平成24年第3回桜川市議会定例会議事日程(第4号)
平成24年9月14日(金)午前10時開議
日程第 1 議案第62号 平成23年度桜川市一般会計歳入歳出決算認定について
日程第 2 議案第63号 平成23年度桜川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について
日程第 3 議案第64号 平成23年度桜川市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定につい
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日程第 4 議案第65号 平成23年度桜川市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
日程第 5 議案第66号 平成23年度桜川市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について
日程第 6 議案第67号 平成23年度桜川市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定につい
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日程第 7 議案第68号 平成23年度桜川市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
日程第 8 議案第69号 平成23年度桜川市水道事業会計決算認定について
〇出席議員(20名)
1番 萩 原 剛 志 君 2番 鈴 木 裕 一 君
4番 菊 池 伸 浩 君 5番 市 村 香 君
6番 岩 見 正 純 君 7番 小 高 友 徳 君
8番 飯 島 重 男 君 9番 中 川 泰 幸 君
10番 皆 川 光 吉 君 11番 増 田 豊 君
12番 潮 田 新 正 君 13番 相 田 一 良 君
14番 大 塚 秀 喜 君 15番 高 田 重 雄 君
16番 増 田 俊 夫 君 17番 川 那 子 秀 雄 君
18番 橋 本 位 知 朗 君 19番 増 田 昇 君
21番 上 野 征 一 君 22番 林 悦 子 君
〇欠席議員(2名)
3番 仁 平 実 君 20番 塚 本 明 君
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 中 田 裕 君
副 市 長 飯 嶌 洋 一 君
教 育 長 石 川 稔 君
市 長 公 室 長 臼 井 典 章 君
総 務 部 長 山 田 澄 男 君
市民生活部長 大 川 正 彦 君
保健福祉部長 石 堀 純 君
経 済 部 長 植 木 優 君
建 設 部 長 高 松 輝 人 君
上下水道部長 青 柳 栄 君
教 育 部 長 上 野 幸 一 君
会 計 管 理 者 大和田 清 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議会事務局長 入 江 豊 君
議会事務局書記 廣 澤 久 夫 君
議会事務局書記 仲 田 浩 司 君
議会事務局書記 長谷川 勇 貴 君
開 議 (午前10時00分)
〇開議の宣告
〇議長(相田一良君) 皆さん、おはようございます。
本日の出席議員は20名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、これより本日の会議を開きます。
ここで暫時休憩いたします。
休 憩 (午前10時00分)
再 開 (午前11時15分)
〇議長(相田一良君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
〇議会運営委員長報告
〇議長(相田一良君) 休憩中に開催した議会運営委員会の協議の報告を願います。
議会運営委員長、大塚秀喜君。
〔議会運営委員長(大塚秀喜君)登壇〕
〇議会運営委員長(大塚秀喜君) 議会運営委員長報告。議会運営委員会の会議結果を報告いたします。
議会運営委員会の審議の結果、9月21日金曜日の会議時刻を繰り上げ、午前10時開会とすることに決定しました。
以上で報告を終わります。
〇議長(相田一良君) ただいまの委員長報告のとおりとすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 異議なしと認め、議会運営委員長の報告のとおり決定しました。
〇議案第62号〜議案第69号の大綱質疑
〇議長(相田一良君) 本日は、9月13日に上程されました議案第62号 平成23年度桜川市一般会計歳入歳出決算認定についてから議案第69号 平成23年度桜川市水道事業会計決算認定についてまで8案の大綱質疑を行います。
大綱質疑については、一般会計、特別会計及び水道事業会計を一括して行います。また、質疑は答弁を含め20分とします。質問は、3回までといたします。また、質問の方は、聞きたいページ数を指摘の上質疑願います。なお、自分の所属する委員会の質疑はできませんので、ご理解願います。
これより質疑を行います。質問ありませんか。
高田議員。
〇15番(高田重雄君) 162ページ、桜川北部ふるさとづくり協議会助成金、これは県とか国とかの補助はあるのですか、単費ですか、一般会計からですか、この200万円の使い道を明確に全てお答えください。
以上です。
〇議長(相田一良君) 植木経済部長。
〇経済部長(植木 優君) 高田議員さんのご質問にお答えいたします。
桜川北部ふるさとづくり協議会助成金200万円につきましては、市単独の補助でございます。
〇議長(相田一良君) いいですか。
〇15番(高田重雄君) それだけでは。明確に細かいのを全部細かく。
〇経済部長(植木 優君) それの使い道ということでしょうか。
〇15番(高田重雄君) はい。
〇経済部長(植木 優君) 昨年度、23年度に駐車場の舗装工事109万950円と支出しております。そのほか、直売所の断熱及び加工施設の築造工事ということで、屋根と天井の修繕、それから加工施設の築造工事ということで77万3,850円、それから電気工事、ガス配管工、換気扇フード、水道、排水工事として15万8,250円、合計しまして202万3,050円をそれで使用しております。
以上です。
〇議長(相田一良君) 高田重雄君、2回目。
〇15番(高田重雄君) これ202万円と、200万円というのと、2万円も追加してしまったの。それはそれでいいですけれども、これ、舗装に百何万円、あれは大泉の直売所のことですよね、これ。
それと、もう一つ聞きたいのですが、これ昨年、その昨年前ですか、最初の持ち上がりのときに、単費で700万円ほど出ていると思うのです。その次300万円が出て、トータル、要するに県の補助金、県、国の補助事業から始まって、そこからまず幾らあそこへ投入したか、そしてその次単費で桜川市で幾ら今までにあそこに投資したか。
もう一つ、あそこは誰の持ち物になっているのか、それと今の売り上げはどれぐらいになっているのか、利益は出ているのか。それと、その利益が出たときには、誰が頂くのか、市では頂けないという話ですから、その辺のところを立て続けに聞きましたけれども、漏れたときはまた聞きますし、それと商売、直売所やるのは結構ですが、おんぶにだっこにてんぐるまというのはあの事業ではないですか、市長。建物を建ててやって、トイレつくってやって、舗装してあげて、POSシステムのレジも買ったでしょう、去年かおととし。それで、舗装もしてあげて、補正、77万円、何、屋根、電気。商売やるのに全部やってもらって、私タカダメガネが市で眼鏡屋つくって、建物つくってもらったらどう、在庫以外は。そんな補助事業というのはあるのですか。とりあえずそういうことは市長に聞きますが、今言った補助金と総額あそこに幾らお金かけたか、あそこを、さっき言った売り上げと、誰の持ち物だか、固定資産税払っているのか、利益が出ているのか、まだまだこれから投入するのか、赤字のときはまたぼんぼん、ぼんぼん入れるのですか。一斉に植木さんに聞きましたから、漏れているときは質問のうちに入りませんか。
〇議長(相田一良君) うん。
〇15番(高田重雄君) お願いします。
〇議長(相田一良君) 植木経済部長。
〇経済部長(植木 優君) 平成21年度にご指摘のように市補助金として700万円、22年で市補助金が300万円、23年度で市補助金が200万円、合計しまして市からは1,200万円を補助しております。
また、県補助としまして、21年、22年、2年間で80万円ずつ、160万円が支払われております。合計しまして1,360万円が補助と、市、県と合わせまして支払われております。
それから、建物の固定資産税とかその利益だと思うのですが、23年度の決算報告におきましては、直売所さくらの収支状況ですが、収入が1,240万3,097円、支出が1,228万8,875円、差し引きまして13万4,222円の利益ということで報告がなされております。
それから、固定資産税なのですが、これにつきましては、ちょっとこちらに……
〇15番(高田重雄君) 誰の持ち物になっているかと、補填されると誰の持ち物なのですか。市の持ち物ですか、あれ。
〇経済部長(植木 優君) いえ、桜川北部ふるさとづくり協議会の所有ということでございます。
固定資産税について、ちょっと手元に資料はございませんので、後ほど調査しまして報告いたします。
〇15番(高田重雄君) あと、13万四千幾ら、利益、その利益は誰のところへ行くの。
〇経済部長(植木 優君) 同じく桜川北部ふるさとづくり協議会にという。
〇議長(相田一良君) あと漏れないかな。
〇15番(高田重雄君) 漏れないです。
〇議長(相田一良君) 高田議員。3回目ね。
〇15番(高田重雄君) 桜川北部なんとか協議会に入る。それは、どういう方が入っておられる、桜川市の方ですか。できれば名前。その方たちは、利益の13万円は分けたということですか。建物から、これ1,360万円も補助金を出していて、ほぼ全部補助金で建てたような形でしょう。それで、利益、桜川何とかの、どういうふうに検討したとか、これそれと失礼ですが、人件費なんかも使って人を使っているのでしょうけれども、あとその前に1,000万円出したとき、多分俺POSシステムのレジを買ったとか、保冷庫を買ったとか、これそういう話も聞いているのですが、それも事実なのかも後で聞きます。もう2回目になってしまいますから。
それとこれ、市長、今度は市長に聞きます。これあり、こういうもの。では、仮に木植につくりたい、では本郷でもやりたい、では真壁の酒寄でもやりたい、出せますか、出していただけるのですかと市長に聞きたいし、こういうものを出すときに市長は、ほいきた、出してあげなさいと言ったのかどうか。でなければ、出ないでしょう。単費で700万円なんていうのは、私は初めて見てたまげましたから。なぜ知ったか、監査やったからです。小林議長のかわりに監査をやったときに、これ単費なのですか、補助金というのはうまくない。それも一番でかい予算書の農地課の5,000万円だ、6,000万円だというでかいところにそろっと700万円と入ったら気がつかなかったのです。それを気がついたのは、監査やったからなのです。それを許可したのが市長でしょう。なぜ、それでなくて、単費700万円なんていうのは出せないでしょうと、もう過ぎてしまったことですけれども。それで、なおかつ今回の200万円、舗装、農産物直売所なんて舗装なんか要らないのです。砂利だって十分物は売れるでしょうと。もうかってから自分で舗装させなさいよ。舗装までしてやって、これ正しいと思いますか、市長。植木さんにはもう、部長には聞けない。市長がオーケー出す、判こを押さなければ出さなかったのでしょうから、自分で市長どう思っているか、市長に私聞きたいです。皆さんに出してくれるのであれば、私元岩瀬つくる。ぜひ直売所を、全部市は出してくれますから、やりましょうと。元岩瀬に提案したいですから、ぜひよろしくお願いしますが、明確な答弁いただけますか。
〇議長(相田一良君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 高田議員の質問にお答えをさせていただきます。
桜川北部ふるさとづくり協議会、地域の皆さんが一生懸命農業振興のために頑張りたい、そして耕作放棄地等もかなりふえている山間地帯であるというふうなことを勘案した場合に、やはり我々としては農業の振興のモデルとして頑張っていただけるのであれば、補助金を出すこともやぶさかではないというふうな思いを持っておりました。県のほうでもそういう振興に力を入れてきたいというようなものもございまして、補助金を差し上げたところでございます。
確かに高田議員が言われるように、もう少し利益が出るような仕組みを我々としても行政側から指導していく必要はあろうかと思いますが、とりあえず地域の皆さんが農業振興のために頑張りたいという熱い思い、そういうものに対しては、我々も少子高齢化の中で、しっかりと対応していかなければいけないのかなというふうな思いで助成をしてまいった状況でございます。
〇議長(相田一良君) それでは、ほかの地域に店を出したいという、もし要望があった場合はどうしますかという質問されましたので、その点。
〇市長(中田 裕君) ほかの地域といいましても、いろいろ条件に合致しなければ、出すことはできません。
〇議長(相田一良君) ほかにございませんか。3回やったよ。3回やりました。
〇15番(高田重雄君) 2回しかやっていないでしょう、俺。
〇議長(相田一良君) 2回か。
〔「3回目」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 3回やりました。
〇15番(高田重雄君) 3回やったの、もう。
〇議長(相田一良君) 俺ここへつけた。間違いないよ。3回やりました。
ほかに。
菊池伸浩君。
〇4番(菊池伸浩君) 4番の菊池です。ざっと7点質問します。
1つは、実績報告書53ページ、公営住宅の共益費という項目があるのですが、住宅によっては共益費を取っているところと取っていないところがあります。桃山、白井、矢貝、細芝第1、第2が取っています。これは、どういう違いで取っているのか、また取っていないのか、そこの説明をお願いしたいと思います。
それから2番目、昨年も質問したのですが、実績報告書21ページ、筑波高原キャンプ場施設使用料の件なのですが、125人使用されたそうです。いずれ閉鎖をしていくという方針が出されたと去年横田部長から説明受けましたが、何人ぐらいの使用者になったときに、もうやめるという判断をするのか。125人はそういう判断にふさわしい使用人数だと私思っているのですが、見解を伺います。
それから3番目、86ページ、実績報告書です。保育所入所児童委託料という件ですが、市外に委託する場合、例えばやわらぎ保育園、これ益子町だそうですが、1人55万円、暁第二保育園、1人130万円、倍も1人当たりの委託料が違うのですが、これの理由を説明をお願いしたいと思います。
続いて、4番目、決算書の185ページ、筑波稜線林道管理連絡協議会負担金、これが24年度解散すると、今回が最後のということですが、ここに至る経過、説明をお願いいたします。
それから、5番目、決算書308ページ、農地災害復旧事業の執行率が37.7%とかなり復旧事業の中でも低かったのです。この理由は何か。24年度中に繰越明許になった予算が執行できるのかということを伺います。
それから、続いて教育振興費で、決算の258から262ページで、バスの借上料の件なのですが、岩瀬東中は208万円、桜川中が101万円と、大和中は202万円と学校の生徒数とは関係なく多い少ないの出方がちょっとわからないので、どういう理由で多いのか、少ないのか、その違いの出る理由を説明をお願いいたします。
最後ですが、水道事業の決算報告で質問いたします。きのう大関監査委員から特に資本的収支において赤字決算となっておりますと、今後実施される事業については、計画的かつ合理的に実施していく必要がありますということで指摘を受けたのです。その資本的収支において、赤字が多く出た理由、ここをちょっと私詳しいことまだわからないので、説明を願いたい。今後の指摘に対して、上下水道部長としてはどういう見解を持っているのか、伺います。
以上です。
〇議長(相田一良君) まず最初に高松建設部長。
〇建設部長(高松輝人君) 菊池議員さんのご質問にお答えをいたしたいと思います。
公営住宅、共益費につきましては、現在真壁地区にある市営住宅5住宅、白井、矢貝、桃山、それから細芝第1、細芝第2について予算を計上しているところでございます。この住宅につきましては、入居者共用の敷地内の外灯、それから集会所の電気、水道料等市が立てかえをいたしまして、その使用額を入居者に公益住宅共益費としてお支払いをいただいているところでございます。
また一方、岩瀬地区にあります住宅におきましては、共益費に当たります先ほど言った電気、水道料等につきましては、住宅ごとの入居者が自治会会費等によってお支払いをしていただいておりますので、岩瀬住宅につきましては、予算のほうの計上にはしておりません。自治会のほうで取りまとめていただいて、支払っていただいておりますので、やはり真壁地区のほうについては、その自治会費のほうの会費を取って支払っているような状況でございませんので、その違いがあるのかなと思います。よろしくお願いいたします。
〇議長(相田一良君) 続いて、植木経済部長。
〇経済部長(植木 優君) 2つ目の筑波キャンプ場の件でございますが、昨年度実績、確かに125人ということですが、震災の影響で実際に営業したのが8月、9月の2カ月間でした。従来は、22年度までは1,200人から1,300人程度の利用客がおります。ご指摘のように、昨年度の前部長の答弁の中で、順次閉鎖していくというふうなことがあったそうですが、災害によりまして一部トイレ等を修繕しまして、ある程度耐用年数が延長されるような修繕もいたしましたので、今後利用客、アウトドア派が結構またおりますし、周辺にはカタクリの原生地もありますので、自然を残すということで、利用者がいる限りは、国有地ですので、一度返還するとまた借りるというのはなかなか容易でないということもありますので、利用客が存続する限りは何とかしてやっていったほうがいいのではないかという考えを持っております。
それから、4点目の筑波稜線林道協議会なのですが、これにつきましては、その協議会そのものの林道を整備する所期の目的が達成されましたので、本年度、24年度をもちまして解散するということでございます。現在手持ちの留保金によりまして、桜川市内の稜線林道に関係する地点におきまして、今看板設置工事を行っております。20カ所以上の看板が設置される予定でございますので、それで剰余金のほうは清算され、24年度中に解散する運びとなっております。
それから、5番目の執行率が37%ということですが、これにつきましては、災害復旧ということで、霞用水の委託工事、これは含めまして1億5,300万円ほど本年度、24年度繰り越しになっておりますので、そういう関係で23年度執行率37.7%という低い率になっておりますが、本年度中にはそれらの工事も発注する予定でございますので、完了する予定でございます。
以上です。
〇議長(相田一良君) 続いて、石堀保健福祉部長。
〇保健福祉部長(石堀 純君) それでは、附属実績報告書の86ページ、保育所入所児童委託料で、その4行目の暁第二保育園が130万2,500円と、下から2番目のやわらぎ保育園の益子、これ55万6,000円と、この違いは何かということなのですけれども、この違いは理由は2つということです。1つ目は保育月数の違い、2つ目が地域区分による人件費の違いということでございます。
まず、第1点目の保育月数の違いは、筑西市のほうの暁第二保育園に入所児童の方は12カ月、それでやわらぎ保育園の益子町の児童は途中入所で、10月から6カ月ということで、2分の1になります。それでもこの委託料が半分以下であるということですけれども、これは国の国家公務員の給与が地域によって格差があると、これに準じた形で委託料も人件費に差があるということで、益子町のほうは筑西市より人件費が低いということで、こういった差が生まれている、そういうことでございます。
以上でございます。
〇議長(相田一良君) 続いて、上野教育部長。
〇教育部長(上野幸一君) それでは、菊池議員さんのバス借上料の決算額にばらつきが見られるというご指摘でございますが、これにつきましては、平成22年にバスの借上料については見直し、統一を図っております。考え方的には、学校の部の数、部員数等を勘案しまして、それと市内の大会、県西地区大会は全て公費で賄うという考え方でおります。今回決算額に差が出たのは、多分県大会が出場とか、そういうのはありますので、その辺で差が出たものと考えておりますが、今手元に詳細な資料がございませんので、その件については後ほど菊池議員さんにお答えをしたいと思います。
以上でございます。
〇議長(相田一良君) 続いて、青柳上下水道部長。
〇上下水道部長(青柳 栄君) 菊池議員さんの質問にお答えいたします。
初めに、公営企業会計におきましては、赤字予算が組まれていることが会計上認められております。昨日監査委員の報告にありました水道会計において、資本的収入額が資本的支出額に対して2億3,800万円余りの赤字決算があったとのご質問だと思いますので、説明させていただきます。資本的収支及び支出におきましては、建設資本投資に係る勘定でございまして、建設改良や企業債の元金償還などが主な支出となっております。その財源としては、国からの補助金、地方交付税の算定基準内による市からの一般会計繰入金並びに企業債による財源の内訳となっておりますが、不足分につきましては、過年度分損益勘定留保資金である現金預金から補填をいたしております。
この過年度分損益勘定留保資金についてご説明させていただきますと、決算書の427ページをお開き願います。損益計算書で下から3行目に当年度純損失が9,460万円余りとなっておりますが、実際には現金の支出を伴わない大きな2の営業費用のうち、(5)の減価償却費2億2,000万円余り、それから(6)の資産減耗費の1,200万円余りと、それと6の特別損失の過年度分損益修正損100万円余り、これらが帳簿上の支出でありまして、現金の支出は実際は伴っておりません。これら合計しますと2億3,350万円余りとなりますが、これらが含まれております。
損益計算書では、これらを含めて当年度純損失9,400万円余りとなっておりますが、これらを相殺しますと、事実上の現金として収益的収支は1,389万円余りの剰余が生じておるということです。これらの累積が過年度分損益勘定留保資金としてございまして、そこから資本的収支の不足分2億3,800万円余りを補填させていただいているわけでございます。その補填分なのですが、その要因といたしましては、収益的収支のほうは震災による使用料の減免、22年度比3,900万円ほどがふえております。また、逆に営業費用の増加につきましては、震災による漏水多発したために、受水費の増が前年対比で、全体比1,600万円ほどふえております。並びに修繕費268万円ほどが増となっておることが原因と考えられます。
また、この事業につきましては、地震などによる水道管の耐震化対策として、今後も水道水の安定供給を目指す事業でありますので、平成26年度まで事業を予定しております。
なお、石綿管更新事業の残事業につきましては、今年度、24年度約4キロほどで、事業費が1億700万円ほどを予定おります。平成25年度、26年度の2年間で残り約11キロメートルを、事業費2億5,000万円を予定し、完了を目指しているものでございます。そういうことで、累積した現金の利用資金、そこから資金の補填をしているということでございます。ご理解をお願いいたします。
〇議長(相田一良君) いいですか。
そのほかにございませんか。
増田豊さん。
〇11番(増田 豊君) 頭の体調が悪いものですから、簡単に聞きますので、簡単に答えていただきたいと思います。
教育委員会にちょっと質問です。実績報告書の23ページ、社会教育施設使用料、その中に真壁伝承館が8万1,700円という収入があります。それと同時に、こっちの決算書の276ページ、真壁の公民館で公民館分館長報酬というのがあるのですけれども、12万円、これ2つ考えてみますと、伝承館の使用料金のことなのですけれども、まだ正式に減免の額が決まっていないということ、そのことなのですけれども、2つの今言ったページの内容からするというと、伝承館の中に公民館が同居していると、利用者は公民館の建てかえという認識のほうが強いということもあって、なかなか難しいと思うのですけれども、何が一番決まらないネックになっているのかなというと、公民館の条例と伝承館の条例、2本立てであそこを運営しているという、それに伴って、同時にそれぞれの施行規則というものも決まっている2本立てのところが一番ネックではないかなというふうに思うのですけれども、そうかどうかです。簡単に返事お願いします。
〇議長(相田一良君) 上野教育部長。
〇教育部長(上野幸一君) お答えいたします。
ただいま増田議員さんからありましたように、現在伝承館設管条例と公民館の設管条例が2本立てになっております。本来ですと、設管条例をつくったときに、一応公民館条例についても一部改正等をする措置をしなければならなかったと思っております。その点につきましては、事務手続に漏れがあったということで、大変反省をしております。
今後につきましては、当然伝承館の減免規定とか6月議会でもお話はしたと思うのですけれども、そういう手続を踏んでいく中で、岩瀬公民館、大和公民館につきましても……
〇11番(増田 豊君) そっちのほう聞いていないから。
〇教育部長(上野幸一君) いいですか。
〇11番(増田 豊君) それがネックかどうかと聞いただけで。
〇教育部長(上野幸一君) そういうことで、現在の時点ではそのことは、2つの条例があるということは、大変料金を取るのにも不便だというか、そういう形になっております。
〇議長(相田一良君) いいですか。
〇11番(増田 豊君) 職員の方は、法令条例のもとで職務をこなすというのが前提ですから、別に2本立てになっていて困っていても、謝る必要はないと思うのですけれども、職場の中でそういう課題があった場合には、それを見つけて、修正の指示を出すのはやっぱり教育長だと思います。
そこで、教育長にお尋ねしますけれども、やっぱり修正とかしていく場合には、住民への周知期間なんていうこともあると思います。ですから、そういう計算をさかのぼって、いつまでに決めるということをやっていかなければならないと思うのですけれども、私らはその点、内容についてはどういうふうに考えているかわかりませんけれども、最低でも年度変わりのときにもう使用者が全部すっきりするような体制に持っていかないといけないと思います。途中とか変な時期にやってしまうと、住民のほうでますます混乱すると、新年度から始まりますよという宣伝もするということを計算すると、新年度に向けてやれるのか、あるいは前もってやるのかと、そこら辺の話を、計画はどう思っているのかなということを聞きたいと思います。
〇議長(相田一良君) いいですか。
石川教育長。
〇教育長(石川 稔君) 増田議員さんにお答えをいたします。
伝承館の設管条例と旧真壁町公民館の設管条例が今2本立てで行っております。設管条例をつくるときに改正しなければならなかったのですけれども、それをちょっと不手際がありました。これの件については、事務局のほうに修正をするように話はしております。年度内に修正を行って、できれば来年の新年度から新しい条例で施行していきたいと思っておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
〇議長(相田一良君) いいですか。
〇11番(増田 豊君) はい、いいです。
〇議長(相田一良君) 増田豊君。
〇11番(増田 豊君) 質問ではありません、もう。来年度からやるということならば、それなりの筋道をつくって、きちんと処理していただきたいと思います。
ただ、冒頭に言ったように、住民のほうでは公民館の建てかえという認識のほうが強いわけですから、住民の感情を酌んで施行規則というものをつくっていく場合に、本来は議員は加わらなくてもいいのですけれども、住民の声をいっぱい声を聞いているというのは議員であるべきだし、設管条例なんかをつくるときに協議したのは文教委員会でしょうから、施行規則もやっぱり議員なんかに協力してもらって、文教委員会に協力してもらって、住民に対して説明が十分できるような体制というものをつくっていただきたいということを提案だけはさせていただきます。俺が提案したって、今まで聞いてくれなかったけれども、そういうことでよろしくお願いします。
〇議長(相田一良君) そのほかにございませんか。
川那子秀雄君。
〇17番(川那子秀雄君) これ議長に伺いますが、時間が20分ですよね。
〇議長(相田一良君) はい。
〇17番(川那子秀雄君) 残り10分なのですが、どうなのですか、これ。
〇議長(相田一良君) 一応お昼になればお昼にします。お昼になれば……
〇17番(川那子秀雄君) そこら辺なのです。お昼で、1時間半後に……
〇議長(相田一良君) でも、川那子さん、今から質問するならば、20分以内だから、まだ10分ぐらいオーバーするだけで大丈夫ですから。
〇17番(川那子秀雄君) それは、議長の……
〇議長(相田一良君) だから、質問どうぞ。
〇17番(川那子秀雄君) わかりました。
一般会計の歳入、財産運用収入というところがありますが、いわゆる下のほうに社会福祉課分、岩瀬福祉センター600万円、真壁福祉センター600万円、これ収入で計上されているわけですよね、財政課のほうでは。
〇教育長(石川 稔君) 済みません、ページ数お願いします。
〇17番(川那子秀雄君) 45ページです。実績報告書の45ページ、一番下の社会福祉課分ということです。この2件が財産収入なのか、貸付収入なのか、わかりません。貸付収入でしょう。そういうことが計上されておりますが、実際に福祉センターの場合には、指定管理料というのを支払っているわけです、契約を結んで。委託料802万993円と載っていますが、これはどうも600万円の、もう本当にもらっているのでしょうか。ここいらが疑問に思うのです。800万円を指定管理委託料で出して、財産収入で600万円計上しております。真壁福祉センターも同じ、収入500万円ということになっております。委託料が真壁の場合には466万8,000円ということで載っておりますけれども、これどうなのですか。これ財産収入で600万円、両福祉センターからもらっているのですか。
それともう一つ、今のページの財産貸付収入あるいは運用、財産、16、書いてありますが、この中に農林課分で真壁農村高齢者センターというものも、これ年額27万9,800円で計上してあるわけです。当然岩瀬にも岩瀬高齢者センターというのが、名称は違いますが、あるわけですが、これは財産貸付収入には計上されていない。支出は、高齢者センターの支出は114万5,000円支出をしているわけです。だから、施設がどうも財産扱いになっているところと、財産扱いしないところがあるということであります。だから、これはどういうわけでなっているのか、ちょっとお伺いをしたいと思います。
それと、もう3回目ですからできませんから、この前皆さんにも私財政課長からいただいた電気料の件、明細書ありますが、これ前ページに載っているわけですが、この中でPPS、財政課長に聞いたら、業務用電力だけを見直すようにしているのだと、今現在は。ここに全部載っているわけです、各課で出てきたものが。ところが、この一覧表を見ますと、例えば金額は高くても、岩瀬高齢者センター77万5,000円から電気料払っている。これは、業務用電力ではないのです。それから、岩瀬北部保育所、これも業務用電力ではないのです、契約が。ほかの保育所は、岩瀬保育所、東部も業務用電力になっています。何でこういうばらばらに東電との契約がふぞろいなのかと。やまと保育所も、これも業務用電力にするべきところをしていない。これは、ちょっと各担当課でもって考えるべきことだと。財政課のほうで一括で東電と交渉しているのか、それとも教育委員会のほうは教育委員会のほうでやっているのか。この前教育長にちらっと言いましたが、北学校給食センターと南とが23年度、120万円ぐらい電気代が違うのです。契約もしているのです、これ25年6月、南は。北は25年8月18日まで契約があると。だから、こういうふうに片方は高圧電力Aなのです。片方は業務用電力、だからここらをよく、財政課にみんな請求が来ると、判こ押して、まとめて財政課のほうで支出しているみたいなのですが、こういう一覧表をこの前気がついたから出していただいたのですが、ちょっと努力が足りないのではないかと、市長。
例えば改善センター管理料で農村環境改善センター、これ多分真壁かあっちの地区かもわかりませんが、違う。これは違うのだよ、多分。85万6,000円、これも業務用電力ではないのです。だから、こういうことで電気料の件をよく見て、契約をするようにお願いしたいと思うのです。
PPSの件については、財政課で一般会計のほうはやっていて、教育委員会のほうは教育委員会のほうでやっているのですか、その点をお伺いする。これ早くやらないと、例えば相手の会社が口いっぱいになれば、やりたくても契約できません。そこら辺をきちんとやらないと、ずっとこれから続くのですから、そこら辺をお願いをしたい、そうではないと、幾ら節約しようと思ってもロスがあると。
もう一つは、電気料もそうですが、電気料の件ですが、LEDというのがありますよね。どこか庁舎内でサンプルになるようなところを入れかえてみて、どのくらいの電力の差があるか、それをやってみていただければいいと思う。そちらのほうが装置は高いと思いますが、やってみてください。これお願いです。
以上です。
〇議長(相田一良君) 山田総務部長。
〇総務部長(山田澄男君) この財産収入は、これ担当課別に分かれていますので、社会福祉課分、農林課分ということなので、これちょっと総務部と違うのですが、私のところで今質問された中で、この表、前回配った、その中で業務用電力と通常の一般の電力という違いがありますということで、これは高圧と業務用電力と同じなのですが、業務用電力というのは、官公庁とかデパートとか病院とか、そういうのが業務用電力という扱いで東電はやっていると。工場とかそういうところが高圧電力ですということで、あと高圧のABの違いはというと、500キロワットをオーバーした場合は高圧電力、以下の場合は高圧のAというような区別をしているようです。この高圧の絡みと全体でまとめますと、50キロワット以上が業務用高圧という扱いをしているようです。ここに業務用以外に書いてあるのは、一般の家庭用と同じアンペア契約ですか、そういうふうになっているわけです。これ施設ごとのみんな契約になっていますので、あと支払いは財政課で支払っている分は財政課というか、管財部分担当している3庁舎分、それ以外の各施設は担当で扱っている課で電気料は支払っております。
あと、LEDの件なのですが、これについてはまだ十分に検討はしておりませんが、まだ多分値段が高いというような部分もあります。初期投資にイニシャルコストに結構お金かかると、ランニングコストを考えれば、先を考えれば安いのかなという部分もありますが、LEDが大量生産されて安くなってくれば、確かにいい部分があるのかなと思いますが、川那子議員さん、質問にありますね。今後そういうことも踏まえて検討していきたいというふうに思います。
〇議長(相田一良君) これ東電との交渉は、1カ所が、交渉。
〇総務部長(山田澄男君) 交渉は、PPSに関しては財政課のほうで交渉して、10月1日以降から、この間市長のほうから話出ましたが、日本ロジテック協同組合ということで、業務用電力に関しては切りかわっていくようなことで進めております。
以上です。
〇17番(川那子秀雄君) それと、財産収入の件言ったでしょう。
〇議長(相田一良君) 石堀、高齢者、上野教育部長は……
〔「いや」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 違う。石堀保健福祉部長。
〔「はい」の声あり〕
〇保健福祉部長(石堀 純君) では、社会福祉課分の45ページですけれども、実績報告書の45ページ、社会福祉課分の岩瀬福祉センターと真壁福祉センター、これの財産収入の件についてお答えいたします。
岩瀬福祉センター及び真壁福祉センターでは、社会福祉協議会で介護事業を行っておりまして、介護事業をしている部分について収益が上がっておりますので、その部分について使用料というか、面積に応じて利用料をいただいております。それで、指定管理料の場合については、福祉センター全体の建物の管理という意味での指定管理料を払っております。
以上でございます。
〇議長(相田一良君) 答弁漏れないね。
川那子秀雄君。
〇17番(川那子秀雄君) 石堀部長、使っている面積という、600万円本当にもらっているのですか、これは。真壁も500万円ありますが、もらっているのですか。表に載っているからもらっているということですよね、実績表ですから。逆に委託料、岩瀬の場合は800万円、差し引き200万円しか払わないでもいいということですか、結果的にこれは。そういう計算になりますよね、入りと出ということになれば。だから、これ両方、片方は500万円なのです、真壁の場合は。管理委託料は466万8,000円なのです、出しているのが。収入が500万円あるということは、そこら相殺になるのですか、帳簿面で。それでなければおかしいです、ここに載っているということは。
例えばシルバー人材センターなどは、880万円補助出しているのです。収入は44万9,000円もらっているのです。だから、それはそれいいですが、これどうなのですか、石堀部長。2問目になりますから、そこらよく質問をかみしめて聞いておいてください。600万円ももらっているのです。そこら辺どうですか。
〇議長(相田一良君) 石堀保健福祉部長。
〇保健福祉部長(石堀 純君) 福祉センターの財産収入では、予算書の60ページの財産貸付収入、上の段に土地、建物貸付収入、収入済額2,418万2,441円とありまして、備考欄に建物貸付収入1,223万円とあります。このうちの一部1,100万円がこの中に入っております。
〇17番(川那子秀雄君) 実績報告書を私言っているのだよ。45ページに載っているはずはない、実績報告書で。
〇保健福祉部長(石堀 純君) 実績報告書の1,100万円は入っております、歳入に。それで、指定管理料はまた別扱いで、指定管理料は建物に対するいわゆる管理料を社会福祉協議会に払っているということでございます。相殺ではございません。
〇議長(相田一良君) 川那子秀雄君。
〇17番(川那子秀雄君) 何だかわかったようなわからないようなことですが、入りが真壁と岩瀬で1,100万円あって、指定管理料、委託料、これは別だというのですが、払いは岩瀬の場合は800万2,000円です。真壁が466万8,000円です。これ差し引き考えたらあれではないですか、幾らもかからないということになりますよね。間違いなく入っているのでしょうね、これ。何か数字のごまかしがあるのではないかと、そんなふうに感じるのです。これ600万円と500万円では大きいお金ですから、ちゃんと入ってきた分で払うわけですから、それほどもうかっているのですか。私は、そんなに福祉というのはもうかるわけではないので、数字のマジックではないかと、こう思っているのです。今建設常任委員会だから、前福祉にいましたから、前々から聞きたいと思っていたのですが、これ数字のマジックではないですか、トリックではないですか。どうですか。これ財産収入ですから、財政が、これ全部課が載っていますが、間違いなく入っているのでしょうね。
以上です。
〇議長(相田一良君) 石堀保健福祉部長。
〇保健福祉部長(石堀 純君) この1,100万円は、決算書の60ページ、この建物貸付収入1,223万円の中に含まれております。また、指定管理料についても、これも決算書の124ページにありますけれども、この指定管理料として支払っております。
以上でございます。
〇17番(川那子秀雄君) いや、だから部長、それは実際に金はもらっているの。それ聞いているのだよ。
〇保健福祉部長(石堀 純君) もらっています。
〇17番(川那子秀雄君) それも後で証拠見せてください。
〇議長(相田一良君) 都合できょう午後になりますけれども、どうですか、午後、議会もし、どうしますか。
〔何事か声あり〕
〇議長(相田一良君) まだ質問は出ますよね。
それでは、ここで暫時休憩いたします。
休 憩 (午後 零時09分)
再 開 (午後 1時30分)
〇議長(相田一良君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
また、本会議終了後、全員協議会を開催します。委員会構成についての事務局より説明がございます。ご協力よろしくお願いいたします。
続いて、ほかに質問ありませんか。
大塚秀喜君。
〇14番(大塚秀喜君) きのうの監査報告ありまして、こっちの審査意見書のほうは自宅で読んでくれと、後で読んでくれということで、自宅で読ませていただきました。今議会のほうで出ている監査にもちょっとお話は聞いたのですが、監査のほうでつくっているのではなくて、ある程度事務局でつくっていると、今総務部長に聞きましたら、中身については監査事務局と3人で、私どもは監査してもらう立場なので、答弁はできないと、監査の事務局である程度つくった内容であるというふうにお聞きしました。
そんな中で、3ページ目、審査の結果、総合意見(1)からあって、表があります。3番目の実質公債費比率、将来負担比率というのがあります。今度3ページ目にB、実質公債費比率について、平成23年度の実質公債費比率は12.7%となっており、早期健全化基準の25%と比較すると、これを下回り良好であるという監査結果。4番目、将来負担比率について、平成23年度の将来負担比率は116.6%となっており、早期健全化基準の350%と比較すると、これを下回り良好であると。前のページに戻っていただきまして、早期健全化基準、これは一体何だと、どこから出た数字なのだということで、私なりに見てみましたら、将来負担比率のところだけでも300%を超えているところは全国に4市町村しかないと、300超えているところが4市町村しかないと。350を超えているところは夕張ともう一カ所、泉佐野市、2カ所だけと、そういうすごい数字を持ってきて、それを下回っているから大丈夫だというのは、独立しているにしても、市の職員さんがやっている事務局で、監査室で何でそういうかけ離れた早期健全化基準というすごい比率と比較するのかなと。全国で見ると、1,416市町村がある中で1,190番目であると、数字的に22年度で、茨城県内でも41市町村ある中で37番目であったと、22年度です。23年度はまだ出ておりません、順番が。これ数字的には22年から23年で改善されていますが、これ何で改善されたか、ちょっとご答弁願います。
〇議長(相田一良君) 山田総務部長。
〇総務部長(山田澄男君) 改善された点については、数字的なものは財政課のほうで出します。分母である標準財政規模というのがあります。この標準財政規模というのは、標準税というか、簡単にいえば税の関係プラス地方交付税。昨年は、23年度は地方交付税が前年度よりもふえたということで、分母が大きくなったと。今度は分子に当たる部分が借金とかそういうことになると、その部分も若干減ったという部分でありますので、大きく言うと分母である標準財政規模がふえたということで、数字的に改善されたということだと思います。
〇議長(相田一良君) 大塚秀喜君。
〇14番(大塚秀喜君) 23年は、震災でいろんな形で補助金が入ってきているということで、改善されているということだと思うのですが、市長、これ実際県内の順番なんか見ると、決して財政的に豊かな市ではないと、どっちかというと、順番見ても下のほうであると。独立しているのはわかるのですが、役場の職員さんがやっているのであれば、厳しい見方というのをぜひこっちで、350%といったら、もう財政再建団体の世界の話で、そこを比較に、全国でも4つしかないような、300%にいっているところが4つしかないような数字を出して、それに比べて健全であるという言い方は絶対おかしいと思うので、逆に茨城県内でもこのぐらいの順番なんで、今後はこの部分は削っていきたいとかというふうな方向ではないとおかしいと思いますので、ひとつご検討いただきたいと思います。
そんな中で、今の分母の話なのですけれども、決算書の50ページ、東日本大震災にかかわる災害等廃棄物処理事業費補助金5,712万9,000円、これの詳細だけちょっとお願いします。
〇議長(相田一良君) 大川市民生活部長。
〇市民生活部長(大川正彦君) 東日本大震災の廃棄物処理でございますが、決算書というよりは、実績報告の100ページのほうがよろしいのかなと思いますが、決算書においては153ページに清掃総務費がございます。その中で、震災不燃物処理処分委託料というふうなことで、1億1,000万470円ほどかかっておりますが、これは置き場3カ所分と、それから岩瀬地区の各所にとめました置き場の災害物の処理でございます。これに重機借上料、14節でございますが、この中で重機借上料、災害瓦れきの処理というふうなことで、平成23年度は237万3,000円ほど見ております。これに昨年ですか、平成22年度分が141万5,000円ほどございますので、総体的な重機借上料は378万8,400円というふうなことです。これの災害不燃物処理委託料と重機借上料の総体的なものの2分の1がこの補助金でございます。
〇議長(相田一良君) いいですか。
大塚秀喜君、3回目。
〇14番(大塚秀喜君) これ、すると瓦れき、トン当たり7,175円ということでいいのですか。瓦れきの瓦と混合廃棄物、トン当たり7,175円というのでいいのですか。
〇議長(相田一良君) 大川市民生活部長。
〇市民生活部長(大川正彦君) 細かく申し上げますと、岩瀬処理場、それから大和置き場、真壁置き場というふうなことで、大体混合廃棄物、石も混じってですが、処理費用そのものは8,000円から8,500円程度ですが、それに運搬費がのっかります。そういう関係上で、岩瀬、大和、真壁地区の処理費用は若干違います。
〇14番(大塚秀喜君) 3回やったので、では……
〇市民生活部長(大川正彦君) ちょっと待ってください。まだ……まだもう少しございますので。
それと、瓦の処理がございました。瓦は安いものですから、大体3,300円から各地区の置き場ですと5,600円というふうなことで、これ2つを合わせてのものですので、総体的には7,000円ぐらいになるのかなというふうなことで、絶対的なトン単価というふうなものはございませんので、よろしくお願いします。
〇議長(相田一良君) ほかにございませんか。
市村香君。
〇5番(市村 香君) 説明のときに聞き漏れがあったかもしれませんので、民生費の中の112ページ、右下のほうに高齢者クラブの補助金ということで438万円と高齢者クラブ連合会補助金180万円と2項目分かれているのですけれども、これが中身がどんなふうになっているのか、もう一度お願いします。
それと、94ページのシトラスの管理料そのものではないのですが、昨年いろんな組みかえがあって、シトラスはこれ、管理料として年間1,000万円ぐらい去年かかっているのですよね、いろんな部分で。これからもこれはかかるのかどうかなと思うことと、ちょっと残念なのは、シトラスが今まで事務所があったのに、事務所の職員があそこがらんぽにあいてしまいました。あれとても……
〔「総務だよ」の声あり〕
〇5番(市村 香君) あれ総務。では、私関係ないのだな。決算の、違うの。今後、ごめんなさい、では。部屋を使用する、そういうのはどうなのかなと、それをちょっと1点聞きたかったのです、今後どうするのか。
〇議長(相田一良君) まず、石堀保健福祉部長。
〔「総務委員なんで……」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 総務委員だが、石堀さんのほうだけは。
〇5番(市村 香君) うん。いい、では。そっちはわかりました。
〇保健福祉部長(石堀 純君) お答えいたします。
質問は、決算書の112ページの市単位高齢者クラブ補助金と高齢者クラブ連合会補助金の中身でございますね。
〇5番(市村 香君) はい。
〇保健福祉部長(石堀 純君) では、お答えいたします。
市単位高齢者クラブ補助金の補助は、健全なクラブ運営することを図ることを目的としておりまして、現在市内に77団体あります。この団体に対して、団体割が3万円、会員割が1人当たり450円ということで、団体割プラス会員割の合計数で補助を出しておるということです。ですから、77団体に補助を出しております。
それと、高齢者クラブ連合会補助金なのですけれども、これは3支部連合の真壁、岩瀬、大和と3支部の連合に対する助成でありまして、各種のゲートボール大会とか輪投げ大会がございますので、そういった面に対しての補助金ということで、180万円ばかり補助金を支出しております。
以上でございます。
〇議長(相田一良君) 市村香君。
〇5番(市村 香君) はい、ではわかりました。ごめんなさい。では、さっきのシトラスに関しては、ちょっと聞き方が間違って、管理は教育委員会なのですよね。それも総務だった。
〔「24年、変わったんだそうです」の声あり〕
〇5番(市村 香君) 今度変わったのだ。
〔「はい」の声あり〕
〇5番(市村 香君) はい、わかりました。済みません。
〇議長(相田一良君) ほかにございませんか。
上野征一君。
〇21番(上野征一君) 幾つか聞きたいのですけれども、まず102ページの納税組合長の報酬60名で61万3,800円ということで上がっていますけれども、既に数年前に納税組合はなくしたはずなのですけれども、60名の方が残っているということになれば、今でもまだ納税組合の組織がある集落があるのだと思いますけれども、その費用対効果というのはどのように出ているか、納税組合長のあるところとないところの差、またあるところは、恐らくうちのほうにもまだあったか、残っているかと思うのですけれども、どのような形で納税組合があるところとないところの収税の数字の差がありましたらばお聞かせ願いたいと思います。
それと、156ページ、ごみの減量化の問題なのですが、きのうも同僚議員が質問していたようですけれども、筑西市町村圏事務組合の負担金が4億3,600万円ほど出ています。それで、ごみの消費量、そのほか運搬料を含めてトン恐らく今は2万6,000円よりかかっているのですか、もっとかかっているのかな。キロ4万円ぐらいかなという話もちょっと耳にしたようですけれども、いかに生ごみを減らすかということだと思うのです。今は宅地で火を燃やしてはいけないということで、可燃ごみといいますか、簡単に燃えるごみはもちろん、筑西のごみ処理場まで持っていかなければならないと思うのですけれども、今夏場にスイカを食べた、メロンを食べたで、水分のたっぷり含んだ皮を可燃ごみの中へ入れて出していると思うのです。その辺が重量、トン幾らで処理する場合に、幾らでも堆肥になるもの、すぐ、町内の人は無理かと思うのですけれども、農家の人なんかはコンポストでもあれば、幾らでも、ビニール類でも省けば、今言ったスイカの皮だとかキュウリの尻尾、ナスの尻尾なんかは幾らでも自分の庭でといいますか、自分の畑で、屋敷内で簡単に処理できるものを、今みんなビニールの袋で出してしまっていますから、どっさりするほど重いようなものを出しているのですけれども、何か別な方法、コンポストでも希望者には半値で分けるとか、合併前はやっていましたですよね。だから、そういうような形に持っていって、やっぱり今言ったすぐ堆肥になるようなものをコンポストへ入れれば、10日か20日で堆肥になるものを、金かけかけ鬼怒川のそばまで持っていって処理することはないかと思うのですが、コンポストみたいなものを考えられないかどうかということを考えを聞かせてください。
それと、あと176ページ、有害鳥獣対策事業、猟友会の補助金が、何人いるかわかりませんけれども、7万円ですよね。年々年齢層が上がってしまっているし、若い人が今余り鉄砲などを持つ人が少なくなったようですけれども、ほとんどわなかけるにしても何にしても、猟友会の方に世話になっているのだと思うのです。有害鳥獣捕獲補助金400万円か、それからイノシシ防止対策事業補助金ということで80万円。かなり今はイノシシふえています。うちのほうでも困っています。屋敷の中を駆けて歩いていますけれども、去年も私お願いしたと思うのですが、わなのかける資格者、若干講習を、会費といいますか、負担金を払いまして、一日講習をやって、許可をとってくるようですけれども、それを希望者にもう少し簡単に資格を取れるようにしてもらって、補助金出して、猟友会の方にももちろん世話にならなければなりませんが、猟友会以外でもわなの設置資格を取れるようにお願いしたいと思うのですけれども、お尋ねします。
以上です。
〇議長(相田一良君) 山田総務部長。
〇総務部長(山田澄男君) 納税組合の件ですが、納税組合は23年度で60あったということで、納税組合については、今年度の納税組合長会議で、来年度からなくしましょうということで、24年度限りというような方向で今現在進めております。アンケートを去年とったらば、なくしてもいいだろうという意見も多かったものですから、そういうことで24年度限りで納税組合は終わりというようなことで今進めています。
あと、納税組合と、では普通の一般のあれ、どう違うのだといっても、もう昔と違って、役目は納税組合は終わったのかなと。口座振替、そういうものが進んできまして、組合長さんをやっても切符をただ運ぶだけであって、昔みたいにお金を各家庭から集めてくるわけではないので、それほど組合があったところとないところで違いはあるのかといっても、それほど大差はないのかなという感じがいたします。
〇議長(相田一良君) 続いて、大川市民生活部長。
〇市民生活部長(大川正彦君) 昨日の高田議員さんの質問でもお答えしたのですが、筑西環境センターのほう、4億3,689万4,000円ほど負担しておりますが、これ1トン当たりの処理費用にしますと、4万4,470円というふうな額に上ってきます。これ例えば1人1日当たりのゴミの排出量を換算しますと、大体1人当たり650グラムが1日当たりだそうです。換算するとそうなります。となりますと、1日1日当たり30円ほど補助しているのかなというふうな、こういった換算が成り立ちます。今議員さんご指摘のように、コンポスターや生ごみ処理機ですか、生ごみ処理機は2万円ほど22年度まで補助していました。ですが、コンポスター等も7基ほどしか需要がないというふうな現状がございましたので、23年度から一たん打ち切ったような次第でございます。今9月号の「広報さくらがわ」にも3R運動というふうなことで、減量のお願いとか、それから再使用のお願い、それからリサイクルのお願いというふうなことを出しております。
確かにごみの量はそれほど変わっておりませんけれども、ごみの……リサイクルの売却代ですが、年間少しずつ上がっております。21年度が980万円、22年度が1,240万円、23年度が1,342万円というふうなことで、100万円ぐらいずつ上がってきているのかな。この内容を見ますと、今まで缶ですか、そういったアルミ缶等が中心でしたが、最近雑誌や新聞紙といったものの量がふえております。ですから、量の差ではなくて、方向が少しずつ広報の依頼によって変わってきたのかな、ご理解いただけているのかなと私は感じております。
また、コンポスターにつきましては、今後も検討していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
〇議長(相田一良君) 続いて、植木経済部長。
〇経済部長(植木 優君) 猟友会の補助金につきましては、現在上野議員さんもご存じのように、高齢化が進みまして、猟友会のメンバーは50人を切っております。それの中で、従前はもっと猟友会も人数が多かったもので、補助金も高額になっていたと思います。
年2回行っております有害鳥獣捕獲の補助金につきましては、今年度の例で見ますと、今月の9月の17日まで2回目が行われているのですが、現在94頭捕獲しております。その中で猟期外につきましては、猟友会の方々にお願いして現在成果上げているところですが、ご指摘のわな猟の資格補助に一般の猟友会だけではなく、一般の方もということで、23年度実績で免許取得者に2件の補助金を交付しておりますが、まだまだわな猟の免許取得者は少ないのが現状でございますので、これらにつきましても猟友会以外の方の一般の方のわな猟の取得について、啓発していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
〇議長(相田一良君) 上野征一君。
〇21番(上野征一君) 納税組合長のことはわかりました。結構だと思います。
あと、ごみの減量化の問題ですけれども、もちろん市の広報紙でも何回か出しているのかと思いますけれども、その1トン当たり4万4,470円かかるのだということを一般市民の人は知っているのでしょうか。私ども議員でもきょう初めて、あっ、4万4,000円もかかるのかというような感じで聞いた人もいるかと思います。やっぱり市民の方に、皆さんが家庭から出しているごみは1トン4万4,000円かかるのだよということを何らかの方法で意識づけして、きのうでしたか、同僚議員も言っていましたですけれども、合併前は月600円だったですか、取っていたのですけれども、それも合併を機に、大和、真壁のほうで取っていないから、無料でいいだろうということで、無料にしてしまいましたですけれども、1トン当たりの処理費がこれだけかかるのだからということで、コンポスト、もし補助が2分の1になるのか3分の2になるかわかりませんけれども、こういう形で補助を出しますよということで、現物でもわかるようなところへ、目立つようなところへ置いてくれれば、かなりの方が申し込みがあるかと思うのです。ですから、そのような形で、資源ごみを言っているのではなくして、筑西の処理場へ運んでいるごみをいかに減らすかということ、生ごみを、それを市民の方に意識づけるようにお願いしたいと思います。
それと、あとイノシシのわなも、ちょっとやっぱりこれも何らかの方法でPRしていただいて、一般の農家の方でも講習会であれば資格とれるし、わなもかけられるのだということを意識づけしていただいて、イノシシはふえるばかりですので、処理のほう、処理できる方も極力ふやすように努力いただきたいと思います。
以上で質問終わります。
〇議長(相田一良君) ほかにございませんか。
〔「なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 質問ないようですので、質疑を終わります。
これで質疑を終わります。
〇議案第62号〜議案第69号の委員会付託
〇議長(相田一良君) お諮りいたします。
議案第62号から議案第69号までを別紙付託表のとおり、それぞれの常任委員会に付託することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
よって、議案第62号から議案第69号までを別紙付託表のとおり、それぞれの常任委員会に付託されることに決定いたしました。
〇散会の宣告
〇議長(相田一良君) 以上で本日の日程は終了しました。
本日はこれで散会します。
なお、18日、19日、20日は各常任委員会を行い、21日の本会議は午前10時といたします。
ご苦労さまでした。
散 会 (午後 1時58分)