平成25年第3回桜川市議会定例会議事日程(第1号)

                         平成25年8月28日(水)午前10時開会
日程第 1 会議録署名議員の指名
日程第 2 会期の決定
日程第 3 諸般の報告
日程第 4 執行部あいさつ
日程第 5 議長報告第1号の委員会付託
日程第 6 一般質問

出席議員(20名)
  1番   萩  原  剛  志  君     2番   鈴  木  裕  一  君
  3番   仁  平     実  君     4番   菊  池  伸  浩  君
  5番   市  村     香  君     6番   岩  見  正  純  君
  7番   小  高  友  徳  君     8番   飯  島  重  男  君
  9番   中  川  泰  幸  君    10番   皆  川  光  吉  君
 11番   増  田     豊  君    12番   潮  田  新  正  君
 13番   相  田  一  良  君    15番   高  田  重  雄  君
 16番   増  田  俊  夫  君    17番   川 那 子  秀  雄  君
 18番   橋  本  位 知 朗  君    19番   増  田     昇  君
 21番   上  野  征  一  君    22番   林     悦  子  君

欠席議員(なし)

地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
   市     長  中 田   裕 君
   副  市  長  飯 嶌 洋 一 君
   教  育  長  石 川   稔 君
   市 長 公 室 長  森     毅 君
   総 務 部 長  上 野 幸 一 君
   市 民 生活部長  上 野   純 君
   保健福祉 部 長  袖 山   勉 君
   経 済 部 長  植 木   優 君
   建 設 部 長  青 柳   栄 君
   上下水道 部 長  大和田 憲 一 君
   教 育 部 長  米 川 建 男 君
   会 計 管 理 者  杉 山 文 男 君

職務のため出席した者の職氏名
   議 会 事務局長  市 塚 邦 彦 君
   議会事務局次長  廣 澤 久 夫 君
   議会事務局書記  仲 田 浩 司 君
   議会事務局書記  長谷川 勇 貴 君

          開 会  (午前10時00分)
    開会の宣告
議長(林 悦子君) 皆さん、おはようございます。
 本日の出席議員は19名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立いたします。
 ただいまより平成25年第3回桜川市議会定例会を開会いたします。
 地方自治法第121条の規定により、説明のため議長からの出席要求による出席者及び事務局職員は、配付した資料のとおりです。
                                           
    開議の宣告
議長(林 悦子君) これから本日の会議を開きます。
                                           
    会議録署名議員の指名
議長(林 悦子君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により議長より指名いたします。
    1番 萩 原 剛 志 君
    2番 鈴 木 裕 一 君
    3番 仁 平   実 君
 以上3名を会議録署名議員に指名します。
                                           
    会期の決定
議長(林 悦子君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。
 議会運営委員長より、本定例会の会期日程と議会の運営に関する事項について、議会運営委員会の協議の結果を報告願います。
 議会運営委員会委員長、潮田新正君。
          〔議会運営委員長(潮田新正君)登壇〕
議会運営委員長(潮田新正君) おはようございます。議会運営委員会の会議結果を報告いたします。
 円滑な議会運営を図るべく、平成25年8月23日午前10時から議長の出席を得て開催し、審議した結果、次のとおり決定をいたしました。
 会期は、本日から9月9日までの13日間といたします。本日は、諸般の報告、陳情の委員会付託、その後に4名の一般質問を行います。29日は一般議案を審議し、採決をいたします。30日、31日、9月1日は、議案調査のために休会といたします。2日は、決算議案の上程と提案説明を行い、その後、代表監査委員より審査結果の報告を行います。3日は、決算議案の大綱質疑を行い、大綱質疑終了後、各常任委員会に付託をいたします。4日、5日、6日は、決算議案を各常任委員会で審議をいたします。7日、8日は、議案調査のため休会といたします。9日は、午後3時から開議とし、決算議案について各常任委員長の報告を行い、採決をいたします。
 以上でありますので、よろしくお願い申し上げます。
議長(林 悦子君) お諮りいたします。
 本定例会の会期日程等は、議会運営委員長の報告のとおりとしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(林 悦子君) 異議なしと認めます。
 よって、会期日程等は議会運営委員長の報告のとおり決定いたしました。
                                           
    諸般の報告
議長(林 悦子君) 次に、日程第3、諸般の報告を行います。
 最初に、一部事務組合議会について報告を願います。
 県西総合病院組合議会議員、川那子秀雄君。
          〔17番(川那子秀雄君)登壇〕
17番(川那子秀雄君) おはようございます。平成25年第2回県西総合病院組合議会臨時会の報告書を先に申し上げます。
 平成25年第2回県西総合病院組合議会臨時会は、平成25年6月26日(水)午前10時から桜川市議会議場で開催されました。臨時会の結果についてご報告いたします。
 臨時会における議案については、次のとおりでありました。選任第1号 議会運営委員会委員の選任について。議案第1号 県西総合病院組合職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例について。議案第2号 県西総合病院組合一般職の職員の給与の臨時特例に関する条例の制定について。
 選任第1号 議会運営委員会委員の選任については、筑西市議会が選出した新たな県西総合病院組合議員の就任に伴うもので、仁平正巳議員が選任されました。
 議案第1号 県西総合病院組合職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例については、勤務すべき日数に応じ手当額を支給するもので、2分の1を超える場合は全額、2分の1以下の場合は2分の1、従事しない場合は支給することができないと、県の人事院規則に準じ、一部改正するものです。
 次に、議案第2号 県西総合病院組合一般職の職員の給与の臨時特例に関する条例の制定については、国家公務員の給与の改定及び臨時特例に関する法律に基づく給与減額支給特例措置を踏まえて、桜川市に準じ職員の給与減額をするもので、給与で1,956万8,000円、期末・勤勉手当で363万円、総額で2,319万8,000円を減額するものです。
 以上、上程された議案は原案のとおり可決され、閉会したことをご報告いたします。
 以上、臨時会の報告書でございます。
 次に、平成25年第3回県西総合病院組合議会定例会報告書。
 平成25年第3回県西総合病院組合議会定例会は、平成25年7月29日(月)午前10時から桜川市議会議場で開会されました。定例会の結果についてご報告いたします。
 定例会の議案については、次のとおりでありました。議案第1号 平成24年度県西総合病院組合事業決算の認定について。
 議案の審議に先立ち、三浦譲議員より、県西総合病院の存続と新中核病院の協議の現状について一般質問がありました。
 @、中核病院建設における交付金の期限への対策について。
 A、新中核病院の協議の現状と今後の進め方について。
 これに対して中田組合長から、交付金の期限について、地域医療再生基金は、建物本体の実施計画をもって着工と考えている。さらに、今後の進め方については、方向性を決めるべく、今後も引き続き協議をしていき、問題の解決に努力していくとのことでした。
 須藤副組合長も、交付金については中田組合長の発言のとおりで、これからも地域の実情を踏まえて進めていきたいとのことでした。
 次に、議案審議に入り、議案第1号 平成24年度県西総合病院組合事業決算の認定について、決算の概要説明がありました。
 24年度の病院事業は、入院患者4万6,509人、外来患者11万5,923人で、昨年度より入院患者は865人の減、外来患者については2,116人の患者数の減少となりました。病院事業収支については、事業収益30億3,499万8,141円で、昨年度比826万9,307円の減少に対し、事業費用は31億9,960万5,102円で、昨年度比2,986万913円の減少で、収支差し引き1億6,460万6,961円の当年度純損失でありました。
 収益の主な減少については、透析患者の減による外来収益減と震災復興等による補助金の減少によるものであります。
 事業費用の主な減少については、経費の減少で、修繕費のCT管球交換工事等の減と、賃借料で医療機械等のリースによる減であります。
 資本的収支については、他会計出資金5,029万8,027円、国庫支出金525万円、他会計支出金5,000万円で、収入合計1億554万8,027円に対し、支出は、建設改良費5,525万円で、企業債償還金5,029万8,027円を支出し、事業計画どおり執行しました。
 建設改良費の内訳につきましては、建設工事で簡易貫流蒸気ボイラー、医療機器の整備で密閉式自動固定包埋装置、外科用エックス線装置、超音波診断装置、多項目自動血球分析装置、マンモデジタル画像システム、自動錠剤分包機を購入し、病院の環境整備及び医療の質の向上に努力しました。
 監査委員からの意見として、内科医の招聘に邁進され、医業収益の増加を図り、累積欠損金の減少に努力されたい。また、安心してお産ができる病院として産婦人科病棟の開設の要望がありました。さらに、地域医療を担う病院として、地域住民に必要な医療体制の提供をしていくには、職員の意識改革も含め、病院全体で体制の強化が必要であり、院長を中心に全職員が同じ認識と目標のもと、住民の期待と信頼に応えるよう努めることとの要望がありました。
 以上、上程された議案等は原案どおり可決され、閉会したことをご報告いたします。
 以上です。
 途中で建設改良費5億5,250万円、これは小数点がちょっと違っているので、間違っているかもしれませんが、後で訂正をしたいと思います。これ、5億5,250万円と読むのですよね、一応。でも、小数点がないものですから。後で訂正を申し上げます。
 以上です。
議長(林 悦子君) 続いて、筑西広域市町村圏事務組合議会議員、市村香君。
          〔5番(市村 香君)登壇〕
5番(市村 香君) 平成25年筑西広域市町村圏事務組合議会第1回臨時会の報告をいたします。
 平成25年筑西広域市町村圏事務組合議会第1回臨時会は、去る7月22日、筑西市議会議事堂において開催されました。臨時会は午後3時より開かれ、議長、副議長の選挙に続き、報告3件、議案5件について審議がなされました。その結果について順次報告いたします。
 議長選挙、副議長選挙につきましては、指名推選に基づき実施された結果、議長に筑西市議会の赤城正コ議員が、副議長には結城市議会の大里榮作議員がそれぞれ選出されました。
 次に、報告第2号 処分事件報告につきましては、平成25年6月5日午後3時40分ごろに筑西市菅谷地内で発生した追突事故の損害賠償の和解について専決処分したものです。
 事故の状況は、筑西市菅谷地内の市道交差点付近で、組合職員が運転する公用車が赤信号で停車していた車両に後方から追突し、相手車両後部を損傷したもので、損害賠償金16万1,910円で和解したものです。事故の過失割合は、組合側が10割です。
 報告第3号 処分事件報告は、「筑西広域市町村圏事務組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」の一部を改正する条例を専決処分したもので、同条例の附則第7項の一部を改め、給与の差額相当額について、その扱いの規定を追加するものです。
 報告第4号 処分事件報告は、「筑西広域市町村圏事務組合職員の給与の臨時特例に関する条例」を処分したもので、このたびの国家公務員給与減額支給措置を踏まえ、平成25年7月1日から平成26年3月31日までの間、事務組合職員給与の支給額を減額するため、給与に関する条例等の特例を定めるものです。
 次に、議案第9号 監査委員の選任につき同意を求めることにつきましては、筑西広域市町村圏事務組合規約第15条第2項の規定により、監査委員の選任について議会の同意を求めるもので、結城市議会の稲葉里子議員の監査委員選任について同意が求められました。
 議案第10号 財産の取得については、消防力の強化及び消防装備の近代化を図るため、災害対応特殊救急自動車1両を導入するもので、指名競争入札の結果、3,345万円で茨城トヨタ自動車株式会社と購入契約を締結するものです。
 議案第11号 財産の取得については、消防力の強化及び消防装備の近代化を図るため、災害対応特殊水槽付消防ポンプ自動車1両を導入するもので、指名競争入札の結果、7,460万5,090円で株式会社モリタ東京営業部と購入契約を締結するものです。
 次に、議案第12号 平成25年度筑西広域市町村圏事務組合一般会計補正予算については、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ494万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ61億6,675万2,000円とし、あわせて地方債の限度額を変更するものです。
 議案第13号 筑西広域市町村圏事務組合特別職の職員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正については、消防施設整備推進特別委員会の解散に伴い、同条例1条及び第5条、さらには別表第3と第4に掲げられている「消防施設整備推進特別委員会委員」の記載事項を削除するものです。
 以上、報告第2号から第4号が報告のとおり承認され、議案第9号から第13号が原案のとおり可決されました。
 これで、平成25年筑西広域市町村圏事務組合議会第1回臨時会の報告を終わります。
 以上です。
議長(林 悦子君) 続いて、筑北環境衛生組合議会議員、増田豊君。
          〔11番(増田 豊君)登壇〕
11番(増田 豊君) 筑北環境衛生組合議会第2回定例会報告をいたします。
 平成25年筑北環境衛生組合議会第2回定例会は、去る8月6日火曜日、午前10時から桜川市議会議場で開会され、議案2件が提出されました。その結果について順次報告いたします。
 まず、議案第5号 平成25年度筑北環境衛生組合一般会計補正予算(第1号)は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ698万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億2,554万2,000円とするものです。
 内容については、前年度繰越金698万7,000円を施設の緊急時に備えるため、施設管理運営基金に積み立てるものであります。
 次に、議案第6号 平成24年度筑北環境衛生組合一般会計歳入歳出決算の認定であります。予算総額2億1,124万4,000円に対し、歳入総額2億1,172万4,261円、歳出総額2億273万6,708円、執行率96%で、翌年度への繰越金は898万7,563円であります。
 歳入については、構成市分賦金1億9,240万5,000円、クリーンセンター使用料948万3,000円、繰越金680万円、諸収入302万6,000円、この諸収入は福島原子力発電所被害に係る賠償金であります。
 歳出は、人件費8,170万7,000円、物件費9,708万5,000円、維持補修費1,351万4,000円、工事請負費740万3,000円、基金積立金302万8,000円であります。
 以上、上程された議案は、原案のとおり可決されました。
 これで、筑北環境衛生組合議会第2回定例会の報告を終わります。
議長(林 悦子君) 続いて、例月出納検査及び随時監査の結果について報告を願います。
 議会選出監査委員、相田一良君。
          〔13番(相田一良君)登壇〕
13番(相田一良君) おはようございます。監査報告を申し上げます。桜川市一般会計及び特別会計並びに水道事業会計の例月出納検査結果報告書。
 (平成25年第3回桜川市議会定例会)
 今回は、桜川市一般会計及び特別会計並びに水道事業会計について、6月、7月、8月に実施した分について報告いたします。
 平成25年度桜川市一般会計及び特別会計並びに水道事業会計の例月出納検査は、平成25年6月26日、7月25日、8月26日に桜川市役所3階会議室において実施いたしました。
 検査は、会計管理者、上下水道部長から現金保管の状況を知る上に必要な書類を提出させ、別に関係帳簿及び証拠書類の提出を求め、実施いたしました。
 現金出納の状況については、関係調書と現金出納簿が符合しており、計数上の誤りも認められませんでした。また、現金保管の状況についても、現金出納簿に記載されている残高と符合しており、保管も適正でありました。
 それでは、平成25年度各会計における平成25年7月31日現在の歳入歳出の状況について報告いたします。
 一般会計は、予算現額163億4,971万9,000円に対し、収入済額72億9,491万2,441円、支出済額36億8,597万7,761円で、執行率22.5%でありました。
 歳入の主なものといたしましては、市税、地方交付税、繰越金で64億6,510万1,616円となり、収入済額の88.6%を占めております。歳出につきましては、各科目とも適正に執行されておりました。
 次に、国民健康保険特別会計は、予算現額58億5,112万9,000円に対し、収入済額15億7,338万5円、支出済額13億3,784万7,499円で、執行率22.9%でありました。
 歳入の主なものといたしましては、国民健康保険税、国庫支出金、前期高齢者交付金、共同事業交付金、繰越金で14億8,546万7,423円となり、収入済額の94.4%を占めております。歳出につきましては、保険給付費、後期高齢者支援金等及び共同事業拠出金が主なものであります。
 次に、農業集落排水事業特別会計は、予算現額5億803万6,000円に対し、収入済額7,184万209円、支出済額4,104万7,471円で、執行率8.1%でありました。
 歳入の主なものといたしましては、使用料及び手数料、繰越金で6,599万209円となり、収入済額の91.9%を占めております。歳出につきましては、農業集落排水事業費、市設置型浄化槽整備事業費であります。
 次に、公共下水道事業特別会計は、予算現額8億236万2,000円に対し、収入済額5,137万3,844円、支出済額6,818万9,302円で、執行率8.5%でありました。
 歳入の主なものといたしましては、分担金及び負担金、使用料及び手数料で4,078万1,949円となり、収入済額の79.4%を占めております。歳出につきましては、下水道事業費であります。
 次に、介護保険特別会計は、予算現額37億5,543万円に対し、収入済額10億9,815万8,324円、支出済額8億9,477万4,746円で、執行率23.8%でありました。
 歳入の主なものといたしましては、保険料、国庫支出金、支払基金交付金で8億4,689万4,260円となり、収入済額の77.1%を占めております。歳出につきましては、保険給付費が主なものであります。
 次に、介護サービス事業特別会計は、予算現額803万6,000円に対し、収入済額483万801円、支出済額196万5,194円で、執行率24.5%でありました。
 歳入につきましては、サービス収入、繰越金で収入済額の100%を占めております。歳出につきましては、サービス事業費であります。
 次に、後期高齢者医療特別会計は、予算現額3億5,361万円に対し、収入済額7,673万5,412円、支出済額6,613万1,100円で、執行率18.7%でありました。
 歳入の主なものといたしましては、後期高齢者医療保険料であります。歳出につきましては、後期高齢者医療広域連合納付金が主なものであります。
 次に、水道事業会計の収益的収支でありますが、収入につきましては、予定額9億4,022万1,000円に対し、収入済額2億5,842万5,055円であります。支出につきましては、予定額9億6,922万円に対し、支出済額1億6,333万9,082円でありました。
 収入の主なものといたしましては、給水収益であります。支出につきましては、原水及び浄水費、総係費が主なものであります。
 以上が例月出納検査結果でございます。
 続いて、地方自治法第199条第1項及び第5項の規定に基づく随時監査結果報告書。
 (平成25年第3回桜川市議会定例会)
 平成25年6月17日に桜川市総合運動公園岩瀬体育館2階会議室において、地方自治法第199条第1項及び第5項の規定により実施した随時監査の結果について報告いたします。
 今回の監査は、教育委員会スポーツ振興課より、平成23年4月1日から平成25年6月6日までに執行した体育施設使用料及び雑入の収納状況を知る上に必要な書類を提出させ、別に関係帳簿及び証拠書類の提出を求め、実施いたしました。
 現金出納の状況については、担当課であるスポーツ振興課が作成した資料に基づきまして監査を実施しましたところ、当該期間中に職員が着服した金額は、23年度52万3,401円、24年度969万5,538円、25年度166万8,669円、合計1,188万7,608円であると確認しました。
 着服した金額の大部分が温水プール使用料、岩瀬体育館使用料及び岩瀬運動場使用料であり、本来収納されるべき金額は2,374万4,335円であるのに対し、当該職員が調定伝票で起票した金額は1,185万6,727円であり、その差額である1,188万7,608円を着服したということです。
 この間、使用料の収納事務に関しては当該職員がほぼ一人で処理していたこと、上司である職員が収入に関しての確認及び監督を怠っていたことが主たる原因であり、今後、現金の収納方法及び管理方法について、システムの改善が必要であります。また、使用料の徴収において、使用料金を徴収した際に領収書を発行していないケースもあり、こちらについても料金を収納したら必ず領収書を発行し、収納種別ごとの日計表を作成することにより、「いつ、誰が、幾ら払ったのか」を把握できるような改善が必要であります。
 今後、二度と同様の事件が発生しないよう、事務処理の適正化、厳格化はもちろんのこと、管理職の危機管理意識の向上を図られますよう強く要望いたします。
 なお、今回の随時監査に関する監査資料については、6月18日付で桜川市長及び桜川市議会議長並びに桜川市教育委員会に議事録とともに提出しておりますので、ご確認をお願いいたします。
 以上が随時監査の結果でございます。
 以上です。
                                           
    執行部あいさつ
議長(林 悦子君) ここで、市長より発言を求められておりますので、これを許します。
 中田市長。
          〔市長(中田 裕君)登壇〕
市長(中田 裕君) おはようございます。本日ここに、平成25年第3回桜川市議会定例会の開催に当たり、提出議案の概要説明を兼ねて一言ご挨拶を申し上げます。
 稲穂が出そろい、暦の上では秋を迎えましたが、秋とは名ばかりの暑い日が続いております。議員各位におかれましては、公私ともご多忙のところ本定例会にご出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。
 先月、7月12日の未明から朝にかけて九州地方の大雨に伴い、気象庁から「これまでに経験したことのないような大雨」という表現で気象情報が発表になりました。警報は、危険レベルをより正確に伝えないと、その目的は達成できません。また、重要度、緊急度などを受け取る側が危機感を持って対策しないと意味がありません。その点からも今回の気象庁の表現方法の変更は、受け取る側の立場に立ったものと言えるのではないでしょうか。このことから、改めて市民の皆様の立場に立った行政運営の大切さを学んだ次第でございます。今後とも、私は市政運営の基本理念「あなたが主役のまちづくり」のもと、さらなる市民主権のまちづくりを推進してまいりますので、議員各位のご理解、ご協力を心からお願い申し上げます。
 それでは、今回の定例議会でご審議いただく14の議案につきまして概要説明をさせていただきます。
 まず、議案第55号 桜川市子ども・子育て会議条例につきましては、子ども・子育て支援法第77条第1項の規定に基づき、新たに制定するものでございます。
 次に、議案第56号 桜川市都市公園に係る移動等円滑化のために必要な特定公園施設の設置に関する基準を定める条例につきましては、地域主権推進一括法の一部改正に伴い、新たに制定するものでございます。
 次に、議案第57号 平成25年度桜川市一般会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,023万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ163億7,995万6,000円といたします。歳入の主なものは国庫支出金であり、歳出の主なものは民生費と農林水産業費であります。
 議案第58号 平成25年度桜川市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,626万1,000円を追加し、歳入歳出それぞれ59億1,739万円といたします。歳入の主なものは繰越金であり、歳出は諸支出金でございます。
 議案第59号 平成25年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,441万2,000円を追加し、歳入歳出それぞれ38億1,984万2,000円といたしました。歳入の主なものは繰越金であり、歳出は諸支出金でございます。
 議案第60号 平成25年度桜川市水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、資本的収入が1,130万円を追加し、1億7,523万7,000円とし、資本的支出が1,194万7,000円を追加し、3億7,735万円となります。収入の主なものは企業債であり、支出は企業債返還金でございます。
 次に、議案第61号から議案第68号につきましては、平成24年度桜川市一般会計初め6特別会計の歳入歳出決算及び水道事業会計決算の認定についてご審議いただくものでございます。
 以上で、本定例会に提出いたしました議案の概要説明を終わります。
 後ほど担当部長より詳細なる説明をさせますので、何とぞ慎重なるご審議の上、ご議決くださいますよう心からお願いを申し上げ、ご挨拶といたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。
                                           
    議長報告第1号の委員会付託
議長(林 悦子君) 次に、日程第5、議長報告第1号 陳情については、お手元に配付した陳情文書表のとおり文教厚生常任委員会に付託をいたします。
 ここで、暫時休憩いたします。
          休 憩  (午前10時42分)
                                           
          再 開  (午前10時55分)
議長(林 悦子君) 再開します。
                                           
    一般質問
議長(林 悦子君) 日程第6、一般質問を行います。
          〔「訂正」の声あり〕
                                           
    報告書の訂正
議長(林 悦子君) 17番、川那子議員。
17番(川那子秀雄君) いいですか。報告書の訂正ですが、先ほど第3回の議会の定例会報告書の中の2ページの上から7行目の建設改良費「5億5,250万円」と言いましたが、印刷ミスで「5,525万円」の金額が正しい金額です。まことに申しわけございません。
 以上です。
議長(林 悦子君) では「5,525」、その旨議事録の訂正をさせます。
                                           
議長(林 悦子君) 一般質問を行います。
 1回目は一括質問、一括答弁方式とし、2回目以降は要旨ごとに一問一答で行います。なお、質問時間は、答弁を含めて60分とします。初めの質問は対面席に登壇して行い、再質問は自席でお願いします。また、答弁も同様に初めは登壇して行い、次回は自席でお願いいたします。
 それでは、通告順に従って発言を許します。
 4番、菊池伸浩君。
          〔4番(菊池伸浩君)登壇〕
4番(菊池伸浩君) 4番の菊池伸浩です。一般質問通告に基づいて4件質問いたします。
 まず1つは、新中核病院と県西総合病院のあり方です。
 桜川市では、6月議会で中核病院立ち上げ予算を全員一致で可決いたしました。これは、NHKの夜のニュースで字幕入りで放映されるほどのインパクトを与えました。市民の皆さんは、これで中核病院問題は一気に前進する、そう期待をいたしました。しかし、その後、筑西市との話し合いが暗礁に乗り上げています。今暗礁に乗り上げている状況で相手側をどうこう言うのは余りいいことでないとは承知をしておりますが、筑西市の掲げる機能分担による市民病院再生は、私には展望がないように見えます。今、両者の意見の相違があることは承知していますが、桜川市が掲げる病院統合でも、筑西市が掲げる機能分担でも、どちらにしても筑西市と桜川市との話し合い、合意が全てのスタートの出発点です。筑西市が掲げる機能分担をするにしても、桜川市との合意が必要なわけです。桜川市の同意がなければ機能分担の計画も進まないわけです。今いろいろと事情があり、忙しいとは思いますが、県にもアプローチをとり、県にリード役を依頼し、話し合いの場をつくる努力をしていただきたい。市長のお考えを伺います。
 私は、7月30日に厚生労働省の地域医療専門官に会い、医療再生事業をどう進めるのがいいのか、聞き取りをしてまいりました。病院の統合の組み合わせの内容については現場にお任せということで、具体的な話はありませんでした。問題は医療再生事業基金の適用期限の話であります。平成25年度内に実施設計ということでした。そこで私が「現状では実施設計も無理である。もうこの事業は断念したほうがいいのか、それともやっと桜川市は中核病院建設への一致を見たのだから、このまま建設への努力を続けていいのか、努力が期限切れで無に終わる心配はないのか、はっきり言ってほしい」、こう迫りました。「やめたほうがいいとは言えない。しかし、努力をしても期限が何とかなるとも言えない」、そういう返事でした。つまり、あとは政治判断である、こういうことでした。
 これは基金という性格のお金なので、もう既に県にお金が来ているわけです。中には邪推をして、「県西で使えなければ鹿嶋に持っていけばいい、県は内心思っているのではないか」、こう言う人もいます。こんなことがないように、せっかくの医療再生基金、有効に利用できるよう最後まで努力をしていただきたいと思います。市長の見解を伺います。
 2つ目は、自治体の公金の取り扱いについてです。今回、市職員による公金着服というあってはならない事件が発生いたしました。市民からの信用を失墜する大失態であったと考えています。これから大事なことは、どのような方が市長になっても再びこのようなことが起きないために、市職員の間に公金の正しい取り扱いを徹底させるかであります。直接の上司はそれなりの処分を受けていますので、今回はこれ以上の責任を追及はいたしません。
 今回の不正の発見は、余りにも遅過ぎたと言わざるを得ません。会計監査として毎月月例報告があるわけですが、今回のような多額の入金漏れを月例報告で見つけることは不可能なのでしょうか。毎月100万円近くの現金の入金があるはずが7割も不足をしていたのですから、会計監査にも責任があるのではないでしょうか。その点の見解を伺います。
 会計監査というと名誉職的な慣行もあると思われますが、もっと実務に精通した専門家に依頼するのも一つの方法ではないかと考えます。これについてはどのようなお考えをお持ちでしょうか。
 また、今回の不祥事を契機として、スポーツ振興課の公金の取り扱いはどのように改善されたのでしょうか、具体的な説明をお願いします。
 また、市全体として公金の取り扱いの制度が課によってネグられているというか、サボられている。つまりきちんと徹底されていないことが事実としてあったわけですから、具体的にどのような改善策を確立したのか、また不正を見逃さない方法としてどのような対策を講じたのか、会計管理者としての説明をお願いいたします。
 3つ目ですが、補助金のあり方について。私は今回この質問をするに当たって、2つの団体の補助金の使われ方を情報開示制度を使って入手した資料をもとに質問いたします。
 1つは、同和団体補助金です。私の考え方は、同和問題は基本的に解決に向かっているのだから、基本的には補助金は出すべきではない、もしどうしても出すというならば、補助金の内容が学習、研修事業に限定すべきであると考えています。組織の大会、会議、行動、分担金は含むべきではない、こう考えております。
 今回この観点から決算書を見ますと、私は多くの問題点があると考えています。2つの団体が桜川市にあるわけですが、この決算書を見ますと、まず決算書の金額です。万円単位で区切られていることです。市の決算書でも細かなものは1円の単位で区切られているのに、全てが万円単位で区切られているというのは決算書としてはとても不自然ではないでしょうか。また、両団体とも会費の額よりも補助金の額がはるかに多くなっていることです。これでは補助金が主要な収入で、会費が補助金の役割をしている状況で、本末転倒ではないでしょうか。これで補助金と言えるのでしょうか。
 また、全日本同和会の決算書では、旅費30万円、宿泊費45万円と、補助金の160万円の半分近くが使われています。また、大会費には35万円も使われています。茨城県大会を開催するのに東京都憲政記念館を使っています。県の大会なら県内で済むはずです。そんな大会に補助金が使われたとしたらば、補助の域を逸脱しているのではないでしょうか。部落解放愛する会の決算書はもう少し細かく書かれていますが、大同小異です。特に大会費が80万円と、補助金120万円の3分の2を占めているのは問題ではないでしょうか。このような補助金の使われ方は、補助金としての性格を逸脱していると考えています。せめて補助金の額が会費を上回ることがないように改善を願います。
 もう一つの補助金の問題は、桜川市女性会への補助金の問題です。6月議会で5番議員から一般質問で問題提起が出されました。平成23年度分は、平成24年3月31日付で24万円の補助金の事業実績書と収支報告書が出されています。ところが、平成24年度分は桜川市女性会岩瀬支部名の補助金4万5,000円の事業実績書と収支決算書が出されておりますが、それ以外はいまだに出されておりません。私が開示請求してから2カ月近くたちますが、どのようになっているのでしょうか。市が補助金を出している団体から決算から5カ月たっても決算書が出ないということは、補助金の取りやめ等の対策をとる必要があるのではないでしょうか。今年度の予算書でも23万円の補助金が組まれておりますが、この執行はどのようにするのでしょうか、伺います。
 最後に、学校統廃合の考え方と題して、ちょっと長いのですが、質問いたします。県下でも学校の統廃合が行われています。私は学校統廃合にむやみに反対するものではありませんが、あくまでも子供の教育にメリットが多いこと、住民の納得のもとにあることが前提であると考えています。そこで、学校統廃合の是非について2つの観点から市の考え方を伺います。
 まず、学校統廃合の基本的な考え方についてです。1つは、統廃合そのものの基本的な観点です。もう一つは、それをもとにした具体的観点です。学校統廃合の基本的な考え方として、私は次の3つの点が重要であると考えています。教育長の見解を伺います。
 第1は、その学校統廃合が子供の教育にプラスかマイナスかということです。プラスという点では、大勢の人間と接することができるなどが挙げられております。マイナスという点では、通学に困難な生徒が出てくるなどが挙げられています。よく適正規模という例が挙げられますが、これはあくまでも8,000人規模の住民に1つの中学校があることが効率がいいというモデルがあって言われていることです。過疎が進んだ地域にこれを当てはめることは無理があることは言うまでもありません。日本全国で見ても、文部科学省がいう適正規模以下の小中学校は全国でも5割になっています、つまりもう半分近くの学校が適正規模を割っているということです。適正規模以下だから問題があるという見方はしないで、その学校の統廃合が子供にとってプラスかマイナスか、統廃合の判断の基準にすべきであると思うのですが、いかがでしょうか。
 2つ目、学校は単に子供の教育にとどまらず、その地域にとって独自の役割があります。この観点から見て計画はどうか、こういう観点も必要だということです。大和中学校の校舎建設をめぐって桜川中との統合の意見もありましたが、大和中学校新校舎の建設へと進みました。大和地区にとっては、大和中学校は地域の核としての役割を担っています。地域を維持するために欠かせない施設であるとして残したわけです。私は、この判断は賢明であったと考えています。地域の核としての役割を考えに入れることの必要性についてどのようにお考えでしょうか、伺います。
 3つ目は、住民の合意が欠かせないことです。学校の統廃合は、行政が一方的に進めてはいけません。徹底した合意を得ていただきたいということです。この住民合意の必要性についてどのようにお考えでしょうか。
 基本的な考え方の最後に、学校統廃合について、文部省初等中等教育局長から、ちょっと古いのですが、1973年9月に次のような通達が出ています。「学校規模を重視する余り無理な学校統合を行い、地域住民等との間に紛争を生じたり、通学上著しい困難を招いたりすることは避けなければならない」、そして最後に「総合的判断をしなければならない」と1973年通達は述べています。
 もう一つは、平成17年に出された教育委員会のための市町村合併マニュアル、市町村の合併時の学校統合について書かれたものです。「小規模校は、教育組織や施設で困難を伴うことが多い一方、教職員の児童生徒との人間的触れ合い等の面で教育上の利点が考えられます。学校統合に当たっては、これらの点を踏まえつつ、十分に地域住民との理解と協力を得て行う必要があります」、これが平成17年のマニュアルです。これも含めて学校統廃合の基本的考え方について教育長に見解を伺います。
 それから、県下で起こっていることで2つ例を挙げて伺います。
 1つは、高萩市の上君田小学校という学校の例です。ここは3月になりますと卒業生が1人の学校として毎年毎年テレビで報道されます。私が高萩市の共産党議員に「この小学校の統廃合の話はどうなんだ」というふうに伺ったところ、「ここは児童がいなくなるまで廃校はしない。いなくなった時点で廃校する。そういうことで地元との了解ができている。だから統廃合の話は一切話題にならない」と、こういうことでした。
 その一方、県南地域では、例えば土浦市の宍塚小学校のように、1度廃校を打ち出して新聞報道された翌日に住民反対の声が上がって慌てて取り消した例もあります。つくば市では、合併後、小学校3校が廃校になっております。学校をなくすということもなかなか難しい。小田小学校でしたか、廃校時に校長をされた先生が桜川市にお住まいですので、そういう話を伺っております。
 今の2つの極端な例を頭に入れながら、桜川市ではどのような基本で学校統廃合に臨むのか、教育長のお考えを伺います。
 以上です。
議長(林 悦子君) 菊池伸浩君の質問に対する答弁を願います。
 中田市長。
          〔市長(中田 裕君)登壇〕
市長(中田 裕君) 菊池議員さんの質問にお答えをさせていただきたいと思います。
 6月定例会では地域医療再生交付金の期限も迫る中、新中核病院整備に向けて早期に整備方針を定める必要があることから、医療機能のあり方等を検討し、基本構想、基本計画を策定するための関連予算1,800万円を上程させていただき、議員各位には全会一致でご理解をいただいたところでございます。
 そして、早期に整備推進会議を設置するため、今までの協議内容や筑西市に対する不信感を払拭し、対等の立場で正面から真剣勝負で話し合いを続けてまいりました。その中で地域医療再生交付金の活用期限が迫っており、新中核病院の整備について早急に方向性を打ち出す必要性については、現時点においても両市とも共通認識を持っていることを確認をしております。また、病院間の機能分担による再整備につきましては、桜川市、筑西市、地域の医師不足、そして特に脳疾患、心疾患など、二次救急医療体制の改善という大きな課題を解決することは難しいと考えております。
 そして、これまでに私が桜川市議会において答弁いたしたように、桜川市、筑西地域の医療にとって地域医療再生交付金を活用した新中核病院の建設の必要性と県西総合病院をしっかり守っていかなければいけないという強い思いは現在も変わるものではございません。そのために、過日策定した県西総合病院将来ビジョンをもとに、建てかえについても早急に具体的な対策を検討するなど、不退転の決意で臨んでまいりたいと考えております。
 今後の筑西市への働きかけにつきましては、桜川、筑西地域の医療再生のため、現状を打開すべく誠意を持って粘り強く話し合いをし、これまでの経緯を踏まえ、茨城県や桜川市議会と一体となった合意形成を図りながら最善の策を尽くしてまいりたいと考えておりますので、議員各位にもぜひご理解とご協力をいただいて全員で突破してまいりたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げ、答弁とさせていただきます。
議長(林 悦子君) 続いて、杉山会計管理者。
          〔会計管理者(杉山文男君)登壇〕
会計管理者(杉山文男君) 菊池議員さんのご質問にお答えいたします。
 今回、公金着服という不祥事が発生しましたが、再発防止には職員一人一人が自覚と責任を持って公金の正しい取り扱いを徹底することが再発防止に向けた対策であると考えます。
 まず、平成25年6月21日付で歳入公金のある関係課に、収入予算額を根拠とする公金の桜川市会計への入金経路と管理体制の実態把握を行いました。実態把握の結果は、各種の税関係や使用料や手数料などの歳入公金が管理職を含む複数職員による確認や収納ごとの突き合わせなど、的確、適正に管理されておりました。この実態把握を基本に会計伝票審査の改革、改善を図ることから、収入の根拠となる諸帳簿を伝票に添付するなど、審査におけるチェック体制の厳格化に向けた対応をしてまいりました。さらに、再発防止の近々の対応策として、平成25年7月31日付で歳入公金を取り扱う場合は複数職員によるチェック機能の確保、現金は当日に指定金融機関に納付する、営業時間外は翌日速やかに納付する、調定表には収入の根拠となる資料の添付、管理職は定期的に利用実績と収納実態の確認検査を行うような周知徹底を図っております。
 不祥事のありましたスポーツ振興課を初め、歳入公金を扱う全ての関係課がこの対応方針で公金管理を進めているところであります。会計課においても、各担当課にある領収書控えや収納簿控えなどを複写して調定伝票に添付するなど、担当課の一体管理と会計課の伝票審査と二重のチェック体制を構築いたしました。また、今回のような不祥事を二度と起こさないために、不正を見逃さない対策と実践を構築する目的で、部課長級15名による公金事務適正化委員会を編成し、11月末を期限として公金取扱適正化計画の策定を進めているところであります。
 例月出納検査は地方自治法第235条の2に定められておりますが、現金の収納及び支払いの経過を確認し、現金の現在高と諸帳簿との突き合わせ、現金所在の検証、確認をすることが原則事項でありますので、現状の執務状況では不祥事を発見するのが難しかったと思われます。出納検査で改善すべき点があれば検討したいと思います。
 なお、監査委員の選任については、議会に付すべき事項であることから、事務担当者の意見は控えさせていただきます。ご理解いただきますようよろしくお願いします。
 以上です。
議長(林 悦子君) 上野市民生活部長。
          〔市民生活部長(上野 純君)登壇〕
市民生活部長(上野 純君) 菊池議員さんの同和団体への補助金についてのご質問についてお答えいたします。
 現在茨城県が公認している同和団体は、部落解放愛する会茨城県連合会、全日本同和会茨城県連合会、茨城県地域人権連合会、部落解放同盟全国連合会茨城連合会の4団体でございます。この4団体のうち桜川市には部落解放愛する会茨城県連合会桜川支部、全日本同和会茨城県連合会桜川支部の2つの団体支部がございます。この2つの団体に補助金は合併以前より交付されており、各支部から提出された補助金交付申請書と前年度の実績報告書の内容を検討して交付してまいりました。桜川市の各種団体への補助金につきましては、補助金検討委員会で見直しが図られ、同和団体においても合併後2度見直しが図られております。当時からしますと、約2割減額されております。
 同和団体の事業内容につきましては、両団体とも歴史的に差別されてきた同和関係者の自覚と自立を高めるための学習会や研修会、団体の本部が主催する全国大会や県合同の関東東北研修会、茨城県連合会が主催する県内研修会への参加、同和問題が所在する地域市町村の交流会の開催など、同和問題の早期解決のために正しい人権意識の理解を深める啓発運動を行い、差別解消を図っております。
 菊池議員のご指摘のとおり、団体の決算書の支出額については万単位で仕切られており、不自然さが見られます。また、収入については補助金額が会費を大きく上回っているのが現状でございます。今後につきましては、桜川市補助金検討委員会からの意見を踏まえ、補助事業者の責務は、補助金が市民からの徴収された税金、その他貴重な財源で賄われていることに一層留意をしていただき、適正な補助金の交付の改善に努めてまいりますので、ご理解いただけますようお願い申し上げます。
議長(林 悦子君) 米川教育部長。
          〔教育部長(米川建男君)登壇〕
教育部長(米川建男君) 菊池議員さんの補助金にかかわる実績報告についてのご質問にお答えします。
 議員さんご指摘のとおり、平成24年度の補助金につきましては、実績報告が提出されていない団体がございます。実際は実績報告書の提出がなされましたが、その日付が平成25年5月30日となっていたため、年度内の日付に修正しての再提出を指導いたしましたが、現在まで何度か催促をしておりますが、まだ提出されていない状況でございます。
 実績報告書の提出は、桜川市補助金交付規則により規定されておりますので、その規則に沿って実績報告書の提出については引き続き指導をしていきたいと考えております。
議長(林 悦子君) 石川教育長。
          〔教育長(石川 稔君)登壇〕
教育長(石川 稔君) 菊池議員さんのご質問にお答えをいたします。
 学校の統廃合が子供にとってプラスかマイナスかを統廃合の判断基準にすべきでございますが、今後10年以内に一層進行する本市の学校の小規模化が教育効果にもたらすメリット、デメリットについては、本来、各学校の教育活動や児童生徒の状況、地域と学校との関係など、学校を取り巻くさまざまな状況と関連性を考慮しながら判断すべきと考えております。しかしながら、総じてそのメリットは小規模な学校でなければ得られないというものではなく、基準規模の学校においても工夫次第で生かすことができるものが多いといいます。その反面、デメリットについては、グループ学習など小規模な学校では物理的に難しいものが少なくありません。
 今後、少子化の進行とその影響を看過できない本市においては、以上の点を踏まえ、小規模校のメリットを十分に認識しつつも、学校規模の必要性を認識した上で未来の桜川市を担う子供たちの最良の教育環境、教育条件を整えるという観点から進めていきたいと思います。
 学校の地域に対する役割や地域の核としての学校についてお答えいたします。市立小中学校は、学校教育の場としてだけではなく地域コミュニティーの拠点でもあり、学校を中心としてさまざまな地域づくりが展開され、地域社会の発展に重要な役割を果たしていることから、今後も地域社会の関係に配慮していくことが必要であります。
 小中学校の統廃合を行う場合、当然ながら廃校となる学校があり、その際、児童生徒や保護者、地域住民への十分な配慮が必要です。また、学校跡地活用についても、地域づくりやコミュニティー活動、さらには防災、災害時の拠点に活用できるよう、そして地域住民の意見が住民に反映できるよう配慮する必要があります。
 1973年の文部省初等中等教育局長の通達や平成17年の市町村合併マニュアルに指摘されているとおり、適正規模、適正配置を図る学校の統廃合は、保護者や地域住民のご理解、ご協力がなければ地域に根差した望ましい教育環境とはなりません。学校は地域社会の中核として重要な役割を果たしていることから、地域とともに歩む学校づくりを進める上で、今後も住所によって指定する現行の通学区域制度を維持し、学校と地域の関係を一層深めながら、地域に開かれ、信頼される学校づくりを進めていかなければならないと考えております。
 どのような基本で学校統廃合に臨むのかについてでございますが、桜川市立小中学校の適正規模、適正配置の進め方といたしまして、現在行っているパブリックコメントによって基本計画の素案について市民皆様のご意見やご要望をお聞きし、その上で意見の内容によっては再度桜川市小中学校適正配置計画策定委員会で素案を策定し直し、議会の皆様のご信任をいただき、今後策定される桜川市立小中学校適正配置基本計画に沿って進めていきたいと考えております。
 最初に取り組まなければならないことは、よりよい教育環境づくりを図るため、適正規模を下回った学校について、小学校区単位の地域検討会や懇談会において、保護者や地域住民の皆様、さらには学校関係者の合意形成を図ることに取り組んでまいります。検討会や懇談会では、桜川市の少子化の現状による統合の必要性を説明しながら、遠距離となる児童生徒の通学の手段や通学路の安全面等に十分に配慮し、児童生徒の教育環境、学校運営面では保護者や地域住民の皆様の理解と協力が不可欠となりますので、小学校区ごとの教育懇談会等において、統廃合のご理解と不安解消を図ることはもちろん、あわせて児童生徒の不安解消を図る施策について取り組んで、小中学校の適正規模、適正配置を進めていきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
議長(林 悦子君) 再質問があれば質問願います。
 4番、菊池議員。
4番(菊池伸浩君) 中核病院問題については、これ、厚生労働省の専門官も政治判断できる人ではないので、はっきりしたことを言わないのです。やめたほうがいいのか、やってもいいのかということを幾ら言っても、「いや、とにかくこのままやってください」ということだけであって、市長選挙を前にして忙しい時期でありますけれども、ぜひ両市でとにかくコンタクトをとって話し合いをしないことには、筑西市が望む機能分担もできないわけです。コンタクトをとることだけはぜひやっていただきたいということだけお願いして、これについては終わります。
 2番目の公金の取り扱いで、特に1つは、監査委員を例えば公認の会計士とか税理士のような帳簿に明るい専門家に依頼することはできないのかという点についてちょっと伺います。
議長(林 悦子君) 上野総務部長。
総務部長(上野幸一君) それでは、多分菊池議員さんのおっしゃるのは外部監査とかそういうものではないかと思いますが、実際大きな中核市とかそういうものの場合は外部監査制度なんかを導入している市町村もございます。桜川市の場合、今のところ外部監査制度の導入は考えておりませんが、先ほど会計管理者が申しましたように、再発防止のため、そういうチェック機能、職員の公金に対する意識の改革を進めてまいりたいと思っております。ご理解いただきたいと思います。
議長(林 悦子君) 4番、菊池議員。
4番(菊池伸浩君) それから、スポーツ振興課の公金取り扱いが今までずさんだったのですが、どう具体的に改善されたのかということについてご説明を願います。
議長(林 悦子君) 米川教育部長。
教育部長(米川建男君) 菊池議員のご質問にお答えします。
 その改善策で早急に実施したということで、前の全員協議会で私のほうから答えたと思うのですが、現金管理の仕方としまして、数日間のとめ置きをしない、収納金事務における複数職員の受領確認、また所管管理者の収納金の確認事務、収納金の翌日納付を徹底するということで指示いたしました。
 現在の現金出納管理といたしましては、体育館では2名体制にいたしまして、窓口でレジへ入金し、現金取り扱い集計表……俗に言う日計表なのですが……に基づきまして現金を封筒へ封入し、金庫へ保管、その翌日、朝一番で調定伝票を起票し、金融機関へ入金。温水プールでは、プール使用料金受領確認として、毎日、プール職員に体育館事務室まで収入金を持参させまして、集金表に基づきまして金額を確認の上、受領、事務室内金庫へ一時保管、その後、調定伝票を起票し、金融機関へ入金。これらの基本的出納管理を徹底させて行政運営に全力を傾けています。
 以上でございます。
議長(林 悦子君) 4番、菊池議員。
4番(菊池伸浩君) 続いて、3番目の同和の補助金ですが、同和補助金がずさんであることは市のほうでも認めましたので、そこについてはもうそれ以上追及しません。ただ、今、全県44市町村で同和補助金を出しているのは20自治体なのです。水戸みたいな大きなところでも1団体56万円、56万円、56万円、56万円を均等に、100万円を切っていると。筑西市に至っては25万円、25万円、76万円と。やっぱり補助金として出すのに会費の8倍も出しているというのはちょっと補助金ではないですよね。私、ソフトボールの会をずっとやっていますけれども、会費のほうがはるかに大きくて、補助金はほんの一部ですよ。ところが、補助金が主で1割か2割しか会費がないというのは絶対異常だと思う。
 あと、利根町なんかは平成12年度から補助金ゼロにしています。結構廃止も多くやっているので、補助金としての性格から見ても、ちょっと120万円、160万円というのは異常に多いのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
議長(林 悦子君) 上野市民生活部長。
市民生活部長(上野 純君) 菊池議員さんご指摘のとおり、茨城県の各市町村における補助金、人口が多いところで1人当たり幾らというようなことを決めるわけではございませんけれども、確かに桜川市、人口5万人で280万円ほど出しておりますので、上位のほうの補助金の額となっていること、承知しております。今後、会費のあり方、あるいは補助金の額等については、先ほども申し上げましたけれども、補助金検討委員会等の指摘を踏まえまして検討してまいりたいと思います。
 また、ご指摘を受けました利根町でございますけれども、利根町は2012年度、平成24年度ですか、に補助金が廃止されているようでございますけれども、これにつきましては団体のほうから補助金の申請がなかったというように把握しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
議長(林 悦子君) 4番、菊池議員。
4番(菊池伸浩君) では最後に、桜川女性会の問題なのですが、6月議会の議事録を前もって取り寄せまして読んでみたのですが、5番議員の質問の意味が全然私には理解できなかったのです。岩瀬支部がちゃんと4万5,000円の実績報告書を25年3月31日付で出しているのに、真壁、大和関係の女性会のほうが1回、5月30日付で出したと。日付を直してほしいとお返ししたのに、私は開示請求するときも「もしこれが出てこないと一般質問で取り上げて質問しますよ」というふうに言ったのですが、出てこないのです、いまだに。だって出ないのにこれから指導しますというのはどういうことなのか、私はよくわからないのです。例えば、では普通なら補助金を返してもらうと、そういう決算書が出ないならば補助金返却しなさいというのが筋ではと思うのですが、いかがでしょうか。
議長(林 悦子君) 米川教育部長。
教育部長(米川建男君) お答えします。
 平成24年度におきまして法規上の必要があると判断のもと、地域女性会の一本化という条件で補助金を交付したということですので、根気強く担当のほうには引き続き指導してくださいということでお願いしております。
 以上でございます。
議長(林 悦子君) 4番、菊池議員。
4番(菊池伸浩君) だって、もう岩瀬女性会は出しているのです。絶対24年度の補助金が一本化して出るわけないのです、決算書も。
 それから、あと25年度の予算も23万円、我々は可決してしまったのです。これをどうするのかという問題で、何があったかよくわからないのです。女性会で何があったか、私も。幾ら読んでもわからないのです、議事録読んでも。それはちょっと差し支えがあるから余り言わないのでしょうけれども、ちょっと今の答弁、これからもまだ指導しますという答弁ではどうなるのかなという心配をして、私も吉原課長にもおとといも会って、「どうするんだ、どうするんだ」というのを聞いているのですが、「出ないんですよ、出ないんですよ」という答弁しか返ってこないのです。どうするのですか。それだけ聞いて終わります。
議長(林 悦子君) 部長、教育長、どっち。
 では二人とも答弁してください。
 米川教育部長。
教育部長(米川建男君) 桜川市の補助金交付規則というものは、その根拠は何かということでいきますと、地方自治法から来ております。その中には、地方公共団体は、公益上必要がある場合におきましては寄附または補助することができるということで、具体的にどういう認定するのかということでございますが、公益上の必要が認められるについては、時代により、地域により、環境により異なるということなのですが、それが直接に住民福祉の向上に寄与貢献するか否かが問題とされるということで、先ほど答弁したとおりです。
 以上です。
議長(林 悦子君) 石川教育長。
教育長(石川 稔君) 菊池議員さんにお答えをいたします。
 地域女性会への補助でございますけれども、24年度につきましても各支部間では活動していただいております。ボランティア的なこともかなりやっていただいておりますので、それに対しての補助を出すというような形でございますので、引き続き実績報告が出ていない支部については行政のほうから指導をして解決をしていきたいと思っておりますので、ご理解のほどお願いいたします。
議長(林 悦子君) これで菊池伸浩君の一般質問を終わります。
 暫時休憩いたします。
          休 憩  (午前11時45分)
                                           
          再 開  (午後 1時30分)
議長(林 悦子君) 再開いたします。
 続いて 1番、萩原剛志君。
          〔1番(萩原剛志君)登壇〕
1番(萩原剛志君) 1番議員、萩原剛志です。ただいま議長の許可をいただきましたので、通告に従い質問させていただきます。
 初めに、市内の熱中症対策について質問いたします。地球温暖化の影響などに伴う猛暑により、熱中症で救急搬送されるケースが全国的に増加しています。特にことしは西日本では記録的な猛暑となり、8月12日に高知県四万十市で国内観測史上最高気温の41.0度を観測しました。また、ことしは梅雨明けが平年より早まり、学校の夏休み前でも30度を超える日が続きました。小学校に通う児童はアスファルトの通学路を歩いて通学するわけですが、身長が低い分、大人以上に暑さを感じます。テレビのニュースでも猛暑の話題が連日続き、暑さの影響で熱中症で救急搬送された方も多かったようです。
 そこで質問いたします。@としまして、市内の熱中症による救急搬送の件数はどのくらいでしょうか、お伺いいたします。
 Aとしまして、高齢者の熱中症対策について市内のひとり暮らし世帯などどのような対策をとっているのでしょうか、お伺いいたします。
 Bとしまして、小中学校の熱中症対策について、どのような対策をとっているのかお伺いいたします。
 Cとしまして、ミストシャワーの設置についてお伺いいたします。地球温暖化に伴う猛暑対策や省エネ対策などを目的に、小中学校におけるミストシャワーの導入が行われている自治体があります。取手市では、夏の暑さ対策として平成23年度の夏から小中学校にミストシャワーが設置されています。このミストシャワーは簡易的なもので、各学校の屋外、グラウンド出入り口、または渡り廊下などに設置され、霧が周囲の熱を奪って蒸発することで温度を下げる効果を狙うものです。この設備は、水道の蛇口に直接接続し、水道圧のみで使用するため、比較的安く設置できます。この効果は平均2度から3度ほど気温を下げることから、体育の授業や部活動などで体温が上昇した子供たちのクールダウンに活用しているようです。桜川市内の小中学校でもミストシャワーを設置し、学校の熱中症対策として実施してはどうでしょうか、市の見解をお伺いいたします。
 2項目としまして、期日前投票の簡素化について質問いたします。期日前投票の利用者がふえ、投票所で宣誓書の記入に時間がかかることもあります。有権者が期日前投票をするときに投票日に行けない理由を書く宣誓書を有権者に郵送される投票所入場券の裏面に印刷して期日前投票で投票する際の簡素化を図り、投票率の改善につなげようとする自治体がふえています。桜川市でも実施してはどうでしょうか。
 以上、2項目についてお伺いいたします。
議長(林 悦子君) 萩原剛志君の質問に対する答弁を願います。
 袖山保健福祉部長。
          〔保健福祉部長(袖山 勉君)登壇〕
保健福祉部長(袖山 勉君) 萩原議員さんの質問の1、市内の熱中症対策についてのうち、@の市内の熱中症による救急搬送の件数とAの高齢者の熱中症対策についてお答えいたします。
 ことしの夏は、連日、日本各地で最高気温が35度を超える猛暑が続いており、熱中症で救急搬送された方は、平成20年の調査開始以降、過去最多とのことでございます。総務省消防庁の集計によりますと、集計を始めた5月27日より8月18日までの全国における救急搬送者数は4万7,418名であり、年齢構成については、65歳以上の高齢者が2万2,900人で、全体の48.3%を占め、次いで18歳から65歳未満の成人が1万7,945人で37.9%、7歳から18歳未満の少年が6,183人で13.0%、7歳未満の乳幼児が390人で0.8%となっております。また、傷病の程度でございますけれども、入院加療を必要としない軽症が2万9,434人で62.1%、重症または軽症以外の中等症が1万5,987人で33.7%、3週間以上の入院加療を必要とする重症が1,305人で2.8%、医師の診断がないものや傷病程度が判明しないその他が618人で1.3%、死亡が74人で0.1%となっております。
 茨城県においては、救急搬送人数は1,151人で、このうち2名の方が亡くなっております。筑西広域管内では、救急搬送件数が83件、搬送人数は85人で、亡くなった方はおりません。桜川市内の熱中症による救急搬送の件数でございますが、8月18日現在、救急搬送件数は26件で、搬送人数は27人でございます。救急搬送人数27人のうち高齢者が13人で48.2%、成人が8人で29.6%、少年が6人で22.2%となっております。また、傷病程度につきましては、軽症が17人、中等症が10人、男女の内訳では男性が16人、女性11人でございます。
 市の熱中症対策といたしましては、7月11日にホームページ上に「熱中症にご注意ください」のお知らせを掲載し、さらに7月12日より防災無線にて「熱中症に気をつけましょう」を放送し、熱中症予防の注意喚起をしているところでございます。
 次に、Aの高齢者の熱中症対策についてでございますが、高齢者の熱中症の発症者数が多く、注意喚起が必要であることから、熱中症予防のパンフレット「高齢者の熱中症予防のポイント」を作成いたしまして、7月に各地区の民生委員さんを通じて、ひとり暮らし高齢者及び高齢者世帯にパンフレットの配布と声かけをお願いしました。また、介護認定調査員による認定調査の際や包括支援センター職員による高齢者宅の訪問時にもパンフレットを持参し、小まめな水分補給と室内の適正な温度や食事をしっかりとることなど必要であることを呼びかけております。さらに、昨年10月に立ち上げました高齢者見守りネットワーク事業の52の協力事業所にもパンフレットを送付し、事業所の通常業務の中で高齢者等に熱中症予防の声かけをお願いし、高齢者の熱中症予防に努めているところであります。
 以上でございます。
議長(林 悦子君) 続いて、米川教育部長。
          〔教育部長(米川建男君)登壇〕
教育部長(米川建男君) 萩原議員さんの小中学校の熱中症対策についてどのような対策をとっているのかのご質問にお答えします。
 現在、桜川市教育委員会で行っている小中学校の熱中症対策についてご説明いたします。今年度の記録的な猛暑により、7月10日に市内の中学校におきまして3人の女子生徒が、これは1年生なのですが、3時間目の授業終了後、熱中症による体調不良が生じまして、救急車で県西総合病院に搬送された事例が発生いたしました。幸い早急な対応の結果、生徒の体調はその日に回復いたしました。
 これを受けまして、夏季の熱中症対策につきましては、常日ごろから校長会等を通しまして対策をお願いしてきましたが、7月11日付の教育長名で市内幼稚園、小中学校へ熱中症事故等の防止について文書で依頼いたしました。
 依頼の内容について説明しますと、室内での授業はもちろん、体育授業や外遊び、体育的行事や部活動におきまして、次の4点に十分留意することということで、1点目、環境条件、気温、湿度等でございますが、園児、児童生徒の健康状況を把握すること、その中で1番目としまして、室内の気温や湿度を測定し、環境条件の把握に努める、2番目としまして、扇風機等の活用を図る、3番目に、一人一人の健康状況を常に観察し、適切な措置を行う。
 2点目でございます。各条件等に応じた適切な活動時間や活動内容等を設定すること。外遊びや体育活動、部活等の時間を制限し、場合には中止する。これについての市としてのガイドラインは設けておりませんので、今後検討していきたいと思っております。
 3点目、水分補給を適切に行うこと。水筒の持参による小まめな水分補給を心がけるということで、下校途中でも水分補給ができるよう、学校で帰りには水筒に水を入れるよう指導をしております。
 4点目は、状況によってためらわず救急車を要請することということで、幼児、児童生徒の生命の安全を第一とする。それから、教育委員会へ必ず報告するということ。以上でございます。
 それとミストシャワーの設置につきまして、現在市内の小中学校で実施している施設面での熱中症対策としましては、全小中学校で教室内の扇風機による熱中症対策を行っていますが、ご質問のミストシャワーを設置し熱中症対策を行っている学校は市内に1校ございます。その学校は南飯田小学校でございます。平成24年度から昇降口にミストシャワーを設置し、猛暑日に昇降口の出入りにミストによる熱中症対策を行っています。ほかの小中学校では、先ほど説明した小中学校の熱中症対策を十分に理解し、取り組んでいます。
 桜川市内の全小中学校にミストシャワーを設置することにつきましては、南飯田小学校で行っている事例を研究し、どのように行えば効果があるのか検討し、次年度から実施に向けて検討していきたいと思っております。
 以上でございます。
議長(林 悦子君) 引き続き、上野総務部長。
          〔総務部長(上野幸一君)登壇〕
総務部長(上野幸一君) それでは、萩原議員さんの期日前投票の簡素化についてのご質問にお答えをいたします。
 桜川市では、平成22年度より期日前及び選挙当日の投票所において入場券を読み取るバーコードリーダーを活用したシステムを導入し、パソコンから有権者を確認しております。このシステムは、紙ベースの選挙人名簿よりも短時間で有権者を確認できる上、宣誓書の記入も本人の署名のみで済むことから、現在のところ、従来の受け付けより投票に来られた方々の滞留を防止できているのではないかと考えております。
 入場券に宣誓書の様式を印刷すること及び事前に書くことについては、公職選挙法上の制限の規定は特になく、投票時間の短縮、投票事務の効率化のため、入場券に宣誓書の様式を印刷することが可能であると思われます。しかし、現在使用している入場券は、はがき1枚で6名分の氏名が記載されているタイプであるため、スペースが限られており、宣誓書の様式を印刷した場合、文章の文字が小さくなり、見づらくなることや、宣誓書の記入欄も狭くなり、そのまま使うことは現実的に不可能となります。
 新たに入場券を作成すると、レイアウト、様式サイズの変更とそれにかかわる電算システムの見直しが必要となってきます。同時に入場券が現在のタイプから第1種郵便……これははがき以外でございますが……のタイプになりますと、郵便料金等のコストも上がるなど課題もございます。さらに、事前に有権者が記入を済ませてくることから、本人の宣誓書であるかの確認についても十分配慮しなければなりません。
 議員さんご指摘の投票事務の簡素化については、有権者の利便性の点からも大変重要であると認識しておりますので、今後は実際実施している自治体の例も参考にしながら、選挙経費の軽減、電算システムの課題等を検証し、検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
 以上でございます。
議長(林 悦子君) 再質問があれば、質問願います。
 1番、萩原議員。
1番(萩原剛志君) 先ほど保健福祉部長のほうから高齢者の熱中症対策について見守りネットワークのそういった活動で見守りをしてもらっているという話もあったのですけれども、具体的に高齢者見守りネットワークではどのような活動をしているのでしょうか、ご質問いたします。
議長(林 悦子君) 袖山保健福祉部長。
保健福祉部長(袖山 勉君) それでは、高齢者見守りネットワーク事業の概要、こちらについてお答えいたします。
 この事業につきましては、昨年10月に9つの関係機関、また市内外の52の事業所の協力を得まして、高齢者見守りネットワーク事業を県内で最初にスタートさせていただきました。この事業につきましては、関係機関や事業所の皆さんに日ごろの業務の中で異変に気づいたときに地域包括支援センターに情報を提供していただき、その情報に基づきまして必要な支援を行うというものでございます。例えば郵便受けに新聞あるいは郵便物がたまっている、さらには晴れているのに数日間雨戸が閉まったままの状態になっているというようなケースでございます。昨年の事業スタートからこれまでに7件の情報提供がございました。内容といたしましては、その後の調査で無事安否を確認したケースが5件、家の中で動けずにいた方を発見し、救急搬送したケースが1件、そして残念ながら死亡したケースが1件でございました。今後も協力事業所の拡大、事業のさらなる推進を図ってまいりたいというふうに考えております。
 以上でございます。
議長(林 悦子君) 1番、萩原議員。
1番(萩原剛志君) 高齢者見守りネットワークは、今ご答弁いただきましたように地域のコミュニティーネットワークを活用して地域ぐるみで高齢者の見守りを行うというような内容のため、重要で、また有効な対策であるというふうに思います。しかし、熱中症とかの対策につきましては、直接会って話したりすることが少ないことが考えられます。ですので、発生直後に異常を見つけるということが難しいのではないかと。そこで、当然民生委員さんの協力が不可欠なのですが、民生委員さんも高齢の方が多いと思います。ひとり暮らしの高齢者に関しては、事故の防止対策など事前の取り組みが重要であるというふうに考えます。訪問しての対面確認など、直接相手の状態を確認しての対応も必要ではないかというふうに考えます。今後、ひとり暮らしの高齢者に関して特に注意をして状況を見守っていただきたいと思います。
 その中で例えばアンケート調査などを行って高齢者の生の声を聞いて、以前危険な状態がなかったかなどの聞き取り調査、そういったアンケートを実施して今後の対策に役立てる、そういったことで検討してはどうかと思うのですが、市の見解をお伺いいたします。
議長(林 悦子君) 袖山保健福祉部長。
保健福祉部長(袖山 勉君) 民生委員さんは現在100名おります。主な活動といたしましては、高齢者あるいは高齢者世帯への訪問、安否確認、さらに生活困窮者への相談というような広範囲の業務がございます。また、さらには現在ひとり暮らし高齢者の方の災害時の緊急時、これらのときの要援護者台帳といったものも進めておりますので、こういった訪問を通じて萩原議員さんのご指摘の災害時あるいはこういった緊急時にどういった必要なものがあるかどうか、あわせてアンケート調査なども実施をしてまいりたいというふうに考えております。
 以上でございます。
議長(林 悦子君) 1番、萩原議員。
1番(萩原剛志君) 続いて、学校の熱中症対策でありますけれども、地球温暖化の影響もありまして、年々気温が上昇している傾向にあると思います。その中で学校の設備に関しても見直しをしていかなければならないのではないかと、そういうふうにも考えます。例えば小中学校でも教室にエアコンが設置されているような学校も出てきているようです。費用のこともありますので簡単に進めることは難しいとは思うのですが、教室にエアコンを設置することなどに関して桜川市としては現在どのように考えているのかをお伺いいたします。
議長(林 悦子君) 石川教育長。
教育長(石川 稔君) 萩原議員さんにお答えをいたします。
 今年の夏は記録的な猛暑が続き、子供たちの体調をしっかり守るよう、学校には熱中症対策をお願いいたしてまいりました。室内での暑さ対策についてですが、扇風機の活用や水分補給を適切に行うことで対応してまいりましたが、今年のような猛暑が続くと考えますと対策が必要になるかと思います。今年度2つの小学校に、卒業された方などのご厚意で図書室にエアコンが設置されました。涼しい環境で読書を楽しむことができる場所を考えていかなければならないと思いますので、学校の図書館にエアコンを設置できるようこれから検討していきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
議長(林 悦子君) 1番、萩原議員。
1番(萩原剛志君) いずれにしましても家庭とかふだんの生活でエアコンを使用している児童とか生徒が多いわけで、その辺も考慮して、今後そういった設備の改善も検討していただきたいと思います。また、屋外の体育の授業など、気温の高いときなどは先ほど中止の判断もするということもありましたけれども、例えばその辺の判断基準というか、担任の先生とか担当の教師などが場合によっては判断を誤ると重症のケースが出てくる可能性もあると思います。先ほどガイドラインという話もありましたけれども、その辺ぜひ進めていただきたいと思います。市の見解をお伺いいたします。
議長(林 悦子君) 石川教育長。
教育長(石川 稔君) ガイドラインについてでございますけれども、現在の判断基準においては、教育環境条件の違いから、それぞれの学校で直接指導に当たっている先生や養護教諭による判断で対応しておりますが、ご指摘の一定のガイドラインの設定については今後検討していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
議長(林 悦子君) 1番、萩原議員。
1番(萩原剛志君) では、熱中症で重症化するようなケースができるだけないようにしっかりと対応をお願いしたいと思います。
 あと2項目めの期日前投票の簡素化に関してですけれども、いろいろと設備の改善とかそういったものが必要というような話も伺いました。ちょっと私が調べたところでは、例えばですけれども、投票の啓発というか、啓蒙するようなチラシを市内に発行して、そのチラシの裏面に宣誓書をコピーしたもの、それを市内に配って、その宣誓書に記入したものを期日前投票の際に持ってきてもらうというような、そういった対策をとっているところもあるようです。また、インターネットのホームページでその宣誓書を印刷して、それに記入してそれを持ってきてもらう、そういったところもあるようですので、その辺も含めて検討もお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか、お伺いいたします。
議長(林 悦子君) 上野総務部長。
総務部長(上野幸一君) 今萩原議員さんのご指摘のあったようなことも含めまして検討を進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
議長(林 悦子君) 1番、萩原議員。
1番(萩原剛志君) いずれにしましても、この期日前投票の簡素化ということに関しては、当然今もう大分、以前から比べますとやりやすいようには改善されていると思うのですが、特に高齢の方になりますと、宣誓書を記入する際とか、非常に緊張して頭が真っ白になってしまうとか、いろいろとそういった話も伺うときもあります。この辺もさらにまた改善を図っていただいて、さらに投票率が、今どんどん国政選挙なんかも低投票率化が進んでいるところでありますので、投票率の改善につながるような対策を今後お願いしたいと思います。
 以上で質問を終わりにします。
議長(林 悦子君) これで萩原剛志君の一般質問を終わります。
 続いて、5番、市村香君。
          〔5番(市村 香君)登壇〕
5番(市村 香君) 5番議員、市村香です。通告によりまして4点ほど質問をいたします。
 まず最初に、1番目は桜川市立小中学校適正配置基本計画についてですが、小中学校適正規模については、現在検討委員会での答申を受けてインターネットでパブリックコメントを募集しておりますが、その進捗状況はどうなのか伺いたいと思います。
 また、桜川市内の小中学校全校のデータが掲載されているわけですが、特に樺穂地区と谷貝地区からの市民の意見が出ているか聞きたいと思います。
 次に、2番目の市長に対する質問ですが、さきの6月定例会開会前の全員協議会では、筑北衛生組合の市の担当職員が交通事故を起こし、懲戒免職にしたとして報告があり、最終日には、今度は教育委員会所属である職員がラスカ使用料を着服したとの報告で、6月議会を前後して2度も市長の謝罪会見があったことは極めて異例中のことで、まことに遺憾です。市長の責任は否めないと思います。
 ところで、市長は各メディアの記者会見で、「着服した職員に対する刑事告発については慎重に検討する」と答弁されております。その世界での「検討する」という言葉は否定的、防止的に用いられるようで、いつ、どのように帰結するかの予測も示さない曖昧な表現で、結局うやむやで終わってしまう。告発、告訴もなく、不作為、行政により犯罪がもみ消されることになると言われているようですので、その後の心境はいかがなのかお聞きいたします。
 3番目は補助金のあり方についてですが、先ほど菊池議員からもありましたけれども、私も桜川市地域女性会の一会員であり、現在の会長からお話を聞いておりますので、今回ご質問をいたします。
 特に菊池議員は実績報告書と開示請求には記入してありましたが、質問書には決算書が出ていないと書いて、任意団体女性会がいかにも事業決算がないような表現は誤解を招きやすく、意図的な行為と感じますので、以後気をつけていただきたいと思います。
 毎年、市の担当課を招いて総会をとり行い、今年度は市長にもご挨拶をいただき、記録写真等もありますので、後でご提示したいと思います。
 さて、前回の一般質問で確認したことですが、再度質問をいたします。補助金の申請をする場合の想定をすると、6月と繰り返しますが、まず補助金の決裁については予算の確定、枠組みがあること、1番目。2番目、市の認めた任意の団体であること。3、予算の枠組みの範囲内において補助金申請の手続ができること。市は団体から申請があって初めて調査、協議をして、規則にのっとった事務手続をすることが義務とあります。その申請書をもとに調査、協議をすることが事務規程にのっとることだと思いますが、いかがでしょうか。
 そして、その上で調査、協議した結果、申請どおりの補助金化、変更、減額、停止等の決定通知書を出すのが桜川市事務規程であると前回の答弁で確認したと思います。まず、そのことについて米川部長にご答弁をお願いいたします。
 それともう一つ、ことしの3月29日付、桜川市地域女性会から補助金申請書、金額23万円が生涯学習課に出されてあると思いますので、お伺いします。本来それをもとにして変更、減額、不適なら停止通知を出すことが桜川市事務規程にのっとることだと思うので、お答え願います。
 続いて、3番目ですが、伝承館所有の伝統文化関係補助金についてですが、ことしの3月9日に桜川能が大和シトラスで開催され、大変好評でした。私もすばらしく堪能させていただき、常陸大宮市の友人にも偶然会い、茨城県各地からたくさんの人が見に来てくれてよかったと思っております。
 その翌日に、今度は真壁伝承館で真壁白井座の公演があり、これもまた全館満席ですばらしいことだったと思います。これまでの練習に練習を重ねた成果だと思い、大変だったろうなと感じたわけです。
 そこで、聞くところによるとシトラスの能は700万円くらいかかっただろうと。それが100%国庫補助で、会費は当時1,000円だったと思います。白井座は桜川市からの負担は一切ないということで、びっくりした次第です。白井座は、当初は3年指定の伝統芸能補助を受けたと思いますが、今は自立しておりますけれども、1回公演に数十万円かかるそうなので、資金繰りは大変のようだ、何かの負担ができないかという、そういう措置があるかどうかお聞きしたいと思います。
 それから2番目ですが、桜川の主催は桜川伝統文化を守る会の会長として教育長がご挨拶をいたしました。伝統芸能を守る会メンバーと補助の経過をお伺いしたいと思います。白井座のように3年間の指定補助とも聞いているが、今回はどのようになったのでしょうか。よろしくお願いしたいと思います。
 最後に4番目ですが、木村家修理事業及び高久家と歴史的風致形成建造物補助事業についてですが、木村家の修理事業については、当初市が買い上げて市で修理することで進んだと思いますが、それが途中で自分で修理して市に寄附するというように聞いているが、その理解でよろしいのでしょうか。当初の市の予算から現在までの状況がどう変わっているか気になるところですので、お聞きしたいと思います。
 また、高久家のほうは歴史的修理修景事業として市が修理して管理するようですけれども、その2件の今までの補助金の枠組みと経過をお願いいたします。当初は2件とも4,000万円近くの予算の枠組みだったと私は記憶しておりますので、よろしくお願いいたします。
 6月に質問したときにその明細書を出してほしいということでしたけれども、今回までそのご提示がありませんでしたので、今回は情報開示をお願いしてありますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 以上、場合には再質問いたします。
議長(林 悦子君) 市村香君の質問に対する答弁を願います。
 米川教育部長。
          〔教育部長(米川建男君)登壇〕
教育部長(米川建男君) 市村議員さんの質問にお答えします。
 1点目の桜川市立小中学校適正配置基本計画につきましてということで、現在小中学校の適正規模化を進めるため、基本計画の素案について8月1日から8月31日までの期間で市の広報紙及び市の公式ホームページで周知した桜川市立小中学校適正配置基本計画案への意見を募集するパブリックコメントを行っております。
 パブリックコメントの進捗状況でございますが、8月26日現在、文書による意見は1通ございました。また、内容や意見提出方法についての数件の問い合わせがございました。さらに、ある地区ではPTA等の保護者会で内容について検討されているとお聞きしております。樺穂地区と谷貝地区からのご意見については正式に提出いただいておりませんが、電話による問い合わせ等は数件ございます。
 補助金のほうでよろしいですね、次は。6月議会で基本的な補助金適正化、申請があって審査があって交付決定があってというのは私が答えております。そのとおりでございます。
 それで今回ですか、3月29日に23万円の申請者があるということは確認いたしました。その件に関してなのですが、そういうことで、それで補助金のほうはよろしいですね。
 それから、伝承館の伝統文化関係補助ということなのですが、市村議員のご質問の人形浄瑠璃、白井座については、平成13年度から平成15年度の3年間、文化庁の補助を受けて実施した真壁ふるさと創生事業により再興された伝統芸能であり、その後、充実した活動は皆さんのご承知のとおりだということでございます。現在は市内の各地区に古くから伝わる民俗芸能の伝統保存を目的に設立されました桜川市伝統民俗芸能連絡協議会に所属して保存継承団体として活動しております。
 あとは伝建のほう、4番、伝建なのですが、市村議員さんのご質問ですが、木村家修理事業につきましては、当初公有化を視野に入れ、市が直営修理することで話を進めていましたが、所有者からの意向で他の伝統的建造物の修理と同じ手法を取り入れたいと変更の申し出がありました。平成25年第1回定例会で直営に当たる工事請負費及び委託料を減額し、間接補助に当たる負担金、補助及び交付金を増額しております。当初、所有者や親族の方は市に寄附しないと建造物が修理できないと考えていたようで、補助制度等を再度説明したところ、当面は他の伝統的建造物所有者と同じ方法で修理したいとの意向があったため、市が事業費を補助するという制度に進めております。
 補助金の内訳につきましては、災害復旧事業に該当いたしますので、総事業の90%を市が助成し、7.5を県が補助する計画となっております。事業の進捗につきましては、本建造物が地区内で最も古く、建築年代は1837年ということですが、明らかになっている江戸期の貴重な建造物ですので、修理、保存できるよう話し合いをしております。現在所有者が高齢であることから、親族の意向も踏まえて最善の方法を協議しているところでございます。
 事業計画といたしましては、市が直営で事業を実施する予定で、総事業4,800万円、うち設計や工事管理の委託料400万円と工事請負費4,400万円を見積もっておりました。計画は平成24年から26年度にかけ事業を実施する予定でございましたが、事業開始がおくれてしまったこともあり、平成24年度に確保した補助は平成25年度に繰り越しし、今年度から事業を実施する予定であります。
 また、事業費を見直したところ、市補助が4,300万円程度と、当初より500万円の減を想定しております。事業計画は平成24年度から繰り越した額のほか、平成26年から27年に予算を要望する予定でございます。
 旧高久家整備事業につきましては、市所有物件でありますので、補助金交付ではなく委託料並びに工事請負費により直営事業として実施しております。事業の進捗につきましては、震災後、所有者と保存のための話し合いを行い、建物を寄附、土地を賃貸としました。
 本建造物は伝建地区の特定物件となっていませんでしたが、本市が歴史的風致維持向上計画を策定していることもございまして、予算規模の大きい国土交通省の事業として文化庁のアドバイスを受け、社会資本整備総合交付金の町並み環境整備事業に取り組むことといたしました。そこで、平成23年8月に歴史的風致維持向上計画を変更いたしまして本事業を組み込み、同年9月14日に国の認定を受けております。
 歴史的風致向上計画策定後、町並み環境整備事業の箇所づけをいただき、社会資本整備総合交付金の配分を申請し、交付金の決定が平成24年2月にありました。そこから修理事業を開始しております。当初は建物及び裏庭の整備を進め、4,900万円の事業費を見積もっておりました。内訳は、委託料560万円、工事請負費4,340万円です。事業につきましては、緊急修理を除きますと23年度に200万円の設計を補正予算で承認いただきましたが、平成24年2月に補助金が交付決定されたことから全額繰り越しいたしまして、平成24年に設計を発注し、168万円で契約いたしました。なお、残金につきましては不用とさせていただいております。
 平成24年度におきましては委託料100万円、工事請負費1,000万円を予算化し、そのうち工事請負費の緊急修理5万2,080円です。緊急修理5万2,080円と第1期修理工事の前払金340万円を支出し、残金を繰り越ししております。平成25年度予算では、委託料260万円、工事請負費3,340万円としておりますが、委託料260万円は工事管理委託料、工事請負費3,340万円には第2期工事と裏庭の整備工事となっております。予定では平成25年までの事業で進めていきたいと思っております。
 以上でございます。
議長(林 悦子君) 中田市長。
          〔市長(中田 裕君)登壇〕
市長(中田 裕君) 市村議員さんの質問にお答えいたします。
 6月に発生しました職員の公金着服問題につきましては、市民の皆様を初め、議員の皆様にも多大なる心配をおかけしましたこと、改めておわびをいたします。
 第2回の臨時議会でご報告しましたように、本人は懲戒免職処分とし、着服した公金につきましても親族の皆様に対し強く返済を求めた結果、全額を返済していただきました。本件につきましては、市の顧問弁護士とも相談をしながら慎重に対応を進めてまいりましたが、家族の方も非を認め、早い段階で全額を返済していただいたこと、また県内市町村で発生した同様の事案においても全額返済された場合には告訴をしていないことなどから、現在のところ告訴する考えは持っておりません。
 以上でございます。
議長(林 悦子君) 再質問があれば、質問願います。
          〔「桜川能……」の声あり〕
議長(林 悦子君) 答弁漏れですか。桜川何ですか。
5番(市村 香君) 伝承館所管の伝統文化関係補助金について、2番目の桜川能の主催はというの。桜川伝統文化を守る会の会長として教育長がご挨拶しましたが、伝統芸能を守る会メンバーと補助の経過を伺いたい。白井座のときのように3年間の指定補助とも聞いているが、今回はどうなのでしょうかという質問をしているのです。
議長(林 悦子君) 石川教育長。
          〔教育長(石川 稔君)登壇〕
教育長(石川 稔君) 市村議員さんにお答えをいたします。
 桜川能につきましては、3月9日にシトラスで約500名の市民の皆さんをお迎えして演じた芸能祭でございます。これは文化庁からの全額補助金約700万円をいただいて県を通じて行った事業でございます。事業につきましては、1年間の単独事業でございます。
 以上でございます。
議長(林 悦子君) 再質問があれば質問願います。
 5番、市村議員。
5番(市村 香君) まず、適正規模のパブリックコメントの件ですが、やはり地元の方も先日ですか、青少年育成の会議のときにお話が出ておりました。これからということですので、パブリックコメントをした後に答申を受けて、そしてまた改めて議会のほうにかけてまた市民のほうに持っていくというようなお話は聞いてはおりますが、くれぐれも市民の納得のいくように、そして先ほども別な方が言っておりましたけれども、人数が少ないからということではなくて、今回桜川市のほうは小学生が15人、それから中学生は20人というように、15人の2クラス、20人の2クラスということになりますが、各小学校とも古い校舎になっておりますよね。そういうことで建てかえ等も含まれた中で検討されることだと思いますので、その辺のところ、よろしくお願いしたいと思います。
 それと、地域の方からの指摘は、インターネットに載せてはあるのですが、児童生徒の推移表というのが35年でしたか、以降は推計になっていて、2035年ですか、までは多分実数で出ているのだと思うのです。それはわかるのですが、掲載の仕方として一部を印刷を抜いた場合にそこが推移だということがわわらなくなるともう入らなくなってしまうのだ、ほら、どうしよう、どこかへ行ってしまうというようなことにもなりかねないということなので、掲載についてはくれぐれも十分注意してほしいというようなご意見がありましたので、申し伝えておきます。
 何にせよ、これから始まることではありますが、私たちが今検討していることは私たちの次の世代、10年、20年先のことを考えますので、十分に注意していただきたいと思いますけれども、その辺のところを一言お伺いしておきます。
議長(林 悦子君) 米川教育部長。
教育部長(米川建男君) ご質疑の点、ありがとうございます。これから慎重に入っていきたいというふうに思っています。先ほど教育長がパブリックコメントなど市民の皆さんのご意見や要望をお聞きした上でということで、あらあら予定のほうは説明されたと思いますので、私は控えさせていただきます。慎重に入っていきたいと思います。
 以上です。
議長(林 悦子君) 5番、市村議員。
5番(市村 香君) では、よろしくお願いいたします。
 次に、2番目の市長に対する質問ですが、本当に私もつらいです。しかしながら、市長にお聞きするということは、私も市民の代弁者でございますので、一応ここに記録に残しておきたいと思って質問しております。
 ことわざの中に誰もが知っている「罪を憎んで人を憎まず」ということわざがありますけれども、できれば私もそうしたいと思いますし、告訴とか告発するということはつらいことであります。市長はもう全額返済があるということで告発はしないということをお聞きしましたので、それはもう変わらないと思いますが、しかしながら、行政罰相当が科せられても、それから全額弁済していようが着服をしたことをはっきり認めているということは、慎重に検討するということではなくて、告発をしない場合には、そんな事件なんてこの世の中に存在しなく、全くなかったというふうにもみ消しになるということになるのだそうです。そういうことで、市長は公人ですし、市民の代表なので、監督責任等がありますので、どうだったかなと思ってお聞きしました。菊池議員も午前中に改善策について質問しておりましたけれども、自治体は一番の改善策というのはそういう告発を行うことによってけじめをつけておくことが重要だ、義務だというようなこともありましたので、それがあしき前例を残さないための最善なのかなと、私は市民の代弁者としてはそのように思いましたので、一言申しつけております。
          〔何事か声あり〕
5番(市村 香君) ちょっと待って。
 そういうことで一言申しつけておきたいと。市長は変わらないということですよね。
          〔何事か声あり〕
5番(市村 香君) 告訴をしないということですよね。はい。
 次に、3番目は補助金のあり方についてですけれども、私も開示請求で資料を見せていただきましたけれども、米川部長、3月29日に桜川市地域女性会から補助金の申請23万円が届いているということは今お答えいただきましたので、間違いございませんね。私はそれをもとに申請、調査、協議、そして変更、減額、不適ならば停止通知を出すことが桜川市事務規程にのっとることだというふうに先ほどもお答えがありましたので、そうだと思います。
 ところが、何か曖昧だというようなお話がありましたけれども、実は桜川市地域女性会というのは平成18年に時の生涯学習課が指導して合併をした、独立した任意の団体なのです。そういう任意団体に対して、私は担当のちょっとしたミスだったと思うのですけれども、その3月29日の申請書をそのまま放置して、そして真壁、大和、岩瀬が別々に市へ請求をしなければ補助金が出せないというような話になってきたので、これが私は問題ではないかと思っているわけです。
 やっぱり職員が勘違いも甚だしい見解をしたために、そしてそれをさらに部課長が二度三度と繰り返したために、最後にはつじつまを合わせるために、同じく3月29日付、桜川市地域女性会で補助金申請書、金額11万5,000円を、会長がおっしゃるには勝手に書類を作成し、それをもとに決定通知を出したことが問題になっているんですよと、そのようなことをお聞きしております。私もそれに対しましては、今回いろんなこの女性会に対する書類の開示をお願いして全部こちらに持っていますので、まことにそうだなと思います。結局、     ですよね。担当職員がきちっと事実、実態を把握していないために正しい判断ができなかった。その結果、教育長に正しい情報を伝えられなかった。さらに、桜川市事務規程の違反とはあれかもしれませんが、そういうことを命じてしまったのだと私は思います。
 前回の答弁の中で教育長が判断したと。正しい判断をして、市長も正しい、教育長を信じるというようなことをおっしゃっておりましたけれども、それは私はいかがかなと思っております。
 ここで説明しておきますが、桜川市は平成17年10月に合併いたしました。それに伴い、桜川市地域女性会も翌年の平成18年4月9日に設立総会開き、当時の生涯学習課の指導のもとに桜川市地域女性会として誕生しています。そして、任意団体としてボランティア団体に登録し、桜川市補助団体として認められてきた団体なので、ここで重要なのが団体の規約なのです。
 ちょっと一部読んでみます。「本会は、桜川市地域女性会と称し、事務所は会長宅に置く」。この規約第4条に組織があります。「本会は、市内各支部会員をもって組織する。本会に各支部、各地区を置く」。ここで確認しておきたいのは、合併して支部や地区の指定は限定していないということです。指定がない。岩瀬とか大和とか真壁はないということです。
 そして、最後に附則がありまして、「桜川市女性会規約は、平成18年4月9日から施行する。この規約は、施行の日をもって合併前の真壁郡地域女性団体連絡会規約、真壁町女性会規約」、真壁町は真壁郡でもやっていましたので郡もあります。それから「真壁町地域女性団体連絡会規約、大和村地域女性の会規約を廃止する」とありますので、いいですか。岩瀬町女性会規約ももうないのです。というよりも岩瀬、真壁、大和という単位での桜川市への補助団体としての登録はできないというふうに任意の団体として規約に載っております。
 それと、これはなぜこういうふうなことになったかというと、いろいろ理由があったと思うのですけれども、実質、今岩瀬は27名でした。情報開示で報告書を見ますと会員が27名。いろいろあってちょっと減りましたけれども、ほかの真壁、大和の正式にそのまま一本化している……大和、真壁ではないですよ。桜川市地域女性会としては300名いるのです。
 そういうことでボランティア団体なのできちっと、入りたい人はいつでも入れるし、抜けたい人はいつでも抜けられるというのがボランティアの団体かなと思っております。そういうことで60年以上続いて、合併して8年経過して、特に真壁、大和の人たちはコミュニティースクールや青少年育成、子育て支援、秋の文化祭、施設慰問、市民祭などさまざまなボランティア活動をしております。岩瀬地区の会員は、実績を見ると27人。ほかは300人いるわけです。こちらは300人団体。だから休会や解散なんていうことまで市の担当職員が言った言わないの話でこれがもめているわけです。職員がかかわらなかったら絶対こういうことはなかったのです。そういうことをここで申しつけたいと思います。
 だから、要するに市の教育委員会のボランティアに積極的に協力している団体に対し、組織を壊すような関与は言語道断。補助金申請をしたときに、それに沿った活動をしているかどうかを確認して決定通知をすることだったのです。規則違反をして、桜川市地域女性会という23万円予算の枠組みがないのに、岩瀬に補助金を出したいから、大和と真壁と全部ばらばらにして請求しなさいというようなことを担当の職員が指示することそのものが私はおかしいと思っております。そういうところで、きょうは弁解しておかないと、かなり今の会長さんのほうからお話を伺いましたので、私はここに言うわけです。
 今回、ほかにも私、補助金の検討委員会に提出されている補助金の内容も開示させていただきました。そうしたらそこの補助金の申請に……これは職員が間違ったことが全部間違ったことにいってしまっているわけです。補助金、その規約は岩瀬女性会とあります。岩瀬女性会、あるはずがないのです。昭和58年4月より施行する。平成13年5月22日に一部改正する。規約一部改正。岩瀬女性会の事業報告収支決算書、菊池さんも見ていると思いますが、「本会は、岩瀬女性会として、事務局を会長宅に置く」と、そんなになっています。古いのに市の補助金まで入った運営費になっていますけれども、これは全くでたらめだと私は思います。にもかかわらず、今回24年度、27名の会員の中に6万3,000円給付しているのです。ということは1名二千三百幾らなのです。地域女性会本流のほうは300人いまして三百幾らですか、計算しますと。ですから、その辺のところは……ちょっとごめんなさい。
 それで今回のこの請求も見ましたけれども、会計のほうから、規約が急に24年度に突然岩瀬にも補助金を出したいということでそんなになってしまったのです。規約がさっき言ったように岩瀬女性会になっているにもかかわらず、この会計課に出したあれは「桜川市地域女性会岩瀬支部」となっているのです。そういうことはあり得ません、脱会していますから。それと「岩瀬支部」という規定はしておりませんので。そういうことをきちっと会員の皆さんにもこの規約のことを説明してもやはりご理解をいただけないということがあるということでそういうことになったわけです。
 最後に、この書類を見ていただければわかりますけれども、これはどなたかが勝手につくった書類だということが証拠がいっぱいありますので、見ていただきたいと思います。桜川市地域女性会は一本でございまして、平成18年に合併したときからしかありませんので、そういうことになれば今度の適正規模検討委員会のほうもきちっと一本化になれると思いますので、そのことは会長もちゃんとするということでした。
 それで最後に、大人のことですが、岩瀬に補助金を出すのであれば、本来は脱会した岩瀬に補助金を出すことではないだろうと。しかしながら、市のほうでその27名のための補助金を出すということであれば、百歩譲って一本で入金してくださいと。3月29日に23万円の申請書を出していたので、それの思いで出してくださいということだったのですが、そして市のご指示のように、ないのですが、真壁と岩瀬と大和に分けますから一本化で入れてください。その3月29日の23万円の申請はどこにあるのですかと。その申請をもって出さないならば停止決定通知を出してください。減額するのであれば減額をしてください。そういう粛々とした事務規程をしてくださいということが桜川市地域女性会会長からのお願いだったのです。そういうことだったのです。
 ですから、前回から桜川市事務規程をきちっと何度も何度も私は聞いた。名前を言うのはちょっとあれだったので言えなかったのですが、今財政課のほうで適正規模検討委員会をやっておりますけれども、そこのほうの書類を見ても余りのでたらめにもうあっけにとられますが、しかしこういうことが公になったので、ここできちっと一本化ができると思いますし、それにつきましては私も一生懸命お骨折りをしたいと思っております。ですから、やはり職員の方も共通の認識をする。
 桜川市岩瀬女性会事業費、岩瀬女性会の決算書なんかは、実施計算書の様式第7号12条関係なんていうのは、この女性会の資料づくりにはあり得ない用紙ですから。それから、岩瀬女性会規約もあり得ない規約です。岩瀬女性会で規約までつくった会なのに、今回の4万5,000円の申請は桜川市地域女性会岩瀬支部で決裁しております。そういうことできちっとやっておりますので、本筋で予算の枠組み、桜川市地域女性会の23万円を本筋としてきちっと形で一本化できるように、もちろん市のほうももう一度共通の認識をしていただき、そしてまた私も微力ながらいろいろとお話ししたいと思います。
 現在の会長は、そういうことでおおらかな人ですので、大人の判断をしてほしい。岩瀬にも出したいのであれば幾らでも分けますので一本化してくださいということを再三言ったはずですが、それがとうとうできないで23万円の、今言いましたけれども、それを隠して、それはもうだめなのだと。それで11万円の、もう一つありますけれども、その書類をつくってしまったということです。非常に残念ですが、そういうことはなるべく出したくなかった。穏便にしたかった。でも、今回菊池議員が出してくださいましたので、はっきりと言いましたので……
          〔何事か声あり〕
議長(林 悦子君) いいですか。
5番(市村 香君) まあそういうことで。
議長(林 悦子君) 教育長、この     、あるいは一職員だか二職員だか知りませんが、こういう団体に介入したために補助金の使い道とか決算とかがめちゃめちゃになっているという話であれば決して穏やかな話ではないので、きちんと話すべきことがあればお話ししほうがいいのではないですか。
 石川教育長。
教育長(石川 稔君) 市村議員さんにお答えをいたします。
 地域女性会は平成24年度の総会からトラブルがありまして、なかなか円滑に進まなかった状況でございます。そのために行政といたしましても何とか桜川市地域女性会として一本化して3支部で活動をお願いをしてまいりました。なかなかうまくテーブルに着いていただけなかったこともあるし、一本化が進まなかった状況でございます。そして、何とか25年には一本化をしてもらうために、3支部にその活動に応じて補助金を流そうということで、女性会の方にもご相談をしてまいりました。そういう形で11万5,000円と4万5,000円に分けて補助金は流したと思いますけれども、補助申請等につきましては役所の人がつくったというようなお話ですけれども、それはないと私は思っているのですけれども、その辺のところは確認をしてみたいと思います。私も見ておりませんので、その辺のところ判断しかねますので、それはしっかりと職員に調査をしてまいりたいと思っております。
 岩瀬に助成金を出したいために分割したわけではございません。何とか25年に一本化をお願いしたい。そのためには3つの支部にめいめいに出したほうが公平になるのかなと思いまして、そういうお話をさせていただきながら進めてきたのですが、なかなかうまく進まなかった状況でございます。
 以上です。
議長(林 悦子君) 5番、市村議員。
5番(市村 香君) 教育長のお言葉もちょっと今私も慌てましたが、要するにそういう心のそれはわかるかもしれませんが、要するに何度も言っています。事務規程というのがあるということ。ということは仲よくなっていただきたい、そういうこともあったとするならばなおさらのこと、3月29日に資料の申請、23万円の、予算書にも桜川市地域女性会ということで出ているのですから、それにのっとって出すとか出さないとか、岩瀬が抜けてしまっているから金額を少なくするとか、岩瀬にもきちっとしたのでしなさいとかと、そういう事務規程を粛々とやることが事務規程の職員のあり方でしょうということを私は言っているわけです。
 それをそのままにだめだと、それはなしにする、なしにするということでばらばらに出せ。出さなくてもそこにもうあるわけですから、本人たちが出したものが。それにのっとって岩瀬と仲よくやってほしいということであれば、会長が脱会しても何でも百歩譲って仲よくするために、一本化をするために、そのところにいてくれれば3地区で分けますよと言っているのを、それを聞かなかったのは職員なのです。市のほうの担当がそうだったのです。部課長がそういうふうに本人に聞いていますから、私も聞いていますし。それと、それがあるのだから、それをもって出さなければ出さなくてもいいということを言ってくれと。その通知を出してくださいと言っていたわけです。そこに、もう出ているのですから岩瀬だけは出したいというのも、それも構わないのです、調査して出すわけですから、協議してするわけですから。その最初の23万円をそのままにして、この前の一般質問のときに初めてそれを確認して、生涯学習課にあると言ったから出てきたことであって、それだって本来ならばもみくちゃにされるところでしたよね。それで4月になってから11万5,000円の資料をつくったわけです。これは確認してください、誰がつくったかわかりますので。女性会ではつくっておりませんから。確認しておりますので、会長に。
 でも、そういうことはいずれにしても事務規程をきちっとやるということをお願いしたいなと思っっています。そういう市のほうがきちんとした指針を示せば、女性はみんな優しい人です。みんな悪い人はいないわけですから、やっぱりきちんと仲よくなれると思います。その辺のところはくれぐれもよろしくお願いしたいと思います。
 それから、この規約についても、そちらから出ているものに対して実質27人ということがはっきりわかりましたので。そういうところもきちっと確認をして適正規模の検討のほうにも、二重に出ているようなことは多分おかしいことになると思いますので、一本化できるようにくれぐれもご指導のほどお願いしたいと思います。資料については、それでしたらば必ずきちんと確認をしてください。
議長(林 悦子君) 石川教育長。
教育長(石川 稔君) 今市村議員さんのほうから3月29日に23万円の補助の申請が出されたり、それは確かに出ておると私も聞いております。ただ、3月29日に23万円全額の補助の申請をする前に、私は多分数回このことに関しましては上野部長と当時の土生都生涯学習課長と協議をしております。そのとき女性会の人も一緒に立ち会いまして、減額の話をそのときしたと思うのです。こんな形で今回は3支部に分けて出したい。23万円全額ではなく減額というようなお話もさせていただいたと思うのです。ですから、3月29日に23万円の補助申請が出されたということでありますけれども、それ以前にもう3支部に分けて出すというようなお話を女性会の方としておりますので、その辺のところは誤解のないようにお願いしたいと思います。
議長(林 悦子君) 5番、市村議員。
5番(市村 香君) そのことにつきましてだったらば私もある程度記憶しておりますので、この問題が出たのは3月の定例議会のときに女性会の予算がそのままになっていると。そのままになっていて誰も何も言わないので、これ、どういうことになるのですかということになってからの話なので申し添えておきますけれども、その話は29日前には3支部に分けて出すということはなかったと思います。これは断じて言います。
 4月1日に、先ほども言いましたよう、また長くなるとあれですから、部課長がお見えになりまして、1日にこのように……その以後です。部課長に聞いて3支部で分けたいということに関してという話を聞いて、それでそれを会長が了承するかどうかということになったのだけれども、それはできないということで、それでは判断ができないということで持ち帰りをして、そして多分4月の……多分ではないです。間違いなく4月4日だと思います。4日にお見えになったという経緯がありますから、そこは教育長との誤解の差がありますが、そういうことはいずれにしても、要は仲よくなればいいということなので、これからはお互いに反省すべきは反省して、きちっとやっていただければと思うわけです。
 23年、24年度の適正規模のところにそういう一本ではない書類が出ているので、それはおかしいですよということを私は言っている。それもこれから検討してくださいということを言っているわけです。長くなりますので、そういうことですので、よろしくお願いします。
 それと、最後に伝承館の所管のことですが、白井座につきましては3年の指定をした後、自立をしているということで、それはもちろん部長が言ったことは十分理解しております。ただ、一生懸命伝統芸能を継続していただいているわけなので、これは判断の基準がどうかということなのですが、趣味の世界で通すのか、それともやはり地域に貢献しているということの見方にするのか、そういうことであれば、今現在、白井座では小学生に週2回、2時間で1時間を小学生に教えて1時間は自分たちが練習しているそうです。1時間小学生に教えるほうは、小学生に教えてくれるということで無料なのだそうです、伝承館の使用料が。自分たちのその後の2時間のうちの1時間は、2カ所借りているので、受益者負担制度なのでしょうが、1,000円を払っていると、1回。だから2週間で2回。月にすると8,000円だと思うのですが、そういうことがあるので、何とか考慮することができるかどうかお伺いします。どうでしょうか。ちゃんとやっていただけるか。
議長(林 悦子君) 米川教育部長。
教育部長(米川建男君) 議員ご指摘の施設使用料、伝承館なのですが、今年度から受益者負担という原則に変わっていると思います。それで白井座につきましては、連絡協議会ですか、桜川市伝統民俗芸能連絡協議会の中に加入されている団体ですので、4分の3の減免という形になっています。小学生に未来座というのですか、に対しての指導のための使用については全額減免という形になっております。
 以上でございます。
議長(林 悦子君) 5番、市村議員。
5番(市村 香君) そのことはお聞きしました。そういうことでやはりこういうことをするというのには1回について40万円もかかるということなので、何とか継承するということでは手だてがあるかどうかをもう一度再考していただきたいと思います。
 それから、先ほどの教育長の1回限りの国庫補助700万円ということですが、もちろん国庫補助ですから国に実績報告書を出していると思いますので、それを開示請求しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 あと、最後に木村家の修理事業につきましては、大体わかりました。あと資料を開示請求しておりますので、よろしくお願いいたします。
 何とか白井座のほうですか、できればなと思うのでしょうけれども、どこにもそういう手だてはないでしょうか。
 それと、ごめんなさい、前後してしまって。教育長、この伝統芸能を守る会というのはその1回限りなので、会とはいっても会員はいないのですね、特別は。
議長(林 悦子君) 答弁は。
5番(市村 香君) 最後ので終わりにします。
議長(林 悦子君) 米川教育部長。
教育部長(米川建男君) 任意団体ということなもので営利は伴わないということで、開演をするときにお金は取れないのですかと前から思っていたのですが、団体自体を、これはNPO法人ですか、営利ができるという団体の登録するということであれば、その開催のときに幾ばくかの開演料みたいのは取れるのかなと前から個人的には思っておりました。ただ、NPO法人の登録をという形でそれを検討してみてはどうですかというふうには思います。
 以上でございます。
議長(林 悦子君) 5番、市村議員。
5番(市村 香君) これで最後にします。市でもお金がないということなので大変だとは思いますが、何かどこかにあったら知恵をお願いしたいと思います。
 もう一度、前後しますが、女性会につきましてはくれぐれもよろしくお願いしたいと思います。特に今の現総務部長、そして保健の土生都課長もいると思いますが、やっぱり書類とかそういうのをきちっと見て今後の対応をよろしくお願いいたしまして、終わりにいたします。よろしくお願いします。
議長(林 悦子君) これで市村香君の一般質問を終わります。
 ここで暫時休憩いたします。
          休 憩  (午後 2時52分)
                                           
          再 開  (午後 3時10分)
議長(林 悦子君) 再開します。
 引き続き一般質問を行います。
 17番、川那子秀雄君。
          〔17番(川那子秀雄君)登壇〕
17番(川那子秀雄君) 通告に基づいて一般質問をいたします。
 皆さんのお手元にあるように非常に簡単なことだけ項目書いてございますが、この質問をするきっかけになったのは、実はあくまでもうわさでございますけれども、借り上げた敷地の地主、土地借り上げ料、どうも面積よりも多く払っているというようなうわさがあって、それはただごとではない。いわゆる財政の問題に直結するわけでありますから、一度ラスカの件で質問をしてみようということになったわけであります。
 ここに通告してありますようにラスカの敷地の面積、公有地、買収したところと借り上げている敷地面積は、@、Aで書いてありますが、公有地の面積と、それから借り上げている面積はどのようになっているのかお答えを願いたいと思います。これについては古い話ですから、昭和46年に都市計画決定をして、市長はいなかったのだっけ、まだ。金田町長の時代だというふうに記憶をいたしておりますが、その借り上げ料というものをどうなっているのか、これについて教育長。
 Bのその他、教育委員会所管の借り上げ料の合計は、これは除外して結構でございます。いや、相当あるわけですから、これは結構でございますから。一応この中で借地の面積は何をもって確定したのか。借地料はどのように決定したのか。
 それから、一番大きい問題は境界、未定地の取り扱いについて、そういうことをお伺いしたいと思います。
 自席に帰りましてから、一応公有地の面積、それから借り上げ敷地の面積をお伺いしてから質問をしたいと思います。
 以上です。
議長(林 悦子君) これは答弁者が市長、教育長と書いてありますが、こういう事務的なことはどちらが答弁します。
 米川教育部長。
          〔「いや、これは通告してますから教育長にお願いします。米川部
            長に俺は通告してないんだから」の声あり〕
議長(林 悦子君) 教育長も答えますけれども、事務……
          〔「通告してある人に答えてもらいたい」の声あり〕
議長(林 悦子君) それでも……
          〔「そのための通告じゃない」の声あり〕
議長(林 悦子君) それはそうですが、担当というものがありますので、細かい数字、事実上の数字については部長に答弁させて、それ以上のことについては教育長に答弁をさせますので。
          〔「いや、私はそうすべきだと。通告してあるわけだから。それは
            議長、通告そのためにしてあるわけだよ。教育長が答えてくだ
            さい」の声あり〕
議長(林 悦子君) では、通常そういうことはあり得ませんけれども、教育長がやるというので、教育長に数字について一緒に話ししてもらいます。事務的なことについては通常担当部長がお話しするので、それは確認しておきます。
 石川教育長。
          〔教育長(石川 稔君)登壇〕
教育長(石川 稔君) 川那子議員さんのご質問にお答えをいたします。
 ラスカ敷地の面積と全体の面積でございますが、この施設全体は桜川市総合運動公園となっており、全体の面積は14万3,000平米でございます。この全体面積のうち、ご質問がありました公有地の面積につきましては8万2,065平米、借り上げ敷地面積は4万5,599.7平米でございます。地籍調査につきましては、運動公園周辺一帯の土地は、平成8年、現地調査に入り、平成11年に登記完了となっておりますが、この運動公園敷地につきましては地権者の同意が得られず、筆界未定となっております。土地借り上げ料につきましては、地権者6名、9筆、合計借地面積4万5,599.7平米で、借地料は890万8,752円を支出しております。よろしくお願いいたします。
議長(林 悦子君) 17番、川那子議員。
17番(川那子秀雄君) 今公有地の面積をお伺いしましたが、これは桜川市として登記をしてございますか。
議長(林 悦子君) 米川教育部長。
教育部長(米川建男君) 借り上げ以外の買収したものは、旧岩瀬町で登記されている。
議長(林 悦子君) 17番、川那子議員。
17番(川那子秀雄君) 米川部長、何か自信がないような答え方なのだよね。旧岩瀬町で登記されている。間違いなく登記されている。間違いないですか。
議長(林 悦子君) 米川教育部長。
教育部長(米川建男君) ご答弁いたします。
 間違いございません。
議長(林 悦子君) 17番、川那子議員。
17番(川那子秀雄君) 旧岩瀬町のときに登記がされているということは、8万2,065平米ですか、これは桜川市の土地として登記をされている、間違いなく。ということは、なぜお伺いするかというと、今14万3,000平米ということですが、これは実測をされた数字なのか。また、この中が白地になっているわけです。全く白地。だから筆界が未定なのです。その中に境界とか云々というのは、ここは桜川市の土地ですよという区域は、そういうくいが打ってないのではないかと思うのです。そういう公図はあるわけですね。
議長(林 悦子君) 公図があるかどうかですか。
17番(川那子秀雄君) 登記してあれば公図があるわけです。
議長(林 悦子君) 米川教育部長。
教育部長(米川建男君) 登記は、地籍調査をやっていませんので、その中は旧公図であります。それで買収したのは現在桜川市になっているというふうにお答えします。
議長(林 悦子君) 17番、川那子議員。
17番(川那子秀雄君) 部長はそういうふうに答えていますが、白地ということは、全体、どこからどこまで桜川市の土地であるということ、あるのですか。ないでしょう。やってないでしょう。まあいいですよ。それはそれでやってあるということですから、後でそれは見せていただきたい。
議長(林 悦子君) 米川教育部長。
教育部長(米川建男君) 国土調査をやります。そうすると旧真壁でも筆界未定というところが、境界同士で筆界未定の地がございます。それが白地の中になっていると。ただし、権利というのは民法上、対抗要件というのがございます。それは登記をして、相手にこの土地は私のものですということでなっております。ですから、根拠が民法の177条から176条にあるのですが、それが対抗要件ということで登記ができているということで解釈しております。ですから地籍調査、国調はその当時、体育館の周りはやっていないということであれば、前の旧の地積と所有者の面積がありますので、それで買収をして現在は桜川市になっているということでございます。そういうふうに判断はしております。
議長(林 悦子君) 17番、川那子議員。
17番(川那子秀雄君) 部長、そういう話ですが、実際にあのラスカの敷地、その中にこの土地は桜川市の土地ですよという表示はされていませんよね。旧山林のときに買収をしたのだと思うのですが、その旧公図。だから、やっぱりそういう意味で法務局と調整してやっているかどうかなのですよ。どこのところが桜川市の土地であるか確定できますか、部長は。法律は法律、だけれども全体が筆界未定になっているわけだから、どこが桜川市の土地であって、この土地とこの土地とこの土地は地主の土地だよというふうにはなっていないわけです。なっていないと思います。それを早くやらなければいけないというふうに私は提起をするわけであります。
 なぜかというと、地主というのは、桜川市は市長が代々かわるわけで、半年後にもかわるわけです。だけれども、私的な土地というのは相続というものが出てきます。例えば誰々さんがこの土地相続、相続するときに兄弟が何人もいたら大変ですよ。いや承知しないなんていう人が出てくれば、それは未登記事項になりますから、相続のときに。そういう困った問題が生じるというおそれがあるということであります。だから境界未定地の取り扱いというのは早くやるべきだと思うのです。
 昭和63年から借地契約、30年間借りたということを私はお伺いしていますが、30年というのはもうあと3年ぐらいで終わりなのです。その間に相続した方はいるかもしれません、亡くなったりね。だけれども、亡くなった人は相続してもどの土地が、どこが俺の土地なのだということがわからない。わからないです。だから旧公図で表示されているということも、登記所とよく相談をして公図を作成しなければならないのではないかなと。地主はいますよ、これ。この前、先週行きましたから、総合運動公園の敷地でも8人おります。だけれども、その方がどこが私たちの土地であるかということはわかっていないと思うのです。だから困ってしまうと、先々。だから早くやはりこういうものは、借地料はともかく、筆界未定のところは登記所と法務局、相談してやっていくべきだと私は思うのですが、教育長どう思いますか。
議長(林 悦子君) 教育長が答える問題ではないのと違いますか。土地の登記とか権利って、こっちと違いますか。教育長に。
17番(川那子秀雄君) いや、教育長の管轄でしょうよ。
議長(林 悦子君) 管轄は管轄ですけれども……
17番(川那子秀雄君) 議長、俺が言っているのだから答えなさい。あなたの意見を私は聞いているのではない。
議長(林 悦子君) いや、意見ではなくて、答弁させるのにどっちが適切な答弁ができるかとちょっと考えたから言っただけで……
17番(川那子秀雄君) いや、通告してあるわけだから。
議長(林 悦子君) そんな私は怒られ怒られやることではないので、ちょっとそういう強いことは言わないでください。
17番(川那子秀雄君) 言わないでくださいって、ちゃんと通告して……
議長(林 悦子君) もしかしたら教育長よりも総務部長のほうが詳しいかもしれないと思ったから、ちょっとそれは……
17番(川那子秀雄君) 通告してあって、先週……
議長(林 悦子君) わかりました。
17番(川那子秀雄君) 米川部長もしているわけだから。
議長(林 悦子君) では石川教育長。
教育長(石川 稔君) 川那子議員さんのご質問の件ですけれども、旧公図ではなく現在のところでしっかりと地積を確認したほうがいいでしょうというご意見でございますけれども、現在建物とかいろいろな施設がその筆界あたりのところにも建っておりますので、測量がなかなか難しいのかなと思っておりますので、今のところは現在の旧公図上で借地をしていきたいと考えております。
議長(林 悦子君) 17番、川那子議員。
17番(川那子秀雄君) あそこは山林ですよね。山林で登記されていますよね。山林のまま借り上げているわけです。もちろん調整区域ですから、この前の都市計画決定のときにあそこの部分だけは地籍調査が入らないということで別枠になっていますけれども、やはり私が問題提起しているのは、ここにありますが、会計検査院、平成7年度決算検査報告というのがあるのですよ。その中に各都道府県に対してこうしなさい、ああしなさいということを通達をしているのです。その中で「公図訂正等の作業は、事前に法務局と調整したり、あと抵当権の権限の抹消等を速やかに行ったりして適切な対応をとること。また、未登記のものについては早期解消に努めることとする」というふうに会計検査院から各都道府県、北海道ほか22県に出しているわけですが、公図訂正というのはできないことではないだろうと思うのです。
 だから、昔の土地を借り上げた山林という登記簿謄本、これは明治時代か、あるいは大正時代かわかりませんが、その謄本をもとにして借り上げているわけです。だから、そういうものが時がどんどんたっていけば相続という問題が出てきます。だけれども、正直言えば相続人が1人であれば問題はありませんが、子供が4人いたと。その人にちゃんと書類を整備してくれれば問題はないと思うのですが、早くやるべきだと思っているのです。それはそれでいいです。
 借りたときの面積は何をもって確定したのか。何をもって確定をしていますか、これは。
議長(林 悦子君) 米川教育部長。
教育部長(米川建男君) 借地料は全て登記上の面積ということでお答えしましたが、登記簿の面積で支払いを基本的にはしているということです。基本的にですね。
議長(林 悦子君) 17番、川那子議員。
17番(川那子秀雄君) 今部長は「基本的に」という言葉を使いました。基本的というのはどういう意味なのですか。基本外にもあるということですか、基本的というのは。基本はそれだけれども、違う方法でもってやっている場合もある。
議長(林 悦子君) 米川教育部長。
教育部長(米川建男君) 先ほど9筆ということで、登記簿の面積で支払いしている……
          〔「ちょっとマイク。ちょっと聞こえづらいんだよな」の声あり〕
教育部長(米川建男君) 聞こえないですか。はい。
 9筆のうち、登記簿の面積で支払いをしているのが7筆ございます。その後、実測後借り上げをしている筆が2筆ございます。
          〔「実測」の声あり〕
教育部長(米川建男君) はい。
議長(林 悦子君) 17番、川那子議員。
17番(川那子秀雄君) 実測と今言いましたけれども、実測はしていないのではないですか。しています。実測は全体の面積をしているだけで。だけれども、その中の地主さんの各番地なんか入っていると思うのですが、実測はしていないのではないですか。
          〔「早くしてください」の声あり〕
議長(林 悦子君) 17番、川那子議員。
17番(川那子秀雄君) 早くしてくださいということなのですが、教育長は設計屋で専門家ですから、そういうところの法律というのは詳しいですよね。詳しくないですか。いずれにしてもどのようにして確定したのか。
 市長、これはどういうふうに、わかっていますか。今同じ質問ですが。
議長(林 悦子君) 中田市長。
 何年前の話をしているのだかわからないのですけれども……
          〔「30年」の声あり〕
議長(林 悦子君) 30年ぐらい前のお話をしているようですが、きちんとわかる人がいればいいですが、言いたくありませんが、合併前の町村の恐らく職員とか議員に聞いても必ずしも正確なことは答えられないと思いますので、ある程度のタイムラグがあるということを承知の上で答弁してください。
 では中田市長。
市長(中田 裕君) 私もこの当時は一般人でございますので、どちらかというと副市長はそちらのほうを少しは思いがあるというふうに思いますので、副市長のほうから話をさせます。
議長(林 悦子君) では、飯嶌副市長。
副市長(飯嶌洋一君) 川那子議員さんのご質問ですが、私も六十二、三年当時ということで記憶のほうが大分曖昧になっているということですけれども、その当時、私が担当をしたのが62年からということですが、それ以前から用地交渉等がされていたというような中で引き継ぎ、それからそういったものを考えたときに、借りている2筆については実測をして借りたという記憶は持っております。
 ただ、それを引き継ぎというような中のものでございまして、議員もご承知のように、1筆については、その当時区画整理事業というものが入っておりまして、そういった中で運動公園の土の採取、それからあの土地については買収に入った当時にはもう既に民間業者が土の採取をしていたと。その後、運動公園の計画がなされ、そこの土地利用ということで土砂を区画整理地内に使うというような中で、区画整理組合のほうで1筆については実測をして土砂採取を始めたというような記憶がございます。
 また、もう一筆につきましては、これは運動公園の計画がなされた時点で農林省の補助で、現在福祉作業所等で利用しております建物を建てるのにそこの場所に建設をするときに実測と、そういったものをして運動公園以前に工事が入ったというような記憶がございます。
 なぜそれでは農林省の建物のところを運動公園の中で借地権、そういったものをしたかということになれば、それはその当時、運動公園というような中に、計画地の中に建物があるので、将来管理上でも運動公園の敷地ということで借地をしたほうがいいだろうというよう話し合いが持たれた結果、運動公園の敷地ということで建物ができた当時、借地をしたというような記憶がございます。
 以上でございます。
議長(林 悦子君) 17番、川那子議員。
17番(川那子秀雄君) 先週ラスカに行きまして担当課長補佐、補佐というのですか、グループ長なのでしょうか、いろいろ聞き取り調査に行ってきたのですが、いわゆる借地料、これは平成10年に271円だったのを24年度ですか、ラスカの建物のところは何か平米380円に値上げをしたということで聞いております。ですから、いわゆる借地料というものはその当時、昭和63年から30年契約で借りたということですから、30年というとあと2年か3年で満期か来るわけです。だから、この24年に381円という借地料単価を決めたということは、借り主に対して貸したほうは上げてくれと言ってくるわけですよね。だから、そのときに今後もそのようにずっと対応していかなければならないだろうということが考えられるわけです。だから381円というラスカの建物は、去年ですか、24年度にアパートというか、あそこの土地並みに引き上げた。
 この方は、ここは名義人は伏せてありますが、私は知っている人です。広大な敷地を持っているということですが、税金に関してはプロです、県税務署にいるわけですから。だから、どうしてもこういう借地料がどんどん値段が上がっていってしまう、そういうおそれがあるのではないか。だから、今議長は何年も前のことと言いますけれども、63年に30年契約で借りて、もうあと3年ぐらいで満期が来るわけです。そのときにどうするのかなという心配をしているわけです。
 それと、借地面積がここに出ておりますけれども、実際にこの借地面積が載っておりますが、これより少ないのに借地面積はこれこれだということで多く払っているのではないか、そういう疑問があるわけです。だから、財政改革なんていうことを言ったって、借りているほうは弱いのだから、もちろん都市公園ですから強制買収も可能なわけですが、やっぱり今後の相続等によって安いんじゃないのと。借地解析の環境とえらい変わってくる。そういうことが予想されるので、第三者から境界の復元を求められたらどうするのですか。この問題、ちょっとお答えをいただきたいと思います。
議長(林 悦子君) 誰が答えるか。
17番(川那子秀雄君) 教育長かな。
議長(林 悦子君) 教育委員会の内容ではなくなっているので副市長が。
 飯嶌副市長。
副市長(飯嶌洋一君) その当時、私も一職員ということで、まだ30代でしたが、携わっておりますので、そういった中で私たちが引き継ぐ前から、先ほども申しましたように用地交渉がなされていたと。そういった中で借地料の一部、多分、建物が建っていた部分についてのお話で値段が違うというようなお話かなと思うのですが、その分については用地交渉の段階で、建物が建った場合には町営住宅相当の借地料というようなことで交渉が進められたということを記憶しております。そういった中で建物が建った部分については、その単価設定で建った時点で単価を設定したということだと思っております。
 また、その後変更になったというのが、地主さんのほうから現在の町営住宅の借地料とその当時の借地料、いわゆる建物が建ったときの単価が相違があるので、大体同じような評価値の単価にしていただきたいというような中で変更がなされたということを承知しております。
 また、先ほども川那子議員からもお話がありましたように、先々相続、そういったものが出てきたときに、借地の場合には、では私の土地についてはどういう部分だというようなことが出るというおそれはあると思っております。本来であれば地籍調査段階で調整がなされるというようなことで、私のほうでもその当時の担当、それから事務引き継ぎの中でも指摘しましたけれども、現在に至ってもなされていないというようなことがありますので、十分可能な限り調査をした中で面積の復元等ができればと考えておりまして、実際にそういう作業も現在進めているところもあるというようなことで報告を受けておりますので、時間はかかるかもしれませんが、現在もそういうところで十分調査をしながら進めていきたいと。また、そういったものを指示をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
議長(林 悦子君) 17番、川那子議員。
17番(川那子秀雄君) 今いろいろお伺いしましたが、謄本の地積の更正は必要ではないのでしょうか。これをやらなければどうしようもないのではないですか。これ、時間がかかる、かからないは関係ないです。法務局とちゃんと協議していけば、地積の更正はできるというふうに考えています。そして、きちっと面積を出して借地料、これを支払っていくということにしていかないと、うわさでは、例えば仮に100の面積の中でも150分払っているのではないかといううわさが立っているわけです。だから、やっぱり正確を期すのが役所ですから、きちんと相続をする、相手方の地主の方に、大事になってくるのではないですか。それはきちっとやってください。
 それから、話はかわりますが、土地の借り上げ料、これについて平成17年度から24年度まで担当から出していただいたのですが、17年度の決算書には1,088万9,958円、これしか支出していないことになっているのです。先ほど笠倉課長に聞いたら、あれは真壁のほうで総務管理費か何かから出しているというようなことを聞きましたけれども、これは認定していますから、常任委員会も総務と違うわけです、保健体育施設というのは。だから、決算書をつくる上で、会計管理者が決算書をつくっているのかどうか私はわかりませんが、決算書を調べていったらそういうことで真壁の運動場だけが欠落をしていたということなのです。これは教育長、どういうことなのでしょうか。
議長(林 悦子君) ラスカ以外のことなのですけれども。それは真壁の運動場のことですか。
17番(川那子秀雄君) いや、よく聞いていただきたいのです。保健体育施設、決算書で出ているわけです。これは平成24年度まで私は見て比較してきたわけですが、17年度には岩瀬のラスカ、それから岩瀬の運動場というか、ラスカの運動場ですね。それから岩瀬というのは磯部、それから青柳の運動場を含めて1,088万9,958円ということで決算書には出ているわけです。だから、私は先ほど笠倉課長から聞いたのは、総務管理費に真壁の運動場は入っていた。これは私はわかりません、比較するにも。だから前年度24年度1,211万3,258円、25年度はもっと大きくなるわけです、実際に。だから市長、地主の要求があればどんどん、どんどんやってしまう、そういうことなのでしょうか。そこら辺のところをきちっとしておいてくださいよ。どうですか、教育長、市長。
議長(林 悦子君) 米川教育部長。
教育部長(米川建男君) 旧真壁時代、真壁運動場駐車場敷地というのがございます。それが当時、財政課に管財係というのが旧真壁時代ございまして、そこで所管しておりました。その関係上だと記憶しているのですが、2款総務費、1項総務管理費、7目財産管理費のほうに122万3,300円で上がってございます。ちょうど合併したのが17年10月ですから、その辺の旧真壁時代のものは総務管理費のほうに入っていたということでございます。
          〔「それは聞いてわかった」の声あり〕
議長(林 悦子君) それはいいのだよ。
          〔「それはわかったと言ったでしょう」の声あり〕
議長(林 悦子君) 二、三年後に契約、30年のあれを迎えるのだけれども、そのときになってまた実勢価格で上がったといって上げられる可能性があるけれども、どうするのだということで、これは。
 上野総務部長。
総務部長(上野幸一君) 地代の満期になった場合、今後どうするのかということですが、議員さんもご承知のように4年ぐらい前ですか、やはり最近地価が下落しているということで借地料の見直しというか、できるだけ、地主さんとのこれは交渉でございますが、地価が落ちているので借地料を少し下げてもらえないかということで、総務部のほうから各担当課にお願いをしております。なかなか実情は難しいのですけれども、それでも何カ所か下がって契約をしている場所もあります。今回の場所につきましては、先ほど副市長のほうから答弁していましたように、交渉時点でいろいろな条件がありまして、これは上げることになっておりますが、今後3年後、こういう満期の時期になった場合には、固定資産税とか、あとは地価の状況等を見まして、何が何でも地主さんから要求があったから上げるというようなことは避けたいとは思っております。一応総務部のほうから全体的な考え方でございます。
 以上です。
議長(林 悦子君) 17番、川那子議員。
17番(川那子秀雄君) だから私は地積の更正、これを大至急にやらなければいけないと思うのです。できるわけですから。法務局と打ち合わせてしていけば、昔の公図なんかは山林の地図でしょう。今現在の公図をつくらなければいけないのではないですか。子々孫々、例えば相続していって、「うちのひいじいさん、あそこに土地があったそうだけれども、うちの土地はどこなの」と聞かれたときに、例えば役所に聞いてきたときに示すことができないのではないですか。これは重大な問題になりますよ。
 例えば第三者に転売をしてしまった。それで境界の復元というか、そういうのを復元してください、私買ったんですからと。だけれども、復元できないではないですか、今、白地になっているわけですから。そこいらはきちっとやる必要があると思います、財産管理で。ただほっぽっておけばいいや、誰も言わないからと。もちろん住民は言わないですよ。だけれども、相続人に必ず問題が出ます。予想されます。そこらはきちっとやってください。
 借地料の改定の根拠、それはどういうふうにしていくのか。というのは、契約書も借地の契約がありますね。そのときに30年たったと。では更新だと。そのときに借地料の根拠はどういうふうにしていくのか。土地代が今下がっているから下げてくれないかという交渉はなかなか難しいのではないですか。だから24年度にラスカの建物の敷地のあたりを持っていた人からの申し出に対して、市営団地の借地価格にして了解をしてもらったということだろうと思うのです。だから、やっぱり借地料というのは土地代が下がったからなんていったって下げてくれませんから。平成10年には151円だったのです、あそこは、坪単価で換算すると。そうすると今現在は186円になっているわけです。磯部なんかは、桜川運動公園なんかは134円、現在。岩瀬の運動場、いわゆる青柳の運動場です。あそこが328円ということで借地料を払っているわけです。
 だから、やはりこういった土地の問題はきちっと解決をしていかないと後で大きなツケを残すというふうに考えます。正直言って市長も副市長もいなくなってしまって、当時のことを何にもわからなくなってしまう職員ばかりになる。そのときにやはり一番示すことができるのは登記簿謄本の更正です。それを早くやってください。市長、どうですか。謄本の地積更正です。早急にやる必要があると私は申し上げている。
議長(林 悦子君) 飯嶌副市長。
副市長(飯嶌洋一君) 今の川那子議員さんのご質問でもありましたように、確かにその当時、総合運動公園の敷地については60年以前からそういう交渉がなされていたということで、職員のほうも私と多分二、三人しかもう今は残っていないと承知をしておりまして、ほとんどの方がもう退職をしているというような中で、議員が懸念するようなお話は当然地権者の方も心配しているというようなお話も聞いております。そういった中で、先ほども答弁いたしましたように、実際に1筆については現在作業を進めているというような報告を受けておりますので、できるだけ早い機会にそういうものが整理できる手法をいろいろな関係機関と十分協議をして早くできる手法を取り入れてできるだけ地権者の意向、考え方に沿った修正ができればと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
議長(林 悦子君) 17番、川那子議員。
17番(川那子秀雄君) まあいいでしょう、ここいらで。幾ら聞いても早くやりたいということだけれども、早くやるというのはどのくらいなのかわかりませんので、幾ら質問をしてもそこいらはどうしようもないので、会計検査院のほうでも言っているわけですから、きちっとやっぱりやる、未登記のものについては早期解消に努めることというふうに言っているわけですから、それと24年の4月には国土交通省の都市局で都市公園法の運用指針というのを出しています。だから、この中にはいろいろ書いてあります。ざっと見ただけですが、やっぱり問題は早く解消しろということですから、どなたが責任を持ってやっていただけるのですか。教育長の管轄、どうなのですか、これは。
議長(林 悦子君) 市長ですから、トップは。
17番(川那子秀雄君) 市長ですか。
          〔「財政課……」の声あり〕
議長(林 悦子君) 財政課でしょうよね。
17番(川那子秀雄君) 答えてください、担当は。
議長(林 悦子君) ある土地は下げる、ある土地は上げるなんていうことはやられては困る。
 上野総務部長。
総務部長(上野幸一君) 今の件につきましては、総務部が中心となりまして、所管的には教育委員会とよく相談しながらできるだけ早く解決できるように、借地料の見直しにつきましては、先ほど議員からもご指摘がありましたように根拠ですね。まずその根拠をしっかりと決めまして見直しを、地主さんからも要求はあると思いますが、そういう基準を示しながらご協力をいただけるよう進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
議長(林 悦子君) 17番、川那子議員。
17番(川那子秀雄君) 上野部長、任期中にやってください。これはもう間違いなくやってもらわないと、引き継ぎなんてないわけですから、間違いなくよろしくお願いをいたしておきます。それでできなかったなんていったらとんでもないことですから、くぎを刺しておきます。
 以上です。
議長(林 悦子君) 以上で川那子秀雄君の一般質問を終了いたします。
                                           
    散会の宣告
議長(林 悦子君) 本日の日程は全て終了いたしました。
 本日はこれで散会いたします。
 ご苦労さまでした。
          散 会  (午後 3時04分)