平成25年第4回桜川市議会定例会議事日程(第3号)

                         平成25年12月9日(月)午前10時開議
日程第 1 議案第74号 桜川市税条例の一部を改正する条例                
日程第 2 議案第75号 桜川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例
日程第 3 議案第76号 桜川市営住宅管理条例の一部を改正する条例
日程第 4 議案第77号 桜川市税外諸収入の滞納金督促手数料及び延滞金徴収条例等の一部を改
             正する条例
日程第 5 議案第78号 桜川市道路線の廃止について
日程第 6 議案第79号 桜川市道路線の認定について
日程第 7 議案第80号 平成25年度桜川市一般会計補正予算(第4号)
日程第 8 議案第81号 平成25年度桜川市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
日程第 9 議案第82号 平成25年度桜川市水道事業会計補正予算(第3号)        
日程第10 議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査      
日程第11 執行部あいさつ                                
追加日程第1 議員提出議案第4号 桜川市議会議員の請負禁止等に関する条例         

出席議員(22名)
  1番   榎  戸  和  也  君     2番   萩  原  剛  志  君
  3番   鈴  木  裕  一  君     4番   仁  平     実  君
  5番   菊  池  伸  浩  君     6番   風  野  和  視  君
  7番   市  村     香  君     8番   岩  見  正  純  君
  9番   小  高  友  徳  君    10番   飯  島  重  男  君
 11番   中  川  泰  幸  君    12番   皆  川  光  吉  君
 13番   増  田     豊  君    14番   潮  田  新  正  君
 15番   相  田  一  良  君    16番   高  田  重  雄  君
 17番   増  田  俊  夫  君    18番   川 那 子  秀  雄  君
 19番   橋  本  位 知 朗  君    20番   増  田     昇  君
 21番   上  野  征  一  君    22番   林     悦  子  君

欠席議員(なし)

地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
   市     長  大 塚 秀 喜 君
   市 長 公 室 長  森     毅 君
   総 務 部 長  上 野 幸 一 君
   市民生活 部 長  上 野   純 君
   保健福祉 部 長  袖 山   勉 君
   経 済 部 長  鈴 木 俊 男 君
   建 設 部 長  青 柳   栄 君
   上下水道 部 長  大和田 憲 一 君
   教 育 部 長  中 島 洋 治 君
   会 計 管 理 者  杉 山 文 男 君

職務のため出席した者の職氏名
   議会事務 局 長  市 塚 邦 彦 君
   議会事務局書記  廣 澤 久 夫 君
   議会事務局書記  仲 田 浩 司 君
   議会事務局書記  長谷川 勇 貴 君


          開 議  (午前10時02分)
    開議の宣告
議長(林 悦子君) 皆さん、おはようございます。
 本日の出席議員は22名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立いたします。
 これより本日の会議を開きます。
                                           
    議案第74号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(林 悦子君) 日程第1、議案第74号 桜川市税条例の一部を改正する条例を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 上野総務部長。
          〔総務部長(上野幸一君)登壇〕
総務部長(上野幸一君) おはようございます。7ページをお開き願います。
 議案第74号 桜川市税条例の一部を改正する条例についてご説明をいたします。今回の税条例の改正につきましては、地方税法の一部を改正する法律が平成25年3月30日に公布されました。この改正に伴いまして、地方税法施行令の一部を改正する政令及び地方税法施行規則の一部を改正する省令が平成25年6月12日にそれぞれ公布されました。これらの法改正に伴いまして、桜川市税条例についても所要の改正を行うものでございます。
 それでは、主な改正内容についてご説明いたしますので、8ページをお開き願います。第47条の2の改正は、公的年金の所得に係る個人市民税の特別徴収で、特別徴収対象者が賦課期日後に市町村の区域外に転出した場合において特別徴収を継続する改正でございます。
 第47条の5の改正は、年金所得に係る仮特別徴収税額等で、仮特別徴収税額を当該市町村が特別徴収対象年金所得者に対して発した前年度の個人市民税のうち、前々年中の公的年金等に係る所得に係る所得割及び均等割額の合算額の2分の1に相当する額と改正するものでございます。
 続きまして、附則第7条の4の改正は、寄附金税額控除における特別控除の特例で、附則第19条の2の新設に伴う引用条項の改正でございます。
 続きまして、附則第16条の3の改正は、上場株式等に係る市民税の課税の特例で、平成28年1月1日以後に納税義務者が支払いを受けるべき特定公社債等の社債的受益権の利子等について利子割の課税対象から除外した上、配当割の課税対象とする改正に伴う文言整理で、「配当所得」を「配当所得等」と改正するものでございます。平成28年1月1日以降に納税義務者が支払いを受けるべき一定の特定公社債等の利子等について、納税義務者が申告した場合には所得割の課税対象とし、3%の税率による分離課税とする改正でございます。
 附則第19条の改正は、一般株式等に係る譲渡所得等に係る個人市民税の課税の特例で、株式等に係る譲渡所得等の分離課税を一般株式等に係る譲渡所得等の分離課税と上場株式等に係る譲渡所得等の分離課税に改組したことに伴う所要の規定の整備をしたものでございます。
 9ページをお開き願います。附則第19条の2の改正は、上場株式等に係る譲渡所得等に係る個人市民税の課税の特例で、法附則第35条の2の2の新設に伴う新設で、上場株式等に係る譲渡所得割と非上場株式等に係る譲渡所得割とを別々の分離課税制度とすることに伴いまして、平成28年1月1日以後に源泉徴収選択口座内の特定公社債等の譲渡所得等について納税義務者が申告した場合には所得割の課税対象とし、3%の税率による分離課税とする規定を設けたものでございます。
 10ページをお開き願います。附則でございますが、この条例は平成28年1月1日から施行するものでございます。
 なお、法第47条の2第1項及び第47条の5第1項の改正規定並びに次条第2項の規定は、施行期日を28年10月1日に、附則第7条の4、第16条の3及び第9条から第20条の5までの改正規定並びに次条第3項の規定は施行期日を平成29年1月1日とするものでございます。
 慎重審議の上、ご審議、ご議決くださいますようお願い申し上げます。
 以上でございます。
議長(林 悦子君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(林 悦子君) 質疑なしと認めます。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(林 悦子君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案を原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(林 悦子君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第74号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
                                           
    議案第75号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(林 悦子君) 日程第2、議案第75号 桜川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 上野市民生活部長。
          〔市民生活部長(上野 純君)登壇〕
市民生活部長(上野 純君) おはようございます。議案第75号 桜川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。
 11ページをお開き願います。今回の条例改正の趣旨につきましては、先ほど総務部長がご説明申し上げたとおり、市税条例同様に、地方税法の改正により同法施行令の一部を改正する政令及び同法規則の一部を改正する省令が改正されたため、桜川市国民健康保険税条例附則部分についての所要の改正整備を行うものであります。
 主な改正内容については、申告分離課税の株式等に係る配当所得、株式等に係る譲渡所得等についての地方税法の改正に伴い、これら分離課税の所得に係る国民健康保険税の課税の特例措置に係る桜川市国民健康保険税条例の附則規定を改定するものでございます。
 また、地方税法等の改正では、上記の改正のほか、市町村税条例、準則等、所要の改定整備を行っているため、それにあわせ桜川市国民健康保険税条例の附則規定についても文言のみの改定整備を行うものであります。
 なお、施行期日については、市税条例同様、平成29年1月1日から施行することとし、文言のみの整理については公布の日から施行するとします。
 なお、今回の税条例改正においては、先ほど申し上げましたが、申告区分分離課税に係る譲渡所得、配当所得は、もともと国保税総所得の金額に合算されているため、国保税に影響を及ぼす改定ではございません。
 それでは、各項について逐条的に説明させていただきます。附則第5項では、従前「配当所得」を「配当所得等」に文言整理し、附則第6項では、地方税法附則改正に伴う番号の整理であります。
 第8項、株式等に係る譲渡所得等に係る国民健康保険税の特例の「株式等」を「一般株式等」に改め、法附則改正による条文整理を行い、第9項では上場株式等の所得に対して国民健康保険税の特例について、旧第10項と11項をあわせ9項に整理したものでございます。
 以下、11項、12項、13項では文言整理を行ったものでございます。
 なお、適用区分については、地方税に係るものについては法等と合わせ、平成29年1月1日とし、文言整理については公布日とするものであります。
 以上が国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてでございます。内容を審議の上、ご議決くださるようお願いします。
議長(林 悦子君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(林 悦子君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(林 悦子君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案を原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(林 悦子君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第75号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
                                           
    議案第76号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(林 悦子君) 日程第3、議案第76号 桜川市営住宅管理条例の一部を改正する条例を議題とします。
 提案理由の説明を願います。
 青柳建設部長。
          〔建設部長(青柳 栄君)登壇〕
建設部長(青柳 栄君) 議案第76号 桜川市営住宅管理条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。
 15ページをお願いいたします。桜川市営住宅管理条例(平成17年桜川市条例第144号)の一部を次のように改正する。
 第6条第2項第4号中「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」を「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律」に、「被害者で」を「被害者又は配偶者暴力防止等法第28条の2に規定する関係にある相手からの暴力を受けた者で、」に改めとありますが、これにつきましては、改正前は被害者の対象を婚姻関係、事実婚関係にある者としていましたが、改正後は、生活の本拠をともにする、またはしていた交際相手まで対象とされたものでございます。
 次に、同号アの中で、「第3条第3項第3号」の次に「(配偶者暴力防止等法第28条の2において準用する場合を含む。)」を加えまして、同じく「第5条」の後に、それと同号イの中で、「第10条第1項」の後にも同じ文言でございますが、「(配偶者暴力防止等法第28条の2において準用する場合を含む。)」を加えるものでございます。
 次に、第7条第3項中「第21条の規定」を「第30条の規定」に改めるもので、条の繰り下げの改正でございます。この第30条の規定の内容でございますが、福島復興再生特別措置法第30条の規定の中で、公営住宅の入居者対象者を震災被害者及び原子力災害による避難指示区域に居住していた者を対象とし、入居資格の特例などを定めたものであります。これらの法律の一部改正が平成25年7月3日に公布されたことに伴って、市営住宅管理条例の一部も改正するものでございます。
 附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行する。ただし、第6条の改正規定は、平成26年1月3日から施行する。
 以上でございます。ご審議の上、ご議決くださるようお願い申し上げます。
議長(林 悦子君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 21番、上野議員。
21番(上野征一君) 改正内容には全く問題ないですけれども、この附則の施行日の1月3日というのは、これは何で1月3日なのですか。前の総務課、生活安全課から見たら、どちらも1月1日とか、何月1日とかというのが通常なのですけれども、この1月3日に切ったのは何かわけがあって1月3日なのでしょうか。その辺、お尋ねします。
議長(林 悦子君) 青柳建設部長。
建設部長(青柳 栄君) 1月3日施行ということは、配偶者の暴力の防止及び被害者の保護に関する法律が改正されました。これが先ほど申しました25年7月3日に公布されて、平成26年1月3日に施行されという法律のほうでありますので、それに準じまして条例のほうも来年の1月3日から施行するとしたものでございます。
          〔「了解」の声あり〕
議長(林 悦子君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(林 悦子君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案を原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(林 悦子君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第76号は原案のとおり可決することに決定しました。
                                           
    議案第77号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(林 悦子君) 日程第4、議案第77号 桜川市税外諸収入の滞納金督促手数料及び延滞金徴収条例等の一部を改正する条例を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 上野総務部長。
          〔総務部長(上野幸一君)登壇〕
総務部長(上野幸一君) 16ページをお開き願います。議案第77号 桜川市税外諸収入の滞納金督促手数料及び延滞金徴収条例等の一部を改正する条例についてご説明をいたします。
 今回の改正は、既に改正済みであります桜川市税条例に準じまして、桜川市税外諸収入の滞納金督促手数料及び延滞金徴収条例、桜川市介護保険条例、桜川市下水道条例、桜川市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正するものでございます。
 17ページをお開き願います。改正の主な内容についてご説明いたします。第4条中、「督促状を発する前の期間及び督促状を発した日から起算して10日を経過した日以前の期間については」を「当該納期限の翌日から1月を経過する日までの期間については」に改めるものでございます。
 第5条第1項中「100円未満の端数」を「1,000円未満の端数」に、「100円未満であるときはその金額」を「2,000円未満であるときはその金額」に改め、同条第2項中「10円未満の端数」を「100円未満の端数」に、「確定金額が10円未満」を「金額が1,000円未満」に改めるものでございます。
 19ページをお開き願います。経過措置としまして、延滞金のうち平成26年1月1日以後の期間に対応するものについてこれを適用しまして、同日前の期間に対応するものについては、なお従前の例によるものでございます。
 内容をご審議の上、ご議決くださるようお願い申し上げます。
 以上でございます。
議長(林 悦子君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(林 悦子君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(林 悦子君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案を原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(林 悦子君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第77号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
                                           
    議案第78号、議案第79号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(林 悦子君) 日程第5、議案第78号 桜川市道路線の廃止について及び日程第6、議案第79号 桜川市道路線の認定については、関連がございますので、一括議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 青柳建設部長。
          〔建設部長(青柳 栄君)登壇〕
建設部長(青柳 栄君) 議案第78号 桜川市道路線の廃止、議案第79号 桜川市道路線の認定につきまして、関連がございますので、一括してご説明申し上げます。
 道路台帳の統合につきましては、合併に伴い市町村ごとに管理していた道路台帳について、道路編成の見直しを含めた統合を行い、道路台帳を一元化し、デジタル化することで、今後の道路管理業務の効率化を図るため、昨年度の予算議会で承認され、緊急雇用創出事業により整備したものでございます。これを踏まえまして、今般、全路線を一旦廃止し、新たに路線番号を付して、全路線の認定をお願いするものでございます。
 統合の内容についてご説明いたします。お手元の資料でございますが、表紙をめくってもらって、2枚目に廃止路線の総括図、認定路線の総括図の左上のほうに桜川市全体の路線数をそれぞれごらんいただきたいと思います。幹線でございます1級市道は、43路線が38路線に、延長につきましては、103キロメートルが101キロメートルとなりました。2級市道につきましては、38路線が41路線に、延長につきましては66キロメートルが76キロメートルとなりました。幹線である1級の路線減数の理由といたしましては、地区、旧町村、それをまたがった路線をこれまで2路線とカウントしておりましたが、1路線となります。また、見直し等により1級から2級へ格下げとした路線もございましたことがその理由でございます。次に、2級の路線数がふえた理由でございますが、見直しにより増加したことが主な理由でございます。幹線市道の延長の増減につきましては、未供用の都市計画街路を認定から外したことと道路認定の重複等が主な理由でございます。
 続きまして、その他の路線でございますが、路線数6,385路線が6,342路線に、延長1,510キロメートルが1,488キロメートルに減少しております。これは、現況不明による認定、廃止と、真壁城址公園内の道路との認定、廃止が主な理由でございます。全体の路線数は6,421路線、延長1,665キロメートルとなります。
 内容をご審議の上、ご議決くださりますようお願いいたします。
議長(林 悦子君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(林 悦子君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(林 悦子君) 討論を終わります。
 お諮りします。議案第78号を原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(林 悦子君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第78号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
 続いて、お諮りします。議案第79号を原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(林 悦子君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第79号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
                                           
    議案第80号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(林 悦子君) 日程第7、議案第80号 平成25年度桜川市一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 上野総務部長。
          〔総務部長(上野幸一君)登壇〕
総務部長(上野幸一君) 22ページをお開き願います。議案第80号 平成25年度桜川市一般会計補正予算(第4号)についてご説明いたします。
 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億9,749万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ165億7,745万2,000円と定めるものでございます。
 26ページをお開き願います。第2表、継続費の補正の追加でございますが、第2款総務費、1項空き家調査業務につきましては、総額を954万8,000円として、平成25年度、26年度の年割額をそれぞれ303万5,000円、651万3,000円と定めるものでございます。
 第8款土木費、2項法定外公共物データデジタル化業務につきましては、総額を841万6,000円として、平成25年度、26年度の年割額を276万7,000円、564万9,000円と定めるものでございます。なお、これらの事業の財源につきましては、震災等緊急雇用対応事業補助金でございます。なお、この補助率は100%となっております。
 27ページをお開き願います。第3表、地方債の補正の1、追加でございますが、新たな災害救助債の限度額を170万円にするものでございます。
 次に、2、変更でございますが、経営体育成基盤整備事業債につきましては、事業費の増加に伴い、限度額を160万円に変更するものでございます。
 次に、事項別明細書により歳入についてご説明いたしますので、30ページをお開き願います。第12款分担金及び負担金、1項1目農林業費分担金を122万6,000円増額しております。農地災害復旧受益者分担金でございます。
 第14款国庫支出金、1項1目民生費国庫負担金を3,070万7,000円増額しております。4節児童扶養手当等給付費負担金の55万9,000円は、支給対象者の増加によるものでございます。6節障害者自立支援給付費負担金2,852万5,000円は、障害者の方の居宅介護利用者等の利用支援の増加によるものでございます。8節障害児施設措置費負担金162万3,000円は、施設利用の増加によるものでございます。
 同じく、2項1目総務費国庫補助金を1,268万3,000円増額しております。経済対策として実施された公共投資における地方負担の軽減を図るため創設されました地域の元気臨時交付金の2次配分分でございます。
 2目、4目を省略しまして、第15款県支出金、1項1目民生費県負担金を1,507万3,000円増額しております。これは国庫負担金と連動しており、補助率は国が50%、県が25%となっております。
 次に、2項2目民生費県補助金を722万7,000円増額しております。6節児童福祉費補助金の主なものは、民間保育園の保育士の処遇改善を図るための保育士等処遇改善臨時特例事業補助金403万5,000円等でございます。
 31ページをお開き願います。7節を省略しまして、4目労働費県補助金を920万2,000円増額しております。震災等緊急雇用対応事業補助金で、被災失業者の雇用の確保を図るものでございます。
 5目農林水産業費県補助金を2,620万3,000円増額しております。1節農業費補助金2,569万9,000円は、農地災害復旧費1,688万1,000円ほか5件の補助金でございます。2節林業費補助金50万4,000円は、松くい虫防除伐倒駆除事業補助金でございます。
 6目土木費県補助金を70万円増額しております。被災住宅復興支援事業補助金で、利子補給を行うものでございます。
 第19款繰越金、1項1目繰越金を7,974万3,000円増額しております。財源調整としての前年度繰越金でございます。
 第20款諸収入、4項3目弁償金を1,188万8,000円増額しております。交付金着服によって弁済された弁済金を着服年度別に明示し、適正な会計処理を行うものでございます。
 同じく5目雑入を10万円増額しております。水戸線整備促進期成同盟会からのハイキング活動支援助成金でございます。
 第21款市債、1項1目農林業債を90万円増額しております。経営体育成事業基盤整備事業債で長讃地区県営ほ場整備事業費の増によるものでございます。
 同じく6目民生費を170万円増額しております。災害救助債で、東日本大震災により自宅が半壊以上の被害を受けた方に支援資金を貸し付けるものでございます。
 32ページをお開き願います。続きまして、歳出の主なものについてご説明いたします。第2款総務費、1項8目企画費を485万1,000円増額しております。企画事業の報償費10万円の増額につきましては、駅からハイキングの記念品購入費でございます。
 19節負担金補助及び交付金495万1,000円の減額につきましては、筑西広域市町村圏事務組合負担金で、議会総務費及び遊湯館費における人事異動によるものでございます。
 同じく14目防犯対策費を337万5,000円増額しております。増額の主な内容につきましては、13節委託料で空き家調査委託料303万5,000円等でございます。
 第3款民生費、1項1目社会福祉総務費を387万円増額しております。職員の人事異動によるものでございます。
 33ページをお開き願います。3目障害福祉費を6,046万7,000円増額しております。増額の主な内容につきましては、20節扶助費で居宅介護利用者等利用支援の増加により自立支援給付費を5,705万円、児童発達支援対象者の養育指導の増加により障害児通所給付費を324万7,000円、それぞれ増額しております。
 5目医療福祉費を458万5,000円増額しております。平成24年度医療福祉費等補助金の確定による返還金でございます。
 次に、2項1目児童福祉総務費を482万5,000円増額しております。主な内容は、児童扶養手当事業の20節児童扶養手当167万5,000円で、手当受給者の増加によるものでございます。
 続きまして、34ページをお開き願います。市子ども・子育て支援事業の13節委託料315万円は、システム導入委託料でございます。
 2目児童措置費を403万6,000円増額しております。保育士等処遇改善臨時特例事業補助金で、保育士の処遇改善に取り組んでいる民間保育園に対しまして交付されるものでございます。
 5目保育所費を473万3,000円増額しております。保育所非常勤職員等経費440万7,000円は、臨時職員2名の賃金等でございます。岩瀬東部保育所事業17万4,000円、岩瀬保育所事業15万2,000円は、施設の修繕料でございます。
 35ページをお開き願います。4項1目災害救助費を170万円増額しております。災害援護資金貸し付け1件分でございます。
 第4款衛生費、1項1目保健衛生総務費を179万4,000円増額しております。交付税算入交付金の県西総合病院の病床単価の変更、これは70万7,000円から71万3,000円に増額されたことによるものでございます。
 3目環境衛生費を137万円増額しております。環境衛生事業の19節筑西広域市町村圏事務組合の火葬場費の負担金26万8,000円の増、水道事業繰出事業で会計システム改修に伴う水道事業会計に対する補助金110万2,000円でございます。
 4目公害対策費を25万1,000円増額しております。
 36ページをお開き願います。これは放射線測定器の修繕料でございます。
 2項1目清掃総務費を512万7,000円増額しております。筑西広域市町村圏事務組合の清掃費の負担金で、人事異動によるものでございます。
 第6款農林水産業費、1項1目農業委員会費を80万円増額しております。職員の人事異動によるものでございます。
 2目農業総務費を30万円増額しております。これも職員の人事異動によるものでございます。
 37ページをお開き願います。4目農政推進費を149万9,000円増額しております。新規就農・経営継承総合支援事業補助金で、新規農業就労者の支援を行うものでございます。
 次に、5目農地費を637万4,000円増額しております。土地改良負担金事業における長讃地区県営ほ場整備事業負担金217万円、霞ヶ浦用水事業における上野沼噴水施設電気料金20万4,000円、ため池整備事業における桝箕ヶ池耐震調査及びハザードマップ作成委託料400万円をそれぞれ増額するものでございます。
 7目水田農業対策費を326万円増額しております。主なものは、19節農産振興条件整備支援事業補助金158万2,000円、農業機械等の購入支援を行うものでございます。
 38ページをお開き願います。農業経営の安定と生産力を確保することを目的とする経営所得安定対策直接支払推進事業費補助金161万8,000円でございます。
 2項2目林業振興費を50万4,000円増額しております。松くい虫防除事業委託料でございます。
 第7款商工費、1項1目商工総務費を31万円増額しております。職員の人事異動によるものでございます。
 4目観光費を340万円増額しております。39ページをお開き願います。りんりんロードの活用と観光施設を廻るレンタサイクル事業委託料ほか2件の震災等緊急雇用対策事業でございます。
 第8款土木費、2項1目道路橋梁総務費を276万7,000円増額しております。法定外公共物データデジタル化業務委託料でございます。
 2目道路維持費を1,491万6,000円増額しております。道路の維持補修のための工事請負費でございます。
 3目道路新設改良費を70万円増額しております。職員の人事異動によるものでございます。なお、道路新設改良事業1,268万3,000円につきましては、地域の元気臨時交付金の2次配分の決定によりまして、一般財源より国庫補助金に財源振りかえを行うものでございます。
 続きまして、40ページをお開き願います。4項1目都市計画総務費を60万円減額しております。都市計画総務職員給与関係経費の150万円の減額は、職員の人事異動によるものでございます。都市計画総務費事業の90万円の増額は、被災住宅復興支援利子補給金でございます。
 2目公園費を53万2,000円減額しております。筑西広域市町村圏事務組合負担金の公園費で、人事異動によるものでございます。
 5項1目住宅管理費で457万2,000円を増額しております。
 41ページをお開き願います。11節の光熱水費49万円は、公営住宅浄化槽等の電気料金でございます。修繕料379万8,000円は、公営住宅の老朽化等に伴う修繕料でございます。
 12節のくみ取り手数料28万4,000円は、公営住宅の汚泥処理の増加によるものでございます。
 第9款消防費、1項1目を省略しまして、2目消防施設費を36万6,000円増額しております。伊佐々地区の防火貯水槽の土砂流入対策工事請負費でございます。
 4目災害対策費を50万円増額しております。11節の光熱水費は防災無線の電気料でございます。
 42ページをお開き願います。第10款教育費、1項1目事務局費を32万円増額しております。職員の人事異動によるものでございます。
 4項1目幼稚園費を25万6,000円増額しております。やまと幼稚園の給食配膳室の修繕及び石油ストーブの購入費でございます。
 43ページをお開き願います。5項1目社会教育費を45万円増額しております。職員の人事異動によるものでございます。
 2目公民館費を75万6,000円増額しております。大和中央公民館の雨漏り修繕工事請負費でございます。
 6項1目保健体育総務費を290万円増額しております。職員の人事異動によるものでございます。
 44ページをお開き願います。2目体育施設費を49万1,000円増額しております。体育館管理事業、これは岩瀬地区でございますが、及びその他施設管理事業、これも岩瀬地区でございますが、光熱水費につきましては漏水等により水道使用量が多くなったため水道料を増額しております。運動場管理事業、これは真壁でございますが、これにつきましては真壁グラウンドの放送設備修繕料でございます。
 第11款災害復旧費、1項1目農業災害復旧費を4,259万4,000円増額しております。台風18号により被災した水路のり面等の復旧工事のための測量、実施設計委託料及び工事請負費でございます。
 45ページをお開き願います。2項1目道路橋梁災害復旧費を772万3,000円増額しております。これにつきましても、台風18号による道路のり面等の復旧工事請負費でございます。
 3項1目公立学校施設災害復旧費を265万8,000円増額しております。台風18号により被災した岩瀬西中学校の側溝改修等の工事請負費でございます。
 第13款諸支出金、3項1目雑出を1,189万2,000円増額しております。
 46ページをお開き願います。公金着服により弁済された弁済金の会計処理を適正に行うためのものでございます。
 以上、内容を審査の上、ご議決くださいますようよろしくお願いいたします。
議長(林 悦子君) 説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 5番、菊池議員。
5番(菊池伸浩君) 5番の菊池です。3点ほど質問いたします。
 1つは、32ページの空き家調査業務委託料303万5,000円、これ具体的に、1つはどのような調査をするのか。この前、全員協議会では空き家バンク構想を持っているという話も聞いたのですが、具体的にはどういうことか。特に都市部で空き家対策、バンク構想というのはよく聞いているのですが、農村部でどのような空き家バンク構想ができるのか、ちょっとイメージが湧かないので、具体的にお答え願います。
 それから、2つ目です。36ページの放射線量測定事業、修繕費25万円。私もたびたびこの放射線測定の場所には行って、いろいろ見ているのですが、どのような故障であるのか。あの機械見ていて、何かそんなに故障するのかなという気もするのですが、ちょっと教えてもらいたいと思います。
 それから、37ページ、ため池整備事業400万円。桝箕ヶ池は、私、毎朝6時ごろ通るのですが、下の池が、私も、何か水があるような、ないような、よくわからないようなことで疑問を持ったのですが、今回耐震点検調査をするということなのですが、どういう調査をするのかと、あとここはもう少し水があるようになるのか、ならないのか、その辺のことをちょっと教えてほしいと思います。
 以上、3点です。
議長(林 悦子君) 答弁をお願いいたします。
 上野市民生活部長。
市民生活部長(上野 純君) 菊池議員さんのご質問に答弁させていただきます。
 まず初めに、空き家対策の件でございますけれども、これについて国のほうの動きをちょっと説明させていただきまして、その後にご質問にお答えしたいと思います。
 新聞記事が、8月5日の産経新聞の記事ですけれども、全国に約757万戸あるとされる空き家の実態調査や適正管理を促すため、今秋の臨時国会に空き家対策特別措置法案を議員立法で提出することが4日わかったと。これは8月5日の新聞ですので、前の日、8月4日のことでございます。老朽化した空き家は、地域の景観を損なうばかりか、倒壊や屋根、外壁の落下など周囲に危害を及ぼするおそれがあります。また、犯罪に利用される懸念もあり、本来は所有者がみずからの責任で管理すべきだが、経済的問題や所有者不在、不明などの理由により、管理が行き届いていない空き家が全国各地で増加傾向にあると。この後、市町村レベルでは条例を制定し、空き家を撤去する動きも出ている。ただ、国レベルでは国交省などの複数の省庁にまたがる調整が必要で、対策がおくれていた。このため議連は、防災・減災の観点からも立法化が必要だと判断した。法案では、全国の市町村に対し実態調査を行った上で空き家対策の計画を策定するよう促すほか、学識経験者らを交えた対策協議会の設置も求める方向だ。居住の実態のない空き家に立入調査を行える権限を与えることも盛り込む。この際、所有者を把握するため、税情報を使えるようにすることも検討する。また、過疎地の定住対策の一環として、所有者が空き家を集会所などに活用する場合、バリアフリー化などにするための助成金を国が支給する仕組みも整える。一部省略しまして、全国の空き家総数は今後人口減少や高齢化等のさらなる進展により一層増加するだろう。空き家が発生し老朽化すると、倒壊の危険、治安の悪化、景観の悪化や不動産価格の低下など、周辺環境へ多大な悪影響をもたらす場合がある。また、老朽化しなくとも、空き家が増加することで地域の活性低下や行政運営の効率の低下など、問題を引き起こす。逆に言えば、空き家を利活用することによって人口増を含む地域の活性化とつながっていくだろうというような新聞記事がございます。
 それで、桜川市としましては、空き家調査に関しましては、まだ調査する仕様書ができておりません。確定的に申し上げることはできませんが、市役所が持っているさまざまな資料をもとに空き家を特定いたします。また、登記簿等の調査を行い、所有者の特定を行います。その後、これらの情報をもとに現地調査を実施します。調査では、調査票をもとに家屋の状況や外観、区分、居住区分、構造、階数や塀や庭、樹木の様態といった敷地区分などを調査します。さらに、所有者に対してアンケートを実施していく予定です。これらの調査結果についてはデータベース化し、今後、空き家対策に対応してまいりたいと考えております。また、この調査では、将来空き家になる蓋然性が高いと思われるひとり暮らしの高齢者の住居家屋についても同様な調査を行ってまいりたいと考えております。
 続きまして、空き家バンクの具体的なものはどういうようなことかということでございますけれども、空き家バンクに対しましては、まだはっきりとした構想は持っておりません。先ほど新聞記事にありましたように、空き家が増加することで地域の活力低下や行政運営の効率の低下が起こる。空き家を利活用することによって人口増を含む地域の活性化につながっていくという思いもあります。今回の調査を参考に今後庁内で検討してまいりたいと考えております。
 また、都市部の農村部での対応が異なるのではないかというご質問でございますけれども、置かれた状況によっては違ってくるものと考えております。また、県内で先行事例としましては、ホームページ等で空き家バンクが載っているのは、町では大子町、大洗町、利根町、市では潮来市や行方市がホームページに記載がございます。以上です。
 続きまして、放射能検知器でございますけれども、放射能検知器、昨年5月に購入し、6月から食物検査等の検査をしてまいりました。これらの検査している本体そのものは故障していないのですけれども、それのデータを取り込むパソコンのほうに不具合がございまして、データを抽出できない状態になってしまったということで、パソコン本体そのものを全部買いかえるような、パソコンに入っているプログラムといいますか、そういった放射能を測定し記録する特殊なハードディスクが壊れてしまったということでございます。
議長(林 悦子君) 鈴木経済部長。
経済部長(鈴木俊男君) 先ほどご質問のございましたため池整備事業の中で、桝箕ヶ池の下の池、この耐震点検調査とはどのような内容のものかということでございますが、これにつきましては、震災対策農業水利施設整備事業の中で地震による被災の影響が大きい施設の耐震性を点検調査するとともに、ハザードマップの作成などの対策や地震により施設の損壊のおそれがあるなど必要な耐震性を有していない施設の整備を実施するということで実施するものでございます。具体的な内容といたしましては、ボーリング調査、それから土質調査、そういうことを調査いたしまして、最終的にはハザードマップを作成するという予定になっております。
 以上でございます。
議長(林 悦子君) 5番、菊池議員。
5番(菊池伸浩君) ため池整備なのですが、要するに今どこが不具合で、最後はどういう形にしたいのかというのが見えないのですが、その点だけ。
議長(林 悦子君) 鈴木経済部長。
経済部長(鈴木俊男君) 最終的には、人的被害が及ばないようにということで調査を実施するものでございます。浸水被害といいますか、そのため池の決壊によりまして被害をこうむることのないようにという調査になるかと思います。
議長(林 悦子君) 5番、菊池議員。
5番(菊池伸浩君) 最後、もう一回やりますが、意味がちょっとわからないのですが、あそこは水が漏れているのか、漏れていないのか。そして、その辺が対策をとるとどうなるのかという。上のほうは白鳥が来て、水があってやっているのですが、下のほうは何だか水が全然なくて、どぶ沼みたいになっているわけです。だから、それをどういうふうな、人的被害とか言われてもわからないので、具体的にもうちょっとわかりやすく、官庁用語を使わないでお願いいたします。
議長(林 悦子君) 鈴木経済部長。
経済部長(鈴木俊男君) ご指摘のように、上の池、下の池と両方調査をするようなことになろうかと思いますが、水位につきましては、下の池の護岸につきましては以前に工事をやったというようなお話を聞いております。今後、その水位につきましても、自然もございますので、当然、今、水少ないかと思いますが、降雨等により水害が起こらないような調査をするということで理解をしております。
議長(林 悦子君) ほかにご質疑ございませんか。
 21番、上野議員。
21番(上野征一君) 44ページ、災害復旧費、台風18号の影響によるということで、4,200万円ほど補正で組んでいただいたようですけれども、かなり市内、あらゆるところ、この被害を受けています。特に山の裾はかなり被害が大きいです。区長さんを通して写真をつけて、何カ所か、何十カ所かお願いしてあるのですけれども、この分は建設課だと、この分は経済部だ、こっちは土地改良の維持管理組合でやってもらわなければならないと。そういうようなことで、全くどこを何を誰がやろうとしているのだか、見えていませんが、3月の末からは、既にもう農家の方は田んぼ準備に入ります。であっても、土砂は流れ込んだまま、土手は崩れたまま、それであって民民のところはやりようがないのだと。確かに民民のことは公費ではやりようがないかもしれませんけれども、民民の境界だとか、民民の土手なんかも、かなり大きく崩れたり崩壊したりしているところがあります。であっても、何を誰がどこまでやるのだか、さっきも言ったように全く見えていません。4,000万円からの仕事ですから、かなりな大きい仕事ができるかと思いますけれども、この間、確認しましたら、門毛地区なんかは何カ所かあるのだけれども、大泉地区は全くないよというような話なのですけれども、やっぱり地元のことが一番心配になりますし、地元のことしか目につきませんので、やっぱり我田引水というか、そのような質問になるかもしれませんけれども、どこをどのようにやるのか。被害を受けているところ、どこまでやられるのか、明確に地元の区長さんに回答できるような形に進めていただきたいと思います。それに対して何か担当部でこのような形に進めたいのだということがあればお聞かせ願います。
議長(林 悦子君) 鈴木経済部長。
経済部長(鈴木俊男君) 今回の台風によります災害復旧でございますが、14カ所ほど補助事業、それから単独事業含めまして予定をしてございます。できるだけ各地元の区長さんに早目に、補正をいただきましたらご説明をしたいと思います。よろしくお願いいたします。
議長(林 悦子君) 21番、上野議員。
21番(上野征一君) 先ほど、ため池の件が出ましたですけれども、ため池で人的被害が出てからでは間に合わないから調査をしたいのだというような答弁だったですけれども、これもやっぱり地元の話になって恐縮ですけれども、県境に七久保池ということで、道路越しに2つ池がありますけれども、下の池の堤防がコンクリで水どめしてあるはずなのですけれども、もう五、六十年、もっと前になるでしょうか、やったままであって、そのコンクリの下からかなり漏水がしていて、すぐその土手の下に大きな農家の民家があって、袖山部長なんかもその下に住んでいるのですけれども、かなり下から漏水しているというようなことは前々から言われているのですけれども、何か今回、桝箕ヶ池でということで、対象になっていないようですけれども、桝箕ケ池を耐震検査しなくてはならないのだということ。そのほかのため池のことは見てあるのか、ないのか、その辺、お尋ねします。
議長(林 悦子君) 鈴木経済部長。
経済部長(鈴木俊男君) そのほかのため池ということでございますが、今回、そういうことで桝箕ヶ池の耐震をやるのだということで話を聞いておりまして、私も細かいことまではちょっと、申しわけございませんが、承知していないのが現状でございます。よく今後、担当のほうから説明を聞いて対処していきたいと思います。よろしくお願いいたします。
議長(林 悦子君) 21番、上野議員。
21番(上野征一君) 別に地元の七久保池をやれということではないですからね。市内にあるため池のどこがどう危険なのだかということをちゃんと調べて調査して、それから順を追ってやったらいいだろうということを申し上げて、終わります。
議長(林 悦子君) 質疑ございますか。
 7番、市村議員。
7番(市村 香君) 39ページなのですが、いよいよ年が明けると真壁のひなまつりの案内も始まると思うのですが、120万円という駐車料金があります。これは、これでもう終わりだったのでしたっけか。
 それと、道路維持事業の1,491万6,000円という工事請負費がありますよね。それがどこの場所なのか、お願いいたします。
 それと、もう一つ、もしわかれば、34ページなのですが、子ども・子育て支援事業が今度始まるのだと思うのですけれども、システムの導入ということで、これ全部新しいシステムにするということで入るということで委託するのですか。
 3つお願いします。
議長(林 悦子君) 鈴木経済部長。
経済部長(鈴木俊男君) 市村議員さんのただいまのご質問でございます。真壁のひなまつり関係の120万円の内容でございますが、これは来年行いますと12回目になるわけですけれども、実際に駐車場料金の徴収委託ということで、シルバー人材センターさんのほうに委託をしてございます。昨年度、実際にはことしの2月から3月になりますけれども、真壁地区のひなまつり会場、亀熊の大橋の付近なのですが、上野鉄工さんの脇にその時期だけ駐車場をお借りしております。そこの駐車料金を昨年度からいただくようになりましたので、そこへのシルバーの派遣ということで委託ということでございます。よろしくお願いします。
議長(林 悦子君) 青柳建設部長。
建設部長(青柳 栄君) 道路維持費の工事請負費1,496万円の箇所数。岩瀬地区が10カ所、真壁地区7カ所、真壁大和地区3カ所がございます。地区名まで申し上げましょうか。
          〔「いいです、後で聞きます」の声あり〕
建設部長(青柳 栄君) 済みません。それらの維持補修が大分増加しておりまして、今回補正をお願いするものでございます。
議長(林 悦子君) 袖山保健福祉部長。
保健福祉部長(袖山 勉君) 34ページの子ども・子育てシステム導入委託料についてのご質問でございますけれども、こちらにつきましては、子ども・子育て支援制度の施行に向けて必要となるシステムの経費ということで、全て新しくなるということでございます。よろしくお願いします。
議長(林 悦子君) 7番、いいですか。
7番(市村 香君) とりあえず真壁だけでも教えてください。さっきの道路の箇所。
議長(林 悦子君) 青柳建設部長。
建設部長(青柳 栄君) 真壁ですと、後川護岸補修工事、羽鳥ですね。それと白井の道路のり面の補修工事。それと、田、金井の土どめ補修工事、東山田の後川整備の工事、酒寄の道路の隅切りの工事、原方の排水路、それと亀熊の排水路補修工事でございます。
7番(市村 香君) わかりました。
議長(林 悦子君) いいですか。
7番(市村 香君) はい。
議長(林 悦子君) 質疑ございませんか。
 1番、榎戸議員。
1番(榎戸和也君) 1番、榎戸です。
 今の39ページの道路維持に関してなのですが、私の住んでいる犬田地区と申しますが、そういうところでの、いわゆる道路の下を通っている土管といいますか、そういうものが今の大水、台風とかの大水のときに、はけ切れなくて、道路が浸水してしまうというようなところがあります。これは、いろんなところに水がはけなくて冠水して、そこが使えないというようなところが、多分市内には幾つか、今回もあったのではないかというふうに想像するのですが、当然そこに稲わらなどがうんとたまってしまったり、そういうことが、ほかの地区でも見受けられるように、私、感じています。これからはやっぱりそういう大水みたいなことはまた想定されるので、温暖化の影響等でですね。今回、市の中で結構そういうので深刻で、通れないというようなものというのは、市の方では把握しているのかどうか。結構いろんな地区からそういうことが上がってきているのかどうか。そこをひとつ確認、教えていただきたい。
 やっぱりこういう雨が多い状況が出てきますと、そういう部分を今後改善していくような、それなりの計画のようなものをお持ちかどうか、伺いたいと思います。
議長(林 悦子君) 青柳建設部長。
建設部長(青柳 栄君) 法定外の公共物ということで、農地サイドのほうと、土地改良区の中の、よく言われているのは、コルゲートパイプといいまして、ちょっとブリキに似たようなやつで、当時は道路の横断、下を通ったものが大分近年になって老朽化してきて崩れてしまったというようなことと、最近の台風、ゲリラ豪雨等で許容範囲を超えたような水が流れるときに流されてしまったというようなときには、直ちに改修はしているのですが、事前にそういう箇所が何カ所あるかということは、区長さんを中心に連絡などが入ったものは把握しておりますが、事前に調査しているということはしてございません。今後、危険箇所は今回もパトロールしまして何カ所かは把握しておりますが、そういうところを中心に順次危険箇所を把握して、修繕はしていきたいなと思っております。
議長(林 悦子君) いいですか。
          〔「はい」の声あり〕
議長(林 悦子君) 17番、増田議員。
17番(増田俊夫君) 39ページ、先ほど市村議員の質問がありました真壁ひなまつりの件なのですが、私、違った角度からちょっとお願いしたいのですが、この駐車場、ひなまつりで駐車場の料金収納なのですけれども、去年の実績報告書を見ますと、ひなまつりで普通車が200円、そして中型車が300円、大型車が500円ということで料金を使用料ということでいただいているわけですが、この辺の内容について、決算書を見てお話をしているのですが、大型バスが500円ということで、非常に安いような気がするのです。その辺のところ、ちょっと相談をしたいのですが、去年は111台、大型バスが来ています。中型車が42台、普通車が4,458台ということで、それぞれ入金が出ているわけなのですけれども、この大型車500円に対して、1,000円ぐらいはいただいてもいいのではないかなというような気もするのですが、その辺のところ、担当課としてどういうふうに考えているか。その1点。
 もう一点、あと46ページ、このたび公金着服ということで、公金等取扱適正化計画ということで、この定例議会に計画書が出されました。この内容について、非常に担当課が努力されていることを、今回の計画を見て感じたのですが、ただ、これまでに至るその1,100万円からの公金が着服されたその中身が余りにも、もう少し早目の対応がなかったのかというようなことを、今までの資料を見ますと感じるのですが、いずれにしましても、その辺のことが今回の適正化計画ということで対応されるということが書いてありますが、私が言いたいのは、やはり担当課がそれなりの使途。今回は1人で担当したということですが、全体の責任というようなことで持っていけば、もっともっとそういう事件がなくなるのではないか。そして、やはり公金というものに対する考え方、自覚の仕方、そういうものをやはり部課長を交えた中で毎月1回ぐらいはそういう確認をしていくというのも必要ではないかと思うのですが、その辺の内容についてはいかがか、質問いたします。
議長(林 悦子君) まず、鈴木経済部長。
経済部長(鈴木俊男君) ただいまの増田議員さんのご質問にお答えをいたします。
 ひなまつりにつきましては、基本的に一番会場地の中にございます高上町駐車場、この料金が市のほうの規定で決まってございます。それに伴いまして、実際に建設部のほうで所管をしているわけなのでございますが、あそこは管理組合をつくっておりまして、そこで門扉のあけ閉め、それから時期的なもので、ひなまつり期間中の料金の徴収というようなものを行っております。そういった観点から、高上町駐車場の料金が基本になりまして、ほかの仮の臨時駐車場につきましても料金を合わせているというのが現状でございます。
 確かに議員さん言われるように、ほかの有名な観光地といいますか、そういうところでは、もっと料金が1,000円、2,000円とかというような、大型バスについては取っておられる市町村もございます。その辺は内部でも使用料等検討委員会というのを組織しておりまして、その中でも検討がされておりますが、今後の見直しといいますか、そういったことはやはり見直していくのが必要かなというような感じは、個人的にはいたしております。よろしくお願いいたします。
議長(林 悦子君) 杉山会計管理者。
会計管理者(杉山文男君) 増田議員さんにお答えいたします。
 今ご質問の中で、早目の対応がなぜできなかったかというのが問題点になりまして、その問題点を早く全員がわかるようにということで、今の質問の中にもありましたように、全体が責任をとる体制ができなかったか、そういう全体責任をとる体制をつくったのが今回の計画でございます。過日の全協の後日、会計管理者と、それから総務部長名で全員に通達しております。
 以上です。
議長(林 悦子君) 17番、増田議員。
17番(増田俊夫君) まず、ひなまつりの駐車場の件ですが、この件については、当然いろいろ規約があるわけですけれども、この前、職員の皆様へということで、財政課、財政グループより、この前、普通交付税の合併算定書ですか、算定がえ、こういったものを出されたわけであります。今後、合併10年後以降5年間にわたって交付税が減額されるということで、非常に財政的に厳しくなっていくというのが目に見えているわけであります。先と言っても28年からのわけですからね。そういったときに、やはり少しでも財源を確保していくというような体制も必要ではないかというようなことで質問いたしました。できれば、そういった観点に立って、今後の財政を得るための一つの方法としていかがかということであります。見直しということでありますので、その辺のところ、ひとつよろしくお願いしたいと思います。
 また、公金について、先ほど質問した内容ですが、私も、この公金取扱適正化計画、内容を見せていただきました。今後、これだけのことが適正にできれば問題ないわけですが、やはり人間がやるわけですから、当然人間性だと思うのですよね。そういった観点に立って、やはり誰もが間違いあると思うのですが、やはりその部分で四半期で部長さんとの確認をするというのはありましたけれども、1カ月ごとにそういったことをしていくことによって、確認をすることによって、もっともっと安全なものが保障されていくのかなと。そして、職員に対してもそういう厳しさが、逆に言えば自己啓発になり、全体がきちんとした観点になっていくのではないかと思います。ぜひともそういったことをお願いしたいと思います。要望であります。よろしくお願いします。
議長(林 悦子君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(林 悦子君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案を原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(林 悦子君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第80号は原案のとおり可決することに決定しました。
 ここで暫時休憩いたします。
          休 憩  (午前11時15分)
                                           
          再 開  (午前11時30分)
議長(林 悦子君) 再開いたします。
                                           
    議案第81号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(林 悦子君) 日程第8、議案第81号 平成25年度桜川市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)を議題とします。
 提案理由の説明を願います。
 上野市民生活部長。
          〔市民生活部長(上野 純君)登壇〕
市民生活部長(上野 純君) 47ページをお開き願います。議案第81号 平成25年度桜川市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。
 第1条で、既定の歳入歳出予算にそれぞれ5,502万1,000円を追加し、歳入歳出それぞれ59億7,241万1,000円とするものです。
 詳細については、事項別明細書でご説明申し上げます。歳入については52ページをお開き願います。第6款1項1目前期高齢者交付金の3,279万2,000円の減額補正は、各医療保険者の65歳から74歳までの被保険者の加入割合に応じて交付される前期高齢者交付金の本年度確定によるものでございます。
 第11款1項2目その他繰越金の8,754万3,000円の増額補正につきましては、歳出増を繰越金で財源調整するものであります。
 また、12款4項8目雑入については、歳出の高齢受給者療養費一部負担金増に合わせて増額補正するものであります。
 次に、歳出につきましては、ページを返していただきまして53ページになります。第2款1項1目一般被保険者療養費につきましては、当初予算で見込んだ国庫負担金が減少する見込みのため、財源振りかえを行うものであります。
 第3款1項1目及び2目後期高齢者支援金3,782万9,000円及び同事務費6,000円については、年度拠出金の確定によるもので増額補正し、第4款1項1目及び2目の前期高齢者拠出金38万4,000円及び事務費の2万3,000円、さらに54ページになりますが、第6款1項1目介護納付金4,714万3,000円につきましても、同様に年度拠出金の確定に伴う減額補正するものであります。
 第11款1項1目一般被保険者保険税還付金85万2,000円につきまして、被保険者の資格異動等が増加しており、税の還付が当初見込みを超過しますので、増額補正するものであります。
 ページを返していただきまして55ページになりますが、第3目償還金6,345万4,000円の増額補正につきましては、平成24年度の療養給付費国庫負担金の確定により精算するものであります。
 同4目一般被保険者還付金16万円の増額補正につきましては、1目の保険税還付金と同様、異動の増加によるものでございます。
 最後に、11款4項1目雑支出の増額補正につきましては、70歳から74歳の負担割合の特例により負担している療養費について増額が見込まれるため、27万円の増額補正をするものであります。
 以上が国民健康保険特別会計の第3回補正でございます。内容をご審議の上、ご議決くださるようお願い申し上げます。
議長(林 悦子君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(林 悦子君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(林 悦子君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案を原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(林 悦子君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第81号は原案のとおり可決することに決定しました。
                                           
    議案第82号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(林 悦子君) 日程第9、議案第82号 平成25年度桜川市水道事業会計補正予算(第3号)を議題とします。
 提案理由の説明を願います。
 大和田上下水道部長。
          〔上下水道部長(大和田憲一君)登壇〕
上下水道部長(大和田憲一君) 56ページをお開き願います。議案第82号 平成25年度桜川市水道事業会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。
 今回の補正でございますが、第2条では、予算第3条に定めた収益的収入の予定額のうち、第1款第2項営業外収益の既決予定額に110万2,000円を増額補正するものでございます。また、収益的支出の予定額のうち、第1款第1項営業費用の既決予定額に580万円を増額補正するものでございます。
 詳細につきましては明細書によりご説明いたしますので、60ページをお開き願います。収益的収入でございますが、1款2項2目他会計補助金110万2,000円の増額につきましては、平成26年度から改正される地方公営企業会計制度に伴うシステム改修費に対しての国の制度に基づく一般会計補助金でございます。
 61ページをお開き願います。次に、収益的支出でございますが、1款1項1目原水及び浄水費の500万円の増額につきましては、当初予算に対し動力費に過不足が生じるために増額するものでございます。
 次に、1款2項2目配水及び給水費80万円の増額につきましては、岩瀬地区の犬田を初めとする漏水発見により有収率の向上が図られましたが、また岩瀬地区を含めた真壁地区でも漏水箇所が多いため、さらなる漏水発見をいたしたく、漏水調査委託費を増額するものでございます。
 以上で説明を終わります。内容をご審議の上、ご承認いただきますようよろしくお願いいたします。
議長(林 悦子君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。ご質疑ありませんか。
 5番、菊池議員。
5番(菊池伸浩君) 5番の菊池です。
 最後のページ、61ページに漏水調査委託料80万円と出ていますが、この80万円で大体どのくらいの面積といいますか、距離といいますか、どのくらいの調査ができるのか。また、何人ぐらいが担当するのか。ちょっと概略を教えていただきたいと思います。
 以上です。
議長(林 悦子君) 大和田上下水道部長。
上下水道部長(大和田憲一君) 菊池議員さんの質問にお答えいたします。
 今回の漏水調査、80万円の補正につきましては、1キロメートル当たり単価2万円で、約40キロを予定しております。人数につきましては、1人ないし2人の人数で、順次やっていく予定でございます。
 以上でございます。
議長(林 悦子君) ほかにご質疑ありますか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(林 悦子君) 質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(林 悦子君) 討論を終わります。
 お諮りします。本案を原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(林 悦子君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第82号は原案のとおり可決することに決定しました。
                                           
    議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査
議長(林 悦子君) 日程第10、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付したとおり、閉会中の継続調査の申し出がありました。
 お諮りします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(林 悦子君) 異議なしと認めます。
 よって、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。
                                           
    日程の追加
議長(林 悦子君) ただいま16番、高田重雄君から議員提出議案第4号 桜川市議会議員の請負禁止等に関する条例(案)が提出されました。
 ここで暫時休憩いたします。
          休 憩  (午前11時40分)
                                           
          再 開  (午前11時54分)
議長(林 悦子君) 再開します。
 休憩中に開いた議会運営委員会の報告を願います。
 議会運営委員長、潮田新正君。
          〔議会運営委員長(潮田新正君)登壇〕
議会運営委員長(潮田新正君) 議会運営委員会の審議結果を報告いたします。
 高田重雄君から提出されました議員提出議案第4号 桜川市議会議員の請負禁止等に関する条例につきましては、直ちに日程に追加し、審議することに決定をいたしました。なお、採決については起立採決といたします。
議長(林 悦子君) お諮りします。
 ただいま議会運営委員長より報告がありました。報告のとおりとしてご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(林 悦子君) 異議なしと認め、議会運営委員長の報告のとおりとします。
 追加日程表及び議案書を配付いたします。
          〔追加日程表及び議案書配付〕
                                           
    議員提出議案第4号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(林 悦子君) 追加日程第1、議員提出議案第4号 桜川市議会議員の請負禁止等に関する条例(案)を議題とします。
 提出理由の説明を願います。
 16番、高田重雄君。
          〔16番(高田重雄君)登壇〕
16番(高田重雄君) 桜川市議会議員の請負禁止等に関する条例の提案理由。
 市政が市民の厳粛な信託によるものであるということを認識し、市民の代表たる市議会議員が、市民全体の奉仕者として、人格と倫理の向上に努め、その地位による影響力を不正に行使して、自己の向上の利益を図るようなことのないよう必要な措置を定めなければならないと考えます。また同時に、市政に対する市民の信頼に応え、公正で開かれた民主的な市政と桜川市発展のため寄与しなければならないと考えます。
 よって、地方自治法第92条の2の規定に基づき桜川市議会議員の兼業等を禁止し、政治倫理を高め、清廉で公正な議会運営を確保することを目的として、桜川市議会議員の請負契約等に関する条例を制定されたく提案するものであります。
 なお、この意見には、私ほか10名が賛同していただいております。できれば全員一致の賛同をお願い申し上げまして、私の提案理由として終わります。
議長(林 悦子君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。ご質疑ございませんか。
 15番、相田議員。
15番(相田一良君) 1つお尋ねします。
 私、石材業やっています。また、会場内に石材の同業者も数名おりますけれども、例えば公共工事であって、石工事等があった場合に、多分その場合には組合、例えば石材組合、真壁石材組合、羽黒石材組合、そういう組合に最初お出しになると思います。例えば石材組合がその仕事を請け負って、我々がその石材業界の下請、議員の人が下請やった場合などは、そういう場合はどうなるのでしょうか。1つお伺いします。
議長(林 悦子君) 16番、高田議員。
16番(高田重雄君) この下に第2条のところで、「議員は、市に対し、工事請負」、その後、「(当該工事の下請を含む)」と、私、最初入れたのですが、これは抜かせていただきました。なぜかというと、今言ったようなことに対してまで縛ることは縛るづらい場合もあるし、余りにも悪質な場合には、我々、その下の第4条で、「議員倫理調査特別委員会の設置を議会に求めることとする」と入れてありますから、悪質かどうかは、その前に、議員同士で監視し合う目的もあると思うのです。議員が議員だけで決められる、議員だけでできる簡単な条例なのです。今までつくるのが遅かったぐらいです。筑西市、つくば市、笠間市、全部ありました。今ごろになって遅かったぐらいだと思います。ただ、先ほど相田議員の質問に対しては、下請は当該工事の下請を含む、括弧の部分は抜かせていただきました。
 以上です。
議長(林 悦子君) 15番、相田議員。
15番(相田一良君) わかりました。
 やはり、でも市長さんがかわって2カ月ぐらい来て、ここに急に出すということは、少し早急過ぎるのではないかと思っております。また、この基準の設定や文案に対して、その判例がほかの議会での運用基準、また考慮しながら慎重に規定しなければならないと思っています。現時点では不十分ではないかとは思っております。
 また、この条例が、例えばきょう通るというような場合には、今日していこうと、さっき議運で申されましたが、公布をしても、やはり幾らか、3カ月、4カ月の、それを施行するには猶予期間はあってもいいのではないかと思いますが、その辺はどうですか。
議長(林 悦子君) 16番、高田議員。
16番(高田重雄君) では、質疑は私も答えません、十分答えましたから。堂々と反対討論で、質疑終わりましたら討論に移るわけですから、堂々と反対討論で、そちらでやってください。私は答えません。
議長(林 悦子君) 答えられる限りは答えてください。
 ほかにご質疑ございませんか。
 7番、市村議員。
7番(市村 香君) 私、この前の全員協議会には出席できなかったので、あれなのですけれども、全員協議会の中でも、筑西市と同じに出すというようなことをお話があったようなのですが、そうすると筑西市の場合に、条例を制定することのみを、場合によって基本的人権を制限することになるという、そういう思いもわからずに条例を提案しているというような感じでもあるし、多数決ルールの汎用ではないかなと思うことがあるのです。全然その政治倫理をやるということに関しては、私も賛成なのです。賛成なのですが、ここ条例の中に、さっきも相田さんも言ったのですが、ちょっと待ってくださいね。筑西市と一言一句文章が同じなのですけれども、1カ所だけ違うのです。そこはどうして違うのか、ちょっと教えてください。
議長(林 悦子君) 1カ所というのはどこですか。
7番(市村 香君) 契約、条例施行以後に締結する契約から適用となっているが、本条例ではこの部分が削られているのです。そこのところを教えていただきたいと思います。
 それから、今、高田さんがおっしゃいましたように、本当に桜川市はおくれていると思います。この書類を持ってきたのですけれども、議長、皆様にお配りできるでしょうか。参考資料。
議長(林 悦子君) それは配れますけれども、この議案の議決が終わった後になります。
7番(市村 香君) わかりました。
議長(林 悦子君) 16番、高田議員。
16番(高田重雄君) 済みません。質問の趣旨がよくわからないので、それを聞いて何なのだろうという。意味、わからないのです、質問されても。それを聞いたから、これが反対だとかなんとかではなくて、それを聞いてどんな意味があるのですか。これを通す、通さないに。質問が余りにも的外れなものですから、答えようがありません。
議長(林 悦子君) 7番、市村議員。
7番(市村 香君) 筑西市では、条例施行以後に締結して契約することから適用となっております。本条例ではこの部分が削られているのです。筑西市も一字一句全部同じなのに、この1文だけが消されているということなので、市の工事契約を既に行っている場合、条例違反になってしまうと思うのです。ですから、そこはどうなるのですか。
議長(林 悦子君) 公布日から施行まで余裕が全くなくて、きょうのきょう施行だというのはどういうわけかということです。
16番(高田重雄君) 先ほども議運でご説明を私したはずです。なぜここでまた議場でしてくるのか。それも的外れな質問。結局、この条例は公布の日から施行すると。きょう決まる、みんなで賛同いただければ、きょうからになると思うのです。ただ、前回、その前に契約してあったものまでは私は、それは縛ることはできないですよと。そういう質問があったから、あそこの議運で答えたでしょうというの。なぜここでこういうくだらない質問聞くの。勘弁してくれ。
議長(林 悦子君) 7番、市村議員。
7番(市村 香君) この工事だけということで、それはいいのですが、ほかの自治体で、高田議員が言いましたように政治倫理条例というのが整備されているのです。今回は地方自治法の建設のことだけがなっているということなので、ほかの自治体、この書類を後でお配りしますが、ほかのいろんなところ、工事発注ばかりではなくて、あっせんもあるのですよね。あっせんとか、地位の利用、そういうのも入れて整備をしていったらいいのではないかなと私は思っているのです。前々日の一般質問の高田議員のときにも、議員のあっせん等もあるのではないかという話もありましたよね。そういうこともあるので、もう少し整備していったらいいかなと思っているのですが、いかがでしょうか。
議長(林 悦子君) 16番、高田議員。
16番(高田重雄君) 議長、そのことに関しても議運のとき説明しているのですよ、私は。初めの一歩なのですって。これはみずからやれる。政治倫理になると、あっせんだ、物すごく間口が広がってしまうのです。まずやれることからやろうと言っているわけです。22人で賛同、多数決が多ければ、これはすぐできるわけです。自分でみずからの襟を正すことですから。だから、初めの一歩です。あっせんだ、業務あっせんだ、いろんなのあります、倫理条例になったら。それは、きょうやってから、また足りないことだったらやりましょうということ。まず、これ一番最初にやりやすい。それと、疑わしきがあるから出したのです。そういうものがなければ出していないですよ。そういうことなのですから。
議長(林 悦子君) それでは、質疑を終わりにします。
 これから討論を行います。討論ございますか。
 まず、反対者の発言を許しますが、反対者の討論ありますか。
          〔「反対がなく賛成……」の声あり〕
議長(林 悦子君) 賛成者の発言を許します。
          〔「反対討論はない……」の声あり〕
議長(林 悦子君) 反対の討論はないですが、この議会の前例として、賛成でもやっている、討論をさせている前例がありますので、賛成者の討論を許します。
 5番、菊池議員。
          〔5番(菊池伸浩君)登壇〕
5番(菊池伸浩君) 5番議員の菊池です。反対討論がないようなので、私が賛成討論をいたします。
 まず、この一番の大きな問題は、地方自治法92条の2項がきちんと厳守されてこなかったことに一番大きな問題があるのです。それをちゃんとさらに守っていこうと。兼業の禁止というのは、請負の件について禁止であって、議員のほかの何もやってはいけないということではないですから、市の工事を請け負う場合に議員がやってはいけないということであって、ちょっと兼業の禁止で誤解されている方がいますようなので、述べました。
 2つ目です。私は一貫して公共事業の請負の入札の偏りを取り上げてまいりました。そして、請負の公平、公正を求めてきました。これについては、大塚市長も議員時代、菊池さんの意見はもっともだということで、再三、議事録を見ましても、菊池さんが取り上げているから、私もそうだという発言を大塚市長も議員の時代にしております。ですから、大賛成だというふうに理解をしております。
 それから、3つ目は、任期途中に亡くなられた塚本明議員が、実は亡くなる少し前に、私、議長室の部屋に呼ばれまして、菊池さん、この問題はちゃんとやらなければいけないよと。私が死ぬ前にやりたかったのだという話を本当に聞いたのです。それで、ちゃんと文書まで渡されているのです。私は塚本明さんの遺言を実現するためにも、今回ぜひ実現していただきたい。できればやっぱり皆さんも反対の方はいないようなので、ぜひ全員賛成で実現できれば一番いいだろうと。そして、これを足場にして、さっきから出ています倫理条例なんかもさらに発展させていければ、私はうれしく思います。
 以上で賛成討論を終わります。
議長(林 悦子君) 討論を終わります。
 これから本案を採決します。この表決は起立によって行います。
 議員提出議案第4号は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
          〔起立多数〕
議長(林 悦子君) 起立多数です。
 したがって、議員提出議案第4号は原案のとおり可決されました。
                                           
    執行部あいさつ
議長(林 悦子君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許します。
 大塚市長。
          〔市長(大塚秀喜君)登壇〕
市長(大塚秀喜君) 平成25年第4回桜川市議会定例会の閉会に当たり、お礼を兼ねて一言ご挨拶を申し上げます。
 今定例会は、12月4日より9日までの6日間の会期で開催され、議員各位におかれましては慎重なるご審議を賜り、心から感謝を申し上げます。皆様のご理解とご協力により、人事案件を初め条例の制定及び一般会計、特別会計の補正予算など、ご提案いたしました案件につきまして、原案のとおりご承認、ご議決をいただきましたこと、厚く御礼を申し上げます。今後も議員各位の一層のご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のご挨拶といたします。ありがとうございました。
                                           
    閉会の宣告
議長(林 悦子君) 本定例会に付議された案件は全て議了いたしました。
 以上で、平成25年第4回定例会を閉会いたします。
 ご苦労さまでした。
          閉 会  (午後 零時12分)