平成27年第3回桜川市議会定例会議事日程(第5号)

                          平成27年9月7日(月)午前10時開議
日程第 1 議案第67号 平成26年度桜川市一般会計歳入歳出決算認定について       
日程第 2 議案第68号 平成26年度桜川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について 
日程第 3 議案第69号 平成26年度桜川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定につい
             て                               
日程第 4 議案第70号 平成26年度桜川市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
日程第 5 議案第71号 平成26年度桜川市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について   
日程第 6 議案第72号 平成26年度桜川市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定につい
             て                               
日程第 7 議案第73号 平成26年度桜川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
日程第 8 議案第74号 平成26年度桜川市水道事業会計決算認定について         

出席議員(18名)
  1番   谷 田 部  由  則  君     2番   大  山  和  則  君
  3番   榎  戸  和  也  君     4番   萩  原  剛  志  君
  5番   鈴  木  裕  一  君     6番   仁  平     実  君
  7番   菊  池  伸  浩  君     8番   風  野  和  視  君
  9番   市  村     香  君    10番   小  高  友  徳  君
 11番   飯  島  重  男  君    12番   小  林  正  紀  君
 13番   増  田     豊  君    14番   潮  田  新  正  君
 15番   相  田  一  良  君    16番   高  田  重  雄  君
 17番   増  田     昇  君    18番   林     悦  子  君

欠席議員(なし)

地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
   市     長  大 塚 秀 喜 君
   副  市  長  井 上 高 雄 君
   教  育  長  梅 井 隆 男 君
   市 長 公 室 長  潮 田 昭 彦 君
   総 務 部 長  市 塚 一 郎 君
   市民生活 部 長  小松ア 裕 臣 君
   保健福祉 部 長  来 栖   啓 君
   経 済 部 長  横 田 藤 彦 君
   建 設 部 長  飯 田 成 信 君
   上下水道 部 長  根 本 貞 興 君
   教 育 部 長  中 島 洋 治 君
   会 計 管 理 者  高 松 弘 行 君

職務のため出席した者の職氏名
   議会事務 局 長  廣 澤 久 夫 君
   議会事務局書記  鈴 木   孝 君
   議会事務局書記  仲 田 浩 司 君
   議会事務局書記  長谷川 勇 貴 君


          開 議  (午前10時00分)
    開議の宣告
議長(潮田新正君)皆さん、おはようございます。
 本日の出席議員は18名全員であります。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、これより本日の会議を開きます。
 
                                           
    議案第67号〜議案第74号の大綱質疑
議長(潮田新正君)本日は、9月3日に上程されました議案第67号 平成26年度桜川市一般会計歳入歳出決算認定から議案第74号 平成26年度桜川市水道事業会計決算認定についてまで8案の大綱質疑を行います。
 大綱質疑については、一般会計、特別会計及び水道事業会計を一括して行います。質疑は、答弁を含め1人20分とし、3回までといたします。また、所属委員会の所管にかかわる質疑は差し控えていただくことといたします。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
 なお、質疑をする場合はページ数もあわせてお願いをいたします。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 7番、菊池伸浩君。
7番(菊池伸浩君)7番の菊池です。4項目について質問いたします。
 まず1点目は、実績報告書52ページ、広報紙の広告料168万円の件ですが、いろいろ広告料をいただいていますが、私この前イノシシの研修で大田原市に行ってまいりました。そこでいただいた封筒には、皆さんわかっていると思うのですが、裏側にこれだけ、一面全部広告なのです。桜川市の封筒には広告は入っていないと思ったのですが、まねるといいますか、パクるといいますか、こういうこともあってもいいのではないかというふうに思いましたので、お尋ねいたします。
 それから次、66ページ、同じく実績報告書です。職員研修負担金の45万円について、いろいろ職員の研修がたくさん行われております。全部聞いてもしようがないので、特に2つだけお聞きいたします。1つは、議会対応能力向上講座、非常に気になる講座なので、どのような研修内容なのか、端的でいいですからご説明願います。もう一点、住民満足度向上講座というのもあります。これも簡単で結構ですので、どんな方が行って、どんな内容で講習受けてきたのかということを伺います。
 続いて3点目、決算書の94ページ、防犯カメラ6万2,100円が載っています。近年、防犯カメラの威力、効果が非常に見直されております。私自身も、こんなもの置いても大して効果がないと思って余り期待していなかった立場だったのですが、どうも見直す必要があるというふうに思うようになりました。そこで、市で設置している防犯カメラの設置状況と、その威力、効果を発揮した例があれば、具体的な説明をお願いしたい。また、今後ふやす計画があるのかについてもお話願いたいと思います。
 そして4点目、決算書の158ページ、放射線測定事業、これは3.11事故から4年半経過いたしましてかなり関心も薄れておりますが、過日私の自宅に、スマホで私の放射線測定のことを書いたブログを、昔、もう2年半ぐらい前に出したことがあるのです。それを探し当てたという方がいらっしゃいまして、どういう状況か教えてほしいと。あと、特に飯淵周辺のところが意外と高かったのです。なぜなのかということを私のところにも聞きに来たし、市の環境対策課にも聞いてきたという方がおりました。やっぱり関心がある方はあるのだなという思いを新たにしたところです。そこで、現在の放射線測定事業の実績、またその結果について、今どのような状況かということを伺います。
 以上4点です。
議長(潮田新正君)7番、菊池伸浩君の4点の質問に答弁を願います。
 まず、1点については市塚総務部長。
総務部長(市塚一郎君)菊池議員さんのご質問にお答えします。
 大田原市でいただいた封筒の件なのですが、県内を調べましたところ茨城県内でも水戸、那珂、笠間市の3地区が同様の広告の入った封筒を使用しております。それで、全額広告会社のほうからの寄附ということなものですから、大変経費削減になると思いますので、桜川市としてもこれから検討していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
議長(潮田新正君)では2点目、潮田公室長。
市長公室長(潮田昭彦君)菊池議員さんのご質問にお答えいたします。
 平成26年度の職員研修につきましては、自主促進研修としての4つの養成講座に5人、特別研修といたしまして18講座に29人、階層別研修として5講座に71人、合計27の研修に105人を派遣いたしました。
 議員ご質問の議会対応能力講座並びに住民満足度向上講座につきましては、特別研修18講座のうち2講座でございまして、それぞれ3人ずつ派遣しております。議会対応能力向上講座につきましては、次長級2年目の3人の職員を派遣しております。この講座は、議会と執行機関の関係について再認識するとともに、議会開会前の準備や心構え、議会において留意すべき点など、職員に求められる議会対応能力の向上を図ることを目的に実施され、内容といたしましては議会の役割並びに法的位置づけ及び議会と執行機関の関係などの制度面や答弁作成前の留意点、わかりやすい答弁書作成のポイント、答弁する際の留意点などの議員との対応面につきまして研修しており、今後の議会対応が期待されるところでございます。
 次に、住民満足度向上講座につきましては、市民の皆様と接する機会の多い各庁舎で、主に窓口業務に従事しております総合窓口課職員3人を派遣しております。この講座は、民間企業における顧客満足度の考え方から、市民の皆様が満足する行政運営やサービス提供のあり方を学び、その実践手法を身につけることを目的に実施され、内容といたしましては自治体におけるよいサービスの提供、住民満足度向上の理解と実践などについて研修し、市民ニーズに合った政策立案や市民の皆様が満足する対応について研修するなど、市民サービスの向上を図るものでございます。桜川市人事育成基本方針に基づいた能力開発の一環として行われているこのような職場外研修は、本来の職場から離れて一定期間集中的に行う研修であり、職務を遂行する上で必要な知識、技術を体系的に学習するとともに、高度専門的な知識や技術を習得するのに効果的であると考え、通年実施しております。
 その研修の過程や内容などについて、両講座の参加者から報告される出張復命書によりますと、説明責任能力が求められている議会対応において、わかりやすい答弁書の作成方法など改めて確認できた、議員との折衝の際の留意すべき制度面と対応面について学ぶことができ、今後の議会対応に役立てていきたい。また一方で、住民満足度は電話の問い合わせ、受け付け、案内、苦情対応、接遇など全てが結びつく、その中でも特に重要なのは相手を待たせないこと、的確に説明すること、窓口は市役所の顔であり、窓口対応で市民の皆様の満足度が決まる、行政への要望も多様化する中で満足度を向上させていくことは容易ではないが、日々の業務に対して大きなヒントを得ることができたなどの報告がされていることから、研修での効果はあったものと判断しております。
 以上でございます。
議長(潮田新正君)続いて、小松ア市民生活部長。
市民生活部長(小松ア裕臣君)菊池議員さんの市が設置した防犯カメラで威力、効果を発揮した事例はとのご質問でございますが、お答えいたします。
 市では、平成24年度から26年度の3年間で、岩瀬駅、羽黒駅、大和駅に防犯カメラを設置いたしました。その設置効果の検証ということでございますが、資料的にはちょっと私ども市内ではございませんが、茨城県警のほうで毎年市町村別に出しております、泥棒、盗みなのですけれども、種類的には自動車、オートバイ、自転車というようなことで統計的にとった資料がございます。その中身を検索してみますと、平成24年度、まだ防犯カメラが岩瀬駅に設置されていないときです。また、統計的には1月から12月というようなとり方をしております。その年が前年度より2件増加しておりまして、桜川市内で34件の自転車泥棒がございました。次の年、岩瀬駅には防犯カメラが設置されてございます。平成25年度は前年度比7件の減少で、年間27件でございました。26年度はさらに2件減少いたしまして、年間25件となってございます。平成27年度、今年度はまだ7月末現在の暫定値ではございますが、前年同期比で12件減の4件というふうになってございますので、これはある程度効果が出ているのではないかというふうに推察しているところでございます。
 今後の設置につきましては、各駅に設置したときに警察のほうからも言われていること、やはりトイレとか、そういうところを映さないでほしいというようなこともございまして、個人情報とかそういう関係もございますので、今後の設置につきましては十分検討していきたいというふうに思っております。
 次に、放射線量の測定事業でございますが、放射性物質の検査につきましては、平成24年の6月から検査を始めております。検査対象といたしましては、2つの給食センター、それから保育園、保育所6カ所になるかと思います。それから、一般というようなことでの区分けで検査を実施してございます。平成24年度は検査数が775件、うち41件が基準超えということでございます。25年が839件、19件が基準超えになってございます。平成26年度が830件、21件が基準超えというようなことでございまして、総体的に言えることは、学校給食センター、保育園、保育所に関しては一件も基準超えは出てございません。この辺は、子供たちの安全安心を確認できているのではないかというふうに考えています。
 また、基準超えが多いというのは一般で持ち込まれたもので、特に県外もございます。県内もございますけれども、山菜、キノコ類が大体そういう超えているものでございますが、ちょっと突出してといいますか、件数は少ないのですけれども、土壌と焼却灰の検査が何件か持ち込まれておりますが、これはいずれも市内のもので、全て基準超えというようなことになってございます。以上が放射線量測定の現状でございます。
 以上です。
議長(潮田新正君)これで菊池伸浩君の質問は終了いたしました。
 続いてございませんか。
 3番、榎戸和也君。
3番(榎戸和也君)いろいろ迷っておりまして、済みませんでした。質問したいと思います。
 1つは、決算書の120ページのところの民生費のうちの社会福祉費のうちの第5目のところの12のところです。その役務費で、審査支払手数料六百何万円というのがあります。これは、別なほうの実績報告書で見るとこの内訳が分かれていて、事務費みたいな話ですか、これ。
          〔「それ実績報告書何ページ」の声あり〕
3番(榎戸和也君)実績報告書は何ページでしょう。
          〔「92」の声あり〕
3番(榎戸和也君)92ですか、91か92。医療福祉費の中のどこになるのですか……この審査支払い手数料というのは、つまりどういうものに対する手数料で、その審査していることで具体的にどういう成果が上がっているのかと、審査した結果、例えば不適切であるとか、あるいは科目が違うとか、何かいろいろ多分あるのだと思うのです。これだけお金かけているということは、これだけの成果がある程度なくてはおかしいと思うのですが、その辺のところをお伺いしたいというのが1つです。
 それと、戻るのですが、116ページの、いわゆる老人福祉施設措置費というのが1,900万円上がっているのですが、116ページの上から2行目のところです。20扶助費というところに老人福祉施設費というのが、これは実績報告書では89ページかと思うのですが、89ページの下から2枠目のところに1,900万円というのが上がっていまして、措置費内訳が人数的に7人から8人で470万円ぐらい、事務費が1,400万円というふうに上がっています。この事務費というのは、つまりお年寄りでなかなかほかで面倒見てもらえないような特異な例について、市のほうで応援して施設に入ってやっていると、その費用を市が出しているということなのだと思うのですが、その事務費が1,400万円という、これは一体どういう仕組みになっているのかを教えていただければということです。
 以上2点、お尋ねします。
議長(潮田新正君)榎戸和也君の2点の質問に答弁願います。
 1点目、小松ア市民生活部長。
市民生活部長(小松ア裕臣君)榎戸議員さんのご質問にお答えいたします。
 決算書120ページの医療福祉事業、12節の役務費の審査支払い手数料でございますが、実績報告書のほう92ページの(2)、事務費が2つございます。県補助対象分と市単独事業分でございます。俗に言われておりますマル福と言われる制度でございまして、中学3年生までの医療費の無料化といいますか、それにかかわるレセプト、診療報酬請求書の審査代ということでございます、この六百何万円というのは。県補助分で493万6,904円、それから市単独事業分で132万5,834円とございます。この2つを足していただけると決算書の数字になってまいりますので、これは診療報酬を決定する審査の手数料ということでございます。よろしいでしょうか。
議長(潮田新正君)続いて、来栖保健福祉部長。
保健福祉部長(来栖 啓君)お答えいたします。
 決算書116ページの20節扶助費、老人福祉措置費1,940万7,733円の件でございます。実績報告書の89ページに書いてありますように、老人福祉法第1条の規定により措置に要する費用というような形でございます。養護老人ホームというような形で、桜川市から各養護老人ホーム施設に入所している方の費用でございます。
 内訳といたしまして、措置費の生活費が89ページに書いてありますように473万9,874円、それから事務費が1,422万4,968円、この事務費については養護老人ホームに入っている人件費、それから管理費、それが1,400万円等の管理費というような形でございます。1カ月平均いたしますと、1人当たり20万6,000円ほど養護老人ホームに入所いたしますとかかるということで、お世話をしていただく介護士の方の人件費、それから施設の管理費ということでかかっております。その費用を合わせまして、扶助費の1,940万7,000円等の支出をしているというような形でございます。
 以上でございます。
議長(潮田新正君)3番、榎戸和也君。
3番(榎戸和也君)そうしますと、措置費内訳で生活費というのは、これはその方の、よくわかりませんが、例えばおむつ代だとか食事代だとか、何かそういうものは生活費ということで出して、それ以外にその施設のほうに、いわゆる普通であれば保険が適用になるような流れのものが、1人20万円ということは、つまり保険適用になっていないということですよね、これ。
          〔「そうです」の声あり〕
3番(榎戸和也君)もともと保険なども掛けていなかったので、全額実費で市のほうが補助しているというようなことでよろしいのですか。
          〔「はい」の声あり〕
3番(榎戸和也君)一応回答を正式にお願いします。
議長(潮田新正君)来栖保健福祉部長。
保健福祉部長(来栖 啓君)議員のご指摘のとおりでございます。
議長(潮田新正君)これで、3番、榎戸和也君の質問を終わります。
 ほかに質問ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(潮田新正君)質疑なしと認めます。
 これで質疑を終わります。
                                           
    議案第67号〜議案第74号の委員会付託
議長(潮田新正君)お諮りします。
 議案第67号から議案第74号までを別紙付託表のとおり、それぞれの常任委員会に付託することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(潮田新正君)異議なしと認めます。
 よって、議案第67号から議案第74号までを別紙付託表のとおり、それぞれの常任委員会に付託することに決定いたしました。
                                           
    散会の宣告
議長(潮田新正君)以上で本日の日程を全て終了いたします。
 本日はこれにて散会いたします。
 大変ご苦労さまでございました。
 11日の本会議は午後3時からといたします。よろしくお願い申し上げます。
          散 会  (午前10時26分)