平成28年第2回桜川市議会臨時会議事日程(第1号)
平成28年11月11日(金)午前11時開会
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 執行部あいさつ
日程第 4 議案第95号 監査委員の選任について
日程第 5 議案第96号 平成28・29年度継続事業(仮称)桃山小中一貫教育校建設工事請負
契約について
日程第 6 執行部あいさつ
〇出席議員(18名)
1番 谷 田 部 由 則 君 2番 大 山 和 則 君
3番 榎 戸 和 也 君 4番 萩 原 剛 志 君
5番 鈴 木 裕 一 君 6番 仁 平 実 君
7番 菊 池 伸 浩 君 8番 風 野 和 視 君
9番 市 村 香 君 10番 小 高 友 徳 君
11番 飯 島 重 男 君 12番 小 林 正 紀 君
13番 増 田 豊 君 14番 潮 田 新 正 君
15番 相 田 一 良 君 16番 高 田 重 雄 君
17番 増 田 昇 君 18番 林 悦 子 君
〇欠席議員(なし)
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 大 塚 秀 喜 君
副 市 長 井 上 高 雄 君
教 育 長 梅 井 驕@男 君
市 長 公 室 長 横 田 藤 彦 君
総 務 部 長 稲 川 潤 君
市 民 生活部長 安 達 誠 君
保 健 福祉部長 飯 嶋 京 子 君
経 済 部 長 古 橋 正 充 君
建 設 部 長 井 坂 徹 君
上 下 水道部長 石 川 文 雄 君
教 育 部 長 宮 山 孝 夫 君
会 計 管 理 者 野 沢 英 俊 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議 会 事務局長 鈴 木 孝 君
議会事務局書記 仲 田 浩 司 君
議会事務局書記 長谷川 勇 貴 君
開 会 (午前11時10分)
〇開会の宣告
〇議長(高田重雄君) 皆さん、こんにちは。本日の出席議員は18名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、ただいまより平成28年第2回桜川市議会臨時会を開会します。
地方自治法第121条の規定により、説明のため議長からの出席要求による出席者及び事務局職員は配付した名簿のとおりです。
〇開議の宣告
〇議長(高田重雄君) これから本日の会議を開きます。
〇会議録署名議員の指名
〇議長(高田重雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本臨時会の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、
13番 増 田 豊 君
14番 潮 田 新 正 君
15番 相 田 一 良 君
以上3名を会議録署名議員に指名します。
〇会期の決定
〇議長(高田重雄君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。
議会運営委員長より、本臨時会の会期日程等、議会の運営に関する事項について、議会運営委員会の協議の結果を報告願います。
議会運営委員会委員長、萩原剛志君。
〔議会運営委員長(萩原剛志君)登壇〕
〇議会運営委員長(萩原剛志君) 議会運営委員会の会議結果を報告いたします。
円滑な議会運営を図るべく、本日午前9時30分から議長の出席を得て開催し審議した結果、次のとおり決定いたしましたので、報告いたします。
会期は本日1日限りといたします。日程につきましては、議案第95号 監査委員の選任、議案第96号 平成28・29年度継続事業(仮称)桃山小中一貫教育校建設工事請負契約について、審議、採決をいたします。
以上で報告を終わります。
〇議長(高田重雄君) 報告が終わりました。
お諮りします。本臨時会の会期日程等は、議会運営委員長の報告のとおりとしてご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(高田重雄君) 異議なしと認めます。
よって、会期日程等は、議会運営委員長の報告のとおり決定いたしました。
〇執行部あいさつ
〇議長(高田重雄君) ここで、市長より発言を求められておりますので、これを許します。
大塚市長。
〔市長(大塚秀喜君)登壇〕
〇市長(大塚秀喜君) 本日ここに、第2回桜川市議会臨時会を開会するに当たり、一言ご挨拶申し上げます。
初めに、議案第95号 監査委員の選任につきましては、地方自治法第196条第1項の規定により議会の同意を求めるものです。
次に、議案第96号 平成28・29年度継続事業(仮称)桃山小中一貫教育校建設工事請負契約につきましては、地方自治法第96条第1項第5号及び桜川市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、平成28年、29年度継続(仮称)桃山小中一貫教育校建設工事請負契約を締結するため、議会の議決を求めるものです。
なお、詳細につきましては、後ほど担当部長より説明いたしますので、何とぞ慎重なるご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げ、ご挨拶といたします。
〇議案第95号の上程、説明、質疑、採決
〇議長(高田重雄君) 次に、日程第4、議案第95号 監査委員の選任についてを議題とします。
地方自治法第117条の規定により、潮田新正君の除斥を求めます。
〔14番(潮田新正君)退場〕
〇議長(高田重雄君) 提案理由の説明を願います。
大塚市長。
〔市長(大塚秀喜君)登壇〕
〇市長(大塚秀喜君) 提案の説明をさせていただきます。
議案第95号 監査委員の選任につきましては、市村香氏が本年9月28日をもって退任されましたので、議員のうちから選任される委員として議会より推薦いただいた次の者を選任いたしたく、地方自治法第196条第1項の規定により、議会の同意を求めるものです。
氏名、潮田新正。住所、桜川市真壁町長岡559番地。昭和24年12月16日生まれの方を提案させていただく次第でございます。どうぞ慎重なるご審議の上、ご同意くださいますようお願い申し上げ、説明とさせていただきます。
〇議長(高田重雄君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(高田重雄君) 質疑を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(高田重雄君) 異議なしと認めます。
よって、議案第95号は原案のとおり同意することに決定しました。
潮田新正君の除斥を解きます。
〔14番(潮田新正君)入場〕
〇議長(高田重雄君) ただいま潮田新正君を監査委員に選任することに同意されましたので、ご報告をいたします。
〇議案第96号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(高田重雄君) 次に、日程第5、議案第96号 平成28・29年度継続事業(仮称)桃山小中一貫教育校建設工事請負契約についてを議題といたします。
提案理由の説明を願います。
稲川総務部長。
〔総務部長(稲川 潤君)登壇〕
〇総務部長(稲川 潤君) 議案書2ページをお開きください。
議案第96号 平成28・29年度継続事業(仮称)桃山小中一貫教育校建設工事請負契約についてご説明いたします。
地方自治法第96条第1項第5号及び桜川市議会の議決に付するべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、(仮称)桃山小中一貫教育校建設工事請負契約について、下記のとおり請負契約を締結するため議会の議決を求めるものでございます。
記といたしまして、1、契約の目的、平成28・29年度継続事業(仮称)桃山小中一貫教育校建設工事。
2、契約の方法、条件付き一般競争入札。
3、契約金額、27億2,484万円。
4、契約の相手方、共同企業体の名称、岡部・酒寄特定建設工事共同企業体。代表者、住所、茨城県日立市多賀町2丁目10番7号、株式会社岡部工務店、代表取締役、岡部英明。
以上で説明を終わります。内容をご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願いいたします。
〇議長(高田重雄君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
7番、菊池議員。
〇7番(菊池伸浩君) 7番の菊池です。今回の議案について質問いたします。
今回の請負契約は、27億円を超えるものとなっております。この建設の経緯を議会でも議論したという経緯を議事録にきちんと残しておくことも考え、今回の質問をいたします。
この新校舎建設のそもそもの始まりは、現在の真壁小学校校舎の耐震性に問題があり、建て替えざるを得なくなったことに端を発しております。そこに、紫尾小学校が一緒になりたいとの地元の要望が出てきたことにより、桃山小中一貫教育校舎建設に進んできました。そこで、桃山中敷地に新校舎を建設すれば、土地の買収もなく経費も安くなるのではないかとのもくろみもありました。ところが、今回の請負契約金額は、設計の見直しで3億円追加したこともあり27億円を超えるものとなっております。今までの経過を考えれば、今さら高過ぎるといって否定できるものではありません。
そこで、5点について質問いたします。まず、1点目は、国庫補助の問題です。市の説明では、2つの学校を統合して1つに建てかえる場合は2分の1、単独建てかえの場合は3分の1との説明でした。今回、校舎等の建設費用は約15億円です。ところが、文教厚生委員会の説明では、国庫補助5億円と聞いております。国はどのような費用をもとにして5億円と計算を出してきたのか伺います。
2点目は、他校との比較です。近隣でも小中一貫校だけでなく、統合の小学校の建設が進んでおります。近隣の同じ児童生徒数の新設校と比較して、この27億円という建設費は高いのか低いのかという問題です。具体的な例を挙げて比較説明をお願いをいたします。
3点目は、財政負担の割合です。今回の提案の27億円にほかの費用を加えると、総額29億円になると説明を受けております。その費用負担割合、国庫補助、合併特例債、市の負担等はどのようになるのでしょうか。詳しい説明をお願いをいたします。
4点目は、通学時のバスの費用負担の問題です。真壁地区では40年前ごろ、酒寄分校の廃止がありました。岩瀬地区では、当時は大子町に次いで分校が多く、門毛分校、小塩分校、大泉分校、下泉分校、長方分校、富谷分校の廃止があり、その代替措置としてスクールバスが実施されました。これは無料となっております。今回もスクールバスを出すことになると考えますが、その費用分担、市の負担、国庫負担、父母負担の内容はどのようになるのか。新校舎ができ上がってから考えるというのでは遅過ぎますので、伺います。
最後5点目ですが、真壁地区の学校の将来の構想の問題です。これだけ多額の費用をかけて校舎をつくるわけです。市の説明でも開校2年後、平成32年には、児童生徒数の減少を考慮すれば、真壁地区の児童生徒はこの一貫校に入ることができるとの計算があります。そうなれば、桜川中学校はどうするのか。将来、どのような見通しを持っているのか、教育委員会の見解を伺います。
この質問は、今週月曜日に既に教育委員会に出してありますので、ぜひ具体的な詳しい答弁よろしくお願いいたします。
〇議長(高田重雄君) 答弁をお願いします。
宮山教育部長。
〇教育部長(宮山孝夫君) 菊池議員さんの5点のうち1点目、2点目、それから4点目と5点目については、教育委員会のほうで答弁いたします。
まず、質問事項1点目の国庫補助金の算出方法についてお答えいたします。公立学校施設整備事業の国庫補助金につきましてご説明いたしますが、今回、対象となるのは、小中学校等の統合校舎等の新増築で、公立の小学校、中学校及び義務教育学校を適正な規模にするため統合しようとすることに伴って必要な校舎または屋内運動場の新築、増築に要する経費を一部国が負担するものでございます。国庫負担金の算定は、国の定めた補助基準面積に補助単価を乗じて工事費を算出いたします。工事費に事務費を加えたものが補助の対象の事業費ということになりまして、その事業費の2分の1が国庫補助額となります。
具体的な数値でございますが、校舎については国庫補助の必要面積が4,487平方メートル、1平米当たりの単価が17万8,100円、これに事務費を加えて事業費が8億712万5,000円でございます。
屋内運動場につきましては、国庫補助の必要面積でございますが、1,096平方メートル、平米当たりの単価は18万2,700円、これに事務費を加えて、屋内運動場の事業費が2億224万1,000円となります。
校舎と屋内運動場を加えますと、合計10億936万6,000円ということになります。事業費に負担率2分の1を乗じますと、国庫負担金の合計は5億468万2,000円ということになります。
なお、統合事業における補助対象の面積の算出についてでございますが、統合を行う年度、つまり平成30年度の学級数により算出されます。なお、今回、国会で学校教育法の一部が改正されまして、今年度から義務教育学校が創設できることになりました。これによりまして、従来1年生から6年生の学級数が補助基準となっておりましたが、今年度から1年生から9年生のクラス数に応じる面積から、現在の桃山中学校が保有する面積を減じたものが補助の基準ということに変更になりました。これによって補助の対象となる額が減ずることとなりました。
具体的な補助の基準となる面積でございますが、これまで7,272平方メートルから5,583平方メートルへ1,689平方メートル減少しております。
質問2点目の建設費用の他校との比較でございます。茨城県内の事例についてご説明いたします。初めに、小中一貫校での比較でございます。平成30年度の桃山小中一貫校の1年生から6年生までの予定児童生徒数は476名です。県内の事例では、生徒数600名から1,200名と規模が大きいことから、児童生徒数での比較が難しいために、平米当たりの単価でご説明いたします。
対象は、つくば市の2校とつくばみらい市の2校でございます。延べ面積は1万1,000平米から1万4,000平米となります。それぞれ校舎、屋内運動場、プール、外構等が一括して発注しております。1平米当たりの平均単価でございますが、34万4,972円となります。これに対して今回の請負契約で提案しました桃山小中一貫校は、平米当たりの単価29万8,406円となります。
続いて、校舎単体での比較をいたします。北茨城市、河内町の2校で、生徒数はそれぞれ158名、275名と少なくなりますが、延べ床面積は2,800平米と5,200平米となります。1平米当たりの平均で32万4,218円となります。これに対しまして、桃山小中一貫校での校舎のみでは27万2,665円と、直接比較はできませんが、外構や受変電設備、浄化槽を加えますと、桃山小中一貫校での平米当たりの単価は32万697円というふうになります。
次に、質問の4点目についてご説明いたします。通学バスの費用負担についてでございます。桃山中学校区の児童の通学につきましては、桃山中学校区統合準備委員会の通学分科会で既に検討作業に着手しております。通学分科会で検討されました小中一貫校への通学ルート案を真壁、紫尾両小学校の各通学班に提示しまして、検討をいただいているところでございます。今後、それらの資料に基づきまして、実際に子供たちが通学する道路を歩いてみたりするなどの検証を行いまして、分科会で通学に関する検討を深めていく予定でございます。
通学距離に関する国の遠距離通学の基準でございますが、小学校の場合には4キロ以内、中学の場合には6キロということが妥当されております。また、通学時間で判断した場合には、交通機関等を利用した場合を基準として、1時間以内という自治体が多くなっております。統合に伴いまして、遠距離となる児童生徒の通学手段の確保につきましては、スクールバスや今現在、実証運行をしています広域連携バスなどが考えられると思います。
具体的な通学手段といたしまして、スクールバス等の運行を実施した場合、必要となる費用につきましては、市の負担、あるいは国、県からの補助金等の有無、保護者の負担等につきましては、教育委員会及び統合準備委員会で検討を進め、決定していきたいというふうに考えております。
最後の5点目でございますが、真壁地区の学校の将来の構想でございます。現在、推計されます平成32年度の児童生徒数につきましては、小中一貫教育校での児童が424名でございます。桜川中学校区の樺穂小学校の児童数が108名、谷貝小学校の児童は103名で、4校の真壁地区の児童数合計は635名が推計とされております。また、生徒数でございますが、小中一貫校が240名、桜川中学校が137名、合計377名と推計されます。児童と生徒数を合わせた人数は1,012名、延べクラスにしますと31クラスの規模になると推計されております。
既存の桃山中学校舎を含めた小中一貫校では、この児童生徒を受け入れるだけのスペースは有しております。今後、真壁地区の小中学校の統合により児童生徒数が増加すれば、学校施設の問題、あるいは教育指導体制の準備が必要となってきます。また、ご自宅から学校までの通学距離が長くなることによりまして、新たな通学の支援も必要になってくると思われます。
一方で、桜川中学校区、真壁地区の小中学校が一つに統合するということになれば、大和中学校区につきましては、適正規模とされる1学年2クラスが維持できなくなるというような状況にあります。教育委員会が定めました適正配置基本計画では、桜川中学校区と大和中学校区の統合ということを方針としておりますが、桜川中学校区が桃山中学校区のほうに統合されるとなれば、大和中学校区単独での適正規模は維持できなくなるというような状況が生じてきます。
教育委員会では1学年2クラスを維持できるようにと、平成26年度に桜川市適正配置基本計画を作成いたしました。桜川中学校は大和中学校と統合するという計画にしておりますが、今後、桜川市の教育目標の実現に向けて、保護者の地域の皆様方のご理解を得て、円満な統合が実現できるようさまざまな可能性につきまして、アンケート調査の実施や地域の皆様との対話を通して進めていきたいと考えております。
以上でございます。
〇議長(高田重雄君) 稲川総務部長、答弁を願います。
〇総務部長(稲川 潤君) 菊池議員の3点目の質問、財政負担割合についてお答えいたします。
桃山小中一貫教育校の建設工事は、合併特例債事業として国の補助金と合併特例債、そして一般財源をもとに取り組んでおります。大枠で説明させていただきます。建設工事費が28億円、工事監理業務委託が4,000万円、実施設計相当金額が6,000万円、合計で29億円となっております。
財源の内訳といたしまして、国庫補助金が5億円、合併特例債が22億8,000万円、一般財源が1億2,000万円となっております。
以上です。
〇議長(高田重雄君) 菊池議員、よろしいですか。
ほかに質疑ありませんか。
林議員。
〇18番(林 悦子君) 2点お伺いをいたします。
私、今度から文教委員会になりたてほやほやなのですが、中身はほとんど全部決まってしまって、金額の業者決定がしましたというところからしか参加していないので、その前の委員会の流れというのはよくわかっていないのです。1点目として聞きたいのは、委員会で執行部の担当課等々が出てきて説明をするときの説明姿勢というか説明責任のあり方がどうなのかなということなのです。というのは、この間のその委員会で、落札金額のみを教えてもらっただけで落札業者がどこであるかということは提示されなかったのです。私の経験上、こんなことはなかったので、なぜそこが、もうここまで決まっているのに落札業者がどこで、あるいは例えばほかにどんな業者が参加したのかということが、今までは説明を受けてきたような記憶があったので聞きましたらば、それは入札をやったのは財政課だから、財政課に聞いてくださいということなのです。それでは委員会としての説明は半分しかされていないだろうと私は思ったのですが、なぜこのような説明姿勢というか、説明責任の中途半端な委員会に対する説明がこのようなことになってしまうのか、事前に執行部の中で、今度の委員会ではここまで説明しようねということを調整しているのか、していないのかと思いました。
要するに財政課が同席するか、あるいは同席しないのだったら、業者はここに決まりましたと、あとはほかでどうせ聞かれるのだから、ほかはこういうところが参加しました。金額聞かれれば幾らですと、書き取り書に基づいたところぐらいまでは説明しても全然不都合ではなかったのではないかと私は思います。その2つのどちらもやらなかったというのは、事前に庁議等々でどういう話し合いを、すり合わせをなされてきたのかについて伺います。
そのとき聞いていないので、書き取り書に基づいて見れば、この一般の皆さんがもらった紙の中には、ほかに株木・広沢JV、秋山・田口特定JVとあるわけなので、ほか2者が入れた入札の札、そしてそれが落札率何%だったのかと、最低価格の札は入れたのかどうか、入れたとしたら幾らで入れたのかをまず1点目としてご説明をいただきます。
誰が説明するのかすら私にはわからないので、財政課が説明するのだか、教育委員会が説明するのだか、あるいは市長、副市長が説明するのかはそちらでお考えになって説明をしてください。
それから、2点目です。この間、議会の最後のときに桃山関連のことで請願が出ました。要するに通学路の危険性というのは、もう重々やる前からわかっていたことなのですが、請願が出て改めて新しい道路の改修等々の見通しみたいなものをもし持っているとしたら、どのような考え方で持っているのかをご説明をお願いをいたします。
以上、2点です。
〇議長(高田重雄君) 答弁を願います。
宮山教育部長。
〇教育部長(宮山孝夫君) 今回の工事請負契約につきまして、教育委員会と総務部のほうで調整、出席するように求めてきたところでございますが、文教厚生常任委員会に提案したのは工事の設計概要についてでございまして、入札等につきましては総務部の所管ということで、今回文教厚生常任委員会には詳細について、仕様等につきましては添付してございませんでした。今後、そのようなことがないよう、議員さん方には不都合が生じないようそのような内部で打ち合わせをして、できる範囲で資料は提案したいというふうに考えております。
次に、通学路のことについてでございますが、先ほど通学バスのところでもご説明しました。各通学班ごとにこういった路線で進めていくよというものは上がってきております。今後、実際に我々教育委員会でも通学分科会の委員さん方と一緒に実際に歩いてみて、通学路がこれが適切かどうか、あるいは危険箇所があるかどうかなども一緒に歩いて検証しながら、改善に努めていきたいというふうに考えております。
〔「ちょっとまだ説明終わってないね。書き取り書に基づいてこの
ほかの2者の金額と落札率を教えてくださいと言いましたんで、
それは財政課で言ってください。1回目の質問の答弁として。
なぜ出席してなかったのか、それもあわせて財政課というか総
務部長がお話ししてください」の声あり〕
〇議長(高田重雄君) 答弁願います。
稲川総務部長。
〇総務部長(稲川 潤君) 1番目の入札経過についてお答えいたします。
入札に参加した業者は3者です。1社、岡部・酒寄特定建設工事共同企業体、株木・広沢特定建設工事共同企業体、もう一社が秋山・田口特定建設工事共同企業体でございます。落札した業者は、岡部・酒寄で、入札金額、これ消費税別です。25億2,300万円。株木・広沢が25億3,500万円、秋山・田口が……
〔「もう一回済みません。25億3,000の……」の声あり〕
〇総務部長(稲川 潤君) 株木・広沢が25億3,500万円。
〔「何%ですか」の声あり〕
〇総務部長(稲川 潤君) 請負率ですか。
〔「落札率何%ですか」の声あり〕
〇総務部長(稲川 潤君) 落札率は99.5%です。
〔「50」の声あり〕
〇総務部長(稲川 潤君) 52です。
〔「違う、それは岡部さんでしょう」の声あり〕
〇総務部長(稲川 潤君) そうです。
〔「じゃ、株木・広沢さんで計算するとすると、この金額だと99.
幾つになるんですか」の声あり〕
〇総務部長(稲川 潤君) ちょっとお待ちください。
〔「同じ条件で計算してください」の声あり〕
〇総務部長(稲川 潤君) 株木・広沢は100%です。予定価格が25億3,500万円なので、入札が25億3,500万円で100です。
それで、秋山・田口が25億3,100万円で99.84%です。
あと2点目なのですけれども、この入札関係は総務委員会所管なので、総務委員会にもこの入札報告というのは……
〔「やったんですか」の声あり〕
〇総務部長(稲川 潤君) 総務委員会は開いていません。それで、きょうの委員会のときに入札結果報告ということで、議員各位に配った書類だけです。
以上です。
〇議長(高田重雄君) よろしいですか。
〇18番(林 悦子君) 通学路の改修というのは、今ある通学路ではなくて、今後新しいルートをつくるみたいな話をこの間やっていたから、そういう見通しがあるのかと聞いたので、ちょっと答弁がずれていると思うのですがね。
〇議長(高田重雄君) 宮山教育部長、そういう予定があるのかどうか。
〔「こっちでしょう、建設でしょう」の声あり〕
〇議長(高田重雄君) 井坂建設部長。
〇建設部長(井坂 徹君) 林議員のご質問にお答えいたします。
先ほどおっしゃられましたとおり、請願が前回の定例会のほうで出されておりまして、それに基づきまして作業を進めているところでございます。建設課のほうで考えておりますルートですけれども、真壁庁舎の東側の前の道路、その道路を南側に県道をまたいで延伸をしていくというようなルートがいいのではないかというようなことで、今考えてございます。
今後、それに対する現況平面測量と路線測量を補正によりまして委託をかけようということで、今打ち合わせをしているところでございます。そういう測量、今回は初期の測量でございまして、来年度になりますと、もうちょっと細かい詳細の測量を行いまして、同時に国の補助金等の活用などを模索をしていきたいと思っております。そういうもろもろの準備が完了しますれば、その後、用地買収等もございますが、スムーズに進めば、その後工事に入っていくというような経過になろうかと思っております。
以上です。
〇議長(高田重雄君) 林議員。
〇18番(林 悦子君) 金額だけは教えたのだけれども、どこが落札したかは言いませんでした。それは、総務委員会の管轄だから、だけれども総務委員会では説明していません。全協で言えばいいと思ったから、これこんな議会対策でいいのですか。金額まで言ったのだったら、すっきり落札業者はどこどこでございますと言うのではないの。それは言いたくない、教育委員会に任せられないというのだったら、同席すればいいだけの話ではないですか。それで、同席するのも嫌ならば、総務委員会に入って、いつも入札やったら、どの管轄の建設課であろうが経済部であろうが、入札は財政課でしかやらないのだから、いつも総務委員会開いてどこがやることになったかやったほうでいいのではないの。そう思いませんか、そちら側の今の話を総合すると。入札は、だって財政課でしかやらないのだよ。金額は各担当委員会に言うけれども、どこが仕事やるかは、財政課が総務委員会の管轄だからと言ったらば、建設委員会にだって文教委員会だって金額以外何一つ報告できないのと違う。私、揚げ足とっているのではないと思うけれども、おかしかない。やっぱりずっと長らく教育委員会の中でやってきて、最後の仕上げで落札したのだったら、それは流れの中で、それは役場の仕事だもの、いろんなところにまたがるでしょうよ。だけれども、一つの作品として最終的にここに落札しました。業者はどこですと、ここまでパッケージとして説明する、その最後の仕上げまで持ってきて、それが教育委員会である。あるいは福祉部であるとかということにしていかなかったら、無責任になりませんか。ここまでしか俺の仕事はない。私、どういうことになっているのだかと思いました。こんなことは初めてです。合併する前のほうがよっぽどちゃんとした報告を受けていました。合併したらば本当におろそかになってしまいました。こんな説明では困ると思います。内部のすり合わせはどうなっているのかと思います。庁議はどうなっているのかと思います。今後は、パッケージとして担当課が主なる担当課というのがあるのだから、そこに、子供ではないのだから、最後まで聞かれて答えられないような、荷物も持たせないで委員会を開くようなばかなまねはやめてください。これは、市長、副市長、市長は議員やっていたからよくわかると思いますので、今後そういうふうにすっきりとした説明ができるように内部の体制をもう一回見直してください。お願いをいたします。
それから、2点目は、どうも道路を見ると、結構、何か新しく道路をつくる方向で動き始まっているようなことなのですが、多分これ何十年も前の都市計画か何かで決定した道路だと思うのです。そうすると、筑西市の南ボールのところに出てきた道路あるではないですか、あれが40年前の都市計画道路そのままでやってあそこなのです。あれは、私は決していい例だったと思いません。あしき例だと思います。ですから、何十年も前のとは現状が違っている場合、やっぱりどこを通せばより効果的にいろんな課題が解決できるかということを考えて、その場しのぎの法線ではなくて、例えばそうなれば、源法寺須津賀の方面から源法寺橋通ってくる子供とがどこで会うとか、あるいは塙世橋を回らないでも行けるとか、このまま真っすぐ行けば桃山の伊佐々の集落の西側通って桃山の脇を通って、例えば椎尾のほうまで行けるとか、そういう先の見通しも考えながら法線は決定していってもらいたいと思うので、その法線については、ちょっと最後に市長の答弁をいただきたいと思います。お願いします。
何十年か前の都市計画の道路のまま話が進んでしまいそうだから、いろいろ包括的に今後の効果的なものも考えてやってもらいたいと思うのだけれどもということです。
〇議長(高田重雄君) 井坂部長。
〇建設部長(井坂 徹君) 細かい部分もほうは私のほうからご説明をさせていただきたいと思います。
先ほど林議員からありました源法寺須津賀方面から源法寺橋を渡って桃山のほうに来るというルートは、もう既に、もともと地元からの要望、陳情がございまして、今計画を進めて、測量等々やっておりまして、男女川がございますが、あそこに沿った形で広げるという工事はもう既にルートを確定させまして、測量等も入ってございます。
今回、新たにというところは、先ほど申しましたルートになりますけれども、そちらも測量、現況平面等々やりまして、法線決定などもしますので、その段階で地元の皆様に説明会を開かせていただきまして、ご了解をいただきたいというふうに考えておりますので、どうぞご協力よろしくお願いいたします。
以上です。
〇議長(高田重雄君) 林議員。
〇18番(林 悦子君) その説明が委員会ごと、本当にばさらけたというか、こんなような情けない報告を受けることになった文教委員会、だから採決しませんでしたよ。だって、採決されるだけの条件を示されていないもの。だから、それについてはやっぱり市長に、最高統括責任者なので、今のような説明の仕方でいいと思わないですよ、委員会。だって、落札業者の名前も言わないのだよ、金額だけ言って。今後考えてもらわないと、それは。子供の使いになってしまうので、委員会も。
〇議長(高田重雄君) 答弁願います。
大塚市長。
〇市長(大塚秀喜君) 林議員の質問にお答えいたします。
本当に手落ちだと思っております。何で教育委員会でその辺の資料を出さなかったのか、ちょっと私のほうでも考えられないと思っております。本当に今の答弁の中でもありましたように、つくば市、つくばみらい市、北茨城、あっちの学校と比べても1割安くできていると、本当に今回は、かなり見積もり厳しくしておりましたので、不調になるのが怖かったというのが実際でございます。本当に落札率いっぱいだったとは思うのですが、何とか予算立てした中で入札が終わったということで、その辺の周りとの比較もぜひ委員会の中でやっていただいて、気持ちよく議決していただければと思います。今後につきましては、その辺についても所管という問題ではないと思いますので、説明はきちっとしていくように心がけたいと思っているところでございます。
ただ、教育委員会のほう、日ごろよりお金がないお金がないという話をしております。どうしても予算がつがつで見積もっていくというものの積み重ねであったというふうにも思いますので、努力して、近隣と比べても1割近く安く入札しているということもぜひご理解いただきたいと思います。説明の足りなかったところにつきましては、今後改めたいと思いますので、よろしくお願いします。
〇議長(高田重雄君) よろしいですか。
ほかに質疑ありませんか。
3番、榎戸議員。
〇3番(榎戸和也君) 基本的なことがよくわからないので、条件付き一般競争入札ということなのですが、この条件付きということは何が条件なのか、まず初歩的なことを教えていただきたいと思います。
それと、先ほど全員協議会でも学校の地図のようなのを出していただいて、私は、前から言っているように、連携型がよかったのではないかなと、今この流れですから、それは置くとして、将来に向けてのことで一つ確認しておきたいのですが、教育活動においてグラウンドというのは非常に大きな意味を持っております。今まで中学校だけで使っていたグラウンドを、体育館は小学校の体育館ができるにせよ、小中学生が共用するわけです。通常のレベルでその辺はどうなっているのかと、部活動で使う、小学生が放課後何か大会があるから練習するとか、そういう点については、要するにこのグラウンドだけで間に合わせるのか、あるいはどこかほかへ行って練習するとか、これは明らかに、はっきり言って、中学生の側から言えば小学生が入ってきたことによって、そういうグラウンドの使用状況は劣化するわけです。それと、当然、対外行事、あるいは校内の行事、例えば体育祭、運動会、その他校内の球技会とかそういうものもあります。それから、地区の対抗で自分の学校を貸さなければならないような場面も出てきます。体育館等については別々にありますから、それはよろしいかと思うのですが、そういう部分についての一貫校にすることによってのデメリットというのが教育現場においては相当、要するに小学生なんかは、できれば休み時間に表に出て駆け回ると、その遊びの中からいろんなことを学ぶということがあるわけです。教室の中だけでということではないわけです。ですから、そういう点、簡単なことかもしれませんが、私としてはやっぱり非常に大事なことだと思うので、その件についての劣化しないような何か工夫とか、その辺についてどういうお考えをお持ちなのかというのが2点目です。これ教育委員会にお尋ねします。
それから、3点目ですが、先ほど市長が近隣に比べて1割近く安くなったというふうなお話がありました。ちょっと基本的なことを伺いますが、先ほども義務教育学校ができて、1年生から9年生までのそのある年度の生徒数とかでその補助額のベースになる何かしらのが決まっていると、これに対して今の桃山小中は、これだけの規模でということで最終的に5億円だというふうな、その国庫補助の話がありました。建設費の比較をするときにも、そういうことがあるので平米当たりということでやっていらっしゃると思うのですが、そこで非常に基本的なことを伺いますが、つまりそれはほかのところが中学校も小学校も全部まとめて一貫校につくったと、よくわかりませんが、旧つくばの市役所の近くに今学校つくっています。多分あれ一貫校なのだと思うのです。あれはなかところにつくるわけですから、小中一体でつくっていると、ああいうものの平米数でやっているのか、つまりこちらがつくるのは基本的に小学校だけなわけです。だけれども、中学校も国庫補助の対象なんかとしてはベースとしてその場合はあるわけですから、ですから今の平米云々というのは、新しく建てる建造物の例えば校舎部分についてのみ、こういう比較ですよと、あるいは体育館とか何かがもしあれば、そういうものの比較とか、そういうふうな考え方も大事なのだと思うのです。その辺のところがないと、単に、場合によっては数字の魔術みたいになって、安くやっているようだけれども、実は高かったなんていうことに、ひょっとしたらならないとも限らないので、私、今そういうことをお尋ねしています。
ですから、ほかが、小中全部まとめて建てた平米割で、うちの小学校だけの平米割との比較をしているのだと当然思うのですが、あるいはそれは建てかえしていない、桃山中の部分の補助金もらうときのベースのような考えで比較しているのかどうか、それをお答え願いたいということです。それ3点目です。
それから、4点目、先ほど合計で29億円というような話がありました。合併特例債22億8,000万円と、私が知りたいのは、全てそうですけれども、要するに元利も含めて最終的に桜川が幾らしょっていくのだと、最初の一般財源で出すのが1億1,000万円ということです。しかし、合併特例債を使っても市の持ち出しというのは当然今後元利も含めてあるわけですから、これは今29億円でやっても、さらにそこで終わりではなくて、いわゆる借金として払っていく部分が出てくるわけですので、そういうものをトータルで元利含めたときに、市の一般財源からの持ち出しは幾らになるのかということをお尋ねしたいと。
あと、それに付随するのですが、先ほどその道路の問題、この間建設委員会に何となく出てきました。いわゆる今の旧真壁庁舎のちょっと脇から真っすぐ向こうへぶち抜いて、桃山の脇にある細い道路に当てていくという道路です。これをいろいろ補助金、いわゆる教育関係の予算で通学道路としてとるのか、あるいは国交省あたりから、あるいは県あたりから何か特別な制度でもってとるのかということがあると思うのですが、これは基本的には、独立してのそういうことではなくて、あくまでも小学校の一貫教育をやるという流れの中で起こってきた事業なのです。ですから、東京オリンピックではないですけれども、オリンピックの費用いっぱいかかるから、オリンピックではなくて一般の別なほうに項目をつけかえて、例えば教育、この一貫校に伴うお金の出だしはこれだけで済んだのですよと、でもこれもその29億円のほかにかかってくる費用だと私は思うのです。小学校を統合したがゆえに、そこに通学道路を抜かなければならないということだと思うのです。
ですから、これも教育関係のほうに私は入れるべきではないかと思っているのです。ではないと、一貫校をやったことの意味が、その金銭面での意味がよくわからなくなってきてしまうと、ぜひその辺は、もし、きょうのあれでもありましたように、対等統合なのだと、だから桃山が中間でいいのだみたいな話でなっているのですけれども、別々につくればこういう問題は起こらないわけです。別々というか、単に入ってもらえばね。真壁小学校に入ってもらえば起こらなかった問題です。それは、スクールバスの問題はいずれにしても同じですから、ですのでその費用も粗々かもしれないのですが、どのぐらいかかって、これもその29億円にプラス、そこに5億円かかれば34億円という話です。私は、そういう考え方で、いかにこの一貫校ということがいろんな課題も一方で抱えているか、予算面、さっきのグラウンドの問題、そのほかもろもろあると思うのですが、そういう視点で今のこれを建設の一般の予算としてやるのか、この教育の一貫校に伴うものとして考えるか、そこのところを回答願いたいと、以上であります。
〇議長(高田重雄君) 稲川総務部長。
〇総務部長(稲川 潤君) 1番目の条件付きという意味なのですけれども、今回、桃山小中一貫校は、一般競争入札でやりました。その一般競争というのが、建設業の資格持っている業者だったら誰でも参加できるようになってしまうのです、一般競争になってしまうと。そのときに条件をつける。条件をつけたのが等級、県内に技術的なランクですよね。茨城県内、親会社になるのが県内に本支店がある1,100点以上のというような条件をつけたのがその条件付きということです。
あと4番目の一般会計からの総支払いということで、今の段階で計算しますと、一般会計から払うのが1億2,000万円、合併特例債で95%借り入れられて、70%が交付税で戻りますので、6億8,000万円くらいが借り入れで一般会計から払う金額となります。そうすると、総額で8億が一般会計の支出になると考えております。
それで、元利というと、今現在の元利だと、この借り入れは25年と計算しております。
〔「返済」の声あり〕
〇総務部長(稲川 潤君) 返済期間25年ということで計算して、今現在で大体0.2%の金利になります。それをざっと計算すると3億円くらいになるかと思われまして11億円が一般会計からの支払いになるのかなということで、ちょっと今現在の価格なので、変動しますので、実際になるとちょっとわからない点もあると思います。
以上です。
〇議長(高田重雄君) 宮山教育部長。
〇教育部長(宮山孝夫君) まず、単価の比較についてでございます。単価を比較する上では、桜川市と同じような状況のもとで建設工事を行っている市町村の学校との比較を実施しております。つくば市で2校、葛城北部学園、それからみどりの学園建設工事と比較をしております。いずれも校舎、屋内運動場、体育館でございますが、あるいはプールを一緒に建設するというような、桜川市と同じような条件のもとで行っております。その内訳、各学校ごとの校舎、体育館、プールの内訳については公表されておりませんので、総額で先ほど申し上げました平米当たりの単価ということになっております。単独、校舎、体育館、運動場それぞれの施設ごとでの比較はちょっと難しいと思いますので、総額で先ほど申し上げましたつくば市の葛城北部学園、あるいはみどりの学園では平米当たりの単価が34万4,000円あったということでございます。桜川市のほうがそれより低いということにご報告したとおりでございます。
それから、運動場の有効活用ということでございます。今回の設計、プロポーザルで提案いただいたものは、桃山中学校の敷地を有効に活用しようと、小学生と中学生が共用して使うということで、なるべくそういった有効的な活用を図るための学校の配置等しております。今後、小学生、中学生が一緒のグラウンドで使うことになろうかと思います。それについては、学校の先生方と内部でよく協議しながら進めなければならないかと思いますし、中学生については部活動がございます。若干でございますが、今現在よりは運動場は狭くなる見込みでございます。現在、サッカー部が使用しています西側のほうのグラウンドにプール、体育館等を建設する予定でございますので、そのサッカー部が使うグラウンドの確保については、現在は旧桃山中学校のグラウンドを使えないかということで、内部で協議しているところでございます。
以上でございます。
〇議長(高田重雄君) 榎戸議員。
〇3番(榎戸和也君) ありがとうございました。
今の最後のところでちょっと確認なのですが、今回もPTAとか当然今こういう時代ですから、保護者の意見を聞くというようなのが学校教育の中に入れていくという流れがあって、それは非常に大事なことだと思います。ただ一方で、やっぱりそれを預かっている教員の生のいろんな考えとか感覚とか、そういうものも大事なわけです。ですから、今回の今のそのことについて、この進めてくる過程で、学校の先生なんかは、あるいは教育委員会のいわゆる校長であるとか、あるいは現場の先生らがどういうふうにこれかかわってやってきたのかと、特に今のグラウンドの問題なんていうのは、まさに学校の教員がカリキュラムつくって、時間割つくるときにもそういうことが物すごい大事な前提になるわけです。それは、大変なことなのです。ですから、そういう立場の人の意見も入れて、今回のこういう流れというのはできているのかどうか、その辺もちょっと、今さらながらなのですけれども、教育長に確認しておきたいと思います。
それと、もう一件、さっきの件、もう一回確認しますが、建てかえたというのは、つまり実際に建てかえた面積だけで比較しているということでよろしいですね。
〇議長(高田重雄君) 梅井教育長。
〇教育長(梅井囃j君) 榎戸議員さんのご質問にお答えいたします。
今回のこのグラウンド配置等に関しましても、お手元の図面配置図ございますけれども、ワークショップを開きまして、かなり打ち合わせは、職員との打ち合わせ、各学校の教員との打ち合わせを行いました。昨年の1月6日には、冬休み中にも来ていただいて、みんなでグラウンドの配置とか等々に関してもお話しさせていただきまして、例えば体育館のすぐ脇に遊具を置きましょうとか、あるいは新校舎の前にはこういった花壇等を置きながら観察できるといいですよねというようなご意見も賜りまして、そういったもので配置をつくったところでございます。
以上です。
〇議長(高田重雄君) そのほか質問はありませんか。
市村議員。
〇9番(市村 香君) 質問ではなくて要望なのですが、今回の入札は学校本体ばかりではなくプールや体育館など全ての施設が入った入札になっております。昨今、経済情勢も大変厳しい状況ですので、特に建設業界も厳しいかと思いますので、私としましてはぜひとも地元の業者さんにも何とか一緒にできるようなあれをしていただきたいなと思いますので、そのようなことを一応議会でも要望があったということをよろしくお伝えください。
〇議長(高田重雄君) いいですか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(高田重雄君) 質疑を終わります。
これより討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(高田重雄君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(高田重雄君) 異議なしと認めます。
よって、議案第96号は原案のとおり可決されました。
〇執行部あいさつ
〇議長(高田重雄君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許します。
大塚市長。
〔市長(大塚秀喜君)登壇〕
〇市長(大塚秀喜君) 平成28年第2回桜川市議会臨時会の閉会に当たりまして、一言御礼申し上げます。
今臨時会におきましてご提案いたしました議案につきまして、原案のとおり議決いただき、まことにありがとうございました。今後とも議員各位におかれましては格別なご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げ、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。
〇閉会の宣告
〇議長(高田重雄君) 本臨時会に付議されました案件は全て議了しました。
以上で平成28年第2回桜川市議会臨時会を閉会します。
ご苦労さまでした。
閉 会 (午後 零時20分)