平成30年第3回桜川市議会定例会議事日程(第2号)
平成30年10月17日(水)午前10時開議
日程第 1 一般質問
〇出席議員(16名)
1番 軽 部 徹 君 2番 飯 島 洋 省 君
3番 武 井 久 司 君 4番 谷 田 部 由 則 君
5番 大 山 和 則 君 6番 榎 戸 和 也 君
7番 萩 原 剛 志 君 8番 鈴 木 裕 一 君
9番 仁 平 実 君 10番 菊 池 伸 浩 君
11番 風 野 和 視 君 12番 市 村 香 君
14番 小 林 正 紀 君 15番 潮 田 新 正 君
16番 相 田 一 良 君 18番 林 悦 子 君
〇欠席議員(2名)
13番 小 高 友 徳 君 17番 高 田 重 雄 君
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 大 塚 秀 喜 君
副 市 長 猪 P 幸 己 君
教 育 長 梅 井 驕@男 君
市 長 公 室 長 小 川 豊 君
総 務 部次長兼 高 久 能 一 君
財 政 課 長
総 合 戦略部長 柴 保 之 君
市 民 生活部長 小松ア 稔 君
保 健 福祉部長 上 野 荘 司 君
経 済 部 長 斎 藤 学 君
建 設 部 長 尾 見 誠 君
上 下 水道部長 内 山 久 光 君
教 育 部 長 佐 藤 勤 君
会 計 管 理 者 白 田 公 江 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議 会 事務局長 谷田部 清 君
議会事務局書記 太 田 貴 久 君
議会事務局書記 仲 田 浩 司 君
議会事務局書記 長谷川 勇 貴 君
開 議 (午前10時02分)
〇開議の宣告
〇議長(仁平 実君) 皆さん、おはようございます。
本日の出席議員は16名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立します。
これより本日の会議を開きます。
ここで暫時休憩します。
休 憩 (午前10時02分)
再 開 (午前10時05分)
〇議長(仁平 実君) 再開します。
〇一般質問
〇議長(仁平 実君) 日程第1、一般質問を行います。
6番、榎戸和也君。
〔6番(榎戸和也君)登壇〕
〇6番(榎戸和也君) では、事前通告の内容に基づきまして一般質問をさせていただきたいと思います。
私しばらく議会を離れておりましたので、今回また議会に戻らせていただきまして、その間いろいろわからないこともあるものですから、ぜひいろんなところをわかるようにご説明いただければと思います。よろしくお願いいたします。
それでは、まず1番目に、大和駅北地区の開発計画全般についてということでお尋ねしますが、開発計画の内容、つまり例えば私と1年前に市長の間で公開討論会というのをやりました。そのときに市長がいろいろ発言した内容などもございます。具体的に言いますと、あそこの開発計画、いわゆる大和ハウスが来るのではないかということで始まったときの計画から始まって、あのときに最初に出てきた案は、田んぼを全部潰して、その上に道路をつくるという案は消えたわけであります。あのときつけた予算が1億2,400万円。ともかく測量とかそういうのをやらせてくれと。その後、いわゆるL字型のものに変わってまいりまして、そのときにまた別な調整池をこういうふうにつくるとか、CCRC、こういうものを西のほうにつくるとか、そういうのが出てきたわけであります。
例えば公開討論会でのやりとりでいいますと、なかなか実現が難しいようなものは、予算として執行していくことは、ちょっと無理があるのではないかというようなことをお話ししましたところ、そんなことないと。きちっとこれは議会でみんなに承認もらって、使い方もはっきりしていて、お金をつけてやっているのだと。わかっていないのは榎戸さんだけだと。困ったものですというのが市長のお話でした。
では、今その後どういうふうに進んでいるかといいますと、例えば最初に大和が来るときに、公園などというものは、基本的に今約3ヘクタールですか、そういう公園などというのは、全然入っていなかったわけです。そこ全部埋め立てて道路を真ん中に通していくということでしたから。でも途中で、そういうものが入ってくるというようなことでありまして、その計画が全体がどうなっているのか。27町歩下買いました。どうなっているのかと。その辺、まだここまでは今やっているけれども、簡単に言うと病院の西側は真っさらだというようなイメージで私は今捉えております。あのままCCRCとか、それから市民農園ですか。何か田んぼ上の余った、部分はそういうふうにするというような計画もあったようです。それはそのとおりやっていくおつもりなのかどうかということです。
それで、今現在、あそこにその投入しているお金というのは約30億円であります。今言いました西側のほうです。恐らく10ヘクタール以上あると思うのですが、西側、A道路というのがおりてきて田んぼをまたいで、そこから今度はB道路、まだ全然できておりません。予算もついておりません。そのB道路が駅のほうに来るわけです。駅のところに広場をつくって、駅舎もつくってホームもやってと、そういうお金も一切まだ入っておりません。それよりも西側、まだ道路をつける部分も恐らくあるでしょう。こういうものも一切お金が入っておりません。ですので、もう計画はしっかりしているのだと。この間の公開討論会の市長のお話では、その買えなかった部分、西の部分、もっと買えなかった部分についても協力してもらって、たしかあのとき八百何十戸の住宅をあそこにつくるのだと。そして、下館とかあっちに人が行くのをストップして桜川市の人口減を食いとめるのだと。こういうふうに市長はみんなの前で高らかにラッパを吹いたといいますか、私であればそういうふうにするのだということをおっしゃったと思います。ですから、その辺のところを私としては今ここで市長に確認をして、お金をどれだけ今後入れるつもりなのか、今現在ほぼ30億円ですから。ごめんなさい、病院は入っていないのです。病院が恐らく72億円の予算で壊すのに5億円とすると、67億円ぐらいはあそこにお金を入れているのです。ですから、両方入れるとあそこにもうほぼ100億円入っているのです。桜川市にとっての100億円というのは非常に大きなお金ですから、今後まだそこに何十億円も入ると。今言ったB道路とか駅とか、そのほかいろんなことやり出したら、これも恐らく10億円やそこらではとても間に合わないのではないかと、そういうふうに私は思っております。
その財源はどこから持ってくるのだと。合併特例債ももうほぼ底をつきつつある状況だと思います。この前いただいたもので。もう二十何億円しかないでしょう。今度クーラーの話なんかも出ていますから、あれだって国から来る財源は3分の1と言うけれども、あれだって怪しいです。国がそれだけの金を本当に持っていて、茨城県に来て、茨城県がそれをみんなに配っていったら、それだけのお金が回ってくるとはとても私は思えません。ですから、本当にやるとなれば、市が自分で起債をしてやらざるを得ないというふうなことさえも考えるわけです。あるいはほかのことをみんな我慢させて、そこにお金を投入するとか、そういうことでありますので、私はここの開発計画の内容を具体的に、さっき私が言った西側の白地の部分なんかは、例えばどうするのだと。それで、そこの事業費なんかは、今までの事業費は、私が今確認させていただきましたので、もし繰り返しであれば、簡潔にそこをお示しいただきたいと思います。
そこに市の財政では何を充てるのだと。今言ったように合併特例債は、本当に今度、後のほうでも聞きますが、上曽トンネルも1年前の市長選のときに1.5メートル幅が広がって115億円で済むのだ。そういうことを宣伝されたわけです。では、それはその後どうなったのだと。上曽トンネルは欲しい人はいます。私も欲しいです。問題は、誰が金を出すかであります。そのときにあれだけ景気よく上曽トンネルできるのだと。ちょうど市長選の前のタイミングで県の人間が突然やってきて、10月2日ですか、その内容を見せろと言ったら、見せられない。一方では、一部の議員は、それを見てチラシをまいていると。私が言っても、県も市もそれは内部文書だと言っているのです。ところが、そういうふうにして出した、市民に明らかにしたあの数字は、今どうなっているのだと。しかも、その半分くれるという財源も、いわゆる社総交、社会資本総合整備計画でくれるのか、その交付金で。それとも地方創生道整備推進交付金ですか、これでくれるのか。途中で後のほうでくれると言ったわけです。ところが、その中でそんなにたくさんは出るはずないと。現に多分そうなっていると思います。5億円しか出ないという話でした。しかも、取りつけ道関連のところ。
そのように、本当にお金がない中で、あそこに今あれだけのお金を投入して、しかも今本当に私も、申しわけないですけれども、市役所にお邪魔して、職員の皆さん、今いらっしゃる部署、本当に大変だと思います。あれだけの大きな事業を展開して、例えばその一番中心になった方が急におやめになったとか。その広げた風呂敷を誰がどうやってしまうのかと、本当にご苦労されています。ぜひその面については、市長にこういう状況でありますので、そういうところの人員の強化といいますか、そういうところへより人材を強化して、円滑にここまで行っているのですから、住宅の造成とか何かそういう問題についても、ぜひやれるようにご配慮いただかないと、本当職員の方は大変だろうなと、私は率直そう思っております。
まず、第1点目について、そういうことでよろしくお願いします。ちょっとノー原稿なので、申しわけないのですが。
2番目ですが、今申し上げた新市建設計画にかかわる財政計画ということで、私がまだ議会にいた去年の6月に財政計画を頂戴しております。それが私がやめた後のことしの1月に再び高森地区といいますか、あそこの開発にかかわるお金、十何億円と、合併特例債です。それから、ラスカの向こうにある道路、南飯田に抜ける道路。こういうもので合併特例債を新たに加えたというようなことで新市建設計画の見直しということになっているようであります。
ただ、私前から財政計画について申し上げているのですが、今度と前の大きな違いは何かというと、1つだけきのう見ていて気がついたのですが、要するに臨財債の扱いが、当然議員の皆さんにはご説明になったと思うのですが、振りかわっているのです。つまり、臨財債は、今までは地方交付税の中に含めて考えていました。今度の表では、臨財債は地方債のほうで入っております。地方債のほうに入っているのです。臨財債、どなたもご存じだと思うのですが、国がいわゆる地方交付税に回す分、国税3税とか消費税とかの一部とかというので決めているわけです。ところが上がってくる税収は、その年によって違うので、計算式で地方にあるお金は決まっていますから、足りなくなってしまうのです。税収が上がらなくなると。足りない分の半分は、国が借金でも何でもして地方に配るとか、悪いけれども、今度は私全部借金してあなたたちに配れないから、あなたたちが半分は自分で借金してやってと。後からその元利はこっちが払いますからというのが臨財債です。ですから、臨財債は本来もらえるべきものですから、それが自分で立てかえておいてくれと。それも地方債として今度は計上したわけです。
そうしますと、去年の6月とことしの1月の違いが何かといいますと、平成三十八、九年あたりの地方債の発行額が、前のものでは7,300万円しかないと。1年、2年、その先もそうなのでしょう、きっと。その先出していないからわからないのですが、今度のものではそれが7億円ちょっとぐらいあるのです。ですけれども、それ見ると、地方債発行できるから事業できるのではないのかと思うでしょう。これ違います。臨財債というのは、もともと一般に使うお金として入ってくる金を市が自分で立てかえてつくっているだけなのですから。地方交付税として。だから、その分はもうふだんは借金も何もしないで入ってくる金を借金で入れているというだけなのです。国が半分くれないから。ということは、普通にそれは使うことに予定大体されているようなお金ですから、何か事があって、市で今から橋直さなければならない、何かがぶっ壊れた、地震があったなんだといってやろうとすると、借金しなければならないわけです。ところが、計画上は借金する余裕がないということです。
ですから、私は今の財政計画をきちんと読み込んでいくと、しかもそれ39年までしか出ていないのです。39年です。今から庁舎も何年か後に30億円もかけてやろうと。図書館もやれやれなんていう声もあるようです。どこからそういう金が出るのか私はわかりませんが、そういうふうにあれやれこれやれ。だけれども、これから借りて、しかも上曽だってこれからかかるかもしれない、高森ももっとかかるかもしれない。そして、その先の、今から15年後、20年後を見ないで何で我々は判断できるのだと、そういうことです。
大体1月に出た財政計画、それからことしの4月の予算、一般会計、分厚い予算、決定的に違っているのです。何でこんなに違うのだと普通気づくわけです。それは、いわゆるきのうの別の方の質問にもありましたが、財政破綻云々の話のときに、つまりまだ合併特例債が十何億円借りられるというのが決まっていないから、財調の取り崩しで予算上は充てたのだと。後から、それが通ったので、またもとへ、6月に戻したのだと。そういうお話です。さらに、そのお金が6億減額されるとか何かという話でしょう。
ですから、そういうお金が、解釈の部分も含めて、ころころ、ころころ変わるのです。外であの分厚いものを見せていただいて分析というか、読み取ると、財調を大幅に切り崩している。その段階では。だけれども、後からそれが通ったから、それは財調を切り崩さないで合併特例債で7割くれる借金に変えたのだと。そういう数字を出していることについて、きちっとそれを読み取って、そこを問題にするというのが我々ですから。だから外部の方は、そういう細かい話はわからないわけです。一般の方は。それをもとに、一般会計という一番の基本ですから、一般会計、ころころ、ころころ補正予算で十何億円とか何億円とかという金をころころ、今桜川市は入れて予算を変えています。それはある面やむを得ない部分もありますが、余りそういうのは好ましいことではないです。計画をするのであれば、4月当初にきちんと先行きを見てやっていく。細かい補正はいいでしょう。その辺の感覚もよくわからない。なので、この大和駅北地区、上曽トンネル、学校統合等に係るお金についてどのように考えているか、そこをお尋ねしたい。これは市長にお尋ねしたい。
それで、学校統廃合については、実は私がいろんな聞き取りをしている中で、アンケート等はやったけれども、特に具体的な動きというのはないのだと。ただ、いろんなバリエーションを考えて、市民の意識の喚起という意味でアンケートをしているのだというような解釈のようです。私もそれは同意いたします。あれだけのアンケートをつくるのはなかなかご苦労だったなと、大変だったと思います。
1点だけお伺いしておきます。つまりこれは、私が途中でいろんな方に聞いたら、高森地区周辺に雨引小と大国小と坂戸小を集めるという案が1つあると。それがアンケートの選択肢の中に1つ入ったということをお伺いしていますので、これは高森にお金をどれだけ入れるかということとも密接に絡みますので、私としてはそこのアンケートの結果についてのみ、ほかは結構です。今まで岩瀬小と坂戸小は一緒で西中と、向こうは大国と雨引小で大和中となっていたわけです。これが子供の時代からもしそれが進めば、子供のときから親も何も一緒に動いていくと。要するに社会が変わるわけです、おつき合いが。それで、その子たちが今度は大きくなっていけば、お友達は竹馬の友といいますか、そういう子供たちは、極端に言えば大泉方面、本郷方面の人と、こっちで言えば大曽根、阿部田、そういう人が同じ地域社会を形成すると。そういうことでありますから、私は、これは非常に大きな、単に学校の人数とかそういう問題だけでなくて、その地域のコミュニティーとか、言うまでもないことですが、そういうものに大きくかかわる問題ですので、しかもそれが大和地区の開発と絡んでいるということになりますと、これはまたまたお金の問題、その他で大きな問題になりますので、そのアンケート結果についてだけ、これも簡潔にお答えいただければありがたいと思います。
それから、最後になります。市長の政治姿勢についてでありますが、私も選挙戦などを戦う中で、市長の政治姿勢というものについていろいろ、ああなるほどこういうふうなスタイルでやっているのだというのは、わかった部分もあります。市長選はともかくも、いわゆる私が議員になってから市長さんが、例えば運転手、以前に運転手の件が議会でも問題になりました。これは私が問題にしたのではなくて、私が議員になる前に問題になったようです。その方は、その後いろんな動きをされています。例えば実質的に市長が任命権を実質的に持っている上野沼にある職業訓練センターですか、あそこの事務長のような仕事を市長が推挙されてやっていたこともあります。あるいはその後やめられて、市長の後援会の事務局長というのをやられて、これは私に対するネガティブなヤマザクラ通信か何かというのを百何十回もやっていると。これは警察でもその方の名前はちゃんと間違いないということで言われていますので、これは市長さんのお抱えの運転手をされ、あるいは後援会の事務局長をされて、いろんな施設を使うときなどに手続に走り回った方であります。私が借りようとすると貸してくれないのです。議場で出馬会見させろと言ってもさせないと。議長と相談する、やめてくれ、それはお願いだということなのです。私が例えば公民館借りたいと言っても、それは貸さない。県に聞いたら社会教育法の公民館の規定でだめなのだ。でも、同じような内容で別の人は借りているわけです。
ですので、ここ私が申し上げているのは、ここにある職員採用及び市政執行に際してのガバナンスのあり方というところでありますが、つまり、職員の採用、広くいろいろあります。でもとりあえずきょうはその運転手さんのことについてだけ限って申し上げても、そういう方がこの間の例えば私の市議選というかこの我々の市議選においても、一応公務員でありますから、特別な動きをされていたと。具体的に申し上げると、私が最終日に地区地区でいわゆる街頭演説、そういうのをやりますと、途中からぴたっと、例えばある会社の役員の方ですか、これは前の市長選でも私のところに全面的に張りついた方です。来ている人の写真を撮って、ネットにはそのことをすぐ例のくだんの前の運転手さんが、前の運転手です。ネットにアップして、こんなことやるとあなたたち不利益こうむるよなんてことをアップしていた方です。それ、一体でやっているのです。この間も、途中から、南飯田あたりからその人が私のところへ張りついてきまして、例えば西小塙でどういうことがあったかといいますと、私の車のすぐ後ろに、いわゆるこれも実質的に市長が任命権を持っている、市長といいますか、いわゆる社会福祉協議会であります。そういうところの方がくだんの運転手、今の運転手さんと2人で私の後ろにぴったりくっついて、それが終わって羽黒駅前に行ったら、もう暗くなっていましたけれども、すごいダンプカーがあそこを私に向かってくるのです。じわじわ、じわじわ。私とすれば完全なおどしだと思いましたけれども。あんなところでそんなダンプ、「夜の夜中に入ってくる必要性あんのか」と言ったら、またぐるっとしばらくたったらどっか回って帰ってきているわけです。
〔「議長、暫時休憩」の声あり〕
〇6番(榎戸和也君) こういう、これ公務員ですから……
〇議長(仁平 実君) 暫時休憩。
休 憩 (午前10時28分)
再 開 (午前10時48分)
〇議長(仁平 実君) では、再開します。
〇議会運営委員長報告
〇議長(仁平 実君) ただいま議会運営委員会が開催されましたので、風野運営委員長、報告願います。
〔議会運営委員長(風野和視君)登壇〕
〇議会運営委員長(風野和視君) 議会運営委員会の協議の結果を報告いたします。
冒頭で議長が発言の注意をしましたとおり、榎戸議員の一般質問につきましては、通告に従って簡潔に質問を願います。
また、個人を特定できる誹謗中傷的な質問は差し控えるよう決定いたしました。
以上で報告を終わります。
〇議長(仁平 実君) 議会運営委員長のとおりといたします。
〇議長(仁平 実君) 6番、榎戸和也議員、一般質問を続けてください。
〇6番(榎戸和也君) 私もしばらくぶりということで、思いがかなり暴走とは言いませんが、思いのたけがああいうところに向かってしまいました。簡潔に今後進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
今の部分は、つまり市長がそういう例えば非常勤の職員を採用するときに、どういう基準で採用しているのかと。つまり公募のような形ではなくて、運転手さんというと独特の関係があるので、私的にお願いをして採用していると。こういうことでいいのかどうかという点が1つであります。
つまり恣意的な採用、私からいうと恣意的な採用はまずいのではないかということなのですが、それと、市政執行に際してのガバナンスということは、つまり先ほどもちょっと例に出しましたが、県が持ってきた文書をある議員はもらって、大々的にチラシをまいてこういうことだと言っていると。それから、公開討論の場でも市長は、上曽トンネルは5億円増で1.5メートルアップしてできるのだと、こういうことを公開討論会でお話しされているわけです。私はそんなのはできるはずないということは、再三申し上げているとおりであります。これが今どうなっているかも問題ですが、ともかく特定の議員にはあるものを見せて、私が県にも、私ではないのですが、別な方が県に開示を求めても、それは出せないと。内部の事務文書なのだと。市役所も私には出さない。ところが、実際には先ほど言ったある会社の三男坊だそうですが、私をぴったりつけていた方は、それを私に見せたのです。「これ見ろ。本当だっぺ、県がくれたんだ」と。私がこれやっているときにです。ですから、そういうところまでその文書は回っているわけであります。なぜ議員である私が見せてくれと言っても見せてくれないのに、ある業者、これは桜川市の例のあそこの道路なども、その会社が入札している会社の落札している会社の役員であります。そういう人が私のところを、さっき言ったようなことでずっと選挙中、前の選挙も今回もそうでした。
そういう大きな流れの中で、ある人には市役所の職員が見せて、そういうことを市長は公平に、差別してはいけないわけです。そういう職員の動きについてどのようにお考えになるのかということです。きちんとそこはやってもらわなければ困るのではないかということで、その点についてお伺いしたいと思います。
以上であります。あとは、自席のほうに戻りまして、もしありましたらお尋ねしたいと思います。よろしくお願いします。
〇議長(仁平 実君) 榎戸和也君の質問に対する答弁を願います。
大塚市長。
〔市長(大塚秀喜君)登壇〕
〇市長(大塚秀喜君) 6番、榎戸議員に答弁させていただきます。
榎戸議員、プロパガンダ、もう宣伝するのはやめて、桜川市がどうしたらよくなるのかと、そういう質問でぜひ今後はお願いしたいと。
まず質問、最初に入ったのが討論会で、T字がL型になった、大和がどうした。討論会の時点では、もうL型も決まっています。27年の段階でL型の道路でき上がっていたので、そういう形で改修するものということで、開発公社のほうで話も進めていったわけですが、L型に決まったのは、もう27年の時点なので、決して討論会でT字だ大和だ、大和の話もするわけないです。あの時点でサンヨーと茨城新聞にまで載ったわけですから。その前の時点ではありました。大和も話は検討はしていました。あの時点ではもうサンヨーが進めるということで、名前が出て、調印式までやった段階なので、かなり計画は具体的に進んでいました。それがいかにも討論会で、真っすぐだったものがL型になった、大和はどうしたのだと、これはおかしくないですか。
それと、経過については、この後それからどのぐらいの支出今後かかっていくのか、総額も今柴総合戦略部長のほうから答弁があると思います。
臨財債の話もしていました。臨財債、皆さんにも議会でも答弁したと思います。国がお金足らないときに市でお金を借りると。市で借りると。それは全部100%交付税で入ってくる。だから計画にはのせなかった。榎戸議員が来て、何で入れないのはおかしいだろうということで、その臨財債も起債に入れたと。ただ、入れても返ってくるものも出てくるので、国から入ってきますので収支は変わらないと。それを今の質問の仕方は何なのですか。何が言いたいのですか、榎戸議員。
また、先ほどの予算が大きな予算、補正で大きな補正はおかしいだろう、ことしの2月に特例債変わりました。3常任委員会開いていただいて、特例債について計画を直すということで直したわけです。計画を直す前に県のほうと、これを議会で承認していただいて、県のほうに特例債のこういう事業を特例債でやりますよというお話をして認めていただく、それが3月になります。これどうやって3月の予算にのせるのですかという話なのです。予算は大体12月、1月には決まっています。3月に印刷されます。2月に全協をやって、県で認められるのが3月で、予算変われば大きな補正になります。それも財政で説明していると思うのです、榎戸議員。財政課では説明していると言っているのですから、それをこういう聞き方を市民の皆さん呼んで、あおって、いいあんばいなことやっていると、何が言いたいのだ。まあいいや。
また、学校の話につきましては、アンケートも終わりましたので、この後アンケートの結果もお示ししたいと思います。教育委員会で検討していただいて、一応今A案、B案、2つぐらいの案を出そうと思っています。これは、議会の皆様、文教厚生委員の皆様、市民の皆様、大きく議論していただいて、A案でいくのかB案でいくのか、ある程度まとめていかなくてはいけないのは間違いないと思っております。ただ、今ある建物をできるだけ利用した形、またまとめるとどうなるのだと。2案を多分その辺で教育委員会さんのほうでまとめていただけるのではないかと思っています。A案、B案出して大いにもんでいただいて、できれば方向を決めたいと、そのように思っております。
公開討論時115億円、これは、県の課長以下四、五人でお見えになって、資料をいただきまして、115億円で計算ができ上がりましたという報告を私は直接聞きまして、私は知っている人に渡してしまいました。私が得た情報で、マル秘と書いてあったわけでもありませんでした。榎戸議員が請求した話が私の耳に入れば、もちろん榎戸議員にも出せという話になったと思います。決して榎戸議員が把握している日にちに県が説明に来て、私はそれをもとにいろんなところに説明もしましたので、その前に榎戸議員は、150億円からかかるのではないかという試算、自分でしていたのですよね。その後なのです、私がもらったのは。榎戸議員が資料を要求しているというので私の耳に入れば、大いに榎戸議員にも出せと、そういうふうな話で済んだと思います。また、県のほうにそれを、どなたが行ったかわかりませんが、県で出さなかったというのはどういうことか、私は知り得ないところでございます。
ちょっと被害妄想ではないかと。西小塙、社協だ運転手だダンプが来た、本当にわからない話であって、そんなことやっているわけないと。どういうふうに理解しているのだと。榎戸議員、大変申しわけないのですが、勘弁してください。
運転手は嘱託職員。任期は1年です。公務上の守秘義務、市長との信頼関係が重要であり、選考では市長と関係課で協議をして秘書広報課で面接を実施し、適正な人物かを判断して採用しております。市長、運転手、桜川上城、報酬20万円。16万通常勤務分、4万円残業代。前市長からこういう形でやっておりますので、倣ってやっているということでございます。
〇議長(仁平 実君) 柴総合戦略部長。
〔総合戦略部長(柴 保之君)登壇〕
〇総合戦略部長(柴 保之君) それでは、私のほうから榎戸議員の一般通告に基づきましたご質問にお答えいたします。
私からは、これまでの経過を含めまして、問1の大和駅北地区開発計画全般についてと、問2におきました大和駅北開発の現状につきましてご説明いたします。
まず、桜川筑西インターチェンジ周辺地区につきましては、平成21年の整備構想、それから平成25年の整備計画の策定を経まして、都市計画における用途変更や地元地権者の意向調査などを実施しまして、企業誘致に向けた動きを進めてきた経緯がございます。これによりコメリ等の出店がありまして、後には大規模な商業施設の出店も決まっております。なお、商業施設につきましては、来年度末あたりのオープンということで伺ってございます。
また、本地域におきましては、インターチェンジ周辺整備推進事業といたしまして、第1次総合計画では重点事業に位置づけられておりまして、さらに第2次計画におきましては、医療、福祉、商業、その他の高次都市機能の集積を図り、市の中核となる新たな複合都市拠点として位置づけられております。
また、JR、インターチェンジ、国道など、交通の要衝になってございますことから、市民はもとより、市外からも人が集まってくるような新しいまちづくりの拠点になればと思ってございます。
このような中で、大和駅北地区をどのようなまちにしていくべきか、それを検討するため、有識者、それから地権者、そして議員さんも含めてなのですが、こちらで構成しますまちづくりを検討する委員会を平成27年度に立ち上げまして、このときには6回ぐらい開催しておるのですが、この委員会で検討されました土地利用構想図、そして健康を軸としたサービス事業構想などにつきましては、全員協議会などでもこれまでお示ししたところでございます。
また、地元の地権者協議会におきましては、同じ年あたりにまちづくりに関しましてご協力をいただけるということで合意がなされまして、27ヘクタールの土地の活用のほうがまとまり、地元地権者の多大なご協力を得た形で今の事業を進めることができるようになってございます。
市のほうでは、このまちづくり検討委員会の構想をもとに、桜川インターチェンジ周辺の開発の計画をまとめまして、これに基づきまして区域内の整備や開発を順次進めているところでございます。まず初めに着手しましたのは、新病院でありますさくらがわ地域医療センターでございまして、28年3月に建設場所が決定しまして、29年度より工事が始まりました。そして、先日の10月1日に無事開院を迎えることができました。今後大和駅北地区におけますまちづくりの核となる施設でございまして、その近隣には、施設といたしまして医療、福祉、健康づくりの拠点となっていくものと考えてございます。
次に、この地域の基盤整備の一環といたしまして、区域内をつなぐ基幹道路のほうが計画されまして、28年度より順次工事に着手してきてございます。県道のほうから病院までの道路と、それから病院の東側の駅につながる道路につきましては、現在開通してございます。そして、病院から北へ国道へ抜ける道路、それから病院から1区画西側の道路と公園予定地の北側に当たる道路などにつきましては、今後適宜に工事を進めてまいりたいと思ってございます。ただし、病院の西側から駅につながる道路につきましては、JRとの協議等が必要となるため、現段階ではちょっとまだはっきりしていない状況でございます。
次に、本地区の中央部につくる予定でございます公園、それから調整池につきましては、平成29年度より設計を進めておりまして、現在調整池のその容積、容量につきまして県と協議を行っているところでございます。今年度につきましては、一部の着工になってしまいますが、できますよう目指しているところでございます。
病院と同様、この公園につきましても、まちづくりに重要な位置づけとなってございまして、公園内には健康、それからスポーツ関連の機能というものを設けまして、さまざまな健康プログラム、それからサービスを展開していくことで、医療が受けられるだけではなく、生涯市民の皆様が健康でいられるようなまちを目指してまいりたいと思ってございます。
また、第2次総合計画、それから計画策定時の事前アンケートのときの調査なのですが、そのときの認定こども園や保育園を利用する保護者の方、それから小学生を持つ保護者の方、それぞれが市内に設置を希望する施設といたしまして、公園というものを一番多く挙げているような状況でございました。
そのほか土地利用といたしましては、基幹道路に囲まれました病院の周辺につきましては、医療、健康エリアという形になりまして、その周りを今度住宅エリアという形で整備していく考えでございます。このうちの健康医療エリアにつきましては、さくらがわ地域医療センター、その脇には現在歯科医院、それから薬局が建設されてございます。地域で適切な医療が受けられますように、早期に医療福祉関連施設の集積というのも図っていきたいと思っているところでございますが、地域医療の充実につながって、市民の利便性というものを高めるようなことになると考えてございますので、現在その地区に関しては、その区画に関しましては、公募という形を実施しまして、医療関連施設の誘致を進めているところでございます。
住宅エリアにつきましては、現在県との協議を進めながら段階的に開発を進めていく考えでございます。まず、第1期といたしまして病院、それから県道と水戸線に囲まれたエリアにつきまして、土地区画整理事業等の手法も考えた上で開発を現在考えておりまして、今後地権者の協力、それから県との協議を踏まえながら、具体的には今後になってしまうのですけれども、進めていきたいと思ってございます。
このような新しいまちづくりによりまして、人が集まってくる、そして人が住みたい、そのようなまちづくりを進めまして、ヤマザクラとともに魅力ある桜川市を築きまして、人口の流出というものを少しでもとまらせたいというふうに考えてございます。
次に、本開発におきますこの事業費関係になります。その財源内訳につきましては、参考といたしまして、予算書におきます2款1項17目の大和駅開発地区の開発整備費を参考にしましてご説明いたします。なお、こちらにつきましては、28年に支出しました6目の企業誘致推進費で支出しました1億2,000万円ほどの測量関係のはちょっと含まれていないのですが、参考という形で説明させていただきます。また、今年度以降の事業につきましては、完了しておりませんので、あくまでも計画額という形でご説明させていただきます。
大和駅北地区開発事業費につきましては、大きく分けまして長方、高森地区の基幹道路整備事業費と、それから公園、調整池等を整備する桜川筑西インター周辺地区まちづくり事業、この大きな事業と、それからそれに関連しますその他の経費の3つに分けてご説明いたします。長方、高森地区基幹道路整備事業におきましては、委託費が1,251万8,000円、工事請負費等が4億1,171万8,000円……
〔「議長、前の部分だけ、ばらばらではなくて総額で。一々やると
時間がありませんので」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) それでは質問の流れがわからないから最後までやってください。
〇総合戦略部長(柴 保之君) わかりました。
〔何事か声あり〕
〇総合戦略部長(柴 保之君) 申しわけありません。一応議長の言うとおりにさせていただきます。
長方、高森地区基幹道路整備事業におきましては、委託費1,251万8,000円、工事請負費4億1,171万8,000円、その他1億7,081万4,000円、合計5億9,505万円になりまして、これに対する財源は、合併特例債が5億5,660万円、残りは一般財源となります。
桜川筑西インターチェンジ周辺地区まちづくり事業におきましては、委託費1億9,146万1,000円……
〔「ちょっと待って待って。これただ読み上げているだけで、この
間我々に配ったもの読み上げているだけ……」の声あり〕
〇議長(仁平 実君) 暫時休憩。
休 憩 (午前11時13分)
再 開 (午前11時14分)
〇議長(仁平 実君) 再開します。
〇総合戦略部長(柴 保之君) それでは、全て合わせますと総事業費は27億3,704万9,000円になりまして、そのうち合併特例債が23億7,340万円となります。
なお、これ以外の事業につきましては、住宅部分とかになりますけれども、基本的に民間の資本のほうで開発を進めていく予定でございます。
以上でございます。
〇議長(仁平 実君) 続いて、尾見建設部長。
〔建設部長(尾見 誠君)登壇〕
〇建設部長(尾見 誠君) 榎戸議員さん2番目の質問、新市建設計画にかかわる財政計画の中で、上曽トンネル建設の現状についてお答えいたします。
上曽トンネル整備事業につきましては、平成2年度に調査が開始し、平成13年度には補助事業が採択され、県道整備事業として施行されてまいりましたが、茨城県の財源不足や東日本大震災などの影響もあり、遅々として事業が進まない中、県知事からの提案もあり、合併特例債を活用した新たな整備手法を検討するということで、石岡市と勉強会を重ね、平成29年5月には茨城県石岡市及び桜川市の3者で事業調整協議会を立ち上げ、事業を推進してまいりました。平成29年第2回定例会におきまして、全体事業費110億円という概算額に基づき道路延長を勘案し、算出した20億6,690万円を合併特例債の起債予定額として設定し、第4回目の新市建設計画の変更を行いましたが、平成29年10月2日に茨城県土木部道路建設課長ほか3名の方が来庁し、提示された事業計画案の概算額が115億円であったため、その概算額より算出した合併特例債の起債予定額25億6,480万円で第5回目の新市建設計画の変更を、平成30年第1回定例会においてご承認をいただきました。
上曽トンネル事業の財源は、合併特例債とともに国の交付金を使用することになっておりますが、事業計画が採択された交付金については、桜川市側取りつけ道路は地方創生道整備交付金、石岡市側取りつけ道路及びトンネル本体部においては、社会資本整備総合交付金で事業採択を受けております。今年度より市道改良事業として交付金を含む事業が開始されておりますが、既に平成29年度中から県道事業として発注されている工種もあり、茨城県によりますと、取りつけ道路、トンネル部実施設計の再設計と環境調査事業が今年度に繰り越され、現在も作業中であります。
なお、今年度からは市道事業につきましては、茨城県への受託事業として予定しておりますが、再設計が完了した後、その成果に基づいて取りつけ道路の施工、工事発注を予定しております。
また、全体の事業計画につきましては、再設計の業務完了後、県、石岡市、桜川市の3者で構成している事業調整協議会で協議調整後は、詳細な工事内訳に基づいた具体的な事業計画、工種工程をお示しすることができると考えております。
以上でございます。
〇議長(仁平 実君) 続いて、佐藤教育部長。
〔教育部長(佐藤 勤君)登壇〕
〇教育部長(佐藤 勤君) それでは、榎戸議員のご質問にお答えいたします。
初めに、学校の統合にかかわる事務事業の現状について一言ご説明をいたします。平成26年に桜川小中学校の適正配置計画が策定され、その計画に基づきましてこの4月、真壁小学校と紫尾小学校が統合、さらに桃山中学校と、あわせまして小中施設一体型の義務教育学校桃山学園が開校いたしたところでございます。現在は、さらにこの先10年、20年を見越した計画、現在の計画を見直すことも含めまして、そういったところの検討を行うための新たな適正配置計画検討委員会を立ち上げまして、検討を重ねているところでございます。
その一環といたしまして、先月9月に保護者を対象にしたアンケートをとったところでございます。ご質問にございましたこのアンケートの結果についてでございますが、アンケートの中で、小学校の統合のパターンとして大和中学区、それから西中学区の小学校の統合パターンとして、大和駅前に新たな学校をつくるという選択肢を入れたアンケートをとったわけでございますが、それに対する保護者の回答でございます。こちら各中学校区ごとのまとめた数字になっておりますので、それでお答えさせていただきます。
まず、西中学校区の保護者の回答でございますが、回答数が671ございまして、このうち先ほど大和駅前のほうに新しい学校をつくりたいと、つくるという選択をなされた回答が149件、パーセントで22.2%になります。大和中学校区のほうの結果でございます。回答総数329件、このうち大和駅前のほうの事業に選択肢をされた方が68件で20.7%、合わせますと計1,000件の回答のうち、217件で21.7%という結果になっております。
以上でございます。
〇議長(仁平 実君) 答弁が終わりました。
再質問があれば質問願います。
6番、榎戸和也君。
〇6番(榎戸和也君) この間の10日の全員協議会において、病院の西側にこれから13筆の分譲を予定しているというお話がありました。そのときの地図をいただいて、私そのときもお尋ねをしたわけですが、この地図をもらいますと、13筆の脇に、先ほど来お話があったように、山王歯科と2つの薬局が出ております。これは、いわゆる随意契約でやったと。山王の要望でやったというふうに伺っております。別な、例えばネットで、同じように去年の9月ぐらいに薬局を公募した北九州市立の八幡病院ですか、そこの入札の状況などがありました。公募です。例えばある業者は、同じ狭い土地に1億6,000万円の値段をつけました。ところが、落札したのは最終的に3,500万円、落札者は。なぜかと。要するにその内容まで含めて、値段だけではなくてやっているのでそうなっているということのようです。
私伺いますが、いわゆる門前薬局というのは非常に利便性があって、そこに来た、山王病院は360人を目標としているようでありますから、仮にそれまで来なくても、それ近い数字が来たときに、その多くの方が利用するわけです。そうすると1人当たりの単価などを考えると、相当な利益が上がる土地であると。ですから、収益を中心に考えると、そこにそれだけもうかる土地なら買いたいという人はたくさんいるわけです。それをなぜ公募にしないで、いわゆる随意契約で山王の要求でやったのか、それをお伺いしたい。
〇議長(仁平 実君) 柴総合戦略部長。
〇総合戦略部長(柴 保之君) それでは、私のほうからお答えいたします。
まず、薬局と歯科のほうにそこの土地を売った経過のほうを申しますと、まず隆仁会のほうから指定管理の提案の際に、医療センターの隣接地のほうに薬局と、あとは山王病院内にそれまでありました歯科のほうを誘致したいという旨の提案がございました。市ではそれを受けまして、市の内部機関でありますが、行革推進本部会議に諮った上で承認という形をいたしました。そこで、開発公社といたしましては、これを受けてその土地を売買したという形になります。
それから、今、医薬分業という形で言われましたけれども、医薬分業というのがその概念が医師とか患者の診察、そういうものと処方というものを完全に分けるという国の制度になっていますのが、現在の医療センター、それからそこに出店をしております薬局につきましては、ちゃんとその医薬分業に基づいて現在経営されているというふうに市としましても考えてはございますので、それに関しまして市では問題があるとか、そういう認識は現在持っておりません。
〇議長(仁平 実君) 大塚市長。
〇市長(大塚秀喜君) また皆さんに認めていただいた上で山王さんのほうでプロポーザルというか、幾つか申し出を受けて、今あるところと一番日本で大きいところにしたということであります。
それから、桜川市の薬剤師会の会長のほうからお話がありまして、病院の中に電話とファクスを置いて、そこから市内の薬剤師さんのところには直接行くと、そういうような形もとりたいということでありますので、その辺についても市のほうではいいのではないかということで、広く皆さんかかりやすい、薬局のほうも使いやすいというような形で進めております。
〇議長(仁平 実君) 6番、榎戸和也議員。
〇6番(榎戸和也君) 私この間、総合戦略部のほうから教えていただいた、あそこの売買契約の面積を私メモしました。私登記所でとりました。違っております。私が登記所でとったもので見ると、約88万円ぐらいもらった金が少ないと。つまり面積が合っていないわけであります。ですので、最後にお願いしたいのは、売買契約書を見せていただきたいということを今ここで確認したいと思います。
〇議長(仁平 実君) 柴総合戦略部長。
〇総合戦略部長(柴 保之君) 売買契約書につきましては、これ当然内部の文章になってきますので、こちらにつきましては、これもまた公社関係の書類になりますので、できれば情報公開に基づきまして申請をされていただきますと、それに基づいてこちら対応していきたいと考えてございますので、公社の情報公開に関しましては、以前榎戸議員さんのご指摘により整備した内容でもございますので、できればこちらをご活用されまして申請をお願いしたいところでございます。
〇議長(仁平 実君) 60分となりましたので、これで6番、榎戸和也議員の一般質問を終わります。
ここで暫時休憩します。
休 憩 (午前11時27分)
再 開 (午前11時40分)
〇議長(仁平 実君) では、再開します。
続いて、12番、市村香君。
〔12番(市村 香君)登壇〕
〇12番(市村 香君) 12番、市村香でございます。通告によりまして一般質問をさせていただきます。
まず最初に、桜川市内の道路整備についての質問ですが、現在着手している工事はどれくらいあるのか伺います。
また、それを踏まえまして、1つ目は、下谷貝地区での市道ですか、工事が当初の予定よりかなりおくれているため、どうなっているのかと住民から問い合わせがございます。そこで、今後どのように進み、工事の完成はいつになるのか、具体的に答弁をお願いいたします。
また、2番目としまして、市内の地区ごとの道路整備などは、各区長さんからの要望や陳情があって、それを市が受理してからさまざまな手続を踏んで工事着工に進むと思いますが、受け付けから着手するまでの期間はどれくらいなのか。一般的、平均的でいいですので、わかる範囲で答弁をお願いいたします。
次に、2番目の公共交通網についての質問です。いよいよヤマザクラ号が10月1日から運行を始めました。桜川市民は、さくらがわ地域医療センターと旧県西総合病院、いわゆる県西部メディカルセンターに移行することの違いをなかなか理解できないでおりましたけれども、ここに来てやっと市民も理解できるようになりました。そうしますと、今度は県西総合病院を利用していた患者さんは、県西部メディカルセンターに移行しますので、当然そこに行く交通手段がどうなるのかと聞かれます。高森の地域医療センターへの交通手段は、真壁庁舎から大和庁舎、そして岩瀬庁舎経由のバスが走ることになり、大変よかったと私は思っております。今後県西部メディカルセンターとの連携はどうなるのかということでございます。大変かと思いますが、市民からの声がありますので、よろしくお願いいたします。私からは、真壁地区から県西部メディカルセンター方面と細芝から上谷貝、前原を経由してさくらがわ地域医療センターへの西側ルートについて、公共交通の考えがあるのか伺いたいと思います。今までの皆さんの議員の方にもいろいろ交通のことはご質問があるかと思いますが、よろしくお願いいたします。
次に、3番目の桜川市の地域ごとの文化遺産について質問いたします。現在、桜川市では小学校と連携し、ヤマザクラの苗木の育成に取り組んでいることは、大変よいことと評価できると思います。そして、今回市内の山には55万本のヤマザクラがあることもわかり、桜川市内の小中学生が自慢できる地域づくりと、ヤマザクラの育成にとてもいいことと思います。ところで、今回若いお母さんとお話をする機会があり、その中でのお話なのですが、特に市外から嫁いできたお母さんたちは、自分たちが住んで子育てしていく上で、これからの桜川市の今後のことを真剣に考えていることがよくわかりました。自然豊かで魅力的なまちであることも伺いました。地元でも生まれ育っているとなかなか地元のよさを実感できないというので、私もその一人かなとは思っておりますが、そこで今後市内の地域ごとにある文化遺産などを小学生や中学生を対象にした社会学習の一環として授業に取り入れてはどうかとの保護者からの要望がありましたので、市の見解を伺いたいと思います。
最後になりますが、4番目のヤマザクラ課と商工観光課の連携について質問いたします。ヤマザクラ課と商工観光課との連携についても、若いお母さんからの話の中で、何とかこの桜川市を文化遺産などを利用して、自分たちの地域のよさを知ったり、ヤマザクラの里づくりに子供たちがかかわって、ここで幸せに暮らしていきたいとの願いを持っております。そこで、市民に目で見てわかるボランティア活動ができるような施策が必要なのではないか。そういう意味で、ヤマザクラ課と商工観光課の連携がまだまだとれていないのではないかとの意見が出ております。今後どのような連携をとっていくのか見解を伺います。
また、商工観光課として市外へのPRもどのように考えているか伺いたいと思います。
以上4点につきまして答弁をお願いいたします。お答えによりましては再質問いたしますので、よろしくお願いをいたします。
以上でございます。
〇議長(仁平 実君) 市村香君の質問に対する答弁を願います。
尾見建設部長。
〔建設部長(尾見 誠君)登壇〕
〇建設部長(尾見 誠君) 市村議員さん1点目の質問、桜川市内の道路整備についてお答えいたします。
初めに(1)、桜川市内の道路整備について、現在着手している工事は幾つあるのかという質問でございますが、平成29年度の決算資料に基づき報告いたします。道路新設改良事業ですが、15節の工事請負費でございますが、道路改良工事が8路線、排水整備工事が4路線、舗装工事が6路線です。補修工事は8路線8カ所、そのほか道路改良工事を目的とした13節の委託料、設計委託料が8カ所、測量委託料が9カ所、17節の公有財産購入費は3路線の道路用地を購入しております。22節の補償補填及び賠償金のほうですが、7工区分の補償費です。そのほか岩瀬工業団地進入道路整備事業として公有財産購入費、地権者2名分です。
以上から、重複している路線を整理いたしますと、平成29年度に手がけた道路整備箇所、工事及び測量設計ですが、道路維持補修関連及び大和駅北開発の関連の道路改良は含みませんが、建設課関連では26路線です。そのうち29年度内に完了した事業は9路線、継続事業は17路線残っております。平成29年度より開始した新規路線が5路線となっております。平成30年度につきましては継続事業、先ほどの17と5路線を足したものですが、22路線、新規事業1路線、そのほか新規の補修工事を数路線予定しております。
次に、(1)の@ですが、地区での工事が予定よりかなりおくれているためどうなっているかということでございますが、今後どのような進み、完成はいつになるかという質問でございますが、ご質問の道路は、真壁町下谷貝地内の市道M3006号線の道路改良工事だと思いますので、概要、進捗率等をお答えいたします。
本路線は、平成20年下谷貝下区より隣接土地所有者の同意書を添付の上、道路改良、拡幅、排水整備300メートルの内容で陳情要望され、平成24年度に事業が採択されております。道路改良の内容は、路線延長が823メートルありますが、拡幅を要する区間が420メートルあり、その区間を重点に改良工事を進める方針で事業を着手しております。道路の計画幅員が4.5メートル、片側側溝幅員のある区間においては、排水整備で事業を計画しております。事業の進捗状況につきましては、平成24年度採択年に全体計画835メートルの現況平面測量、平成26年度に地権者説明会及び835メートルの測量設計、平成27、28年度に拡幅区間420メートル、1万2,970平米の用地測量及び補償費の調査を行っております。平成29年度に用地買収及び補償物件の撤去再移設契約を完了し、道路改良工事前の準備工程のほうはほぼ完了しております。事業計画では、本年度平成30年度から改良工事拡幅区間を3カ年で進める計画でありましたが、事業の財源を全額一般財源で賄っている事業のため、また同地区では道路改良、排水整備工事も同時期に進めていることから、本事業は平成30年度は1カ年、平成30年度は休止し、31年度から工事を再開することで道路の事業の工程を計画しております。
最後に、Aとして、各区長から要望案件は受け付けして、着手するまでの期間はどのくらいかとの質問ですが、このご質問に関しましては、案件個々の条件により非常に違います。千差万別でありますので、あくまで一般的なものでお答えいたします。合併以降平成30年度までに各区長さんから寄せられた陳情案件のうち、いまだに未着手の案件は、道路改良等では119件、道路の舗装改修及び補修要望は218件となっております。これらの陳情、要望案件については、危険性、緊急性、費用対効果、用地の提供と、いろいろな角度で調査し、事業採択に向けて精査しております。
採択後の事業着手につきましては、(1)の質問、新規事業の件数等でもお答えしたように、予算との問題になります。また、事業を着手してから工事まで着手期間でございますが、@のご質問でお答えしたように、通常、工事までに3年から4年ぐらい事前調査、用地買収等にかかります。それから、1件当たりの事業費を押さえ、各区からの陳情、要望案件をなるべく多く着手するため、計画的に行っている手法でございますので、ご理解のほどお願いいたします。
以上でございます。
〇議長(仁平 実君) 続いて、小川市長公室長。
〔市長公室長(小川 豊君)登壇〕
〇市長公室長(小川 豊君) 市村議員さんの公共交通網の整備についてのご質問にお答えいたします。
桜川市の公共交通網整備は、平成29年2月に策定した桜川市地域公共交通網形成計画の方針に基づき、平成30年3月の策定の桜川市地域公共交通再編実施計画に沿って事業を進めております。これらの計画は、交通事業者や関係者等で構成する桜川市地域公共交通会議での協議を踏まえて策定したものでございます。
また、昨年度は、市内の買い物環境や公共交通等の実態を把握するため、アンケート調査やヒアリング調査を行いました。ヒアリング調査では、下谷貝、下地区を初めとする3行政区の区長さんや役員の方々にご協力いただいて、それぞれの地区の状況をお伺いいたしました。今年度も引き続きヒアリング調査を行い、地域の声を聞きながら今後の交通網整備に取り組んでいきたいと考えております。
ヤマザクラ号につきましては、10月1日から一部運行ルートを変更して、さくらがわ地域医療センターを経由する便を設けましたが、谷貝地区や前原方面は、運行ルートに入っていない状況です。議員からのご質問の真壁地区から県西部メディカルセンターへのルートや真壁地区から細芝、上谷貝、前原を経由したさくらがわ地域医療センターへのルートにつきましては、公共交通が充実していない地域に定時制を有する新たな公共交通システムとしてワゴン巡回の導入や、下館駅方面へのコミュニティーバス導入など、さまざまな手法について検証し、市民の日常生活の質の向上につながる市内全体の公共交通ネットワークを構築してまいりたいと考えております。
以上でございます。
〇議長(仁平 実君) 続いて、佐藤教育部長。
〔教育部長(佐藤 勤君)登壇〕
〇教育部長(佐藤 勤君) 市村議員のご質問にお答えいたします。
小学校におけます地域の文化財、文化遺産というよりも文化財です。この学習につきましては、次のように実施をしております。まず、小学校1、2年生の生活科におきましては、学校周辺の地域の探検をいたしまして、地域の文化財に直接触れるような、そのような体験型の学習をしております。3年生から4年生につきましては、社会科の中で「わたしたちの桜川」という、そういった副読本を使いまして、地域や市の文化財や、それから芸能、こういったものにつきまして学習をする機会を設けております。また、3年生から6年生におきましては、総合的な学習の時間という時間がございまして、この中で地域の文化財や、やはり芸能、こういったものについて学習する機会を設けております。
さらに、市の教育委員会の事業といたしまして、各小学校、これ2校ずつの輪番で毎年行っております、ふるさと発見事業というのがございます。この中で、各小学校の3年生から6年生を対象に、やはり総合的な学習の時間等を利用いたしまして、地域の人々と交流をしながら、その中を通して自分の地域の自然や人物、文化、歴史等、こういったものに触れながら、それぞれの地元、地域を調べ、まとめ、こういったものを展示する、発表する、そういった事業の機会も設けております。今年度はこの対象校といたしまして、羽黒小学校とそれから大国小学校が実施校になっております。また、このほかにも生涯学習課との連携で、生涯学習課の中にあります文化財担当のグループ、ここの担当職員の説明を聞いたり、それから実際に文化財調査の体験をする、こういった機会を設けたりしております。
今後ともこういった取り組みを通しまして、郷土の文化、それから文化財、自然、こういったものを直接触れたりすることによる、そういった体験できるような学習機会を設けて、子供たちのそういった思い、考えを養っていけるようにできればと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
〇議長(仁平 実君) 続いて、柴総合戦略部長。
〔総合戦略部長(柴 保之君)登壇〕
〇総合戦略部長(柴 保之君) それでは、私のほうから市村議員さんのヤマザクラ課と商工観光課との連携につきましてお答えいたします。
ヤマザクラ課と商工観光課では、ヤマザクラやそれから自転車等を生かしたまちづくりなどで連携する業務等を行ってございますけれども、市村議員ご指摘のとおり、市民の方からは、どちらが担当なのか若干わかりづらい面もあったかと思われます。今年度からは、毎月定期的に打ち合わせを行い、情報の共有化等を図ってございます。また、各担当者も必ず連携を図り、情報の提供などで連携を密にしているところでございます。市民の皆様に今後もご理解いただけるよう連携等をとり進めてまいります。
また、市外へのPRにつきましては、市外、県外での各種イベント、ブース等におきまして出店いたしまして、パンフレット、それから特産品の配布などでPRを行っております。そのほか、市のホームページはもちろんのこと、昨年度は銀座駅等でのデジタル看板でのPRや千葉テレビや埼玉テレビへのスポットCMでのPRなども行っております。今後もさまざまな場所で、日本一のヤマザクラを目指しているこの桜川市をPRして、誘客へつなげてまいりたいと思ってございます。
以上でございます。
〇議長(仁平 実君) 答弁が終わりました。
再質問があれば質問願います。
12番、市村香議員。
〇12番(市村 香君) まず、最初の桜川市の道路整備ということですが、道改につきましては、29年度以降、先ほど119件の未処理の部分があるということを伺いました。まず最初の1つ目の質問なのですが、市道M3006号線ですか、先ほどのお答えの中に予算上の関係もあるということで、30年度は休止したということなので、ということは今年度は休んでいるということになります。今後なのですが、31年度にまた工事を再開するということで、それについて間違いないのか。
それと、これ再開したとして、工事完成がいつになるのか、お答えをお願いいたします。
〇議長(仁平 実君) 尾見建設部長。
〇建設部長(尾見 誠君) 下谷貝が3006号線ですが、本年は先ほど答弁したとおり休止という形で、31年度から前回同様3カ年の計画で事業のほうを進め、完成したいと考えております。
〇議長(仁平 実君) 12番、市村香議員。
〇12番(市村 香君) 一応もう一度確認します。3カ年というのは来年から3カ年、それとも29年度からずっと進んでいるので、31年度には終わるのですか、そこをちょっと。31年からまだ3カ年、ちょっとお願いします。
〇議長(仁平 実君) 尾見建設部長。
〇建設部長(尾見 誠君) 31年度から3カ年ということです。
〇議長(仁平 実君) 12番、市村香議員。
〇12番(市村 香君) 了解しました。31年度から3カ年。
途中現場を見てきたのですけれども、途中に真ん中に流末のするところがあります。そうすると、その一番重要な部分は、31年度ぐらいには工事は進められるのですか。
〇議長(仁平 実君) 尾見建設部長。
〇建設部長(尾見 誠君) 道路改良工事の場合には、必ず流末のほうから工事をさせていただきます。当然一番最初に低いところを工事をいたしますので、そこから始めたいと考えております。
〇議長(仁平 実君) 12番、市村香議員。
〇12番(市村 香君) それでは、この3006号につきましては、くれぐれも来年度から3カ年計画で完了をよろしくお願いしたいと思います。
次に、もう一つの2番目の件なのですが、先ほどの答弁の中で、一般的ということで、陳情、要望案件については、各区長様から陳情があって、3年から4年ぐらいで事業着工までにかかるというようなお話でした。ところで、もう一つの2番目のほうなのですが、実はもう一つ下区のほうには通学道路で使っていた道路がございます。そこはもう10年ぐらい前から、子供たちが通学するのに大変雨が降ると不自由だということで、再三にわたり3区長さんから下谷貝の下と上と中とということで要望がありましたけれども、それがなかなか進まないでおりました。7年ぐらい前に、ほかのこともあったのでというのもあるのですが、24年の2月の14日に、またさらに最終の下谷貝の上、下地区の3区長さんから陳情がありまして、それで採択を受けております。その後、もう7年、8年、当初のお願いからだと10年近くたちますが、今のところまだ未処理だということですので、その辺のところを今後進めていければと思っておるのですけれども、その辺についてご答弁をお願いいたします。
〇議長(仁平 実君) 尾見建設部長。
〇建設部長(尾見 誠君) 先ほども答弁のほうでも申し上げましたが、事業のほう、かなりの数が未着手になっております。そういう中で、新規路線の工事着手というお話でございますが、私どものほうは、この場所ですぐにいつごろというような発言はできませんので、ご答弁ご了承願います。
〇議長(仁平 実君) 12番、市村香議員。
〇12番(市村 香君) それでは、これにつきましては、よく調査をしていただきまして、なるべく早く進めていけるように、平均的には三、四年ということですので、7年、10年かかっておりますので、ぜひとも進めていただけるようによろしくお願いしたいと思います。それで質問を終わりにしたいと思います。
続きまして、2番目です。2番目につきましてご質問いたします。公共交通の件ですけれども、先ほどのご答弁で、交通の行き届かない地域については、時間を切った新たな公共システムとしてワゴン巡回とかコミュニティーバスの導入など、市民の生活の向上につながるネットワークを考えているということをご答弁いただきましたので、ぜひともその辺のところを進めていただきたいと思いますので、要望しておきますので、よろしくお願いしたいと思います。
次に、3番目のことなのですが、今、教育次長のほうからご答弁がありましたように、学年ごとに分けていろいろ地域のお勉強会をしているということはよくわかりました。お母さんからのこれはご意見なので、やはりまだ周知というか、わかっていないものもあったのかなと思うのですが、学年ごとに進めているということなので、それはとてもよかったと思っております。
ところで、一応この副読本等もつくって、桜川市のよさを見ているということなのですが、合併して10年以上もたちますので、また新たに整理をするのが必要かなと私は思いました。今回高森地区の開発に伴いまして、古墳なんかもまた出てきましたので、それらも含めて整備が必要かなと思うのですが、いかがでしょうか。
〇議長(仁平 実君) 佐藤教育部長。
〇教育部長(佐藤 勤君) 副読本につきましては、定期的な改訂とか、時期によっては全面改訂といったものもございますので、そういったタイミングで新たな内容の追加、そういったものにつきましては、逐次考えていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
〇議長(仁平 実君) 12番、市村香議員。
〇12番(市村 香君) では、その辺については、よろしくお願いしたいと思います。ことしはふるさと大発見ということで、羽黒小、大国小ということで進めるようですが、お母さんたちにももう少しわかりやすく周知ができればいいかなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
次に、4番目なのですが、4番目の連携ということなのですけれども、毎月定期的に打ち合わせを行っていると。定期的に連携で会議を行っているというのはわかりましたけれども、中身をもうちょっと具体的にわかればよろしくお願いしたいのですが。
〇議長(仁平 実君) 柴総合戦略部長。
〇総合戦略部長(柴 保之君) 今の市村議員さんのどのような打ち合わせということにつきましてお答えいたします。
今年度からは、毎月定期的に関係課で打ち合わせ等を行っておりますが、こちらはヤマザクラ課、それから商工観光課、そのほかに地域雇用創造協議会、それから現在桜川市内に住んでおられます地域おこし協力隊の方、こちらは4者という形で、連携して打ち合わせを行っておりまして、特にその4者間の情報共有というような形で、今後どのようなイベントができるか、そういうことを4者で協議しながら進めている内容でございます。ふだんでも各担当者につきましても、必ず連携を図ってございます。今後も市民の皆様にご理解いただけるよう、このような連携というものを密にしながら進めてまいりたいと考えてございます。
以上でございます。
〇議長(仁平 実君) 12番、市村香議員。
〇12番(市村 香君) 多分去年だったかなと思うのですけれども、地域雇用創造協議会ですか、というのが何か3年で時限立法みたいな形で進んでいますよね。その人たちは、今どのようなことをあれしているのですか。
〇議長(仁平 実君) これ通告がないのではない。
〇12番(市村 香君) 質問の範囲の中で。わからなければいいです。ではいいです、いいです。これから密にしてもらえば。
〇議長(仁平 実君) では、斎藤経済部長。
〇経済部長(斎藤 学君) ただいま地域創造協議会のお話が出ましたけれども、こちらの協議会につきましては、ただいま議員さんおっしゃられたとおり、3年間ということで行っております。来年度が最終の3年目になります。
事業内容といたしましては、この名目のとおり地域雇用創造協議会ということで、雇用を目的にということで行っています。桜川市内で雇用を拡大するためにどのようなことをしたらいいかというようなことで、いろんな研修会、講座などを開会しております。それとあわせまして、新商品の開発などということで、こちらも行っているところでございます。そういう形で、雇用に関しての、これから桜川市を盛り上げていくためにということで、3年間実施しているところでございます。
以上です。
〇議長(仁平 実君) 12番、市村香議員。
〇12番(市村 香君) わかりました。4者会議をしているということですので、皆様にもわかるよう、内々の連携はもちろん重要なことですが、3年間は来年で終わりということで、あっという間に過ぎてしまいますので、市民の皆様にこんなふうに元気でやっているよということを発信できるように、これからもさらにお願いしたいと思っております。
済みません、ちょっと時間があるので先に戻るのですが、先ほどの建設部長、済みません、まだ時間が26分あるので、最初の1番目はわかりました。31年度から3カ年ということで。2番目のことなのですが、とにかく今もう現場を見ていただくと、もう道路ががちがちで、もう泥はねがはねてというような現状を見てもらうとよくわかると思いますので、もう7年も前に採択もされているということなので、くれぐれもいろいろ協議を重ねていただきまして、3区長からの陳情になっておりますので、ぜひご検討していただくように、何らかの方向があるかどうかをちょっと探っていただきたいのですが、いかがでしょうか。
〇議長(仁平 実君) 尾見建設部長。
〇建設部長(尾見 誠君) 現地のほうをよく調査し、必要性その他、住民の方が、市民の方が通学路として利用しているという状況もわかっているのではございますが、とにかく調査して検討していきたいと思います。
〇議長(仁平 実君) 12番、市村香議員。
〇12番(市村 香君) よろしくお願いしたいのですが、市長、よろしくご検討をお願いしたいのですが、最後にお願いします。それで終わりにしますので。
〇議長(仁平 実君) 大塚市長。
〇市長(大塚秀喜君) 前向きに検討してまいります。
〇議長(仁平 実君) 12番、市村香議員。
〇12番(市村 香君) ぜひよろしくお願いしたいと思います。
以上で私の質問を終わりにしたいと思います。
〇議長(仁平 実君) これで市村香君の一般質問を終わります。
〇散会の宣告
〇議長(仁平 実君) 以上で本日の日程は終了しました。
本日はこれで散会します。
ご苦労さまでした。
散 会 (午後 零時16分)