令和2年第1回桜川市議会定例会議事日程(第6号)
令和2年3月16日(月)午前10時開議
日程第 1 議案第 2号 令和2年度桜川市一般会計予算
日程第 2 議案第 3号 令和2年度桜川市国民健康保険特別会計予算
日程第 3 議案第 4号 令和2年度桜川市介護保険特別会計予算
日程第 4 議案第 5号 令和2年度桜川市介護サービス事業特別会計予算
日程第 5 議案第 6号 令和2年度桜川市後期高齢者医療特別会計予算
日程第 6 議案第 7号 令和2年度桜川市水道事業会計予算
日程第 7 議案第 8号 令和2年度桜川市病院事業会計予算
日程第 8 議案第 9号 令和2年度桜川市下水道事業会計予算
日程第 9 議長報告第1号の委員長報告
日程第10 議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会、議会改革特別委員会の閉会中の
継続調査
追加日程第1 議案第32号 教育委員会教育長の任命について
追加日程第2 議案第33号 桜川市道路線の廃止について
追加日程第3 議案第34号 桜川市道路線の認定について
日程第11 執行部あいさつ
〇出席議員(17名)
1番 軽 部 徹 君 2番 飯 島 洋 省 君
3番 武 井 久 司 君 4番 谷 田 部 由 則 君
5番 大 山 和 則 君 6番 榎 戸 和 也 君
7番 萩 原 剛 志 君 8番 鈴 木 裕 一 君
9番 仁 平 実 君 10番 菊 池 伸 浩 君
11番 風 野 和 視 君 12番 市 村 香 君
13番 小 高 友 徳 君 14番 小 林 正 紀 君
15番 潮 田 新 正 君 16番 相 田 一 良 君
18番 林 悦 子 君
〇欠席議員(1名)
17番 高 田 重 雄 君
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 大 塚 秀 喜 君
副 市 長 猪 P 幸 己 君
教 育 長 梅 井 驕@男 君
市 長 公 室 長 柴 保 之 君
総 務 部 長 高 久 能 一 君
総 合 戦略部長 鈴 木 政 俊 君
市 民 生活部長 宮 田 充 夫 君
保 健 福祉部長 原 広 子 君
経 済 部 長 白 田 伸 一 君
建 設 部 長 内 山 久 光 君
上 下 水道部長 市 塚 久 弐 君
教 育 部 長 佐 藤 勤 君
会 計 管 理 者 上 野 誠 一 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議 会 事務局長 石 川 幹 夫 君
議会事務局書記 仲 田 浩 司 君
議会事務局書記 田 谷 信 之 君
議会事務局書記 長谷川 勇 貴 君
開 議 (午前10時02分)
〇開議の宣告
〇議長(仁平 実君) おはようございます。本日の出席議員は17名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立します。
これより本日の会議を開きます。
〇議案第2号〜議案第9号の委員長報告、質疑、討論、採決
〇議長(仁平 実君) 日程第1、議案第2号 令和2年度桜川市一般会計予算から日程第8、議案第9号 令和2年度桜川市下水道事業会計予算までを一括議題といたします。
本案について、各常任委員長より報告を求めます。
討論、採決については、全ての常任委員長の報告及び質疑の終了後に行います。
なお、委員長報告に対する質疑は、審査の経過と結果に対する質疑です。また、質疑は簡潔明瞭に行い、個人の意見や議題外にわたらないよう、議事運営にご協力願います。
初めに、総務常任委員長、大山和則君、登壇の上、報告願います。
〔総務常任委員長(大山和則君)登壇〕
〇総務常任委員長(大山和則君) 総務常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第110条の規定により報告いたします。
本委員会は、3月10日午前9時より2階大会議室において、委員6名出席のもと開会し、関係部課長の出席を求め、書記4名を任命し、付託案件につき説明を聴取し、審議を行いました。
本委員会に付託されました案件は、議案第2号 令和2年度桜川市一般会計歳入歳出予算のうち、市長公室、総務部、総合戦略部、市民生活部、議会事務局、会計課、選挙管理委員会、固定資産評価審査委員会、公平委員会、監査委員の所管に属する事項、他の委員会の所管に属さない事項、議案第3号 令和2年度桜川市国民健康保険特別会計予算、議案第6号 令和2年度桜川市後期高齢者医療特別会計予算についてであります。
委員会付託案件については、詳細なる説明を求め、慎重に審議した結果、出席委員全員の賛成により、原案どおり可決するべきものと決定いたしました。
なお、審議の過程において論議された意見並びに要望事項は次のとおりであります。
桜川市令和2年度一般会計歳入歳出予算総額は、184億4,000万円を計上しております。
まず、歳入についてでありますが、税収が厳しい中で歳入確保のため、適正な滞納整理や差し押さえ等により、市税の収納について成果を上げております。今後も茨城租税債権管理機構と連携を図るとともに、収納向上を目指し財源確保に向けた取組を行うよう要望いたします。
次に 歳出についてでありますが、まず総務部所管について、消防団事業について審議を行いました。消防団が年々減少しており、新たな団員の確保も厳しい状況となっております。そのため、消防団活動の実態の把握と、その結果に基づく消防団の適正配置の在り方を議論するため、令和2年度より消防団適正規模等検討委員会を設置し、消防団の再編を重要課題と位置づけ、取り組んでいただきますよう要望いたします。
また、市有財産の跡地利用に当たっては、市民の意見を聞きながら検討していくよう要望いたします。
市長公室所管においては、人件費の関連で、新年度からの組織機構改革において、委員会の所管が変更される事業やグループの統廃合について報告を受けました。現在のグループ制は、平成24年度から導入しておりますが、導入時と比べて職員数、年齢構成は著しく変化し、現在では約3割近くが管理職という状況になっています。近隣市町村においては、グループ制を取りやめた自治体もあると聞いておりますので、早急にグループ制の評価、検証を実施し、市民に分かりやすい行政組織の構築と効率のよい事務事業の執行ができるよう要望いたします。
また、市政モニター事業については、モニターから、職員の接遇に関して指摘を受ける事例があったとの報告がありました。来庁者に対しては、常に元気な挨拶と明るい笑顔で接するよう要望いたします。総合戦略部所管においては、まず新たに設定される債務負担行為につきましては、事業の実施に当たり、市に損失が及ばないよう土地開発公社と緊密に連携を図りながら適正に業務を遂行されるよう要望いたします。
次に、桜川筑西インターチェンジ周辺地区開発整備については、来年度で現時点で計画している国道50号と県道をつなぐ幹線道路、公園、調整池等に関わる基幹部分の整備はおおむね完了する見込みであります。なお、来年度分までの総事業費は約27億4,000万円で、財源の内訳は公園整備に係る国庫補助金が約1億9,000万円、合併特例債の交付金が元金ベースで約16億4,000万円、一般財源が約9億1,000万円になる見込みであります。令和3年度以降の工事で残っているものは、公園整備に関わる遊具や管理施設等の整備になります。公園整備については、グレードにより経費が大きく変わってきますが、近隣の大きな公園程度を想定して整備した場合で約4億円かかる見込みであり、今後検討を進めるとのことであります。この公園整備を含めた来年度までの事業進捗率は約87%になります。これらの整備につきましては、周辺の商業施設や住宅地開発の動向を注視し、市の財政状況を踏まえた上で適切に執行されるよう要望いたします。
また、上記予算に関連する商業施設の開発につきましては、事業化の見通しが立っていない状況であるとのことですが、早期実現に向けて引き続き適切な対応を要望いたします。
続いて、ヤマザクラ事業費につきましては、ヤマザクラの保全啓発や地域商社設立準備のための経費等で、予算が増額になっているとの説明がありましたが、地域経済の振興発展のためにも積極的な推進を要望いたします。
市民生活部所管においては、マイナンバーカードについて審議をいたしました。現在、マイナンバーカードの人口に占める交付割合は9.9%で低い状況とのことでしたが、令和3年3月からは健康保険証としても利用できるようになる予定であることから、交付率向上に向け、普及促進が図られるよう要望いたします。
最後に、予算を審議するに当たり、今までの財政分析指標の報告を受けました。平成30年度決算に基づく指標は、経済収支比率88.1%、公債費負担比率10.2%、実質公債費比率7%、将来負担比率61.5%で、平成29年度と比較してもほとんど変わっていません。
一方、地方債の年度末現在高は元金ベースで、平成30年度末191億3,200万円、令和元年度末で約206億1,400万円の見込み、令和2年度末で210億円の見込みとなっており、年々増加しています。予算の執行については、今後も財政指標を注視するとともに、地方債残高の増加も予想されることから、将来も見据えた財政運営を要望いたします。
以上が付託案件に対します総務常任委員会の審議の経過並びに結果であります。
各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
令和2年3月16日
桜川市議会議長 仁平 実 様
総務常任委員会委員長 大山 和則
〇議長(仁平 実君) 報告が終わりました。
これより質疑を行います。
総務常任委員会以外の方、質疑を願います。質疑ありませんか。
6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) ただいまの部分で、4ページ、桜川筑西インターチェンジ周辺開発整備費についてというところから、5ページの商業施設の開発についての事業化、早期実現に向けて、引き続き適切な対応を要望しますというところについてお尋ねしたいと思います。
まず、予算書の9ページに債務負担行為5億円というのがあります。これは、高森地区での宅地造成事業について、公社に5億円を、債務負担行為をかけているという内容であります。
この点に関して3点ほど伺いたいのですが、一つは、市ないし開発公社が宅地造成に関わる業務委託契約を結ぶという方向で進んでおります。これについて、どのような方針で臨まれようとしているのか、現在、その提案書というのが出ているそうですが、具体的に基本的な部分でどのような方針で臨まれようとしているのかということについて、委員会ではどのような確認をされているのか、説明をお願いしたいと思います。
次に、この宅地造成、うまく造成した土地が売れればいいのですが、売れないということも想定されますので、そういう場合にこの債務負担行為の5億円というものを根拠にして公社にお金を貸し出して、売れなかった土地を公社が引き取るというふうなことはあるのかないのか、その辺のところについてはどのような討議がなされたのかということを確認したいと思います。つまり計画はいつも理想どおりにいくとは限らないわけです。だめなときに最終的にどういうことになるのかということが、この協定を結ぶ上でも前提にして協定を結んでいかなければなんない、協定といいますか、業務委託契約を結んでいかなければならないわけですので、その辺についてどのようなお話合いがあったのかということを2点目お尋ねしたいと思います。
さらに、この宅地造成事業のそもそもは、あそこに商業施設が来るということを前提にして病院がある、駅があると、そしてそこに住宅を造るのだと、こういう構想で始まったわけであります。したがいまして、商業施設が現在かなり難航していると、先ほどもご指摘があったように難航しているという状況の中で、商業施設がもし来ないときに、この宅地造成、来るか来ないか分からない中で、宅地造成を先行して進めるということがいいことなのかどうなのか、こういうことについてはどのようなお話合いがなされたのか、以上3点についてお尋ねいたします
〇議長(仁平 実君) 6番、榎戸和也君の質疑に答弁願います。
大山委員長。
〔「暫時休憩をお願いします」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) では、ここで暫時休憩。
休 憩 (午前10時16分)
再 開 (午前10時19分)
〇議長(仁平 実君) では、会議を再開します。
大山委員長、登壇の上で答弁願います。
〔総務常任委員長(大山和則君)登壇〕
〇総務常任委員長(大山和則君) それでは、榎戸議員の質問にお答えします。
1番目の質問ですが、市の公社が宅地造成に関わる業務契約をどのような方針でというご質問ですが、3工区に分けて計画に造成を進めることでした。
次に、2番目の質問ですが、もし造成した土地がうまく売れなかった場合という質問ですが、造成地については業務代行者が引き受けることになっているとのことで、市が引き受けることはないことを確認しております。
3番目の質問、ショッピングセンターが来なかったらどうするのかということですが、慎重に進めるよう意見がありました。
以上でございます。
〇議長(仁平 実君) ほかに質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 質疑を終わります。
続いて、文教厚生常任委員長、谷田部由則君、登壇の上、報告願います。
〔文教厚生常任委員長(谷田部由則君)登壇〕
〇文教厚生常任委員長(谷田部由則君) 文教厚生常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第110条の規定によりご報告申し上げます。
本委員会は、3月10日午前9時より議員協議会室において、委員6名の出席のもと開会し、教育長、関係部課長の出席を求め、書記を任命し、付託案件について審議を行いました。
本委員会に付託されました案件は、議案第2号 令和2年度桜川市一般会計予算のうち、保健福祉部の所管に属する事項、福祉事務所の所管に属する事項、教育委員会の所管に属する事項、公民館活動の所管に属する事項、議案第4号 令和2年度桜川市介護保険特別会計予算、議案第5号 令和2年度桜川市介護サービス事業特別会計予算及び議案第8号 令和2年度桜川市病院事業会計予算についてであります。
委員会付託案件については、詳細なる説明を求め、慎重に審議した結果、全員賛成により、原案のとおり可決すべきものと決定しました。
なお、審議の過程で論議された内容の主なものは次のとおりであります。
初めに、教育委員会及び公民館活動についてであります。学校教育課、事務局費について、ICT英会話交流事業やヤマザクラの花咲く里事業が小学校全校で実施となりますので、適正な指導をお願いします。
また、適正配置計画の遂行に当たり、通学支援の措置を講ずる場合において、先に整備された桃山学園における基準にのっとり、実情に合わせた支援を進めていくことを要望いたします。
学校管理費について、よりよい教育環境を維持するため、需用費、修繕費、工事費等引き続き予算確保や拡充を要望いたします。
生涯学習課、公民館費について、シトラス空調設備改善工事及び真壁伝承館外壁塗装工事において、内容を精査するとともに、今後の施設管理における費用対効果を考慮し、適正な予算執行を求めます。
なお、真壁伝承館及び図書館につきましては、年末年始以外は通年で開館しておりましたが、近年、月曜日につきましては、市外からの来訪者が少ないため休館といたします。ただし、ひな祭り期間等の特別な事情の場合には開館といたします。
続きまして、一般会計の保健福祉部及び福祉事務所関係についてであります。初めに、近年の児童虐待発生件数が全国的に増加傾向にあることに伴い、児童福祉法の改正に基づき、全ての子供と家庭の相談に対応できる専門性を持った機関を整備し、児童と保護者が安心して暮らせるよう相談支援体制を強化することを要望いたします。
旧県西総合病院解体工事については、施工段階で生じる技術的な問題を解決するために、工事監理の業務支援を活用し、適切で円滑な施工が執り行われるよう要望いたします。
次に、令和2年度桜川市介護保険特別会計予算及び桜川市介護サービス事業特別会計予算につきましては、若いうちから食事や運動等の正しい生活習慣を身につけ、高齢になっても身近な地域で集える機会を増やし、様々な予防活動を通じて仲間と楽しみ、生き生きと暮らすために、介護予防への意識づけができるよう要望いたします。
令和2年度桜川市病院事業会計予算につきましては、桜川地域医療センターと県西総合病院の一般会計負担金を単純に比較すると、建設費を含み年間1億8,100万円の減額が見込まれ、市の負担軽減が図られています。今後、開院後に購入する医療機器については、医療機能を踏まえた適切な購入と地域の医療需要に即した医療提供体制の確保に努めるよう要望いたします。
なお、おのおのの部署において、借地を利用している施設が多数見られることから、今後も契約更新時には、借地単価の引き下げや買い上げを視野に置いて事業を執行することを要望いたします。
以上が文教厚生常任委員会に付託された案件に対する審査の経過及び結果であります。
各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
令和2年3月16日
文教厚生常任委員会委員長 谷田部由則
桜川市議会議長 仁平 実 様
〇議長(仁平 実君) 報告が終わりました。
これより質疑を行います。
文教厚生常任委員会以外の方、質疑を願います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 質疑を終わります。
続いて、建設経済常任委員長、潮田新正君、登壇の上、報告願います。
〔建設経済常任委員長(潮田新正君)登壇〕
〇建設経済常任委員長(潮田新正君) 建設経済常任委員会審査報告書。
建設経済常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第110条の規定により報告をいたします。
本委員会は、3月10日午前9時より本委員会委員5名の出席のもと第2委員会室において開会し、説明員として関係部課局長の出席を求め、議案第2号 令和2年度桜川市一般会計予算のうち、経済部の所管に属する事項について、建設部の所管に属する事項について、農業委員会の所管に属する事項について、上下水道部の所管に属する事項のうち、議案第7号 令和2年度桜川市水道事業会計予算について、議案第9号 令和2年度桜川市下水道事業会計予算についてを案件として詳細なる説明を受け、慎重に審議を尽くした結果、本委員会に付託された案件は、出席委員の全員賛成により可決すべきものと決定をいたしました。
なお、審議の過程において論議された意見並びに要望事項は次のとおりであります。
経済部所管において、まず初めに、農業委員会関係の予算について審議を行いました。
農業委員会については、農地に関する事務を執行する行政委員会として引き続き適切な事務の執行と農地利用の最適化を積極的に推進するよう要望をいたします。
次に、農林課関係の予算について審議を行いました。
担い手への農地集積推進事業については、農業従事者の高齢化及び減少に伴って、農業後継者不足が懸念されていることから、農地の集積率の向上を図るため、引き続き担い手に対する利用集積を推進し、これからも意欲を持って農業を継続できるよう要望をいたします。
次に、商工観光課関係の予算について審議を行いました。
観光の振興については、モンベルフレンドエリア登録のメリットを生かし、桜川市への誘客を進めるとともに、上野沼やすらぎの里キャンプ場においては、トイレの洋式化を図るなど、利便性の向上を要望いたします。
続いて、建設部所管の建設課関係の予算について審議を行いました。
年々、気象状況の変化により、激甚化する災害に対し、国土強靱化地域計画を策定し、既存の事業を重点化するなど、緊急対策の河川改修事業債とともに、新たな財源の活用を引き続き積極的に進め、減災に努めていただくよう要望いたします。
また、道路新設改良や通学路整備事業など、補助金を継続的に活用し、市民と密接している事業の早期完成を目指し、計画的に進めていただくよう要望いたします。
次に、都市整備課関係の予算について審議を行いました。都市計画総務事業の定住促進助成金については、令和2年度予算が現時点での最終期限であることの説明がありましたので、過去5年間の執行状況について説明を求めたところ、毎年度ほぼ予算全額が執行され、かつ135世帯の方々に助成金が支給されておりました。本事業は、人口減少の歯止めになる大変効果のある制度であるため、令和2年度も適正な予算の執行に努めるとともに、人口流出という課題についても併せて検討していただくよう要望いたします。
続いて、上下水道部所管においては、初めに水道事業会計について審議を行いました。
水道事業においては、料金徴収業務を委託したことにより、収納率向上を目指すとともに、さらなる住民サービスの向上を図り、経営の安定につなげていただきたい。また、老朽化した施設の維持管理においては、安定した水の供給を行うため、経費削減を考慮した計画的な修繕及び更新を行っていくことを要望いたします。
最後に、下水道事業会計について審議を行いました。
下水道事業においては、公営企業会計への移行に伴い、安定した経営を維持するため、公共下水道及び農業集落排水の接続率向上に努めるとともに、今後施設の老朽化に伴う修繕を適正な調査や判断を基に、計画的に整備を進めるよう要望をいたします。
以上が建設経済常任委員会に付託された案件に対する審査の経過並びに結果であります。
各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いをいたします。
令和2年3月16日
建設経済常任委員会委員長 潮田 新正
桜川市議会議長 仁平 実 様
〇議長(仁平 実君) 報告が終わりました。
これより質疑を行います。
建設経済常任委員会以外の方、質疑を願います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 質疑を終わります。
これから討論と採決を行います。
日程第1、議案第2号 令和2年度桜川市一般会計予算について討論ありませんか。
10番、菊池伸浩君。
〔10番(菊池伸浩君)登壇〕
〇10番(菊池伸浩君) 令和2年度桜川市一般会計予算への反対討論。
議案書50から51ページの桜川筑西インターチェンジ周辺開発事業は、2015年12月議会の追加議案から始まりました。桜川市土地開発公社に対する資金貸付けに関する条例、桜川市財政調整基金の設置、管理及び処分に関する条例を一部改正する条例、平成27年度桜川市一般会計補正予算7億5,200万円です。当時は、2名の議員が退席し、16名中、反対したのは私を含め3名でした。当時、私はこの提案は、まちづくりの根幹に関わる提案であり、大塚市長の市政運営の明暗を左右するものであると指摘したことを記憶をしております。市立病院(さくらがわ地域医療センター)の用地に関わることもありますから、全て反対ではありませんが、当時のあまりにも性急な形で、追加議案で出された議案に反対をいたしました。その後、さくらがわ地域医療センターは開院したものの、その後の計画はあまり進んでおりません。私の昨年12月の質問でも明らかになったように、商業施設の誘致は、当初予定の既テナント出店辞退等により、整備が遅れております。この既テナントとは、大和ハウスのことではなく、サンヨーホームが誘致を計画していたホームセンターです。1月9日に茨城新聞の報道では、サンヨーホーム社長が年内の誘致の決意を示していますが、私は、見通しは暗いと判断をしております。
私の3月議会での総括質疑で、総合戦略部長の答弁にありましたように、現在計画されている道路や公園、池は、令和2年度内には大方終わるようです。そこで、一旦この開発に決着をつけるならば、桜川筑西インターチェンジ開発事業、4億4,398万円は大き過ぎます。私にもっと大きな力量があるならば、この予算のつけかえ議案を提出するところですが、今回は一般会計予算に反対する形で意見表明させていただきます。
〇議長(仁平 実君) 次に、委員長報告に賛成者の発言を許します。
7番、萩原剛志君。
〔7番(萩原剛志君)登壇〕
〇7番(萩原剛志君) 議案第2号 令和2年度桜川市一般会計予算について、賛成の立場で討論を行わせていただきます。
先ほど大和駅北地区の開発状況などを理由に反対討論がありましたが、大和駅北地区の商業施設の開発が進んでいないことについては、私も憂慮しているところでございます。しかしながら、市の立場も理解し、一日も早い実現を望むところであります。
また、先ほど総務委員長の報告の中にも、公園整備を含めた来年度までの事業進捗率は約87%になるというような報告もあったところでございます。その点も踏まえ、執行部には令和2年度の各事業を滞りなく進捗していただくことを要望し賛成させていただきます。
以上です。
〇議長(仁平 実君) ほかに討論ありませんか。
6番、榎戸和也君。
〔6番(榎戸和也君)登壇〕
〇6番(榎戸和也君) 反対の立場から討論させていただきます。
先ほど78%ですか、87%ですか、進捗しているのだというようなお話ございました。しかし、我々に最初に示した計画から言えば、あの西に残っている、十何ヘクタールもございます。これ全体を前提にしてこの計画は始まったわけであります。最初はもっと広かったです。最初は78ヘクタールということで提案されたわけですから、それが買える部分が27ヘクタールに減ったということで、商業施設と合わせて今どのぐらいですか、五十何ヘクタールぐらいあると思うのですが、そういう計画で進んでいるわけです。そして、特に今宅地造成の問題が今回債務負担行為で5億円、公社に貸し付ける枠をつくってあるということなわけですが、そもそもこの計画を始めたときの市街化調整区域、しかも農振地域、こういう場所に計画をする、それは当然十何ヘクタールかの農振地域を前提にして始まっているわけです。しかし、それをクリアするために今の手法としましては、小分けに分けまして、3.何ヘクタールなので、これは県、今権限移譲されていますから、ひょっとすると市なのかもしれませんが、こういう手法でやっているわけであります。しかし、本来はこれはおかしなことで、非常に広大な土地の、農振地域を含む広大な土地の開発行為なわけであります。そこにかなり実際には無理が入っていまして、現実に公社が主体にならないと、この開発行為は進まないのだというふうに今なっております。しかし、あの土地を買うときの5億円を、5億500万ですか、あれを買うときの約束は、公社が造成はしない、つまり経済主体にはならないと、市長は、あれは民間がやってくれることだということをあの26年の補正予算1億2,400万を提出したときの議会でのある議員さんの質問に対して、明確に答えているわけであります。10億円程度入れれば、簡単に基本的には間に合うのだと、それ以上はほとんど入らないのだと、こういう答弁だったわけです。ところが、現実には今、二十七、八億円のお金が入っていて、今後もさらに入っていくと、では成果は何があるのか、成果は今のところ、2薬局と歯科医院だけです、売れているのは。あとは一切売れていないのです。非常に大きなお金がそこに入っていって、確かに高く売れた地主の方とか、あるいはあの工事を受注した方にとっては、その方も桜川の一員ですから、非常に経済効果があったと言うべきでしょう。しかし、桜川市全体にとって、お金を別な市民の方の需要に対して応えるというようなこととの選択でいえば、非常に一部の人のためにお金が使われていると、そして成果がなかなか上がらないと、私は特に申し上げたいのは、今回の5億円の債務負担行為については、業者との業務代行の契約内容が何も分からないままにこれをつける、これは後で実際に補正予算で、金銭消費貸借の形で公社に対して貸出しの予算が出てくるわけでありましょう。ですけれども、これを設けるということは、半ばこのお金を使ってあの開発を進めていいということを議会が表明したことになるわけであります。もしちゃんとした契約内容の案を添えて、そこで金銭消費貸借をしたいのですよという契約をすれば、それで十分間に合うわけです。この内容であればやれるというのであれば、我々議会も賛成することでありましょう。しかし、もともと商業施設とこの住宅と病院と駅と、これら一体のものとして我々は認めたわけであります。それが片一方が非常に雲行きが不透明になっている中で、これを先行して進めるということは、私は財政規律の問題を考えても、市民に対しても非常に真面目さが足りない決定になってしまうのではないかと、そのように考えております。
そういうことで私は反対いたします。
以上です。
〇議長(仁平 実君) ほかに討論ありませんか。
16番、相田一良君。
〔16番(相田一良君)登壇〕
〇16番(相田一良君) 皆さん、昔米百俵という言葉がございました。当時、遠くのある藩が大変基金がなくて困っておりました。食う米もなくて、餓死する人も大変多かったと聞いております。それを助けたのが、隣の藩のほうから米100俵を届けたということであります。そうすることによって、大変食べるのに困っていた人が、これで当分の間御飯いっぱい食べられる、ありがとうございましたと言ったそうでありますが、その藩の中心人物の方が、いや、米は食べればなくなってしまう、一時的なものだ、そうすることでなくて、この100俵をお金に変えて、そして将来のために学校をつくったり病院をつくったり道路をつくったり、それが将来のためにいいと、強引にその人を進めたわけでございます。当時の人は、食べられない人は本当に恨んだそうでございますけれども、一揆の起こる手前までいきましたが、だけれども、結果的にはそれをやったおかげで、病院、学校をつくったおかげで、その後、その藩からは、日本の基礎を築いた優秀な人材が育ったと言われております。
私が何を賛成の立場で討論するかと申しますと、今ここで病院もつくりました、学校もつくりました。まだ学校は途中であります。そして、そこにいろんな施設をつくる、これはまさに先行投資であります。それも国からありがたいお金がもらえるのです。これは100年に一度、200年に一度しかもらえません。全部ではないが、これを利用して、我々が今大変苦しいかと思いますが、我々が苦しんだ分、将来の私の子供や孫たちが、あのおかげで桜川市はよくなった、この桜川市の人口減少、そして閉塞感を救うのには、ここでやはりかけるだけの金をかけて、そして桜川市発展のためにやることが一番だと思っております。この一般会計予算は、本当にそれをやるためには、絶対皆様の全員の賛成をもってよろしくお願いしまして、終わりとします。
以上。
〇議長(仁平 実君) ほかに討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 討論を終わります。
これから本案を採決します。
この表決は起立によって行います。
議案第2号は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立多数〕
〇議長(仁平 実君) 起立多数です。
よって、議案第2号は委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第2、議案第3号 令和2年度桜川市国民健康保険特別会計予算について、討論、採決を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
よって、議案第3号は委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第3、議案第4号 令和2年度桜川市介護保険特別会計予算について、討論、採決を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
よって、議案第4号は委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第4、議案第5号 令和2年度桜川市介護サービス事業特別会計予算について、討論、採決を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
よって、議案第5号は委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第5、議案第6号 令和2年度桜川市後期高齢者医療特別会計予算について、討論、採決を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
よって、議案第6号は委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第6、議案第7号 令和2年度桜川市水道事業会計予算について、討論、採決を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
よって、議案第7号は委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第7、議案第8号 令和2年度桜川市病院事業会計予算について、討論、採決を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
よって、議案第8号は委員長報告のとおり可決されました。
次に、日程第8、議案第9号 令和2年度桜川市下水道事業会計予算について、討論、採決を行います。
討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
よって、議案第9号は委員長報告のとおり可決されました。
〇議長報告第1号の委員長報告、質疑、討論、採決
〇議長(仁平 実君) 日程第9、議長報告第1号、付託されました請願について報告を求めます。
請願第1号 最低賃金の大幅引き上げと中小企業支援策の拡充を求める意見書採択を求める請願について、建設経済常任委員長、潮田新正君、登壇の上、報告願います。
〔建設経済常任委員長(潮田新正君)登壇〕
〇建設経済常任委員長(潮田新正君) 建設経済常任委員会審査報告書。
建設経済常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則143条の規定によりご報告申し上げます。
本委員会に付託された案件は、請願第1号 最低賃金の大幅引き上げと中小企業支援策の拡充を求める意見書採択を求める請願であり、請願者は茨城県労働組合総連合、議長、白石勝巳氏であります。
本委員会は、3月10日、建設経済常任委員会室において、委員5名の出席のもとに、関係部課長の出席を求め、書記を任命し、付託された案件について詳細な説明を受けました。
請願された最低賃金の大幅引き上げについては、茨城県の最低賃金が全国加重平均時給よりも低く、関東1都6県の中で下から2番目であることから、最低賃金の引き上げについては一定の理解を示すことはできるものの、請願項目にあります、政府による全国一律最低賃金制度の確立による地域間格差を解消することについては、地域間において物価等に格差があり、現実的には困難ではないかと思われます。
また、政治決断における時給1,500円の引き上げにつきましては、時給の大幅引き上げにより、雇用主の負担が現在の最低賃金の倍近い金額となってしまい、雇用主の負担が増えることで、逆に雇用の機会を損なうのではないかという疑問する意見も出されました。
以上のことから、慎重に審議した結果、出席委員全員一致で本請願を不採択とすべきものと決定をいたしました。
以上が建設経済常任委員会に付託された案件に対する審査の結果であります。
各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いを申し上げます。
令和2年3月16日
建設経済常任委員会委員長 潮田 新正
桜川市議会議長 仁平 実 様
〇議長(仁平 実君) 以上で委員長の報告が終わりました。
これより質疑を行います。
建設経済常任委員会以外の方、質疑を願います。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
委員長報告の反対者に反対の発言を許します。
10番、菊池伸浩君。
〔10番(菊池伸浩君)登壇〕
〇10番(菊池伸浩君) 10番の菊池です。最低賃金の大幅引き上げと中小企業支援策の拡充を求める意見書の採択が却下になったとのことなので、一言反対意見を述べさせていただきます。
建設経済委員会の方々は、1,500円という最低賃金の額にだけ目が行き、反対になったと推察をしておりますが、日本の最低賃金制度の問題点は3つあると言われております。
1つは、とても低くて暮らせないほどということです。時給1,500円という額は、月給にすると25万円、年収なら300万円です。決して高い額ではありません。
2つ目は、最低賃金の額が都道府県によって異なるということです。生活に係る費用は、都市部でも農村部でもほとんど変わらないというのが労働組合の調査でも明らかになっております。
3つ目は、日本は中小企業支援策が極めて貧弱ということです。ですから、この請願内容も最低賃金引き上げとセットにして、中小企業への具体的支援策を拡充することを求めております。
私は、これは日本の労働者の当然の要求であると考えております。ですから、この3つの請願否決することには反対をいたしまして、私の意見といたします。
〇議長(仁平 実君) 次に、委員長報告に賛成者の発言を許します。
7番、萩原剛志君。
〔7番(萩原剛志君)登壇〕
〇7番(萩原剛志君) 建設経済常任委員会委員長の報告に対しまして、賛成の立場で討論をさせていただきます。
先ほど建設経済常任委員長が報告したとおり、全国一律最低賃金制度の確立による地域間格差を解消することについては、地域間において物価等に格差があり、現実的には困難ではないか、私もそのように思います。また、時給1,500円という、この時給に対しまして、令和元年の最低賃金では、一番高い東京都が1,013円、そして一番低い県が790円となっております。そういうところも踏まえて、現実的には困難ではないか、そして雇用主の負担が増えることで、逆に雇用の機会を損なうのではないか、そのように私も同様の意見であります。
以上の意見によりまして、委員長報告に対しまして賛成といたします。
〇議長(仁平 実君) ほかに討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 討論を終わります。
これから請願第1号を採決します。
この表決は起立によって行います。
請願第1号について委員長報告は不採択です。委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立多数〕
〇議長(仁平 実君) 起立多数です。
よって、請願第1号は委員長報告のとおり決定されました。
ここで暫時休憩します。
休 憩 (午前11時03分)
再 開 (午前11時16分)
〇議長(仁平 実君) 会議を再開します。
〇議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会、議会改革特別委員会の
閉会中の継続調査
〇議長(仁平 実君) 日程第10、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長、議会改革特別委員会委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付したとおり、閉会中の継続調査の申出がありました。
お諮りします。各委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
よって、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長、議会改革特別委員会委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。
〇日程の追加
〇議長(仁平 実君) 次に、大塚市長より議案第32号 教育委員会教育長の任命について及び議案第33号 桜川市道路線の廃止について並びに議案第34号 桜川市道路線の認定について議案が提出され、3月6日に議会運営委員会を開催しておりますので、議会運営委員会の協議の結果を報告願います。
議会運営委員長、風野和視君。
〔議会運営委員長(風野和視君)登壇〕
〇議会運営委員長(風野和視君) 議会運営委員会の会議結果を報告いたします。
円滑な議会運営を図るべく3月6日に議長の出席を経て開催し、審議した結果、次のとおり決定いたしました。
大塚市長より提出されました議案第32号 教育委員会教育長の任命について及び議案第33号 桜川市道路線の廃止について並びに議案第34号 桜川市道路線の認定については、追加日程とし、直ちに審議、採決することに決定しました。
なお、議案第32号の人事案件につきましては、起立採決で行います。
以上で報告を終わります。
〇議長(仁平 実君) お諮りいたします。ただいま議会運営委員長より報告がありました。報告のとおりとしてご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 異議なしと認め、議会運営委員長の報告のとおり決定しました。
追加日程表及び議案書は、3月6日に配付したとおりです。
〇議案第32号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(仁平 実君) 追加日程第1、議案第32号 教育委員会教育長の任命についてを議題といたします。
提案理由の説明を願います。
大塚市長。
〔市長(大塚秀喜君)登壇〕
〇市長(大塚秀喜君) 議案第32号 教育委員会教育長の任命につきましてご説明申し上げます。
桜川市教育委員会梅井隆男教育長より辞職願が提出され、令和2年3月31日をもって退任することとなりました。
これにより、新たに次の者を任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により議会の同意を求めるものであります。
議案第32号として推薦いたしました稲川善成氏は、桜川市長方671番地にお住まいで、昭和34年4月6日生まれの60歳になられる方でございます。
稲川氏は、昭和58年4月に小学校教諭となられ、以後、県内の小中学校の教諭、教頭を経て、茨城県教育庁義務教育課及び県西教育事務所の人事課長を歴任なされ、平成28年4月からは、県西教育事務所所長として2年間勤務されております。現在、平成30年4月から、桜川市立岩瀬西中学校の校長として勤務されており、今月の3月31日をもって定年退職を迎えます。稲川氏は、教育者として教育行政や児童生徒の育成に努めるとともに、優れた指導力をいかんなく発揮し、教育の振興、発展に取り組んでこられました。
どうぞ慎重なる審議の上、ご同意くださいますようお願い申し上げます。
〇議長(仁平 実君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 質疑を終わります。
これより討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 討論を終わります。
これから本案を採決します。
この表決は起立によって行います。
本案は原案のとおり同意することに賛成の方は起立願います。
〔起立全員〕
〇議長(仁平 実君) 起立全員です。
よって、議案第32号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
〇議案第33号、議案第34号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(仁平 実君) 追加日程第2、議案第33号 桜川市道路線の廃止について及び追加日程第3、議案第34号 桜川市道路線の認定について、以上2議案を一括議題といたします。
提案理由の説明を願います。
内山建設部長。
〔建設部長(内山久光君)登壇〕
〇建設部長(内山久光君) 議案第33号 桜川市道路線の廃止についてご説明いたします。
道路法第10条3項の規定により、桜川市道路線を別紙のとおり廃止するものでございます。
次のページをお願いいたします。一般市道路線廃止調書の整理番号第1番につきましては、現在、認定している路線、石岡筑西線から桃山学園までの認定道路のM4902の変更に伴い、一旦廃止するものでございます。
続きまして、議案4ページをお開き願います。議案第34号 桜川市道路線の認定についてご説明いたします。
道路法第8条2項の規定により、桜川市道路線を別紙のとおり認定するものでございます。
次のページをお開き願います。一般市道路線認定調書の整理番号1番につきましては、先ほど一旦廃止いたしましたM4902の起終点を変更して再認定いたすものでございます。
2番のM4904号線は、通学路整備事業に伴い、道路を新設するため、認定するものでございます。
以上で議案第33号、34号の説明を終わりにいたします。内容をご審議の上、ご議決くださいますようお願いいたします。
〇議長(仁平 実君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 討論を終わります。
最初に、議案第33号についてお諮りします。議案第33号は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
よって、議案第33号は原案のとおり可決することに決定しました。
続いて、議案第34号は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
よって、議案第34号は原案のとおり可決することに決定しました。
〇執行部あいさつ
〇議長(仁平 実君) ここで教育長より発言を求められておりますので、これを許します。
梅井教育長。
〔教育長(梅井髓j君)登壇〕
〇教育長(梅井髓j君) 高いところから失礼いたします。大変お世話になりました。
埼玉県秩父市に秩父神社があります。徳川家康が再建したこの神社には、3つの猿の彫り物があります。よく見る、よく聞く、よく話すという姿です。少しでもこの姿に近づければいいなと思って取り組んでまいりましたが、なかなか届きませんでした。にもかかわらず、何とか今日まで勤めてこられましたのは、ひとえに皆様方のご指導、ご支援のおかげと、心より感謝申し上げます。
結びに、皆様方のご健勝、ご発展をご祈念申し上げ、また貴重な時間を頂いたことに感謝申し上げまして、御礼の挨拶に代えさせていただきます。ありがとうございました。大変お世話になりました。
〇議長(仁平 実君) 次に、市長より発言を求められておりますので、これを許します。
大塚市長。
〔市長(大塚秀喜君)登壇〕
〇市長(大塚秀喜君) 令和2年第1回桜川市議会定例会の閉会に当たり、お礼を兼ねまして一言ご挨拶申し上げます。
議員各位におかれましては、今月3日より14日間にわたり慎重なるご審議頂き、令和2年度の当初予算を初め、人事案件、条例の制定及び令和元年度補正予算など、提案いたしました30の案件と追加議案3件につきまして、原案のとおり議決頂きましたことに厚く御礼申し上げます。
また、追加案件では、新たな教育長についてご議決頂きましたが、退任される梅井教育長は、初めての小中一貫校である桃山学園の開校を初め、数々の実績を残してこられました。その功績に対し、この場をお借りし、お礼を申し上げます。
さて、施政方針でも申し上げましたが、今後も持続可能な行政運営を行うため、選択と集中によるめり張りのある施策を展開してまいりますので、議員各位におかれましては、何とぞご理解とご協力を頂きますようよろしくお願い申し上げます。
また、本議会及び常任委員会を通じて賜りました数々のご意見、ご要望につきましても十分尊重し、効率的な市政運営に努めてまいります。
なお、今会期中にも、日本各地では新型コロナウイルスの感染が拡大しております。現在、各種イベントも中止しているほか、学校の休校や市の施設でも利用制限を設けており、市民の皆様に大変不便をおかけしております。今はまだ市内での感染者は発生しておりませんが、市に設置した対策本部では、状況把握に努め、いかなる状況になりましても、迅速に対応できるよう取り組む所存でございます。議員の皆様におかれましても、なお一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。
〇閉会の宣告
〇議長(仁平 実君) 今定例会に付議された案件は全て議了いたしました。
以上で令和2年第1回桜川市議会定例会を閉会いたします。
ご苦労さまでした。
閉 会 (午前11時30分)