令和2年第4回桜川市議会定例会議事日程(第3号)

                         令和2年12月11日(金)午前10時開議
日程第 1 議案第 90号 桜川市手数料徴収条例の一部を改正する条例           
日程第 2 議案第 91号 桜川市税外諸収入の滞納金督促手数料及び延滞金徴収条例等の一部を
              改正する条例                         
日程第 3 議案第 92号 桜川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例         
日程第 4 議案第 93号 桜川市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定
              める条例の一部を改正する条例                 
日程第 5 議案第 94号 桜川市真壁農業者トレーニングセンターの設置及び管理に関する条例
              の一部を改正する条例                     
日程第 6 議案第 95号 桜川市体育施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例  
日程第 7 議案第 96号 指定管理者の指定について                   
日程第 8 議案第 97号 指定管理者の指定について                   
日程第 9 議案第 98号 桜川市道路線の廃止について                  
日程第10 議案第 99号 桜川市道路線の認定について                  
日程第11 議案第100号 令和2年度桜川市一般会計補正予算(第9号)          
日程第12 議案第101号 令和2年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第3号)      
日程第13 請願第 11号 トンネルじん肺根絶の抜本的な対策を求める請願書の閉会中の継続審
              査申出書                           
日程第14 議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会、議会改革特別委員会の閉会中の
      継続調査                                   
日程第15 執行部あいさつ                                

出席議員(17名)
  1番   軽  部     徹  君     2番   飯  島  洋  省  君
  3番   武  井  久  司  君     4番   谷 田 部  由  則  君
  5番   大  山  和  則  君     6番   榎  戸  和  也  君
  7番   萩  原  剛  志  君     8番   鈴  木  裕  一  君
  9番   仁  平     実  君    10番   菊  池  伸  浩  君
 11番   風  野  和  視  君    12番   市  村     香  君
 13番   小  高  友  徳  君    14番   小  林  正  紀  君
 15番   潮  田  新  正  君    16番   相  田  一  良  君
 18番   林     悦  子  君

欠席議員(1名)
 17番   高  田  重  雄  君

地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
   市     長  大 塚 秀 喜 君
   副  市  長  猪 P 幸 己 君
   教  育  長  稲 川 善 成 君
   市 長 公 室 長  田 口 瑞 男 君
   総 務 部 長  柴 山 兼 光 君
   総 合 戦略部長  鈴 木 政 俊 君
   市 民 生活部長  仁 平 博 章 君
   保 健 福祉部長  上 野 茂 雄 君
   経 済 部 長  白 田 伸 一 君
   建 設 部 長  仁 平 昌 則 君
   上 下 水道部長  齋 藤   茂 君
   教 育 部 長  栗 林   浩 君
   会 計 管 理 者  太 田 昇 子 君

職務のため出席した者の職氏名
   議 会 事務局長  太 田 貴 久 君
   議会事務局書記  仲 田 浩 司 君
   議会事務局書記  田 谷 信 之 君
   議会事務局書記  成 田 大 地 君


          開 議  (午前10時02分)
    開議の宣告
議長(小高友徳君) 皆さん、おはようございます。
 本日の出席議員は15名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、これより本日の会議を開きます。
 ここで暫時休憩します。休憩中に正副議長室において議会運営委員会の開催を願います。
          休 憩  (午前10時02分)
                                           
          再 開  (午前10時13分)
議長(小高友徳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
 休憩中に議会運営委員会が開催されましたので、協議の結果について報告願います。
 議会運営委員長、萩原剛志君。
          〔議会運営委員長(萩原剛志君)登壇〕
議会運営委員長(萩原剛志君) 休憩中に開催した議会運営委員会の会議結果を報告いたします。
 12月9日の榎戸議員の一般質問で配付した資料の中の経過概要で、「10月30日、県廃棄物対策課からの申入れで、同課及び桜川市警察署と農林課、建設課、文化財課、生活安全課が一堂に会し」とありましたが、事実と相違していますので、「10月30日、生活環境課の呼びかけで、県廃棄物対策課及び桜川警察署と農林課、建設課、文化財課、生活環境課などが一堂に会し」と訂正するよう求めます。
 以上で報告を終わります。
議長(小高友徳君) 委員長報告が終わりました。
 先ほど議会運営委員会委員長から報告がありましたが、榎戸議員、報告のとおり訂正を求めますが、いかがですか。
 6番、榎戸和也君。
6番(榎戸和也君) 私のその記述は、今そこに部長さんいらっしゃいますけれども……
          〔「マイク」の声あり〕
6番(榎戸和也君) 今のお話でありますが、私がその記述を書いたのは、ちょっと日にちは忘れましたが、生活環境部のほうでどうしてこういうこと、そういうことがあったということはちらっと聞いたのです。私は、県のほうにも警察のほうにもそのことがあったということを問い合わせて聞いたわけではありません。市役所の中に来た、そのやった日に、ちらっとそういう話が耳に入ったと。あるときに、それを生活環境のほうに行きまして確認しました。どうしてこういうことがあったのですかと、聞いたのだけれどもと。そうしたら、つまりこちらから申入れをしてそういう話があったのですかというふうに聞きましたら、そうではなくて、向こうから協議をしたいという申出があって、普通の言い方で言えば、当然生活環境部長の一存でできませんから、当然市長にお諮りをして、それで集めてもいいだろうということで、皆さんが向こうからそういう申出があったので集まったのだというふうな趣旨の説明を私は受けたつもりであります。それに基づいて書いたわけであります。
 ですから、その私の、こちらから県のほうに申入れをしてこういうことになったのか、それとも向こうから生活環境課のほうに話があってこの話が起こったのかと、それは当然県の産業廃棄物対策課に聞けば分かるわけですけれども、私はまだそれは確認しておりません。そこはどうなのでしょうか、部長さん。
議長(小高友徳君) 榎戸議員、まず生活安全課はございません。生活環境課ですので。
6番(榎戸和也君) はい。
議長(小高友徳君) まず、訂正箇所のプリント、訂正の内容について、今回は全議員に配付した資料でありますので、配付願います、訂正箇所。
          〔資料配付〕
議長(小高友徳君) ただいま配付した資料のとおり、先ほど議会運営委員会で訂正という委員長から報告がありましたので、訂正を願います。
          〔何事か声あり〕
議長(小高友徳君) 榎戸議員、資料配付も考えなくてはならないから、今後。
          〔「資料配付を認めない議会なんてのはないよ」の声あり〕
議長(小高友徳君) 間違ったことを訂正しないのもおかしいではない。間違ったものは訂正していただかないと困ります。
          〔何事か声あり〕
議長(小高友徳君) 議事進行します。
                                           
    議案第90号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(小高友徳君) 日程第1、議案第90号 桜川市手数料徴収条例の一部を改正する条例を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 柴山総務部長。
          〔総務部長(柴山兼光君)登壇〕
総務部長(柴山兼光君) それでは、議案書の3ページをお開き願います。議案第90号 桜川市手数料徴収条例の一部を改正する条例について提案理由の説明をいたします。
 使用料及び手数料は、その改正基本方針で、おおむね3年ごとに見直しの作業を行うことが定められております。これに基づき、昨年度から使用料・手数料等適正化検討委員会で見直しの協議を開始し、行財政改革推進本部会議での審議、決定後、市民、有識者等で構成される行財政改革推進委員会の意見をいただきました。今回の改正は、その結果に基づき、当該条例の一部を改正するとともに、併せて上位法の一部改正等に伴う改正を行うものでございます。
 改正点は4点でございます。1点目は、マイナンバー通知カードの再交付手数料の削除です。こちらは、上位法であるデジタル手続法が一部改正され、通知カードの発行が廃止されることにより再交付手数料を削除するものでございます。
 2点目は、固定資産課税台帳記載事項証明書手数料で、1件の定義を他団体の状況を踏まえ明確化し、土地・家屋評価証明書を手数料等と同様に1件を5筆までとするものです。なお、1件当たりの金額に変更はございません。
 3点目は、改葬許可申請手数料の無料化です。こちらは、県内の徴収状況や当該事務に係る許可権限等を精査した結果、従来の300円から無料とするものでございます。
 続いて、4点目ですが、開発行為変更許可申請手数料に関する規定の意義の明確化を図るため、字句の整理を行うものでございます。申請者の負担は、従来から変更ございません。
 最後に、本改正条例の施行期日は、令和3年4月1日とします。
 提案の説明は以上でございます。慎重なるご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
議長(小高友徳君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第90号は原案のとおり可決することに決定をいたしました。
                                           
    議案第91号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(小高友徳君) 続いて、日程第2、議案第91号 桜川市税外諸収入の滞納金督促手数料及び延滞金徴収条例等の一部を改正する条例を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 柴山総務部長。
          〔総務部長(柴山兼光君)登壇〕
総務部長(柴山兼光君) それでは、議案書6ページをお開き願います。議案第91号 桜川市税外諸収入の滞納金督促手数料及び延滞金徴収条例等の一部を改正する条例についてご説明を申し上げます。
 この条例改正につきましては、租税特別措置法の一部改正が令和3年1月1日から施行されることとされました。これに伴い、桜川市税外諸収入の滞納金督促手数料及び延滞金徴収条例、桜川市介護保険条例、桜川市下水道条例、桜川市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正するものでございます。
 それでは、条例の内容についてご説明をいたしますので、7ページをお開き願います。第1条、桜川市税外諸収入の滞納金督促手数料及び延滞金徴収条例の一部を次のように改正する。主な内容を申し上げます。延滞金の額の計算について、うるう年の日を含む期間について追加をしております。また、租税特別措置法の一部が改正され、延滞金等の特例規定において名称等の見直しが行われたことに伴い、同法の用語を引用している関係規定等を整備いたしました。
 第2条、桜川市介護保険条例の一部を次のように改正する。延滞金に関する事項で、法律改正に伴う規定の整備でございます。
 第3条、桜川市下水道条例の一部を次のように改正する。使用料等の督促に関する事項で、法律改正に伴う規定の整備でございます。
 第4条、桜川市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部を次のように改正する。負担金の督促等に関する事項で、法令に伴う規定の整備でございます。また、併せて督促状の発送時期、納付期限、督促手数料についても整備しております。
 8ページをお開き願います。中段の附則といたしまして、この条例は令和3年1月1日から施行する。経過措置は、桜川市税外諸収入の滞納金督促手数料及び延滞金徴収条例、桜川市介護保険条例、桜川市下水道条例、桜川市公共下水道事業受益者負担に関する条例の延滞金に係るものでございます。
 以上で、桜川市税外諸収入の滞納金督促手数料及び延滞金徴収条例等の一部を改正する条例について説明を終わります。内容をご審議の上、ご承認くださいますようよろしくお願い申し上げます。
議長(小高友徳君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第91号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
                                           
    議案第92号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(小高友徳君) 続いて、日程第3、議案第92号 桜川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 仁平市民生活部長。
          〔市民生活部長(仁平博章君)登壇〕
市民生活部長(仁平博章君) それでは、議案書9ページをお開き願います。議案第92号 桜川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例につきまして提案理由をご説明申し上げます。
 地方税法施行令等の一部を改正する政令が令和2年9月4日に公布され、令和3年1月1日から施行されることに伴い、桜川市国民健康保険税条例の一部を改正するものでございます。
 議案書10ページをお願いいたします。改正の内容でございますが、住民税における個人所得課税の見直しを踏まえ、国民健康保険税の減額、第22条の軽減所得判定の算定につきまして、第1号、7割軽減基準、第2号、5割軽減基準及び第3号、2割軽減基準において、基礎控除額33万円を43万円に改めるとともに、国民健康保険の被保険者のうち一定の給与所得者と公的年金等の支給を受ける者の数が2以上の場合にあっては、当該給与所得者等の数の合計数から1を減じた数に10万円を乗じて得た金額を加えた金額とするものでございます。一定の給与所得者等が2人以上いる世帯が国民健康保険税の軽減措置に該当しにくくなることから、不利益が生じないよう軽減判定基準の見直しを行うものでございます。
 附則第4項は、文言の整理及び追加でございます。
 附則といたしまして、施行期日は令和3年1月1日からとし、適用区分において改正後の桜川市国民健康保険税条例の規定は令和3年度以後の年度分の国民健康保険税について適用し、令和2年度までの国民健康保険税については従前の例によるとしております。
 以上で説明を終わります。内容をご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願いいたします。
議長(小高友徳君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第92号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
                                           
    議案第93号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(小高友徳君) 続いて、日程第4、議案第93号 桜川市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 上野保健福祉部長。
          〔保健福祉部長(上野茂雄君)登壇〕
保健福祉部長(上野茂雄君) 議案書11ページをお願いいたします。議案第93号 桜川市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。
 12ページをお開き願います。今回の条例改正は、省令の一部改正に基づくものです。事業所の管理者要件は、令和3年3月31日までに主任介護支援専門員を有する管理者を置かなければならないという経過措置がございましたが、人員確保に関する状況等を考慮し、確保が困難であるなどやむを得ない場合は令和9年3月31日まで猶予期間を設けるものでございます。
 附則、この条例は令和3年4月1日から施行する。ただし、附則第2項、改正規定及び加えた改正規定は、公布の日から施行いたします。
 説明は以上です。ご議決くださるようお願い申し上げます。
議長(小高友徳君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第93号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
                                           
    議案第94号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(小高友徳君) 続いて、日程第5、議案第94号 桜川市真壁農業者トレーニングセンターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 栗林教育部長。
          〔教育部長(栗林 浩君)登壇〕
教育部長(栗林 浩君) 議案書13ページをお開きください。議案第94号 桜川市真壁農業者トレーニングセンターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について提案理由のご説明をいたします。
 この一部改正につきましては、令和2年10月に新規トレーニング機器を真壁トレーニングセンターに設置しまして、施設の利便性が格段に向上したため、料金のほうを改正するものでございます。
 14ページをお願いいたします。改正の内容ですが、別表のトレーニング室の部分、そちらを50を100に、100を200に改めるものでございます。50円を100円に、100円を200円に改めることでございます。
 この改正につきましては、附則としまして、この条例は令和3年4月1日から施行となります。
 どうぞ慎重なるご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
議長(小高友徳君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 10番、菊池伸浩君。
10番(菊池伸浩君) 議案94号について質問いたします。
 今回の条例改定と直接関係はしないのですが、関連で質問します。この条例は、私が真壁高校の教員をしている時代につくられました。私は、当時農業高校であったので、平間町長は農業をする人のためのトレーニングセンターを造ってくれたのだと喜んだものです。また、今度は議員となって予算決算議会に出るようになって、またびっくりしました。それは、このトレーニングセンターは教育委員会のスポーツ課の管轄に入るものですが、予算書、決算書では教育関係ではなく農業関係のところに掲示をされているものです。もう耐用年数も過ぎているのですから、予算書でも教育関係の位置に置いてもいいのかと思います。今年の文教厚生常任委員会でも提案したのですが、配置を移動することはできるとのことでした。来年度から予算書に書く位置を変えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
議長(小高友徳君) 答弁願います。
 栗林教育部長。
教育部長(栗林 浩君) ただいま菊池議員さんのご質問でございますが、この真壁農業者トレーニングセンターにつきましては、昭和57年に農業関係の補助を受けて建設したもので、予算科目は農林水産業費に計上しております。現在施設の管理につきましては、教育委員会のスポーツ振興課の管轄となっておりますので、分かりづらい点もあることも事実でございます。今後財政課や関係部署との協議となりますが、真壁農業者トレーニングセンターの予算科目につきましては教育費に計上することを、設置管理条例の改正とともに調整していきたいと思います。
議長(小高友徳君) ほかにありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第94号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
                                           
    議案第95号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(小高友徳君) 続いて、日程第6、議案第95号 桜川市体育施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 栗林教育部長。
          〔教育部長(栗林 浩君)登壇〕
教育部長(栗林 浩君) 議案書15ページのほうをお願いいたします。議案第95号 桜川市体育施設設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由のほうをご説明いたします。
 この条例改正につきましては、猿田小学校が今年度で閉校することに伴いまして、猿田小学校の体育館の所管がスポーツ振興課へ変更となります。教育施設から社会体育施設と変更となります。したがいまして、施設使用料金の設定につきましては、猿田小学校の体育館はバレーコート1面分の金額を基本としておりますので、紫尾体育館と同規模の施設となっております。紫尾体育館と同様の使用時間、使用料を設定しております。
 改正の内容につきましては、16ページになりますが、第2条の表中、桜川市総合運動公園の下に桜川市猿田体育館を追加いたします。内容につきましては、その下の部分のところなのですが、桜川市総合運動公園使用料の次に最後の表を加えるということになります。
 附則になりますが、最後になりますが、この条例につきましては令和3年4月1日から施行することになります。どうぞ慎重なるご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
議長(小高友徳君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第95号は原案のとおり可決することに決定をいたしました。
                                           
    議案第96号、議案第97号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(小高友徳君) 続いて、日程第7、議案第96号 指定管理者の指定について及び日程第8、議案第97号 指定管理者の指定について、以上2議案を一括議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 白田経済部長。
          〔経済部長(白田伸一君)登壇〕
経済部長(白田伸一君) それでは、議案第96号から議案第97号までを一括してご説明申し上げます。
 18ページをお開き願います。議案第96号 指定管理者の指定についてご説明申し上げます。本議案は、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、次のとおり指定管理者を指定するに当たり、議会の議決を求めるものでございます。
 1、管理を行わせる公の施設の名称、桜川市真壁特産品直売所。
 2、指定管理者となる団体の名称、真壁町直売組合。
 3、指定の期間、令和3年4月1日から令和8年3月31日まで。
 なお、この施設の指定管理につきましては、真壁町直売組合が平成18年から現在まで15年間指定管理者として管理を行ってきたことと、管理運営に必要な経験やノウハウを有していること、そして令和3年4月以降も事業を行う意思があることから、公募により新たな指定管理者を選定するよりも安定した施設管理が期待できることになります。よって、桜川市公の施設の指定管理者の指定の手続に関する条例第5条によりまして公募は行わず、真壁町直売組合を引き続き5年間指定管理者として指定しようとするものでございます。
 続きまして、19ページをお開き願います。議案第97号 指定管理者の指定についてご説明申し上げます。本議案も地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、次のとおり指定管理者を指定するに当たり議会の議決を求めるものでございます。
 1、管理を行わせる公の施設の名称、桜川市加工施設。
 2、指定管理者となる団体の名称、大和加工食品技術研究会。
 3、指定の期間、令和3年4月1日から令和8年3月31日まで。
 なお、この施設の指定管理につきましても、大和加工食品技術研究会が平成23年度から現在まで10年間指定管理者として管理を行ってきたことと、管理運営に必要な経験やノウハウを有していること、そして令和3年4月以降も事業を行う意思があることから、公募により新たな指定管理者を選定するよりも安定した施設管理が期待できます。よって、桜川市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第5条によりまして公募は行わず、大和加工食品技術研究会を引き続き5年間指定管理者として指定しようとするものでございます。
 以上、2議案につきましての説明は以上になります。慎重なるご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願いいたします。
議長(小高友徳君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 10番、菊池伸浩君。
10番(菊池伸浩君) 第96号、97号で質問いたします。
 この2つの指定管理者の指定ですが、真壁特産品直売所は指定管理料がなしです。加工施設は10万円となっています。この違いはどこから生じてくるのでしょうか、伺います。
議長(小高友徳君) 答弁願います。
 白田経済部長。
経済部長(白田伸一君) ただいまの菊池議員の指定管理料の違いについてのご質問にお答えいたします。
 先日の全員協議会での資料において、加工施設のみ指定管理料10万円となっていることについての質問と思いますので、両施設の今までの経緯についてご説明いたします。桜川市真壁特産品直売所、俗に言うつくし亭と呼ばれている施設についてですが、当時真壁町時代に地元農家からの要望によりまして、平成5年に豊かなむらづくり事業を活用しまして施設を建築し、真壁町直売組合に運営を委託しておりました。その後、合併を機に指定管理制度を導入しておりますが、当初より事業収益が黒字であったため、協議の結果、指定管理料はなしとしております。
 一方、桜川市加工施設については、当時の大和村時代に駐在所跡を引き受けたものの、なかなか借り手が見つからず、村から施設の有効活用を図るため大和加工食品技術研究会に施設利用を打診し、研究会が使用しておりました。それまで施設管理に係る管理費用を市が負担していたため、平成23年度より指定管理制度を導入し、研究会に管理費を含めて管理を移管しております。しかし、研究会においては事業収入が不安定なことと、建物が古いため管理費がかかること等を考慮しまして、指定管理料を支払うこととしておりました。当初は管理料は20万円でしたが、協議の結果、平成29年度より10万円としております。以上の経緯によりまして、加工施設のみが10万円の指定管理料を支出してございます。
 以上になります。
議長(小高友徳君) 6番、榎戸和也君。
6番(榎戸和也君) 今の件で、大和の加工食品技術研究会、いわゆる雨引小学校の裏というか、あそこにある施設かと思うのですが、私も一、二度行かせていただいたのですけれども、それであそこにいろいろ設備がありますね、窯のようなものとか。やっている方に聞くと、こういうものが老朽化したりして何とかしてほしいのだけれどもみたいな話があるのですが、こういう施設の備品等については今後どういうふうな姿勢で臨まれるのか。つまり、こちらから10万円を出しているということで、それ以外にはそういうものについての補助等はされないわけでしょうか。ちょっと確認したいと思います。
議長(小高友徳君) 答弁願います。
 白田経済部長。
経済部長(白田伸一君) ただいまの榎戸議員からのご質問にお答えいたします。
 通常指定管理している方が、維持管理費として水道料や電気料、そちらについては管理者が支払うということになっております。ただし、指定管理者の管理運営に関する仕様書というのがございまして、そちらによりますと設備の修理等に係る文言で、修理にかかる費用が1件当たり10万円を超えない場合というふうに書いてございます。つまり、10万円を超えた場合には市のほうで負担するというような規定になっております。
議長(小高友徳君) ほかに質疑ございませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 討論を終わります。
 最初に、議案第96号についてお諮りします。議案第96号は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第96号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
 続いて、議案第97号は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第97号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
                                           
    議案第98号、議案第99号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(小高友徳君) 続いて、日程第9、議案第98号 桜川市道路線の廃止について及び日程第10、議案第99号 桜川市道路線の認定について、以上2議案を一括議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 仁平建設部長。
          〔建設部長(仁平昌則君)登壇〕
建設部長(仁平昌則君) 議案書20ページをお開き願います。議案第98号 桜川市道路線の廃止についてご説明いたします。
 道路法第10条第3項の規定により、桜川市道路線を別紙のとおり廃止するものであります。
 次ページをお開きください。一般市道路線廃止調書の整理番号1番につきましては、土地改良事業の計画があり、地区編入が予定されている路線を廃止するものです。
 整理番号2番から4番につきましては、路線の払下げ希望があり、未供用であるため路線を廃止するものです。
 整理番号5番につきましては、路線の一部払下げ希望があり、路線を廃止するものです。
 整理番号6番につきましては、0141号線が全線開通したことにより、旧道路線を廃止するものでございます。
 続きまして、議案書22ページをお開き願います。議案第99号 桜川市道路線の認定についてご説明いたします。
 道路法第8条第2項の規定により、桜川市道路線を別紙のとおり認定するものでございます。
 次ページをお開きください。一般市道路線認定調書の整理番号1番につきましては、土地改良事業の計画に伴い、一旦廃止した路線を地区編入される予定の部分を除いて再認定するものでございます。
 2番につきましては、土地改良事業の計画に伴い、地区編入される予定の部分について、その他市道として新たに認定するものでございます。
 3番につきましては、一旦廃止した路線を払下げを行う区域を除いて再認定するものでございます。
 以上で議案第98号、99号の説明を終わります。内容をご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願いいたします。
議長(小高友徳君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 討論を終わります。
 最初に、議案第98号についてお諮りします。議案第98号は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第98号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
 続いて、議案第99号は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第99号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
 ここで暫時休憩いたします。
          休 憩  (午前10時52分)
                                           
          再 開  (午前11時05分)
議長(小高友徳君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
                                           
    議案第100号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(小高友徳君) 日程第11、議案第100号 令和2年度桜川市一般会計補正予算(第9号)を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 柴山総務部長。
          〔総務部長(柴山兼光君)登壇〕
総務部長(柴山兼光君) それでは、議案書24ページをお開き願います。議案第100号 令和2年度桜川市一般会計補正予算(第9号)について、概要を説明いたします。
 既定の歳入歳出予算の総額に、それぞれ3億2,272万円を追加し、予算の総額をそれぞれ245億7,536万9,000円とするものです。
 28ページをお開き願います。第2表、地方債の補正についてご説明いたします。桜川筑西インターチェンジ周辺まちづくり事業債の限度額を、国庫補助金の内示に伴い2億9,630万円に引き下げるものです。また、桃山学園通学路整備事業債は、国庫補助金の増額変更に伴い事業費を増額し、起債限度額を1億6,600万円に増額するものでございます。
 31ページをお開き願います。事項別明細書により、歳入についてご説明いたします。2款3項1目1節森林環境譲与税の572万5,000円は、譲与額の増額に伴い補正するものです。
 15款1項1目3節子どものための教育・保育給付費交付金458万8,000円は、交付見込額の見直しによる増額です。
 同じく6節障害者福祉サービス費等負担金1,095万円は、障害者の各種サービス事業の利用の伸びに伴い、国庫負担金を増額するものでございます。
 同じく2項2目2節子ども・子育て支援交付金164万9,000円は、学童クラブの開設準備経費に対する国庫補助金の増額です。新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金390万円の減額は、科目相違によるものでございます。この後の県支出金に同額を計上しております。
 同じく4目2節社会資本整備総合交付金(防災・安全)の1,265万円は、交付金の内定額変更による増額です。
 4節の社会資本整備総合交付金(都市公園総合交付金)6,000万円は、交付金の交付決定によるものです。
 16款1項1目2節子どものための教育・保育給付費交付金425万1,000円の減額は、交付見込額の見直しにより減額するものでございます。
 同じく4節障害福祉サービス費等負担金547万5,000円は、障害者の各種サービス事業の利用の伸びに伴い、県負担金を増額するものでございます。
 2項2目6節子ども・子育て支援交付金164万9,000円は、学童クラブの開設準備経費に対する県補助金の増額です。新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金は、先ほどの国庫補助金で減額した390万円を県補助金として計上するものでございます。
 同じく6目1節学校業務アウトソーシング促進事業補助金330万円は、岩瀬小学校と岩瀬西中学校が教員の超過勤務縮減を図るためのモデル地区に選定され、教員の働き方改革を推進するための県補助金です。
 32ページをお開き願います。同じく3項2目1節家畜伝染病予防事務委託金4万9,000円は、県が主体となって実施する家畜伝染病予防事業の事務委託金の増額です。
 18款1項4目1節教育費寄附金100万円は、教育振興のためにと寄附をいただいたものでございます。
 19款2項8目1節減債基金繰入金2億27万4,000円は、旧県西総合病院事務組合から債務承継した病院事業債を今回の解体を機会に一括償還するため、減債基金を繰り入れるものでございます。
 20款1項1目1節前年度繰越金833万6,000円は、歳出との差額を調整するものでございます。
 21款4項5目1節雑入で令和元年度の事業の精算による後期高齢者医療療養給付費負担金過年度精算金5,766万6,000円を増額しております。家畜伝染病予防検査手数料22万2,000円、ワクチン接種手数料26万9,000円は、市内畜産農家が飼育する牛、豚の頭数が増加したため増額するものでございます。過年度分精算金の36万9,000円は、令和元年度多面的機能支払交付金事業における3団体からの精算金でございます。
 22款1項4目1節合併特例債事業債4,720万円の減額は、先ほど第2表、地方債補正で説明しました市債の補正となっております。
 33ページをお開き願います。続きまして、歳出についてご説明いたします。2款1項11目交通安全対策費、交通安全対策事業、記念品代は、高齢者の運転免許の自主返納者が増加したため20万2,000円を増額するものでございます。
 同じく17目桜川筑西インターチェンジ周辺地区開発整備事業費は、国庫補助金の決定に伴い財源振替をするものです。
 同じく18目ヤマザクラ事業費、地域商社設立事業1,030万5,000円の増額は、地域商社の法人登記に係る経費30万5,000円と出資金の1,000万円でございます。
 同じく2項2目賦課徴収費、賦課事務事業785万1,000円は、申告相談における新型コロナウイルス感染症の感染予防対策経費を計上しております。
 34ページをお願いします。22節償還金利子及び割引料に670万円を計上いたしました。9月の第3回定例会において1,000万円の増額補正をしたところですが、その後固定資産税の税額更正や住民税の還付が見込まれることから増額をするものでございます。
 3款1項3目障害者福祉費、障害者福祉事業2,824万9,000円の増額は、各障害者福祉サービスの利用者数の伸びにより扶助費に2,190万円を増額しております。また、22節償還金利子及び割引料において、令和元年度事業精算による障害者各種サービスに係る国庫支出金の返還金634万9,000円を計上しております。
 35ページをお願いします。同じく2項1目児童福祉総務費、家庭児童相談室運営事業23万円は、家庭相談員の時間外勤務手当と費用弁償の不足分を増額するものです。
 ひとり親家庭等支援事業3万5,000円は、令和元年度母子家庭等対策支援事業の事業費確定による返還金でございます。
 同じく2目児童措置費、子どものための教育・保育給付事業1,435万6,000円は、民間保育園、幼稚園、認定こども園に対する各種給付費の年間見込額を精査した結果補正をするものです。児童手当事業532万3,000円は、令和元年度児童手当等交付金の交付額確定による返還金でございます。
 同じく4目放課後児童対策費、放課後児童対策事業は494万8,000円の増額です。猿田学童クラブの修繕費に10万6,000円を計上しております。また、羽黒学童クラブのクラスの増設費用と、谷貝学童クラブを谷貝分館から谷貝小学校内の教室に移転するため、工事請負費347万8,000円、備品購入費に136万4,000円を計上しております。
 36ページをお開き願います。4款1項1目保健衛生総務費、母子衛生事業の67万9,000円は、妊産婦に対する相談対応と積極的な情報提供を行うための環境を整備するための費用を計上しております。
 同じく2目予防費、予防総務事業は414万5,000円の増額です。本年9月15日に、令和2年度一般会計新型コロナウイルス感染症対策予備費使用についてが閣議決定されました。今後新型コロナウイルスワクチンの接種が開始される際に、迅速に対応するための事前準備経費を計上しております。予診票の印刷代として128万5,000円、的確な事務処理を実施するためにシステム改修費用に286万円を計上しております。
 同じく3目環境衛生費、浄化槽設置事業261万3,000円は、浄化槽設置事業補助金の希望者が増加したため増額するものです。
 37ページをお願いします。6款1項3目農業振興費、畜産業振興事業49万1,000円は、市内畜産農家が飼育する牛、豚の頭数増に伴い、家畜伝染病予防検査手数料20万2,000円、ワクチン接種手数料26万9,000円を増額いたします。
 同じく5目農地費、霞ヶ浦用水事業118万5,000円は、霞ヶ浦用水土地改良区において発生した漏水事故に対する復旧事業の実施に係る市負担分でございます。多面的機能支払交付金事業の27万8,000円は、令和元年度多面的機能支払交付金事業の精算による国、県への返還金となっております。
 38ページをお願いします。同じく2項2目林業振興費、森林環境譲与税活用事業572万5,000円は、譲与税の増額分を基金に積み立てるため増額するものでございます。
 8款2項3目道路新設改良費、通学路整備事業2,300万円は、社会資本整備総合交付金の増額変更に伴い桃山学園通学路整備事業費を増額するものです。
 同じく5項1目住宅管理費、住宅管理事業280万1,000円です。修繕料の265万1,000円の主なものは、用途廃止住宅から住み替える方の移転先の市営住宅の部屋を修繕するための費用です。また、その移転補償料として15万円を計上しております。
 39ページをお願いします。9款1項1目常備消防費、消防職員給与関係経費12万1,000円は、手当を受給している職員の受給内容に変更があったため、不足額を増額するものでございます。
 10款1項2目事務局費では、教育振興の目的でいただいた寄附金をGIGAスクール構想整備事業に充当するため財源振替をしております。学校業務アウトソーシング促進事業は、教員の超過勤務の縮減を図るためのモデル地区として岩瀬小学校、岩瀬西中学校が県の指定を受けたため、教員の働き方改革を推進するための事業費として350万円を計上しております。
 同じく11目小中学校適正配置推進事業費、小中学校適正配置推進事業で95万6,000円は、猿田小学校の閉校記念品代と、グランドピアノや電子ピアノを猿田小学校から羽黒小学校に移設する費用を計上しております。
 40ページをお願いします。同じく2項1目学校管理費、小学校管理事業11万1,000円、次の3項1目学校管理費、中学校管理事業2万9,000円は、新型コロナウイルス感染症の影響による夏休みの短縮に伴い、学校用務員の勤務日数が増えたため、会計年度任用職員報酬を増額補正するものでございます。
 41ページをお願いします。同じく6項2目体育施設費、体育館管理事業(岩瀬)は、ラスカ2階会議室のエアコンが故障したことによる更新工事費の440万円です。また、体育館管理事業(真壁)の91万3,000円は、真壁体育館の2階ギャラリー、カーテンレールの修繕料でございます。
 12款1項1目元金償還事業は、県西総合病院事務組合から債務承継した病院事業債を、今回の病院解体を契機に2年前に積み立てた減債基金を活用して一括償還するために増額補正をするものです。今回の一括償還により、将来払うべく利子は消滅しますが、補償金として1,862万4,000円を、残債の一括償還額として1億8,165万円を計上しております。なお、一括償還により、将来の利子総額から補償金を差し引いた約80万円を経費削減として見込んでおります。
 以上で説明を終わらせていただきます。慎重なるご審議の上、ご議決くださいますようお願いいたします。
議長(小高友徳君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 10番、菊池伸浩君。
10番(菊池伸浩君) 33ページの地域商社設立事業1,030万5,000円について質問いたします。
 これは、鍬田にある自動車販売所の建物を借りて地域商社をつくるとのことです。幾つか質問いたします。
 まず、この地域商社を来年4月に開店するまでに要する費用の総額は、概算で結構ですから、幾らになるのか。
 この建物は月20万円で借りるとのことですが、何年契約で借りるつもりか。
 3点目、ここで働く人の雇用形態はどのようになるのか。
 4番目、社長の面接を行ったようですが、具体的には人選はどう決まっているのでしょうか。
 5点目、市とこの地域商社との関わり合いはどのように関わっていくのか。
 最後に6点目、この建物の出入口は国道側になるのか、県道側になるのか伺います。
 以上、6点質問します。
議長(小高友徳君) 答弁願います。
 鈴木総合戦略部長。
総合戦略部長(鈴木政俊君) それでは、菊池議員さんのご質問にお答えいたします。
 まず、地域商社を来年4月に開店するまでに要する費用の総額につきましては、現時点で6,581万8,400円を見込んでおります。内訳は、地域商社設立準備及び支援業務委託に係る経費が377万4,400円、直売所の改装や施設の借上げ及び什器やレジ、商用自動車などの備品購入等に係る経費が5,176万9,000円、そして今般補正予算に計上しております株式会社設立に係る経費が1,030万5,000円でございます。なお、直売所の整備及び備品購入等に係る経費5,176万9,000円につきましては、全額新型コロナウイルス関連交付金を活用しております。
 次に、建物の賃貸借契約の期間につきましては、令和2年10月1日から令和4年3月31日までの1年半でございます。なお、その後につきましては、協議によりまして再契約を可能としております。
 次に、ここで働く人の雇用形態でございますが、2月に設立予定の桜川市地域商社、仮称でございますが、株式会社桜川が正社員、パート、アルバイトを雇用いたします。雇用者数につきましては、現在株式会社桜川、仮称でございますが、発起人会で検討を進めており、求人は株式会社設立後に同社において行う予定であります。なお、当面は市の職員2名程度と地域おこし協力隊員2名を同社に派遣する方向で検討を進めております。
 次に、社長の具体的な人選についてでございますが、選考は桜川市地域商社設立準備協議会が主体となり、選考委員5名で12月1日に2次選考に残った5名の方々を対象に面接審査により行いました。この結果、評価項目として設定した点数の合計が一番高い方を社長候補者として選考いたしております。
 次に、地域商社と市の関わりでございますが、市は地域商社の株主、持ち株割合は83.3%でございますが、株主となりますので、市は今後商社の株主として、会社法で認められた権利に基づき関与してまいります。
 最後に、出入口についてでございますが、交通事故の防止や円滑な交通の確保を考慮し、県道側の出入口のみを使用する方向で検討を進めております。
 以上でございます。
議長(小高友徳君) ほかに質疑ございませんか。
 3番、武井久司君。
3番(武井久司君) それでは、39ページなのですが、学校業務アウトソーシング促進事業ということで、これについてお伺いしたいと思います。
 岩瀬小と岩瀬西中がモデルで今実施しているということで、学校の先生たちが本来の仕事というのですか、こういったものがなかなかできないような状態の中、こういった取組が始まったということで、今現在中学校と小学校何名ぐらいでこういったものを進めているのか。それからあと、今後県と市ではどういう工程、予定でこういったものを取り組んでいくか。分かる範囲で結構ですので、教えていただきたいと思います。
議長(小高友徳君) 答弁願います。
 栗林教育部長。
教育部長(栗林 浩君) ただいまのご質問ですが、学校業務アウトソーシング促進事業につきましては、県のほうから桜川市で岩瀬小学校と岩瀬西中学校、こちらが選定されまして、進めていきたいということで受けたものでございます。内容としましては、外部委託をすることで実施可能な事務処理に対してということなのですが、学校業務を整理し、学校業務の一部を集約、定型化や外部委託を行うことにより、長時間勤務の解消、教職員の負担軽減を図ることができる業務の縮減と改善に向けた取組を実施ということで、今後外部委託業者を決定しまして進めていくということになります。何名が携わっているかということなのですけれども、現時点では各学校というか、岩瀬小と岩瀬西中学校で先生が全員といえば全員でありますが、そういう形で進めておるということでございます。
議長(小高友徳君) ほかに質疑ございませんか。
 18番、林悦子君。
18番(林 悦子君) 3点あります。
 最初が33ページの地域商社なのですけれども、この財源が新型コロナウイルス対策事業全額だと6,000万円ぐらいなのでしょうが、これ地域商社と新型コロナウイルス対策事業は何の関係があって、これが財源となったのでしょうか。
 それから、2点目は36ページ、4款1項1目母子衛生事業67万9,000円なのですけれども、12節委託料、この内容について。
 3点目、39ページの10款1項11目12節委託料65万6,000円ですけれども、猿田小学校から羽黒小学校にピアノを移動する等の経費ということですが、アップライトのピアノ、グランドピアノ何台をどこに移動して、置く場所あるのでしょうか。そのときに、真壁小学校のときにアップライトを捨てそうになって、1台だけ別の場所に個人的に持っていってもらったという経緯があるのですが、廃棄処分するピアノもあるのでしょうか。
 以上3点です。
議長(小高友徳君) 答弁願います。
 鈴木総合戦略部長。
総合戦略部長(鈴木政俊君) それでは、地域商社に関する林議員さんからのご質問にお答えいたします。
 今般この事業につきましては、5,176万9,000円を新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用させていただいております。これにつきましては、新型コロナウイルスによりまして地域経済が疲弊していると、そういうことで、この商社はあくまでも桜川市から出品される農産物であるとか工芸品とかを販売することを目的とした商社ということで、国の交付金の基準に合った事業ということで認められておりますので、この臨時交付金を活用して今回事業を進めているものでございます。
 以上です。
議長(小高友徳君) 続いて、上野保健福祉部長。
保健福祉部長(上野茂雄君) 林議員のご質問にお答えいたします。
 36ページの母子衛生事業の中で12節委託料33万円でございますが、電子母子手帳をまず導入する計画で予算を措置させていただいています。その中で、子育て世代の健康管理とか育児不安を解消するためにオンラインでの相談をできるような形で進めるための、その環境をつくるための委託料が33万円になっております。
 以上です。
議長(小高友徳君) 続いて、栗林教育部長。
教育部長(栗林 浩君) ただいまのご質問、39ページのものでございますが、一番下にあります委託料の件でございますが、65万6,000円ということで、こちらはグランドピアノを1台、それと電子ピアノ1台、その他大型備品ということで、全て羽黒小学校へ運ぶ予定でございます。現在のところ、廃棄するピアノはございません。
議長(小高友徳君) 18番、林悦子君。
18番(林 悦子君) やろうとしていることにけちつける気は全然ないのですけれども、ですから前向きな方向に質問をしようと思いますが、この地域商社、私は地域振興みたいなものであれば、あえてコロナ対策にストレートにつながらないとは思いますが、今並べるもの、農産物とかいろんなものを枠を広げるのでしょうが、工芸品等々も対応するということは、石材の小物とか、墓石とかそういうことではなくて、小物であったりとかそういう、うちなんかも販売しているのですけれども、そういうものも対象になっているということで理解してよろしいですか、工芸品という中で。
 それから、2点目は、これ一度に聞くのだよね。このオンライン相談いいことだと思いますが、24時間対応とか、誰が対応するのかということまで決まっていますか。決まっていたら、決まっている範囲で教えてください。
 それから、3点目は、ではそれまで、今まで羽黒小学校にグランドピアノ1台と電子ピアノ1台しかなかったのですかね、人数が少ないから。それ以外のピアノは、もうあったとしても随時必要なくなった時点で何がしか処分をしていたという理解でいいですか。グランドピアノを羽黒小学校へ持っていくといっても、なかなか場所を取るところだから、もう既に羽黒小にも体育館の舞台の上あたりにグランドピアノありそうですから、どこに置くのかということについて具体的に思い浮かべないのに、これから考えますというのは、ちょっと私も幾らかピアノを弾くのですけれども、考えられないのです。やっぱり置く場所、グランドピアノが生かされるような場所に置かれなければ、要するに置く場所に困って奥のほうに押し込めるのが落ちなので、であるなら運搬に結構お金がかかりますから、最初からもし羽黒小で対応が無理ならば、違うところみたいなことを考えながらやってもいいのではないかと思います。
 今回地味にですけれども、生涯学習課ですか、シトラスの結構高いピアノですね。あれヤマハのコンサート用のピアノで、桜川の中で一番高いピアノを大和村時代に購入して、大和村はそういうものには結構お金をかけていたところですから、ピアノを弾かせたのです、オープンピアノという形で。大変好評でした。そういうのをこれからもやってもらいたいともちろん思うし、やってくれるとは思うのですけれども、そういうのを大和地区だけではなくたって対応できるということはあるわけで、そのグランドピアノ2台を羽黒小学校でどうやって使いこなしていくのかということについては考えてから移動したほうがいいと思いますので、その辺のところを、漫然とこれから考えると言って、取りあえず持っていってしまってからということではないようにしたほうがいいと思います。
 ちょっとご意見、もし教育長に一言、こういうものに関しての考えを、せっかくの機会ですから聞かせてもらいたいと思います。
 以上3点です。2回目の質問。
議長(小高友徳君) 答弁願います。
 初めに、鈴木総合戦略部長。
総合戦略部長(鈴木政俊君) 地域商社につきましては、先ほども申し上げましたとおり桜川市の農産物、あるいは工芸品、それから加工品も含めまして地域のものを売り込んでいくということで、工芸品等につきましては地場産業である石材製品も展示する方向で今調整を進めております。具体的には、今後出品者の方々と協議を進めた上で出品等は決めていきたいというふうに思っております。
 以上です。
議長(小高友徳君) 続いて、上野保健福祉部長。
保健福祉部長(上野茂雄君) 母子衛生事業のオンライン相談の運用計画でございますが、健康推進課保健師が勤務時間中に相談を行うという計画でいます。初めに、相談者から電話やメールで相談の予約を取っていただいて、決められた時間で対応していくというような運用計画になっております。
 以上です。
議長(小高友徳君) 続いて、稲川教育長。
教育長(稲川善成君) 林議員のご質問にお答えいたします。
 ピアノについてですが、まさにあのグランドピアノは高価なものでございますし、維持する、管理する、これについても常に触っていなければ、演奏しておかなければならない、そういう状況はあります。したがって、羽黒小学校と猿田小学校でこれまで話合いをした中で、この財産であるグランドピアノは常に維持管理は必要であると。そのような判断の中から、羽黒小学校にぜひこちらに運んでいただいて、活用、使っていきたいというようなことでございます。実際には、グランドピアノは体育館にもございますので、実際に体育館に置くか、また音楽室に置くかというところを今検討しているわけでございますけれども、いずれにしても使っていなければこの財産がだんだん摩耗していく、そういう状況がありますので、取りあえず管理がしやすいところへまずは運ばせていただきます。
 なお、余っているようなピアノがもしもあったならばというようなお話でございました。こちらについては、やはり子供たちに潤いとか感性とか、そういう鍛えていくことはとても大事だと思いますので、例えば公民館のところが今後使えるのであれば、そんなところにも置いて弾き語りをする、自由にできる、そんなところの空間、場所、そんなところにも配置できたらいいかなと、いろいろ考えていきたいというふうに思っています。
 以上でございます。
議長(小高友徳君) 18番、林悦子君。
18番(林 悦子君) では3点目、簡単にこの2つだけです。
 最初の加工品の中に石材産品も入るということで、その方向で調整してやっているという、展示する方向でやっているということは、とてもありがたいことだと思いますが、小売扱いですよね。であるならば、この新型コロナウイルス感染症予防対策支援金という、今月の25日で締切りになるそうですが、アマビエ登録すると10万円もらえるというようなものは小売が対象だということですけれども、実際はサービス業である理容界、美容界なんかも対象になっているわけで、しかし小売であっても石材業界は幅が広過ぎるという判断で、どこまでがという線引きが難しいということがあったのかもしれませんが、対象の中に入っていないです。でも、今回25日までに間に合えばいいですけれども、もし間に合わなくて、例えば今後第2次なんていうものがあるときは、どこで線引きかということについては業界のほうに相談してもらいながら、アマビエを対応したらば10万円の給付金をやるということを、地場産業でこれまで納税でも相当個人でも会社でも貢献してきた石材業界を入れないということはおかしいと思います。ですから、それは市の中で考えていってほしいというふうに思います。
 これについては、市長の考え方を聞きたいと思います。実際本当に伝統工芸士の人たちとか、そういうのはここの石を使って小さいものを作って一生懸命販売努力しています。ですから、最初にも言いましたように、本当に墓石だとか建築材みたいなものまで小売にしろとは言いませんけれども、そういう小さいものであっても付加価値をつけて売っているものは現在実際あるわけですから、それを少し頭を絞れば、どこら辺までを枠内に収められるかということは、一件一件給付の対象になるかどうか検討するのでしょうから分かると思うので、ぜひお願いしたいと思います。これは、市長の答弁をお願いいたします。
 最後の教育長さんにお答えいただきましたけれども、ピアノを置く場所はこうやって私も常日頃から考えているのですが、学校以外はなかなか難しいのです。うるさいというか、騒音に聞こえる人もいますから。ですから、例えば、だけれども今航空ピアノとか駅ピアノとか町なかピアノとかというので、とてもNHKのあれなんか見ていると、私も結構見ているのですけれども、こんな人も弾いているのだと、おじさんみたいな人も弾いていますよね。私は、漁師だったおじさんが全くピアノが全然弾けない、70まで行かないか、漁師のおじさんがショパンのアパショナータを1年だか2年かけて弾いたというのを見てびっくりしたことがあるのですけれども、ですからぜひこれを置く場所の中に、もし民間で協力してくれるようなところがあるのだったら、例えばカスミさんとか、そういうところもちょっと聞いてみたらどうかなと思います。これはちょっと意見です。
 では、市長だけお願いいたします。
議長(小高友徳君) 答弁願います。
 大塚市長。
市長(大塚秀喜君) 18番議員に答弁させていただきます。
 新型コロナ対策交付金、飲食業、タクシー業界、バス、理美容ですか、ある程度職種を限定したということでございますが、桜川市の企業全部にといいますと、ちょっと予算的にすごいものになってしまうと。ある程度限定していこうということで、飲食業一番先立ったのですが、その後の市に対して組合なり団体から要望があったところをまず入れるという形を取りました。今回、今おっしゃった石材業さんで考えますと、件数とか商店、お店を持っているところ、持っていないところ、いろいろあると思いますので、その辺については今後検討させていただければというふうに思うところでございます。
 先ほど来地域商社、新型コロナ対策交付金を使って地域商社ということで質問をいただいていますが、この地域商社は桜川市にとって本当にマストだと思っております。どうしても必要だと。コロナ対策いろいろしてきました。今随分世間でもいろんな話出ています。医療はどうなのだということを考えますと、取りあえず桜川市は今まで8名ですか、多分今日1名発表になる予定で9名ということであります。医療に関しては、心配する範囲には入っていないのかなということでございますので、対策としてどうなのだ、これからどうしていくのだ、来年どうするのだと考えますと、やっぱり景気の落ち込み、これに対してどうやって対策していくかというのが一番の問題だと思っておりますので、地域商社には大いに活躍していただきたい。皆さんからもいろんなご意見いただきながら、地域商社が成功することが桜川市の元気につながるというふうに思っておりますので、今後もご指導いただけばればというふうに思っております。よろしくお願いします。いいですか。
議長(小高友徳君) ほかに質疑。
 6番、榎戸和也君。
6番(榎戸和也君) 3点質問いたします。
 今の市長の言われた地域商社、鍬田地区に1年半の取りあえず予定でやるという件なのですが、本当にこれこの間の全協でしたか、でも申し上げましたけれども、やっぱり期待する方は非常に多いわけです。ただ、結局やっている感だけで終わってしまうということでは困るので、つまり市が官営というか、直営でやるとか、それから市がこれだけ八十何%出資して、委託というか、これ第三セクターに近いような感じなのですか、そこへ外部の人を入れて。ただ、私は非常に不満なのは、不満というか、そういう色合いもぜひ出していただきたいと思うのは、前に例の長方のあそこに直売所とか、何か道の駅みたいな感じのものを造るというような話があったときにも、私周囲の人に聞いたわけです。例えば農業なんか一生懸命やっている方に、何かお話あるのですかと。そうしたら、全然聞いていないと。そういう方は非常に熱心に農業なんかやられていて、自分の出すものもあると。ほかの直売所なんかを見ますと、やっぱり……
          〔何事か声あり〕
6番(榎戸和也君) ああ、失礼しました。ページは、例えば33ページですか……
          〔「質問の中身は」の声あり〕
6番(榎戸和也君) いや、だから今質問するのです。いわゆる直売所のところです。三百何十万でしたっけ。33ページの地域商社、1,030万5,000円ですか、つまり何を言いたいかというと、地域の人が今直売所、例えば真壁とかいろんなところでやっていらっしゃいますよね。そういうところは、やっぱり地域の人が自分たちの主体性でやっているのです。その主体性で工夫をして、みんないろいろ情報交換したり、いろんなことをやりながらやっていると。そのことが、組織がちゃんと永続していくことの非常に大きな要素になっていると思うのです。だから、官が中心になってやって、官で必要な人を雇ってみたいなニュアンスではなくて、やっぱりそれは地域の人がより主体的に関わってやるような組織に少しでもしていただきたいなと。今のこの説明だと、何か誰かがやってくれるのだろうというふうに捉えてしまうような節があるので、ぜひその辺は今後ご検討いただければというふうに思います。その辺についてどうお考えか。
 主体的に作っている人が入ってきて、自分たちでやると。私、土浦のほうに通っていたときに、あそこ結構大きく農協なんかと一緒にやっているところがありまして、かなりのにぎわいがあるわけです。そういう例を見ていますので、ぜひその辺検討いただきたいと、回答いただきたいと思います。
 それから、2点目でありますが、38ページ、通学路整備事業、桃山学園の通学路の工事で2,300万円が、これは増額になっているということかと思うのですが、この増額の具体的な内容というのはどういうもので、総額で結局今幾らになっているのかというのをお聞かせいただきたいと思います。
 それから、3つ目ですが、学校事務アウトソーシング促進事業というところについて、文教委員会でもそういうお話はさせていただいたのですが、改めて。こういうものに県内で指定を獲得したということは、関係する方が非常にご尽力いただいた結果だと思うので、それには敬意を表したいと思っております。では、具体的にこれをどうやるのかということで、つまりこれをやっていく中で、教員がさらに忙しくなってしまうなんていうことでは困るわけです。ですから、その辺はあまり現場の教員がこれをやることによって、逆に負担にならないような形で、ただしあくまでも教員のいろんなニーズをうまく吸い上げていただいて、やっぱり一番感じているのは先生ですから、こういうことがこういうふうになったらいいなと。だから、そういうものをうまく吸い上げてやっていただきたいと。
 さらに付け加えますと、この問題は非常に大きな問題で、部活動とかその他、いわゆる一般の市民の方が学校はこのぐらいやってくれるべきだという発想がありますから、ですからこの中にいわゆる保護者とか地域住民の啓発という部分をぜひ念頭に置いて、この計画を進めていただければなと思いますが、いかがでしょうか。
 以上であります。よろしくお願いします。
議長(小高友徳君) 答弁願います。
 初めに、鈴木総合戦略部長。
総合戦略部長(鈴木政俊君) それでは、榎戸議員さんのご質問にお答えいたします。
 この地域商社につきましては、あくまでも地域経済の振興ということで、市長もおっしゃったとおり、市に必要なものということで立ち上げるものでございます。立ち上げにつきましては、どうしても市が主体となっていかないと、なかなか立ち上がらないということもございましたので、市が主導で第三セクター方式で、この地域商社の株式会社を立ち上げるというものでございますが、今後につきましてはあくまでも株式会社でございますので、その会社が主体となってこの事業を運営していくと。さらに、この商社の目的が地域振興ということなので、あくまでも利益は地元に還元できるような方向で会社運営をしていただくということで、市のバックアップをしていきたいというふうに思っております。
 以上です。
          〔何事か声あり〕
総合戦略部長(鈴木政俊君) 出品者説明会は133名の方にご出席していただきまして、また来年の1月に地区別に細かな会議を行いまして、説明会を行いまして、最終的な調整を図っていきたいというふうに考えております。
 以上です。
議長(小高友徳君) 続いて、仁平建設部長。
建設部長(仁平昌則君) 榎戸議員さんのご質問の通学路の整備事業でございますが、当初予算3,600万円の予算を組んでおりました。そこに2,300万円を追加しまして、合計しますと工事請負費で5,900万円になります。当初予定していた道路工事ですが、伊佐々地区の一番西から約140メーターを予定しておりまして、今回の補正予算いただいたことによりまして、さらに85メーター追加しますと、ちょうど桃山学園の北西部の角まで道路がつながるようになります。まだ3,600万円予算取ったほうを工事発注しておりませんので、合わせて工事を発注したいというふうに考えております。
 以上でございます。
議長(小高友徳君) 続いて、栗林教育部長。
教育部長(栗林 浩君) アウトソーシング促進事業の件につきましてですが、こちら県からの指定が石岡市、笠間市と桜川市の3市ということで、いずれも小中で全6校が対象となっております。こちらの、基本的には教員の働き方改革のガイドラインを作成とか、その辺のところなのですが、具体的な取組例としましては、専科教員活用による小学校の担任の授業時間の削減、地域活動との連携などによる少人数の部活動の見直し、複数顧問制度などのことを今後進めていくということになりますけれども、最初の部分では教員の意見が必要であるということもありますので、各教員のアンケート調査、いろいろと各教員の方々のご意見を取りまとめて行っていくということになります。ただ、確かにそれを行って先生方の負担が増えてはどうしようもない、逆効果というか本末転倒になりますので、その部分を含めまして、アウトソーシングで行いなさいということで進めさせていただいております。
 また、その学校だけではということもありますが、今回この事業を行うに当たりまして、地域への皆様への啓発文としまして、教育長のほうからも出させていただいております。そういう形で進めていきたいと思います。
議長(小高友徳君) 6番、榎戸和也君。
6番(榎戸和也君) 建設のほうにお伺いしたいのですが、今のもともとの真壁の役場から出た、あそこから桃山に向かっていく道路の予算がまずあって、さらにそれが突き当たった後のほうへ伊佐々の源法寺方面というか、田んぼのほうへ向かっての今お話かと思うのです。そうすると、それは総額で、ちょっと私申し訳ないのですが、総額で結局幾らになるわけですか。それが1点。
 それと、学校のほうの関係については、ぜひそういうことで非常にすばらしいことを桜川市が旗を揚げてやるということなので、これほかの人にもモデル校ですから影響を与えるので、ぜひいい成果が出るようにお願いしたいと、そのように思います。
 それと、何かちょっと意味が通じていないようなので、地域商社の件ですが、要するに百何十かの出品者が出たということは、それは聞いております。ですから、私が申し上げているのは、組織を動かしていくときの生産者側が、そこの動かすところに参画してくるような雰囲気をもっと強く出していただきたいということを言っているわけです。ですから、そこに何かアイデアがあるかとか、あるいはそういうことについてどう思われるかということを聞いているわけで、ぜひよろしくお願いします。
議長(小高友徳君) 答弁願います。
 初めに、仁平建設部長。
建設部長(仁平昌則君) 大変申し訳ありません。全体事業費の資料をちょっと今日は持ってきておりませんので、後ほどということで。今議員さんがおっしゃられた石岡筑西線から桃山学園までの、まず南に行くやつなのですけれども、そちらについてはまだ工事は全く着手しておりません。今回の補正予算につきましては、源法寺地区から伊佐々集落を通って桃山学園まで行く、いわゆる西から東に入る道路のほうの工事を実施する予定で、今年度初めて国庫事業で工事する部分となります。
議長(小高友徳君) 続いて、鈴木総合戦略部長。
総合戦略部長(鈴木政俊君) ただいまのご質問にお答えいたします。
 市のほうでも生産者に主体的に関わっていただくという形で、出品者協議会の設立であるとか、そういうものを今調整を進めているところでございます。
議長(小高友徳君) ほかに質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第100号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
                                           
    議案第101号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(小高友徳君) 続いて、日程第12、議案第101号 令和2年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 上野保健福祉部長。
          〔保健福祉部長(上野茂雄君)登壇〕
保健福祉部長(上野茂雄君) 議案書42ページをお願いいたします。議案第101号 令和2年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第3号)についてご説明いたします。
 今回の補正は、現年度事業の一部確定に伴う国庫支出金の増額及びこれに伴う事業費の財源振替の補正になります。
 47ページをお願いいたします。事項別明細の歳入、3款国庫支出金、2項5目保険者機能強化推進交付金70万1,000円、6目介護保険保険者努力支援交付金530万5,000円、合計で600万6,000円の増額になります。この増額によりまして、7款繰入金、2項1目介護給付費準備基金繰入金600万6,000円を減額とするものです。
 48ページをお願いいたします。歳出、5款1項から4項までの各事業の補正は、国庫支出金の増額分の財源振替になります。
 以上で説明を終わります。慎重なるご審議の上、ご議決くださるようお願い申し上げます。
議長(小高友徳君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第101号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
                                           
    請願第11号の閉会中の継続審査
議長(小高友徳君) 続いて、日程第13、請願第11号 トンネルじん肺根絶の抜本的な対策を求める請願について、建設経済常任委員会委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付しましたとおり、閉会中の継続審査の申出がありました。
 お諮りいたします。委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
 よって、建設経済常任委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
                                           
    議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会、議会改革特別委員会の
     閉会中の継続調査
                           
議長(小高友徳君) 日程第14、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長、議会改革特別委員会委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付しましたとおり、閉会中の継続調査の申出がありました。
 お諮りします。各委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(小高友徳君) 異議なしと認めます。
 よって、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長、議会改革特別委員会委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
                                           
    執行部あいさつ
議長(小高友徳君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許します。
 大塚市長。
          〔市長(大塚秀喜君)登壇〕
市長(大塚秀喜君) 令和2年第4回桜川市議会定例会閉会に当たりまして、お礼を兼ねまして一言ご挨拶申し上げます。
 今定例会、12月8日から11日までの4日間の会期で開催され、議員各位におかれましては慎重なるご審議を賜り、心から感謝申し上げます。皆様のご理解とご協力により、提案いたしました案件につきまして、原案のとおり議決いただきましたこと、厚く御礼申し上げます。
 最後になりますが、本年中の議員各位のご協力に感謝申し上げますとともに、来年も引き続きご尽力賜りますようお願い申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。ご苦労さまでした。
                                           
    閉会の宣告
議長(小高友徳君) 今定例会に付議された案件は全て議了しました。
 以上で令和2年第4回桜川市議会定例会を閉会いたします。
 ご苦労さまでした。
          閉 会  (午後 零時05分)