下の段、4目文化財保護費4,142万4,000円となりますが、こちら次のページの187ページお願いいたします。文化財保護事業800万円、こちらは市内の文化財の保護に係る経費でありまして、指定文化財の保護管理、真壁城跡の保護、出土品の整理ということに使われております。
次のページお願いしまして、188ページの下段、収蔵施設管理事業64万2,000円、こちらは出土したものの収蔵に係る建物の賃借料になります。
次の189ページ、5目青少年対策費329万6,000円となります。こちら青少年対策事業としまして、231万3,000円、青少年に関する問題対策に係る経費となります。主に負担金補助及び交付金になります。
下段のほうになりまして、189の下段、地域の教育支援体制等構築事業42万2,000円ですが、これ子供たちが週末に住民との交流活動を行う事業を支援するための経費となります。わくわくチャレンジ等になります。
次のページ、190ページお願いいたします。訪問型家庭教育支援事業56万1,000円です。こちら新規事業となります。子育てに不安や悩みを抱えた保護者などに訪問型の家庭教育支援を行うものです。予算の主な内容としましては、訪問型家庭教育支援員の報償費等になります。
6目です。生涯学習推進費162万5,000円、こちら生涯学習推進事業としまして、主にコミュニティースクール、家庭教育学級に係る経費補助となります。
次のページ、191ページお願いいたします。7目史跡等保存整備費3,067万2,000円、1,587万1,000円の減額となっております。こちら史跡等保存整備事業といたしまして、真壁城跡の保存整備事業でありまして、2分の1の国庫補助で行っております。今年度は、造形工事がないため、減額となっております。
次のページ、192ページお願いいたします。10款6項保健体育費、1目保健体育総務費となります。5,941万6,000円の予算となります。
次のページになりますが、193ページ、保健体育総務事業1,190万3,000円、こちらですが、保健体育に関する諸事業、市長杯などの冠大会やマラソン大会、ソフトボール大会、スキー教室の開催に係る経費と体育協会費等の補助事業となります。
次のページお願いいたします。194ページ、2目体育施設費1億9,249万8,000円で、2,520万2,000円の増となりますが、こちらは次年度真壁運動場の照明灯のLEDの取替え工事と、こちらは後での補助金を使いますが、そちらのほうのための増額となります。それで、右側になりますが、体育館管理事業、岩瀬4,358万7,000円、こちらは岩瀬体育館ラスカ及び猿田小学校の体育館が猿田体育館になりますので、そちらに係る経費となります。
めくっていただいて、次の次のページ、196ページになります。温水プール管理事業、岩瀬となりますが、3,647万9,000円、こちらは温水プール・サンパルに係る経費となります。
次のページ、運動場管理事業(岩)2,844万8,000円、こちらは総合運動公園の体育館、プールを除いた外の部分に係る経費となります。
198ページお願いします。その他施設管理事業(岩)となりますが、こちら岩瀬地区にあります桜川グラウンドと青柳のグラウンドに係る経費441万8,000円になります。
次のページ、199ページです。体育館管理事業(真)と、真壁地区になりますが、こちらは1,691万3,000円となりまして、真壁第1、第2体育館、それと紫尾体育館、それと真壁体力推進センターに係る経費となります。
次のページです。200ページ、運動場管理事業、真壁ですが、これ5,816万1,000円、これは真壁グラウンドに係る経費となります。こちらで、次のページの一番上に工事請負費としまして、5,186万円ありますが、これが先ほど申しました照明灯LED交換工事に係る経費となります。
次が201ページの真ん中、トレーニングセンター管理事業、真壁と、233万円の経費になりますが、こちらは真壁トレーニングセンターに係る経費となります。こちらは、前年度からロッカーになりましたもの、農林水産業から移動になっております。
一番最後になりますが、体育施設管理事業、大和、こちら216万2,000円、こちら大和スポーツ公園、大和グラウンド、体力増進センターに係る経費となります。
以上が教育委員会所管の3年度の予算になります。
以上でございます。
〇議長(小高友徳君) 次に、特別会計、事業会計予算の説明に入りますが、歳入の説明については省略をし、歳出のみの説明といたします。
続いて、日程第3、議案第5号 令和3年度桜川市国民健康保険特別会計予算について説明願います。
仁平市民生活部長。
〔市民生活部長(仁平博章君)登壇〕
〇市民生活部長(仁平博章君) 予算書217ページをお開き願います。議案第5号 令和3年度桜川市国民健康保険特別会計予算につきましてご説明させていただきます。
令和3年度桜川市国民健康保険特別会計予算は、第1条において歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ46億2,886万6,000円と定め、第2条においては一時借入金の借入れの最高額を6億円と定めるものでございます。
それでは、事項別明細書によりご説明させていただきます。歳出についてご説明いたします。予算書228ページをお開き願います。1款1項1目一般管理費、予算額4,002万4,000円のうち、一般管理事業1,508万9,000円の主なものは、12節委託料677万7,000円でございます。
次のページになります。共同電算処理委託料444万2,000円が主なものでございます。
3目医療費適正化特別対策事業239万6,000円は、レセプト点検に係る手数料等でございます。
230ページをお願いいたします。2項1目税務総務費、予算額3,658万8,000円のうち、税務総務事業1,073万6,000円の主なものは、次のページになります。12節委託料660万3,000円、国保税の賦課徴収に係る電算処理業務委託料でございます。
232ページをお願いいたします。3段目になります。2款1項1目一般被保険者療養給付費、予算額28億2,056万円は、一般被保険者分の診療報酬の保険者負担分でございます。
次のページになります。3目一般被保険者療養費2,397万3,000円は、柔道整復師の施術などの療養費の保険者負担分でございます。
5目審査支払手数料1,060万円は、レセプト審査支払手数料でございます。
2項1目一般被保険者高額療養費4億1,033万1,000円は、医療費の個人負担限度額を超えた高額医療費に対する保険者負担分でございます。
234ページは省略いたしまして、235ページの下段に移ります。4項1目出産育児一時金840万円は、1件当たり42万円、20件を見込みました。
236ページをお願いいたします。5項1目葬祭費500万円は、1件5万円で100件を見込んでおります。
3款1項医療給付費分7億5,064万8,000円、2項後期高齢者支援金等分3億2,993万8,000円、次のページの3項介護納付金分1億2,151万8,000円につきましては、国保運営に要する費用として県に支払う納付金でございます。総額は12億210万4,000円でございます。
4款、5款を省略いたしまして、238ページ中段をお願いいたします。6款1項1目保健衛生普及費2,325万6,000円は、18節の人間ドック等の受診者に対する助成金1,272万5,000円が主なものでございます。
また、2項1目特定健康診査等事業費3,549万7,000円の主なものは、12節茨城県総合検診協会等に支払う特定健康診査等事業委託料3,116万2,000円でございます。
7款、また240ページに移りまして、8款を省略いたしまして、9款1項償還金及び還付加算金の主なものは、1目の一般被保険者保険税還付金500万円で、過年度分の保険税還付金でございます。
241ページを省略いたしまして、242ページの最下段、10款予備費は200万円を計上させていただきました。対前年度比9,462万2,000円の減となっております。
以上が令和3年度桜川市国民健康保険特別会計予算でございます。
以上で説明を終わります。内容をご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願いいたします。
〇議長(小高友徳君) 続いて、日程第4、議案第6号 令和3年度桜川市介護保険特別会計予算及び日程第5、議案第7号 令和3年度桜川市介護サービス事業特別会計予算について、一括説明願います。
上野保健福祉部長。
〔保健福祉部長(上野茂雄君)登壇〕
〇保健福祉部長(上野茂雄君) 議案第6号 令和3年度桜川市介護保険特別会計予算について説明いたします。
第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ46億6,373万1,000円とするものです。前年度比較3億9,882万5,000円、9.4%の増額になります。増額の主な理由は、介護サービス保険給付費の8.2%の増によるものです。
第2条、一時借入金の借入れ最高額は3億円といたしました。
260ページをお願いいたします。歳出になります。1款1項1目一般管理費5,537万円は、人件費及び管理費になります。
262ページをお願いいたします。1款3項1目及び2目は、認定審査会52回分及び認定調査約2,000人分に要する費用でございます。
263ページをお願いいたします。中段、2款保険給付費は要介護認定者に係るサービス給付費で、総額は43億6,760万8,000円、前年度比較3億3,259万1,000円、8.2%の増額になります。増額の理由は、サービス利用者120人分の増加を見込んでおります。
給付費の主なものは、1項1目居宅サービス事業11億1,916万6,000円、3目地域密着型介護サービス給付事業5億1,759万8,000円、264ページお願いいたします。5目施設介護サービス事業費21億3,397万9,000円、9目居宅介護サービス計画給付事業1億6,279万3,000円が主なもので、給付費の約9割を占めています。
270ページをお願いいたします。下段の5款地域支援事業は、要支援1と2の方のサービス負担金及び健康づくり推進事業等でございます。総額1億3,468万5,000円になります。
1項1目第1号訪問・通所・生活支援事業4,539万1,000円、主なものとしましては18節通所型サービス事業費負担金3,602万4,000円になります。
278ページをお願いいたします。第7款諸支出金、1項3目償還金3,713万1,000円及び279ページ、2項1目操出金2,963万8,000円は、過年度分の精算に伴う返還金並びに操出金になります。例年は、補正予算で対応しておりましたが、当初予算に計上したことにより増額となっております。
以上で介護保険特別会計の説明を終わります。
285ページをお願いいたします。続きまして、議案第7号 令和3年度桜川市介護サービス事業特別会計予算について説明いたします。
第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ979万1,000円とするものです。この予算は、要支援1または2となった方の介護予防ケアプランを作成するものでございます。
291ページをお願いいたします。歳出、1款介護予防サービス事業費929万円、ケアマネジャーの報酬と介護予防ケアプラン作成委託料328万8,000円が主なものでございます。1,560件のケアプランの作成を見込んでおります。
説明は以上です。ご議決くださいますよう、お願い申し上げます。
〇議長(小高友徳君) ここで暫時休憩いたします。
休 憩 (午後 5時13分)
再 開 (午後 5時22分)
〇議長(小高友徳君) それでは、休憩前に引き続き会議を再開いたします。
日程第6、議案第8号 令和3年度桜川市後期高齢者医療特別会計予算について説明願います。
仁平市民生活部長。
〔市民生活部長(仁平博章君)登壇〕
〇市民生活部長(仁平博章君) 予算書299ページをお開き願います。議案第8号 令和3年度桜川市後期高齢者医療特別会計予算につきましてご説明いたします。
令和3年度桜川市後期高齢者医療特別会計予算は、第1条において歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億7,899万3,000円と定め、第2条においては一時借入金の借入れの最高額を4,000万円と定めております。
それでは、事項別明細書によりご説明させていただきます。予算書306ページをお願いいたします。歳出についてご説明いたします。1款後期高齢者医療広域連合納付金4億7,804万2,000円につきましては、保険料納付金3億5,934万1,000円及び保険基盤安定納付金1億1,870万1,000円を茨城県後期高齢者医療広域連合に納付するものでございます。
2款1項を省略いたしまして、2款2項還付金及び還付加算金85万円は、1目保険料還付金80万円と次のページの2目還付加算金5万円でございます。
3款予備費は、10万円を計上させていただきました。
対前年度比789万3,000円の増となります。
以上で説明を終わります。内容をご審議の上、ご議決くださいますようお願いいたします。
〇議長(小高友徳君) 続いて、日程第7、議案第9号 令和3年度桜川市水道事業会計予算について説明願います。
齋藤上下水道部長。
〔上下水道部長(齋藤 茂君)登壇〕
〇上下水道部長(齋藤 茂君) それでは、予算書309ページをお開き願います。議案第9号 令和3年度桜川市水道事業会計予算についてご説明いたします。
第1条は総則、第2条は業務の予定量でございます。
第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めたもので、収入につきましては水道事業収益9億1,210万3,000円、支出につきましては水道事業費用10億3,215万7,000円としております。
310ページをお開き願います。第4条は、資本的収入及び支出の予定額を定めたもので、収入につきましては資本的収入2億3,180万円、支出につきましては資本的支出2億7,699万1,000円としております。資本的収入が資本的支出に対して不足する額4,519万1,000円は、過年度損益勘定留保資金で補填するものといたします。
第5条は、継続費の総額及び年割額を定めたもので、経営戦略策定業務委託について総額1,632万4,000円を予定しております。
第6条は、債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額を定めたもので、水道料金徴収業務委託について限度額1億9,384万2,000円を予定しております。
第7条は、起債の目的、限度額等を定めたもので、9,560万円を予定しております。
311ページになります。第8条は、一時借入金の限度額を1億円と定めたものでございます。
第9条は、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合は、3条予算、収益的支出の営業費用と営業外費用との間、4条予算資本的支出の建設改良費と企業債償還金との間と定めたものでございます。
第10条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費で、職員給与費5,620万5,000円でございます。
第11条は、一般会計から出資等を受ける金額は、1億2,751万6,000円と定めたものでございます。
第12条は、棚卸資産購入の限度額を395万5,000円と定めたものでございます。
詳細につきましては、予算明細書によりご説明いたしますので、336ページをお開き願います。収益的収入及び支出のうち、支出についてご説明いたします。1款1項1目原水及び浄水費、予定額5億4,894万5,000円の主なものは、各種委託料1,984万1,000円、施設の修繕費1,745万7,000円、337ページを御覧願います。動力費5,220万円、受水費4億4,996万6,000円でございます。
2目配水及び給水費、予定額1億1,101万6,000円の主なものは、委託料の4,058万7,000円、賃借料276万円、修繕費6,169万円でございます。
338ページをお開き願います。4目総係費、予定額1億1,247万3,000円の主なものは、職員8名分の人件費、339ページを御覧願います。委託料4,227万8,000円、賃借料555万8,000円でございます。
340ページをお開き願います。5目減価償却費は、2億2,776万4,000円でございます。
2項1目支払利息及び企業債取扱諸費2,693万2,000円は、企業債利息でございます。
343ページをお開き願います。次に、資本的収入及び支出のうち支出でございますが、1款1項1目施設整備費、予定額1億892万1,000円の主なものは、配水管布設工事に伴う委託料及び工事請負費でございます。
2目資産購入費769万5,000円は、ポンプ及び量水器の購入費でございます。
3目受託工事費890万円は、公共下水道工事に伴う配水管布設替工事及び消火栓設置工事の委託料及び工事請負費でございます。
2項1目企業債償還金1億5,147万5,000円は、元金償還金でございます。
以上で説明を終わります。
〇議長(小高友徳君) 続いて、日程第8、議案第10号 令和3年度桜川市病院事業会計予算について説明願います。
上野保健福祉部長。
〔保健福祉部長(上野茂雄君)登壇〕
〇保健福祉部長(上野茂雄君) 議案第10号 令和3年度桜川市病院事業会計予算についてご説明いたします。
第2条、2号、年間患者数は年間延べ入院患者数3万5,332人、1日平均96.8人、年間延べ外来患者数7万389人、1日平均237人の予定になります。
3号、主要な建設改良事業5,665万7,000円は、呼吸器系の機械購入を予定してございます。
次のページお願いいたします。第5条、企業債、建設改良事業のため、借入れ限度額を5,660万円としました。
第6条、一時的借入金の限度額を1億円以内としました。
第8条、桜川市の会計から補助金は、4億5,766万7,000円になります。内訳は、指定管理料、訪問看護事業、企業債の償還元金及び利息、公立病院の性質上、不採算に充てる分になります。
第9条、重要な資産として呼吸器内視鏡システム一式を取得します。
361ページをお願いいたします。収益的収支の支出でございます。1款病院事業費用5億9,246万2,000円、1項2目経費、中ほどの委託料のうち指定管理料1億3,376万8,000円は、128病床分と救急告示病院に係る普通交付税参入交付金相当額でございます。改革プラン作成支援委託料550万円は、国のガイドラインに基づく公立病院の継続計画の策定委託料になります。負担金補助金及び交付金のうち、訪問看護事業補助金は1,000万円を上限としております。
1項3目減価償却費3億7,703万9,000円は、昨年度までに取得した資産の償却分です。
364ページをお願いいたします。続きまして、資本的収支の支出、1款資本的支出、1項1目市立病院整備事業費のうち機械備品購入費5,665万7,000円は、呼吸器内視鏡システムほか8点の機械購入を予定してございます。
2項1目企業債償還金1億9,719万1,000円は、病院事業債元金償還金です。
以上で令和3年度桜川市病院事業会計予算について説明を終わります。ご議決くださいますよう、お願い申し上げます。
〇議長(小高友徳君) 続いて、日程第9、議案第11号 令和3年度桜川市下水道事業会計予算について説明願います。
齋藤上下水道部長。
〔上下水道部長(齋藤 茂君)登壇〕
〇上下水道部長(齋藤 茂君) 予算書367ページをお開き願います。議案第11号 令和3年度桜川市下水道事業会計予算についてご説明いたします。
第1条は総則、第2条は業務の予定量でございます。
第3条は、収益的収入及び支出の予定額を定めたもので、収入につきましては下水道事業収益4億616万9,000円、農業集落排水事業収益5億2,260万7,000円としております。
368ページをお開き願います。支出につきましては、下水道事業費用5億4,029万1,000円、農業集落排水事業費用4億7,966万2,000円としております。
第4条は、資本的収入及び支出の予定額を定めたもので、下水道事業資本的収入3億6,294万6,000円、369ページを御覧願います。農業集落排水事業資本的収入843万7,000円としております。
支出につきましては、下水道事業資本的支出4億1,787万8,000円、農業集落排水事業資本的支出1億6,811万4,000円としております。資本的収入が資本的支出に対し不足する額2億1,460万9,000円は、引継現金、当年度消費税及び地方消費税、資本的収支調整額及び当年度損益勘定留保資金で補填するものといたします。
第5条は、起債の目的、限度額等を定めたもので、公共下水道事業債は5,410万円、流域下水道事業債は4,870万円を予定しております。
370ページをお開き願います。第6条は、一時借入金の限度額を3億円と定めたものでございます。
第7条は、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合は、営業費用、営業外費用、特別損失の各項に係る経費と定めたものでございます。
第8条は、議会の議決を経なければ流用することができない経費で、職員給与費を4,857万6,000円、賞与引当金繰入額を366万8,000円と定めるものでございます。
第9条は、一般会計から補助、出資を受ける金額を6億9,457万7,000円と定めたものでございます。
詳細につきましては、予算明細書によりご説明いたしますので、393ページをお開き願います。収益的収入及び支出のうち、支出についてご説明いたします。1款下水道費用、1項1目管渠費、予定額1億6,327万4,000円の主なものは、光熱水費157万円、各種委託料1,202万7,000円、負担金1億4,525万6,000円は流域下水道維持管理費負担金と、公共下水道事業接続工事費補助金でございます。
2目業務費、予定額1,269万2,000円の主なものは、委託料837万9,000円、394ページをお開き願います。負担金335万8,000円でございます。
3目総係費、予定額3,942万6,000円は、職員4名分の人件費と水道事業会計負担金等でございます。
4目減価償却費は、2億3,653万3,000円でございます。
2項1目支払利息及び企業債取扱諸費7,838万7,000円は、企業債利息でございます。
395ページを御覧願います。2目消費税及び地方消費税929万2,000円は、納税予定額でございます。
続いて、2款農業集落排水事業費用、1項1目管渠費、農業集落排水事業、予定額1億2,299万7,000円の主なものは、施設8か所の光熱水費3,124万8,000円、修繕費1,765万1,000円、委託料5,535万5,000円と、396ページをお開き願います。工事請負費1,200万円、負担金550万8,000円でございます。
2目管渠費、市設置型浄化槽整備事業、予定額3,657万9,000円の主なものは、備消品費480万7,000円、修繕費732万円、委託料2,220万2,000円でございます。
3目業務費、予定額777万円の主なものは使用料、徴収業務の負担金でございます。
4目総係費、農業集落排水事業、予定額1,280万2,000円は、職員2名分の人件費でございます。
397ページを御覧願います。5目総係費、市設置型浄化槽整備事業、予定額561万円は職員1名分の人件費でございます。
6目減価償却費は、2億4,682万円でございます。
2項1目支払利息及び企業債取扱諸費3,038万5,000円は、農業集落排水事業及び市設置型浄化槽事業の企業債利息でございます。
2目消費税及び地方消費税1,578万2,000円は、納税予定額でございます。
400ページをお開き願います。続きまして、資本的支出についてご説明いたします。1款下水道資本的支出、1項1目管路建設改良費、予定額9,095万6,000円の主なものは公共下水道工事に伴う委託料及び工事請負費及び水道管移設の補償費でございます。
2項1目流域下水道建設負担金5,488万6,000円は、小貝川東部流域下水道事業の建設負担金でございます。
3項1目企業債償還金2億7,203万5,000円は、元金償還金でございます。
2款農業集落排水資本的支出、1項1目企業債償還金1億6,804万5,000円は、元金償還金でございます。
以上で説明を終わります。
〇散会の宣告
〇議長(小高友徳君) 以上で本日の日程は終了しました。
なお、予算議案に対する総括質疑をする議員は、3月15日月曜の正午までに通告書を事務局へ提出願います。
本日はこれで散会します。
ご苦労さまでした。
散 会 (午後 5時43分)