平成30年第3回桜川市議会定例会議事日程(第4号)

                        平成30年10月19日(金)午前10時開議
日程第 1 議案第84号 桜川市地域包括支援センター設置条例の一部を改正する条例     
日程第 2 議案第85号 桜川市地域包括支援センターの包括的支援事業を実施するために必要な
             基準を定める条例の一部を改正する条例              
日程第 3 議案第86号 桜川市道路線の廃止について                   
日程第 4 議案第87号 桜川市道路線の認定について                   
日程第 5 議案第88号 桜川市道路線の変更について                   
日程第 6 議案第89号 平成30年度桜川市一般会計補正予算(第4号)           
日程第 7 議案第90号 平成30年度桜川市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)    
日程第 8 議案第91号 平成30年度桜川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)  
日程第 9 議案第92号 平成30年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第1号)      
日程第10 議案第93号 平成30年度桜川市水道事業会計補正予算(第2号)        

出席議員(16名)
  1番   軽  部     徹  君     2番   飯  島  洋  省  君
  3番   武  井  久  司  君     4番   谷 田 部  由  則  君
  5番   大  山  和  則  君     6番   榎  戸  和  也  君
  7番   萩  原  剛  志  君     8番   鈴  木  裕  一  君
  9番   仁  平     実  君    10番   菊  池  伸  浩  君
 12番   市  村     香  君    13番   小  高  友  徳  君
 14番   小  林  正  紀  君    15番   潮  田  新  正  君
 16番   相  田  一  良  君    18番   林     悦  子  君

欠席議員(2名)
 11番   風  野  和  視  君    17番   高  田  重  雄  君

地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
   市     長  大 塚 秀 喜 君
   副  市  長  猪 P 幸 己 君
   教  育  長  梅 井 驕@男 君
   市 長 公 室 長  小 川   豊 君

   総 務 部次長兼  高 久 能 一 君
   財 政 課 長

   総 合 戦略部長  柴   保 之 君
   市 民 生活部長  小松ア   稔 君
   保 健 福祉部長  上 野 荘 司 君
   経 済 部 長  斎 藤   学 君
   建 設 部 長  尾 見   誠 君
   上 下 水道部長  内 山 久 光 君
   教 育 部 長  佐 藤   勤 君
   会 計 管 理 者  白 田 公 江 君

職務のため出席した者の職氏名
   議 会 事務局長  谷田部   清 君
   議会事務局書記  太 田 貴 久 君
   議会事務局書記  仲 田 浩 司 君
   議会事務局書記  長谷川 勇 貴 君

          開 議  (午前10時00分)
    開議の宣告
議長(仁平 実君) 皆さん、おはようございます。本日の出席議員は16名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、ただいまより本日の会議を開きます。
                                           
    議案第84号、議案第85号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(仁平 実君) 日程第1、議案第84号 桜川市地域包括支援センター設置条例の一部を改正する条例及び日程第2、議案第85号 桜川市地域包括支援センターの包括的支援事業を実施するために必要な基準を定める条例の一部を改正する条例について、以上2議案を一括議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 上野保健福祉部長。
          〔保健福祉部長(上野荘司君)登壇〕
保健福祉部長(上野荘司君) それでは、議案第84号と85号につきましては、関連性がございますので、一括でご説明いたします。議案書のほう、3ページから6ページになります。
 桜川市地域包括支援センター設置条例の一部を改正する条例及び桜川市地域包括支援センターの包括的支援事業を実施するために必要な基準を定める条例の一部を改正する条例につきましてご説明いたします。
 今回の改正では、介護保険法施行規則の一部を改正する省令(平成29年厚生労働省令第48号)の一部改正に伴うものでございます。地域包括支援センターの主任介護支援専門員は、専門員研修を修了した日から5年を経過するまでに更新研修を受けることとなっております。最初に受けた年度により経過措置期間を設け、平成32年3月31日までに更新を受けることで資格を認めることになっておりました。しかし、何らかの理由で受けられなかった場合に、経過措置期間中であっても無資格の者が業務に当たっていたというような解釈にとられるような条例となっていたことから、経過措置期間までは専門員とみなす旨の条例を廃止するものでございます。
 以上で説明を終わります。慎重なるご審議の上、ご議決くださるようお願いいたします。
議長(仁平 実君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 質疑を終わります。
 これより討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 討論を終わります。
 初めに、議案第84号についてお諮りします。議案第84号は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第84号は原案のとおり可決することに決定しました。
 続いて、議案第85号は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第85号は原案のとおり可決することに決定しました。
                                           
    議案第86号〜議案第88号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(仁平 実君) 日程第3、議案第86号 桜川市道路線の廃止について及び日程第4、議案第87号 桜川市道路線の認定について並びに日程第5、議案第88号 桜川市道路線の変更について、以上3議案を一括議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 尾見建設部長。
          〔建設部長(尾見 誠君)登壇〕
建設部長(尾見 誠君) 議案書7ページをお開き願います。議案第86号 桜川市道路線の廃止についてご説明いたします。
 道路法第10条第3項の規定により、桜川市道路線を別紙のとおり廃止するものであります。
 次のページをお開きください。一般市道路線廃止調書の整理番号1番につきましては、現在認定している路線が大和駅北開発エリア内に入っているため、認定路線を一旦廃止いたします。
 2番につきましては、道路の途中までが認定区域となっているので、現況道路に合わせた認定の見直しをするため一旦廃止いたします。
 3番につきましては、現在認定されている路線を確認したところ、現況が存在しないため廃止いたします。
 続きまして、議案書9ページをお開き願います。議案第87号 桜川市道路線の認定についてご説明いたします。
 道路法第8条第2項の規定により、桜川市道路線を別紙のとおり認定するものであります。
 次のページをお開き願います。一般市道路線認定調書の整理番号1番、3番、4番、5番につきましては、大和駅北開発に伴う道路の新設改良により新たに路線を認定いたします。
 2番につきましては、先ほど一旦廃止したY1010号線を開発予定エリア以外の部分について再認定いたします。
 6番につきましては、先ほど一旦廃止したW3135号線の終点を変更して再認定いたします。
 7番につきましては、道路として供用されていましたが、認定路線となっていなかったため今回改めて認定いたします。
 8番、9番につきましては、茨城県の一般農道整備事業により認定が外れた既存路線について新たに認定いたします。
 10番につきましては、道路の寄附の申請を受けましたので、新たに認定いたします。
 続きまして、議案書11ページをお開き願います。議案第88号 桜川市道路線の変更についてご説明いたします。
 道路法第10条第2項の規定により、桜川市道路線を別紙のとおり変更するものであります。
 次のページのほうをお開き願います。一般市道路線変更調書の整理番号1番につきましては、茨城県の一般農道整備事業により一部路線を新設改良するため路線を変更いたします。
 以上で議案第86号、87号、88号の説明を終わります。内容をご審議の上、ご議決くださいますようお願いいたします。
議長(仁平 実君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 質疑を終わります。
 これより討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 討論を終わります。
 初めに、議案第86号についてお諮りいたします。議案第86号は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第86号は原案のとおり可決することに決定しました。
 続いて、議案第87号は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第87号は原案のとおり可決することに決定しました。
 続いて、議案第88号は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第88号は原案のとおり可決することに決定しました。
                                           
    議案第89号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(仁平 実君) 日程第6、議案第89号 平成30年度桜川市一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 高久総務部次長兼財政課長。
          〔総務部次長兼財政課長(高久能一君)登壇〕
総務部次長兼財政課長(高久能一君) それでは、議案書13ページをお開きください。議案第89号平成30年度桜川市一般会計補正予算(第4号)について概要をご説明いたします。
 既定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ5億4,944万4,000円を減額し、予算の総額をそれぞれ185億946万2,000円とするものです。
 16ページをお開きください。第2表、継続費補正についてご説明いたします。初めに、2款1項桜川筑西インターチェンジ周辺地区まちづくりに係る整備事業でございます。公園、調整池、道路、水路などの工事費について、3カ年の継続事業として設定するものでございます。
 次に、3款2項子ども・子育て支援事業計画書策定業務でございます。子ども・子育て支援法の規定により、平成32年度から開始となる第2期計画を策定するため、2カ年の継続事業として設定するものでございます。
 17ページをお開きください。第3表、地方債補正についてご説明いたします。まず、1、追加でございます。小中学校への空調設備を整備するため、新たに空調設備整備事業債として1,840万円を追加するものでございます。
 続いて、2、変更でございます。初めに、桜川筑西インターチェンジ周辺まちづくり事業債で、事業計画の見直しにより限度額を6億3,380万円に、次に貯水槽整備事業債で、事業費の増加により限度額を1,230万円にそれぞれ変更するものでございます。
 20ページをお開きください。事項別明細書により歳入についてご説明をいたします。
 12款2項2目老人福祉費負担金で51万1,000円の増額でございます。老人保護措置費個人負担分1名を7月から新たに措置したことに伴う増額分でございます。
 15款2項1目総務費補助金で160万円の増額でございます。県が指導し、市が設置する防犯カメラ4カ所分に対する茨城県街頭防犯カメラ設置促進事業費補助金でございます。
 同じく4目林業費補助金で400万円の増額でございます。身近なみどり整備事業として整備箇所の増によるものでございます。
 18款1項1目介護保険特別会計繰入金で2,855万8,000円の増額でございます。平成29年度事業の精算によるものでございます。
 19款1項1目前年度繰越金で206万1,000円の減額でございます。歳出との差額を調整するものでございます。
 20款4項5目雑入で244万8,000円の増額でございます。平成29年度児童手当等交付金の精算により、追加交付されるものでございます。
 21款1項4目合併特例事業債で6億950万円の減額でございます。桜川筑西インターチェンジ周辺まちづくり事業費の減によるものでございます。
 同じく5目緊急防災・減災事業債で660万円の増額でございます。防火貯水槽整備事業費の増によるものでございます。
 同じく7目学校教育施設等整備事業債で1,840万円の増額でございます。小中学校への空調設備整備事業によるものでございます。
 議案書21ページをお開きください。続きまして、歳出についてご説明いたします。2款1項13目男女共同参画事業で40万5,000円の増額は、現在策定中の男女共同参画プランについて、県の指示により新たな項目を追加する必要が生じたことにより、委託料の増額を行うものでございます。
 同じく14目防犯対策事業で299万2,000円の増額は、防犯カメラの設置について3カ所を追加するための増額でございます。
 同じく17目大和北地区開発整備事業で6億6,941万5,000円を減額するものです。
 15節工事請負費につきましては、桜川筑西インターチェンジ周辺まちづくり事業として予定していました公園、調整池、道路、水路などの工事請負費について、事業計画を見直したことから減額を行うものでございます。
 また、16節原材料費につきましては、桜川筑西インターチェンジ周辺まちづくり事業の工事請負費の中で、水路整備で使用するボックスカルバートを市が購入し、原材料として支給する方法に見直したためのものでございます。
 3款1項2目老人福祉総務事業で245万円の増額は、扶助費で1名分の措置費を増額するものでございます。
 22ページをお開きください。同じく8目国民健康保険事業で27万円の増額は、桜川市国民健康保険事業会計の補正による繰出金でございます。
 2項1目児童福祉総務事業で227万9,000円の増額は、子ども・子育て支援法の規定により、平成32年度から開始となる第2期計画を策定する2カ年の継続事業のうち、今年度分の委託料でございます。
 同じく2目児童手当事業で9万2,000円の増額は、平成29年度事業の精算による返還金でございます。
 同じく5目岩瀬認定こども園事業の101万4,000円の増額は、受水槽やトイレ換気扇などの施設を修繕するための修繕料でございます。
 23ページをお開きください。同じくやまと認定こども園事業の27万9,000円の増額は、建築基準法の規定による特殊建築物定期調査報告に要する経費でございます。
 6款2項2目身近なみどり整備事業で400万円の増額は、新たに真壁町羽鳥地内において整備を行うための経費でございます。
 7款1項2目商工振興費で100万円の増額は、自治金融早期完済に伴う信用保証料返戻金が当初予算以上に見込まれるため、増額をするものでございます。
 24ページをお開きください。8款2項2目道路維持事業で3,400万円の増額は、多くの地区要望に対応するため、15節工事請負費2,800万円、16節原材料費600万円をそれぞれ増額するものでございます。
 同じく3目道路新設改良事業で3,650万円の増額は、多くの地区要望に対応するため増額するものでございます。
 3項1目河川総務事業で141万5,000円の増額は、宅地に危険な影響を及ぼすおそれがある田中川の改修工事に向けた測量設計を行うための経費でございます。
 25ページをお開きください。9款1項3目消防施設費で791万円の増額でございます。
 15節工事請負費734万5,000円の増額は、防火貯水槽整備工事に伴う増額と高久地区の防火貯水槽1基の撤去に係る増額でございます。
 22節補償補填及び賠償金56万5,000円の増額は、防火貯水槽整備工事に伴うNTT配電線移設に係る補償費となっております。
 10款1項2目空調設備整備事業で2,456万円の増額は、今年度の猛暑を受け、学習環境の改善を図るため、既に整備済みである桃山学園を除く小学校9校、中学校4校、計13校の普通教室へ空調設備を設置するための設計委託料でございます。
 6項2目真壁伝承館管理事業で32万5,000円の増額は、真壁図書館において図書が破損される被害が発生したことから、館内の防犯及び安全確認のため防犯カメラを設置するためのものでございます。
 26ページをお開きください。13款1項1目財産取得事業で48万円の増額は、長方工業団地内の市が所有する共有地において、共有者から共有分の売り払いの申し出があったため、増額をするものでございます。
 以上で説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご承認くださるようよろしくお願いいたします。
議長(仁平 実君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 10番、菊池伸浩君。
10番(菊池伸浩君) 2点質問いたします。まず1点は、25ページの空調整備事業費2,456万円です。一般質問でも少し触れたのですが、再度、予算の流れを含めて質問いたします。
 補正予算では、小中学校へのエアコン設置の設計委託料2,456万円が出ています。今の時期に補正予算を組んだ理由を説明をお願いいたします。
 市民の皆さんは、ことし夏に自民党総裁選前に首相官邸サイドが打ち上げた全小中学校へのエアコン設置の方針を聞き、国が全部やってくれると思っているでしょうが、予算というものはそう単純なものではありません。また、文部科学省からは、どのような内容で国からの補助が出るか、わかっている範囲で説明をしていただきたい。国の予算編成を待っていたら、来年夏には間に合わないということで見切り発車をしたと考えていいのでしょうか。
 また、この後の計画はどのようになっているのですか。工事を委託するのはいつの段階でできるのでしょうか。また、4中学校、9小学校ということですが、全額をどのくらいと想定しているのか。また、過去の例からして幾らぐらいの国の補助を見込んでいるのでしょうか。
 9月1日の茨城新聞によれば、エアコン計画のなかったのは、日立、常陸太田、那珂、城里、東海、桜川の6自治体でした。その後の自治体の計画はどのようになっているのでしょうか。このまま順調に行けば、来年夏にはエアコン設置になると考えていいのでしょうか。よろしくお願いします。
 2つ目は、21ページの大和駅北地区開発整備事業6億6,941万円の減額についてです。今回、7億円近い額の事業が継続補正されるということです。これは、事業が当初の計画どおり進まなかったというわけですから、そうなった理由を説明をしていただきたい。
 大和駅北地区の開発は、現在どこまで進んでいて、今後どのように進んでいくのか、再度本会議の場で簡単で結構ですから説明をお願いいたします。
 以上です。
議長(仁平 実君) 菊池議員の質問に答弁願います。
 佐藤教育部長。
教育部長(佐藤 勤君) それでは、菊池議員のご質問にお答えいたします。
 一部はせんだっての一般質問の中の答弁とダブるところもあるかと思いますが、ご了承願いたいと思います。
 初めに、なぜこの時期のこの設計費の補正になったかということでございますが、やはりこれは何といっても来年の夏までにしっかりと各学校の普通教室にエアコンを整備して使えるようにしたいという時間的の理由によります。設計が大体2カ月から3カ月、それから工事も半年ぐらいやっぱりかかるかと思われます。それを考えますと、新年度で予算を確保いたしまして発注となりますと、当然どう考えても来年夏には間に合わないということで、やはりその辺を見据えて今回補正をとらせていただいて、前倒しで事業のほうを進めていきたいと、そういう考えによるものでございます。
 次に、国のほうの助成制度についてのご質問でございますが、これにつきましては一般質問の中で答えさせていただきましたが、現在あるメニューの中では、大規模改造事業にかかわるものが対応されるメニューになっております。この事業でそういった整備をいたしますと、国からの補助金、交付金等は対象事業費の3分の1ということになります。それで、今回想定される工事費が3億円ほどと踏んでおりますので、全額補助対象、交付金の対象ということになれば、その3分の1ということで1億の補助金が国から交付されるということになりますが、なかなかこの全額補助の対象になるということはございませんので、そのうちの7割とか6割ぐらいの範囲に国のほうからの補助金につきましてはおさまるのかなと現状のところでは考えます。ただ、これも菊池議員のご質問にございましたが、今国のほう、政府のほうでは、その補助制度の見直し等につきましても検討されているというところがございますので、今後そういった国からの情報、文部科学省からの具体的な指導、こういったものをきっちり確認して、今後この事業のほうを進めていきたいと思います。
 そういうことで、今回この補正予算のほうが通れば、早々に設計のほうを発注させていただきまして、ある程度概算で工事費が確定できれば、12月の定例議会において本工事の予算のほうを補正させていただいて、何とか年度内に工事のほうを発注したいと考えております。多分、ほかの整備が進んでいない自治体におきましても、やはり早い時期に発注をしたいということで、仕事のほう出してくると思います。そうなりますと、やはり早い者勝ちということではございませんが、空調機器、場合によってはこういったもののとり合いといいますか、そういうことも想定されます。そうしますと、やはり少しでも早く発注したいというところがございますので、そういった今後の予定で進めていきたいと考えております。
 それから、県内の自治体、検討していくと言われていた自治体の動きですが、これもせんだっての一般質問の中でお答えさせていただきましたが、確認をしたところ、どの自治体も来年の夏までには普通教室にエアコンを設置して稼働させたいというお答えでしたので、やはり桜川市と同じような経過を踏みながら事業のほうを進めていかれるのだと考えております。
 以上でございます。
議長(仁平 実君) 菊池議員の質疑に対して答弁願います。
 柴総合戦略部長。
総合戦略部長(柴 保之君) それでは、菊池議員の大和駅北開発の整備費の減額補正等につきましてのご質問に対しましてお答えいたします。
 今回の減額補正、それからインターチェンジ周辺のまちづくり事業の継続費の追加の補正した理由になるわけですが、この理由ですけれども、桜川筑西インターチェンジ周辺まちづくり事業におきます調整池に関する部分のここの容量算出におきまして、これがちょっと期間を要するようなことになったため、年度内の発注工事の大部分がちょっと次年度以降にずれ込むと、そういう見込みになったためでございます。
 この容量の算出方法につきましては、昨年度まで県との協議では、桜川にあります水戸線の鉄橋部分の断面積、これは県にはもともとあるデータなのですけれども、そちらを使って、そちらをもとに積算することになっていたのですけれども、本年度になりまして新たに県のほうから桜川の下流域2キロの範囲の、しかも43地点を測量しまして、その中で最も狭い箇所をもとに積算せよという形の指示がございました。現在、積算のほうは大体完了したのですけれども、県との協議というのもまだ継続している段階でございます。見込みとしては来月あたりには県のほうからの了承が得られるような見込みに現在なってございます。これによりまして、調整池の工事、それから周辺の道路、水路工事等が次年度以降に大部分ずれ込むという形になりました。また、これに伴いまして、水路工事などにおけますボックスカルバートなどを年度をまたいでの原材料支給としたため、本年度の事業費の減額、それからあわせて継続費のほうを追加補正したものでございます。
 それから次に、この地区の開発の現状と今後の見込みでございますが、現在、さくらがわ地域医療センターが開院いたしまして、その周辺には薬局とか歯科医が現在できております。そのまたすぐ隣には、現在市で公募をかけまして、同じような医療施設関係、それから福祉関係の企業誘致のほうを今進めておるところでございます。
 基盤となります地区内の道路につきましては、現在、地域医療センターの前までになっておりまして、その後、順次国道まで抜けるような部分、それから現在公募している部分とかの整備を今後進めていきたいと思っております。
 次に、公園、調整池の部分なのですが、今ご説明しましたように若干予定よりはおくれているような形でございますが、今後、県との協議が調い次第、順次進めてまいりたいと思っております。できれば32年ぐらいあたりの完成を担当課としては見込んでおるような形でございます。
 それから、住宅エリアの部分なのですけれども、こちらにつきましては、地権者等との説明会もまだやったばかりでございますので、これからやはり地権者並びに県とかとの協議を順次進めていって、まず第1期としてあの病院の東側のエリアのほうをまずは進めていきたいと思います。そのほかの病院の西側の部分に当たるほうの住宅エリアにつきましては、順次、第1期のほうが完成した後、またその後順次進めていくような予定になってございまして、現在のところ具体的なところまではまだ進んでいないような状況でございます。
 そして、商業施設につきましては、一応来年度末ぐらいのオープンということで現在のところは伺ってはおります。開発全体につきましては、一般質問でもお答えしましたように、検討委員会等の構想をもとに順次進めているところでございます。具体的に何年までに完成するとか、そこまではちょっと今の段階では言えないのですけれども、構想をもとに順次進めていって、市民がそこに集える、それからほかからも人が集まってくるような、そういう桜川市の拠点となるような市を目指してまいりたいと考えてございます。
 以上でございます。
議長(仁平 実君) ほかに質疑ありませんか。
 6番、榎戸和也君。
6番(榎戸和也君) くしくも同じ部分について2つ質問させていただきたいと思います。
 まず1つは、クーラーの件なのですが、先ほどのご説明ですと、国が3分の1出すといっても、それが県に来て、県から割り振られてという流れになるかと思うのですが、必ずしも満額出るということにはならないというようなお話もございました。例えば想定ですけれども、7割ぐらいということでありますと、つまり2億1,000万に対してその3分の1が来ると、その想定の場合ではですね。すると、7,000万しか来ない、1億来ないで7,000万しか来ない。でも、それさえも場合によっては厳しいかもしれません。国の予算が最初に決まっていて、それを県に振って、各小中学校割るわけですから、そうしますと実際に来年の7月に、これはやはり災害とも言われるような状況から子供たちを守るのだということで全部やるとなりますと、市が相当自主財源でやらざるを得なくなる。仮に満額来たとしても、2億は市がやらなければならないのです。その2億のお金を具体的には、仮に2億で済むとしても、市はどういう手法、つまり合併特例債を使うとか、一般の別の借り入れを起こすとか、あるいはほかのお金を詰めて2億をそこに入れるとか、そういうやり方があると思うのですが、それについてはどういうふうな形でやっていこうとされているのかということを一つお伺いします。
 もう一つのほうですが、6億円のまちづくりでとりあえず減額にして、今後それは繰り越しの形で、継続費の形でやっていくというふうなお話がございました。私、昨年の11月に、あそこの開発についてかなりの量のビー・バイ・シーなんかも含めた資料が出されたようであります。私は、それ後で、今度議員になりましてから頂戴しまして、物すごい経済効果があるのだということで進めているわけでありますが、その中に調整池とか公園とかのおおよその金額も出ておりました。そもそも公園というのは、いつどういうふうにして了解してきたのかというのも私わかりません。何度も言いますが、平成27年に全部田んぼを埋め立ててというときには、公園などということは全然なかったわけです。いつの間にかそれがあそこに田んぼを有効に活用するという意味でしょうか、公園というのが出てまいりました。約3ヘクタールぐらいです。そこに石の展示場を置くとか親水公園にするとか、いろんな言い方がされているわけですが、そもそも公園というものを置くのは、あの開発行為において法的に必須のもので置かなければならないから置くのか、それとも市のほうで考えて、あそこに公園を置くことが積極的な意味で有益なのだということで置くのか、その辺がまず一つわかりません。そこをお尋ねいたします。
 それで、もし別に置かなくてもいいのだけれども、置くのであるということであれば、その置く理由、公園の種類などというのもこの間一般質問で回答いただいたようにも思うのですが、公園の種類としてどういう用途の公園で、何を目的にそこにやっているのかということ、再度お尋ねしたいと思います。
 それから、住宅の開発の問題でありますが、病院の東側の部分について何か現地の人に組合方式でやるのだというようなことでご説明をされたようであります。いわゆる土地区画整理事業を組合方式でやる。私、お尋ねした方に聞いたら、説明で書類は確かにもらっているようなのですけれども、売ってしまったのに何で俺らが今から組合をつくって開発に臨むのだというふうな率直な声をいただきました。
 一般の組合方式ですと、組合の人たちが自分たちの責任でやる。そこにディベロッパーが入ってやるということも含めまして、最終的なその尻、うまくいかなかったときとか何かの責任は、基本的に組合であれば組合員が持つわけであります。組合員ではなくて、そのディベロッパーがいろんな投資をして、銀行からお金を借りたりしてやって、売れなかったときの責任も全部ディベロッパーが持つのだというような考え方もあるかと思うのです。ですので、今言った組合方式でやるというのと、最初に土地を買いに入るときに私申し上げましたが、公社、つまり実質は市です。市が金を出して造成をするのかどうか、それはやらないというようなご返答をいただいたと思うのです。したがいまして、市がお金を出さないで、土地を持っている人たちが自分たちの収益を目指して、土地の価値を上げるために区画整理をやって、その責任もその人たちが負う。つまり、市は一切そういうところに基本的にお金を入れないということなのかどうか、その辺も含めて、つまり組合でやるということの意味の説明、そういうところも含めてお願いしたいと思います。
          〔「暫時休憩」の声あり〕
議長(仁平 実君) ちょっと暫時休憩。
          休 憩  (午前10時44分)
                                           
          再 開  (午前10時48分)
議長(仁平 実君) 会議を再開します。
 榎戸議員の質疑に対して答弁願います。
 佐藤教育部長。
教育部長(佐藤 勤君) それでは、榎戸議員のエアコン整備にかかわる事業費の財源等の考え方につきましてご説明いたします。
 まず、国費につきましてですが、先ほども言いましたように、今政府のほうで検討されているその内容につきましては、具体的に何も示されておりませんので、ここでその国費について、私が先ほど出した数字もあくまで現制度で考えた場合、考えられる数字ということで捉えていただきまして、ここではちょっとそれは省かせていただきまして、いわゆるそれ以外の部分についてどのように考えていくか、対応していくかというところでございますが、当然補助の対象にならない部分につきましては、少しでも一般財源のほうの持ち出しを少なくしたいということで考えなければならないということで、ご質問にありました合併特例債につきましては、当然これは今の新市建設計画の中にはこのエアコンの整備計画の事業化は載っておりませんので、まずはこの変更の手続から始めなければならないということで、やはりこれ始めますと、その時間が最後までに半年や数カ月、それ以上かかる可能性がございますので、これを待っていますと、もうとても来年の夏にエアコンを整備するということには間に合いませんので、特例債につきましてはちょっと今のところは考えられないということで、それ以外の起債、事業に関して、教育施設のそういった整備に関しまして、やはり地方の財政を考慮した起債がございます。ある程度国からの配慮がされる、そういった有利な起債がございますので、そういった起債の活用も考えながら、少しでも一般財源のほうの持ち出しを少なくなるようにして、財源の確保については考えて事業を進めていきたいというふうに今考えております。よろしくお願いします。
          〔「暫時休憩」の声あり〕
議長(仁平 実君) では、暫時休憩。
          休 憩  (午前10時50分)
                                           
          再 開  (午前10時51分)
議長(仁平 実君) 会議を再開します。
 榎戸議員の質疑に答弁を願います。
 柴総合戦略部長。
総合戦略部長(柴 保之君) それでは、榎戸議員さんの公園に関しまして義務づけられているのか、それから公園の目的につきましてお答えいたします。
 まず、今回、市が計画しておりますこの公園につきましては、開発をする上で特に義務づけというものではございません。また、住宅の部分に関して公園が必要になってくるかどうかにつきましては、今後県との協議がありますので、そちらにつきましてもまだはっきりとは現在の時点では決まってはおりません。
 続きまして、公園をつくる目的なのですけれども、まずこちらの公園の目的につきましては、この大和駅北地区の開発のまちづくりとして良好な都市景観の形成、それから市民のレクリエーション、交流の空間というものを提供するためでございます。それから、こちらの大和駅北開発につきましては、全体を健康というものをテーマにした開発を進めております。その中で、まず医療機関、病院はできましたので、今度健康プログラムなどを導入して、そこで運動したり、それからいろんな健康づくりにそこでプログラムを実行していくような、そのような場所としてまず公園をつくります。それから、この前も一般質問で答弁しましたが、いろんな保護者の方が一番望むのが公園であるというふうなこともございます。そういう目的でありまして、あとはこの地区の重要な基盤整備という一面というものでも考えてございます。そのような目的で公園はつくることになってございます。
 以上でございます。
議長(仁平 実君) 榎戸議員。
6番(榎戸和也君) 公園については、本当、あれだけ西にもまだ何町歩かの田んぼが残っているわけですけれども、今の話だとその先はまだ未定ということなので、前の話ではちゃんと計画がびっしりできていて土地買ったのだという話ですが、ちょっとその辺どうなのかわかりませんが、いずれにしても公園をつくるときにどういう公園にするのかというのはしっかり考えていかなければならない。例えば皆さんご承知のように、大和の時代に羽田に物すごい広いあれをして、自然公園になっているわけです。何億もの金をかけて、恐らくトータルでは5億近い金をかけたのではないかと、購入費も含めて、道路もつくって、今何もしないであそこにあの公園が遊んでいるわけです。すると、桜川市でそんなにあっちにもこっちにも公園をつくって、しかも維持管理費もかかりますから、よっぽどこれは、そのお金をかけないということも含めて、今あれ予定では公園やるのに7億ぐらいの予算組んでいるのです。だから、土地買うのに確かに安く買いました。5億ぐらいで土地買ったのですから、27ヘクタール。だけれども、買った土地は何かしないといけない。だから、あそこに公園で5億ちょっとで買っても、そこに公園だけでも7億ぐらいの金が入っていくということですから、ですからよくその辺を足し引きで考えないと、その公園にこれから本当に市民が憩う……
議長(仁平 実君) 榎戸議員、質問は簡単明瞭にお願いします。
6番(榎戸和也君) わかりました。心がけます。ですので、ぜひその辺はよろしくお考えいただきたい。ですから、何のイメージもないのです。石の展示場にするとか、親水公園だと、全然アバウトでしょう。アバウトでお金は入っていくわけですから、そこのところはもっとしっかりと出した上でやっていただきたい。これは要望であります。
 以上です。
議長(仁平 実君) ここで暫時休憩します。
          休 憩  (午前10時55分)
                                           
          再 開  (午前11時10分)
議長(仁平 実君) 会議を再開します。
 ほかに質疑ありませんか。
 12番、市村香君。
12番(市村 香君) まず最初に、21ページの17目の16のところに、先ほど皆さん、大和駅北地区開発事業のほうの大きなほうが話題になっておりましたが、私は16節原材料費8,112万5,000円という補正を組んでおります。余り市独自で材料を仕入れているというのは、維持管理などはあるかと思うのですが、今回、この繰り越しする部分に、逆に材料を仕入れて支給するということがありますので、何らかのメリット等があってやるのかなと思いますので、それを一つ聞きたいと思います。
 それと、23ページ、身近なみどり整備推進事業ということで委託料400万上げてありますが、先ほどの説明では羽鳥地区ということを聞きましたが、今まではいろんなところの団体等が使っていたと思うのですが、今回400万、羽鳥と聞きましたので、全部それ羽鳥なのかどうか、内容をちょっとお聞きしたいと思います。
 以上、2点お願いします。
議長(仁平 実君) 市村香君の質疑に答弁を願います。
 柴総合戦略部長。
総合戦略部長(柴 保之君) それでは、市村議員のボックスカルバート原材料費の購入理由につきましてお答えいたします。
 こちらは、ボックスカルバートを市が直接購入いたしまして、工事請負業者のほうへ直接引き渡すような形にしまして、工期の短縮と、それから工事費等の削減をするためなのですが、工区につきましてはある程度分割して発注する予定でございますが、原材料を市のほうで一括して買うことで、統一した材料で施工ができるということと、あと市が材料を買うことで、それを工事請負業者に引き渡すような形にしまして、工事請負費の中でもし業者が買った場合でのそのマージン分ですか、その辺を浮かすというようなことで経費の削減というのを図るためでございます。
 以上でございます。
議長(仁平 実君) 市村香君の質疑に答弁願います。
 斎藤経済部長。
経済部長(斎藤 学君) 市村議員さんのご質問の身近なみどり整備推進事業費400万円の事業でございますけれども、この事業は、里山整備及び通学路沿いの森林整備、有害鳥獣対策としての森林整備、侵入竹の駆除整備、あるいは刈り払いなどの環境整備をする事業に対しまして、県から事業費100%が交付される補助金でございます。
 先ほどご質問ありましたように、今回400万ということでございますが、今回400万の事業につきましては、羽鳥地区に全部使います。そのほかに毎年四、五カ所の地区を対象に、この身近なみどり整備事業は実施されております。今回、そういうわけで、その四、五カ所以外に特別今回400万ということで、羽鳥のほうを整備するわけなのですけれども、その理由でございますけれども、今回、県の補助事業を活用いたしまして、皆様もご承知かと思いますけれども、羽鳥地区の観光道路といいまして、キャンプ場へ上るところの道路なのでございますけれども、あそこの松枯れが非常にひどい状態でございまして、大雨、大風のたびに倒木が年々増加しておりまして、交通が遮断されている状態でございます。現在もやはり電柱が折れておりまして、通行どめにしている状態でございます。
 そういうようなことでありますので、人的災害あるいは被害等を未然に防ぐために伐採するために、今回追加事業とさせていただいたものでございます。よろしくお願いいたします。
          〔「了解です」の声あり〕
議長(仁平 実君) ほかに質疑ありませんか。
 18番、林悦子議員。
18番(林 悦子君) 2点要望、2点質問なのですが、後ろのほうのページから25ページの、皆さん質問しているところでまた恐縮なのですが、10款1項2目の13節の委託料、空調設備です。要するに空調設備のことなのですが、お二人からの質問であらかたはわかったのですけれども、1点目は、これ国からのお金待っていたならば、来年の夏に間に合わないから、日本全国どこも一斉にこれ当然やると思います。後から、どんな形でもいいですから、国が3割だろうが4割だろうがくれると言ったものと、後からでも給付されるのかどうか、後から補助金という形で来るのか交付税で来るのかわかりませんが、必ずもらってください。どういう手法がありますか、これ。
 それと、エアコンというと、普通冷房だけではなくて暖房も考えると思うのですけれども、現在学校の冬場はどんなふうに暖をとっていて、これ両用になるのかどうか、そういうものも含めて設計になっていくのかどうかということなのです。そうなってくると、私は普通にうちに入れるように、部屋ごと入れて、外に室外機でも出すのかと思っていましたが、そうではない設計になるのか。そうすると、例えばいろいろ今後、電気代が固定費になりますよね。相当な固定費になると思うので、そうすると例えばエコキュートだとかいろんなやり方があると思うので、そういうことも含めての設計になっていくのかどうかなのです。後の固定費をある程度抑えたいと思いますので、その辺のところをどんなふうに考えているのかです、質問は。わかりましたか。
 2点目は、同じページの教育費、真壁伝承館管理事業、15節工事請負費、破損ということですが、防犯カメラを入れるということですが、破損のその内容についてご質問いたします。これが2点。
 それから、24ページ、土木費の3項1目の13節委託料ですが、田中川ということで、済みません、私地元なので一応ご説明をお願いをいたします。
 それから、4点目、最後になりますが、21ページの大和駅北地区開発整備事業の中で、先ほど来、公園の話があるのですけれども、これは今後の考え方の中に入れてもらえればいいので、一応要望しておきます。それで、それに対して何か答弁というか、考え方を話したいというのがあれば答弁をもらいます。
 どういうことかといいますと、私は、公園というのは、あそこに住宅をつくる以上、必須アイテムだと思います。住宅がないのであればともかくも、あそこに駅前住宅をつくろうとしている以上、子育て世代を対象と考えているでしょうから、公園は必要だと思います。そのときに、桜川市内の中に公園と名のつくものは何カ所もあると思うのですが、実際、日中行っているかどうかというのをこれから見てもらうと、余り使用されていないのではないかと思うのです。公園に対する要望が昔と違うのです。少子化なので各地区ごとに小さい公園があっても、ママと子供しかいなくて、あるいはじじばばというか、私みたいな人と孫しかいなくて、友達になれないのです。それで、公園デビューというのは東京でもやっている。前からでしょうけれども、都会は。この辺も公園デビューなのです。県西公園とかそういうところに車で連れていくのです。そして、そこで保護者同士も知り合いになる。そうでないと子供と出会わないのです。あとは保育園に入りますが、その保育園に入るか入らないかぐらいまでの子供をぜひその親の要望等を聞きながら公園をつくってもらいたいということです。それと、防犯をきちんとした公園にしてほしいということです。不審者とかそういうものです。
 大和と岩瀬地区はそういうわけで、この公園ができれば結構公園デビューできるような、きれいで使い勝手のある公園になるような気がいたしますが、桜川市は南北に長いので、そうすると、真壁のほうの公園というのも、何カ所もそれはあるのですが、実際余り行かないのです。ですから、みんな車で5分とか、せめて10分ぐらいの間に移動できるところに出会いの場があるようなきれいな管理されている公園というのが欲しいというのが若いお母さんたちの希望で、公園が欲しいという希望が多いのはうなずけると思うのです。今後、そういうことも念頭に置きながら、公園の集約というものを考えていってもらってもいいような気がするのです。よろしくお願いをいたします。
議長(仁平 実君) 林悦子君の質疑に対し答弁願います。
 佐藤教育部長。
教育部長(佐藤 勤君) 林議員さんのご質問にお答えいたします。
 まず初めに、エアコンの設置に関してのご質問でございますが、基本的にエアコンにつきましては、夏場の冷房に使っていただくということが基本だと思いますが、当然、今機械そのものに冷房専用のエアコンというのはなくなってきておりますので、暖房機能もついていると思います。今、各学校は、冬場の暖房はブルーヒーター等を使って暖房等を行っています。ただ、いわゆる運転費用、電気代、それからブルーヒーターを使うための灯油代、こういうものを比較して、もし冬場に灯油を買ってブルーヒーターを使うよりも電気でエアコンで暖めたほうが経済的だということがあれば、そういった選択肢も検討していくようになるのかなということで、これにつきましてはちょっと今後勉強しながら、せっかく整備するものでございますから、有効に活用できるように考えていきたいと思います。
 それから、工事につきましては、当然集中型ではございませんので、部屋ごとに全てユニットも取りつけていくようになると思いますので、2つ目にご指摘ありましたその経済性、いわゆる運転に係る電気等につきましても、設計はこれから実施していくわけでございますので、今省エネタイプの機器も随分出ているようですので、そういったところも十分意識しながら、設計の中でいろいろ検討して反映をさせていきたいと考えております。
 続きまして、伝承館のほうの防犯カメラ設置のご質問でございますが、実はこれは事案が発生しましたのは8月29日でございまして、伝承館の図書館にございます郷土歴史の資料の図書、冊数でいきますと37冊なのですが、それの一部が破られるのではなくて抜き取られるという事案がございました。これは、当然抜き取るということなので、そういうものに興味を持っている方がそういうことをされたということで、通常のいたずらとは違うということで、今後、そういったところのいたずら防止も含めてこういった監視カメラで注意を喚起していこうということで、今回の補正になりました。この37冊の中には非常に貴重な資料もございまして、今では買えないような資料もございます。それから、一部はまだ古本屋等で出回っているような資料もございます。それから、伝承館の図書室のほうで複数保管している図書もございましたので、その辺うまく対応しながら、引き続き興味のある方にはこういった図書をごらんいただけるように、またその中でそういったいたずら等が発生しないように、係員とも注意をしながら、図書館の運営事業のほうを続けていきたいと考えております。よろしくお願いいたします。
議長(仁平 実君) 林議員さんの質疑に対して答弁願います。
 尾見建設部長。
建設部長(尾見 誠君) 林議員の質問、まず田中川の設計、測量をする場所でございますが、田中川のほうは、真壁町の桜井、新宿、古城と3行政区のほうにまたがって流れている川ですが、ちょうど真ん中辺の中原鮮魚店より下流部分において行う計画です。その場所では、田中川のほう、もともと、今は市街地の中を流れている川なのですが、片側が田んぼのような形の形状の土地でしたので、柵板というか、柵渠という構造物でつくっております。そのために一枚一枚の板を重ねたような擁壁ですので、宅地側から、あの川がかなりいつも満水になる状況が多いものですから、満水になった後、下がるときに宅地側の土砂が流出してしまうという被害が出ておりますので、それを改修するために、これまで行った工事同様、工事のほうは25年から29年まで続けてきたわけなのですが、それ同様に、下流側も行うということでございます。
 以上です。
議長(仁平 実君) ほかに質疑ありませんか。
 林議員。
18番(林 悦子君) エアコンに関しては、教室ごとに対応するということなので、それはそれでしようがないだろうとは思いましたけれども、固定費になってくるということを考えながら、設計の段階でも比較考慮が生かされるようにしてほしいと思います。普通のおうちでは、夜間電力をとっておいて、エコキュートなんていってうち中やっているところもある。そういうことがわかっていれば、桃山学園のときにそれやってもよかったかもしれなかったですよね。今からではなかなか難しいかもしれませんが、これからはきっとそういうことを念頭に置きながらやっていったほうがいいと思います。設計ではそれを生かしてくれるようにお願いをいたします。
 それから、この抜き取りというか、どこの場所に置いてあるかわかりませんけれども、こういう二度と買えないとかつくれないとかというような郷土資料みたいなものは、置く場所を少し考えたほうがいいです。あとは、ケースの中に入れるとかしないと、子供がやったとは思えないので、今後きちんと管理を徹底していってほしいと思います。
 以上です。お願いします。
議長(仁平 実君) ほかに質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 質疑を終わります。
 これより討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 討論を終わります。
 お諮りいたします。議案第89号は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第89号は原案のとおり可決することに決定しました。
                                           
    議案第90号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(仁平 実君) 日程第7、議案第90号 平成30年度桜川市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 小松ア市民生活部長。
          〔市民生活部長(小松ア 稔君)登壇〕
市民生活部長(小松ア 稔君) 議案書27ページをお開き願います。議案第90号 平成30年度桜川市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明いたします。
 第1条、既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ58万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を53億6,339万5,000円とするものでございます。
 30ページをお開き願います。事項別明細書によりご説明いたします。歳入については、5款県支出金、1項1目保険給付費等交付金31万4,000円は、特別調整交付金であり、7款繰入金、1項1目一般会計繰入金につきましては27万円の増額補正をしております。
 歳出については、1款総務費、1項1目一般管理費において58万4,000円を増額しております。内容は、13節委託料であり、平成30年度からの国保制度改革に伴う国保事業の報告システムの改修費27万円と、柔道整復療養費支給点検システムの導入に伴う委託料31万4,000円でございます。
 以上で説明を終わります。内容をご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
議長(仁平 実君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 質疑を終わります。
 これより討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 討論を終わります。
 お諮りいたします。議案第90号は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第90号は原案のとおり可決することに決定しました。
                                           
    議案第91号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(仁平 実君) 日程第8、議案第91号 平成30年度桜川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 内山上下水道部長。
          〔上下水道部長(内山久光君)登壇〕
上下水道部長(内山久光君) 議案書31ページをお開き願います。議案第91号 平成30年度桜川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明いたします。
 歳入歳出予算の補正でございますが、第1条で既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ426万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億3,449万2,000円と定めるものでございます。
 続きまして、事項別明細書によりご説明いたします。34ページをお開き願います。歳入の補正につきましては、5款1項1目繰越金を426万6,000円を増額しております。前年度繰越金でございます。
 次に、歳出についてご説明いたします。1款1項1目農業集落排水施設管理費を426万6,000円増額しております。内容につきましては、農業集落排水施設修繕料の増額によるものでございます。
 以上で説明を終わります。内容をご審議の上、ご議決くださるようお願い申し上げます。
議長(仁平 実君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 質疑を終わります。
 これより討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 討論を終わります。
 お諮りいたします。議案第91号は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第91号は原案のとおり可決することに決定しました。
                                           
    議案第92号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(仁平 実君) 日程第9、議案第92号 平成30年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 上野保健福祉部長。
          〔保健福祉部長(上野荘司君)登壇〕
保健福祉部長(上野荘司君) それでは、35ページをお開き願います。議案第92号 平成30年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。
 第1条で、既定の歳入歳出の予算の総額に歳入歳出それぞれ5,564万5,000円を追加して、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ42億9,089万2,000円と定めるものでございます。
 それでは、歳入歳出について事項別明細書により説明させていただきますので、38ページをお開き願います。
 まず、歳入ですが、4款支払基金交付金、1項1目介護給付費交付金、補正額742万4,000円の減は、平成29年度事業の精算に伴うものでございます。
 続いて、2目地域支援事業支払交付金96万6,000円の減額も、同じく29年度事業の精算に伴うものです。
 次に、8款繰越金、1項1目繰越金、補正額6,403万5,000円の増は、歳入の不足分を繰越金で充当するものでございます。
 続いて、歳出について説明させていただきます。39ページをお願いいたします。2款保険給付費、1項5目施設介護サービス給付費は、4款支払基金の歳入減に伴い、財源を特定財源から一般財源に充当するものでございます。
 5款地域支援事業費、1項1目介護予防・生活支援サービス事業費、2目一般介護予防事業費ともに特定財源である支払基金の歳入減額に伴い、一般財源を増額するものでございます。
 7款諸支出金、1項1目第1号被保険者還付金及び還付加算金、補正額124万3,000円の増は、被保険者に対する過年度還付金の不足分を増額するものでございます。
 次に、3目償還金、補正額2,584万4,000円の増は、国及び県に対する平成29年度介護給付費負担金事業及び地域支援交付金事業の精算に伴う返還金でございます。
 次に、2項1目繰出金、補正額2,855万8,000円の増は、平成29年度介護給付費、地域支援事業及び職員給与費等事業の精算に伴う繰出金でございます。
 以上で介護保険特別会計の補正予算の説明を終わります。内容をご審議の上、ご議決くださるようよろしくお願いいたします。
議長(仁平 実君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 質疑を終わります。
 これより討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 討論を終わります。
 お諮りします。議案第92号は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第92号は原案のとおり可決することに決定しました。
                                           
    議案第93号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(仁平 実君) 日程第10、議案第93号 平成30年度桜川市水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 内山上下水道部長。
          〔上下水道部長(内山久光君)登壇〕
上下水道部長(内山久光君) 議案書41ページをお開き願います。議案第93号 平成30年度桜川市水道事業会計補正予算(第2号)についてご説明いたします。
 今回の補正につきましては、第2条では、予算第4条で定めた資本的支出の既決予定額のうち、1款1項建設改良費の既決予定額に28万1,000円を増額するとともに、4条の括弧書きにあります資本的収入が資本的支出に対して不足する額を補填する過年度損益勘定留保資金を2億212万8,000円に改めるものでございます。
 3条では、予算第11条の棚卸資産購入限度額を472万4,000円に改めるものでございます。
 詳細につきましては、予算明細書によりご説明いたします。議案書44ページをお開き願います。
 資本的支出でございますが、1款1項2目の資産購入費28万1,000円の増額につきましては、量水器の購入費でございます。
 以上で説明を終わります。内容をご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
議長(仁平 実君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 質疑を終わります。
 これより討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 討論を終わります。
 お諮りいたします。議案第93号は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(仁平 実君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第93号は原案のとおり可決することに決定しました。
                                           
    散会の宣告
議長(仁平 実君) 以上で本日の日程は終了いたしました。
 本日はこれで散会いたします。
          散 会  (午前11時44分)