平成29年第3回桜川市議会定例会議事日程(第3号)
平成29年8月31日(木)午前10時開議
日程第 1 議案第51号 桜川市施設の使用料の適正化に伴う関係条例の整備に関する条例
日程第 2 議案第52号 桜川市手数料徴収条例の一部を改正する条例
日程第 3 議案第53号 指定管理者の指定について
日程第 4 議案第54号 桜川市道路線の廃止について
日程第 5 議案第55号 桜川市道路線の認定について
日程第 6 議案第56号 平成29年度桜川市一般会計補正予算(第3号)
日程第 7 議案第57号 平成29年度桜川市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
日程第 8 議案第58号 平成29年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第2号)
追加日程第1 議員提出議案第2号 桜川市土砂等による土地の埋め立て等の規制に関する条例及び
施行規則の一部改正を求める決議
〇出席議員(16名)
1番 谷 田 部 由 則 君 2番 大 山 和 則 君
4番 萩 原 剛 志 君 5番 鈴 木 裕 一 君
6番 仁 平 実 君 7番 菊 池 伸 浩 君
8番 風 野 和 視 君 9番 市 村 香 君
10番 小 高 友 徳 君 11番 飯 島 重 男 君
12番 小 林 正 紀 君 13番 増 田 豊 君
14番 潮 田 新 正 君 15番 相 田 一 良 君
17番 増 田 昇 君 18番 林 悦 子 君
〇欠席議員(2名)
3番 榎 戸 和 也 君 16番 高 田 重 雄 君
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 大 塚 秀 喜 君
副 市 長 井 上 高 雄 君
教 育 長 梅 井 驕@男 君
市 長 公 室 長 小 川 豊 君
総 務 部 長 阿久津 裕 治 君
総 合 戦略部長 佐 藤 勤 君
市 民 生活部長 小松ア 稔 君
保 健 福祉部長 上 野 荘 司 君
経 済 部 長 斎 藤 学 君
建 設 部 長 尾 見 誠 君
上 下 水道部長 石 川 文 雄 君
教 育 部 長 宮 山 孝 夫 君
会 計 管 理 者 古 橋 正 充 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議 会 事務局長 谷田部 清 君
議会事務局書記 宮 田 充 夫 君
議会事務局書記 仲 田 浩 司 君
議会事務局書記 長谷川 勇 貴 君
開 議 (午前10時02分)
〇開議の宣告
〇副議長(風野和視君) 皆さん、おはようございます。地方自治法第106条の規定により議長を務めます。
本日の出席議員は15名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、ただいまより本日の会議を開きます。
〇議案第51号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇副議長(風野和視君) 日程第1、議案第51号 桜川市施設の使用料の適正化に伴う関係条例の整備に関する条例についてを議題といたします。
提案理由の説明を願います。
阿久津総務部長。
〔総務部長(阿久津裕治君)登壇〕
〇総務部長(阿久津裕治君) おはようございます。議案書5ページをお開き願います。議案第51号 桜川市施設の使用料の適正化に伴う関係条例の整備に関する条例についてご説明を申し上げます。
使用料及び手数料につきましては、平成26年度に旧町村間の施設の料金格差を是正するため、全施設について見直しを実施したところでございます。使用料及び手数料につきましては、使用料・手数料改正の基本方針において、おおむね3年ごとに見直し作業を行うことが定められていることから、今回さらに実情に合った使用料とするため、昨年度より職員による使用料・手数料適正化検討委員会を開催し、その後、有識者による推進会議においてご意見をいただき、さらに本部会議での協議を行った結果の改正案でございます。
次のページをお開き願います。第1条は、桜川市筑波高原キャンプ場の設置及び管理に関する条例の一部改正で、別表中の持ち込みテントの使用料を「400円」から「500円」に改めるものでございます。
第2条は、桜川市真壁高上町駐車場の設置及び管理に関する条例の一部改正で、設置管理条例第4条第1項、駐車料金を「徴収する」を「徴収しない」に改め、駐車料金については徴収しないことといたします。その上で、同項ただし書きに次の各号については料金を徴収することとし、別表において、ひなまつりと祇園祭のそれぞれの期間を料金を徴収する期間とするものでございます。
次のページをお開き願います。第3条は、桜川市営駐車場及び自転車置場の設置及び管理に関する条例の一部改正で、使用料を規定している別表中、岩瀬駅前駐車場、大和駅前駐車場の区分に、学生割引料金としまして、一般が4,000円のところを「学生3,000円」を追加するものでございます。
第4条は、桜川市真壁伝承館の設置及び管理等に関する条例の一部改正で、会議室1と2を「500円」から「300円」に、創作室「500円」を「400円」に、和室「1,000円」を「500円」に、調理室「1,000円」を「800円」に、音楽スタジオ「1,000円」を「400円」にそれぞれ改め、音響、映像装置の使用料「300円」をホール等の使用料に含めるものでございます。
次のページをお開き願います。第5条は、桜川市体育施設設置及び管理に関する条例の一部改正で、別表の2、総合運動公園屋外施設の表中、ターゲットバードゴルフ場の使用料を改めるものでございます。一般高校性の市内料金を「750円」から「600円」に、市外料金を「1,500円」から「1,200円」に改め、小中学生「450円」を「300円」に、年間使用料の市内料金を「9,000円」から「8,000円」に、市外料金を「1万8,000円」を「1万6,000円」に改めるものでございます。
以上で説明を終わります。ご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
〇副議長(風野和視君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
7番。
〇7番(菊池伸浩君) 議案第51号について質問いたします。
今回は、大きく分けて5分野での手数料の改定が行われております。その中でも料金の値上げは筑波高原キャンプ場の持ち込みテント料が400円から500円になったものだけです。値下げになったものが多いことは、市民にとっては歓迎されると考えていますが、なぜ今回このような措置が必要となったか、その経緯について質問をいたします。
1つは、真壁高上町駐車場のひなまつり期間、祇園祭期間以外は無料にすることです。高上町駐車場が現在の料金になったのは、2016年3月議会でした。そのときも普通自動車が500円になるのは、ひなまつり中の周辺の駐車場料金に合わせるためというのが市の説明でした。私は、この条例の反対討論の中で、それならひなまつりの期間だけにすればいいと述べたのですが、2名が反対しただけで可決をされてしまいました。今回は、私の意見が取り入れられた改定になったわけですから、異存はないのですが、わずか1年半で改定せざるを得なくなった原因はどこにあると考えているのでしょうか。私は短慮、つまりよく議案を練らないで、2月のひなまつりでの民間駐車場の関係者から声を受け、中身をよく練らなくて、短慮によってこの条例案がつくられたからではないかと推測をしていますが、いかがお考えなのでしょうか。
もう一つは、真壁伝承館の和室の使用料、1時間が1,000円から500円に、音楽スタジオも1,000円から400円に、さらには総合運動公園のターゲットバードゴルフ場の値下げにもなりました。下がったことについては異存はありません。なぜこのような状態が生まれたかということです。それは、利用する市民の声の力もあります。例えば、ターゲットバードゴルフ場については、当初は利用者から毎週のように苦情を聞き、ラスカの担当者に伝えました。しかし、いろいろ調べてみますと、使用料、利用料改定のときに各部門ごとの精査が不十分なため、機械的に値上げになったからではないかと推測をしています。この点についてはどのようなお考えをお持ちなのでしょうか、伺います。
以上2点です。
〇副議長(風野和視君) 尾見建設部長。
〇建設部長(尾見 誠君) 菊池議員さんのご質問にお答えいたします。
2016年3月の議会において、真壁高上町駐車場の料金改定条例改正案をご議決いただきました。提案理由は、真壁高上町駐車場の普通乗用車駐車料金200円に対し、周辺の民間駐車場の料金が500円と300円高い料金でした。周辺駐車場は、高上町駐車場に比較して立地も悪く、舗装もされていないため、雨天的にはぬかるんでいるのに対し、なぜ舗装をされている高上町駐車場のほうが安いのかということ、またひなまつりに来訪者の方々より、以前から不満の声がありました。また、バスの駐車料金についても、他の観光地に比べ、1台当たり500円は安過ぎるのではないかとの声もありました。
そのようなことを踏まえ、平成28年度第1回定例会で料金改正の条例改正を提案いたしましたことが経緯でございます。当時の料金の無料化については、年間を通した無料化についても検討させていただきましたが、限定期間の料金制、ひなまつり、祇園祭の期間とそれ以外の期間で料金が異なることは不公平感があると考えたこと、また県内市町村の駐車料金を参考にしたところ、期間限定の料金制がなかったことなどを考え、年間を通しての料金といたしましたが、今回期間限定による運用をとの意見が多数寄せられたことから、ひなまつり、祇園祭以外の閑散期においても、桜川市の観光事業を推進する考えから、ひなまつり、祇園祭以外の期間の無料化にするという改正を提案したものでございます。
以上でございます。
〇副議長(風野和視君) 続いて、宮山教育部長。
〇教育部長(宮山孝夫君) 菊池議員のご質問にお答えします。
まず、伝承館の使用料についてでございますが、前回の改定時には、岩瀬、大和中央公民館などの生涯学習施設は見直しを行い、引き下げております。一方、真壁伝承館は開館後間もないという理由から、見直しは行わず、平成23年の開館当時の料金といたしました。結果、真壁伝承館の使用料は、岩瀬、大和中央公民館など、ほかの生涯学習施設と単純比較しますと高い料金の設定となっているものでございます。そこで、今回の改定では、理論料金は現行料金と同等であり、近隣の類似施設と同様の金額でありますが、市内のほかの生涯学習施設との均衡を図るために引き下げたものでございます。
次に、ターゲットバードゴルフ場の使用料についてでございますが、前回の料金改定時は、旧岩瀬町の料金のままとなっていたことから、公共施設等コスト計算書をもとに、課内で検討した上で使用料検討委員会を経て料金設定を行いました。結果、市内のほかのスポーツ施設と同様に値上げとなったものでございます。それでも理論料金よりはかなり低く抑えられております。今回の改定では、現行料金は理論料金より低く抑えられていることから、見直しの方法としては、理論料金どおりの金額となります。しかし、近隣市の類似施設より高い料金であることや、桜川市の施設が9ホールであることも考慮しまして値下げしたものでございます。
以上でございます。
〇副議長(風野和視君) ほかに質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇副議長(風野和視君) 質疑を終わります。
これより討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇副議長(風野和視君) 討論を終わります。
お諮りします。議案第51号は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇副議長(風野和視君) 異議なしと認めます。
よって、議案第51号は原案のとおり可決することに決定しました。
〇議案第52号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇副議長(風野和視君) 日程第2、議案第52号 桜川市手数料徴収条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
提案理由の説明を願います。
阿久津総務部長。
〔総務部長(阿久津裕治君)登壇〕
〇総務部長(阿久津裕治君) 議案書9ページをお開き願います。議案第52号 桜川市手数料徴収条例の一部を改正する条例につきましてご説明を申し上げます。
次のページをお開き願います。今回改正するのは、手数料条例中の税務関係項目の改正となり、その他の証明手数料として徴収しているものを新規項目として追加するものと、現在発行していない証明の削除、そのほか文言の訂正を行うもので、手数料額の変更はございません。
追加事項としまして、所得課税証明書手数料、法人所在証明書手数料、課税明細書手数料、地番図手数料、狩猟税に関する証明書がそれぞれ1件につき300円、航空写真図手数料1件につき400円となります。
削除事項といたしましては、住民税決定証明書、車庫証明用土地所在証明書手数料、狩猟者登録税証明手数料を削除し、納税証明書、車検用の手数料を軽自動車納税証明手数料に変更するものであり、そのほか文言の訂正をするものでございます。
附則としまして、この条例は、公布の日から施行する。
以上で説明を終わります。ご審議の上、ご議決くださるようお願い申し上げます。
〇副議長(風野和視君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇副議長(風野和視君) 質疑を終わります。
これより討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇副議長(風野和視君) 討論を終わります。
お諮りします。議案第52号は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇副議長(風野和視君) 異議なしと認めます。
よって、議案第52号は原案のとおり可決することに決定しました。
〇議案第53号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇副議長(風野和視君) 日程第3、議案第53号 指定管理者の指定についてを議題とします。
提案理由の説明を願います。
佐藤総合戦略部長。
〔総合戦略部長(佐藤 勤君)登壇〕
〇総合戦略部長(佐藤 勤君) それでは、議案第53号につきましてご説明させていただきます。議案書のほうは11ページになります。
さくらがわ地域医療センター整備事業につきましては、建設工事と並行いたしまして、病院開院後の運営につきましても、指定管理制度を、これによる運営を前提に関係機関と調整を行ってまいりました。今回、桜川市における公の施設の指定管理者の指定手続等に関する条例及び同規則などに従い、事務を進めてまいりました結果、桜川市行政改革推進本部会議におきまして、指定管理者の候補者を選定したことから、今議会において正式に指定管理者としてご指定いただきたく、議案を上程するものでございます。
議案書のほうをごらんください。指定管理者の指定について。地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、次のように指定管理者を指定するものとする。記。1、管理を行わせる公の施設の名称、さくらがわ地域医療センター。2、指定管理者となる団体の名称、医療法人隆仁会。3、指定の期間、開院日から平成50年3月31日まで。以上、平成29年8月29日提出。桜川市長、大塚秀喜。
以上の内容でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
〇副議長(風野和視君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
7番。
〇7番(菊池伸浩君) 7番の菊池です。議案第53号について質問いたします。
今回の指定管理者の決定は、公募によるものではありません。3病院を2病院にするという病院再編計画の当初から、医療法人隆仁会山王病院が指定管理者になることが決まっていたものです。一般に指定管理者の選定は、条件を提示し、応募者が複数ある中から選定をし、指定するものです。例えば、筑西市にある明野図書館は、そのようになっていると選定された側の人から聞いてまいりました。しかし今回は、あらかじめ山王病院が指定管理者にわかっていながら、なかなか指定が提案されませんでした。また、6月24日のさくらがわ地域医療センターの起工式には、知事が来て、「いろいろ現地の皆さんには迷惑をかけて申しわけなかった」と挨拶をしているのに、指定管理者に予定されている山王病院の院長は参加をされていませんでした。私は事務長には面会をしていますが、院長とは面識がなく、会えるのを楽しみに起工式に参加したのですが、会うことができませんでした。参加した知り合いの医師からも、「なぜ参加しなかったのですかね」と声を聞いていました。
そこで、市民の方からこういう心配の声が寄せられております。この指定管理が正式に決まれば、指定管理の細かな取り決めが詰められていくことになると思います。このとき市の側から遠慮が出て、相手側の言いなりになるのではないかという心配です。なぜなら、指定管理者を辞退されたら、この計画はゼロに戻ってしまうからです。どのような計画で指定管理の中身が決まっていくのでしょうか。その日程と見通しを伺います。
〇副議長(風野和視君) 佐藤総合戦略部長。
〇総合戦略部長(佐藤 勤君) 菊池議員さんのご質問にお答えいたします。
この後予定されている協定締結に向けての話し合いが一方的な話になってしまうのではないかという、そのご懸念についてでございますが、指定管理者との協議に当たりましては、管理の基準や、それから業務の範囲など条例で定める事項のほか、業務報告の提出期限、それから指定管理料の支払い方法、施設内の物品の所有権の帰属など、管理業務の実施に当たっての詳細な事項について業者間で調整をして締結をすることになっております。こういった細かい事項を確認し、そして合意を見出すためには、お互いの関係者、今回それぞれの事務方が行っておりますが、この関係事務方が十分に協議をし、そしてまたお互いが納得できる内容で協定を締結できるように事務を進めているところでございます。
一般質問の中でもやはり答弁させていただきましたが、例えば桜川市として、施設の利用に当たって指定管理予定者のほうから負担していただくものはもらうということで、例えば施設の利用料、それから医療機器類の減価償却についても、その2分の1をいただくというふうなことで負担をしていただく。また、相手に対してもきちっとした経営が成り立つまで、そういった負担についてを5年という期間で猶予していこうと、そのような形でお互いの立場をそれぞれ理解して、いい関係をもってこの後病院の運営をしていただきたい。長く病院の運営をしていただきたい、安定した運営をしていただきたいということで今事務を進めております。当方の事務方、非常に慎重に事務を進めております。また、そういった中で、疑問点、問題点があれば、即内部でそういった内容について協議を持ち、場合によっては、市長の意見もいただきながら、しっかりした対応、結論をもって協議に当たっておりますので、ご懸念されるような事項にはならないと考えております。
また、この後の進め方につきましては、この議決がいただければ、直ちに協定締結に向けての細部についての協議を進めていくということになります。時間的なものにつきましては、今申しましたように、かなり細部にわたる内容について協定締結するということになりますので、いつまでにこのような形ということは今のところ言えませんが、いずれにしてもそういった協定の内容のほうがまとまりましたらば、そのときはまた議会のほうにその内容につきましてご説明させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
〇副議長(風野和視君) 7番。
〇7番(菊池伸浩君) あと2点だけ聞いて終わりますが、きょう指定が決まると、当然院長が挨拶ぐらいはあると思うのです。それはいつごろを予定されているのか。
それからあと、うんと大ざっぱでもいいですから、協定ができ上がるのは、例えば来年の春には何とかなるのか、夏なのか、その辺の見通しについて教えていただきたいということです。
〇副議長(風野和視君) 大塚市長。
〇市長(大塚秀喜君) 今回全協でお示ししました資料、この辺にもある程度の内容は入っていると思うのですが、皆様にご説明したとおり、細かいとは言えませんが、今後詰めていく、きょうのご議決をいただいて細かい部分は詰めていくというふうになるのだと思うのですけれども、大まかなところは、この辺よく目を通して、改めて目を通していただければというふうに思います。
それと、院長につきましては、今議会中にぜひお願いして、きょうご議決いただければ、都合をお伺いして、議会のほうに来ていただくというふうにしたいと思います。
〇副議長(風野和視君) 佐藤総合戦略部長。
〇総合戦略部長(佐藤 勤君) ある程度の日程ということで再度菊池議員のほうからございましたが、できれば年度末ぐらいまでにはそれなりの形のものができ上がると思っております。いずれにしても、期日が決まっている事業でございます。来年10月には開院をしなければならないということですので、そういったところを見据えて、十分に余裕のある日程をもって作業のほうは進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
〇副議長(風野和視君) 18番。
〇18番(林 悦子君) この資料1のほうの一番最後に、概算事業費が最終的に書かれておりますけれども、改めて病院事業債は総額幾ら、合併特例債、この2つは総額幾らになって、何年の返済で、返済はいつから始まるのか。それは年次幾らぐらいに大体なりそうかということについてお尋ねをいたします。
また、2点目として、指定管理料というのは年間幾らぐらいで払うのかどうか。
そして、通常病院なんかは、他の例を引き合いに出した場合、指定管理の年限、通常何年ぐらいで契約しているのか。ほかの病院の例があったら教えてください。
以上3点です。
〇副議長(風野和視君) 暫時休憩します。
休 憩 (午前10時33分)
再 開 (午前10時43分)
〇副議長(風野和視君) 再開します。
阿久津総務部長。
〇総務部長(阿久津裕治君) 林議員の質問にお答えいたします。
さくらがわ地域医療センターの事業財源の内訳でございますが、起債といたしまして合併特例債、病院事業債を合わせまして、金利2%で考えているところでございますが、起債償還額……
〔「別々に言ってください。病院事業債と合併特例債別に、数字は」
の声あり〕
〇総務部長(阿久津裕治君) 合併特例債は21億1,000万円、元金が16億1,000万円、利子を5億円見込んでおります。病院事業債は63億3,000万円、元金は48億4,000万円、利息が14億9,000万円でございます。5年据え置きで25年払いを考えております。
〔「いつから始まるの、そうすると」の声あり〕
〇総務部長(阿久津裕治君) 起債、借りた後です。
〔「5年据え置きということは」の声あり〕
〇総務部長(阿久津裕治君) 合併特例債なので、事業によっては一気に借りる場合と分けて借りる場合というのが出てくるとは思うのですけれども、細かいことはいずれにしましても、地域医療センターの起債償還額の合計は、利息を含めまして84億5,000万円ということになります。84億5,000万円なのですけれども、交付税措置が21億1,000万円、病院事業債のほうでありまして、合併特例債のほうで14億8,000万円交付税措置を予定しております。最終的には、先ほど言いました2つを引きますと48億5,000万円が償還金でございます。この数字を25年で割ると、金利2%で計算した場合は、各年の負担は1億9,000万円ということになります。
〔「今現在の金利は0.6%。金額はかなり下がります」の声あり〕
〇総務部長(阿久津裕治君) 今回の実績報告書のところで合併特例債の起債の一覧表が出ていると思うのですけれども、0.6で28年度は借りております。
以上でございます。
〔「ちょっとその返済いつからかというのを。病院事業債の場合は
わかるでしょう。合併特例債はまとめてとか何たらかんたら言
っているけども、でも本当はわかるでしょう、個別に。いつ借
りたんだっけ。そこから5年足してくれれば」の声あり〕
〇副議長(風野和視君) 暫時休憩します。
休 憩 (午前10時47分)
再 開 (午前10時49分)
〇副議長(風野和視君) 再開します。
阿久津総務部長。
〇総務部長(阿久津裕治君) 林議員さんの質問にお答えいたします。
決算の実績報告書の62ページをお開きいただきたいと思います。ここに市債の一覧表がございます。中ほどに合併特例債、事業債でこの中で病院建設事業債の中で、平成28年度に2,730万円起債をしております。これが28年度ですので、5年据え置きで34年からお支払いをするということでございます。その3つ下に病院建設事業債、こちらに1億936万9,000円ございます。これも同じような形で返済をいたします。
以上でございます。
〇副議長(風野和視君) 佐藤総合戦略部長。
〇総合戦略部長(佐藤 勤君) それでは、林議員さんのあと2つのご質問にお答えいたします。
まず、指定管理料についてのご質問でございますが、想定いたしておりますのは、公立病院の有する病床に対して交付されます交付税、これをまず予定しています。今回開院予定の整備している医療センターのほうは128床を有しております。これに対しまして、平成28年度の基準ですと、1床当たり75万5,000円が交付されるということで、これを掛けますと9,664万円の額になります。昨年度を基準にいたしますと、この額が指定管理料として払われるということですが、指定管理料につきましては、年度により変動がございます。この変動に対応するということで、山王病院側のほうでも提案をしていただいているところです。さらに想定しておりますのが、救急告示病院に対しての交付される金額でございますが、こちらは基準、1病院に対して3,290万円の基準がありまして、さらに救急用の病床1床当たりに対して交付される額がございます。これが28年度ですと1床当たり169万7,000円になっております。今整備しておりますさくらがわ地域医療センターでは、救急病床を2床予定しておりますので、これを合わせますと28年度基準では3,629万4,000円が指定管理料の一部として支払われる予定かなというところでございます。
続きまして、もう一点、指定管理期間の20年ということについてのご質問でございますが、まずこの20年という指定管理の期間を定めた理由でございますが、主な国の機関等で定められております設備、それから建物等、こういった耐用年数がおおむね20年程度であるということから、一般的な施設の管理、大規模な改修等を行わないで管理運営していけるというところの期間の想定から20年は妥当ではないかというところ。それから、やはりあとは、そこで働いていただきます医療スタッフ等、こういった方たちの安定した雇用ですか、安心して働いていただけるという環境、そういったものも配慮する。さらに、病院、先生方とそこにかかってくる患者さん、こういった先生と患者さんの関係、信頼関係、こういったものを配慮しますと、やはり余り短い期間で指定管理者がかわる、こういったことはいい影響はないのではないか。それから、そういった医療スタッフの教育といいますか、そういった人たちがそれなりに技術を身につけて、きちっとした医療政策を展開していくという中でも、やはり余り短期間ではどうかというところで、やはり20年というところが妥当ではないかというふうな判断によるところでございます。
それで、実際20年という期間で指定管理を導入している病院でございますが、何件かございまして、生駒市立病院、こちらは医療法人徳州会が指定管理を行っていますが、こちらは20年、それから和泉市立病院、こちらも徳州会のほうで指定管理を行っています。こちらも20年、それから横浜市立みなと赤十字病院、こちらは当然日赤のほうで指定管理を行っているということで、こちらは30年、それから氷見市民病院、こちらは金沢医科大学で指定管理を行っておりまして、こちらは20年というようなところで、やはり全国的にも20年、場合によっては先ほど言った横浜の病院では30年という期間で指定管理を行っているということで、このほかにも何カ所か、こういった長期の指定管理を設定している医療機関はございました。とりあえず今確認した4つのほうをここでお知らせさせていただきます。
以上です。
〇副議長(風野和視君) 18番。
〇18番(林 悦子君) ちょっと質問が思いのほか時間食ってしまったので、これでやめますけれども、私が聞いた最初の病院事業債、幾らから、いつから始まるのだということについて、今部長から返ってきた金額は、これからもう借りる額がわかっているにもかかわらず、そのうちの2,700万円分と1億円分の返済がいつからだという答えしか返ってきていないの。30年にも立ち上がるのがわかっていたら、病院に支払うことを考えれば当然全体ではいつごろから始まるという答えはわかっていると思います。それを聞きたかった。何でかというと、借りるときの話は、率がいいとか悪いとかというのはあるかもしれないけれども、一番は返済が始まってから固定費になるので、それが非常に食い込むのではないかという心配をしているからこういう質問をするわけで、そういう意味では、わかり切っていることを答えないというのは誠実ではないと思います。ですから、この質問の後にちゃんと一覧表を、多分できているので、書いて渡してください。お願いします。
それから、2点目の指定管理料につきましては、つまり国から交付税としてもらうものは全部やると。市独自で出す予定は今のところないと。そういうふうに解釈していいのですか。これ一括でしょう。それが2点目。
それから、3点目は、長く、もちろん安定的にやってもらうというのは大事だというのは私もよくよくわかります。こんな徳州会だの日赤だの金沢医科大学なんていう物すごく大きい大病院とは違うけれども、ここにはここの事情があるので、やってくれる人になるべく安定してやってもらうという考え方が一方にあるということも理解します、これも。けれども、私が聞いたのは、何で20年かというよりも、10年、15年のところもあるのですかということをただ普通に聞きたかっただけで、何で20年も契約するのだ、けしからぬと言っているわけではないのです、それは。それを通常10年か15年ぐらいかなと思ったので聞いてみたのです。それはやっぱりここの特殊事情というのもあるので、何年がいいということは一概に言えないというのはわかっています。シンプルに答えてくれればいいのです。
〇副議長(風野和視君) 佐藤総合戦略部長。
〇総合戦略部長(佐藤 勤君) 林議員さんのご質問に再度お答えさせていただきます。
指定管理料についてですが、国から交付される交付税を、それを指定管理料として支払うということでは間違いございませんが、さらに想定されるものとすれば、政策医療にかかわる部分につきましては、これは行政としてお願いするものでございますので、当然これにかかる分については指定管理料として支払うということになると思います。
それから、もう一点のほうですが、指定管理機関についてでございますが、20年より短いところで実施しているところというご質問でございますが、実は県内の小美玉市のほうに、市立の病院で10年という期間で指定期間を設けているところがございますが、こちらにつきましてはある程度事情がございまして、非常に建物が古いということで、長期の設定ができないということで10年という期間を設定しているという話でございます。
以上でございます。
〇副議長(風野和視君) ほかに質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇副議長(風野和視君) 質疑を終わります。
これより討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇副議長(風野和視君) 討論を終わります。
お諮りします。議案第53号は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇副議長(風野和視君) 異議なしと認めます。
よって、議案第53号は原案のとおり可決することに決定しました。
〇議案第54号、議案第55号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇副議長(風野和視君) 日程第4、議案第54号 桜川市道路線の廃止について及び日程第5、議案第55号 桜川市道路線の認定について、以上2議案を一括議題とします。
提案理由の説明を願います。
尾見建設部長。
〔建設部長(尾見 誠君)登壇〕
〇建設部長(尾見 誠君) 議案書12ページをお開き願います。議案第54号 桜川市道路線の廃止についてご説明いたします。
道路法第10条第3項の規定により、桜川市道路線を別紙のとおり廃止するものであります。
次のページをお開き願います。一般市道路線廃止調書の整理番号1番につきましては、現在認定されている路線を確認したところ、現況、道路の途中までが認定区域となっているので、現況道路に合わせた認定の見直しをするために一旦廃止するものでございます。
続きまして、議案書14ページをお開き願います。議案第55号 桜川市道路線の認定についてご説明いたします。
道路法第8条第2項の規定により、桜川市道路線を別紙のとおり認定するものであります。
次ページをお開き願います。一般市道路線認定調書の整理番号1番は、先ほど一旦廃止した路線を道路現況に合わせて路線を認定し直すものであります。
以上で説明を終わります。内容をご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願いいたします。
〇副議長(風野和視君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇副議長(風野和視君) 質疑を終わります。
これより討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇副議長(風野和視君) 討論を終わります。
お諮りします。議案第54号は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇副議長(風野和視君) 異議なしと認めます。
よって、議案第54号は原案のとおり可決することに決定しました。
続いて、議案第55号は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇副議長(風野和視君) 異議なしと認めます。
よって、議案第55号は原案のとおり可決することに決定しました。
〇議案第56号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇副議長(風野和視君) 日程第6、議案第56号 平成29年度桜川市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
阿久津総務部長。
〔総務部長(阿久津裕治君)登壇〕
〇総務部長(阿久津裕治君) 議案書16ページをお開き願います。議案第56号 平成29年度桜川市一般会計補正予算(第3号)について概要をご説明いたします。
既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億605万3,000円を追加し、予算の総額をそれぞれ188億6,003万3,000円とするものでございます。
22ページをお開き願います。事項別明細書により歳入についてご説明をいたします。
14款2項1目総務費国庫補助金、1節総務費補助金で60万5,000円を増額しております。マイナンバーカード等の記載事項変更に伴うシステム改修費を国が全額補助するものでございます。
同じく2目民生費国庫補助金、1節児童福祉費補助金で173万円を増額しております。ひとり親家庭における父または母が経済的に自立することを目的に、1年以上養成機関で就学する場合に支給されるひとり親家庭高等職業訓練促進給付金に対して補助される国庫補助金でございます。補助率は4分の3でございます。
同じく2節障害者自立支援給付費補助金で16万7,000円を増額しております。平成30年4月から制度が改正されるため、障害者自立支援システムを改修する必要が生じ、国の補助を受けてシステム改修を行うものでございます。補助率は2分の1でございます。
同じく6目農林水産業費国庫補助金、1節農業費国庫補助金で500万円を減額しております。当初予算では、国からの直接補助として14款国庫支出金に計上いたしましたが、県からの間接補助に変更となったため、14款を減額し、15款に同額を計上するものでございます。
次に、15款2項1目総務費県補助金、1節総務費補助金で100万円を増額しております。地域の特性やニーズに応じた公共交通体系の検討を行うため、買い物環境や医療、金融サービスなどの生活環境の実態調査を行うに当たり、県の補助を受けるものでございます。補助額は上限の100万円となっております。
次に、2目民生費県補助金、5節介護保険事業費補助金で3,105万円を増額しております。社会福祉法人上の原学園では、本年12月に特別養護老人ホームを開設いたします。今回、県の地域医療介護総合確保施設整備補助金を活用し、必要な備品を購入するものでございます。
同じく3目衛生費県補助金、1節保健衛生費補助金で25万円を増額しております。水素社会の実現に向けた取り組みを支援するもので、水素を活用した自家発電装置、いわゆるエネファームなどの設置に対し、1設備当たり5万円の補助を行うものでございます。5万円の補助を5件分計上しております。
同じく4目農林水産業費県補助金、1節農業費補助金で642万8,000円を増額しております。農業基盤整備促進事業補助金500万円の増額は、当初予算で14款国庫支出金に計上したものを15款県支出金に計上し直すものでございます。産地改革チャレンジ事業費補助金で54万7,000円の増額は、JA北つくばアグリファーム株式会社が大泉地区で実施するオリーブの作付面積を拡大する事業に対しての県の補助を受けるものでございます。この取り組みは、イノシシによる農産物被害を軽減するとともに、オリーブの産地形成を図るものでございます。農産物等災害助成費補助金88万1,000円の増額は、6月16日に降ったひょうにより、葉たばこやキャベツ、トウモロコシなどの農作物に被害を受けた農業者に対し、県からの補助を受けるものでございます。
次に、15款3項5目教育費県委託金、1節教育費委託金で35万円を増額しております。県では、県内から50校程度の小中学校をオリンピック・パラリンピック教育推進校として選出し、オリンピック・パラリンピックの精神やスポーツによる国際交流を通して、スポーツの機運の醸成を図り、豊かなスポーツライフを継続する資質や能力を育てる事業を行っております。当市からは坂戸小学校と桜川中学校が選出され、県からの全額補助により講演会等を実施するものでございます。
次に、18款1項1目介護保険特別会計繰入金、1節介護保険特別会計繰入金で632万3,000円を増額しております。平成28年度事業の精算による繰入金でございます。
23ページをお開き願います。18款2項6目財政調整繰入金、1節財政調整基金繰入金で2億7,000万円を減額しております。当初予算では、財政調整基金の取り崩しを計上しておりましたが、平成28年度決算において繰越金が想定よりも多く、財政調整基金の取り崩しが不要になったため、減額を行うものでございます。
次に、19款1項1目繰越金、1節前年度繰越金で3億3,170万7,000円を増額しております。前年度繰越金でございます。
次に、20款3項1目貸付金元利収入、1節貸付金元利収入で144万3,000円を増額しております。災害援護資金を借り入れた世帯のうち、1名の方が償還期日を繰り上げて償還を行うため、増額を行うものでございます。なお、ここで言う災害援護資金とは、東日本大震災で被災した世帯が生活の立て直しに必要な資金を市町村を通じて県から借り入れた融資でございます。
24ページをお開き願います。続きまして、歳出についてご説明を申し上げます。2款1項2目人事管理費、人事管理業務で97万2,000円を増額しております。非常勤職員を配置するものでございます。
同じく8目企画費、企画事業で364万円を増額しております。地域の特性やニーズに応じた公共交通体系の検討を行うため、買い物環境や医療、金融サービスなどの生活環境の実態調査を行うものでございます。財源の一部に県補助がついております。
同じく国体開催事業で320万円を増額しております。13節立木伐採業務委託料は、大会本部となる旧レストハウスみかげの高圧電流を復旧する際、障害となる立木の伐採を行うものでございます。
15節工事請負費は、現在整備中のみかげスポーツ公園と県営ライフル射撃場の連絡通路において、安全を確保するための追加工事を行うものでございます。
同じく11目交通安全対策費、交通安全対策事業で99万4,000円を増額しております。幼稚園やこども園での交通安全教室、小学生自転車大会等で使用しておりました信号機が故障し、修理不能なため新規購入するものでございます。
同じく14目防犯対策費、防犯対策事業で75万2,000円を増額しております。25ページをお開き願います。市が設置するLED防犯灯の設置工事費については、当初予算で30基を計上しておりましたが、66基の設置要望があったため、不足額を増額するものでございます。
2款3項1目戸籍住民基本台帳費、戸籍住民基本台帳事業で60万5,000円を増額しております。マイナンバーカード等の記載事項が変更となるため、国庫補助によりシステム改修を行うものでございます。
次に、3款1項3目障害福祉費、障害福祉事業で33万5,000円を増額しております。平成30年4月から制度が改正されるため、国庫補助により障害者自立支援システムを改修するものでございます。
同じく9目介護保険事業費、介護保険事業で3,713万円を増額しております。
19節負担金補助及び交付金の3,105万円につきましては、26ページをお開き願います。地域医療介護総合確保施設整備補助金は、県の補助事業でございます。現在社会福祉法人上の原学園が特別養護老人ホームの開設を進めておりますが、その際に必要となる備品購入費を補助するものでございます。
28節介護保険特別会計繰出金608万円は、介護保険特別会計の補正予算に伴う繰出金で、平成28年度介護給付費負担金事業の精算に伴うものでございます。
3款2項1目児童福祉総務費、ひとり親家庭等支援事業で230万7,000円を増額しております。ひとり親家庭における父または母が経済的に自立するために、1年以上養成機関で就学する場合、非課税世帯は月額10万円、課税世帯は7万500円を支給する事業でございます。当初予算では3名を積算しておりましたが、現在5名に補助を行っているため、差額を補正するものでございます。
同じく5目こども園費、やまと認定こども園事業で20万6,000円を増額しております。給食用の冷凍庫が故障し、修理不能のため、新規購入するものでございます。
次に、3款4項1目災害救助費、災害援護資金貸付事業で158万4,000円を増額しております。27ページをお開き願います。災害援護資金を借り入れた世帯のうち1名の方が償還期日を繰り上げて償還を行うため、県に繰上償還を行うものでございます。
4款1項3目環境衛生費、環境衛生事業で25万円を増額しております。これは県の補助事業でございます。水素社会の実現に向けた取り組みを支援するもので、水素を活用した自家発電装置、いわゆるエネファームなどの設置に対し、1施設1設備当たり5万円の補助を行うものでございます。
次に、6款1項3目農業振興費、園芸振興事業で321万8,000円を増額しております。
13節被災農業者廃プラスチック処理委託料116万8,000円は、6月16日に降ったひょうにより被害を受けた施設園芸農業者に対し、農業用ビニール等の処分費を市が負担するものでございます。
19節桜川市農作物等災害助成対策費補助金205万円は、葉たばこやキャベツ、トウモロコシなどの農作物に被害を受けた農業者に対し、県からの補助を受けるとともに、桜川市農作物等災害助成対策費補助金交付要綱に基づき、被害種苗購入費や薬剤購入費などの補助を行うものでございます。
同じく4目農政推進費、農業経営支援事業で54万7,000円を増額しております。28ページをお開き願います。これは県の補助事業でございます。JA北つくばアグリファーム株式会社が大泉地区においてオリーブの作付面積を拡大し、イノシシ等による農作物の被害金額を軽減するとともに、オリーブの産地形成を図るための事業で、事業費の3分の1以内を補助するものでございます。
7款1項4目観光費、観光事業で391万1,000円を増額しております。11節修繕料69万2,000円は、上野沼やすらぎの里キャンプ場の浄化槽の修繕費用でございます。
15節工事請負費321万9,000円は、13棟のケビンに火災報知設備を設置するもので、消防法の改正に伴う改修工事でございます。
次に、8款2項2目道路維持費、道路維持事業で2,698万6,000円を増額しております。これは2つの事業に関する補正予算でございます。1つは、桃山学園開設に向けた関連事業で1,109万6,000円です。開校に向け周辺道路の舗装、補修等を行うものでございます。
もう一つは、茨城国体に向けた関連事業で1,590万円です。国体開催に向け、周辺道路及び環境整備等を行うものでございます。
29ページをお開き願います。8款4項2目公園費、公園事業で275万8,000円を増額しております。西小塙児童公園の野外トイレの改修費用でございます。老朽化に加え、市民からの要望もあり、改修するものでございます。
同じく5目伝統的建造物群保存地区推進費、伝統的建造物群保存地区推進事業で30万円を増額しております。7月の九州北部豪雨災害により、重伝建地区である大分県日田市豆田町地区が浸水被害を受けたため、災害見舞金を贈るものでございます。日田市は、来年度の全国重伝建地区全国大会の開催地であり、今年度当市で開催した全国大会には、日田市から市長以下約30名が訪問するなど、交流の深い市でございます。
次に、10款1項2目事務局費、ICT技術を活用した英会話交流事業で50万5,000円を増額しております。フィリピンとの英会話交流事業推進のため、岩瀬小学校に英語指導助手を配置するものでございます。
同じく11目小中学校適正配置推進事業費、小中学校適正配置推進事業で74万6,000円を増額しております。1節報酬で72万円を増額しております。
30ページをお開き願います。11節需用費で2万6,000円の増額でございます。これは平成26年度に作成した小中学校適正配置基本計画の見直しを行うため、策定委員の報酬等を計上したものでございます。委員はPTA代表、各学校の代表、議員など47名を予定しております。
次に、10款1項12目オリンピック・パラリンピック教育推進事業費で、坂戸小学校オリンピック・パラリンピック教育推進事業及び桜川中学校オリンピック・パラリンピック教育推進事業でそれぞれ17万6,000円を増額しております。県ではオリンピック・パラリンピックの精神やスポーツによる国際交流を通して、スポーツ機運の醸成を図り、豊かなスポーツライフを継続する資質や能力を育てる事業を行っており、当市からは坂戸小学校と桜川中学校が選出され、県の全額補助により講演会等を実施するものでございます。
次に、10款2項1目学校管理費、小学校管理事業で570万5,000円を増額しております。31ページをお開き願います。これは旧岩瀬地区5つの小学校の教員用パソコンのリース料でございますが、当初予算におきまして計上漏れをしたため、補正予算にて計上したものでございます。
10款3項1目学校管理費、中学校管理事業で265万4,000円を増額しております。現在桃山学園を整備中でございますが、それに伴い、グラウンドの面積が減少いたします。そのため、旧桃山中のグラウンドにサッカーコートを整備する計画を立てております。これはその整備において必要となるコンクリート殻等の撤去処分や安全対策のための防球ネットの整備費用でございます。
次に、10款5項2目公民館費、公民館管理事業で346万7,000円を増額しております。大和公民館の屋内消火栓の修繕費用でございます。現在漏水箇所が特定できないため、バルブを閉じた状態になっております。そのため、万が一火災が発生した場合に迅速な対応ができない状態でございます。そのために屋外に配管を設置する等の工法により修繕を計画しております。
同じくシトラス管理事業で120万円を増額しております。2階レッスン室の雨漏りの補修でございます。
32ページをお開き願います。10款6項2目体育施設費、体育館管理事業で37万3,000円を増額しております。岩瀬体育館の変圧機器が故障し、発火の危険性もあるため、交換による修繕を行うものでございます。
同じく温水プール管理事業で49万4,000円を増額しております。温水プールの浄化槽用ブロアが故障したため、交換による修繕を行うものでございます。
同じく運動場管理事業で86万2,000円を増額しております。総合運動公園内のテニスコートの人工芝が剥がれており、けがの危険性が高いことから修繕を行うものでございます。
以上で説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご議決いただくようよろしくお願いいたします。
〇副議長(風野和視君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇副議長(風野和視君) 質疑を終わります。
これより討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇副議長(風野和視君) 討論を終わります。
お諮りします。議案第56号は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇副議長(風野和視君) 異議なしと認めます。
よって、議案第56号は原案のとおり可決することに決定しました。
ここで暫時休憩いたします。
休 憩 (午前11時25分)
再 開 (午前11時37分)
〇副議長(風野和視君) 再開します。
〇議案第57号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇副議長(風野和視君) 日程第7、議案第57号 平成29年度桜川市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
小松ア市民生活部長。
〇副議長(風野和視君) 小松ア市民生活部長。
〔市民生活部長(小松ア 稔君)登壇〕
〇市民生活部長(小松ア 稔君) 議案書33ページをお願いいたします。議案第57号 平成29年度桜川市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明いたします。
第1条において歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ32万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ68億3,461万4,000円と定めるものでございます。
36ページをお願いいたします。3、歳出、1款1項1目一般管理費、13節委託料32万4,000円は、30年度からの国保広域化事業のために必要なシステムの改修費用であり、今回追加改修があるため増額補正するものです。全額が2の歳入、国庫補助金である国保制度関係業務準備事業費補助金で賄われることになります。
以上で説明を終わります。内容をご審議の上、ご議決くださいますようお願いいたします。
〇副議長(風野和視君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇副議長(風野和視君) 質疑を終わります。
これより討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇副議長(風野和視君) 討論を終わります。
お諮りします。議案第57号は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇副議長(風野和視君) 異議なしと認めます。
よって、議案第57号は原案のとおり可決することに決定しました。
〇議案第58号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇副議長(風野和視君) 日程第8、議案第58号 平成29年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
上野保健福祉部長。
〔保健福祉部長(上野荘司君)登壇〕
〇保健福祉部長(上野荘司君) 議案書37ページをお開き願います。議案第58号 平成29年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。
第1条で、既定の歳入歳出の予算の総額に歳入歳出それぞれ1,128万円を追加して、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ41億806万2,000円と定めるものであります。
この補正は、平成28年度事業の精算に伴う介護給付費負担金等交付金、地域支援事業交付金及び職員給与費等事業の国、県支払基金及び一般会計に対する追加交付及び返還金等でございます。
以上で介護保険特別会計の補正予算の説明を終わります。慎重なるご審議の上、ご議決くださるようよろしくお願いいたします。
〇副議長(風野和視君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇副議長(風野和視君) 質疑を終わります。
これより討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇副議長(風野和視君) 討論を終わります。
お諮りします。議案第58号は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇副議長(風野和視君) 異議なしと認めます。
よって、議案第58号は原案のとおり可決することに決定しました。
〇動議の提出
〔「議長」の声あり〕
〇副議長(風野和視君) 11番。
〇11番(飯島重男君) 決議を求めます。桜川市土砂等による土地の埋め立て等の規制に関する条例及び施行規則の一部改正を求める決議であります。この議案は桜川市議会……
〔「違う、違う、動議」の声あり〕
〇11番(飯島重男君) 動議。
〇副議長(風野和視君) 11番、動議の説明を願います。
〇11番(飯島重男君) 桜川市土砂等による土地の埋め立て等の規制に関する条例及び施行規則の一部改正を求める決議。議案を桜川市議会規則第14条の規定により提出したいと思います。よろしくお願いします。
〇副議長(風野和視君) 提出されました動議には3人以上の賛成者が必要となります。
お諮りします。ただいまの動議に賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
〇副議長(風野和視君) 賛成者は3名以上となりますので、この動議は成立いたします。
ここで暫時休憩します。
休 憩 (午前11時44分)
再 開 (午前11時54分)
〇副議長(風野和視君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
〇議会運営委員長報告
〇副議長(風野和視君) 休憩中に開いた議会運営委員会の報告を願います。
議会運営委員長、萩原剛志君。
〔議会運営委員長(萩原剛志君)登壇〕
〇議会運営委員長(萩原剛志君) 休憩中に開催した議会運営委員会の審議結果について報告いたします。
先ほど提出されました議員提出議案第2号 桜川市土砂等による土地の埋め立て等の規制に関する条例及び施行規則の一部改正を求める決議につきましては、追加日程第1とし、直ちに審議、採決することに決定いたしました。
〇副議長(風野和視君) お諮りします。
ただいま議会運営委員長より報告がありました。報告のとおりとしてご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇副議長(風野和視君) 異議なしと認め、議会運営委員長の報告のとおりといたします。
追加日程及び議案書を配付いたします。
〔追加日程表及び議案書配付〕
〇議員提出議案第2号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇副議長(風野和視君) 追加日程第1、議員提出議案第2号 桜川市土砂等による土地の埋め立て等の規制に関する条例及び施行規則の一部改正を求める決議についてを議題といたします。
提案理由の説明を願います。
11番、飯島君。
〔11番(飯島重男君)登壇〕
〇11番(飯島重男君) それでは、説明いたします。
桜川市土砂等による土地の埋め立て等の規制に関する条例及び施行規則の一部改正を求める決議。
上記条例は県内全市町村で制定されており、桜川市においても、生活環境の保全及び災害の発生の未然防止をはかり、もって市民の安全と良好な生活環境を確保するため、平成19年4月1日より施行されている。
現在、県内各市町村では、土砂等の搬入元の指定や、適用下限面積の撤廃等の条例の改正を、平成28年度には16市町村が行い、平成29年度は17市町村が検討している状況にある。
桜川市では、現在、土砂等の搬入元についての指定はなく、県内外を問わず土砂の搬入ができる状況になっている。
土砂等の搬入が県外から行われれば、有害物質や産業廃棄物等が混入するリスクが大きく、市民に不安を抱かせることになる。
本議会においても、本木地区の住民の皆さんから請願書が出ているが、早急に対応しなければならない状況にある。
このようなことから、桜川市議会としては、県外からの土砂等の搬入を禁止するため、条例の一部改正及び規則の一部改正を速やかに行うよう求める。
以上、決議する。
よろしくお願いします。
〇副議長(風野和視君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
7番。
〇7番(菊池伸浩君) 急な決議に私もびっくりして、異存はないのですが、私、一般質問でも大和地区の本木の残土問題については質問をしたのですが、私が取り上げた問題は、今起きている、飯島さんが問題にしている部分とは違う部分なのです。これは当然飯島さんが一般質問でもやるだろうと思っていて、わざわざ残しておいたのです。本当に郡司さんとも相談したのですが、俺はここの部分しかやらないから、あとは一般論でお願いしますと。これはだから、もちろん今出たから反対するわけではないのですが、反対はしないのですが、請願が出されていて、請願書が可決したときに、採択したときに、こういう言葉も加えればよかったのではだめだったのですか。そこだけちょっと質問します。
〇副議長(風野和視君) 11番、飯島議員。
〇11番(飯島重男君) 現在、今菊池さんからお話があったとおり、本木地区が非常に事業所が、せっぱ詰まって事業を進行するような状況にあるもので、地元の人も非常に心配しておりますので、その対応をするには、やはり一日も早く議会としても、その条例の中身を変えていただければ住民も少し安心するし、桜川市においてもこういう問題が未然に防げるのではないかと、そういうことで今回決議をお願いしたわけであります。
以上です。
〇副議長(風野和視君) ほかに質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇副議長(風野和視君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇副議長(風野和視君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇副議長(風野和視君) 異議なしと認めます。
よって、議員提出議案第2号を可決することに決定しました。
〇散会の宣告
〇副議長(風野和視君) 以上で本日の日程は終了しました。
本日はこれで散会いたします。
散 会 (午後 零時01分)