平成24年第2回桜川市議会定例会議事日程(第3号)

                         平成24年6月14日(木)午前10時開議
日程第 1 議案第36号 専決処分の承認を求めることについて               
             (平成23年度桜川市一般会計補正予算(第9号))        
日程第 2 議案第37号 専決処分の承認を求めることについて               
             (平成23年度桜川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)) 
日程第 3 議案第38号 専決処分の承認を求めることについて               
             (平成23年度桜川市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号))  
日程第 4 議案第39号 専決処分の承認を求めることについて               
             (桜川市税条例の一部を改正する条例)               
日程第 5 議案第40号 専決処分の承認を求めることについて               
             (桜川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)         
日程第 6 報告第 1号 平成23年度桜川市一般会計繰越明許費繰越計算書について     
日程第 7 報告第 2号 平成23年度桜川市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書につ
             いて                              
日程第 8 議案第42号 桜川市暴力団排除条例                      
日程第 9 議案第43号 外国人登録法の廃止及び住民基本台帳法の一部を改正する法律の施行に
             伴う関係条例の整理に関する条例                 
日程第10 議案第44号 桜川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の
             一部を改正する条例                       
日程第11 議案第45号 桜川市農業委員会の選挙による委員の定数等に関する条例の一部を改正
             する条例                            
日程第12 議案第46号 桜川市営駐車場及び自転車置場の設置及び管理に関する条例の一部を改
             正する条例                           
日程第13 議案第47号 平成24年度桜川市一般会計補正予算(第1号)          
日程第14 議案第48号 桜川市営県単土地改良事業の施行について             
日程第15 議案第49号 訴えの提起について                       
日程第16 議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査      
日程第17 執行部あいさつ                                
追加日程第1 中核病院を考える会特別委員長報告について                  
追加日程第2 議員提出議案第3号 桜川市の地域医療基盤整備を求める意見書(案)について  

出席議員(21名)
  1番   萩  原  剛  志   君     2番   鈴  木  裕  一  君
  3番   仁  平     実  君     4番   菊  池  伸  浩  君
  5番   市  村     香  君     6番   岩  見  正  純  君
  8番   飯  島  重  男  君     9番   中  川  泰  幸  君
 10番   皆  川  光  吉  君    11番   増  田     豊  君
 12番   潮  田  新  正  君    13番   相  田  一  良  君
 14番   大  塚  秀  喜  君    15番   高  田  重  雄  君
 16番   増  田  俊  夫  君    17番   川 那 子  秀  雄  君
 18番   橋  本  位 知 朗  君    19番   増  田     昇  君
 20番   塚  本     明  君    21番   上  野  征  一  君
 22番   林     悦  子  君

出席停止議員(1名)
  7番   小  高  友  徳  君

地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名
   市     長  中 田   裕 君
   副  市  長  飯 嶌 洋 一 君
   教  育  長  石 川   稔 君
   市 長 公 室 長  臼 井 典 章 君
   総 務 部 長  山 田 澄 男 君
   市民生活部長   大 川 正 彦 君
   保健福祉部長   石 堀   純 君
   経 済 部 長  植 木   優 君
   建 設 部 長  高 松 輝 人 君
   上下水道部長   青 柳   栄 君
   教 育 部 長  上 野 幸 一 君
   会 計 管 理 者  大和田   清 君

職務のため出席した者の職氏名
   議会事務局長   入 江   豊 君
   議会事務局書記  廣 澤 久 夫 君
   議会事務局書記  仲 田 浩 司 君
   議会事務局書記  長谷川 勇 貴 君

          開 議  (午前10時00分)
   開議の宣告
議長(相田一良君) 皆さん、おはようございます。
 本日の出席議員は21名です。よって、地方自治法第113条の規定により、本日の会議は成立しますので、これより本日の会議を開きます。

   議員の発言
議長(相田一良君) まず、川那子議員より意見を求められておりますので、それを許します。
 川那子議員。
17番(川那子秀雄君) 実は、石川教育長並びに上野部長、きのうの私は一般質問の中でいろいろ通学の問題を質問しておりました。ところが、朝7時、谷貝小学校の集団登校時に、名前出ていますからこれ個人情報保護法にはひっかからないと思いますが、新聞の報道によれば、下谷貝の岩見さおり容疑者と出ておりました、33歳、逮捕されたというふうに新聞報道にはなっておりましたが、私はそういう質疑をしたのは1時半からですよ。県議会の話も、質問の新聞も見ましたが、けさ7時から私の兄貴、もと教育長の次長をやったのですが、おまえのところの、おまえら議員何やっているのだと文句食らいましたよ。
 教育長に伺いますが、もう既に事故が起きていたのですね、そのときには、もうとっくに、午前中の7時何分にはね。それで、そういう起きたことを知りつつも、そういう手だては、ここに教育長と部長は来ていますから、教育委員会委員もいるわけでしょう。ましてPTAから選ばれている委員もいるわけです。よく調査をされていますか。私は、新聞記者から、質問が終わってからそういう事故があったというのを聞いていまして、上野部長に聞きました。軽いことだからという話で、私があそこで休憩時間にいるにもかかわらず説明に来なかった。それについて教育長は、教育委員会の最高責任者としてどういう考えでいるのか、私はお伺いしたい。あと、その事故の対処法を、もうすぐ指示をしたのか、お伺いします。もう既に県のほうは5月15日、中旬に……
議長(相田一良君) 済みません、簡潔にお願いします。
17番(川那子秀雄君) はい。通知を出している。6月8日、7日に通知を出している、もう届いているはずだと県庁では言っているわけです。この事故を起こした責任は管理者である教育長にあると思うのです。意見表明をしてください。
 以上です。
議長(相田一良君) 答弁は1回だけにさせてもらいます。
17番(川那子秀雄君) はい、結構です。
議長(相田一良君) 石川教育長。
教育長(石川 稔君) きのうの谷貝小学校の児童の事故でございますけれども、朝学校のほうから連絡がありまして、登校中に子供が額と肩をちょっと車と接触した、軽微な事故であるということを聞いております。ぶつけた相手の方も一度車からおりて子供に大丈夫かというような確認をして、子供が大丈夫ですよというような形で返答しましたもので、ぶつけた相手の方はそのまま車で立ち去ったという状況で、学校へ来て子供がちょっと痛いのだというような形を言ったものですから、学校のほうではすぐ医者のほうへの対応をして、その辺の詳細についてはよくわからなかったものですから、午後になって吉原課長もこちらに待機していたのですが、しっかりと詳細を把握するようにというような形で吉原課長には庁舎のほうへ戻りまして、学校と警察とそういう連絡を取り合った状況でございます。
 以上です。
議長(相田一良君) ここで暫時休憩いたします。
          休 憩  (午前10時05分)

          再 開  (午前10時13分)
議長(相田一良君) 休憩前に引き続き会議を再開します。

   日程の追加
議長(相田一良君) 休憩中に開催した議会運営委員会の報告を願います。
 議会運営委員長、大塚秀喜君。
          〔議会運営委員長(大塚秀喜君)登壇〕
議会運営委員長(大塚秀喜君) ただいま議会運営委員会を開きました。ご報告申し上げます。
 中核病院を考える会特別委員会が開かれ、その委員長報告があるということで、日程第1として追加いたします。よろしくお願いします。
議長(相田一良君) お諮りいたします。
 ただいま議会運営委員長より報告がありました。報告のとおりでご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認め、議会運営委員長の報告のとおりといたします。
 追加日程表及び委員長報告書を配付いたします。
          〔追加日程表及び委員長報告書配付〕

   中核病院を考える会特別委員長報告
議長(相田一良君) 追加日程第1、中核病院を考える会特別委員会委員長報告についてを議題といたします。
 委員長の報告願います。
 中核病院を考える会特別委員会委員長、大塚秀喜君。
          〔中核病院を考える会特別委員長(大塚秀喜君)登壇〕
中核病院を考える会特別委員長(大塚秀喜君) 中核病院を考える会特別委員会報告書。
 本委員会は、平成23年6月17日に設置され、本委員会の目的に沿って鋭意調査を重ね、これまでの調査結果をとりまとめたので、会議規則第45条の規定により報告いたします。
 経営形態について県西総合病院では、平成20・21年の2カ年にまたがって病院経営改善検討委員会により、管理者宛にすでに答申がなされており、その中で「独立行政法人化は避けられない。」としている。
 また、筑西市においても、平成20年に市民病院の運営状況等に関する調査報告書の中で、存続の前提条件として「地方公営企業法の全部適用、もしくは民間移譲」の2つの選択肢を議長宛に提出している。
 従って、本委員会としても、経常経費を抑え、医療機能充実を図るためには、民間活力の導入が不可欠と判断し、新中核病院の経営形態は、公設であっても最初から一般独立行政法人、又は地方公営企業法の全部適用・民間移譲のいずれかの経営形態を、全会一致で再三求めてきたが、「テーブルに着かないと話し合いが出来ない」という執行部に賛成する議員と「テーブル云々ではなく、市長の方針と考え方は先に示すべきである」という反対議員の溝が次第に広がり、2度の否決と審議拒否という結果となった。
 最初の議決から7か月という期間が経過し、議論が膠着状態に陥ったのは、極めて残念なことというほかない。
 しか市長の提案もこれが最後ということであり、委員会としても、この現実を真摯に受け止め、今後は議員各位がそれぞれの考え方に沿って意見を表明されることになるが、桜川市の地域医療再生の為に、努力する姿勢は変わりがない以上、これからもその実現に力を注ぐことを確認して、委員長報告と致します。
 なお、今議会中に意見書の提出をしたいと思っております。よろしくお願いします。
議長(相田一良君) ただいまの報告についてのご質問ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 質問ないようですので、以上で報告を終わらせていただきます。

   議案第36号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(相田一良君) それでは、日程第1、議案第36号 専決処分の承認を求めることについて(平成23年度桜川市一般会計補正予算(第9号))を議題といたします。
 提案理由の説明願います。
 山田総務部長。
          〔総務部長(山田澄男君)登壇〕
総務部長(山田澄男君) おはようございます。1ページをお開き願います。議案第36号 専決処分の承認を求めることについてご説明いたします。
 地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により承認を求めるものでございます。
 3ページをお開き願います。平成23年度桜川市一般会計補正予算(第9号)につきまして概要を説明いたします。既定の歳入歳出予算総額に歳入歳出それぞれ4億9,148万7,000円を追加し、総額を181億4,096万4,000円とするものでございます。主な内容といたしましては、収入見込みに合わせた市税等の歳入予算の補正、震災復興特別交付税の増額、財政調整基金への積立金等でございます。
 8ページをお開き願います。第2項繰越明許費補正でございます。主なものを申し上げます。第10款教育費の小中学校費における岩瀬小、真壁小、岩瀬西中の屋内運動場等の耐震補強工事につきましては、震災復興施策により前回の3月補正予算を計上した事業でございます。
 同じく10款教育費の社会教育費における伝統的建造物修理補助事業、旧真壁郵便局公開活用整備事業、歴史的風致形成建造物修理事業につきましては、震災により被災した歴史的建造物の修理等の事業でございます。その他の事業につきましては、主に震災の復興にかかわるもので、資材調達等のおくれの理由によるものでございます。合計16事業で繰越金額は6億9,846万9,000円となっております。
 9ページをお開き願います。第3表、地方債補正でございます。消防ポンプ自動車整備事業債の減額につきましては、事業費の確定額に合わせて起債額を変更するものでございます。災害復旧事業債の減額につきましては、震災復興特別交付税の交付によるものでございます。
 12ページをお開き願います。歳入についてご説明いたします。第1款市税、1項市民税から4項市たばこ税につきましては、年度末の収入見込みに合わせた補正でございます。
 第2款地方譲与税から13ページに移りまして、第8款自動車取得税交付金までは、確定額に合わせた補正でございます。
 第10款地方交付税の4億208万6,000円の増額につきましては、震災復興特別交付税の交付によるものでございます。
 第14款国庫支出金、2項4目土木費国庫補助金及び7目災害復旧費国庫補助金につきましては、事業費の確定に伴うものでございます。
 14ページお開き願います。第15款2項県補助金、3目衛生費県補助金における3,580万7,000円の増額は、特定被災地方公共団体が行う災害廃棄物処理の事業費に対する補助金でございます。
 また、5目農林水産業費県補助金における2,711万3,000円の増額は、霞ヶ浦用水関連災害復旧事業の補助金確定によるものでございます。
 第19款繰越金で4億1,287万3,000円を増額いたしております。前年度繰越金でございます。
 第21款市債、1項2目消防債で120万円を減額しております。事業費の確定によるものでございます。
 6目災害復旧事業債4億710万円の減額につきましては、震災復興特別交付税の交付に伴う減額でございます。
 続きまして、歳出についてご説明いたします。15ページをお開き願います。第2款総務費、1項1目一般管理費における一般管理職員給与関係経費で125万1,000円を増額しております。これは、23年度末の自己都合退職者の増により退職手当負担金を増額するものでございます。また、一般管理事業においては102万9,000円を増額しております。岩瀬駅前広場雨よけ用シェルター設置工事についての訴訟にかかわる弁護士報償金でございます。
 同じく1項2目人事管理費において82万7,000円増額しております。一般非常勤職員の社会保険料率の増により、社会保険料を増額するものでございます。
 次に、第2款総務費、2項2目賦課徴収費で240万1,000円を減額しております。実績額に合わせたものでございます。
 16ページお開き願います。第3款民生費、1項1目社会福祉総務費で47万円を増額しております。震災における罹災見舞金でございます。家屋の全壊に対して2万円、半壊に対して1万円を見舞金として支出するものでございます。
 第4款衛生費、1項1目保健衛生総務費で326万3,000円を増額しております。県西総合病院における震災復旧工事の負担金でございます。なお、全額が震災復興特別交付税で措置されます。
 同じく1項4目公害対策費で1,729万1,000円を増額しております。市設置型浄化槽の国庫補助金の減及び震災復興特別交付税の交付による災害復旧事業債の減により農業集落排水事業特別会計への繰出金を増額するものでございます。
 17ページお開き願います。第4款衛生費、2項1目清掃総務費でございます。予算増減はありませんが、衛生費県補助金の増及び震災復興特別交付税の交付による災害復旧事業債の減による財源入れかえでございます。
 第6款農林水産業費、1項5目農地費で2,129万1,000円を減額しております。事業費の減及び震災復興特別交付税の交付に伴う災害復旧事業債の減により農業集落排水事業特別会計への繰出金を減額しております。なお、さきに申し上げた市設置型浄化槽における繰出金の額と合わせますと、農業集落排水事業特別会計への繰出金は400万円の減額となっております。
 第8款土木費、4項4目下水道費でございます。予算増減はありませんが、これも同様に震災復興特別交付税の交付に伴う災害復旧事業債の減による財源入れかえでございます。
 18ページお開き願います。第8款土木費、5項1目住宅管理費で289万1,000円を減額しております。事業費の確定に合わせたものでございます。
 第9款消防費、1項2目非常備消防費で40万円を減額しております。消防団員の報酬額の確定に合わせた減額でございます。
 同じく1項3目消防施設費で108万1,000円を減額しております。16分団、23分団の消防ポンプ車の購入費の確定に合わせたものでございます。
 19ページお開き願います。第10款教育費、2項1目学校管理費でございます。予算増減はありませんが、これも同様に震災復興特別交付税の交付に伴う災害復旧事業債の減による財源入れかえでございます。
 同じく3項1目学校管理費についても同様でございます。
 同じく4項1目幼稚園費で62万1,000円を減額しております。事業費の確定に合わせたものでございます。
 20ページをお開き願います。第10款教育費、5項9目伝統的建造物群保存地区推進費、第11款災害復旧費、1項2目林業災害復旧費、同じく1項3目農地災害復旧費、同じく2項1目道路橋梁災害復旧費、同じく2項3目市営住宅災害復旧費、21ページをお願いいたします、第11款災害復旧費、3項1目民生施設災害復旧費、同じく4項1目公立学校施設災害復旧費につきましては、予算増減はありませんが、震災復興特別交付税の交付に伴う災害復旧事業債の減による財源入れかえでございます。
 同じく4項2目社会教育施設災害復旧費で150万円を減額しております。事業費確定に合わせたものでございます。また、震災復興特別交付税の交付に伴う災害復旧事業債の減に合わせた財源入れかえもあわせて行っております。
 同じく4項3目幼稚園施設災害復旧費で105万9,000円を減額しております。事業費確定見込みに合わせたものでございます。また、国庫補助金の減、震災復旧特別交付税の交付に伴う災害復旧事業債の減による財源入れかえもあわせて行っております。
 同じく4項4目保健体育施設災害復旧費でございます。こちらも同様でございます。
 22ページをお願いいたします。第11款災害復旧費、5項1目その他公共施設・公用施設災害復旧費で140万円を減額しております。事業費確定に合わせたものでございます。また、同様に震災復興特別交付税の交付に伴う災害復旧事業債の減による財源入れかえもあわせて行っております。
 第13款諸支出金、2項1目財政調整基金費で5億円を増額しております。前年度繰越金の中からの積み立てを行うものでございます。
 以上、内容をご審議の上、ご承認くださいますようよろしくお願い申し上げます。以上でございます。
議長(相田一良君) ただいま提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 林悦子君。
22番(林 悦子君) 今回は竜巻でもこういう災害交付金のようなものが出たと聞いていますけれども、その予算についてはこの後出てきますか。そうすればそのとき聞きますし。これ専決処分なので、ここにはないのはわかるのですけれども。
議長(相田一良君) 大川市民生活部長。
市民生活部長(大川正彦君) 平成24年度6月の補正の中で、後でございます。
22番(林 悦子君) 結構です。
議長(相田一良君) ほかにございませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) ほかにないようですので、質疑終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論終わります。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり承認することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第36号は原案のとおり承認することに決定いたしました。

   議案第37号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(相田一良君) 続いて、日程第2、議案第37号 専決処分の承認を求めることについて(平成23年度桜川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号))を議題といたします。
 提案理由の説明願います。
 青柳上下水道部長。
          〔上下水道部長(青柳 栄君)登壇〕
上下水道部長(青柳 栄君) おはようございます。23ページをお開きください。議案第37号 平成23年度桜川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)について専決処分をしたので、ご報告をいたします。
 内容につきましては、農業集落排水事業費を減額し、市設置型浄化槽事業費の財源内訳を振りかえするものでございます。また、歳出が確定したことに伴い、歳入の地方債についても額の確定を行うものでございます。これにつきましては、地方自治法第179条の1項の規定により専決処分とさせていただきました。このことにつきまして、同条第3項の規定により議会に報告して承認を求めるものでございます。
 25ページをお開きください。平成23年度桜川市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)についてご説明いたします。歳入歳出予算の補正でありますが、第1条で、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ860万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ5億1,126万1,000円とするものでございます。
 続いて、地方債の補正でありますが、第2条、地方債の変更は、第2表、地方債補正によるものでございます。
 続きまして、事項別明細書でご説明申し上げますので、31ページをお開き願います。歳入でありますが、3款1項1目市設置型浄化槽国庫補助金ですが、事業実績により359万1,000円の減となっております。
 続いて、2目農業集落排水事業国庫補助金ですが、災害復旧事業費の確定により1,638万6,000円の増額となり、計1,279万5,000円の増といたしております。
 6款1項1目一般会計繰入金につきましては、農業集落排水国庫補助金の増により400万円減額といたしました。
 次に、9款1項1目市設置型浄化槽事業債ですが、事業費の確定により1,360万円の減額といたしました。
 続いて、2目災害復旧事業債につきましても、事業費の確定により380万円の減となり、計1,740万円の減額といたしました。
 次に、歳出についてご説明いたしますので、32ページをお願いいたします。1款1項1目農業集落排水施設管理費を860万5,000円の減額としております。この内容でございますが、13節委託料を60万円の減、工事請負費を680万円の減、公課費を120万5,000円の減額するものでございます。いずれも事業の確定に伴うものでございます。
 続いて、2款1項1目の市設置型浄化槽整備事業費ですが、補正は財源内訳の振りかえとなります。財源内訳の国庫支出金が実績により359万1,000円の減額、地方債が1,360万円の減額となり、その振りかえとして一般財源で1,719万1,000円の増額となっております。
 以上で説明を終わらせていただきます。
議長(相田一良君) ただいま提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 林悦子君。
22番(林 悦子君) ただいまの説明の中で、実績によって、要するに国からいただくお金が減らされて、その分、市の独自の持ち出しが生じたということのように聞けたのですが、もうちょっと内容について、どうしてそのようなことになったのか。今後、減らされてその分負担させられるわけですから、ちょっとつまらないことになるので、今後どんなふうに考えているかも含めてお尋ねをいたしますので、お願いいたします。
議長(相田一良君) 青柳上下水道部長。
上下水道部長(青柳 栄君) 国庫補助金ですが、市設置型浄化槽国庫補助金ですが、359万1,000円の減ということでありますが、この事業は平成22年度から26年の5年間で事業計画しているものでございまして、国からの内示がありまして、国の内示の確定によりまして359万1,000円が減額されたものでございます。
議長(相田一良君) 林悦子君。
22番(林 悦子君) その内示の確定の根拠というのが何か、市側に原因があるのですか。それとも、ただ単に国の財政的な問題なのですか、どっちなのですか。
議長(相田一良君) 青柳上下水道部長。
上下水道部長(青柳 栄君) 当初に5年計画で補助申請いたしまして、5年間の中で融通して、国のほうの財政事情も見回しまして補助金の内示が来るということでございまして、昨年度は内示額が2,352万円ということで来ましたので、これで事業を実施した実績でございます。
議長(相田一良君) いいですか。
22番(林 悦子君) いいです。わかりました。
議長(相田一良君) ほかにございませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) ないようですので、質疑終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論終わります。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり承認することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第37号は原案のとおり承認することに決定いたしました。

   議案第38号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(相田一良君) 続いて、日程第3、議案第38号 専決処分の承認を求めることについて(平成23年度桜川市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号))を議題といたします。
 提案理由の説明願います。
 青柳上下水道部長。
          〔上下水道部長(青柳 栄君)登壇〕
上下水道部長(青柳 栄君) 33ページをお開き願います。議案第38号 平成23年度桜川市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について専決処分したので、ご報告申し上げます。
 内容につきましては、公共下水道事業費を減額するものでございます。また、歳出が確定したことに伴い、歳入の地方債についても額の確定を行うものでございます。これにつきましては、地方自治法第179条の1項の規定により専決処分とさせていただきました。このことにつきましても、同条第3項の規定によりまして議会に報告して承認を求めるものでございます。
 35ページをお開きください。平成23年度桜川市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明いたします。歳入歳出予算の補正でありますが、第1条で、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,507万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ7億5,251万3,000円とするものでございます。
 次に、繰越明許費の補正でありますが、第2条で、繰越明許費の追加は、第2表、繰越明許費補正によるものでございます。
 続いて、地方債の補正でありますが、第3条で、地方債の変更は、第3表、地方債補正によるものでございます。
 続きまして、事項別明細書でご説明いたしますので、42ページをお開き願います。歳入でありますが、第1款1項1目公共下水道事業費負担金を146万円の増としております。これは、受益者負担金の現年度、過年度分の受益者負担金でございます。
 続いて、第2款1項1目下水道使用料は、320万円の減といたしております。
 次に、第4款1項1目公共下水道事業費県補助金を10万円の増としております。これは、市町村下水道整備支援事業補助金でございます。同じく2目の湖沼水質浄化下水道接続支援事業費県補助金を230万円の減としております。これは実績に伴うものでございます。
 続いて、5款1項1目利子及び配当金を5万4,000円の減といたしております。これは、公共下水道事業基金利子でございます。
 続きまして、7款1項1目繰越金を21万9,000円の増といたしております。前年度の繰越金でございます。
 次に、第9款1項1目下水道事業債を1,130万円の減といたしております。これは、下水道工事等の起債対象事業費が年度末に確定したものでございます。
 次に、歳出についてご説明いたしますので、43ページをお開き願います。第1款1項1目公共下水道総務費を460万円減額といたしております。これは、19節負担金補助及び交付金でございますが、一般家庭が行う公共下水道への接続工事に対する補助金の確定に伴うものでございます。
 続いて、2目公共下水道管理費を30万円減額としております。これは、13節の水質検査や下水道台帳作成委託料等が減額となったものでございます。
 続いて、3目公共下水道事業費が725万5,000円の減といたしております。これにつきましては、13節委託料を63万5,000円、15節工事費を580万円、16節原材料費を45万円、22節補償補填及び賠償金を37万円それぞれ減額となったものによるものでございます。
 次に、44ページをお願いいたします。第2款1項2目利子についてですが、292万円の減としております。これは、23節償還金利子及び割引料が利子償還金の確定により減額となったものでございます。
 以上でございます。
議長(相田一良君) ただいま提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 質問ないようですので、質疑終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論終わります。
 お諮りいたします。議案第38号を原案のとおり承認することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第38号は原案のとおり承認することに決定いたしました。

   議案第39号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(相田一良君) 続いて、日程第4、議案第39号 専決処分の承認を求めることについて(桜川市税条例の一部を改正する条例)を議題といたします。
 提案理由の説明願います。
 山田総務部長。
          〔総務部長(山田澄男君)登壇〕
総務部長(山田澄男君) 議案書45ページお願いいたします。議案第39号 専決処分の承認を求めることについて(桜川市税条例の一部を改正する条例)についてご説明申し上げます。
 今回の税条例の改正につきましては、税制の公平性の確保及び課税の適正化の観点から要請される特に喫緊の課題に対応するため、税負担軽減措置等の整理合理化等を行う必要があり、桜川市税条例につきましても所要の改正を行うものでございます。
 地方税法の一部を改正する法律が平成23年12月14日に公布されたことに伴い、また地方税法及び国有資産等所在市町村交付金法の一部を改正する法律、地方税法施行令の一部を改正する政令及び地方税法施行規則の一部を改正する省令が平成24年3月31日に公布されたことに伴い、桜川市税条例の一部改正についても専決処分を行い、公布を行ったものでございます。
 なお、このようなことから、桜川市税条例の一部を改正する条例は、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分を行い、同条第3項の規定により本会議において報告し、承認を求めるものでございます。
 それでは、改正の内容についてご説明いたしますので、47ページをお開き願います。第36条の2第1項の改正は、市民税の申告で、年金所得者が寡婦控除を受けようとする場合の申告書提出が不要とされたことに伴う寡婦控除額の文言の削除でございます。
 第54条第7項の改正は、固定資産税の納税義務者等で旧施行規則第10条の2の6の削除に伴う引用条項の改正で、「第10条の2の11」が「第10条の2の10」に変更になります。
 附則第10条の2の改正は、法附則第15条の2項第6号の条例で定める割合で、地域決定型地方税制特例措置、通称わがまち特例の導入に伴う特例割合を定める条文の追加でございます。
 附則第10条の3の改正は、新築住宅等に対する固定資産税の減額の規定の適用を受けようとする者がすべき申告で、第10条の2の追加に伴う条の繰り下げ及び施行規則、附則第7条の改正に伴う引用条項の改正で、「附則第7条第9項」が「附則第7条第8項」に、「附則第7条第10項」が「附則第7条第9項」に変更になります。
 附則第11条の改正は、土地に対して課する平成24年度から平成26年度までの各年度の固定資産税の特例に関する用語の意義で、土地の負担調整措置及び下落修正措置の継続に伴う対応年度の改正で、「平成21年度から平成23年度まで」が「平成24年度から平成26年度まで」3年間延長されることになります。また、法附則第18条第4項の削除に伴う引用条項の改正で、「第18条第7項」が「第18条第6項」に変更になります。
 附則第11条の2の改正は、平成25年度または平成26年度における土地の価格の特例で、現行の下落修正措置の継続に伴う対応年度の改正でございます。
 附則第12条の改正は、宅地等に対して課する平成24年度から平成26年度までの各年度分の固定資産税の特例で、負担調整措置の継続に伴う対応年度の改正でございます。また、住宅用地の据え置き特例廃止に伴う住宅用地関係の文言の削除及び旧附則第12条第4項の削除項の繰り上げでございます。
 附則第13条の改正は、農地に対して課する平成24年度から平成26年度までの各年度分の固定資産税の特例で、負担調整措置の継続に伴う対応年度の改正でございます。
 附則第15条の改正は、特別土地保有税の課税の特例で、旧附則第12条第4項削除に伴う引用条項の改正で、「から第6項からまで」が「から第5項まで」に変更になります。また、固定資産税に係る負担調整措置の継続に伴う対応年度等の改正でございます。
 48ページお願いいたします。法附則第21条の2の改正は、旧民法第34条の法人から移行した法人等に係る固定資産税の特例の適用を受けようとする者がすべき申告で、図書館、博物館、幼稚園を設置する一般社団、財団法人に係る非課税措置の追加に伴う申告義務規定の追加の改正でございます。
 附則第22条2の改正は、東日本大震災に係る被災居住用財産の敷地に係る譲渡期限の延長の特例で、東日本大震災により滅失した居住用家屋の敷地に係る譲渡期限の延長に伴う条文の追加でございます。
 49ページをお願いいたします。附則第23条の改正は、東日本大震災に係る住宅借入金等特別税額控除の適用期限等の特例で、引用する法律名が前条で定義されたことによる文言の整理、及び法附則第45条改正による項の繰り下げに伴う引用条項の改正で、「第45条第2項」が「45条第3項」に変更になります。また、住宅の再取得後に係る住宅借入金等特別税額控除の特例措置の追加に伴う見出しの改正及び条文の追加でございます。
 続きまして、一部改正条例附則についてご説明いたします。第1条本文は、条例の施行期日についての規定であり、この条例は、平成24年4月1日から施行いたします。第1条ただし書きも条例の施行期日についての規定であり、この条例は、平成26年1月1日から施行します。
 第2条第1項、第2項は、市民税に関する経過措置、50ページをお願いいたします、第3条第1項、第2項、第3項、第4項は、固定資産税の経過措置でございます。
 以上で桜川市税条例の一部を改正する条例の説明を終わります。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。
議長(相田一良君) ただいま提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) ないようですので、質疑終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論終わります。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり承認することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第39号は原案のとおり承認することに決定いたしました。

   議案第40号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(相田一良君) 続いて、日程第5、議案第40号 専決処分の承認を求めることについて(桜川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)を議題といたします。
 提案理由の説明願います。
 大川市民生活部長。
          〔市民生活部長(大川正彦君)登壇〕
市民生活部長(大川正彦君) それでは、議案書52ページをお願い申し上げます。議案第40号、桜川市国民健康保険税条例の一部を改正する条例につきましては、ただいまご説明しました議案第39号同様、地方税法の一部を改正する法律が平成23年12月14日に公布され、同施行規則の一部を改正する政令等が平成24年3月31日に公布されたことに伴い、同日付により専決処分を行いましたので、地方自治法179条3項の規定により報告いたします。
 54ページをお願いいたします。内容につきましては、同条例附則に括弧書きで東日本大震災に係る被災居住用財産の敷地に係る譲渡期限の延長の特例を加えるものであり、地方税法の改正により、東日本大震災により居住用家屋の敷地に供されていた土地等を譲渡した場合、譲渡所得の課税の特例に係る譲渡期間の要件が3年から7年に改定されたことに伴い、市民税と同様に国保税の所得割算定におきましてもこの特例が適用されるものになったものでございます。
 また、この条例は、平成24年4月1日から施行するものでございます。
 よろしくお願い申し上げます。
議長(相田一良君) ただいま提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ございませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 質疑ないようですので、質疑終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論終わります。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり承認することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第40号は原案のとおり承認することに決定いたしました。
 ここで暫時休憩いたします。
          休 憩  (午前10時58分)

          再 開  (午前11時11分)
議長(相田一良君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

   報告第1号、報告第2号の上程、説明、質疑
議長(相田一良君) 続いて、日程第6、報告第1号 平成23年度桜川市一般会計繰越明許費繰越計算書について、日程第7、報告第2号 平成23年度桜川市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書について、以上2議案を一括議題といたします。
 順次、提案理由の説明願います。
 まず、山田総務部長。
          〔総務部長(山田澄男君)登壇〕
総務部長(山田澄男君) 報告第1号 平成23年度桜川市一般会計繰越明許費繰越計算書につきましてご説明いたします。
 55ページをお開き願います。昨年度の3月定例会で議決いただいた平成23年度一般会計補正予算(第8号)及び本議会の議案第36号においてご承認いただきました平成23年度一般会計補正予算(第9号)の繰越明許費補正につきまして、地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づき報告するものでございます。
 56ページをお開き願います。主なものについてご説明いたします。第10款教育費、2項小学校費、岩瀬小学校屋内運動場耐震補強工事で3,384万1,000円、同じく真壁小学校屋内運動場耐震補強及び大規模改修工事で1億9,740万3,000円、3項中学校費、岩瀬西中学校屋内運動場及び武道場耐震補強工事で1億480万5,000円の繰り越しで、これは震災復興施策により23年度予算に計上した事業を繰り越すものでございます。また、岩瀬東中学校屋内運動場耐震補強及び大規模改修工事で1億7,666万2,000円の繰り越しでございます。これは、アスベスト除去工事の追加により設計変更等が必要になったための繰り越すものでございました。
 次に、第10款教育費、5項社会教育費、伝統的建造物修理補助事業で2億3,581万4,000円の繰り越しで、震災により被災した重伝建地区内の歴史的建造物の修理に対する補助金でございます。同じく旧真壁郵便局公開活用整備事業で4,694万5,000円の繰り越しでございます。旧真壁郵便局を修理する事業ですが、ひなまつり期間中の工事ができなかったために繰り越すものでございます。同じく歴史的風致形成建造物修理事業で2,400万円の繰り越しで、重伝建地区外の歴史的風致形成建造物に指定した登録有形文化財の修理に対する補助金でございます。
 57ページをお開き願います。次に、第11款災害復旧費、1項農林水産業費施設災害復旧費、霞ヶ浦用水関連災害復旧工事委託料1億1,865万円の繰り越しで、被災した霞ヶ浦用水関連施設の災害復旧を霞ヶ浦用水土地改良区へ委託したものでございます。同じく災害復旧費、4項文教施設災害復旧費、岩瀬東中学校災害復旧工事及び岩瀬西中学校災害復旧工事でそれぞれ1,334万6,000円、6,044万2,000円の繰り越しで、被災した中学校の復旧工事等でございます。
 全部で31事業、翌年度繰越額合計11億3,132万円、財源内訳として、国県支出金5億6,029万8,000円、地方債2億7,710万円、その他分担金として224万4,000円、一般財源2億9,167万8,000円となっております。
 以上が平成23年度桜川市一般会計繰越明許費繰越計算書につきましての報告でございます。
 以上でございます。
議長(相田一良君) 続いて、青柳上下水道部長。
          〔上下水道部長(青柳 栄君)登壇〕
上下水道部長(青柳 栄君) 58ページをお開き願います。報告第2号 平成23年度桜川市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書についてご説明いたします。
 次ページの59ページをお開きください。1款下水道事業費、1項下水道事業費、事業名は、小貝川東部流域下水道事業建設負担金でございます。金額、翌年度繰越額ともに同額の587万1,000円でございます。繰越額の財源内訳につきましては、地方債が570万円で、一般財源が17万1,000円でございます。
 次に、1款下水道事業費、1項下水道事業費、事業名は、23、交付金・市単公下第3―4号(合併)汚水管渠布設工事でございます。金額、翌年度繰越額ともに同額の1,239万8,000円でございます。繰越額の財源内訳につきましては、国庫支出金が388万8,000円、地方債が790万円、一般財源が61万円でございます。合計につきましては、金額、翌年度繰越額ともに同額の1,826万9,000円で、財源内訳は国県支出金が388万8,000円、地方債が1,360万円、一般財源が78万1,000円でございます。
 繰り越しの理由につきましては、事業名、小貝川東部流域下水道事業建設負担金は、小貝川東部流域下水道事業の県への建設負担金でありまして、県発注のつくば下妻幹線の管渠工事が繰り越しになることにより、市の負担金も繰り越しとなったものでございます。
 次に、23、交付金、市単公下第3―4号(合併)汚水管渠布設工事でございますが、真壁町亀熊地内の管渠工事につきまして、障害物により年度内に工事完了が見込めないため、繰り越しをしたものでございます。
 以上で報告を終わりにいたします。よろしくお願いいたします。
議長(相田一良君) ただいま提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 川那子秀雄君。
17番(川那子秀雄君) 教育費の中で、中学校費、真壁小学校もありますが、大分金額が大きい繰越明許になっておるわけでありますが、これは繰り越しですから前年度の繰り越しということ、これは入札は終わっているわけですか、これから入札をやるのですか、そこら辺を、入札が終わって業者が確定していれば、これで承認を得られればすぐ発注ということになるのでしょうけれども、そこらをちょっとお伺いをさせていただきます。
議長(相田一良君) 上野教育部長。
教育部長(上野幸一君) 川那子議員さんにお答えをいたします。
 この真小の体育館の耐震補強及び大規模改修工事につきましては、先ほど総務部長からもお話がありましたように、3月の定例会において補正をお願いしたものでございます。そういうことで、入札もしておりません。
 以上でございます。
議長(相田一良君) ほかにございませんか。
 仁平実君。
3番(仁平 実君) 災害復旧費になっているのですけれども、やはり岩瀬西中、災害復旧、繰越明許6,044万2,000円になっているのですけれども、この前株木さんがとった、二千幾ら入って、これ6,000万、また別に予算組んでいるのですか、繰り越しでもう決まっているのですか。ちょっと済みませんけれども。
議長(相田一良君) 上野教育部長。
教育部長(上野幸一君) お答えいたします。
 今仁平議員さんが言った6,000万と現在株木建設が西中の災害復旧の仕事をしておりますが、内容的には同じ仕事で、当初6,000万という予算は上げましたけれども、内容精査の上、落札金額は2,500万ということで契約を今しております。ですから、内容的には同じものでございます。
 以上です。
議長(相田一良君) 仁平実君。
3番(仁平 実君) では、やっぱり私らが思っていたとおりに、株木さんに地元指名入れないでとらせて、一応6,000万をあと残りは随契でやらせるということなのですか。
議長(相田一良君) 上野教育部長。
教育部長(上野幸一君) お答えいたします。
 今6,000万と2,500万ということなのですけれども、6,000万は繰り越し予算でございます。その中で2,500万で株木建設がやっているということで、この後の仕事は、今差額が随契かというようなご質問だと思いますが、それは随契ではありませんで、この工事は2,500万で今の災害復旧は終わりということになります。
議長(相田一良君) 3回目。
3番(仁平 実君) では、6,000万はかからないということなのですよね。では、繰り越しにしなくていいのではないかと思うのですけれども、最後に。
議長(相田一良君) 上野教育部長。
教育部長(上野幸一君) 繰り越しの段階では、概算、地震での災害復旧でございますので、これは概算で繰り越しておりますが、その中でいろいろ内容を精査したところ、それまではかからないということでございます。
議長(相田一良君) ほかにございませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) ほかにないようですので、質疑終わります。
 報告第1号及び報告第2号は、地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づく報告でありますので、ご承認願います。

   議案第42号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(相田一良君) 続いて、日程第8、議案第42号 桜川市暴力団排除条例についてを議題といたします。
 提案理由の説明願います。
 山田総務部長。
          〔総務部長(山田澄男君)登壇〕
総務部長(山田澄男君) 61ページをお願いいたします。議案第42号 桜川市暴力団排除条例についてご説明いたします。
 47都道府県で条例が制定され、さらに茨城県内においても大半の市町村及び近隣市で条例が制定、施行されている状況の中、警察署からの強い条例制定の要請があり、今回桜川市暴力団排除条例を提案するものでございます。
 条例の内容についてご説明いたしますので、62ページをお開き願います。第1条は、この条例の内容を要約するとともに、その目的を規定したものでございます。茨城県が制定しました暴力団排除条例を相互に補完する性格を有するものでございます。
 第2条は、この条例における用語の定義を規定したものでございます。
 第3条は、本市からの暴力団の排除を推進する上での基本理念について規定したものでございます。
 第4条は、暴力団排除のための市の果たすべき役割を明示したもので、市民等や関係機関と連携して暴力団の排除に関する施策を総合的に推進することについて規定したものでございます。
 第5条は、暴力団の排除に関する市民等の役割の重要性にかんがみ、第1項においては、市民の暴力団排除の実質的な取り組みと市の施策への協力について、第2項において、事業者の暴力団との関係の遮断及び市の暴力団排除施策への協力について、第3項において、市民等の暴力団員等からの不当要求の拒否及び暴力団情報を知った際の市及び警察署、その他の関係機関への提供について規定したものでございます。
 63ページをお願いいたします。第6条は、市が暴力団からの不当要求を防止するための措置について規定したものでございます。
 第7条は、市が実施する事務または事業が暴力団を利することにならないように、市の必要な措置を講ずることを規定し、暴力団の排除を率先して行うべき市の責任を明らかにしたものでございます。具体的な例として、暴力団員や暴力団員との密接な関係を有する者を市が実施する入札に参加させないことなどが挙げられます。
 第8条は、市民等の自主的な暴力団の排除活動の促進を図るため、市の市民等に対する暴力団排除に資する情報の提供等の必要な支援を講ずることを規定したものでございます。
 第9条は、市民等が暴力団の排除の重要性についての理解を深めるために、市が広報及び啓発を行うべきことを規定したものでございます。
 第10条は、市が暴力団の排除に資すると認められた情報を知った際の県へ情報提供を行うことを規定したものでございます。
 第11条は、暴力団への加入防止及び暴力団犯罪からの被害防止のための教育、指導等が市立の中学校において生徒に対して行われるように市が適切な措置を講ずることや、社会全体において青少年に指導、助言等の適切な措置を講ずることなどを規定したものでございます。
 第12条は、市民生活において暴力団の威力を利用することの全般を禁じたものでございます。
 第13条は、市民による暴力団員に対する財産上の利益の供与の禁止を定めたものでございます。
 第14条は、この条例を施行する上での必要となる事項を定めることについて、市長に委任する規定でございます。
 64ページをお願いいたします。附則として、この条例の施行期日を定めたものでございます。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。
議長(相田一良君) ただいま提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 大塚秀喜君。
14番(大塚秀喜君) 私、企防協ってありまして、幹事もやらせていただいていますので、ぜひこの条例ができることはいいことだと思っておるのですが、昨日市長、建築業者さんなんかとも広く市民とおつき合いをしなければならないとおっしゃっておりましたが、暴力団関係者の方とは広くおつき合いはしなくて大丈夫なのでしょうか。
議長(相田一良君) 中田市長。
市長(中田 裕君) 私が暴力団排除条例を提案しておるわけでございまして、そういうものに関しては私も一切ございませんし、広く多くの市民の皆さんと接することはいいことだと思いますが、暴力団はその中から排除していくという条例でございますので、大塚議員、よろしくお願いしたいと思います。
議長(相田一良君) 大塚秀喜君。
14番(大塚秀喜君) かしこまりました。
議長(相田一良君) ほかにございませんか。
 菊池伸浩君。
4番(菊池伸浩君) 4番の菊池です。
 この暴力団排除条例が突然議会だよりに出てきても、どういう経過で出てきたということがよく市民に説明が、議会だよりはつけられないので、質問に対して答えたという形が議会だよりに載せやすいのですよね。それで一応、最初山田部長が述べられたところをもうちょっと詳しく、この条例を提案する理由は何かと、この条例が必要となる切迫した状況があるのか、ないのか、ないとしたら、どういう状況でこの条例を提案しているのかという、その提案理由をもうちょっと詳しく、答弁の形で述べてほしいと思います。お願いします。
議長(相田一良君) 山田総務部長。
総務部長(山田澄男君) この条例の制定の背景というのは、以前は警察対暴力団という構図があったと思われます。そういった中で、警察署のほうから社会対暴力団ということで、その社会というものはどういうものかというと、警察ばかりでなく、市民とか、県民とか、事業者、そういうものすべてのものを含めた社会対暴力団ということで対応していこうというのがまず第一に挙げられるのかということでございます。そういった中で、47都道府県全部で制定されました。茨城県においても、先ほど申しましたように、大半が条例制定されたと。また、近隣見ましても、笠間市、筑西市、結城市、つくば市、石岡市、同じく今回6月に下妻市が提案しております。そういった状況の中で、先ほど申しましたように、警察署からもお互いに県と市が相互に補完するための条例の制定をしてほしいということになった、そういう流れでございます。
議長(相田一良君) ほかにございませんか。
 林悦子君。
22番(林 悦子君) これは確かに今部長がおっしゃったように、暴対法というのが今もありますよね。警察対暴力団という、特定暴力団という形だったものが今度社会対暴力団だということになるのだという説明、全くそのとおりなのですが、だけれども何でそんなことになったのかということについてはもっともっといろんな意味での国際環境だとか、そういう政治的な背景だとかがあるようですが、そこまでは私たちが負える範囲ではないので、この条例についてはもちろん賛成はいたしますけれども、そのときに心配なのは、これざっと読んで、正直な話、あなたはこれの人ですかとか、ここに恐れずなんて書いてあったって、そんなことはもう到底非現実的な想定も書いてあることも確かなのですね。警察はどこへ行ってしまったのかなというのが正直な気持ちなので、やはり幾ら市民が、社会が対峙しろと言ったって、きちんとその法律にのっとってなりわいとしている職業の方々が何か市民のその背後に、警察と暴力団の真ん中に市民が立つような関係の条例になっては困るので、やはり警察は本来の、そういう暴力団というか、世の中にはいろんな危険団体というのはあるわけで、そういう特殊なものだけを名指しするのではなく、そういう社会に対して脅威となるような暴力行為とか、破壊活動行為とかあるようなものと市民との間にきちんと警察が立ってくれるように、今後とも県警や市警察との連携を含めて、あくまでも社会と暴力団ではなくて、社会と暴力団の間には警察があるということは忘れないでもらいたいということを機会あるごとに市長のほうから、警察の方とおつき合いがあると思うので、言ってください。確かにこれは書かれればそうだと思って市民も自覚をするとは思いますけれども、警察は何ぞやということが市民の後ろになるようでは困るので、よろしくお願いをいたします。
議長(相田一良君) ほかにはございませんか。
 川那子秀雄君。
17番(川那子秀雄君) 62ページ、第2条の2項、(2)、暴力団、法律の第2条第6号に規定する暴力団員をいうという、これだけ私はわからない、調べなければ、調べてもわからない。
 それから、3番、暴力団員等と書いてある、等、等とはどういうことを指すのか。茨城県暴力団排除条例第2条第3号に規定する者をいうということを書いてありますが、市長、わからないのですよ、これだけでは。何か警察から暴力団がというふうに、この方はこうだということにメモなんか来ているのですか。これ全然わからないですよ。こういうふうな書き方ではまずい。我々はわからない。それだけ申し上げておきます。情報なんたってわからないですから。
議長(相田一良君) 答弁はどうですか。
17番(川那子秀雄君) 答弁してください。
議長(相田一良君) 山田総務部長。
総務部長(山田澄男君) この条例のもとになるものはやっぱり県のほうから、警察のほうからいただいた、茨城県内大体右倣えで同じような内容になっております。暴力団というのは構成員でありまして、等というのは、団員から脱退というか、抜けて5年たった以内の人まで含むものが等という解釈だそうです。
議長(相田一良君) 川那子秀雄君。
17番(川那子秀雄君) なぜ質問したかというと、こういうことが書いてありますが、私らはさっぱりわからないのですよ。役所ではわかっているのかなと思って質問をしたのですが、暴力団ということで何かそういう組織というか、来ているのでしょうか、名前入りとか。そこいら辺が私らはわからないので、非常に難しい。暴力団だとわからないでつき合っている場合もありますからね。客観的に見ればあれはだれだれとつき合っているなんてこと言われかねない。しかし、普通の市民としておつき合いしているならば、私は、私自身は問題はないと、そういうふうに思っております。
 以上です。答弁ちょっと、そこのところ、今言ったところを答えてください。
議長(相田一良君) 山田総務部長。
総務部長(山田澄男君) 暴力団とはどういうものあるかということは、警察のほうで指定暴力団ということで指定されている何々組とか、何々会とかいろいろあると思います。そのことを指していると思います。通常出ていますよね、指定暴力団ということで、関西系のとか、関東系の、そのことが暴力団という形でとらえております。
 また、あと、わからないでということなのですが、解釈によれば、だれだろうが一市民であることには変わりはないというとらえ方もできるのかなというふうに思いますので、そこら辺は、ちょっと答弁に苦慮しますけれども、よろしくお願いいたします。
17番(川那子秀雄君) わかりました。
議長(相田一良君) ほかにございませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) ないようですので、質疑終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論終わります。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。

   議案第43号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(相田一良君) 続いて、日程第9、議案第43号 外国人登録法の廃止及び住民基本台帳法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例についてを議題といたします。
 提案理由の説明願います。
 大川市民生活部長。
          〔市民生活部長(大川正彦君)登壇〕
市民生活部長(大川正彦君) 65ページをお開き願います。議案第43号 外国人登録法の廃止及び住民基本台帳法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例についてご説明申し上げます。
 これまで日本に入国し、在留する外国人は出入国管理及び難民認定法に基づき上陸許可後、居住する市町村で外国人登録を行ってきました。しかし、この外国人登録制度では住民基本台帳制度と別管理のため、世帯情報や居住実態が十分に把握できないとの課題が指摘されました。外国人住民の利便性の向上と行政事務の合理化を目的に、外国人住民を住民基本台帳の適用対象に加える住民基本台帳法の一部を改正する法律が平成21年7月15日に公布され、関係法令等が平成24年7月9日から施行となる政令に基づきまして、桜川市関係3条例の一部を改正するものでございます。
 66ページをお願い申し上げます。内容につきましては、第1条によりまして、桜川市印鑑条例の一部を改正するものでございます。同条例第2条、登録資格、第1項の改正につきましては、第2号の外国人登録原票に記載されている者を削除し、第1号本文のみとするものでございます。
 第4条、印鑑の登録の改正につきましては、第3項第3号中の氏名の次に外国人住民に係る住民票に通称が記載されている場合にあっては、氏名及び通称を登録するものでございます。また、第7号、非漢字圏の外国人住民が住民票の備考に片仮名表記またはその一部を組み合わせたもので印鑑を登録を受ける場合は片仮名表記で登録するものでございます。
 第11条、印鑑登録の抹消の改正につきましては、第1項、第4項中の名の次に「(外国人住民にあっては、通称又は氏名の片仮名表記を含む。)」を加えます。また、第5項に外国人住民である者が法第30条の45の表の上段に掲げる、中長期在留者等でございますが、となくなったときとし、「(日本の国籍を取得したときを除く。)」を加えたものでございます。
 第13条、印鑑登録証明書の改正につきましては、第4条、印鑑の登録に同じでございますが、第1号の氏名の次に外国人住民の係る住民票に通称が記載されている場合にあっては氏名及び通称を記載し、作成するものでございます。また、第5号に非漢字圏の外国人住民が住民票の備考に片仮名表記またはその一部を組み合わせたもので印鑑の登録を受ける場合は片仮名表記で記載し、作成するものでございます。
 続きまして、第2条の桜川市手数料条例の一部を改正する条例につきましては、同条第2条、別表中の「外国人登録原票記載事項証明書交付手数料」を削除するものでございます。
 また、第3条、桜川市下水道条例の一部を改正する条例につきましても、同条例第8条第3項第2号中の「又は外国人登録証明書」の文言を削除するものでございます。
 以上、外国人登録法の廃止及び住民基本台帳法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の内容でございます。また、この条例は、平成24年7月9日から施行いたします。
 ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(相田一良君) ただいま提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ございませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 質疑ないようですので、質疑を終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論終わります。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。

   議案第44号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(相田一良君) 続いて、日程第10、議案第44号 桜川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
 提案理由の説明願います。
 上野教育部長。
          〔教育部長(上野幸一君)登壇〕
教育部長(上野幸一君) 68ページをお開き願います。議案第44号 桜川市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてご説明をいたします。
 今回の一部改正は、桜川市立小中学校の適正配置計画策定のための委員会設置に伴う委員報酬を定めるものでございます。
 次ページをお願いいたします。別表中、小中学校適正配置計画策定委員のうち、識見を有する者の報酬6,000円及び委員報酬3,000円を追加するものでございます。なお、この報酬には会議時の費用弁償も含まれております。
 附則としまして、この条例は、公布の日から施行するものでございます。
 よろしくご審議のほどお願いいたします。
議長(相田一良君) ただいま提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 菊池伸浩君。
4番(菊池伸浩君) 4番の菊池ですが、識見を有する委員と普通の委員というのの線引きというか、区別はどのようにされるのでしょうか。
議長(相田一良君) 上野教育部長。
教育部長(上野幸一君) 今回の適正配置計画の中では、識見を有する委員というのは大学の教授を想定しております。ほかの、教育委員会所管でもいろいろな審議会等がございますが、その中で識見を有する者というのは、そういう大学教授等、そういうもののその専門分野の方を想定して今回上程をしております。
議長(相田一良君) いいですね。
 市村香君。
5番(市村 香君) 今大学教授というお答えいただきましたけれども、大学教授が何なりとも一日の中の2時間とか数時間出張する場合には、大学には大学の出張の基準というのがあると思うのです。そういうのは関係なく、ただ6,000円のこの基準でいいということになりますか、そうしますと。
議長(相田一良君) 上野教育部長。
教育部長(上野幸一君) お答えいたします。
 確かに大学の先生が、時給にするとかなり高い時給になると思います。ただ、桜川市の場合、ほかの審議会等におきましても大部分学識経験者については6,000円というふうなことになっておりまして、今回は6,000円ということで提案をしております。ただ、この件につきましては、大学側ともある程度のコンセンサスは得ております。
 以上です。
議長(相田一良君) 市村香君。
5番(市村 香君) コンセンサスを受けているというのであればいいと思いますけれども、私が言ったのは時給とかそういうことではなくて、大学教授がほかにそういう用件で出張する場合にあってのそういう勤務規程があるということを、そういう規程があるのですよ、お呼びするときには1日3万以上とか、そういうのを言っただけです。
議長(相田一良君) 上野教育部長。
教育部長(上野幸一君) お答えいたします。
 大学のこの今回想定しておりますのは、実は筑波大の先生を想定しております。その中で、筑波大としましても、この適正配置とかいろいろな分野でやはり学術的なものを地域におろしたいと、いろいろ自分の持っているノウハウを地域に貢献したいということで、そういう意味では大学側の理解は得ております。
議長(相田一良君) 市村香君。
5番(市村 香君) そういうことであれば、ただ安易に大学教授という場合には、先様にも失礼ですので、きちんとした対応をお願いしたいと思います。
議長(相田一良君) ほかにございませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) ないようですので、質疑終わります。
 これから討論行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論終わります。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第44号は原案のとおり可決されました。

   議案第45号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(相田一良君) 続いて、日程第11、議案第45号 桜川市農業委員会の選挙による委員の定数等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
 提案理由の説明願います。
 植木経済部長。
          〔経済部長(植木 優君)登壇〕
経済部長(植木 優君) 議案第45号 桜川市農業委員会の選挙による委員の定数等に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。
 桜川市の選挙による農業委員の定数については、条例において20名と定めております。また、農業委員会等に関する法律の中では、市の選挙区を2つ以上設けて選挙することができると同条の第10条の2に定められております。しかしながら、その選挙人の数については、選挙人登録名簿の数に比例して定めなさいということが同条例にも定められております。桜川市では旧町村におきまして第1選挙区が岩瀬町、第2選挙区が大和村、第3選挙区が真壁町ということで区割りを3つに分けております。先ほど言いました選挙人の数に比例して定数を定めなければならないということで、平成21年の1月1日現在で第1選挙区が、選挙人で割り返しますと8人、それから第3選挙区が7人という結果が出ております。その当時の農業委員会で審議がなされまして、次回24年の任期満了のときには改正を願いたいということで農業委員会の席上で決定されておりまして、本年3月25日の通常総会におかれまして要請がありまして、このような改正の運びとなった次第でございます。
 71ページをお願いいたします。第3条の表中「9人」を「8人」に、第1選挙区ですね、それから一番下の「6人」を「7人」、これが第3選挙区になります。このような中で、総数は変わりありませんが、8人、5人、7人に改めるものでございます。
 これにつきましては、9月30日任期満了となります今度の農業委員会の委員の選挙から適用させていただきます。
 以上でございます。
議長(相田一良君) ただいま提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 菊池伸浩君。
4番(菊池伸浩君) 4番の菊池です。
 過日全員協議会でいただいた資料で私なりに計算をしてみましたが、平成18年度当初は委員1人当たりの選挙人は615人なのです。ところが、現在500人を切って490人ですよね。今回の9月の選挙で8、5、7に分けることについては別に異議はございませんけれども、今後総数が20人のままでいっていいのかどうか、この辺については何か検討しているのかどうか、それを質問いたします。私質問だけですから。
議長(相田一良君) 植木経済部長。
経済部長(植木 優君) 今の菊池議員さんからのご質問ですが、定数現在条例で20人と定められております。ご指摘のように、1人当たりの選挙人数、農家数ですね、それが平成18年から比べて200人以上減っているということでございますので、それらの農業情勢等、それから農業者の数字を勘案しまして今後検討を重ねていきたいと考えております。
議長(相田一良君) ほかにございませんか。
 上野征一君。
21番(上野征一君) 前回協議会で資料いただきましたので、今部長のほうから説明いただいたのはわかるのですけれども、別にこれがどうこうということではないですけれども、私は耕地面積で出しているのかなと思ったらば、何か選挙人名簿だということでここに書いてあるのですけれども、もし今わかりましたらば、耕地面積、この3ブロックでどのぐらいずつあるのだか、教えていただければと思います。
議長(相田一良君) 植木経済部長。
経済部長(植木 優君) 手元に資料がちょっとないのですが、後で提出いたします。
議長(相田一良君) ほかにございませんか。
 潮田新正君。
12番(潮田新正君) 選挙を与えられる条件としてはどういうものが、どういう条件があるのか、ちょっと。それと、選挙人をチェックする、間違いなくそういう状況にあるかをどういう形でチェックしているのか。
議長(相田一良君) 植木経済部長。
経済部長(植木 優君) 選挙人の要件ですが、10アール以上耕作している農業経営主は、これは当然それは選挙人名簿に掲載できます。それから、農業委員会法では、牛を飼っていたり、馬を飼っていたり、そういうふうな畜産業を営んでいても、それも選挙人の対象になります。また、家族就労者におきましては、年間60日以上の勤務実態がなければ選挙人名簿には掲載できませんので、それを農業委員会には名簿が、農業者台帳がありますので、それと申請を1月1日現在で取りまとめまして、それをチェックしまして、3月いっぱいに選挙管理委員会のほうへその名簿を提出して9月の選挙に臨むような形になっております。
 以上でございます。
議長(相田一良君) いいですか。
12番(潮田新正君) わかりました。とにかく岩瀬が8人、大和が5人、真壁が7人というのが理想的なパターンかなと思っていますので、わかりました。
議長(相田一良君) ほかにございませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) ないようですので、質疑終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論終わります。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。

   議案第46号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(相田一良君) 続いて、日程第12、議案第46号 桜川市営駐車場及び自転車置場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
 提案理由の説明願います。
 高松建設部長。
          〔建設部長(高松輝人君)登壇〕
建設部長(高松輝人君) それでは、72ページをお願いいたします。議案第46号 桜川市営駐車場及び自転車置場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。
 今回の改正につきましては、羽黒駅、岩瀬駅、大和駅前の自転車置き場における放置自転車等の処分について、昭和55年に施行された法律、自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律に基づき処理をしてまいりましたが、今回この法律に基づいた条例の整理を行い、今後の自転車等の処分等の対応に当たるため、条例の一部を改正するものでございます。
 73ページをお願いいたします。内容につきまして、第4条第1項中現行の「駐車場」とあるものを「路外駐車場」と改めるものでございます。これは、本条例第1条に路外駐車場と自転車置場の設置及び管理に関し必要な事項を定めるとなっており、整合性を図るため改めるものでございます。
 次に、第7条、8条並びに第10条第2項及び第3項中の現行「駐車場」とあるものを「駐車場等」に改めるものでございます。これにつきましても、同様に第1条との整合性を図るための改正でございます。
 続きまして、第12条についてでございますが、これは自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律に基づきまして新たに追加するものでございます。内容につきましては、市長は、この条例及び条例に基づき施行規則に違反して駐車場内に駐車している自転車等について撤去し、適当な場所に保管することができ、その際当該自転車等に損害を与えても責めを負わないこと、第2項におきまして、これを保管したときには告示をし、使用者または所有者に返還するよう努める。第3項は、前2項により措置を講じたものにかかわらず返還できないときは、処分することができるものとするものでございます。
 12条が加わりましたので、以下第12条を第13条に、第13条を第14条に改めるものでございます。
 附則といたしまして、この条例は、平成24年7月1日から施行するものでございます。
 以上で説明終わります。よろしくお願いいたします。
議長(相田一良君) ただいま提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 上野征一君。
21番(上野征一君) 一番下の行から2行目なのですけれども、12条の3、告示の日から起算して、これは6カ月ということですよね。半年ですよね。これまで6カ月間預からなければ処分できないのでしょうか。私事になりますけれども、駅前なんか管理している会社に勤めていましたので、当時は放置自転車へ1週間とりに来ない方はあるところへ保管しましたということで、保管した車は1カ月以内に処分、処理しますよということで掲出して、そのような形で進めていたのですけれども、半年間預かるとなると、かなり預かった自転車もさびたりなんかするでしょうし、再利用するにしても引き取り手がなくなってくるような気がしますので、なぜこの6カ月間、半年間預からなければならないのか、その根拠をお願いしたいと思います。
議長(相田一良君) 高松建設部長。
建設部長(高松輝人君) 今の上野議員さんのご質問にお答えしたいと思います。
 この六月ということでございますけれども、自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律の中で、第6条の4項におきまして、告示の日から起算して六月を経過してもなお第1項の規定により保管した自転車等を返還することができないときは、当該自転車等の所有権は市町村に帰属するということになっております。そういう中で、実際には放置自転車がありまして、それから観察期間というようなことで7日から10日を一応想定しておきます。その後に一度保管ということで、各自転車置き場のわきあたりに一応置く状況になるのですが、そこで20日から30日間を想定して置きます。その後2次保管というようなことで、それから処分の日まで六月というようなことで、一応先ほど言った法律の中での6条の4項におきまして進めているような状況でございます。
 以上でございます。
議長(相田一良君) 上野征一君。
21番(上野征一君) 保管する場所だとか、かかる人工ですね、そのような形で差し支えないのだったかどうか知りませんけれども、もし独自に自治体で変えられるのであれば、半年預かるのではなくして、せめて1カ月か2カ月ぐらいで再利用できるような形にできたらいいのではないかなというようなことを申し添えて終わります。
議長(相田一良君) ほかにございませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) ないようですので、質疑終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論終わります。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。
 ここで暫時休憩といたします。
          休 憩  (午後 零時06分)

          再 開  (午後 1時30分)
議長(相田一良君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

   議案第47号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(相田一良君) 続いて、日程第13、議案第47号 平成24年度桜川市一般会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
 提案理由の説明願います。
 山田総務部長。
          〔総務部長(山田澄男君)登壇〕
総務部長(山田澄男君) 74ページお願いいたします。議案第47号 平成24年度一般会計補正予算(第1号)についてご説明いたします。
 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,270万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を155億7,270万1,000円とするものでございます。
 事項別明細書により歳入についてご説明いたしますので、79ページをお願いいたします。第12款分担金及び負担金、1項1目農林業費分担金で5万円を増額しております。農地災害復旧事業の受益者分担金でございます。
 第14款国庫支出金、1項1目民生費国庫負担金で2,981万7,000円を減額しております。子ども手当から児童手当に改正されたためと、制度確定によるものでございます。
 同じく2項1目民生費国庫補助金で45万円を増額しております。母子家庭等対策総合支援事業費補助金で、母子家庭の就労支援に伴うものでございます。
 第15款県支出金、1項1目民生費県負担金で1,490万6,000円を増額しております。子ども手当から児童手当に制度が改正になったものでございます。
 同じく2項2目民生費県補助金で63万9,000円を増額しております。地域子育て創生事業補助金が18万9,000円、高等技能訓練促進費補助金が45万円でございます。
 同じく3目衛生費県補助金で936万3,000円を増額しております。妊婦健康診査臨時特例交付金拡充支援事業費補助金でございます。
 同じく5目農林水産業費補助金で195万円を増額しております。農地災害復旧補助金でございます。
 同じく8目災害復旧費県補助金で46万3,000円を増額しております。応急仮設住宅民間住宅借上交付金でございます。
 同じく3項6目教育費県委託金で21万円を増額しております。いばらき学力向上サポートプラン事業委託金でございます。
 80ページお願いいたします。第19款繰越金、1項1目繰越金で3,448万7,000円を増額しております。前年度繰越金でございます。
 81ページお願いいたします。続きまして、歳出についてご説明いたします。第3款民生費、1項2目老人福祉費で1万2,000円増額しております。報酬の増額、賃金の減額は予算の組み替えによるものでございます。旅費の増額は、地域ケアコーディネーターの旅費でございます。
 同じく12目老人福祉施設管理費で17万3,000円を増額しております。これは、4月3日の防風雨による憩いの家休憩所等の修繕料でございます。
 同じく2項1目児童福祉総務費で138万9,000円を増額しております。主なものといたしましては、ひとり親家庭等支援事業で120万円を増額しております。母子家庭を対象に資格取得のための修学期間に給付金を支給するものでございます。
 82ページお願いいたします。同じく2目児童措置費は、子ども手当から児童手当に変更になる財源の振りかえでございます。
 同じく4項1目災害救助費で46万3,000円を増額しております。災害救助費事業で福島県からの避難者の民間住宅を借り上げによるものでございます。
 第4款衛生費、1項1目保健衛生総務費の19節負担金補助及び交付金の県西総合病院組合負担金1,195万円は、中核病院建設に向けた基本構想、基本計画等に伴う負担金でございます。今回は23年度に予算計上した内容と違いはありませんが、医療コンサルに委託する経費として2,500万円のうち、平成24年度分として7割分、1,750万円、土地の不動産鑑定委託料100万円、事務経費として540万円、合わせて2,390万円を見込むもので、組合を構成いたします筑西、桜川両市がそれぞれ2分の1の1,195万円を負担するものでございます。
 83ページに移りまして、同じく2目予防費472万5,000円を増額しております。不活化ポリオワクチン、4種混合予防接種委託料でございます。
 同じく2項1目清掃総務費で500万円を増額しております。不燃物処理処分委託料で、5月6日の突風被害による瓦れき処理にかかわるものでございます。
 第7款商工費、1項4目観光費で9万5,000円を増額しております。やすらぎの里の消火器の更新でございます。
 84ページに移りまして、第8款土木費、5項1目住宅管理費9万6,000円増額しております。5月3日の暴風雨により市営白井住宅の雨戸が吹き飛び、隣家のカーポート等を損傷させた災害補償費でございます。
 第9款消防費、1項4目災害対策費で50万1,000円を増額しております。住宅等被害認定調査に伴う経費でございます。
 85ページに移りまして、第10款教育費、1項2目事務局費で54万円を増額しております。主なものは、小中学校適正配置計画策定委員等の報酬でございます。
 同じく3目教育指導費で8万4,000円増額しております。適応指導教室カウンセラーの費用弁償でございます。
 同じく4目給食センター費で73万6,000円を増額しております。北、南給食センターの備品修繕にかかわるものでございます。
 同じく11目給食センター建設事業費で45万5,000円を増額しております。建築確認用の収入証紙でございます。
 86ページに移りまして、同じく4項1目幼稚園費で19万7,000円を増額しております。やまと幼稚園の修繕費でございます。
 同じく5項1目社会教育総務費で17万5,000円を増額しております。印刷機の借上料でございます。
 第11款災害復旧費、1項3目農地災害復旧費で611万円増額しております。5月6日の突風による青木地区等の災害復旧工事費でございます。
 内容をご審議の上、ご承認くださりますようよろしくお願い申し上げます。
 以上でございます。
議長(相田一良君) ただいま提案理由の説明終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 4番、菊池伸浩君。
4番(菊池伸浩君) 4番の菊池です。
 82ページの保健衛生総務事業、県西総合病院負担金の1,195万円、私はこれ中核病院立ち上げ予算と呼んでいるのですが、今までの経過でいくと、平成25年度末までに工事を着工できないとこの予算は使えないという、そういう説明を県からも市からも説明を受けてまいりました。今回この提案がされまして、可決をされたとしても、25年度末、つまり26年3月までに着工は無理だと思うのですが、その辺はどのようにクリアをしていくのか、市の考えをお願いいたします。
議長(相田一良君) 臼井市長公室長。
市長公室長(臼井典章君) ただいまの菊池議員のご質問につきましては、この間の全協のときにもご説明を申し上げたかと思いますが、確かに議員のご質問のとおり、今までは25年度までに工事着工するということがこの地域医療再生基金を使う条件であるということでご説明を申し上げてきました。現段階、今の時期になった段階では、工事、建築工事を含めたあらゆる工事に着工することは時期的に無理な状況でございます。何をもって工事着工ということでとらえるかということでございますが、この事業を進めるに当たりましては、事業の認可というものをとることが必要になってきます。その事業認可をとる時期といたしまして、この後構想並びに基本計画を策定し、その後事業認可申請という形になるわけでございますが、その事業認可の申請がぎりぎり25年度中に間に合うということで今現在予想しております。そうした中で、その事業認可をもって事業着手するというような形の中で、国、県に強固に働きをかけていくということでございます。県のほうとしても、その両市の合意が得られた段階で国のほうに働きかけてくれるという、そういったことでクリアしていきたいというふうに考えております。
議長(相田一良君) ほかにございませんか。
 仁平実君。
3番(仁平 実君) 86ページの災害復旧費で、先ほど5月6日の突発的な竜巻の被害、この611万というさっき青木地内の農地と今回の竜巻の被害は本郷地内、堤上地内が多いのに、この611万しか予算組まないと、これは一応どういうわけなのだかちょっと、611万に対しての。
議長(相田一良君) 植木経済部長。
経済部長(植木 優君) 仁平議員さんのご質問にお答えいたします。
 この農地災害復旧事業につきましては、ため池等の損害があった地域の復旧費でございます。洪水ですか、6月3日の大雨によるために欠損したため池等の復旧事業でございます。
 以上です。
議長(相田一良君) 3番、仁平実君。
3番(仁平 実君) 今のそれはわかりました。それに、ではこの補正にもあれにも5月6日の竜巻、きのう私一般質問でも市長に質問したのですけれども、本郷あっちで大変困っているもので、災害復旧に極力すぐに対応できるようにお願いしてこの質問を終わります。
議長(相田一良君) ほかにございませんか。
 上野征一君。
21番(上野征一君) 83ページ、4款衛生費のうちの清掃総務費、不燃物処理委託料ということで、5月6日突風被害ということで表示されていますけれども、国からいただいた交付金は竜巻被害で交付金いただいているのではないのですか。竜巻ではなくて、これは突風でよろしいのでしょうか。
議長(相田一良君) 大川市民生活部長。
市民生活部長(大川正彦君) 予算計上上は突風被害となっていますが、実際竜巻に関しては見た人がございませんので、図面に落として初めて竜巻だろうというふうなことで認識しました。それで、県のほうに災害報告をしたわけでございます。そういうふうな点から、予算計上上はこうしただけのことでございます。ただ、置き場、3カ所ですが、本郷と堤上、それから飯淵、門毛と3カ所置き場指定しまして、そのような状況も全部報告しまして、500万は暫定的でございます。この後国等の補正も考えておりますので、よろしくお願いいたします。
議長(相田一良君) 上野征一君。
21番(上野征一君) 竜巻が突風の中に含まれるのだというのであればこのような表示の仕方もいいかもしれませんけれども、確かに筑西の大関地域から蓬田、本郷を通りまして堤上、飯淵へ抜けて門毛ということで、今回の5月6日の竜巻の3ルートのうちの1ルートがこれだということで、それで国から交付金いただいたのだと思います。ですから、やっぱりここは突風ではなくて、竜巻の表示の仕方でなくてはいけないのではないでしょうか。
議長(相田一良君) 大川市民生活部長。
市民生活部長(大川正彦君) 歳出上の予算計上ですので、一応私ども突風竜巻被害等、等というふうなことで予算計上はしておりますけれども、歳入上、国とのつながりができましたときには、歳入のときに竜巻被害等というふうなことに改めさせていただきたいと思います。

   動議の提出
議長(相田一良君) ほかにございませんか。
          〔「議長、動議」の声あり〕
議長(相田一良君) それでは、14番、動議の説明願います。
14番(大塚秀喜君) 議案第47号 平成24年度桜川市一般会計補正予算について、修正をお願いしたいと思います。減額修正をお願いしたいと思います。
議長(相田一良君) それでは、大塚君から一般会計の補正予算の修正の動議が提出されました。動議には3人以上の賛成者が必要となります。
 お諮りいたします。ただいまの動議に賛成の方は起立願います。
          〔起立する者あり〕
議長(相田一良君) 賛成者は3名以上となりますので、この動議は成立いたします。
 ここで、暫時休憩いたします。
          休 憩  (午後 1時49分)

          再 開  (午後 1時58分)
議長(相田一良君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

   議会運営委員長報告
議長(相田一良君) 休憩中に開いた議会運営委員会の報告願います。
 議会運営委員長、大塚秀喜君。
          〔議会運営委員長(大塚秀喜君)登壇〕
議会運営委員長(大塚秀喜君) 議会運営委員会の会議結果の報告をいたします。
 議案第47号 平成24年度桜川市一般会計補正予算(第1号)に対する修正動議については、直ちに審議、採決することに決定いたしましたので、ここに報告いたします。
議長(相田一良君) お諮りいたします。
 ただいま議会運営委員長よりの報告がありました。報告のとおりとしてご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認め、議会運営委員長の報告のとおりといたします。

   議案第47号修正案の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(相田一良君) 修正案を配付お願いします。
          〔修正案配付〕    
議長(相田一良君) 議案第47号 平成24年度桜川市一般会計補正予算(第1号)に対する修正案を議題といたします。
 提案理由の説明願います。
 14番、大塚秀喜君。
          〔14番(大塚秀喜君)登壇〕
14番(大塚秀喜君) 提案趣旨。
 本案は原案の内、県西総合病院組合負担金のうち、筑西市との新中核病院建設関係の収入及び支出を削除するものです。歳出3款4項1目19節の負担金補助及び交付金1,195万円の削除は、23年度予算審議に於いて2度否決されたものと同じ内容の予算を削除し、減額修正を求めるものです。
 歳入は、繰越金1,195万円を減額し、歳入、歳出それぞれ155億6,075万1,000円とするものです。
 提案理由。
 新中核病院建設構想については、筑西市、桜川市にとって、昨年来の懸案事項であるが、桜川市議会に於いては全員一致の決議をはじめ、終始一貫、市長及び関係者に対し、申し入れを行なってきたところである。
@ 経営形態の民営化
A 桜川市の医療の核となってきた県西総合病院の存続
B 茨城県を主体とする下妻・筑西広域医療圏の再構築と応分の負担
C 医師など医療従事者の意見を聴取した上での建設地の選定
 しかし、これらの申し入れについて、市長は方針や自分の考え方も示されず、一年を経過して今日に至っている。桜川市の医療再生については、待った無しの状態である為、新たに県西総合病院を核とする現実的、かつ負担可能な医療再生の一歩を踏み出す為には、現構想を白紙に戻す必要に迫られていると考えるものであります。
議長(相田一良君) ただいま提案理由の説明が終わりました。
 これより修正案に対する質疑を行います。質疑ありませんか。
 林悦子君。
22番(林 悦子君) 済みません、これ事務的な確認なので、ちょっと事務局のほうに、この款項目節なのですが、歳出3款4項、ちょっと今何だかよく見えないものですから、目節はともかくも、目節は1目19節ですが、款項これで間違いないですよね。私ちょっと自信が、大丈夫ですよね。事務的なことなので、目節の違いだけ確認できれば、いいのですね。
議長(相田一良君) ただいま事務局から答弁します。
事務局長(入江 豊君) 提案趣旨の中で、「歳出3款4項1目」となっておりますが、「4款1項」の誤りですので、訂正していただきたいと思います。
議長(相田一良君) ほかにございませんか。
 菊池伸浩君。
4番(菊池伸浩君) 提案者に質問ですからね。
 今回の予算の提案については、市長のほうからこれが最後の提案になるかもしれないと、そういう強い決意を語られました。これを減額修正するということは、今市長が提案しようとしている中核病院建設構想は断固反対すると、そういうふうに考えてとらえていいのかどうか、確認をしたいと思います。
議長(相田一良君) 大塚秀喜君。自席でお願いします。
14番(大塚秀喜君) 先ほど提案理由の説明を行いました。一たん白紙に戻すということであります。
 また、先ほどの款項目については、皆さん、訂正願います。
議長(相田一良君) ほかにございませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 質疑ないようですので、質疑終わります。
 これから討論を行います。
 最初に、修正案についての討論を行い、終了後、原案についての討論を行います。
 まず、修正案についての討論お願いします。
 橋本位知朗君。
          〔18番(橋本位知朗君)登壇〕
18番(橋本位知朗君) 修正案に反対する立場から討論を行います。
 それは、県西総合病院組合負担金1,195万円に私は賛成しています。理由は、今から4年前に県西総合病院が20年、21年の病院改善計画検討委員会によって、このままでは病院として大変だと言われていました。また、筑西市においても平成20年に筑西市民病院はこのままでは立ち行かないということを言われたそうです。そういう中、昨年の3月11日に大きな地震が起きました。それ以前は私もこういうこと余りわからなかったのですが、あの地震を見て、これは大変だなと。なるほど、県西総合病院も大きな痛手を受けております。その後、国から、あるいは県からかは知りませんが、災害復興特例ということでお金が出るということであれば、新しい病院をつくったらどうかというような提案を中田市長から受けました。その提案が中核病院ということであります。その中核病院を検討する、あるいはどんな病院になるか。私は、今の段階では何もないわけですから、新しい病院の可能性、あるいは筑西市では賛成してくれた10万人の中の議会、随分反対もあるそうですが、この人たちが賛成したその計画を見ようと、どんな計画なのか見てみたい、それを見てからでも反対は遅くないだろうということを考えまして、ただいまの修正動議には賛成しかねません。何とかこの予算を皆さん賛成して、できれば病院の設立につなげていきたいというふうに思っています。
 以上です。
議長(相田一良君) 続いて、修正案に賛成の方おりますか。
 川那子秀雄君。
          〔17番(川那子秀雄君)登壇〕
17番(川那子秀雄君) 今、橋本議員のほうからその提案には、修正案には反対であるというふうな意見が出ましたけれども、私は終始一貫この病院建設に対して、いわゆる中核病院を考える会特別委員会報告書というものが出ているわけです。だけれども、いわゆる県西病院のほうの関係は全然手をつかずにやっているわけです。管理者として県西病院は大事だと、愛しているのだと言っていますが、この前の6日の日に、8日ですか、廃棄物の処理の日ですが、副市長と市長で私のうちに午後3時、時間はちょっと覚えておりませんが、いわゆる中核病院ができなければ県西総合病院はだめになるのだというような趣旨の印刷物を置いていったわけです。私は県西病院の病院議員をやっておりますし、あわせて監査役もやっておるわけであります。しかし、何ら病院の管理者として県西総合病院のことについては、この前の配付された書類では、もうだめになってしまうのだと、そういう感じのものでしたね。私は、やっぱり筑西の市民病院のほうは筑西市で、何階かで、改良して開院しているわけですが、市長が病院管理者として我々の前にただテーブルに着かせてほしい、それだけの一点張りです。テーブルに着かせてほしいとは何ということだと、向こうには市長もいるわけです。こちらの市長として出て行って話し合いをして、概略は我々に話してもらってもいいではないかと、そういうことが全くないのです。
 先ほどの総務部長の説明だと、コンサルタントの費用がかかるのだということ、2,500万ですか、かかるのだという説明がありましたけれども、何かキツネにつままれたような動きであります。テーブルに着くということはコンサルタントを頼むことではないのです。みずから病院の管理者として中核病院のほうは概略こういうことになるのだと、いわゆる最初の議決、否決されましたけれども、私も否決に回りましたけれども、あれから7カ月たっているわけです。いわゆる14日の特別委員会の報告書に大塚委員長のほうに記載されていますが、7カ月間というものをありながら、我々議会、あるいは筑西の議会、そういうところで集まるとか、説明するとか、一切しないわけです。そういうことで、ただテーブルに着かせてくれ一点張りでは全くわけがわからないわけですから。きょうの説明ではコンサルタント頼むだと。そんな話は聞いていないです、きょう初めて聞きました。そういう事務経費として上げるのだと。
 この前、これは傍聴の皆さんも知っているかもしれませんが、本木のバイパス、合併特例債でやることになっていたわけです。1人の反対者のもとで約5,000万もあれ使ってしまったのですね。できない。どうなのですか。どぶに金を捨てたようなことをやったのですよ。そういうことからして、やっぱり我々には、議会にはきちんと説明をしてやっていただかなくてはならない、これは基本ですよ。執行者として対議会対策についていろいろ考えて、この前の日曜日ぷらっと来て、協議会に出すからという印刷物を配っていくようなことでは私は真摯な態度ではないと。
 ですから、私は今回の提案理由、4項目ありますが、それについて我々は、この前も大塚委員長は言っていましたけれども、反対ではないのですよ。だから、こういう4つの項目についてきちっと説明をしてほしい。筑西市と打ち合わせてほしいということを申し上げているのです。病院建設に反対しているわけではないのです。だけれども、中身は不透明だ。
          〔何事か声あり〕
17番(川那子秀雄君) まだ聞いてくださいよ。
 私は賛成討論やっているのですよ。
議長(相田一良君) 議事進行。
17番(川那子秀雄君) そういうことで、聞いてください。
議長(相田一良君) 議事進行。
17番(川那子秀雄君) そういうことで、大体お話ししましたが、今回の削除には賛成であります。
 以上です。
議長(相田一良君) 続いて、反対の。
 鈴木裕一君。
          〔2番(鈴木裕一君)登壇〕
2番(鈴木裕一君) 2番の鈴木です。修正動議に対しての反対討論をさせていただきます。
 先月の5月7日に筑西市の県議さんのお骨折りをいただきまして、初めて私も筑波大学附属病院に行ってまいりました。午後4時から1時間半という時間をつくっていただき、院長先生初め8名のそうそうたるメンバーがおそろいになってお話を伺うことができました。いろいろな県西地区の医療の状況、そしてこれからの新しい医療の話を聞いて大変勉強になりました。そして、これからの病院はチーム医療と専門家集団をつくることが大切である、そうするには麻酔科の専門性が非常に重要になってくるというような、本当にそういう頭の中に残してまいりました。
 そこで、私たちにも質問をさせる機会をいただきました。それで、私も非常に緊張していましたのですけれども、3つほど質問をさせていただきました。
 1つ目の質問ですが、県西病院、何十億もかけて直すのですけれども、大学病院からの医師の派遣はしていただけないかと私は聞きました。その答えとしては、今の県西病院の体制は、医療設備では若い医師が研修先として選ぶことはほとんどあり得ないと、そして逆に若い医師に来てもらえるようなハードやソフトを構築し、きちんとした県西病院をつくっていただければ考えが変わるそうです。ただ現在の県西病院ではちょっと今の状態では、直しただけでは無理だとはっきり言われました。
 2つ目の質問は、筑西市と桜川市で新中核病院をつくっていく方向に進むときには、大学病院の先生らに医者の派遣、病院に関するその他のいろいろのことで協力をしていただけるのかと私は聞きました。そうすると、院長より、地域医療再生のための中核病院ですので、市民の皆さんや行政、地元医師会と連携してできるだけ協力をすると、心強いお返事をいただき、安心して帰ってまいりました。
 そして、3つ目の質問です。私たち桜川市議会の中には新中核病院と県西病院、筑西市民病院を抱えれば、毎年とんでもない負担が出ると、赤字が出ると、将来とんでもない借金が残るということで心配しています。中核病院の建設反対の、そういう建設反対の議員も何名かおられますということで、そんなに病院の運営というのは難しいのですかと聞いてみました。すると、それではまず地域の身の丈に合った病院をつくれと。何も大きい病院を最初からやるのではなくて、仮に筑波メディカルでも300床でスタートしたそうです。別に300床というあれではないのですけれども、30人前後の医師と250から300ぐらいの体制で高度な医療体制をとり、機器を整備し、若い医師が継続的に来るような、常駐できるようなシステムをつくれば、医者のスキルもアップになり、そして何より高度な医療を行うことが大事で、高度な医療ということは高額な医療ということで、技術料が高く、そうすると収益率が相当上がるそうです。やっぱりそういうことも考えれば、ただ負担が後で大きくなる、赤字になる、赤字になるということでなくて、やっぱり前向きに考えることも大事ではないかと私は思います。
 そして、最後に言われたのは、とにかく優秀な事務長、これが経営のトップの力量になると。だから、我々も同じですけれども、民間の会社も同じですけれども、やっぱり優秀なトップ、そして優秀な兵隊、ここで言えば医者ですね、そしてすぐれた技術、技量、医療機器、そういうのをそろえればそんなにとんでもない赤字は出るとは私は考えていないと思います。
 そして、それは今日までの県西病院を考えますと、この地域の医療の本当に中核を担ってくれていたと私は思います。しかし、医者の数の減少、診療科の減少などを考えれば、緊急医療が非常にままならなくなっている状態ではないかと考えられます。しかし、新中核病院ができたからといってこの地域の医療が明るくなるとは私も決して思っておりません。それにはこれからつくっても相当な努力が必要だと思います。そういうことを今回の地域医療再生基金ですか、あとは合併特例債、これ活用をここでこの機会を使ってやらないと県西総合病院の単独での建設資金調達は難しいのではないかと私は考えます。
 そして、必ずこの地域も何年か後には医師の不足や地域医療の崩壊が起こるのではないかと思います。危惧されます。市民の皆様、そして地域の皆様の命と健康と安心のためにも今回の中核病院建設に向けての動き出すことは正しい判断ではないかと私は思っております。病院の運営が難しいことは県西病院をいろいろ見たり聞いたりすればわかります。しかし、それは経営形態や営業の方法、古い常識のままで思い切った改革もできなかったことが今の今日のようになってしまったのと私は考えております。それは、やっぱり市長の責任もあるし、我々議員にも責任があるのではないかと考えております。だからこそ県西病院の経験を生かして新しい病院を前向きに考え、市民の皆様にもわかりやすく説明し、みんなの力で立ち上げていくことが市長や我々議員に与えられた仕事だと私は思っております。
 よって、今回の修正動議には反対させていただきます。ありがとうございました。
議長(相田一良君) 賛成討論。
 林悦子君。
          〔22番(林 悦子君)登壇〕
22番(林 悦子君) 減額修正に賛成の立場から討論をさせていただきます。
 この議案に関しましては、ほぼ1年間にわたってもう議論を、同じ話を何回もし尽くした感のある予算の上程でございます。とにかく1年前と一円たりとも、中身は一行たりとも変わらずこの1年を経過してまいりました。とにかくテーブルに着かせてくれと、それには予算を持たせてくれということなのですが、隣の筑西市と、そしてこの桜川市のこれまでの関係で広域行政も一緒にやっているわけですね。予算を持たずとも幾らでも話し合いの場につくことは今日まで可能だったと思います。議員同士の交流を求めたり、話し合いを一緒にしようということで、議会として筑西市に1年も前に、7カ月前に赴いたこともあります。それから幾らでも市長さんたちは会うわけで、事務方も会うわけですから、通常の一般の事務予算の中で基本的な自分たちの考えのすり合わせをする時間は幾らでもあったのではないでしょうか。にもかかわらず自分たちの考えの方向性のすり合わせすら1年間しなかったということは、なぜその予算がなければテーブルに着くことができないかという話は説得性に欠けると思います。
 この予算のほとんどはコンサルに委託するということなのですが、医療コンサルというのは、大体コンサルに委託すれば一定のひな形、一定のストーリーに基づいて病院というものが描かれていってしまいます。これは、それはそれでいいのですが、それ以前にやはり自分たちがどんな地域医療を考えていて、その中でどのような病院が欲しいのかということは私たちみんなが、市民から負託されている市長初め議員みんなが考えて、そして担当課の職員を交えて自分たちの考えの骨格というものはつくっておいてからコンサルに渡すのが筋ではないでしょうか。それがなくてコンサルに渡しては話がどんどん、どんどん進んでいって、もうやがては両市の間のことですから、結局違うこと言っていても、これはいつまでたっても決まらないからということで足して2で割ったような話にしかならないことはこれまでの経験上、火を見るよりも明らかです。私たちがこの1年間この病院というものについて本当に皆さん考えてきたとは思いますけれども、今の2番議員さんのお話にあったとおり、確かに高度医療を担えば経営には安定的に寄与するかもしれません。
 しかし、そもそも一次、二次、三次とあって、三次のこの脳疾患あるいは心疾患というようなこの神の手の医者を擁するような、しかも心疾患は今全国的にも絶滅危惧種と言われているくらい探すのが難しいお医者さんです。そのお医者さんを私たちがわずか人口15万で三次高度医療、そもそもこの規模の自治体で、しかも下妻広域医療圏という県の描いた医療圏の中で2自治体が背負い切れるレベルの病院なのでしょうか。どんなに欲しくても私たち自治体にはほかにも民生とか、教育とか、あるいは土木とか、インフラ整備とか仕事がありますから、病院だけにあり金全部をはたくことはどんなに欲しくてもできないのです。そのバランスを考えたときに、今の県西病院の二次救急医療であったとしても、全国的な医師不足の中で大変なときに、それができない人がなぜその上の三次医療が、三次医療にやれば医療単価が高くなるからという理由で手を出すことができるでしょうか。こういう病院を建ててしまったらば、医者が来ても地獄、来なくても地獄、とにかく開業1日目から、きょうは幾らの経費がかかって、黒字だろうか、あすはどうだろうか、1カ月単位でどうだろうかということを考えなければならない日々が始まるのはわかっていることだと思います。
 この問題を単に否決したからといってこれで終わりだというふうには私たちも思っておりません。現実にある地域医療の問題は、これはどんな結果になっても取り組んでいかなければならない問題、その中で、これは議員だれもが同じだと思いますが、2番議員もおっしゃったように、まず身の丈に合った、これから私たちはあと人口が10年以内に4万人を切る市町村に住んでいます。その中で、高齢化比率が今度35%以上になることは数字でもあらわれています。税収が減ります。その中で病院の箱物だけを建ててしまって、あとはやってみなくてはわからないというような結果になり得る可能性のある、可能性のあるですよ、これは、その病院スケジュールというものに一歩踏み出してしまってあっては、国、県全部にお約束をしてしまうことですから、そう簡単に行ってみてだめだったら戻ってくるなんていうことは、そんな無責任なことはできないと私は思うのです。ですから、入り口のところでこれだけの時間を考えました。
 とにかく2市で、筑西さんの財政力は私はわかりませんが、とにかく桜川市の人口4万7,000の、これからもっと減って4万を切る自治体では大変に荷が重い。であるならば、これからは桜川市民の今の、この間申し上げましたが、救急搬送の実情はほとんどが水戸医療圏の県中であったり、水戸医療センターであったり、あるいは筑波大学メディカル病院等、地形が南北に長いですから南北に分かれるし、それからドクターヘリも非常にお世話になっているという数字があらわれています。今でもこの、田舎で開業してくださっている開業医の先生方との連携を図りながら、今後予想される在宅医療、在宅福祉、そして在宅介護というものとのネットワークを進めながら、本当に身の丈に合った二次救急病院をいま一度再生することに予算を傾けることが私たちの使命だと思いますので、今回の予算の減額については賛成をいたしますので、皆様にもよろしくどうぞお願いを申し上げて討論といたします。よろしくお願いします。
議長(相田一良君) 反対討論ね。
 菊池伸浩君。
          〔4番(菊池伸浩君)登壇〕
4番(菊池伸浩君) 4番議員の菊池です。私は、減額修正反対の立場で討論をさせていただきます。
 このそもそもの出発点が竹島か桜川かという話から出発いたしました。私らはぜひ相田議長にも桜川市に持ってきてくれと、頑張ってくれと、みんなで応援していたわけですね。ところが、残念ながら竹島地区に決まってしまったと。これは皆さん不満でした。ただ、その不満な中で、もうではつくらないほうがいいという人と、不満だけれども、やっぱり病院は欲しいからつくったほうがいいというふうに議員の間が2つに分かれたのです。そこからがそもそものこの出発点だと思います。私は、竹島には大いに不満がありますが、やむを得ないというところで賛成に回ったわけです。その理由が3つです。
 1つは、3.11の地震で県西病院の損傷がひどいと、単独再建は難しいという、これが院長だけではなくて、県西病院の職員からも聞きますし、私事ですが、私の娘も県西病院の看護婦していまして、お父さん、あのままではもう使えないよと、水回りなんか断然だめなのだよという、そういう生々しい話もしまして、とにかく県西病院が単独ではなかなか修繕ができないという話も聞きまして、中核病院が必要かなというのは1点です。
 2点目は、先ほど鈴木裕一議員も申されましたけれども、私も筑波大病院に行きまして、院長みずからが得々と説明をしてくれるのです。とにかく筑波大病院が県西病院の医師派遣の中心なのですね。これを無視して実際県西病院には医者は来ないだろうと思って、とにかく筑波大病院のアドバイスは、基幹病院、要するに中核病院ですね、中核病院との関連なしでは県西病院がこれからやっていくのは大変難しいですよと言ういい方ですね、それは納得をして帰ってきました。
 3つ目は、先ほどから言っていますけれども、地域医療再生基金、これが先ほどの答弁で何とか使う見通しが一応立つと、今決めれば、ということなので、これはつくる方向で検討していくのがいいかなと思っております。県にも大いに私も不満があるのです。県は口ばかりで予算も出さないし、下妻筑西医療圏勝手につくって、あとはあんたがやりなさいという言い方はもう非常に不満たらたらです。でも、とにかく今ある県西病院をなくすわけにはいかないということで思っております。
 先ほど鈴木裕一さんもおっしゃいましたけれども、中核病院をつくればもう万々歳で、あとはのんきにしていればいいなんてことは私も全然思っておりません。ただ、県西病院単独では、これはそれよりも一層大変だろうと。どっちにしようが大変なことは確かなのです。ならば、前向きの大変をとるか、後ろ向きの大変をとるかということで、私は前向きの大変をとりたいと。
 今提案者が申しましたように、減額修正するということは、少なくとも今市長が提案している中核病院の建設には反対だということをはっきり申しましたから、私はそれはまずいと思うので、減額修正はしないで、このまま補正予算案として一括で可決してもらうことがいいので、動議には反対をいたします。
 以上です。
議長(相田一良君) ほかに賛成討論ありますか。
 上野征一君。
          〔21番(上野征一君)登壇〕
21番(上野征一君) 大分時間も延びていますので簡単にやりたいのですけれども、私は修正動議に賛成の立場で、中核病院反対の立場で討論を述べさせていただきます。
 確かにこの県西地域、我が桜川市、医療機関が疲弊していることは百も承知であります。今回の国からの補助金の15億円、プラスアルファであと15億ぐらい何とかなるだろうということで25億もらえるだろうから、その金を何で無駄にしなければならないのだというような声が一般市民の方も出ているようです。であっても、私は市民のために、桜川市のために反対の立場に回っています。なぜかといいますと、その国からの補助金も県西地域、下妻、結城、八千代を含めた4市1町が医療の過疎地だから何とかしなければならないだろうというのが事の発端であります。それをどこをどうしてか、下妻と筑西、桜川と分けたのであります。それでいてなぜ桜川と筑西でこの大きな仕事をやらなければならないのだということです。自治体でこういう大きな中核病院をやろうとしているところ、やっているところどこにありますか。
 それと、今年間3億四、五千万の県西病院の負担金が桜川で大きな荷物になっているのであります。それを、中核病院を建てて、建設費、医者の30名ぐらい、看護師の150名ぐらい、その他事務員もろもろということで、その運営費を桜川市の財政で、7・3で決めるか、4分6に決めるかわかりませんけれども、負担し切れるのかどうかということです。結局我々の税金にかかってくるのです。先ほど同僚議員も言っていましたように、その高額な負担金を建ててしまえば出さなければならない、出したらば我々住民サービス、桜川市民に対する住民サービスなんかゼロに等しいと思います。なぜそのような大きなばくちをやらなければならないのだということです。中核病院に持ち出す金、それをこの県西病院がかけて、若干規模を小さくしても、筑西の傍聴者の方もいるようですけれども、甚だ失礼ですが、今桜川でこの岩瀬の県西病院がなくなったらば桜川の魅力何がありますか。どこへ行っても言っているのですが、私は県西病院と日大高校があるから桜川が威張っていられるのだとよく私の口癖なのですけれども、今幾ら過疎地、病院が若干昔よりは衰退したにしても、あれだけ多くの患者と見舞い等もろもろ多くの人が寄ってくれているのです。駐車場が狭い、狭いで、福祉センターの前の駐車場までいっぱいになるのです。あの人が寄らなくなるのですよ、この岩瀬へ。療養型になるのですからね、今度の120床というのは。そうしたらば、この地域の経済がどうなるのかということ考えてみてください。地域に対する経済効果と、それからその市民に対する新しい病院の負担金が負担し切れるか、し切れないか、その辺をよく判断していただいて、それがために私は病院反対しています。市長憎くて反対するのではないですからね、市長。市長を心配して私は反対するのですからね。中核病院やってしまったのでは大きな後で後悔になりますから反対しているのです。
 以上で討論終わります。
          〔何事か声あり〕
議長(相田一良君) 今討論中なもので、討論終わってから。
          〔「4番議員の発言だけは訂正してください」の声あり〕
議長(相田一良君) はい。
          〔「菊池さんが中核病院について私が反対だと言ったというのだけは
           取り消してください」の声あり〕
議長(相田一良君) とりあえず今討論中なもので、それは討論以外なもので。
 そのほかにございませんか。
 増田豊君。
          〔11番(増田 豊君)登壇〕
11番(増田 豊君) 私は、今回の補正の内容については、わかりやすく言えば、筑西市とともに相談をしてまとめるための経費としてのお金であるというふうなことを考えてみた場合に、あしたからもう相談しなくてもいいですよという今回の提案にしか聞こえません。ということは、筑西市の顔見知りの議員がいますけれども、きょうこれで決定したらば、病院のことはあなたと話できないという状態になってしまう。私もしたい。そういう意味では精いっぱい予算を通して、精いっぱいお互いに住民のための、地域医療のための討論をしながらみんなで築き上げていただきたい、そういうふうに思って、私は今回の提案については反対をいたします。
 あと1点理由は、私が思うのには、否決側に回ったって構わないのです。回るならば、代替案を出す責任があると思っています。ですから、議長初め何人かの方にはかわりの案を出してくださいということをお願いしてきましたけれども、今までずっとわからない、できない、考え中、言っている人がいるのです。しかも、地域住民の方に県西病院は再建できるみたいな手紙が送られてきたものですから、どうやって再建するのですかと聞けば、それは市長が考えることなんて言っている意見の方々の今回の提案内容については、とてもではないけれども賛同することができません。
 以上をもって反対討論といたします。
議長(相田一良君) いろいろ討論あるようでございますけれども、討論終了したいと思います。
 次に、原案についての討論を行います。討論ありますか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 討論ないようですので、原案についての討論は終わります。
 それでは、修正案の採決をいたしますので、この表決は起立によって行います。
 この修正案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
          〔可否同数〕
議長(相田一良君) ただいまの採決の結果、賛成反対同数でございます。
 以上のとおり、したがって地方自治法第116条第1項の規定によって議長が本案に対し裁決いたします。
 本案について、議長は可決することに決定裁決いたします。
 ここで暫時休憩といたします。
          休 憩  (午後 2時47分)

          再 開  (午後 3時01分)
議長(相田一良君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
 次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について採決します。
 お諮りいたします。修正議決した部分を除く部分については、原案のとおり決定することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 したがって、修正議決した部分を除く部分は原案のとおり可決されました。

   議案第48号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(相田一良君) 続いて、日程第14、議案第48号 桜川市営県単土地改良事業の施行についてを議題といたします。
 提案理由の説明願います。
 植木経済部長。
          〔経済部長(植木 優君)登壇〕
経済部長(植木 優君) 88ページをお願いいたします。
 議案第48号 桜川市営県単土地改良事業の施行について、この事業につきましては、平成21年度から継続で24年までの事業計画でしたが、県の土地改良事務所との協議の結果、本年度基幹道路の工事を予定していますので、1年延長しまして25年度までということで、施行年度を21年から25年度まで延ばすことが1点の変更点でございます。
 概要事業費につきましては、基幹道路の変更、それから施設安全面のフェンス、ため池等のフェンス等の工事、それからわき水の根水暗渠処理、そういうものが附帯しますので、3,414万円を増加しまして総額で1億2,680万円と事業費が変更となるものでございます。それらにつきましては、それ以外につきましては変更はございません。
 これにつきましては、土地改良法第96条の2第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。よろしくご審議のほどお願いいたします。
議長(相田一良君) ただいま提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 増田昇君。
19番(増田 昇君) 今の話を聞きますと、21年から24年度、21年から25年、1年延ばしただけで3,400万の大金をつぎ込むということは、その前には予定していなかったのですか。まずこれが1つ目の質問です。
議長(相田一良君) 植木経済部長。
経済部長(植木 優君) 4年間の事業年度の中で随時変更点はございました。それで、最終年度の中でそれを調整するような予定でおりましたが、前回までは700万程度の増額でしたので最終年度で調整しようと思ったのですが、今回基幹道路が以前に実施しました泉川土地改良との整合性を図るために、延長では短くなりますが、直線的な道路にするということで、のり面が増量しまして、それらの土量の追加が800立米ほどになりますので、これが大きく、1,200万円ほど増加しております。そのほか、根水暗渠工、そういうものが追加されましたので、3,400万程度の増額となっております。
議長(相田一良君) 増田昇君。
19番(増田 昇君) ということは、それはその予算のうちには入っていなかったということですね、追加。この前も何かあったよね。やっぱりこういうのは初めから見込んでやる。それから、補助事業だからどのぐらい来るかわからないから一般持ち出しはどのくらいあるのですか。
議長(相田一良君) 植木経済部長。
経済部長(植木 優君) 当初では市の負担割合は20%で、1,853万2,000円でございました。変更後は2,536万で、682万8,000円の増となっております。
議長(相田一良君) 増田昇君。
19番(増田 昇君) わかりました。私は冷静にやっていますから大丈夫です。
 680万一般財源から出すということですね。これ、私この土地改良に反対することではないのですが、今米をつくっても売れない、減反政策をやっているところなのですよ。これは国から来ても我々の税金だからね、これもね。だから、一回初め見込んだら、やっぱりそれに上乗せしてやるなんていうことは今後はやめていただきたいと思います。
 以上です。
議長(相田一良君) 答弁はいいですか。
19番(増田 昇君) いいです。
議長(相田一良君) ほかにございませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 質疑ないようでございますので、質疑終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論終わります。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。

   議案第49号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(相田一良君) 続いて、日程第15、議案第49号 訴えの提起についてを議題といたします。
 提案理由の説明願います。
 高松建設部長。
          〔建設部長(高松輝人君)登壇〕
建設部長(高松輝人君) それでは、90ページお願いいたします。議案第49号 訴えの提起についてご説明いたします。
 提起理由につきましては、ここに記載しました9名の方につきまして、長期にわたり市営住宅家賃等を滞納しており、再三にわたる督促にもかかわらず完納されておりません。このままでは滞納がふえることから、市営住宅未納家賃等の支払い及び住宅の明け渡しを求める訴えを提起するもので、地方自治法96条第1項12号の規定により、議会の議決をお願いするものでございます。
 記といたしまして、市の提起の相手方の住所、氏名については、犬田住宅1―1―1号、斉藤正弘ほか8名でございます。
 2の訴えの要旨につきましては、ただいまの9名に対する市営住宅明け渡し及び未納家賃等の支払いを命ずる判決を求めるものでございます。
 3の訴訟遂行の方針につきましては、2つありまして、1つは、弁護士を訴訟代理に定めるものでございます。2つ目は、第1審判決の結果、必要がある場合は上訴いたします。
 以上で説明を終わります。よろしくお願いしたいと思います。
議長(相田一良君) ただいま提案理由の説明が終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ございませんか。
 菊池伸浩君。
4番(菊池伸浩君) 4番議員の菊池です。
 全協のときも伺ったのですが、差し支えない範囲で未納の、滞納の実態、あと市はどういう努力をされているのか、その辺を具体的にちょっとお話しいただいて、市民にも議会だよりでアピールできるようにしたいと思いますので、よろしくお願いします。
議長(相田一良君) 高松建設部長。
建設部長(高松輝人君) それでは、菊池議員さんの質問にお答えいたします。
 今現在滞納があった場合につきましては、毎月督促状、それから3カ月ごとに催告状において本人に通告しているところでございます。また、書状では納めていただけない方々につきましては、電話催告や臨戸訪問し、本人と話し合いをしながら理解を求めているところでございます。今回提起した方々につきましては、滞納家賃完済に向けての積極的な行動をしていただけない方々でございます。滞納額の状況でございますが、今回提起9名の総額につきましては、529万2,740円でございます。最高で82カ月、178万400円、それから最低で21カ月で22万2,000円となっておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
議長(相田一良君) 菊池伸浩君。
4番(菊池伸浩君) そこで、問題は、お金がなくて本当に払えないのか、それともあるのに払わないのか、その辺の判断ですが、よろしくお願いします。
議長(相田一良君) 高松建設部長。
建設部長(高松輝人君) 今の質問でございますけれども、実質的には生活費に充てるよりもそのほかのところに充てているのではないかというふうに推測はされます。しかしながら、不公平ということを考えますと、最終的にはこういう手段でやはりしていかなければならないのかなというふうに考えておりまして、今回こういう形で提起をしたわけでございます。
議長(相田一良君) ほかに。
 上野征一君。
21番(上野征一君) 担当部のこの未納者に対する努力、それは大変なものがあったかと思います。であっても、市営住宅へ入るのにはだれしも保証人つけて入っているかと思うのです。保証人は連帯保証人ということで事前にとってあると思うのです。なぜ保証人から取れないのだか、取れないような保証人をなぜ保証人として認めておくのだか、その辺どうなのでしょう。保証人は何かよく合併前のころは、執行者三役が多いのだとか、議員が多いのだとか、役場の部課長が、当時は部長はいなかったから課長かな、課長なんかが多いのだということで、非常に保証人に催促するのは催促しづらいのだというようなことが合併前にはそういう声も聞いています。私が監査やったときにとんでもないことだから提起しろということで、初めて岩瀬町で不納者に提起したのが記憶に新しいのですけれども、その保証人に対してどのようにしているか、お尋ねしたいと思います。
議長(相田一良君) 高松建設部長。
建設部長(高松輝人君) 今回の提起に際しまして、その前に一応保証人に今回の訴訟起こすというようなことにつきましては伝えてございます。また、3カ月滞納が続いた場合につきましても、保証人のほうにこういうことで滞納しているのでお願いしたいというお話はしてございます。今後につきましては、連帯保証人にも状況に応じた中で提起することも考えていかなければならないかなというふうに考えておりますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。
議長(相田一良君) ほかにございませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) ほかに質問ないようでございますので、質疑終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論終わります。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議案第49号は原案のとおり可決されました。

   動議の提出
          〔「議長、動議」の声あり〕
議長(相田一良君) 14番、大塚秀喜君。
14番(大塚秀喜君) 桜川市の地域医療基盤整備を求める意見書を提出したいと思います。
議長(相田一良君) ただいま大塚秀喜君から意見書の動議が出されました。動議には3人以上の賛成者が必要となります。
 お諮りいたします。ただいまの動議に賛成の方の起立を願います。
          〔起立する者あり〕
議長(相田一良君) 賛成者は3名以上になりますので、この動議は成立いたします。
 ここで、暫時休憩します。
          休 憩  (午後 3時14分)

          再 開  (午後 3時27分)
議長(相田一良君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

   日程の追加
議長(相田一良君) 休憩中に開いた議会運営委員会の報告願います。
 議会運営委員長、大塚秀喜君。
          〔議会運営委員長(大塚秀喜君)登壇〕
議会運営委員長(大塚秀喜君) 議会運営委員会の会議結果を報告いたします。
 ただいま提出されました議員提出議案第3号 桜川市の地域医療基盤整備を求める意見書(案)については、直ちに日程に追加し、審議、採決することに決定いたしましたので、ここに報告します。
議長(相田一良君) お諮りいたします。
 ただいま議会運営委員長より報告がありました。報告のとおりとしてご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認め、議会運営委員長の報告のとおりといたします。
 追加日程表及び議案書を配付いたします。
          〔議案書配付〕

   議員提出議案第3号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(相田一良君) 追加日程第2、議員提出議案第3号についてを議題といたします。
 提案理由の説明願います。
 14番、大塚秀喜君。
          〔14番(大塚秀喜君)登壇〕
14番(大塚秀喜君) 桜川市の地域医療基盤整備を求める意見書(案)。
 私たちは、桜川市の地域医療再生のため、次の通り強く求めます。
 県西地域の二次救急病院機能を担ってきた県西総合病院では、運営形態について、平成20年10月23日、『県西総合病院経営改善検討委員会委員長答申書』の中で、「公立病院の経営は、財政状況の厳しい中で公設公営での存続が困難であり、独立行政法人化による非公務員型、民間委譲などへの経営形態の転換が必要」という提言がなされている。また筑西市でも、同年8月4日の『筑西市民病院の運営状況に関する調査報告書』の中で、同様の答申がなされている。
 自治体病院経営が市の財政を大きく圧迫する問題について、すでに両市では3年前に、公設公営は不可能であるという結論が出ている。にもかかわらず、既存の病院形態を改革せず、新中核病院の場所を決め、既存二病院を縮小し、人口約15万人の二市で、三つの病院を公設公営で進めることには市民の理解が得られない。
 病院の在り方は病院経営に直結する為、運営方法、立地、建物の設計については、実際に運営する主体が中心となって計画を進めるべきだと考え、私たちはこの一年、市長や関係者に対し、地域病院再生の為に、まず経営形態を決定して頂き、その主体を中心として計画を推進されることを再三要望してきた経過がある。
 「民間への事業譲渡(佐賀県武雄市民病院)」「公営企業法全部適用(青森県十和田市立中央病院)」「指定管理者制度による民間委託(茨城県常陸大宮済生会病院)」などのように運営主体を決定し、少子高齢化が進み、人口減が確実な当地域の実情に即して、身の丈に合う、地に足の着いた持続可能な地域医療再生に取り組んでいく所存である。医療と介護の連携をより深め、病院事業については、開業医の方々、近隣の三次救急病院との分担を徹底し、回復期を担う二次救急病院機能を果たせるよう、再生していきたい。ついては、県知事、県議会議員の皆様のご支援ご理解を賜りながら、内閣総理大臣、厚生労働大臣のご支援を賜りますよう、切にお願い申し上げる次第であります。
 尚、桜川市における救急搬送については別紙ご報告致します。
 以上の提案が速やかに実現されるよう、強く要望致します。
 宛 先
 茨城県知事    橋本  昌  殿
 茨城県議会議長  磯崎 久喜雄 殿
 内閣総理大臣   野田 佳彦  殿
 厚生労働大臣   小宮山 洋子 殿
 以上、別紙ご参考ください。
議長(相田一良君) ただいま提案理由の説明終わりました。
 これより質疑を行います。質疑ありませんか。
 菊池伸浩君。
4番(菊池伸浩君) 提案者に質問いたします。
 1つは、地域医療基盤整備を求めるということですが、県西病院の再生についてどうこうしてほしいという要望ではないことがちょっと私にはわからないのですが、そこが1つと。
 もう一つは、もう中核病院は否決をされたのだから、中核病院の場所を決め云々の話はもうなくなってくるのではないかと思うのですが、何か自己矛盾をしないのですか、この文章としては。
議長(相田一良君) 大塚秀喜君。
14番(大塚秀喜君) 桜川市の地域医療基盤整備を求めております。私が市長であればこうしたいという話はできると思うのですが、どうしても市長が決断してくれないと話が進まないことであります。市長がやめていただければ、新しい市長がどうなるかわからないのですけれども、今中田市長が桜川市を預かっております。そんな中で、半年、1年もう私どもは運営形態から入ってくれ、やってきました。どうしても話が前に進まないので、そこから話を進めてくれ、何回でも同じ話させていただきます。
 以上です。
議長(相田一良君) 菊池伸浩君。
4番(菊池伸浩君) だから、声が大きくてよく聞こえますけれども、中身がよくわからないのです。桜川市の地域医療基盤と言ったらば、これは県西総合病院なのです。ほかの既存2病院は関係ないのです。既存2病院のうちの筑西市民病院は。中核病院もできないのです。だから、このことに触れる必要はないのだし、県西病院の再生にお金をくれとか、力をかしてほしいとかという、そういう要望書ならば私は賛成ですが、この中身についてはちょっと簡単には賛成ができないので、それを説明してほしいのですが。
議長(相田一良君) 大塚秀喜君。
14番(大塚秀喜君) 桜川市の地域医療基盤整備を求める意見書であります。
議長(相田一良君) 菊池伸浩君。
4番(菊池伸浩君) だから、県西病院の再建を求めるということのほうがもっと単純でわかりやすくていいのではないかと私は思うのですが、いかがでしょうか。だめならば私は反対します。
議長(相田一良君) 大塚秀喜君。
14番(大塚秀喜君) もちろん県西病院の再生も考えていかなくてはならない。ただ限定するのでなく、そこは市長に、いろんな判断があると思いますので、桜川市の地域医療基盤整備を求める意見書であります。
議長(相田一良君) ほかにございませんか。
 増田豊君。
11番(増田 豊君) 今回の意見書を議会で提出するに当たってのことなのですけれども、私からしたらば、この内容を見て地元に県会議員がいるわけですから、紹介議員にでもなってもらって、これを出そうとして提案している方々が請願でも出せば済む話であって、そのほうがよっぽど強力な皆さんの意見になるのではないかと思うのですが、そこから考えた場合に、なぜ桜川市の議会に出す意義はどこにあるのかという説明をいただきます。
議長(相田一良君) 大塚秀喜君。
14番(大塚秀喜君) 議員だけの名前を連ねて県議会議員にお願いするというよりも、私としては、桜川市議長、相田一良様のお名前で提出したいと考えております。
議長(相田一良君) 増田豊君。
11番(増田 豊君) 私は一緒に名前を桜川市議会の中で置きたくないものですから、私は反対します。
議長(相田一良君) ほかにございませんか。
          〔「質疑なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 質問ないようでございますので、質疑終わります。
 これから討論を行います。討論ありませんか。
 菊池伸浩君。
          〔4番(菊池伸浩君)登壇〕
4番(菊池伸浩君) では、反対討論をさせていただきます。
 どうもこれ中身見ても、知事や総理大臣に出すにはちょっと中身が具体的ではなくて、自己矛盾もあるし、効力も少ないと思いますので、私は出すのは反対です。
 短くしました。
議長(相田一良君) 林悦子君、賛成討論。
          〔22番(林 悦子君)登壇〕
22番(林 悦子君) 22番。意見書提出に賛成の立場で討論をさせていただきます。
 先ほどの補正予算で中核病院構想というものは否決をされたので、この1年間の論争に終止符が打たれたというふうに思っていますが、先ほども申し上げましたとおり、地域医療再生の問題というのは全くそれで終わったわけではなくて、まだ課題、問題点も残っておるし、また新たに一歩を踏み出していかなくてはならない問題だと思います。とりあえず、さんざん桜川市と筑西市の名前が前面に出て、国から、国に対して具体的な名前は言っていないかもしれませんが、しかし構想の中の相当な位置づけとしてだれも知らない人はいない中で、地域再生基金、基金が10億、それから交付金15億、計20億の予算が今後茨城県の中で焦点になってくると思います。金の話かと思われるかもしれませんが、やはりとても大事なお話なので、私はその行方というものについてきちんと意思表示をする意味では、この意見書を提出していく意味はあると思って賛成をします。
 私の理解するところではというか、基金と交付金というのは要綱がちょっと若干違いまして、全部同じと、交付金のほうはもしかすると公立2病院の統廃合というのが該当になるのかもしれないのですが、基金のほうはもう前の副市長のときに、筑西市の幹部とあり方検討会議というのを開いておりまして、その中で、やっぱりなかなか場所の問題でそのときも意見の一致を見なかったようで、どうしてもまとまらないときはその10億を折半させてもらうがなという話をしているのだという話を執行部のほうから伺っておりました。現在既にその中から1億円弱のお金が筑西市民病院のほうには過去3カ年間、茨城県から寄附金として、寄附口座として栃木県の自治医科大学病院からの総合医療研修医の補填分として既に基金の一部は充当されております。ですから、少なくとも、もちろんその県の今回のプランの中で私たちは最後まで自己主張を貫いたわけですから、心証としてそれは喜ぶわけはないとは思いますけれども、しかしやはり茨城県の中のこの地域の医療というものを考えていく責任というのはやはりもっともっと茨城県にも医療圏の構築という意味ではあると思いますので、私も一県民ですから、ですからこのせめて基金10億の中の既に1億弱を使われているお金をきちんと内容の中に含みながら、県西病院も今後電子カルテ等の導入等も図っていきたいと思いますので、やはりその分の予算づけというものをいただきたいということは、ずうずうしいかもしれませんが、私はお願いしたいと思います。
 また、残り15億ということについても、県西地域ということで、本当に筑西市と桜川市の名前を1年間ずっと看板にかけてきていただいたお金なので、ですからそれを、ではなくなってしまったのだったら違うところに持っていくかなんていうような。懲罰的な、懲罰という言葉はちょっと訂正します。削除してください。
 これがだめだからこっちというような、そういう考え方ではなくて、やっぱり県もあり方検討会議というのがあったにもかかわらず、途中からそれが非常に後ろに引っ込んでしまって、2市に預けたということで、今回のこの迷走の原因の一端は私はあると思います。
 ですから、やっぱりだれもがどこでボタンをかけ違ったかということに戻りまして、私たちの意思表示はあくまでも二次救急医療、三次は無理だと、二次救急医療としてこの県西病院を核とした地域の医療、介護、介助、福祉のネットワークをむしろ先進地のモデルになるような医療体制をつくっていきたいという夢がありますので、25億のお金でありますが、やはりいただきたいと思いますので、この意見書を提出することには賛成をいたします。これからのことを考えなければなりませんので、皆様どうぞ曲げてよろしくお願いを申し上げます。
議長(相田一良君) ほかに討論ありませんか。
          〔「討論なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 討論ないようですので、討論終わります。
 これから採決を行います。
 この表決は起立によって行います。
 議員提出議案第3号に賛成の方は起立願います。
          〔起立多数〕
議長(相田一良君) 採決の結果、10対9で可決いたしました。
 よって、議員提出議案第3号は可決されました。
          〔「議長」の声あり〕
議長(相田一良君) はい。
22番(林 悦子君) これ案が可決されたのですが、「案」を取って、このままで別に送付できるわけですか。
 桜川市議会として出さなくてはならないので、ちょっとそれ、この案を取って正式な意見書案として再度上程していただくのには議運を開いていただかなくてはならないのではないかと思うのですが、僣越ながらいかがでしょうか。
議長(相田一良君) わかりました。
 とりあえず今意見書が出ました案、これを削除していただきたいと思います。
 また、これから議運を開催しますので、委員の方は……
          〔何事か声あり〕
議長(相田一良君) とりあえず議会運営委員会を開催しますので、委員の方は議長室へお願いします。
 ここで、暫時休憩します。
          休 憩  (午後 3時47分)

          再 開  (午後 3時59分)
議長(相田一良君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

   議会運営委員長報告
議長(相田一良君) 休憩中に開いた議会運営委員会の報告願います。
 議会運営委員長、大塚秀喜君。
          〔議会運営委員長(大塚秀喜君)登壇〕
議会運営委員長(大塚秀喜君) ただいま議会運営委員会を開会いたしました。皆様のお手元に配ったとおり、意見書を提出するということであります。
議長(相田一良君) お諮りいたします。
 ただいま議会運営委員長より報告がありました。報告のとおりとしてご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認め、議会運営委員長の報告といたします。

   議会運営委員会、各常任委員会、議会広報特別委員会の閉会中の継続調査
議長(相田一良君) 続いて、日程第16、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長から、会議規則第104条の規定により、お手元に配付しましたとおり、閉会中の継続調査の申し出がありました。
 お諮りいたします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」の声あり〕
議長(相田一良君) 異議なしと認めます。
 よって、議会運営委員長並びに各常任委員長、議会広報特別委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。

   執行部あいさつ
議長(相田一良君) ここで市長より発言を求められておりますので、これを許します。
 中田市長。
          〔市長(中田 裕君)登壇〕
市長(中田 裕君) 平成24年第2回桜川市議会定例会の閉会に当たり、御礼を兼ねましてごあいさつを申し上げます。
 本定例会は6月12日より14日までの3日間の会期で開催され、議員各位におかれましては、慎重なるご審議を賜り、心から感謝申し上げる次第でございます。
 ただ、私が提案いたしました中核病院の問題について、もう一度お話をさせていただければ、この中核病院、桜川市、筑西市及び県を主体として基本構想、基本計画を作成し、方向性を見出していく、先ほど大塚委員長から示された県への問題等につきまして、同じでございます。この話し合いなくして私は少子高齢化の中でのこの地域の医療再生の道はないと思って再三ご提案をしたわけであります。今後はまたいろいろな面でこの地域の皆さんの安心、安全、それにはやはり根底にあるのは医療の問題であります。大変厳しい道を選択をせざるを得ないと思いますけれども、一丸となった形の中で真剣に取り組んでいかなければいけない。これは市長が、議員がという問題ではなく、県西地域全体、そしてひいてはこの桜川市のためになる方向性をまた模索をしてまいりたいと考えております。どうかそういう面で議員各位におかれましてもご理解をいただき、ご支援のほどよろしくお願いを申し上げたいと思います。
 今後も議員各位の一層のご理解とご協力をいただきながら、桜川市発展のために頑張ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。

   閉会の宣告
議長(相田一良君) 今定例会に付議された案件はすべて議了いたしました。
 以上で平成24年第2回桜川市議会定例会を閉会いたします。
 ご苦労さまでした。
          閉 会  (午後 4時04分)