平成28年第2回桜川市議会定例会議事日程(第3号)
平成28年6月17日(金)午前10時開議
日程第 1 議案第57号 専決処分の承認を求めることについて
(平成27年度桜川市一般会計補正予算(第8号))
日程第 2 議案第58号 専決処分の承認を求めることについて
(平成28年度桜川市一般会計補正予算(第1号))
日程第 3 議案第59号 専決処分の承認を求めることについて
(桜川市税条例等の一部を改正する条例)
日程第 4 議案第60号 専決処分の承認を求めることについて
(桜川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)
日程第 5 議案第61号 専決処分の承認を求めることについて
(桜川市介護保険条例の一部を改正する条例)
日程第 6 議案第62号 専決処分の承認を求めることについて
(桜川市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する
基準を定める条例の一部を改正する条例)
日程第 7 議案第63号 専決処分の承認を求めることについて
(桜川市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営
等に関する基準を定める条例の一部を改正する条例)
日程第 8 議案第64号 専決処分の承認を求めることについて
(桜川市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める
条例の一部を改正する条例)
日程第 9 議案第65号 専決処分の承認を求めることについて
(桜川市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担額徴
収に関する条例の一部を改正する条例)
日程第10 議案第66号 専決処分の承認を求めることについて
(桜川市行政組織条例の一部を改正する条例)
日程第11 報告第 1号 平成27年度桜川市一般会計繰越明許費繰越計算書について
日程第12 議案第67号 桜川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の
一部を改正する条例
日程第13 議案第68号 市長等の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例
日程第14 議案第69号 桜川市医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例
日程第15 議案第70号 桜川市立幼稚園利用者負担額徴収条例の一部を改正する条例
日程第16 議案第71号 桜川市道路線の廃止について
日程第17 議案第72号 桜川市道路線の認定について
日程第18 議案第73号 桜川市営県単土地改良事業の施行について
日程第19 議案第74号 平成28年度桜川市一般会計補正予算(第2号)
日程第20 請願第 4号 TPP協定を国会で批准しないことを求める請願の閉会中の継続審査
日程第21 議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査
日程第22 執行部あいさつ
追加日程第1 議員提出議案第1号 主要地方道石岡筑西線上曽トンネルの早期完成を求める決議
〇出席議員(17名)
1番 谷 田 部 由 則 君 2番 大 山 和 則 君
3番 榎 戸 和 也 君 4番 萩 原 剛 志 君
5番 鈴 木 裕 一 君 6番 仁 平 実 君
7番 菊 池 伸 浩 君 8番 風 野 和 視 君
9番 市 村 香 君 10番 小 高 友 徳 君
11番 飯 島 重 男 君 12番 小 林 正 紀 君
13番 増 田 豊 君 14番 潮 田 新 正 君
15番 相 田 一 良 君 17番 増 田 昇 君
18番 林 悦 子 君
〇欠席議員(1名)
16番 高 田 重 雄 君
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 大 塚 秀 喜 君
副 市 長 井 上 高 雄 君
教 育 長 梅 井 驕@男 君
市 長 公 室 長 横 田 藤 彦 君
総 務 部 長 稲 川 潤 君
市 民 生活部長 安 達 誠 君
保 健 福祉部長 飯 嶋 京 子 君
経 済 部 長 古 橋 正 充 君
建 設 部 長 井 坂 徹 君
上 下 水道部長 石 川 文 雄 君
教 育 部 長 宮 山 孝 夫 君
会 計 管 理 者 野 沢 英 俊 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議会事務 局 長 鈴 木 孝 君
議会事務局書記 宮 田 充 夫 君
議会事務局書記 仲 田 浩 司 君
議会事務局書記 長谷川 勇 貴 君
開 議 (午前10時00分)
〇開議の宣告
〇議長(潮田新正君) 本日の出席議員は15名であります。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立いたします。
これより本日の会議を開きます。
〇議案第57号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(潮田新正君) 日程第1、議案第57号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度桜川市一般会計補正予算(第8号))を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
稲川総務部長。
〔総務部長(稲川 潤君)登壇〕
〇総務部長(稲川 潤君) おはようございます。議案書4ページをお開き願います。議案第57号 専決処分の承認を求めることについてご説明いたします。
地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により承認を求めるものでございます。
6ページをお開き願います。平成27年度桜川市一般会計補正予算(第8号)につきまして概要を説明いたします。既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ5億9,816万円を追加し、総額181億3,115万5,000円とするものでございます。
10ページをお開き願います。第1表、繰越明許費補正でございます。2款1項総務管理費の地域公共交通網形成計画策定業務委託料110万2,000円は、公共交通機関の再編検討業務等を委託するものでございます。27年度契約業務の一部が終了していないため、契約額の一部を28年度に繰り越すものでございます。
同じく桜川筑西IC周辺地域開発整備に係る計画・測量・設計業務委託料1億2,679万2,000円は、大和駅北地区における基幹道路等の設計等を行うものです。市立病院用地の場所の確定等に時間を要し、27年度中に完了が困難になったため、契約額を28年度に繰り越すものでございます。
同じく水郷筑波・サイクリングによるまちづくり事業から地域DMO形成事業までは、国の27年度補正予算である地方創生加速化交付金の関連予算で、全額を28年度に繰り越して事業を実施いたします。歳出予算の説明の際に内容を説明させていただきます。
6款1項農業費の三川作池耐震等調査及びハザードマップ作成委託料406万1,000円は、県補助金の確定時期のおくれにより必要な工期を確保できず、契約額を28年度に繰り越すものでございます。
8款3項河川費の田中川改修工事383万2,000円は、工事の材料調達に時間を要したため、必要な工期を確保できず、契約額を28年度に繰り越すものでございます。
同じく4項都市計画費の伝統的建造物群保存地区推進事業の1億2,090万1,000円は、真壁地区の伝統的建造物の災害復旧事業費等でございます。
13ページをお開き願います。事項別明細書により歳入についてご説明いたします。1款1項2目法人市民税で1,469万円を減額しております。前々年度の法人割に伴う予定納税額の減によるものでございます。
同じく2項1目固定資産税で2,917万6,000円を増額しております。太陽光発電設備の償却資産の増や公売等によるものでございます。
同じく3項1目軽自動車税で519万円を減額しております。当初予算で見込んでいた税率の引き上げが1年延期されたため減額するものでございます。
同じく4項1目市たばこ税で511万2,000円を増額しております。たばこ販売額の増によるものでございます。
2款地方譲与税から、次のページの中ほど8款自動車取得税交付金までは、確定額に合わせた補正でございます。
14款1項1目民生費国庫負担金、生活保護費負担金で896万4,000円を増額しております。歳出の医療扶助に伴うもので、歳出の4分の3を国が負担するものでございます。
同じく2項1目総務費国庫補助金、地方創生加速化交付金で8,000万円を増額しております。平成27年度末に国の補正予算として交付決定されたものです。この交付金の対象事業は歳出において説明させていただきます。
19款繰越金において、前年度繰越金1億8,671万6,000円を増額しております。
15ページをお開き願います。歳出についてご説明いたします。2款1項21目地方創生加速化交付金における事業は4本ございます。これらは国から8,000万円の交付を受けて実施する事業でございます。
初めに、水郷筑波・サイクリングによるまちづくり事業で2,160万2,000円を増額しております。県及びりんりんロード沿線の13市町村と連携し、サイクリングを活用した観光や雇用創出の事業を展開するものでございます。臨時職員賃金、りんりんロードに活用するための各種委託料ほか屋根つき自転車6台分の購入費用を計上してございます。
同じく筑波山地域ジオパーク構想連携事業で500万円を増額しております。筑波山地域のジオパーク認定を目指す6市が連携し、マーケティング、プロモーション活動、商品開発等を進めるための事業でございます。
同じく地域公共交通広域連携事業で2,220万円を増額しております。つくば市、下妻市、筑西市、桜川市の4市間の移動及びニーズ等を調査し、実証実験としてバスのテスト運行を実施する事業でございます。テスト運行については、10月から半年、真壁庁舎から筑波山入り口を結ぶルートでございます。
16ページをお開き願います。同じく地域DMO形成事業で3,740万2,000円を増額しております。臨時職員賃金ほかヤマザクラを核に交流人口をふやし、移住、定住を促進する地域DMOを形成するものでございます。
3款3項2目扶助費における生活保護支給事業で1,195万3,000円を増額しております。生活保護法に基づき保護を受けている世帯の増による医療費の増加でございます。なお、支出額の4分の3が国の負担でございます。
6款1項5目農地費については、17ページをお開き願います。多面的機能支払交付金事業で3,000円を増額しております。
13款2項1目財政調整基金で5億円を増額しております。
以上で説明を終わらせていただきます。内容を審議の上、ご承認くださるようお願い申し上げます。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議案第57号は原案のとおり承認することに決定いたしました。
〇議案第58号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(潮田新正君) 日程第2、議案第58号 専決処分の承認を求めることについて(平成28年度桜川市一般会計補正予算(第1号))を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
稲川総務部長。
〔総務部長(稲川 潤君)登壇〕
〇総務部長(稲川 潤君) それでは、18ページをお開き願います。議案第58号 専決処分の承認を求めることについてご説明いたします。
地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により承認を求めるものでございます。
20ページをお開き願います。平成28年度桜川市一般会計補正予算(第1号)につきまして説明させていただきます。歳出予算のみの補正でございます。
22ページをお開き願います。平成28年4月1日より企画課内に国体準備室を設けたことに伴い、当初予算で10款教育費に計上しておりました国体準備に係る予算を2款総務費に移動するものでございます。
2款1項8目企画費、国体開催事業で466万3,000円を増額しており、また10款6項1目保健体育総務費、国体開催事業で同額の466万3,000円を減額しております。
以上で説明を終わらせていただきます。内容を審議の上、ご承認くださるようお願い申し上げます。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
7番、菊池伸浩君。
〇7番(菊池伸浩君) ここは費用の問題ではなくて、国体関係の仕事がスポーツ課が企画課に移ったことについて質問します。
ご承知のように企画課ではグループ長の突然の退職、公共交通担当者も長期療養と聞いています。そのような状況の中で、企画課の人事体制は大丈夫なのか。どのような対応をしているのかを伺います。
〇議長(潮田新正君) 横田市長公室長。
〇市長公室長(横田藤彦君) それでは、お答えいたします。
企画課の人事体制は大丈夫なのか。どのような対応をしているのかのご質問にお答えをいたします。このたび発生しました職員の不祥事に関連した人事体制の現状についてご報告をいたします。
本年4月9日に企画グループ長が現行犯逮捕されたことにより、企画課企画グループの職員が1名減となりました。その後、同グループの女性副主査が5月1日から療養休暇となり、当初5人のグループ編成が3人体制となってしまいました。
企画グループは、業務量も多い部署であり、特に本年は第2次総合計画の策定や広域連携バス実証実験運行計画など緊急の事業を手がけているところでございます。このような現状から、喫緊の課題である事業等に取り組むため、5月16日に急遽、年度途中の人事異動を行い、同グループ主査をグループ長に昇格させ、総合戦略室から1名、男性主幹を企画課グループに異動しました。あわせて、企画課内の国体準備グループから1名、男性主事を企画グループへ課内異動をさせました。現在、総合戦略室及び企画課とも年度当初より各1名減の人数で業務に当たっている状況でございます。職務内容も複雑で困難な業務を行う部署であるため、現在の職員数では効率的な業務運営は図れないと感じているところでございます。そのため総合戦略室及び企画課とも職員数の確保については急務であると思いますので、職員の配置について至急に検討しなければならないと考えております。
以上でございます。
〇議長(潮田新正君) そのほか質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議案第58号は原案のとおり承認することに決定いたしました。
〇議案第59号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(潮田新正君) 日程第3、議案第59号 専決処分の承認を求めることについて(桜川市税条例等の一部を改正する条例)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
稲川総務部長。
〔総務部長(稲川 潤君)登壇〕
〇総務部長(稲川 潤君) 議案書24ページをお開き願います。議案第59号 専決処分の承認を求めることについてご説明いたします。
地方自治法第179条第1項の規定により、桜川市税条例等の一部を改正する条例を専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。
今回の条例改正は、地方税法等の一部を改正する等の法律、政令、省令が平成28年3月31日にそれぞれ公布され、4月1日から施行されることによるものでございます。
26ページをお開き願います。改正の内容についてご説明いたします。初めに、第1条は、桜川市税条例の一部改正をするものでございます。
第18条の2第1項は、災害等による期限の延長で、行政不服審査法改正に伴う文言の改正をするものでございます。
第56条は、固定資産税の非課税の規定の適用を受けようとする者がすべき申告で、地方税法の改正による改正でございます。独立行政法人労働者健康安全機構が一定の業務の用に供する固定資産税について非課税措置を講ずるとしたものでございます。
第59条は、固定資産税の非課税の規定の適用を受けなくなった固定資産税の所有者がすべき申告で、第56条同様、地方税の改正による改正でございます。
附則第10条の2は、第4項の附則の号がえと、4項の次に5項を加える改正でございます。5項を加えるものは、太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスを電気に変換する特定再生可能エネルギー発電設備を平成28年4月1日から平成33年3月31日までの間に新たに取得されたものに対し課する固定資産税の課税標準を新たに課することとなった年度から3年度分の固定資産税に限り3分の2とするものでございます。
附則第10条の3は、新築住宅に対する固定資産税の減額規定の適用を受けようとする者がすべき申告で、記載の追加でございます。追加するものは、熱損失防止として窓の耐熱性を高める改修工事とあわせて、天井、壁、床等の断熱性を高める改修工事を行った場合、行政の補助金を差し引いて50万円を超える場合、120平米、1年間、3分の1を減額するものでございます。
続きまして、第2条は、桜川市税条例等の一部を改正する条例の一部を次のように改正するものでございます。
附則第5条は、地方税法改正により、たばこ税の申告書の記載に係る改正でございます。製造たばこには旧3級品とそれ以外のものがあり、旧3級品が平成28年4月1日から段階的に税率を上げ、平成31年4月から同税率になるためでございます。
27ページに移りまして、附則といたしまして、第1条は施行期日を定めたものでございます。
次に、第2条は、固定資産税に関する経過措置を定めたものでございます。
以上で説明を終わらせていただきます。内容をご審議の上、ご承認くださるようお願い申し上げます。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議案第59号は原案のとおり承認することに決定いたしました。
〇議案第60号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(潮田新正君) 日程第4、議案第60号 専決処分の承認を求めることについて(桜川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
安達市民生活部長。
〔市民生活部長(安達 誠君)登壇〕
〇市民生活部長(安達 誠君) それでは、議案書29ページをお開き願います。議案第60号 専決処分の承認を求めることについて、桜川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。
地方税法施行令の一部を改正する政令が、平成28年3月31日に公布され、平成28年4月1日から施行されました。これに伴い、桜川市国民健康保険税条例の一部を改正する必要がありますが、緊急を要するため、地方自治法第179条第1項の規定により、専決処分で桜川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を公布いたしました。よって、第3項の規定により、本会議において報告し、承認を求めるものであります。
それでは、改正の内容についてご説明いたしますので、31ページをお開き願います。第2条の改正は、課税限度額の見直しを行ったものです。
第2項では、基礎課税額の限度額を「52万円」から「54万円」に引き上げ、同条第3項は後期高齢者支援金課税額の限度額を「17万円」から「19万円」に引き上げるものでございます。
第14条第7項中の「前1項」を「第1項」に改めるのは、文中の整理であります。
第22条の改正は、第2条の改正に伴い、「52万円」を「54万円」に、「17万円」を「19万円」に改めるほか、同条第2号中の「26万円」を「26万5,000円」に、同条第3号中「47万円」を「48万円」に改めて、低所得者に係る軽減措置の判定基準となる総所得額を引き上げたものでございます。
第25条の改正は、政令とは別になりますが、減免申請の期限を納期限前7日までから納期限まで延長し、改正済みの市税とあわせ、余裕のある申請ができるように改正したものでございます。
附則第1条では、施行期日を平成28年4月1日としており、第2条では、平成27年度分までについては従前の例によると定めております。
なお、この条例改正については、平成27年12月24日に閣議決定がありましたので、事前に平成28年2月4日開催の桜川市国保運営協議会でご審議の上、承認をいただいております。
以上で桜川市国民健康保険税条例の一部改正について説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議案第60号は原案のとおり承認することに決定いたしました。
〇議案第61号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(潮田新正君) 日程第5、議案第61号 専決処分の承認を求めることについて(桜川市介護保険条例の一部を改正する条例)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
飯嶋保健福祉部長。
〔保健福祉部長(飯嶋京子君)登壇〕
〇保健福祉部長(飯嶋京子君) 議案書32ページをお開き願います。議案第61号 専決処分の承認を求めることについてご説明をいたします。
地方自治法第179条第1項の規定により、桜川市介護保険条例の一部を改正する条例を専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。
今回の条例改正につきましては、地方税法等の一部を改正する法律が公布されたことによるものでございます。
改正内容をご説明しますので、34ページをお開き願います。第12条第2項第1号中の改正は、介護保険料の猶予申請において個人番号を追加するものでございます。
第13条第2項中の改正は、介護保険料の減免の申請期日を市税等に合わせ、納期限前7日から納期限までとし、申請において個人番号を追加するものでございます。
附則といたしまして、この条例の施行日を平成28年4月1日とするものです。
以上で説明を終わります。ご審議の上、ご承認くださいますようよろしくお願いいたします。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議案第61号は原案のとおり承認することに決定いたしました。
〇議案第62号、議案第63号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(潮田新正君) 日程第6、議案第62号 専決処分の承認を求めることについて(桜川市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例)及び日程第7、議案第63号 専決処分の承認を求めることについて(桜川市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営等に関する基準を定める条例の一部を改正する条例)について、以上2議案を一括議題といたします。
提案理由の説明を願います。
飯嶋保健福祉部長。
〔保健福祉部長(飯嶋京子君)登壇〕
〇保健福祉部長(飯嶋京子君) 議案書35ページをお開き願います。議案第62号 専決処分の承認を求めることにつきましてご説明をいたします。
地方自治法第179条第1項の規定により、桜川市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。
この条例改正は、介護保険法及び指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令が平成28年4月1日から施行されることによるものです。
改正の概要でございますが、平成28年4月1日から通所介護事業所のうち、事業所の利用定員が厚生労働省令で定める数19人未満の小規模な事業所について、少人数で生活圏域に密着したサービスであることを踏まえ、地域との連携や運営の透明性の確保、市町村が地域包括ケアシステムの構築を図る観点から、地域密着型サービスに移行されたためであり、改正条例につきましては国の基準を踏まえ検討し、国の基準どおり定めております。
改正内容についてご説明いたしますので、37ページをお開き願います。目次におきまして、第3章、夜間対応型訪問介護の後に、第3章の2、地域密着型通所介護を新たに加えるものです。逐条での説明は省略させていただきます。
38ページをお開き願います。第1節で地域密着型通所介護の基本方針を定めており、第2節はそれぞれの職種の員数と管理者の設置などを規定しております。
39ページをお開き願います。第3節は、事業所における設備に関する基準で、設備や備品などを規定しております。
40ページをお開き願います。第4節は運営に関する基準で、利用者の心身の状況等の把握、利用料の受領、指定地域密着型通所介護の基本方針、具体的な取扱方針、計画作成、管理者の責務、運営規程等を定めております。
43ページをお開き願います。第59条の17は地域との連携などで、指定地域密着型通所介護者は運営推進会議を設置し、おおむね6カ月に1回以上会議を開催するなどを規定しております。
45ページをお開き願います。第5節は、指定療養通所介護の事業の基本方針並びに人員、設備及び運営に関する基準です。指定療養通所介護は指定地域密着型通所介護であり、難病などを有する重度要介護者またはがん末期の者で、サービスの提供に当たり常時看護師による観察が必要な者が対象となり、利用数の上限は9人以下となります。第1款で5節の趣旨及び基本方針を、第2款は人員の基準です。
46ページをお願いします。第3款で設備に関する基準を、第4款は運営に関する基準を規定しております。
50ページをお開き願います。第59条の38以降につきましては、準用規定の引用に伴い、各条文を整理するものであります。
附則といたしまして、この条例の施行日を平成28年4月1日とするものでございます。
続きまして、54ページをお開き願います。議案第63号 専決処分の承認を求めることにつきましては、地方自治法第179条第1項の規定により、桜川市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。
今回の条例改正につきましては、平成28年2月5日、厚生労働省令第14号により、指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準の一部が改正され、地域密着型通所介護が創設されるとともに、その第34条に運営推進会議の設置が規定されており、平成28年4月1日より施行されたことによるものです。
改正内容をご説明しますので、56ページをお開き願います。第9条第1項、同条第2項は、介護保険法第8条の改正に伴う項番号の整理により、それぞれが読みかえられたものでございます。
地域との連携について、第39条は、指定介護予防認知症対応型介護事業者に対し、運営推進会議の設置を義務づけられたことに伴い、第1条から第5条に改め、第40条第2項に6号が追加されたものであります。この改正は、事業所はおおむね6カ月に1回以上、利用者やその家族、地域住民の代表者、市職員などで構成する運営推進会議を開催し、事業所の活動状況、利用状況の報告や評価、また要望や助言などを聞き、記録を作成するとともに、これを公表することが追加されました。
第44条第6項の表中の改正は、57ページをお開き願います。表中、中欄に、指定定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業所の後に指定地域密着型通所介護事業所を加えるものであります。
第62条は、地域との連携が第39条で整理されましたので、削除するものです。
第64条以降につきましては、準用規定の引用に伴い、各条文を整理するものであります。
附則といたしまして、この条例の施行日を平成28年4月1日とするものでございます。
以上で説明を終わります。ご審議の上、ご承認くださいますようよろしくお願いします。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 討論を終わります。
お諮りします。議案第62号は原案のとおり承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議案第62号は原案のとおり承認することに決定いたしました。
続いて、議案第63号は原案のとおり承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議案第63号は原案のとおり承認することに決定いたしました。
〇議案第64号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(潮田新正君) 日程第8、議案第64号 専決処分の承認を求めることについて(桜川市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
飯嶋保健福祉部長。
〔保健福祉部長(飯嶋京子君)登壇〕
〇保健福祉部長(飯嶋京子君) 議案書59ページをお開き願います。議案第64号 専決処分の承認を求めることにつきましてご説明をいたします。
地方自治法第179条第1項の規定により、桜川市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。
今回の条例改正につきましては、学校教育法等の一部を改正する法律が公布され、平成28年4月1日に施行されたことによるものでございます。
改正内容をご説明しますので、61ページをお開き願います。第11条において、放課後児童健全育成事業者は平成32年までに事業所ごとに都道府県が行う研修を修了した支援員を配置することになっており、研修の該当者を第11条第3項の第1号から11号までで規定しており、第4号中の「中学校」の後に「、義務教育学校」を追加し、義務教育学校の教員となる資格を有する者を追加する改正であります。
附則といたしまして、この条例の施行日を平成28年4月1日とするものでございます。
以上で説明を終わります。ご審議の上、ご承認くださいますようよろしくお願いします。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 討論を終わります。
お諮りします。議案第64号は原案のとおり承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議案第64号は原案のとおり承認することに決定いたしました。
〇議案第65号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(潮田新正君) 日程第9、議案第65号 専決処分の承認を求めることについて(桜川市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担額徴収に関する条例の一部を改正する条例)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
飯嶋保健福祉部長。
〔保健福祉部長(飯嶋京子君)登壇〕
〇保健福祉部長(飯嶋京子君) 議案書62ページをお開き願います。議案第65号 専決処分の承認を求めることにつきましてご説明をいたします。
地方自治法第179条第1項の規定により、桜川市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担額徴収に関する条例の一部を改正する条例を専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。
今回の条例改正につきましては、市立認定こども園の開園に伴う改正と、子ども・子育て支援法施行令の一部を改正する政令が平成28年3月31日に公布され、同年4月1日から施行されたことによるものです。
改正の概要でございますが、国においては、多子世帯の利用者負担額とひとり親家庭などの世帯の利用者負担額の軽減が拡大されたことに伴い、4月から利用者負担額を軽減するものでございます。
改正内容を説明しますので、64ページをお開き願います。第3条第3項中及び別表第1中の改正は、市立認定こども園が開園に伴う条文の整理でございます。
別表第1の備考7を備考10とし、同備考の前に次の2備考を加えます。
備考8につきましては、備考7の規定にかかわらず、保育の提供を受ける利用者負担額の2の表、3の表において、多子世帯の軽減により市町村民税所得割額が5万7,700円未満であるときは特定被監護者等が2人以上いる世帯の利用者負担額は特定被監護者などの第1子の年齢範囲を撤廃し、特定被監護者等の年齢の高い順から2番目のときは半額とし、3番目以降のときは無料とするものです。
備考9につきましては、備考7及び8の規定にかかわらず、保育の提供を受けている利用者負担額の2の表、3の表において、第3条第2項各号に掲げる世帯、ひとり親世帯などで市町村民税所得割額が4万8,600円以上7万7,101円未満であるときは、特定被監護者等の第1子の年齢範囲を撤廃し、特定被監護者等の年齢の高い順から1番目のときは半額とし、2番目以降のときは無料とするものです。
備考6につきましては、備考5の規定にかかわらず、幼児教育の提供を受けている利用者負担額の1の表において、多子世帯の軽減により市町村民税所得割額が7万7,101円未満であるときは、特定被監護者等が2人以上いる世帯の利用者負担額は、園児が、特定被監護者等の年齢の高い順から2番目は半額とし、3番目以降は無料とするものです。
別表第2の備考を次のように改めます。これは、ひとり親家庭などの利用者負担の軽減であり、備考1で、1の表及び2の表において利用者負担額は、園児または児童が、特定被監護者等の年齢の高い順から1番目のときは半額とし、2番目以降のときは無料とするものです。
備考2で、満3歳に到達した日の属する年度中の2号認定者の利用者負担額は、3号認定の額を適用すると規定しております。
附則といたしまして、この条例の施行日を平成28年4月1日とするものでございます。
以上で説明を終わります。ご審議の上、ご承認くださいますようよろしくお願いします。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 討論を終わります。
お諮りします。議案第65号は原案のとおり承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議案第65号は原案のとおり承認することに決定いたしました。
〇議案第66号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(潮田新正君) 日程第10、議案第66号 専決処分の承認を求めることについて(桜川市行政組織条例の一部を改正する条例)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
横田市長公室長。
〔市長公室長(横田藤彦君)登壇〕
〇市長公室長(横田藤彦君) 議案第66号 専決処分の承認を求めることについてご説明をいたします。
議案書65ページをお開きください。本件は、桜川市行政組織条例の一部改正につきまして、専決処分のご報告と承認を求めるものでございます。
今回の改正は、効率的かつ的確に市民のニーズに対応するため、4月1日から組織改編を行ったことに伴うものであります。
67ページをお開きください。内容につきましては、これまで企画課の業務であった男女共同参画事業を市長直轄である総合戦略室で所管することとしたものと、3年後に開催される茨城国民体育大会に向けて、競技会に必要な基本方針や各種計画の策定などの準備を全庁横断的な組織体制のもとで取り組む必要があるため、教育委員会スポーツ振興課内に設置されていた部署を新たに市長公室企画課内に国体準備室として設置したものでございます。また、市立病院の建設、開院準備を進めていくために企画課内に病院整備推進室を独立させ、市長公室内に病院整備推進課を設置いたしました。本件は、平成28年4月1日に専決処分をさせていただき、同日から施行させております。
以上で説明を終わらせていただきます。内容をご審議の上、ご承認くださいますようお願い申し上げます。
以上でございます。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 討論を終わります。
お諮りします。議案第66号は原案のとおり承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議案第66号は原案のとおり承認することに決定いたしました。
〇報告第1号の上程、説明、質疑
〇議長(潮田新正君) 日程第11、報告第1号 平成27年度桜川市一般会計繰越明許費繰越計算書についてを議題といたします。
稲川総務部長、報告願います。
〔総務部長(稲川 潤君)登壇〕
〇総務部長(稲川 潤君) 68ページをお開き願います。報告第1号 平成27年度桜川市一般会計繰越明許費繰越計算書につきましてご説明いたします。
昨年度の3月定例会に議決いただきました平成27年度一般会計補正予算(第7号)及び本会議の議案第57号にて承認いただきました平成27年度一般会計補正予算(第8号)での繰越明許費補正につきまして、地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づき報告するものでございます。
69ページをお開き願います。2款1項総務管理費の地域公共交通網形成計画策定業務委託料110万2,000円は、公共交通機関の再編成検討業務等を委託するものでございます。27年度契約業務の一部が終了していないため、契約額の一部を28年度に繰り越すものでございます。
同じく情報セキュリティ強化対策事業1,930万円は、インターネット等のセキュリティー向上、具体的にはウイルス感染や個人情報の漏えい防止を強化するものでございます。国の補助確定が平成28年3月のため、全額を繰り越すものでございます。
同じく桜川筑西IC周辺地域開発整備に係る計画・測量・設計業務委託料1億2,679万2,000円は、大和北地区における基幹道路等の設計等を行うものです。市立病院用地の場所の確定に時間を要し、27年度中の完了が困難になったため、契約額を繰り越すものでございます。
同じく水郷筑波・サイクリングによるまちづくり事業から地域DMO形成事業までは、国の27年度補正予算である地方創生加速化交付金の関連予算で、内容は議案第57号で説明させていただきましたので、省略させていただきます。
3款1項年金生活者等支援臨時福祉給付金給付事業1億5,758万9,000円は、今年度の臨時福祉給付金の対象で、平成28年度中に65歳以上になる方を対象に一律3万円を支給する事業でございます。全額を繰り越して、28年度に実施するものでございます。
6款1項農業費の三川作池耐震等調査及びハザードマップ作成委託料406万1,000円は、県補助金の確定時期のおくれにより必要な工期を確保できず、契約額を繰り越すものでございます。
8款3項河川費の田中川改修工事383万2,000円は、工事の材料調達に時間を要したため、必要な工期を確保できず、契約額を繰り越すものでございます。
8款4項都市計画費の伝統的建造物群保存地区推進事業の1億2,090万1,000円は、真壁地区の伝統的建造物の災害復旧事業費等でございます。
10款6項、岩瀬体育館バスケットゴール購入事業885万6,000円は、岩瀬体育館のバスケットボールのゴールが故障し、修理不能のため、新規に購入するものでございます。受注生産のため、発注から納品まで3カ月を要するため、予算を繰り越すものでございます。
以上、平成27年度桜川市一般会計繰越明許費繰越計算書についてご報告させていただきます。
〇議長(潮田新正君) 報告が終わりました。
ただいまの報告につきまして質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
報告第1号は、地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づく報告でありますので、ご了承願います。
ここで暫時休憩いたします。
休 憩 (午前10時53分)
再 開 (午前11時10分)
〇議長(潮田新正君) 再開いたします。
〇議案第67号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(潮田新正君) 日程第12、議案第67号 桜川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
井上副市長。
〔副市長(井上高雄君)登壇〕
〇副市長(井上高雄君) 議案第67号 桜川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。
議案書では71ページをお開き願います。市では、3月に策定いたしましたまち・ひと・しごと創生総合戦略を推進するに当たり、毎年事業の評価検証を行い、必要な修正を加えていくことにしてございます。この評価検証を行うため、桜川市地域創生評価委員会を設置するべく準備を進めているところでございます。
この委員である外部有識者には、日額報酬及び旅費を支給することが適当と考えておりますことから、桜川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例に桜川市地域創生評価委員会委員を位置づけますとともに、報酬日額を6,000円に、旅費を一般職級に定めるものでございます。
なお、附則においては、公布の日から施行するものと定めてございます。
内容をご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議案第67号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
〇議案第68号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(潮田新正君) 日程第13、議案第68号 市長等の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
横田市長公室長。
〔市長公室長(横田藤彦君)登壇〕
〇市長公室長(横田藤彦君) それでは、議案第68号 市長等の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例につきましてご説明申し上げます。
72ページをお開きください。このたび、職員が盗撮により逮捕されるという事案が発生しましたこと、改めておわびを申し上げます。
昨年、職員の飲酒運転による物損事故という不祥事の際も、職員には再三再四にわたる注意喚起を行い、綱紀粛正を図ってきたところではございますが、このような事件が起こってしまったことはまことに遺憾でございます。
つきましては、市民の皆様の行政に対する信頼を失墜させた監督責任といたしまして、今回の条例で、市長及び副市長の給料月額を3カ月間減額するものでございます。
議案書73ページをお開き願います。第1条中及び第2条「平成27年11月1日から平成28年1月31日まで」を「平成28年7月1日から平成28年9月30日まで」に改め、第1条は市長の給与の特例として、第2条は副市長の給与の特例として、それぞれ平成28年7月1日から平成28年9月30日までの3カ月間の給与月額を100分の5を乗じて得た額を減じた額とするものでございます。
附則といたしまして、この条例は公布の日から施行し、7月1日から適用するものでございます。
内容をご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。以上でございます。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議案第68号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
〇議案第69号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(潮田新正君) 日程第14、議案第69号 桜川市医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
安達市民生活部長。
〔市民生活部長(安達 誠君)登壇〕
〇市民生活部長(安達 誠君) それでは、議案書74ページをお開き願います。議案第69号 桜川市医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。
医療福祉制度における県の補助要件について、平成28年10月1日から、小児及び妊産婦の医療費助成に係る所得制限が緩和されることに伴い、必要となる条例の一部改正を行うものであります。また、関係法令の改正に伴う条文の整備もあわせて行うものです。
それでは、改正内容についてご説明いたします。75ページをお開き願います。第2条第3号の改正について、これは次代の社会を担う子供の健全な育成を図るための次世代育成支援対策推進法の一部を改正する法律の施行により、「母子及び寡婦福祉法」を「母子及び父子並びに寡婦福祉法」に改めるものでございます。
また、同条第4号につきましては、母子及び寡婦福祉法には規定のなかった配偶者のいない男子が改正後の母子及び父子並びに寡婦福祉法第6条第2項に規定されたことにより、条文中の「別表第2」を「母子及び父子並びに寡婦福祉法第6条第2項」に改めるものでございます。
次に、第4条第5項は文言の整理で、平仮名の「もの」を漢字の「者」に改めるものでございます。
続きまして、第5条第1項第1号については、県の補助要件の改正に伴い、「児童手当法施行令の一部を改正する政令による改正前の児童手当法施行令第11条により読み替えられる旧政令第1条に定める額に同条に規定する児童1人につき加算した額」を「児童手当法施行令第1条に定める額」に改正し、同条第2項中を削除するものであります。
これによりまして、所得制限が393万円、扶養1人につき30万円を加えた額から622万円、扶養1人につき38万円を加えた額となりまして、所得制限が大幅に緩和されることになります。
別表第2の削除につきましては、第2条第4号の改正に伴うものでございます。
附則につきましては、施行期日を平成28年10月1日とし、経過措置として施行日前の診療に係る医療福祉費支給について定めたものでございます。
以上で桜川市医療福祉費支給に関する条例の一部改正についての説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議案第69号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
〇議案第70号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(潮田新正君) 日程第15、議案第70号 桜川市立幼稚園利用者負担額徴収条例の一部を改正する条例を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
宮山教育部長。
〔教育部長(宮山孝夫君)登壇〕
〇教育部長(宮山孝夫君) 議案書76ページをお開き願います。議案第70号 桜川市立幼稚園利用者負担額徴収条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。
改正内容についてご説明いたしますので、議案書77ページをお開き願います。今回の改正は、平成28年3月31日に子ども・子育て支援法施行令の一部を改正する政令が公布され、教育、保育の利用者負担の軽減世帯が拡大されたことに伴いまして、おおむね年収約360万円未満相当世帯、階層別負担額表の第2、第3階層の多子世帯の利用者負担の軽減を図るためのものでございます。
主な改正点は、別表の第1及び第2でございます。別表第1は、階層別の利用者負担額表でございます。階層別の利用者負担金額については変更はございません。備考4が新たに追加されました。これまで多子世帯の負担軽減を図るため、小学3年生以下の児童、園児が2人以上いる場合は、小学3年生以下の児童、園児の最年長者から2番目は半額、3番目以降のときは無料とされております。今回の改正によりまして、小学校3年生以下という年齢制限が撤廃されまして、保護者が現に監督、保護している特定被監護者が2人以上いる場合に改められまして、年齢の高い順に2番目が半額、3番目以降は無料となるものでございます。この改正によりまして、桜川市におきましては7世帯、7名の利用者負担額が軽減されます。
次に、別表第2でございます。ひとり親世帯、障害児のいる世帯等の階層区分ごとの利用者負担額表でございますが、別表第1と同じように負担額には変更はありません。備考1が改められるものです。ひとり親世帯等の負担軽減を図るため、多子世帯の軽減措置と同じように、小学3年生以下の児童、園児の最年長者から2番目は半額、3番目以降のときは無料とされておりました。改正後は、小学3年生以下という年齢制限が撤廃されまして、保護者が現に監督、保護している特定被監護者等の年齢の高い順に1番目が半額、2番目以降のときは無料ということになります。この別表第2の改正によりまして、桜川市におきましては負担額が軽減される世帯はございません。
78ページをお開き願います。附則といたしまして、本条例は公布の日から施行し、改正後の桜川市立幼稚園利用者負担額徴収条例の規定は平成28年4月1日から適用することとします。
附則2といたしまして経過措置でございます。この条例の施行日の前に納入された平成28年度の利用者負担額については、改正後の条例の規定により過払い分が生じた場合にあっては、当該過払い分においては、支給認定保護者または扶養義務者に返還するものとします。
以上でございます。何とぞ慎重なるご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
7番、菊池伸浩君。
〇7番(菊池伸浩君) この条文の改正なのですが、文教厚生委員会で本会議前に説明を受けたのです。そのときも、何か条文改正文だけ読んでいますと非常にわかりにくいということで、私が具体例を挙げて説明を求めますので、それで合っているのか、合っていないのかという、イエスかノーの簡単な判断で結構ですから、お願いします。
市民税7万7,100円以下の家庭で3人の子供がいます。そういう家庭です。1人は小学4年生、あと2人は幼稚園児と想定した場合、今までは2番目の子供は利用額は半額にならないで、3番目の子供が半額になったと。今度の改正では、2番目の子供は利用料半額になり、3番目の子供は無料になる。こういう理解でいいでしょうか。
〇議長(潮田新正君) 宮山教育部長。
〇教育部長(宮山孝夫君) 菊池議員さんのご質問にお答えいたします。
議員さんがお見込みのとおりでございます。そのとおりでございます。
〇議長(潮田新正君) そのほか質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議案第70号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
〇議案第71号、議案第72号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(潮田新正君) 日程第16、議案第71号 桜川市道路線の廃止について及び日程第17、議案第72号 桜川市道路線の認定について、以上2議案を一括議題といたします。
提案理由の説明を願います。
井坂建設部長。
〔建設部長(井坂 徹君)登壇〕
〇建設部長(井坂 徹君) それでは、桜川市道路線の廃止及び認定についてご説明いたします。
議案書79ページをお開きください。議案第71号 桜川市道路線の廃止についてご説明いたします。
道路法第10条第3項の規定により、桜川市道路線を別紙のとおり廃止するものであります。
次のページをお開きください。一般市道、路線廃止調書の整理番号1番につきましては、用途廃止の協議があり、その路線の土地について払い下げを希望されております。当該路線を廃止しても敷地が接道しない等影響がないことを確認しているため、認定路線を廃止いたします。
2番につきましては、市有地が道路の認定をされており、現況が道路として確認できないため、認定路線を廃止いたします。
3番につきましては、先ほど2番で説明いたしました路線、W3257号線を廃止しますと、このW3306号線の終点がほかの道路と接道しなくなりますので、終点を道路に接道させる形で改めて認定し直すため、今回認定路線を廃止いたします。
4番につきましては、市有地が道路の認定をされており、現況が道路として確認できないため認定路線を廃止いたします。なお、本路線は未供用のため、調書の敷地の幅がゼロメートルとなっております。
5番につきましては、山口川改修に伴い、用地協力者の土地と当該道路用地を交換し、道路をつけかえるため、認定路線を廃止いたします。
続きまして、議案書81ページをお開きください。議案第72号 桜川市道路線の認定についてご説明いたします。
道路法第88条第2項の規定により、桜川市道路線を別紙のとおり認定するものであります。
次のページをお開きください。一般市道、路線認定調書の整理番号1番につきましては、大泉地区で土地改良事業を行った際に道路を整備し、供用できるように整えたため、認定するものであります。
2番につきましては、先ほど申し上げました廃止路線の2番、W3257線が廃止するのに伴い、このW3306号線の終点を他の道路に接道させるため、終点を変更して再認定するものであります。
3番につきましては、改良された道路で長年にわたり道路として供用されていましたが、認定路線となっていなかったため、今回改めて認定するものであります。
以上、説明を終わります。内容をご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願いいたします。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 討論を終わります。
お諮りします。議案第71号は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議案第71号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
続いて、議案第72号は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議案第72号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
〇議案第73号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(潮田新正君) 日程第18、議案第73号 桜川市営県単土地改良事業の施行についてを議題といたします。
提案理由の説明を願います。
古橋経済部長。
〔経済部長(古橋正充君)登壇〕
〇経済部長(古橋正充君) それでは、議案書83ページをお開き願います。議案第73号 桜川市営県単土地改良事業の施行についてご説明を申し上げます。
提案理由につきましては、桜川市営県単土地改良事業を施行したいので、土地改良法第96条の2第2項の規定により議会の議決を求めるものでございます。
内容につきましては、施行年度が平成28年度。名称につきましては、桜川市営県単土地改良事業のため池整備事業でございます。
場所につきましては、堤上地区でございます。当該ため池の現状につきましては、ため池北側護岸に崩落箇所が数カ所あり、ため池としての機能が低下しており、また隣接農地の耕作にも影響を及ぼしている現状でございます。この工事によりまして、ため池としての機能を従来どおりに回復するものでございます。
工事の概要につきましては、護岸工事面積680平方メートル。総事業費は1,900万円でございます。
ため池の位置や工事の詳細につきましては、次の84ページが堤上地区の平面図でございます。
続いて、85ページがため池の位置図と事業概要となってございます。
以上で説明を終わります。内容をよろしくご審議の上、ご議決くださりますようお願いいたします。 以上です。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議案第73号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
〇議案第74号の上程、説明、質疑
〇議長(潮田新正君) 日程第19、議案第74号 平成28年度桜川市一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
稲川総務部長。
〔総務部長(稲川 潤君)登壇〕
〇総務部長(稲川 潤君) それでは、86ページをお開き願います。議案第74号 平成28年度桜川市一般会計補正予算(第2号)について、概要を説明いたします。
既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億3,372万4,000円を追加し、予算の総額をそれぞれ181億372万4,000円とするものです。
91ページをお開き願います。事項別明細書により歳入についてご説明いたします。12款1項1目農林業費分担金で95万円を増額しております。県単ため池整備に伴う受益者分担金でございます。
次に、14款1項1目民生費国庫負担金で6万3,000円を増額しております。
次に、同じく2項1目総務費国庫補助金で20万円を増額しています。個人番号カード交付事業に伴う国庫補助金でございます。
同じく2目民生費国庫補助金7,682万5,000円を増額しております。10月に支給を予定しています臨時福祉給付金の財源である国庫補助金でございます。
次に、15款2項4目農林水産業費県補助金、1節農業費補助金で、950万円を増額しております。県単ため池整備に伴う補助金でございます。同じく2節林業費補助金で20万円を増額しております。県単林道整備に伴う補助金でございます。
次に、19款1項1目繰越金で3,968万6,000円を増額しております。前年度繰越金でございます。
次に、20款4項5目雑入で630万円を増額しております。真壁町下小幡地区のコミュニティセンター建設事業に充当するコミュニティ助成事業助成金でございます。
92ページをお開き願います。続きまして、歳出についてご説明いたします。1款1項1目議会費、議会関係事業で30万3,000円を増額しております。9月上旬から中旬にかけ、有志議員の参加により旧岩瀬町時代から友好都市であるブルガリアへの視察を行う予定です。補正は視察に同行する議会事務局職員1名分の旅費でございます。
次に2款1項4目秘書広聴費、秘書関係事業で222万9,000円を増額しております。ただいまの議会関係事業と同様、ブルガリアに同行する市長公室職員4名分の旅費、日本語アシスタント委託料、現地のバス借上料でございます。
同じく8目企画費、企画事業で630万円を増額しております。宝くじのコミュニティ助成事業を活用し、真壁町下小幡地区のコミュニティセンター建設事業の一部に充当するものでございます。
93ページをお開き願います。同じく公共交通事業1,181万3,000円を増額しております。市民の移動状況や公共交通のニーズを把握するための社会実験として、実際にバスを走らせ検証実験を行うための委託料でございます。この事業に必要な予算は2,577万3,000円となっておりますが、平成27年度から28年度に繰り越した繰り越し予算が1,396万円あるため、差額を増額するものでございます。期間は10月から3月まで、運行路線は真壁庁舎から筑波山口、1日当たり片道16便、往復32便を計画しております。
次に、2款3項1目戸籍住民基本台帳費、戸籍住民基本台帳事業で202万5,000円を増額しております。マイナンバーカードの交付に従事する非常勤職員の人件費でございます。
次に、3款1項1目社会福祉総務費、社会福祉総務事業で12万6,000円を増額しております。地域福祉計画策定に伴う委員報酬でございます。
94ページをお開き願います。同じく7目国民年金費、国民年金事業で93万7,000円を増額しております。職員の産休取得に伴う臨時職員賃金でございます。
同じく14目生活困窮者自立支援事業費で8万6,000円を増額しております。同じく16目臨時福祉給付金、臨時福祉給付金等給付事業で7,682万9,000円を増額しております。障害・遺族年金受給者向け年金生活者等支援臨時福祉給付金は、障害基礎年金あるいは遺族基礎年金を受給している方に一律3万円を、臨時福祉給付金は市民税の非課税者に一律3,000円を支給する事業でございます。
95ページをお開き願います。3款2項5目こども園費、やまと認定こども園事業で104万6,000円を増額しております。安全点検で指摘を受けた遊具及び大型遊具の修繕、御飯を温める機械の購入費でございます。
次に、4款1項1目保健衛生総務費、保健衛生総務事業で4万8,000円を増額しております。
96ページに移りまして、非常勤職員を増額するものでございます。
同じく母子衛生事業で15万6,000円を増額しております。乳幼児の健康や発達に関する個別相談に当たる臨床心理士への謝礼でございます。
次に、6款1項5目農地費、ため池整備事業で2,450万円を増額しております。堤上地区の赤坂池のため池護岸工事で、県補助金の確定により補正を行うものでございます。
同じく9目施設管理費、真壁農業者トレーニングセンター管理事業で6万3,000円を増額しております。修繕費でございます。
97ページをお開き願います。6款2項3目林道整備費、林道整備事業で60万円を増額しております。丸山線の路肩崩落に伴う修繕工事の設計委託料でございます。
次に、9款1項1目常備消防費、常備消防事業で104万4,000円を増額しております。非常勤職員雇用のための報酬費等でございます。
次に、10款4項1目幼稚園費、まかべ幼稚園事業で95万4,000円を増額しております。支援が必要な児童のための非常勤職員雇用及び職員の旅費の補正でございます。
98ページをお開き願います。10款5項2目公民館費、公民館管理事業(岩)で248万9,000円を増額しております。岩瀬中央公民館の管理のための非常勤職員報酬2名分でございます。
同じく公民館管理事業(大)で63万8,000円を増額しております。修繕費等でございます。
次に、10款6項2目体育施設費、体育館管理事業(岩)で130万7,000円を増額しております。ラスカに設置しておりますランニングマシンが故障し、修理不能のため、1台を新規購入するものでございます。
99ページをお開き願います。体育館管理事業(真)で23万1,000円を増額しております。真壁体育館のドア補修等でございます。
以上で説明を終わらせていただきます。ご審議の上、ご承認くださるようお願い申し上げます。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明は終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
7番、菊池伸浩君。
〇7番(菊池伸浩君) 大きく分けて3点あります。
まず最初は、92ページの議会費関係30万円云々と秘書関係費220万円、大体250万円の件です。私どもへの議長からの案内状では、ブルガリア共和国、シリストラ市という訪問だと。目的は、議員への案内状では、友好都市を視野に入れた現地視察となっています。今の総務部長の友好都市ブルガリアというのはちょっと違うのではないか。後で訂正してもらって結構ですが、その関連で、5つだけ質問します。もう既に質問項目は秘書課長に伝えてありますので、簡略な答弁で結構です。
まず一つは、茨城県内で友好都市等の連携協定を結んでいる自治体は幾つあるのか。
それから、また、その連携先はどの地域が多いのか。
友好都市を結んだ場合、どのような連携行事を行っているのか。
1番目、2番は、ある程度、県の資料でもわかるのですが、3はちょっとわからないので、幾つか具体的な例を調査してほしいと、小川課長にお願いしてあります。
それから、さらに、その友好都市関連の予算は幾らぐらい計上しているのか。
5番目、私が調べた限りでは、県内には、いわゆる東ヨーロッパの都市との連携協定を結んだ自治体はないと理解をしております。では、全国にはあるのか。あるというような話を小川課長言っていましたので、具体的な名前を教えてください。
当初、私は、この質問した後、反対討論するつもりで、反対討論も準備したのですが、何か動議がされて、組み替え動議が出るということなので、そのとき、また討論ではいたします。それが1点目です。
それから、2つ目ですが、92ページ、一番下です。コミュニティセンター建設事業補助金、宝くじの関係でお金がついたのだと。まだ建設場所も決まっていないようなとかいう、ぼそぼそという話が総務部長周辺から漏れてきたのですが、建設場所が決まっていなくて予算がつくわけないと思うので、多分決まっていると私は思っているのです。そこをちゃんと明確にお願いしたい。総務部長周辺ですから、周辺からぽつぽつですから、そういう意味で部長ではありませんから。
それから、最後の3つ目なのですが、今回も非常勤職員の関係の名前がいっぱい出てくるのです。一般職非常勤職員、臨時職員賃金、そのほか、あと嘱託とか、再任用は退職者ですから、ある程度わかるのですが、いろんな正規ではない職員がいるわけです。その違いが、その人の顔を見ても、顔には書いていないのです。あなたは嘱託、何なのといっても。そういう非常勤と言いながらも、どんなふうな種類の非常勤があって、そしてその給与関係はどうなっているのか、それをご説明願いたい。
以上3点です。
〇議長(潮田新正君) 7番、菊池伸浩君の質疑に答弁願います。
横田市長公室長。
〇市長公室長(横田藤彦君) お答えいたします。
まず初めに、秘書関係事業の補正に関係してお答えいたします。まず初めに、茨城県内で友好都市の連携を結んでいる自治体は21市町村が海外の14カ国37都市と提携及び協定を結んでおります。
次に、県内の連携先の多い地域でございますが、北米が一番多く16自治体、次にアジアが12自治体、3番目に西ヨーロッパ6自治体、4番目にオセアニアが3自治体で、合計37都市と提携及び協定を結んでおります。
次に、友好都市を結んだ場合の連携事業につきましては、平成27年に牛久市はカナダ、ホワイトホース市と青少年団派遣事業で、お互いホームステイを1年置きに実施しているそうでございます。また、オーストラリア、オレンジ市と高校生派遣事業において、地元牛久市の高校生との交流を図っているとのことでございます。さらに、イタリア、グレーベインキャンティ市と市民団体との交流を図っているようでございます。
次に、友好都市関連の予算を幾ら計上しているかについても、平成27年度、牛久市は牛久市国際交流協会で事業を実施しておりまして、市からの補助金として平成27年で312万8,000円を支出しているそうでございます。
最後に、茨城県内で、議員のご指摘のとおり、東ヨーロッパとは結んでいる自治体はございません。しかし、全国の自治体では7市ございまして、クロアチアと友好関係を結んでいるのが愛知県碧南市、神奈川県川崎市、京都府京都市、セルビアと結んでいるのが埼玉県富士見市、ブルガリアと結んでいるのが岡山県岡山市、ルーマニアと結んでいるのが神奈川県横浜市、それと福岡県川崎町となっております。以上7市でございます。
続きまして、企画事業のコミュニティセンター建設事業補助金についてのご質問にお答えします。このコミュニティセンター補助金につきましては、宝くじの社会貢献事業としての事業で、下小幡地区の集会所、地区集会施設を新築するものでございまして、建設事業は1,062万9,000円となっております。それで、補助額は630万円でございます。
実施場所につきましては、全員協議会での答弁では決まっていないという回答をしておりましたが、建設場所につきましては下小幡831番地でございます。現在は下小幡732の1となっておりますので、そこから移動するということになります。
それと、最後の嘱託員、臨時職員、再任用職員、一般非常勤職員の違いについてご説明申し上げます。合併当時、約500名いた職員は、人件費削減の取り組みといたしまして職員定数削減が進みまして、平成28年4月1日現在では378名となっております。職員が減る一方、市民ニーズの多様化や地方分権の進展に伴う地方行政の高度化、専門化する課題に対応していくために、業務の一端を臨時職員などに担っていただいております。
再任用職員、嘱託職員、一般非常勤職員、臨時職員とさまざまな雇用形態の職員がおりますが、これらの職員の一般職との大きな違いは有期契約であるということです。また、それぞれ根拠法令によりまして任用要件が異なりますので、ご説明を申し上げます。
再任用職員につきましては、定年等で退職した地方公務員が公務で養った知識経験を公務で活用していくとともに、60歳代前半の生活を雇用と年金の連携により支えるために設けられた制度でございます。地方公務員法第28条の4及び第28条の5の根拠規定により任用しており、フルタイムで勤務することも可能ではございますが、週3日や週4日といった短時間勤務での任用となっております。現在は、平成28年3月31日に退職した19名を再任用しておりまして、主に公民館や体育館などに配置をしております。フルタイムの再任用職員につきまして、一般の職員と全く同様に扱うため、職員定数にカウントされてございます。
次に、嘱託職員につきましては、地方公務員法第3条第3項第3号を根拠法令としまして、特定の学識や経験に基づく任用方法でございまして、保育士、幼稚園教諭や消費生活相談員などの有資格者がこれに当たります。4月1日現在では34名を任用しております。
次に、地方公務員法第17条を根拠法令としている一般非常勤職員につきましては、職員に欠員を生じた場合の任用形態でございまして、事務補助や学童保育指導員、公民館や体育館などの施設管理に従事している者など、非常勤職員としてはこの任用形態が最も多く、4月1日現在では173名の方を雇用しております。
また、臨時職員につきましては、地方公務員法第22条第2項及び第5項を根拠法令といたしまして、緊急性のある短期間の業務対応、育児休業者の代替として雇用しております。嘱託職員や一般非常勤職員との違いについては、ほかが1年以内の契約に対し、臨時職員は雇用契約期間が6カ月で、雇用更新が1回までと規定されております。4月1日現在で17名が在籍しております。
以上でございます。
〇議長(潮田新正君) 7番、菊池伸浩君。
〇7番(菊池伸浩君) 冒頭質問した稲川総務部長の、友好都市はまだ結んでいなくて、これから結びたいという趣旨でいいかどうか。特にブルガリアのソフィアではなくて、シリストラ市ですよね。そこが友好目的だという、その理解でいいですか。何か先ほどの説明を聞くと、ブルガリアは国ですから、それの理解がちょっと正確でなかった気がするので、説明は。
〇議長(潮田新正君) 稲川総務部長。
〇総務部長(稲川 潤君) 済みませんでした。説明を訂正させていただきます。友好都市はまだ結んでいないので、済みません、訂正させていただきたいのですが。
済みません。今の訂正をお願いしたいのですけれども、視察地が友好都市を結ぶために視察というか、結ぶために行く前提で考えております。
〇議長(潮田新正君) 10番、小高友徳君。
〇10番(小高友徳君) 93ページなのですが、公共交通事業、停留所案内表示板作成委託料、これは過日全員協議会のほうで広域連携バス実証実験運行計画案というのをいただきました。その中で、11カ所のバス停留所だと思います。紫尾小学校、今現在、紫尾小学校の1年生から3年生までの児童がデマンドタクシーを利用して登校している現実があります。それで、今回バスを利用して、走るのですから、そこを利用してバスで子供たちが行けるのかなと。再度確認と、その際、バス停がありますけれども、10月の段階でダイヤがどのようになっているのか。よろしくお願いします。
〇議長(潮田新正君) 横田市長公室長。
〇市長公室長(横田藤彦君) 小高議員さんのご質問にお答えします。
今回の実証運行につきましては、ダイヤは全部で往復32便ございます。紫尾小学校の通学サポートにつきましては、登校が第4便目で、小学校着が8時2分。それと、下校が第21便と第23便で、第21便が14時8分、それと23便が15時33分で対応しております。まだ、あと1回ぐらい公共交通の会議を桜川市でもつくば市でも開いて決定をしていかなければならないものですから、現段階では、この時間帯については確定ということではございません。今後は学校の通学に対応して、この時間については調整をしてまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
〇議長(潮田新正君) 10番、小高友徳君。
〇10番(小高友徳君) 8時2分ということで、これは企画のほうで、室長、完全登校時間はご存じでしょうか。紫尾小学校。完全登校時間。
〔何事か声あり〕
〇10番(小高友徳君) 教育のほうで。あと、完全登校時間と、学校によって完全登校時間何分前登校というのを通学班によってやっていると思うのですが、その辺はどのように把握しているか。
〇議長(潮田新正君) 宮山教育部長。
〇教育部長(宮山孝夫君) 小高議員さんの紫尾小学校の完全登校の時間は何時かということでございますが、紫尾小学校では午前8時10分までに登校完了ということになっています。時間的な余裕を持つためにも、その時間前5分ないし10分前には登校するよう児童生徒には促している状況でございます。
以上でございます。
〇議長(潮田新正君) 10番、小高友徳君。
〇10番(小高友徳君) 8時10分が登校完了といった中で、このダイヤ、8時2分。今後改定されるのでしょうが、学校のほうで、5分前、10分前登校と。8時なのです、紫尾小学校に来ている子供たち。8時2分。恐らくこれ、今現在紫尾小学校の校門入った、駐車場までデマンド行っていますけれども、県道沿いのバス停だと思うのです。それからかかると、3分、1年生の足を考えると5分、8時7分。8時登校と学校が言っていて、8時2分というのはちょっと考えていただければと思っております。
以上です。
〇議長(潮田新正君) ここで暫時休憩いたします。
休 憩 (正 午)
再 開 (午後 1時28分)
〇議長(潮田新正君) 午前中に引き続き会議を再開いたします。
議案第74号について質疑ありませんか。
13番、増田豊君。
〇13番(増田 豊君) 素朴な質問なのですが、市長に伺いますけれども、議員は全額自己負担で行くということなのですが、市長は公務ですか、それとも個人で行くのですか。
それと、議員は全員、複数の人に聞いたのですけれども、全くの個人の議員活動だというような返事はもらっているものですから、そうするとちょっとおかしなことにもなるのではないかということもあるものですから、ちょっと伺いたいと思います。
そして、旧岩瀬町のときから、そういう締結しましょうかという話があったということは聞いているのですけれども、なぜ今日まで締結しないでほっておいたのかという理由がわかれば教えていただきたい。
以上、お願いします。
〇議長(潮田新正君) 13番、増田豊君の質疑に答弁願います。
大塚市長。
〇市長(大塚秀喜君) 公務ではあると思っております。ただ、実費で行きたいというふうに考えております。公務でありますが、実費で行きたいというふうに考えております。
岩瀬町の時代については、議員の皆さんも行かれたということでありますが、そこまで進まなかったということに関しては、まだ調べてはおりません。
〇議長(潮田新正君) 13番、増田豊君。
〇13番(増田 豊君) 公務で実費というのもちょっとおかしな感じでは受けとめるのですけれども、それは構わないですけれども。
〇市長(大塚秀喜君) ちょっと済みません。失礼しました。現地の通訳、その他、それとバスについては公費のほうで出ますので、そのほかについては実費というふうに考えております。
〇議長(潮田新正君) 13番、増田豊君。
〇13番(増田 豊君) 議員のほうに対しては、全くの個人の議員活動だというように捉えてもよろしいでしょうか。これ2回目。
〇議長(潮田新正君) 大塚市長。
〇市長(大塚秀喜君) 議員の皆さんについても、半分公務というふうに考えていただいたほうがいいとは思っております。バスと通訳については市のほうの負担でもありますし、公務というふうに考えていただいてもいいのかなと思っております。
それと、また、区長さん初めそのほか何人か行かれますが、やっぱり自分の飛行機代と宿泊代については実費でいただきたいというふうな話で進めております。
〇議長(潮田新正君) 13番、増田豊君。
〇13番(増田 豊君) 市長のほうから、半分公務と捉えていただきたいというようなことだったのですが、参加してもいいですよと言っている議員が全くの個人的な議員活動だというようなことを言っているのを考えても、もうちょっと明確な内容で今回のことを計画しないというと、どういうことになっているかわからない。説明不足になってしまっているのです、これは。
それと、旧岩瀬町のときに、行ったのに、なぜ締結しないでほっておいたのかというところは一番肝心なところだと思いますので、やっぱりそこら辺も精査して、なぜ締結できなかったかという参考にするべきだというようには私は思います。
以上。
〇議長(潮田新正君) そのほか質疑ありますか。
3番、榎戸和也君。
〇3番(榎戸和也君) ちょっとお尋ねしたいのですが、今、声かけをした中に区長さんとかというお話があるのですが、まだこれは決まっていないのだけれども、事前に感触を探るという意味で、まさに今ここで議会で審議しているわけですから、ですけれども、打診したということなのでしょうけれども、お声がけをするということは、この視察団の目的ということとも絡んで、どういう方にどういう趣旨でお声がけをしたのかということを、今現在、お声がけをした方についてお尋ねしたいと思います。
例えば、今区長ということが具体的に出ましたので、区長さんというのはどういうレベルの区長さんなのか。あるいは、それ以外の方であるのであれば、どういう目的でどなたにお声がけをしたのかということをお尋ねしたいと思います。
〇議長(潮田新正君) 大塚市長。
〇市長(大塚秀喜君) 各種団体の長の皆さんに、今回議員の皆さんにお手紙を出したように、こういうことを企画したいと思っていますと。予算が通ればぜひ参加していただけないでしょうかということで、各区長会長、各区の支部長お二人、それから先代の区長会長ということで、行くのであれば参加したいと。実費負担もあるということで、お返事いただいております。また、各種団体で、建築士会の会長さんが行ってもいいかなと。行ってみたいというふうなお話はいただいております。その辺です。あとは予定があるということで、商工会の会長さんは予定がつかないというような返事もいただいております。
〇議長(潮田新正君) 3番、榎戸和也君。
〇3番(榎戸和也君) 今、建築士会、それから区長会の代表の方とか商工会というようなお名前が挙がりましたが、これはやはり行くという何か趣旨、要するに提携に向けての視察ということですから、その辺がどういう関係になっているのかというのが、いまいちわからないのです。いろんな人に、ただ声かけて、行くので、どうですかということなのか。もうちょっと目的というものと声かけた相手というものの関係性みたいなものを説明いただけるとありがたいのですが。
〇議長(潮田新正君) 大塚市長。
〇市長(大塚秀喜君) 国際交流を深めていくに当たり、大使のほうからシリストラ市ということでお薦めいただきましたので、予算が通れば、ぜひ文化交流を深めていきたいというふうに思っているところでございます。
〇議長(潮田新正君) 12番、小林正紀君。
〇12番(小林正紀君) 先ほど来お伺いしているのですけれども、私も、公務か、私用かということ、ちょっと気になったものですから、市長は一部公務だか何だか、曖昧なご答弁なものですから、大変賛同しにくくなってしまうのですけれども、これに出てくるということは公務ということでしょう。だから、公務なら公務と、はっきり言ってください。それだけ。
〇議長(潮田新正君) 大塚市長。
〇市長(大塚秀喜君) 公務だと。議員の皆さんも公務ということでご理解いただきたいと思います。ただ、なかなか財政負担、大変なので、行くのであれば、ある程度、自腹も覚悟していただきたいということで進めたいと思っております。
〇議長(潮田新正君) 12番、小林正紀君。
〇12番(小林正紀君) そういう答弁ならわかります。最小限の、全部これが予算ついたから全部使い切るではなくて、できるだけ節約してやっていただきたいということでよろしくお願いしたいと思います。別に答弁はいいです。
〇議長(潮田新正君) 18番、林悦子君。
〇18番(林 悦子君) ちょっと、市長、その実費という意味がよくわからないのですけれども、全くのプライベートマネーということですか。それとも市長会関係の予算で行かれるということでしょうか。どっちでしょう。
〇議長(潮田新正君) 大塚市長。
〇市長(大塚秀喜君) 私に関しては実費で行くと思っています。
〇議長(潮田新正君) 18番、林悦子君。
〇18番(林 悦子君) 何でそんなこと聞いたかというと、私、前の市長だったか、誰だったか、筑西の市長さんだったか、忘れてしまったのだけれども、市長会というのは負担金を出してやっているではないですか。そうすると、4年に1回ぐらいは海外視察研修なんかに使えるお金があるらしいということを聞いたことあったものですから、そのお金で今回は行かれるのかなと思ったのですけれども、プライベートマネーということですよね、まるっきり。議員さんと同じ。今のお話では。ということは、やっぱり首長たるものが公務で行くのにプライベートマネーというのは、ちょっとよく、何というのかしら。議員さんが個人の議員活動なのに、そこに事務局が行くとか。要するにつじつまが合わないことが幾つかあるので、やっぱり行く目的とか、そういうものをすっきりさせたらば、どっちかにせざるを得ないと思うのです。その辺のところがちょっとすごく。
ましてや、例えば国際交流といっても唐突に、ブルガリアの名前もソフィアぐらいしか知りませんから、言えないところと唐突にやると受けとめる市民のほうがはるかに多いと思う。なぜかという理由も判然としないし、やっぱり桜川市レベルで国際交流、個人的な国際交流やっている人はいろんな国といろんな人たちがいますので、その中からなぜここが選ばれていくのか。行けば、何となく一歩も二歩も、やる気満々みたいな感じになってしまうのではないかと思って、その公務と言っても、今言ったみたいに公務なら何で実費なのだとか、議会費としても、議員がプライベートマネーなのに、どうして事務局がそこに行くのかとか。ちょっと説明不足。ましてや今、テレビで舛添知事の公私混同で騒いでいるときに、ちょっと時期が悪いような気もするのです。行くのだったら、その辺をきちっとした説明をしてもらいたいと思います。それが1つ。
それから、女子職員、連れていかれるのですか。それが2点目。
その2点、まず聞いてから。
〇議長(潮田新正君) 大塚市長。
〇市長(大塚秀喜君) 今、確かに時期があれであります。ぜひ実費で出せる部分は出していただいて参加いただければということで、公務であると思うのですが、ご協力いただきたいということでございます。
市民感情にも配慮した予算の組み方かなと。ここで議員の皆さん、全額、私も負担ということになりますと、プラス500万円ぐらいになってしまうと思いますので、これについては財政を考えまして、この辺でやっていきたいということでございます。
また、女子職員については、秘書課で英語が話せる職員がいますので、その職員が今、大使館とも交渉等行っております。1人連れていくというふうな方向で考えております。
〇議長(潮田新正君) 18番、林悦子君。
〇18番(林 悦子君) では、私は、多分職員といえども仕事だったら男女の差なく行かなくてはならないとは思います。けれども、あのルート、それからイスタンブールそのものも今非常に難しい場所になっていますし、イスタンブールから陸路ですよね。しかも400キロも500キロもということで、いろんな状況が入り乱れているときに、私は女子職員を連れていくことは勧めません。
議員であれば、これは自分の個人の覚悟で行きますので、個人ですから。しかし、職員の場合は職務命令が出たらいかなければならないので。現地で通訳雇いますよね。例えば民間の人で英語に堪能な方がもし行ってくれるという人がいれば、それで足りるということもありますし、大使館との連絡は、何も英語がしゃべれなければとれないわけではないので、私は、今起きているあの辺の状況を考えたときに、陸路でバルカン半島を上昇することに女子職員に職務命令を出すことはふさわしくないと思います。
それから、これは細かいことよりも、市長の体を心配するのです。小中一貫校でしょう。それから、国体対策室ですよね。バスもあります。とにかく物すごくいろんな事業が同時進行していますでしょう。その中で、一番は何といったって高森地区の開発の問題、あるいは市民病院ではないですか。こんな言い方したくはないのだけれども、高森がどうにもならないのに、何でブルガリアだの、そっちのほうに行ってお店広げなくてはならないのかと私は思うのです。だから、余り同時進行の大規模な事業が同時進行することを考えると、職員も、もうパンク寸前だと思いますので、いま一度、さっき1回目の質問で申し上げたようなことをきちんと整理してから、もう一度お考えになったほうがいいのではないかと思いますので、それは申し上げておきます。
〇議長(潮田新正君) そのほか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) なければ質疑を閉じます。
〇動議の提出
〔「議長」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 3番、榎戸和也君。
〇3番(榎戸和也君) 私、動議を出したいと思います。このブルガリア関係のことについて、修正動議を出したいと思いますので、お諮りしたいと思います。
〇議長(潮田新正君) ただいま3番、榎戸和也君から動議が提出されました。
これは地方自治法第115条の3の規定により、提出されました修正動議は2人以上の発議者がおりますので、成立いたします。
ここで暫時休憩いたします。
休 憩 (午後 1時46分)
再 開 (午後 1時50分)
〇議長(潮田新正君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
〇議会運営委員長報告
〇議長(潮田新正君) 休憩中に開催されました議会運営委員会の報告を願います。
議会運営委員長、小高友徳君。
〔議会運営委員長(小高友徳君)登壇〕
〇議会運営委員長(小高友徳君) 休憩中に開催した議会運営委員会の審議結果を報告いたします。
3番、榎戸和也君から提出されました議案第74号 桜川市一般会計補正予算(第2号)に対する修正案は、地方自治法第115条の3の規定のとおり、2人以上の発議者がありますので、直ちに審議、採決をいたします。
以上で報告を終わります。
〇議長(潮田新正君) ただいま議会運営委員長より報告がありました。報告のとおりとしてご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認め、議会運営委員長の報告のとおりにすることに決定いたしました。
〇議案第74号修正案の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(潮田新正君) ここで修正案を配付いたします。
〔修正案配付〕
〇議長(潮田新正君) 議案第74号 平成28年度桜川市一般会計補正予算(第2号)に対する修正案を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
3番、榎戸和也君。
〔3番(榎戸和也君)登壇〕
〇3番(榎戸和也君) 組み替えの修正動議の提案理由をご説明申し上げます。
今回のこの補正予算中に国際交流事業としての友好都市提携に向けた調査のための視察団派遣費用にかかわる補正が入っております。今回の動議は、この視察に関する補正にかかわる修正動議であります。
もとより国際交流の意義を否定するものではありません。市内の石の彫刻家の方を中心に積み上げられてきた交流実績を背景として、今回、友好都市提携を目指してブルガリアのシリストラ市視察事業が提案されていることは、こういう流れのもとで提案されているものと推測いたします。しかし、国際交流のための友好都市提携を模索するのであれば、何を目的として、どこと提携を目指すのかを考えなければなりません。市民の声を聞けば、いろいろな候補地が挙がってくるものと思います。
市では財政が厳しく、いろんな節約をしております。昼間、庁舎の電灯を消灯して、またいろんな公民館等の使用料値上げをして、少しでも財政に寄与しようという努力をされているところであります。当然この国際交流ということであれば、交流にはお金もかかってまいります。この後のことを考えますと、本当によく検討していかなければならないと、そのように考える次第であります。
今回のこの事業案について、幾つか疑問点があります。その第1は、視察団の性格がはっきりしていないということであります。つまり公的な視察団であるのか、民間有志による視察団かという問題であります。団長である市長については、市の公金を使わないで行くとのこと。議員は私費で有志による参加としているにもかかわらず、議会事務局の職員を公費で派遣すること。また、市長公室の職員4名を公費で派遣するということですが、それは何を目的に、どういう職員を具体的に派遣するのかということが明示されていないことであります。この点が第1点です。
第2に、友好都市提携先についての検討ということですが、今までの経緯としまして、岩瀬町時代に英語圏のオーストラリアへの中学生の派遣なども実績としてはあるわけであります。高校に対して、石を有志の方が送ったりして、そういう実績もあるわけです。英語圏でもあります。そういうものを一切対象に加えないで、このブルガリアのシリストラというところに提携先を模索していくというのはいかがであるか。こういうこともあります。
また、先ほど来申しましたように提携の目的、相手方の状況、そういうものを詳細に検討する中で、候補地を選定すべきと。そして、そこを視察すべきと。そういうふうに私は考えます。その辺のところがなされないで、いきなりこういうことでブルガリアということでは、私としてはちょっと納得できるものではありません。
もとより、今回のブルガリアの派遣に先鞭をつけた彫刻家の方の活動については、非常にこの地域にとっても大きな意味を持つものと私は考えております。ですので、もしそういうものに対して市が何らかの関与をするのであれば、それなりの助成措置をとるとか、そういうことで支援していただきたいというふうに、私はとりあえずそういうことで支援していただきたいというふうに考えるわけであります。
こういう以上の理由より補正予算のうち議案書92ページの事項別明細書については別紙、今回、今、配られました事項別明細書のとおりに、ブルガリア視察にかかわる議会費、総務費、計253万2,000円の減額による組み替え動議を提案するものであります。
以上、提案理由についてご説明申し上げました。終わります。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
ただいまの説明の中で質疑があれば質疑願います。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
これから修正案について討論を行います。討論ありませんか。
まず、修正案に反対者の討論を許します。
9番、市村香君。
〔9番(市村 香君)登壇〕
〇9番(市村 香君) 修正動議に反対の立場から討論いたします。
昨今新聞などでは、東京五輪・パラリンピックに参加する海外選手らと地域住民の交流を促進するホストタウン構想で、オリンピック開催の効果を全国的に波及させ、観光振興や地方創生につなげるため、各自治体にゆかりのある国や競技の事前合宿誘致を目指しております。以前から、今回交流のあったブルガリア共和国は、ここ数年交流が深まり、昨年ですか、当市の10周年記念式典にはブルガリア大使も来賓としておいでいただきました。また、今回、ブルガリア大使からの推薦ということで、シリストラ市との交流が現実味を帯びてきた中、このような修正動議が出され、可決しますと、ブルガリア共和国のご厚意に対し背を向けることになります。
シリストラ市はブルガリアの北東部の中心部で、有名なドナウ川沿いに位置する港町です。隣はルーマニア国と接し、以前、体操で金メダルをとったコマネチ選手は、皆様も知るところでございます。
今回は、今までの交流があったからこそ実施できることで、また予算については職員随行分が主な予算経費でございます。私は、ブルガリア共和国からの厚意を受けとめ、公的立場でシリストラへ行くことで、さらに文化交流やスポーツなど幅広い分野で交流が深まると考えております。
現在では、海外へ出かけることは、観光目的では世界各国、いつでも、どこでも自由に行けるようになりました。確かに桜川市は有名都市との交流もありますが、国際交流とは、ほかの国の異文化を知り、交流することで、石材面の産業ばかりでなく、食文化、芸術、農業、漁業、教育、福祉など、さまざまなことを学ぶ機会となることです。まずは一度行って、ブルガリア大使に敬意をあらわすことも重要だと考えます。
合併して10年が経過し、シリストラの社会情勢も大きく変わっているのではないかと思われます。そこに職員や私たちが他国の異文化を知ることは、今後の桜川市行政の仕事に携わる上でグローバルな考え方に変わっていくと思うし、またそこを職員には期待したいと思っております。
これから国体やオリンピックに向けて、桜川市も国際交流はさまざまな形で深まり、関係してくると思います。こういう機会はないので、ぜひ職員には随行として異文化を肌で感じていただきたい、そう思っております。
最近では、坂東市でも平成26年7月にパプアニューギニアのタリ市と姉妹都市を締結しており、14名が訪問団として渡航されていると伺っております。その中には、市職員、総務課初め合計5名の職員も参加されているということで聞いておりますので、以上のことから今回の修正動議については反対したいと思います。
以上です。
〇議長(潮田新正君) 次に、修正案に賛成者の発言を許します。
7番、菊池伸浩君。
〔7番(菊池伸浩君)登壇〕
〇7番(菊池伸浩君) 修正動議に賛成の立場で討論いたします。
ブルガリア共和国シリストラ市への訪問とのことですが、議員への案内状では、友好都市の締結を視野に入れて現地を視察するとなっております。旅行団は秘書課関係4人、議会関係1人の計5人の市の予算を出す編成です。旅費の総額は、1人当たり30万円で計150万円。そのほかバスの借り上げ代など費用として100万円が計上されております。
シリストラ市とは石材関係で以前から長いつき合いがあることは承知をしております。岩瀬町の時代、川那子町長のころにも、町長を含め十数名の議員が訪問した経緯もあります。また、桜川市になってからも、真壁地区の石材業者さんを中心に訪問したことがあると聞いております。昨年の市制10周年記念式典にブルガリア関係者が参加し、踊りも披露してくださいました。
しかし、問題は友好都市等の締結を視野に入れることが妥当かどうかということです。まず、交流にかかる時間、言語等の問題が生じてきます。今回の訪問の旅行計画を見ても、ブルガリアの首都はソフィアですが、飛行機の直行便はありません。行きも帰りも機内泊です。また、ソフィアからバスで430キロもかかると聞いております。
私は、ことし亀岡でブルガリアの方と会って話をしたことがあります。言語はスロベニア語ということで、スラブ系の言語です。英語圏の国ならば辞書を見れば少しは何とかなりますが、スロベニア語の文字は、見てもちんぷんかんぷんでした。私は、外国の方との交流を深めていくことには反対ではありません。しかし、友好都市として公費で長くおつき合いをしていくことには慎重でなければならないと考えております。
茨城県には21市町が37の外国都市と提携をしております。その多くはアジア、アメリカであり、また西ヨーロッパの都市であります。東ヨーロッパの国は一つもありません。ブルガリアとの交流は民間の方に任せ、市は温かく見守るという態度が一番いいと考えております。今、桜川市の財政では、このようなことをする余裕はないと考えます。
以上で修正動議に賛成をいたします。
〇議長(潮田新正君) ほかに討論はありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 修正案に対する討論を終わります。
これから議案第74号 平成28年度桜川市一般会計補正予算(第2号)に対する修正案を採決をいた
します。
この表決は起立によって行います。
修正案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立少数〕
〇議長(潮田新正君) 起立少数です。
よって、修正案は否決されました。
〇議案第74号の討論、採決
〇議長(潮田新正君) 次に、原案に対する討論を行います。討論ありませんか。
まず、原案に反対の者の討論を許します。
7番、菊池伸浩君。
〔7番(菊池伸浩君)登壇〕
〇7番(菊池伸浩君) 今回の補正予算について、特にブルガリア共和国シリストラ市訪問関係の予算に反対ですので、反対討論に立ちます。
前と同じになりますから余り詳しくは言いませんが、シリストラ市とは石材関係で以前から長いつき合いがあることは承知をしております。岩瀬町の時代にも町長を含め十数名の議員が訪問した経緯もあります。また、桜川市になってからも、真壁地区の石材業者さんを中心に訪問したことがあると聞いております。昨年の市制10周年記念式典にブルガリア関係者が参加し、踊りも披露してくださいました。
しかし、問題は友好都市等の締結を視野に入れることが妥当かどうかということです。友好都市となると、これからは恒常的に交流が行われることになります。まず、交流にかかる時間、言語等の問題が生じてきます。今回の訪問の旅行計画を見ても、ブルガリアの首都ソフィアは飛行機の直行便はありません。行きも帰りも機内泊です。また、ソフィアからはバスで430キロもかかると聞いております。
私は、ことし亀岡でブルガリアの方と会って話をしたことがあります。言語はスロベニア語ということで、スラブ系の言語です。英語圏の国ならば辞書を見れば少しは何とかなりますが、スロベニア語の文字は、見てもちんぷんかんぷんでした。私は、外国の方との交流を深めていくことに反対ではありません。しかし、友好都市として公費で長くおつき合いをしていくことには慎重でなければならないと考えております。
茨城県には21市町が37の外国都市と提携をしております。その多くはアメリカ、アジアであり、また西ヨーロッパの都市であります。東ヨーロッパの国は一つもありません。ブルガリアとの交流は民間の方に任せ、市は温かく見守るという態度が一番いいと考えます。今、桜川市の財政では、このようなことをする余裕はないと考えます。
以上の理由で今回の補正予算案には反対いたします。
〇議長(潮田新正君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。
15番、相田一良議員。
〔15番(相田一良君)登壇〕
〇15番(相田一良君) 私は、今回の補正予算に対して賛成の討論をさせていただきます。
皆さん、このブルガリアという国は、その昔、侵略されましたローマ帝国、そしてまた、モンゴル帝国、そのほか近隣諸国から大変な戦争になって、犠牲をされている地域と聞いております。先ほど菊池議員の反対討論で、ほかの市町村はヨーロッパの、先進地とは言いません、ヨーロッパ、またアメリカ、そして主に先進国との交流を主に茨城県の自治体はしていると述べておられました。そして、東ヨーロッパについては一つの自治体もないと、そう言われておりましたけれども、皆さん、先進国に視察に行くばかりが能ではないと私は思います。そのように他国から侵略を受けて、そして日本もあの太平洋戦争では本当に被災地になりましたけれども、そしてこのブルガリアの国も何回も何回も外国から攻められて、その中にあって、そこから立ち直ったということは、これは並大抵の国民性ではないと私は思っております。そういうところのその国民性の人とのつながりを持って、ほかの自治体で行っていない、そういうことをいろいろ話し合ったり、心の交流をすることによって、将来の桜川市が心豊かな自治体になっていくことを、やはり市民の代表、また数名の議員と一緒になって経験してくることが、私は一番であると思います。
今、日本は、訪日観光客がことしには2,000万人を超えようとしています。2020年には4,000万人を目標としております。そのような中にあって、茨城県桜川市、外国人の訪問客、5人、10人、そんなことであっていいのでありますか。ヨーロッパの地域において、ブルガリアが一つの起点となって、そのほかの先進国が少しでも桜川市に興味を持っていただければ、それは今回の視察が大変有意義になっていくものと私は思っております。
そういうことで、今回の補正予算におかれましては、桜川市が県内において少しでも大きなターニングポイントとなって、ポイントが上がるように、一生懸命我々も向こうに行って、物見遊山でなく、実際に向こうの人と一緒に交流を深めてきて、そしてすばらしい効果があるように頑張ってまいりたいと思いますので、今回の補正予算は賛成の立場をとらせていただきます。
〇議長(潮田新正君) ほかに討論ありませんか。
3番、榎戸和也君、反対の立場の討論を許します。
〔3番(榎戸和也君)登壇〕
〇3番(榎戸和也君) 反対の立場で討論を申し上げます。
ただいまブルガリアという国の歴史について語られて、侵略を受けて、そういう中で立ち直ったと。並大抵の国民性ではないというようなお話がございました。しかし、こういう侵略とかそういうものを受けて立ち直った国というのは、別にブルガリアに限ったことではありません。どこの国もいろんな流れの中で一生懸命にやっている。ですから、そういういろんなところを知るということについては、私は全く異議はございません。ただ、友好都市という今後のいろんな財政負担を含めて、そういうことにかかわることのための視察でありますので、そのことを考えたときに、私はいかがかというふうに申し上げたいわけであります。
ギリシャ、ローマの時代、あの土地はトラキアと呼ばれた土地ではないかと私は思っております。その土地にブルガール人というアジア系の民族が侵入しまして、ブルガリアという名前は実はアジア系の国の名前であります。しかし、その後、恐らく6世紀ごろに南スラブ、スラブ人のうちの南におりてきた人たち。ユーゴスラビアという国がまとめてありましたけれども、あれは南スラブという意味でありますので、その一民族としてブルガール人のいたところに入ってきたスラブ人がブルガリア人というふうに今なっているわけであります。そして、そのブルガール人が、先ほど菊池議員のお話にありましたように、私も詳しくはそこはわからないわけでありますが、話している言葉はスロベニア語。これも南スラブの一部族が南スラブ。クロアチアもそうであります。そういう言葉を話しているというふうに伺っております。
どの国民、民族も歴史は持っております。ですから、それについては当然敬意を表するものでありますし、先ほども申し上げましたように、地元の彫刻家の方がそことの提携を深めて、こういう交流を築いてこられたということは十分に承知をしているわけでありますが、先ほども申しましたように、やはり提携をしていくということであれば、ほかのいろんな視点からこれをやっぱり決めていっていただきたい。
今回も、この議案が上程される中で、実は事務局員が、議員さんで行く希望者いますかということで希望をとられておりました。しかし、そこに、例えば議長さんとか、そういう方に丸印がついておりましたけれども、確かに自費で行くわけですから。ただ、議会の事務局の職員が希望をとっているということであれば、それはもう結論ありきなのであります。我々は、今、この議会でそれを諮っているわけです。それが、それに先立って議長みずからが、それを諮る議長みずからが行く希望を出している。こういうふうなものの進め方。候補地についての問題もそうであります。こういう中で、この市の未来にかかわる大きな負担やら、逆の意味で友好都市によって得られるいろんなものを期待する中で、こういう決め方で決めてしまったのでは、後で禍根が残るのではないか。私はそういう意味でも、もし友好都市をやるのであれば、それについて広く市民から意見を募って、その中で決めていっていただきたい。
ぜひそういう意味で、今回のブルガリアありきというような決め方には私は疑問がありますので、そういう意味で反対をさせていただきます。
以上であります。
〇議長(潮田新正君) これで討論を終わります。
次に、修正案が否決されましたので、原案である議案第74号 平成28年度桜川市一般会計補正予算(第2号)を採決いたします。
この表決は起立によって行います。
本案を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立多数〕
〇議長(潮田新正君) 起立多数です。
よって、議案第74号 平成28年度桜川市一般会計補正予算(第2号)は可決されました。
〇請願第4号の閉会中の継続審査
〇議長(潮田新正君) 次に、日程第20、請願第4号 TPP協定を国会で批准しないことを求める請願書について、建設経済常任委員会委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付しましたとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
お諮りします。委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、建設経済常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
〇議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査
〇議長(潮田新正君) 日程第21、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付しましたとおり、閉会中の継続調査の申し出がありました。
お諮りします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定をいたしました。
〇日程の追加
〇議長(潮田新正君) ただいま10番、小高友徳君から、会議規則第14条の規定により、議員提出議案第1号 主要地方道石岡筑西線上曽トンネルの早期完成を求める決議が提出されました。
ここで暫時休憩します。
休 憩 (午後 2時22分)
再 開 (午後 2時43分)
〇議長(潮田新正君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
休憩中に開催されました議会運営委員会の報告を願います。
議会運営委員会委員長、小高友徳君。
〔議会運営委員長(小高友徳君)登壇〕
〇議会運営委員長(小高友徳君) 議会運営委員会の審議の結果を報告いたします。
先ほど提出されました議員提出議案第1号 主要地方道石岡筑西線上曽トンネルの早期完成を求める決議につきましては、追加日程第1として直ちに日程に追加し、審議、採決を行うことに決定いたしました。なお、表決は起立採決で行います。
以上で報告を終わります。
〇議長(潮田新正君) 報告が終わりました。
お諮りします。ただいま議会運営委員長より報告がありました。報告のとおりとしてご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議会運営委員長の報告のとおり決定いたしました。
追加日程表並びに議案書を配付します。
〔追加日程表及び議案書配付〕
〇議員提出議案第1号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(潮田新正君) 追加日程第1、議員提出議案第1号 主要地方道石岡筑西線上曽トンネルの早期完成を求める決議を議題といたします。
提出者である小高友徳君、提案理由の説明を願います。
〔10番(小高友徳君)登壇〕
〇10番(小高友徳君) 議員提出議案第1号 主要地方道石岡筑西線上曽トンネルの早期完成を求める決議。
上記の議案を、桜川市議会会議規則第14条の規定により別紙のとおり提出します。
平成28年6月16日、桜川市議会議長、潮田新正様。
提出者、桜川市議会議員、小高友徳、賛成者、桜川市議会議員、林悦子、同じく増田昇、同じく高田重雄、同じく相田一良、同じく増田豊、同じく小林正紀、同じく飯島重男、同じく市村香、同じく風野和視、同じく仁平実、同じく鈴木裕一、同じく榎戸和也、同じく大山和則、同じく谷田部由則。
提案理由を説明いたします。
主要地方道石岡筑西線上曽トンネルの早期完成を求める決議。
主要地方道石岡筑西線の筑波山麓を通る上曽峠区間は、幅員が狭いうえにカーブが多く、冬季には路面凍結や積雪による通行止めが生じるなど、交通に不備をきたしている状況にあります。
このため、この区間の走行性や安全性を確保するため、上曽トンネルを含むバイパス整備が計画され、平成13年度に事業を着手されております。
これまでに、桜川市と石岡市の両市側においてトンネルの取り付け道路の整備に着手しておりますが、県では用地取得等の課題もあり、未だトンネルの本体工事の着手には至っておりません。
このような中、茨城県議会においては、桜川市、石岡市、それぞれの住民から上曽トンネルの早期着工を求める請願が提出され、平成26年第4回定例会、平成27年第1回定例会において、いずれも請願が採択されております。また、石岡市議会では平成27年12月17日の議会において上曽トンネルの早期完成を求める決議案が可決されました。
この上曽トンネルの完成は、利用者の安全確保はもとより沿線地域の利便性の向上、茨城空港へのアクセス、ジオパーク構想、産業活動の発展をはじめ、県西・県南地域の地域間の連携や交流の拡大が見込まれ、さらに本県の発展に大いに寄与すると確信をしております。
よって、議会としては、県・両市と連携をしながらトンネルの早期着工に向け、合併特例債を活用し、上曽トンネルの早期完成を目指していただくよう決議するものです。
平成28年6月17日。
以上で提案理由説明を終わります。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 討論を終わります。
この表決は起立によって行います。
議員提出議案第1号は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立多数〕
〇議長(潮田新正君) 起立多数です。
よって、議員提出議案第1号は原案のとおり可決されました。
〇執行部あいさつ
〇議長(潮田新正君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許します。
大塚市長。
〔市長(大塚秀喜君)登壇〕
〇市長(大塚秀喜君) 平成28年第2回桜川市議会定例会の閉会に当たり、お礼を兼ねまして一言ご挨拶申し上げます。
今定例会は6月14日より17日まで4日間の会期で開催され、議員各位におかれましては慎重なるご審議を賜り、心から感謝申し上げます。皆様のご理解とご協力により、人事案件を初め条例の一部改正及び一般会計の補正予算など、ご提案しました案件につきまして、原案のとおりご承認、ご議決いただきましたこと、厚く御礼申し上げます。
また、今議会におきまして、文教委員会からの報告ということで、国際感覚を養うために多文化と触れ合うことは大事なことと思います。本市におかれても、このような他自治体、美濃市の取り組みを参考にしながら、豊かな教養を身につけられるよう環境構築の検討を要望しますとご要望もいただいております。また、菊池議員からのお話もありました。今後は英語圏との提携都市ということも前向きに考えていきたい、そのように思ったところでございます。
議員各位の一層のご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のご挨拶といたします。どうもありがとうございました。
〇閉会の宣告
〇議長(潮田新正君) 本定例会に付議されました案件は全て議了しました。
以上で平成28年第2回桜川市議会定例会を閉会いたします。
どうもご苦労さまでございました。
閉 会 (午後 2時51分)