平成31年第1回桜川市議会定例会議事日程(第4号)
平成31年3月8日(金)午前10時開議
日程第 1 施政方針
日程第 2 議案第1号 平成31年度桜川市一般会計予算
日程第 3 議案第2号 平成31年度桜川市国民健康保険特別会計予算
日程第 4 議案第3号 平成31年度桜川市農業集落排水事業特別会計予算
日程第 5 議案第4号 平成31年度桜川市公共下水道事業特別会計予算
日程第 6 議案第5号 平成31度桜川市介護保険特別会計予算
日程第 7 議案第6号 平成31年度桜川市介護サービス事業特別会計予算
日程第 8 議案第7号 平成31年度桜川市後期高齢者医療特別会計予算
日程第 9 議案第8号 平成31年度桜川市水道事業会計予算
日程第10 議案第9号 平成31年度桜川市病院事業会計予算
〇出席議員(17名)
1番 軽 部 徹 君 2番 飯 島 洋 省 君
3番 武 井 久 司 君 4番 谷 田 部 由 則 君
5番 大 山 和 則 君 6番 榎 戸 和 也 君
7番 萩 原 剛 志 君 8番 鈴 木 裕 一 君
9番 仁 平 実 君 10番 菊 池 伸 浩 君
11番 風 野 和 視 君 12番 市 村 香 君
14番 小 林 正 紀 君 15番 潮 田 新 正 君
16番 相 田 一 良 君 17番 高 田 重 雄 君
18番 林 悦 子 君
〇欠席議員(1名)
13番 小 高 友 徳 君
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 大 塚 秀 喜 君
副 市 長 猪 P 幸 己 君
教 育 長 梅 井 驕@男 君
市 長 公 室 長 小 川 豊 君
総 務 部 長 阿久津 裕 治 君
総 合 戦略部長 柴 保 之 君
市 民 生活部長 小松ア 稔 君
保 健 福祉部長 上 野 荘 司 君
経 済 部 長 斎 藤 学 君
建 設 部 長 尾 見 誠 君
上 下 水道部長 内 山 久 光 君
教 育 部 長 佐 藤 勤 君
会 計 管 理 者 白 田 公 江 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議 会 事務局長 谷田部 清 君
議会事務局書記 太 田 貴 久 君
議会事務局書記 仲 田 浩 司 君
議会事務局書記 長谷川 勇 貴 君
開 議 (午前10時00分)
〇開議の宣告
〇議長(仁平 実君) 皆さん、おはようございます。
本日の出席議員は17名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立します。これより本日の会議を開きます。
〇議案書の訂正
〇議長(仁平 実君) ここで、阿久津総務部長より発言を求められておりますので、これを許します。
阿久津総務部長。
〔総務部長(阿久津裕治君)登壇〕
〇総務部長(阿久津裕治君) おはようございます。昨日3月7日にご議決をいただきました平成31年第1回桜川市議会定例会の議案書について誤りがありましたので、ご報告を申し上げます。なお、正誤表と修正後の議案書を各議員のお席にお配りしておりますので、ごらんをいただきたいと思います。
議案書72ページ、議案第42号 平成30年度桜川市一般会計補正予算(第7号)で、「第1条 歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ1億7,278万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を」……失礼しました。いや、誤りのほうを言っているのですけれども。
「歳入歳出それぞれ1億7,278万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ187億3,080万9,000円と定める」と申し上げましたが、実際は「第1条 歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ1億7,281万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ187億3,077万9,000円と定める」の誤りでございました。減額補正額が3万円ふえまして、予算総額が3万円減るものでございます。訂正しておわびを申し上げます。
なお、そのほかに誤りはございません。議案書の差しかえをお願いいたします。
今後二度とこのようなことのないよう確認に確認を重ねるようにいたします。大変申しわけございませんでした。
〇議会運営委員長報告
〇議長(仁平 実君) 次に、昨日、議会運営委員会が開催されましたので、協議の結果について報告願います。
議会運営委員長、風野和視君。
〔議会運営委員長(風野和視君)登壇〕
〇議会運営委員長(風野和視君) おはようございます。3月7日に議会運営委員会を開催し、次のとおり決定したので、報告いたします。
3月15日の委員長報告に対する質疑は、一般会計予算、特別会計予算、事業会計予算をまとめて一括質問、一括答弁とし、質疑回数は3回までとします。なお、所管の委員会の質疑は差し控えることとします。
以上で報告を終わります。
〇議長(仁平 実君) 報告が終わりました。
議会運営委員長の報告のとおりとしてご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 異議なしと認め、議会運営委員長の報告のとおりと決定しました。
〇施政方針並びに議案第1号〜議案第9号の一括上程、提案理由の説明
〇議長(仁平 実君) 次に、日程第1、施政方針及び日程第2、議案第1号 平成31年度桜川市一般会計予算から日程第10、議案第9号 平成31年度桜川市病院事業会計予算までを一括議題といたします。
大塚市長より施政方針並びに提案理由を一括で説明願います。
大塚市長。
〔市長(大塚秀喜君)登壇〕
〇市長(大塚秀喜君) おはようございます。
平成31年第1回桜川市議会3月定例会の開催に当たり、今後の市政運営並びに平成31年度の主な施策について、所信の一端を申し上げますので、議員各位を初め、市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。
初めに、我が国の経済は、企業収益が過去最高を記録する中で設備投資が増加し、個人消費の持ち直しが続くなど、経済の好循環は着実に回りつつありますが、昨年夏に相次いだ自然災害により、個人消費や輸出を中心に経済が一時的に押し下げられた一面もありました。
今後の経済の先行きにつきましては、通商問題が世界経済に与える影響や海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響等に注意をしていく必要があります。
一方で、本市を含む地方の財政状況については、依然として、債務残高は高水準にあり、財政健全化に向けた取り組みが、重要な課題となっております。
このような中、国においては、引き続き、「経済再生なくして財政再建なし」を基本とし、農林水産業を初めとした地方創生、国土強靭化、女性の活躍、障害や難病のある方の活躍、働き方改革、外国人材の受け入れなどの施策の推進により、経済の好循環をより確かなものとし、誰もが生きがいを持って充実した生活を送ることができる「一億総活躍社会」の実現を目指しております。
国は地方自治体に対しても、引き続き、地方創生、公共施設の適正管理等に取り組み、地方がみずから考え、責任を持って戦略を推進することを求めております。
本市においても、桜川市第2次総合計画の基本構想に掲げた「ヤマザクラと市民の幸せが咲くまち桜川」を市の将来像とし、「住みたい、これからも住み続けたい」をキーワードに、私の政策テーマであります「命と健康、くらしを守る」、「産業を元気にする」、「農業を盛り上げる」、「教育を充実させる」、「観光に力を入れる」、「行財政を立て直す」の6つの主要施策を柱に、将来を見据えた中長期的な観点から、効果的な施策を、市民の皆様のご理解と、ご協力をいただきながら、実現に向けた市政運営に努めてまいります。
次に、予算編成について、述べさせていただきます。
まず、歳入ですが、市税におきましては、市民税、固定資産税、軽自動車税について若干の伸びは見られるものの、たばこ税については減額となり、総額としては、前年とほぼ同額の45億9,285万9,000円を見込んでおります。
地方交付税につきましては、普通交付税の合併算定替え加算額の段階的縮減の減少を見込み、50億5,000万円としました。
一方、歳出面では、新市建設計画に位置づけられ、継続して実施しております「大和駅北地区基幹道路整備事業」、「桜川・筑西IC(インター)周辺地区まちづくり事業」、「上曽トンネル整備事業」、「桃山学園通学路整備事業」、「坂戸小・岩瀬西中通学路整備事業」、「岩瀬工業団地進入路整備事業」、のほか、新たに「県西総合病院解体事業」を、合併特例債事業として進めてまいります。
また、普通建設事業においては、「道路新設改良事業」、「道路維持事業」、老朽化が進んでいる「橋梁の点検」と、「橋梁の長寿命化工事」などを進めてまいります。
ほかの諸事業につきましても、平成31年度の市政運営方針に示した重点事業に沿って、鋭意進めてまいりますが、福祉関連などの扶助費の増加及び特別会計への繰出金・一部事務組合の負担金などにより、財政の硬直化が進んでいる状況であります。
このような状況を踏まえ、平成31年度の予算編成に当たっては、前年度に引き続き、「経常経費の枠配分方式」、「行政評価による優先度評価」を行い、なお一層、経費の削減・合理化に努め、各種事業につきましても、事業の必要性、緊急性、費用対効果などを十分に検討し、第2次総合計画に基づき予算配分を行いました。
また、市債につきましては、将来の財政負担に留意した予算計上を行いました。
次に、予算の総額について、申し上げます。
一般会計予算は、総額で191億6,000万円で、前年度対比1.1%、2億1,000万円の増となっております。
国民健康保険特別会計は、総額で49億7,336万3,000円で、前年度対比7.2%、3億8,586万7,000円の減となっております。
農業集落排水事業特別会計は、総額で4億3,734万円で、前年度対比2.3%、1,003万4,000円の増となっております。
公共下水道事業特別会計は、総額で6億6,265万3,000円で、前年度対比8%、4,886万9,000円の増となっております。
介護保険特別会計は、総額で43億1,632万4,000円で、前年度対比1.9%、8,107万7,000円の増となっております。
介護サービス事業特別会計は、総額で688万4,000円で、前年度対比25.5%、235万8,000円の減となっております。
後期高齢者医療特別会計は、総額で4億2,622万9,000円で、前年度対比0.7%、309万8,000円の増となっております。
水道事業会計予算の総額は12億8,012万9,000円で、前年度対比3.9%、5,262万9,000円の減となっております。
病院事業会計予算の総額は6億3,642万5,000円で、前年度対比78.3%、22億9,901万7,000円の減となっております。
桜川市の一般会計及び6つの特別会計並びに2つの事業会計の総額は318億9,964万7,000円で、前年度対比7%、23億8,679万3,000円の減となっております。
次に、主要な施策につきましては、桜川市第2次総合計画の施策体系に沿って申し上げます。
第1は、「子どもから高齢者まで健康で共生のまちづくり」であります。
初めに、「子育て支援の充実と少子化対策の推進」では、安心して子どもを産み、子育てができる環境をつくるため、多様なライフスタイルに、対応ができるよう、保護者のニーズに沿った子育てと、就労の両立を支援してまいります。
その一環として、児童の健全育成と子育て支援を行うための「放課後児童対策事業」や仕事と子育ての両立を支援する「ファミリーサポートセンター事業」、子育て支援の拡充や質の向上を進めていくための「子ども・子育て支援交付金事業」を行ってまいります。
なお、経済面の支援策として、「教育・保育施設等利用者負担額軽減化事業補助」、「子どものための教育・保育給付事業」、「新入学児童へのランドセルの支給」などを行い、子育てに伴う経済的負担の軽減を図ってまいります。
「健康づくりの推進」では、みずから健康づくりに取り組み、元気に暮らしていくために、健康的な生活習慣づくりに取り組めるよう、健康意識の普及啓発やその活動の支援をしてまいります。
「地域医療体制の充実」では、市民に地域で相談ができる「かかりつけ医」などを持つよう普及啓発するとともに、必要時には専門医療が受けられる「さくらがわ地域医療センター」の安定的な運営を進めてまいります。
「地域福祉の推進」では、市民の地域福祉に関する意識を高め、個人や市民団体が地域福祉活動の担い手になるよう支援を行い、地域福祉活動が活発化するような体制づくりを推進してまいります。
「障がい者福祉の充実」では、障害のある人及びその家族が住みなれた地域で、安心した生活を送ることができるよう、相談支援体制の充実を図り、適切な福祉サービスが受けられるよう支援してまいります。
「高齢者福祉の推進」では、「地域包括支援センター」を中心に、在宅介護サービスや施設サービスの充実を図りながら、高齢者が安心した生活を送り、互いに支え合う地域づくりを推進してまいります。
また、住民主体による地域の支え合い活動に取り組むとともに、ひとり暮らしの高齢者、認知症への対応等、「高齢者見守りネットワーク」との連携により、元気な高齢者の地域づくりを進めてまいります。
「社会保障制度の健全運営」では、「国民健康保険制度」や「後期高齢者医療保険制度」は、被保険者の高齢化や医療技術の高度化により医療費が増大する一方、財源となる保険税等の増収が見込めず、厳しい財政運営が続いてきました。
このような状況の中、国民健康保険制度の安定化を図るため、県が財政運営の責任主体となって市町村とともに運営することになりましたが、今後も、関係部門が連携しながら疾病の早期発見・早期治療に効果が期待できる、特定健診の受診率向上や保健指導に取り組み、医療費の抑制を図るとともに、保険税の収納率向上に努めてまいります。
第2は、「生きがいを育む学びのまちづくり」であります。
まず、「学校教育の充実」では、子供がみずから学び、みずから考える「確かな学力」、他人を思いやる心や、感動するための「豊かな心」、たくましく生きるための「健康や体力」、次代を担う子供たちの「生きる力」を養う教育に努めてまいります。
また、児童によるヤマザクラの苗木の育成体験を実施し、郷土について学習するとともに、ICT技術を活用した英語教育を推進し、国際教育の充実を図ってまいります。
小・中学校の適正配置につきましては、小中学校適正配置基本計画をもとに、地域や保護者の方の意見を聞きながら推進してまいります。
さらに、児童・生徒の心の悩みや不安を相談できる「教育支援センター」の充実を図り、不登校・ひきこもり問題の解消に努めてまいります。
「生涯学習・芸術文化活動の推進」では、真壁伝承館・岩瀬・大和公民館において、生涯学習の拠点となる講座・イベントを開催し、市民の学習・文化活動に対する意識啓発を図るとともに、市民が主体となって行う、芸術・文化活動の成果発表などを支援してまいります。
「青少年の健全育成」につきましては、地域教育力の強化を図り、地域が一体となって青少年が健全に伸び伸びと生活できる環境づくりに努めてまいります。
「生涯スポーツ活動の振興」につきましては、子供たちから高齢者まで、幅広くスポーツに取り組める環境づくりに努めてまいります。
「文化財の保存活用」につきましては、震災により被害を受けました、真壁地区の歴史的建造物につきまして、引き続き、国・県の支援を受け、復旧を推進してまいります。また、真壁城跡につきましても保存活用を図ってまいります。
第3は、「安全安心な暮らしのまちづくり」であります。
まず、「消防・防災対策の充実」では、災害に強いまちづくりを進めるために、非常時の対応・体制の強化を図るとともに、自主防災組織の育成強化・防災意識の高揚や、災害時における行動力の強化に努めてまいります。
また、消防・防災体制の充実を図るため、地域での防災訓練などに、積極的に参加できるように、市民の皆様と連携を図ってまいります。
「防犯・消費生活対策の推進」では、市民が安心して生活できる犯罪のないまちづくりを目指し、防犯意識の高揚と防犯体制の充実を図るとともに、防犯灯のLED化を推進し、防犯施設の整備に努めてまいります。
また、消費者行政につきましては、消費生活センターでの相談体制の充実と、正しい消費知識の習得や消費生活に関するトラブルを防止するための、啓発活動を行ってまいります。
「交通安全対策の推進」では、交通安全施設の整備や道路の危険個所の解消に努めるとともに、関係機関と連携・協力し、市民の交通ルールや交通マナーの向上に努めてまいります。
第4は、「活力ある産業のまちづくり」であります。
まず、「農林業の振興」では、農業生産基盤の整備、経営感覚にすぐれた農業者の育成などを推進し、地産地消の拡大に努めるとともに、農産物のブランド化を進め、観光産業と連動した魅力ある農業のPR活動を推進してまいります。
また、農村環境の整備として、優良農地の確保、耕作放棄地の発生予防と解消に取り組むとともに、有害鳥獣対策室と猟友会の連携により、イノシシなどの捕獲と防御につながる施策を推進してまいります。
さらに、ヤマザクラなど、地域の資源を生かす環境保全に努めてまいります。
「商工業の振興」では、商工会と連携し商業機能の活性化を図るとともに、地元商店街の購買力の向上を図ってまいります。
また、市の地場産業である石材業につきましては、市内外の石材関係団体と連携を図りながら、PRに努めてまいります。
さらに、石材業の実態を把握するとともに、石材製品の市場や販路の拡大を推進し、生産地としての確立と、活性化に努めてまいります。
一方、企業誘致につきましては、進出企業に対する税制上の優遇制度、市内の遊休地情報を発信するとともに、周辺道路の整備など企業の立地しやすい環境を整え、新たな雇用の確保ができるよう企業誘致を推進してまいります。
「観光の振興」では、国の名勝指定の「桜川のサクラ」や、多数の登録文化財を有する「真壁のまち並み」、多くの観光客が訪れる「雨引観音」などの歴史・文化資源とともに、新たな地域資源である「ヤマザクラ」や「筑波山地域ジオパーク」、「つくば霞ヶ浦りんりんロード」などを活用し、各方面から観光客が訪れやすい誘導策を講じてまいります。
特に、市内に自生する55万本のヤマザクラにつきましては、「日本一のヤマザクラの里」として全国に向け発信を行ってまいります。
第5は、「快適な暮らしのまちづくり」であります。
まず、「計画的な土地利用の推進」では、市街化調整区域における新たな土地利用制度の適切な運用と、桜川筑西インターチェンジ周辺地区における新たな都市拠点の形成を進めてまいります。
「景観の良い住環境の保全」では、景観計画の策定を進めるとともに、Uターン・1ターンの方に助成金を支給する「定住促進助成金制度」を継続し、民間活力による良好な住環境の形成に努めてまいります。
「道路網の整備」では、1級市道の整備を、国・県の補助などを活用し、年次計画に沿って順次進めてまいります。
また、市民からの要望が多いその他の市道及び排水整備については、緊急性・必要性を勘案しながら整備してまいります。
さらに、道路の補修・修繕などについては、道路の安全確保を図りながら迅速に対応してまいります。
「公共交通の充実」では、広域連携バス「ヤマザクラGO」のさくらがわ地域医療センター乗り入れルートを新設し、通院利用者の利便性に努めました。今後も市民が利用しやすい環境を考え、桜川市にふさわしい公共交通システムの構築を検討してまいります。
「下水道の整備」では、効率的な事業運営を図りながら、年次計画により、供用開始区域を広げるとともに、接続率の向上を目指し、普及活動に努めてまいります。
「上水道の整備」では、安全でおいしい飲料水を供給するため、水質管理や老朽施設及び老朽管の改善を図りながら、公営企業としての経営の健全化に努めてまいります。
「廃棄物の抑制と適切な処理」では、市民の皆様や事業所などの環境保全に対する理解と協力のもと、適正な廃棄物処理、資源ごみの再利用、リサイクルによる循環型社会の構築を進めてまいります。
「生活環境の保全」では、不法投棄や水質の監視強化に努めるとともに、悪臭や野焼き、犬のふん害などの公害苦情に対する指導強化や、マナーアップの意識啓発を図ってまいります。
第6は、「みんなで築く自治のまちづくり」であります。
まず、「市民協働のまちづくり」では、さまざまな媒体を活用し、行政情報を市民に提供するとともに、市民の意見が反映される仕組みづくりを推進し、市民と市が協働でまちづくりを進めてまいります。
「人権尊重のまちづくり」では、人権について理解を深めるため、人権相談を実施するとともに、啓発・キャンペーン事業を推進し、人権意識の高揚を図ってまいります。
「時代に合った自治体運営」では、第2次総合計画に基づく、計画的な施策や事業を実施するとともに、行政評価により効率的・効果的な行政運営を図ってまいります。
「組織経営と人事マネジメントの充実」では、多様化する社会環境に対応できる組織機能の見直しを行い、効率的な行政運営と行政サービスの向上を図ってまいります。
また、効果的な職員研修を行いながら、職員の能力開発に努めるとともに、市民サービスの向上に向けた人材の育成を図ってまいります。
「健全な財政運営の推進」では、財源確保対策の推進として、納税の公平性の観点から、不良債権に対し、差し押さえ、公売を実施し、収納率の向上を図るとともに、費用対効果を考慮しながら、重要度の高い事業への予算配分を行い、効果的な予算執行に努めてまいります。
結びに、平成31年度予算編成も、昨年度に引き続き、大変厳しい状況下での予算編成となりました。
これからも、全職員が高いコスト意識を持って、徹底した経費の削減や新たな財源の確保に取り組むとともに、持続可能な行政運営を行うため、「選択と集中」によるめり張りのある施策を展開してまいります。
今後も、「市民ひとすじ全力投球」を政治信条に市民目線を大切にする姿勢を持ちながら、頑張ってまいりますので、議員各位には、ご理解とご協力を賜りたく、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
〇議長(仁平 実君) 以上で施政方針並びに提案理由の説明が終わりました。
〇議案第1号〜議案第9号の委員会付託
〇議長(仁平 実君) お諮りします。議案第1号から議案第9号までを別紙付託表のとおり、それぞれの常任委員会に付託することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
よって、議案第1号から議案第9号までを別紙付託表のとおり、それぞれの常任委員会に付託することに決定いたしました。
〇散会の宣告
〇議長(仁平 実君) 以上で本日の日程は終了しました。
本日はこれで散会します。
ご苦労さまでした。
散 会 (午前10時27分)