平成28年第3回桜川市議会定例会議事日程(第5号)

                          平成28年9月5日(月)午前10時開議
日程第 1 議案第87号 平成27年度桜川市一般会計歳入歳出決算認定について       
日程第 2 議案第88号 平成27年度桜川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について 
日程第 3 議案第89号 平成27年度桜川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定につい
             て                               
日程第 4 議案第90号 平成27年度桜川市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
日程第 5 議案第91号 平成27年度桜川市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について   
日程第 6 議案第92号 平成27年度桜川市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定につい
             て                               
日程第 7 議案第93号 平成27年度桜川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
日程第 8 議案第94号 平成27年度桜川市水道事業会計決算認定について         

出席議員(18名)
  1番   谷 田 部  由  則  君     2番   大  山  和  則  君
  3番   榎  戸  和  也  君     4番   萩  原  剛  志  君
  5番   鈴  木  裕  一  君     6番   仁  平     実  君
  7番   菊  池  伸  浩  君     8番   風  野  和  視  君
  9番   市  村     香  君    10番   小  高  友  徳  君
 11番   飯  島  重  男  君    12番   小  林  正  紀  君
 13番   増  田     豊  君    14番   潮  田  新  正  君
 15番   相  田  一  良  君    16番   高  田  重  雄  君
 17番   増  田     昇  君    18番   林     悦  子  君

欠席議員(なし)

地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
   市     長  大 塚 秀 喜 君
   副  市  長  井 上 高 雄 君
   教  育  長  梅 井 驕@男 君
   市 長 公 室 長  横 田 藤 彦 君
   総 務 部 長  稲 川   潤 君
   市 民 生活部長  安 達   誠 君
   保 健 福祉部長  飯 嶋 京 子 君
   経 済 部 長  古 橋 正 充 君
   建 設 部 長  井 坂   徹 君
   上 下 水道部長  石 川 文 雄 君
   教 育 部 長  宮 山 孝 夫 君
   会 計 管 理 者  野 沢 英 俊 君

職務のため出席した者の職氏名
   議会事務 局 長  鈴 木   孝 君
   議会事務局書記  宮 田 充 夫 君
   議会事務局書記  仲 田 浩 司 君
   議会事務局書記  長谷川 勇 貴 君

          開 議  (午前10時00分)
    開議の宣告
議長(潮田新正君) 皆さん、おはようございます。
 本日の出席議員は17名であります。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、これより本日の会議を開きます。
                                           
    議案第87号〜議案第94号の大綱質疑
議長(潮田新正君) 本日は、9月2日に上程されました議案第87号 平成27年度桜川市一般会計歳入歳出決算認定についてから議案第94号 平成27年度桜川市水道事業会計決算認定についてまで、以上8議案の大綱質疑を行います。
 大綱質疑については、一般会計、特別会計及び水道事業会計を一括して行います。質疑は、答弁を含め1人20分とし、3回までといたします。また、所属委員会の所管にかかわる質疑は差し控えることといたしますので、ご理解をお願い申し上げます。
 なお、質疑をする場合はページ数もあわせてお願いをいたします。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 7番、菊池伸浩君。
7番(菊池伸浩君) 全部で5点質問いたします。最初に3点は、これは市民生活部長関係なので、お願いします。
 1点目、実績報告書80ページ、84ページに関連してです。私は、日ごろから各市の人口減少に注目をしております。毎年人口減少が進んでおります。まず、この5年間の市の減少状況を伺います。
 さらに、今後の人口減の実態を分析するためにも2点質問いたします。
 1つは、1年間の減少といっても月ごとのでこぼこがあります。3月、4月の出入りだけではありません。例えば、ことしでいいますと、茨城新聞の報道では6月の人口減はマイナス65人でした。ところが、7月の人口減はゼロ人でした。1年間で月ごとの人口の減少はどのように変化しているのか、この5年間のデータを伺います。これは、前もって連絡してありますので、答弁よろしくお願いします。
 2つ目は、市の人口減が進んでいるといっても地域によりでこぼこがあると考えております。市内を街頭演説で回っていましても、空き家がふえている地域がある一方、新築がふえている地区も目につきます。84ページには住所別人口が掲載されておりますが、その中で人口減の実態を増がある地域、減が激しい地域を、大まかで結構ですから伺います。
 質問事項2番目、実績報告書68ページ、庁舎バス利用状況、人権啓発推進室が4回庁舎バスを利用しております。どのような会議に何人くらい行っているのか。
 質問事項B、実績報告書93ページ、同和補助金、愛する会120万円、全日本同和会160万円、1969年に同和対策事業特別措置法がつくられて2002年に終結をいたしました。これを契機に、同和補助金を減らす自治体がふえてきました。桜川市でも若干減らしてもらいました。私は人権対策室を訪ね、2つの会の会員数を聞きましたが、差別を助長することになるから教えるわけにはいかないとの回答でした。市から補助金をもらっている団体が人数も明らかにできないのはいかがなものでしょうか。この補助金の金額は、人数比に対応しているのでしょうか。来年度は、もっと減らしていただきたいと考えますが、市の見解を伺います。
 質問事項4、実績報告書47ページ、ふるさと応援寄附金が1,388万円と1,000万円の大台を超えております。市の努力の結果と考えております。見返りの記念品の支出と差し引きすると純利益はどのくらいになるのでしょうか。
 質問事項5番目です。実績報告書54ページ、プレミアム商品券発行事業に伴う余剰金が83万251円とありますが、この余剰金とはどのような性格なものでしょうか。
 以上、5点伺います。
議長(潮田新正君) まず、菊池伸浩君の質問に答弁を願います。
 まず最初に、安達市民生活部長。
市民生活部長(安達 誠君) おはようございます。それでは、菊池議員さんのご質問にお答えします。
 初めに、質問事項1ですが、桜川市における過去5年間の人口減少につきましては、平成23年度末の人口が4万6,466人でしたが、平成27年度末では4万4,042人となり、5年間で2,424人が減少し、減少率は5.2%の減となっています。
 初めに、1つ目の質問、月ごとの状況ですが、減少数を月別に見ますと、各年においてばらつきがありますが、平均では3月が最も減少が激しく130人になっております。他の月に関しましては、いずれの月も50人前後の減少となっております。なお、新聞報道による7月の減少数ゼロ人につきましては、月平均約50人以上いる死亡者数が、この月だけは27人しかいなかったことなどが要因ではないかと思われます。
 2つ目の質問、地域ごとの状況ですが、平成23年度からこの5年間で人口の増加率が高い地区として、1番は御領2丁目地区で22.2%の増、2番目が明日香4丁目地区で17.8%の増、3番目が東桜川1丁目地区で16.7%の増であります。反対に、減少率の激しい地区として、1番は東桜川2丁目地区で20.4%の減、2番が青柳地区で14.3%の減、3番が御領1丁目地区で14%の減となっております。以上が桜川市の人口の状況でございます。
 次に、質問事項2ですが、人権啓発室における庁用バスの利用は、日帰りが2日と1泊2日の計4日となりますが、その内容は次のとおりです。まず、保護司会が研修で犯罪防止研究所に20人で1泊2日の宿泊で利用しています。次に、更生保護女性会が県西ブロック研修で20人利用しました。同じく更生保護女性会が水戸刑務所の視察で20人利用となっております。
 次に、質問事項3ですが、同和関係2団体に対する補助金は、桜川市同和対策事業支部契約活動補助金交付要綱第4条に基づきまして、補助金交付申請書、それから実績報告書の内容を勘案した上で、予算の範囲内で交付することになっております。この予算額については、旧町村から引き継いでおり、市の財政事情に応じて何度か減額され、現在の額に至っております。
 また、団体の会員の把握に関してですが、スポーツ団体などとは性質が全く異なり、差別の対象となり得る同和地区の名簿は、たとえ補助金であっても求めることはできないと考えております。なお、当該補助金のさらなる減額につきましては、同和対策特別措置法が終結したとはいえ、同和関係団体の活動は現在も続いており、これらは人権啓発活動の一環を担っていると考えております。
 今後の補助額については、関係団体と十分に協議した上で、本市の財政状況及び県や他市町村の動向も踏まえながら、適正な補助額を設定してまいりたいと考えております。
 以上です。
議長(潮田新正君) 続いて、稲川総務部長。
総務部長(稲川 潤君) 菊池議員さんのご質問にお答えいたします。
 私のほうからは、ふるさと応援基金が1,388万円と1,000万円台を超えているということで、見返り記念品の支出差し引きすると純利益は幾らになるかというご質問に対して、1,388万円の寄附金のうち1,000万円の寄附が1件ありました。この方は返礼品を希望されなかったので、返礼品の対象となる寄附金は388万円です。そのうち業者代行手数料や返礼品代、その他の経費を差し引きますと120万円ほどとなります。おおむね寄附金の3割が市に残る計算になります。
 なお、返礼品提供者は、大部分が市内の業者の方で、返礼品の売り上げが商売の一助になっているということもございます。今後、返礼品をさらに充実させたいと考えておりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
 以上です。
議長(潮田新正君) 続いて5点目、古橋経済部長。
経済部長(古橋正充君) 7番、菊池議員のご質問についてお答えをいたします。
 初めに、実績報告書74ページをごらんいただきたいと思います。消費喚起プレミアム商品券の発行事業につきましては、発行総額が2億6,646万円のうち換金されました実績が2億6,423万3,000円でございまして、商品券の未換金金額が222万7,000円ございました。そのうち国からの交付金としまして、プレミアム分として139万9,254円と、あと残りの83万251円が発生しております。この国からのプレミアム分の139万9,254円につきましては、事務費として使用してよいとの国からの指示がございましたので、事務費のほうに算入いたしました。残りの83万251円につきましては、市の財源として参入してよいとの国からの指示がございましたので、一般財源のほうに雑入として組み入れたものでございます。
 以上です。
議長(潮田新正君) 答弁終わりました。
 7番、菊池伸浩君。
7番(菊池伸浩君) 私もちょっと質問の仕方が悪かったのですが、人口の地域によるでこぼこの問題なのですが、御領の何丁目とかではなくてもっと大ざっぱに、例えばどこ地域が主にふえているとかという、もうちょっと大ざっぱなところで、この実績報告書は、各部落にはなっているのですが、あそこだけは1丁目、2丁目ごとになっているのですよね。その関係で私もちょっと失敗したと思っているので、後で聞きに行きますからよろしくお願いします。
 それから、同和の問題なのですが、これは私の信念に基づいて、もう特別措置法がなくなったのだから減らすべきだと、なくすべきだという、そういうことで見直しの時期ごとに質問をしているわけですが、実際真壁の地域に行きましたら、岩瀬地域には同和はなかったのだからあるのがおかしいのだという声も実は聞いてきたのです。私も、なぜあるのかなというのもいまだに疑問に思っているのですが、とにかく実態としては、ほとんど活動していないと。実績報告書も私情報開示で見させてもらったのですが、もう少しやっぱりどんどん減らしてほしいと。私が議員終わるころにはゼロにしてほしいと、そういうことを願っておりますので、発言をしておきます。
 それから、最後に1つ、5番目のプレミアム商品券発行の件なのですが、そうすると、要するに商品券を買ったのだけれども、使わなかった人が相当いると。それでもう一回、大体幾らぐらい換金していないとかというのをちょっと教えてもらえますか。
議長(潮田新正君) 古橋経済部長。
経済部長(古橋正充君) 一般の消費喚起の商品券が1万3,000円でございますが、この未換金が66万1,000円でございます。飲食プレミアムのほうが1万4,000円で、未換金が44万7,000円、子育てにつきましては総額で111万9,000円で、合わせて222万7,000円でございます。件数につきましては、ちょっと資料は持っておりませんので。
議長(潮田新正君) これで菊池伸浩君の質問を終わります。
 そのほかありませんか。
 3番、榎戸和也君。
3番(榎戸和也君) 決算書の97、98ページ、市総合戦略策定事業というところです。この間の一般質問でも質問いたしましたけれども、この海外人材交流事業のうちのスカイプによるフィリピンとの英会話の交流事業というようなことであります。ここには全体、いろいろ介護のことやら、それから、桜川市から向こうへの移住なんていう内容も入っているのですが、退職したような人が向こうで楽しく生活するための移住ということなのかもしれないのですが、向こうからも来るとか。そういう中の特にスカイプが、補正でことし11月ぐらいに出されるような話も伺っているのですが、これは私はスカイプをやることは賛成です。そこよくわかりません。それはないのですか。要するに、ここにあるのは、これ実施年が2016年って、ことしってなっているのですよね。これつくったのは去年ですから、これは前に何度も申し上げているように、創生総合戦略って、これは去年の予算でつくったわけですよね、27年度予算で。これをつくったわけでしょう、その七、八百万円かけて。ここにある金額。いろんなものにそれだけのお金をかけたわけですよね。
 97、98ページの2款総務費、1項総務管理費のうちの19目地域活性化云々とあって、そのうちのその後ろのほうに市総合戦略策定事業で838万8,000円と、こうあるわけです。ここの13節に委託料とあって、市総合戦略策定委託料云々というのがあったりして、そういう中で、何度も前から言っているように、こういういろんな聞き取りを行って、それに基づいてこの総合戦略を国に上げたわけですよね。ですから、その中にある海外人材交流事業というのが着手時期2016年と。つまり、ことし着手することになっているわけですよ。そのことについて去年の決算、予算でやったことですから、その内容について伺うということです。
 そのスカイプについてなのですが、私は教育というかそういうところに携わってずっと過ごしてきましたので、英語の教育非常に大事だと思っています。それから、異文化理解といいますか、そういうのも非常に大事だと。ですから、スカイプそのものについては、非常に私はいいことだと。先生方大変かと思うのですが、ともかくいいことだと思っています。
 ただ、では具体的にどうやってやっていくのだということです。それから、なぜフィリピンなのだと。この前からいろんなご説明はいただいているのですが、改めて、これ我々のこの地域の小中学校と入っているわけですから、全部に関係していることですから。フィリピンという国は、非常に将来のある国だとも思います。ただ、やっぱり光と影の部分もあって、いろいろネットなどをちょっと見たりすると、オフィシャルな部分ではないようなものが非常にいろいろ出ていまして、退職して海外移住したら金巻き上げられてしまったとか、そういうセットアップとかいってそういうのを狙っている組織がいっぱいある。それはヨーロッパ行っても詐欺師みたいのはいっぱいいるわけですから、保険金掛けて殺されてしまったとか、極端に言えばですよ。そういう負の部分も非常に大きい面もある国なわけであります。
 そういう中で、近い、恐らく時差の問題なんかもあるのでしょう。スカイプやるのであればやりとりもありますから、向こうが夜でこっち昼間では小学生でも中学生でもスカイプできませんのでね。だから、時差の問題というのであれば、例えばニュージランドとかオーストラリアであれば同じ、ほとんど時差ない。それから、桜川市の中でも岩瀬町はかつてかなりオーストラリアとは提携をしていたというような経緯もあるわけです。だから、そういう中で、特になまりもいろいろあって、今なまりを気にしないということも言うのですが、やっぱり最初に、例えば小学生にスカイプやるとなったら、最初にそのフォニックスというのですか発音、耳でTHだ何だなんてああいうものを入れるというのは、これはある面で非常に大事なことなのです。それが、例えばフィリピンの人とやったときにはそのフィリピンなまりの英語と。今非常にフィリピンはアメリカ、いろんなインターネットの発達した時代に通話手、交換手みたいなのが実はフィリピンでみんなやって、そういう時代にもなっているのです。それから、フィリピンにみんな留学するなんていう話もあります、安いから。ただ、内容を見るといろいろそこにはまた問題もあるようですよ。その全部が全部すばらしい講師陣がいるわけではないので、うたい文句は別にして。だから、そういうもろもろのことがありますので、フィリピンをなぜ決めたのかということについてもお尋ねをしたい。それが1点です。なぜフィリピンなのかと。ことしからやるのかと。具体的にどうやるのかと。
 この間も、ちょっとある方と話しましたら、やっぱり市は金がないから補助金をうんと持ってきてやることはいいのだと。例えば、これをやるので、タブレットとか何かが補助金で例えば入ると。実際に主目的はスカイプなのだけれども、ものが入れば、それはほかにもいろいろ使えるので、副次的なもので非常に効果があると。そういう考え方も当然あると思います。ただ、主目的はあくまでもスカイプで国際交流やるということですから、その辺が実際どういうふうに考えられているかということについては、これは教育長に伺いますが、庁内では、これをやるについて、この間の私の雰囲気では、これはトップダウンで割と出てきた話だというふうに私は理解しています。では、教育委員会、これは本来は教育のことですから、幾ら今の教育委員会制度というかそういうのが変わったとしても、つまり教育長の立場とかそういうのが変わったわけですね、今度法律で。市長との関係が非常に強くなって、より市長が教育に介在、変な言い方ですけれども、影響力を持つようになったと。それはそういうルールですから。だからといって全部が市長が広範な教育のつぶさなところまで権限を持つわけではないわけですよね。あくまでも教育委員会、教育長と一緒にその教育委員のところで専権事項として教育の内容はやっていただくわけです。ですから、この内容をやるということについては、教育委員会の中でしっかりと討議があったり、あるいは現場の先生まで話をおろして、特にことしやるともししたら、もうことしのいろいろ事業の計画はできているわけですから。小中学校の、特に小学校に英語を入れるというのは、正式には32年からなのだそうですか、平成32年。これは、それに先だってやるわけですよね。そういうことについて、現場の先生方にどの程度意見を聞いたりなんかしてこの計画ができ上がってきたものかと。これ子供たちの教育にかかわることですから、その辺を教育長にお伺いしたいと。
 とりあえずそれをまずお伺いします。
議長(潮田新正君) まず最初に、井上副市長。
副市長(井上高雄君) 昨年度策定をいたしました桜川市の総合戦略でございますけれども、この中に、先ほど榎戸議員ご指摘のとおり、桜川生涯活躍のまちプロジェクトの一構成事業として海外人材交流事業が位置づけられてございます。その中には、議員ご存じのとおり3つの事業が考えられてございます。そして、着手時期として2016年度、今年度が記載されてございます。この計画戦略に基づきまして、関係各所で現在この内容の事業化に向けた協議に着手をしたということでございます。具体的な内容につきましては、今年度立案中の事業でございますので、今議場で私からご答弁申し上げる内容はございません。
 以上でございます。
          〔何事か声あり〕
3番(榎戸和也君) ちょっと議長、静かにするように言ってくれますか。
議長(潮田新正君) 梅井教育長。
教育長(梅井髓j君) 今、榎戸議員さんお話しいただきましたスカイプの件でございますが、この今副市長のお話ありましたように、立案されたもの、中身を確認しようということで、私も実際の学校を拝見して、一番どういう方法があるかって、今現在今後に向けて今検討を進めようかというところでございます。この総合戦略の中身につきましては、私たち教育委員会の者は、皆さんこの方向性というものは了知している中で、今後どうするかということはこれからになります。
 以上でございます。
議長(潮田新正君) 答弁は終わりました。
 3番、榎戸和也君。
3番(榎戸和也君) たまにしか質問しないものですから、なかなか名前覚えていただけない。
 それで、今の教育長のお話で、いわゆる教育委員会としての機関、例えば校長会集めてどうだとか、あるいは教育委員そのものの中でこのことが議題に上ってどうだとか、あるいは実際にこれを担当する、例えばちょっと聞きますが、これは小中学校両方でやるのですか。全小中学校でやるのですか、それとも特定の小中学校の授業の中でやるのですか。あるいは小学校だけでやるのですか。実際にではそのやり方として、さっきタブレットという話も出しましたが、そのスカイプというあれが入っていなければできないわけですよね。恐らく今までのパソコンには入っていないでしょうから、そこへ買って入れるか、あるいはそれが入っている新しいパソコンとかタブレットを買うのか。その辺については、これ予算のことにも絡んできます。当然補助金との絡みもあります。教育委員会では、これはあくまでもこれは教育委員会所管の内容ですから、執行部のほうで教育の内容を、これやれあれやれというのは本来決められませんから。だから、それは教育委員会の中でしっかり意思決定をしてこういう計画が積み上がったのかどうかという問題でもあるわけです。あるいは、それは教育長が、俺がのみ込んでいることだと。後は俺のトップダウンでやるのだから、ほかの人間はまだ知らなくていいのだと。ことしやるのだけれども、知らなくていいのだと、そういうことなのか、その辺について伺います。
議長(潮田新正君) 梅井教育長。
教育長(梅井髓j君) 今の榎戸議員さんのご質問にありましたように、小中学校どこでやるのか、あるいは小学校、中学校全部でやるのか云々ということも含めまして、先ほどお話ししましたように、今後検討していこうというところになります。なお、外国の活動に関しましては、前倒しで恐らく施行される部分というのが、今後文部科学省のいろいろな通知の中できっと出てくると思いますので、そういったものを含めて、やはり外国語に触れる機会というのはとても大事だろうなというふうに思っております。
 以上でございます。
議長(潮田新正君) 最後です。3番、榎戸和也君。
3番(榎戸和也君) これどこに伺っていいのかわからないのですが、つまりこの間もちょっと何か私漠然とわからないのですが、このアイデアはどこから出てきたのだと。つまり、この大綱のこの中には何にも入っていなくて、ここへ来て急に入ってきたと。職員とか何かにも聞いた、いろんな組織にも聞いた、どこにも入っていない。ところがここには出てきている。だから、トップダウンというか、ごく一部のところでこれが出てきて、こういうアイデアが計画に盛ったのではないかということを言っているわけです。では、今後これをやっていくに当たっては、相手のあることですから、つなぎ用の人間が必要なわけです。例えば、これを正式にやれば、茨城県の教育委員会、文科省あるいは外務省、あるいはJICA、そういうところをずっと頼りながら、相手のフィリピン政府であったりフィリピンの文科省みたいなものがあったりどこかの市があったり、最終的には相手の小中学校があったりと。そういうプロセスで本来公的に進むというのが1つあるのです。あるいはどなたか非常にフィリピンにいろんなネットワークのある方がいて、あるいはそこに、例えばよくわかりませんが、JACとかいうような組織があったり、そういう組織を通じて相手につけてもらって、それからさっきの正規のルートは後からなぞられていくと、そういうやり方もあるわけです。それであれば、今現在フィリピンに非常にネットワークを持っている方がいて、私はあそこの市長知っている何だかんだと言ってやれば、話は割とスムーズに行くことは行くと思います。ただ、それはそういう民間の何かあるいは個人的なコネクションを使うわけですから、そこにはまたいろんな問題も場合によっては発生することがあり得るわけです。ですから、ましてや子供の教育で小学校でやっているうちはいいと思うのです。中学生、そうするとこれ個人的なやりとりになるのですよ、学校の中の授業ではなくて。要するにテレビ電話ですから。相手の電話交換したりなんかして、今いろいろこういう、よくわかりませんが、スマホだの何かがいろいろ問題のあることに使われているなんていう話もいろいろ出ているわけですね。だから、そういうもので今度は、公につくったフィリピンの子供たちとの関係が、今度は私的な個人的な関係でつながっていくわけですよ、学校ではなくて。あるいはその子供にとっては一生のすばらしい友達ができるかもしれない。あるいはそれは必ずしも光の部分で、負の部分につながっていくかもしれない。
 そういうこともこのフィリピンとのスカイプの問題は、どこかに想定してやっていかないと心配だなというふうに私は思っていますので、それで今の直接、ちょっと長くなりましたが、どういうあれを使って向こうとの個々に落とし込んでいくのか。ある特定の学校なりなんなりを決めていくのか。これについては、どういう計画になっているのですか。ことしやるとすれば、これもうなくてはおかしいのだよね。よろしくお願いします。
議長(潮田新正君) 大塚市長。
市長(大塚秀喜君) この間の一般質問でも答弁させていただいたと思うのですが、今年度やるという話ではないです。今年度もちろん検討していきたいというふうに思っております。来年度から始められればいいなと。その辺について教育長のスケジュール、先ほど申しました教育委員会教育長、学校のスケジュールと詰めていただければ、ぜひ来年度始められればというふうに思ってはおります。その辺が詰まるのであれば、ぜひ12月に新年度予算でスカイプについて予算をとりたい、そのように考えているところでございます。教育委員会と学校、話し合いができて、来年始められるという方向であれば12月に予算を上げたい、そのように考えているところでございます。また、今年度中に、可能であれば相手先も見に行きたい、そのようには思っております。検討していきたいと思っております。
 その中で、この間の一般質問の答弁でもしましたけれども、文教委員会で箕面市のほうへ行っていただいたと。委員長の報告でも、ぜひスカイプいいことではないかというような報告もいただいております。榎戸議員の質問なのですが、スカイプいいのではないか、つなぐのいいのではないかという質問が始まって、今、後半では影の部分もあると。もちろん何にでも影の部分つきものだと思うのですが、やらないほうがいいとおっしゃっているのですか、それとも前向きに検討しろということで……
          〔「国」の声あり〕
市長(大塚秀喜君) 国、フィリピンについては発音がいいと、時差も少ないと。非常にスカイプでつなぐのに時差が1時間であると。箕面市はニュージーランドなのですが、時差があるのと、ニュージーランドなまりが強いということで、フィリピンのほうがいいのではないかというふうに思っているところでございます。これ決してフィリピンだけがいいというお話ではないとは思いますので、榎戸議員どこかありましたら、ぜひご紹介いただければ、どことでも検討していきたいと、そのように思うところもあります。金額の面となまりが少ないというのが一番大きいと思います、時差と。その辺を考えていったときに、スカイプでつなぐのはフィリピンが一番ではないかなというふうに考えております。
 代案があるのでしたら、ぜひ出していただければ前向きに検討したいですし、見に行きたいというふうに思います。
議長(潮田新正君) これで榎戸和也君の質問を終わります。
 そのほか。
 5番、鈴木裕一君。
5番(鈴木裕一君) 100ページ……
          〔「わかりやすくお願いします」の声あり〕
5番(鈴木裕一君) はい。これ総務費というのは総務課のほうだよね。建設経済ではないよね。
          〔「そうです」の声あり〕
5番(鈴木裕一君) 違うね。
 では、レンタサイクルの件で、100ページ、使用料です。その中の建物の借り上げですけれども、これはプレハブというのは小さいプレハブで、期間はどのぐらい借りているのか。
 あと、その下、自転車の借り上げなのですけれども、これは台数が何台で、特殊な自転車なのか、俗に言うママチャリというああいう自転車なのか、あとは何台借りているのか。それと、その期間中に貸し出しはどのぐらい。結局全部でこれ640万円ぐらいかかっているわけですよね、委託料13と14合わせると。それで、トータルこれサイクル自転車というのが期間中に何台貸し出しているのか。
 あと、258ページ、中学校管理事業の14節、桃山中と桜川中だったのですか、ほとんどが桃中ということですよね。785万2,000円。これ今までもう何年間借りているのか。それより今度桃山小中一貫でまたあそこに新たに大きく建てる場合に、地代の値上げなんか要求されないのか。ではなくては私の考えとしてみればどうだと、もう10年分で一括で払うから売ってくれないかと、そういう交渉はできないのか、その辺ちょっとお聞きしたいと思います。
議長(潮田新正君) では、最初の質問を古橋経済部長。
5番(鈴木裕一君) では、やっぱり建設経済でしょうよ、これは大丈夫、私質問して。できないよ。何だよ。
          〔何事か声あり〕
議長(潮田新正君) そうだそうだ、だめだ。では、古橋君、答弁いいです。
5番(鈴木裕一君) では委員会でやる。悪い悪い。皆さんに聞いたら経済部だと言うから。
          〔何事か声あり〕
5番(鈴木裕一君) だってここに総務費って書いているのだよ。
議長(潮田新正君) そうはそうなのだ、場所は。
          〔何事か声あり〕
議長(潮田新正君) 本当はそっちなのだけれども。
          〔「予算は総務部だそうです」の声あり〕
5番(鈴木裕一君) それはわかっているけれども……
議長(潮田新正君) 答弁はいいのだね、では。
5番(鈴木裕一君) 答えられるなら答えてくれよ。
議長(潮田新正君) では、古橋部長。
5番(鈴木裕一君) 総務費だよ。
議長(潮田新正君) 答弁願います。済みません。
経済部長(古橋正充君) 昨年市で実施いたしましたサイクリングの環境整備事業でございますが、まずプレハブのリース料でございますが、この資料にございますように……
          〔「スイッチ入ってない」「マイク入ってない」の声あり〕
経済部長(古橋正充君) 岩瀬駅前でレンタサイクルの受け付け業務を行うのに使用しましたプレハブリースが、ここに記入ございます46万8,720円。自転車の利用状況でございますが……
          〔「また切れた」の声あり〕
経済部長(古橋正充君) レンタサイクル利用状況でございますが、岩瀬駅前の貸し出し所が7月3月まで実施いたしまして485台です。旧真壁郵便局からのレンタサイクルの使用が、やっぱり7月から3月まで行いまして、合計で326台、合わせまして811台の利用となっております。また、議員ご質問の自転車の種類ですが、これは一般的な普通の自転車でございます。
          〔「何台、台数は」「811台と言った」「違う違うそれはトータルで貸
            した台数」の声あり〕
5番(鈴木裕一君) いいやいいや、わかったわかった。
議長(潮田新正君) では、2点目を宮山教育部長。
教育部長(宮山孝夫君) 鈴木議員さんのご質問にお答えいたします。
 中学校費の土地借上料でございますが、桃山中学校で2万3,000平米、7人の方からお借りいただいております。金額的には年間総額で600万円でございます。今回の小中一貫教育校の校舎建設に当たって、その校舎の進捗状況を報告しながら、地権者の方には用地買収に応じてくれるよう努力はしておりますが、なかなか思うようにいかないような状況でございます。議員さんからご指摘いただいた、単年度ではなく5年、10年というふうなことで進めていったらどうかということも十分に私ども精査いたしまして、地権者の方と今後も継続して買収に応じてくれるよう努力してまいりたいと思います。
 以上でございます。
議長(潮田新正君) 5番、鈴木裕一君。
5番(鈴木裕一君) 確かに用地買収というのは大変なことだと思いますけれども、ただやっぱり何十年、今また新しくすればまた20年、30年使うわけですから、その分また600万円、700万円というのを払っていくより、ここでそういういろいろ地主さんと話していただいてなるべく、金額は3倍でも4倍でもいいから買い取ってしまうと。やっぱりそういう考えも必要なのではないかなと私は思うのですけれども、いろいろ検討してみてください。よろしくお願いします。
議長(潮田新正君) そのほか。
 13番、増田豊君。
13番(増田 豊君) 建設部に質問します。
 ページが204ページ。実績報告書の136ページ、伝建地区について。いい意味で質問ですから、構えないでください。話をする前提として、私のうちも特定物件になっていて、7月には修理が終えて多大な補助金をいただいたと。また、県の補助も今申請中ということで、大変お世話になったということがあり感謝しています。そして、それに加えて、今担当2人でしょう、直接担当しているのは。そうすると、震災の修理がまだ全部終わっていない。しかも、人数が2人切りでやっている。それに加えて来年5月に伝建協の総会の担当にもなっているという、相当忙しい状況であるという中で、ちょっと課題を洗い出してみようかなというような質問ですから、よろしくお願いします。
 まず1つ目が、この伝建地区の、フルネームで言うと伝統的建造物群保存地区。保存地区という名前がついているので、大体の方がちょっと違っているかなと思うことなのですけれども、一番の目的は、特定物件になったものを保存するのが目的でしょうか、それが1つ。
 それから、実績報告書に書いてあるとおりに運営はなされているのですけれども、伝建の伝建審議会は、去年何回行ったでしょうか、その2点お願いします。
議長(潮田新正君) 井坂建設部長。
建設部長(井坂 徹君) 増田議員にお答えいたします。
 まず、1番目の伝建地区の保存というような名称でございますので、当然その町並みを保存するエリアであるということで、都市計画法の位置づけということで、これ地区そのものは都市計画法の位置づけになっております。
 あと、伝建の審議会のほうですけれども、済みません、ちょっと回数までは、申しわけございません。1回ですか。
          〔「2回です」の声あり〕
建設部長(井坂 徹君) 申しわけございません。2回でございます。
議長(潮田新正君) 13番、増田豊君。
13番(増田 豊君) 去年1回しか開いていないというのは承知で質問したのですが、やっぱり自分の立場ですから、そちらから言ってもらったほうがもっとはっきりすると、そういう意味で聞いたのですけれども、まず保存地区ということで捉えるのが一般的だというのはよくわかっているのです。でも、旧真壁町時代からその伝建地区という方向で取り組んでいただきましたけれども、その当時の担当は教育委員会でしたよね。教育委員会の職員から、私は複数人から言われたのですけれども、真壁は伝建地区に合わないと言われたのですよ。伝建地区に合わない。理由を聞くと、全部当たりなのです。少子高齢化、経済的負担とか、いろいろみんな言っていることは同じで、それは当たっているのです。当たっているから、ではやめてもいいという話をしたのです、私。でも、私の伝建地区に対する捉え方はちょっと違っていました。というのは、保存が主たる目的ではなくて、その制度を生かしたまちづくり、地域振興策としてあの地区を認めて、その補助金を上げるから地域振興を図りなさいという制度が一番の原点なのです。というのは、制度を生かしたまちづくりという言葉は、文化庁の職員が言ったの。各地でいろんな講演をやっている中で、文化庁がそういうことを言った。だから、伝建地区に選定されたからそれで補助制度を使って修理だ。そればかりではなくて、伝建地区に選定されたから補助金を使いながら地域振興を図りなさいというのがやっていく立場だということを認識していただきたいと。
 それと、選定されたから地区内だけの問題というようにとられるかもしれませんけれども、全国、制度化したまちづくりということで考えてみるならば、2年か3年前に四国の内子行ったというときに、何を調査に行ったかと言ったらば、グリーンツーリズムだった。農業体験とかいろいろやると。それで人が来るようになりました。来るようになったらば、では今はどんな取り組みですかって聞いたらば、1日で帰るのではなくて宿泊型になるような手法を今考えていますということがあったと。そのきっかけは一体何だといったらば、伝建地区に訪れる人があそこに来ているから、もったいないから何かやったほうがいいといって考えたのが行政だったということ。それとか、市長も前に、文教委員長だっけかな、やっているときに、角館で行ったと。そのときは、私は伝建地区見なかった。伝建地区と離れた商店街見たわけ。そうすると、あれだけの人があっちにいるのにこっちに人が来ない。もったいないからこっちにも人を呼ぼうということで、商店街が改装修理するときに古い町並みにしているわけ。だから10年たって行ってみるとそういうふうに変わっていたということがあったので、決して地区内だけの地域振興として捉えるのではなくて、周りにも影響を与えるようないい内容ですよということを認識していただければなという思いで質問しました。
 それとあと1点、1回しかやったことないということについてですけれども、これ自分ちの実例になってしまうのですが、去年の10月、大きな台風が来るというときに、ちょっと看板が壊れていて、もし吹っ飛んだらば人的被害に及ぶかもしれないという状況を職員に見ていただいて、それで修理したいということを報告しました。それで、補助事業の対象になるかならないかは、11月に伝建の審議会があるから、通るか通らないかわからないけれども、そのときに諮りますと言って分かれて、分かれたけれども、修理を看板屋に出してしまったら、当然修理の作業始まってしまうよね。12月になったらできてきてしまったわけ。「できてきちゃったんだけれども、どうなっているの」と言ったらば、「伝建の審議会を通さないで勝手にやったものは補助対象外です」と言われた。だから、伝建の審議会を通しなさいということ。事務的な細かいことはわからないから。仕方がないなと思ったのと、「じゃ11月に伝建の審議会やったんですか」と言ったらば、「都合ができなくてできませんでした」というわけ。それとか、今課題としてあるのは、10月中くらいにその改修でも何でも申告してもらわないと来年度に間に合いませんということがあるわけ。年に1回ということは、年に1回やって、その直後にここを直したいって住民が思ったときに、では1年後を待ってその審議会を通らないというと補助対象にならないのかということになってしまうわけね。だから、年に1回でいいのですかということもある。それから、住民のほうも何月にやるのがわかっていないというと申告もできないと。いろんな課題があると思う。だから、そういう意味では、伝建の審議会の運営の仕方というものを、もうちょっと考えるのがいいのかなというふうに思って質問させていただきました。
 そういう課題というものがほかにもあるので、当初補助金をいただいてありがたい。これ全国の皆さんの税金使っているわけです。伝建地区内だけではなくて、伝建地区外でも補助金もらって直しているところがあると。その補助金もらったところは、その人たちで団体つくっているのですけれども、それは行政ベースでつくった団体、教育委員会だけれども。それで、修理が終わったからその団体を解散するかという機運が高まった、一時。でも逆なのです。補助金をもらったのだから、皆さんの税金で補助金もらって修理したのだから、その恩返しに何か私たちができることないかなって考えるのが筋だということが、その団体内のある人がみんなに言ったらば存続になったということがあったのだけれども、やはり補助金をもらっていない団体に対しては、そこら辺の意識づけということも大切ではないかなというところがあるので、伝建地区は、たまたま保存会がやっとできたので、住民側で地域募集をしようという基礎ができたという、これも大塚市長が伝建協の総会を真壁でもやってもいいですよということに基づいて保存会ができたわけだから、まだまだ未熟な団体だけれども、やっぱりそういう地域住民との接し方というものもよく考えていただきたいと思います。
 それからあと1つ、最初に言ったのが抜けてしまったのは、職員にはやめてもいいと言ったけれども、やっぱり地域振興策だということを認識してくれた職員が1人いて、その人が町中を歩いて説明して説得したから伝建地区に選定されたわけ。そういう流れもあったということを踏まえて、これからどうするのだということは、総合戦略室も含めていろいろな方面の方が考えていただきたいと、そういうことで質問しました。よろしくお願いします。
議長(潮田新正君) ほかに。
 11番、飯島重男君。
11番(飯島重男君) 3ページの収入で市税の固定資産税、収入済額で21億865万3,000円、これ昨年26年度から比べると1億円近くふえておるのですよね。これ非常に桜川市が元気なのかなと思うのですけれども、この1億円のふえた、どうしてふえたのか積算をお願いします。
議長(潮田新正君) 稲川総務部長。
総務部長(稲川 潤君) 飯島議員さんの固定資産税の金額が上がったということなのですが、簡単に言えば、ソーラーハウスで地目、農地だったのですよね。農地を今度宅地というか雑種地になりましたので、その評価額が上がった分と、あと償却資産、ソーラーになると償却資産ということで資産税というか税金を課税できるので、その分が大きく上がった原因と思われます。例えば、今ちょっと償却資産で見るとここで400万円、あと固定資産税で、固定資産税ある……
          〔何事か声あり〕
総務部長(稲川 潤君) 以上です。
議長(潮田新正君) 11番、飯島重男君。
11番(飯島重男君) 今再生可能エネルギーの太陽光発電で固定資産税が農地の部分がふえたということでありますが、大体10アールというか1,000平米当たり農地が太陽光にするとどのぐらいふえるのかな。
          〔「雑種地になるんでしょう。農地が太陽光ということだから……」
            の声あり〕
11番(飯島重男君) だから雑地、その農地の税額が太陽光やるとどのぐらいふえるのか。1反1,000平米当たり。
          〔「農地が100円だとしたら雑種地だと200円かかる……」の声あり〕
          〔何事か声あり〕
議長(潮田新正君) 稲川総務部長。
総務部長(稲川 潤君) 山林だと30円、それで宅地だと宅地の7割くらい課税できますので、雑種地として。細かい……
          〔何事か声あり〕
          〔「いいです」の声あり〕
総務部長(稲川 潤君) いいですか、済みません。
議長(潮田新正君) 11番、飯島重男君。
11番(飯島重男君) 太陽光ということで、26、27年度決算で1億円ぐらいふえたということで、まだまだ太陽光も随分それから設置してあると思うので、非常に税収がふえるということはいいことなので、これからも推進できるところは推進していってもらいたいと思います。
 ただ、流末排水とか、あるいは土石流の問題もあると思うのですが、その点もよろしくお願いして、今後とも税収がふえるようによろしくお願いしたいと思います。
 以上です。
議長(潮田新正君) そのほかありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(潮田新正君) 質疑なしと認めます。
 これで質疑を終わります。
                                           
    議案第87号〜議案第94号の委員会付託
議長(潮田新正君) お諮りします。
 議案第87号から議案第94号までを別紙付託表のとおり、それぞれの常任委員会に付託することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第87号から議案第94号までを別紙付託表のとおり、それぞれの常任委員会に付託することに決定をいたしました。
                                           
    散会の宣告
議長(潮田新正君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。
 本日はこれにて散会をいたします。
 なお、6日から8日は各常任委員会を行い、9日の本会議は午後3時からといたします。
 本日はどうもご苦労さまでございました。
          散 会  (午前11時01分)