令和2年第1回桜川市議会臨時会議事日程(第1号)

                           令和2年1月22日(水)午後3時開会
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 執行部あいさつ
日程第 4 議案第1号 令和元年度桜川市一般会計補正予算(第7号)
日程第 5 執行部あいさつ

出席議員(17名)
  1番   軽  部     徹  君     2番   飯  島  洋  省  君
  3番   武  井  久  司  君     4番   谷 田 部  由  則  君
  5番   大  山  和  則  君     6番   榎  戸  和  也  君
  7番   萩  原  剛  志  君     8番   鈴  木  裕  一  君
  9番   仁  平     実  君    10番   菊  池  伸  浩  君
 11番   風  野  和  視  君    12番   市  村     香  君
 13番   小  高  友  徳  君    14番   小  林  正  紀  君
 15番   潮  田  新  正  君    16番   相  田  一  良  君
 18番   林     悦  子  君

欠席議員(1名)
 17番   高  田  重  雄  君

地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
   市     長  大 塚 秀 喜 君
   副  市  長  猪 P 幸 己 君
   教  育  長  梅 井 驕@男 君

   市長公室次長兼  田 口 瑞 男 君
   職 員 課 長

   総 務 部 長  高 久 能 一 君
   総 合 戦略部長  鈴 木 政 俊 君
   市 民 生活部長  宮 田 充 夫 君
   保 健 福祉部長  原   広 子 君
   経 済 部 長  白 田 伸 一 君
   建 設 部 長  内 山 久 光 君
   上 下 水道部長  市 塚 久 弐 君
   教 育 部 長  佐 藤   勤 君
   会 計 管 理 者  上 野 誠 一 君

職務のため出席した者の職氏名
   議 会 事務局長  石 川 幹 夫 君
   議会事務局書記  仲 田 浩 司 君
   議会事務局書記  田 谷 信 之 君
   議会事務局書記  長谷川 勇 貴 君

          開 会  (午後 3時00分)
    開会の宣告
議長(仁平 実君) 皆さん、こんにちは。
 本日の出席議員は17名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、ただいまより令和2年第1回桜川市議会臨時会を開会します。
 地方自治法第121条の規定により、説明のため議長からの出席要求による出席者及び事務局職員は配付した名簿のとおりです。
                                           
    開議の宣告
議長(仁平 実君) これから本日の会議を開きます。
                                           
    会議録署名議員の指名
議長(仁平 実君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 今臨時会の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、
   15番 潮 田 新 正 君
   16番 相 田 一 良 君
   18番 林   悦 子 君
 以上3名を会議録署名議員に指名します。
                                           
    会期の決定
議長(仁平 実君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。
 議会運営委員長より、今臨時会の会期日程等、議会の運営に関する事項について、議会運営委員会の協議の結果を報告願います。
 議会運営委員会委員長、風野和視君。
          〔議会運営委員長(風野和視君)登壇〕
議会運営委員長(風野和視君) 議会運営委員会の会議結果を報告いたします。
 円滑な議会運営を図るべく、本日午後1時半から議長の出席を得て開催し、審議した結果、次のとおり決定しましたので、報告いたします。
 会期は本日限りとし、議案第1号 令和元年度桜川市一般会計補正予算(第7号)についての審議、採決を行います。
 以上で報告を終わります。
議長(仁平 実君) 報告が終わりました。
 お諮りします。今臨時会の会期日程等は、議会運営委員長の報告のとおりとしてご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
 よって、会期日程等は、議会運営委員長の報告のとおりと決定いたしました。
                                           
    執行部あいさつ
議長(仁平 実君) ここで、市長より発言を求められておりますので、これを許します。
 大塚市長。
          〔市長(大塚秀喜君)登壇〕
市長(大塚秀喜君) 本日ここに令和2年第1回桜川市議会臨時会を開会するに当たり、提出議案の概要説明を兼ねて一言ご挨拶申し上げます。
 議員各位におかれましては、公私ともご多用のところ出席を賜り厚く御礼申し上げます。
 それでは、今臨時会でご審議いただく案件につきまして説明申し上げます。
 議案第1号 令和元年度桜川市一般会計補正予算(第7号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7,263万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ197億6,904万6,000円とするものです。歳入の主なものは繰越金並びに合併特例債事業債であり、歳出の主なものは衛生費、土木費並びに災害復旧費であります。
 後ほど担当部長より詳細なる説明をさせますので、何とぞ慎重なる審議の上、議決くださいますようお願い申し上げ、開会の挨拶とさせていただきます。よろしくお願いします。
                                           
    議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(仁平 実君) 次に、日程第4、議案第1号 令和元年度桜川市一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 高久総務部長。
          〔総務部長(高久能一君)登壇〕
総務部長(高久能一君) それでは、議案書1ページをお開き願います。議案第1号 令和元年度桜川市一般会計補正予算(第7号)について概要をご説明いたします。
 既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ7,263万9,000円を追加し、予算の総額をそれぞれ197億6,904万6,000円とするものです。
 4ページをお開き願います。第2表、地方債補正につきましてご説明いたします。上曽トンネル整備事業債の発行限度額を事業費の増による6億6,300万円から6億9,060万円に引き上げるものです。
 7ページをお開き願います。事項別明細書により歳入についてご説明いたします。15款2項3目3節、災害等廃棄物処理事業費補助金754万9,000円の増額は、台風19号で発生した災害廃棄物である稲わらの処分費用に係る国庫補助金です。
 16款2項4目1節、強い農業・担い手づくり総合支援交付金52万4,000円の増額は、台風15号、19号で被災した農業用施設の修繕に係る県補助金です。
 20款1項1目1節前年度繰越金3,696万6,000円の増額は、歳出との差額を調整するものでございます。
 22款1項4目1節、上曽トンネル整備事業債2,760万円の増額は、先ほど第2表、地方債補正で説明しました市債の増額補正です。
 8ページをお開き願います。続きまして、歳出についてご説明いたします。4款2項1目清掃総務費、清掃総務事業1,509万9,000円の増額は、台風19号で発生した災害廃棄物である稲わらの運搬処分に係る費用でございます。
 6款1項4目農政推進費、農業経営支援事業61万円の増額は、台風15号、19号で被災した農業用パイプハウス等の農業用施設の修繕に係る交付金でございます。
 8款2項3目道路新設改良費、上曽トンネル整備事業2,900万円の増額は、上曽トンネル取りつけ道路駐車場予定地の用地購入費が土地評価の結果、買収単価の増により増額補正をするものです。
 9ページをお開きください。11款2項1目道路橋梁災害復旧費、道路橋梁災害復旧事業の2,793万円の増額は、台風19号による被災道路の復旧事業費でございます。昨年10月の補正予算時点で調査中であった被災箇所約50カ所の修復に係る費用となっております。
 以上で説明を終わらせていただきます。慎重なるご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願いいたします。
議長(仁平 実君) 提案理由の説明が終わりました。
 これから質疑を行います。質疑ありませんか。
 10番、菊池伸浩君。
10番(菊池伸浩君) 上曽トンネル整備事業費の質問として2点伺います。
 本日の提案の上曽トンネルストックヤード用地についてですが、12月議会後に建設常任委員会では、今回の補正予算だけでなく、県が行った上曽トンネルの入札についても担当より詳細な説明があったと聞いております。この入札は、私たちもその内容を共有したいと考えています。そこで、幾つか質問も入れますので、それに答える形で説明を願いたい。
 県の上曽トンネル本体工事の入札が昨年12月に行われました。その結果が建設業界の新聞に掲載をされました。その結果についても、市民の方からも質問が寄せられております。一つは、石岡工区と桜川工区の2つの入札があったのですが、石岡工区は順番に、一番入札額が低かった大林・株木・市村のJVが約36億円で落札をしております。ところが、桜川工区は1番目に書かれている大林・株木・市村は無効となっていて、入札金額も書かれておりません。無効ということは何が考えられるのでしょうか。そして、2番目から7番目までの6つの企業の入札額が26億9,750万円の同額になっていることです。こんなことが起こるのは、ふだんも起こることなのでしょうか。県の入札だけで生じる特殊な現象なのでしょうか。評価点が違っております。結果としては、大成・岡部・白田のJVが落札し、3番以下の5グループは落札できていませんでした。この評価点または評価値の違いは何が考えられるのでしょうか。
 もう一つの質問は、上曽トンネルの整備事業費の総額の問題です。さきの市長選時に明らかになった事業費概算が115億円でしたが、昨年の6月議会に明らかになった額は123.7億円となりました。今後もっとふえて150億円にもなると心配をする声も出ました。今回は本体の金額ですが、石岡工区が約37億円、桜川工区が約27億円、合わせますと64億円です。この金額からすると、総事業費はどのくらいになると予想されるのでしょうか。
 以上、2点質問いたします。
議長(仁平 実君) 内山建設部長。
建設部長(内山久光君) 菊池議員さんの上曽トンネル工事の入札についてのご質問についてお答えいたします。
 昨年12月6日に県に委託しております上曽トンネル工事の入札が行われました。桜川市が大成建設・岡部工務店・白田工建JVであり、石岡市側については大林組・株木建設・市村土建のJVが落札しております。菊池議員さんのご質問で、まず桜川市工区の入札業者で大林・株木・市村JVが無効になっているのは何かということでございますが、今回の入札では取りおり方式を適用しております。先に開札されました石岡工区において大林・株木・市村JVが落札したため、桜川市工区では大林・株木・市村JVは無効となったと考えられます。
 続きまして、2番目から7番目までの企業の入札額が同じ金額であることということなのですけれども、今回の入札につきましては総合評価方式の入札を適用しております。総合評価方式のため、低入札価格調査制度を適用しておりますが、あわせて予定価格及び低入札調査基準額の算定式を県では事前公表されております。それにつきまして各業者が独自に積算いたしまして、調査基準価格を行い、範囲の額で各社の業者さんが入札したと思われますので、ほとんど同じ金額になっているのかなと思われます。
 さらに評価点、また評価値の違いは何かということでございますが、評価点は技術の施工実績、技術者の経験、それと災害時の地域の貢献度等が含まれます。評価値につきましては、評価点を入札額で割りました金額、それが最も高い評価値が落札業者となります。大規模な公共工事につきましては、品質確保を図るため入札価格のみの判断ではなく、競争参加者の技術的能力の審査を適切に行い、品質の向上、これに係る技術提案者の優劣を総合的に評価する総合評価方式を用いることが多くなっております。県のほうでも6月よりこの方式を取り入れて、県のホームページのほうに公表しております。
 最後に、上曽トンネル整備事業の総額の質問でございますが、昨年の6月の議会に総額が123億7,000万円と報告いたしました。今回のトンネル工事の入札に伴い、総事業の予想でございますが、トンネル掘削工事は今後工事を進める中で地質の条件、また工事内容が変更となる可能性があります。また、トンネル設備工や取りつけ道についてもまだ概算の額でございますので、総事業費につきましては上曽トンネル事業調整協議会の承認を得て公表させていただくということになっております。
 以上でございます。
議長(仁平 実君) ほかにありませんか。
 6番、榎戸和也君。
6番(榎戸和也君) 同じく上曽トンネルの整備事業補正予算2,900万円についてお伺いします。
 この2,900万円の内訳でありますが、1つは買い上げ面積、従来2町7反、2万7,000平米、そういうふうにされていたものが、今回さらに2,586平米、約2反6畝、面積をふやしたということであります。この面積をふやす理由というのは何なのか。つまり本来、以前に2町7反を提案して、最初の時点では1反歩約200万円、5,400万円というもので補正予算が通っていた。それが、さきの議会でその約倍です。1反歩当たり420万円から460万円というふうな鑑定結果が出たので、2町7反について今までの5,400万円から、その倍額以上の1億何千万円かになったわけであります。当然この面積は、トンネルを掘って掘り出すところの、俗に言うずりというのですか、その土量、これを近場であれば運送費が節約できるので、近場のところに置く。しかも、それが将来の真壁城の史跡をうまく活用した観光なり、あるいは真壁町の観光客の受け入れのたまり場といいますか、駐車場とか、あるいはちょっとしたお店であるとか、そういうものを出すようなスペースとして有効である。その二面性をもって、この2町7反という数字は出ていたわけであります。片一方の土量のことについて、限ってお尋ねしますが、要するに2町7反と土量というのは、前の提案ではきちっと関連づけられて出てきたものと承っております。今回それがふえたということは、土量の積算の数量が変わったということ以外には基本的に考えられないわけであります。
 それで、お尋ねいたします。土量が、今までも持っていく場所は何カ所か想定していたと思うのですが、ここにどれだけのものを持ち込むという計算で出ていたものが、それをさらに約2反6畝ふやさざるを得なかったというのは、土量がどれだけ変わったのかということをまず一つお尋ねしたい。
 2点目であります。このふやした土地というのは、全体の前に示していただいた地図でいうとどのあたりをふやしたのか。どこがふやされたのかわかっておりませんので、その点もお尋ねしたいと思います。
 それと、次にこのふえた2,900万円の内訳は、今申し上げた面積をふやした土地買い上げ料の増加分と、もう一つはいわゆる土地の評価額、不動産鑑定、鑑定料500万円というのが前の補正で提案されております。その500万円の鑑定料を掛けた結果が、先ほど申し上げたように、従前は200万円の予定だったのが420万円から470万円ですか、470万円弱というふうに変わったわけであります。このお話によりますと、いわゆる昨年度から地区計画というようなものを桜川市全域でつくって、市街化調整区域でもよそから来た人が家を建てられるというようなルールが適用されました。そのルールが適用されていることを知らなかったので、鑑定にもそういう反映になっていたので安かった。でも、その中に実はそれ以外の土地が、いわゆる普通の市街化調整区域ではないものが3,692平米、約3反7畝あった。したがって、鑑定の土地代が上がってきた。この上がってきたのも、この2,900万円に含まれているわけです。ですので、この2,900万円の上がった内訳、つまり面積をふやしたこと、評価額が変わったこと、その内訳をまずお示しいただきたい。これが1点です。
 それと、聞くところによると、真壁町は以前から、いわゆる今でいう地域指定に当たるようなものを、ちょっと名前忘れましたけれども、別枠でやって、例えば紫尾団地とか、ああいうものをつくってきたわけであります。ですから、これは正確に言うと、昨年度から始めたあのルールではなくて、ちょっと名前は忘れましたが、真壁町の時代につくっていたルールに基づいて、本来は鑑定をかけなければいけなかった。そこのところもどういうルールで、どういう制度があって、あそこが高かったのか。それを簡単に言うと、漏らしてしまって鑑定をかけた。鑑定士さんは専門家ですから、そんなことはまずあり得ないわけであります。しかし、そういう説明でありました。ですので、その制度の名前をもう一回確認して、なぜ鑑定士が前のときにはそこを漏らしたのかということもご説明願いたいと思います。
 それと、さらに不動産鑑定士の費用は500万円、先ほど申し上げましたように予定している。あそこはほとんど同じ土地であります。区画整理も何もほとんどしていない、自然の天水を使った田んぼ。そこに何カ所鑑定をかけたのか。500万円というのは、例えば1カ所、国の補助金が入るので、国のルールに従った鑑定なので、かなり鑑定は厳密にやっていらっしゃる。当然費用がかさむということはわかります。しかし、それにしてもあそこに500万円、例えば1カ所か2カ所で済むものを、例えば5カ所やったと。だから、500万円になったのだということでは、これは非常に私はおかしいと思うわけであります。したがいまして、市がこの鑑定士さんにお願いするとき、あるいは事前にある程度そういう知識のある方に相談をして、何カ所鑑定をかけるということを前提にしてこの500万円というのが出てきたのか。ここのご説明をお願いしたいということであります。
 さらに、先ほど同僚議員から質問のありました上曽トンネルの費用の問題に絡んで、いわゆる入札に関して、先ほどの建設部長の答弁では、石岡側のところが入札が決まった。その企業については外したのではないか。あくまでも県がやっていることですから、市のほうでは詳細はわからないのかもしれませんが。しかし、最終的にこの委託料を払っているのは市でありますから、そのときになぜ1カ所とったら、片方は安いか高いかわかりませんが、とれないのか。そういうルールが、我々が委託している県の事業、何十億円というお金のかかる事業について、そういうルールが県にあって、そうしたのか。それとも、なくてもそうしたのか。その辺の事情については、しっかりと市のほうからご説明いただきたい。
 以上、何点かありましたが、よろしく答弁をお願いします。
議長(仁平 実君) 内山建設部長。
建設部長(内山久光君) 初めに、土量の、ずりの土量の質問でございますが、初め桜川市では7万立米、県のほうで10万立米がずりで出てくるというような話がございました。それで、桜川市といたしましても2町7反歩の駐車場ですか、そこに7万立米で、ほぐして8万立米は入るのではないかというような考えで、2町7反歩を用地買収で確保するようなことで土地の取得もいたしました。それに伴いまして、もう少しやはり入れられないものかということで、そこでまた土地の買収、3反歩ですか、2,500平米の土地がありましたので、その土地も買えるということで、その土地を見つけた次第でございます。それが用地の土地の購入代の増額の補正の理由にもなっております。
 あと、その土地なのですけれども、位置的には一番東側の土地に当たります。一番東側、山寄りの土地を面積的にそこを2,586平米を購入するということで補正を組んでおります。
 次に、不動産鑑定なのですけれども、一応9月の定例会で500万円近い鑑定委託料ということで補正を組んでいただきました。それでも、実際は金額は百七十数万円でございました、契約は。百七十数万円でございます。172万7,000円でございました。それで、その区画につきましては10区画で、1区画1万数千円、1万ちょこっとなわけです。1万少しなのですけれども、それを10区画鑑定しております。そういうことでやっております。それと、また標準地の算定業務、これも入っております。標準地、ですから近くを探して、それで10区画を多分そこで評価していると思います。あとは、地区及び標準地算定の業務、普通それの業務あたりの、大まかな業務委託も含めて172万7,000円という数字で契約はしております。
 あと、地区計画ですか。地区計画については、当初真壁保育園、認定こども園の。その脇が雑種地になっております。そこの雑種地については、地区計画ということで入っておりました。田んぼとかそっちは入っておりません。雑種地だけが地区計画に入っておりましたので、そこがかなり増額の金額になっております。合わせまして2,900万円ほどの今回の補正を組んだ次第でございます。
 あと、県の入札に対しての取りおりということなのですけれども、桜川市の入札でもやはり取りおりというのは適用しております。同じ区間が長くなる場合は、やはり全部その業者に任せるのではなくて、何業者をやって、ここの区間を設けて、この1工区とか2工区とか分けて、そこ1工区とった分は、同じこっちはとれないよというような入札の仕方を行っております。
 以上でございます。
議長(仁平 実君) 6番、榎戸和也君。
6番(榎戸和也君) 取りおりというルールがあるというのであれば。ただ、もしそれがすごく安いのであれば、別に財政的にはいいことなのではないのかなと素人は思うのですが、それはちょっとこちらでもよく勉強させていただきたいと思います。
 それと、今2,900万円の内訳ですね、その寄与度、面積を買ったことによる寄与度と。それから、土地の評価が変わったことによる寄与度、この内訳です。まずそれをはっきりお示しいただきたいというのが一つ。
 それと、正確な数字がわからないのですが、このいわゆる正式なお名前を聞いていないのですが、真壁町の時代からのお名前なのか、新しく今度市でやった地区計画という名前なのか、よくわからないのですが、いずれにしろそれはいわゆる単純な市街化調整区域でなくて、家を建てられたりなんかする地域なので、評価額が高いということなのだと恐らく思うのですが、それが面積として全体で3,692平米あると。これは、結局前は幾らだったのだけれども、これになったら幾ら上がった。それがその寄与分になるわけです。2,900万円のうちの寄与分になる。そこのところをもう一度きっちりした数字で確認したい。よろしくお願いします。
議長(仁平 実君) 内山建設部長。
建設部長(内山久光君) ちょっと今から地権者を集めて用地を買うということをすぐにやりたいと考えておりますので、平米単価の金額はちょっとこの場では言えません。
議長(仁平 実君) 6番、榎戸和也君。
6番(榎戸和也君) ちょっとそれは。だって、2.7ヘクタールで幾ら予算を組んだといって我々に説明があったわけです。それの中の1筆を聞いているのではなくて、その三千幾らというものが、この2,900万円のうちの面積プラスと評価がえによって内訳があるわけですから、そのぐらいは教えていただいても差し支えないのではないのかという点が1点です。
 それと、質問がなかなか回数制限がありますから事前に申し上げておきますが、それは大和の土地の買収のときにもそうでした。ベタで、ベタでと言ったのが、実際にふたをあけてみたら実はそうではないものがあったとか。今回についても、かなり世間の常識からするといい値段。普通に考えていい値段で購入される。しかも、面積もさらにかなり拡大すると。非常に市のお金を使う我々としては監視する立場からすると、ちょっと大盤振る舞いが過ぎるのではないかなというふうな思いを持って質問していることもあらかじめ申し上げておきたい。
 では、今の点、よろしくお願いします。
議長(仁平 実君) 内山建設部長。
建設部長(内山久光君) ちょっとほかのあれで、金額を言ってしまっていいのだかあれだか。
議長(仁平 実君) もういいでしょう。
          〔何事か声あり〕
建設部長(内山久光君) これから買収にも入っていきますので、答弁は差し控えさせていただきます。
議長(仁平 実君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第1号は原案のとおり可決することに決定しました。
                                           
    執行部あいさつ
議長(仁平 実君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許します。
 大塚市長。
          〔市長(大塚秀喜君)登壇〕
市長(大塚秀喜君) 本日、令和2年第1回桜川市議会臨時会の閉会に当たり、お礼を兼ねまして一言ご挨拶申し上げます。
 今臨時会におきましてご提案いたしました議案につきまして慎重なるご審議を賜り、原案のとおり議決をいただきましたこと、まことにありがとうございました。金額等については、工事が終われば発表できるというふうに思っております。ご理解いただきたいと思います。
 今後とも議員各位におかれましては格別のご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会の挨拶とさせていただきます。お疲れさまでした。ありがとうございました。
                                           
    閉会の宣告
議長(仁平 実君) 今臨時会に付議されました案件は議了しました。
 以上で、令和2年第1回桜川市議会臨時会を閉会します。
 ご苦労さまでした。
          閉 会  (午後 3時38分)