令和2年第2回桜川市議会臨時会議事日程(第1号)
令和2年7月21日(火)午後3時開会
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 執行部あいさつ
日程第 4 議案第56号 専決処分の承認を求めることについて
(令和2年度桜川市一般会計補正予算(第5号))
日程第 5 議案第57号 財産の取得について
(桜川市立小中義務教育学校情報機器整備)
日程第 6 議案第58号 令和2年度桜川市一般会計補正予算(第6号)
日程第 7 執行部あいさつ
〇出席議員(18名)
1番 軽 部 徹 君 2番 飯 島 洋 省 君
3番 武 井 久 司 君 4番 谷 田 部 由 則 君
5番 大 山 和 則 君 6番 榎 戸 和 也 君
7番 萩 原 剛 志 君 8番 鈴 木 裕 一 君
9番 仁 平 実 君 10番 菊 池 伸 浩 君
11番 風 野 和 視 君 12番 市 村 香 君
13番 小 高 友 徳 君 14番 小 林 正 紀 君
15番 潮 田 新 正 君 16番 相 田 一 良 君
17番 高 田 重 雄 君 18番 林 悦 子 君
〇欠席議員(なし)
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 大 塚 秀 喜 君
副 市 長 猪 P 幸 己 君
教 育 長 稲 川 善 成 君
市 長 公室次長 田 口 瑞 男 君
総 務 部 長 柴 山 兼 光 君
総 合 戦略部長 鈴 木 政 俊 君
市 民 生活部長 仁 平 博 章 君
保 健 福祉部長 上 野 茂 雄 君
経 済 部 長 白 田 伸 一 君
建 設 部 長 仁 平 昌 則 君
上 下 水道部長 齋 藤 茂 君
教 育 部 長 栗 林 浩 君
会 計 管 理 者 太 田 昇 子 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議 会 事務局長 太 田 貴 久 君
議会事務局書記 仲 田 浩 司 君
議会事務局書記 田 谷 信 之 君
議会事務局書記 成 田 大 地 君
開 会 (午後 3時06分)
〇開会の宣告
〇議長(仁平 実君) 皆さん、こんにちは。
本日の出席議員は16名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、ただいまより令和2年第2回桜川市議会臨時会を開会します。
地方自治法第121条の規定により、説明のため議長からの出席要求による出席者及び事務局職員は配付した名簿のとおりです。
〇開議の宣告
〇議長(仁平 実君) これから会議を開きます。
〇会議録署名議員の指名
〇議長(仁平 実君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
今臨時会の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、
7番 萩 原 剛 志 君
8番 鈴 木 裕 一 君
10番 菊 池 伸 浩 君
以上3名を会議録署名議員に指名します。
〇会期の決定
〇議長(仁平 実君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。
議会運営委員長より、今臨時会の会期日程等、議会の運営に関する事項について、議会運営委員会の協議の結果を報告願います。
議会運営委員会副委員長、谷田部由則君。
〔議会運営副委員長(谷田部由則君)登壇〕
〇議会運営副委員長(谷田部由則君) 議会運営委員会の会議結果を報告いたします。
円滑な議会運営を図るべく、本日1時30分から議長の出席を得て開催し、審議した結果、次のとおり決定しましたので、報告いたします。
会期は本日限りといたします。日程につきましては、議案第56号から議案第58号までの審議、採決を行います。
以上で報告を終わります。
〇議長(仁平 実君) 報告が終わりました。
お諮りします。今臨時会の会期日程等は、議会運営委員長の報告のとおりとしてご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
よって、会期日程等は、議会運営委員長の報告のとおりと決定いたしました。
〇執行部あいさつ
〇議長(仁平 実君) ここで、市長より発言を求められておりますので、これを許します。
大塚市長。
〔市長(大塚秀喜君)登壇〕
〇市長(大塚秀喜君) 本日ここに令和2年第2回桜川市議会臨時会を開会するに当たり、提出議案の概要説明を兼ねて一言ご挨拶申し上げます。
議員各位におかれましては、公私ともご多忙のところご出席を賜り厚く御礼申し上げます。
それでは、今回ご審議いただく案件についてご説明申し上げます。
議案第56号 専決処分の承認を求めることについては、令和2年度桜川市一般会計補正予算(第5号)について、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をしましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものであります。
既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,725万2,000円を追加し、予算の総額を233億2,174万5,000円とするものであります。
次に、議案第57号 財産の取得についてですが、桜川市立小中義務教育学校情報機器整備のため、財産を取得することについて、地方自治法第96条第1項第8号及び桜川市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものであります。
次に、議案第58号 令和2年度桜川市一般会計補正予算(第6号)であります。既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,542万8,000円を追加し、予算の総額を233億4,717万3,000円とするものであります。歳入は繰越金で、歳出は衛生費並びに消防費であります。
詳細につきましては、後ほど担当部長から説明いたしますので、何とぞ慎重なるご審議の上、議決くださいますよう心からお願い申し上げまして、開会の挨拶といたします。
〇議案第56号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(仁平 実君) 次に、日程第4、議案第56号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度桜川市一般会計補正予算(第5号))を議題とします。
提案理由の説明を願います。
柴山総務部長。
〔総務部長(柴山兼光君)登壇〕
〇総務部長(柴山兼光君) それでは、議案書1ページをお開き願います。議案第56号 専決処分の承認を求めることについてご説明申し上げます。
地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により承認を求めるものでございます。
3ページをお開き願います。令和2年度桜川市一般会計補正予算(第5号)につきまして、概要を説明いたします。既定の歳入歳出予算に歳入歳出それぞれ5,725万2,000円を追加し、総額を233億2,174万5,000円とするものでございます。
8ページをお開き願います。事項別明細書により歳入についてご説明をいたします。15款2項2目2節児童福祉費補助金3,494万1,000円は、独り親世帯への臨時特別給付金の事業及び事務費の国庫補助金となっております。
同じく5目1節教育費補助金847万5,000円は、学校保健特別対策事業費補助金です。こちらは、感染症対策のためのマスク等購入支援と学校再開に伴う感染症対策、学習保障に係る国庫補助金となっております。
20款繰越金において、前年度繰越金1,383万6,000円を増額しております。
9ページをお開き願います。続きまして、歳出についてご説明いたします。3款2項5目こども園費、やまと認定こども園事業に50万1,000円を増額しております。国の令和2年度第2次補正予算で新たに事業化された、新型コロナウイルス感染症緊急対策包括支援交付金を活用し、保育室におけるアクリル板のつい立てや消毒液などを購入するものでございます。なるべく早い時期に購入し、感染症対策を行うため、専決処分をするものでございます。
民間保育園等で購入するための補助金や国の交付金を受け入れるための歳入に係る補正につきましては、9月補正で予算計上する予定となっておりますので、よろしくお願いします。
同じく8目ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業3,494万1,000円は、低所得の独り親世帯を対象に、コロナウイルス感染症の影響による子育て負担の増加や収入の減少に対する支援を行うための給付金の給付事業でございます。事業費の主なものは、1節の会計年度任用職員報酬107万7,000円、18節ひとり親世帯臨時特別給付金の3,334万円でございます。こちらの給付金は8月末までに支給するよう国から要請があったため、予算を補正して専決処分をするものでございます。
10ページをお願いします。10款1項2目事務局事業551万円の増額は、新型コロナウイルス感染症対策に伴う臨時休校により削減された授業を確保し、児童生徒の学びを保障するため、夏季休業日が短縮されることとなりましたが、児童生徒が猛暑の予想される夏季期間中、自転車通学を余儀なくされることから、少しでも快適に通学ができるようにと、エアホールのある通気性のよいヘルメット購入に要するための費用を計上いたしました。また、学校保健特別対策事業費補助金を活用し、感染症対策のための保健衛生用品を購入する費用を計上しております。
同じく2項1目学校管理費、岩瀬小学校保健特別対策事業152万円、坂戸小学校保健特別対策事業102万円、南飯田小学校保健特別対策事業102万円、11ページをお願いいたします。羽黒小学校保健特別対策事業102万円、猿田小学校保健特別対策事業102万円、雨引小学校保健特別対策事業102万円、大国小学校保健特別対策事業102万円、谷貝小学校保健特別対策事業102万円、12ページをお願いいたします。樺穂小学校保健特別対策事業102万円をそれぞれ計上しております。こちらは、学校保健特別対策事業費補助金を活用して、学校再開に当たり、集団感染のリスクを避け、児童生徒が安心して学ぶことができる体制の整備を促進するため、各学校において保健衛生用品等を購入するものでございます。
同じく3項1目岩瀬東中学校保健特別対策事業102万円、岩瀬西中学校保健特別対策事業102万円、大和中学校保健特別対策事業102万円、13ページをお願いします。桜川中学校保健特別対策事業102万円を計上しております。先ほどの小学校費と同様に、学校保健特別対策事業費補助金を活用して集団感染防止のための保健衛生用品を購入するための費用となっております。
同じく4項1目桃山学園前期課程学校保健特別対策事業152万円、桃山学園後期課程学校保健特別対策事業102万円も小学校費、中学校費と同様の補正となります。
なお、児童生徒数に応じて国の補助金の補助対象経費が異なることから、岩瀬小学校と桃山学園前期課程の2校分は事業費を50万円多く予算措置してございます。
以上で説明を終わらせていただきます。内容をご審議の上、ご了承くださるようよろしくお願いいたします。
〇議長(仁平 実君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) 今例えばヘルメットとかコロナ対策が出てきたわけですけれども、一般に紙上言われている、国でもこの問題があって、お金をつけて、その運用の仕方といいますか、そういう部分が本当に適切に行われているのかどうかということが結構話題になっているわけです。例えばで聞きますが、ヘルメットなんかは、これはどうやって仕入れるのですか。
〇議長(仁平 実君) 栗林教育部長。
〇教育部長(栗林 浩君) ただいまのご質問ですけれども、ヘルメットの購入についてということですが、これから購入のほうに入っていきますが、一応市内の業者、自転車業を営んでいる業者の方々を指名もしくは随意契約という形になるかと思います。
〇議長(仁平 実君) 3番、武井久司君。
〇3番(武井久司君) 3番、武井です。
ちょっとお伺いしたいのですが、学校の保健特別対策事業の金額なのですが、これは先ほど人数割ということでお話があったかと思うのですが、人数割といいますと、猿田のほうで同じ金額、羽黒も同じなのですが、この辺のところ、枠、この範囲でこのくらいの金額ですよというのであれば、それでいいのですが、人数割でいくと、ちょっとばらつきがあってもいいのかなというふうに感じているのですが、分かれば教えていただきたいと思います。
〇議長(仁平 実君) 3番、武井久司君の質疑に対する答弁を願います。
栗林教育部長。
〇教育部長(栗林 浩君) ただいまのご質問なのですけれども、こちらは文部科学省のほうの補助金のものでありまして、学校保健特別対策事業費補助金というものから来ております。その中の要綱に、児童生徒の数でありまして、300人までが上限額50万円。ですから、全体額としては100万円という形になります。301名から500人まで、こちらは岩瀬小学校、桃山学園前期課程に当たりますが、こちらは上限額75万円、事業費としては150万円という形になります。
以上です。
〇議長(仁平 実君) 18番、林悦子君。
〇18番(林 悦子君) そうすると、今の質問の続きなのですが、ちなみに今猿田小学校というのは何人いるのですか。
それと、これは明確に、需要費の消耗品費と備品購入費となっているのですけれども、全額使い切れるのですか。それとも、使い切らなければ、対象物に該当しない場合は、その分は。でも、これは国庫補助だけれども、一般財源も半分入っているのですよね。こういうケースは、300人といっても、どんなふうに予算を消化するのかちょっと教えてもらいたいのですけれども。
〇議長(仁平 実君) 18番、林悦子君の質疑に対する答弁願います。
栗林教育部長。
〇教育部長(栗林 浩君) ただいまのご質問ですけれども、現在猿田小学校の児童の人数は26名かなと思いますが。今回のものにつきましては、実施要項に定められておりまして、校長の判断で迅速かつ柔軟に対応できるようにする、こういうことになっております。備品もしくは消耗品ということで、各学校にほぼ一律100万円、2校だけが150万円とありますけれども、こちらのほうで、猿田小学校のほうにつきましても100万円、2万円プラスして102万円ということで今回予算を計上しております。今回早急にコロナ対策ということで、使い切っていただくという形になるかと思います。
〇議長(仁平 実君) 18番、林悦子君。
〇18番(林 悦子君) 一度に聞けばよかったのですが、次に人数の少ない学校というのは、どこで、何人なのですか。使い切り予算だとしたら、何に使ってもいいわけですよね。たかだか100万円と言えば100万円ですが、ちなみに次はどこなのですか。
〇議長(仁平 実君) 18番、林悦子君の質疑に対する答弁を願います。
栗林教育部長。
〇教育部長(栗林 浩君) 児童の数で言いますと、大国小学校が今年度104名、谷貝小学校が107名ということになっています。
〇議長(仁平 実君) これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
よって、議案第56号は原案のとおり承認することに決定しました。
〇議案第57号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(仁平 実君) 次に、日程第5、議案第57号 財産の取得について(桜川市立小中義務教育学校情報機器整備)を議題とします。
提案理由の説明を願います。
柴山総務部長。
〔総務部長(柴山兼光君)登壇〕
〇総務部長(柴山兼光君) それでは、議案書の14ページをお開きください。議案第57号、令和2年度桜川市立小中義務教育学校情報機器の財産取得についてご説明をいたします。
本議案につきましては、地方自治法第96条第1項第8号及び桜川市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、財産を取得することについて、議会の議決を求めるものでございます。
入札につきましては、物品購入事業と委託事業の2件を併せ、桜川市立小中義務教育学校情報機器及び情報通信ネットワーク環境整備事業として執行しており、落札価格は税込みで3億6,173万5,000円となっております。このたび本議会で議決を求めるのは、物品購入事業でございます桜川市立小中義務教育学校情報機器整備事業の1件でございます。
内容といたしましては、1、購入物品及び数量、桜川市立小中義務学校情報機器一式。2、契約の方法、指名競争入札。3、契約金額2億3,021万6,800円。4、契約の相手方、茨城県つくば市春日2―26―3、リコージャパン株式会社茨城支社LA営業部部長、下村浩之となります。
ちなみにネットワーク機器委託の契約額は1億3,151万8,200円となります。
以上で説明を終わります。内容をご審議の上、ご議決くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
〇議長(仁平 実君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
6番、榎戸和也議員。
〇6番(榎戸和也君) 先ほどの全協のこともちょっと踏まえながらお尋ねしたいと思うのですが、今のご説明で、受託事業というのは、前の説明ですとWi−Fiの関係とか、そういうものを指していらっしゃるのかなというふうに理解しました。
物品購入事業ということで、この約2億3,000万円が報告、今承認を求められているわけですが、普通に考えますと、物品というのはそのものであって、そこにつくいろんなサービスみたいなものは、物品そのものではないのではないかと。それをみんな「一式」という言い方で、そこへ丸めてしまっているのですが、やっぱり内訳をもうちょっときちっと出していただかないと、我々、私は議員として、貴重なコロナのお金ですので、適切に本当に運用されているのかどうかというチェックが利かないという思いで今お尋ねしています。
特に一番の、私がこういう問題意識を持った最も直接的な理由は、水戸市が、本体4万5,000円プラスそれ以外のもので1万5,000円、6万円ということで、臨時の議会を開いて補正予算を7月15日に通したということが知られております。水戸市は、そのほかにも30億円というコロナのお金のうち、たしか1,000万円ぐらいを使って、教員の研修費みたいなものを予算化していたように記憶しております。
そうしますと、桜川市においては、いわゆる4万5,000円の上の、あとの4万5,000円という中にいろんなものが入ってきているわけです。何が幾らかかっているのかが分からない。ですから、具体的にお聞きしますが、例えばパソコンが後で壊れたり何かしたときの保守管理料は、何年契約で幾らなのかということ。それと、いろんなものを設定する。我々がパソコンを買ったときにも設定しますよね。そういう場合は、確かに厳格に言えば、その設定をお金をかけてやってもらうという面もあるわけですが、ちょっと簡単なものであれば、サービスでやってくれたりもする面もあるわけです。
これは1台に対してかかっているという計算だと私は理解しています。したがって、例えば1台3,600円かかると、それの3,000台分ということになると膨大な額になるわけです。そういうやり方が果たして契約としていかがなのかという問題意識を持っていますので、今の2点、設定料、それと保守管理料、この2点について幾らになっているのかをお答え願いたいと、それが一つです。
それと、そもそも先ほどのご説明では、指名競争入札だと。10社ぐらい地元に事業所のあるところがあったのだということなのですが、端的に聞きますが、仕様書というのは出して、この内容で幾らなのですかというので入札されたのですか。それとも、一種のプロポーザルみたいに、うちはこんなものをつけて、こんなものをつけて、こんなものをつけると幾らですよと。そうすると、そろわないわけです。だから、プロポーザルみたいな形でやるのであれば、トータルに見て、いや、こっちのほうが高いけれども、いいよとかと、そういうことも起こり得るわけです。その入札のやり方。普通は、本体が幾ら、これで幾ら、これで幾らというものを出して、それに対して全部入れてきて、うちは幾らでやりますよと、それで選考するのではないのでしょうか。そこがどういう形でやられたのか。
要するに提案型で、うちはこういうふうですよ、うちはこういうふうですよ、それはそろわないわけですよね。ベースがないわけです。それをどういうふうにやられたのか、その具体なところをお尋ねしたいと。よろしくお願いします。
〇議長(仁平 実君) 6番、榎戸和也君の質疑に対する答弁を願います。
栗林教育部長。
〇教育部長(栗林 浩君) ただいまの榎戸議員さんのご質問でございますが、まず2点目なのですけれども、どういう方法で入札を行ったかということですが、こちらは仕様書を持って、本体、それにこれとこれとこれをつけたときに幾らというような仕様書を持って行っております。
それと、そのときの設定保守料なのですけれども、今回の仕様書の中で決めておいたのが、本体はアイパッドということでキーボードつき、これが1つ、本体。それプラス、タッチペン、テレビ出力機器、周辺の機器。周辺機器というのは、家庭での充電のときに必要なものです。導入費といたしまして、そこに設定搬入費というものがございます。それと保守、講習会の費用、これを出しまして、それで入札をかけたという形になります。ちなみに保守のほうは、5年間で1台当たり5,430円と見積もっております。導入費の中に設定が入っているのですけれども、導入費の中で、設定、搬入費を含めて1台1万6,016円ということで仕様のほうは行っております。
以上です。
〇議長(仁平 実君) 6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) これは、設定費だけ、今ので言うと、設定費と保守と講習会と言われましたね。この内訳を、保守は5年間で5,430円、1台です、1台。保守というのは、具体的に例えばどういうことを想定しているのか。子供に預けて、家に持ち帰って、学校で使って壊れたとか、そういうこともあるでしょう。ですから、そういうことが起こった場合、どこまでが保守費用で対応してもらえるのかとか、そういうことは当然細かくあるわけですね。
ちょっと話がずれるのですが、いわゆる遠隔授業と。学校が開けないと、家で授業の代わりのものを課題を出されてやるようなことが考えられるわけです、学校が開けないと。ただ、これは現実にやるとなると非常に負担で、なかなか難しいというのが、先ほどある資料をお見せしたところもあるのですが、そう思います。学校の先生もすごく大変だし。
そうすると、家に持ち帰ってやるというようなことが実際どの程度行われて、そこで壊れたときにどう対応するのだ、こうだというようなことが絡んでのこの保守費なのです。そういう中で、この五千幾らが妥当なのかどうかというのは、説得力のある形で我々も納得したいと思っています、説得していただければ。こういう形だから1台五千幾らだと。これは、やってもやらなくても、要するにこの金額で5年間お願いするということですから。
それと、設定費。設定費なんか、タブレットでそんなにかかるのですか。幾らなのですか、設定費は。1万6,000円で今五千幾ら引くと、あと1万円残っているのです、設定と講習会費で。講習会費は、どのぐらいのボリュームをやって、何日。これは、教員のほうの対応の問題もあるわけですから、そうではなくてもコロナで、多分先生方はへろへろになっていると思います、消毒だの何だの。子供に対するフォローとか本当に大変だと思います。そういう中で、こういう講習会をやっていくというようなことで、そのイメージは、具体的には年に何回、何時間、どういうふうにやるのだというようなことがあって初めて講習会費というのが出るのだと思うのです。ですから、設定費と講習会費、それぞれの金額とイメージをちょっとご説明願いたい。
〇議長(仁平 実君) 栗林教育部長。
〇教育部長(栗林 浩君) 設定費、それと講習会費用ということでございますが、設定費につきましては、設定費1台当たり幾らというのが手元にございませんので、これは分からないのですけれども、導入費としまして、設定と搬入を含め1台当たり1万6,016円ということになります。
保守は5年間で5,430円と申しましたが、大体こちらは、持っている人が故意に放り投げて壊れたという場合にはならないかもしれません。その辺のところは、細かくは私もそこまでは見ておりませんので、そこまではあれなのですけれども、保険のようなものですから、持ち帰って家庭で使えなくなったときにも、ある程度は対応してくれると思っております。
講習会費用なのですけれども、日数的なものは、現時点では持ち合わせておりませんので、何とも言えませんが、1台当たり3,000円ほど研修費として含んでいるということになります。
〇議長(仁平 実君) 6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) 講習会というのは、イメージとしては、やっぱり実地に生徒もそこにいて、先生をいわゆる……要するに小中学校がよくやっている、いわゆる指導主事とか何かが来てやる何かありますよね。あまり高校生を見ないので、ごめんなさい。
そういうので、どなたかの先生がいて、実際にやって、そこでそれを見ながらアドバイスするとか、そういう形式とか、あるいは先生だけを集めて、教員だけを集めて講習するとか、いろいろあるわけです。そうすると、タブレットそのものと講習というのは、直接はあまり結びついてはいないような気がするのですけれども。つまりあくまでも講習というのは、タブレットそのものではなくて、だから本来立てるときに、本体とこの見通しみたいのは別枠で、講習費とか何かが幾ら、これが幾らという立て方のほうが分かりやすいのだと。それを全部まとめて9万円だという説明に最初なっていたのでね。その中で、ああ、これは高いとか安いとかといって、最終的にではどこの業者がいいよねという話になるのだと思うのです。
ほかの業者さんも、さっきのお話ですと、全部それを細かく出して、それに対して入れてきたわけでしょう。トータルの金額で、ここがよりすぐれていたというか、簡単に言うと安かったということなのだと思うのです。
それは、みんな同じような形で、ほかよりもここがトータルで安かったということなのですか。それとも、内容によってはかなり、つまり今も言ったように、講習というのはどうやってやるのだというイメージがなければ、講習に対してあえてお金を入れられないわけです。人員は何人使うとか何回やるとか、どういう形式でやるとか。だから、その辺がよく分からないでここに決まってしまったのではないのかなという、私は心配というか。本当に内容的に、コストパフォーマンスとしてほかよりもより安くて、内容は充実しているのだということになっているかどうかというところに、確認が今できないので、お尋ねしているということです。その辺はいかがですか。
〇議長(仁平 実君) 栗林教育部長。
〇教育部長(栗林 浩君) 講習につきましては、こちらは仕様書の中で、今私、仕様書の講習が何日というのは、ちょっと頭に入っておりませんので、言えませんが、仕様書の中で何日から何日までというところで設定しているはずです。そちらを含めて一番安い業者というのがリコーだったということになります。
以上です。
〇議長(仁平 実君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論はありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
よって、議案第57号は原案のとおり可決することに決定しました。
〇議案第58号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(仁平 実君) 日程第6、議案第58号 令和2年度桜川市一般会計補正予算(第6号)を議題とします。
提案理由の説明を願います。
柴山総務部長。
〔総務部長(柴山兼光君)登壇〕
〇総務部長(柴山兼光君) それでは、議案書15ページをお開き願います。議案第58号 令和2年度桜川市一般会計補正予算(第6号)について概要を説明いたします。
既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ2,542万8,000円を追加し、予算の総額をそれぞれ233億4,717万3,000円とするものでございます。
20ページをお開き願います。事項別明細書により歳入についてご説明をいたします。20款1項1目1節前年度繰越金2,542万8,000円を増額しております。今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染症の感染防止、感染拡大防止に係る事業費ですが、一般財源である前年度繰越金を補正財源といたしました。9月定例会の補正予算において、地方創生臨時交付金の2次分を計上する予定です。その際には、今回の事業費に当交付金を充当し、財源振りかえを行う方向で調整しているところでございます。
続きまして、21ページをお開き願います。歳出についてご説明いたします。今回の補正は、新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえ、感染症の予防、拡大防止の強化をするための予算と、台風などの風水害による避難所開設時のコロナウイルス感染対策に関する予算について計上しております。
4款1項2目予防費、予防総務事業305万5,000円は、新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえ、感染症の予防、拡大防止を強化するため、主に市内医療機関や福祉施設向けに、使い捨てマスクの備蓄費用として220万円を計上しております。また、健康診断などの保健事業の実施に当たり、感染防止のため、空気清浄機や健診用のパーティションなどの調達費用として85万5,000円を計上するものでございます。
9款1項4目災害対策費、災害対策事業2,237万3,000円は、災害時の避難所における新型コロナウイルス感染拡大の防止策に有効な物資や資材を確保するための費用でございます。内訳としまして、消毒液や防護服などの消耗品費に753万8,000円、そして各避難所に設置する発電機や投光器、扇風機、拡声器などの備品購入費用に1,483万5,000円を計上しております。
以上で説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご議決くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
〇議長(仁平 実君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
よって、議案第58号は原案のとおり可決することに決定しました。
〇執行部あいさつ
〇議長(仁平 実君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許します。
大塚市長。
〔市長(大塚秀喜君)登壇〕
〇市長(大塚秀喜君) 令和2年第2回桜川市議会臨時会の閉会に当たり、お礼を兼ねまして一言ご挨拶申し上げます。
議員の皆様におかれましては、慎重なるご審議を賜り、心から感謝申し上げますとともに、深いご理解とご協力により提案しました案件をご議決いただきましたことに、厚く御礼申し上げます。
今後とも議員各位のご指導、ご鞭撻をお願い申し上げまして、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。
〇閉会の宣告
〇議長(仁平 実君) 今臨時会に付議されました案件は議了しました。
以上で、令和2年第2回桜川市議会臨時会を閉会します。
ご苦労さまでした。
閉 会 (午後 3時49分)