平成27年第3回桜川市議会定例会議事日程(第4号)

                         平成27年9月4日(金)午前10時開議
日程第 1 議案第61号 桜川市個人情報保護条例の一部を改正する条例                      
日程第 2 議案第62号 桜川市手数料徴収条例の一部を改正する条例                        
日程第 3 議案第63号 工事請負契約の締結の議決事項の変更について           
日程第 4 議案第64号 桜川市道路線の廃止について                   
日程第 5 議案第65号 平成27年度桜川市一般会計補正予算(第4号)          
日程第 6 議案第66号 平成27年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第2号)      

出席議員(18名)
  1番   谷 田 部  由  則  君     2番   大  山  和  則  君
  3番   榎  戸  和  也  君     4番   萩  原  剛  志  君
  5番   鈴  木  裕  一  君     6番   仁  平     実  君
  7番   菊  池  伸  浩  君     8番   風  野  和  視  君
  9番   市  村     香  君    10番   小  高  友  徳  君
 11番   飯  島  重  男  君    12番   小  林  正  紀  君
 13番   増  田     豊  君    14番   潮  田  新  正  君
 15番   相  田  一  良  君    16番   高  田  重  雄  君
 17番   増  田     昇  君    18番   林     悦  子  君

欠席議員(なし)

地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
   市     長  大 塚 秀 喜 君
   副  市  長  井 上 高 雄 君
   教  育  長  梅 井 隆 男 君
   市 長 公 室 長  潮 田 昭 彦 君
   総 務 部 長  市 塚 一 郎 君
   市民生活 部 長  小松ア 裕 臣 君
   保健福祉 部 長  来 栖   啓 君
   経 済 部 長  横 田 藤 彦 君
   建 設 部 長  飯 田 成 信 君
   上下水道 部 長  根 本 貞 興 君
   教 育 部 長  中 島 洋 治 君
   会 計 管 理 者  高 松 弘 行 君

職務のため出席した者の職氏名
   議会事務 局 長  廣 澤 久 夫 君
   議会事務局書記  鈴 木   孝 君
   議会事務局書記  仲 田 浩 司 君
   議会事務局書記  長谷川 勇 貴 君


          開 議  (午前10時00分)
    開議の宣告
議長(潮田新正君) 皆さん、おはようございます。
 本日の出席議員は18名全員であります。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、これより本日の会議を開きます。
                                           
    議案第61号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(潮田新正君) 日程第1、議案第61号 桜川市個人情報保護条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 市塚総務部長。
          〔総務部長(市塚一郎君)登壇〕
総務部長(市塚一郎君) おはようございます。3ページをお開き願いたいと思います。議案第61号桜川市個人情報保護条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。
 最初に、今回の個人情報保護条例の一部を改正する趣旨についてご説明いたします。今回の条例の一部改正は、平成25年5月に社会保障・税番号制度関連4法が公布され、その一つである行政手続における特定の個人を識別するための番号利用等に関する法律、略称といたしまして番号法が施行され、平成27年10月の個人番号通知の開始に伴い、特定個人情報の取り扱いにつきましては番号法の規定に従うため、桜川市個人情報保護条例の一部を改正するものでございます。
 それでは、条例の一部改正についてご説明申し上げます。4ページをお開き願います。まず、第1条の改正でございますが、条文中の「個人情報」の次に「(個人情報に該当しない特定個人情報を含む)」という規定を加えた改正でございます。このことは、番号法で規定している個人情報では生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日、その他の記述等により特定の個人を識別することができ、また他の情報と照合することにより特定の個人を識別することができるものと規定されておりますが、桜川市個人情報保護条例では、法人その他の団体に関して記録された情報に含まれる当該法人等の役員に関する情報及び事業を営む個人の当該事業に関する情報は個人情報から除くと規定されているため、個人情報の範囲が番号法と異なることから、現行の規定に特定個人情報を適用させる場合には、個人情報に該当しない特定個人情報を含むと定め、現条例に特定個人情報に適合させない場合には、個人情報に該当しない特定個人情報を除くと規定を加え、この条例の適用から外れるものがないように定義を加えたものでございます。なお、これ以降同様の括弧書きに関する改正の説明は省略いたします。
 次に、第2条の改正でございますが、条文中で使用される用語の意義を新たに2号加える改正でございます。新たに加えるものは、第2号では特定個人情報、第3号では情報提供記録を定義づけしております。
 続きまして、第8条の改正は、見出しを「(特定個人情報以外の個人情報の利用及び制限)」に改めるものでございます。新たに、番号法に基づき次の第8条の2では、特定個人情報の利用の制限、次のページに移りまして第8条の3、特定個人情報の提供の制限の規定を加えております。
 第12条第2項で、代理人による開示請求につきましては、第1号で個人情報、第2号では特定個人情報について規定したものでございます。
 第16条の開示請求に対する決定等の改正は、個人情報と特定個人情報では開示の決定期間が、個人情報は15日以内で、特定個人情報では30日以内と異なるため、括弧書きで特定個人情報の規定を加えております。第4項につきましても同様の改正をしております。
 第21条の2ですが、市は国への情報提供記録等を訂正した場合は、総務大臣等に書面により通知するものとするとした規定を番号法に従い加えております。
 6ページをお開き願います。第27条の2、以下第27条の3、第27条の4までの3条を加える改正でございます。
 次の第28条から第41条については、括弧書きを加えた改正のため説明は省略させていただきます。
 附則といたしまして、施行期日を定めております。
 以上で説明を終わります。内容をご審議の上、ご承認くださいますようよろしくお願いいたします。
議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(潮田新正君) 質疑を終わりにします。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(潮田新正君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第61号は原案のとおり可決されました。
                                           
    議案第62号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(潮田新正君) 日程第2、議案第62号 桜川市手数料徴収条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 小松ア市民生活部長。
          〔市民生活部長(小松ア裕臣君)登壇〕
市民生活部長(小松ア裕臣君) おはようございます。議案第62号につきましてご説明を申し上げます。議案書8ページをお開き願います。
 議案第62号 桜川市手数料徴収条例の一部を改正する条例につきましてご説明を申し上げます。
 9ページをお開き願います。桜川市手数料徴収条例の一部を改正する条例につきましてご説明いたします。第1条別表中、住民基本台帳の広域交付住民票の交付手数料の一部を改めるものでございます。これは、個人番号制度の導入に伴い、広域交付住民票の様式の一部変更によるものでございます。
 第2条別表中、行政手続における特定の個人を識別するための番号等に関する法律第7条第1項に規定する通知カードの再発行手数料について、個人番号制度の導入に伴い様式の一部追加によるものでございます。
 10ページお開き願います。附則といたしまして、第1条の規定は公布の日から、第2条の規定は平成27年10月5日から施行をいたします。これは、国の施行日に合わせたものでございます。
 内容をご審議の上、ご承認くださいますようよろしくお願いいたします。
議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論はありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(潮田新正君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第62号は原案のとおり可決されました。
                                           
    議案第63号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(潮田新正君) 日程第3、議案第63号 工事請負契約の締結の議決事項の変更についてを議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 市塚総務部長。
          〔総務部長(市塚一郎君)登壇〕
総務部長(市塚一郎君) 11ページをお開き願います。議案第63号 工事請負契約の締結の議決事項の変更についてでありますが、平成25年8月29日議決していただきました平成25年度桜川市防災行政無線デジタル化工事につきまして、雨量観測システム等を導入いたしたく、土砂災害区域内の雨量データをもとに避難勧告等を自動で防災行政無線から発令できるシステムを構築いたしたく、地方自治法第96条第1項第5号及び桜川市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。
 記としまして、契約の目的、平成25年度桜川市防災行政無線デジタル化整備工事。2、契約の方法、随契契約。3、契約金額を変更前6億1,049万4,000円に2,073万6,000円を追加し、変更後6億3,123万円に。4、契約の相手方、住所、東京都中野区中野4―10―1、商号または名称、日本無線株式会社、代表者氏名、ソリューション営業部長、永村猛。
 内容をご審議の上、ご議決くださいますようよろしくお願いいたします。
議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(潮田新正君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。
                                           
    議案第64号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(潮田新正君) 日程第4、議案第64号 桜川市道路線の廃止についてを議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 飯田建設部長。
          〔建設部長(飯田成信君)登壇〕
建設部長(飯田成信君) それでは、議案書12ページをお開き願います。議案第64号 桜川市道路線の廃止についてご説明いたします。
 道路法第10条第3項の規定により桜川市道路線を別紙のとおり廃止するものであります。
 次のページをお開きください。一般市道路線廃止調書の整理番号1番につきましては、用途廃止協議の申請があり、その路線の土地について払い下げを希望されております。申請に当たり、地元区長及び利害関係者の払い下げに対する同意を得ており、現況も道路としての形態をなしていないことから認定路線を廃止いたします。
 2番につきましては、私有地が道路の認定をされており、現況が道路として確認できず未供用のため認定路線を廃止いたします。なお、本路線は未供用のため幅員欄が空白となっております。
 以上で説明を終わります。内容をご審議の上、ご議決くださいますようお願いいたします。
議長(潮田新正君) 提案理由の説明は終わりました。
 これより質疑を行います。質疑はありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(潮田新正君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第64号は原案のとおり可決されました。
                                           
    議案第65号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(潮田新正君) 日程第5、議案第65号 平成27年度桜川市一般会計補正予算(第4号)についてを議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 市塚総務部長。
          〔総務部長(市塚一郎君)登壇〕
総務部長(市塚一郎君) 14ページをお開き願います。議案第65号 平成27年度桜川市一般会計補正予算(第4号)について概要をご説明いたします。
 既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ7,180万9,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ163億6,752万円とするものでございます。
 17ページをお開き願います。第2表、地方債補正でございます。臨時財政対策債における借入限度額を7億2,300万円から7億3,159万3,000円に変更するものでございます。普通交付税の算定により借入限度額が確定したことに伴うものでございます。
 20ページをお開き願います。事項別明細書により歳入についてご説明いたします。
 12款分担金及び負担金、1項1目農林業費分担金で155万円を増額しております。山急県単土地改良事業における受益者分担金でございます。
 第14款国庫支出金、2項1目総務費国庫補助金で70万7,000円を増額しております。社会保障・税番号制度に伴うもので、人件費に対して補助されるものでございます。
 同じく2目民生費国庫補助金で548万2,000円を増額しております。子ども・子育て支援交付金事業に対して補助されるものであり、一時預かり事業及び病児保育事業に対して事業費の3分の1を国が補助するものでございます
 15款県支出金、2項1目民生費県補助金は、同様に県が3分の1を補助するものでございます。
 同じく5目農林水産業費県補助金のうち、1節農業費補助金で736万2,000円を増額しております。山急県単土地改良事業に対する補助金でございます。同じく2節林業費補助金で397万5,000円を増額しております。荒廃した平地林や里山の間伐など、森林整備を支援する身近なみどり整備推進事業の補助金でございます。
 同じく3項5目教育費県委託金で8万4,000円を増額しております。中学1、2年生に数学の基礎的知識を定着させることを目的に実施されます学びの広場サポートプラン事業の委託金でございます。
 17款寄附金、1項4目教育費寄附金で1,503万円を増額しております。寄附金は3件でございます。1件目は500万円で、真壁町酒寄の廣瀬正夫さんからいただいております。スポーツ芸術文化振興協会へ助成したいとの意向でございます。2件目は1,000万円で、日立市の鈴木七郎氏、東飯田出身の方からいただいております。雨引小学校の振興に役立ててほしいとの意向でございます。3件目は3万円で、真壁ライオンズクラブからいただいております。伝承館の図書の充実に役立ててほしいとの意向でございます。
 18款繰入金、1項1目介護保険特別会計繰入金で5,147万7,000円を増額しております。昨年度に一般会計から繰り出した給付費負担金等の精算に伴う繰入金でございます。
 19款繰越金、1項1目繰越金で2,793万3,000円を減額しております。前年度繰越金でございます。
 21ページをお開き願います。21款市債、1項3目臨時財政対策債で859万3,000円を増額しております。普通交付税算定により発行可能額が7億3,159万3,000円となったため、当初予算との差額を補正するものでございます。
 22ページをお開き願います。続きまして、歳出についてご説明いたします。
 2款総務費、1項8目企画費で7万2,000円を増額しております。桜川市空き家等対策推進協議会における委員報償費でございます。
 同じく20目まち・ひと・しごと創生費で45万4,000円を増額しております。株式会社博報堂より派遣していただいております深谷信介氏の派遣実績が今後も月4回程度になる予定であることから、交通費及び宿泊費の負担分を補正するものでございます。
 同じく3項1目戸籍住民基本台帳費149万8,000円を増額しております。マイナンバー制度導入に伴い臨時職員を雇用するものでございます。
 23ページをお開き願います。3款民生費、1項11目福祉施設管理費、岩瀬福祉センター管理事業で14万9,000円を増額しております。非常警報設備及び誘導灯の修繕費でございます。
 同じく14目臨時福祉給付金111万4,000円を増額しております。平成26年度の実施分の精算金でございます。
 同じく2項2目児童措置費1,969万円を増額しております。19節負担金補助及び交付金のうち一時預かり事業補助金は、認定こども園に補助を行うものでございます。また、病児・病後児保育事業補助金は、県西病院で10月から実施される病児保育事業に対する補助金でございます。23節償還金利子及び割引料は、26年度の保育緊急確保事業補助金の実績による国庫補助金の返還金でございます。
 同じく5目保育所費、岩瀬保育所事業で57万8,000円を増額しております。24ページに移りまして、処理目標基準を上回るPCBが検出されたため、撤去工事を行うものでございます。
 同じく7目幼保一体化推進費474万9,000円を増額しております。やまと幼稚園は現在工事を進めておりますが、その関連経費の補正でございます。今回敷地及び建物の用途変更を行う必要が生じたため、都市計画法第43条の申請が必要となり、12節役務費で証紙類購入費、13節委託料で測量業務を実施するための費用を増額しております。17節公有財産購入費は、敷地内に水路があることが確認されたため、その用地を国から払い下げを受けるためのものでございます。
 6款農林水産業費、1項5目農地費、農地関係事業で800万円を増額しております。道路を横断するコルゲート管の老朽化により土砂の堆積や路肩の崩壊が起きており、その補修工事に伴うものでございます。
 同じくかんがい排水事業で1,550万円を増額しております。高幡第2地区におけるパイプラインの新設及び布設がえを行うものであり、県補助金の確定により補正を行うものでございます。
 25ページをお開き願います。同じく9目施設管理費、岩瀬農村公園管理事業は、ますみ公園のトイレ浄化槽の保守及びブロアの交換を行うものでございます。
 同じく真壁農業者トレーニングセンター管理事業は、屋内消火栓の修繕を行うものでございます。
 同じく2項2目林業振興費、身近なみどり整備推進事業で397万5,000円を増額しております。今年度の整備地区が確定したことから、当初予算との不足額を補正するものでございます。
 10款教育費、1項2目事務局費につきましては、26ページをお開き願います。事務局事業で508万4,000円を増額しております。8節報償費の8万4,000円は、県事業の学びの広場サポートプラン事業における講師の謝金でございます。19節負担金補助及び交付金の500万円は、寄附者の意向によりスポーツ芸術文化振興協会に助成するものでございます。
 同じく2項2目教育振興費、小学校振興事業で1,000万円を増額しております。寄附者の意向で、雨引小学校に設置された鈴木七郎教育振興会に助成するものでございます。
 同じく5項1目社会教育総務費で、地域改善対策事業で9万2,000円を増額しております。原方集会所の浄化槽ブロアの修繕料でございます。
 同じく2目公民館費につきましては、27ページをお開き願います。真壁伝承館事業で67万7,000円を増額しております。13節委託料で、伝承館敷地内のケヤキの剪定作業を委託するものでございます。18節備品購入費の3万円は、真壁ライオンズクラブからいただきました寄附金を活用して図書を購入するものでございます。
 以上で説明を終わらせていただきます。内容をご審議の上、ご承認くださいますようよろしくお願いいたします。
議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 7番、菊池伸浩君。
7番(菊池伸浩君) 大きく3点質問いたします。
 1つは、22ページの総務費、戸籍住民基本台帳事業149万円、これマイナンバー登録の仕事ということで説明があったのですが、まず1つは今までの住民基本台帳とはどのように違うのでしょうか。
 2つ目は、桜川市では住民基本台帳カードの利用が余りされていなかったというのが一般質問の答弁でありました。マイナンバーカードの利用は、どのようになると想定しているのか伺います。
 それから3点目、年金機構でも情報の流出が非常に大きな問題となっておりますが、マイナンバーについてはそのあたりの心配はどのように考えているのか、これについては3点質問いたします。
 それから、次の24ページ、幼保一体化事業、土地購入費78万円、それから測量委託料382万円、計460万円です。これ文教厚生委員会で説明を受けたのですが、よくわかりませんでした。政府の方針に沿って幼保一体化を進めているのに、今まで幼稚園で免除されていたものが、保育所扱いになったために関東財務局に78万円もの支払いをすると。総務部長も説明しましたが、実際には何にも変わらないのですよね、ただ帳簿だけ変えるだけなのです。水路も、帳簿上はあっても実質は何もないと、そこに380万円も、どこを測量したのかと思うぐらい測量委託料がすごくかかっていると。そして、土地も既にやまと幼稚園として使っているものを関東財務局に78万円も支払うと、私はその辺の理屈がよくわからないのです。これが通らないと一体化事業が進まないというならば反対はしませんけれども、よくわかるように説明をお願いしたいということです。
 それから、最後3点目ですが、26ページの鈴木七郎教育振興会助成金、何か1,000万円も雨引小学校だけに使うということのようですが、どのように活用されるのか、計画がはっきりあって方針があるのならば説明をお願いしたい。
 以上3点です。
議長(潮田新正君) 7番、菊池伸浩君の3つの質問に答弁を願います。
 まず1つ、小松ア市民生活部長。
市民生活部長(小松ア裕臣君) 菊池議員さんご質問にお答えいたします。
 まず、1点目の住基カードとマイナンバーカードの違いということでございますが、住基カードにつきましては大きく4点特徴がございまして、電子証明書による本人確認を必要とする行政手続のインターネット申請が可能である、確定申告などでございます。それから、公的身分証明書として利用できるという点が2点目でございます。また、市町村が行う独自のサービス、一般質問にもございましたが、住民票、印鑑証明書等の自動発行などが挙げられるかと思います。また、4点目としましては転入、転出手続の特例が受けられるということで、これは住基カードを持っていけば紙ベースの証明書なしで転入、転出ができるといったことが挙げられております。
 一方、マイナンバーカードにつきましては、それらの1から3につきましてはもちろんのことでございますが、転入転出についてはまだちょっと国のほうの指針といいますか、それが私どものほうには届いていないので、そのほかに一般質問でもお答えしましたように社会保障関係の手続、年金資格の取得、確認給付、また税関係の、先ほども入っておりましたが、税務署に提出する確定申告書というようなこと、また災害関連の手続ですが、さらにそうした手続の中で横の連絡といいますか、また手続の確認等が含まれているというようなこと、さらに項目的に改正マイナンバー法の中では、日本年金機構は当面利用できないというようなことの前提で、メタボの記録に結びつけること、あるいは予防接種、平成30年にはマイナンバーと銀行口座を結びつけるといったことまでメニューに入っているようでございます。
 次に、2点目の住基カードの利用との比較でございますけれども、前にも申しましたとおり住基カードの場合は有料でございました。今回は無料というようなことで、国の補助金で全て賄うわけでございますが、ただ、今申し上げましたいろいろな社会保障関係、あるいは税関係の手続がマイナンバーを中心にこれから整備されていくということを考えますと、半強制的なものになっていくのではないかというような予測をしてございます。
 3点目の年金機構での情報の流出でございますけれども、これにつきましては国の見解でございますけれども、マイナンバーを結びつけた個人情報は行政機関ごとに異なる符号をつけてやりとりするため、マイナンバーを通じて複数の機関の情報が芋づる式の漏れるという可能性はないのではないかというような見解を示しております。私どもは、これを信頼せざるを得ないなという考えで現在おります。
 以上です。
議長(潮田新正君) 続いて大きな2つ目、来栖保健福祉部長。
保健福祉部長(来栖 啓君) お答えいたします。
 今回の公立保育所、幼稚園の幼保一体事業は、少子化の進行により公立保育所、幼稚園の園児数が減少しており、就学前の幼児教育、保育の水準を維持向上するため、施設の再編を行うものであります。
 やまと幼稚園は、昭和49年に建設されております。桜川市は、全域が下館・結城都市計画地域に指定されており、昭和52年5月16日に区域区分の制度を導入いたしまして線引きを行っております。線引きがなされております現在においては、市街化調整区域の中にやまと幼稚園が位置しておりますので、今回の認定こども園の開設のため増築に当たり、幼稚園から認定こども園になるため使用用途の変更が変わるとの指摘を受けているところでございます。そのため、都市計画法43条の開発行為の協議が必要となり、その協議にはやまと幼稚園の建物が当初の建築確認申請と同じ土地の上にあるかの確認を行うために正確な地積測量図と建物位置図が必要になることから、公図に基づいて復元測量が必要となりました。
 また、現在の園舎が公図上の建設省所管の水路となっている上に建っており、都市計画法の43条の協議の中では、この水路についての取り扱いが指摘事項になっております。水路などの法定外公共物は公有財産でありましたが、平成12年4月1日施行の地方分権一括法により、平成17年3月までに機能を有している法定外公共物は市町村財産に譲渡されたのですけれども、機能を喪失したものについては国の管理ということにされました。今回の水路については、国の管理する水路になるということで財務局に水路の確認をしたところ、現在は売却というところで進めているということで、今回この水路について国から買い受けをするものであります。財産購入の敷地については、現在は幼稚園敷地として使用しておりますけれども、開発行為の指摘事項とあわせて、将来的な敷地の利用計画に支障とならないように、あわせて今回実施するものでございます。よろしくご理解をお願いしたいと思います。
 以上でございます。
議長(潮田新正君) 3点目、中島教育部長。
教育部長(中島洋治君) 菊池議員さんの小学校振興事業の中で鈴木七郎教育振興会助成金、こちらにつきましてお答えさせていただきます。
 まず、鈴木七郎教育振興会、こちらにつきましては鈴木七郎様からのご意思により雨引小学校の教育振興を目的とし、先生方、保護者代表の方々、教育委員会事務局職員等8名で構成されます鈴木七郎教育振興会を平成27年8月19日に設立しております。
 寄附金の運用につきましては、5年間の運用計画を策定し、児童が安心安全、そして快適に学校生活を送れるよう学校施設の整備や教育用備品、教材、図書、また児童の教育研究、研修等に運用してまいりたいと思います。5年間の運用計画につきましては、今年度図書室、また会議室等の教育環境の整備、また理科関係では生物顕微鏡や天体望遠鏡等の教材、また音楽関係、そして保健室関係という形で、今年度600万円ほどの計画でございます。28年度から31年度までの4年間につきましては、児童用の図書の購入、またすぐれた芸術に鑑賞するために芸術鑑賞、また児童奨励費といたしまして児童の教育研究の研修等を計画しております。
 計画は以上でございます。
議長(潮田新正君) これで7番、菊池伸浩君の質問を終わります。
 そのほか。
 3番、榎戸和也君。
3番(榎戸和也君) 3点お尋ねしたいのですが、1つは今出ました寄附金の問題なのですが、個人が公的な、いわゆる公共団体等に寄附をした場合に、税額控除か何かが当然発生してくると思うのですが、そういう趣旨からいうと、特定のひもをつけてこの学校に入れたいとか何かというのは、法的にはどうなのかなというふうな気がするわけです。ですから、地元の人が自分の母校のためにとか何かという趣旨は非常にすばらしいことだし、私もそういうものがこうであってほしいと思っています。ただ、法的に用途を決めて寄附をするということができるのかどうかということを一つお尋ねしたいと、それが1点であります。
 それと、24ページの農林水産業費の高幡のコルゲート管の老朽化というお話がありましたが、県から補助が確定したということで800万円ということで、こういう事業をするということなのですが、コルゲート管とかが老朽化している部分というのは、市内にもたくさんあるかと思うのです。たくさんある中で、どういう基準でこういうところに予算をつけていっているのかということを担当部署のほうにお尋ねしたいと。ですから、例えばこれと同程度のものがほかにもいろいろあったりして、しかしやっぱりここなのだということで、ここにつけてこういう補正になっているということをちょっと確認させていただきたい。
 それと、地方債補正、17ページですか、私よくわからないので、後で内々にお聞きすればよろしいのかもしれませんが、こういう機会ですので、まず起債の方法というのがございます。普通貸借、または証券発行と、こういうものの選択というのはどういうふうにして行っているのか、この違いは何なのかというようなことを一つお尋ねしたいと。
 それから、その次の次、償還の方法ということについて、ただし書きのところ、「ただし、市財政の都合により据置期間及び償還期限を短縮し、又は繰上償還もしくは低利に借換することができる」というようなことが書いてありますが、この実際の運用というのはどういうふうになっているのか。きのうもちょっとお尋ねしたのですが、これも金利が非常に今安くなっている中で、こういう部分はどういうふうになっているのかと、これは一般的な話なのですが、お尋ねしたいと。
 以上3点であります。
議長(潮田新正君) それでは、答弁願います。
 3点の質問の中で、市塚総務部長、1点と3点お願いします。
総務部長(市塚一郎君) 榎戸議員さんの寄附金の件で、税額控除の対象になるかということなのですが、漠然として雨引小と、どういうことに使ってくださいと、例えば市のために使ってくださいというのは同じ感覚だと思います。この事業のこれに使ってくれという特定目的ではないと思いますので、これははっきりとは確認しなくてはならないのですが、控除の対象にはなるかと思います。
 それと、3番目の起債の借り入れなのですが、大体現在は普通貸借、証券ではなくて貸借で借り入れを行っております。あと事業によりまして、借り入れ先が国の機関の借り入れか、または市中の銀行の借り入れかということは、借り入れをする許可の段階で指定されてございます。それと、償還の方法の文言ですが、これがひな形的なものになっておりまして、低利に借りかえることができるということは、借換債が発生したときに、この文言がないと借りかえすることができないので、償還の方法の中にうたってございます。
 以上でございます。
議長(潮田新正君) 質問2つ目を横田経済部長。
経済部長(横田藤彦君) 榎戸議員さんのご質問にお答えします。
 農地費、農地関係事業で800万円の補正をしてございますけれども、道路を横断する水路のコルゲート管が老朽化により陥没し、用排水路の機能が低下ということは、金属でございますので、耐用年数が来て腐ったり腐食して穴があいている状況で工事をしなければならないと、道路が通れなくなっているという状況にございます。そういうお話があった場合には農林課のほうで現地を確認して、これは道路が通行できないという理由から、補正で対応している状況にございます。
 以上でございます。
議長(潮田新正君) 答弁終わりました。
 3番、榎戸和也君。 
3番(榎戸和也君) 寄附金の件については、やはり公的な機関への寄附ということで、いわゆる控除の対象に多分なると、今の回答もそのとおりだと思うのです。その場合に、どこどこに使うのだというのは、いわゆる私的な贈与みたいな話になってきてしまうわけです。ですから、桜川市にしたものについては、一応建前上はどこどこに使うというひもつきといいますか、何か条件をつけた寄附というのはできないのではないかなというふうに思うのですが、その辺の非常に法的な問題といいますか、税務的は問題なのだと思うのですが、その辺をどうクリアして、寄附してくださる方の趣旨に沿ってやるのかという抜け道というと変なのですが、だからこれだけ明らかに今ここで言われてしまうと、何となく質問せざるを得ないというようなところがありまして、そういうことなのですが、もうちょっと回答を検討いただきたいと、今でなくても結構ですので、お願いしたいと思うのですが。
議長(潮田新正君) 市塚総務部長。
総務部長(市塚一郎君) 議員さんおっしゃるように持ち帰って回答を検討したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
議長(潮田新正君) そのほかありませんか、質問。
 鈴木裕一君。
5番(鈴木裕一君) 22ページで、菊池さんの質問した住民基本台帳事業、これ臨時職員賃金で149万8,000円、マイナンバーで時間が迫っているというのもわかるのですけれども、これは何名で何日ぐらいの。それで、雇わなくてはできないのですか、これ特殊なあれなのですか、役所の中ではできないのですか。
議長(潮田新正君) 小松ア市民生活部長。
市民生活部長(小松ア裕臣君) 雇用を予定しているのは2名でございます。
 それで、特になのですけれども、各3庁舎の窓口課の方はそれぞれいろんな持ち区を持っておりまして、特に真壁地区、やはりお客さんが多いというようなことで、常日ごろかなり混雑しております。そういった中で、マイナンバーにつきましては臨時職員で対応していこうというような趣旨でございます。
          〔「はい、わかりました」の声あり〕
議長(潮田新正君) そのほかありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(潮田新正君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第65号は原案のとおり可決されました。
                                           
    議案第66号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(潮田新正君) 日程第6、議案第66号 平成27年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 来栖保健福祉部長。
          〔保健福祉部長(来栖 啓君)登壇〕
保健福祉部長(来栖 啓君) 28ページをお願いいたします。議案第66号 平成27年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明いたします。
 第1条、歳入歳出予算の総額に1億1,570万3,000円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ40億7,519万4,000円と定めるものでございます。
 事項別明細書によりご説明いたしますので、31ページをお願いいたします。
 歳入でございますが、第3款国庫支出金、2項4目事務費補助金25万円については、介護保険制度一部改正に伴う電算システム改修事務の補助金でございます。
 第4款支払基金交付金、1項1目介護給付費交付金53万円については、平成26年度の介護給付費の事業確定に伴う追加の交付金であります。
 第8款繰越金、1項1目繰越金1億1,492万3,000円は、歳入不足分を繰越金で充当するものでございます。
 次に、32ページをお願いいたします。歳出でございますが、第1款総務費、1項1目一般管理費22万7,000円につきましては、一般管理事業の13節委託料、介護保険制度一部改正に伴う電算システムの改修委託費でございます。
 3項2目認定調査費等4万6,000円につきましては、13節委託料、介護認定調査委託料件数増加による不足分の増額でございます。
 次のページをお願いいたします。第7款諸支出金、1項1目第1号被保険者還付金及び還付加算金93万円につきましては、前年度に還付処理できなかった保険料を被保険者に還付するものでございます。
 3目償還金6,302万3,000円につきましては、23節の償還金利子及び割引料で、平成26年度介護給付の事業確定に伴う国庫負担金等の返還金でございます。
 2項1目繰出金5,147万7,000円につきましては、26年度の介護給付費の事業確定に伴う精算で、介護保険特別会計から一般会計への繰出金でございます。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。
議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(潮田新正君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第66号は原案のとおり可決されました。
                                           
    散会の宣告
議長(潮田新正君) 以上で本日の日程は終了いたしました。
 本日はこれにて散会いたします。
 ご苦労さまでございました。
          散 会  (午前10時50分)