平成29年第1回桜川市議会定例会議事日程(第6号)

                          平成29年3月17日(金)午後3時開議
日程第 1 議案第1号 平成29年度桜川市一般会計予算
日程第 2 議案第2号 平成29年度桜川市国民健康保険特別会計予算
日程第 3 議案第3号 平成29年度桜川市農業集落排水事業特別会計予算
日程第 4 議案第4号 平成29年度桜川市公共下水道事業特別会計予算
日程第 5 議案第5号 平成29年度桜川市介護保険特別会計予算
日程第 6 議案第6号 平成29年度桜川市介護サービス事業特別会計予算
日程第 7 議案第7号 平成29年度桜川市後期高齢者医療特別会計予算
日程第 8 議案第8号 平成29年度桜川市水道事業会計予算
日程第 9 議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査
追加日程第1 議員提出議案第1号 桜川市議会委員会条例の一部を改正する条例
日程第10 執行部あいさつ

出席議員(17名)
  1番   谷 田 部  由  則  君     2番   大  山  和  則  君
  3番   榎  戸  和  也  君     4番   萩  原  剛  志  君
  5番   鈴  木  裕  一  君     6番   仁  平     実  君
  7番   菊  池  伸  浩  君     8番   風  野  和  視  君
  9番   市  村     香  君    10番   小  高  友  徳  君
 11番   飯  島  重  男  君    12番   小  林  正  紀  君
 13番   増  田     豊  君    14番   潮  田  新  正  君
 15番   相  田  一  良  君    16番   高  田  重  雄  君
 18番   林     悦  子  君

欠席議員(1名)
 17番   増  田     昇  君

地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
   市     長  大 塚 秀 喜 君
   副  市  長  井 上 高 雄 君
   教  育  長  梅 井 驕@男 君
   市 長 公 室 長  横 田 藤 彦 君
   総 務 部 長  稲 川   潤 君
   市 民 生活部長  安 達   誠 君
   保 健 福祉部長  飯 嶋 京 子 君
   経 済 部 長  古 橋 正 充 君
   建 設 部 長  井 坂   徹 君
   上 下 水道部長  石 川 文 雄 君
   教 育 部 長  宮 山 孝 夫 君
   会 計 管 理 者  野 沢 英 俊 君

職務のため出席した者の職氏名
   議会事務 局 長  鈴 木   孝 君
   議会事務局書記  宮 田 充 夫 君
   議会事務局書記  仲 田 浩 司 君
   議会事務局書記  長谷川 勇 貴 君

          開 議  (午後 3時00分)
    開議の宣告
議長(高田重雄君) 本日の出席議員は17名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立します。
 これより本日の会議を開きます。
                                           
    議案第1号〜議案第8号の委員長報告、質疑、討論、採決
議長(高田重雄君) 日程第1、議案第1号 平成29年度桜川市一般会計予算から日程第8、議案第8号 平成29年度桜川市水道事業会計予算までを一括議題といたします。
 本案について、各常任委員長より報告を求めます。
 なお、討論、採決については、全ての常任委員長の報告及び質疑終了後に行います。
 初めに、総務常任委員長、市村香君、登壇の上、報告願います。
          〔総務常任委員長(市村 香君)登壇〕
総務常任委員長(市村 香君) 総務常任委員会よりご報告いたします。
 総務常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要については、会議規則第110条の規定により報告いたします。
 本委員会は、3月14日午前9時より、岩瀬庁舎2階大会議室において、委員6名の出席のもと開会し、説明員として関係部局課長の出席を求め、書記3名を任命し、付託案件につき説明を聴取し、審議を行いました。
 本委員会に付託された案件は、議案第1号 平成29年度桜川市一般会計予算のうち、市長公室、総務部、市民生活部、議会事務局、会計課、選挙管理委員会、固定資産評価審査委員会、公平委員会、監査委員の所管に属する事項、他の委員会の所管に属しない事項、議案第2号 平成29年度桜川市国民健康保険特別会計予算、議案第7号 平成29年度桜川市後期高齢者医療特別会計予算についてであります。
 委員会付託案件については、詳細なる説明を求め、慎重に審議した結果、一般会計においては賛成多数により、特別会計については全員賛成により、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 なお、審議の過程において論議された意見並びに要望事項は次のとおりであります。
 桜川市の平成29年度一般会計歳入歳出予算総額は、214億3,000万円を計上しております。
 まず、歳入についてでありますが、国の経済政策により、景気は回復傾向にあると言われながらも、地方での景気回復はおくれ、依然厳しい財政状況下にあります。普通交付税の減少が見込まれる中、茨城租税債権管理機構との連携を図り、市税の収納率向上に努めるなど、引き続き自主財源確保に向けた取り組みを行うよう要望いたします。
 次に、歳出についてでありますが、総務部所管における平成29年度予算につきましては、大型事業の実施により、市債残高がふえるため、今後財政の硬直化が心配されます。財政健全化の指標である将来負担比率は、平成27年度決算において79.3%でしたが、過去最高であった平成20年度の156.2%を超えることのないよう留意し、財政健全化に努めることを要望します。
 市長公室所管においては、地方分権の進展に伴い、市の業務量が増大しており、事務も複雑化しております。これらを踏まえ、研修等を通した職員の資質の向上はもとより、市民目線に立った職員の育成に努めるとともに、ストレスのない職場環境づくりに取り組むよう要望いたします。
 また、職員の採用につきましても、計画的な採用により、引き続き採用人数の平準化に努めるよう要望いたします。
 公共交通については、平成30年10月にさくらがわ地域医療センターが開院を予定していることから、高齢者などの交通弱者への移動手段の確保が必要となるため、現在行っている公共バス実証実験の岩瀬駅までの延伸を視野に、さくらがわ地域医療センターまでデマンドタクシーの再編を含め、交通網の整備を要望いたします。
 市民生活部所管においては、不燃ごみとリサイクルごみとの分別を徹底することで、不燃ごみ量が前年度に比べ、真壁地区65%、大和地区54%の減少、また岩瀬地区においても、若干ではあるものの減少傾向が見込まれており、全体では前年度比50%以上の減少が見込まれます。一方、清掃費の筑西広域市町村圏事務組合に対する負担金は減少傾向にありますが、引き続きごみの減量化に向け、努力するよう要望いたします。
 次に、国民健康保険特別会計、後期高齢者医療特別会計について、説明を受け審議いたしました。
 国民健康保険特別会計においては、保険税の収納率が向上しておりますが、今後ともより一層、健全な運営に努めていただくよう要望いたします。
 以上が、付託案件に対します総務常任委員会の審議の経過並びに結果であります。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
  平成29年3月17日
                          総務常任委員会委員長  市村  香
  桜川市議会議長  高田 重雄 様
議長(高田重雄君) 報告が終わりました。
 これより質疑を行います。
 総務常任委員会以外の方、質疑願います。
 3番、榎戸和也議員。
3番(榎戸和也君) 今回の予算上程に当たって、市長のほうから所信表明で、財政の硬直化が進む中、費用対効果にも配慮して予算を編成したというふうに述べられております。また、ただいまの委員長の報告においても、財政の硬直化が心配される。平成27年度決算において79.3%だった将来負担比率、これを過去最高であった平成20年度の156.2%を超えることのないように留意して財政健全化に努めるというふうにご報告がありました。財政の硬直化あるいは費用対効果、こういう考え方に立って今回の予算が編成されているものと思いますが、では具体的に将来負担比率なり財政の硬直化というものは、今回の予算、                                                                            
議長(高田重雄君) 答弁願います。
 市村総務常任委員長。
総務常任委員長(市村 香君) 今回は付託された予算の審議、29年度の予算の編成でしたので、一応各事業のご説明をいただきまして、予算を立ててありますので、それについては妥当ということで可決をさせていただきました。
議長(高田重雄君) 3番、榎戸和也議員。
3番(榎戸和也君) 私、大綱質疑のときにも、あるいはその前の一般質問ででも、いわゆる財政の硬直化という問題について明確なそれなりの見通しがない中で、今度の予算というのが編成されていくということを非常に心配しているわけでありますので、委員会においてはその部分について、それなりの成算といいますか、こういう形でいけば十分経常収支比率といいますか、一般の事務はこなしていけるのだというふうなことを討議いただいた上で、今のような結論なのかなというふうに思うわけであります。ですので、そこの部分をどういうふうな協議がなされたか、どこが財政の硬直化をもたらしているのかという点について、どういう議論がなされたのかということをお尋ねしているわけであります。よろしくお願いいたします。
議長(高田重雄君) 市村総務常任委員長。
総務常任委員長(市村 香君) ちょっと今聞こえない。もう一度言ってくれますか。今、何と質問されたか、よく。榎戸議員、今聞き漏らしたところがありますので、もう一度言っていただけますか。
議長(高田重雄君) 3番、榎戸和也議員。
3番(榎戸和也君) 一番心配されるところは財政の硬直化という問題でありまして、そのことについて今回の予算を214億円という、当面ことしについて、                                                                                                                                                                                   
議長(高田重雄君) ちょっといいですか。申しわけないです。
 委員長に質問というのは、経過と結果を委員長は報告すればいいわけであって、今後の見通しとか何とか、榎戸議員の聞くことではないと思うし、経過と結果を説明するのが委員長の義務。だから、これは委員長に質問する必要がないというか、できないというか、先のことは榎戸さん、そういうことなので、以上でほかに質疑ありますか。
          〔「今のはちょっと乱暴じゃない」の声あり〕
議長(高田重雄君) 乱暴、私が決めたの。乱暴でも何でも結構だ。簡単に自分らで判断して。
          〔何事か声あり〕
議長(高田重雄君) 市村総務常任委員長。
総務常任委員長(市村 香君) 29年度の予算につきましては、財政健全化の指標である将来負担比率は、平成27年度決算において79.3%でしたけれども、過去最高であった平成20年度の156.2%を超えることのないように留意し、財政健全化に努めることを要望しますということであれしてありますので、よろしくお願いします。
議長(高田重雄君) 3回目。
3番(榎戸和也君) では、今度の予算をやって、この3事業をやっていって、その後のこともありますが、とりあえずこの3事業をやっていって、                                                                                                    今回の部分について、この数字はどういう数字になるというようなことは、委員会では討議はされなかったということでありますか。そこのところをもし討議されたのであれば、29年度をやったときに、将来の負担比率というのは何%になるのか、そういう議論はされなかったわけでしょうか。
議長(高田重雄君) されなかったらされないで大丈夫ですからね。答えなくてもいいですもの。
総務常任委員長(市村 香君) そこまで審議しないから。そこまでの将来負担比率幾らまでという審議はしませんでしたので、よろしくお願いいたします。
議長(高田重雄君) ほかに質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(高田重雄君) 質疑を終わります。
 続いて、文教厚生常任委員長、鈴木裕一君、登壇の上、報告願います。
          〔文教厚生常任委員長(鈴木裕一君)登壇〕
文教厚生常任委員長(鈴木裕一君) 文教厚生常任委員会の審査の結果並びに審議の経過概要について、会議規則第110条の規定によりご報告申し上げます。
 本委員会に付託されました案件は、議案第1号 平成29年度桜川市一般会計予算のうち、保健福祉部の所管に属する事項、福祉事務所の所管に属する事項、教育委員会の所管に属する事項、公民館活動の所管に属する事項、議案第5号、介護保険特別会計予算、議案第6号、介護サービス事業特別会計予算についてであります。
 委員会付託案件については、詳細なる説明を求め、慎重に審議した結果、いずれも全員賛成により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 なお、審議の過程で論議された内容の主なものについては、次のとおりであります。
 保健福祉部及び福祉事務所関係に関して、いこいの家管理事業についての質疑がなされました。高齢者の交流の場として利用していましたが、現在はスポーツ少年団の大会時に利用されております。しかし、施設が老朽化しており、また行財政改革の観点からも、施設廃止に向けて検討されるよう要望いたします。
 児童措置費については、保育の受け入れ状況について質疑がなされました。年齢別に保育士の数が定められており、年度途中の児童の受け入れについては困難な状況であり、待機児童が出てしまうとの説明を受け、安定した保育士確保のため処遇改善を要望いたします。
 放課後児童対策事業の学童クラブ指導員の確保についての質疑がなされました。学童クラブでは、勤務時間帯に就労できる人材が少なく、指導員の確保に苦慮しているとの説明がありました。学童クラブを安定的に運営するため、指導員報酬の引き上げを検討され、学童クラブの指導員の確保を図るよう要望いたします。
 生活保護費について質疑がなされました。被保護者の内訳では、高齢者が全体の46.5%を占めております。また、稼働年齢にあるが就労していない生活保護者もいる状況から、就労支援を強化し、自立した生活が送れるような指導を要望いたします。
 続きまして、教育委員会及び公民館活動関係についてであります。
 初めに、学校給食事業について、桜川市では幼稚園児が3,800円、小学生が3,900円、そして中学生と教職員が4,300円の給食費を徴収し、1食当たり約200円の負担で提供されており、よい評価を得ております。平成29年度学校給食費納入金は1億5,900万円が予算化され、学校給食の賄材料費に充当されております。
 近年、学校給食費の無償化や兄弟の人数、家庭環境等を考慮した負担軽減策が茨城県内の幾つかの自治体で取り組まれるようになってきました。一方で、愛媛県今治市のように、市が予算を増額し、地の利を生かした海の幸、山の幸を多く取り入れ、さらにおいしい給食づくりを目指し、子供たちに喜ばれている例がございます。
 桜川市においては他自治体の取り組みやその内容を参考に、今後の学校給食のあり方について慎重な検討を願います。
 続いて、桃山小中一貫教育校建設事業に関しましては、桃山中学校敷地内では新校舎建設工事が進んでおり、平成29年度は桃山中学校区統合に向けた諸準備作業が山場を迎え、必要な予算が計上されました。
 特に、桃山小中一貫教育校校歌作成委託料50万円については、外部の先生などに委託し、新たに校歌をつくることが、準備委員会で決定されたことによる計上である旨説明を受けました。
 しかし、伝統の継承と地域各世代間のきずなに重きを置き、外部委託作成でなく、現桃山中学校校歌を残すべきではないかとの意見が数名の委員から出ました。
 校歌・校章等の決定に当たっては、学校が地域コミュニティーの中核として果してきた役割に配慮し、引続き慎重な審議を経て、決定が行われることを要望いたします。
 文化財保護事業につきまして、現在真壁庁舎南東側の駐車場内に設置されます浅野長勲夫妻石像の外構工事費が計上されております。一般の人が出入りする庁舎駐車場内へ外柵等が設けられると、車両との接触事故などが憂慮されます。立地の適正を含め、竣工後の安全対策に十分配慮した計画で工事が進められるように要望いたします。
 平成29年度桜川市介護保険特別会計予算及び桜川市介護サービス事業特別会計予算につきましては財源の構成など詳細なる説明を受けました。
 以上が、文教厚生常任委員会に付託された案件に対する審査の過程及び結果であります。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようにお願いします。
  平成29年3月17日
                        文教厚生常任委員会委員長  鈴木 裕一
  桜川市議会議長  高田 重雄 様
議長(高田重雄君) 報告が終わりました。
 これより質疑を行います。
 文教厚生常任委員会以外の方、質疑願います。質疑ありませんか。
 13番、増田豊議員。
13番(増田 豊君) 私も桃山中学校卒業生ということで関心がありますので、審議内容について3点ほど伺います。
 この委員長報告にあるとおり、現桃山中学校校歌を残すべきではないかとの意見が数名委員から出ましたと。
          〔何事か声あり〕
13番(増田 豊君) 5ページの最初のところ。桃山中学校から桃山学園になったわけです。それはなじみが深いから、桃山という言葉を残したのだと理解して私も賛成いたしました。ですから、校歌というものを考えても、校歌ができてから、私でさえことしで満50年を過ぎた。その中で校歌というものを何遍も歌った。父兄になってからも歌っている。PTA総会でも歌いましたと。そういうように私の姉からすると、私の姉は9つ上ですから、もう70年近く桃山中学校校歌というものは歌われてきた。それだけなじみが深いので、桃山中学校から文言を桃山学園に直せば十分かなと私も思っていたのですが、その観点からするというと、決定が新しくつくるのだというふうなことでなってしまったわけですけれども、そこで質問したいのですが、準備委員会で決定されたことによる計上ということですけれども、予算というものは成立すれば、そのまま実行しろという内容になっていますよね。計上されれば、そのまま執行しなさいということになりますよね。そうすると、その中で決定機関が準備委員会だと決めてよろしいのですよね。それが1点目。
 それと、作詞作曲、校歌をつくるに当たって、50万円の予算で外部の方にお願いするとあったのですが、最近では日大岩瀬が1,000万円かかったと。それから、全く校歌ではないのですけれども、自分の詩に曲をつけてくださいと言ったらば、100万円単位の話を作曲家に言われたと。そういうことからするというと、50万円というのはすごく安いのですが、あと1つ、真壁小学校は作詞作曲中村八大、桃山中学校は白鳥省吾、作曲家は岩井さんという人だと思ったのですけれども、岩井さんのほうはちょっとわからないですけれども、50万円でその方並みの方を依頼するのは無理ではないかと、同等レベルの方を。だから、そういうことからするというと、一体50万円で具体的にどういう方が候補に挙がっているのか、そこまで意見が出たのか、それを伺います。
 それと、引き続き慎重な審議を経て、決定が行われることを要望いたしますとあるのですが、もしこの要望に沿ってまた審議し直すといったらば、どこでどんな方々に集まっていただきたいということも審議にはなったのでしょうか。
 以上、3点伺います。
議長(高田重雄君) 答弁願います。
 鈴木文教厚生常任委員長。
文教厚生常任委員長(鈴木裕一君) 一応準備委員会で決まったということで、今回予算が上がってきたのですけれども、今増田議員が言うとおりに、いろいろなことでもう一回準備委員会のほうで検討してもらいたいということで、そういうことでございます。
 あと、50万円につきましては、50万円で誰がどうとかという話は一切しません。
          〔「関係者がいてできると言った」の声あり〕
文教厚生常任委員長(鈴木裕一君) 中村八大さんとか、そのレベルとかという話はしませんでした。50万円のレベルでつくるのではないかとしか私らは思いません。
 あと一つ、引き続き慎重な審議を経て……
          〔何事か声あり〕
文教厚生常任委員長(鈴木裕一君) とにかく準備委員会でもう一回検討する、そういうことです。
議長(高田重雄君) 13番、増田豊議員。
13番(増田 豊君) 質問を聞いて、その答えを聞いて、それだけでよろしいのですが、やっぱり桃山中学校の校歌というものは、校長経験者の方が後になって県西教育事務所の所長になり、そこで各学校の校長先生に桃山学園の校歌のことを述べて、ほかの学校では何でできないのだとかいうようなことを各校の校長に言ったと。あるいは桃山中学校は、一時期東日本で有名な学校というほど高い評価を得ていた学校だということで、新しい校歌をつくるということになれば、今までの伝統とか、そういうものを全部真っさらにして、これから築くのだという、そういう意気込みだということで捉えるならばいいと思うのですが、その学校に対する誇りとかそういうものを考えたときに、それさえも捨てるということになりかねないというふうに思うときがあるので、やはり慎重な審議というものは今後もして、そこで決定していただきたいと思います。
 それと、あと1点、準備委員会で決定したから計上しました。それと、議会で常任委員会で審議しましたという、そのどちらが大切なのですかといったらば、責任上は議会のほうが相当重いというのが現実、事実ですから、要望しますと言った以上は、それに対する対応というものは行政がしっかりやっていただきたい。そういうふうに思って、終わります。
議長(高田重雄君) ほかに質疑ありますか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(高田重雄君) 質疑を終わります。
 続いて、建設経済常任委員長、飯島重男君、登壇の上、報告願います。
          〔建設経済常任委員長(飯島重男君)登壇〕
建設経済常任委員長(飯島重男君) 建設経済常任委員会の審査の結果並びに審査の経過概要について、会議規則第110条の規定により報告いたします。
 本委員会は、3月14日午前9時30分より、第2委員会室において、本委員会委員6名の出席のもとに開会し、説明者として関係部課局長の出席を求め、議案第1号 平成29年度桜川市一般会計歳入歳出予算のうち経済部の所管に属する事項について、建設部の所管に属する事項について、上下水道部の所管に属する事項について、農業委員会の所管に属する事項について、議案第3号 平成29年度桜川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出予算について、議案第4号 平成29年度桜川市公共下水道事業特別会計歳入歳出予算について、議案第8号 平成29年度桜川市水道事業会計予算についてを案件として、詳細なる説明を受け、慎重に審議を尽くした結果、本委員会に付託された案件は、出席委員全員の賛成により可決すべきものと決定いたしました。
 なお、審議の過程において論議された意見並びに要望事項は、次のとおりであります。
 経済部所管においては、まず初めに農業委員会関係の予算について審議を行いました。
 農業委員会については、引き続き適切な事務の執行と農地利用の最適化の積極的な推進を要望いたします。
 次に、農林課関係の予算について審議を行いました。
 普通作物振興事業は、縞葉枯れ病の対策として関係機関と連携を図りながら、空中防除事業などを推進し、被害の拡大・防止に努めるよう要望いたします。
 農業経営支援事業は、新規就農者が農業経営に向けた知識、技術を習得し、農業者として自立できるよう関係機関と連携し、指導や助言を実施するとともに、新たに制定した市補助金などを活用できるよう周知を図ることを要望いたします。
 有害鳥獣対策事業のイノシシ捕獲は、平成28年度では850余頭を捕獲し、農産物被害の防止に努めておりますが、イノシシ被害が農業に与える影響は深刻であり、関係機関と連携しさらなる被害防止対策の強化を図るよう要望いたします。
 身近なみどり整備推進事業は、地域の整備目的に沿った森林の維持管理を図るため、継続的に事業が図れるよう要望いたします。
 林道整備事業は、長期的観点から効率的な整備を目指すように要望いたします。
 次に、商工観光課関係の予算について審議を行いました。
 いばらきストーンフェスティバル及び桜川市大和(まほろば)の石まつりの補助金については、地域の商工業の活性化が図られるよう、関係機関がより一層強く連携するよう要望いたします。
 また、上野沼やすらぎの里キャンプ場の土地借上料については、厳しい財政状況も勘案し見直しを要望いたします。
 建設部所管については、まず初めに建設課関係の予算について審議を行いました。
 高度経済成長期に多く建設された橋梁等道路施設の老朽化が年々進行していることから、これら施設の点検と補修を計画的に実施することで長寿命化対策を図り、安全・安心な道路利用環境を確保するなど道路の維持補修を着実に推進するよう要望いたします。
 また、1級河川桜川の河川改修について、大和地区から上流の未計画区間について、計画延伸を再度県に要望するようお願いいたします。
 続いて、都市整備課関係の予算について審議を行いました。
 都市計画総務事業の地区計画策定については、市民の意見を取り入れて、地域の実情に沿った計画となるよう要望いたします。
 空家対策事業については、特定空家対策への取り組みや有効な空家の利活用を推進するよう要望いたします。
 住宅管理事業については、市営住宅の適正な維持管理に努めるとともに、家賃徴収について徴収率向上に努めるよう要望いたします。
 上下水道部所管については、初めに農業集落排水事業特別会計、公共下水道事業特別会計についての審議を行いました。
 両事業とも接続率が低い状況であることから、接続率向上に向けた努力を要するよう要望いたします。
 農業集落排水事業については、近年処理施設の経年劣化により、早急な修繕を求められていますが、厳しい財政状況であることから、中長期的な修繕計画を立て、経費節減に努めながら施設の維持管理に取り組んでいくよう要望いたします。
 次に、公共下水道事業については、有効性、地域性を十分考慮しながら、事業に取り組んでいくことを要望いたします。
 次に、水道事業会計について審議を行いました。
 水道事業会計については、使用料の徴収率向上に努めるよう要望いたします。
 また、さらなる経費の節減に努力しながら、効率的な施設の維持管理運営に努めるよう要望いたします。
 以上が建設経済常任委員会に付託された案件に対する審査の過程並びに結果であります。
 各位におかれましては、本委員会の報告をご了承の上、ご賛同くださるようお願いいたします。
  平成29年3月17日
                        建設経済常任委員会委員長  飯島 重男
  桜川市議会議長  高田 重雄 様
 以上です。
議長(高田重雄君) 報告が終わりました。
 これより質疑を行います。
 建設経済常任委員会以外の方、質疑願います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(高田重雄君) 質疑を終わります。
 これから討論と採決を行います。
 日程第1、議案第1号 平成29年度桜川市一般会計予算について討論ありませんか。
 7番、菊池伸浩議員。
          〔7番(菊池伸浩君)登壇〕
7番(菊池伸浩君) 7番、菊池伸浩です。平成29年度桜川市一般会計予算案に反対の立場で討論をいたします。
 新年度予算は214億3,000万円で、前年度に比べ19.3%、額にして34億6,000万円の増となっております。それは、懸案のさくらがわ地域医療センター、桃山小中一貫校の建設が具体化したからです。市民にとって必要なものは、たとえお金がたくさんかかってもやらなくてはなりません。
 しかし、その財源は、一般質問でも議論になったように、合併特例債などを使った起債、つまり借金に頼らなければならない状況です。合併特例債は一番有利な借金と言われていますから、これも必要な事業を実施するには、使わざるを得ないと考えております。例えば耐震化に問題のある庁舎の建設はやらざるを得ません。まだまだ財源が必要になる事業を抱えております。その上、大規模事業を実施した後の後始末、県西総合病院の取り壊し、耐震化に問題のある真壁小学校の取り壊しには、億単位の費用がかかることが想像されます。少しでもこれらの財源を確保するために、緊急を要しない事業、また桜川市に不似合いな事業はやるべきでないと考えております。
 3月13日の大綱質疑の答弁、14日の文教厚生委員会の審議をもとにして、その後自宅に帰り2日間じっくり考えてまいりました。次の3つの事業については、やることに反対を表明するのが筋との結論に達しました。
 1つは、文教厚生委員会でも明らかになったのですが、浅野長勲夫妻像のポケットパーク的な外構工事事業698万1,000円です。真壁庁舎に移設された浅野像の周辺をさらに囲って、外構を整備するというものです。私は、今のままでも何も支障はないと思います。これ以上駐車場を狭くすることには反対です。
 2つ目は、鏡ヶ池公園整備事業の335万9,000円です。これは、大綱質疑でその内容が明らかになりました。私は、親水公園、つまり水に親しむ公園というのは、常陸大宮市の川沿いにつくられた道の駅の脇にあるような公園のように、大きな川辺にあって水と親しめるようなものにするべきと考えております。山口の鏡ヶ池周辺はダンプカーの通りが激しく、ここに親水公園をつくるのは望ましくないと考えております。
 3つは、地域おこし協力隊事業1,017万円です。副市長の答弁では、3名の方を都市部から呼ぶために、つまり移住してもらうために1,000万円もの予算を使うというのは、無駄遣いのように思えてなりません。もっと有効な使い方があるように考えております。
 以上、3つの理由で予算案に反対することを表明して討論を終わります。
議長(高田重雄君) ほかに討論ありますか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(高田重雄君) これで討論を終わります。
 これから本案を採決します。
 この表決は起立によって行います。
 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
          〔起立多数〕
議長(高田重雄君) 起立多数です。
 よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。
 次に、日程第2、議案第2号 平成29年度桜川市国民健康保険特別会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(高田重雄君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(高田重雄君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第2号は委員長報告のとおり可決されました。
 次に、日程第3、議案第3号 平成29年度桜川市農業集落排水事業特別会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(高田重雄君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(高田重雄君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第3号は委員長報告のとおり可決されました。
 次に、日程第4、議案第4号 平成29年度桜川市公共下水道事業特別会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(高田重雄君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(高田重雄君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第4号は委員長報告のとおり可決されました。
 次に、日程第5、議案第5号 平成29年度桜川市介護保険特別会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(高田重雄君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(高田重雄君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第5号は委員長報告のとおり可決されました。
 次に、日程第6、議案第6号 平成29年度桜川市介護サービス事業特別会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(高田重雄君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(高田重雄君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第6号は委員長報告のとおり可決されました。
 次に、日程第7、議案第7号 平成29年度桜川市後期高齢者医療特別会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(高田重雄君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(高田重雄君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第7号は委員長報告のとおり可決されました。
 次に、日程第8、議案第8号 平成29年度桜川市水道事業会計予算について、討論、採決を行います。
 討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(高田重雄君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(高田重雄君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第8号は委員長報告のとおり可決されました。
 ここで暫時休憩いたします。
          休 憩  (午後 3時48分)
                                           
          再 開  (午後 4時24分)
議長(高田重雄君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
                                           
    議会運営委員長報告(発言の取り消しについて)、日程の追加
議長(高田重雄君) 休憩中に開催した議会運営委員会の報告を願います。
 議会運営委員長、萩原剛志君。
          〔議会運営委員長(萩原剛志君)登壇〕
議会運営委員長(萩原剛志君) 議会運営委員会の審議結果を報告いたします。
 先ほど総務常任委員会の委員長報告に対し、榎戸議員から委員会審議以外の質疑がありましたので、その部分の発言は削除することに決定しました。
 先ほど休憩中に提出されました議員提出議案第1号 桜川市議会委員会条例の一部を改正する条例につきましては、日程第9、議会運営委員長、各常任委員会、議会広報特別委員会、閉会中の審議調査申し出の後に日程に追加し、審議、採決することに決定しました。
 以上で報告を終わります。
議長(高田重雄君) お諮りします。
 ただいま議会運営委員長より報告がありました。報告のとおりとしてご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(高田重雄君) 異議なしと認め、議会運営委員長の報告のとおりいたします。
 追加日程及び議案書を配付いたします。
          〔追加日程表及び議案書配付〕
                                           
    議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査
議長(高田重雄君) 次に、日程第9、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付したとおり、閉会中の継続調査の申し出がありました。
 お諮りします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(高田重雄君) 異議なしと認めます。
 よって、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
                                           
    議員提出議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(高田重雄君) 追加日程第1、議員提出議案第1号 桜川市議会委員会条例の一部を改正する条例を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 4番、萩原剛志君。
          〔4番(萩原剛志君)登壇〕
4番(萩原剛志君) 議員提出議案第1号 桜川市議会委員会条例の一部を改正する条例。
 上記の議案を、桜川市議会会議規則第14条の規定により別紙のとおり提出いたします。
  平成29年3月17日
                         提出者 桜川市議会議員 萩 原 剛 志
                         賛成者   同 上   増 田   豊
                         賛成者   同 上   潮 田 新 正
                         賛成者   同 上   小 林 正 紀
                         賛成者   同 上   飯 島 重 男
                         賛成者   同 上   小 高 友 徳
                         賛成者   同 上   市 村   香
                         賛成者   同 上   鈴 木 裕 一
 提案理由。桜川市行政組織条例が一部改正されたことに伴い、桜川市議会委員会条例の一部について所要の改正を行うものであります。
 以上です。
議長(高田重雄君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(高田重雄君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(高田重雄君) 討論を終わります。
 お諮りします。議員提出議案第1号は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(高田重雄君) 異議なしと認めます。
 よって、議員提出議案第1号は原案のとおり可決されました。
                                           
    執行部あいさつ
議長(高田重雄君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許します。
 大塚市長。
          〔市長(大塚秀喜君)登壇〕
市長(大塚秀喜君) 平成29年第1回桜川市議会定例会の閉会に当たり、お礼を兼ねまして一言ご挨拶申し上げます。
 議員各位におかれましては、今月6日以来12日間にわたり慎重なるご審議をいただき、平成29年度一般会計並びに6つの特別会計及び水道事業会計の当初予算を初め、条例の制定、平成28年度補正予算など、提案いたしました26案件につきまして原案のとおりご議決いただきましたこと、厚く御礼申し上げます。
 平成29年度予算編成も、本年度に引き続き大変厳しい状況での予算編成となりました。施政方針でも申し上げましたが、平成29年度も桜川市政運営方針に基づいて、「市民から求められる行政のあり方を職員が一丸となって考え、総合計画を基軸とした戦略的かつ計画的な行政運営に取り組む」をスローガンに、全職員が徹底した経費の削減、新たな財源の確保に取り組んでまいります。
 今後も職員ともども桜川市発展のために頑張ってまいりますので、議員各位におかれましては何とぞご理解とご協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
 また、本議会及び常任委員会を通じて賜りました数々のご意見、ご要望につきましても十分尊重し、効率的な市政運営に努めてまいりますので、なお一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のご挨拶といたします。ありがとうございました。
                                           
    閉会の宣告
議長(高田重雄君) 今定例会に付議された案件は全て議了いたしました。
 以上で、平成29年第1回桜川市議会定例会を閉会いたします。
 ご苦労さまでした。
          閉 会  (午後 4時32分)