令和元年第2回桜川市議会定例会議事日程(第3号)
令和元年6月14日(金)午前10時開議
日程第 1 議案第52号 専決処分の承認を求めることについて
(平成30年度桜川市一般会計補正予算(第8号))
日程第 2 議案第53号 専決処分の承認を求めることについて
(平成31年度桜川市一般会計補正予算(第1号))
日程第 3 議案第54号 専決処分の承認を求めることについて
(平成31年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第1号))
日程第 4 議案第55号 専決処分の承認を求めることについて
(桜川市税条例等の一部を改正する条例)
日程第 5 議案第56号 専決処分の承認を求めることについて
(桜川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)
日程第 6 議案第57号 専決処分の承認を求めることについて
(桜川市学童クラブの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例)
日程第 7 議案第58号 専決処分の承認を求めることについて
(桜川市行政組織条例の一部を改正する条例)
日程第 8 議案第59号 専決処分の承認を求めることについて
(桜川市介護保険条例の一部を改正する条例)
日程第 9 報告第 1号 平成30年度桜川市一般会計繰越明許費繰越計算書について
日程第10 報告第 2号 平成30年度桜川市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書につ
いて
日程第11 議案第60号 桜川市工場立地法地域準則条例
日程第12 議案第61号 桜川市森林環境譲与税基金の設置及び管理に関する条例
日程第13 議案第62号 桜川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の
一部を改正する条例
日程第14 議案第63号 桜川市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例
日程第15 議案第64号 合併市町村幹線道路緊急整備支援事業支援対象道路の整備に関する平成
31年度委託契約について
日程第16 議案第65号 桜川市道路線の廃止について
日程第17 議案第66号 桜川市道路線の認定について
日程第18 議案第67号 桜川市営県単土地改良事業の施行について
日程第19 議案第68号 令和元年度桜川市一般会計補正予算(第2号)
日程第20 議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会、議会改革特別委員会の閉会中の
継続調査
追加日程第1 議案第69号 工事請負契約の締結の議決事項の変更について
〇出席議員(17名)
1番 軽 部 徹 君 2番 飯 島 洋 省 君
3番 武 井 久 司 君 4番 谷 田 部 由 則 君
5番 大 山 和 則 君 6番 榎 戸 和 也 君
7番 萩 原 剛 志 君 8番 鈴 木 裕 一 君
9番 仁 平 実 君 10番 菊 池 伸 浩 君
11番 風 野 和 視 君 12番 市 村 香 君
13番 小 高 友 徳 君 14番 小 林 正 紀 君
15番 潮 田 新 正 君 16番 相 田 一 良 君
18番 林 悦 子 君
〇欠席議員(1名)
17番 高 田 重 雄 君
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 大 塚 秀 喜 君
副 市 長 猪 P 幸 己 君
教 育 長 梅 井 驕@男 君
市 長 公 室 長 柴 保 之 君
総 務 部 長 高 久 能 一 君
総 合 戦略部長 鈴 木 政 俊 君
市 民 生活部長 宮 田 充 夫 君
保 健 福祉部長 原 広 子 君
経 済 部 長 白 田 伸 一 君
建 設 部 長 内 山 久 光 君
上 下 水道部長 市 塚 久 弐 君
教 育 部 長 佐 藤 勤 君
会 計 管 理 者 上 野 誠 一 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議 会 事務局長 石 川 幹 夫 君
議会事務局書記 仲 田 浩 司 君
議会事務局書記 田 谷 信 之 君
議会事務局書記 長谷川 勇 貴 君
開 議 (午前10時02分)
〇開議の宣告
〇議長(仁平 実君) 皆さん、おはようございます。
本日の出席議員は13名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、これより本日の会議を開きます。
〇議案第52号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(仁平 実君) 日程第1、議案第52号 専決処分の承認を求めることについて(平成30年度桜川市一般会計補正予算(第8号))を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
高久総務部長。
〔総務部長(高久能一君)登壇〕
〇総務部長(高久能一君) それでは、3ページをお開き願います。議案第52号 専決処分の承認を求めることについてご説明申し上げます。
地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。
5ページをお開き願います。平成30年度桜川市一般会計補正予算(第8号)につきまして、概要をご説明いたします。既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ6億8,674万円を追加し、総額を194億1,751万9,000円とするものでございます。
9ページをお開き願います。第2表、繰越明許費でございます。2款1項総務管理費の大和駅北地区開発整備事業2,000万円は、大和駅北地区公園造成について平成30年度社会資本整備総合交付金の内示が2月下旬にあったため、繰り越すものでございます。
8款2項道路橋梁費の岩瀬工業団地進入路測量設計業務委託事業1,187万6,000円は、関係事業者との協議に時間がかかり、年度内の完了が見込めないため、繰り越しするものでございます。
同じく上曽トンネル整備委託事業3,453万円は、県に委託した取りつけ道路改良工事において年度内の完了が見込めないため、繰り越しするものでございます。
10款1項教育総務費の真壁小学校用地測量業務委託事業581万1,000円は、境界測量等の作業範囲が校舎解体工事と同じであるため、年度内の完了が見込めないため、繰り越すものでございます。
同じく紫尾小学校用地購入事業44万6,000円は、紫尾小学校グラウンド内の国有地取得の手続に時間を要し、年度内の完了が見込めないため、繰り越すものでございます。
12ページをお開き願います。事項別明細書により、歳入についてご説明をいたします。1款1項市民税では、1目個人市民税及び2目法人市民税で4,002万5,000円を増額しております。
同じく2項1目固定資産税では5,950万円を増額し、2目国有資産等所在市町村交付金及び納付金では13万2,000円を減額しております。
3款1項軽自動車税では811万1,000円を増額しております。
4項1目市たばこ税では65万4,000円を減額しております。これら市税の補正は、歳入見込みに合わせたものでございます。
2款地方譲与税から次のページ、8款自動車取得税交付金までは、確定額に合わせた補正でございます。
14款1項1目3節子どものための教育・保育給付費負担金4,465万2,000円の減額は、平成30年度の実績見込みによるものでございます。
同じく2項4目4節社会資本整備総合交付金769万2,000円の増額は、大和駅北地区開発整備事業の公園整備に充当する交付金で、本年2月下旬に交付金の内示があったものです。
15款1項1目2節子どものための教育・保育給付事業費負担金1,407万3,000円の減額は、平成30年度の実績見込みによるものでございます。
次のページをお開きください。17款1項4目1節教育費寄附金5万円の増額は、市内在住の方から教育資金として、また真壁ライオンズクラブから真壁伝承館の図書購入のためにそれぞれ寄附があったものです。
19款繰越金において前年度繰越金5億8,860万7,000円を増額するものです。
15ページをお開き願います。続きまして、歳出についてご説明いたします。2款1項17目大和駅北地区開発整備事業の補正は、社会資本整備総合交付金の内示により財源の振りかえを行うものです。
続きまして、3款2項2目子どものための教育・保育給付事業1億1,331万円の減額は、施設の利用児童数の減、施設型給付費の算定に係る加算率、加算項目の減少、保育園の認定こども園への移行などの理由から減額をするものです。
4款1項4目市設置型浄化槽整備事業操出事業及び、次ページをお開き願います、6款1項5目農業集落排水操出事業の補正は、農業集落排水事業特別会計への繰出金の再算定によるものでございます。
10款3項1目中学校管理事業2万円の増額は、教育資金として市内在住の方から寄附があったため、教育用備品を購入するものです。
同じく6項2目真壁伝承館管理事業3万円の増額は、真壁ライオンズクラブより真壁伝承館の図書購入のために寄附があったため、増額をするものです。
次のページをお開きください。13款2項2目減債基金事業2億円の増額、同じく3目その他の基金費、公共施設整備基金積立金6億円の増額は、今後の財政運営のため積み立てを行うものです。
以上で説明を終わらせていただきます。内容をご審議の上、ご承認くださるようお願いをいたします。
〇議長(仁平 実君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
10番、菊池伸浩君。
〇10番(菊池伸浩君) 13ページに民生費国庫負担金4,465万2,000円、それから県支出負担金1,407万3,000円の減額がされております。その説明には、子どものための教育・保育給付費負担金となっております。このような大きな金額が減額されたからには、こども園関係に大きな変化があったのではないかと推測をされるのですが、どのような変化があったのでしょうか、伺います。
〇議長(仁平 実君) 原保健福祉部長。
〇保健福祉部長(原 広子君) ただいまの菊池議員さんの質問にお答えいたします。
子どものための教育・保育給付費負担金の減額は、15ページ中段のほうをごらんください。歳出で3款2項2目20節の民間保育園施設型給付費1億1,331万円の減額に伴うものでございます。この扶助費の減額の主な要因は、平成30年4月に真壁保育園が認定こども園に移行したことで保護者からの利用者負担金を自園徴収することになり、市からの支出がなくなったことによるものでございます。
以上です。
〇議長(仁平 実君) ほかにありませんか。
6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) この全体についてなのですが、例の上曽トンネルの業務委託契約が提案されているわけです。これ単年度で提案されていると。これは、いわゆる3月に決めた予算との関係で言うと、ここの補正の中に入ってこないと何か整合性がとれないのではないかと思うのですが、これはどういうふうにやられるのですか。
〇議長(仁平 実君) 榎戸議員、これはこの補正の案件ではないのだけれども。
〇6番(榎戸和也君) ないから、聞いているのです。全体について、この枠の中にその補正も入ってこないと、要するに委託契約が決まったらその後また補正を出すということなのですか。そこを確認したい。
〇議長(仁平 実君) 暫時休憩します。
休 憩 (午前10時13分)
再 開 (午前10時15分)
〇議長(仁平 実君) 再開します。
これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 異議なしということで認めます。
よって、議案第52号は原案のとおり承認することに決定しました。
〇議案第53号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(仁平 実君) 日程第2、議案第53号 専決処分の承認を求めることについて(平成31年度桜川市一般会計補正予算(第1号))を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
高久総務部長。
〔総務部長(高久能一君)登壇〕
〇総務部長(高久能一君) それでは、18ページをお開き願います。議案第53号 専決処分の承認を求めることについてご説明申し上げます。
地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。
20ページをお開き願います。平成31年度桜川市一般会計補正予算(第1号)につきまして、概要をご説明申し上げます。既定の歳入歳出予算額に歳入歳出それぞれ2,224万6,000円を追加し、総額を191億8,224万6,000円とするものでございます。
25ページをお開き願います。事項別明細書により、歳入についてご説明いたします。15款1項1目11節低所得者保険料軽減負担金1,011万円の増額は、桜川市介護保険条例の一部改正に伴い、基準対象金額に対する2分の1相当額である国庫負担金の増によるものでございます。
16款1項1目9節低所得者保険料軽減負担金505万5,000円の増額は、桜川市の介護保険条例の一部改正に伴い、基準対象金額に対する4分の1相当額である県負担金の増額によるものでございます。
20款繰越金において前年度繰越金708万1,000円を増額しております。
26ページをお開き願います。続きまして、歳出についてご説明をいたします。3款1項9目介護保険事業費、介護保険事業2,027万円の増額は、桜川市介護保険条例の一部改正に伴い、10月以降の消費税率引き上げにあわせて、低所得者に対する介護保険料の負担軽減を強化するために介護保険特別会計への繰出金を増額するものでございます。
10款1項11目小中学校適正配置推進事業費、小中学校適正配置推進事業197万6,000円の増額は、学校統廃合を速やかに進める上で適正配置推進員を5月1日付で任用するため、増額をするものでございます。
以上で説明を終わらせていただきます。内容をご審議の上、ご承認くださるようよろしくお願いをいたします。
〇議長(仁平 実君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
18番、林悦子議員。
〇18番(林 悦子君) 26ページの教育費、小中学校適正配置推進事業についてお尋ねをしますが、先般地区説明会をやるからという通知をいただきましたが、私が認識しているこの適正配置に関しての議論は、最終的にこうするという方向がまだ定まっていないと思うのです。デマンドではない、あの聞いてやるやつでいろんな意見は出たでしょうけれども、その説明をするのかもしれませんが、それを見た結果、結局市のほうが今まで進めてきた方針とその減り方をそのまま載せていっていいのかという大きな疑問が生じて、少し様子を見たほうがいいのではないかという空気になっていると思うのです。そういうときに一体各小中学校区で集めて何の説明をするのでしょうか。いろいろ聞かれたときにどうやって答えられるのでしょうか。すごく不安なのですけれども、やってそういう話がどんどん、どんどん拡散して、やるのはやるというのだから、やるのではないとも言えないけれども、明確に自分たちがそのハンドリングできるかどうかもわからない段階でむやみやたらなことはしゃべらないほうがいいのではないかと私は非常に心配しています。何の説明会をするのでしょうか。聞かれたときに何と答えるのでしょうか。誰の責任で答えるのでしょうか。
〇議長(仁平 実君) 佐藤教育部長。
〇教育部長(佐藤 勤君) お答えいたします。
過日の一般質問の中でも答弁させていただきました中で、地区説明会をやっていくことで、その内容についてのご質問ですが、今考えているのは、あくまで今回でき上がりました第2次の適正配置基本計画、これの内容について広く市民、保護者の方に理解していただくという目的で実施する予定であります。その中に、先ほど林議員のお話の中にもありましたが、今後さらに急速に進む少子化の中でそこをもう少し見据えて、最終的には結論、決断をしてもいいのではないかというお話でしたが、そういった内容につきましても当然今回の基本計画の中では触れておりますので、そういったところも含めまして、地区の皆さん、保護者の方に、とりあえず今回できた基本計画の内容、その内容をまず一度理解していただきたいと思います。また、その中でいろいろご意見等も出てくると思いますので、そういうものも直接市民、保護者の方からのご意見を伺うことによって、その具体的な進め方、そういうところについてもいろいろ反映できる点もあるのかなということで今のところは考えております。
以上でございます。
〇議長(仁平 実君) 18番、林悦子議員。
〇18番(林 悦子君) これ教育委員会の管轄なので、教育長さんが当然出席して、最終的には教育長の責任といいますか、方針のもとに進めるのかもしれないのですけれども、ただ単に学校をくっつけたり離したりそのまま置いておいたりする問題ではないので、当然市長の方針というものもあると思うのです。基本計画の内容を知らしめるというのですけれども、さんざん議会の中でこの説明をした結果、基本計画の内容そのものの是非が問われている段階ではないですか、今。このまま進めてしまっていいのかと言って、それでもやるということは、やるかやらないかわからないことについて、そこまでの覚悟が決まっていないものについてむやみやたらにその段階で説明して、それで市民の声を聞くと言えば、聞こえはいいですけれども、そもそもやっぱりこういうことは、誰かが言ったらそれをすぐ取り上げるというのではなくて、市としての明確な方針というものが最初にあるべきであって、それがなくてただ迎合的にやるとしたらば、それはもう混乱させるだけなのではないかと思うのです。それでなくたって、県がナンバー高を中高一貫にすると言って、それなりの混乱がこれからあるだろうと思われている時期に基本計画の内容を知らしめると言ったって、もう既に議会の中でこれはどうなのかと言われているのにそれを市民に知らしめて、何で知らしめなくてはならないの、是非が問われているのに。誰が責任持ってやれるのですか、それで。恐らく違った方向に行くのではないですか、現実は。それで、197万円の人件費というのは結構な数字なのです。ということは、要するに統廃合を適正に進めるためにと、さらにやるためにと言うのだけれども、今これだけ人口減なのだから、どことどこを一緒にさせるとか、あるいはまだ100人以上いるような学校については少し立ちどまって様子を見る時期を持ってもいいのではないかと言ってさんざん議会で出ていると思うのだけれども、何ひとつ勘案しないで、是非が問われている基本計画の内容を知らしめるのだというのは混乱をさせるだけなのではないですか。そう思いませんか。それでもやると言うのだったらおやりなさい。そのときに誰が責任とるのですか、混乱の。
〇議長(仁平 実君) 梅井教育長。
〇教育長(梅井髓j君) 今いただきました林議員さんのご質問にお答えいたします。
基本計画につきましては、準備委員会というところで1年余の期間をかけていろいろ考えていただいたもの、それを受けとめまして作成したものであります。その中には、今ご指摘いただいたように直近で把握した出生数の減少とか、あるいは中等教育学校というのが1月にできました。そういった推移も入れて、さらに今後の推移を見守っていきましょうということで、そういったものを含めてご説明していきたいなというふうに思っております。そして、その中でパブコメでいろんなものをいただいておりますので、そういったことも勘案しながら各中学校区での説明をした上でいろんな案をさらに次に生かしていけばいいのかなと。そういう機会を設けていくというふうに考えております。
〇議長(仁平 実君) 大塚市長。
〇市長(大塚秀喜君) 教育会議ということで開いております。教育委員会のほうで、小学校も中学校も各2クラス、これは必要だろうということを考えますと、案は出たのですが、途中経過になってしまうというのがあります。でも、1年間検討してくださった委員の皆さんが出した結果でありますので、それは書いてあると。最後に2つか3つ、2クラスというのを今後10年後維持していくのには桜川市内に2つか3つという案が出ていたと思います。10年後です。それを考えますと、その辺をご理解いただく。今の人口減少をご理解いただく。10年後にそうなるのに、その手前の段階で今回まとまったようなのをやるのですかというような内容にもなってくるのだと思うのですが、10年後を見据えてどうしていくかということをお知らせするのが一番なのかなというふうに思っております。今どうのというのは、猿田小学校については、学校、PTAの皆さんとしては、羽黒小学校に行くということについては、これはもう進めていって、来春か再来年の春にはまとめていただきたいと思っておりますので、それを進めていくということでご理解いただきたいと思います。
〇議長(仁平 実君) 18番、林悦子議員。
〇18番(林 悦子君) 何回も集まって委員さんにいろいろ考えていただいたのでということで、一回発表の場を設けるということなのですよね。結果的に10年後を見据えた途中経過の報告であって、決定ではないということをきちんと説明の中で言ってくださるのであれば、これが決定だと思って話が流れていくことを非常に混乱のもとだというふうに私は心配しているので、あくまでも途中経過であって、また皆さんの意見を聞きながら最終的に進めていくということをきちんと説明の中に加えていただけますか。それは要望したいのですけれども、予想以上の出生数の減、それから外的要因の変化、そういうことを考えたときに、基本計画はつくったのだけれども、ちょっと今後変更の余地も出てくるということもあわせて説明するということで理解してよろしいですか。
〇議長(仁平 実君) 梅井教育長。
〇教育長(梅井髓j君) 林議員さんにお答えいたします。
今おっしゃっていただいたように、その状況の変化というのはありますので、そういったことも説明しながら、基本計画にございますように皆さんの合意というものを得ながら進めるということで、基本計画でこれとこれとということで、ずっとそのまま一切何も聞かずに強引に進めるということではございません。
〇議長(仁平 実君) ほかにありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) ないようですので、質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
よって、議案第53号は原案のとおり承認することに決定しました。
〇議案第54号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(仁平 実君) 日程第3、議案第54号 専決処分の承認を求めることについて(平成31年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第1号))を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
原保健福祉部長。
〔保健福祉部長(原 広子君)登壇〕
〇保健福祉部長(原 広子君) 議案書27ページをお開き願います。議案第54号 専決処分の承認を求めることについてご説明いたします。
地方自治法第179条第1項の規定により平成31年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第1号)を専決処分しましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。
29ページをお開きください。第1条で、既定の予算総額にそれぞれ24万円を追加して43億1,656万4,000円と定めるものです。介護保険法施行令等の一部改正による低所得者の介護保険料の軽減に係るものでございます。
34ページをお開きください。事項別明細書によりご説明いたします。まず、歳入です。第1款1項1目第1号被保険者保険料2,021万9,000円の減は、本年10月以降の消費税率引き上げにあわせ、低所得者層の保険料率を下げることによるものでございます。
第3款2項4目事務費補助金18万9,000円の増は、軽減強化に伴う事務費の国庫補助金でございます。
続きまして、第7款1項5目低所得者保険料軽減繰入金2,021万9,000円の増は介護保険料軽減相当額を一般会計から繰り入れるものでございます。
続きまして、35ページをお開きください。歳出ですが、第1款1項1目一般管理費、この改正に伴うパンフレットの印刷製本費等でございます。
第2款1項5目施設介護サービス給付費は、特定財源から一般財源への振りかえでございます。
以上で桜川市介護保険特別会計補正予算についての説明を終わります。慎重なるご審議の上、ご承認くださいますようお願いいたします。
〇議長(仁平 実君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
よって、議案第54号は原案のとおり承認することに決定しました。
〇議案第55号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(仁平 実君) 日程第4、議案第55号 専決処分の承認を求めることについて(桜川市税条例等の一部を改正する条例)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
高久総務部長。
〔総務部長(高久能一君)登壇〕
〇総務部長(高久能一君) 議案書36ページをお開き願います。議案第55号 専決処分の承認を求めることについてご説明申し上げます。
地方自治法第179条第1項の規定により桜川市税条例の一部を改正する条例を専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。この条例改正につきましては、地方税法等の一部を改正する法律、地方税法施行令等の一部を改正する政令、地方税法施行規則及び自動車重量譲与税法施行規則の一部を改正する省令及び地方税法施行規則等の一部を改正する省令が平成31年3月29日に公布され、同年4月1日に施行されることとなりました。これに伴い、桜川市税条例の一部を改正したものでございます。なお、専決日が3月29日のため、元号が全て平成になっておりますが、国が公表した新元号への円滑な移行に向けた関係省庁連絡会議の申し合わせにより、平成の表記であっても有効なものと取り扱うとされております。
それでは、条例の内容についてご説明をいたしますので、38ページをお願いいたします。第1条、桜川市税条例の一部を次のように改正する。主な内容を申し上げます。個人市民税の寄附金控除における特例控除額の措置対象を特別控除対象寄附金とするもので、具体的にはふるさと納税の対象となる寄附金を基準に適合する都道府県等として総務大臣が指定するものとするという規定を整備いたしました。また、住宅借入金特別控除に係る特定取得をした場合の控除期間の拡充と住宅借入金特別税額控除に係る申告要件を廃止する規定の整備でございます。
39ページをお開きください。高規格堤防の整備に伴う建てかえ家屋に係る税額の減額措置の適用について、必要となる申告内容について規定を整備するものでございます。
39ページの下段になります。40ページにかけまして、軽自動車税の税率の特例に関する事項で、軽自動車税のグリーン化特例について規定を整備するものでございます。
40ページの下段です。第2条、桜川市税条例の一部を次のように改正する。41ページをお開き願います。市民税の申告に関する事項で、申告書記載事項の追加や変更を行っております。
また、41ページの下段より44ページの上段にかけましては、軽自動車税のグリーン化特例の延長と消費税引き上げに伴う対応として、令和元年10月1日から令和2年9月30日までの間に取得した軽自動車税の性能割の税率を1%軽減する規定を整備しております。
44ページ上段になります。第3条、桜川市税条例の一部を次のように改正する。個人市民税の非課税の範囲を改正するもので、単身児童扶養者を非課税措置の対象に追加をしております。また、電気自動車と天然ガス軽自動車を令和3年4月1日から令和5年3月31日までに取得した場合に限り、グリーン化特例が新設されております。
44ページの中段となります。第4条、桜川市税条例等の一部を改正する条例の一部を次のように改正する。軽自動車の種別割に関する規定でございます。
45ページをお開きください。第5条、桜川市税条例等の一部を改正する条例の一部を次のように改正する。法人住民税に係る電子申告義務の創設に伴う所要の措置に関する規定の整備でございます。
46ページをお開きください。附則といたしまして、施行期日、第1条、この条例は平成31年4月1日から施行する。なお、1号から5号の各号に掲げる規定は当該各号に定める日から施行するものでございます。
第2条、47ページに移りまして、第3条は48ページに移ります。それで、第4条は市民税に関する経過措置でございます。第5条は固定資産税に関する経過措置、第6条、第7条、第8条は軽自動車税に関する経過措置でございます。
以上で桜川市税条例等の一部を改正する条例についての説明を終わります。内容をご審議の上、ご承認くださいますようよろしくお願いいたします。
〇議長(仁平 実君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
10番、菊池伸浩君。
〇10番(菊池伸浩君) 今回の改正で、均等割も所得割もかからない非課税者が拡大され、未婚のひとり親も加えるとのことです。私は賛成です。ところで、桜川市には未婚のひとり親は何人くらいいると推定しているのでしょうか、伺います。
〇議長(仁平 実君) 高久総務部長。
〇総務部長(高久能一君) 菊池議員のご質問にお答えをいたします。
未婚のひとり親とは、児童扶養手当の支給を受けている児童の父または母のうち現に婚姻をしていない者、または配偶者の生死の明らかでない者でございます。児童扶養手当の受給者のうち母親が未婚の理由で受給している人数は、令和元年5月末現在で24名となっております。
以上でございます。
〇議長(仁平 実君) ほかに質疑ありませんか。
6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) 44ページのところですが、この改めるとあるのですが、ちょっとよくわからないのですが、これどこがどう違うのですか。44ページの下の自動車、4輪以上のもの云々というところがあるのですけれども。
〔何事か声あり〕
〇6番(榎戸和也君) 一番下のB、4輪以上のもの、(@)乗用のものと、こう書いてあるのが、をその下に改めるとあるのですけれども、どこが改まったのですか。44ページです。安くなったとか高くなったとか、あるいは文言が違うとか。
〇議長(仁平 実君) 榎戸議員、ちょっと書類がわからないから、後で調べておくということで、そういうことでいいですか。
〔何事か声あり〕
〇議長(仁平 実君) ちょっと休憩します。
休 憩 (午前10時45分)
再 開 (午前10時55分)
〇議長(仁平 実君) 会議を再開します。
高久総務部長。
〇総務部長(高久能一君) 大変お待たせいたしました。済みませんでした。
今回の改正、金額そのものは全然変わっておりません。この議案書が若干違っておりまして、内容といたしましては、以前は乗用のもの、営業用、自家用というのがございますが、これが乗用の下に左に本当は1行ずれて、1行左にずれているのがもとの文章でございました。それを改正するため、下のように1文字右にずらしているのが改正ということで、ここはそれだけの改正ということでやらせていただきます。申しわけございません。
〔何事か声あり〕
〇総務部長(高久能一君) 1文字右にずれたということで、そういう改正でございます。済みませんでした。
〇議長(仁平 実君) ほかに質疑はありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
よって、議案第55号は原案のとおり承認することに決定しました。
〇議案第56号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(仁平 実君) 日程第5、議案第56号 専決処分の承認を求めることについて(桜川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
宮田市民生活部長。
〔市民生活部長(宮田充夫君)登壇〕
〇市民生活部長(宮田充夫君) 議案書の49ページをお開き願いたいと思います。議案第56号 専決処分の承認を求めることについて(桜川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)を地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したので、同条第3項の規定により議会に報告し、承認を求めるものでございます。
51ページをごらんください。この改正は、地方税法施行令等の一部を改正する政令が平成31年3月29日に公布され、同年4月1日から施行となったため、改正を行ったものでございます。
第2条第2項は、国民健康保険税課税限度額の改正であり、基礎課税額分の限度額を58万円から61万円に改めるものでございます。
第22条、国民健康保険税の減額では、限度額の改正にあわせまして、58万円を61万円に改め、第2号では5割軽減の1人当たりの所得額を27万5,000円から28万円に、第3号では2割軽減に当たる1人当たりの所得額を50万円から51万円に改めることで低所得者世帯に対する軽減措置の拡充を図るものでございます。
附則といたしまして、第1条、施行期間は平成31年4月1日からとし、第2条におきまして、改正後の桜川市国民健康保険税条例の規定は平成31年度以降の年度分の国民健康保険について適用し、平成30年度分までにつきましては従前の例によることとしてございます。
以上で説明を終わります。内容をご審議の上、ご承認くださいますようお願い申し上げます。
〇議長(仁平 実君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
18番、林悦子議員。
〇18番(林 悦子君) 確認のためにお尋ねするのですけれども、これはこの58万円から61万円というのが課税限度額をふやすということだから、増税、そして第2号中の27万円から下の数字は2割軽減、5割軽減なので、減税という意味ですよね。対象人数というのは、いかほどになるのでしょうか。
〇議長(仁平 実君) 宮田市民生活部長。
〇市民生活部長(宮田充夫君) 林議員さんのただいま言われました減税かどうかということについては、軽減措置の拡大をしたという解釈でよろしいかと思います。もう一つの人数につきましては、平成31年度の国民健康保険の本算定がまだされておらないということでございますので、正式な人数についてはまだわからないという状況でございます。
〇議長(仁平 実君) ほかにありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
よって、議案第56号は原案のとおり承認することに決定しました。
〇議案第57号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(仁平 実君) 日程第6、議案第57号 専決処分の承認を求めることについて(桜川市学童クラブの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
原保健福祉部長。
〔保健福祉部長(原 広子君)登壇〕
〇保健福祉部長(原 広子君) 議案書52ページをお開き願います。議案第57号 専決処分の承認を求めることについてご説明申し上げます。
地方自治法第179条第1項の規定により桜川市学童クラブの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例について専決処分しましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。
54ページをお開きください。改正の内容は、桃山学園内にある桃山学童クラブの定員を80人から100人へ改めるものでございます。本年利用を希望する者が定員を超過したことによるものでございます。児童は、4月から学校生活が始まり、一刻も早く整備し、入所させるために専決処分いたしました。附則としまして、施行日を平成31年4月1日とするものです。
慎重なるご審議の上、ご承認くださいますようお願いいたします。
〇議長(仁平 実君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
10番、菊池伸浩君。
〇10番(菊池伸浩君) 桃山学童クラブの定員が80名から100名にふえるとの提案です。桃山学園関係では、昨年の開校当初から、空き教室がないわけではないのだから、工夫して学童クラブの枠をふやしてほしいという声が桃山学園の父母からあり、文教厚生委員会でも話題になっておりました。文教厚生委員長も積極的に働きかけておりました。このたび枠がふえるということで喜んでいるところです。ところで、桃山学園でどのような経過で使える教室がふえたのか、説明をお願いいたします。
〇議長(仁平 実君) 佐藤教育部長。
〇教育部長(佐藤 勤君) 菊池議員のご質問にお答えいたします。
桃山学童クラブの内容につきましては、昨年度末になりますが、福祉部の児童福祉課の担当より、新年度より学童保育を希望する保護者がふえそうだ、希望者がふえそうだということで、今のスペースだととても足りないので、何とかそのスペースが拡大できないかという相談がありました。それをもって学園のほうに相談に行ったのですが、隣接している教室につきましては、その当時、学校の安全管理、子供たちの見守りのときとか、それからPTA活動などでも時々使っていたので、そこを何とかしなければならないというところがございまして、学校のほうでもいろいろ検討していただきました。そういう中で、何とか工夫すれば、そういった空間、場所も確保できるだろうという判断を学校のほうでいただきましたので、教育委員会といたしましては、昨年まで使っていた教室の隣、ここを学童保育の施設として使うことができるようになったということで、児童福祉の担当のほうにお話ししまして、その後新年度からの学童保育に間に合わせるために教育委員会内の手続を進めて今日に至ったというような状況でございます。
以上です。
〇議長(仁平 実君) ほかにありませんか。
18番、林悦子議員。
〇18番(林 悦子君) 多少この専決処分については、理屈っぽい話に聞こえるかもしれないのですけれども、今後このようなことがたびたび起こるようでは困ると思いまして、ある意味苦言を呈する意味で本会議の場で質問させていただくのですが、通常このような条例が専決処分で行われるというのはどういうケースでしょうか、答えられる方に。この間、全協のときも申し上げましたけれども、例えば3月31日付というのは、国の税法とか、あとは行政組織とか、何が何でも4月1日に間に合わなくてはならないものについて最終補正を専決でやるということは、もうこれは通年当たり前なのですけれども、このケースは、さっきの菊池議員の質問にもありましたけれども、大分前から心配されていたことで、幾らでも内部で協議ができて、当初で上げようと思えば上げられるものなのです。これ3月29日の専決です。10日前に議会が終わっているのです。その10日間で何があったのかわかりませんけれども、3月29日に専決処分でこのような条例を出すというのは、私は行政組織体としては恥だと思うのですけれども、どうでしょうか。まず、こういうものを専決で出したことを自分たちでどう考えているかということを聞きたいと思います。
〇議長(仁平 実君) 原保健福祉部長。
〇保健福祉部長(原 広子君) お答えいたします。
学童保育については、昨年度も議会の中で、共働き家庭が多い中、子育て支援策として非常に重要な対策であるので、保健福祉部のみならず、教育委員会とも十分連携をとりながら、待機が出ないよう、またその希望する人を全員受け入れできるような対応を市のほうでもぜひともお願いしたいとの要望があった経緯がございます。桜川市の学童保育事業につきましては、平成29年度に定員は499名を確保しておりました。これは民間運営19名分を含んだ定数でございます。うち真壁小学校区においては、市が40名、民間19名、計59名の定員でございました。平成30年度には、桃山学園が開校したことで、真壁59名、紫尾40名の計99名定員での運営を予定しておりました。しかし、民間運営を行っていました当時の真壁保育園が桃山学園からの徒歩通所が困難であると判断したことで事業を廃止し、19名分が減となってしまいました。幸い桃山学園区においては希望者が80名の定員内におさまったこともあり、整備の緊急性を認識しませんでした。しかし、本年1月の申し込みが定員枠を超え、5、6年生を不許可にせざるを得ませんでした。そういった中で、保護者の要望に応えるため、教育委員会、桃山学園と協議を重ね、受け入れスペース及び指導員の確保に至り、4月に学校が始まることにあわせ、専決処分をし、対応したものでございます。
以上です。
〇議長(仁平 実君) 18番、林悦子議員。
〇18番(林 悦子君) 答えているようで答えていないのです。要するに10日前に1月の段階で増加だということを認識していたということでしょう。それまでのいろいろな経過、これはわかりましたし、この内容については私は全然反対ではないのです。ウエルカムなのです、それは。だけれども、10日たって専決処分しないで、10日前に幾らだって当初で、あるいは議会のときに、済みません、おくればせながらですが、追加でお願いしますということが幾らでもできた案件だろうということを言っていて、それは何ていうことないのです。役所の中の何課と何課だかわかりませんが、現場もあることなので、現場の意向というのが大きかったのだろうとは思いますけれども、でもやっぱりそれを調整して、やるならやるようにするというのが役所だと私は思うのです。実際5、6年生に対しては1回あなたは入れませんみたいな不許可通知を出しているわけで、それを今度また入れることになりましたということになったでしょう。それって物すごくみっともないことなのです、結局。要するに中でばたばたやっていることが一般の人にわかってしまったわけでしょう。だから、これは福祉部の案件なので、原部長が今答えていますけれども、最後に副市長に答えてほしいのですけれども、やっぱりこれは行政組織をまとめている行政のトップとして答えてもらいたいのですけれども、こういうのが散見すると、さっきの教育委員会のときも、休憩中に言ったのですけれども、補正で出す案件ではないのです、あの予算は。だから、補正であろうが、本予算であろうが構わないで、ましてや本議会、当初予算の議会が終わって10日たったらば、専決処分でこのような大きな政策変更のものが、条例を変えてくるということは行政組織体としては、めちゃくちゃとまでは言いませんが、心配したほうがいいぞということで、当たり前になることは困ると思うのです。だから、くどいと思いますけれども、くどく聞こえるかもしれませんけれども、こういうものを恥と思ってもらいたいということなのです。わかっていると思うのです、私が言わなくても。もしわかっていなかったとしたら、今まで何だったのかということは本当に考えてもらいたいと思う、何でもありになってしまいますから。条例ですから。お願いします。
〇議長(仁平 実君) 猪P副市長。
〇副市長(猪P幸己君) お答えさせていただきます。
この件につきましては、先ほど原部長からも答弁させていただきましたが、まず場所の決定がちょっとおくれまして、要するに学童クラブを設置する場所の決定がなかなか速やかに決まらなかったものですから、それで当初の議会に間に合わなかったものですので、場所が決定になった後、4月1日から子供たちに利用していただくことを勘案しまして、時間的な余裕がないということで専決処分とさせていただきました。議員のおっしゃるように、できるだけ条例については通常議会に提案するのが妥当と思われますけれども、今回につきましては児童が4月1日から入れるということを考慮したということをご理解をいただければと思います。
以上でございます。
〇議長(仁平 実君) ほかにありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
議案第57号は原案のとおり承認することに決定しました。
〇議案第58号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(仁平 実君) 日程第7、議案第58号 専決処分の承認を求めることについて(桜川市行政組織条例の一部を改正する条例)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
柴市長公室長。
〔市長公室長(柴 保之君)登壇〕
〇市長公室長(柴 保之君) それでは、議案書55ページをお願いいたします。議案第58号 専決処分の承認を求めることについてご説明いたします。
こちらは、地方自治法第179条第1項の規定により桜川市行政組織条例の一部を改正する条例を専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。
それでは、ご説明いたします。57ページをお開き願います。改正の内容ですが、第3条第3号エの条文を削り、新たに同条第5号にカとして市立病院に関することを加えたものでございます。改正の理由につきましては、地域医療センターの開院に伴い、市立病院事務を総合戦略部から保健福祉部の事務へと組織改編したためでございます。
以上で説明を終わります。内容をご審議の上、ご承認くださいますようお願い申し上げます。
〇議長(仁平 実君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
よって、議案第58号は原案のとおり承認することに決定しました。
〇議案第59号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(仁平 実君) 日程第8、議案第59号 専決処分の承認を求めることについて(桜川市介護保険条例の一部を改正する条例)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
原保健福祉部長。
〔保健福祉部長(原 広子君)登壇〕
〇保健福祉部長(原 広子君) 議案書58ページをお開き願います。議案第59号 専決処分の承認を求めることについてご説明申し上げます。
地方自治法第179条第1項の規定により桜川市介護保険条例の一部を改正する条例について専決処分しましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。
60ページをお開きください。今回の改正は、介護保険法施行令及び介護保険の国庫負担金の算定に関する政令が平成31年3月29日に公布され、4月1日から施行されたことによるものです。内容につきましては、令和元年10月からの消費税率引き上げに合わせ、低所得者の保険料の軽減強化を行うものです。
第4条第2項に加えた中段の表をごらんください。今年度から2年間、所得段階区分の第1から3の者の介護保険料率を軽減いたします。第1号及び第2号の者は8,550円、第3号の者は1,710円、年間軽減されます。また、第3条、第5条、第6条、第16条及び第19条は国からの通知による文言の整理によるものでございます。
慎重なるご審議の上、ご承認くださいますようお願いいたします。
〇議長(仁平 実君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) よくわからないので、教えていただきたいのですが、入りがこれだけ軽減されたと。先ほどの別のほうでも、軽減されると市の持ち出しが膨らんでいくと。要するに出るお金が基本的に変わらないと考えますと、これなんかの場合には、徴収する額が法的に軽減されたので、しかし実際にここに介護保険を使っている方がいらっしゃるわけで、出ていくお金というのはその分市の負担になってくるということなのですか。それとも、これは国のほうとかそっちから入ってきて、市の負担というのはそれほどふえないとか、その辺の今の桜川市の数字が出ていないと。さっき30年は出ていないという返答がありましたが、別にそれは前の数字でもいいわけです。2年前の確定しているもので見ると、これをやると国はこれだけ入れてくれて、市はこれだけの持ち出しになるとか、そういうことをちょっと教えていただきたいのですが。
〇議長(仁平 実君) 原保健福祉部長。
〇保健福祉部長(原 広子君) 介護保険料は、今年度分につきましては桜川市第7期介護保険事業計画で策定し、必要と思われる介護保険サービスに係る費用と65歳以上の人数などから基準額を算出し、本人と世帯の課税状況や所得に応じて段階的に保険料を決めております。今回10月に消費税率が上がるということで、低所得者の第1段階から第3段階までの者に対して保険料の率を下げます。そのことで、第1号保険者、23%分になるのですが、その第1号保険者分の当然に入ってくる保険料が市としては下がります。その分を、先ほどもちょっと申し上げたと思うのですが、国がその相当額分の2分の1、県が4分の1、市の一般分が4分の1で賄うものでございます。
以上です。
〇議長(仁平 実君) ほかにないですか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
よって、議案第59号は原案のとおり承認することに決定しました。
〇報告第1号の上程、説明、質疑
〇議長(仁平 実君) 日程第9、報告第1号 平成30年度桜川市一般会計繰越明許費繰越計算書についてを議題といたします。
報告を願います。
高久総務部長。
〔総務部長(高久能一君)登壇〕
〇総務部長(高久能一君) それでは、61ページをお開き願います。報告第1号 平成30年度桜川市一般会計繰越明許費繰越計算書につきましてご説明いたします。
本年第1回定例会で議決いただきました平成30年度一般会計補正予算(第7号)及び本議会の議案第52号におきましてご承認いただきました平成30年度一般会計補正予算(第8号)における繰越明許費につきまして、地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づき、報告をするものでございます。
62ページをお開き願います。2款1項総務管理費の県西総合病院仮囲い設置事業は、県西総合病院の解体工事の発注まで仮囲いが必要なため、期間を延長し、翌年度に繰り越したものでございます。
同じく大和駅北地区開発整備事業は、大和駅北地区公園造成について平成30年度社会資本整備総合交付金の内示が2月下旬にあったため、繰り越しをしたものでございます。
8款2項道路橋梁費の岩瀬工業団地進入路測量設計業務委託事業は、関係事業者との協議に時間がかかり、年度内の完了が見込めないため、繰り越しをしたものでございます。
同じく上曽トンネル整備委託事業は、県に委託した取りつけ道路改良工事において年度内の完了が見込めないため、繰り越ししたものでございます。
同じく通学路整備事業は、交差点協議、許認可等に不測の日数を要し、年度内の完了が見込めないため、翌年度に繰り越したものでございます。
同じく4項都市計画費、工業用排水設備改修事業は、つくば真壁工業団地公園内の工業用排水ポンプを改修するものでございますが、改修に必要な備品の年度内納品が困難となり、年度内の完了が見込めないため、翌年度に繰り越したものでございます。
同じく伝統的建造物群保存地区推進事業は、災害復旧に係る補助でございます。修理方法などについて施主の意思決定に時間を要したため、年度内の完了が見込めないため、翌年度に繰り越したものでございます。
10款1項教育総務費、真壁小学校校舎解体事業は、校舎解体工事等が年度内の完了が見込めないため、翌年度に繰り越しをしたものでございます。
同じく真壁小学校用地測量業務委託事業は、境界測量等の作業範囲が校舎解体工事と同じであるため、年度内の完了が見込めないため、繰り越しをしたものでございます。
同じく紫尾小学校用地購入事業は、紫尾小学校グラウンド内の国有地取得の手続に時間を要し、年度内の完了が見込めないため、繰り越しをしたものでございます。
同じく空調設備整備事業は、小中学校の普通教室の空調設備を整備する事業でございますが、国庫補助事業として補助金の内定が12月末となったため、年度内の完了が見込めないため、翌年度に繰り越しをしたものでございます。
同じく2項小学校費、小学校コンクリートブロック壁改修事業及び第3項中学校費、中学校コンクリートブロック壁改修事業は、国庫補助事業として補助金の内定が12月末となったため、年度内の完了が見込めないため、翌年度に繰り越しをしたものでございます。
以上、平成30年度桜川市一般会計繰越明許費繰越計算書についてご報告をさせていただきます。
〇議長(仁平 実君) 報告が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) ただいまの空調関係のことについてちょっとお尋ねしたいのですが、前にもお聞きしたかと思うのですが、この場でお話あったかと思うのですが、その国庫補助と、それからいわゆる地方債、これは合併特例債は使わないのだというお話があって、この1億6,840万円、この起債はどういう起債内容なのかちょっとお尋ねしたいと思います。最終的に確認しておきたい。
〇議長(仁平 実君) 高久総務部長。
〇総務部長(高久能一君) お答えいたします。
起債内容につきましては、国が定めました緊急災害関係の起債がことし急遽つきましたので、そちらで全額見ていただけるということで、この起債の金額はそれで調整をしております。
〇議長(仁平 実君) 6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) その起債の今言った緊急災害何とかかんとかという、その正式な名称と、それからそれは市でどれだけ負担して、国でどれだけ負担するのかという、その内容を聞いているわけです。
〇議長(仁平 実君) 高久総務部長。
〇総務部長(高久能一君) 済みません。現在それに伴う資料がないので、後日議員のほうへお伝えしますので、よろしくお願いします。
〇議長(仁平 実君) 榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) 私が聞いているのは、前にこれ例えば合併特例債が使えるのだ、使えないのだという話があって、以前は市長は使えないのだと。でも、実際にこういう流れの中で使えるということが明らかになったと。では、そのときに合併特例債ほど有利ではないけれども、これを使うのだという話なのですね。合併特例債は、ご承知のように7割、5%使って、95%の7割が交付税措置されると。では、これはどのぐらいの市の財政負担を伴わないでできるものなのだということが非常に大事なことなので、確認しているわけです。そのぐらいのことは今答えていただければありがたいなと本当は思うのですが、しようがないです、もし答えられないのであれば。
〇議長(仁平 実君) 暫時休憩します。
休 憩 (午前11時33分)
再 開 (午前11時43分)
〇議長(仁平 実君) 会議を再開します。
高久総務部長。
〇総務部長(高久能一君) それでは、質問にお答えをいたします。
起債の名称でございますが、学校施設整備事業債でございます。通常は75%の充当率ということで借りますが、これが先ほど言いましたように特別に温暖化ということで、国のほうが補正予算債という名称でこの施設の名称を格上げというか、しましたので、この補正予算債の中で学校施設整備事業債をつけました。これは、補助裏の100%充当率ということになっております。なお、この借入償還額の70%が交付税措置されますので、特例債と同じように30%が市の持ち出しとなります。
以上でございます。
〇議長(仁平 実君) 6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) もう一回確認しますが、要するに充当率は75%だと。まず、起債充当率は75%だと。
〔「100%」の声あり〕
〇6番(榎戸和也君) 100%充当。それで、その100%に対して国の交付税措置なりなんなりがどれだけ来るかというと70%、そうすると30%、つまり実質的に合併特例債と同じだという理解でよろしいですか。そういう理解でよろしいですか。
〔何事か声あり〕
〇6番(榎戸和也君) わかりました。
〇議長(仁平 実君) これで質疑を終わります。
報告第1号は、地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づく報告でありますので、ご了承願います。
〇報告第2号の上程、説明、質疑
〇議長(仁平 実君) 日程第10、報告第2号 平成30年度桜川市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書についてを議題とします。
報告を願います。
市塚上下水道部長。
〔上下水道部長(市塚久弐君)登壇〕
〇上下水道部長(市塚久弐君) それでは、63ページをお開き願います。報告第2号 平成30年度桜川市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書についてご説明いたします。
これは、本年3月の第1回定例会で議決いただきました平成30年度桜川市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)の明許繰り越しにつきまして、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものでございます。
64ページをお開き願います。繰越明許費繰越計算書、1款1項下水道事業費、小貝川東部流域下水道事業建設負担金1,152万4,000円は、県の小貝川東部流域下水道事業の繰り越しに伴い、建設負担金の支払いが繰り越しとなったためでございます。
以上で報告を終わります。
〇議長(仁平 実君) 報告が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 質疑を終わります。
報告第2号は、地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づく報告でありますので、ご了承願います。
〇議案第60号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(仁平 実君) 日程第11、議案第60号 桜川市工場立地法地域準則条例を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
鈴木総合戦略部長。
〔総合戦略部長(鈴木政俊君)登壇〕
〇総合戦略部長(鈴木政俊君) それでは、議案書65ページをお開き願います。議案第60号 桜川市工場立地法地域準則条例につきましてご説明申し上げます。
本案は、工業立地法で定める特定工場における緑地面積等について、国の準則にかわり市の準則を定めて本条例を制定するものであります。
議案書66ページをお開き願います。第1条は、趣旨に関する規定でございます。次に、第2条は定義に関する規定でございます。
次に、第3条は対象区域並びに緑地及び環境施設の敷地面積に対する割合に関する規定でございます。表中の第2種地域、第3種地域について、これまでの規定より緑地面積については100分の10から100分の5へ、環境施設面積は100分の15から100分の10にそれぞれ5%緩和いたします。次に、第4条、他の施設と重複する緑地面積の算入に関する規定でございます。
議案書67ページをお開き願います。次に、第5条は隣接地方公共団体の長との協議に関する規定でございます。
次に、本条例の附則に関する規定でございます。附則第1条は、施行期日に関する規定でございます。附則第2条は、既存工場等に係る面積の算定に関する規定でございます。附則第3条は、これまで企業立地促進法で定めていた規制緩和に係る現行条例の廃止に関する規定でございます。
以上で説明を終わります。内容をご審議の上、ご議決くださいますようお願いいたします。
〇議長(仁平 実君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
18番、林悦子議員。
〇18番(林 悦子君) 具体的にどういうことなのでしょうか。主な例でいいです。
〇議長(仁平 実君) 鈴木総合戦略部長。
〇総合戦略部長(鈴木政俊君) 具体的に申し上げますと、これまでの規制では、対象地域となる工業団地等に入っております企業の皆様方が緑地として10%、それから環境施設として15%の敷地を確保する必要がございましたが、それをそれぞれ5%ずつ緩和しまして、その敷地に工場の施設等を新たに建築することが可能となるという内容の規制緩和の条例でございます。
〇議長(仁平 実君) 6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) そうしますと、これは桜川市が主体的に、現状のいろんなここにある現在の工業団地なり、あるいはこれからそういうことを考えていることについて必要であるという主体性でやったものなのか、あるいは県全体で県なり国なりがこういうふうな緩和というものを施策的に掲げているので、それに基づいてやったということなのですか。どちらなのですか。
〇議長(仁平 実君) 鈴木総合戦略部長。
〇総合戦略部長(鈴木政俊君) これにつきましては、国の準則に基づきまして、それぞれの市町村が主体的に決めるものということで、桜川市として必要ということで決めたものでございます。
〇議長(仁平 実君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
よって、議案第60号は原案のとおり可決することに決定しました。
〇議案第61号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(仁平 実君) 日程第12、議案第61号 桜川市森林環境譲与税基金の設置及び管理に関する条例を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
白田経済部長。
〔経済部長(白田伸一君)登壇〕
〇経済部長(白田伸一君) 議案書68ページをお開き願います。議案第61号 桜川市森林環境譲与税基金の設置及び管理に関する条例について、提案理由をご説明申し上げます。
現在全国の多くの森林で所有者の管理意欲、経営意欲の低下により森林の荒廃が進み、地球温暖化や災害発生の原因となっております。国は、このような状況が今後も続くと考え、適切な森林の整備を進める財源を確保するため、平成30年度に国の税制改正の大綱において森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律を創設し、法律及び施行規則が平成31年3月29日に公布され、同年4月1日から施行されました。森林環境税は、令和6年度より国民から税をひとしく徴収し、納税された税を森林環境譲与税として、全国の市町村またはそれを支援する都道府県に本年9月より譲与が開始されることから、桜川市森林環境譲与税基金の設置及び管理に関する条例を制定するものでございます。
条文につきましては、69ページをごらんください。第1条の設置から第7条の委任まで、基金の管理、運用に関する条文となっております。附則としまして、条例は公布の日から施行するとしております。
譲与税の額につきましては、初年度の令和元年度は全国で200億円を予定しており、都道府県と市町村への割合が2対8ですので、市町村へは160億円となっております。これを直近の桜川市の平成27年度国勢調査における私有林、人工林割合、また森林就業者割合、人口割等で計算しますと、約498万7,000円が桜川市への剰余額と見込んでおります。また、譲与税の額につきましては、令和15年まで段階的に増額され、また都道府県と市町村の割合も段階的に9対1となります。
さらに、譲与税の使い道については、間伐材の森林整備に加え、人材育成、担い手の確保、木材利用の促進や普及啓発に充てなければならないことになっており、原資となる税が広く国民みんなで森林を支える仕組みであるということから、その使途については公表しなければならないことになっております。
桜川市森林環境譲与税基金の設置及び管理に関する条例についての提案理由の説明については以上となります。内容をご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願いいたします。
〇議長(仁平 実君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
18番、林悦子議員。
〇18番(林 悦子君) これは消費税で10月に騒いでいる間に新税ですよね。今年度496万円が桜川市に譲与される予定だということですが、これを目的基金にするということだけれども、全額ではないという条例ですよね。当初、ちなみに今年度は幾ら積み立てるのでしょうか。その積み立てる金額というのは毎年毎年結局変わるということなのですよね、この2条の2を見ると。今年度はちなみに幾ら積み立てる予定なのか、今後どんなふうにして幾らぐらいずつ積み立てていくのか、それともう一つは市民から国税として徴収される額を幾らと見ているか、3つお尋ねいたします。
〇議長(仁平 実君) 白田経済部長。
〇経済部長(白田伸一君) まず最初に、基金のほうなのですが、一度基金に入れるということは間違いないのですが、これについてはこれから目的が森林の整備及び促進に必要な事業に充てるということでございますので、基金に積み立てるだけではなくて、これを積極的に利用していきたいと執行部のほうでは考えております。それと、額につきましては、桜川市に入ってくる金額はわかっておりますが、どのくらい課税されるかということにつきましては、住民税に1人1,000円を上乗せして市町村が徴収しまして、国のほうにそれを納付するという形をとるというふうに聞いております。
〇議長(仁平 実君) 18番、林悦子議員。
〇18番(林 悦子君) 答えているようで答えていないところがあって、要するに今年度積み立てる額はまだ決めていないということですか。496万円入るというさっきの話でしたけれども、譲与される額は。それと、1人1,000円だったら、それに単純に人口を掛ければいいのですか、4万なら4万を。そうすると400万円でしょう、赤ちゃんから全部入れてしまったら。そういう計算。もうちょっと細かいの。
〇議長(仁平 実君) 白田経済部長。
〇経済部長(白田伸一君) 金額につきましては、桜川市で幾らということで集まったので幾らというわけではなくて、全国の均等割納税者が約6,200万人いるという計算上から、そちらの方に対しまして個人住民税の均等割に国税として1人年額1,000円を上乗せして、市町村が徴収すると。その集まった金額について、先ほど申し上げましたように、森林の割合や森林の就業者数、また人口割等で計算して割り込んでいきますと、今年度が498万円になるという計算になっております。
〔何事か声あり〕
〇経済部長(白田伸一君) 申しわけありません。基金については、一度基金に積み立てて、それから事業をやっていくということであれば、そこから取り崩すという形になります。
以上です。
〇議長(仁平 実君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
よって、議案第61号は原案のとおり可決することに決定しました。
〇議案第62号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(仁平 実君) 日程第13、議案第62号 桜川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
柴市長公室長。
〔市長公室長(柴 保之君)登壇〕
〇市長公室長(柴 保之君) それでは、議案書70ページをお願いいたします。議案第62号 桜川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例につきましてご説明いたします。
次の71ページをお開き願います。今回の改正につきましては、選挙関係、それから外国人指導助手に係る嘱託職員関係の2点になります。まず、選挙関係につきましては、こちらの改正分の冒頭から始まり、下から3行目までの記載内容になりますが、条例の別表中、選挙関係者の報酬額について、それぞれ100円から200円を増額し、投票管理者にあっては、従事時間が6時間未満の場合は6,400円とするものであります。改正の理由につきましては、国会議員の選挙時の執行経費の基準に関する法律が令和元年5月15日に施行されたことから、これにあわせて改正するものでございます。
次に、外国語指導助手関係ですが、改正文の下から2行目に記載のとおり、嘱託職員の月額報酬額の上限額を33万円に改正するものでございます。改正の理由につきましては、外国語指導助手を任用するに当たっては、一般財団法人自治体国際化協会が示す報酬額を基準としますが、限度額が33万円のため、これにあわせ嘱託職員における月額報酬の上限額を今回改正するものであります。
以上で説明を終わります。何とぞ慎重なる審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
〇議長(仁平 実君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
よって、議案第62号は原案のとおり可決することに決定しました。
〇議案第63号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(仁平 実君) 日程第14、議案第63号 桜川市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
原保健福祉部長。
〔保健福祉部長(原 広子君)登壇〕
〇保健福祉部長(原 広子君) 議案書72ページをお開き願います。議案第63号 桜川市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。
次ページ、73ページをお開きください。今回の改正は、災害弔慰金の支給等に関する法律及び同法施行令において年3%と法定されていた貸付利率が年3%以内で条例で定める率に改正され、また保証人の要件が緩和されたこと等によるものでございます。災害救助法が適用される激甚災害により負傷された方に支給する災害弔慰金や生活再建に必要な災害援護資金の貸し付けについて規定したものでございます。
改正の1点目は、第14条で貸付利率を3%から1.5%へ引き下げるとともに、保証人のある場合は無利子とするものです。
続いて、2点目ですが、第15条の償還等でこれまでの年賦または半年賦償還に月賦償還を追加するものでございます。いずれの改正も被災者の返済負担を軽減し、被災者支援の充実を図るためのものでございます。
第15条第3項については、根拠法において保証人の条項が削除されたことに伴う条文の改正でございます。附則で、この条例は公布の日から施行いたします。
以上です。内容をご審議の上、ご議決くださいますようお願いいたします。
〇議長(仁平 実君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
よって、議案第63号は原案のとおり可決することに決定しました。
ちょっと時間が過ぎているのですけれども、続けてやってしまっていいですか。
〔何事か声あり〕
〇議長(仁平 実君) では、ここでやっぱり暫時休憩します。
休 憩 (午後 零時09分)
再 開 (午後 1時30分)
〇議長(仁平 実君) 会議を再開します。
〇議案第64号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(仁平 実君) 日程第15、議案第64号 合併市町村幹線道路緊急整備支援事業支援対象道路の整備に関する平成31年度委託契約についてを議題といたします。
提案理由の説明を願います。
内山建設部長。
〔建設部長(内山久光君)登壇〕
〇建設部長(内山久光君) 議案書74ページをお開き願います。議案第64号 合併市町村幹線道路緊急整備支援事業支援対象道路の整備に関する平成31年度委託契約についてご説明いたします。
地方自治法第96条第1項第5号及び桜川市市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条に規定に基づき、合併市町村幹線道路緊急整備支援事業支援対象道路の整備に関する平成31年度委託契約について、下記のとおり委託契約を締結するため、議会の議決を求めるものでございます。
契約の目的でございますが、平成31年度桜川市道M2753号線、上曽トンネルでございます。整備事業でございます。契約の方法は随意契約になります。契約金額、これは消費税込みの10億2,868万5,000円となります。契約の相手につきましては、茨城県水戸市笠原町978の6、茨城県知事、大井川和彦でございます。工期につきましては、議会の議決日の翌日から令和2年3月31日になります。これにつきましては、毎年の単年度契約になります。
以上で議案第64号の説明を終わります。内容をご審議の上、ご議決くださいますようお願いいたします。
〇議長(仁平 実君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) 何点かお尋ねしたいと思います。
今お話ありましたように、このご提案は平成31年度の委託契約の単年度の契約であると。一般質問でも申し上げましたけれども、今まで県の言ってきている流れを見ると、なかなか本当にきちんと総額についてのことが、出てはいるのですけれども、やはりその約定というような形で、例えば施設関係のものはまだ概算だというご説明です。それはそれで結構なのですが、そういうことを含めまして総額が幾らであるということを何らかの形で、別の約定でも結構ですので、一応そういうものを交わしていただかないと、はっきり言って皆さんどうお考えになるかわかりませんけれども、その内径、トンネルの内径がほとんど、トンネル予算の8割を占めているというようなことでありますので、その内径が、あれだけ1.5メートルが変わった云々ということがあって今度の予算が出ているわけですけれども、全くはっきり言って信頼ができない。幾ら概算で状況が変わったといっても、この間申し上げたように、私の考えですと、1.5メートル減るのであれば90億円ちょっとにならないとおかしいわけです。それが30億円も変わっていると。こういうことをちゃんと県が税金使って設計をやって、概算とはいえ、今度出てきたらそんなに違っていると。これは本当に、我々市の税金、幾ら実際に生で出すのはわずかだとはいっても、貴重な合併特例債を二十何億円も入れているわけですから、そういう中でその辺がきちんと約定されないで行って、後から何だかんだということでは困るわけです。ですから、その部分について、この間も確認しましたが、約定する意思はないということですけれども、こういうことでは非常に問題なのではないかと。
特に1つ市長に伺いたいのです。建設部長の話では、我々が3月で決めた額、後年度負担を含めて100億円と。石岡、両市ですね。県は120億円と。その20億円は何だといったら、落盤事故とか何かが起きたときの備えなのだと。では、落盤事故とか、そういうそちらで本当に普通で言う突発的に想定できないようなものが起こったときが20億円であれば、それが起こらなければ要するにその20億円は減るのかということをまず市長にお伺いしたい。それが1点であります。
それと、その1.5メートルという言い方で単に言っているのですけれども、本当の意味で内径は幾つなのだと。内径断面は幾つなのかということをお尋ねしたい。八郷と土浦は、内径断面が同じトンネルなのですけれども、微妙に違っているのです。これ内径断面が50前後です。石岡が50.幾つ、それから土浦においては51.幾つです。くどいようですけれども、内径断面がトンネル建設費の8割ぐらいに当たるのです。ですから、その内径断面が幾つになるかということは、今回の場合にはこれ今9メートルぐらいの内径断面です、今回の案は。ですから、9メートルというのは内径断面として、八郷とか朝日トンネルと比べるときに、朝日トンネルの金額が出ているわけですので、実際やったときの幾つなのかということも確認させていただきたい。
それと、我々はこの委託契約をもう既に仮契約として結んであって、我々がこの議会でこれを通すと本契約になるのだと、そういう話であります。県は受託して、いわゆる県の予算において120億円というのは通っているわけです、既に。それは、県は実際の業者と我々に説明いただいたのは、例えばズリ、真壁城の脇に、これはすばらしいことだと思います。真壁城の脇にできれば2丁7反買って、そこにズリを埋めれば約3億円浮くのだと。今後の真壁の発展のためには、非常にそれは整合性のある、しかも節約になるすばらしいことだと思います。ですけれども、それだけのものは設計会社が入っていて、現実に積算しているわけですよね。設計会社がいるから、それだけの積算ができて、それだけ浮くのだまで書いてあるわけですから。ということは、県は我々から契約を受託して、県は実際の業者との間にもう契約が成り立っているのかどうか、そこのところがよくわからないのです。設計しているのは、オリコン、オリコンという、コンサルタンツというところが前の115億円を設計した。1.5メートル増しですね。その同じ設計が今回もやっているということです。では、実際にそれをやる、いわゆるゼネコンか何か、そこは決まっている前提でこの提案がなされているのかどうか、以上3点お尋ねいたします。
〇議長(仁平 実君) 内山建設部長。
〇建設部長(内山久光君) 断面についてご説明いたします。
断面については……
〔何事か声あり〕
〇建設部長(内山久光君) 断面積ですか。それについてはちょっとわかりません。とりあえず道路に関しては、3.25メートルが2本、それと路肩が75センチです。それと、監視道といいまして、その外側に75センチで、トータルで8メートルの幅員になります。幅員は8メートルです。それで、監視のほうが75センチの75センチ、幅員については8メートルです。
それと、その前の設計でございます。りんりんロードの1.5メートルにする前の設計図は、やはり幅員は8メートルでございます。ただし、道路に関しては、当時は3メートル、3メートルで、中央線に50センチを設計しております。ただ、それについてもやはり8メートルということで説明を受けています。同じです。幅員自体は同じです。
〔何事か声あり〕
〇建設部長(内山久光君) 最初の設計図です。
それと、20億円違うということなのですけれども、私も確認しました。確かに債務負担行為が20億円違っております。ただ、この債務負担行為というのは予算内の一部として議会の議決により設定されます。ただ、予算の歳出については載せておりません。債務負担はあくまでも契約等で発生する債務の負担を設定する行為で、その時点でまだ歳出の予定で、確定しておりません。したがいまして、現金支出が必要になる年、そのときは改めて歳出予算に計上するということになります。今回桜川市の債務負担に記載されている上曽トンネル整備委託料につきましては、令和2年から令和4年までの債務負担行為であり、3年間で31億4,000万円を限度として債務負担を設定しております。現実に現金が支出される必要な年については予算を計上しなければならないことになりますので、毎年委託契約を結ぶことになります。
以上でございます。
〇議長(仁平 実君) 大塚市長。
〇市長(大塚秀喜君) とりあえず内山部長が答弁したとおりでございます。また、この間の質問でも、115億円、桜川市の最終的な負担ということで答弁させていただきましたが、若干間違いがありましたので、ここでもう一回皆さんにもメモしていただきたいのですけれども、総事業費115億円、桜川市のそのときの負担、一応皆さんに最初にご説明してあると思います。54億円。桜川市最終負担額2億7,139万2,000円というのが115億円のときの計算でありました。今回123億7,000万円で、8.7億円ふえたわけですが、桜川市の負担52億5,000万円、最終的な桜川市の負担は2億6,382万3,000円と757万円、最終的な負担も減っているということでございます。ここで、合併特例債の負担額もそうなのですが、桜川市の負担が1.5億円減ったということでありますので、それで例の城址公園のところの駐車場ということで、この間ご説明したというような流れになっております。ここの数字をよく把握していただければというふうに思っております。
また、先ほど来榎戸議員からの質問で115億円についてということでありますが、自転車道路をつけてあの値段でできますよと言ってきたのは県でありますので、図面をもらったのも県でありますので、幾ら内山部長を責めても、答弁できる話ではないというふうに思っております。今回、正式な図面、ある程度費用を払って、お金をかけてつくった図面が、今一番近い数字が123億7,000万円ということでありますので、実質市の負担は減っておりますので、正確な数字、これが今の一番近い数字ではないかということで今回も予算を上げさせていただいているところでございます。ご理解いただきたいと思います。
〇議長(仁平 実君) 6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) 確かに今市長がおっしゃられたように、トータルの合併特例債の額が7,100万円減って、その分がうまい具合に例の27町歩を買うところに合併特例債を入れるのですよというふうになっていますよね。この間いただいた資料によると、なっているのです。よくごらんになってください。そういうわけで、お金全体のことで言えば確かにおっしゃるとおりだと思います。この間も言ったように、私としては厳しいことだなと思っているのですが、これだけの悲願で長くやってきてということで、ううんという気があります。ただ、くどいようですけれども、同じお金でも何をつくるのかという、車でいえば軽自動車なのか何なのかという、それを変えれば値段は変わるわけです。ですから、前にはいい車が買えて、こんなに広いトンネルができてと言って、これだけだと言ったのが非常に……
〔「何回同じ話をしているのだ」の声あり〕
〇6番(榎戸和也君) こういう発言を首長が言っているのを議長はお許しになるのですか。議事運営でちゃんと注意をしてください。
〇議長(仁平 実君) 榎戸議員、案件と乖離していることを……
〇6番(榎戸和也君) 乖離していません。
〇議長(仁平 実君) 乖離しています。
〇6番(榎戸和也君) 乖離していません。今度のこの契約を結ぶときに私が心配しているのは、県がそういうことを言っているので、県の言うことだから、信じたのだと言いますけれども、よく自分で考えて、桜川市がやるのですから、県が言っていることなら何でもあれして、後でおかしくなっても、それ県が言ったことやってしまったから、ごめんなさいでは済まないのです。当事者はこちらなのですから、そこのところをしっかりと自覚してやっていただきたい。県が言ってきたから、県が言ってきたからと。その県が、私から言わせると、これだけ減れば30億円も減らなければならないものを逆にふやしているのだと言っているのです。その県が今までもそう言ってきたし、今度も約定の中に何もなくて、ただ紳士協定ではそうなっています。だけれども、私はそういうのを信用できないのです、今までの流れからして。だから、約定してくれと言っているのです。それなりの覚えをつくってもらいたい。後になって何だかんだ変わったら、それは県が違っていたのだから、しようがないのだと、そんなこと通用しません。さっきの答えは答えていないのです。落盤のこと、これは公式にきのう部長がおっしゃったのですから。20億円の違いは落盤とか何かがあったときのものだと。では、ないのだったら100億円になるのかと。市長に聞いています。よろしくお願いします。市民の税金でやるので、しっかりしてください。
〇議長(仁平 実君) 大塚市長。
〇市長(大塚秀喜君) 非常に甘い数字を県のほうで出してきたと。115億円については甘かったと思います。ただ、設計も何も入っていないで計算してきた数字でありますので、これはずれはしようがないのかなと思います。今回123億7,000万円については、設計屋が入って、きちんとして出してきた数字でありますので、ずれはそうはないだろうというふうに思っております。落盤については、部長に改めて答弁いただきたいと思いますが、落盤で変わる話ではないと思っております。
以上です。
〇議長(仁平 実君) 6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) すごく庁内不一致ですよね。予算を我々は100億円で組んだのです、この間議会で。今度の提案は、それとは全然違うオーバーしたものを出してきているわけです。しかも、さっきの例えで言えば、車の種類についても前は何の言及もなかった。私聞いたのですけれども、建設常任委員会でも、県に預けているから、一切わからないというのが前建設部長のお話です。つまりそういうふうな県との今までの信頼関係の中でやっている。市長は、それをもとにして市長選のときの一種公約みたいにして言われたのでしょう。こんなに安くできるのだと、こんなトンネルが。でも、それが甘かったと。今度県が言ってきたからといって、ではその県の言うことを信じるのであれば、きちんとそれを担保されるように何らかの覚えを県とやってもらえないかと言っているのです。それを単年度でやって、後になったら何かわけがわからない理由つけられて金額が変わってきてしまっては困るのではないですかと。
もう一つ、財政のほうに伺いたいのですが、今の債務負担行為についての何かお話がちょっとありました。債務負担行為というのは、何のためにどういう目的で予算書の中に入れるのですか。基本的な債務負担行為についての位置づけをお願いしたい。
〔「もう3回目だ」の声あり〕
〇6番(榎戸和也君) 答えていない部分いっぱいあるでしょう。落盤なんか今答えたのでしょう。1回目の質問に対するあれでしょう。
〔「3回質問やってしまっている」の声あり〕
〇6番(榎戸和也君) 答えていないのだ。答えていなくても3回なの。今答えたのです、やっと。
〇議長(仁平 実君) 榎戸議員、一応契約のことに関してだから……
〇6番(榎戸和也君) 債務負担行為について答えてください。
〔何事か声あり〕
〇議長(仁平 実君) これで質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
10番、菊池伸浩君。
〔10番(菊池伸浩君)登壇〕
〇10番(菊池伸浩君) 10番の菊池です。私は、議案第64号に反対する立場で討論をいたします。
私は、上曽トンネルそのものに反対するものではありません。この道路はもともと県道です。県が県のお金を使ってトンネル整備をすることには賛成です。しかし、今回のように桜川市と石岡市の合併特例債を使うために一旦市道に格下げし、桜川市、石岡市のお金を使って上曽トンネルをつくり、その後県道にするというようなこそくな手段を使うことには賛成することはできません。また、今の上曽峠を越える道を市に維持管理を任せるのも市にとっては大きな負担になります。
上曽トンネルが真壁の方々にとって二十年来の悲願であることは、私も承知をしております。しかし、近年の交通環境の変化を見ましても、桜川市の置かれている環境も大きく変化をしております。真壁の方々の声を聞いても、上曽トンネルはもちろんつくってほしいが、それよりもつくば市へ抜ける道をもっと充実してほしいという声が多いと私は判断をしております。さらに、石岡市の側でも、今の県道をもう少し改良すればいいのではないか、合併特例債まで使って上曽トンネルをつくる必要はないという声が出ていると聞いております。石岡市議会も全員が賛成をしているわけではありません。以上3つの理由で上曽トンネルに合併特例債を使うことには反対をいたします。
以上で反対討論を終わります。
〇議長(仁平 実君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。
13番、小高友徳君。
〔13番(小高友徳君)登壇〕
〇13番(小高友徳君) 13番、小高です。私は、今回の議案第64号 合併市町村幹線道路緊急整備支援事業支援対象道路の整備に関する平成31年度委託契約について賛成の立場から討論をさせていただきます。
この議案については、第1回定例会で審議をし、予算化したものですが、先ほどの議案説明にもあったとおり、上曽トンネル整備事業として市道M2753号線を支援対象道路とし、県が市町村を財政面や技術的側面から支援するための委託契約であります。今年度の予算とあわせて平成32年度から34年度までの債務負担行為も可決しているところであります。
先日の全員協議会において全体事業費や計画概要が精度の高い数字で示されましたが、新市建設計画の変更の際に決まった合併特例債の枠におさまり、これであったら上曽トンネル整備事業を遂行できると皆さんが確信したかと思います。
上曽トンネル整備事業は、道路利用者の安全性と沿線地域の利便性の向上はもとより、農業、商工業などの産業活動の発展に加え、茨城空港へのアクセス道、つくばジオパーク構想などの観光への促進など、朝日トンネルとともにこのトンネルも貫通されれば、筑波山をランドマークとした地域と地域が結ばれ、当市を含む沿線地域の発展と住民福祉の向上に多大に寄与される本当に必要な事業であると確信をしております。既に平成30年度より事業は始まっておりますが、トンネル本体工事の詳細設計から算出をした精度の高い数字による全体事業費、計画概要がはっきり提示され、さらに勢いを増して整備事業を遂行していっていただきたいと思っております。
以上のようなことから、議案第64号 合併市町村幹線道路緊急整備支援事業支援対象道路の整備に関する平成31年度委託契約についてに対しまして賛成の立場を表明し、討論を終わります。
〇議長(仁平 実君) ほかに討論はありませんか。
6番、榎戸和也君。
〔6番(榎戸和也君)登壇〕
〇6番(榎戸和也君) 反対の立場から討論させていただきます。
私も本当に、真壁町のこのスタート、平間町長がそういう提案をされて、こういう流れになってきたと。トンネルがこのままもしここで認められれば、つくられるであろうということについては、非常にいいことだという思いは持っております。ただ、問題はお金の問題であります。先ほど来お話がありましたように、お金が今までの県とのやりとり、あるいは先ほどのお話を見ても、まだ100億円が生きているのだのような、落盤とか何かがなかったら100億円で済むのだという答弁が議会でされていて、市長はそうではないと言うと。非常にそのお金のことが不安なのであります。県は、普通であれば、先ほどの債務負担行為ということについても回答いただけませんでしたけれども、何のために債務負担行為というものを予算書の中に入れているのだと。それはマックスで、上限でそこまでしか使えませんよということを議会に約束しているわけです。それを3月の議会でやったのです。それより20億円ふえているのです。総額を言わないで単年度だけやって、それでいいでしょうと、そういうのは論理的に成り立たないです。紳士協定というか、県がそういうふうに言って、それで我々もああいう資料をいただいて、先ほど市長からあったように、今度のやつであれば幾らだということは言われていますが、本当にそこは今までの流れを見れば信頼できるのかと。そのときにこれだけ合併特例債を使ったものをさらに膨らませていく、あるいは社総交とか、そういうのでそれに見合っただけ県が入れてくれると、その辺のところも私は聞きましたけれども、明確な答弁はいただけませんでした、一般質問で。ですので、こういう状況では、トンネルをつくる、しかも真壁城の脇にああいうものをつくるというのは非常にいいアイデアで、頑張っていただいたなとはそこは思っております。しかし、全体を見たときに、これだけのお金のかかる問題ですから、その辺の透明性が余りにもなさ過ぎるところで事を進めていくということについては、残念ながら反対せざるを得ないと、そういうことを申し上げて討論といたします。
以上です。
〇議長(仁平 実君) ほかに討論ありませんか。
2番、飯島洋省君。
〔2番(飯島洋省君)登壇〕
〇2番(飯島洋省君) 私は、今回の議案第64号に対しまして、賛成の立場から討論させていただきます。
今までの議論の中で、正直これまでの経緯であるとか、それとしがらみですとか、その辺は私にはよくわかりません。ただ、確かに上曽トンネル整備事業については平成2年度に調査が開始され、平成13年度には補助事業が採択、整備が行われてきた。用地取得の難航や県の財政難により、事業が中断したというふうに聞いています。そのような中、地域住民の方の強い思いもあって事業推進の要望活動を行い、当時の知事により合併特例債等も活用した新たな整備手法が提案されたというようなことで聞いています。そういった思いや手法も重要ですけれども、我々はもっと俯瞰的に物事を捉える必要があるというふうに考えております。
これからの時代、桜川市が生き残っていくには、周辺の市町村、もっとは県西、県南地域、そして県全体で連携を密に図り、経済はもとより、人的交流の活性化を促していかなければならないというふうに考えております。それには、ここでとめてはいけないというようなのが私の立場です。その手段の一つとして、上曽トンネル整備事業は必要な施策であるというふうに考えられます。トンネルが抜ければ、桜川市民はもとより、筑西、結城から小美玉、石岡へ、また逆もしかりですけれども、流動人口がふえて活性化が必ず生まれていくというふうに考えております。
確かにこの上曽トンネル整備事業は莫大な予算がかかる中、今まで概算による総事業費の説明で心配なのはもっともであります。しかし、この事業は県からの財政面からの支援、そして技術面からの人的支援が受けられる。本議案の制度である合併市町村幹線道路緊急整備支援事業であれば、先ほど市長からの発言にもあったように、詳細設計で出てきました全体事業費123.7億円のうち、合併特例債の市の将来的な返済分が2億2,443万3,000円、市の一般財源は3,939万円と、総額2億6,382万3,000円、全体の事業費、先ほどの123.7億円のうちの2.13%の負担で実現できる。これは、先ほど来話がありました、概算で算出されました総事業費115億円のときの市の最終負担分2億7,139万2,000円の全体でいきますと、2.36%に比較しても、756万9,000円、0.23%、市が支払う分が安くなっているという結果が出ております。その結果を聞きますと、概算時の数字で合っていないから不正解ということではなくて、これだけ多くの支援を受けることができ、低い割合の支出で桜川市の資産価値を上げることができる事業であることを捉えなければならないというふうに考えております。本市と石岡市が合意し、みんなが待ち望んでいる事業です。上曽トンネル整備を行うかどうか。ぜひ実現してもらいたいというふうに考えております。
私はまだ議員ではありませんでしたけれども、本市議会議員15名の賛成により、平成28年6月16日にトンネル早期完成を求める決議がなされたというふうに本議会でも一般質問の中で発言がありました。そういった15名の議員の皆さんの要望を受けて、その要望に応えるように、市の職員が必死になって支援事業を取りつけてきたものというふうに捉えます。概算と合っていないから否決するのではなく、そのように責任を持って私は賛成の立場をとらさせていただきたいと思います。これまで述べたようなことから、議案第64号に対しまして賛成の立場を表明し、討論を終わります。
以上です。
〇議長(仁平 実君) ほかに討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) これで討論を終わります。
これから本案を採決します。
この表決は起立によって行います。本案を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立多数〕
〇議長(仁平 実君) 起立多数です。
よって、議案第64号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
〇議案第65号、議案第66号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(仁平 実君) 日程第16、議案第65号 桜川市道路線の廃止について及び日程第17、議案第66号 桜川市道路線の認定について、以上2議案を一括議題とします。
提案理由の説明を願います。
内山建設部長。
〔建設部長(内山久光君)登壇〕
〇建設部長(内山久光君) 議案書75ページをお願いいたします。議案第65号 桜川市道路線の廃止についてご説明いたします。
道路法第10条第3項の規定により、桜川市道路線を別紙のとおり廃止するものでございます。次のページをお願いいたします。一般市道路線廃止調書の整理番号1、Y2560号線と2番のY2568号線につきましては、用途廃止の協議があり、その路線の土地の一部について払い下げを希望されております。申請に当たりましては、地元区長及び利害関係者の払い下げに対する同意を得ております。一部払い下げを行っても影響がないことから、認定路線を一旦廃止するものでございます。
3番のM3115号線につきましても、用途廃止の協議があり、その路線の土地の払い下げを希望されております。申請に当たり、共用道路でもあるため、地元区長及び利害関係者の払い下げに対する同意も得ていることから、払い下げを行っても影響がないため、認定路線を廃止いたします。
続きまして、議案書77ページをお開き願います。議案第66号 桜川市道路線の認定についてご説明いたします。道路法第8条第2項の規定により、桜川市路線を別紙のとおり認定するものでございます。次のページをお願いいたします。一般市道路線認定調書の整理番号1番、2番につきましては、先ほどの一旦払い下げることによりY2560号線と2番のY2568号線の終点を変更しまして、再認定するものでございます。
以上で議案第65号、第66号の説明を終わります。内容をご審議の上、ご議決くださいますようお願いいたします。
〇議長(仁平 実君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 討論を終わります。
最初に、議案第65号についてお諮りします。議案第65号は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
よって、議案第65号は原案のとおり可決することに決定しました。
続いて、議案第66号は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
よって、議案第66号は原案のとおり可決することに決定しました。
〇議案第67号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(仁平 実君) 日程第18、議案第67号 桜川市営県単土地改良事業の施行についてを議題といたします。
提案理由の説明を願います。
白田経済部長。
〔経済部長(白田伸一君)登壇〕
〇経済部長(白田伸一君) 議案書79ページをお開き願います。議案第67号 桜川市営県単土地改良事業の施行についてご説明申し上げます。
提案理由につきましては、桜川市営県単土地改良事業を施行したいので、土地改良法第96条の2第2項の規定により議会の議決を求めるものでございます。内容につきましては、施行年度が令和元年度、名称につきましては桜川市営県単土地改良事業のため池整備事業、大泉地区でございます。工事箇所につきましては、大泉地内、泉川土地改良区上流にため池が2つ並んであるうち、南側にあります長久保池が長年の貯水の波浪等により護岸侵食が著しく、護岸崩壊の危険が年々増している状況にあります。また、堤体上部は管理用道路でもあり、地元受益者の維持管理作業では根本的な解決には至っていない状況です。本事業により、ため池としての機能を従来どおりに回復するものでございます。工事の概要につきましては、ため池護岸工事で、護岸延長は72メートルとなり、総事業費は2,000万円を予定しております。ため池の位置や工事の詳細につきましては、次の80ページ、81ページのとおりでございますので、ご参照願いたいと思います。
以上で説明を終わります。内容をご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願いいたします。
〇議長(仁平 実君) 提案理由の説明が終わりました。
これから質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
よって、議案第67号は原案のとおり可決することに決定しました。
〇議案第68号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(仁平 実君) 日程第19、議案第68号 令和元年度桜川市一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
高久総務部長。
〔総務部長(高久能一君)登壇〕
〇総務部長(高久能一君) それでは、82ページをお開きください。議案第68号 令和元年度桜川市一般会計補正予算(第2号)について概要をご説明いたします。
既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億1,234万1,000円を追加し、予算の総額をそれぞれ192億9,458万7,000円とするものでございます。
85ページをお開きください。第2表、債務負担行為補正でございます。市民の日常生活を支える移動手段を確保するため、令和2年度から令和4年度の3年間、市内巡回ワゴン車の実証実験運行を行います。令和2年4月からの運行開始を目指して事業者選定を行うため、債務負担行為の設定をするものでございます。
88ページをお開き願います。事項別明細書により、歳入についてご説明申し上げます。15款2項2目民生費国庫補助金6,723万8,000円を増額しております。内訳といたしまして、グループホーム開設に係る補助金230万2,000円、児童扶養手当のシステム改修に伴う補助金として21万6,000円、生活保護システム改修に伴う補助金71万5,000円、プレミアム付商品券事業に係る補助金6,400万5,000円をそれぞれ補正するものでございます。
同じく4目土木費国庫補助金は67万5,000円の増です。住宅リフォーム助成事業補助金の増額によるものでございます。
20款1項1目前年度繰越金4,442万8,000円の増額は、歳出との差額を調整するものでございます。
89ページをお開き願います。続きまして、歳出についてご説明申し上げます。2款1項1目一般管理費、一般管理職員給与関係費17万円の減額は、組織改編による職員手当の組み替えでございます。
同じく6目会計管理費、会計管理事業でございます。1節報酬59万7,000円、9節旅費6万6,000円は、一般非常勤職員の勤務条件の変更による増額でございます。
同じく8目企画費、公共交通事業でございます。11節需用費77万3,000円、18節備品購入費3,239万4,000円は、市内循環ワゴン車の実証実験運行を行うための準備経費でございます。
15節工事請負費100万5,000円は、桜川市バスの紫尾団地バス停上屋設置工事費でございます。
90ページをお開きください。3款1項9目介護保険事業費、介護保険事業230万2,000円は、グループホームの開設補助金において県補助要項の変更により増額するものでございます。
同じく18目プレミアム付商品券事業費、プレミアム付商品券事業6,400万9,000円は、消費税、地方消費税率の引き上げによる低所得者、子育て世帯の消費に与える影響を緩和するとともに、地域における消費を喚起、下支えするため、低所得者、子育て世帯主向けのプレミアム付商品券の発行、販売をする事業の予算でございます。主なものといたしまして、プレミアム付商品券事業委託料5,186万5,000円、電算システム委託料367万2,000円を計上しております。
91ページをお開きください。3款2項1目児童福祉総務費、ひとり親家庭等支援事業21万6,000円は、未婚の児童扶養手当受給者に対する臨時特別給付金に対応するためのシステム改修委託料でございます。
同じく6目幼児教育・保育の無償化業務支援事業費、幼児教育・保育の無償化実施円滑化事業624万円は、本年10月から幼児教育、保育の一部無償化が予定をされております。その導入に当たり、必要な事務を先行して進めるため、人材派遣を利用するものでございます。
3款3項1目生活保護総務費、生活保護総務事業123万2,000円は、生活保護制度の改正に対応したパッケージソフトの購入費用でございます。
92ページをお開きください。4款1項1目保健衛生総務費、保健衛生総務職員給与関係経費17万円の増額は、2款1項1目一般管理費、一般管理職員給与関係経費で減額しました時間外勤務手当を計上するものです。組織改編による職員手当の組み替えでございます。
同じく保健衛生事業及び母子衛生事業では、1節報酬、9節旅費で予算化しました保健師等の人件費を8節報償費に組み替えるものとなっております。
続きまして、2目予防費、次のページをお願いいたします。予防総務事業で、風疹対策事業において一部予算の組み替えを行うものでございます。
7款1項2目商工振興費、商工振興事業150万円は、今後も申請件数が多数見込まれるため、住宅リフォーム助成事業補助金を増額するものです。
8款2項1目道路橋梁総務費、道路橋梁総務事業109万1,000円は、昨年度に橋梁点検研修会に参加した職員が点検士の資格を取得しましたので、小規模な橋梁は自前で点検を実施いたします。その点検に必要な機器を購入、賃借するための経費を計上しております。
94ページをお開きください。9款1項2目非常備消防費、非常備消防事業20万円は、当初予算に未計上であった県消防協会県西支部負担金を補正するものとなっております。
10款6項3目文化振興費、文化振興事業100万円は、芸術振興を図るため、雨引の里と彫刻展補助金の補助額を増額するものでございます。
以上で説明を終わらせていただきます。内容をご審議の上、ご議決くださるよう、よろしくお願いいたします。
〇議長(仁平 実君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
10番、菊池伸浩君。
〇10番(菊池伸浩君) 3点について質問いたします。
まず1つは、90ページのプレミアム付商品券事業です。この事業は、ことし10月の消費税10%増税するための軽減対策と言われているものです。私は、こんな軽減対策をするならば、消費税増税そのものをやめるほうがいいのではないかと考えております。この商品券事業を実施するためにかかる経費は、大ざっぱに言って幾らかかるのか。
また、プレミアム付商品券は2万5,000円分のものを2万円で購入できると聞いております。そうしますと、得をするといいますか、受ける恩恵の総額は桜川市で幾らになると推計できますか。もちろん対象者全員が購入するとは限りませんが、商品券を手に入れることができる人は何人ぐらいいると想定しているのかから計算をしてほしいと思います。
93ページ、住宅リフォーム助成事業補助金150万円、今年度も昨年度に引き続き補正予算を組んでいるようですが、今年度の申し込み状況はどのようなものだったのでしょうか、伺います。
最後、94ページです。雨引の里と彫刻展補助金100万円、私はことしのオープンセレモニーに参加したのですが、そのとき国から来るはずの補助金が来ない、大変なことになったという話を係の人がぼそぼそ言っているのを聞きました。結果として市が補助金を出すことには反対をしませんが、その経過を説明していただきたい。
以上3点です。
〇議長(仁平 実君) 原保健福祉部長。
〇保健福祉部長(原 広子君) ただいまのプレミアム付商品券事業についてご説明いたします。
90ページをお開きください。3款1項18目のプレミアム付商品券事業についてでございますが、対象者は9,000人と見込んでおります。その内訳は、前回の臨時福祉給付金時の非課税者数8,330人、今回の対象児童670人前後で、合計9,000人でございます。1人につき最高額の2万5,000円分の商品券に対して2万円で購入します。プレミアム分は5,000円となります。9,000人で乗じまして、4,500万円分となります。
また、この事業費の経費、つまり事務費でございますが、1,900万9,000円でございます。中身としましては、申請の受け付け業務を行う臨時職員2名分の人件費、対象者抽出、申請書の通知、商品券引きかえ発行などの委託料、商品券の販売手数料、そして取扱店の募集、商品券の作成等の委託料が主なものでございます。
以上です。
〇議長(仁平 実君) 続いて、白田経済部長。
〇経済部長(白田伸一君) ただいまの菊池議員の住宅リフォーム助成事業補助金について、今年度の申し込み状況はどのようなものかというご質問にお答えいたします。
住宅リフォーム助成金事業補助金につきましては、5月8日から受け付けを開始したところ、5月31日現在で29件の申し込みがありました。これは、予算額ベースで8割超えの252万2,000円分となってございます。当事業は、市民より好評を得ておりますことから、昨年は年間44件の実績がありました。今回も申し込みには至っていない問い合わせ等も多数あることから、補正をお願いするものでございます。
ご質問に対する回答は以上になります。よろしくお願いします。
〇議長(仁平 実君) 続いて、佐藤教育部長。
〇教育部長(佐藤 勤君) 菊池議員の雨引の里と彫刻展への補助金の補正についてのご質問にお答えいたします。
この雨引の里と彫刻展を運営いたします団体ですが、この実施に当たりましては、毎回国のほうの文科省の外郭団体で、日本芸術文化振興会、こちらで実施しております芸術文化振興基金、こちらのほうに運営補助金の申請をしていたようです。今回も同じように、聞くところによりますと、昨年の年末に補助金のほうの要求をしたということだったのですが、今回この補助金が事業として認められなかったということで、その知らせがことしの3月の末ぐらいになって来たということで、運営団体としてはその事業費の一部に不足が生じるというような事態になりまして、市のほうに何とかこれについて対応してもらえないかという要望、要請がございました。市といたしましては、この展覧会、彫刻展がこれまでも十数回、旧大和村を会場に行われていたわけですが、地域に対してもそれなりに貢献があったといった、そういうところも勘案いたしまして、当初予算で100万円の補助金を組んでおったのですが、さらに今回100万円の補助金を補正して、計200万円の補助金を助成するという方向で今回補正をさせていただいたところでございます。
以上です。
〇議長(仁平 実君) ほかに質疑ありませんか。
6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) 先ほど来の話とも絡むのですが、一般会計補正予算ということで提案されているのですが、予算というものは、いわゆるその年の歳入歳出だけではなくて、今上がっているのは全て歳入歳出であります。そのほかに繰越明許費であるとか、いわゆる後年度負担、債務負担行為、そういうものを含んで予算なのだと思うのです。そうしますと、今予算はこの委託契約の部分について言うと、100万円を前提にした後年度負担を組んでいるわけですよね。予算書の中に入っているわけです。ですから、この一般会計補正予算という中には、単純に歳入歳出だけではなくて債務負担行為も入ってこなければおかしいと思うのです。それが今出ないということは、後で別に出すということなのですか、お尋ねします。
〇議長(仁平 実君) 質疑を終わります。
〇6番(榎戸和也君) 今の答えてください。総務部長、わからなくては困るでしょう、質問の意味ぐらいは。
〇議長(仁平 実君) 言っている意味がわからない。議題になっていない。答えなくていい。
総務部長。
〇総務部長(高久能一君) ご質問にお答えします。
今回の補正予算に絡む債務負担行為というのは、第2号でお示ししたものでございます。今回の補正に絡むものは、今回の歳入歳出、それに絡む債務負担がございましたので、今回それを上程いたしまして、皆様にご審議をいただいているところなので、必ず全部を出すということはございません。一般会計でしたら、年間のやつで予定を立てます。それで間に合わなかったのがこの補正予算ということで、その必要な事項をお示しして議決をいただいているところです。必ず全てを出すということはございません。
〇議長(仁平 実君) 6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) そうすると、この前の分厚い一般会計予算書には100億円という枠で債務負担行為が入っているわけですよね、石岡、両市100億円で。その債務負担行為というのは、これ約束ですから、これだけの事業をこれだけでやりますよという上限額を定めたのが債務負担行為なのですよね。その上限額が、先ほどの前提は123億7,000万円ということだから、債務負担行為が変わってきているわけでしょう。それがさっき言ったように落盤が云々なんて言って100億円のままなのだよと言われると困るわけです。市長は、どちらかというと、123億円なのだから、今度の契約を結んだときに、例えばわかりやすく言いますと、防衛省が武器の装備とか何かを買うときに後年度負担で買っているわけです。その枠を……
〇議長(仁平 実君) 榎戸議員。
〇6番(榎戸和也君) 榎戸議員って、当たり前の話をしているのに。それを聞いているのです。
〇議長(仁平 実君) 高久総務部長。
〇総務部長(高久能一君) 何か勘違いをしているようですので。債務負担というのは、市のあくまでも予算から支出するものでございます。市は、100億円も予算を支出する予定はございません。それは、昨年度の当初予算書で見てみますと、議員がご指摘した財源がないというのと一緒で、債務負担がないということで、その訂正をさせていただいた経過で、そこで32億何がしの市の増減の債務負担というのはお示ししているわけでございます。全体額の債務負担を市はしておりません。あくまでも市が支出するだけのやつを債務負担で出すのが予算書でございます。
以上でございます。
〇議長(仁平 実君) もう3回だから終わりです。
〇6番(榎戸和也君) それが今度枠が変わったのだから、桜川市の分も変わったのでしょう。
〇議長(仁平 実君) 榎戸議員、ルールを守ってください。
〇6番(榎戸和也君) ルールではないでしょう。
〔何事か声あり〕
〇6番(榎戸和也君) 違います。では、いつ債務負担行為が変わったのか。変わっているのでしょう、もう。変わっているのなら、いつの時点でやるのだと聞いているのです。
〔何事か声あり〕
〇6番(榎戸和也君) これ議案の中に入っていないでしょうと言っているのです。いつやるのですかと言っているのだ。
〔何事か声あり〕
〇6番(榎戸和也君) 債務負担行為は、もう発生して、決まっているでしょう。一般会計に我々もらった中に債務負担行為は入っているでしょう。
〔何事か声あり〕
〇6番(榎戸和也君) それも予算なのです。出入りだけが予算ではないのです。
〔何事か声あり〕
〇6番(榎戸和也君) 違うでしょう。では、債務負担行為なんか要らないでしょう。
〇議長(仁平 実君) 総務部長。
〇総務部長(高久能一君) お答えします。
債務負担と申しますのは、何年か期間を決めて、金額を決めて、それが上限で、これを上限としてやりますと。まだ現金の支出がないので、それを超えるか超えないかというのは現時点ではわからないわけです。ですから、このまま進んでいきまして、債務の変更だとか金額がふえた場合、そのときに債務負担行為の変更ということで、そのときになればお出しします。まだ、現金もないので、それがふえるか減るかというのは、債務負担上はわからないわけです。あくまでも皆さんにお示ししているのは、その中で限度額が幾らまでだということで債務負担をお願いしているわけです。それがないと契約も何もできないということですので、よろしくお願いいたします。
〇議長(仁平 実君) 鈴木裕一君。
〇8番(鈴木裕一君) 公共交通事業、市長の考え方はわかるのですけれども、委員会でもやったのですけれども、800万円のを4台買って、3台走らせて、1台が予備ということですよね。まず、やることは別に私も反対はしません。では、2台を使って1台予備で、3台から始めるのか、あと桜川号のバスをもう少し違うほうへ回すのか、もう少し考えてもらって、それで乗る人が多いときには、ふやすことはいつでもできますから、そういう考えでよろしくお願いしたいのですけれども、市長、どうですか。よろしく。市長の考え方。
〇議長(仁平 実君) 大塚市長。
〇市長(大塚秀喜君) 何とか予定どおりやらせていただければというふうに思っています。3台なのですが、2台が主に岩瀬と。西部、東部、北部ですか、今全然回っていないということで、2台がそれで、1台が大和のバスが回っていないところと真壁のバスが回っていない谷貝のほうということで、とりあえず始めるのに、やはり3台というのは必要かなというふうに思っているところでございます。実証実験でありますし、学校のスクールバスというのを考えていくと、これつながっていくと思いますので、ご協力いただければというふうに思っております。
〇議長(仁平 実君) 鈴木裕一君。
〇8番(鈴木裕一君) そう言われれば、そのような考えになってはしまうのですけれども、巡回バスもそうですけれども、半年か1年ぐらいで期日を決めて一回見直すとか、そういうのをきちんとやってもらって、なるべく利用する人が多ければ本当にいいことですので、反対はできないのですけれども、その辺をうまくやっていただきたいと思います。よろしくお願いします。
〇議長(仁平 実君) 18番、林悦子議員。
〇18番(林 悦子君) 1点だけ。最後の文化振興事業、雨引の里と彫刻展補助金というのは、私もオープニングと最後のバーベキューのときもちょっと呼んでいただきまして、中もちょっとざっと見てはきたのですけれども、この教育委員会の中の生涯学習課でやっていると、どうしても補助金やって、ある程度最低の協力だけして、もうそれだけみたいな感じですよね。一度「日曜美術館」に取り上げられたことがあって、そのときにそれから幾らかバージョンアップするかなと思ったのですけれども、結局何かいつの間にか今度基金の対象からも、補助金の対象からも、この民間団体ですけれども、どういう理由があったかわかりませんが、外れたということで、同じ時期に大和の石まつりも行われているわけなのです。これは、今後の研究課題だと思うのですけれども、生涯学習の単独補助事業というのではなくて、戦略的に考えていったほうがいいのではないかと思うのです。これは、いろんなところから、桜川市の大和に外から入ってきている人なのです。それで、住んでいる人もいるわけなのです。ふだんは絶対に来ないようなタイプの人たちが来ていますので、変にこびへつらう必要はありませんが、市として戦略的に捉えるという考え方を持って一度検討してみてはいかがかと思うのです。これ規模が違うのですが、多分新潟県が後援しているのですけれども、十日町の越後妻有で大地の芸術祭というトリエンナーレ、3年に1度大イベントをやるのです。これちょっと研究してみてはいかがでしょうか。北川フラムさんという私より10ぐらい年が上の人がプロデューサーをやっているのですけれども、ちょっとある意味もう一時代前になりつつあるかなという気はするのですが、この人は茨城県の国民文化祭のプロデューサーも務めていて、桜川市では真壁の土舞台、城跡を使ってやった土舞台、今あるイノシシの旗1,000本は茨城県がつくってくれたのです。そんなことめったにないのです。今桜川市にあるイノシシの旗は、茨城県がそのときにつくってくれた旗なのです。ですから、もうちょっとこういうものを戦略的に取り入れるということで、ヤマザクラ課もヤマザクラだけでは手持ち無沙汰なところもあるでしょうから、いかがでしょう、やってもらってはと思うのですが、どうでしょう。
〇議長(仁平 実君) 大塚市長。
〇市長(大塚秀喜君) 貴重なご意見ありがとうございました。ヤマザクラ課のほうに移すかどうかというのはよく教育委員会と検討いただいて、ただ今後も、これ本当に手弁当で作家の皆さんが頑張っているということでありますので、市としても協力していければというふうに思っているところでございます。
〇議長(仁平 実君) 18番、林悦子議員。
〇18番(林 悦子君) 結構年齢も高くなってきているし、気持ちがへし折れないうちにちょっとてこ入れしたほうがいいような気がします。もっと地元の子供たちと。例えば今回高森だったので、私も新鮮だったのですけれども、あっちのほうから加波山見たことなかったもので、コンダクター、マエストロのとか、子供でもわかるものがある。私が見てもこれは何だいというのもいっぱいありますが、子供が見てもわかるものがありましたよね。あと、アルミでつくったイノシシとか、あんなものは買い上げて置いてもいいのではないかと思うようなものもありましたので、例えばそれを子供たちに写生会か何かで、どうせやるのだったら写生をさせたりして、風景も込みで、そしてそれを夏休みの写生の授業として認めるというようなものがあってもいいのではないかと私は思うのです。そういうすごく柔軟な。でないと、これから田舎の子供はますます都会の子供と教育格差だけではなくて文化格差、これが著しく大きくなって、そして将来の人生設計にも大きくかかわってくると思うので、ぜひ一度十日町に職員を。やる気のある職員を派遣してください。お願いします。センスのある人を行かせてください、犬が星見ているようではだめなので。答弁あるのだったらお願いします、市長の。
〇議長(仁平 実君) 大塚市長。
〇市長(大塚秀喜君) ぜひ十日町へ行きたいと思います。
〇議長(仁平 実君) ほかにありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) ないようですので、質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
よって、議案第68号は原案のとおり可決することに決定しました。
〇議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会、議会改革特別委員会の
閉会中の継続調査
〇議長(仁平 実君) 日程第20、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会、議会改革特別委員会委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付しましたとおり、閉会中の継続調査の申し出がありました。
お諮りします。各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
よって、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会、議会改革特別委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。
〇日程の追加
〇議長(仁平 実君) ただいま大塚市長より議案第69号 工事請負契約の締結の議決事項の変更について提出がされました。
ここで暫時休憩いたします。
休 憩 (午後 2時46分)
再 開 (午後 2時57分)
〇議長(仁平 実君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。
休憩中に開会した議会運営委員会の報告を願います。
議会運営委員長、風野和視君。
〔議会運営委員長(風野和視君)登壇〕
〇議会運営委員長(風野和視君) 議会運営委員会の審議の結果を報告いたします。
先ほど提出されました議案第69号 工事請負契約の締結の議決事項の変更につきましては、追加日程第1として直ちに日程に追加し、審議、採決を行うことに決定しました。
以上で報告を終わります。
〇議長(仁平 実君) 報告が終わりました。
お諮りします。ただいま議会運営委員長より報告がありました。報告のとおりとしてご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
よって、議会運営委員長の報告のとおり決定しました。
追加日程表及び議案書は、お手元に配付してございます。
〇議案第69号の上程、説明、質疑
〇議長(仁平 実君) 追加日程第1、議案第69号 工事請負契約の締結の議決事項の変更についてを議題とします。
提案理由の説明を願います。
高久総務部長。
〔総務部長(高久能一君)登壇〕
〇総務部長(高久能一君) それでは、お配りしました追加議案書の1ページをごらんください。本議案につきましては、平成31年3月15日に議会の議決を得ました平成30年度真壁小学校校舎解体工事の一部を変更したいので、地方自治法第96条第1項第5号及び桜川市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の承認を求めるものでございます。今回変更する事項は、3番の契約金額になります。変更前の金額が1億6,880万4,000円、変更後の金額が1億8,673万2,000円で、1,792万8,000円を増額し、変更契約するものです。
なお、1番、契約の目的、平成30年度真壁小学校校舎解体工事、2、契約の方法、条件付一般競争入札、4、契約の相手方、茨城県桜川市加茂部408番地、足立建設株式会社、桜川営業所所長、菊地健幸、5、工期については、現契約と変更ございません。工期は、前定例会において平成30年10月27日から令和元年7月31日まで延長する変更契約の承認をいただいたところでございます。
続きまして、3番の契約金額変更増の主な理由でございますが、地区より要望がありました解体後のグラウンドの砂ぼこりを抑制するための砂じん対策として、敷地北側の境界にネットフェンスを新設するものです。また、隣地地権者から要望がありました樹木の抜根処理やアスファルト舗装工事及びグラウンドに埋設されていましたスプリンクラーの撤去工事など当初見込まれなかった追加工事が発生し、これらを含めた工事費が増額となったことから、変更契約をするものでございます。
以上で説明を終わらせていただきます。内容をご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願いをいたします。
〇議長(仁平 実君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
10番、菊池伸浩君。
〇10番(菊池伸浩君) 私は、3月議会が終わった後、直後にすぐ現場へ行ってみて、すごい荒れようで、これは無料で予算ふやさずに平らかにするのだから、時間だけ上げるのは別にいいと思ったのですが、今回2,000万円近い増額になったわけです。これは、確かに風景が変わってしまったのだ、建物がなくなったから。それはわかるのですが、この辺は予想がつかなかったのですか。
〇議長(仁平 実君) 佐藤教育部長。
〇教育部長(佐藤 勤君) ご質問にお答えいたします。
今回追加工事となりました内容ですが、これにつきましては周辺住民、地元から出てきた内容のものです。後から地元から要請、要求があったものがほとんどということで、当初そこまで見込んで対応することができなかったということで、今回追加して変更工事ということでお願いをさせていただくところでございます。
以上でございます。
〇議長(仁平 実君) 市村香君。
〇12番(市村 香君) まず1つは、これ一般競争入札ですよね。ですので、当初の予定価格って幾らだったのかということが1つ、それと本体の解体工事と今回の追加というのは、本体の工事とは違うような気がするのですけれども、それがどうなのかということ、まずその2つを聞きます。
〔何事か声あり〕
〇12番(市村 香君) それと、今言ったように、今度の追加というのは本体を解体する工事ではなくて、附帯みたいなものの工事なのではないのかなということで、そこの確認です。
〇議長(仁平 実君) 佐藤教育部長。
〇教育部長(佐藤 勤君) それでは、市村議員さんのご質問にお答えいたします。
今回は、要は工事としては構造物の取り壊し、それからそれを必要な形状、あとその後の利活用に耐えられるように、また管理上も含めて問題がないようにそれなりの施設等を整備するといった2つの工事を発注したわけですが、別々に発注すると、経費が二重になって割高になることも当然ございますので、これを1本にして発注して、今回変更をお願いしているのは本体の取り壊しではなく、いわゆるその後のほうの後々の利活用、維持管理のための附帯工事のほうになります。
以上です。
〇議長(仁平 実君) 市村香君。
〇12番(市村 香君) その説明はわかりましたが、そうなればこれは1,000万円以上、2,000万円以上の変更ではなくて、本来ならば別途工事ということで、またさらに1,000万円以上の入札をしたほうがいいのではないかなと思うような気もします。当初の予定価格から、一応これ一般競争入札としてなったので、3%以内にはなっているの、これ変更にしても。変更も大体パーセンテージが決まっていると思うのです。その中には入っているのですか。
〇議長(仁平 実君) 佐藤教育部長。
〇教育部長(佐藤 勤君) お答えいたします。
変更額の割合は、決められた率の中でおさまっているところでございます。
〇議長(仁平 実君) 鈴木裕一君。
〇8番(鈴木裕一君) 佐藤部長から住民からの要望だと。いろいろあったと。要望はみんな聞くのですか。これだけの追加があったら、委員会か何かでそういうのはやらなかったの。だって、何百万円のでさえやるわけでしょう、委員会で。1,800万円もの追加です。住民の要望があるというのは、住民の要望を聞かなくてはならないというのわかるけれども、全て聞くこともないのではないの。だって、議会や委員会に何の話もなくてそんなの決めてしまうの、勝手に。それなら今度トンネルやるのもおっかなくてしようがなくなってしまう。ちゃんと話を委員会ぐらいでやったのだと思ったけれども、どうなのですか。
〇議長(仁平 実君) 佐藤教育部長。
〇教育部長(佐藤 勤君) その住民からの要求、要望に対する対応ですが、当然これ全体の当初の予算額がございますので、それを超えての要求、要望は聞くことができません。では、どれを取り上げるかというのは、やはり直接そういう事態が起こるのは想定できる、また大きな被害といいますか、周辺住民に対して迷惑をかけてしまうのではないかと。そういったものに優先的に対応できるように、今回はその内容を選んだところでございます。また、その変更内容について、それなりの手続を踏んでいなかったというところにつきましては、基本その工事の変更事案の中に入ると。さっき市村議員のご質問にもございましたが、変更できる金額の割合、それにおさまっていたというところもございまして、そこまで具体的に考えが及びませんでした。その辺について、今後は必要な情報なりにつきましては委員会等も含めまして提案ないしご説明をできるように考えていきたいと思います。
以上でございます。
〇議長(仁平 実君) 鈴木裕一君。
〇8番(鈴木裕一君) では、今度は委員会のほうでこういう感じで、あとは予算以内だからどうだこうだなんていうのは聞きたくないのだ。予算以内でおさめるのは当たり前のことだと思うのです。なるべく安くしてもらうように、住民とこれだけ金かかるのだと、住民の皆さん、もうちょっと我慢してくれと、やっぱりそのぐらいの話し合いぐらいはして、とにかく委員会に今後は絶対上げていただきたいと思います。よろしく。
〇議長(仁平 実君) ほかにありませんか。
18番、林悦子議員。
〇18番(林 悦子君) では、聞いている間に、それも私が同じことを聞くことにして、調べてきたらいいのでは。
〇議長(仁平 実君) では、ここで暫時休憩します。
休 憩 (午後 3時11分)
再 開 (午後 3時35分)
〇議長(仁平 実君) 会議を再開します。
高久総務部長。
〇総務部長(高久能一君) それでは、市村議員の予定価格についてお答えを申し上げます。
予定価格ですが、1億9,190万5,200円となります。
以上です。
〇議長(仁平 実君) 18番、林悦子君。
〇18番(林 悦子君) まず、この追加議案の上程というのは非常に唐突な感じがしたのですけれども、この議案を上程しようと決まったのはいつだったのですか。それから、ネットフェンスを張るということですが、ネットフェンスってこういう一番安い網々のやつでしょう。それで大丈夫。解消されるのですか。あと、例えばそれが、風って南からだけ吹くわけではないので、今度西風が強いから何とかしてくれとかどうだとかって、ほかも言われたらどうするのでしょう。とりあえずその2つ。
〇議長(仁平 実君) 佐藤教育部長。
〇教育部長(佐藤 勤君) まず、フェンスですが、今回増設したフェンスは一般のネットフェンスに砂防用のシートが張られたフェンスということで、そういった特殊なフェンスになっております。それから、ほかの方向についてということなのですが、例えば南側ですと、プールがあったり、体育館があったり、その周辺は舗装等が施されているということで、こちら側については直接その砂が飛ぶ。北側は、道路1本挟んでもうすぐ反対側は住宅地でありますので、そういったところに関してはやはりそういう懸念がございますので、そういった措置をとらせていただきましたが、例えば南側はそういった施設があるということで、多少それが緩衝的なエリアになって、直接その道路を挟んで反対側の住宅に飛散していくということは今のところはちょっとないかなと。それから、西側にいたしましても、駐車場等、そこを舗装で整備されることから、それがやはりある程度の幅がございますので、直接はないかなというようなところで、今のところほかの方角については考えておりません。東側につきましては、こちらには遊具のスペースとか、そういった利用で進めていく予定のエリアがございまして、こちらについても直接飛散が想定されるというところは今のところないかと。やはり北側が道路幅も余りありませんし、飛散の被害が出る割合が非常に大きいのかなというところで、今回北側についてそういった特殊なフェンスを設置して防止に当たるというようなところでございます。
以上でございます。
〇議長(仁平 実君) 高久総務部長。
〇総務部長(高久能一君) 議案の提出につきましては、変更契約の日にちがなかなか決まりませんでした、設計書がなかなかできてこなかったということで。設計書ができてまいりまして、それに基づきまして業者と見積もり合わせ等を行いまして今回になったのですが、行った日付ですが、6月3日で契約を行っておりますので、期間がなかったということで、説明の時間がないということで今回追加議案をお願いした経過になっております。よろしくお願いいたします。
〇議長(仁平 実君) 18番、林悦子議員。
〇18番(林 悦子君) 文教委員会のほうでまた詰めるのでしょうから、くどくどは言いませんが、これ6月3日にもしできてきたのだったら、6月4日が全協と議運だったのではないですか。だったら、追加の可能性がありますぐらいのことは言えたのではないですか。それが1つ。だから、すごく手順がまずいでしょうと。時間がなかったとは私は思わない、これは。
それから、ネットフェンスは、今何か遊具スペースとかと言っていましたけれども、物の見事に東側は全部切り倒しましたが、あそこに遊具を置く予定があるのですか。置いてもらうのは結構なのです、遊ぶところがないとみんな言っているから。だったら、幾らか上を詰めても木陰になるようなものを置いておいてもらったほうがよかったなというふうに思うのですけれども、遊具スペースの部分があるから砂ぼこりは心配しなくてもいいだろうという話だったので、聞くのですけれども。
〇議長(仁平 実君) 佐藤教育部長。
〇教育部長(佐藤 勤君) 将来のこの跡地の利活用の計画の中で、行政のほうの計画の中で、学校であったころは子供たちが学校の遊具を使って遊んでいたというところもございますので、そういったところもある程度考慮して、この東側の一画にそういったスペースを確保して、将来的に子供たちのための施設の配置をして、そういった利用ができるようなところで計画もあるところでございますので、そういったものも含めて今後進めていきたいと考えております。
以上です。
〇議長(仁平 実君) 6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) ちょっと抜本的なことを聞きますが、ここの跡地利用をどういうふうにするということで解体プラスアルファの部分、つまり木を切ったとか何やらという契約の中に抜根は入っていなかったと今おっしゃいましたよね。だって、抜根するということは処理費用も入っているということでしょう。私は、実は3月24日、現地の人からいろいろ情報があって、みんな木が切られていたのだとか何か言って、見に来てくださいとか言って、議会中ぐらいに言われて見に行ったのです、議会終わった後しばらくたちましたけれども。そのときは、もう抜根は終わっていたのです。私は、体育館の中に入って、市の職員が体育を指導しているのとか見せていただいたりして、あそこを見て歩いたのです。24日に抜根が終わってしまっているということは、普通に考えれば契約の中に入っていたのだろうなと思うのです。今ここに抜根費用が別枠で出てきたという説明だから、聞いているのです。だから、そもそもあそこをやるときにどういう跡地利用の計画があって、ここまでやってもらうのだというので契約したわけでしょう、解体プラスアルファで。さらに、それに予測しなかったもので、今の砂が飛ぶからネットをつくるだの何だのというので、その辺のきちんと何だかわからないけれども、後から入っていたか入っていないかわからないから、これプラスアルファだよというのが今の説明なので、ちょっとそこの確認。抜根は入っていたのか、入っていないのか。
〇議長(仁平 実君) 佐藤教育部長。
〇教育部長(佐藤 勤君) 抜根につきましては、当初の設計に入っていたものと、それから後から追加したものと両方ございます。
以上です。
〇動議の提出
〔「議長」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 13番、小高友徳君。
〇13番(小高友徳君) ただいま審議中の議案第69号については、内容をよく審議したいため、文教常任委員会に付託をし、審議されるようお願いをいたします。
〇議長(仁平 実君) 小高君から動議が提出されました。
動議には、3人以上の賛成者が必要となります。
お諮りいたします。ただいまの動議に賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
〇議長(仁平 実君) 起立全員です。
賛成者が3名以上となりますので、この動議は成立いたします。
ここで暫時休憩します。
休 憩 (午後 3時45分)
再 開 (午後 4時06分)
〇議長(仁平 実君) 会議を再開します。
〇議会運営委員長報告
〇議長(仁平 実君) 休憩中に開催した議会運営委員会の協議の結果について報告願います。
議会運営委員長、風野和視君。
〔議会運営委員長(風野和視君)登壇〕
〇議会運営委員長(風野和視君) 休憩中に開催した議会運営委員会の審議結果について報告いたします。先ほど13番、小高友徳君から提出された議案第69号の動議は、文教厚生常任委員会に付託することに決定しました。よって、会期につきましては、6月20日まで延長し、15日から19日までを委員会審議とし、20日に本会議を15時から開きます。
以上です。
〇議長(仁平 実君) お諮りします。
ただいま議会運営委員長より報告がありました。報告のとおりとしてご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 異議なしと認め、議会運営委員長の報告のとおりといたします。
〇散会の宣告
〇議長(仁平 実君) 本日の会議はこれで散会します。
散 会 (午後 4時09分)