平成30年第3回桜川市議会定例会議事日程(第6号)

                        平成30年10月26日(金)午前10時開議
日程第 1 議案第 94号 平成29年度桜川市一般会計歳入歳出決算認定について      
日程第 2 議案第 95号 平成29年度桜川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
日程第 3 議案第 96号 平成29年度桜川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定につ
              いて                             
日程第 4 議案第 97号 平成29年度桜川市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につい
              て                              
日程第 5 議案第 98号 平成29年度桜川市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について  
日程第 6 議案第 99号 平成29年度桜川市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定につ
              いて                             
日程第 7 議案第100号 平成29年度桜川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定につい
              て                              
日程第 8 議案第101号 平成29年度桜川市水道事業会計決算認定について        
日程第 9 議案第102号 平成29年度桜川市病院事業会計決算認定について        
日程第10 議長報告第1号の委員長報告                          
日程第11 議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査      
追加日程第1 議案第103号 平成30年度真壁小学校校舎解体工事請負契約について     
追加日程第2 議員提出議案第3号 教職員定数改善及び義務教育費国庫負担制度堅持に係る意見書
                 について                        
日程第12 執行部あいさつ                                

出席議員(17名)
  1番   軽  部     徹  君     2番   飯  島  洋  省  君
  3番   武  井  久  司  君     4番   谷 田 部  由  則  君
  5番   大  山  和  則  君     6番   榎  戸  和  也  君
  7番   萩  原  剛  志  君     8番   鈴  木  裕  一  君
  9番   仁  平     実  君    10番   菊  池  伸  浩  君
 11番   風  野  和  視  君    12番   市  村     香  君
 13番   小  高  友  徳  君    14番   小  林  正  紀  君
 15番   潮  田  新  正  君    16番   相  田  一  良  君
 18番   林     悦  子  君

欠席議員(1名)
 17番   高  田  重  雄  君

地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
   市     長  大 塚 秀 喜 君
   副  市  長  猪 P 幸 己 君
   教  育  長  梅 井 驕@男 君
   市 長 公 室 長  小 川   豊 君

   総 務 部次長兼  高 久 能 一 君
   財 政 課 長

   総 合 戦略部長  柴   保 之 君
   市 民 生活部長  小松ア   稔 君
   保 健 福祉部長  上 野 荘 司 君
   経 済 部 長  斎 藤   学 君
   建 設 部 長  尾 見   誠 君
   上 下 水道部長  内 山 久 光 君
   教 育 部 長  佐 藤   勤 君
   会 計 管 理 者  白 田 公 江 君

職務のため出席した者の職氏名
   議 会 事務局長  谷田部   清 君
   議会事務局書記  太 田 貴 久 君
   議会事務局書記  仲 田 浩 司 君
   議会事務局書記  長谷川 勇 貴 君

          開 議  (午前10時00分)
    開議の宣告
議長(仁平 実君) 皆さん、おはようございます。
 本日の出席議員は17名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、ただいまより本日の会議を開きます。
                                           
    議案第94号〜議案第102号の委員長報告、質疑、討論、採決
議長(仁平 実君) 日程第1、議案第94号 平成29年度桜川市一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第9、議案第102号 平成29年度桜川市病院事業会計決算認定についてまで、以上9議案を一括議題といたします。
 本案について、委員長より報告を求めます。
 なお、討論、採決は、全ての常任委員長の報告及び質疑終了後に行います。
 初めに、総務常任委員長、大山和則君、登壇の上、報告願います。
          〔総務常任委員長(大山和則君)登壇〕
総務常任委員長(大山和則君) 総務常任委員会審査報告書。
 総務常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第110条の規定により報告いたします。
 本委員会は、10月23日午前9時より、2階大会議室において、委員6名出席のもと開会し、関係部課長の出席を求め、書記4名を任命し、付託案件につき説明を聴取し、審議を行いました。
 本委員会に付託されました案件は、議案第94号 平成29年度桜川市一般会計歳入歳出決算のうち、市長公室、総務部、総合戦略部、市民生活部、議会事務局、会計課、選挙管理委員会、固定資産評価審査委員会、公平委員会、監査委員の所管に属する事項、議案第95号 平成29年度桜川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算、議案第100号 平成29年度桜川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算、議案第102号 平成29年度桜川市病院事業会計決算についてであります。
 審議の結果、本委員会に付託された内容と提起された意見及び要望は次のとおりであります。
 一般会計の歳入についてでありますが、予算現額は206億1,208万2,000円、調定額207億7,138万503円、収入済額204億9,937万574円で、収入割合98.7%、不納欠損額1,814万7,832円、収入未済額2億5,386万2,097円となっております。
 歳入決算の構成比は、地方交付税が27.8%、市税が23.3%、市債が14%、国庫支出金が11.2%、繰越金が8.4%、県支出金が5.6%の順となっております。
 歳入の主なものといたしまして、地方交付税につきましては、予算現額51億3,000万円に対し、調定額、収入済額とも56億9,994万円となっております。
 市税につきましては、予算現額47億8,012万2,000円、調定額49億9,963万5,586円、収入済額47億6,953万4,918円、不納欠損額1,813万2,832円となっております。
 国庫支出金につきましては、予算現額25億2,695万円に対し、調定額、収入済額とも22億9,244万2,294円となっております。
 県支出金につきましては、予算現額13億7,775万9,000円に対し、調定額、収入済額とも11億3,838万9,836円となっております。
 市債につきましては、予算現額35億2,740万円、調定額、収入済額とも28億7,169万6,000円となっております。
 次に、歳出に関する審議の内容についてご報告いたします。
 複写機借上料について、経費削減の余地があると思われるため、契約方法を見直すなどして、安く性能のよい複写機の借り上げに努めるよう要望いたします。
 市税については、さらなる収納率アップを目指し、納税の公平性の確保を念頭に置き、市税の確保に取り組むよう要望いたします。
 消防分団数は、現在、女性消防分団を含め37分団であり、他市町村と比較しても多く、消防車両の購入や分団員へ活動服の貸与は市財政を圧迫する要因にもつながることから分団数の見直しを要望いたします。
 公共交通に関しては、市民の茨城県西部メディカルセンターへの交通手段として、広域的な観点から筑西広域市町村圏事務組合による巡回バスの運行が図られるよう検討することを要望いたします。
 市民サービスについては、平成31年7月からマイナンバーカードを利用して、住民票等をコンビニエンスストアで取得できるサービスが開始されますが、わかりやすいマイナンバーカードの取得案内並びにコンビニエンスストアでの交付サービス開始について周知徹底するよう要望いたします。
 新たに、さくらがわ地域医療センターが開院しましたが、地域医療を守るため、健全な経営で、必要な医療を継続的に提供し、市民から信頼される医療機関となるよう要望いたします。
 以上が、付託案件に対する総務常任委員会の審査の経過及び結果であります。本委員会に付託された決算事項は、出席委員全員の賛成により認定すべきものと決しました。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご承知の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
  平成30年10月26日
                          総務常任委員会委員長  大山 和則
  桜川市議会議長  仁平  実 様
議長(仁平 実君) 報告が終わりました。
 これより質疑を行います。
 総務常任委員会以外の方、質疑を願います。
 6番、榎戸議員。
6番(榎戸和也君) 先ごろ行われた大綱質疑において、総務部で行われている入札について、我々は議員の兼職禁止という条例を定めております。そして、そこにはきちっとした条文として、資本関係のこと、それから実際的にその会社の実効的な経営に携わっている。これは議員本人ではありませんけれども、いわゆる配偶者であったり、同居の親族であったりという規定でありますが、それでさえもそうなのですから、ましてや議員本人がそういうお立場にある場合には、それは辞退をするというようなことは条文から明らかなわけであります。
議長(仁平 実君) ここで暫時休憩します。
          休 憩  (午前10時12分)
                                           
          再 開  (午前10時13分)
議長(仁平 実君) 会議を再開します。
6番(榎戸和也君) 決算議会でありますが、この決算の具体的案件を決めるに当たって、入札が条例に基づいてきちんと行われているのかということは、私は前々から申し上げているわけであります。そして、さきの総務の担当の返答は、前のときもそうでしたけれども、条例に基づいてやっていて、それが問題であれば、議会の中の倫理云々というところで審議すればいいのだという答えであります。
 しかし、その前に、条例があるのだから、条例の手続に基づいてやるというのは執行部が課されている使命であります。それをやっていないでしょうと。そして、実際に入札が行われているわけでありましょうということを申し上げているわけです。そこのところについて、執行部がああいうふうな返答でありますので、私としては、我々市民を代表する委員の委員会の場でしっかりと協議をいただきたいということでお願いしたわけでありますが、それについてはどうなっているのかをお伺いしている、そういうことであります。
議長(仁平 実君) 大山委員長、答弁願います。
総務常任委員長(大山和則君) 榎戸議員の質問ですが、確かに大綱質疑のとき、そんな話を議員のほうから話をしておられましたが、先ほど報告書を私が読んだとおり、今言ったようなことは審議しておりませんので、お答えできません。
議長(仁平 実君) 6番、榎戸議員。
6番(榎戸和也君) 6番、榎戸です。
 そうしますと、私が議員として市民の一代表としてここにいて、こういうことをきちっと委員会で、少なくとも議題にのぼせて、結論として、委員会としては、議会としてはこういう考え方を持っているのだということをここでご報告いただかないと、いわゆる私の後ろには市民がおります。その市民を代表して、議員、ここに18人いるわけでありますので、それを代表してお尋ねしたことに対して、議会は取り上げない。委員会は取り上げない。当然、きょうここで結論が出るということは、我々議員は、それについては等閑視するといいますか、執行部の言っているあの答えがいいのだと。幾ら条例つくっても、私に言わせれば、条例を守らないでやっても、議会は自分たちのやった条例を守られないのに、それでオーケーなのだと言っていることに等しいわけであります。私は、そういうことは非常におかしいのではないかということで、改めて先ほどご質問させていただいた、そういうことであります。
 今後、この問題については、どういうふうにするおつもりなのか。このまま続けていくのか。現に、あそこで私は実名出しませんでしたけれども、具体的にどの会社であったりということがあるわけです。それから、今度議員になられた方の中にも、ご承知のように、もう終わっていることでありますが、そういうお立場で市の仕事を、これは直で受けたような形になっていらっしゃる方もいるわけであります。ですので、これが曖昧になりますと、やっぱりつくった精神というのが消え失せてしまいますので、今後、ますますこのことはしっかりしていかなければいけないのではないかということでお示しをしているわけです。
 ですから、孫請とか、ひ孫請ということであれば、それはいろいろ便法もあるでしょう。だけれども、直で受けているというのが、あの後も、この間いただいた中にあるわけですから、誰と申しませんが。
議長(仁平 実君) 榎戸議員……
6番(榎戸和也君) よろしくお願いします。
議長(仁平 実君) 桜川市議会運営に関する申し合わせ事項第11条の3、委員長報告に対する質疑は審査経過と結果の範囲とする。とりあえずこれで以上で。
 続いて……
          〔何事か声あり〕
議長(仁平 実君) 暫時休憩します。
          休 憩  (午前10時17分)
                                           
          再 開  (午前10時19分)
議長(仁平 実君) 会議を再開します。
 続いて、文教厚生常任委員長、谷田部由則君、登壇の上、報告願います。
          〔文教厚生常任委員長(谷田部由則君)登壇〕
文教厚生常任委員長(谷田部由則君) きょうは風邪ぎみで、皆さんにうつすといけませんので、マスクをしたままの報告でご了承ください。
 文教厚生常任委員会審査報告書。
 文教厚生常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第110条の規定によりご報告申し上げます。
 本委員会は、10月23日午前9時より、岩瀬庁舎委員会室において、委員全員の出席のもとに、教育長、関係部課長の出席を求め、書記4名を任命し開催いたしました。
 本委員会に付託されました案件は、議案第94号 平成29年度桜川市一般会計歳入歳出決算のうち、教育委員会の所管に属する事項、公民館活動の所管に属する事項、保健福祉部の所管に属する事項、福祉事務所の所管に属する事項の認定について、議案第98号 平成29年度桜川市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第99号 平成29年度桜川市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。
 執行部から詳細なる説明を求め、慎重に審議した結果、いずれも原案のとおり認定すべきものと決しました。
 審査の過程で議論された内容の主なものは、次のとおりであります。
 まず、一般会計の教育委員会及び公民館活動の所管に属する事項について質疑を行いました。
 教育総務費の事務局費に関して、ICT技術を活用した英会話交流事業について、海外の子供たちと英語でコミュニケーションをとるため、現在は双方の昼休み時間を利用して定期的に交流を行っている状況ですが、今後、より多くの児童が交流に参加できるよう要望します。
 また、教育指導費の教育補助員については、障害のある児童生徒に対し、特に支援が必要な場合は教員を補助するとともに、該当する児童生徒の学校生活を支援する職員として配置しておりますが、障害の範囲も多様化している現状の中で、今後も実態に応じた人員配置による児童生徒への手厚い対応を要望します。
 続いて、一般会計の保健福祉部及び福祉事務所の所管に属する内容について質疑を行いました。
 児童福祉費におけるこども園の駐車場については、やまと認定こども園で、保護者の利便性を考慮して拡張され大変便利になりました。今後は、岩瀬認定こども園及び岩瀬東部認定こども園についても保護者の駐車場確保に努めるよう要望します。
 次に、保健衛生費における真壁保健センター管理事業等については、真壁保健センター及び福祉センターの土地借上料は評価額等の変動を考慮し、適正な価格で契約更新するよう要望します。
 以上が文教厚生常任委員会に付託された案件に対する審査の経過及び結果であります。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
  平成30年10月26日
                        文教厚生常任委員会委員長  谷田部由則
  桜川市議会議長  仁平  実 様
議長(仁平 実君) 報告が終わりました。
 これより質疑を行います。
 文教厚生常任委員会以外の方、質疑を願います。
 6番、榎戸議員。
6番(榎戸和也君) これも、さきの大綱質疑の際にお尋ねしたことに絡んでの質問であります。
 さきの大綱質疑で、1件、いわゆるクーラーの設置、これを行うということで、ことし、委託料が上程された。失礼しました。その絡みで、つまり財源がどうなるのかという話をしたときに、教育部長さんのほうからは、合併特例債というものもあるのだけれども、準備の都合等があるので、別な教育関係のもので対応したいというお話がございました。そのときに、これは追加したという意味で捉えてよろしいのかと思うのですが、議長さんの指名はなかったかと思いますが、市長のほうから、それでいいのか、つまりその合併特例債はそういうものに使えるのかというふうなご発言がございました。これは、今もお金がまだ残っているわけで、それをどう使っていくかということは、この委員会に限らず非常に大事な話でありますので、ここの部分について、つまり合併特例債を使えば、より7割近く来るわけですから、いいわけです。これは補足です。補足でしたけれども、あのお金を使うに当たっては、こういうことで来年7月までに、4月に予算化してやるのだというご説明があったわけですので、私……
議長(仁平 実君) ここで暫時休憩します。
          休 憩  (午前10時27分)
                                           
          再 開  (午前10時28分)
議長(仁平 実君) 会議を再開します。
6番(榎戸和也君) ですから、この合併特例債というのは、今までのいろんな案件に絡んで使ってきているわけであります。上曽トンネルについてもしかり。そういう中で、たまたまそこで議題が出ましたけれども、この問題は、我々議会としてもしっかり決めておかなければならない、確認しておかなければならないことであります。
 この間、申し上げましたように、昨年の市長選やら何やらという流れの中でも、別に、私とやった、やらないではないですよ。一般的に市長は、この議会でも、ああいうものには使えないのだ。例えば、私は洋式トイレの問題、トイレの洋式化の問題でお願いしたときにも、使えないのだ、そういう流れがずっとあります。ところが、執行部の中で、そういう食い違いみたいなものが、この間、露見したわけです、図らずも。そして、実際に笠間市のものなんかを見ますと、28、29年度、クーラー設置で3億何千万円、合併特例債を組んでいるのです。それができないのだということを今までやってきたわけですから。我々議会も認めているわけですから。
議長(仁平 実君) 榎戸議員……
6番(榎戸和也君) このことについて、委員会としてはどのように対応されて……
          〔何事か声あり〕
6番(榎戸和也君) 内容がわからなくて判断できないから……
議長(仁平 実君) 暫時休憩します。
          休 憩  (午前10時29分)
                                           
          再 開  (午前10時31分)
議長(仁平 実君) 会議を再開します。
 質疑ありませんか。
6番(榎戸和也君) 合併特例債のことについてはきちんとした確認をしたのかどうかということを言っているのです。何に使えるのか。今まで使えないと言ったものに、今度使えるようになったのでしょう。
          〔何事か声あり〕
6番(榎戸和也君) 1億円でも幾らでもいいのだよ。今まで使えないと言っていた……
          〔何事か声あり〕
議長(仁平 実君) 暫時休憩します。
          休 憩  (午前10時32分)
                                           
          再 開  (午前10時32分)
議長(仁平 実君) 会議を再開します。
 文教厚生常任委員長、谷田部由則君、登壇の上、答弁願います。
          〔文教厚生常任委員長(谷田部由則君)登壇〕
文教厚生常任委員長(谷田部由則君) 先ほどの榎戸議員の質問に対しては、委員会で審議しておりませんので、答弁を差し控えさせていただきます。
議長(仁平 実君) 6番、榎戸議員。
6番(榎戸和也君) 決算でありますから、具体的なこの件についてどうなのかということは、私も理解しております。ただ、それが適正であるかどうかとか、あるいはそれを考えるに当たって、きちっとこの件については確認しておかなければならないとかということについては協議していただくのが当然なのではないか。ここに、これからの展望みたいなことをいっぱい書いてあるでしょう。これについてはこうしたいのです、ああしたい。合併特例債についてはどうなのですか。こういうものと位置づけて考えているとか、そういうのをどこかでやってもらわないと困るでしょうと言っているのです。まだ残っているのだから。
議長(仁平 実君) 谷田部委員長、もう一回答弁願います。
          〔何事か声あり〕
議長(仁平 実君) これで質疑を終わります。
 続いて、建設経済常任委員長、潮田新正君、登壇の上、報告願います。
          〔建設経済常任委員長(潮田新正君)登壇〕
建設経済常任委員長(潮田新正君) 建設経済常任委員会審査報告書。
 それでは、建設経済常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第110条の規定により報告いたします。
 本委員会は、10月23日午前9時30分より、第2委員会室において、本委員会委員6名のうち5名出席のもとに開会し、説明者として関係部課局長の出席を求め、議案第94号 平成29年度桜川市一般会計歳入歳出決算のうち、経済部の所管に属する事項について、建設部の所管に属する事項について、上下水道部の所管に属する事項について、農業委員会の所管に属する事項について、議案第96号 平成29年度桜川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について、議案第97号 平成29年度桜川市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算について、議案第101号 平成29年度桜川市水道事業会計決算についてを案件として、詳細なる説明を受け、慎重に審議を尽くした結果、本委員会に付託された案件は出席委員全員の賛成により認定すべきものと決定いたしました。
 なお、審議過程において論議された意見並びに要望事項は次のとおりであります。
 経済部関係においては、初めに農業委員会関係の決算について質疑を行いました。農業委員会においては、引き続き関係機関と連携し、適正な事務処理を行うよう要望いたします。
 次に、農林課の決算について質疑を行いました。農地関係事業やかんがい排水等事業については、数多くの施設が昭和50年代に整備された土地改良施設でありまして、老朽化が年々進んでいることから、施設の長寿命化につながる補助事業を拡充するなど、施設管理者の負担軽減が図れるよう要望いたします。
 岩瀬ふれあい公園を初めとする農村公園や森林公園の管理委託については、整備時の管理計画をもとに効率的な運営計画及び執行を要望いたします。
 有害鳥獣対策事業については、引き続きイノシシやハクビシン対策など農作物被害防止対策の強化を図るとともに、29年度より創設した箱わな、囲いわなに限定した個人に対する有害捕獲許可について、捕獲報償費の対象になっていないので、報償費の対象となるような検討を要望いたします。
 次に、商工観光課関係の決算について質疑を行いました。観光事業については、日本一の山桜の里を柱に掲げる上において、国際的にも通用する観光地を目指し、外国人旅行者の誘客に力を入れるとともに、市内に設置されているさまざまな観光案内板等については、英語や中国語など多言語表記での整備を要望いたします。
 建設部関係においては、初めに建設課関係の決算について質疑を行いました。昨今の厳しさを増す道路関係予算により、道路維持作業が影響を受ける中、道路の路肩や歩道の除草業務が十分でなく、歩行者や自転車の走行において危険な状況が随所で見られます。道路維持費予算を増額し、通行の安全確保を要望するとともに、道路里親制度事業を各行政区に広く周知し、ボランティア精神を市民に広く浸透させ、道路維持費予算を有効に活用できる道路行政を目指し、さらなる道路維持管理の充実を図るよう要望いたします。
 続いて、都市整備課関係について質疑を行いました。空き家の利活用について、空き家バンクのさらなる充実を図ること、また特定空き家については、市民の安全を考慮し、積極的な取り組みを要望します。
 駅前駐輪場の管理については、駐輪場の煩雑化が目立つとの市民の意見があるため、管理人を常駐させ、有料化などを含めた管理方法を検討願います。
 また、現在縦覧している地区計画の早期実現と、市民への周知の徹底をあわせて要望いたします。
 上下水道部関係においては、初めに農業集落排水事業特別会計、公共下水道事業特別会計についての質疑を行いました。両特別会計とも、接続率や徴収率が低いので、今後も加入促進に向けて努力するよう要望いたします。
 また、近年、施設の経年劣化により修繕費用が非常にふえてきていますが、厳しい財政状況であることから、さらなる経費の削減に努力し、施設の効率的な維持管理に取り組んでいくよう要望いたします。
 さらに、公共下水道事業については、費用対効果を十分に検討し、財政面との整合を図りながら効率的な整備をされるよう強く要望いたします。
 次に、水道事業会計について質疑を行いました。水道事業会計においては、大和駅北地区の布設工事について他部署とよく協議調整し、計画的な工事工程により重複投資にならないように要望します。
 以上が建設経済常任委員会に付託された案件に対する審査の経過並びに結果であります。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
  平成30年10月26日
                        建設経済常任委員会委員長  潮田 新正
  桜川市議会議長  仁平  実 様
議長(仁平 実君) 報告が終わりました。
 これより質疑を行います。
 建設経済常任委員会以外の方、質疑を願います。質疑ございませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) なしと認め、質疑を終わります。
 これから討論と採決を行います。
 議案第94号 平成29年度桜川市一般会計歳入歳出決算認定について討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 討論を終わります。
 お諮りいたします。議案第94号は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第94号は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。
 続いて、議案第95号 平成29年度桜川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 討論を終わります。
 お諮りいたします。議案第95号は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第95号は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。
 続いて、議案第96号 平成29年度桜川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 討論を終わります。
 お諮りいたします。議案第96号は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第96号は委員長報告のとおり認定することに決定しました。
 続いて、議案第97号 平成29年度桜川市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 討論を終わります。
 お諮りいたします。議案第97号は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第97号は委員長報告のとおり認定することに決定しました。
 続いて、議案第98号 平成29年度桜川市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 討論を終わります。
 お諮りいたします。議案第98号は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第98号は委員長報告のとおり認定することに決定しました。
 続いて、議案第99号 平成29年度桜川市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 討論を終わります。
 お諮りいたします。議案第99号は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第99号は委員長報告のとおり認定することに決定しました。
 続いて、議案第100号 平成29年度桜川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 討論を終わります。
 お諮りいたします。議案第100号は委員長の報告のとおり認定することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第100号は委員長報告のとおり認定することに決定しました。
 続いて、議案第101号 平成29年度桜川市水道事業会計決算認定について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 討論を終わります。
 お諮りいたします。議案第101号は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第101号は委員長報告のとおり認定することに決定しました。
 続いて、議案第102号 平成29年度桜川市病院事業会計決算認定について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 討論を終わります。
 お諮りいたします。議案第102号は委員長報告のとおり認定することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第102号は委員長報告のとおり認定することに決定しました。
                                           
    議長報告第1号の委員長報告
議長(仁平 実君) 日程第10、議長報告第1号、付託された案件について報告を求めます。
 請願第9号 教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度堅持のための政府予算に係る意見書採択を求める請願について、文教厚生常任委員長、谷田部由則君、登壇の上、報告願います。
          〔文教厚生常任委員長(谷田部由則君)登壇〕
文教厚生常任委員長(谷田部由則君) 文教厚生常任委員会審査報告書。
 文教厚生常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第143条の規定により、ご報告申し上げます。
 本委員会に付託された案件は、請願第9号 教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度堅持のための政府予算に係る意見書採択を求める請願であり、請願者は、茨城県教職員組合、杉山繁氏ほか183名であります。
 本委員会は、10月23日、委員会室において、委員全員出席のもと、教育長、関係部課長の出席を求め、書記を任命し、付託された案件について詳細な説明を受けました。
 慎重に審議した結果、計画的な教職員定数改善の推進や義務教育費国庫負担制度の堅持は、桜川市の将来を担う子供たちの教育環境を整備していく上で極めて重要なことから、全員一致で採択することに決しました。
 以上が文教厚生常任委員会に付託された案件に対する審査の結果であります。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご承認の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
  平成30年10月26日
                        文教厚生常任委員会委員長  谷田部由則
  桜川市議会議長  仁平  実 様
議長(仁平 実君) 以上で委員長の報告が終わりました。
 これより質疑を行います。
 文教厚生常任委員会以外の方、質疑を願います。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 討論を終わります。
 お諮りいたします。請願第9号について、委員長報告は採択です。委員長報告のとおり決定することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
 よって、請願第9号は委員長報告のとおり採択することに決定しました。
                                           
    議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査
議長(仁平 実君) 次に、日程第11、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしましたとおり、閉会中の継続調査の申し出がありました。
 お諮りいたします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。
          〔「議長」の声あり〕
議長(仁平 実君) 6番、榎戸議員。
6番(榎戸和也君) 委員会等への付託ということなのでありますが、継続審議というようなことで。この間、今定例会において3常任委員会が開かれました。全協ではありません。そして、これは内容は何かといいますと、ラスカ総合運動公園の借地料の更新時期に当たって、借地料の取り扱いをめぐる委員会採決が行われたわけであります、14対1という結果で。私は、その1なのでありますが、これは委員会で決めたことは、この会期中に、つまりきょうじゅうにここでもって本会議で決めなければ効力を発しないわけであります。これを今の提案事項の中にこれを含めて考えるのか。ここで正式に議会として採決をするのか。その提案が、ここの今の議案書には出ておりません。委員会はやったけれども。この定例会で委員会の結論を出すわけですから、今回。それをこのまま流せば、この間の14対1の議決は効力を持たないというふうに私は理解しているのですが、そういう理解でよろしいですか。
議長(仁平 実君) ここで暫時休憩します。
          休 憩  (午前10時55分)
                                           
          再 開  (午前11時11分)
議長(仁平 実君) 会議を再開します。
 お諮りいたします。各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
 よって、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
                                           
    日程の追加
議長(仁平 実君) ただいま大塚市長より議案第103号 真壁小学校校舎解体工事請負契約について並びに4番、谷田部由則君から議員提出議案第3号 教職員定数改善及び義務教育費国庫負担制度堅持に係る意見書が提出されました。
 ここで暫時休憩いたします。
          休 憩  (午前11時13分)
                                           
          再 開  (午前11時23分)
議長(仁平 実君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
 休憩中に開催した議会運営委員会の報告を願います。
 議会運営委員長、風野和視君。
          〔議会運営委員長(風野和視君)登壇〕
議会運営委員長(風野和視君) 議会運営委員長報告。休憩中に開催した議会運営委員会の会議結果を報告いたします。
 先ほど提出されました議案第103号 平成30年度真壁小学校校舎解体工事請負契約について及び議員提出議案第3号 教職員定数改善及び義務教育費国庫負担制度堅持に係る意見書につきましては、追加日程第1、第2とし、直ちに日程に追加し、審議、採決することに決定いたしましたので、報告いたします。
 以上で報告を終わります。
議長(仁平 実君) 報告が終わりました。
 お諮りいたします。委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 異議なしと認め、議会運営委員長の報告のとおりといたします。
 追加日程表及び議案書を配付いたします。
          〔追加日程表及び議案書配付〕
                                           
    議案第103号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(仁平 実君) 追加日程第1、議案第103号 平成30年度真壁小学校校舎解体工事請負契約についてを議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 高久総務部次長兼財政課長。
          〔総務部次長兼財政課長(高久能一君)登壇〕
総務部次長兼財政課長(高久能一君) それでは、議案第103号 平成30年度真壁小学校校舎解体工事請負契約についてご説明をいたします。
 お配りいたしました議案書の1ページをお開きください。本議案につきましては、地方自治法第96条第1項第5号及び桜川市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、下記のとおり請負契約を締結するため議会の議決を求めるものでございます。
 内容といたしまして、1、契約の目的、平成30年度真壁小学校校舎解体工事。
 2、契約の方法、条件つき一般競争入札。
 3、請負金額、1億6,880万4,000円。
 4、契約の相手方、茨城県桜川市加茂部408番地、足立建設株式会社桜川営業所、所長、菊地健幸。
 5、工期、議会の議決日の翌日から平成31年3月25日までとなります。
 以上で説明を終わらせていただきます。
 内容をご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願いいたします。
議長(仁平 実君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 10番、菊池議員。
10番(菊池伸浩君) 追加議案の旧真壁小学校解体工事の入札結果について質問いたします。
 ことし3月議会において、真壁小学校の閉校に当たり、校庭にある卒業記念品等を残してほしいと、歴代PTA会長さんから請願が出ており、趣旨採択をされております。趣旨採択となったのは、どのような規模で残すのか、わからなかったからと記憶をしております。
 そこで質問ですが、今回の解体工事費用の中に、この卒業記念品等の移動、保存にかかわる費用はどのくらいになるのか。わかる範囲で結構ですから、明らかにしてほしい。22日の文教厚生委員会でも同様の質問をしたのですが、その部分だけと言われても詳細はわからないと言われております。校舎解体費は26日に追加議案として上程されるので、そこで質問にするので、今回質問する次第です。よろしくお願いいたします。
議長(仁平 実君) 菊池伸浩君の質疑に対して答弁を願います。
 佐藤教育部長。
教育部長(佐藤 勤君) それでは、菊池議員さんのご質問にお答えいたします。
 まず、今回移設をいたします卒業記念の製作作品、それから記念碑等でございますが、確認されたものが44体ございました。そのうち、先ほどお話がありましたが、請願を出された元PTA会長さん等中心に検討委員会を開いてまいりまして、そこから7基を移すということで、今回工事の中に入れました。それに係る費用でございますが、これはあくまで設計レベルでの費用で、しかも諸経費、それから消費税は含まない額でお答えさせていただきますが、約200万円強の金額で、今言った7体の記念碑を移設設置し、その後、管理等の問題も含めて、ある程度、周辺、根回りをコンクリートで固めるような、そういう内容での整備をする予定になっております。
 以上でございます。
議長(仁平 実君) 10番、菊池議員。
10番(菊池伸浩君) 移設というのは、どの辺に移設をするのですか。予定地をちょっとお願いします。
議長(仁平 実君) 佐藤教育部長。
教育部長(佐藤 勤君) 体育館が今ございますが、その体育館の西側に地区の集会所があると思いますが、そこと体育館の西側の間にスペースがございまして、そこの一角を利用して移設整備をするという予定でございます。
議長(仁平 実君) ほかに質疑ありませんか。
 18番、林議員。
18番(林 悦子君) この解体工事が終わった後のタイムスケジュールについて、ざっくりでいいですから、質問したいと思います。といいますのは、真壁小学校の場所というのは、真壁町の市街地中心部に近くて、県道にも近いところにある唯一のまとまった土地なので、町民の関心がすごく高いところなのです、今後、どんなふうに使われるかということについて。できればみんなのものとして使ってもらいたいというふうな意向が強いと思うのです。それなので、今後のタイムスケジュールということで、当面こんなものに使っていこうというのがあるのであれば、それも含めて教えてほしいということで、どのように決定していくか。
 それと、もう一点ですけれども、あそこに岩石園というのですか、火山を噴火させて流して、その様子を学習できるようなものがあるのです。あれは、きのう、おととい、ジオパークの設立総会に私も行ってきて、盛んに地学というか、この辺のそういうジオに関した学習効果とか、そういうものをもっと前面に打ち出さなくてはならないというような話が出ていたので、50年も前からああいうものがあって、ちゃんと学習に使ってきたということは、もっとジオの中で桜川市は強調してもいいのではないかというふうに思いましたので、それを今後どんなふうにするのか。壊してしまわないのだろうと思うのですけれども、あわせて聞きたいのですけれども。
 2つです。
議長(仁平 実君) 答弁願います。
 高久総務部長兼財政課長。
総務部次長兼財政課長(高久能一君) 1点目の跡地利用についての質問にお答えします。
 跡地利用につきましては、皆様もご承知のように跡地利用検討委員会を立ち上げまして、今審議をしているところでございます。この跡地利用審議にかかるものについては、ご説明をしたと思います。市で利用をしないものについては、この跡地利用検討委員会で審議をするということで説明をさせていただいているところです。それで、2回ほどやりまして、今度、跡地利用の民間に貸し出すということで、どういう業者がいるか、わからないということで、11月1日付で広報にも載せますし、こういうことで募集を開始します。その出てきた業者の中から、皆さんの中で検討していただいて、どういうものがよろしいかとの検討していただいて決めていくというスケジュールになっておりますので、この先は募集が出てこないと、どういう形になっていくかということは、ちょっとお答えはできませんので、現在のスケジュールはそのようになっております。よろしくお願いいたします。
議長(仁平 実君) 林議員の質問に答弁願います。
 佐藤教育部長。
教育部長(佐藤 勤君) 林議員さんの2つ目の岩石園の取り扱いについてのご質問でございますが、これにつきましては、先ほど申しました記念碑等の会議、委員会の中でも出まして、残せるものならという意見もあったのですが、やはり非常に年数もたって、さらに地震等もあったということで、一部崩壊等している部分、またかなり緩くなっている部分もございまして、あのまま残していくには、やはりなかなか危険であると。子供たちが立ち入って崩れたとか、そういう内容でけがをすることもあるということでしたので、残さないで、やはり撤去しようという話になりました。
 ただ、その中で、いろんなところから集めてきた石があそこにはあるということで、希少性も検討して、希少なものがあれば、そういうものはどこかに残すようなことでもいいのではないかというようなご意見も出たものですから、それにつきましては、当時、あの設置にかかわった先生、協力者等にお願いいたしまして、果たして希少なものがあるかどうか等の確認もさせていただきましたが、特に鉱物、石としてこれというものがないというような判断が下されたところでございますので、今のところ、あの岩石園につきましては撤去するというようなことで作業は進めていくことになります。
 以上です。
議長(仁平 実君) 18番、林議員。
18番(林 悦子君) もう既に跡地利用の検討委員会を開いていて、それで民間活用という方向が出ているということなので、どんなことになるのだろうというふうに思いますが、多分、私が聞いているのと、どうもずれがあるようで、今さらの意見になってしまうのだなと思って、今、聞いていたのですが、本当に市街地にすごく近い、まとまった土地なので、例えば防災にせよ、ふだんの真壁のほうには、この間来、出ている、まとまったグレードの高い公園なんかもなかったりするものですから、やっぱりそういう、ある種、公共性の高いものとして、とりあえず、すぐには思いつかなくても、残しておいてもらえないかという意見は根強いと思うのです。
 ですから、民間から出てくる内容によってだと思うのですけれども、その辺のところを、まるっきり正反対で、誰かのものになってしまって、もう二度と誰も使えなく、まちが手出しも何もできなくなってしまったみたいなものにはなってほしくないなというふうには思っているのですけれども、その辺のところをもう一歩説明できれば聞きたいということと、それ以上質問しても、このことに関しては、ここでしようがないようなので、言いませんが、もうちょっと話が、もっと深い話ができるのだったらしてほしいということと、できたら本当に市民の公益性の高いものとして、貸すにしても、使っていってもらいたいなというふうな希望だけは述べておきたいと思います。
 それから、岩石園に関してなのですが、50年も前につくったものだから、傷みがあるのは当然だと思うのですけれども、真壁小学校が全国の教育講演会の大会をやったくらいの一番絶頂のころに、当時のPTAが、うちの父なんかもやっていたり、西岡さんのところの半右エ門さんなんかもやっていたのですが、要するにそうそうたる先輩方が全国の石を全部集めてきたのです、特産の石を。それをやっぱり、真壁小学校を建てかえたりやったりするときに、その後になると、みんなわからなくなる人も出てくるので、少しずつ、少しずつ処分してしまったり、あるいはその岩石園に持っていったりというのが、多分実態だったと思うのです。
 だけれども、今ここでジオパークというものでまちおこしをやっているということを考えると、もう50年も前からちゃんとそういうジオの教育をしていたのだということは打ち出してもいいと思うし、その片鱗が残るような形で、そのものは捨ててしまうのではなくて、とりあえずどこかに寄せて、また何か活用ができるのであれば、あるような形をやったほうがいいと思います。というのは、写真でも何でもちゃんと撮っておいて。使い方がわからなくなってしまうので、やらなくなるのです。しみじみした理科の先生がいて、その人にちゃんとバックアップすれば、ああいうものだって、ちゃんと活用していくのですけれども、50年たって、地学が一回、教科の中から外されて、また「ブラタモリ」なんていうのは地学の番組ではないですか。そういうものをやっているときに外していくというセンスは、私は最悪だと思う。それは言っておきます。
 その跡地利用、もうちょっと話すのだったら話して。話せないのだったら、しようがない。
議長(仁平 実君) 高久総務部長兼財政課長。
総務部次長兼財政課長(高久能一君) 今わかっている時点なのですけれども、あそこの体育館は使います。現在のままですと駐車場が少ないということで、計画を見ますと、結構な台数とめられる駐車場をつくって、公益的に利用していただこうという計画にはなっております。追加になりますけれども、一応、前、小林議員からも質問ありましたが、今後の公共施設管理計画を見ますと、これから15億円以上の金が、修繕、維持管理にかかってくるということで、新しい施設をつくっていったり、そういう土地を維持管理していくと、それがまた膨らんでいくということもございますので、今後を考えて、皆さんの意見を聞いて、民間の方にやっていただいてということで、一応内部では検討委員会の中で出ましたので、ただ、先ほど言いましたように、今後、どういうものが出てくるかという内容もいろいろだと思うのですが、それをまた検討委員会で検討して、ある程度、方向性が決まったら議員の皆さんにお知らせするという形でしか、今お答えできませんので、どうぞよろしくお願いいたします。
議長(仁平 実君) ほかに質疑ございませんか。
 6番、榎戸議員。
6番(榎戸和也君) 一つ基本的なお尋ねなのですが、今、総務部長というふうに何度もおっしゃっているのですが、これは総務部長さんでよろしいわけですね。
          〔何事か声あり〕
6番(榎戸和也君) いやいや、間違いならいいです。それが変わったのかなと思って、一応確認したわけです。
 私も公約で、入札の件はそれなりにしっかり議会というか、議員として監視していくというようなことを言ってきたあれもありますので、基本的なことを伺います。設計価格は幾らで、それから公募価格、最低制限価格、何者入札したか。それから、その中で最低制限価格以下でだめだったところは何社あるのか。
 それと、次点の順位の金額、次点の金額、それをお示しいただきたい。
 あと、もう一つ、条件つき一般競争入札ということでありますので、この条件は今回についてはどういう条件なのか。よろしくお願いいたします。
議長(仁平 実君) 高久総務部次長兼財政課長。
総務部次長兼財政課長(高久能一君) それでは、榎戸議員の質問にお答えします。
 本工事は、入札要件といたしまして、県内に本店のある業者で、総合数値が解体工事、700点以上であるものということで、条件をつけて募集をしております。その結果でございますが、6社から応募があり、入札前に1社辞退ということで、5社で入札を行っております。予定価格でございますが、税込みで1億9,190万5,200円、最低制限価格1億5,095万9,160円となっております。
 それと、次点の方でよろしいですね。次点の方でございますが、2社、同額でございます。金額が1億6,350万円、これは税抜きの価格でございます。この方が2社ございまして、これが同額ということで、次点になっております。
 以上でございます。
          〔「最低制限価格……」の声あり〕
総務部次長兼財政課長(高久能一君) 最低制限価格を下回った業者はおりません。失格になった業者はおりません。
議長(仁平 実君) ほかに質疑ございませんか。
 12番、市村議員。
12番(市村 香君) きょうのあれが契約書のコピーではないので、今の契約金額1億6,880万4,000円は、落札、入札日はいつだったでしょう。それだけちょっと教えてください。
議長(仁平 実君) 高久総務部次長兼財政課長。
総務部次長兼財政課長(高久能一君) それでは、議員の質問にお答えします。
 入札日につきましては、10月18日午後から入札を行っております。
議長(仁平 実君) 12番、市村議員。
12番(市村 香君) そうしますと、きょうの議決をもって、あすから工期ということになるかと思うのですが、安全面に注意してやっていただけるように、よろしく管理のほうお願いします。
議長(仁平 実君) ほかに質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 討論を終わります。
 お諮りいたします。本案は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第103号は原案のとおり可決することに決定しました。
                                           
    議員提出議案第3号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(仁平 実君) 追加日程第2、議員提出議案第3号 教職員定数改善及び義務教育費国庫負担制度堅持に係る意見書についてを議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 4番、谷田部議員。
          〔4番(谷田部由則君)登壇〕
4番(谷田部由則君) 
教職員定数改善及び義務教育費国庫負担制度堅持に係る意見書
 学校現場における課題が複雑化・困難化する中で子どもたちのゆたかな学びを実現するためには、教材研究や授業準備の時間を十分に確保することが不可欠です。そのためには教職員定数改善などの施策が最重要課題となっています。特に小学校においては、18年度から新学習指導要領の移行期間に入り、外国語教育実施のため授業時数の調整など対応に苦慮する状況となっています。明日の日本を担う子どもたちを育む学校現場において、教職員が人間らしい働き方ができるための長時間労働是正が必要であり、そのため教職員定数改善は欠かせません。義務教育費国庫負担制度については、「三位一体改革」の中で国庫負担率が2分の1から3分の1に引き下げられました。いくつかの自治体においては、厳しい財政状況の中、独自財源による定数措置が行われていますが、地方自治体の財政を圧迫しています。国の施策として財源保障をし、子どもたちが全国どこに住んでいても、一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請です。ゆたかな子どもの学びを保障するための条件整備は不可欠です。
 よって、国会及び政府におかれては、地方教育行政の実情を十分に認識され、地方自治体が計画的に教育行政を進めることができるようにするために、下記の措置を講じられるよう強く要請します。
                      記
1.計画的な教職員定数改善により少人数学級を推進すること。
2.教育の機会均等と水準の維持向上をはかるため、義務教育費国庫負担制度を堅持すること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
   平成30年10月26日
                                茨城県桜川市議会
 提出先 衆議院議長・参議院議長
     内閣総理大臣・財務大臣
     総務大臣・文部科学大臣
議長(仁平 実君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 討論を終わります。
 お諮りいたします。本案は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
 よって、議員提出議案第3号は原案のとおり可決することに決定しました。
                                           
    執行部あいさつ
議長(仁平 実君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許します。
 大塚市長。
          〔市長(大塚秀喜君)登壇〕
市長(大塚秀喜君) 平成30年第3回桜川市議会定例会の閉会に当たり、お礼を兼ねまして一言ご挨拶申し上げます。
 定例会は、10月16日より10月26日までの11日間の会期で開催され、議員各位におかれましては慎重なるご審議を賜り、心から感謝申し上げます。皆様のご理解とご協力により、人事案件を初め、条例の一部改正及び平成30年度一般会計並びに特別会計、水道事業会計の補正予算、追加議案など、ご提案いたしました案件につきまして原案のとおりご議決いただきましたこと、厚く御礼申し上げます。また、平成29年度一般会計初め6つの特別会計の歳入歳出決算及び水道事業会計、病院事業会計決算につきましても認定をいただき、あわせて御礼申し上げます。
 本会議並びに各常任委員会を通じて議員各位から賜りました貴重なるご意見、ご要望につきまして十分尊重させていただきまして、今後の事務事業の執行に反映させてまいる所存でございます。
 今後も議員各位の一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
                                           
    閉会の宣告
議長(仁平 実君) 今定例会に付議された案件は全て議了いたしました。
 以上で、平成30年第3回定例会を閉会いたします。
 ご苦労さまでした。
          閉 会  (午前11時55分)