平成27年第3回桜川市議会臨時会議事日程(第1号)
平成27年11月27日(金)午後3時開会
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 執行部あいさつ
日程第 4 議案第76号 公平委員会委員の選任について
日程第 5 議案第77号 新市建設計画の変更について
日程第 6 執行部あいさつ
〇出席議員(15名)
3番 榎 戸 和 也 君 4番 萩 原 剛 志 君
5番 鈴 木 裕 一 君 6番 仁 平 実 君
7番 菊 池 伸 浩 君 9番 市 村 香 君
10番 小 高 友 徳 君 11番 飯 島 重 男 君
12番 小 林 正 紀 君 13番 増 田 豊 君
14番 潮 田 新 正 君 15番 相 田 一 良 君
16番 高 田 重 雄 君 17番 増 田 昇 君
18番 林 悦 子 君
〇欠席議員(3名)
1番 谷 田 部 由 則 君 2番 大 山 和 則 君
8番 風 野 和 視 君
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 大 塚 秀 喜 君
副 市 長 井 上 高 雄 君
教 育 長 梅 井 隆 男 君
市 長 公 室 長 潮 田 昭 彦 君
総 務 部 長 市 塚 一 郎 君
市民生活 部 長 小松ア 裕 臣 君
保健福祉 部 長 来 栖 啓 君
経 済 部 長 横 田 藤 彦 君
建 設 部 長 飯 田 成 信 君
上下水道 部 長 根 本 貞 興 君
教 育 部 長 中 島 洋 治 君
会 計 管 理 者 高 松 弘 行 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議会事務 局 長 廣 澤 久 夫 君
議会事務局書記 鈴 木 孝 君
議会事務局書記 仲 田 浩 司 君
議会事務局書記 長谷川 勇 貴 君
開 会 (午後 3時00分)
〇開会の宣告
〇議長(潮田新正君) 皆さん、こんにちは。本日の出席議員は15名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、ただいまより平成27年第3回桜川市議会臨時会を開会いたします。
地方自治法第121条の規定により、説明のため議長からの出席要求による出席者及び事務局職員は配付した名簿のとおりであります。
〇開議の宣告
〇議長(潮田新正君) これから本日の会議を開きます。
〇会議録署名議員の指名
〇議長(潮田新正君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本臨時会の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、
11番 飯 島 重 男 君
12番 小 林 正 紀 君
13番 増 田 豊 君
以上3名を会議録署名議員に指名いたします。
〇会期の決定
〇議長(潮田新正君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。
議会運営委員長より、本臨時会の会期日程等、議会の運営に関する事項について、議会運営委員会の協議の結果を報告願います。
議会運営委員会委員長、小高友徳君。
〔議会運営委員長(小高友徳君)登壇〕
〇議会運営委員長(小高友徳君) 議会運営委員会の会議結果を報告いたします。
円滑な議会運営を図るべく、本日午後1時30分から議長の出席を得て開催をし審議した結果、次のとおり決定をいたしました。
会期は本日限りとし、議案第76号 公平委員会委員の選任について、議案第77号 新市建設計画の変更について、以上2議案を審議、採決することに決定をいたしました。
以上で報告を終わります。
〇議長(潮田新正君) 報告が終わりました。
お諮りします。本臨時会の会期日程等は、議会運営委員長の報告のとおりとしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、会期日程等は、議会運営委員長の報告のとおり決定をいたしました。
〇執行部あいさつ
〇議長(潮田新正君) ここで、市長より発言を求められておりますので、これを許します。
大塚市長。
〔市長(大塚秀喜君)登壇〕
〇市長(大塚秀喜君) 本日ここに、平成27年第3回桜川市議会臨時会を開会するに当たり、提出議案の概要説明を兼ねて一言ご挨拶申し上げます。
議員各位におかれましては、公私ともご多用のところご出席を賜り、厚く御礼申し上げます。
それでは、今回の臨時会でご審議いただく2つの案件につきまして概要説明させていただきます。
初めに、議案第76号 公平委員会委員の選任につきましては、地方公務員法第9条の2第2項及び桜川市ほか一部事務組合等公平委員会規約第3条第1項の規定により議会の同意を求めるものです。
次に、議案第77号 新市建設計画の変更につきましては、市町村の合併の特例に関する法律第5条第7項の規定に基づき議会の議決を求めるものです。
なお、詳細につきましては、後ほど担当部長よりご説明いたしますので、何とぞ慎重なるご審議の上、議決くださいますようお願い申し上げ、ご挨拶といたします。
〇議案第76号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(潮田新正君) 日程第4、議案第76号 公平委員会委員の選任についてを議題といたします。
提案理由の説明を願います。
大塚市長。
〔市長(大塚秀喜君)登壇〕
〇市長(大塚秀喜君) 議案第76号 公平委員会委員の選任について提案の説明をさせていただきます。
桜川市の公平委員会は、委員は3名で任期は4年であります。現在その委員の一人であります櫻井幸子氏が12月7日をもって任期満了となります。つきましては、後任に市村尚夫氏を公平委員会委員に選任したく、地方公務員法第9条の2第2項及び桜川市ほか一部事務組合等公平委員会規約第3条第1項の規定により、議会の同意を求めるものです。
市村氏は、桜川市真壁町下谷貝426番地にお住まいの方で、昭和29年4月11日生まれの61歳になられる方でございます。同氏は、昭和57年4月に石毛町立石毛小学校の教諭として勤務され、以降新治小学校、下館南中学校の校長を歴任し、平成27年3月に桜川市立桃山中学校校長で退職されました。同年4月からは桜川市教育支援センターの相談員として現在もご活躍されている方で、地域社会におかれても信頼される人格や見識を兼ね備えている方でございます。
どうぞ慎重なるご審議の上、ご同意くださいますお願い申し上げ、説明とさせていただきます。よろしくお願いします。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 討論を終わります。
お諮りします。議案第76号は原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議案第76号は原案のとおり同意することに決定をいたしました。
〇議案第77号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(潮田新正君) 続いて、日程第5、議案第77号 新市建設計画の変更についてを議題といたします。
提案理由の説明を願います。
潮田市長公室長。
〔市長公室長(潮田昭彦君)登壇〕
〇市長公室長(潮田昭彦君) 議案第77号 新市建設計画の変更につきましてご説明いたします。
議案書2ページをお開きください。新市建設計画の変更につきまして、市町村の合併の特例に関する法律第5条第7項の規定に基づき、新市建設計画を変更したく議会の議決を求めるものでございます。
議員各位もご承知のように、今後桜川市にとりましての主要事業でございます桜川市立病院の整備、長方、高森地区の開発を見据えた基幹道路の整備、小中学校の適正配置を実現する小中一貫校の建設を実施していくに当たり、それぞれの事業費の財源確保の観点から、補助金、交付金といった支援が余り望めない状況下、財政負担を軽減し事業を推進するため、合併特例債の活用を図ることといたしました。これらの事業に合併特例債など国からの財政支援を受けるためには、当該事業を桜川市の基本方針や公共施設の整備などについて定め、また将来のビジョンや施策の方向性を示した岩瀬町・真壁町・大和村新市建設計画、この中にその主要事業計画を位置づける必要がございます。このことから、本年7月から9月に計3回にわたりまして市議会合同常任委員会におきまして、その方針につきまして議員各位にご説明をさせていただいたところでございます。その後、その内容をもって茨城県と変更する内容の、内容の妥当性並びに特例債の対象とする事業を考慮した桜川市の財政シミュレーションなどにつきまして県と協議を重ねてまいりました。結果、このたび茨城県知事より新市建設計画の変更内容につきまして異議はない旨の回答をいただきましたことから、所定の手続に従い新市建設計画の変更内容につきまして、桜川市議会の議決をいただきたく提案するものでございます。
何とぞ慎重なるご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
以上でございます。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
7番、菊池伸浩君。
〇7番(菊池伸浩君) 7番の菊池です。過日、茨城新聞10月25日に「合併特例債の活用に地域差が鮮明」という見出しで記事が出ておりました。合併特例債の活用状況、これを見ますと、坂東市は1番で84%、桜川市は23位なのです。合併特例債を使える自治体は25しかありませんから、その中で実績額としては27億円、15%が発行率となっております。この今回3つの合併特例債に使う事業、これを合わせますと、これが実績額で大体どのくらいになるのか。そして、発行率がどのくらいか。さらに、この表に載っけますと自治体の順位では何番目ぐらいになるのかと、それだけ説明を願います。
〇議長(潮田新正君) 7番、菊池伸浩君の質問に潮田公室長、答弁願います。
〇市長公室長(潮田昭彦君) 菊池議員のご質問にお答えいたします。
10月25日の茨城新聞の記事、合併特例債の起債率の高い順ということで、それに何番目に当たるのかということをご回答いたします。起債実績額と今回追加する3本の大きな事業を合わせまして70億6,030万円になります。これを今言いました表に照らし合わせますと、起債率が約37%で、25市中17番目になるかと思われます。
以上でございます。
〇議長(潮田新正君) 菊池伸浩君の質問を終わります。
そのほかありませんか。
3番、榎戸和也君。
〇3番(榎戸和也君) 県との協議をやったということなのですが、1つは、県はどういうことを言っていたか。最終は異議はないということのようですが、何か県のほうから確認されたこととかアドバイスとか、そういうことがあったら1つお聞かせいただきたいというのが1点であります。
もう一点は、先ほど長方、高森地区、小中の一貫、病院等で非常にお金が出ると。厳しい折なので有利な合併特例債でやりたいというふうなお話でした。いわゆる今回のこの合併特例債の、省いたものは別にして、新たにやるということで出てきているのが約96億円ということですね。32億円が合併特例債が該当する事業として桜川市の自己負担、自主負担ですね、自己負担で今後手当てしていかなければならないということかと思います。利息等はそこに入っているのかどうかちょっとよくわからないのですが、利息等も多分入ってくると思いますが、合併特例債の元本は向こうで出してくれるけれども、こっちで何か別な起債をすれば自前で利息等もそこに入ってくると。
特に、1つ問題というか確認したいのは、長方、高森地区というお話が出ていましたので、この間いわゆる長方地区の道路及び調整池の調査設計表をつけるときの話で、高森の側については、基本的にはお金は入れないのだというようなお話があったのですけれども、これは今入るという流れで進んでいるようですね。そちらも当然用地の買収費、それからそこに道路をつける何のということが当然入ってきますので、これも相当な額が入ってくるかと思うのですが、これは合併特例債の対象にはなっていないということは、この総事業費としてこの3つの事業で97億円プラスもろもろ、病院についても合併特例債が使えない部分がありますから、そういうものを含めるとどのぐらいの金、特に高森地区については、どのぐらいの金を市は投入して何をやろうとしているのかということも含めて、要するに財政計画全体から見たときに、合併特例債だけではなくて、そっちにも相当な負担が市に今後かかってくるという中での合併特例債ですので、ぜひそこのところ説明願いたいと。かからないといったものがかかるわけですから。幾らかかるのかと。概算で結構ですので。用地取得費にこれだけ、具体的にその用地は、例えば病院をつくる分がこれだけで、住宅地つくるのだか何かわかりませんが、道路用地にどれだけの施設があって幾らというようなことをご説明願いたいと思います。
〇議長(潮田新正君) ただいまの榎戸和也君の2点の質問、潮田公室長。まず、県との協議。
〇市長公室長(潮田昭彦君) まず、県との協議につきましてアドバイス等の件につきましては、申しわけございませんが、今この場で認識しておりませんので、後で議員さんのほうにお示ししたいと思います。よろしくお願いいたします。
〇議長(潮田新正君) 2点目、副市長。長方地区の開発予算。
〇副市長(井上高雄君) 現在予算をいただきまして、高森地区それから長方地区、一体的な整備計画を策定というか検討しておるところでございます。その中で、まだ事業手法等固まってございませんので、その中で整備の費用等についても精査しているという段階でございます。
以上です。
〇議長(潮田新正君) 3番、榎戸和也君。
〇3番(榎戸和也君) 財源措置も何にもわからなくて、どういう計画でやるのだかも真っさらで、それで用地買収交渉は当たってしまっていると。聞くところでは1反歩150万円というようなことで、田んぼもあれも全部一緒くたで1反歩150万円ですか、150万円ということで入っているというふうに私は何か聞いているのですが、そうするだけでもどんだけの畝歩買うかわかりませんが、5億円とか8億円とかという数字になるわけですね、計画どおりに行けば。しかも、そこに道路をつくるだの何だのってなればまた金食うわけですから。道路もつくるわけでしょうから。買った土地、ただ買って市が何もない状態で持っているわけではないでしょうから。そうしたら、それは計画がそれなりにあって、今後市がそれだけの金をしょっていくわけですから、それが売るのだか何だかそれは知りませんよ。しかも、これ先ほど出た、前にもらった資料を見ると、これは病院の場合なのですか、用地費について、つまり病院が前は五十何億円だったのが69億円にふえたわけですよね。そのときの中身で用地費が入ってきていますと。用地費については、土地開発公社所有地の簿価を基準に想定して購入費を算定している。例えばこうなっています。長方地区。それで出たのが69億円の中のその一部です。あの簿価は虫食いの2町歩、2町歩ないです、あそこの部分だけだと。2町歩として簿価が幾らでしたっけ7億9,000万円だっけ。ぐらいなのですよね。2億円ですか。そうですか。あれ以上は、借金が7億円残っていて7億9,000万円ではなかったっけ、あの土地のあれが。それは後で確認しておいて。ともかく2億円なら2億円で結構ですよ。そうすると2町歩ということは、1町歩1億円、1反歩1,000万円ということですよね。この下にこう書いてあるのです。長方地区基幹道路の部分については、要するに近隣における道路用地取引何とかで算出すると。つまり評価、取引を実勢でやって、さっき言った1反歩150万円だという話になっているわけでしょう。片っ方は同じところで、田んぼ挟んで1反歩150万円で、片っ方の数字出すのには1反歩1,000万円。こういうはっきり言えば数字を出すときの根拠も何も、私から言うとちょっとめちゃくちゃではないかと思うのです。片っ方はだって簿価でやって、同じような土地が1反歩1,000万円して片っ方は150万円だと。そういうふうにして積み上げられたこの数字というものに対する信憑性というのも、私はちょっと疑問を感じるのですが、それが今後の具体的な市のいろんな形での負担につながっていくと。この辺について、ちょっと説明を求めたいのですが、よろしくお願いします。
〇議長(潮田新正君) では、榎戸議員の2回目の質問。財源措置を含めて新市の方向をちょっと答弁、市長。
〇市長(大塚秀喜君) 12月の議会で今後もう少し、今榎戸議員からお話が出ましたが、12月の議会には追加議案で私どもも議会で検討していただこうというふうに思っているところでございます。
また、単価につきましては、市街化区域と調整区域の違いというのがございますので、ご理解いただきたいというふうに思っております。
〇議長(潮田新正君) 榎戸議員、3回目になりますので、まとめの質問でお願いいたします。
〇3番(榎戸和也君) 先ほども申し上げましたように、今度の議会でということでありますが、これだけのものを今実際に動いていると。用地取得交渉に動いていると。病院の建てる場所というようなことも想定されているというふうに聞いています。それについての財政の見通しも何にもない中でそれが進んでしまっているということについて、総合戦略室を統括している副市長は、県におられてこういう手法はありなのですか、もう一回確認します。
〇議長(潮田新正君) 榎戸議員の3回目の最後の質問、井上副市長。
〇副市長(井上高雄君) 今市長から答弁しましたように、今回の事業、この新市建設計画の変更の手続におきましては、一定の考え方を持って積算するということであれば、それが必ずしも厳密な数字でなくても、簡単に言えば1つの枠という考え方でできるのでは、できるというか説明をしてきたというものでございます。したがいまして、それでその財政計画に基づきまして知事の同意が得られたということでご理解をいただきたいと思います。
以上です。
〇議長(潮田新正君) そのほか質問はありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 討論を終わります。
お諮りします。議案第77号は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議案第77号は原案のとおり可決することに決定をいたしました。
〇執行部あいさつ
〇議長(潮田新正君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許します。
大塚市長。
〔市長(大塚秀喜君)登壇〕
〇市長(大塚秀喜君) 平成27年第3回桜川市議会臨時会の閉会に当たりまして、一言御礼申し上げます。
今臨時会におきましてご提案しました議案につきまして、原案のとおり議決をいただき、まことにありがとうございました。今後とも議員各位におかれましては格別のご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。
〇閉会の宣告
〇議長(潮田新正君) 本臨時会に付議されました案件は全て議了しました。
以上で平成27年第3回桜川市議会臨時会を閉会いたします。
皆さん、どうもご苦労さまでございました。
閉 会 (午後 3時24分)