平成27年第2回桜川市議会定例会議事日程(第3号)
平成27年6月11日(木)午前10時開議
日程第 1 議案第40号 専決処分の承認を求めることについて
(平成26年度桜川市一般会計補正予算(第8号))
日程第 2 議案第41号 専決処分の承認を求めることについて
(平成27年度桜川市一般会計補正予算(第1号))
日程第 3 議案第42号 専決処分の承認を求めることについて
(平成27年度桜川市一般会計補正予算(第2号))
日程第 4 議案第43号 専決処分の承認を求めることについて
(桜川市税条例等の一部を改正する条例)
日程第 5 議案第44号 専決処分の承認を求めることについて
(桜川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)
日程第 6 議案第45号 専決処分の承認を求めることについて
(桜川市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担額徴
収に関する条例)
日程第 7 報告第 1号 平成26年度桜川市一般会計繰越明許費繰越計算書について
日程第 8 報告第 2号 平成26年度桜川市一般会計継続費繰越計算書について
日程第 9 報告第 3号 平成26年度桜川市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書につ
いて
日程第10 議案第46号 桜川市旧真壁郵便局の設置及び管理に関する条例及び桜川市旧高久家住
宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例
日程第11 議案第47号 桜川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の
一部を改正する条例
日程第12 議案第48号 桜川市営県単土地改良事業の施行について
日程第13 議案第49号 平成27年度桜川市一般会計補正予算(第3号)
日程第14 議案第50号 平成27年度桜川市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
日程第15 議案第51号 平成27年度桜川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
日程第16 議案第52号 平成27年度桜川市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)
日程第17 議案第53号 平成27年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第1号)
日程第18 議案第54号 平成27年度桜川市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)
日程第19 議案第55号 平成27年度桜川市水道事業会計補正予算(第1号)
日程第20 陳情第6号 年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全かつ確実な運用に関する意
見書の採択を求める陳情書の閉会中の継続審査
日程第21 議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査
日程第22 執行部あいさつ
〇出席議員(18名)
1番 谷 田 部 由 則 君 2番 大 山 和 則 君
3番 榎 戸 和 也 君 4番 萩 原 剛 志 君
5番 鈴 木 裕 一 君 6番 仁 平 実 君
7番 菊 池 伸 浩 君 8番 風 野 和 視 君
9番 市 村 香 君 10番 小 高 友 徳 君
11番 飯 島 重 男 君 12番 小 林 正 紀 君
13番 増 田 豊 君 14番 潮 田 新 正 君
15番 相 田 一 良 君 16番 高 田 重 雄 君
17番 増 田 昇 君 18番 林 悦 子 君
〇欠席議員(なし)
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 大 塚 秀 喜 君
副 市 長 井 上 高 雄 君
教 育 長 梅 井 隆 男 君
市 長 公 室 長 潮 田 昭 彦 君
総 務 部 長 市 塚 一 郎 君
市民生活 部 長 小松ア 裕 臣 君
保健福祉 部 長 来 栖 啓 君
経 済 部 長 横 田 藤 彦 君
建 設 部 長 飯 田 成 信 君
上下水道 部 長 根 本 貞 興 君
教 育 部 長 中 島 洋 治 君
会 計 管 理 者 高 松 弘 行 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議会事務 局 長 廣 澤 久 夫 君
議会事務局書記 鈴 木 孝 君
議会事務局書記 仲 田 浩 司 君
議会事務局書記 長谷川 勇 貴 君
開 議 (午前10時00分)
〇開議の宣告
〇議長(潮田新正君) 皆さん、おはようございます。
本日の出席議員は18名全員であります。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、これより本日の会議を開きます。
〇議案第40号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(潮田新正君) 日程第1、議案第40号 専決処分の承認を求めることについて(平成26年度桜川市一般会計補正予算(第8号))を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
市塚総務部長。
〔総務部長(市塚一郎君)登壇〕
〇総務部長(市塚一郎君) おはようございます。議案書2ページをお開き願います。議案第40号 専決処分の承認を求めることについてご説明いたします。
地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により承認を求めるものでございます。
4ページをお開き願います。平成26年度桜川市一般会計補正予算(第8号)につきまして概要を説明いたします。既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ7億761万6,000円を追加し、予算総額を169億1,856万円とするものでございます。主な内容は、まち・ひと・しごと創生本部によります2つの交付金に係る補正と市税等の歳入予算の補正、財政調整基金の積立金でございます。
8ページをお開き願います。第2表、繰越明許費補正でございます。2款1項総務管理費の桜川市立病院基本構想策定業務委託料388万8,000円は、平成27年第1回定例会の追加議案で議決をいただきました補正予算でございます。繰り越し予算で市立病院の基本構想を策定するものでございます。
同じく2款1項総務管理費の消費喚起プレミアム商品券発行事業から立地企業支援事業までの12事業は、まち・ひと・しごと創生本部による交付金関連予算でございます。今回の歳出予算を全額繰り越ししますので、歳出予算において内容を説明させていただきます。
8款2項道路橋梁費、道路新設改良工事の1,485万4,000円は、主に市道用地の公有財産購入費で、登記事務に不測の日数を要したものでございます。
10款5項社会教育費の市指定文化財浅野長勲夫婦石像再建事業の20万円は、再建事業に対する補助金の一部を繰り越すもので、同じく伝統的建造物群保存地区推進事業の3,546万円は、真壁地区の伝統的建造物の災害復旧事業費等でございます。
11款1項農林水産施設災害復旧費の林道災害復旧工事の345万6,000円は、昨年10月台風18号でのり面が崩壊しました林道北筑波稜線の復旧工事でございます。
11ページをお開き願います。事項別明細により歳入についてご説明いたします。1款市税、2項1目固定資産税で2,554万8,000円を増額しております。主な要因といたしましては、太陽光発電設備や個人、法人所有の機械等の償却資産における課税標準額の増加によるものでございます。
同じく4項1目市たばこ税で690万4,000円を減額しております。たばこ消費量の減少によるものでございます。
2款地方譲与税から、次のページに移りまして8款自動車取得税交付金までは、交付金の確定に合わせた補正でございます。
14款国庫支出金、2項1目総務費国庫補助金で1億4,488万1,000円を増額しております。まち・ひと・しごと創生本部による2つの交付金でございます。
15款県支出金、2項1目総務費県補助金で1,558万4,000円を増額しております。茨城県が実施するまち・ひと・しごと創生本部関連事業の補助金でございます。
19款繰越金において、前年度繰越金4億8,301万6,000円を増額しております。
13ページをお開き願います。歳出についてご説明いたします。2款総務費1項18目地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金における消費喚起プレミアム商品券発行事業で6,071万6,000円を増額しております。商品券発行事業は、商工会に委託し、1万3,000円分の商品券を1万円で販売いたします。発行部数は1万6,000冊で、趣旨に賛同する市内の店舗で使用が可能でございます。
次に、飲食店型消費喚起プレミアム商品券発行事業で1,179万6,000円を増額しております。これは、飲食店限定の商品券で、1万4,000円分の商品券を1万円で販売いたします。発行部数は2,625冊で、趣旨に賛同する市内の店舗で使用可能でございます。
次に、子育て世帯支援事業2,548万4,000円を増額しております。これは、18歳未満の子育て世帯へ商品券を配付するものです。子供が2人までの世帯には1世帯当たり5,000円の商品券を配付し、3人以上の子供がいる世帯には1人につき5,000円を加算いたします。
次に、ひとり親家庭等子育て世帯支援事業で519万6,000円を増額しております。これは、子育て世帯のひとり親家庭に対し、1万円の図書カードを配付するものでございます。
14ページをお開き願います。2款総務費、1項19目地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金におけます市総合戦略策定事業で1,020万8,000円を増額しております。これは、まち・ひと・しごと創生法に基づき、地域特性を生かした総合戦略を策定するものでございます。
次に、市観光振興事業で841万7,000円を増額しております。これは、観光資源を活用して観光の振興と雇用の創出を目指し、社会実験としましてシャトルバスの運行等を行うものでございます。
次に、市石材業支援事業で452万円を増額しております。これは、地場産業の石をPRし、販路拡大につなげるためのイベント等への助成を行うものでございます。
15ページをお開き願います。サイクリング環境整備事業で710万2,000円を増額しております。これは、県と協力して実施するもので、つくばりんりんロードを活用したレンタサイクルなどの実施を通してサイクリング環境の整備を進めるものでございます。
次に、雨引の里と彫刻展補助事業で500万円を増額しております。これは、雨引の里と彫刻展に補助を行うものでございます。つくばりんりんロードを活用した展示やバスツアーの開催等を計画しております。
次に、市総合防災訓練事業で949万7,000円を増額しております。これは、県と合同防災訓練に要する経費でございます。実施日は8月29日土曜日を予定しております。
16ページをお開き願います。教育・保育施設等利用者負担金軽減化事業で4,548万円を増額しております。これは、幼稚園と保育所の最年長の子の定義を変更し、利用者の負担を軽減化するもので、軽減分を対象世帯へ補助するものでございます。
次に、立地企業支援事業で150万円を増額しております。これは、市内立地企業が展示会等に出展をする際の費用を助成するものでございます。
次に、8款土木費、2項3目道路新設改良費で1,270万円を増額しております。主に羽黒駅前地区道路改良工事における家屋移転補償費の増額でございます。
17ページをお開き願います。13款諸支出金、2項1目財政調整基金費で5億円を増額しております。前年度繰越金の中から積み立てを行うものでございます。
以上で説明を終わらせていただきます。内容をご審議の上、ご承認くださいますようお願いいたします。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
7番、菊池伸浩君。
〇7番(菊池伸浩君) 13ページですが、プレミアム商品券発行事業ですが、6月4日の議会全員協議会の時点では、発行日、有効期間について、まだわからないということで明示がありませんでした。市の広報には、お知らせ版の6月15日号に載せるという話を聞いておりまして、今の時点でわからないのでは困ります。専決処分の予算を承認するためにも教えていただきたい。また、販売方法も説明をお願いいたします。
〇議長(潮田新正君) 菊池伸浩君の質疑に対して、井上副市長。
〇副市長(井上高雄君) お答えを申し上げます。
発行日は7月の5日を予定してございます。使用期間は今年末まで、12月31日までにご使用をいただきたいと思っております。販売方法につきましては、発行日及びその翌日につきましては、商工会及び市役所の庁舎で発行させていただきたいと考えてございます。
以上でございます。
〇議長(潮田新正君) 13番、増田豊君。
〇13番(増田 豊君) 15ページ、サイクリング環境整備事業、この内容なのですけれども、環境整備が主な内容になってくると思うのですが、イベントなんかは考えているのでしょうか。
〇議長(潮田新正君) 続いて、井上副市長。答弁願います。
〇副市長(井上高雄君) この事業は、主なものは、広域的に自転車を乗り捨てができるような仕組みをつくったりということで、例えばロードレースの大会であるとか、そういうふうなイベント的なものというよりは、むしろふだん来ていただける方の利便性を高めるという事業でございます。
〇議長(潮田新正君) 13番、増田豊君。
〇13番(増田 豊君) 県あるいは市でそのイベントを考えていないというならば結構なのですが、事例的に、国民文化祭を茨城県で開催したときに、真壁、岩瀬間でイベントは計画したのです。そのときのことと、ツール・ド・さくらがわってやっていますよね。その内容を考えてみたときに、ツール・ド・さくらがわでは、りんりんロードを使う許可は出してくれないのです。というのは、原因はわかると思うのですが、もしこれから何かのときに県や市で主催をするといったときには、安全上のことについての相談は関係機関と十二分にしていただきたい、そのことだけ申し上げておきます。
というのは、国民文化祭のときにも、そういう関係機関に行ったほうがいいよと言ったのだけれども、とうとう最後まで行かなかったということがあった。そのことはどういうことを意味するかといったらば、万が一イベントの中で事故等が起きた場合の責任が主催者側にあった場合には、全責任を負わなければならないというような立場になってきますから、よろしくお願いします。
〇議長(潮田新正君) そのほか質問ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議案第40号は原案のとおり承認することに決定いたしました。
〇議案第41号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(潮田新正君) 日程第2、議案第41号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度桜川市一般会計補正予算(第1号))を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
市塚総務部長。
〔総務部長(市塚一郎君)登壇〕
〇総務部長(市塚一郎君) 18ページをお開き願います。議案第41号 専決処分の承認を求めることについてご説明いたします。
地方自治法第179条第1項の規定により、平成27年度桜川市一般会計補正予算(第1号)を専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により承認を求めるものでございます。
20ページをお開き願います。平成27年度桜川市一般会計補正予算(第1号)につきまして概要を説明いたします。既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ320万6,000円を追加し、予算総額を159億8,320万6,000円とするものでございます。
23ページをお開き願います。事項別明細書によりご説明いたします。歳入につきましては、19款繰越金、1項1目繰越金において、前年度繰越金320万6,000円を増額しております。
歳出につきましては、2款総務費、1項8目企画費、市立病院整備事業で34万8,000円を増額しております。桜川市が整備する市立病院の整備場所や名称等を協議する桜川市立病院整備委員会の設置に伴う委員への報償費等でございます。
同じく20目まち・ひと・しごと創生費285万8,000円を増額しております。まち・ひと・しごと創生本部における地域創生人材支援制度を活用し、民間シンクタンクより人材を派遣していただくための経費でございます。
以上で説明を終わらせていただきます。内容をご審議の上、ご承認くださりますようお願いいたします。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議案第41号は原案のとおり承認することに決定をいたしました。
〇議案第42号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(潮田新正君) 日程第3、議案第42号 専決処分の承認を求めることについて(平成27年度桜川市一般会計補正予算(第2号))を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
市塚総務部長。
〔総務部長(市塚一郎君)登壇〕
〇総務部長(市塚一郎君) 24ページをお開き願います。議案第42号 専決処分の承認を求めることについてご説明いたします。
地方自治法第179条第1項の規定により、平成27年度桜川市一般会計補正予算(第2号)を専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により承認を求めるものでございます。
26ページをお開き願います。平成27年度桜川市一般会計補正予算(第2号)につきまして概要を説明いたします。既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ1,363万円を追加し、予算総額を159億9,683万6,000円とするものでございます。
29ページをお開き願います。事項別明細書によりご説明いたします。歳入につきましては、19款繰越金、1項1目繰越金において、前年度繰越金1,363万円を増額しております。
歳出につきましては、10款教育費、2項1目学校管理費、小学校管理事業で1,363万円の工事請負費を増額しております。去る4月8日の全員協議会でご説明させていただきました、真壁小学校の校舎補強工事でございます。夏休み中に工事を完了させるために、早急に着手する必要があるため、専決処分を行ったものでございます。
以上で説明を終わらせていただきます。内容をご審議の上、ご承認くださいますようお願いいたします。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
18番、林悦子君。
〇18番(林 悦子君) たしかこの事業に関しては、当初予算でこの倍近い予算が、倍より以上かな、記憶が間違っていれば申しわけないのですが、上がっていたと思うのです。それがもし減ったとしたらばなぜかということと。
それと、ほかの耐震をやった小中学校等と比べて、ほかはどこまでレベルを上げて、真壁小学校の場合は4.幾つですか、3.幾つぐらいで、6だというふうに聞くのですけれども、その基準値は。そこに達しない耐震をやるわけですよね。その辺のところをどうしてこういう判断を、一言で言ってしまうと非常に中途半端な耐震のような気がしまして、やっぱりその辺をどうして、金額をもし下げているのだとしたら、下げて中途半端な耐震をしなくてはならないのかということについてお尋ねをいたします。数値が幾つになって、幾つまでだと。ほかの小中学校は幾つまで上げたのだけれども、真壁小学校はここまでで、もし金額を下げたとしたらば、それはなぜかと、わかりやすくお願いします。
〇議長(潮田新正君) ただいまの林議員の質問に、中島教育部長。
〇教育部長(中島洋治君) 林議員のご質問にお答えいたします。
4月8日の全員協議会で、今回の改修工事費について、概算的に2,000万円程度と今見込まれているとご説明をさせていただきました。その節に、工事費については、極力必要なもの、最低限なもので経費節減を図れるようにというようなご意見もいただきまして、設計担当者のほうに、耐震の補強について、必要と思われる主工事的な、今回の改修工事は北校舎の2階の柱の部分、南校舎については1階、2階を通した柱の袖壁補強というような耐震の補強工事、あと校舎の内面につきましては、内装工事は実施いたしますけれども、校舎の外壁、こちらについては塗装のほうの工事費を見送りまして工事費の節減を図りまして、議会の皆様にご説明した2,000万円より、今回の1,363万円まで工事費の精査をさせていただいて提案をさせていただきました。
あともう一点、耐震補強の、これは耐震指数といいまして、耐力的な形でIs値、地震に対する耐力度でございますけれども、国土交通省というか、のほうでは0.6、あと文部科学省のほうでは0.7というような数値の耐力度まで求められておりまして、小中学校の校舎につきましては、今年度も大国小学校を実施いたしますけれども、その耐力度までの耐震補強工事を実施しております。
今回の真壁小学校の校舎の改修工事につきまして、今後の真壁校舎の危険性、今回4月8日のときにご説明させていただきましたけれども、昨年の9月の地震において被災が、補修箇所がふえたというような耐力度の緊急調査の結果に基づきまして、今回補正等をお願いするわけでございますけれども、今回の補正につきまして、先ほど申しました改修工事を実施いたしますと、Is値が北校舎が0.3から0.49、0.5に近く、南校舎が0.35から0.49、やはり0.5。ただ、この0.5から、国土交通省で求めています0.6までの耐力度にいたしますと、工事費については、単純に0.1を上げるのであれば倍ぐらいの積算かといいますと、そういうわけにはまいりませんで、その数値を上げる耐力度を求めますと、工事費が数倍にかかってしまうというようなこともあり、また今回提案をさせていただいております校舎のものにつきましては、東日本大震災クラスの震災が起きたときに倒壊の恐れが低いというような形まで改修をするという形で今回提案をさせていただいております。
〇議長(潮田新正君) 答弁は終わりましたが。
18番、林悦子君。
〇18番(林 悦子君) いいです、よくわからないけれども。そういうものと違う。
梅井教育長は真壁小学校に実際当時校長として入っていたことのある方なので、誰よりも真壁小学校の状況については熟知されていると思います。どのみち真壁小学校の建てかえ問題が、前の教育長のころから、やる、やると言って、結局やらないのだかやれないまま何年も経過したということが今回の導因になっているとは思いますが、私は素人なので、この0.1の差というのがどの程度のことだかわかりませんので、やはりこの間の説明会のときにも、新しく建てることも大事だけれども、今いる状況をできる限り安全にすることも大事だから十分やってくれというご意見をお話しになった方もいらっしゃったようなので、この0.1の差が後々どうこうならないようにお願いしたいとは思います。
〇議長(潮田新正君) そのほか質問。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議案第42号は原案のとおり承認することに決定いたしました。
〇議案第43号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(潮田新正君) 日程第4、議案第43号 専決処分の承認を求めることについて(桜川市税条例等の一部を改正する条例)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
市塚総務部長。
〔総務部長(市塚一郎君)登壇〕
〇総務部長(市塚一郎君) 30ページをお開き願います。議案第43号 専決処分の承認を求めることについてご説明いたします。
地方自治法第179条第1項の規定により、桜川市税条例等の一部を改正する条例を専決処分いたしましたので、同条第3項の規程により報告し、承認を求めるものでございます。
今回の条例改正につきましては、地方税法の一部を改正する法律、政令、省令が平成27年3月31日にそれぞれ公布され、いずれも原則として平成27年4月1日から施行されることによるものでございます。
改正の内容についてご説明いたしますので、32ページをお開き願います。第1条は、桜川市税条例を一部改正するもので、改正の内容といたしましては、番号法の改正により、市民税、住宅用地、被災住宅用地の申告、市民税、固定資産税、軽自動車の減免に、個人番号、法人番号を加える所要の措置を行うもの。
次に、市民税、固定資産税、特別土地保有税の減免の申請期限を「納期前7日前」から「納期限」に改めるもの。
個人住民税における住宅ローン制度の適用期限、宅地、農地に対して課する固定資産税、特別土地保有税の課税の特例期間、住宅用地の減額期間を延長するもの。
法人市民税均等割の出資額の金額の改正のこと。法人市民税の申告納付、不足税額の納付の手続で、法人税法改正に伴う所要の措置。
個人市民税の寄付金控除に係る申告の特例で、ふるさと納税の申告特例について規定するものでございます。これは、給与所得者がふるさと納税を行った場合、5自治体以内の場合に、寄附先の自治体で申告特例の手続を行うことにより、確定申告の手続を要せず、所得税、住民税が控除されるという寄附金控除手続の簡素化の特例制度です。
個人住民税に係ります特例控除額の上限を所得割額の1割から2割に拡充するものでございます。
35ページをお開き願います。附則第16条の改正は、軽自動車税の税率の特例で、法規定の新設に合わせ、一定の環境性能を有する軽四輪等について、その消費性能に応じたグリーン化特例の規定でございます。平成27年4月1日から平成28年3月31日までに新規取得した軽四輪等について、平成28年度のみ適用するものでございます。
中段の表には、電気自動車等でおおむね75%軽減するものでございます。下段の表につきましては、乗用車につきましては平成32年度消費基準プラス20%達成者、また貨物につきましては平成27年度消費基準プラス35%達成者で、おおむね50%の軽減をするものでございます。
36ページの表に移りましては、おおむね25%を軽減するものでございます。
36ページ中段に移りまして、附則第16条の2の改正は、たばこ税の税率の特例で、旧3級品の特例税率を廃止するものでございます。附則により、激変緩和の観点から、平成28年4月1日から平成31年4月1日までに4段階で引き上げを行うものでございます。
第2条につきましては、桜川市税条例の一部を改正する条例の一部を次のように改正するものでございます。附則第16条は軽自動車税の税率の特例で、内容といたしましては、初回車両番号の指定を受けた月から14年を経過した月の属する年度以後に重課課税されるものでございます。おおむね18から20%のアップであります。初年度検査年月日が平成14年12月以前が対象となります。
37ページをお開き願います。附則といたしまして、第1条は施行期日を定めたものでございます。第1条第1項第1号は軽自動車の課税の特例で、経過措置を平成27年3月31日に、2号は所得割の課税標準、公的年金受給者の扶養親族申告書、延滞金の割合等の特例を平成28年1月1日に、3号は市民税の納税義務者納期限の延長に係る延滞金の特例、たばこ税の特例を平成28年4月1日に、4号は個人番号、法人番号を加えた条文は、番号法施行の日を施行期日と定めたものでございます。
38ページからは、市民税、固定資産税、軽自動車税、市たばこ税、特別土地保有税に関する経過措置でございます。
以上で説明を終わります。内容をご審議の上、ご承認くださいますようよろしくお願いいたします。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議案第43号は原案のとおり承認することに決定いたしました。
〇議案第44号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(潮田新正君) 日程第5、議案第44号 専決処分の承認を求めることについて(桜川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
小松ア市民生活部長。
〔市民生活部長(小松ア裕臣君)登壇〕
〇市民生活部長(小松ア裕臣君) 46ページをお開き願います。議案第44号 専決処分の承認を求めることにつきましてご説明をいたします。
地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴い、地方税法施行令の一部を改正する政令が平成27年3月31日に公布され、同年4月1日から施行されました。これに伴いまして、桜川市国民健康保険税条例の一部改正について、緊急を要するため、議会を招集する時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定によりまして専決処分を行いましたので、同条第3項の規定により、本会議において報告をし、承認を求めるものでございます。
議案書のほう48ページをお開き願います。改正内容についてご説明をいたします。第2条の改正は、国民健康保険税の課税限度額の見直しを行ったものでございます。
第2項では、基礎課税額の限度額を51万円から52万円に、同じく第3項は後期高齢者支援金等課税額の限度額を16万円から17万円に、同じく第4項は介護納付金課税額の限度額を14万円から16万円にそれぞれ引き上げるものでございます。
次に、第22条の改正は、低所得者の国民健康保険税に係る軽減措置の軽減判定所得基準額の引き上げでございます。7割軽減につきましては従来どおりでありますが、5割軽減の判定基準額では、基礎控除額33万円に被保険者数1人につき24万5,000円を加算した金額でありましたが、改正後は、被保険者数1人につき26万円の加算へ引き上げられたものでございます。2割軽減の判定基準額についても基礎控除額33万円に被保険者数1人につき45万円を加算していたものが、被保険者数1人につき47万円の加算へ引き上げられたものでございます。
次に、附則でございますが、第1条では、この条例の施行を平成27年4月1日からとするものでございます。
第2条では、この改正の適用区分を平成27年度からのものとし、平成26年度分までは従前の例とするものでございます。
第3条では、平成25年桜川市条例第27号の桜川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を改正するもので、公布の日から施行するとなっていた附則第16項の改正規定の「配当所得」を「利子所得、配当所得及び雑所得」に改める部分に限り、平成29年1月1日施行だったものが平成28年1月1日から施行することになります。
以上で説明のほうを終わります。ご審議の上、ご承認くださいますようよろしくお願いいたします。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
7番、菊池伸浩君。
〇7番(菊池伸浩君) 国民健康保険料が高い、高過ぎて払いたくても払えないという悲鳴に似た声が私には聞こえてきます。今回は専決処分ですので、質問だけいたします。
今回の改正によって幾ら収入増になるのでしょうか。また、近隣の自治体はどのような状況になっているのでしょうか。
以上です。
〇議長(潮田新正君) ただいまの菊池議員の質問に、小松ア市民生活部長。
〇市民生活部長(小松ア裕臣君) ただいまの菊池議員さんのご質問にお答えをいたします。
今回の改正点は2点ございまして、課税限度額の改正と低所得者層の軽減措置の拡充ということでございまして、この2点で、課税限度額の見直しによりまして約600万円の税収増となります。また、低所得者軽減措置の拡充によりまして約320万円の税収減ということになります。トータルいたしまして、約280万円の税収増ということでございます。
また、近隣の状況でございますが、筑西市におきましては、トータルでお話をいたしますと、約250万円の税収増です。また、笠間市におきましては約200万円の税収増というようなことを聞いております。
以上でございます。
〇議長(潮田新正君) そのほかありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議案第44号は原案のとおり承認することに決定をいたしました。
〇議案第45号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(潮田新正君) 日程第6、議案第45号 専決処分の承認を求めることについて(桜川市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担額徴収に関する条例)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
来栖保健福祉部長。
〔保健福祉部長(来栖 啓君)登壇〕
〇保健福祉部長(来栖 啓君) 49ページをお開き願います。議案第45号 専決処分の承認を求めることについてご説明いたします。
地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により、これを報告し、承認を求めるものでございます。
51ページをお開き願います。桜川市条例第22号、桜川市特別教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担額徴収に関する条例についてご説明いたします。この条例につきましては、子ども・子育て支援法に基づき、新制度における保育所、認定こども園、私立幼稚園及び小規模保育事業所を利用する児童の保護者利用者負担額を国が定める範囲において市で設定することになっております。今回桜川市保育所保育料徴収規則で全面改定を考えておりましたが、私立幼稚園の保護者負担金も含まれており、既に公立幼稚園においては条例で制定しておりますので、規則でなく、条例にて制定することといたしました。
第1条は趣旨で、第2条は定義です。
第3条は、利用者負担額及び納入について規定しており、利用者負担額は園児または児童の属する世帯の階層区分に応じ、別表1のとおりになっております。別表第1の1は、1号認定の3歳未満児以上で私立幼稚園・認定こども園で教育の提供を受ける場合、別表第1の2は、2号認定の満3歳以上で保育所・認定こども園利用で保育の提供を受ける場合、別表第1の3は、3号認定の満3歳未満で保育所・認定こども園・特定地域型保育事業で保育の提供を受ける場合の利用者負担額です。
2項で、第2階層及び第3階層においては、(1)から(3)に属する世帯は、別表第2の利用者負担額になります。
3項において利用者負担額の納入についての規定を、次のページをお願いします。第4条では利用者負担額の減免について、第5条は委任規定であります。
附則におきまして、1で条例の施行期日を規定し、平成27年4月1日から適用し、2で経過措置を定めております。
以上でございます。ご審議の上、ご承認いただきますようよろしくお願いいたします。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
7番、菊池伸浩君。
〇7番(菊池伸浩君) ここのところ、保育料は規則で徴収できるけれども、利用者負担金と名称が変わった場合には、条例を新たに起こすのだというのが説明なのですが、保育料も利用者負担金も使用料であることには変わりはないと私は考えているのですが、規則で対応する場合と条例で対応する場合にどのような違いがあるのか、またないのか、その辺のことを明快な答弁をお願いしたいのですが。
〇議長(潮田新正君) 菊池議員の質問に、来栖保健福祉部長。答弁願います。
〇保健福祉部長(来栖 啓君) 菊池議員さんの質問にお答えいたします。
規則と条例でどのような違いがあるかについてですが、地方公共団体は条例や規則に基づき事務を執行しております。条例の制定は議会において議決をすることになっており、規則は市町村の権限において制定することができます。地方自治法228条第1項の規定により、分担金、使用料、加入金及び手数料に関する事項については、条例でこれを定めなければならないと規定されておりますが、保育料は児童福祉法第56条第3項の規定により、保育費を支弁した市町村長は扶養義務者から児童の年齢等に応じ定める額を徴収することができると規定により規則で定めておりました。今回私立幼稚園利用者負担額を定めましたので、既に公立幼稚園が利用者負担額徴収において条例で定めておりましたので、市の考えといたしまして、条例で統一し制定いたしました。ご理解をいただきたく、よろしくお願いいたします。
〇議長(潮田新正君) 答弁は終わりました。
7番、菊池伸浩君。
〇7番(菊池伸浩君) そんなしゃくし定規ではなくていいですから、もっと易しく。私が前もってちょっと聞いた中では、保育料は規則でもいいし、条例でもどちらでもいいのだけれども、統一してやったほうがいいだろうと、一本化したほうがいいだろうというふうに、事前にちょっと聞いてきたのですが、そういう理解でいいのですか。
〇議長(潮田新正君) もう一度、来栖保健福祉部長。
〇保健福祉部長(来栖 啓君) 市立幼稚園のほうも利用者負担額ということで条例で定めておりましたので、統一ということで、今回条例で制定ということにいたしました。
以上でございます。
〇議長(潮田新正君) そのほか質問ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議案第45号は原案のとおり承認することに決定をいたしました。
〇報告第1号、報告第2号の上程、説明、質疑
〇議長(潮田新正君) 日程第7、報告第1号 平成26年度桜川市一般会計繰越明許費繰越計算書について及び日程第8、報告第2号 平成26年度桜川市一般会計継続費繰越計算書についてを一括議題といたします。
市塚総務部長、報告願います。
〔総務部長(市塚一郎君)登壇〕
〇総務部長(市塚一郎君) 55ページをお開き願います。報告第1号 平成26年度桜川市一般会計繰越明許費繰越計算書についてご説明いたします。
昨年度の3月定例会で議決いただきました平成26年度一般会計補正予算(第6号)にて設定いたしました繰越明許費及び本議会の議案第40号にて承認をいただきました平成26年度一般会計補正予算(第8号)での繰越明許費補正につきまして、地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づき、報告をするものでございます。
56ページをお開き願います。主なものについてご説明いたします。2款総務費、1項総務管理費の一番上にあります、桜川市立病院基本構想策定業務委託料の388万8,000円は、市立病院の基本構想の着手が3月のため、契約額を繰り越すものでございます。
続きまして、消費喚起プレミアム商品券発行事業から総務管理費の最後にあります立地企業支援事業までは、まち・ひと・しごと創生本部による交付金による事業でございます。全額を繰り越して27年度に事業を実施いたします。
6款農林水産業費、1項農業費、農業用ハウス修繕費用助成事業の2,881万3,000円は、26年2月の大雪で被害を受けましたパイプハウスの再建に対する助成金でございます。関東地方で多数のハウスが倒壊したことから、資材及び労務者が不足したためでございます。
次に、8款土木費、2項道路橋梁費、羽黒駅前地区道路工事の999万3,000円は、用地取得に不測の日数を要したために、真壁町田地区昭和橋改築工事負担金の1,353万1,000円は、県施行の工事が繰り越しになったため、あわせて県営の負担金を繰り越すものでございます。同じく道路橋梁費道路新設改良工事の1,485万4,000円は、主に市道用地の公有財産購入費で、登記事務に日数を要するためのものでございます。
10款教育費、5項社会教育費、市指定文化財浅野長勲夫妻石像再建事業の20万円は工事に日数を要するために、伝統的建造物群保存地区推進事業の3,546万円は真壁地区の伝統的建造物の災害復旧事業費等でございます。
11款災害復旧費、1項農林水産施設災害復旧費、林道災害復旧工事の345万6,000円は、昨年10月の台風18号でのり面が崩壊した林道(北筑波稜線)の復旧工事でございます。工事に日数を要するために繰り越すものでございます。
以上が平成26年度桜川市一般会計繰越明許費繰越計算書についての報告でございます。
続きまして、57ページをお開き願います。報告第2号 平成26年度桜川市一般会計継続費繰越計算書について、地方自治法施行令第145条第1項の規定に基づき報告するものでございます。
58ページをお開き願います。この報告は、平成25年度から27年度までの3カ年継続事業であります防災行政無線デジタル化更新事業において、26年度実施予定事業費の一部を27年度に繰り越して使用するものでございます。継続費の総額7億2,934万8,000円のうち平成26年度予算現額が3億1,230万4,000円で、支出済額が2億3,828万9,670円であったため、残額7,401万4,330円となり、繰り越しする必要額1,340万3,000円を平成27年度に繰り越すものでございます。
以上が平成26年度桜川市一般会計継続費繰越計算書についての報告でございます。よろしくお願いいたします。
〇議長(潮田新正君) 報告が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
報告第1号及び報告第2号は、地方自治法施行令第146条第2項並びに地方自治法施行令第145条第1項の規定に基づく報告でありますので、ご了承を願います。
〇報告第3号の上程、説明、質疑
〇議長(潮田新正君) 続いて、日程第9、報告第3号 平成26年度桜川市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書についてを議題といたします。
根本上下水道部長、報告願います。
〔上下水道部長(根本貞興君)登壇〕
〇上下水道部長(根本貞興君) 59ページをお開きください。報告第3号 平成26年度桜川市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書についてご説明いたします。
本年3月の第1回定例議会で議決いただきました、平成26年度公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)の繰越明許費について、地方自治法施行令146条第2項の規定に基づき報告いたします。
60ページをお開きください。1款1項下水道事業費の2事業でございます。事業名は、生活排水ベストプラン見直し業務委託でございます。金額につきましては、421万2,000円でございます。繰り越しの財源内訳は、国庫補助金200万円と一般財源が221万2,000円でございます。繰り越しの理由は、県の下水道課と協議調整に不測の日数を要し、業務開始がおくれたためでございます。
次に、小貝川東部流域下水道事業建設負担金でございます。金額につきましては74万8,000円でございます。繰り越しの財源は一般財源でございます。この内容ですが、県の事業が、繰り越しに伴い、市から県への建設負担金の支払いが繰り越しとなったためでございます。
以上で報告を終わります。
〇議長(潮田新正君) 報告が終わりました。
これより質疑を行います。ご質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
報告第3号は、地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づく報告でありますので、ご了承を願います。
ここで暫時休憩いたします。
休 憩 (午前10時56分)
再 開 (午前11時15分)
〇議長(潮田新正君) 再開いたします。
〇議案第46号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(潮田新正君) 日程第10、議案第46号 桜川市旧真壁郵便局の設置及び管理に関する条例及び桜川市旧高久家住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
飯田建設部長。
〔建設部長(飯田成信君)登壇〕
〇建設部長(飯田成信君) 61ページをお開きください。議案第46号 桜川市旧真壁郵便局の設置及び管理に関する条例及び桜川市旧高久家住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。
62ページをお願いいたします。桜川市旧真壁郵便局の設置及び管理に関する条例及び桜川市旧高久家住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例。
(桜川市旧真壁郵便局の設置及び管理に関する条例の一部改正)第1条、桜川市旧真壁郵便局の設置及び管理に関する条例の一部を次のように改正する。第4条第1項中「桜川市教育委員会(以下「教育委員会」という。)」を「市長」に改め、同条第2項及び第3項中「教育委員会」を「市長」に改める。
第5条、第9条ただし書き並びに第10条ただし書き中「教育委員会」を「市長」に改める。
(桜川市旧高久家住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正)第2条、桜川市旧高久家住宅の設置及び管理に関する条例の一部を次のように改正する。第4条第1項中「桜川市教育委員会(以下「教育委員会」という。)」を「市長」に改め、同条第2項及び第3項中「教育委員会」を「市長」に改める。
第5条、第9条ただし書き並びに第10条ただし書き中「教育委員会」を「市長」に改める。
附則、この条例は、公布の日から施行し、改正後の桜川市旧真壁郵便局の設置及び管理に関する条例及び桜川市旧高久家住宅の設置及び管理に関する条例の規定は、平成27年4月1日から適用する。
4月1日付の機構改革によりまして、重要伝統的建造物群保存事業が教育委員会文化財課から市長部局の建設部都市整備課に所管がえとなったことにより改正するものです。
条例の内容については、従前のままで変更はありません。
内容をご審議の上、ご議決いただきますようお願い申し上げます。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
7番、菊池伸浩君。
〇7番(菊池伸浩君) 今までここは教育委員会が管理していまして、私のイメージでは、文化的な、教育的な配慮がある管理をするというふうに思っていたのですが、活用方法も含めて、そういうことはしないというふうな、しないという言い方をするのは変ですが。ただ、申込書に、教育委員会のかわりに市長宛てになるというぐらいだけなのですか。
〇議長(潮田新正君) その辺のところ、飯田建設部長。
〇建設部長(飯田成信君) 菊池議員さんの質問にお答えいたします。
使用の方法とか、いわゆる申請書を申請する先あるいは許可等が教育委員会から市長にかわるということで、使用の形態、使用方法などは従来のままで変更はございません。
以上です。
〇議長(潮田新正君) そのほか質問ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議案第46号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
〇議案第47号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(潮田新正君) 日程第11、議案第47号 桜川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
中島教育部長。
〔教育部長(中島洋治君)登壇〕
〇教育部長(中島洋治君) 63ページをお開き願います。議案第47号 桜川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。
次ページをお開き願います。桜川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例(平成17年桜川市条例第38号)の一部を改正する。
改正内容といたしましては、不登校児童生徒対策の充実を図り、学校生活への復帰を支援するため設置されました、嘱託職員である教育支援センターのカウンセラーの月額報酬を改めるために条例を改正するものです。
教育支援センターの近年の動向として、不登校児童生徒や教育相談件数が増加傾向にあり、特別な支援を必要とする児童生徒の理解や学習上の困難に対し、より専門的なカウンセリングの機会がふえております。そこで、臨床心理士のカウンセラーの勤務日を現行の週2日以内、一月10日以内から週3日以内、一月14日以内に拡大することから、月額報酬と定めた嘱託職員であるカウンセラーの報酬額を改めるものでございます。
桜川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を次のように、別表中の10、地方公務員法(昭和25年法律第261号)第3条第3項第3号に規定する嘱託職員の月額報酬について、「22万1,000円以下で市長が定める額」を「29万4,000円以下で市長が定める額」と改めます。
附則といたしまして、この条例は平成27年7月1日から施行します。
以上でございます。ご審議をいただきまして、ご議決いただきますようよろしくお願いいたします。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議案第47号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
〇議案第48号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(潮田新正君) 日程第12、議案第48号 桜川市営県単土地改良事業の施行についてを議題といたします。
提案理由の説明を願います。
横田経済部長。
〔経済部長(横田藤彦君)登壇〕
〇経済部長(横田藤彦君) 65ページをお開きください。議案第48号 桜川市営県単土地改良事業の施行についてご説明申し上げます。
桜川市営県単土地改良事業を施行したいので、土地改良法第96条の2第2項の規定により議会の議決を求めるものでございます。
内容につきましては、施行年度が平成27年度、名称につきましては桜川市営県単土地改良事業西飯岡地区ため池整備事業、桜川市営県単土地改良事業大泉地区農道整備事業でございます。
工事の概要につきましては、西飯岡地区につきましては、ため池整備事業968平方メートルの護岸工事で、総事業費2,520万円でございます。大泉地区の農道整備事業は、延長442メートルの農道舗装工事で、事業費1,760万円でございます。この工事を施行することによりまして、今までの既存の市道に対し接続利用が可能となります。
詳細につきましては、別紙のとおりでございます。
以上で説明を終わります。内容をご審議の上、ご議決くださるようお願い申し上げます。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議案第48号は原案のとおり可決することに決定をいたしました。
〇議案第49号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(潮田新正君) 日程第13、議案第49号 平成27年度桜川市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
市塚総務部長。
〔総務部長(市塚一郎君)登壇〕
〇総務部長(市塚一郎君) 69ページをお開き願います。議案第49号 平成27年度桜川市一般会計補正予算(第3号)について概要をご説明いたします。
既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億9,887万5,000円を追加し、予算の総額をそれぞれ162億9,571万1,000円とするものでございます。
73ページをお開き願います。第2表、継続費補正でございます。10款1項桃山小中一貫教育校校舎設計委託につきましては、基本設計と実施設計を一括で委託するものです。今年度より28年度までで総額9,277万円とするものでございます。
74ページをお開き願います。第3表、地方債補正、1、変更でございます。貯水槽整備事業債及び学校教育施設等整備事業債における借り入れの限度額を、制度変更に伴いまして、変更するものでございます。
77ページをお開き願います。事項別明細書により歳入についてご説明いたします。12款分担金及び負担金、1項1目農林業費分担金で126万円を増額しております。土地改良事業等における受益者分担金でございます。
14款国庫支出金、2項1目総務費国庫補助金で71万8,000円を増額しております。社会保障税番号制度に伴うもので、制度の導入に伴い、増大する人件費に対して補助されるものでございます。
同じく2目民生費国庫補助金で16万2,000円を増額しております。生活保護業務における住宅扶助基準の見直し等に関連し発生する電算システム改修費に対して補助されるものでございます。
第15款県支出金、2項5目農林水産業費県補助金のうち1節農業費補助金の山急県単土地改良事業補助金で836万円を増額しております。農道整備に関する補助金でございます。同じく県単ため池整備事業補助金で1,260万円を増額しております。ため池整備に関する補助金でございます。同じく農村地域防災減災事業補助金で300万円を増額しております。青木堰を改修するための実施計画策定のための補助金でございます。同じく2節林業費補助金で2万1,000円を増額しております。緑化推進機構からの森林愛護隊への補助金でございます。
同じく3項1目総務費県委託金で95万9,000円を増額しております。国勢調査に要する費用の増額でございます。
第19款繰越金、1項1目繰越金で2億6,082万8,000円を増額しております。前年度繰越金でございます。
20款諸収入、4項5目雑入のうち消防団員等退職報償金受入金で146万7,000円を増額しております。消防団退職報償金に充てるものでございます。同じくコミュニティ助成事業助成金で120万円を増額しております。真壁おはやし保存会がお祭り用備品の整備を行うための費用に対し、自治総合センターが全額助成するものでございます。
第21款市債、1項2目消防債の160万円、78ページに移りまして、6目学校教育施設等整備事業債の670万円につきましては、制度変更に伴います充当率の増による起債額を増額するものでございます。
79ページをお開き願います。続きまして、歳出についてご説明いたします。給与関係経費の補正並びに特別会計、国保、農集、公下、介護への繰出金につきましては、4月の人事異動に伴う人件費の入れかえによるものでございます。これらにつきましては説明を省略させていただきます。
79ページを省略いたしまして、80ページをお開き願います。2款総務費、1項2目人事管理費、人事管理業務で53万9,000円を増額しております。市から国へ派遣している研修生に対し、研修に係る旅費を市が負担するもの等でございます。
同じく3目文書費、文書事業で129万6,000円を増額しております。行政手続法が改正され、行政処分を行う際に根拠等の提示が義務づけられました。そのため各事業の審査基準の個票を作成し、それを取りまとめる簿冊の作成を行うものでございます。
同じく4目秘書広聴費、秘書関係事業で51万6,000円を減額しております。市制施行10周年記念式典を桜川市民祭と同時開催することになったため、予定しておりました物産展分の予算を削減し、7款商工費において規模を拡大して行うものでございます。
同じく8目企画費、公共交通事業で610万2,000円を増額しております。デマンドタクシーの見直しを含め、公共交通の課題の整理など総合的な公共交通の調査を行い、住民ニーズに沿う公共交通網を形成するための計画を策定するものでございます。
81ページをお開き願います。同じく私立病院整備事業で2,831万円を増額しております。桜川市立病院基本設計策定業務委託料の2,613万4,000円は、筑西市で計画中の中核病院と歩調を合わせ、基本設計を委託するものでございます。筑西桜川地域公立病院等再編整備推進協議会運営負担金の217万6,000円は、推進協議会の事務費等の負担金で、筑西市と折半するものでございます。
同じく16目企業誘致推進費で1億2,400万円を増額しております。長方工業団地西側のエリア及び大和駅北側のエリアにおける道路整備を推進するため、測量及び設計を委託するものでございます。
82ページをお開き願います。同じく3項1目戸籍住民基本台帳費、戸籍で71万8,000円を増額しております。マイナンバー制度導入に伴い、臨時職員を雇用するものでございます。
83ページをお開き願います。同じく5項2目基幹統計調査費で95万9,000円を増額しております。国勢調査員用の地図を作成するための委託料でございます。
84ページをお開き願います。3款民生費、1項2目老人福祉費、老人福祉総務事業では、1節報酬と8節報償費の組み替えを行っております。
85ページを省略いたしまして、86ページの一番下をお願いいたします。同じく11目福祉施設管理費、真壁福祉センター管理事業で37万4,000円を増額しております。トイレ汚水用の水中ポンプ及び空調機器の修繕費用でございます。
87ページの一番下をお願いいたします。同じく2項7目幼保一体化推進費で3,062万2,000円を増額しております。やまと幼稚園及び岩瀬保育所において改修に必要な予算額を再度積算したところ、不足額が生じたため、工事請負費を増額するものでございます。
88ページをお開き願います。同じく3項1目生活保護総務費で32万4,000円を増額しております。生活保護業務において住宅扶助基準の見直し等が行われることに伴い、必要となる電算システムの改修費でございます。
89ページ中ほどをお願いいたします。4款衛生費、1項1目保健衛生総務費、母子衛生事業では、1節報酬と8節報償費の組み替えを行っております。
90ページを省略いたしまして、91ページ中ほどより下をお願いいたします 6款農林水産業費、1項5目農地費、農地関係事業で2,331万円を増額しております。県補助の確定により、大泉、堀ノ内地区における農道整備事業、同じくかんがい排水事業で青木堰の改修を行うための設計委託料350万円でございます。
92ページをお開き願います。同じくため池整備事業で、西飯岡地区のため池整備工事で3,231万円を増額しております。
同じく9目施設管理費及び2項1目の林業総務費は、少額のため省略させていただきます。
93ページをお開き願います。同じく3目林道整備費、林道整備事業で5万3,000円を増額しております。市が管理する林道における事故等に対応するため、損害賠償保険料でございます。
下の段になりますが、7款商工費、1項4目観光費、観光事業で79万円を増額しております。国道50号線沿いに設置する磯部桜川公園の案内看板設置工事の増額でございます。
94ページをお開き願います。同じく5目地域振興費、地域振興事業で100万円を増額しております。市制施行10周年記念式典を桜川市民祭と同時開催することとなったため、2款総務費で計上いたしました物産展分の予算を削減し、規模を拡大して実施するものでございます。
95ページを省略いたしまして、96ページの中ほど下をお願いいたします。第9款消防費、1項2目非常備消防費146万7,000円を増額しております。消防団員の退職報償金で、不足額を補正するものでございます。
同じく3目消防施設費で224万5,000円を減額しております。当初予算で計上いたしました備品購入費、トランシーバーの減額でございます。この予算は、3月31日で専決させていただきました26年度補正予算において、まち・ひと・しごと創生本部における交付金充当事業に計上し、繰り越し事業として実施するため、27年度予算から減額するものでございます。
97ページをお開き願います。4目災害対策費、総合防災訓練事業で650万円を減額しております。同様に補正予算において計上し、繰り越し事業として実施するものでございます。
98ページをお開き願います。10款教育費、1項3目教育指導費で56万7,000円を増額しております。不登校児童生徒や教育相談件数が増加傾向にあることから、教育支援センターカウンセラーの勤務日を週2日以内から3日以内に拡大することに伴う報酬の増額でございます。
一番下になります。同じく11目小中学校適正配置推進事業、桃山小中一貫教育校建設事業で2,672万2,000円を増額しております。桃山中学校区統合準備委員会の委員報酬、設計業者の選定を行うプロポーザル委員の報償のほか、27年度と28年度の2カ年継続事業となる設計委託料の27年度分執行分でございます。
99ページを省略いたしまして、100ページの一番下をお願いいたします。同じく4項1目幼稚園費、やまと幼稚園事業で126万3,000円を増額しております。支援を要する年少児1名の補助教諭を雇用するための経費でございます。
101ページ中段をお願いいたします。5項3目文化振興費、文化振興事業で72万1,000円を増額しております。工事請負費の52万1,000円は、ブルガリア人作家によるモニュメントを旧樺穂駅から真壁伝承館に移設する工事に伴うものと、ブルガリア駐日大使の来訪記念碑を作製し、ラスカに設置する工事の2つでございます。雨引の里と彫刻展補助金の100万円の減額は、26年度の補正予算において交付金充当事業に計上し、繰り越し事業として実施するため減額するものでございます。コミュニティ助成事業費補助金の120万円は、自治総合センターから助成を受け、真壁おはやし保存会においてお祭り用備品の整備を行うものでございます。
102ページをお開き願います。6項2目体育施設費、体育館管理事業(岩)で16万5,000円を増額しております。受水槽から岩瀬体育館へ送るポンプの不具合を修繕するものでございます。
以上で説明を終わらせていただきます。内容をご審議の上、ご議決くださるようお願いいたします。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
7番、菊池伸浩君。
〇7番(菊池伸浩君) 今回6点質問いたします。
通常3月議会の後の6月議会の補正といえば、ほとんどが小さな補正だったのですが、今回は総額3億円近い額になりました。しかも大塚市長の独自性を打ち出した政策が盛り込まれています。今回特に大きな額の補正を中心に質問をいたします。
1点目、80ページ、公共交通事業610万円、桜川市地域公共交通網形成計画策定業務委託料としての予算が計上されました。具体的にはどのような内容を委託しようと考えているのでしょうか。議会全員協議会でも申し上げたのですが、バスとタクシーを組み合わせた交通網を考えているとのことですが、何かいい成案といいますか、具体的な、実現可能な案ができる見通しをお持ちなのでしょうか、伺います。
2点目は、81ページ、桜川市立病院基本計画策定業務委託料2,613万円、これは具体的にどのような形で業者を選定するのか、業者名がもし決まっているならば伺いたいと思います。
3つ目は、同じく81ページ、企業誘致推進事業1億2,400万円、これは大和駅北地区の開発整備に係る費用とのことで、この予算が計上されました。先日の議会全員協議会では、この開発により、企業誘致が進み、経済効果が見込まれるとの説明でした。今のところ1社が大規模商業施設の建設を検討中とのことです。そこで、2つ質問いたします。
1つは、開発整備にはこれからもさらにお金をかけていく計画なのでしょうか。これで終わりと考えてよいのでしょうか。
2つ目は、今のところ1社が検討中とのことですが、さらに他の企業を誘致できる見通しをどのように考えているのでしょうか、伺います。
4つ目は、87ページの幼保一体推進事業の補正についてですが、3月議会に提案された幼保一体推進事業の予算は、やまと幼稚園、岩瀬保育所、東部保育所の3カ所分で3,069万8,000円でした。ところが、今回補正予算はそれとほぼ同額の3,062万2,000円です。当初予算と同じ額の補正が必要、つまり当初予算見積もりの倍額が必要となったわけです。とりわけやまと幼稚園の補正額が著しくふえております。子供のための予算ですから、賛成することにはやぶさかではありませんが、こんな大きな変更を質問をせずに通すことはできません。なぜこんな大きな変更が必要になったのか、議事録に残すことが必要と考えてこの質問をいたします。
やまと幼稚園は、幼保一体化により、今までやまと保育所に行っていた小さな子供を受け入れることになるわけです。そのことにより、どのような変更が必要になったのかを、一つ一つの額は結構ですから、きちんとわかりやすく説明をしていただきたい。
5つ目は、ちょっと額は小さいのですが。88ページの電算システム改修委託料32万4,000円、これは額が少ないのですが、伺います。生活保護のシステムが変更されるとのことですが、どのように変更されたのでしょうか。これにより生活保護世帯の負担はどのように変わるのか説明をお願いいたします。
最後に、98ページの桃山小中一貫教育校の建設事業2,672万円、この予算は真壁小学校の校舎の耐震性に問題があり、早期に建て直しが必要ということから出発したと考えています。学校を建て直す場合、1校の建てかえでは国の補助は3分の1であるが、2校を統合し1校にするには国の補助が2分の1と多くなる。また、少子化の波が驚くほどの速さで進んでいることも事実です。そこで、一番生徒数の多い真壁小学校と9番目の紫尾小学校の統合が出てきて、ならば桃山中との一貫校へと話が進んできたと私は理解をしております。
私が一番心配したのは、桃山中の敷地が借地で、かなり高い借地料を払っている。小学校を併設するには、さらに新しく借地をふやす必要があるのではないかとの話が当初事務方から聞きまして、これ以上借地料をふやすのはいかがなものかと考えておりました。文教厚生委員会での市の答弁は、現在の桃山中学校の敷地で統合校舎を含めて、現在の桃山中学校の敷地に全部おさまるとのことでした。今回の予算が可決されるならば、議会が小中一貫校にゴーサインを出すことになるわけです。私が得た情報では、真壁小学校の敷地がもったいないのではないかと反対の声もあるとのことです。今回この疑問への明快な答弁をお願いします。
以上6点です。
〇議長(潮田新正君) ただいま菊池議員の6点の質問に答弁願います。
まず、1点、潮田市長公室長。
〇市長公室長(潮田昭彦君) 菊池議員の最初の2款総務費、1項総務管理費、8目企画費のうちの公共交通事業につきましてお答え申し上げます。
桜川市の公共交通におきましては、デマンド交通も含みまして、鉄道、タクシーのみの交通体系となっております。公共交通の総合的な取り組みが求められていることから、今回公共交通のマスタープランとして桜川市地域公共交通網形成計画を策定するもので、既存公共交通の改善を図るとともに、地域に必要な公共手段を見出し、住民にとって利用しやすく、効率的で持続可能な地域公共交通の再構築に取り組んでいくための指針となるものでございます。
現在のデマンドタクシーの利用状況につきましては、平成26年度におきましては延べ約2万人の利用でございまして、利用者の約76%が女性となっております。年齢別については、70代、80代の方の割合が約69%となっております。利用状況といたしましては、県西総合病院が最も多く、以下旧酒寄駅跡、山王病院、八百初商店、これは真壁地区でございますが、あとカスミ岩瀬店、なかはら整形外科医院の順となっております。なお、旧酒寄駅跡、八百初商店につきましては、酒寄地区の児童が紫尾小学校下校時にデマンドタクシーを利用しているものでございます。
運行開始から7年が経過した中、利用されている方は市民の一部の方に限られており、延べ利用者数も横ばいの状態でございます。一方、財政面から申し上げますと、運行事業費の総額からチケット売り上げなどを差し引きました市からの費用負担も毎年度3,000万円余に上っております。このような状況から、市内の公共交通を再度検討、検証し、より利用しやすい公共システムとなるよう見直しを進めてまいりたいと考えております。
策定に当たりましては、専門的な見地から、桜川市の公共交通に対する課題や利用に係る需要を的確に分析、把握する必要があることから、業務の委託をするものでございます。委託業務内容につきましては、公共会議におけるアドバイザー業務を含め、既存公共交通機関のデータ収集、分析及び公共交通に特化したアンケートに合わせまして平成28年度中のバス運行及びデマンドタクシーの見直しを予定しておりますので、調査結果に基づいた運行形態、運行路線について業務検討も含まれております。
なお、今後のスケジュールといたしましては、議会の承認をいただきました後には、桜川市地域公共交通会議での合意を経まして、本年度中に桜川市地域公共交通網形成計画を策定したいと考えております。さらに、その後、平成28年6月に国土交通省への地域公共交通確保維持改善事業補助金の申請を経まして、同年10月以降の公共交通の運行にその補助金、経常赤字の2分の1を充てたいと考えております。運行体系につきましては、もちろんバスの運行も選択肢の1つではございますが、今後の検討事項でございます。
続きまして、2款総務費、1項総務管理費、8目企画費のうち市立病院の整備管理事業のうち今後のスケジュールといたしましては、今回の議会の承認をいただいた後に、業者選定の作業に入るわけでございますが、現在再編推進協議会と桜川市におきまして選定方法について協議を行っております。競争入札にするか、またプロポーザル方式あるいは1社のみでの選定による随意契約とするか、両市共同による策定か、それぞれ業者を選考するかにつきましても協議を行っております。いずれの方法におきましても、今年11月をめどに基本計画を作成するという両市の目標がございますので、なるべく早い機会に選定方法を決定してまいりたいと考えております。
以上でございます。
〇議長(潮田新正君) 続いて、3点目、企業誘致関係について、井上副市長、答弁願います。
〇副市長(井上高雄君) 企業誘致推進事業についてご答弁を申し上げます。
2つご質問をいただきました。1つ目のご質問のこれからのお金をかける計画ということでございますが、今回お願いいたしました補正は、長方地区から大和駅北地区までの約78ヘクタール全体を見据えた幹線道路と、それから長方地区の準工業地域全体を担う調整池の測量と設計の費用でございます。したがいまして、今後これらの事業が調いますれば、用地取得、それから工事という費用が必要になってまいります。工事費につきましては、先日の全員協議会でも資料にお示ししたところでございますが、概算ではございますが、11億円程度というふうに見込んでおるところでございます。
一方、大和駅北側地区につきましては、組合施行による区画整理事業を想定しておりますので、大きな市の負担は伴わないで進めたいというふうに考えてございます。
2点目でございます。これから先の企業誘致の見込みということでございます。現時点で長方準工業地域に進出が見込まれるのは、大規模商業施設の1社のみでございます。しかしながら、数社から問い合わせがございます状況です。今回補正をお願いしております基盤整備によりまして、企業さんの進出に対するリードタイム、これが短縮されますことなど、誘致に当たっての追い風となることも考えてございます。それによりまして、さらなる企業誘致が進むものと期待してございます。
以上でございます。
〇議長(潮田新正君) 質問3点目、幼保一体の補正について、来栖保健福祉部長。
〇保健福祉部長(来栖 啓君) 菊池議員さんのご質問にお答えいたします。
87ページの第3款民生費、2項7目幼保一体化推進費3,062万2,000円の補正についてですが、現在やまと幼稚園では、4歳と5歳児の園児に幼児教育を行っております。やまと保育所の3歳児の児童を受け入れ、認定こども園にするには、幼稚園のトイレを改修し、低年齢児が使えるように改修しなければなりません。また、保育室も事務所に近い場所にゼロ歳児用の匍匐室に改修し、給食も幼稚園の場合は給食センターからの搬入で提供できたのですが、3歳未満児の児童には自園で給食を調理することが決められておりますので、調理室の増設が必要となりました。さらに、幼稚園児は通園バスで送迎ができますが、保育所の児童は保護者の送迎になるため、現在の門扉では車のすれ違いもできませんので、門扉の拡張工事と駐車場の確保が必要になり、また児童の安全確保のため、ネットフェンスの改修も必要になりました。
既存の施設で活用できるものはそのままと考え、当初予算を計上いたしましたが、本年度実施設計をいたしたところ、改修すべきところが生じ、当初予算と同額程度の補正をお願いすることになってしまいました。幼保一体事業を推進する余り、当初予算の計上が甘かったことはあながち否定できません。大変申しわけありませんでした。ご審議をよろしくお願いいたします。
続いて、5番目の88ページ、第3款民生費、3項1目生活保護費の生活保護事業32万4,000円は、13節の委託料で電算システムの改修委託料でございます。住宅扶助冬季加算の見直しをするものでございます。住宅扶助は、単身世帯の住宅扶助の上限の適正化と、近年のお家賃文化の動向として平均で2.1%減、2人以上の世帯の住宅扶助の上限の適正化、2人以上の世帯を細分化、地域区分の細分化をする等の改正によるものでございます。
冬季加算については、一般低所得者世帯の冬季に増額する光熱費の実態を反映し、近年の光熱費の動向の反映、豪雪地帯、山間部などの気候が厳しい地域に配慮した調整をするものでございます。今回の改正で、国の平均で平成27年度30億円程度の減額、28年度120億円程度の減額、29年度180億円の減額で3年間で段階的に適正化するとの方針であります。
また、電算の改修システムは、歳入で、77ページの第14款国庫支出金、2項2目民生費国庫補助金で16万2,000円のセーフティーネット支援事業等事業費で2分の1補助が出ております。桜川市は、金額的には、住宅扶助で単身世帯で3万5,400円から3万4,000円の1,400円の減額となり、単身の冬季加算は2,380円から2,580円の200円のアップとなる予定であります。
以上でございます。
〇議長(潮田新正君) 最後の質問、6点目、小中一貫に関しまして、中島教育部長。
〇教育部長(中島洋治君) 菊池議員さんの98ページ、11目、小中学校適正配置推進事業の桃山小中一貫教育校建設事業におきまして、桃山中学校の敷地に統合される小学校を併設するに当たり、新たな敷地が必要となるかのご質問にお答えいたします。
ご心配いただいている学校敷地の問題ですが、統合される真壁小学校、紫尾小学校の統合校舎を現在の桃山中学校敷地に建設した場合、小中一貫校の規模に合わせた学校敷地について新たな用地買収は計画しておりません。根拠となる用地の必要面積ですが、統合時の小学校については、文部科学省の校地面積の基準で2万3,299平米でございます。一方、統合時の中学校については、文部科学省の校地面積の基準は2万4,059平米でございまして、小学校、中学校の必要な敷地面積を合計いたしますと4万7,358平米であり、現在の桃山中学校敷地7万1,078平米と比較しましても、文部科学省の校地基準面積は満たされております。このことから、現在の敷地で校舎建築、運動場敷地の確保は可能であると考えており、現時点では用地買収等敷地の拡張は計画しておりません。
2点目の真壁小学校の敷地の跡地利用の件でございますが、紫尾小学校の敷地等も含め、今回の予算でご承認いただければ、設置することとなっております保護者、市民代表、市議会議員、教員等で構成される統合準備委員会で、跡地の利用の検討をいただく計画となっております。最終的には市長部局と協議の上、議会の皆様にも案をお示ししたいと考えておりますが、学校の施設整備において国庫補助事業等を活用しておりますので、補助金等にかかわる予算の執行の適正化に関する法律や同法律施行令、さらには文部科学省からの通知等をもとに既存施設の補助金返還がなくて済むよう、国、県と連絡を密にしながら進めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
〇議長(潮田新正君) 6点の答弁は終わりました。
7番、菊池伸浩君。
〇7番(菊池伸浩君) 1点だけ再質問いたします。
一番最初に述べた公共交通事業なのですが、これを、私もなかなか、バスを通す、組み合わせていい案ができるのかという心配をしていまして、今市長公室長が答弁したのを見ますと、新しいものを見出していきたいという答弁だったのです。だから、もうある程度企画課のほうで、こういう隠れ案というか、そういう討議にかける原案みたいなのがあって、そして見通しがあるのかなというのを期待したのですが、私も随分この問題はあちこちで研究してきたのですが、なかなかいい案がないのです。だから、検討するのは、してはだめだとも言えませんから、いいですが、ぜひ頭を絞って、いい案が本当に出るのかということを心配しているということだけつけ加えておきます。
以上です。
〇議長(潮田新正君) そのほか質問がたくさんあろうかと思いますので、時間が正午を迎えましたので、これからの質問は午後の質問のときにお願いいたします。
ここで暫時休憩をいたしまして、1時半に再開いたしますので、そのときに質問をよろしくお願い申し上げます。
休憩いたします。
休 憩 (午後 零時05分)
再 開 (午後 1時30分)
〇議長(潮田新正君) 再開いたします。
質疑願います。
12番、小林正紀君。
〇12番(小林正紀君) 菊池議員の質問の項目と重複するのですが、市長の施政方針に関する補正予算で、質問の趣旨は償還金の額や公債比率等についてですので、まずは総務部長にご答弁をお願いしたいと思いますが。
81ページの8目企画費、市立病院整備事業ですか、2,613万4,000円、それに関してなのですが、新聞にも出ました建設費ですか、120床で52億円プラス土地、解体費、それら財源を、病院債で幾ら、市からの持ち出しが幾らになるか、シミュレーションされていると思いますが、これらをちょっとお願いしたいと思います。
あと、連動して、市中核病院や県西病院の事後処理、まだ流動的でございましょうが、わかる範囲で結構です。
同ページの16目企業誘致推進費1億2,400万円ですか、その中でインターチェンジの、この中にありました工事費ですか、28年の計画に11億円と書かれております。これらの財源ですか。また、今後も開発が進み、大和ハウスと施設が出店した場合の想定範囲で結構ですので、税収等予想額も出していただければと思います。
それから、98ページ、11目小中学校適正配置推進事業ですか、それの13節か、委託料2,593万円ですか、校舎建設費の概算ですか。前回の説明で、建設費が25億円で国が2分の1、特例債で95%、市から一財で持ち出しが6,250万円という答弁がありましたが、今回のこの補正が通りますと、全部これらが進むわけですよね。これら事業が全て進んだ場合、借入金の償還は、現在に対して増加はどれぐらいか。毎年幾ら、何年で総額幾らふえるか、わかる範囲で結構でございます。
10年後に想定で4万人を切るのも考慮して、償還期限、ピーク時で基金を取り崩すことなく可能か。
また、ここ最近で結構でございます、わかる範囲で、財政力指数は幾つになっているか。
また、地方分権により、10年後には地方交付税の段階的な減額がもう想定されております。合併してちょうど10年に入ってきて、今後これからになると思いますが、5年、10年後には幾ら減額になりますか。
あと、実質公債費比率は何%になるか。起債制限比率を18%を超えた場合にはどういうふうになるか。まず1回目ちょっとひとつ。わかる範囲で結構ですので、お願いいたします。
〇議長(潮田新正君) ただいま12番、小林正紀君の質問に対して答弁願います。
まず最初に、市塚総務部長。
〇総務部長(市塚一郎君) 小林議員さんのご質問にお答えいたします。
ご質問のあった事業につきましては、明確な詳細がまだ未確定のため、知れる情報のもとでつくったので、数値的には後で前後するかと思いますが、よろしくお願いいたします。
それで、1番目の市民の病院の想定でございますが、これは議員さんがおっしゃられたとおりに、病院事業債75%、残りを合併特例債で25%充当を計画しております。
2番目の桜川筑西インター周辺の開発ですが、今回お願いしてある補正1億2,400万円と平成28年度これから予定である約11億円の財源についても、やはり事業内容を精査しまして、起債等の借り入れで対処していきたいと思います。
それに伴いまして、今回計画しています8ヘクタールですか、これの税収の見込みでございますが、現在出店してあるコメリさんを参考にしてみますと、土地につきましては年間約510万円ぐらいの増収となる見込みでございます。それと、家屋償却資産、法人税については、立地企業の規模等とか業種によって変わりますが、店舗としてできた場合に、約1万平米の店舗ができた場合で見てみますと、固定資産税の家屋の分が870万円ぐらい見込まれます。ですから、コメリさんの場合が6,000平米くらいなものですから、敷地面積が4培くらいになりますと、これの2倍、3倍で、例えば2万平米であれば1,700万円くらいの家屋に対する固定資産税が増収になる見込みでございます。
それと、3番目の小中一貫校、桃中の建設費約25億円につきましては、教育部長が説明したと同じ考えでシミュレーションをとっております。国庫補助2分の1の12億5,000万円、特例債95%で11億8,750万円、一般財源が6,250万円ぐらいということで見ております。
それと、そのもろもろの事業に対して、現在の償還に対しての増分ということですが、平成26年度の元利償還金が約14億7,000万円でございます。その借り入れ等を行いまして、償還は2億4,000万円弱の償還金が増加になる計算になっております。また、その借り入れ償還金のピークでございますが、この事業を計画どおり行いますと平成33年が一番のピークで17億900万円、17億円ちょっとの償還金が出てくるわけでございます。
その他関連での基金の取り崩しということなのですが、やはり一度に事業が、年度集中していますので、今積んであります財政基金を取り崩し充当していく予定でございます。最大で見まして約30億円からの基金の取り崩しで充当がされるものと思っております。
〔「30億。取り崩すの」の声あり〕
〇総務部長(市塚一郎君) 取り崩し額が30億円。
それとあと、公債費比率でございますが、実質公債費比率は18%以上になりますと県知事の許可が必要となり、またそれが25%以上になりますと起債が制限されます。当市の25年度決算における数値は10.3でございます。また、26年度の見込みが9.8の見込みでございまして、事業開始、借り入れが始まりまして、29から33年にかけては13.0ぐらいまで数値が上がる見込みです。また、その後はそれがピークでございまして、緩やかに減少してくるような見込みでおります。
〔「総額は。借り入れの総額。わかんないですか」の声あり〕
〇総務部長(市塚一郎君) 借り入れの総額につきましては……
〔「今わかる範囲で」の声あり〕
〇総務部長(市塚一郎君) 総額で72億5,000万円を見込んでおります。
あと、最後になりますが、交付税の減額でございますが、交付税ですが、平成23年度一本算定と算定がえで13億5,000万円の開きがございました。それで、本年度26年度の開きでございますが、これが11億4,500万円でございます。それで、算定がえになります平成28年度には、1割減の1億1,450万円が減額になり、次年度から3割、5割、7割、9割の減額になりまして、平成33年に11億4,500万円、現在の時点で11億4,500万円減の45億1,000万円になる見込みでございます。
以上でございます。
〇議長(潮田新正君) 12番、小林正紀君。
〇12番(小林正紀君) ありがとうございます。想定できる範囲でも基金を30億円取り崩して72億円ですか、起債額が。かなり厳しいものになるのかなと思います。
現状まだ公債比率は、これは入れてなくて13%ですよね。これを入れた場合には、もう18を超える可能性が出るということですか。
〔何事か声あり〕
〇12番(小林正紀君) いや、まだちょっと……
〇議長(潮田新正君) まず質問が先。
〇12番(小林正紀君) 公債比率というのはご存じだと思うのですけれども、一般家庭に例えるならば、車のローンを組んだり車庫のローンを組むとか、給料に対してどれだけ比率になるか、どんな家庭でも計算してから進めていくと思うのですけれども、ましてや市だから、公共施設になるわけですから、その辺は十分検討されていると思います。インター周辺開発など費用対効果を考慮して、過剰投資にならないように十分検討されるようにお願いしたいと思いますが。
先ほどの菊池議員等の質問にもちょっと重複するのですけれども、企業誘致の追い風となる可能性も高くなる。逆に言えば、最悪出店が全部見合わせられた場合、売れ残った場合の想定も考慮されてこれを検討していただいたシミュレーションも出していますよね。そういうことと、あと行財政改革で細部にわたって削減が出されておりますが、住民サービス低下とも思われがちですが、片や大盤振る舞いと思われるような……とも感じ取れますので、十分留意されて今後運営のほうをお願いしたいと思います。
あと、財政力指数が出ていなかったのですけれども、平成24年のをちょっとネットで見ましたら、桜川市は県内で36番目ですか。0.47、上がっても0.5ぐらいかなと。筑西市はちなみに20%、0.7ぐらいだと思うのです。財政力が1を切ると地方交付税が支給されるわけですよね。今後段階的に減額された場合の、その辺のところも考慮、予想とかも、今後の検討課題だと思いますが、その辺も今後人口の歯どめがきかない、現状で予想されますが、将来に負を残すようなことは極力避けていただきたいのですけれども、その辺のこともどのように、最悪の場合の想定も考えてどのような対策とか、そういうことも、危険度の分散という形ですか、それも考えてあれば、その辺のところちょっと触れていただきたいと思うのですけれども。
あと、小中学校適正配置の建設費の補助金ですか、先ほど幼保一貫で部長のほうから謝罪がありましたが、それに触れるわけではないのですけれども、いきなり補助金、当初予算が補助金を受けられるということでやったのですけれども、実質、ふたをあけてみたら全部一般財源から持ち出してという形になりましたが、今後注意されるということで答弁ありましたが。
それらを踏まえて、この建設費ですか、真壁小学校の建設費、そこがもう、補助金が、最初に言いました、国が2分の1、特例債が95%と。市から6,500万円ぐらいですか、一般財源。だけれども、その補助金に合わないような、例えばプールとかいろんな事業も入ってくると思うのですけれども、それをもう一度国にきちんとした形で再度確認を教育部長のほうでしていただきたいのです。いざやりましたら補助金が受けられませんでした、一般財源から持ち出しますとか、そういうことのないように、ちょっとその辺のところも検討していただきたいと思うのですけれども。
先ほどの2点、もう一度ちょっとお願いしたいと思います。
〇議長(潮田新正君) 市塚総務部長、2点について。
〇総務部長(市塚一郎君) 小林議員さんのご質問にお答えします。
先ほどの実質公債費比率13.0というものは、基金を、市債を借り入れた場合を想定して計算してこの数字になっております。
それと、もう一点の財政の件ですが、桜川市の場合、事業をしばらくの間凍結しているというか行っていない時期がございました。その時期がありましたので、歳入歳出の余剰金については、ここ4年ですか、財政調整基金という形で積み立てをさせていただきまして、今回の補正で専決でもお願いしたように、積み残しておきまして、これからの建設事業に充当できるような財源として確保していた状況でございます。
以上でございます。
〇議長(潮田新正君) 12番、小林正紀君。
〇12番(小林正紀君) そうすると、今現状40億円ぐらいでしたよね、たしか。45億円になったのかな、基金は総額で。
〔「30億」の声あり〕
〇12番(小林正紀君) 30億円か。では、ほとんど全部使ってしまったということですね。わかりました。済みません。
民間なら、借金して厳しくなったらいろいろ、倒産して破産宣告なんか受けて、それが処理されて、全くツーペイになるようなことも考えられますけれども、ご存じだと思うのですけれども、地方公共団体というのは、借金ができたら、どんなに破綻としたとしても、最後まで、終わるまで払わなければならないというルールは言わなくてもご存じだと思うのですけれども。
かなり大がかりな予算を組んで、成功すれば最高な方向になると思いますが、ちょっと先ほど言った最悪のパターンも想定しながらやらなければいけないと思うのですけれども、そういうふうな、もし最悪のパターンになった場合には、住民サービスも低下して税金は最高額、住民の負担がかかるようなことになることは言うまでもないのですけれども、そんな最悪のパターンにならないように、今後計画途中であっても、状況に応じて縮小や見直しも判断しなければならない場面も出てくるかもしれませんけれども、そうならないのが一番なのですけれども、今後のあり方について、勇気を持ってそういう縮小とか、そういう決断をされる形なども今後どのように市長は考えておるか、その点だけちょっと答弁いただいて終わりにしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
〇議長(潮田新正君) では、最後の答弁、大塚市長。
〇市長(大塚秀喜君) 今昼休みがありまして、終わって議場に入りまして、部長方ともお話ししました。何で今回これだけ集中しているのだと。6月の議会に、本当に3億円近い補正でどういうことだと、何か恨みでもあるのかと、これが終わったら部長会議かと、そんな話までしました。
ただ、皆さん、本当に振り返ってください。県西病院を残しましょう。これは覚悟を決めてやるのですか、ほかのものが低下しますよ、これは議場ではっきり話させていただきました。議員の皆さん全会一致で、県西病院は残しましょう。
そんな中で、今回3つを2つという形で、ここで答弁してることがあれなのですが、山王さんとはお約束として赤字の負担はしませんと。公的な医療を頼んだときには、その分については負担しますと。それから、減価償却という形で、家賃といいますか、そういう形でいただきますという話もしております。今3億5,000万円からの負担をしていますので、県西病院に3億3,000万円ですか、昨年で、負担をしていますので、それは半分ぐらいになると思って今回話を進めております。ご理解いただきたい。
また、長方でありますが、これは当初よりインターチェンジ付近で、先ほど部長のほうから、これぐらいの税収があるだろうということでございます。今回の11億円、丁字路の道路を抜くのと、長方地区の測量だけです。お金を投資するというのはそれだけです。その先が問題で、高森地区が土地をまとまるかどうか。それから、桜川市で開発に手を出す気はございません。これは必ず民間にやっていただく。ただ、その民間でやれるまでの、民間が出てくるまでの素地づくりは市でやらないと無理です。民間は来ません。そこまでしかやる気がないので、11億円であらかたの仕事は終わるというふうに思っております。
幼保一体、これについては本当に申しわけないと思っております。先週ですか、部長、保健福祉部部長、課長、グループ長を集めて、予算というものはどういうものだということで反省会をしたところであります。いいあんばいの予算を立てるなと。先ほど部長にも謝っていただきました。本当にそれが原因だと思っております。職員の能力かなという部分もあると思います。私の責任でもあります。申しわけないです。でも、かかってしまいます。これも保育園2つ、幼稚園1つ減ります。やっぱり施設を減らすというのも大事なことでありますので、ご理解いただきたい、そのように思っております。
小中一貫もこの形で進めば、真小と紫尾小、これをどういうふうに跡地利用するか、大きな問題だと思っています。これは、今後検討委員会をつくっていただきますので、その中でもいろんな案を出していただく。私としても頑張っていく。議会の皆さんにも、企業等いましたら、ぜひ紹介いただければ、いろんな形で利用を考えていければというふうに思っております。
公共交通、これも今3,000万円かかっている。デマンドでかかっている。それを含めて桜川市の交通体系をもう一度見直してみようということでございます。ぜひ予算をいただいて検討し直してみたい、そのように思っているところでございます。今回、本当に大きな事業ではありますが、みんな将来を見据えて、税収が上がる、維持費が下がる、それを見据えた仕事でございます。ご理解いただきたい、そのように思っているところでございます。
〔「見直しをするかどうか、もしそういう厳しいときがあったら、
それだけ答弁ください」の声あり〕
〇市長(大塚秀喜君) どの部分の見直しを。
〔「全体では。どういう形でも、もし厳しい曲面が出た場合には見
直しするか、それだけですよ」の声あり〕
〇市長(大塚秀喜君) 今回の事業、それから今まで進めている事業、本当に安くやれというのは常々、部長方には、何とか安くならないのか、決裁もするたびに、何でこれはという話はしています。安くやりたいとは思っています。その事業の見直しというのは、では市民病院、今一番これが本当に大きなかかりで、議員さんの中には120床では足らないということを言っていらっしゃる人もいると。そんな中で、今これはもう最低限度だろうということで今進めていますので、それを今度、では100床にするのか90床にするのか、診療所にしてしまうのかという話は、これは今までの議決がありますので、見直しという方向はあり得ないと思っているのですが……
〔「状況に応じていろんな場面が出てくるでしょう。そのときに勇
気を持って決断してください、それだけですよ」の声あり〕
〇市長(大塚秀喜君) 小林議員の言う状況というのは、ちょっと想定できないのですけれども、今回の仕事に関しては進めなくてはならないものかなというふうに思っていまして、あとはいかに本当に見直して、25億円のものが24億円でできるのか3億円でできるのかと、それは大事なことだと思っています。それはもうぜひ努力していきたいと思っています。
〇議長(潮田新正君) 以上で小林正紀君の質問は終わりです。
そのほかの議員、質問ありませんか。
3番、榎戸和也君。
〇3番(榎戸和也君) 非常に多岐にわたってのことなので、質問の回数の制限というのもあるようですから、やっぱり1回にたくさん出てしまうのですが、私も自分で聞いていて何聞いたのだかわからなくなってしまうような状況もあるかもしれませんが、私がお示しした方は覚えておいていただいて、順次議長の差配のもとにご回答いただければというふうに思います。
まず、77ページですか、農村地域防災減災事業補助金300万円ということで、青木堰のところの調査のようなことをすると。これは、あそこが老朽化等しておりまして、手を加えるのだということでありますね。当然河川ですので、国、県、そういうところの持ち出しがあるかと思うのですが、この財源の内訳、この後です。300万円でやって、その後その事業がのっかってきたときに幾らかかって、その財源の内訳は、国、県、あと桜川市なのか、そこの水利を利用している土地改良の人なのか、その具体的な金額の内訳をお願いしたいと。
これをやっていくと、受益者負担ということであれば、例えば1億円かかる事業に対してどれだけの地元の人たちが負担をするのかと。そういうこともあらあら周知しながら、ここにこれがのっているという理解でよろしいのか。あるいはその辺はまだこれから全く説明がなくこれをやって、事業が決まった段階でその負担割合の話、私も地元で地域の土地改良区の役員をやっておりますけれども、お金が大変です。電気料が上がる。ものを改修する。今1反歩で我々は1万円ずつ払っております、霞ヶ浦抜きで。3年間なのですが。そういう状況がありますので、これは先にそういうことも起こってくるので、その辺についてひとつご説明をお願いしたいということです。
それから、81ページの市立病院の整備事業についてお伺いしたいと思います。先ほど市長のほうから、償却費意味合いで家賃のようなものを出してもらえるような話もあると。では、具体的にこれはどのぐらいお話があるのかということはひとつお伺いしたいと。
それから、今3億2,000万円ぐらい入れている、それは今後半分ぐらいにしたいと、半分以上は出さないというようなお話がございました。政策医療的なものをお願いして、そういうものしか出さないと。これは、ランニングコストのことを言われているのだと思うのです。ですから、52億円。それと解体費用。聞くところによると3億円なんていう話も、今の病院を潰すの。それから、当然機器類とかもろもろかかってくると思うのです。そういうものを含めると、当然52億円では済まないわけで、昨日の回答にもありましたように、解体費用は全部持ち出しになるというようなお話もあったように思います。補助金は入らないというようなことで、そういうものをやったときに、その費用が将来の財政的なものに、先ほどの市塚部長の話にもありましたが、あらあらどのぐらいの負担になって返ってくるのかと。その返済の部分です。そういうこともお尋ねしたいと思います。
それと、先ほどちょっとよく分らなかったのですが、学校の方のことなのか、私の勘違いかもしれないですが、病院事業債を75%使えるというのは、それは病院事業債の話ですか。学校の話ですか、事業債75%という話は。
〔何事か声あり〕
〇3番(榎戸和也君) 病院ですよね。病院事業債75%。病院事業債って75%も使えるのですか。全体の枠のうちの75%も病院事業債に充てることができるのですか。よくわからないので、そこもちょっとご回答いただきたいと。
それから、一般質問でも申し上げましたが、今大和地区の2カ所が候補に上がっていると。すぐ北と、いわゆる開発公社の持っている辺りだろうと想定される場所です。これは地図でも出ております。私は、るる申し上げているように、この県西病院の現地建てかえのことをやったときに、その費用、用地の取得費とかもろもろ、新しく合併浄化槽をつくるとか、こっちであれば下水道で済むわけですから。そういうもろもろのお金のことなどもその委員会の中で検討の材料に入って、そして病院機能の継続という点は一応はわかります。
ただ、それはそういうもろもろの中での比較の問題で、最終的にはいずれにしろ120床と、今の流れで言えばそれしか残らないわけですから。そのほんの短期間の間だけ120ではなくて、今の山王さんの79でお願いしてということが、2年間ぐらいあれば、向こうにもう中核できているわけですから、時期をずらせばそういうこともあるので、やっぱりこの比較というのは、もうちょっと、我々岩瀬、特に私は地元ですから、住民にとっては非常に深刻な問題というふうに私は受けとめているので、しかも向こうとの協定の中身でも、市がいろんなことを考えて今後検討するのですよと、最終的に決定するのですよというのが文言に入っているわけです。委員会で決めた。協議会でもそのことを受けて決めた。しかし、それは決定ではなくて、市が検討してもろもろの状況の中で判断するのですよと。では、市はどういうことでそれを判断するのですかと。
きのうお尋ねしたら、特にそういう機会は設けなくて、委員会の意見が出ているから、それでいくのだということなのです。それは協定の内容と違うのです。協議会ではそう言っていないのですから。そういうことを協議会の、桜川市の委員会のことを踏まえて、協議会に出して、協議会でも今後もろもろのことを含めて市に決めてもらうのだとなっているわけです。だから、市はどこかで何をやって決めるのですか。それも一つお尋ねしたいということです。
それから、内訳です。今の話ですと、もう120床というのはかなり市としては固まってきているようにお尋ねしました。だんだんあれですが、それでいいと仮にして。それで、どの程度中核病院と、ここでこの桜川市の住民に対する医療体制を守れるのかとなりますと、さきの私の、前回、3月の議会の質問を見ますと、120のうち60になるのか90になるのかと。「その辺は今後の会議だと思いますと。ただ、これは今後の会議なので、今ここではっきり申し上げられません」というような意味のことを市長はお答えになりました。
何度も言うように、漏れ聞くところでは、一般病床は40床だと。山王病院は今43床持っていますから、そうすると今度できる一般病床は、山王病院の病床さえも若干割り込むというふうな流れになってしまうのではないかと。これはやっぱり、お金の問題はあるにしても、桜川市にとっては非常に厳しいことなので、医療体制を守るという意味でです。要するにかかれる、千勝さんもなくなってしまう、何がなくなって、何かあって行ったときに、診療科も40床というと非常に限られてくると思いますし、総合診療医がいるから大丈夫なのだということがあるかもしれませんが。ですので、この内訳は今どういうふうに考えていらっしゃるのか。120のうちの内訳です。
そうすると、県西病院の機能をなるべく残すのだと。だから、県西はなくなっても市立病院で、お金のことも考えながら、ある程度は残すのだというのが、実質的に山王さんが残ったに殆ど等しい状況になってしまっているのではないかと。この辺についてのご説明を、県西病院の機能を皆さんの期待に応えて残したのだということですから、私はそう理解していますので、そのこととお金の問題があって、120で、一般病床40というような流れになるのか、そこはちょっと市長さんの解釈を我々にお示しいただきたいということです。
それから、ちょっと細かい話になるのですが、この間いただいた資料、1回、2回の協議会の資料の中で、例えば療養病床が桜川市はすごく多いというような数字が出ておりました。しかし、桜川市の病床数を見ますと、療養病床、県で出している平成23年の資料では、桜川市で療養病床を使っている人の数は259人です。そして、その内訳は県外の人が146人です。半分は東京、栃木県、こういう人で、146人が上野原病院さんなんかにいるようです。ということは、県としてはここにそれだけ療養病床があるのだと言うのだけれども、実際には茨城県のためではなくて、東京のいろんな生活保護やら何やらという関係の人で半分以上の療養病床を使っているわけです。だけれども、これは桜川市の病床数だと、そういう扱い。
こういうことについて、これは公室長に伺いたいのですが、この間の協議のときに、マックスの四百幾つと321の間で370があらあら適当なのだということで、その内訳が250と120となっているらしいです。
〇議長(潮田新正君) 榎戸議員、時間的な制約、時間があるので、まず答弁してもらいましょう。
〇3番(榎戸和也君) いや、3回となられてしまうと、これだけの案件があって、3回という枠があると……
〇議長(潮田新正君) きょう終わらなくなってしまうので、本当に。
〔「終わるよ」「20分3回ではなかったか」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 20分、大体基本的にはそうです。
〔何事か声あり〕
〇議長(潮田新正君) では、そこまでで答弁しましょう、まず。
〇3番(榎戸和也君) だから、3回とされてしまうと、これだけの何十億円に、後ろにぶら下がっている予算のことですから、将来の桜川市に本当に大きなことですから、ある程度はやっぱりお願いしたいのです。
〇議長(潮田新正君) まず、答弁。
〔何事か声あり〕
〇議長(潮田新正君) 青木堰のことで横田経済部長。
〇3番(榎戸和也君) 続けてやっていいですか、3回という原則があるので。
〔「簡潔に」の声あり〕
〇3番(榎戸和也君) では、簡潔にやります。その意味を理解していただいて。
そういうわけで……
〔何事か声あり〕
〇3番(榎戸和也君) 我々にって、我々は協議会の資料をもらって、一応病院のことについて、そういうことも踏まえて議場に臨んでいるという前提で私はお話ししております。そのために我々はいただいたわけですから。
そういうわけなので、今言った件について、つまり我々のところはすごく療養病床が多いと。なかなかこれは簡単に言えないのです。多分あの協議会では、病床数を考えるに当たっては、民間病院が果たしている病床数の足りない部分を公立病院がやるのだということが話としてあったように私は聞いています。ですから、民間病院が、療養病床を過剰にというか、いっぱい持って、東京の人なんか面倒見ていると。それを前提にして、残った分が公立病院だという論理なのですから。
公立病院には、民間は金もうけでやるからいろいろやります、言葉は悪いのですけれども。だけれども、公立病院は政策医療的なことをやらなければなりません。この地域の住民のために、桜川市の医者のいないという状況のために何かやらないとならないのです。どこまでそれを負担を感じながらやるかと、そこが苦しいところだとは思うのですが。ですから、今の件については、公室長にご回答をお願いしたいと。
続きまして、企業誘致の件について、これは総合戦略室、市長、副市長の直属に戦略室がありますので、お二方にお願いしたいと。
私は、何とかやろうということでこういうことをやっている、特に今の大和ハウスさんがまとまりそうだと。これは非常に市長の成果だと思います。それはそれで、是非いい形でお願いしたいというふうに思っております。
ただ、いただいたこの開発の77ヘクタール、測量なんかの含めているこの区画の計画と、きのう確認させていただいたところ、その中にできる病院のことというのは、全然連動していないというご回答でした。
例えば大和駅のすぐ北につくるといったときに、あそこのこの出された計画は、平成30年に区画整理の事業開始なのです。市長が言われているように、向こうと30年に同時開院するのだと。同時開院しなければならないから、要するに県西をずらしておくらせてやることはできないのだと。だから、そこで邪魔になって医者が嫌がったり、変な建て方になってしまうから、ここはだめなのだというのが一つの大きな理由なのです。
だけれども、大和地区を候補に残しているということは、北側を残しているということは、平成30年に始まるのですから、始まるところに、平成30年に着工開始というのは、これはどういう関係になっているのですか。同じ市役所の中でしょう。この辺を副市長に伺いたいのですが、総合戦略室は総合戦略室だけの目線でやっていて、総合は本来市全体を考えての総合戦略ですから、病院問題も含めて総合戦略でしょう。その関係はどうなっているのか。それであれば、もう大和の北は消えなければいけないと私は思っているのです、そういう論法で言えばです。そうすると、向こうしかないとか。例えばです。その辺の返答をお願いしたいということです。
それと、先ほど市長さんが、11億円出せば道路はできるのだとおっしゃいました。あそこの両側の田んぼ10町歩、近くの人が今1反歩600万円だとか何かといううわさも聞いています。そこへ10町歩買えば、500万円で買ったら幾らになるのですか。よくわかりません。もっと安く買うとしても相当な額がかかります。
それから、何度も言っているように、あそこを全部、簡単に言うと、大雑把に平らにしてしまうという考えですから、あそこに3メートルぐらい土を盛らなければいけません。この土動かしも膨大な費用が多分かかると思います。
それと、高森駅から福田自動車のところへ来る間が非常に垂れていて、上野沼から来ている田んぼの水路のラインが、大水が出ると、去年もですけれども、水浸しになるわけ、通れなくなるわけです。そうすると、そのラインで道路は持ってこられないのです。それよりも恐らく、最低でも、どのぐらいですか、嵩上げしなければならないのです。道路は、そこだけでただ嵩上げできませんから、低いところだけ、高い道路を持ってくるわけにいきませんから、両側をずっとあそこを嵩上げしなければならないわけです。
そうしたら、今度その脇にいる土地の人だって、自分の車が入るのに、あそこに工場がありますけれども、工場だって影響が出る。反対側の、JAが今斎場をやろうとして買収に入っているというような話がありますが、そういうところの見込みも違ってくるわけです。1メートル何反歩もの土地に土入れたら、その分高くなるわけですから、そういう諸々の影響が出るわけです。
ですから、あれだけの道をあそこに抜くというのは、どういうふうに、お金の負担なんかは、県道を嵩上げするときに誰がどう払うのか。そういうことは、あれだけの計画をつくっているのですから、普通は役所の中で何らかの応対があると思うのです。この辺は、副市長、どういうふうになっているのかお尋ねしたいと思います。
あと、高森駅の北側の組合区画整理事業についてですが、伺うところによると、減歩率5割ぐらいだろうというようなお話も伺っております。つまり入ってくる業者が工事をやって、金は出さないと、市のほうでは。地権者の了解とか何かには市が多少関与してまとめていくと。5割ということは、例えばその業者が2割ぐらいもらうと。そうすると、あとの3割は減歩、道路とか公共用地の減歩とかという話になってくると思うのです。そういう流れの中で、具体的に……
〔「臆測で物を言ってもどうにもならない」の声あり〕
〇3番(榎戸和也君) では、臆測といいますから、具体的に地権者が何人いて、地目がどうであって、今後、測量した後、地権者に説明があるということですから、どういうふうな説明をしてこの計画を行っていくつもりなのかと。これも副市長にお伺いしたいと思います。
結論的に言うと、大和ハウスが来ることについては、私は本当にありがたいというか、すばらしいと思います。ですから、大和ハウスと病院がもし、反対ですけれども、あそこにつくるのであれば、その分だけカバーできるような体制で、田んぼなんか埋めないで、今まで中田さん時代にずっとやってきた山際のところ、田んぼにも入れる道を残し、そういう枠で、お金がかからない形でやっていただければありがたいなと、それは私の希望であります。
では、長くなりましたが、よろしくお願いします。
〇議長(潮田新正君) では、簡単に答弁をお願いします。
青木堰の問題で横田経済部長。
〇経済部長(横田藤彦君) 榎戸議員さんのご質問にお答えをいたします。
青木堰のかんがい排水事業についてのご質問ですが、この事業につきましては、どの程度の工事が必要か検討するための実施設計を行うものであります。それで、大きい場合は大規模改修となって1億4,000万円ぐらいの工事費がかかります。この場合には31年ごろから改修にかかります。小さかった場合には、1,400万円ぐらいの工事で済むかなということを考えておりますが、その場合は30年ごろから工事を始める予定になっております。
それで、大規模改修の場合には、国から補助が出まして、55%国から、それから県から37%で、地元負担が8%。金額で言いますと、国が7,700万円、県が5,180万円、地元負担が1,120万円ということで、受益者が61ヘクタールですので、1,120万円を600反歩というのですか、で割ると、1反歩1万9,000円、1町歩19万円ぐらいになるかと思います。そういったことで、この設計でどのような事業になるかを検討する事業ということになります。
以上です。
〇議長(潮田新正君) 続いて、病院関係で潮田市長公室長。
〔何事か声あり〕
〇議長(潮田新正君) 大塚市長。
〇市長(大塚秀喜君) 家賃がどのくらいになるかということでございます。これは、建物総額が決まって、どのぐらいでできたか。でないと、減価償却代というのは出ないと思いますので。その減価償却代を半分は持っていただこうとは思っているのですが、その辺の詳細については今後の話し合いでありますので、今はっきりした金額は出ないと思っております。
場所については、何度も答弁するようですが、検討委員会でご検討いただいて、お医者さんの皆さん、議員の皆さん、各真壁、大和、岩瀬の区長さん、入っていただいた中で出た結論でございますので、それを最優先に考えていきたい、そのように思っているところでございます。
また、新しい市民病院が一般病床が40床、何でそう決めつけるのかなと。どうも榎戸議員の質問にその辺の傾向があると思うのですが、40床で決まったみたいな話で質問していますけれども、どこでもそんな話は聞いていないのですが、ちょっとそれをもとに質問されても、私どもとしても答弁のしようがないということでございます。
〔「病床数をどう考えているのか」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 療養病床数について、潮田市長公室長。
〇市長公室長(潮田昭彦君) それでは、榎戸議員の中核病院と市立病院の病床数ということでございますが、基本的合意のまず内容といたしましては、新中核病院が急性期を中心に対応し、市立病院が既存の民間病院などの役割分担、連携を図ることにより、250床程度を想定していると。あと、桜川市立病院は、回復維持期の対応を中心とした120床程度を想定しております。この発想時の病床数の考え方でございますが、病床数は両市の将来患者推計や市外への流出状況を考慮し、新病院設置に伴う流出戻り分及び平均在院ですか、日数などを加味して算出しております。現段階では算定条件により病床数が変わるため、最大値と最少値を検討いたしまして、結果、2病院合わせた必要病床数は最大で450床程度で、最少で310床程度としております。これは、両市合意の内容にあります、新中核病院250床程度と桜川市立病院120床程度の合計370床程度のおおむねの中間値でございます。これはきのうのご質問でも申し上げました。
流出患者分の戻り分病床利用率や平均在院日数等の幅を見ている部分につきましては、新病院の医療機能や役割分担などの詳細を詰め、地域医療構想との整合を図りながら検討したものでございます。これを踏まえまして、今回310から450床程度となり、平成26年12月26日に合意しました新中核病院250床、市立病院120床の合計であります370床程度をこの中間値と認識しております。今後、中核病院と市立病院の機能や周辺医療機関との役割分担などを踏まえて、最終的に決定していくものと認識しております。あわせまして、地域医療構想の策定とあわせまして、今後のこの地域における医療提供体制のあり方を踏まえながら、さらに両病院の病床数を決めていくものと考えております。
以上でございます。
〇議長(潮田新正君) 続いて、井上副市長に企業誘致の一体的な考え方の方向について。
〇副市長(井上高雄君) お答えを申し上げます。
まず、病院の計画と、それから大和駅北地区、それからあと長方地区の開発との関係についてでございます。
病院の建築のスケジュールとこの地域開発のスケジュールは、直接リンクしないものというふうに考えてございます。しかしながら、これから社会資本の整備がされる地域でございますので、そういったものの進み具合も勘案しながら、最も適当なところに病院の位置というのは定められるべきものというふうに考えております。現在区画整理を考えている地内でございましても、病院の単独の立地といいますか、建設といいますか、これは可能でございますので、適地ということであれば、区画整理の範囲から除外して整備するということは問題ないものと考えてございます。
2点目でございますが、道路というか、今回補正をお願いしております測量設計を実行するに当たって、さまざまな影響があるのではないかというご指摘でございます。今回の測量設計の中で、工法であったりとか影響の範囲、それから客土といいますか、土を出したり入れたりといったことも含めて、さまざまなことが検討され、その中で最も合理的かつ安定的に社会資本の整備ができるものというものを選定してまいりたいというふうに考えてございます。また、高森地区の、大和駅北地区ですか、こちらの区画整理でいろいろ減歩率などのお話もありましたけれども、そういったことについては、私どものほうで一切全く先入観を持って取り組んではございません。今後地権者、それからさまざまな関係の方々とよく話し合いをして、しっかりと協力体制を築いて進めてまいりたいと考えてございます。
以上です。
〇議長(潮田新正君) 答弁終わりました。質問ありませんか。
3番、榎戸議員。
〇3番(榎戸和也君) 違う、違う。出会い等の部分のことについて。
〔何事か声あり〕
〇3番(榎戸和也君) だから、高森駅過ぎたときに、洪水になる場所に、今の下が丁字路の田んぼの真ん中、水路の上を通してきたやつがぶつかったところで、そこの県道と突合部分は、県道を嵩上げしないと帳尻が合わないわけです。
〔何事か声あり〕
〇議長(潮田新正君) 井上副市長。
〇副市長(井上高雄君) その件についてお答え申し上げます。
調整池の機能もございますし、あとはその水路をどういう形でつくっていくか、簡単に言えば、道路がありまして、その下に通すという方法もありますし、できるだけ現状に影響を及ぼさない工法というものも考えてまいりたいと思っております。
〔「これ質問にされちゃうと困っちゃうんですが、言っていること
が理解されていない今の答弁だと思うんですね」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 3番、榎戸和也議員。
〇3番(榎戸和也君) きのう建設経済部のほうの説明のときには、そういう話をちらっとしたのですが、では急で申しわけないですが、建設部長はそういう、私が質問した内容は理解いただけますか。今副市長から何か返事が返ってこないので、部内でどうなっているのかがよくわからない。私が言ったのは、ピンポイント外れた質問でしょうか。これは、総合戦略室でやっているので、建設は関係ないわけだけれども。
〔何事か声あり〕
〇議長(潮田新正君) では、きのうの建設常任委員会の。
では、飯田建設部長。
〇建設部長(飯田成信君) 榎戸議員さんのご質問でございますが、あそこは水路が県道を横断している場所にまさに道路を接続するということで、その水路と、あとは道路とが交わりますので、そこの交差点部分の県道をどうするのかという、そういうご質問。それで、今この調査費をかけまして、そういうものを含めて調査し、あるいは県道と交差でありますので、県との協議も進めていくということになろうかというふうに思っております。
以上であります。
〇議長(潮田新正君) 3番、榎戸君、3回目、最後です。
〇3番(榎戸和也君) 3回目。
〇議長(潮田新正君) まとめてお願いします。
〇3番(榎戸和也君) 今一番最後にあったところから。11億円という話をさっき市長がされて、11億円かければオーケーなのだというけれども、さっき言ったように用地の取得もある。つまり田んぼを買わないと、田んぼの真ん中に何メートル道路だかつくるというわけですから、買収費はかかる。土の動かしもかかる。だから、11億円ではとても済まない。立ち退き補償もかかる。
それと、今言ったように、県道のところの突き合わせ部分が、水路は上野沼から田んぼの面で来るから、水路のレベルはほとんど変えられないわけです。だけれども、道路は、今のレベルの道路で持ってきてしまうと、あそこは垂れていて水が氾濫してしまうのです、時によって。その大和の高森とかあっちのほうから来る人を、十字路の交差点のところでごちゃごちゃしないで、もし病院があっちに行くとかあれば、その人らが大和ハウスとか何かに回れるように後ろの道路を充実してつくるのだといってやっているわけでしょう。私はそういう回答をいただきました、この間。
だけれども、大和のほうから大国玉から来たものが、あそこが垂れていて水がたまってしまうことがあるようなところに、その面でつくってしまったらば、もし病院があっちにできたりしたら、やっぱり十字路のところを行かなければならないわけです。その十字路がまずいと言っているわけでしょう、私が聞いた説明では。だから、後ろにあれだけの田んぼを買って土を埋めて、前の中田さんのときには、山際につくっていた道路を田んぼの真ん中につくると言っているわけです、水路の上に。お金もすごくかかるわけです。今言ったように、出会いのところのお金だって膨大な額がかかると思います。県道を嵩上げして、周りの地権者との関係もあるのですから、そこを聞いているわけです。そういうこともちゃんと内部で話し合わないで、戦略室は戦略室で図面描いて、そういうことが起こるということを理解しているのかということを聞いているわけです。これが1点。
それから、さっきも言ったように、病院のことと戦略室でやっている計画は別なのだなんていうのも、普通の常識で言えばおかしいです、これは。候補地として絞って、それがいろんなことに絡んでいく。さっき副市長が何と言ったかというと、北側でも区画整理事業とは関係なしに単独でやることができるのだと、可能性があると言ったでしょう。そんなことをやってごらんなさい、大変だから。
だって、病院、売るときには、30年に建てるのだから、これは金で買うしかないのです。減歩の話なんかしている暇はないのです。一方の人は、同じ人が現ナマで病院に売って、1反歩600万円か何かわかりませんが、ともかく売ったと。ところが、ほかの人は減歩か何かで、市は金を出さない。デベロッパーが入ってきて自分の持ち分を取って、みんなにやってやって売ると、あるいは持っていて自分で住むと。売れればいいけれども、売れない可能性だってあるわけですから。借金は組合で払うのですから。
そういう中で、シビアな金の問題が出てきたときに、そういうことを、理論上はあります。だけれども、実際に土地の交渉とか何かということを考えていったときに、先に売った人は現ナマが入って、ほかの人は売れるか売れないかわからない土地を耕地整理したなんていう話はまず通りませんから。だから、それは困難です。そういうことをやったのではまとまりません。そういうことで私は申し上げているわけです。
それだったら、北の市で持っている開発公社の辺りを中心にして、あの土地を有効に使いたいというお話は前々から市長さんはされていましたし、それは一つの考えだと思います。私は向こうではない方がいいのだけれども、ともかくそうでやるとすればです。それならそっちに絞って、なるべく投下しないでやったらどうかということで質問したわけです。
そのぐらいにします。では、2点。
〇議長(潮田新正君) では、それに対して。
3番、榎戸君の質問に答弁願います。最後の答弁です。
大塚市長。
〇市長(大塚秀喜君) 榎戸議員、お願いですから、いいあんばいなことを言うなと、議会で発言しないでくださいと。1反歩600万円でなんか絶対買えないです。そんな区画整理考えていません。議会でそんな話、質問されて、榎戸議員が600万円と言ったから600万円なのかなんていったら、本当にアウトです、アウト。
今皆さん、去年600万円ぐらいの補正つけてもらって、高森地区の測量はしていますから、大まかな高さはとっています。今回の11億円の話も、高さをとった上で、70町歩で考えたときにどの高さになるのだと。道路も、この間1回ストップしていますよね。あれがやっぱり高さが合わなかったと。70町歩で考えたときに、やっぱり高さが合わなかったと。それで、今回予算を皆さんに通していただいて、あそこを大まかに測っていますから、それで高さをとって、この高さでいこうといって今11億円の話が出ているわけですから。実際今度図面つくって、もっときちっとした測量をしましょうということでございますので。
それで、そんな中で不動産鑑定士が入っていますので、ちょっと議会で数字を言うのはおかしいのですが、定かではないので、あれなのですけれども、坪700円から2,000円とか、そのぐらいですか、あの中の評価額は。今回予算通していただいたら、高森地区の地権者さんに集まってもらいます。評価額の話をまずしようと思っています。そこで、どこからその600万円なんていう話が出てくるのだと。これは本当にそういう話でしか高森地区がまとまらないのだったら、市では絶対手を出せませんから。企業も出てきません。そこはご理解いただきたい。
今の水の質問も、結局、だから調整池が必要であって、調整池は、そうすれば雨が降ったときに、そこにたまるように池をつくるわけですから、それで設計しているということなので。11億円というのは、その辺の土地、土の動かし方も考えた上で設計がつくった話なので、これはそれ以上かかるのかと言われても、何とも、設計が間違っていたらかかりますよねと。設計どおりならそれでいけますよねなんていう話になってしまいます。
〔「それはまずいでしょう」の声あり〕
〇市長(大塚秀喜君) まずいです。だから、あれでできるといって私は報告受けていますので。
〇議長(潮田新正君) 3番、榎戸君の質問は終わりました。
そのほかありませんか。あと。質問。
〔「休憩とってもらって。ある」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) ありますか。
〔「あるから」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) では、あれば暫時休憩します。
休 憩 (午後 2時33分)
再 開 (午後 2時45分)
〇議長(潮田新正君) 再開いたします。
質問ありませんか。
18番、林悦子君。
〇18番(林 悦子君) 上手に整理して質問できないかもしれないのですが、勘弁してください、何せ二十何年やっていて初めてのことなので。
現在財政調整基金は、ことし最終で5億円積み増ししたようですけれども、何億円あって、6月1日で繰越金が確定したと思いますが、これが幾らあって、そのうち今回2億円使うということですよね。
それから、さっきの小林議員の質問の中で、平成33年、17億円強になるので、財調を取り崩さなくてはならないということなのですが、財調ってまるっきりゼロにしてしまったらば、例えば何か不意の災害だとかあるいは伝染病とかあったときに、全くバンザイしてしまうので、10億円ぐらいは残さなくてはならないです。そうすると、これをもし取り崩さなくては対応できないということになったとしたらば、何で対応、要するに財調を使わない財源探しというのはできないのかということ。
それから、ざっとの話ですが、52億円ぐらい建設、建物だけでかかると。そこに用地、造成、機械、医療機器、解体はそんなでもないでしょうけれども。そうすると、病院事業だけで80億円近い、どの部分が起債が充当になるかわかりませんけれども、なるわけですね。そうした場合に、このような計画を今度は、1回去年の8月に持っていったら、これは病院事業債も何も使わせないと言われたわけです。ですから、今回はそんなことがないように、県や国が担保してくれるのでしょうか。
それから、先ほど来の、今同時に筑西市でも中核病院の予算が上がっているかと思いますが、話で聞いただけで、実際に予算書を見たわけでも私は何でもないのですけれども、筑西市のほうは中核病院の建物で幾らの概算費用が出ているのか。今回だけでの計上で済むのか。75億円だなんてちょっと聞いたのですけれども、うちが建物で52億円なのに、それより高度医療を担う、救急医療を担う病院が75億円で済むわけないと思うので、その辺のところ、中核病院のほうの概算費用が幾らぐらいになっているのかをお尋ねいたします。
今度の補正は、3億円の補正で、財源が繰越金2億6,000万円、うち2億円弱が委託料です。本来当初予算で議論すべき内容だったと思うのですが、それができなくて、例えばほとんど見たことないですけれども、この第1回、要するに3月に160億円でやりますとお約束して、わずか2カ月で3億円の補正を組むのに、なぜ委員会にきちんと説明するという時間が、私はよそさんの委員会は知りませんけれども、特にこの企業誘致推進事業に関しては。議運があった日の9時に集められて、それでバスだか公共交通の話をしているうちに時間がなくなってしまって、もう10時に議運だからといって、時間切れ流れ解散になってしまったのです。そういう説明ではなくて、アリバイづくりみたいなことではなくて、やっぱりきちんと委員会というものをとって審議してからこの本会議のほうに上げてきていれば、こんなに長々と私も質問しないで済んでいるのです。ですから、やっぱりその辺の議会に対する説明責任をどうやって果たすかということについては、市長も議員の時代も長かったわけですから、議員の気持ちというのもわかると思うので、今後は気をつけていただきたいと思うのですが、その辺のことについて一言お願いします。
それと、ではその企業誘致推進事業ですけれども、2つに分かれていますよね、インフラ整備事業と大和駅北区開発事業で。予算が上がっているのは先のほうなのですが、ただ78ヘクタールの測量は大和のほうにもかかるものですから、どうしても全体を見なくてはならないのですけれども、今までの話のやりとりを聞いていると、予算をつけてくれれば、それから地権者に説明をするということなのですが、私は、一番もめるのは地権者との協議で、しかも途中で失敗するケースだって今までも経験済みだと思うのです。ですから、やはり地権者の仮同意ぐらいはしておいて、78ヘクタール全体の測量をするというのが手順ではないかと思うのですけれども、地権者に説明をしないうちに、どうも空からやるようですが、高低差の測量だから。空からだからといってやってしまうのですか、4,600万円。それが一つ。
それから、調整池に40ヘクタール分、要するに国道側を、7,800万円ついていますけれども、これは40ヘクタール分の調整池なのです。それが2ヘクタールでしょう。ということは、病院の分も入っているのだろうなと私は単純に思ってしまったのですけれども。そういう意味では、今副市長の話を聞いていると、区画整理のこの下、大和駅のほうの場合もあり得るというのです。
だとすれば、40ヘクタールのうちの大和ハウスさん8ヘクタール分しか決まっていなくて、何で調整池に7,800万円もかけなくてはならないのかと。32ヘクタール分が未定のまま、このような事業執行をすべきではないのではないかと。だって、コメリさんのときには調整池の話は出なかったわけですから。40ヘクタールだから出ているのだと思うのです。その辺のことについても、どのようにこの公金を投入することについて考えているのかお聞きします。あと、用地とか造成費用とか言ったら切りがないので、それは省略します。
もう一つ、さっき榎戸議員が質問していたこととちょっと重複してしまうのですけれども、私はあの辺の土地に対しては全然詳しくないです。だけれども、たまに通ると、あの辺はすごく水が破けますよね、東山田岩瀬線のところが。それで、当然この間、青木地区の方々からも要望書が上がってきている。桜川をもうすぐ脇に、袖に見ているところなのです。今までほとんど何にも使われなかったような土地が、今度大規模開発になって、当然そこの水が、まして今度は真ん中に16メートル道路が抜けるわけです、地面の嵩上げがあって。そうしたら、絶対流れてきますよね、その県道岩瀬東山田線に。そのときに、県道の改良工事等を義務づけられないのかということなのです。何にもやらなくていいのですか。
何でこんな心配、質問するかというと、こういうときに往々にして県て、原因者負担だとかいって、おまえらが開発するから、こういう事態になるので、原因者負担だから、市が県道の改良工事を持てなんていうことを言うケースがあるのです。だとすると、事業費が全然違ってくると思うのです。何百メートルあるいは何十メートルの距離にわたって、どれくらいの高さの嵩上げをしなくてはならないのかなんていうことを考えると、これはこのインフラ整備事業の全体事業費が変わってくると思うので、この東山田岩瀬線との高低差が生じる、支障はないのかと。改良が生じた場合、県がやってくれるのですか、原因者負担にはなりませんかということについてご確認をいたします。
次の大和駅北の開発事業のことですが、まだ地権者の方々にお話ししていないということですけれども、組合方式、業務代行方式、今どき区画整理事業をやろうなんていう自治体はそうはないと思います。つくば市でも50ヘクタールぐらいが限度だそうです。成功しているのは、地権者が四、五人で、それで四、五町歩で、二、三年でけりがつくようなところだそうです。今回のケースなんかそうなのかもしれないのですけれども。
そのときに、先ほどの副市長のお話では、市はほとんどお金を持つことがないと。これは組合事業でやるからというとなのですけれども、もしこっちに病院が来たら、調整池、もちろん用地もですけれども、調整池の必要が生じますよね、また新たに。何となれば、さっきの調整池は、上40ヘクタール分の調整池ですから。だから、下、第1工区26.何ヘクタール分の調整池は、少なくとも理屈の上では必要となるのではありませんか。そうすると、その調整池の工事とか、そういうものについては市の負担も生じるでしょう。これは別につくることになりますか、調整池を。
それと、誰が業務代行方式してくれるのでしょうか。今現在具体的な候補者みたいな業者さんはいらっしゃいますか。もしいらっしゃらないとした場合、やる人がいないのに測量して道路だけつくってしまうということになるのですね。その辺のところを1回目の質問でお尋ねをしたいと思います。
複雑な質問ではなかったと思うので、
〇議長(潮田新正君) まず、市塚総務部長。
〇総務部長(市塚一郎君) 林議員さんのご質問にお答えいたします。
現在一般会計で持っています基金でございますが、決算見込みで55億4,000万円ございます。そのうち財政調整基金が30億円でございます。
2点目の平成26年度の決算に伴う繰越金ですが、繰越金の額は約20億円ちょっとになる予定でございます。
3番目の元利償還金、平成33年、十何億円の場合の財調の取り崩しもない場合はということですが、小林議員さんのときにもご説明したように、このシミュレーションは不確定要素の中でつくってございます。それで、私どものほうでは最大の実際より多い金額で見ていますので、そのときのピークで元利償還金が17億円ということになりますので、財調を取り崩さない場合といっても、ほかの歳入、税等に対しても、見込みでありますので、そのときの状況によらないと確定はできませんが、こういう場合にあっても市の基金の中で運用できるという計算で行っております。
以上でございます。
〇議長(潮田新正君) 続いて、潮田市長公室長。
〇市長公室長(潮田昭彦君) 続きまして、林議員の病院関係のご質問にお答えいたします。
まず最初に、県西病院の昨日私のほうから答弁させていただきました、約52億円のほかにどのくらいということだと思うのですけれども、きのうお話しさせていただきました約52億円というのは、調査設計委託料、あと敷地造成費、排水処理、外構費だけで算出しております。
なお、これは条件といたしまして、病床数を120と仮定した場合でございます。なおかつ1床当たりの単位面積が70ということで、あとは1平米当たりの建築面積を約45万円で算出した金額でございます。
これよりもどの程度ということでございますが、今後補正予算で議決いただきまして、基本計画ですか、基本計画を進める中で診療科目などについては、医療関係者からの意見と協議しながら決めていくものでございまして、それが決定次第、医療機器等ももちろんございます。それも含めて、あらあらの数字はその段階でお示しできるかと思います。
また、国に対する担保ということでございますが、実際昨年の3月の合意事項といいますか、あれは途中で国が認めていないよということで県のほうから伺いまして、それ以後、桜川、筑西、あと県も交えまして詳細に事務を詰めておりますので、今回はそのようなことがないと思われます。また、ないように進めていきたいと思います。
あと、筑西市の75億円という話でございますが、きょう多分筑西市は一般質問が終わりまして、あしたから委員会に入ると思われますが、75億円の補正が上がっているという話は聞いております。ただ、筑西市の75億円の金額の内訳のほうはちょっとまだ掌握しておりません。ですから、その75億円に対して、桜川市のきのう私が申し述べました52億円が高いか安いのかという答弁につきましては、ちょっと控えさせていただきたいと思います。
以上でございます。
〇議長(潮田新正君) 続いて、大塚市長、予算について。
〇市長(大塚秀喜君) 議会に対する説明、これが一番大事だと思っております。部長にもその向きは話しているつもりなのですが、林議員の質問にあるように、足らなかったと自覚しております。今後は本当に委員会等をまめに開かせていただいて、十分な審議をしていきたい、そのように考えているところでございます。
また、地権者の同意をとってから進めるべきではないかと。林議員、これはちょっと無理な話だと思います。今回の予算をいただいて、議会でやってもいいだろうと言われてからではないとなかなか市民の皆さんにお話というのはできないと思っていますので、これは認めていただかないと地元の地権者さんと話はしていけない、そのように思っているところでございます。
これは無駄にならないのかという話なのですが、本当に長方地区の地権者の皆さんが、どういう思いでどういうふうに協力していただけるか、ここが本当にポイントだと思っております。誠心誠意努力してまいりたい、お話し合いをしていきたい、そのように考えているところでございます。
やる人がいないのに業務代行、決まっていないのに話を進めていいのかということでございますが……
〔「決まっていないんですか、まだ」の声あり〕
〇市長(大塚秀喜君) 決まっていないです。業務代行は決まっておりません。ただ、もう視察等、日本でも3本の指ぐらいに入る大きな不動産屋さんに視察には来ていただいております。結論は出ておりません。ただ、その辺で申しますに、どういうまちづくりをしたいのだと、それが一番大事だとおっしゃっていました。総合戦略でどういう絵が描けるのか、地権者さんがまとまるのか、その辺が今後の桜川市の大きな課題だと思っております。
〇議長(潮田新正君) 最後に、井上副市長。
〇副市長(井上高雄君) 今市長から答弁があった部分を除きまして、調整池の部分についてお返事をさせていただきます。
国道の北側、今回図面にございました調整池については、北側の40ヘクタール相当の分ということでございます。その地域につきましても、今必要な分だけをやって、後からまた広げていくというのも現実的ではございませんし、河川管理の面から、県との調整をした上でも、やはりつくるのであれば、この面積でこの程度の大きさということは、流末も引き受けていただく県との中で調整した結果、おおむね見込まれるというか、妥当であるという面積というか容積で考えてございます。
あと、県道岩瀬東山田線の改良が必要になった場合ということですけれども、この辺はまだ原因者負担とかなんとかというレベルの段階にはございません。そういうできるだけ負担のない方法で設計等を進めていきたいというふうに考えております。
それと最後に、大和駅前の地域の中で病院をつくるという仮定をした場合でございますけれども、調整池、当然道路の南側の部分については北側の調整池には含まれてございませんので、何らかの水の処理に対する手当てが必要になります。その辺は、ほかの事業の進捗もあわせて考えてまいらなければいけないと思っております。
以上でございます。
〇議長(潮田新正君) 18番、林悦子君。
〇18番(林 悦子君) 財調の件なのですけれども、確かに予測はあくまで予測なので、最大で見ておくというのは鉄則だとは思いますけれども、10年後、人口が3万7,890人、筑西も10万人を切ります。9万5,000人を切ります。これは病院の計画の中から引っ張ってきた数字なのですけれども。そして、10年後というとあっという間です。
2025年問題というのが皆さんご存じのようにあって、団塊の世代が後期高齢者となるのです、2025年に。ですから、それを見越して公共施設の整備とかやり過ぎないようにとか、あるいはなるべく、要するに医療費と介護費がどのくらい必要になるかが全く想定できない。それこそ経験したことのない高齢化のピークが来るから、だからなるべくそれに対して準備していなくてはならないというのは、行政ではどこも一致している見解だと思うのです。ちょうどその時期に向かってこれだけの事業を展開していくということになると、しかも高齢化率が40%ぐらいになると、実質の納税者人口はもっとがくっと減るのです。県西地域の中で桜川市は出生率が一番低いですから、1,000人当たりの出生人数。
そうしたら、やっぱり結局何で圧縮していくかといったら、起債は30年とか35年とかで縛られてしまうので、私が皆さんに言うのは釈迦に説法だと思うのですけれども、結局そういうがんじがらめになるお金を最初の段階から圧縮する以外にもうないのです。補助金で対応するのだったら、ごめんなさいで、来年からやれませんと言えますけれども、起債は逃げられないでしょう。それを考えたときに、これで大丈夫なのかなというのは誰もがみんな思っていると思います。これだけで事業が終わりではないですよね。多分この後も何かの事業が来ますよね。
ちょっと誤解しているところがあるので、その確認、話がちょっと散らかりますが、しておきます。
公室長、これは私は、筑西が75億円なのに何でうちが52億円で、高いではないかと言ったのではなくて、筑西は今回75億円で上がっているらしいけれども、そんなのでは済まないだろうと、多分、と思うと。私は筑西の議員から聞いたのですが、その議員にも言いましたけれども。そうすると、うっかりすると、筑西の中核病院と市民病院で総額200億円を超えるということも、人口15万ぐらいのところで。別に筑西で幾ら上がったって、私らには関係ないといえば関係ないですが、でもやっぱり救急車が行ける病院として始まった話なので、何が何だって建ててもらわなくては困るわけです、救急車が行ける病院を。だから、まるっきりの他人事ではないということも頭の中に入れておかなくてはならないでしょうということです。
それから、副市長にお尋ねしたいのですけれども、さっきの県道との兼ね合い、結構シビアだと思います。だって、相当低いですから。いつも破けて騒いでいるところ。あの辺遊水地みたいになってしまうのです、あの辺から青木の集落のほうに向けて。だから、要望書が出てきている。何年やっていても河川改修ができない。だから、道路の嵩上げなんか、あんなところ、100メートルで何メートル上げさせられただけだって、多分桜川市にとってやったことのないような、切り通しつくるみたいな事業になってしまいますから、すごく大変だと思うので、これは今そんなことを協議しているレベルにないとか言うけれども、やっぱりそれはせっかく県からいらっしゃっているのですから、この県道との兼ね合いだけは、その予算が通っても、執行する前に確認してもらわなくては困ります。
ごめんなさい、ちょっと偉そうで。だけれども、できるだけやらないようにしますというのは当たり前のことであって、私が聞いているのは、持たされるのか、原因者負担になるのかならないのかということなのす。
例えば原因者負担にならなかったとしたって、今東山田岩瀬線というのは物すごく混雑でしょう、朝晩。そして、まだ拡幅のできていないところ、何十年か待っているのだみたいな道路です。やってもらわなかったら、そっちを予算つけてもらいたいと思っている人たちいっぱいいるでしょう。そのときに、嵩上げ予算なんていうのについてしまったらば、回らなくなってしまうでしょう、ほかのところに。それも困るというのです。ですから、私はこの問題は結構シビアだと思います。本当はこの段階で電話一本なのですから、聞いておいてもらいたかった。
それというのも、これは老婆心ですけれども、戦略室というのは市長直属機関ですよね。部長も次長もいないでしょう。だから、自由な発想で自由な行動ができるかもしれませんけれども、うっかりすると、不動産デベロッパーにどんどん、どんどん近づいてしまうみたいな仕事になってしまって、それで野放しになってしまうときもあるのです。だから、結局委員会に説明するというときに、部長とか次長がいれば、ある程度その目も届くし、そういうこともやらなければいけないということが徹底しますけれども、結局議会対策を誰がやっていいかわからなくなってしまうという、こういう市長直属機関にしたときの組織の難しさというのが今回出たのではないですか。
この2点についてちょっとご質問をしますので、お答えをお願いいたします。
〇議長(潮田新正君) では、大塚市長。
〇市長(大塚秀喜君) 今の県道東山田岩瀬線ですか、それについては、それを踏まえて、あそこの水の量で貯水池といいますか、水をためる大きさも打ち合わせして決まったということでございますので、その辺の心配……
〔「じゃ、道路はいじらないでいいんですね、改良しなくてね」の
声あり〕
〇市長(大塚秀喜君) それは全く聞いておりませんので。それで県との打ち合わせであの大きさの池ができていると、今図面が出ているということでございますので、それは余り心配ないのかなと思うのですが。
それと、建設委員会さんですか、研修中に説明というのは本当に大変失礼な形になってしまいましたので、帰ってきてからなり行く前に、この件に関しましても委員会を開ければと思うのでございますが、研修先でというような、本当に委員長申しわけありませんでした。今後はそういうことがないように指導していきたいというふうに思っております。
〔「総務もよ」の声あり〕
〇市長(大塚秀喜君) 総務は……
〔「総務は、10時から議運があるときに、急遽9時からやって、時
間がなくて……」の声あり〕
〇市長(大塚秀喜君) 総務委員長、大変申しわけございません。今後はそういうことがないように、きちっと日程をとってやっていただきたい、そのように考えているところでございます。
〇議長(潮田新正君) では、井上副市長。
〔「副市長もせっかくですから、どうぞ」の声あり〕
〇副市長(井上高雄君) 先ほどの県との調整につきましては、私も、今市長から答弁を申し上げたとおりに認識をしてはおりましたけれども、改めて確認をさせていただきたいというふうに思います。
また、戦略室の業務につきまして、議会対応といいますか、議員さん方との調整につきましても今まで以上に意を用いてまいりたいと思いますので、今後ともよろしくご指導をください。よろしくお願いいたします。
〇議長(潮田新正君) 18番、林悦子君。
〇18番(林 悦子君) では、これが3回目なので。
いずれにしても、異例の高額の補正になったということは、もう市長も答弁で認識しておられるし、その中で病院に関しては、私は責めるとか、そういうことは全然なくて、とっても苦しい決断を、誰がやっても苦しい決断をしてくれたと思っています。それに対して、その決断の結果が、さまざまな意見があるのは、これはしようがないですけれども、その決断を市長だから担うのは当然なのですけれども、これはやってくれたと思っています。
ただ、これから先も、まだ中核の院長もどうも決まっていないような状態ですから、医者が来るか来ないかというような問題も含めて紆余曲折があると思うので、そういうときも、小林議員と同じなりますが、やっぱり決断しなくてはならないときには決断をするということにまたお願いしたいというふうに思っています。こう言ってきたのだけれども、若干修正しなくてはならないというようなときがもし出てきたときには、それはそれでご相談いただきたいというふうに、取り越し苦労で済めばいいですけれども、お願いをしておきたいと思います。
私の考えを市長に直接お話しする機会が余りないので、お話ししておきます。今回の補正については、全体いろんな事業が補正の中に入っているので、例えばこのプランについてはもう全くこのとおりやってもらってもいいよという事業もあれば、いろいろなのです。だから、事業全体そのものについて、一つ一つについて反対するような気持ちはないのです。けれども、やっぱり10年後、人口3万8,000人を切って、高齢化率が40%以上になって、納税者人口が減って、それだけはっきりしているわけです。後の世代が何かやれるお金も残しておかなくてはならないと思うのです。全部使い切ってしまうというわけいはいかないです。
そう思ってこの予算を見たときに、やっぱり内容の検討、これは結局議会の目を余りくぐっていないということもあって、やっぱり議員さんが18人いれば、その中で、こんな考え方もあるとか、こんな視点もあるとかということで、出した事業が精査されて、そしてその練度が上がるわけです。リスクも減るわけです。そのために議会っているわけなので、なるべくわからないうちにやってしまおうと思っているわけではないとは思いますけれども、でもやっぱり結局今回のそういう流れを見たときに、その内容の検討や見通しが、事業によっては少しどころか著しく、どの事業とは言いませんが、欠けている事業も見受けられると。私は、生煮えの事業に公金を使うべきではないというふうに思っています。
9月の段階になれば、病院の全体像がはっきりしますよね、中核も含めて。それまでにまだ三月ありますので、その間に事業を精査し、優先度をつけてから着手をすべきではないかと、たとえこの補正が通ったとしても。要するに今回の補正は少し積み過ぎているし、急ぎ過ぎているのではないかということなのです、簡単に言ってしまえば。それは、公金を投入するということから考えると、やっぱり時間をとって執行をしなくてはならないのではないかというふうに思うのです。その点についてだけ市長のお考えを聞いて、優先度をつけて、そんなに慌てて事業着手すべきではないものもあるだろうということなのです。9月の病院の事業を見てから執行したほうがいいのではないか。たとえ1,000万円でも2,000万円でも、結局絵に描いた餅になれば無駄金になるので、そのお金があれば区長さんたちの箇所づけもできるのです。そういうことなのです。優先度をつけて、そして一気に執行すべきではないのではないかというふうに思うのです。
〇議長(潮田新正君) では、最後に大塚市長。
〇市長(大塚秀喜君) 林議員の心配もごもっともでございます。この人口減少にどうやって対処していくのだ。来年の春までに、何度も申しております、総合戦略をまとめなくてはいけません。総合戦略をまとめるに当たって今回の補正はどうしても必要だと考えております。各事業を詰めていく中で、委員会、審議会とできると思います。ぜひ議員の皆さんに入っていただいて、活発なご意見をいただきたい、そのように考えているところでございます。
本当に時間をかけてと言われているのもごもっともだと思うのですが、時間はもう十分かかっているのではないかと。10周年でございます。合併して10年でございます。どの事業も進めないわけにはいかない事業だと思っておりますので、ぜひ今後も議員の皆さんには前向きなご意見をいただきながら、少しでも事業費が落ちるように詰めていくということが肝心かなと思っております。何とかご議決いただいて、あしたの桜川市のためにいい総合戦略をつくりたいと思っておりますので、ご協力のほうをよろしくお願いしたいと思います。
〇議長(潮田新正君) 18番、林悦子君の質問は終わりました。
そのほか。
13番、増田豊君。
〇13番(増田 豊君) 短くやります。
今議会の一般質問から始まってきょうの質疑までに至る中身を聞いた、あるいは市長の答弁なんかも聞いていて、だったら進めればいいでしょうみたいには思うのですが、でもちょっとという部分があるので、その点について簡単に質問をさせていただきます。
小中一貫について結構話題に今上がっていますけれども、桃山中学校区の議員が集まって話し合ったということは市長もご存じだと思うのですが、その話し合った内容について、内容を聞いているでしょうか。
〇議長(潮田新正君) 大塚市長。
〇市長(大塚秀喜君) 若干聞いております。
〇議長(潮田新正君) 13番、増田豊君。
〇13番(増田 豊君) 若干聞いているで十分なのですが、主な趣旨は、もうちょっとじっくりやったほうがいいのではないですかという話だったと思います。
そこでなのですが、たまたまきょうの質疑の中で、幼保一体のことについて、来栖部長の答弁で、見通しが甘かったという答弁がありましたけれども、これは部長のことを責める話ではなくて、行政が一般に言えると思うことなのですが、見通しの甘さはどこから来ているのかな。
そういうことを考えたときに、その事業とかを進めるに当たって、課題あるいは問題点というものの洗い出しができていなかったということによって、見通しの甘さにつながっているのだろうと私は思うのですが、そういう観点からいくならば、小中一貫について、先ほど小林議員が質問したときに、補助金について言ったらば、確認してくれと言ったらば、部長が、「はい」みたいにうなずいたということがあった場合に、やっぱり教育委員会も小中一貫に向けて課題というものがあると思うのですけれども、教育長のお話を聞くと、教育者出身ですから、私は答弁については信頼を置いて聞いているつもりなのですが、小中一貫に向けてのこれまでの流れ、それから内容等を聞いても、課題がありますよという内容はちょっと伝わってきていないのです。ですから、今教育委員会内部で抱えている課題はあるのか、問題点はあるのか。それとも、答弁を聞いていると全くないような感じがするのですけれども、全くないのか、どちらなのでしょうか。
〇議長(潮田新正君) 梅井教育長。
〇教育長(梅井隆男君) 増田議員さんのご質問にお答えいたします。
小中一貫につきましては、全国で1,130校で取り組んでいる。その中のいろいろな取り組みの情報なりデータ等をいただいたりしております。そこでやはり上がってきますのは、一つ取り組む大きな理由としては、学習指導の成果というものを上げたいということ。平たく言うと、よく学力というふうに言われていますけれども、そちらのほうの成果を上げる。それは、やはり接続の部分というのをしっかりとやっていきたい。
もう一つは、生徒指導上の成果を上げるという部分で、これは特に小学校から中学校に行くときに不登校がふえると。本市におきましても、昨日お話し申し上げましたように、昨年度小学校の6年生3人が中学校は9人。その前年度、6年生だった2人だったものが、中学校に上がった場合に9人になっているというような状況があります。そういうふうな部分をどういうふうにして克服していくか、課題として、それを超えていくと、そのための一つの目途としてございます。
一番の問題は、やはり茨城県の場合は、小中学校の教員は、両方の免許を取りなさいということで一応努力義務を課しております。取りますということです。私どもも小学校、中学校両方経験させていただいているのですが、特に小学校にいる、あるいは中学校のいた場合に、教員はどうしても、9年間を見通して、どういうふうな最後の15歳の姿を描くかというのはなかなか今まではありませんでした。
これについて、平成17年に中教審が答申を出して、義務教育9年間を見据えた教育ということ、そして学校教育法の22条に、義務教育の目的というのが初めて入りました。それは9年間の目的を初めて入れました。そういったのが大きく後押ししている部分もあります。つまり9年間を見通した教員の意識を変えるのだということ、この辺が大きな成果になっていると思います。逆に言えば、どういうふうにして9年間を見通した教育ということに教員の意識を持っていくかということを考える、ある意味では課題であったわけです。
そういう意味で、本市におきましては、私が5年前から、3年間お世話になった段階で、既に小中連携をやっておりましたが、毎年少しずつ、少しずつ連携の幅を広げていこうということで、直近で言えば、この夏には、お互いに小中学校で中学校区ごとにリポートを交換したり生徒指導の情報交換したりいたします。あるいは、学習のこういう鉛筆の内容の細かいところは、そういうところまでそろえていきます。そういうふうなことをやりながら少しずつ連携を進めております。
現在、中学校区において今年から、やっぱり最終的に9年後の姿をどうするのだという部分で、目指す子供の姿あるいは教育目標を中学校区で一緒にやりましょうよということで、今試みて、形として今上がってきております。私は今、学校を訪問しながら、そういったものを見せていただいて、いろいろ校長さんにお話を伺っているところです。そういう部分で、特にどうしたら不登校を減らしていくのだ、どうしたら9年間を見通して意識を持たせていくのだと、そういう課題というのはございます。その辺を、一体型ではなくても、市全体で中学校ごとに取り組んでいきたい、そういうふうに思っております。
〇議長(潮田新正君) 13番、増田豊君。
〇13番(増田 豊君) 教育長の今のお話は、ある意味で学校教育そのものの内部を中心に話されたと思うのですが、そういう内容については私たちは踏み込めないのです。教育内容そのものについては。ただ、そのほかの課題についてあるならばという観点でお話しさせてもらったのですが、これはたまたま保健福祉部長が見通しの甘さと言った、あるいは先ほど言いましたけれども、教育長が小林議員の質問についてうなずいたというところで、やっぱり議員にでも解決できる課題とか問題というのはあるのではないですかということを聞きたかったわけです。
でも、それは別に構わないですけれども、なぜそういうことを聞くかということを後で申しますけれども、過去にもそういうことがあった。それは、挙げたらば切りがないのですが、例えば伝承館をつくるときに、公園存続運動になったと。よく聞いてみれば、伝承館を建てるときに問題点を洗い出していれば、あの公園は面積を減らすことができない公園だったから問題にはならない問題だった、本当は。あるいは増田が文化庁に言ったから、ゼンがくつになってしまったなんていううわさを流された。それだって、私はそんなことは一つも言っていないのに、うわさを流された。
それから、消防の防火水槽だって……
〔何事か声あり〕
〇13番(増田 豊君) だめだではなくて、そういう問題点というものを洗い出しておかないというとだめではないかということは感じているわけ。
ということは、防火水槽だって途中で提案したらば、そんなのは必要ないと。やっぱり防火水槽をつくった。そしたら、議長だって、あら、増田の言ったとおりになってしまったなんて言っていたもの。でも、それは……
〇議長(潮田新正君) 補正予算に関して質疑をお願いします。
13番、増田議員。
〇13番(増田 豊君) 問題点をやっぱり洗い出しておけば、手伝えるものは手伝えるでしょうと。手伝えないところは自分で努力してくださいよと。だから、私だって桃山中学校の議員であるわけだから、もし子供の成長のために何か役に立てるものがあるのだったらば応援してもいいでしょうという気持ちはありますから、そういう意味で質問していると。
それから、そうやって伝承館のことをやったって、私なんか住民から何と言われているかといったらば、目の前の議員でありながら、何だ、あの建て様はと俺は言われたのだ。俺はないがしろにされたのだけれども。いじめられても、そんなのは構わない。
でも、それと、さっき補助金がどうのこうのと言ったけれども、合併して間もなくのときに私は議会で言いました、議事録を探せばわかると思うのだけれども。総務省の職員に、ある県の新市になった市が合併特例債というのをやったと。総務省の役人にその市長が質問した。その内容は、合併特例債事業をやったけれども、計算どおりに交付金として算入されていない。国はうそをつくのかと言った。そうしたらば、総務省の役人が、それは国だって金がないのだから、うそをつきますと言ったのです、みんなの前で。そういう危険性もあるというところで、慎重に物事を進めていかないというと、余計な問題をいっぱい抱えて、苦労するのは一体誰なのだということになってしまう。
でも、私はそういうことは陰に回ってやってきたつもりだったので、伝承館のときだって私は反対議員です。でも、一番苦労したのは設計業者。実施設計3月締め切りというときに、その前の暮れ正月には愚痴話あるいは相談に来ているのですから。でも、そういうことをやったから、私はデザイン賞か何かで祝賀会のときに、東京のその祝賀会に出席した。そういうことがあるから……
〔何事か声あり〕
〇議長(潮田新正君) その辺で。進めてください。
〇13番(増田 豊君) だから、問題点を洗い出しておくことがスムーズに進む内容なのではないですかという意見を述べて私の話を終わります。10分で終わったでしょう。
〇議長(潮田新正君) 17番、増田昇君。
〇17番(増田 昇君) きょうは補正予算で長々とこんなにやったのは初めだと思うのですが、確かにこれは市長、段取りが悪い。段取りが悪いから、これだけの質問が出てくるのだと思うのです。初めみんなに説明して、委員会でもよくやれよと、こうやっておけば、こういう長くだらだらとやる必要はなかったと思う。
あと一つ言いたいのは、特例債、特例債という話も出たけれども……
〇議長(潮田新正君) 増田議員、マイク。
〔「聞こえているよ」の声あり〕
〇17番(増田 昇君) 特例債という話も出ていますが、正直言って10年前のことを思い出させれば、岩瀬では幾ら使ってもいい、大和では幾ら使ってもいい、そういうこともあったわけです。今ここへ来て、中学校も病院も特例債使います。あとどのぐらい残っているのか。この間の市長の協議会の話では、この後どこをやめて、どこをどうだという話になるが、これは逆です。これを先にやっておくべきです。そうすれば、こういう話も出てこないと思う。そこら辺のところしっかりしてください。どうも納得できないです。
〇議長(潮田新正君) 答弁。大塚市長、ではせっかくだから答弁をお願いします。
〇市長(大塚秀喜君) 増田議員のおっしゃるとおり、本当に説明が足りなくて申しわけありません。今後の全協においてぜひ協議していただきたいということで、特例債、どれをどうするという話ではなくて、今後特例債事業に関してどういうふうな形で議会で審議していただくか、それをとりあえずきょうは決めていただきたい、そのように考えております。
〇議長(潮田新正君) 17番、増田昇君。
〇17番(増田 昇君) ということは、終わった事業もあります。真壁も終わりました。大和も終わりました。岩瀬ではまだ1本もやっていません。というのは、うちの前にかかっているのです、松田線が。ここをかかると非常に私も助かるのですが、それがどうなっているか。
〔「反対」の声あり〕
〇17番(増田 昇君) 反対でも何でもいいけれども。
それから、駅の橋上化の問題、そういうのも残っています。この補正を終わってから説明するのなら、それ前にやってほしかった。そうすればいろんな意見も聞けたと思う。そういうことで、どうも納得がそこらのところができないです。
以上です。
〇議長(潮田新正君) わかりました。
では、そのほか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
〇動議の提出
〔「議長、動議あり」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) ただいま16番、高田重雄君から動議が出されました。
動議の説明を願います。
〇16番(高田重雄君) 簡単に。
80ページをお開きください。私は、これは委員会でも非常に反対させていただきましたし、協議会でもこれに対しては引かないと。どうしてもこの610万2,000円は納得できない。細かい話は、また動議が通ってからさせていただくとして、とりあえずこれに対しては納得できません。以外は全て納得しました。この1つだけは、私はどうしても納得できないので、修正を求めるものであります。
以上です。
〇議長(潮田新正君) ただいま16番、高田重雄君から予算の修正動議が提出されました。
修正動議には、地方自治法第115条3の規定により、2人以上の賛成者が必要であります。
お諮りします。ただいまの動議に賛成の方は起立願います。
〔賛成者起立〕
〇議長(潮田新正君) この動議は2名以上の賛成者がありましたので、成立いたしました。
ここで暫時休憩いたします。
休 憩 (午後 3時36分)
再 開 (午後 4時36分)
〇議長(潮田新正君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
〇会議時間の延長
〇議長(潮田新正君) 会議時間は、会議規則第9条の規定により、午前10時から午後5時までとなっておりますが、本日の議事日程が終了しておりませんので、延長をしたいと思います。
会議時間を延長することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
〇議会運営委員長報告
〇議長(潮田新正君) 休憩中に開催されました議会運営委員会の報告を願います。
議会運営委員長、小高友徳君。
〔議会運営委員長(小高友徳君)登壇〕
〇議会運営委員長(小高友徳君) 休憩中に開催した議会運営委員会の審議結果を報告いたします。
16番、高田重雄議員から提出されました議案第49号 桜川市一般会計補正予算(第3号)に対する修正案は、地方自治法第115条の3の規定のとおり、2人以上の発議者がありますので、直ちに審議、採決いたします。
以上で報告を終わります。
〇議長(潮田新正君) ただいま議会運営委員長より報告がありました。報告のとおりとしてご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認め、議会運営委員長の報告のとおりと決定をいたしました。
〇議案第49号修正案の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(潮田新正君) ここで修正案を配付いたします。
〔修正案配付〕
〇議長(潮田新正君) 議案第49号 平成27年度桜川市一般会計補正予算(第3号)に対する修正案を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
16番、高田重雄君。
〔16番(高田重雄君)登壇〕
〇16番(高田重雄君) 早速提案理由を申し上げます。
旧岩瀬町時代から福祉バスというものを出していまして、それががらがらバスとか空気バスとかと言われて、合併してからも福祉バスってやっていたと思うのですが、その後、それでは問題だろうということでデマンドタクシー、せっかくなら、うちまで迎えに行ってしまおうと。当然予算は大きく上がる。それで、そのとき五、六千万円。だから、今、ことしとか去年とか3,000万円ぐらい出ているのだというけれども、もう最初から覚悟の上でやったはずなのです。
それと、なぜこれを否決するかというと、この601万円というものを通すと、委員会でも説明がありましたが、バスをもう一回やりたいのだという提案なのです。バスを幹線ぐらいに引いて、そこからそのバスに対してデマンドを使ってもらうとか、そういうような説明もありましたし、同じ間違いを2回も3回もしてはいけない。
岩瀬町時代の福祉バスは、空気バスということで利用者がいなかった。その後では、やったでしょう。岩瀬駅から筑波山入り口まで2年間やったでしょう。1年間に2,000万円以上赤字食ったでしょう。2年間やったでしょう。だから、やめたのでしょう。そしてまた、また今度、それをやりたいがために計画とこの案を出してきたわけです。到底みすみす失敗することを、空気バスになる、空気を運ぶだけのものになってしまうと言っているのです。
なぜかというと、その停留所をもしつくったとしても、交通弱者はそこまでどうやって行くのです。自分の自宅からその停留所まで500メートルもあったら、交通弱者って、どういう人が弱者か知っていますか。足の悪い方、腰の悪い方、そういう方が、デマンドタクシーがあるのに、そのバスを利用しますか。
それと、もともとこれは赤字まで見込んでやっているのです。赤字の半分は国が見てくれるのだと。1年目は、その半分の2分の1は県が出してくれる。赤字もちゃんと計算上に出しているということは、間違いなく赤字になるというものをやろうとしてるということですから。
そういうものに対して私は賛成はできないし、なおかつ5万1,000人で合併したのです。5万1,000人で合併したときに、空気バスだったのです。その後何年間、岩瀬駅から筑波山口へ行ったときも、合併した後ですから、5万弱、4万8,000ぐらいいたでしょう。今4万3,000人になったのです。乗る人いますか。交通弱者も人口割に減れば、今8,000人ぐらい減っているわけです、合併当初よりも七、八千人。当然そのときに交通弱者が何人か、何%と計算するのでしょうけれども、人口が減った分減るわけです。相当減っているわけです。
弱者を助けるのも大切なことだと思います。ただ、桜川市にはそれだけの余裕がありますか、経済的に。税収がふえていますか。これから税収がふえますか。そういうものにやること。この予算を通すことによってバスを導入すると、そういう先が見えているのです。それをやりたいのだって、執行部は委員会のときに言ったわけですから。
そういうものに対して私は断固反対したいし、ぜひ良識ある議員の皆さん、私に賛同をよろしくお願い申し上げまして、私の提案理由にかえさせていただきます。
以上でした。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
これから質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
修正案について討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 討論を終わります。
これから議案第49号 平成27年度桜川市一般会計補正予算(第3号)に対する修正案を採決をいたします。
この表決は起立によって行います。
修正案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立少数〕
〇議長(潮田新正君) 起立少数です。
よって、修正案は否決されました。
次に、原案に対する討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 討論を終わります。
これから原案である議案第49号 平成27年度桜川市一般会計補正予算(第3号)を採決いたします。
この表決は起立によって行います。
本案を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
〔起立多数〕
〇議長(潮田新正君) 起立多数です。
よって、議案第49号 平成27年度桜川市一般会計補正予算(第3号)は可決されました。
〇議案第50号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(潮田新正君) 日程第14、議案第50号 平成27年度桜川市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
小松ア市民生活部長。
〔市民生活部長(小松ア裕臣君)登壇〕
〇市民生活部長(小松ア裕臣君) 103ページをお開き願います。議案第50号 平成27年度桜川市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明をいたします。
既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ14万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を69億5,446万3,000円とするものでございます。
106ページをお開き願います。事項別明細書により歳入についてご説明いたします。第10款繰入金、1項1目一般会計繰入金で14万1,000円を増額しております。これは、職員の定期異動に伴うものでございます。
次のページをお開き願います。第1款総務費、1項1目一般管理費で48万5,000円を増額しております。内訳といたしまして、2節給料33万3,000円の増、3節職員手当等15万2,000円の増でございます。
同じく2項1目税務総務費で34万4,000円を減額しております。2節給料20万円の減。3節職員手当等14万4,000円の減でございます。いずれも職員の定期異動に伴うものでございます。
以上でございます。内容をご審議の上、ご承認くださいますようお願いいたします。
以上です。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議案第50号は原案のとおり可決することに決定をいたしました。
〇議案第51号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(潮田新正君) 日程第15、議案第51号 平成27年度桜川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
根本上下水道部長。
〔上下水道部長(根本貞興君)登壇〕
〇上下水道部長(根本貞興君) 108ページをお開きください。議案第51号 平成27年度桜川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。
歳入歳出の補正につきましては、第1条で既定の歳入歳出の総額に歳入歳出それぞれ122万2,000円を追加し、歳入歳出の総額を歳入歳出それぞれ4億1,678万円と定めるものです。
事項別明細書によりご説明いたしますので、111ページをお開きください。歳入では、6款1項1目一般会計繰入金122万2,000円を増額しております。これは、歳出の職員給与関係の増額に伴う一般会計繰入金の増額によるものです。
次ページをお開きください。歳出では、1款1項1目農業集落排水施設管理費を274万円を増額しております。これは、2節給料129万2,000円、3節職員手当109万8,000円、4節共済費35万円を増額しております。これは、4月の定期異動に伴い、2名分の人件費の補正でございます。
次に、2款1項1目市設置型浄化槽整備事業費151万8,000円を減額しております。これは、2節給料130万円の減額、3節職員手当等21万8,000円を減額しております。これも4月の定期異動に伴い、1名分の人件費の補正でございます。
以上で説明を終わります。内容をご審議の上、承認くださるようよろしくお願いします。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議案第51号は原案のとおり可決することに決定をいたしました。
〇議案第52号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(潮田新正君) 日程第16、議案第52号 平成27年度桜川市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
根本上下水道部長。
〔上下水道部長(根本貞興君)登壇〕
〇上下水道部長(根本貞興君) 114ページをお開きください。議案第52号 平成27年度桜川市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。
歳入歳出の補正につきましては、第1条で、歳入歳出の総額から歳入歳出それぞれ170万2,000円を減額し、歳入歳出の総額を歳入歳出それぞれ7億2,157万8,000円と定めるものです。
事項別明細書にてご説明いたしますので、117ページをお開き願います。歳入では、6款1項1目一般会計繰入金170万2,000円を減額しております。これは、歳出の公共下水道総務職員給与の減額に伴う一般会計繰入金の減額によるものです。
次に、歳出では、1款1項1目公共下水道総務費170万2,000円を減額しております。これは、2節給料190万円の減額、3節職員手当等19万8,000円を増額しております。これは、4月の定期異動に伴い、6名分の給与と職員手当等の補正でございます。
以上で説明を終わります。内容をご審議の上、ご承認くださるようよろしくお願いいたします。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議案第52号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
〇議案第53号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(潮田新正君) 日程第17、議案第53号 平成27年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
来栖保健福祉部長。
〔保健福祉部長(来栖 啓君)登壇〕
〇保健福祉部長(来栖 啓君) 118ページをお開き願います。議案第53号 平成27年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。
歳入歳出の総額に744万2,000円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ39億5,949万1,000円と定めるものでございます。
事項別明細書により説明いたしますので、121ページをお開き願います。歳入でございます。第3款国庫支出金、2項3目地域支援事業交付金196万8,000円、5款県支出金、2項2目地域支援事業交付金を98万4,000円、7款繰入金、1項3目地域支援事業繰入金を98万5,000円、4目その他一般会計繰入金239万5,000円、第8款繰越金、1項1目前年度繰越金111万円をそれぞれ増額するものでございます。今回の補正は、定期異動による職員の配置がえ、嘱託職員の採用による人件費分の補正でございます。
122ページをお開き願います。歳出でございますが、第1款総務費、1項1目一般管理費17万4,000円は、定期異動による職員人件費です。
3項2目認定調査費等の調査認定事業222万1,000円は、介護保険認定調査員として嘱託職員の報酬と旅費の通勤手当を増額するものでございます。
次のページをお願いいたします。第5款地域支援事業、2項4目包括的・継続的ケアマネジメント支援事業の包括的・継続的ケアマネジメント支援事業職員給与関係経費246万1,000円は、定期異動による職員の人件費分です。
その下の包括的・継続的ケアマネジメント支援事業258万6,000円は、1節嘱託職員の報酬、4節共済費、9節旅費の通勤手当をそれぞれ増額するものでございます。
以上、補正予算につきましてご審議の上、ご承認くださるようよろしくお願いいたします。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議案第53号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
〇議案第54号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(潮田新正君) 日程第18、議案第54号 平成27年度桜川市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
来栖保健福祉部長。
〔保健福祉部長(来栖 啓君)登壇〕
〇保健福祉部長(来栖 啓君) 124ページをお開き願います。議案第54号 平成27年度桜川市介護保険サービス事業特別会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。
歳入歳出予算の総額に50万4,000円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ1,059万3,000円と定めるものでございます。
事項別明細書によりご説明いたしますので、127ページをお開き願います。歳入でございますが、第2款繰越金、1項1目一般会計繰入金50万4,000円増額するものでございます。今回の補正は、定期異動による職員の配置がえによる人件費の補正でございます。
歳出でございますが、第1款サービス事業費、1項1目介護予防サービス事業費、介護サービス事業職員給与関係経費50万4,000円は、2節給料、3節職員手当等、4節共済費をそれぞれ増額するものでございます。
以上、補正予算につきましては、ご審議の上、ご承認いただきますようよろしくお願いいたします。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議案第54号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
〇議案第55号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(潮田新正君) 日程第19、議案第55号 平成27年度桜川市水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。
提案理由の説明を願います。
根本上下水道部長。
〔上下水道部長(根本貞興君)登壇〕
〇上下水道部長(根本貞興君) 128ページをお開き願います。議案第55号 平成27年度桜川市水道事業会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。
今回の補正でありますが、第2条では、予算第3条に定めた水道事業費から435万7,000円を減額するものでございます。第3条では、予算第8条に定めた職員給与費を7,867万6,000円に改めるものでございます。
詳細につきましては補正予算明細書によりご説明いたしますので、131ページをお開き願います。収益的支出でありますが、1款1項4目総係費435万7,000円の減額につきましては、4月の定期人事異動による職員給与及び手当等の減額でございます。
以上で説明を終わります。内容をご審議の上、ご承認くださるようよろしくお願いいたします。
〇議長(潮田新正君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑を行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 質疑を終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 討論を終わります。
お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議案第55号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
〇陳情第6号の閉会中の継続審査
〇議長(潮田新正君) 次に、日程第20、陳情第6号 年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全かつ確実な運用に関する意見書の採択を求める陳情書について、総務常任委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付しましたとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
お諮りします。委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、総務委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
〇議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査
〇議長(潮田新正君) 日程第21、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付しましたとおり、閉会中の継続調査の申し出がありました。
お諮りします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(潮田新正君) 異議なしと認めます。
よって、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定をいたしました。
〇執行部あいさつ
〇議長(潮田新正君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許します。
大塚市長。
〔市長(大塚秀喜君)登壇〕
〇市長(大塚秀喜君) 平成27年第2回桜川市議会定例会の閉会に当たり、お礼を兼ねまして一言ご挨拶申し上げます。
本定例会は、6月9日より本日まで3日間の会期で開催され、議員各位におかれましては慎重なる審議を賜り、心から感謝申し上げます。皆様のご理解とご協力により、人事案件を初め条例の一部改正及び一般会計、特別会計の補正予算など、ご提案いたしました案件につきまして、原案のとおりご承認、ご議決いただきましたこと厚く御礼申し上げます。皆様からの指摘、ご意見を真摯に受けとめ、今後の市政運営をしていきたいと考えておるところでございます。
また、本日議会終了後、全員協議会を予定しておりましたが、時間でございますので、議会終了後、今後3常任委員会合同という形で、議事が残るようにというご指摘もありましたので、3常任委員会合同で特例債、新市の建設計画、これについて審議していきたいと思っておりますので、議長と打ち合わせ後、日程のほうを調整したいと思っております。ご参加のほうをよろしくお願いしたいと思っております。
議員の皆様の一層のご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のご挨拶といたします。本日はどうもありがとうございました。
〇閉会の宣告
〇議長(潮田新正君) 今定例会に付議されました案件は全て議了いたしました。
以上で、平成27年第2回桜川市議会定例会を閉会いたします。
ご苦労さまでございました。
閉 会 (午後 5時03分)