平成25年第2回桜川市議会臨時会議事日程(第1号)

                          平成25年7月8日(月)午前10時開会
日程第 1 会議録署名議員の指名                             
日程第 2 会期の決定                                  
日程第 3 執行部あいさつ                                
日程第 4 議案第53号 固定資産評価審査委員会委員の選任について            
日程第 5 議案第54号 市長等の給料の特例に関する条例                 
追加日程第1 議会運営委員会委員の選任について                      
日程第 6 執行部あいさつ                                

出席議員(19名)
  1番   萩  原  剛  志   君     2番   鈴  木  裕  一  君
  3番   仁  平     実  君     4番   菊  池  伸  浩  君
  5番   市  村     香  君     6番   岩  見  正  純  君
  7番   小  高  友  徳  君     8番   飯  島  重  男  君
  9番   中  川  泰  幸  君    10番   皆  川  光  吉  君
 11番   増  田     豊  君    12番   潮  田  新  正  君
 15番   高  田  重  雄  君    16番   増  田  俊  夫  君
 17番   川 那 子  秀  雄  君    18番   橋  本  位 知 朗  君
 19番   増  田     昇  君    21番   上  野  征  一  君
 22番   林     悦  子  君

欠席議員(1名)
 13番   相  田  一  良  君

地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
   市     長  中 田   裕 君
   副  市  長  飯 嶌 洋 一 君
   教  育  長  石 川   稔 君
   市 長 公 室 長  森     毅 君
   総 務 部 長  上 野 幸 一 君
   市民生活 部 長  上 野   純 君
   保健福祉 部 長  袖 山   勉 君
   経 済 部 長  植 木   優 君
   建 設 部 長  青 柳   栄 君
   上下水道 部 長  大和田 憲 一 君
   教 育 部 長  米 川 建 男 君
   会 計 管 理 者  杉 山 文 男 君

職務のため出席した者の職氏名
   議会事務 局 長  市 塚 邦 彦 君
   議会事務局書記  廣 澤 久 夫 君
   議会事務局書記  仲 田 浩 司 君
   議会事務局書記  長谷川 勇 貴 君

          開 会  (午前10時03分)
    開会の宣告
議長(林 悦子君) 皆さん、おはようございます。本日の出席議員は19名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立いたしますので、ただいまより平成25年第2回桜川市議会臨時会を開会いたします。
 地方自治法第121条の規定により、説明のため議長からの出席要求による出席者及び事務局職員は配付した資料のとおりです。
                                           
    開議の宣告
議長(林 悦子君) これから本日の会議を開きます。
                                           
    会議録署名議員の指名
議長(林 悦子君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 本臨時会の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により議長より指名いたします。
   18番 橋 本 位知朗 君
   19番 増 田   昇 君
   21番 上 野 征 一 君
 以上3名を会議録署名議員に指名いたします。
                                           
    会期の決定
議長(林 悦子君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。
 議会運営委員長より、本臨時会の会期日程等議会の運営に関する事項について、議会運営委員会の協議の結果を報告願います。
 議会運営委員会委員長、潮田新正君。
          〔議会運営委員長(潮田新正君)登壇〕
議会運営委員長(潮田新正君) おはようございます。議会運営委員会の会議結果を報告いたします。
 円滑な議会運営を図るべく、本日午前9時から議長の出席を得て開催し審議した結果、次のとおりに決定をいたしました。
 会期は本日限りとし、2議案を審議し、採決をいたします。
 なお、議案第54号 市長等の給料の特例に関する条例の表決については、起立採決で行うことと決定をいたしました。
 以上であります。
議長(林 悦子君) お諮りいたします。
 本臨時会の会期日程等は、議会運営委員長の報告のとおりにしたいと思います。ご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(林 悦子君) 異議なしと認めます。
 よって、会期日程等は、議会運営委員長の報告のとおり決定をいたしました。
                                           
    執行部あいさつ
議長(林 悦子君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許します。
 中田市長。
          〔市長(中田 裕君)登壇〕
市長(中田 裕君) おはようございます。本日ここに、平成25年第2回桜川市議会臨時会を開会するに当たり、提出議案の概要説明を兼ねて一言ご挨拶を申し上げます。
 議員各位におかれましては、公私ともご多忙のところご出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。市のフェイスブックにも掲載いたしましたが、先週の3日、神奈川県海老名市の市長初め議員の皆様22名が桜川市と那珂市に視察に訪れました。議員各位もご存じかと思いますが、海老名市と那珂市を交えた3市間で、本年4月に災害時における相互応援に関する協定を結んだところでございます。今回の視察は、東海沖から四国沖の南海トラフを震源とする巨大地震が懸念される中、東日本大震災を経験した生の声を聞き、災害時の参考にしたいとの海老名市からの申し出を実施されたものでございます。海老名市の皆様は東日本大震災発生時の桜川市の対応と被害状況の説明に加え、特に大きな被害を受けた重要伝統的建造物群保存地区の真壁の街並みを視察し、修繕の様子などを熱心に見学されました。このように人口も環境も全く違う市同士が相互の理解をより深めることは、災害時のより迅速な応援につながります。
 一方で、これを機にさらなる市民相互や地域間の交流が深まることを期待しておるところでございます。議員各位におかれましても、今後ともご理解、ご協力を賜りますようお願いを申し上げます。
 さて、それでは今回の臨時会でご審議いただく2つの案件につきまして、概要説明をさせていただきます。
 議案第53号 固定資産評価審査委員会委員の選任につきましては、地方税法第423条第4条の規定により選任したので、同第5項の規定により、議会の承認を求めるものでございます。
 次に、議案第54号 市長等の給料の特例に関する条例につきましては、市長及び教育長の給与の特例に関する条例の制定でございます。
 後ほど詳細につきましては担当部長から説明をさせますので、何とぞ慎重なるご審議の上、ご了承、ご議決くださいますよう心からお願いを申し上げ、挨拶といたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。
                                           
    議案第53号の上程、説明、質疑、採決
議長(林 悦子君) 日程第4、議案第53号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 中田市長。
          〔市長(中田 裕君)登壇〕
市長(中田 裕君) それでは、提案のご説明をいたします。
 本市の固定資産評価審査委員会委員の任期は3年でありますが、任期の途中で欠員が生じました。長塚直之さんが逝去したためでございます。地方税法第423条第4項の規定により、平成25年7月1日、飯島泰則さんを選任したので、地方税法第423条第5項の規定により、事後の承認を求めるものでございます。
 なお、飯島泰則さんの任期は、地方税法第423条第6項の規定により、前任者の残任期間である平成26年11月24日までとなっております。
 飯島泰則氏は、桜川市真壁町飯塚126番地1にお住まいで、昭和23年9月19日生まれの方です。長く真壁町役場に奉職し、合併後は桜川市の教育委員会次長、そして総務部長を歴任されました。現在では飯塚地区の副区長の役職につかれるなど、非常に勤勉で実行力のある方でございます。よろしくご審議を賜り、ご承認くださいますようお願いを申し上げ、説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
議長(林 悦子君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。ご質疑ありますか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(林 悦子君) 質疑を終了します。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり承認することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(林 悦子君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第53号は原案のとおり承認することに決定いたしました。
                                           
    議案第54号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(林 悦子君) 次に、日程第5、議案第54号 市長等の給料の特例に関する条例を議題といたします。
 提案理由の説明を願います。
 森市長公室長。
          〔市長公室長(森  毅君)登壇〕
市長公室長(森  毅君) おはようございます。議案第54号 市長等の給料の特例に関する条例についてご説明いたします。
 この条例は、既存の市長の給与の特例に関する条例を廃止し、新たに市長等の給料の特例に関する条例を制定するものでございます。
 第1条は、市長の給料の月額を平成25年8月1日から平成25年8月31日までの1カ月間、今回新たに100分の10、1カ月を減額し、100分の25を乗じて得た額を減じた額とするものでございます。着服がありました施設使用料等の歳入事務につきましては、市長が教育委員会へ委任した事務でございます。着服した職員は教育委員会の職員であり、監督権限については教育長に帰属するものですが、市役所の全職員に綱紀粛正を図り、市民の市役所に対する信頼を回復するため、減額するものでございます。
 第2条は、教育長の給料の月額を平成25年8月1日から平成25年9月30日までの2カ月間、100分の15を乗じて得た額を減じた額とするものでございます。着服がありました施設使用料等の歳入事務は教育委員会に委任された事務であり、懲戒処分を受けた職員の監督権限は教育長に帰属するものでございます。今回の歳入につきましては、桜川市教育委員会事務決裁規程の中で調定額が300万円未満は課長への専決委任事務であったため、教育長が直接事務監督を行う環境ではございませんが、帰属職員の管理監督者としての責任があるため、減額するものでございます。
 附則といたしまして、この条例は平成25年8月1日から施行する。市長の給与の特例に関する条例は廃止する。
 以上でございます。
議長(林 悦子君) 提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。ご質疑ございますか。
 4番、菊池伸浩君。
4番(菊池伸浩君) 今回の公金着服事件について、市民からもいろいろ質問等が出ていまして、私もちょっと返答に困っていますので、市の見解を3点伺います。
 1つは、公金着服した元職員が費用は全部弁償した、そして懲戒解雇を受けたということで、市が告訴をしないのは何ゆえかと。お金を返せばいいのかという、そういう素朴な疑問が出ていまして、市の考えを、公式な見解を伺いたい。私のほうでは、告訴するのは市しかできませんけれども、告発は市民でもできますから、皆さん告発しても結構ですよという説明はしております。その告訴をしない理由を、公式見解をちょっとお願いしたい。
 2つ目なのですが、今回市長、教育長が責任をとって減給になったわけですが、人事配置に問題があったのではないかと、そういう指摘が市民の声としてあちこちから出ているのです。これについて特に教育長はどう考えているのか、そこの見解を伺います。
 3点目、今回の事案は非常にずさんきわまりない初歩的なミスが重なったわけですよね。そうすると、例えば平成24年度の決算で言うと、7割から8割が抜き取られていて、残ったのが3割だったと。そうすると、月例報告でもこんなずさんな例は見つけられるのではないかと。監査委員の責任もないのかという、そういう疑問が出ているのです。これについてはどういうふうに、私も聞かれますので、説明していいのか、お答え願います。
 3点です。
議長(林 悦子君) 中田市長。
市長(中田 裕君) 1点目の告訴しない方針なのかという質問でございますが、着服した職員に対しまして厳しい処分をさせていただきました。懲戒免職、年金等もいただけなくなるという厳しい措置をさせていただきました。また、今回の着服問題につきましては、着服した金額をしっかり返済していただくということが危機管理の一番の要諦であるというふうに私は考え、親族の皆様方にも強く返還を求めさせていただきました。おかげさまで6月14日夕方には全額返還をされたわけであります。これは、大変家族の皆さん方が心血を注いで返していただいたという事例を重く勘案させていただきました。そういうことで、本人も厳しく処分をされました。こういうことで、現在のところ告訴する予定はございません。
議長(林 悦子君) 石川教育長。
教育長(石川 稔君) 人事配置についてのお尋ねですけれども、元職員は平成23年4月からスポーツ振興課のほうに配置になっております。23年度は岩瀬の体育館の管理は2人体制で行っておりました。2人体制で行っておって、何の問題もなくしっかりやっておったところでございます。
 それで、平成24年度から機構改革がありまして、スポーツ振興課を、真壁庁舎にあったのを効率が悪いからということで岩瀬の体育館のほうへ持っていきまして、課体制で管理をしていれば別にそういう支障はないなと思ってやってきたのですが、その辺のところがちょっと認識が甘かったと思っております。
 こういう形で不祥事が起こってしまって、本当に皆様方には申しわけないところでございますけれども、職員の配置といたしましては、そういう形で本体を持っていって、それがちょっと機能がしなかったということで、残念に、遺憾なことと思っております。今後はしっかりと監督をしてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
議長(林 悦子君) 上野総務部長。
総務部長(上野幸一君) それでは、監査委員がなぜこういうことが発見できなかったのかというご質問だと思いますけれども、昨年までは監査委員事務局が市長公室の部局におりました。ことしの4月から総務部のほうに監査委員会が入ってきております。内容的には例月出納検査、決算審査等のいろんな監査がございます。多分今ご指摘なのは例月出納監査だと思いますけれども、例月出納監査の場合には基本的には調定とそれに伴う収納事務の確認でございまして、今回の着服につきましては、納付書とか、そもそもの台帳類ですか、それとのチェックをしないとなかなか発見できにくかったということで、今後は監査のあり方についても監査委員さんとよくお話をしながら、改めるべきところは改めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
議長(林 悦子君) 4番、菊池議員。
4番(菊池伸浩君) 1番目と2番目はいいのですが、3番目の例月出納監査ですか、これが、だから1割、2割着服して若干減っているというのならば誰もが見落とすだろうと。でも、逆に7割、8割が着服されて、3割ぐらいしか、収入ががた減りしているという、これを1年間気がつかない監査は何なのかという、元役場職員、退職者の方々何人かからも伺っているのですよ。幾ら何でもこれは監査がずさん過ぎるのではないかというようなことがあるのですが、それについてはどういう見解でしょうか。
議長(林 悦子君) 上野総務部長。
総務部長(上野幸一君) お答えします。
 先ほども申しましたように、例えば調定ベースのほうから収納済みをということでございますので、確かに7割、8割方抜かれていて、そういうのがなぜ発見できなかったのかということなのでございますが、通常納付書との突合とか、そういうものがあれば当然これ気がつく。これは職員のレベルでも当然なのですけれども、監査委員さんのところにはやはり職員からある程度そういうデータ的なものが上がって、監査委員さんはそれに基づいて監査をしておりますので、先ほども申し上げましたが、今度監査委員さんとよくお話をしまして、その辺のところ遺漏がないように進めてまいりたいと思いますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
議長(林 悦子君) ほかにございませんか。
 17番、川那子秀雄君。
17番(川那子秀雄君) この市長の給料の特例というのは、市長自身あるいは教育長自身が決めるわけでしょうか。私ちょっとわからないものですから、質問をいたします。それが1点。
 それから、第1条の8月1日から8月31日まで1カ月ということですが、この前の総務委員会のほうで決めたものは7月、8月ということになっていたかと思うのですが、7月というのは前の条例でもってそれをされているのでしょうか。そこがちょっとわかりません。ですから、100分の25ということなのですが、いわゆる前に決めていたものはチャラにして、新たに100分の25ということなのでしょうか。そこがちょっとわかりません。
 それと、結局教育長の給料の特例ということ、2カ月ということになっておりますが、市長のほうは1カ月、教育長は2カ月ということになっていますが、これはどういうわけでなっているのか。先ほど菊池議員のほうから告訴という話がありましたが、ちょっと具体的に表現しますと、悪いことをして盗んでしまったと。返せば、これ罪はないのかということで、市のほうではそれだけの罰を与えたからいいのだとか、告訴しない方針だと市長から返事がありましたけれども、私は市民のほうでいつも聞かれるのですが、そういうことをやっておいて、金を返せば済むのか。まして教育長ということは、子供たちの教育に関することで、変な話、消しゴムを盗んだから返せばいいのかと。教育指導ということにならないのではないかと疑問が寄せられております。だから、返せばいいということで済ますには、これは本当に奥深いものがあります。24年度、25年度、教育部長が罰を受けた。新任で来て、正直言って罰を受けてしまった。だから、下の組織を罰すれば済むという考え方は非常に危険なのです。
 教育長の場合には100分の15ということになっておりますが、私はもっと重いのではないかと、そういうふうに考えます。だから、最初申し上げましたように、本人の申告なのか、誰がどうやって決めるのか、私らにはわからないのですが、それをちょっと答えていただきたいと思います。
議長(林 悦子君) 森市長公室長。
市長公室長(森  毅君) お答えいたします。
 誰が決めるのかというところでございますが、特別職につきましては懲戒処分の決まりがございませんので、あくまで特別職側からの申し出による減額ということになります。
 それと、7月、8月の減給でございますが、条例の施行日が8月1日から施行ということで、7月分につきましては現行の100分の15の減額、8月につきましては100分の25の減額となっております。
 それと、市長と教育長の違いということでございますが、今回の件ですと教育委員会の所管のところで起きたということで、市長部局、教育委員会部局と分けての考えかと思います。
 以上です。
議長(林 悦子君) いいですか、それで。
 17番、川那子議員。
17番(川那子秀雄君) ちょっと説明がわからないのですが、結局人事の問題なのですが、これはあくまでも市役所の職員というのは、教育委員会に行くのも人事なわけですよ。すると、ここで教育委員会に、本人は建設課にもといたように私は記憶しているのですが、そういう人事異動でそうなった。だから、根本的には人事は教育長がやるのか、市長がやるのかわかりませんが、あくまでも基本的には桜川市の市長は中田市長ですから、区分けすると難しくなるのですが、そういうことで異動させるのは市長である、使うのは教育長のほうに、教育委員会に行った場合にはなるということなのですが、これ、なぜ1カ月なのか、それがちょっとわからないのです。ということは、職員に相当あれだけの処罰をしておいて、特別職はそういう処罰は受けないということですけれども、私は冗談でこの前、半分ぐらい減俸したらいいのではないかというお話をしましたけれども、結局任期は市長は10月ですか。もう少し、1カ月なんていうことでは市民には説明できません。これをやっぱり考えていただきたい。やっぱりここのところ不祥事が、残土問題で職員を処罰、それからもう一つは、新聞に掲載されましたけれども、一部事務組合のし尿処理場の職員が酒気帯び運転で事故をやったのでしょうか、あれも懲戒解雇しているわけです。それもあくまでも市長が頭にいるわけです。今回は、これは使い込みというより、これ横領ですよね。横領です、公金横領ですよ。そういうことをやっていて市長は100分の25、1カ月、これは非常に市民に説明しづらい。もう少し減俸してもいいのではないかというふうに私は思います。
 それと、教育長が100分の15ということになっておりますが、なぜ100分の15なのか。教育委員会の職員になっていて、教育長、これ自分で申告するのですか、私は100分の15でよろしいのですかと。これはやっぱり市長が100分の25だったら、教育長も100分の25ですよ。そういうふうに考えるのが一般の市民の考え方だろうと思うのです。それについて市長並びに教育長に答弁をしていただきたいと思います。
議長(林 悦子君) 間違ったほうに議論が行かないようにきちんと説明を。いいあんばいな説明だと余計わかりづらくなってしまうから、責任の所在と責任の性質が違うということをきちんと言わないとだめですよ。
 森市長公室長。
市長公室長(森  毅君) 先ほどお話ししたように、責任、監督がどこにあるかというのが判断の基準かと思います。教育委員会にあるのか、市長部局にあるのかということでございます。
 それで、率のことでございますが、教育長の100分の15という数字につきましては、東日本大震災の特例措置が来年の3月31日までございますので、その分が5%、今回の使用料着服に関する部分で100分の10、10%の減額となっております。市長につきましても、25%につきましては、東日本大震災の5%、高久ストックヤードの10%減、それと今回の10%減ということになっております。
          〔「教育長はどうなの、教育長」の声あり〕
議長(林 悦子君) 石川教育長。
教育長(石川 稔君) 私の減給10分の1、2カ月ですけれども、教育委員会の職員でありましたので、私の監督責任が重いということで2カ月の減給をさせていただくことになりましたので、よろしくお願いをいたします。
議長(林 悦子君) 3回目ですよ。17番、川那子議員。
17番(川那子秀雄君) 教育長、100分の15というのを言っていないのですよね。なぜ100分の15なのか。市長が100分の25、1カ月。これは私は市長にもお伺いしたいのですが、要するに教育長が2カ月をとっているわけですから、同列で管理監督責任ということであれば2カ月をするのが普通ではないのか。市民に説明はできませんよ。なぜ教育長は100分の15なのか。これ自己申告なのでしょうか。そこいら辺は市長に準じてやるのが当たり前かなと、そのように考えるのですが。それだけお願いします。
議長(林 悦子君) 石川教育長。
教育長(石川 稔君) 100分の15の減給の内訳ですけれども、先ほど森公室長のほうから答弁があったと思いますけれども、平成23年の東日本大震災に、それによって5%を今行って、来年の3月いっぱいまでで28カ月分の5%をカットいたしております。それに加えまして、今回の不祥事で10%を2カ月間減給するということでございますので、よろしくお願いいたします。
議長(林 悦子君) ほかにご質疑ございませんか。
 5番、市村香君。
5番(市村 香君) 1つ、先ほど公室長も特別職については本人の申し出ということなので、それは理解しました。
 ところで、前回の全員協議会のときに、この三役のあれはどうなるのですかというときに、副市長のほうから申し出をする準備を、公室のほうの事務局といろいろあるのでということでお話しされていました。その中、今回、これは議運のときでもちょっと聞いたのですが、副市長がそういう話をしていましたので、副市長はどうだったのかなということも含めて、総務部長が出席しておりましたので、この案件をこのとおりでいいかどうかということで運営協議会は協議するわけですから、その判断材料としてちょっとお聞きしたいなと思いましたらば、総務部長は何もそういうところに、会議に出席していなかったので答えられないということで、説明は受けられませんでした。そういうことで、副市長どうなったのかということが1つと、あと、そういう会議のときに、議運に来ても総務部長が説明できなくてはどうしようもないわけですよね。ですので、今回こういう特別職についての本人の申し出を、どこでどのように、これにしていいということで協議したかという、事務方のだれとだれが出席してそれを決めたのか。総務部長は出席していないということなので、そこに出席参加した氏名をお願いしたいと思います。
議長(林 悦子君) 副市長が対象になっていない理由については。きちっと言ってくださいね、曖昧ではなく。簡単に説明できるはずなので。
 飯嶌副市長。言いづらいでしょうが、自分のことですから、それで、きっちりと話してください。
副市長(飯嶌洋一君) まず初めに、私の処分ということに関しましては、いわゆる指揮監督権、そういったものが私の場合には減給するまでの責任がないということで判断を最終的にはいたしました。ただ、市長を補佐しながら綱紀粛正に今後とも努めていきたいという意思は変わりません。
 また、先ほど公室長のほうで、最終的に決めるのは、それは市長、教育長とか特別職の場合には自分の申し出ということですけれども、それに至る経緯は、事務当局のほうで県内の事例、そういったものも市長、特別職のほうには判断の参考資料として提示をした中で、市長、教育長が判断したものと考えております。
 また、通常ですと、職員の場合には懲戒分限審査委員会がありますので、そういった中でやりますが、特別職におきましては、いわゆる公室長、それから職員間、そういったもので、いわゆる先ほど申しました参考資料、そういったものも提示して判断材料にしていただくということで同席をしております。
 以上でございます。
議長(林 悦子君) 協議の経過というか、協議の場に参加した者。
副市長(飯嶌洋一君) 今申しましたように、特別職においては自分がみずからということですので、ただそれの判断をするのには、やはり公室長、職員課がいろいろな参考事例とかを提示しまして判断材料にしていただくということで、当然公室長とか職員課長が同席をした中でそういうものを提示をしたと承知をしております。
議長(林 悦子君) 5番、市村議員。
5番(市村 香君) 要するに、だから総務部長は参加していなかったと。公室長、職員課はどこまでが参加するのですか。私はただ素直に、どういう方が参加してそれを決定しているのかなというのを、素朴な質問をしていることです。
議長(林 悦子君) 参加というか、決める場ではないのだよね。そこをきちんとしないと。
          〔「そうそう、それはわかるの」の声あり〕
議長(林 悦子君) 飯嶌副市長。
副市長(飯嶌洋一君) 先ほども答弁で申しましたように、職員の場合には懲戒分限処分審査会という会がありますので、その中で処分を決定をするということでございます。ただ、何回も申しますように、特別職においてはみずからが判断するということでございますので、ただその判断材料にするいわゆる資料、そういったものにつきましては、公室長、それから職員課長のほうで特別職に提示をしているということですので、いわゆる職員と同じような審査会、そういった会はございませんので、あくまでも本人の判断ということで、資料の提供、そういったものは公室長、職員課長初め職員のほうで判断材料の資料を提供しているということでございます。
議長(林 悦子君) 5番、市村議員、3回目です。
5番(市村 香君) はい、それはわかりました。この議運のときにも説明が聞かれないということになると、いつも何か曖昧みたいになりますので、ある程度、今回の場合には本人の申し出ということで副市長の考えはお聞きしましたので、それはわかりました。以後またこういうことのないように、くれぐれもよろしくお願いいたしたい。
議長(林 悦子君) ほかにご質疑ございませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(林 悦子君) では、質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ございますか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(林 悦子君) 討論ありません。これで討論を終わります。
 これから本案を採決します。
 この表決は起立によって行います。
 本案を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
          〔起立多数〕
議長(林 悦子君) 起立多数。
 よって、議案第54号は原案のとおり可決することに決定いたしました。
 ここで暫時休憩いたします。
          休 憩  (午前10時44分)
                                           
          再 開  (午前11時10分)
議長(林 悦子君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
                                           
    議会運営委員会委員の選任
議長(林 悦子君) 休憩中に開会した議会運営委員会の報告を願います。
 議会運営委員会委員長、潮田新正君。
          〔議会運営委員長(潮田新正君)登壇〕
議会運営委員長(潮田新正君) それでは、議会運営委員会の審議の結果を報告いたします。
 議会運営委員の選任については、直ちに日程に追加し、追加日程第1として審議、採決することに決定いたしましたので、ご報告いたします。
 なお、選任方法については、議長指名といたします。
議長(林 悦子君) お諮りいたします。議会運営委員長の報告のとおりとしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(林 悦子君) 異議なしと認めます。
 よって、追加日程第1、議会運営委員会委員の選任についてを議題といたします。
 議会運営委員会委員の選任については、桜川市議会委員会条例第8条第1項の規定により、議長より指名したいと思います。ご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(林 悦子君) 異議なしと認めます。
 よって、議会運営委員会委員に高田重雄君を指名したいと思いますが、ご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(林 悦子君) 異議なしと認めます。よって、高田重雄君を議会運営委員会委員に選任することに決定いたしました。
                                           
    執行部あいさつ
議長(林 悦子君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許します。
 中田市長。
          〔市長(中田 裕君)登壇〕
市長(中田 裕君) 平成25年第2回桜川市議会臨時会の閉会に当たりまして、一言御礼のご挨拶を申し上げます。
 今臨時会におきましてご提案いたしました議案につきまして、原案のとおりご承認、ご議決いただきまして、まことにありがとうございました。今後とも議員各位におかれましては、格別のご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会の挨拶といたします。
 ありがとうございました。
                                           
    閉会の宣告
議長(林 悦子君) 本臨時会に付議されました案件は全て議了いたしました。
 以上で平成25年第2回桜川市議会臨時会を閉会いたします。
 ご苦労さまでした。
          閉 会  (午前11時12分)