平成24年第3回桜川市議会定例会議事日程(第2号)
平成24年9月12日(水)午前10時開議
日程第 1 一般質問
日程第 2 議案第56号 桜川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の
一部を改正する条例
日程第 3 議案第57号 桜川市道路線の廃止について
日程第 4 議案第58号 桜川市道路線の認定について
日程第 5 議案第59号 茨城県後期高齢者医療広域連合規約の一部変更に関する協議について
日程第 6 議案第60号 平成24年度桜川市一般会計補正予算(第2号)
日程第 7 議案第61号 平成24年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第1号)
日程第 8 議案第70号 平成24年度 平成23年度繰越桜川市立真壁小学校屋内運動場耐震補
強及び大規模改修工事請負契約について
〇出席議員(21名)
1番 萩 原 剛 志 君 2番 鈴 木 裕 一 君
3番 仁 平 実 君 4番 菊 池 伸 浩 君
5番 市 村 香 君 6番 岩 見 正 純 君
7番 小 高 友 徳 君 8番 飯 島 重 男 君
9番 中 川 泰 幸 君 10番 皆 川 光 吉 君
11番 増 田 豊 君 12番 潮 田 新 正 君
13番 相 田 一 良 君 14番 大 塚 秀 喜 君
15番 高 田 重 雄 君 16番 増 田 俊 夫 君
17番 川 那 子 秀 雄 君 18番 橋 本 位 知 朗 君
19番 増 田 昇 君 21番 上 野 征 一 君
22番 林 悦 子 君
〇欠席議員(1名)
20番 塚 本 明 君
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
市 長 中 田 裕 君
副 市 長 飯 嶌 洋 一 君
教 育 長 石 川 稔 君
市 長 公 室 長 臼 井 典 章 君
総 務 部 長 山 田 澄 男 君
市民生活部長 大 川 正 彦 君
保健福祉部長 石 堀 純 君
経 済 部 長 植 木 優 君
建 設 部 長 高 松 輝 人 君
上下水道部長 青 柳 栄 君
教 育 部 長 上 野 幸 一 君
会 計 管 理 者 大和田 清 君
〇職務のため出席した者の職氏名
議会事務局長 入 江 豊 君
議会事務局書記 廣 澤 久 夫 君
議会事務局書記 仲 田 浩 司 君
議会事務局書記 長谷川 勇 貴 君
開 議 (午前10時00分)
〇開議の宣告
〇議長(相田一良君) 皆さん、おはようございます。
本日の出席議員は20名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、これより本日の会議を開きます。
〇一般質問
〇議長(相田一良君) 日程第1、一般質問を行います。
15番、高田重雄君。
〔15番(高田重雄君)登壇〕
〇15番(高田重雄君) 早速質問に入らせていただきます。
1、建設業のランクづけについての@で、倫理に関すること、というのは、議員倫理条例みたいなものが他の市町ではあると思うのですが、私、岩瀬町のころはあったようでないようで、ただしかしその中には申し合わせみたいなものがありまして、建設業の取締役あるいは社長をやっていた方はみずから身を引いたり、あるいは他人を社長にしたりと、そういうことをやって、それはおのおの倫理観というのあるでしょうから、そういう形で岩瀬町のころは、条例はなかったけれども、そういう形になっていたと思います。
そこで、お聞きいたします。旧大和村時代はあったのか、旧真壁町時代はあったのかと、近隣市町村、まず筑西市、つくば市、笠間市、この近隣、多分全てにおいてあると思うのですが、その内容を簡単にご説明願いたい。詳しくは結構でございます。
次に、1,000万円以上の一般競争入札についてですが、これはことしになってここですか、になって急にというか、導入されたわけですが、その導入理由を明確にお答え願いたい。当然これは条件つきであると思いますが、その条件とは何ぞや、それと最高で何社がその応募したか、その何社をどういう条件で、この条件にクリアしたかクリアしないかというのを聞かせていただきたい。当然これ指名競争入札ではありませんから、一般競争入札ですから大勢の方が入ってくると思います。そのときに、私聞きたいのは、一回も土建業を知らない方でもその条件満たせばいいのか、その条件、では父ちゃん母ちゃんしかいない、従業員は1人という会社でもいいのか。そういうの私何度も見ています。
それともう一つ、丸投げってありますね。丸投げの基準を教えていただきたい。○○建設が入札とったのに仕事は××工業がやっているというのを何回も私見ております。そういう丸投げの基準を教えていただきたい。
それと、次3番目です。A、B、Cのランクづけがあるらしいですが、何を基準にしているのか、経営審査何とかのでしているのでしょうが、実際実態を調査していただきたい。A社は、社長がいて、あれ、従業員いるのかなと思ったら一人もいない、では監督がいるのかとか、実際ではダンプ持っているのかなとか、ユンボがあるのかなとか、ではそれだけの器量が、器量がどこで、実態を見て業者の審査をしなければ意味がないと私、そこで聞きたいのは、桜川市以外でほかの市町でそういう実態を徹底的に調査して、その調査に基づかないものは競争入札から除外できる、当然でしょう、父ちゃん母ちゃんで従業員1人しかいないようなところに2,000万円の仕事上げるのですか、1,500万円の仕事できますか。当然その中に丸投げというも出てくるだろうし、そういう実態を完璧に把握してやっているところがあります、自治体で。そういうものも考えていただけるのかどうか、そういうのもお聞きしたいと思います。とりあえずA、B、Cのランクづけの基準を教えていただきたい。
次に、ごみ減量化について、歳出削減につながらないか。ごみって今1トン当たり幾らかかっていますか、処理するのに、運搬費用別にして。とりあえず運搬費を別にして、広域持っている、筑西のごみ処理場に持っているトン数、桜川市全体で何トンあって、単価的に幾らで、幾ら払っているのか、それをお聞きしたい。仮に私の記憶するところによると、トン当たり4万円ぐらいかかっていると。では、トン当たり4万円ということは、10トン減らせば40万円、100トン減らすと400万円。これを自治体に任せる、元岩瀬なら元岩瀬に任せる。では、元岩瀬は去年まで、昨年まで年間100トン出ていましたよと、200トン出ていましたよと。それが仮に2割減らして20トン減らしたら、報奨金みたいなもの上げて、そうすると一生懸命ごみを減らします。そういう対応をすれば、その報奨金によって区長費も出るだろうし、削減に私はつながると思っております。それと、それできないという、多分、なかなか難しいのだって、これ何回も俺は委員会で言っていますから、全く返事も返ってこないし、それはやる気がない。やらない。でも、できるはずなの。なぜかというと、アルミ缶は最初は人数割で出していたわけですね。これだけ集めようが、これだけしか集めないようが、大きく集めたところは人口が多いから幾らと、小さくてもいっぱい集めても人口割で報奨金を払っていたのです。それを私が言ったときに、それではおかしいだろうといって今はかって、では元岩瀬は戸数こんなに多くてもこれだけしか、それに対するお金だよと、それができたのだから、普通のごみでもできるはずだと思います。よく考えて答弁よろしくお願いします。
次に、3番目、公有地の有効利用について。これ何回か市長言っていますね、言いましたよ、私。岩瀬町のころ、青柳の団地を分譲して、売って人口ふやそうではないかと、固定資産税を上げようではないかと。今回聞きたいのは、桃山中学校跡をあのままにして、すばらしい景観、見晴らし抜群です。ああいうところをあのまま放置していいのか。私思うには、笠間市などではクラインガルテンとかなんとかやっていますね。あれはあくまでも貸しているわけですね。貸して家賃収入というか、その使用料をいただく。税収にはこれっぽっちもならないのですね。分譲して売ってしまいましょうよ、市長。ただでもらったやつですから、ただで上げてしまって、建物を建てていただいて、この土地を売って、造成はその会社でやってくれと、造成から全ては皆さんでやりなさい、売って、固定資産税、水道代上がれば、後に出てきますが、これは関連していますけれども、人口がどんどん減っています。思い切ったことをやらないと、もう手おくれに近いぐらいですが、手おくれになると思います。
続きまして、4番目、桜川市の近い将来は少子化、人口減についてですが、これは茨城新聞に載っていたのですけれども、9月2日に出ましたが、市町村別世帯数及び人口、前日比93人減、これは貢献していますよ、桜川市は。53人減ですからね。順調に減っています。5万1,000人、合併、市長が、市長さん、真壁町長さん、今でも村長さんで、手を握ったとき5万1,000人です。今この新聞によると4万4,504人です。53人の減と書いてあります。それと、おもしろいことに、下妻市、たった8人ですね。それと、筑西市、これは81人も減っているのです。笠間市は思ったより減っていないのです。笠間がマイナス1です。なぜ笠間市のこととか筑西を言ったかというと、笠間、線引きがありません、市街化区域の、下妻、ありません。筑西市、市街化ですか、あれ相当な金額取っていますよね。そこに定住しづらいところの方はどんどん減っているのではないかなと。
桜川市、似ているのです。線引きがりがりです。線引きがあって何年市長やりましたか。去年だ、ことし県に、我々都市計画審議会で全員一致でこれは線引きを外してくれと。議会も全員一致で外す。市長もまちから外すべきだ、やるべきだと。市長を初め議会、審議会、プラス、パブリックコメントまでやったのです。パブリックコメントというのは、岩瀬地区の有識者、大和地区、真壁地区全部、それも全て賛成です。では、市全体で、市長初め底辺の市民までが全てが賛成したものがこの間却下されたのです。何でですか、市長。地方分権という時代に我々は固定資産税が減ってきてしようがないから、固定資産税を上げるためにも多くの人に住んでほしいから、線引きを外したいのだという理由づけもしているわけです。県で5人がん首そろえて来て、今後も、最後何と言ったと思いますか、あと5年、今回、5年に1回しか見直ししないのですね。そうしたら5年に1回というと、次の5年目は外せるのですかと言ったら、わからないですねだって。市長、それは市長の努力不足なのです。反対にそう思います。そういうことをやってくれるのが市長だと思うし、そういうことのために日夜知事と交渉して、桜川市の地方分権って何ぞやと。我々は税収を上げたくて、あんたらが税金ふやしてくれればと、自分らだけで、県が、何の利益があるのだ。桜川市は努力してこうしてこうしてほしいと言っているのになぜしてくれないのだ。それを市長が万たび言ったら折れるでしょう。こっちの言い分のほうが正しいです。あと5年も待っていたらどんどんこのペースで人口減りますよ、市長、これ。このペースということは、年間600人になる、600人、市長、なくなっているのでしょう。賢い方、大学出てそれなりの勉学をした方は桜川市に残りたいですか。残る場所がないでしょう。マンモス企業は桜川市役所しかないのです、四百何人もいるのは。それを見て考えて、人口をふやす努力、先ほど申し上げました公有地の有効利用もこれに関連しています。その辺をよく考えていただきたい。これからの将来、市長、ビジョン、こういうものをしたいのだとか、人口増するとかこういうのをするのだというようなものがありましたらぜひお聞かせ願いたいと思います。
続きまして、財政力についてですが、これ特例債、特例債を大和中、伝承館2つ建てましたけれども、非常に説明を難しくしています、部長さんたちは。もっと簡単に説明してください。特に今回の次やりたい、駅の橋上化にしてもそうなのですが、当然予算がこのぐらいかかりました。実際は、予算が10だとします。予算が10だとして、それがいろんなことで8まで安くなって、努力して8まで安くなりました。8のうち特例債でこれだけ来て、こっちからこう来て、最終的に市は持ち出しは8のうち2だったよとか、そういうわかりやすい答えをしてくれれば、我々議会人もわかりやすいし、市民にも伝えやすいし、当然その、事前に私課長に言っておきましたので、この特例債の大和中は実際幾らかかっていて、幾らかかって、予算が幾らで、幾らかかって、特例債でこれだけ入って、市の持ち出しは幾らで、それが償還がいつになるかというの、この2つについて明確に答弁願いたいと思います。
それと、では次です。3番目、行財政改革について。私、行革の委員になっていますから、この間も聞きましたけれども、合併当時、手を握った当時5万1,000人で、職員が500人いましたね。もとに戻ります。行革のときに偏るのは、一番大きくこたえるのは人件費をこれだけ削減していますよと、これだけ減っていますよ、これだけ減らしました、今度四百何人になりました、420人となりましたと言っていますが、そのときにもいろんな方から質問出ましたけれども、人口が5万1,000で500人、今4万4,504人で今何人、その対比をしたら、1,000人中何人かというときに何点何人、答弁がありました。9.3人で全く変わっていないのです。1,000人中職員が9.3人。全く変わっていないということは、行革になっているのかなと私はいつも思うのですが、その点もお答え願いたいと思います。
続きまして、ラスパイレス指数の差、国家公務員と地方公務員、この間テレビでやっていましたが、みんなの党の代表だかなんだか、ナンバーツーだか知りませんが、国家公務員が100とした場合、地方公務員は107、地方公務員のほうが高いということ、高いということはいい給料だということですね。時限立法、時限法案で通った場合、7.8%2年間ですか、あれ、そういった場合に完全に国家公務員が107で地方公務員が100だと。だから、当然国としては地方公務員にも要請したいという、新聞に載っていましたが、そういったときに市長はどうされるのか。
それと、もう一つ言いたいのは、職員を保護するわけでもないですが、桜川市の職員は地方公務員が100だとすると、ラスパイレス指数は100なのか、98なのか、102なのか。特に102だったら戻さなければいけない。95であれば、あと2ぐらい下げればツーペーでしょう。95なのにそこから7.8下げたのではひっくり返ってしまうというか、誰もお金欲しいですからね。その辺も考える。それと、私もそう言った以上、職員がそうなります。当然では三役はどうなるのでしょうか。我々議員もどうなるのでしょうか。我々、私こうやって言っていますから覚悟はできていますが、当然、その辺の市長の考えをお聞きして、それともう一つ言っておきます。国家公務員の人件費、1人当たり市長幾らか知っていますか。1人当たり人件費914万円らしいですよ。民間、444万円、人件費ですからね、所得ではないですからね。それと、もっと笑ってしまうのは、後で聞きますが、あと細かいことは自席で質問させていただきます。明確な答弁、早目の、余り長いときは議長にお願いして途中でやめてもらう場合がありますので、そのこと伝えて終わりにしたいと思います。
〇議長(相田一良君) 高田重雄君の質問に対する答弁願います。
中田市長。
〔市長(中田 裕君)登壇〕
〇市長(中田 裕君) 高田議員のご質問にお答えをさせていただきます。
高田議員の倫理条例の問題に関しまして、私のほうから答弁をさせていただきたいと思います。倫理条例に関しましては、桜川市では政治倫理の確立のための桜川市長の資産等の公開に関する条例及び同規則を定めており、公開しておるところでございます。議員につきましては、議員の兼業禁止として、地方自治法第92条の2で、「普通地方公共団体の議会の議員は、当該普通地方公共団体に対し請負をする者及びその支配人又は主として同一の行為をする法人の無限責任社員、取締役、執行役員若しくは監査委員若しくはこれに準ずべき者、支配人及び清算人たることができない」と定められております。また、首長については、同じく地方自治法第142条で、「普通地方公共団体の長は、当該普通地方公共団体に対し請負をする者及びその支配人又は主として同一の行為をする法人の無限責任社員、取締役、執行役若しくは監査役若しくはこれに準ずる者、支配人及び清算人たることはできない」と定められております。
現在桜川市においては政治倫理条例は制定されておりませんが、政治倫理条例の県内の状況につきましては、議員や市町村長等の特別職に対して、平成24年1月1日現在、県内27市町村で制定されております。対象者は議員と市町村長とする市町村が17団体、議員のみを対象にした市町村が9団体、ほかに副市長、村長、教育長を含めて対象とする市町村もございます。不正疑惑行為の禁止、地位利用の禁止、公共工事、物品の購入等の有利な取り扱いの禁止、職員の採用あっせんの禁止、認可等の有利な取り扱いの禁止などが主な遵守事項となっております。また、配偶者や一定の親族が役員をしている企業や、その企業から対象者が一定額の報酬等もらっている場合など、工事等に関する契約自粛事項も定められております。政治倫理条例を制定する場合には、対象者を律することになりますので、制定している市町村同様に、議員が対象者となる場合には、議員提案による条例制定が望ましいものと考えております。ちなみに、合併前の3地区はどうなっているのだということでございますが、正式には言えませんが、なかったと思います。
以上でございます。
〇議長(相田一良君) 続いて、山田総務部長。
〔総務部長(山田澄男君)登壇〕
〇総務部長(山田澄男君) 高田議員さんの質問にお答えいたします。
土木工事1,000万円、建築工事2,000万円以上の条件つき一般競争入札の導入につきましては、6月定例会の一般質問で市長、副市長からも本年度6月以降の入札から導入する旨の答弁があったことは議員さんもご承知のことと思います。この導入の背景には、競争性、品質確保、地域経済活性化、公平性等トレードオフの関係にありますが、競争性を重視した制度であると言えます。茨城県においては、大半の市町村が1,000万円以上で条件つき一般競争入札を導入しており、また茨城県においても境土地改良事務所などで起きた談合事件からの教訓から、3,000万円以上から1,000万円以上に6月から改善していくことで導入を開始したことも一因となっております。
このような状況から、当市においてもおおむね5,000万円以上、昨年度からは2,000万円以上の建築工事で導入してまいりました入札について、1,000万円以上、建築工事2,000万円以上から導入することになった次第ですので、ご理解のほどお願いいたします。
また、丸投げについての質問がありましたが、建設業法では一括下請は確かに禁止されております。その丸投げというのはどういうことかというと、例えば現場代理人がしっかりして、そこの中で実質的な会話をしていれば、それは丸投げに当たらないという見解でございます。
次に、A、B、Cの業者のランクづけは何を基準に行っているかということの質問ですが、ランクづけは、桜川市建設工事等入札参加資格審査規程に基づきまして、資格審査及び等級格付の決定について必要な基準を定めております。規程の内容ですが、客観点数と主観点数を用いて点数化しております。客観点数とは、管轄行政庁、茨城県が行った建設業者の経営に関する事項、経営事項審査の審査結果の総合評点、P点を用いることになっております。経営事項審査内容ですが、1つとして、経営規模、完成の工事高、自己資本額、職員数、2つとして、経営状況、収益性、流動性、安定性、健全性、3つ目で、技術力、技術職員数、4つ目として、その他の審査項目として、労働福祉の状況、工事の安全成績、営業年数、防災活動への貢献の状況等の4項目となっております。また、主観点数は、桜川市の工事で審査基準日前2年間の工事を工事種別ごとに平均した点数から65点を差し引いて9倍する算式を用いております。この客観点数と主観点数を足し合わせ、総合数値として点数化しております。その上で、土木工事であれば700点以上がAランク、550点以上700点未満がBランク、550点未満がCランクと格付しております。また、ランクに応じて発注金額も異なっております。
また、個別に実態調査をしているのかということでございますが、大部分の市においては経営事項審査の中に、先ほど議員さん質問にありましたが、その人の問題とか重機の問題が加味されているのかということでございますが、経営事項審査の中には、重機であればそれを持っているか、あるいはリースしているかという審査項目も含まれております。先ほど申しましたように、人についても、技術職員数とか経営事項審査の中には含まれております。
続いて、公有地の有効活用についてですが、現在売却可能か、貸し地が可能か等を含め検討しているところでございます。売却可能なところは、本年度財産審議会に諮り進めてまいりましたが、なかなか契約までには至りませんでした。土地売却は、地価下落が激しく、当時の購入価格と現在の土地取引価格との差がかなりあり、売却のめどが立たない状況でございます。維持管理費についても毎年かかるものでありますので、今後は個人や法人等への貸し地等も視野に入れて検討してまいります。ご理解のほどよろしくお願いいたしたいと思います。
続きまして、桜川市の財政力につきましては、景気低迷の影響により、自主財源である税収については数年来歳入に占める割合が25%弱と、少しずつ減少傾向にあります。地方交付税につきましても、震災の影響で一時的に増加しているものの、交付税算定の基礎であります人口の減少、合併算定期間を10年過ぎますと算定割合が変わり、5年間かけて算定がえから一本算定に変更される大幅な減少が考えられます。歳入については、厳しい経済状況の中、減少が予想される歳出については、高齢化や生活保護者の増加による扶助費の増加、新市計画に基づく事業により歳出の増加が考えられます。このため、市では中期財政計画を策定いたしまして、将来にわたって適正な収支のバランスを図り、財政運営を進めてまいりたいと考えております。今後は中期財政計画及び新市計画に基づき、事業の必要性、緊急性及び事業効果等を勘案しながら対応させていただきたいと思っております。
また、特例債の件でございますが、今まで特例債を使った事業につきましては、大和中学校改築事業で、事業費10億7,830万円のうち特例債は6億7,227万円、補助金で3億3,719万4,000円、一般財源6,840万6,000円でございます。伝承館の多目的複合施設建設事業においては、総事業費17億2,883万4,000円、合併特例債10億1,060万円、補助等で6億2,953万7,000円、一般財源8,869万7,000円というような状況でございます。
続きまして、行財政改革についてですが、合併後の18年度にこれまで旧3町村が取り組んできた行財政改革を組み入れ、平成16年に総務省が示した地方公共団体における行政改革の推進のための新たな指針に基づきまして、市を取り巻く社会環境の変化に対応できる新しい行財政システムを構築する方針を示した桜川市行財政改革大綱を策定し、その基本方針を確実に実現していくために、具体的な方向等を示す実施計画集中改革プランを策定しまして、平成18年度から5カ年間で82件の推進事項を掲げて推進してまいりました。5年間の達成度は、取り組み完了、実施済み、継続実施で76.9%で、一部実施を含めますと92.7%で、財政削減効果額の合計は、目標額8億8,541万5,000円に対し、実績額17億8,405万8,000円となっております。
その後さらなる行財政改革に取り組むため、23年度から5カ年間でこれまで以上にコスト意識を強く持ち、行財政資源の有効活用を目指し、第2次行政改革大綱実施計画を策定してまいりました。58項目、財政削減効果目標額8億8,026万2,000円を目指してまいります。そのうち職員定数につきましては、職員適正化計画を策定し、平成17年4月の496人から22年4月で440人と56人削減となり、財政削減効果額は8億6,281万3,000円となっております。第2次では27年4月までにさらに50人削減し390人とし、財政削減効果目標額8億7,222万4,000円を目指してまいります。先ほど議員さん言いましたように、人口1,000人当たりの職員数でございますが、17年度は10.2人、22年度は9.6人、24年度現在9.3人、27年度の推計でも9.3人となっております。
以上でございます。
〇議長(相田一良君) 続いて、大川市民生活部長。
〔市民生活部長(大川正彦君)登壇〕
〇市民生活部長(大川正彦君) 高田議員さん2番のごみ減量化についてのご質問にお答えします。
昨年12月号のお知らせ版や各地域の回覧依頼により、家庭ごみの収集について、資源ごみの出し方等掲載してきましたが、9月1日号の広報「さくらがわ」でもごみの減量化、リサイクルについて3R活動としまして、リデュース、ごみ減量のお願い、リユース、再使用、物を大切に使うお願い、リサイクル、再利用、再資源化の心がけというふうな内容を中心に市民の皆様にお知らせしているところでございます。平成23年度の可燃ごみ、不燃ごみの排出量は9,824トン、処理量、筑西広域環境センターの負担金は4億3,689万4,000円でございます。1トン当たりの処理量負担金としましては、4万4,470円に上っております。仮に1人1日当たりのごみの排出量を換算しますと、約1人当たり650グラムというふうなことで、1人当たりの負担は30円程度が1日当たりかなと考えております。
このような状況から、市民の皆様には広報活動を通じてごみの減量化をお願いしているところでございますが、市としても引き続き可燃ごみ、不燃ごみ、資源ごみの分別によるごみの減量化を推進してまいります。
また、資源ごみやリサイクル品として売却することでごみの減量化となり、売却金は各地域の分別収集報奨金として還元しております。分別収集報奨金につきましては、隣接市でも実施しており、報奨金を還元することで各地区のリサイクル、減量化に対する市民の皆様の関心が高まり、ごみの減量化に寄与している点を考慮しますと、報奨金の還元は必要な措置であると考えております。今後もごみの減量化については、生ごみの水を切る、雑草は乾かしてから出すなど、市民にできることを市民の皆様にお願いし、減量化による負担金、処理費の削減につながるよう、広報等による啓発活動や各種イベントで啓蒙活動を継続してまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。
〇議長(相田一良君) 続いて、臼井市長公室長。
〔市長公室長(臼井典章君)登壇〕
〇市長公室長(臼井典章君) 高田議員のご質問のうち、4項目めの1点目、少子化、人口減について、また4点目のご質問であります国家公務員、地方公務員のラスパイレス指数の比較につきましてお答えを申し上げます。
まず1点目の少子化、人口減の状況についてまずご説明を申し上げたいと思います。平成17年の国勢調査によりますと、本市の常住人口につきましては4万8,400という数字でございました。平成22年の国勢調査におきましては4万5,673人ということで、2,727人が減少している状況でございます。年齢構成につきましてですが、いわゆる年少人口、14歳以下の方でございますが、これにつきましては1.6%減の12.7%、それから65歳以上の老年人口につきましては、2.4%増いたしまして25.8%ということになっておりまして、少子高齢化が進んでいるという結果が出ております。23年度に策定いたしました桜川市第1次総合計画基本計画における人口推計によりますと、平成27年には4万2,920人に減少、さらに平成42年には3万3,309人という予測がされておりまして、22年度から比べましても1万5,000人ほど減少するという予測がされているところでございます。
そうした中、若い方、年少人口、これにつきましてはかなり減少する一方でございますが、老年人口、65歳の方につきましては40%まで増加するということで、さらに少子高齢化が進むという中でございます。そうした中、先ほど線引きの質問でございますが、線引きにつきましては、現在都市整備課が中心となりまして、協議をしながら県のほうと検討をしているということでございます。
それから、ラスパイレス指数についてのご質問でございます。国、県、それからそういったものと給与等を比較する場合にはいろんな比較する方法がございます。その中の一つとしてラスパイレス指数というものがございます。ラスパイレス指数につきましては、国家公務員の給料月額、これはいわゆる本俸と言われるものでございますが、これを……
〔「ラスパイレスの方法なんて聞いていない」の声あり〕
〇市長公室長(臼井典章君) わかりました。
ラスパイレス指数にはそういうようなことで計算されているものでございまして、桜川市の23年度のラスパイレス指数につきましては、95.8%となっております。全国平均は98.9%、茨城県の平均は97.1%でありますので、桜川市のラスパイレスの指数につきましては、国家公務員と比べて4.2%、全国平均よりも3.1%、それから茨城県平均と比べても1.3%低い状況となっております。
その反面、年齢構成につきましては、桜川市の平均は46.4歳ということでございまして、茨城県、国、県と比べましても2.5歳から4歳ほど年齢構成は高いという状況でございます。
また、平均給与月額というこの比較がございます。この平均給与月額というのは、毎月の本俸に扶養手当、通勤手当、特殊勤務手当、管理職手当、時間外手当といった手当を含めたものでございます。この平均給与月額において比較をしてみますと、桜川市の平均は36万58円となっておりますが、この月額、国家公務員と比較いたしますと、3万7,655円、それから全国平均よりは6万1,803円、それから県内の平均よりは4万164円低い金額ということになっておりまして、それらと比べるとかなり下回っているという結果が出ているものと思われます。
そういったことから、桜川市の平均年齢は高い順位にございますが、ラスパイレス指数については34位、それから平均給与月額は41位ということになっておりまして、そういったことを比べると全国平均、県平均を大きく下回っているという状況になっており、他の自治体よりは抑制されたものになっているというふうに考えられます。
それから、24年度のラスパイレスのお尋ねでございましたが、24年度のラスパイレス指数につきましては、国家公務員につきましては、先ほどご質問にありましたように、東日本大震災の復興財源を捻出するというようなことのために2年間の臨時的措置がございまして、7.8%給与削減が実施されております。そういったことで計算をいたしますと、7.8%上昇、桜川市にすると7.8%上昇するというようなことになりまして、103.7ということになるかと思います。この数値だけ、103.7というのを見ますと、3.7%単純に高いということになってしまいます。しかし、先ほどお話ししましたように、平均給与月額というものがございます。そういったものをこれと比べます。そうしますと、桜川市につきましては35万7,184円ということで、国が37万2,906円ということでございまして、ラスパイレスは国は下げておいても、しかし国から比べてもまだ平均給与月額については安いということになっております。国のその平均給与月額の算出の中には、うちのほうでは算出しております時間外勤務手当とか特殊勤務手当、そういったものが含まれておりません。そういったものを加えると、さらにその格差というものは国と差があるという結論になるかと思います。
また、民間事業所、これ人事院で実施したものでございます。そういったものの24年度の月額につきましては、40万1,516円ということでございまして、24年度本市の35万7,184円と比べましても4万4,000円以上低いということになってございますので、本市の給与体系につきましては、他団体よりはかなり抑えられた給与となっているものと考えられるところでございます。しかし、今後とも定員管理を計画的に進めながら人件費の削減を図っていく、そうした中でも適正な給与体系の整備も並行して取り組んでいきたいと思いますので、ご理解のほど申し上げたいと思います。
以上でございます。
〇議長(相田一良君) 再質問あれば質問願います。
15番、高田重雄君。
〇15番(高田重雄君) 聞いてもいないことを長々と答えていただいたり、大変ありがとうございました。
実際、では一つ、最初、倫理に関することは市長のほうから議員が提案すべきが望ましいと言われましたが、私は執行部のほうで提案されても結構ですよ。ぜひ倫理条例なるものはあったほうがいい状況に今議会がなっているような気がしますし、そういったこと含めてもぜひ、執行部でやらないのであれば、我々何人か募って議員の倫理条例は出したいと思います。それで結構です。
もう一つ、そのほかに1,000万円以上の競争入札について、最高何社応募してきたかと聞いたのです、私。それに対して答弁全くないし、それと経営方針何とか、みんな書類審査なのです。書類審査で決めているのですよ。実際に、ではA社、社長1人でいませんよ。B社、2人ぐらいしかいないですよ。書類審査だけしているのかと私聞いている。書類審査、実態を見てくれと言っている。では、真壁地区の指名業者、競争入札ではなくてその会社を全部見てきて、そこには従業員何人いるか、事務所があるのか、ダンプがあるのか、ユンボがあるのか、書類では誰だって出せるのです。旧岩瀬町でよく知っていますよ。父ちゃん母ちゃんと従業員1人、塀とか普通の基礎しかやるのAランクなのですね。それで、もっとでかい会社がその下請やっているのです。私は、建設業者さんタブーなもので余り言う気はなかった。でも、今回、今までの議会の中で専門業者の方で専門の方が議員同僚にいまして、いろんな質問をするものですから、タブーとは思いません。徹底してやりましょうよ、市長。きれいにやりましょう。従業員もいないところがAランクなんていうのはおかしいのではないですか。丸投げをきっちり見てください、丸投げ。監督もいないところもいるでしょう。書類審査だけでやっていたのでは何にもならないのです。一般競争入札で成果のある者、要するに安くできて、競争もやる、競争も含めたらがんがんシビアな審査もしましょうよ。結城はやっているでしょう。1件1件建設課の職員が行って、どれだけここには従業員がいて、どれだけの能力があってと全部調べてあるのです、結城市は。それは当然外せるでしょう、この一般、条件つきでやるときには従業員何人いないでしょう、あれペケですよとか。今の現在桜川市は何なのですかというの。何社では、いいです。この間の仕事、何とかハウスとか、何とか、やったことないのが急に土建工事に入っていたでしょう。どういう審査をしているのですか。経験とか、何しろ何社、この、では。ちょっとのところは同和関係の方がとったでしょう。その会社はダンプがあるのですか、従業員がいるのですか。では、何社、最高で、だから何社入ったのかちょっと部長答えてくれ。18社ぐらい入ったのでしょう。
〇議長(相田一良君) 山田総務部長。
〇総務部長(山田澄男君) 条件つき一般競争入札を初めて導入したときに、A、Bランクの業者が対象になった場合には18社ほど確かに入りました。
〇議長(相田一良君) 15番、高田重雄君。
〇15番(高田重雄君) その18社は全部条件でクリアしたということですね、では。入れたということは。18社調べてみてください。その18社の中に、それなりの設備投資はしていない、人的投資もしていない、そういうところがどんどん入っているでしょう。そういうものを調べなかったら、実際の入札とか言えないでしょうというの。これから私は目を光らせて見させていただきますので、答弁は結構でございます。
続いて、ごみ歳出削減についてという、部長、聞いたやつと答えたこと全く違うでしょう。だって、こういうの提案、報奨金制度とってくれますかと、何にもそれ答えないで、はいはい、はいはい。何ですか、今の答え方は。そういうものを提案したでしょうと、報奨金にかえて。岩瀬地区、大和地区で、元岩瀬だったら100トンですから、それを90トンに減らしたら10トンで、1万円くれてやったって10万円になってしまうでしょうというの。それ何回も俺委員会でも言っているでしょう。今の答弁、それには全く答えないですね。もう一度答弁お願いいたします。
〇議長(相田一良君) 大川市民生活部長。
〇市民生活部長(大川正彦君) 今のごみの減量化体制は、循環資源型の対応を図るべく、リサイクルを中心にごみの減量化を図っておりますので、今報奨金制度というふうなことで切りかえるためには今後検討が必要かなというふうなことで、リサイクルを中心にご返答しました。
〇議長(相田一良君) 15番、高田重雄君。
〇15番(高田重雄君) 市長、私たちよかったこと、よかったものは継続すべきだったのです。桜川市の合併前は、岩瀬町は1カ月600円取っていたでしょう。それをゼロにしてしまうと、もう一回もらうということはできないのですよ、もう。よかったことをやめてしまって、やらなければいけないことはやらないで、すぐやめなければいけないことをやめないで、やらなくては、言っていました、カルビーの会長か何かが、時間なくなりますけれども。やらない、もうこれはやらなくては、これはやらなくてはと思ったことは手をつけなければ企業は伸びないのだと、すぐやめるべきだったものはすぐやめないでずっといる、それはすぐやめるのだと、そういう感覚、よかったものは残すのだと、よかったもの、桜川市の中の岩瀬町の、ごみをお金もらっているといういいことをやめてしまって、今もらうことはできないのです。それと、もっと笑ってしまうのは、アルミ缶にしたって、全額なぜ区に戻すのですか、3,000万円近くかかるわけでしょう、アルミ、資源ごみを収集したり何かしたら。そこから、ボランティアでやってもらったのだから、とことんボランティアでやるということで一銭も払わなければいいでしょう、最初から。そうすれば、800万円が全部市に入って、それをごみのあれに使えるわけですよ。それ今全額やっているから全額もらえるものだと、みんな各自治会は思ってしまっているわけです。それと同じで、あめとむちを使ってやらなかったらごみなんか減りませんよと言っているのです。今から市長がごみ、これから月1,000円もらいますよと言ったら、多分市長は次のおっこるでしょう、来年の選挙は。そのぐらい、結城もそうだったのです。その辺もよく考えて、頭使ってやったほうがいいのではないですかと何回も言って終わります。
あと、公有地の利用、何の答弁しているかさっぱりわからないのだけれども、桃山中学校どうするって答えたのですか。何も聞いていないですよね。桃山中はあのままでということですか、では。何か答弁が私聞いたのだけれども、全く答弁になっていないような気がするのですけれども、もう一度、では桃山中はあのままなのですか。あのままでずっと放置しておくということですか。
〇議長(相田一良君) 山田総務部長。
〇総務部長(山田澄男君) そのままで放置しておくというわけではなくて、何か有効活用はないかということは検討しております。今現在はっきり私も言えませんが、そういうことで、借りたいというような話もあるというようなことも聞いておりますので、そういうことも含めまして今後検討してまいりたいと思います。
〇議長(相田一良君) 15番、高田重雄君。
〇15番(高田重雄君) 私が提案したことは全くでは考えられないということですか。
〇議長(相田一良君) 山田総務部長。
〇総務部長(山田澄男君) 分譲住宅とか、そういうものも含めまして、今後どういうふうな活用が一番望ましいのかという点も含めまして検討してまいりたいと思います。
〇議長(相田一良君) 15番、高田重雄君。
〇15番(高田重雄君) 私は分譲住宅とは言っておりません。東京にはうんとお金持ちがいる。15坪の建物に20坪ぐらいの農地をつけてやって、クラインガルテン方式をそれを、分譲住宅ではないです。別荘として持ってもらうようなものを建てて、15坪の建物に20坪ぐらいの農園つくってやって、そうしたら東京だったら500万円で買いますよ。営業やってきますよ。そういうふうにして分譲してやったらどうかと言ったように、その答弁はもう結構です。
今、さっきも言ったように、人口がどんどん減っている中で、高齢化率が今、部長答えた25.7%ぐらいになったということでしょう、65歳以上は25.7%だというから。そうすると、どんどん、どんどん、税金を払わない人がどんどんふえていって、税金払う人もどんどん減っているということなのです。これは目に見えて出てくるわけです。今の状況では先が不安だから将来はと私聞いているのです。部長、ちょっとお尋ねしますが、固定資産税、去年が昨年3億円ぐらい減ったと言ったでしょう。言っていましたよね。その中で、前にも聞きましたが、もう時間もない、桜川市の中の岩瀬地区がどのぐらい固定資産税があって、大和地区が幾らで、真壁地区は幾ら、明確に教えてください。これは質問、次からの質問しづらいものですから、前回は答えていただきませんでした。
〇議長(相田一良君) 山田総務部長。
〇総務部長(山田澄男君) 税額ですが、桜川市全体では今現在、課税標準額で土地で540億円、家屋で790億円の課税標準がありますが、合併したものですから、その岩瀬、大和、真壁の3地区ごとの課税標準額どうなっているのかということは今現在把握しておりませんので、答弁できません。
〇議長(相田一良君) 15番、高田重雄君。
〇15番(高田重雄君) 今できないのでは、後はできるのですね、では。後で私にそれで見せていただけますか。今はできないと言ったですからね。私言いたいのは、固定資産税ことし23億円ぐらいでしょう。そのうちの建物が13億円ぐらいで、土地が10億円ぐらいで、これから先、桜川市の中で経済を発展させたり、土地が一番最初に動く可能性とすれば岩瀬地区だと思うのですね。その中に線引きがある、これがおかしいと言っているのです。線引きがあるから土地が高いのです。50号線が通って、何ですか、これ、高速道路が通って、水戸線が通って。では、仮に大和地区が頑張っても、真壁地区が頑張っても、どうやったって固定資産税上がらないでしょうと言っているのです。だから、岩瀬地区は、私岩瀬を自慢しているわけでも何でもないですが、その上がった固定資産税はみんなで使うのでしょう、桜川市全体で。だから、何が大切か、市長、その辺のことを考えないと、これから尻窄み、10年先は、うちの子供3人いますけれども、全く桜川市に戻ってきません、魅力がないから。私は10年先不安です。ここに住んでいると税金ばかり取られてしまって、こんな桜川市、今すぐあの眼鏡を背中にしょえるのであればつくばに行きたいです。そのぐらい思っていますので、市長、もう質問言うわけではありませんが、あと5年なんてかけて線引き外すなんてことやっていたのでは、どんどん、どんどん過疎化、いいペースで減りますね。駅庁舎だって、駅の橋上駅だって向こうが線引き外れて開発できるのだと言えば、皆さん反対しなかったかもしれませんよ。
そういうことで、私の質問これで終わります。
〇議長(相田一良君) これで高田重雄君の一般質問終わります。
ここで暫時休憩いたします。
休 憩 (午前10時57分)
再 開 (午前11時10分)
〇議長(相田一良君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
次に、1番、萩原剛志君。
〔1番(萩原剛志君)登壇〕
〇1番(萩原剛志君) 1番議員、萩原剛志です。ただいま議長の許可をいただきましたので、通告に従い質問させていただきます。
初めに、桜川市議会本会議映像のインターネット配信についてお伺いいたします。市議会の内容を市民にお伝えする方法として、議会だよりなどの広報紙がありますが、最近では議会の映像をインターネットで配信する自治体がふえてきています。議会の映像をライブで放映したり、録画した映像を配信したり、方法にはさまざまあります。そこで、質問いたします。
1つ目としまして、茨城県内でも議会本会議の映像をインターネットなどで配信している自治体がふえてきています。県内で本会議映像をインターネットで配信している自治体はどこですか、お伺いいたします。
2番目としまして、桜川市議会でも議会の内容を広く市民にお伝えするためにも、映像配信を行うべきと考えます。インターネットによる議会の映像配信は、議会が開催される平日の昼間傍聴に来れないような方にもインターネットを通して議会の状況や内容をお伝えすることができます。また、ライブ映像は生中継で放映されるため、タイムリーな情報発信が可能となります。桜川市議会としてもインターネットによるライブ映像と録画映像の配信を実施すべきと考えますが、市の見解をお伺いいたします。
続きまして、桜川市の胃がん検診についてお伺いいたします。現在の日本では2人に1人ががんになり、年間30万人が亡くなっているそうです。その中で胃がんで亡くなる方は5万人を超え、これは肺がんに次いで2番目の死亡率です。この原因は、ヘリコバクターピロリ菌が原因であるとWHO世界保健機構とIARC国際がん研究機構が認めています。また、このピロリ菌は抗生物質で減少させていくことができると言われていることから、胃がんは予防でなくすことができるということになります。時代の流れは治療から予防へと変化しております。胃がんは見つかってから治療するというのでは遅いのであって、予防が重要です。そこで、質問いたします。
1番目としまして、桜川市の胃がん検診に対する年間予算は幾らであるか、お伺いいたします。
2番目としまして、胃がん検診のここ数年の受診者数と受診率はどのくらいか、お伺いいたします。
3番目としまして、胃がん検診の受診率を上げるために市はどのような対策をとっているのか、お伺いいたします。
4番目としまして、今後の胃がん検診の方法として、今までの胃エックス線検査と並行してペプシノゲン検査とヘリコバクターピロリ菌抗体検査をピロリ菌ABCリスク検査として導入することを提案いたします。ピロリ菌ABCリスク検査とは、血液検査でピロリ菌抗体と胃の萎縮度をはかるペプシノゲンを測定し、その組み合わせから胃がんの発症のリスク、危険度を明らかにします。リスクのある人は専門医の内視鏡検査を行い、ピロリ菌が発見された場合は、除菌により胃がんになる危険性を低減できます。現在胃がん検診の方法として胃バリウム検診が一般的でありますが、バリウムを飲むときやレントゲンを撮るとき回転することなどに大きな負担を感じる方も多くいます。また、受診者のエックス線離れ、つまり被曝することに抵抗があったり、バリウム排出の問題などもあります。また、高齢者には身体的負担が大きいことも挙げられます。こういった理由により、胃がん検診を受診せず、胃がんの早期発見ができず深刻な状況になってしまうこともあります。胃がんの対策は、従来のレントゲンとバリウムによる胃がん検診から、ピロリ菌の感染症として捉えてリスク検査を行い、1、ピロリ菌の除菌による一次予防、2、内視鏡による精密検査、3、内視鏡手術など低侵襲手術を行う、この三位一体の対策が必要であります。胃がん撲滅のためにも市として新たな検査を導入し、市民の健康維持を図るため、積極的にピロリ菌ABCリスク検査を推進していただきたいと思います。市の見解をお伺いいたします。
〇議長(相田一良君) 萩原剛志君の質問に対する答弁を願います。
臼井市長公室長。
〔市長公室長(臼井典章君)登壇〕
〇市長公室長(臼井典章君) 萩原議員のご質問であります1点目、市議会本会議映像のインターネット配信につきましてお答えいたします。
まず1点目でございますが、県内で映像を配信している自治体はとのご質問でありますが、現在茨城県内44市町村の中で、本会議の映像をインターネット配信している自治体につきましては、ライブ映像、録画映像合わせまして17の自治体で実施している状況でございます。内訳といたしましては、県央地区では水戸地区のみ、それから県北地区で4自治体、それから県南地区では9自治体、鹿行地区では3自治体、それと県西地区につきましては、残念ながらゼロという数字になってございます。このうちライブ映像だけを配信している自治体が1自治体、ライブ映像と録画の両方を配信している自治体が6自治体、録画映像だけを配信している自治体が10自治体ということになってございます。
現在市議会本会議を傍聴するということになりますと、本会議を実施している時間帯に議場に足を運んで傍聴する以外に手段がなく、一般市民の方、特に働いている方にとっては時間的な制約もあり、大変難しい状況になっているものかと思われるところでございます。しかし、議員ご指摘のように、本会議映像をインターネット上に公開することによって、時間的な制約を受けず、また気軽に本会議映像を傍聴することが可能となります。インターネット配信仮に実施したといたしましても、インターネットを行っている方に限られたものになってしまうということはあるかとは思いますが、市民初めより多くの方に対しまして市議会の関心を高めるとともに、開かれた議会、さらには開かれた市政を推進するためには大変有効な手段であると考えられます。今後現在実施している自治体の状況等をよく把握するとともに、議会のご意見をお聞きしながら検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。
以上です。
〇議長(相田一良君) 続いて、石堀保健福祉部長。
〔保健福祉部長(石堀 純君)登壇〕
〇保健福祉部長(石堀 純君) 1番、萩原議員さんの質問にお答えいたします。
今回の質問4点ありますけれども、まず第1点、桜川市の胃がん検診に対する年間予算は幾らかというまず第1点についてでございます。平成24年度の胃がん検診に対する年間予算は、延べ2,200名の検診予定者を見込み、1,039万5,000円を計上しております。40歳以上の方でミニドックとして各地区で実施し、岩瀬地区5回、大和地区2回は既に終了しております。真壁地区は9月28日から5回実施する予定になっております。また、漏れ者検診としても各地区1回ずつミニドック検診で胃がん検診を実施する予定でおります。
次の2番目の胃がん検診のここ数年の受診者と受診率はということですけれども、平成19年度からの受診者数と受診率をご報告いたします。平成19年度の対象者数1万3,614人に対し、受診者2,581人で、受診率は18.9%です。平成20年度の対象者数1万4,880人に対し、受診者2,338人で、受診率は15.7%です。平成21年、対象者数1万4,566人に対しまして、受診者2,216名、受診率は15.2%でございます。平成22年度の対象者数1万4,120人に対し、受診者2,133人、受診率は15.1%です。平成23年度の対象者数1万3,918人、受診者1,978人、受診率は14.2%でございます。
参考までに、全国の胃がん検診受診率は、平成19年度は11.8%、20年度は10.2%、平成21年度は10.1%、平成22年度は9.6%となっておりまして、桜川市は全国平均の数値を上回っております。
なお、茨城県では胃がん受診者の要精密検査対象者が医療機関で精密検査を受けた割合と精密検査によりがんが発見された割合を公表しております。平成22年度は茨城県の受診者は8万2,460人で、うち要精密検査対象者は1万1,509人で、14.0%が要精密検査の対象となり、9,570人が要精密検査を受診し、その受診率は83.2%ということになっております。この方が医療機関で受診し、がんが発見された方というのが128人で、発見された割合が0.16%となっております。
当市では受診者2,133人で、うち要精密検査対象者は262人、12.3%となります。この方の207人が医療機関で受診し、受診割合が79.0%となります。このうちがんが発見された方は207人のうち5人の0.23%でございます。県の平均と比べると、要検査対象者、要精密検査受診率は若干低く、がんが発見された率は若干高くなっております。
次に、受診率を上げるために市はどのような対策をとっているかということですけれども、受診者数は平成20年度の特定健康診査・特定保健指導の導入により、各保険者が対象者の健康検査を実施することに変更になったため、受診者数は平成19年度と比べて減少しております。しかし、胃がんの要精密者数の医療機関への受診数は、平成19年度が77.6%、20年度が78.1%、21年度が81.8%、22年度が79.0%と若干増加しており、がん発見につながっております。受診率を上げるための対策といたしまして、広報紙、ホームページ、それと全戸配布の健康カレンダーにより周知活動を行っております。また、3年間胃がん検診を受診し、今年度に限り受診していない方に対しては、漏れ者として個人通知を出し、受診の勧奨を進めております。また、地区組織である健康推進委員会の研修会で市のがん検診状況や最近のがん死亡状況とがん検診受診の必要性を説明し、地域に戻り近隣の人に受診を勧めてもらえるよう啓発活動も行っております。検診は全ての検診に対し週末の土曜日、日曜日の検診ができるよう、検診実施機関と協議し、週末の検診を実施しており、受診しやすい環境づくりに努めております。
次、4番目の今後の胃がん検診の方法として、今までの胃エックス線検査と並行してペプシノゲン検査とヘリコバクターピロリ菌抗体検査をピロリ菌ABCリスク検査として導入してはどうかというご質問ですけれども、胃がん検診の方法としては、現在実施している胃エックス線検査として、バリウムと発泡剤を飲んで病変そのものをエックス線で撮影する検査方法です。発泡剤で胃を風船のように膨らませ、撮影時に体の向きをさまざまに変えることにより、胃の中でバリウムのつきぐあいなどの変化を写真で判断するものでございます。これに対し、ペプシノゲン検査は、血液中のペプシノゲンという物質の量により胃の萎縮性変化を調べるもので、萎縮性胃炎は胃がんの発生と密接な関係にあるため、早期がんを発見する一つの手法となっております。検査は採血だけで済むため、体への負担が少ないなどのメリットがあります。ヘリコバクターピロリ菌抗体検査は、胃粘膜萎縮の進展に関与し、発がんの原因になる細菌でございます。ヘリコバクターピロリ菌の感染の測定方法は、胃内視鏡検査による生検材料に基づく検査と、生検材料を必要としない血清や尿中の抗体検査、尿素呼気テスト、便中抗原検査があります。ピロリ菌ABCリスク検査は、血液検査でピロリ菌抗体と胃の萎縮度をはかるペプシノゲンを測定し、その2つの検査を組み合わせ、胃がん発症のリスクを明らかにするものです。その結果、リスクのある人は内視鏡による精密検査をすることで効率的な胃がん検診につながり、ピロリ菌が発見された場合は、除菌し、胃がんになる危険性を低減するものと言われております。検査により、A群は、ピロリ菌、ペプシノゲン検査がともに正常で健全な胃となります。B群は、ピロリ菌はなし、ペプシノゲン検査で軽い萎縮性のある胃ということになります。C群は、ピロリ菌があり、ペプシノゲン検査で胃の萎縮が進んでいる胃として、リスクの高い順にグループに分けて胃の内視鏡検査を実施するものと言われております。
国立がんセンターの胃がん検診ガイドラインでは、ペプシノゲン検査とヘリコバクターピロリ菌抗体検査は、胃がんの死亡率減少効果を示すエビデンス、つまり臨床結果などの科学的根拠が不十分であるため、集団を対象とした胃がん検診としては効果が不十分であるとの説明があります。一方、現在の胃エックス線検査が集団検診を対象としては推奨できるとの判断であります。
以上のことから、桜川市では胃がん検診については胃エックス線検査が適切であると判断し、実施しております。ピロリ菌ABCリスク検査等の導入については、今後国の動向を注視し、さらに情報収集し、検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
〇議長(相田一良君) 再質問あれば質問願います。
1番、萩原剛志君。
〇1番(萩原剛志君) まず初めに、市議会本会議映像のインターネット配信についてですけれども、今ご答弁、前向きなご答弁をいただきまして、ぜひとも実施していただきたいというふうに考えます。今現在さまざま全国の議会の映像などを見ましても、ユーチューブまたはユーストリーム、またウインドウズメディアプレーヤー、そういったアプリケーションやソフトを利用して無料で市民の方がそのソフトやアプリケーションをパソコン等にダウンロードすることによってその閲覧が可能になるということで、詳細にその方法などもそのホームページに記載されていまして、そういった形で全国さまざまな議会の内容を閲覧することができるようになっているというところが多いわけで、県内でもかなりふえてきているところであります。市民に幅広くこの議会の内容をお伝えするためにも、ぜひとも実施できるようにお願いしたいなと思います。答弁は結構です。
続きまして、先ほどの胃がん検診の件ですけれども、まず初めに質問いたします。現在行っている人間ドックもありますけれども、このオプション等にこのピロリ菌の検査、ヘリコバクターの検査とか、このペプシノゲンの検査等がオプションとして入っているのか、お伺いいたします。
〇議長(相田一良君) 石堀保健福祉部長。
〇保健福祉部長(石堀 純君) 現在人間ドックでの状況ですけれども、オプション検査をやっているところとやっていないところがあります。現在人間ドックのペプシノゲン検査とヘリコバクターピロリ菌抗体検査については、近隣の医療機関である県西総合病院の人間ドックではオプション検査としてペプシノゲン検査が2,000円、ヘリコバクターピロリ菌抗体検査は、便の検査で1,580円、尿の抗体検査が840円となっております。また、協和中央病院は、オプション検査としては2つの検査は実施しておりません。つくば総合健診センターでは、筑波メディカルセンターですけれども、尿中ピロリ菌抗体検査のみで2,100円です。血液検査のペプシノゲン検査は実施しておりません。つくばトータルヘルスプラザ、筑波記念病院ですけれども、ピロリ菌抗体検査が2,100円で、ペプシノゲン検査は実施しておりません。水戸市の茨城県メディカルセンターは、胃の健康チェックとしてオプションで2つの検査を尿と血液検査で3,990円で実施しております。人間ドックの胃のがん検診についてはエックス線検査が主流であり、ペプシノゲン検査とヘリコバクターピロリ菌抗体検査はオプション検査として医療機関でも実施している機関と実施していない機関があるのが今の現状であります。
以上でございます。
〇議長(相田一良君) 1番、萩原剛志君。
〇1番(萩原剛志君) では、続きまして県内のピロリ菌ABCリスク検査を導入している市町村はどこか、お伺いいたします。
〇議長(相田一良君) 石堀保健福祉部長。
〇保健福祉部長(石堀 純君) 県内のペプシノゲン検査等の状況でございます。県内では水戸市と大洗が実施しております。まず、水戸市の平成23年度の実施状況でございますが、水戸市では平成23年度に試行事業として、水戸市医師会と契約し、市内約40カ所の医療機関で40歳以上の5歳刻みで胃がん検診を実施しておるようでございます。内容は、胃のエックス線検査、胃カメラ、ペプシノゲン検査、ピロリ菌ABCリスク検査の4種類の検査を対象者の選択制で実施しておるということです。費用は1人1万8,000円で、どの検査を実施しても1万8,000円ということで、個人負担は4,000円となっておるようです。昨年の実施者は419人と聞いております。平成24年度は、40歳以上の方を対象に水戸市医師会と契約し実施しておるようです。平成25年度は水戸市医師会とあわせて茨城県総合健診協会にペプシノゲン検査とピロリ菌検査をセット料金として2,625円で委託し、実施する予定で検討を進めているということを聞いております。
次、大洗のペプシノゲン検査の状況でございますが、大洗は40歳以上の方を対象に、胃のエックス線検査を受けた方を対象に、並行してペプシノゲン検査を茨城県総合健診協会に委託し実施しておるようです。検査料金は2,310円で、個人負担は500円です。実施状況は、135人がペプシノゲン検査を受け、13人が要精密検査対象者となり、精密検査受診者は9名で、69.2%が受診し、結果は胃炎が8名、その他1名の結果であるということを聞いております。
〇議長(相田一良君) 1番、萩原剛志君。
〇1番(萩原剛志君) ピロリ菌に関してですけれども、正式名称、ヘリコバクターピロリ菌といいますけれども、特に日本でのこの感染者が非常に多いということで、その原因とかですが、井戸水を小さいころ、子供のときに飲んだ、飲用したということで、それが原因ではないかというのが非常に多いらしいです。50歳以上の感染率が7割から8割あるということで、非常にピロリ菌に対して日本で特にこの対策をしっかりとっていかなくてはいけないのではないかというふうに考えているところでありますが、現在、私も先日牛久のそのセミナーに参加させていただきまして、伊藤史子先生という医学博士の方の講演をお伺いする機会があったのですが、そこでその先生がお話しする中で、なかなか国がこのABCリスク検査を導入に踏み切らない理由に関してですけれども、レントゲンの従事するその雇用の問題とか、あとは設備、そのレントゲン関係の設備の問題等があり、なかなか思い切ってその転換できにくいという状況になっているのではないかというような話を伺いました。
いずれにしましても、現在このピロリ菌による胃がんとか、そういったのに発展するということが非常に重要視されている中で、このピロリ菌を除菌することによって胃がんの発症を予防することができるというような方向に来ている中で、ぜひとも検討して進めていただきたいところでありますけれども、今実施しているメタボ健診で採血するときに、メタボ健診で採血するわけですけれども、そのときにこのピロリ菌ABCリスク検査を実施すれば、新たに採血する必要もなくなりますし、自己負担も1,500円とか2,000円ぐらいで済むのではないかというふうに考えます。この点に関して市の見解をお伺いいたします。
〇議長(相田一良君) 石堀保健福祉部長。
〇保健福祉部長(石堀 純君) ピロリ菌の保菌者は確かに言われましたように、50歳以上の方が多いと。やはり飲み水によるものが多いのかなということがよく言われています。若い方については余りピロリ菌はいない、それほどでもないと、やはり井戸水とか、そういう飲み物からピロリ菌が発生するということをよく言われております。
次に、特定健康診査についてのその導入でございますけれども、特定健診については平成20年4月から医療保険者の健康保険組合、国民健康保険などに対し、40歳以上から74歳までの加入者を対象としたメタボリックシンドローム、いわゆる内臓脂肪症候群といいますけれども、これに着目した特定健康診査及び特定保健指導の実施が義務づけられました。75歳以上の方は後期高齢者医療広域連合が健診を実施しているところです。これは、糖尿病、高血圧症、脂質異常症などの生活習慣病がふえてきているためで、これらの症状は食生活の見直しや適度な運動などで予防できることがわかっているためです。死亡原因に占める生活習慣病の割合は約6割で、医療費に占める生活習慣病の割合は、国民医療費の3割とも言われております。生活習慣病の中でも特に心疾患、脳血管疾患の発症に重要な危険因子である糖尿病、高血圧症、脂質異常症の方とその予備群の方が増加しております。その発症前の段階であるメタボリックシンドロームが強く疑われる方とその予備群の方を合わせた割合は男女ともに40歳以上で高く、男性で2人に1人、女性では5人に1人という割合に達していると言われております。生活習慣病は内臓脂肪の蓄積が原因となっていることが多く、肥満に加えて高血糖、高血圧といった状態が蓄積した場合に脳血管疾患などの発症リスクが高くなります。
以上の特定健康診査では、生活習慣病の発症リスクが高く、生活習慣病の改善による予防効果が多く期待できる方に対し、生活習慣病をサポートする指導として特定保健指導があります。特定健康診査・特定保健指導には胃がんの検診項目はなく、がん検診はあくまでも対象者の任意項目であります。特定健康診査の受診率は、特定健康診査対象者が1万472人に対し、実施人員は3,869人で、受診率は36.9%、一方ミニドックとして胃がんのエックス線検査と特定健康診査を組み合わせ実施していますミニドックについては、受診率が14.2%の状況であります。特定健康診査の受診率はミニドックの受診率を大幅に上回っておる状況であります。
しかしながら、胃がん検診においては胃のエックス線検査と並行してピロリ菌ABCリスク検査を実施するほうが検診効果があると言われておりますが、先ほども申しましたように、ペプシノゲン検査とヘリコバクターピロリ菌……
〇議長(相田一良君) 済みません、答弁もう少し簡単にしてもらえますか。再質問する人が迷ってしまう。
〇保健福祉部長(石堀 純君) はい。
ピロリ菌抗体検査は胃がんの死亡率減少効果を示すエビデンスが不十分であると言われております。今後対象者が受診しやすい環境に努め、胃がん検診の受診率向上に努めていきたいと考えております。
〇議長(相田一良君) 1番、萩原剛志君。
〇1番(萩原剛志君) 今エビデンスという話もありましたけれども、なかなか進まないのにもさまざまな原因があると思いますけれども、ぜひともその辺しっかりと検証していただきまして進めていただきたいと思います。
最後になりますけれども、このピロリ菌ABCリスク検査の導入推進に関して中田市長の見解をお伺いして、私の一般質問終わりとします。
〇議長(相田一良君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 萩原議員のピロリ菌ABCリスク検査を導入したらどうかということでございますが、私としてもいろいろ健康を守るということに対しては積極的に行っていきたいと思います。そして、最近の国の胃がん検診の方針では、平成24年6月8日にがん対策基本法に基づき、24年から28年までの今後5年間の推進となるが、がん対策推進基本計画が閣議決定され、その中でがんの予防では取り組むべき対策としてヘリコバクターピロリについては除菌の有効性についての内外の治験をもとに検討するとし、がんの早期発見でもがん検診の項目について県内外の治験を収集し、科学的根拠のあるがん検診の方法について検討を行うということになっておりますので、今後国の動向等をしっかりと見きわめて、民間機関等の情報を分析して検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(相田一良君) これで萩原剛志君の一般質問終わります。
ここで暫時休憩いたします。
休 憩 (午前11時47分)
再 開 (午後 1時30分)
〇議長(相田一良君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
〇議案第56号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(相田一良君) 次に、日程第2、議案第56号 桜川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
提案理由の説明願います。
植木経済部長。
〔経済部長(植木 優君)登壇〕
〇経済部長(植木 優君) 議案第56号 桜川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。
7ページをお開き願います。桜川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の別表中「災害補償基金管理委員会委員」の後に「人・農地プラン検討会委員」をつけ加えるものでございます。平成24年度農林水産省の新規事業であります人・農地プランを作成するに当たり、検討会を設置し、プランの承認を得ることが必要となるため、検討会委員の報酬を設定するものでございます。
この人・農地プランですが、桜川市が地域の現状に合うように地区割りをいたしまして、その地域での話し合いに基づき合意形成により農業の規模拡大を目指すものでございます。桜川市では、旧町村の9つの地区割りによってプランを作成する予定でございます。また、この人・農地プランを作成することによりまして、関連する青年就農給付金、農地集積協力金、分散錯圃解消協力金、またスーパーL資金の金利負担軽減などの支援が受けられることが条件ということで、この農地プランを作成することが各種支援を受ける条件となっているということをつけ加えてお知らせいたします。
ご審議のほどよろしくお願いいたします。
〇議長(相田一良君) ただいま提案理由の説明が終わりました。
これより質疑行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 質疑ないようですので、質疑終わります。
これから討論を行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論終わります。
お諮りいたします。本案は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。
〇議案第57号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(相田一良君) 次に、日程第3、議案第57号 桜川市道路線の廃止についてを議題といたします。
ここで、地方自治法117条の規定により、大塚秀喜君の除斥を求めます。
〔14番(大塚秀喜君)除斥〕
〇議長(相田一良君) 提案理由の説明願います。
高松建設部長。
〔建設部長(高松輝人君)登壇〕
〇建設部長(高松輝人君) それでは、8ページお願いいたします。議案第57号 桜川市道路線の廃止についてご説明いたします。
道路法第10条第3項の規定によりまして、議会の議決をお願いするものでございます。
次のページをお願いいたします。一般市道路線廃止調書の整理番号1番、2番、3番の3路線につきまして、用途廃止の協議の申請があり、その路線の土地について払い下げを希望されているところでございます。申請に当たりまして、地元区長及び利害関係者の払い下げに対する同意を得ていることから、今回認定路線を廃止するものでございます。
よろしくお願いいたします。
〇議長(相田一良君) 提案理由の説明終わりました。
これより質疑行います。質問ございませんか。
増田豊君。
〇11番(増田 豊君) この廃止の部分で、Aの0219の部分なのですけれども、ここの道路については、私も相当前に真壁在住の方から道路があるのを知っているのかという、そういう話を聞いたことがあります。ですから、こういうものが存在していたということは知っていたのですが、私はそれ聞かれたときに、何か理由があったから使っているのではないですかとはその人には返事したのですけれども、そこで質問しますけれども、あそこの場所を、その住民の方が言われていることは大体想像できるでしょうけれども、そういうふうに使っていたよという理由とか裏づけとかというものはあったのでしょうか、建設部長にお伺いいたします。
〇議長(相田一良君) 高松建設部長。
〇建設部長(高松輝人君) 今増田議員さんの質問にお答えいたします。
その辺につきまして、地元住民の方からのお話等につきましては聞いてございませんでした。ただ、この協議書の提出された後、私のほうも現地のほうに行きまして、実際駐車場で舗装となっております。この辺の確認をとっているかということにつきましては、一応公図等の持参いたしまして確認はしてございます。
〇議長(相田一良君) 増田豊君。
〇11番(増田 豊君) そういうその理由とか裏づけはあったのですかと聞いているのですけれども。
〇議長(相田一良君) 高松建設部長。
〇建設部長(高松輝人君) そういう件につきましては、駐車場として利用しているかと思います。そういう中で、今回廃止をして払い下げしたいという状況でございました。実際この場所につきましては、県道の供用開始後の一般の交通の用に供していない状況でありましたので、合併前の認定道路のまま今日に至っていると思います。本来であれば道路として役割を終えた認定道路でありますが、行政としてそのまま認定を廃止すべきところではございましたけれども、何分合併をした時点におきましてはその事実確認に至っていなかったことが現在の実情でございます。
以上でございます。
〇議長(相田一良君) 増田豊君。
〇11番(増田 豊君) 最後の言葉で事実確認がなかったということは、そういう裏づけがない、なぜ使っているかという理由がないということですよね。そうですよね。そうでしょう。それを最初から聞いているのですけれども、これで3回目みたいになってしまうから、これで。だから、その確認しませんでしたというのは裏づけがないというふうに解釈していいのですか。これ1回目の質問と同じなのだ、これはまだ、内容は。理由があったのですか、そういうちゃんと使っていた理由があったのですか、そういう裏づけもあったのですかと、それ聞いているだけのことだよ。これ1回目だからね、まだ。1回目の質問ですよ、これは。だから、それで裏づけ、確認とれませんでしたということは、理由がありませんでしたということなのですかと、こう言っていても、あっちのほう見ていてはこっちが返事しようがないわけだよ。これで3回目と議長に言われたらこれで終わりになってしまうのだから。そこら辺は単純明快に言ってくれればいいのです。
〇議長(相田一良君) 3回目、高松建設部長。
〇11番(増田 豊君) 3回目、今の俺が3回目。
〇議長(相田一良君) 3回目です。1回着席しました。
〇11番(増田 豊君) では、いい。
では、何でこういうことを聞くかというと、その内容を責めているわけでこれ話しているわけではないの。自分にもそういう経験があったのです。ということは、私は平成11年に町会議員として議会に出てきました。その後にある人が私のところにやって来て、おまえは議員になったくせに公民館に何でそんなにずうずうしくおまえのうちの車をとめているのだと、右翼でも呼んで騒いでやるからと言われたのです。私の返事は、どうぞと言っている。そうしたら、そのまま理由も聞かないで次のうちに行って、増田のところ脅かしたってあいつは平気な顔しているというわけ。その話を聞いた人はたまたま理由を知っている人だったから、理由はあるのですよと。その内容について説明するのはもう30年近くさかのぼる話になってしまうから言えないですけれども、でもちゃんと自分では役所との、当時の町役場と約束のもとでおまえのうちで、おまえのうちはここを専用駐車場に使えということがあったのです。証拠残っている、また書類も残っている。でも、世間はそういうふうに見るのです。だから、そういう意味で、やっぱり堂々としていられるためには、議員になったらばそういうふうな立場になってくるでしょうよと。だから、そういう裏づけがあるのですかということを聞いた。でも、もしないならば、市長初め俺たちなんかは選挙で選ばれた人間だから、身辺をきれいにしておくということは常に心がけなくてはならない。そこいらいったらば、私は理由があったから堂々としているけれども、しかも選挙で選ばれた人はこういう問題が出てくるとある意味でえさですよ、えさ、問題するのに。手続上問題がなかったから建設部ですんなり上げてきたのでしょうけれども、それを内部でどういう協議したかわからないけれども、それをすんなり市長がもし通したとしたらば、いや、優しい市長だなと思いますよ。それとは反面に、責めているわけではなくて、今退場してしまったけれども、やっぱりこういうふうな理由で使っていましたよという説明責任は当事者にも出てくるのではないですかということを言いたくて一応質問の形でやったわけ。そういうことです。
〇議長(相田一良君) 高松建設部長。
〇建設部長(高松輝人君) この件に関しましては、道路、実際には先ほどお話ししましたように、実質的に確認に至っていなかったような事情でありましたけれども、そういう道路に供しないものについてはなるたけ廃止の協議等を出していただいて、その中でやはりその地元の区長さんなりそういう方が当然同意してもらえない限りはこれ廃止のほうのこともできないような状況でございますので、その点につきまして今後そういう状況があったときには、必ず廃止のほうの申請を協議をしていただいて、その中で協議をしながら廃止路線という、利害関係がない場合にはそういう形で今後も進めていきたいというふうに考えておりますので、ひとつよろしくお願いしたいというふうに思います。
〇議長(相田一良君) ほかにございませんか。
上野征一君。
〇21番(上野征一君) 廃止の総延長がちょっと長いですけれども、これ廃道にした後、この廃道のした部分は買い受け人はいるのですか。廃道にしっ放しなのですか、その辺。
〇議長(相田一良君) 高松建設部長。
〇建設部長(高松輝人君) この後、この廃止協議の中で廃止ということになれば、その先に順を追って、最終的には払い下げという形になります。一応この路線につきましては、2名の方に払い下げするというような、この案件が終わり次第払い下げのほうの申請をいただいて進めていきたいというふうに考えております。
〇議長(相田一良君) 上野征一君。
〇21番(上野征一君) この2番のところは道路に面しているかどうか知りませんけれども、この1番の道路なんかはこれは廃道にして、その後誰がどのように管理するのだか、売却するのだか、その辺ちょっと説明願います。
〇議長(相田一良君) 高松建設部長。
〇建設部長(高松輝人君) 一応廃止予定の申請者でございますけれども、大塚秀喜さん、これが56平米でございます。一応測量してございませんので、図上での測量でございますので、測量した正式な面積で最終的には払い下げという形になります。もう一方が谷田部守さんで、面積137平米を予定してございます。これもやはり測量してございませんので、今後正式に測量いたしまして、払い下げの準備のほうにかかっていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(相田一良君) 上野征一君。
〇21番(上野征一君) 言っていることが答弁になっていないと思うのだけれども、恐らくその辺払い下げを対象としているのは2番の部分だと思うのですけれども、この1番のほうまでぐるっと廃道にしてしまって、ある道路をなくしてしまって、それをどうするのだということ、管理用地でやっていかなければならないのか、それとも隣接の地主が買ってくれるのだかどうかということ、もし2番の部分しか払い下げ希望者がなければ、この1番のところは廃道しなくてもいいのではないかと思うのですけれども、その辺どうなのですか。
〇議長(相田一良君) 高松建設部長。
〇建設部長(高松輝人君) 2番につきましては、この後再度、再認定という形をさせていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。この2番につきましては、これからまた認定のほうに説明いたしますけれども、それにつきましては家が1軒ございますので、それを認定していかないと道路がなくなる状況になりますので、再認定をかけさせていただきたいと思います。
〔「違うよ、それは違う」の声あり〕
〇建設部長(高松輝人君) これは真壁の、これにつきましては、前回の協議会のほうにお示ししてあるかと思うのですけれども、城址公園の中につきましては、廃止しても問題ないというようなことで一応考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(相田一良君) ほかにございませんか。
林悦子君。
〇22番(林 悦子君) ちょっと済みません、地元なのでお願いしたいと思うのですが、もう一回再度確認ですけれども、この今度認定に出てくるところというのは廃道路線の2の一部と3ですよね、廃道路線のね。そうですよね。それで、払い下げるというのはこの廃止路線のAの中の約半分ぐらいのところを2人の方にということですよね。これちなみに、旧真壁町時代からの懸案事項で、今の中田市長になってからわからなかった時間が長いというのも無理がないようなところも私はあると思うのですが、結局脇にバイパスができたことによってこの村内の道が現実的には必要ではなくなったので、要するに車だとか何だとかというような用途としては実際もう通らなくなってそのままになっていたというのが正直なところなのです。今回それを権利関係をはっきり確定させようということだと思うので、地元のほうから地権者も、周辺地権者も区長のほうもそれで上がってきているのであれば、私としては一緒にお願いしなくてはならない立場なのかなというふうには思うのですが、ただこの上野議員さんが質問したこの1のところ、このぐるりは市の土地になるということでいいのですね。周りは国有地ですが、ここだけ市の土地になるということでいいのですか。ちなみに、幅員どれくらいありますでしょうか。書いてある、2メートル。市の土地ということでいいのですか。
〔何事か声あり〕
〇22番(林 悦子君) 違う、違う、これは城址そのものは国の土地でしょう、城跡そのものは。買ったのではない、国に上げてしまった。その中に市の土地がこの道路の部分入るということで、これでいいのですか。だからって現状そんなに困ることはないのですが、どっちの土地であっても。
何でそういうこと聞いたかというと、道路のときにはわりかし、今車が入ったりできるようになったのです。古城の場合はこの先に鹿島神社という氏子というか、みんなの村の神社が、社があって、整備してくれるのはいいのですが、車で行くのが結構不便になってしまったもので、鹿島様のほうに行く道路はなくさないように、ちゃんと車が通れるようにしてくださいねということは再度再度地元から言われるのです。ですから、これ廃道はいいのですが、また柵なんかやられてしまって行けなくなってしまったということでは困るので、そのことだけはお願いをしておきたいと思うのです、現状は草っ原ですけれども。それだけなのです。
そういうふうにして今までどおり使えるのであれば、別にこっちのその廃道の、城址の向こうの、堀の向こうですよね、堀の東側については、ここから立入禁止なんてことやらないようにお願いをいたします。
〔何事か声あり〕
〇22番(林 悦子君) 認定になっていないから、そこのところは。
〇議長(相田一良君) 高松建設部長。
〇22番(林 悦子君) それだけお願いします。いいです、それで、要望聞いてくれれば。
〇議長(相田一良君) 答弁どうですか。
〇建設部長(高松輝人君) 今の議員さんのお答えに、そのような形で進めていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(相田一良君) ほかにございませんか。
増田俊夫君。
〇16番(増田俊夫君) 私も今回の廃止路線の位置図について、ちょっと余りにもこの1番の廃止路線が長いもので、実は住宅地図を見ました。住宅地図を見ましたら、ずっとこう載っているもので、あれ、これは何だろうと思って実は現地を見てきましたところ、もう既に現況は全然道路がなくて、もう雑種地で、雑草が生い茂っていて、もう道路ではないような、入れない状況なのです。それを今回廃道にして、そして、それを一たん今度市のほうでこれ買えるわけだよね。そうですよね。そういう形にして、今はこれ周りは国の土地になっているけれども、その部分は残っていたということなもので、それを市で買って、廃道にして市で買うという形になるわけですね。
〔「市道だから」の声あり〕
〇16番(増田俊夫君) 市道だから廃道にして、占用地になっている、ああ、そうか。それで廃道にするということになるのですね。ああ、そうですか。ちょっとその辺の流れが私のほうわからないもので確認したわけです。
あとこの2番については、もちろんこれバイパス関係でいろいろあるわけですから、これには別に問題ないかと、私もいろいろ調べたらば別にあれなのかなと思ったので、ちょっと確認の意味で今お話しさせていただきました。では、むしろこのことについては問題ないということで、それで進めるということですね。はい、わかりました。
〇議長(相田一良君) 答弁はいいですね。
〇16番(増田俊夫君) はい、よろしいです。
〇議長(相田一良君) ほかにございませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) ほかにないようでございますので、質疑終わります。
これから討論行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論終わります。
お諮りいたします。本案は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。
ここで、大塚秀喜君の除斥を解きます。
〔14番(大塚秀喜君)入場〕
〇議案第58号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(相田一良君) 次に、日程第4、議案第58号 桜川市道路線の認定についてを議題といたします。
提案理由の説明願います。
高松建設部長。
〔建設部長(高松輝人君)登壇〕
〇建設部長(高松輝人君) それでは、10ページお願いいたします。議案第58号 桜川市道路線の認定についてご説明いたします。
道路法第8条第3項の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。
次のページお願いいたします。一般市道路線認定調書の整理番号1番につきましては、用途廃止協議の申請に伴い、その路線の土地について廃止した市道、8―0218号線沿いに民家がありますので、再認定をするものでございます。
よろしくお願いいたします。
〇議長(相田一良君) 提案理由の説明が終わりました。
これより質疑行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 質疑ないようですので、質疑終わります。
これから討論行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論終わります。
お諮りいたします。本案は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
よって、議案第58号は原案のとおり可決されました。
〇議案第59号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(相田一良君) 次に、日程第5、議案第59号 茨城県後期高齢者医療広域連合規約の一部変更に関する協議についてを議題といたします。
提案理由の説明願います。
大川市民生活部長。
〔市民生活部長(大川正彦君)登壇〕
〇市民生活部長(大川正彦君) 12ページをお開き願います。議案第59号 茨城県後期高齢者医療広域連合規約の一部変更に関する協議について、地方自治法291条の11の規定により、関係市町村の議会の議決をお願いするものでございます。
13ページをお願いいたします。内容につきましては、さきの6月定例議会にもご提案いたしましたが、外国人登録法の廃止及び住民基本台帳法の一部を改正する法律の施行に伴い、茨城県後期高齢者医療広域連合規約別表第2備考中の「及び外国人登録原票」を削除するものでございます。また、この規約の施行は平成25年4月1日からとなっております。
よろしくお願い申し上げます。
〇議長(相田一良君) ただいま提案理由の説明終わりました。
これより質疑行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 質疑ないようですので、質問終わります。
これから討論行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論終わります。
お諮りいたします。本案は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
よって、議案第59号は原案のとおり可決されました。
〇議案第60号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(相田一良君) 次に、日程第6、議案第60号 平成24年度桜川市一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。
提案理由の説明願います。
山田総務部長。
〔総務部長(山田澄男君)登壇〕
〇総務部長(山田澄男君) 14ページをお開き願います。議案第60号 平成24年度桜川市一般会計補正予算(第2号)について概要をご説明いたします。
既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億6,205万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ160億2,281万円とするものでございます。
18ページお願いいたします。第2表、継続費補正、1、追加でございますが、10款1項教育総務費で大和中学校跡地に給食センターを建設するため補正予算を計上いたしました。総額9億1,200万円、年度割として24年度3億6,360万円、25年度5億4,840万円の2カ年継続事業とするものでございます。
19ページお願いいたします。第3表、地方債補正でございますが、1、追加、給食センター建設事業債で3億2,890万円の限度額を追加するものでございます。
次に、2、変更でございますが、臨時財政対策債につきましては、発行可能額が確定したことに伴い、7億9,900万円を8億6,119万円に限度額の変更をするものでございます。
事項別明細書により歳入についてご説明いたしますので、22ページお願いいたします。第12款分担金及び負担金は、1項1目農林業費分担金で21万8,000円を増額しております。6月20日の台風により被害を受けた5カ所の農地災害復旧事業の受益者分担金でございます。
第14款国庫支出金、2項4目教育費国庫補助金で1,735万9,000円を増額し、給食センター建設補助金でございます。
同じく2項5目消防費国庫補助金で115万円を増額しております。土砂災害対策のため、防災ハザードマップを作成する補助金でございます。
次に、3項1目総務費委託金で20万7,000円を増額しております。これは、外国人登録制度の改正による事務委託金でございます。
第15款県支出金、2項1目総務費県補助金で65万円を増額しております。消費者行政活性化基金事業費補助金で、食品に含まれる放射線の検査、食の安全と放射線についての啓発活動に対する補助金でございます。
同じく2項2目民生費県補助金で714万円を増額しております。地域支え合い体制づくり事業費補助金で、災害時に要援護者に対して適切な対応がとられるように、個別プランの作成に対する補助金でございます。
同じく2項5目農林水産業費補助金で920万円を増額しております。戸別所得補償経営安定推進事業費補助金で、高齢化等により多くの農業従事者がリタイアすることが見込まれ、地域の合意形成により担い手の規模拡大を推進し、農地集積を促す仕組みを構築し、経営確保と農業の体質強化を図ることを目的とした補助金でございます。
第18款繰入金、1項1目介護保険特別会計繰入金で530万9,000円を増額しております。平成23年度に一般会計から繰り出した給付費負担金等の精算に伴う介護保険特別会計からの繰入金でございます。
次に、2項5目災害復興義援金基金繰入金で24万円を増額しております。5月6日の竜巻被害によります見舞金に充当する基金繰入金でございます。
同じく2項6目復興まちづくり基金繰入金で129万3,000円を増額しております。イノシシ対策のための基金繰入金でございます。
23ページに移りまして、第19款繰越金、1項1目繰越金で2,596万3,000円を増額しております。前年度繰越金でございます。
第20款諸収入、4項5目雑入で224万円を増額しております。主なものは、子どもの森づくり推進事業補助金で100万円を計上しております。社団法人茨城県緑化推進機構による補助採択でございます。同じく住宅防火施設整備補助金51万5,000円の増額は、住宅防火施設整備補助金の採択でございます。
第21款市債、1項3目臨時財政対策債で6,219万円を増額しております。発行可能額が確定したことに伴うものでございます。
同じく4目合併特例事業債で3億2,890万円を増額しております。給食センターの建設に伴うものでございます。
24ページをお願いいたします。続きまして、歳出の主なものについてご説明いたします。第2款総務費、1項4目秘書広聴費で117万9,000円を増額しております。電話交換業務委託料でございます。
同じく8目企画費で9万8,000円を増額しております。筑西広域市町村圏事務組合負担金の増でございます。
次に、3項1目戸籍住民基本台帳費につきましては、総務費国庫委託金の増によります財源の振りかえでございます。
25ページお願いいたします。次に、4項6目桜川市土地改良区総代総選挙費で28万9,000円を増額しております。桜川市の土地改良区の合併による総代総選挙費の経費でございます。
第3款民生費、1項1目社会福祉総務費で738万円を増額しております。社会福祉総務事業で24万円の増額は、5月6日の竜巻被害によります被災世帯に対しての見舞金でございます。同じく災害時要援護者対策推進事業で714万円を増額しております。災害時に要援護者が円滑に避難できるよう、個人ごとにプランを調えるものでございます。
26ページお願いいたします。同じく2目老人福祉費で9万7,000円を増額しております。高齢者見守りネットワークを構築するものでございます。
同じく5目医療福祉費で197万9,000円を増額しております。23年度医療事業確定による国庫返還金でございます。
次に、2項3目児童福祉費で79万7,000円を増額しております。6月の台風により損壊した飯塚児童館の屋根の修繕料でございます。
27ページお願いいたします。第4款衛生費、1項1目保健衛生総務費で3万1,000円を増額しております。真壁保健センター復旧工事に伴う国庫返還金でございます。
同じく2目予防費で36万円を増額しております。平成23年度がん検診推進事業確定による国庫返還金でございます。
同じく4目公害対策費で25万3,000円を増額しております。放射線測定室の空調設備工事でございます。
第6款農林水産業費、1項7目水田農業対策費で959万3,000円を増額しております。主なものは、水田農業対策事業で、戸別所得補償経営安定推進事業補助金でございます。担い手の規模拡大を推進するため、農地集積を促すための補助金でございます。
28ページお願いいたします。同じく10目中山間地域等直接支払事業で11万円を増額しております。農振農用地以外に交付金の交付が判明いたしましたことによります国庫返還金でございます。
次に、2項1目林業総務費で229万3,000円を増額しております。林業総務事業で社団法人茨城県緑化推進機構の補助採択により、緑の少年団の環境教育に必要な森林等の整備のため、桃山中と紫尾小に各50万円の補助を交付するものでございます。
同じく有害鳥獣対策事業で129万3,000円を増額しております。駆除したイノシシの処分に関する経費でございます。
29ページお願いいたします。第7款商工費、1項3目消費者行政費で40万5,000円を増額しております。食の安全と放射線に関する啓発事業を行うものでございます。
第8款土木費、2項2目道路維持費で4,800万円を増額しております。震災や台風等の影響で道路の維持補修が増加したためのものでございます。
30ページお願いいたします。同じく3目道路新設改良費で1,250万円を増額しております。長方地区に進出する企業が確定し、市として排水路を整備する必要性があるための排水路整備にかかわる経費でございます。
次に、5項1目住宅管理費で268万8,000円を増額しております。公営住宅の修繕及び消火器の更新によるものでございます。
31ページお願いいたします。第9款消防費、1項4目災害対策費につきましては、社会資本整備総合交付金の採択による財源の振りかえでございます。
第10款教育費、1項4目給食センター費で52万6,000円を増額しております。経年劣化に伴う南給食センターの備品購入等でございます。
同じく11目給食センター建設事業費では、継続事業として24年度分の3億6,360万円を計上しております。
次に、4項1目幼稚園費で116万円を増額しております。32ページお願いいたします。まかべ、やまと幼稚園園児の発達障害に対応するため、加配教諭の配置にかかわる経費でございます。
次に、5項2目公民館費で86万3,000円を増額しております。主なものは、老朽化に伴う椎尾分館の屋根修繕でございます。
33ページお願いいたします。6項2目体育施設費で150万8,000円を増額しております。温水プールのボイラー室、大和体力増進センター2階格技場の修繕が主なものでございます。
11款1項3目農地災害復旧費で635万円を増額しております。
34ページお願いいたします。6月20日の台風による災害復旧工事費でございます。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
〇議長(相田一良君) ただいま提案理由の説明終わりました。
これより質疑行います。質疑ありませんか。
菊池伸浩君。
〇4番(菊池伸浩君) 4番の菊池です。3点質問します。
1つは、28ページ、有害鳥獣対策事業なのですが、イノシシの買い上げの費用なのですが、非常に安過ぎるのではないかという声が出ているのです。それで、今1頭幾らで買い上げしているのか、伺います。
それから、あと2つ目は、31ページの給食センター建設事業費、これからこれ認められれば入札になると思うのですが、以前から一括入札なのか、分割なのかという話が出ていまして、私わからないので、一括と分割でやる場合の、どちらもメリット、デメリットがあると思うのです。それをちょっと見解を伺いたい。どういうメリットがあり、どういうデメリットがあるか。
それから、3つ目ですが、3つ目は32ページの幼稚園の非常勤報酬の件ですが、発達障害の園児というか、保育所にも入ってくるのですね。幼稚園関係は文部省関係なので、何か加配がつきやすくて、保育所のほうはなかなか1人ぐらい発達障害者がいてもそう簡単には加配されにくいというような話もちょっと聞いたことがありますが、それは事実かどうか。今回1名の発達障害児が来たので1名加配したと。それから、保育所のほうも北部保育所に1名ダウン症の子がいるということで、加配になるかならないかという質問が来ていますので、お答え願いたいと思います。それから、その費用も全部市の持ち出しなのか、ちゃんと県から補助が来るのかどうかの点もお願いします。
〇議長(相田一良君) まず、植木経済部長。
〇経済部長(植木 優君) 菊池議員さんのイノシシの買い上げ金が安いということですが、こちらで予算計上しました96万円なのですが、現在17日まで第2回目の有害駆除隊が、今有害駆除が行われております。それらにつきましては100頭を目標としておりますので、一応10キロから60キロまでにつきましては、解体するのが容易だということで、1頭8,000円、それを20頭見ております。それから、60キロ以上については解体が困難であるということで、1頭につき1万円で、これを80頭ということで、合計96万円を計上させていただいております。周辺の市町村におかれましては、1頭1万円というふうな話も聞いておりますが、今回は焼却処分するためのイノシシを解体するということで、それを買い上げするということの形でこの補正を組まさせていただきましたので、よろしくお願いいたします。
〇議長(相田一良君) 上野教育部長。
〇教育部長(上野幸一君) それでは、私のほうから給食センターにおける一括発注と分離発注のメリット、デメリットということでございますが、一般的に一括発注の場合には、工程管理、1社が元請になるものですから、工程管理が容易にできるということで、工期も履行期限もその中で短縮することが可能になると。もう一点は、瑕疵担保、できた場合に瑕疵担保、例えば今回の給食センターを例にとりますと、例えば厨房機器とか機械とか、そのどちらかが悪かったときの瑕疵担保が一括発注である場合にはその責任が明確化されます。そういうことで、これが長所に挙げられると思います。一方、デメリットとしましては、一括発注は各種の事業を一括で発注するものですから、事業ごとのコストが不明確になるおそれがあるということが一般的に言われております。
分離発注につきましては、まずメリットとしましては、分離発注につきましては、地元企業の育成ということで分離発注をするところが多くなっております。これも一般的でございます。それと、メリットとしましては、コストの明確化、一括発注とは逆の、裏腹の立場になります。単体でとるものですからコストが明確になるということでございます。一方、デメリットとしましては、瑕疵担保責任、これがお互いに分離発注するということは2つの企業があって、その責任が不明確になるおそれがあるということが言われております。あとは、工程管理上、もう当然2社以上の企業が工程管理をするものですから、そういうことで工期の延長なんかも懸念されるということが挙げられております。
給食センターについては以上でございます。
それと、幼稚園の教育補助員につきましては、今回教育委員会としましては、まかべ、やまとそれぞれことしの4月に入った幼稚園児でございます。当初はそういう症状的なものがわからなかった、保護者の方からもそういうことが出なかったということで、ただ園の見ている先生方が見ていて、どうしても何か授業中に席を離れたりということで、大変先生がその子供を放っておくわけにいかないので、ほかの園児に迷惑がかかるということで、保護者の方とお話をしまして今回つけることに、教育補助員を10月からつけることになりました。
先ほどもう一点、保育所との関係でございますが、これについては私のほうから申し上げるというか、はっきりしたことはわかりませんので、私のほうから教育委員会の関係の答弁にさせていただきたいと思います。
以上です。
〇議長(相田一良君) いいですか。
〇4番(菊池伸浩君) だから、保育所関係との関係でちょっと、保育所関係の答弁もお願いしたいのです、違いを。
〇議長(相田一良君) 石堀保健福祉部長。
〇保健福祉部長(石堀 純君) では、保育所関係でお答えいたします。
保育所の場合は、学校教育とまた文部省所管と違いまして、いわゆる子育て支援ということでありまして、家庭で勤めがあって育てられないとか、あるいは一時的な健康上の理由とか、いろいろな事情で子供の面倒を昼間見られないという方について預かるということで、子供を保育園の生活の中で面倒見ているということでありまして、そういう発達障害等があるお子さんが来た場合には、なるべく職員を1人つけて複数で見るように努力をしております。
〇議長(相田一良君) 菊池伸浩君。
〇4番(菊池伸浩君) では、3回目、最後ですが、給食センターの発注は、これから予算が決まってからやると思うのですが、今のところそれぞれメリット、デメリットがあったわけですが、一括発注の予定なのか、分離発注の予定なのか、その辺をちょっと聞かせてください。
〇議長(相田一良君) 上野教育部長。
〇教育部長(上野幸一君) 発注方式につきましては、市長のほうからよろしいですか。
〇議長(相田一良君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 過日の協議会の中でも文教厚生委員長のほうからご意見が出ました。その後教育委員会のほうといろいろ精査をして、先ほど上野部長が言われた一括発注、分離発注の一長一短も調べさせていただきました。熟慮したところでございますが、できるだけ予算を低く抑えるのには分離発注のほうがよろしいのかなというふうな思いを持っております。
〇議長(相田一良君) そのほかにございませんか。
飯島重男君。
〇8番(飯島重男君) 31ページの1項11目の給食センター建設事業費3億6,360万円、いよいよ予算が計上されまして、この事業が推進されるわけです。供用開始が25年の9月ということで、我々文教厚生常任委員会といたしまして、本当に22年、23年いろいろ協議してきた結果、この事業の推進に当たっては、工事の発注については分離発注がいいのではないかということで強く要望してきたわけでございます。その結果、ただいま市長から分離発注でいくということで、我々もこれから委員会といたしましても9月に供用できるように、側面から、あるいは前面からこの工事の完成を望んでいきたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。
以上です。
〇議長(相田一良君) 答弁はいいね。
〇8番(飯島重男君) 分離発注でありがとうございました。
〇議長(相田一良君) 増田昇君。
〇19番(増田 昇君) 今市長の答弁で分離発注という話に決まったような話で理解していいのですか。これね、分離発注、私もここ20年間ぐらい議会入っているけれども、分離発注なんて初めてだよ。今までやったことないでしょう、そんなこと。何で急に分離発注になるのですか。何かメリットあるのですか。責任のなすり合いになる、間違いなくこれは。私は反対です。
〇議長(相田一良君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 先ほど上野部長が答弁をいたしましたが、一長一短あるという形の中で、限られた予算の中で遂行していくのには、建築本体と厨房施設を分離して発注していったのがある程度経費の削減につながるというような状況があるというふうな報告を聞きました。そういう面で分離発注がよろしいのかなというふうに判断をさせていただきました。
〇議長(相田一良君) 増田昇君。
〇19番(増田 昇君) しかし、その予算の内でできるのであれば、もちろん一括で渡したほうが責任のなすり合いがないと思います。必ずあります。これ我々の自宅で言えば地普請というやつですよ。土建屋は土建屋、屋根屋は屋根屋、雨漏ったときにどこの責任なすけんだ、そういう話になりますよ。それとも何か裏があるのですか、それとも、分離発注しなくてはならない。
〇議長(相田一良君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 決して裏があるということは絶対にございません。その中で限られた予算の範疇で何とか工事を仕上げていきたいというふうなことを勘案した場合に、教育委員会のほうでも精査した中でそちらのほうのが安くできるのではないかというふうな話を聞かせていただきまして、そういう決断をさせていただきました。
〇議長(相田一良君) ほかにございませんか。
高田重雄君。
〇15番(高田重雄君) 分離発注のが安くできる根拠を市長、教えていただけませんか。やる側、一括受注で仕事を受けた場合、私がうちを建てたりする、ではうちはお任せしますよと、ではこのキッチンは別に発注しますよといってやったほうが安くできるのか、両方の中でこのキッチンで元請さんやってくれ、絶対元請さんが安くするのです。建物いっぱいやっていますよ。きっちりと市長ね、申しわけないのですが、分離発注したほうが安くできる根拠とその内容をはっきり私にお答えください。納得できません。裏切られた気持ちでいっぱいでございます。
〇議長(相田一良君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 限られた予算の中でいいものをつくっていくという思いは強く持っております。その中でこれから高田議員、しっかりと私のほうでも契約時にこれだけ経費が節減できますということを立証してまいりたいと考えておりますので、何とぞご理解のほどよろしくお願いします。
〇15番(高田重雄君) 理解できません。質問はしません。ご理解できませんので退席させていただきますので。
〇議長(相田一良君) そのほかにございませんか。
上野征一君。
〇21番(上野征一君) 30ページの道路改良費の中で、長方地内に工場が誘致できたので水路をやりたいというようなことで説明があったかと思うのですが、道路新設改良事業ということで1,250万円、そのうちで原材料費が1,100万円、公有財産購入費が150万円ということで上がっていますけれども、この工事は誰がやるのですか。工事費が入っていないようですけれども、それと場所がどこなのだか、教えていただきたいと思います。
〇議長(相田一良君) 高松建設部長。
〇建設部長(高松輝人君) この場所につきましては、東山田岩瀬線、50号の交差点の、西側ですか、のところでございます。今の工事の話ですけれども、前の実質的に進出してくる業者でございますけれども、一応コメリということで今考えて進めているところでございます。その中に実質的に今水路がございまして、その水路につきまして一応公図に載っていない水路がございました。それをつけかえるというようなことで企業側等とも3回ですか、打ち合わせ等やってまいりました。その中で、実質的にその水路つけかえたときに市のほうでそれを工事発注するということになりますと、3カ月、4カ月の日数がかかります。今回補正でいただいて、この後工事のほうの発注につきまして、入札とかいろいろありまして、実質的には来年の3月には終わらないだろうというようなことで、企業側といろいろ相談してまいりました。その結果、実質的に今うちのほうで原材料を支給した中で、企業側で造成工事と同時にやっていただければ期間も短縮になる、その中でオープンも早くなるというようなことで、最終的には企業側とそういう同意を得ましたので、今回排水路整備に対します材料支給というようなことで、工事のほうについては企業でやっていただくというようなことで今のところ進めている状況でございます。
〇議長(相田一良君) 上野征一君。
〇21番(上野征一君) 企業側でやってくれるなら非常にありがたいことだと思うのですけれども、総延長はどのぐらいあるのかということと、あと水路の幅、恐らくU字溝支給だと思うのですけれども、どのくらいのものなのだか、教えていただければと思います。
〇議長(相田一良君) 高松建設部長。
〇建設部長(高松輝人君) 延長は約300メーターでございます。それに対しまして排水フリュームを原材料として支給するような形になります。その中で企業側といたしましても、場所によってはふたもしたいとか、排水伏せるのに生コンと砕石等も当然必要になってきます。そういうものにつきましても企業側で負担していただいて工事をしていくというようなことで今のところ進めている状況でございます。
〔「幅は」の声あり〕
〇建設部長(高松輝人君) 幅員は、場所によっても違いますけれども、1,000から1,800の幅員を一応予定してございます。この場所によってやはり幅の広いやつ、若干狭くなるのもあるのですが、そういう状況の中でこの中の材料の中で施工していくというようなことでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(相田一良君) そのほかに。
小高友徳君。
〇7番(小高友徳君) 先ほど来あります給食センター事業についてなのですが、分離発注と今市長のほうからありましたけれども、先ほど部長のほうからメリット、デメリットという中でコスト的にできる、またもう一つのメリットとして、地元業者育成ということがありましたけれども、ちなみに厨房器具を発注した場合に、地元育成というのは県を言うのか、私は市だと思うのですが、市内にはあるのかないのか、ちょっとお伺いいたします。
〇議長(相田一良君) 上野教育部長。
〇教育部長(上野幸一君) 議員さんにお答えいたします。
厨房機器につきましては、桜川市内にはそういう企業はございません。感覚的には県内企業というふうな考え方を持っております。
以上でございます。
〇議長(相田一良君) 小高友徳君。
〇7番(小高友徳君) 県内企業、厨房器具に関してそのコスト的な面、伴って建物、外構も分離発注になると2社になるのかなと。しかし、建物、外構等地元企業育成のためにJVという考えがあるのかどうか、お伺いいたします。
〇議長(相田一良君) 中田市長。
〇市長(中田 裕君) 小高議員が言われるようなものも選択肢に当然入っております。
〇議長(相田一良君) 小高友徳君。
〇7番(小高友徳君) やはり地元業者育成、本当にぜひ率先してやってください。
以上です。
〇議長(相田一良君) ほかにございませんか。
市村香君。
〇5番(市村 香君) 32ページをお願いします。金額的には少ないのですが、真壁の公民館の管理事業として真壁地区の分館、それと、2つありますよね、81万円、これどこを直すのかということと、あと真壁伝承館の管理事業で、金額的には4万9,000円なのですが、伝承館できたばかりなので、どういうところにあれするのかなということお願いします。
〇議長(相田一良君) 上野教育部長。
〇教育部長(上野幸一君) それでは、市村議員さんにお答えをいたします。
まず、公民館管理事業の工事請負費81万4,000円でございますが、これについては椎尾分館の屋根が大分老朽化、雨漏り等がするということで、その修繕ということでございます。
もう一点、伝承館の4万9,000円でございますが、これ伝承館の東側入り口、ちょうど駐車場があって、出るのに危ないと、左右確認ができないので、そこにカーブミラーをつけて左右確認できるようにということで、カーブミラー2基の設置工事でございます。
以上でございます。
〇議長(相田一良君) ほかにございませんか。
林悦子君。
〇22番(林 悦子君) 18ページの継続費補正、要するに給食センター建設事業のことなのですが、ちょっと細かいところでもう一度念のため整理のためにお聞きしたいのですが、予算がこれで2カ年度に分かれて出るわけですが、分離ということなので、予算内訳、要するにどこでその分離をするのかという、要するに本体工事と厨房ということなのですが、本体工事の中に含まれるもの、要するに2つに分離ということで理解でいいのですか。ちなみに、本体工事の中に含まれるものが何なのか。
それから、予算内訳が、これ予定価格当然出るわけですから、今の段階でも試算ができていると思うので、厨房設備幾ら、それから上屋建設幾らに、外構等、幾らに見ているのかぐらい、差し支えなかったら教えてください。
また、ちなみに厨房設備の場合は、これメーカー指定になりますか、それとも同等品ということで条件を付しますか。また、県内ということですが、何社ぐらい対象になる、これ特殊業界なので、そんなにいっぱいあるわけではないので、何社ぐらいあるのかということ。
それから、ちなみに建物本体と厨房施設は設備に入りますので減価償却の更新時期が違ってくると思うのですが、当然設備のほうが短いと思うのです。何年と何年なのか。そして、もし途中で設備を取りかえるとか、あるいはそういうふうに買いかえるとかということになるのですが、そうなった場合、仮にですよ、一括発注で今回受注したときにはその設備機器の更新時期のときに呼ばれる、要するに連絡先は、要するに一括で受けた上屋の業者になるのでしょうか、それとも一括発注だったとしても設備屋さんを呼ぶのでしょうか、どちらなのでしょうか。
〇議長(相田一良君) 上野教育部長。
〇教育部長(上野幸一君) まず最初のどういうふうに工種で分かれるのかということでございますけれども、まず建築については、建築本体、電気機械、それと外構、あとそれと厨房を分離するという考えでおります。
何社かという、その厨房を扱う会社でございますが、まだ正式には調べておりません。
それと、先ほど言った減価償却、厨房施設とその建物とかの減価償却、通常給食センターの厨房設備については15年程度と言われておりますが、実際は20年近く使っております。建物については、RC鉄骨、大体学校施設ですと40年ぐらい、35年から40年ぐらいの考え方でおります。
あとは、工事費の金額につきましては、設計金額についてはちょっと、予定価格は公表しておりますが、設計金額についてはこの継続費の予算内ではできているということでご容赦をいただきたいと思います。
あと何か抜けた点ありますか。
〇22番(林 悦子君) あともう一つは、仮に一括発注した場合、この設備の更新時期と本体の更新時期が違うわけですから、そのときに更新時期に入ったときにどちらに連絡をするのだと、一括発注したときはということ。あと、機械が壊れたとか、設備が不備があったとかいうとき、修理しなければならないというときに呼ばれるのはどちらですか。
〇議長(相田一良君) 上野教育部長。
〇教育部長(上野幸一君) まず、確かに減価償却の期間、建物が40年と仮定して、厨房施設が15年、当然15年たつと、15年から20年たつと更新時期がございますので、そのときにも一括発注の場合でしたら、当然そういう建築屋さんを通じということも考えられます。ただ、分離発注でやる場合には、実際そういう分離でやったことで、そのケース・バイ・ケースだとは思います。よろしいでしょうか。
〇議長(相田一良君) 林悦子君。
〇22番(林 悦子君) 私は、今回分離発注って余り桜川市確かになかったかもしれませんが、このケースで分離発注ができないのだったら何でするのだというくらい分離発注が、それはメリット、デメリットあっても、やってみる価値があるものだというふうに思っていますので、市長の考え方で今後入札をしていただくことについては賛成をいたしたいと思います。理由は、今の質問の中で市長におわかりいただけたと思いますが、そもそも減価償却も更新も違うものであるので、やはり分けても差し支えがないということで、細かい理由は話しませんけれども、それでいいのではないかと思います。ただ、ちょっと気になるのは、JVも考えの中に入っているということではありますが、地元業者が何社かその競争の中に入ることができるくらいのランクでやっていただきたいということです。それから、もう一つの厨房機器のほうは、県内で何社かわからないということで、万が一1社とか2社とかいうのであれば、今もう高速の時代でありますので、もうちょっと県境を広げても、これは適度な競争ができる範囲内ということであっていいのではないかと思いますので、お考えの中に入れてやっていただきたいと思います。
以上です。
〇議長(相田一良君) ほかに。
増田豊君。
〇11番(増田 豊君) 同じく給食センターについて1点だけお尋ねいたします。
どちらかというと、今の林議員の関連みたいになってしまうのですけれども、厨房機材をこれから設定するわけですけれども、どこのメーカーの製品を使うのでしょうか。
〇議長(相田一良君) 上野教育部長。
〇教育部長(上野幸一君) メーカーにつきましては、設計上はどこかのメーカーの見積もりをとったりして計上しますけれども、仕様については同等品以上という考え方で、特別このメーカーを使いなさいということはございません。
以上です。
〇議長(相田一良君) 増田豊君。
〇11番(増田 豊君) 旧真壁の町議会のメンバーの中でこの中に5人は1回経験したことがあるので理解できると思いますけれども、今の部長の答弁は、これはいい答弁でした。でも、旧真壁のときに空調設備のことでどのメーカーを使うのですかと質問したのは教育長です。そして、答弁はわかりません。その繰り返しでした。私は、プロが言うのだから石川議員の言っていることは正しいのだろうと思ってそのとき否決に回りました。そして、休憩の時間に入ったらば、わかるわけないんだよなという説明はご本人から私聞きました。そして、2回目の入札のときにかなり安くなったので、おかしいという疑惑が出てきた。でも、その2回目だからということもあるでしょうけれども、それは議案が通ったと。そうしたらば、なぜ安くなったかというからくりみたいな裏話もそれも教育長から伺いました。でも、やっぱり可決して通ったけれども、疑惑があるだろう、あるだろうと言って百条委員会に結びついた。そうですね、流れはね。その百条委員会の決定については、平間小四郎町長が亡くなる3カ月前までこっちの世界では生きていたのです。だから、今みたいな答弁したからもうその先は教育長に聞かないけれども、教育長、わかりませんって今みたいな返事するのでしょう。ということは、旧真壁のときにそうわからないという返事しかできないのだなとわかっていながら質問したみたいなことをやってきた話を考えてみた場合に、今回のいろんな騒ぎだって怪文書から始まったことでしょう、騒いでいることが。ということは、やっぱりこれ行政職側に行ったのだから、そこら辺は真摯に取り組むべき、しかも部長が市長のほうに預けてしまったけれども、やっぱり最後は教育長は自分の所管の問題だから、市長のかわりにもっと頑張るべきですよ。だから、それはやっぱり自分がやってきたことのツケが遠回りで自分のところに回ってきたというようなことを証明するための質問でした。
以上です。
〇議長(相田一良君) 答弁は。
石川教育長。
〇11番(増田 豊君) 答弁求めていないよ。
〇議長(相田一良君) 答弁求めない。いや、質問者が答弁求めていないということで。
〔「答弁ではないですよ、事実とは違うから」の声あり〕
〇議長(相田一良君) いや、でも質問者が答弁求めていないから。
〔「事実と違うこと議事録に残っては困りますから」の声あり〕
〇議長(相田一良君) わかりました。
石川教育長。
〇教育長(石川 稔君) 真壁時代のことを今増田豊議員さんがお話し申し上げましたけれども、あのときの庁舎の空調機の改修工事でございます。そのとき県内の水戸、日立方面の業者を入れて入札を行った状況です。その入札の状況の中で私が聞いたのは、なぜ地元の業者が入らないのか、地元の業者を入れてもこういう空調工事ならばできると思いますよ、メーカーについてはメーカーはどういうメーカーで書いてあるのでしょうかという質問はしました。明確な答弁はできませんでした。私は、もう入札をした段階のやつですから、この案件については賛否は私はしませんということで退席をしております。その後どなたか議員さんがメーカーについて質問をしておりました。その役場の担当の方が、こういうことで今メーカーについて質問をされており、こういう答弁をしてもいいですね、メーカー名を出してもいいでしょうかというような話は担当のほうから私が控室にいたところに伺いがありました。私のほうでは、私が質問したときにそのメーカー名が出なかったのだから、違う人が質問してメーカー名を答弁するのはおかしいのかなというような話はしたけれども、私は採決に関しては出席をしておりません。
以上です。
〇議長(相田一良君) 増田豊君。
〇11番(増田 豊君) 言いわけを聞きたくて質問したのではないのですから、でもこっちはその議場の雰囲気も知っているわけですよ。私は賛否に同席しませんでしたなんていうのは、それは責任逃れでしょうよ。しかも、今なぜ地元が入らないのかという話は1回目の市長選挙のときにそれは林議員が言った質問ですなんてことでチラシで流れているのではないか、よく思い出してしまうよ、そんなこと言っていると。だから、そういうこと……
〔何事か声あり〕
〇11番(増田 豊君) 話がこじれるから、でもやっぱりあのときの議場の雰囲気から言ったらば、わからないわけないだろうと言ったのですよ。そしたら、わかりませんて、その返事しているでしょう、そのやりとりばかりだったのです。
〇議長(相田一良君) 議案の質問してください。
〇11番(増田 豊君) だから、それは答弁なんか要らないと言っているのはそこなんだよ。
〇議長(相田一良君) わかりました。
以上で質疑終わります。
これから討論行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) お諮りいたします。
本案は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
よって、議案第60号は原案のとおり可決されました。
ここで暫時休憩いたします。
休 憩 (午後 2時47分)
再 開 (午後 3時00分)
〇議長(相田一良君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
〇議案第61号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(相田一良君) 次に、日程第7、議案第61号 平成24年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
提案理由の説明願います。
石堀保健福祉部長。
〔保健福祉部長(石堀 純君)登壇〕
〇保健福祉部長(石堀 純君) それでは、35ページをお開き願います。議案第61号 平成24年度桜川市介護保険特別会計補正予算(第1号)の概要についてご説明申し上げます。
第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,026万6,000円を追加して歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ35億707万2,000円と定めるものであります。
それでは、歳入歳出について事項別明細書によりご説明させていただきますので、40ページをお開き願います。
まず、歳入でありますが、第3款国庫支出金、1項1目介護給付費負担金157万7,000円の増は、平成23年度の介護給付費の国庫負担分の精算により追加交付を受けるものでございます。
次に、第4款支払基金交付金、1項1目介護給付費交付金240万9,000円の増については、平成23年度の社会保険診療報酬支払基金が負担する第2号被保険者分の介護給付費の精算により追加交付を受けるものでございます。
次に、第5款県支出金、1項1目介護給付費負担金198万円の増は、平成23年度の介護給付費の県費負担分の精算により追加交付を受けるものでございます。
次に、第8款繰越金、1項1目繰越金1,430万円は、歳入の不足分を繰越金で充当するものであります。
続いて、歳出について説明させていただきます。41ページをお開き願います。
第4款基金積立金、1項1目介護給付費準備基金積立金596万7,000円の増は、国、県支出金及び支払基金交付金の精算により追加交付になった介護給付費負担金を介護給付費準備基金へ積み立てするものでございます。
次に、第7款諸支出金、1項1目第1号被保険者還付加算金127万7,000円の増については、平成23年度内に還付処理できなかった保険料を24年度に被保険者に還付するものであります。
次に、3目償還金771万3,000円は、地域支援事業交付金や災害臨時特例補助金について、平成23年度に交付された国、県負担金及び支払基金交付金を精算し、返還するものでございます。
42ページをお開き願います。次に、7款諸支出金、2項繰出金、1目繰出金530万9,000円は、介護給付費や事務費等の23年度における一般会計からの繰入金について精算し、繰り出しするものでございます。
以上で介護保険特別会計の補正予算案の説明を終わります。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
〇議長(相田一良君) ただいま提案理由の説明が終わりました。
これより質疑行います。質疑ありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 質問ないようですので、質疑終わります。
これから討論行います。討論ありませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論終わります。
お諮りいたします。本案は原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
よって、議案第61号は原案のとおり可決されました。
〇議案第70号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇議長(相田一良君) 次に、日程第8、議案第70号 平成24年度 平成23年度繰越桜川市立真壁小学校屋内運動場耐震補強及び大規模改修工事請負契約についてを議題といたします。
提案理由の説明願います。
山田総務部長。
〔総務部長(山田澄男君)登壇〕
〇総務部長(山田澄男君) 51ページをお願いいたします。議案第70号 平成24年度 平成23年度繰越桜川市立真壁小学校屋内運動場耐震補強及び大規模改修工事請負契約についてご説明いたします。
地方自治法第96条第1項第5号及び桜川市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条に基づき、桜川市立真壁小学校屋内運動場耐震補強及び大規模改修工事請負契約について、請負契約を締結するため、議会の議決を求めるものでございます。
記といたしまして、1、契約の目的、平成24年度 平成23年度繰越桜川市立真壁小学校屋内運動場耐震補強及び大規模改修工事。
契約の方法としましては、9月3日、3社に満たないため、条件つき一般競争入札を不調とし、2社による見積もり合わせを実施し、9月5日に仮契約を締結したものでございます。
3、契約の金額ですが、1億6,881万9,000円でございます。
契約の相手方でございますが、住所、水戸市吉沢町311―1、商号又は名称、株木建設株式会社茨城本店、代表者氏名、取締役常務執行役員本店長、木元由孝。
再度経過を説明いたしますと、条件つき一般競争入札の公告を6月29日付で行いました。参加申請の受け付けを7月10日までの期間を設けましたが、5社の閲覧、5社の参加申請がありましたが、入札日以前に3社辞退となり2社となったため、入札を中止、不調といたしました。
再度条件を変え8月10日に公告し、参加申請の受け付けを8月24日まで行いましたが、4社の閲覧、2社の参加申請にとどまり、今回も中止、不調とし、再度条件を見直しして公告しても状況の変化は見込めないことも考慮すると、23年度繰越事業として進めている工事のため、工期の問題、3月の卒業式の使用も危ぶまれ、子供たちの安全、安心の確保の観点から、県の意見等も参考にし、一般競争入札は不特定多数を対象にしていることから1社入札も可能との見解があり、法に抵触しないことでもあり、2社による見積もり合わせを行いました。結果は、株木建設株式会社が落札いたしました。
この事業は、当初24年度事業として予算計上しようと計画いたしましたが、国の第3次補正で震災復興施策に学校施設の防災対策が予算化され、国庫補助とあわせ23年度に限り起債の優遇措置、緊急防災減災事業債、充当率100%、交付税措置80%の有利な事業となるため、23年度事業として前倒しして予算化した事業でもございますので、その点も考慮に入れていただきたいと思います。
以上で説明終わりますが、内容ご審議の上、議決くださりますようよろしくお願い申し上げます。
〇議長(相田一良君) ただいま提案理由の説明が終わりました。
これより質疑行います。質問ございませんか。
菊池伸浩君。
〇4番(菊池伸浩君) 過日真壁小学校へ行きまして校長とも会って現場を見てきたのですが、ことしの3月卒業式、4月の入学式は体育館が使えたのですが、途中に余震というか、地震が連続して続いたときに何か天井から落ちてきたということで、今は全面使用禁止になっているということで、とにかく来年の卒業式、入学式を早くやるためにもぜひつくってほしいのだという話を聞いてまいりました。
そこで、まず1つは、なぜこういう不調に終わったかというその原因、私がいろいろ業者関係の人にも知り合いがいまして聞いたり、ほかの市議会の議員にも電話を入れて聞いたりしたのですが、今どき公共事業が欲しくて欲しくてしようがないという状況の中で、不調というのは非常に考えにくいと、何か条件が難しいのではないかという、そんな話があったのです。その不調に終わった原因は、2回も終わった原因は何が原因と考えているかということが1点。
もしこの入札を、私は賛成したくないのですが、不調にまた終わった場合には、引き続き3回目の入札が条件を変えてできるのか、そのとき工事が始まって、うまく順調に進んで来年の3月卒業式、4月の入学式、岩瀬東中の場合は中学生でしたからラスカの体育館を使ったのですが、校長の話では、真壁の体育館とかではちょっと小学生は、1年生はいけないだろうという、そんな心配もしていたので、その不調になった原因、これをどう考えているのかということが1つと、これを否決された場合、3回目の入札を行って、3月末の卒業式に間に合わせられるのか、その見通しを伺います。
〇議長(相田一良君) 山田総務部長。
〇総務部長(山田澄男君) この参加申請が少なかったという一つの原因ですが、状況を判断しますと、東日本大震災の影響を受けて各業者さんが手持ち工事が多く持っているのかなという部分と、そういう状況の中、今回の真壁の体育館の工事については参加するあれがなかなか手を挙げるあれが難しかったということだと思います。
また、条件を変えて今後3回目をやったとした場合に3月の卒業式に間に合うのかということは、これからどういう条件でやっていくかということと、これから3回目を仮にやったとした場合に1カ月以上またおくれるというような状況で、また議会の議決等を考慮しますと、3月の工期内では間に合わないのかなと思います。
〇議長(相田一良君) ほかにございませんか。
川那子秀雄君。
〇17番(川那子秀雄君) 今山田総務部長から、こういう不調になった原因は震災の関係で業者がいろいろ忙しいのではないかという話をされましたが、私、裏とったのです。そうしたら、東中もそうでしたが、PCトラフという工法があるのだそうです。いわゆる立体工法ということで、これはこの近郊には1社しかないと、そういうメーカーが。いわゆる特許みたいな工法であると。それが設計会社がそこへ組み入れた。ということは、その設計会社が構造計算をそのPC立体工法というのですか、そこにみんな無料でやってもらえるのだそうです。そうすると、そこと情報を共有していないと、例えば入札してとったとしても工事ができない、こういうのが最大の原因だと。東中は鈴縫さんでしたよね。今回はこれ株木さんになっていますが、本当はこの小学校の体育館はほかの業者が希望していたようです。そういう設計図書の閲覧ということで来たのだけれども、やはりその会社と、いわゆる鉄骨メーカーですね、そことコンタクトもとれない会社があったと。ですから、その話を聞きますと、例えば仮に100円でとったと、そうするとその工法をやっているところでは120円ぐらいの請求をしてくるようです。そういう方法で元請はとると。ですから、実際にはやりたかった業者がいたのだけれども、結局そういう一つの設計会社と、これは予定価格というのは事前公表になっていますから、最低制限価格が幾らで市長が引いたのかわかりません、実際は。これは予定価格はわかりますが、最低制限価格というのは引くわけでしょうから。
そういうところで、この前の総務部長の話では、この株木さんは99.99%と。これは神わざに近い、入札、見積もりですね。一般競争入札の制度からいけば、実際にほかの市町村、県なんかでもやっているでしょうが、電子入札制度、そういうものではわかりませんからあれですけれども、これは情報をとったほうが勝ちなのです。業者はやはり仕事仲間ですから、県内貸し借りがあるそうでございます。ですから、今回はこの株木さんが主導権を握ったと。1回目の不調に終わったときにも株木さんと、あと日立に本社があるA工務店が残っていたようですが、それについては不調ということで、内規で3社以上ということになっているからこれは不調にしたと。2回目にある業者が変更になって来たのだけれども、やっぱりいろいろ話し合いがあったようです、裏では。だから、私は99.99なんていう話は、談合とは言い切れませんが、大体95%以上というのは談合があったというふうにみなすようでございます、今の時代は。
山田部長が県のほうでそういう前例があると、1社でも。でも、県ではそういうことはやっても構わないなんてことは絶対言わないはずです。でも、そういう実例ということをいろいろ聞いたという話を私はこの前の協議会でも聞きましたから、では一体最低制限価格というのは幾らだったのかなと聞きたくなるのですよね、これは。だから、やっぱりこれ条件つき一般競争入札不調で随意契約、1社ですよ、これ、この前の説明だともう一社あったと、つくばのほうの業者がね。札で辞退するというような、当日ね、そういうことを言ってくる。これははっきり言えばだしのもとですよ。だし。演出です。私はそういうふうに断定するのです。だから、もうここがとることは決まっていたという前提で物事は進められていたというふうに私は聞いております。
だから、一般競争入札でこういう形、市長ね、おかしいですよ、随意契約なんてのは。随意契約というのは130万円以上ということですよ。だから、こういう契約を今後、恐らく出てくるでしょう。先ほどの給食センターの、それも決まっているようですよ、うわさでは。決まっているようです。だから、我々も議員ですから、なるべく安く経費を抑えて支出少なくするようにしてもらいたいということを言っているわけですが、これはちょっと談合めいたことがあったのではないかと。
山田部長にお伺いしますが、県のほうでこういうことやっていいということは言ったのですか、言わなかったのですか。
〇議長(相田一良君) 山田総務部長。
〇総務部長(山田澄男君) この一般競争入札の県の参考意見として聞きました。県のほうで実際やっている場合は、入札公告のときに1回目は1社では入札は中止として行いませんと、2回目はそれを除くということですので、2回目は1社でもやって実行いたしますという県のほうの考え方です。ただ、それは市としては内規があるのでそれは市の判断ですよということです。だから、県のほうでそうしなさいよということではございません。参考として聞いたまでで、先ほども述べましたが、契約の実務提要等には条件つき一般競争入札については、不特定多数を対象にしているため、1社による入札も可能であるという解釈がありますということも申し上げました。ただ、県のほうから言われたからやったということではございません。
〇議長(相田一良君) 川那子秀雄君。
〇17番(川那子秀雄君) 部長ね、県のほうではどこの担当が言ったのか知りませんが、絶対に言わないですよ、そういうことは。県がそういうふうに参考意見として指導したとすれば、これはとんでもないことになります。だから、部長が、県のほうで一度聞いてみようかなという思う気持ちはわかります。しかし、やっぱりこういう前例のない入札方法、それが最後随意契約ですよね。随意契約で1億6,800万円、それ以上の金額を、1社だけでしょう、見積もり出したの、これは。それで99.99%という話を聞いたときにはぞっとしますよ。こんなことはあり得ないですよ。なぜ一般競争入札か。そういう、市長ね、99.99%なんていうのはあり得ないでしょう、普通は、競争ですから。この前も何かあったようですね、99.何とかというのは。だから、やはりこういう一般競争入札で随意契約するなんてことは異例中の異例、これやってはいけないことです。
だから、私は、もう一度考えてみてください。これはほかの業者にもいろんなうわさが飛び交っていますから、実際に。あれは不調だったのでしょうと、2回目も、そういうことがあったわけですよ。だから、桜川市は鈴縫か、株木さんか、どっちかではないか、とれないと言われるのです。そこへ付録としてついていっているだけだという声もあるのですよ。推測で物を言ってはいけませんが、ある意味では癒着構造があるのではいなかということも業者間でうわさされています。そこら辺を、こういうことを平気で議会へ出してくるようなことでは審議できませんよ、こういうことは。県のほうに相談したのだと。あくまでもそれは桜川市の主体ですから、桜川市が判断するのでしょうけれども、県のほうでは参考意見としてそういうこともできるのではないでしょうかということを言ったのではないかと。県は絶対言わないはずです。もしそれを相談した、聞いたところがあればちょっと教えてください、これはおかしいですから。
以上です。
〇議長(相田一良君) 山田総務部長。
〇総務部長(山田澄男君) 先ほど言いましたように、県のほうにこういう場合にはどういうふうにやっていますかと聞いただけで、県のほうではこうしなさいということは言っていません。ただ、こういうことで県のほうはやっていますというだけの話であって、それは桜川市が最終的に判断することですよということであって、それは県のほうが言ったからという話は、先ほども言いましたように、それは県から言われたからやったわけではございません。それは桜川市独自の判断で実行したということでございます。
〇議長(相田一良君) 川那子秀雄君。
〇17番(川那子秀雄君) 総務部長ね、県に聞くということは何らかの指導をいただくということで、参考意見をいただくということで普通は電話しますよね。今私聞いたのですが、どこの課へ電話したのかと、答えてくれないですよね。あくまでも桜川市の問題ですから、それは今おっしゃるとおりですよ。だから、これは今ほかでも騒がれていますよ。95%以上は官製談合ではないかと、そういう疑いを持っているということが言われているのです。だから、こういう価格で議会が通れば、業者は幾らでも談合できます。談合しますよ、桜川市がこういうことで通用するのだということが認識の中に業者があれば。これは私は部長にどこへ電話して参考意見お伺いしたのだということをまず聞きたい。
それから、こういう2回目は条件を変えてやったのだと、1回目が不調だから、2回目も2社しか来なかったと、2社のうち入札当日1社はへのへのもへじを入れてきたと、そういうことですよ。そういう入札の執行をしていたのでは、これ今後いろいろ入札しなければならないものが出てくると思います。給食センターも決まっているようです、裏方聞きますとね。みんなそうして桜川市が業者になめられるのです、ある意味では。
総務部長ね、県のどこへ参考意見として聞いた、もちろん私言ったように、桜川市が主体ですよ。これは当然のことです。県でこういうふうにやってみたらどうですかなんて言うわけないですよ。でも、私は実例としてこういうことがあったということを部長にお伺いしましたね、前も。だから、それをちょっとお伺いしたいです。これは、私は随意契約なんていうことはとんでもないことだ。私は、どんな理由があるにせよ、一般競争入札の建前から1回目は内規があって不調にしたのでしょう。2回目はそういうこと聞いたからやったのだと。工期が間に合わない、工期なんか間に合わなくたって大丈夫なのですよ、こんな大きなお金使うのですから。先ほど菊池議員が校長さんに聞いたら、真壁体育館まで行くのは骨だなと。そんなことはないですよ、学校が考えることですから。やっぱり幾ら継続の事業であっても、きっちりやるべきです。私はそういうふうに主張します。
山田部長、どこの課の人に参考意見として聞いたか、教えてください。
以上です。
〇議長(相田一良君) 山田総務部長。
〇総務部長(山田澄男君) これは県の土木部の管理課です。
〇議長(相田一良君) ほかにございませんか。
林悦子君。
〇22番(林 悦子君) 簡単に。
真壁小学校体育館、ちなみに私母校なのですが、入ったことはないのですけれども、体育館なかったから。築何年になりますか。そして、今度の大規模改修工事によって大体何年ぐらいもつ予定ですか。
あと、同規模で東中の改修工事やったばかりなのですが、あのとき2億6,000万円で大規模改修が予算で通って、その後アスベストが出たということで追加工事で、結局3億円近い、ほぼ3億円弱ぐらいの金額にいってしまって、新築なら4億5,000万円で建つのに、持ち出しが云々という話は脇に置いておくにせよ、それならばと、相当このときもやっぱり同じような議論をしたと思うのですが、今回そのやった後アスベストだの何だのなんて追加工事の可能性みたいなことまでもちゃんと、大丈夫なのでしょうね。それを1つ。
それから、今99.99という話が出ていますが、役所のほうからちょっときちんと落札率聞いたわけではないので、予定価格に対する落札率が何%だったか、教えてください。
それから、3点目ですが、これで部長いいですか、不調の理由なのですが、業者側の理由はこれはうかがい知れませんけれども、役所側の理由として、1回目は内規が3社以上ということで、2社しか来ないということで不調にしたということですよね。2回目の不調は、1社入札という話が今飛び交っていましたが、実際札入れしたのは2社なのですよね。そして、その中で1社は金額を入れたけれども、1社は入札の執行に入ってしまって、あけたらば辞退と書いてあったということで、当日入札行為に入るまでの間にその、いや、できませんと言ったわけではないのですよね。そこのところちょっと紛らわしかったので、はっきりもうちょっと教えてください。
今言った2つ目の理由、要するに入札はやったのだけれども、入札の中に辞退という、金額を入れないので、実際は1社入札と同じ結果になってしまったということであるとしたならば、今後こういうものが何回も繰り返されてはまことに困るので、防止策を講じなければならないと思いますが、その点について、これは入札委員長のほうは副市長でしょうから、もし何か考えがありましたらばお聞かせをください。
以上です。
〇議長(相田一良君) 上野教育部長。
〇教育部長(上野幸一君) まず、今回の真壁小学校の体育館でございますが、昭和51年3月建設しまして、36年が経過しております。
それと、アスベストの件につきましては、昨年東中の件がありましたので、それについてはアスベストについては調査済みでございます。
それと、もう一点、新築との比較でございますが、これについては東中学校でも当然新築との比較をしております。ちょっとデータ的には昨年のデータでございますけれども、やはり東中学校の規模ですと、大体5億円程度と考えております。ただ、新築する場合に国庫補助については5億円全部に対しては出ませんので、そのうちの補助基本額といいまして、その3分の1というふうになります。試算をしますと大体9,000万円程度、5億円の事業、体育館をつくっても改築ということですと9,000万円程度となります。それで、残りが一般財源、これは起債も当然入りますけれども、残り4億円近くが、これは起債と一般財源というふうになります。一方、昨年度しました東中で考えますと、大規模改修耐震といいますと、これについては3分の2が補助がございます。そういうことで、一般財源ベースで言いますと1億円弱ということで、新築したほうが4倍ぐらい一般財源の、起債も含めてでございますが、4倍ぐらい多くなるということで、東中のときにはそういう決断をして、やはり大規模改修でいこうということに決定をしております。今回も規模的には全く同じでございまして、やはり大規模改修でいこうと。耐用年数につきましては、20年程度はもつというふうに思っております。
それと、大変申しわけないのですけれども、先ほど川那子議員さんのほうの鉄骨トラスの件について若干説明させていただきたいのですが、よろしいでしょうか。
これについては、今回の設計の中では確かに川那子議員さんがありましたように、重いPC板を今度は鉄骨にとってかえるわけです。そのときのその鉄骨、大きなPC板をとって鉄骨にするということは、その体育館の構造上、構造物をかえるということで、建築確認、建築基準法に基づく建築確認が必要になります。建築確認書を出す場合に、そういう例えば鉄骨トラスはどこのメーカーで、どういう耐久性があるということで出すようになります。今回の真小につきましても、そういう建築確認時にその鉄骨トラスのどういうメーカーのものを使うのだと、それで構造はどうなのだということで、その検討をしております。ただし、これはメーカー指定ではございませんで、そのほかにも、1社ではございませんので、鉄骨メーカーをほかのものも使用は可能でございます。ただし、そのときには建築基準のその工期内でとり直しをするということもそれはとった請負業者が選択することは可能になっておりまして、これを必ず使いなさいという制限を与えるものではありませんので、その点は申し添えておきたいと思います。
以上でございます。
〇議長(相田一良君) 山田総務部長。
〇総務部長(山田澄男君) 1点目は、99.99%は予定価格に対して99.99%。まず設計金額があって、それに対して予定価格を公表します。それに対しての落札した金額が99.99であったと。
あとその入札当日1社が辞退ということでございますが、当日2社参りました。入札の開始のしたときに、2社とも入札箱に札を入れました。あけたらば、片方は金額が入っている、片方は辞退ということでございました。
以上です。
〇議長(相田一良君) 飯嶌副市長。
〇副市長(飯嶌洋一君) 林議員さんに今回の入札の結果を見てその後のいろいろな対応策をということだと思うのですが、私も今総務部長が入札の今回の状況というものを報告を受けました。そのときに指示をいたしておりますが、といいますのは、やはり今回のようなことは今までの中では想定をしていなかったというのが現実でございました。そういった中で、先ほどもいろいろな、何でこういうふうな状況があったのかなというのは、やはり東日本大震災、そういったものの影響もあるのかなということでこういう結果が出たのかなと今思っております。そういった中で、今までの一般競争入札に対する事務取扱要綱、そういったものでも3社以上ということで1回目は不調にしてきたというような現実もございましたので、今回の結果を見て、やはりこういうことも想定して今後は入札の執行に臨まなければならないだろうということで、担当課のほうには即何らかの今後執行する場合にこういう事態も想定した要綱、そういうものもきちっと制定をするようにということで報告を受けた時点で指示をしてございます。
〇議長(相田一良君) 林悦子君。
〇22番(林 悦子君) 築36年ということで、結構微妙な年数ですので、これちょっと耐用年数が20年ぐらい延びるということですけれども、予定価格、正直言って市長、これすごく執行部のほうも迷う場面が幾つもあったと思いますが、多分議員も同じだと思いますね、どっちにしても。子供たちのことを考えれば、早く建てて入学式、卒業式をやらせてやったのがいいのかなと、これは当然思いますね。思いますが、例えば建物を建てかえ時期にその当たってしまった子というのは、例えば校舎そのものもプレハブだったり、代替の場所だったり、これ行くこともそのタイミングであるわけで、全く卒業式、入学式そのものができないということではないので、心を鬼にしてそのことをこっちに置いて考えたときに、やっぱり札をあけたらば異例の、想定外の、ある種の、要するに入札をさせないという感じ、入札妨害っぽい、妨害とまでは言いませんが、ぽい感じがどうしてもしてしまうのですよね。というのは、札を入れられないのだったら、当日そのとき言ってくれればいいわけで、そうすれば1社残った人と堂々と随意契約なり何なりもう詰めの作業に入るしかないということもあるわけですよね、選択肢の一つとして。だけれども、要するに入札執行してしまってから、株木さんは善意の第三者だと言えば言えないことはないので、そういう意味ではこの契約が違法性があるとまでは言えないと私は思います。思いますが、これを通してしまったときに今後の影響どうなのだということも思います。
ただ、こういう、これ入札6月からやっていますよね。それで、もう何カ月もやっている間に状況の変化というのがあると思うのです。それは統廃合の話し合いというのが結構進んでいまして、そのときに真壁小学校は多分、真壁地区の基幹校として残る可能性があるということ、それと真壁小学校の本校舎そのものがかなり早い時期に建てかえの可能性がある、教育長も建てかえるという方向で私の一般質問に答えてくれたことありますから、そうなったときに、多く見積もって最大で20年ぐらい耐用年数が延びるとは言っていますけれども、ここで1億6,800万円使って15年後、20年後に問題を先送りしたほうがコスト的にいいのか、それとももう思い切って校舎と一緒にやってしまったほうがいいのかというのは、PTAとしても多分悩むところだと思います。それだけですね。こうしろとは言えません。
〇議長(相田一良君) 答弁はどうしますか。
〇22番(林 悦子君) 別に私はありません。
〇議長(相田一良君) 市長が、中田市長。
〇市長(中田 裕君) ただいま林議員のほうからいろいろ承ったこと、重々承知はしております。ただし、今回の場合には耐震補強ということで、平成23年度に国のほうから予算をいただいてきたということで繰り延べをして今回やってまいりました。6月に公告しましたけれども、第1回目が不調に終わってしまったというときに、やはり私としては、来年の3月には工事が終了して、しっかりと子供たちも屋内体育館で体を動かせるような状況をつくってあげたいというふうな思いを強く持っております。どうか議員各位におかれましても、やはり子供がすくすくと育つ環境という、いろいろ今議員各位から承ったことについては、今後我々もしっかりと反省すべきところは反省しながら発注をしていきたいというふうに思っておりますが、今回の東日本大震災の耐震補強についてはぜひやらせていただきたい、伏してお願いを申し上げたいと思います。いろいろ子供のためにやはりそういう場所をしっかりと担保してあげたいという強い気持ち、いろいろ林議員のほうから出た問題等については、先ほど副市長のほうからもこれからしっかり対応していきたい、ただ建設現場での状況というのは大変耐震補強等について多くの事業を抱えておるというようなことを勘案した場合に、果たして今後どういう形で推移していくのかということも不透明な部分もございます。
最後になりますが、川那子議員が言うような不透明なことは一切私どもはしておりません。これだけは正々堂々と言えることでございますので、どうぞよろしくお願いをしたいと思います。
〇議長(相田一良君) ほかにございませんか。
市村香君。
〇5番(市村 香君) 5番、市村です。
私は、ここの市の指名業者ではありませんのであれなのですが、一応先ほどの総務部長のお話ですと、札は入れたと、札は入れましたけれども、片方は辞退ということになったということを聞いて、一応きょうは議場ですので記録に残しておいていただきたいと思って、業者さんの立場を考えると、いろいろな思いでそこには入れると思うのです。普通1社だろうと2社だろうと、札を入れる段になって、入札書というのは神聖な用紙なのですね。あそこには金額しか入れてはいけないようになっているのですよ、判こ以外は。ですので、そこに金額を書かないで辞退と出ていたということは非常に残念ですし、そこには何かがあったのかなと思ってしまいます。普通本来であれば、もちろん不調で随意やったということですからそれはいいのですが、その指名業者に対しても厳重注意をされなければなりません、正式に言えば。結局指名停止なり何なりというのがありますよね、神聖な場所に入れるわけですから。だから、そのように至ったことに関しては大変残念だと思います。ほかにも桜川市たくさんの業者さんがおりますので、今後はこういうことのないように厳重に注意していただきまして、やっぱりここで議員がどう判断するかというのは、本当に私たちでもこういう意見を聞きますと、今後苦渋の選択をしなくてはならないと思います。ですけれども、先ほども何度も言いましたように、入札書に辞退と書いたというのが、本当にこれは最終確認なのですが、確認したいと思います。総務部長、お願いします。
〇議長(相田一良君) 山田総務部長。
〇総務部長(山田澄男君) 先ほども申しましたように、入札箱に2社が札を入れて、片方が金額あり、片方は辞退ということでした。
〇議長(相田一良君) 市村香君。
〇5番(市村 香君) わかりました。とにかく今後はこのようなことのないようによろしくお願いしたいと思います。
〇議長(相田一良君) ほかにございませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) ほかにないようですので、質疑終わりといたします。
それでは、これから討論行います。討論ありませんか。
それでは、討論あるということで、まず原案に反対者の発言を許します。
飯島重男君。
〔8番(飯島重男君)登壇〕
〇8番(飯島重男君) 反対の立場から討論を行います。
提案の真壁小学校体育館耐震改修工事請負契約議決について、反対の意見の討論をいたします。真壁小学校体育館耐震改修工事については、1回目の一般競争入札において辞退者が多く、2社のみとなったため、内規に基づいて入札を中止、再度の一般競争入札においては起工額の増額変更をし2社で入札したが、1社が辞退と書いた札を入れる異例の事態となった。最終的に金額を入れた1社と随意契約として請負契約議決の提案をされたわけですが、契約額が1億6,800万円と多額であり、入札比率についても99.99%と高く、一連の入札の流れを見ると、事業の根本から考え直すことも必要であると考える。
第2、真壁小体育館は36年を経過し、減価償却期間も過ぎた建物の耐震改修に1億6,800万円もの多額の費用をかけることをしても問題の15年から20年を先送りするだけ、現在進行中の小中学校適正配置策定委員会の答申も来春出る予定でございます。小中学校の統廃合が進められた場合も真壁小学校は残ると思われます。10年先まで考え、この際新築での建てかえを検討していただきたいと考えます。建てかえに係る費用は四、五億円程度と言われておりますので、入札の不調を前向きに捉え、今回の多額の費用をかけて大規模改修せずに、将来を見据えた予算措置をし、建てかえをしたほうがよいのではないかと考えます。
以上の理由により、真壁小学校体育館改修工事の契約議決については反対といたします。
以上、討論といたします。
〇議長(相田一良君) ほかに討論ございませんか。
〔「討論なし」の声あり〕
〇議長(相田一良君) ほかに討論ないようですので、討論終わります。
これから採決を行います。
この表決は起立によって行います。
本案は原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立少数〕
〇議長(相田一良君) 起立少数。
よって、本案は否決することに決定しました。
〇散会の宣告
〇議長(相田一良君) 以上で本日の日程は終了しました。
本日はこれで散会いたします。
まことにご苦労さまでございました。
散 会 (午後 3時53分)